JP4079546B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は燃料供給装置に関し、特に、燃料タンク内に燃料ポンプを配置したインタンク形式の燃料供給装置に適用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、二輪車や四輪車などの燃料供給装置として、燃料タンク内に燃料ポンプやストレーナ等を配置したいわゆるインタンク形式の装置が広く用いられている。
【0003】
このようなインタンク形式の装置では、ストレーナ内部にはポンプから吐出された燃料を濾過するため、濾紙や合成樹脂等の濾過部材が収容されている。ところが、濾紙等を燃料が通過する際、燃料と濾紙との接触により静電気が発生し易い。また、フィルタ前後においても燃料が乱流となり、合成樹脂製のケースと燃料との接触により静電気を帯びることがある。
【0004】
そこで、かかる帯電状態を防止すべく、特開平8−232792号公報のインタンク式燃料ポンプ装置のように、燃料フィルタにアース用リード線を接続して発生した静電気をアースする方式が提案されている。そこでは、タンク内の各部品にリード線が接続され、それを車両ワイヤーハーネスに電気的に導通させて各部品のアースを取り、部品の帯電を防止している。
【0005】
また、特開平10−220315号公報には、フィルタケース自体を導電性材料にて形成し、その外周面から燃料中に静電気を放電する方式が提案されている。さらに、前記公報にはこの他にも、導電性のフィルタケースにリード線を接続し、これをタンク外のアース電極または、タンクが金属製である場合にはタンクに直接接続して静電気を逃がす構成も開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
一方、燃料が残り少なくなったとき運転者にその旨を知らせるため、燃料タンク内には燃料の残量警告用センサが設置されることが多い。一般にサーミスタには、常に微弱電流が流れ、発熱しており、燃料が多くサーミスタが燃料の中に沈んでいる時には、燃料により冷却されるのでサーミスタの温度は上がらない。燃料が少なくなり、サーミスタが燃料の液面より上に出ると、燃料により冷却されなくなるので、サーミスタの温度は高くなる。サーミスタは、温度により抵抗値が変化するので、抵抗値の変化を検出することにより、燃料の残量が減少したことを検知できるので、前記センサとしては、サーミスタが広く用いられている。そして、燃料タンク内には、このサーミスタ設置用のリード線が配され、これを介してサーミスタにおける信号変化を捉えて燃料残量の減少を検知している。
【0007】
しかしながら、燃料ポンプ内には既にストレーナ帯電防止用の配線や、モータ給電用の配線などが存在する。従って、この状態でサーミスタの配線をさらに加えると、マイナス側配線をある程度まとめたとしても、配線数の増加は避けられず、配線作業や部品点数が増加しコストアップの要因となるという問題があった。
【0008】
本発明の目的は、燃料供給装置において配線作業や部品点数を削減して構成の簡素化を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の燃料供給装置は、燃料タンク内に、前記燃料タンク内の燃料を吸い込んで吐出する燃料ポンプと、前記燃料ポンプから吐出された燃料を濾過するストレーナとを配設した燃料供給装置であって、前記燃料タンク内に配設され、前記燃料タンク内における燃料の残量を検知するセンサと、導電性材料よって形成され、前記センサを保持するように前記燃料タンク内に配設されたセンサホルダとを備え、前記センサホルダは、前記ストレーナと接続されたストレーナ接続部と、前記センサのアース側と電気的に導通されたアース接続部とを有することを特徴としている。
【0010】
そしてこれにより、センサホルダをストレーナのアースとして使用することができ、センサとストレーナのアースの共通化が図られ、ストレーナのアース配線を省くことができるのみならず、両者のアース側の配線を1回で済ませることができ、部品点数や作業工数の削減を図ることが可能となる。
【0011】
