JP4236200B2 - 車両の車体後部構造 - Google Patents

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Description

本発明は、リヤホイールハウスの上部でリヤダンパを支持する形式の車両の車体後部構造に関するものである。
車両の車体後部構造として、リヤダンパの上端をリヤホイールハウス上部で支持するものが実用に供されている。
実用の車両の車体後部構造は、リヤダンパの上端をリヤホイールハウス上部で支持するために、適宜、スチフナ(補強部材)を設けるようにすれば実用上十分であった。
このような車両の車体後部構造として、リヤホイールハウスの車室側にスチフナを配置するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
実公平7−22376号公報(第4頁、第1図)
図12は従来の基本構成を説明する図であり、車両の車体後部構造260は、リヤフレーム(リヤサイドフレーム)261の内方にクロスメンバ262を連結し、リヤフレーム261の外方にリヤホイールハウス263を設け、リヤホイールハウス263の車室266側にホイールハウス側ガセット(スチフナ)264を設け、リヤフレーム261から上方にフレーム側ガセット(スチフナ)265を延ばし、これらのガセット264,265同士を連結したものである。
しかし、車両の車体後部構造260では、車室266側にホイールハウス側ガセット(スチフナ)を設けたものなので、車室空間を圧迫し、十分な車室空間を得ることができないという欠点があった。
また、車両の車体後部構造では、リヤホイールハウス263の車室側にホイールハウス側ガセット(スチフナ)264を設け、リヤフレーム261から上方にフレーム側ガセット(スチフナ)265を延ばし、これらのガセット264,265同士を連結したものなので、リヤホイールハウス263の補強機能は発揮するものの、クロスメンバ262、リヤフレーム261などの車体フレーム廻りの総合的な剛性の向上には寄与することができないという問題があった。
すなわち、十分な車室空間を得ることができとともに、クロスメンバ、リヤフレームなどの車体フレームの総合的な剛性の向上には寄与することができる車両の車体後部構造が望まれる。
本発明は、スチフナが車室空間を減少させる点を解決し、十分な車室空間を確保することができる車両の車体後部構造を提供することを課題とする。また、スチフナがリヤホイールハウスの補強機能にとどまる点を解決し、スチフナをクロスメンバ、リヤフレームなどの車体フレームの総合的な剛性の向上に寄与させることができる車両の車体後部構造を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、車体フレームが構成されるリヤフレームの外方にリヤホイールハウスを設け、リヤダンパの上端をリヤホイールハウス上部で支持し、スプリングの上端をリヤフレーム下部で支持し、リヤホイールハウスの車輪側にスチフナを配置する形式の車両の車体後部構造であって、スチフナに、リヤホイールハウスの中央ハウジングとの間で閉断面を形成する断面視コ字状の補強部と、中央ハウジングのンパ取付部に重ねることでリヤダンパを支持するダンパ支持部と、リヤダンパを収納する凹部とを備え、補強部を、リヤダンパに沿わせて形成するとともにリヤダンパの上端からリヤフレームの下端まで延出したものであり、リヤフレームに、車幅方向に延ばした第1の隔壁及び第2の隔壁を設け、第1の隔壁が、側面視でスチフナの補強部に連続的に、且つ平面視でリヤダンパのコイルスプリングの略上部に設けた補強材であり、第2の隔壁が、側面視でスチフナの凹部に連続的に、且つ平面視でリヤフレームに渡したリヤクロスメンバに連続的に設けた箱状の補強材であることを特徴とする。
例えば、十分な車室空間を確保することができるとすれば、車室内の利便性の向上を係ることができるので好都合であり、例えば、スチフナをクロスメンバ、リヤフレームなどの車体フレームの総合的な剛性の向上に寄与させることができるとすれば、車体の静粛性の向上を図ることができるので好ましいことである。
そこで、ヤホイールハウスの車輪側にスチフナを配置することで、十分な車室空間を確保することができる。
また、スチフナに、リヤホイールハウスの中央ハウジングとの間で閉断面を形成する断面視コ字状の補強部と、中央ハウジングのンパ取付部に重ねることでリヤダンパを支持するダンパ支持部と、リヤダンパを収納する凹部とを備え、補強部を、リヤダンパに沿わせて形成するとともにリヤダンパの上端からリヤフレームの下端まで延出することで、例えば、スチフナをクロスメンバ、リヤフレームなどの車体フレームの総合的な剛性の向上に寄与させることができる。
ヤフレームに車幅方向に延ばした第1の隔壁及び第2の隔壁を設け、これらの第1の隔壁及び第2の隔壁を介してスチフナをクロスメンバに連結することで、例えば、クロスメンバ、リヤフレームなどの車体フレームのさらなる総合的な剛性の向上を図ることができる。