また、前記センサにサーミスタを適用しても良く、さらに、前記センサホルダを針金等の金属線材によって形成し、その一端側に前記ストレーナ接続部を形成し、他端側に前記アース接続部を形成するようにしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態である燃料供給装置の取り付け状態を示す説明図、図2は前記燃料供給装置の分解斜視図、図3はその一部を破断して示した説明図、図4はその平面図である。
【0013】
燃料供給装置1(以下、適宜「装置1」と略記する)は二輪車用のガソリン供給装置であり、図1に示したように、燃料タンク2の底面2aに形成された開口3に、燃料タンク2の下側から取り付けられる。この場合、装置1は図2, 3に示したように、カップ状のユニットベース4に燃料ポンプ5、ストレーナ6、プレッシャレギュレータ7などを収容してモジュール化した構成となっている。そして、燃料ポンプ5によって吸い上げた燃料をストレーナ6によって清浄化し、プレッシャレギュレータ7によって所定の圧力に調整した上で、燃料配管43を介してエンジンに燃料42を供給している。
【0014】
ここで、ユニットベース4の底部には底板をなすフランジ4aが形成されている。フランジ4aは、側壁部を形成するリザーバ4bと共に合成樹脂によって一体に成形される。そして、このフランジ4aをパッキン8を介して開口3に油密に取り付けることにより、装置1は燃料タンク2に装着される。すなわち、本発明による燃料供給装置1は、当該モジュールを燃料タンク2に取り付けるだけで設置できるようになっており、取り付け作業性の向上が図られている。
【0015】
ユニットベース4の内部は空間となっており、本発明による燃料供給装置1では、この空間は燃料ポンプ5等を収容すると共に、サブタンク16としても機能している。つまり、ユニットベース4はいわゆるリザーバ機能をも有しており、坂道や車体の揺れ等によって燃料供給に不都合が生じないよう、燃料ポンプ5によって吸い込まれる燃料がリザーバ4b内に一時貯留されるようになっている。この場合、従来の燃料供給装置では一般にサブタンクの設置に際しては複数の部品が用いられていたが、装置1ではこれをユニットベース4のみにて達成しており、その分部品点数が削減され、コストの低減が図られている。
【0016】
リザーバ4bの上部には、図2, 3に示したように、サブタンク16の蓋となるホルダ9が取り付けられている。そして、燃料ポンプ5とストレーナ6は、このホルダ9によって保持された状態でユニットベース4内に収容される。一方、燃料ポンプ5の下側には、燃料吸込口10が設けられており、サブタンク16の底部から燃料を取り入れるようになっている。この場合、燃料吸込口10にはフィルタ13が取り付けられており、燃料中の粗ゴミなどをここで取り除くようになっている。
【0017】
燃料ポンプ5とストレーナ6との間は、チェックバルブ20を内蔵した連結カバー11によって接続されている。図5は、連結カバー11の構成を示す図であり、図4のA−A線に沿った断面図である。図5に示したように、連結カバー11に内蔵されたチェックバルブ20は、連結カバー11内に形成された燃料流路21に組み込まれており、ここでストレーナ6側から燃料ポンプ5側に燃料が逆流するのを防止している。この場合、チェックバルブ20は弁体20aをバネ20bによって燃料流路21の小径部21aに押し付ける構成となっており、燃料ポンプ5の吐出力によってバネ20bを押し込むことによりポンプ側からは燃料が流通し、逆に、ストレーナ6側からは弁体20aによって燃料の流通が阻まれるようになっている。
【0018】
また、燃料ポンプ5とストレーナ6はホルダ9に保持されると共に、その上部において連結カバー11により連結保持される。このため、当該装置1では、燃料ポンプ5とストレーナ6の上方に連結カバー11のみを配するだけで両者を接続でき、連結カバー11の両側の空間など、装置上方の無駄な部分を削ぎ落として装置の小型軽量化を図ることが可能となる。従って、連結カバー11の両側近傍部分などが何もない空間となり、装置上方をカップ状のカバーで覆った場合に比して、上方部分がスッキリとした構成となっている。
【0019】
このように当該装置1では、連結カバー11は連結部材として機能すると共に、チェックバルブ20の設置スペースにもなっている。従って、この連結カバー11により、不要スペースを削減して装置の小型軽量化を図るのみならず、チェックバルブ用のスペースを省いて装置高さを低く抑えることも可能になっている。
【0020】
また、当該装置1では、燃料ポンプ5と連結カバー11との接続部においても省スペース化が図られている。この場合、燃料ポンプ5の上部にはまず、連結カバー11を接続するための凹部22が形成されている。また、連結カバー11側の燃料ポンプ5との接続部には、凹部22と嵌合する凸部23が形成されている。そして、凹部22と凸部23とを嵌合することにより、燃料ポンプ5と連結カバー11が接続される。これにより、燃料ポンプ5と連結カバー11との接続部を小さなスペースで実現することができ、装置高さをさらに抑えることが可能となっている。なお、接続部の構造は何れの側が凸でも良く、燃料ポンプ5側に凸部を配するようにしても良い。
【0021】
一方、ストレーナ6の下部にはジョイント12が取り付けられており、このジョイント12にはプレッシャレギュレータ7が接続されている。図6は、プレッシャレギュレータ7の取り付け部の構成を示す断面図である。図6に示したように、ジョイント12はストレーナ6の下部と、ユニットベース4の底部に突設された吐出口14の間に介設されており、その中央部にプレッシャレギュレータ7が接続されている。そして、燃料ポンプ5から送られてきた燃料がここで調圧されてエンジンへと送られ、余分な燃料はプレッシャレギュレータ7より燃料タンク2へと戻される。
【0022】
なお、当該装置1はいわゆるリターンレスシステムを採用した燃料供給系にて使用され、プレッシャレギュレータ7が燃料供給装置側に設けられている。また、ここではプレッシャレギュレータ7がサブタンク16内に配設されており、プレッシャレギュレータ7からのリターン燃料は全てサブタンク16内に戻される。従って、本発明による燃料供給装置1では、サブタンク16内の燃料42をサブタンク16外に戻すような無駄をなくすことができ、燃料を安定的にエンジンに供給できるようになっている。
【0023】
ジョイント12の下部に接続された吐出口14は、その内部がユニットベース4の下面に設けられた燃料送給口15と連通している。そして、燃料ポンプ5によって吸い上げられた燃料は、連結カバー11、ストレーナ6、ジョイント12、吐出口14を介して燃料送給口15に送られ、ここから燃料配管43によってエンジンへと送られる。この際、燃料配管43に送られる燃料はプレッシャレギュレータ7によって調圧され、このときに余剰となった燃料は前述のようにサブタンク16内にリターンされる。
【0024】
図7に示すように、リザーバ4bの側面にはサブタンク16に燃料を導入するための燃料取入口17が形成されている。図7は装置1の側面図であり、図8は装置1からホルダ9と連結カバー11を取り去った状態での平面図である。ここで、二輪車の場合には、ウイリー時やスタンド起立時など、車体が傾いた状態で燃料供給を続行しなければならないことも多い。そこで、当該燃料供給装置1では、燃料取入口17を車体傾斜時に燃料が流出しない向きに開口させ、ウイリーやスタンド起立時にサブタンク16内から燃料が流出してしまうのを防止している。この場合、ウイリーでは車体前方が上向きとなり、スタンド起立時にはスタンド設置側と反対の側面方向が上向きとなる。
【0025】
そこで、当該装置1では、燃料取入口17はその開口部17aがウイリー等の際に上を向くように、車体前方側でかつスタンドとは反対側に当たる面に設け、燃料の流出の低減を図っている。そしてこれにより、ウイリーやスタンド起立時に燃料取入口17からサブタンク16内の燃料が流出してしまうのを防止でき、サブタンク16設置の意義を損なうことなくエンジンに対し長時間安定的に燃料供給を行うことが可能となる。
【0026】
また、燃料取入口17の内部はラビリンス構造となっている。すなわち、燃料取入口17には、図7, 8に示したように、その開口部17aからユニットベース4の内部にて周方向に延在する隔壁18が設置されており、これとユニットベース4の内壁とによりラビリンス19が形成されている。従って、一旦サブタンク16内に流入した燃料は、容易にはタンク外に流出しないようになっており、当該燃料供給装置1では、燃料取入口17の位置も相俟って、サブタンク16からの燃料流出の低減が図られている。
【0027】
一方、ユニットベース4内には、燃料の残量警告用センサとして、温度変化により抵抗値が変化するサーミスタ24が取り付けられている。前述のように燃料タンク2内の温度は、燃料42が少なくなると上昇する傾向があり、この温度変化をサーミスタ24によって捉え燃料残量の減少を検知している。そして、燃料42が少なくなったときには運転席にその旨を表示し、運転者に注意喚起を行っている。
【0028】
図9は、サーミスタ24の取付および配線状態を示す説明図である。図9に示したように、サーミスタ24のマイナスリード線(アース側)25aは、燃料ポンプ5のマイナスリード線25bから分岐して接続されている。また、サーミスタ24は、図2, 9に示したように、例えば針金のような金属線材など、導電性を有する材料から形成されたサーミスタアーム(センサホルダ)26によってユニットベース4内に支持されている。この場合、サーミスタアーム26のサーミスタ24側には、マイナスリード線25aと電気的に導通したアース接続部26aが形成されている。従って、サーミスタアーム26は、このアース接続部26aからマイナスリード線25aを介してマイナスリード線25bと接続されていることになる。
【0029】
一方、サーミスタアーム26の他端側にはストレーナ接続部26bが設けられており、このストレーナ接続部26bによりサーミスタアーム26はストレーナ6の外周部と接触している。このため、ストレーナ6はサーミスタアーム26を介してマイナスリード線25bと接続され、その結果、ストレーナ6はサーミスタアーム26経由でアースされることになる。
【0030】
ところで、ストレーナ6の外周は、内部に取り付けた濾紙や樹脂等の濾過部材を燃料が通過する際に発生する静電気を逃がすため、金属や導電性樹脂等の導電性材料によって形成されている。従って、ストレーナ6内にて発生した静電気は、サーミスタアーム26とマイナスリード線25aを介してマイナスリード線25bに逃がされる。すなわち、当該装置1では、サーミスタアーム26をストレーナ6のアース線として利用し、サーミスタ24とストレーナ6のアースを共通化している。このため、ストレーナ6のアース配線を省くことができるのみならず、両者のアース側の配線を1回で済ませることができ、部品点数や作業工数の削減を図ることが可能となる。
【0031】
なお、本発明の構成はサーミスタに限らず、他の配線が必要なセンサを燃料タンク内に配設する場合にも適用可能である。その場合も、センサのホルダを導線性に形成し、それをアース側と接続すると共にストレーナ6に接触させ、ストレーナ6の静電気をホルダを介して放電させる。
【0032】
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0033】
たとえば、前述の実施の形態では、ホルダ9に燃料ポンプ5とストレーナ6を装着する構成としたが、ストレーナ6の前段にプレッシャレギュレータ7を配置し、ジョイント12をホルダ9に装着して、ホルダ9および連結カバー11により燃料ポンプ5とプレッシャレギュレータ7(ジョイント12)を保持するようにしても良い。なお、この場合ストレーナ6は、必ずしも燃料タンク2内に設置しなくとも良く、これは前述の実施の形態におけるプレッシャレギュレータ7も同様である。
【0034】
また、前述の装置1ではチェックバルブ20を連結カバー11に内蔵する構成としたが、これをストレーナ6よりも下流側に設けても良く、この際、ストレーナ6に脱気孔を設けることも可能である。
【0035】
さらに、前述の装置1は燃料タンク2の下面側から取り付ける構成となっているが、タンク上面側から取り付けるものに本発明を適用することも可能である。加えて、装置1ではフランジ4aとリザーバ4bとを一体に形成してユニットベース4としたものを示したが、必ずしも両者が一体である必要なくこれらを別々に形成しても良い。なお、燃料タンク2の上面側から取り付ける構成の場合にはフランジ4aを省略しても良い。また、この際ユニットベース4を有底筒状に形成しても良く、さらに、上下が開放された筒状部材によって形成し燃料タンク2の底面にそれを載置するようにしても良い。
【0036】
一方、前述の実施の形態では、本発明を自動二輪車用の燃料供給装置に適用した例を説明したが、本発明の適用対象は二輪車用には限られず、四輪自動車や、ゴルフカート、芝刈り車等の作業用車両、産業機械、携帯発電機など、内燃機関を駆動源とする機械の燃料供給装置として広く適用することができる。また、供給する燃料もガソリンには限定されず、軽油や灯油であっても良い。
【0037】
【発明の効果】
本発明の燃料供給装置によれば、燃料の残量を検知するセンサであるサーミスタを、導電性材料よって形成されたサーミスタアームにより保持し、このサーミスタアームの一端側をストレーナと接続し、他端側をサーミスタのアース側と電気的に導通したことにより、サーミスタアームをストレーナのアースとして使用することができ、サーミスタとストレーナのアースを共通化することが可能となる。従って、ストレーナのアース配線を省くことができるのみならず、両者のアース側の配線を1回で済ませることができ、部品点数や作業工数の削減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である燃料供給装置の取り付け状態を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態である燃料供給装置の分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態である燃料供給装置の一部を破断して示した説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態である燃料供給装置の平面図である。
【図5】連結カバーの構成を示す図であり、図4のA−A線に沿った断面図である。
【図6】プレッシャレギュレータの取り付け部の構成を示す図であり、図8のB−B線に沿った断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態である燃料供給装置の側面図である。
【図8】本発明の一実施の形態である燃料供給装置からホルダと連結カバーを取り去った状態での平面図である。
【図9】サーミスタの取り付けおよび配線状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 燃料供給装置
2 燃料タンク
2a 底面
3 開口
4 ユニットベース
4a フランジ
4b リザーバ
5 燃料ポンプ
6 ストレーナ
7 プレッシャレギュレータ
8 パッキン
9 ホルダ
10 燃料吸込口
11 連結カバー
12 ジョイント
13 フィルタ
14 吐出口
15 燃料送給口
16 サブタンク
17 燃料取入口
17a 開口部
18 隔壁
19 ラビリンス
20 チェックバルブ
20a 弁体
20b バネ
21 燃料流路
21a 小径部
22 凹部
23 凸部
24 サーミスタ(センサ)
25a マイナスリード線
25b マイナスリード線
26 サーミスタアーム(センサホルダ)
26a アース接続部
26b ストレーナ接続部
42 燃料
43 燃料配管

Claims (3)

  1. 燃料タンク内に、前記燃料タンク内の燃料を吸い込んで吐出する燃料ポンプと、前記燃料ポンプから吐出された燃料を濾過するストレーナとを配設した燃料供給装置であって、
    前記燃料タンク内に配設され、前記燃料タンク内における燃料の残量を検知するセンサと、
    導電性材料よって形成され、前記センサを保持するように前記燃料タンク内に配設されたセンサホルダとを備え、
    前記センサホルダは、前記ストレーナと接続されたストレーナ接続部と、前記センサのアース側と電気的に導通されたアース接続部とを有することを特徴とする燃料供給装置。
  2. 請求項1記載の燃料供給装置において、前記センサがサーミスタであることを特徴とする燃料供給装置。
  3. 請求項1または2記載の燃料供給装置において、前記センサホルダが金属線材によって形成され、その一端側に前記ストレーナ接続部を有し、他端側に前記アース接続部を有することを特徴とする燃料供給装置。
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