さらに、第1の隔壁を、側面視でスチフナの補強部に連続的に、且つ平面視でリヤダンパのコイルスプリングの略上部に設けた補強材とし、第2の隔壁を、側面視でスチフナの凹部に連続的に、且つ平面視でリヤフレームに渡したリヤクロスメンバに連続的に設けた箱状の補強材とした。
請求項1に係る発明では、リヤホイールハウスの車輪側にスチフナを配置したので、十分な車室空間を確保することができる。この結果、車室内の利便性の向上を係ることができるという利点がある。言い換えれば、室内スペースを犠牲にすることなく、リヤダンパの倒れを防止することができる。
また、スチフナに、リヤホイールハウスの中央ハウジングとの間で閉断面を形成する断面視コ字状の補強部と、中央ハウジングのンパ取付部に重ねることでリヤダンパを支持するダンパ支持部と、リヤダンパを収納する凹部とを備え、補強部を、リヤダンパに沿わせて形成するとともにリヤダンパの上端からリヤフレームの下端まで延出したので、例えば、スチフナをクロスメンバ、リヤフレームなどのを含む車体フレームの総合的な剛性の向上に寄与させることができる。この結果、車体の静粛性の向上を図ることができるという利点がある。
ヤフレームに車幅方向に延ばした隔壁を設け、この隔壁を介してスチフナをクロスメンバに連結したので、例えば、クロスメンバ、リヤフレームを含む車体フレームのさらなる総合的な剛性の向上を図ることができるという利点がある。
さらに、第1の隔壁を、側面視でスチフナの補強部に連続的に、且つ平面視でリヤダンパのコイルスプリングの略上部に設けた補強材とし、第2の隔壁を、、側面視でスチフナの凹部に連続的に、且つ平面視でリヤフレームに渡したリヤクロスメンバに連続的に設けた箱状の補強材とした。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係る車体後部構造を採用した車両の斜視図である。
図中、10は車両、12は車体フレーム、13は車室、14はフロントバンパ、15はフロントフェンダ、16は前輪、17は車輪としての後輪、18は前ドア、19は後ドア、21はテールゲート、22はリヤバンパ、23はボンネット、24はルーフ、26はリヤサスペンション、27はリヤホイールハウスであり、60は本発明に係る車両の車体後部構造を示す。
図2は本発明に係る車両の車体後部構造の側面図であり、右の後輪17の側面を示す。
車両の車体後部構造60は、車体フレーム12と、この車体フレーム12の後部にスイング自在に取付けるリヤサスペンション26と、車体フレーム12の後部に設ける左右のリヤホイールハウス(ホイールホイールハウス)27と、これらのリヤホイールハウス27の車体フレーム12のリヤフレーム43廻りに設ける隔壁としての第1の隔壁28,28及び隔壁としての第2の隔壁29,29と、から構成する構造であり、室内13(図1参照)スペースを最大限に広く取ることができるとともに、リヤダンパ(ダンパ)62の倒れを防止することができる車体後部の構造である。
図3は本発明に係る車両の車体後部構造の車体フレームの平面図であり、車体フレーム12は、左右のフロントサイドフレーム41,41と、これらのフロントサイドフレーム41,41にそれぞれ車体後方へ延ばした左右のサイドフレーム(フロアフレーム)42L,42Rと、これらのサイドフレーム42L,42Rから車体後方へ延ばした左右のリヤフレーム(リヤサイドフレーム)43,43と、左右のサイドフレーム42L,42Rの前部を繋ぐ第1クロスメンバ44と、左右のサイドフレーム42L,42Rの中間を繋ぐ第2クロスメンバ45と、左右のサイドフレーム42L,42Rの後部を繋ぐ第3クロスメンバ46と、左右のサイドフレーム42L,42Rの第1クロスメンバ44の接続位置から外方にそれぞれ延ばした左右の第1アウトリガ(張出し部材)47,47と、左右のサイドフレーム42L,42Rの第2クロスメンバ45の接続位置から外方にそれぞれ延ばした左右の第2アウトリガ(張出し部材)48,48と、左右のサイドフレーム42L,42Rの第3クロスメンバ46接続位置から外方にそれぞれ延ばした左右の第3アウトリガ(張出し部材)49,49と、左の第1〜第3アウトリガ47〜49の先端に接続した左の前側サイドシル52Lと、右の第1〜第3アウトリガ47〜49の先端に接続した右の前側サイドシル52Rと、第3クロスメンバ46の後方にて左右のサイドフレーム42L,42Rを繋ぐ横連結部材53と、左右のリヤフレーム43,43に渡した第1リヤクロスメンバ54と、左の前側サイドシル52Lの後端からから延ばした左のサイドシル延出部58Lと、右の前側サイドシル52Rの後端からから延ばした右のサイドシル延出部58Rと、からなる。
図中、55は左右のリヤフレーム43,43の車体後方に渡したクロスメンバとしての第2リヤクロスメンバ、56は左右のリヤフレーム43,43の車体後方に渡した第3リヤクロスメンバ、57,57は第1リヤクロスメンバ54接続位置の外方に延ばした左右のリヤ側アウトリガ、59,59は第3リヤクロスメンバ56から第2リヤクロスメンバ55に渡した一対の縦メンバを示す。
なお、左のサイドシル51Lは、左の前側サイドシル52L及び左のサイドシル延出部58Lで構成する。また、右のサイドシル51Rは、右の前側サイドシル52R及び右のサイドシル延出部58Rで構成する。
図4は本発明に係る車両の車体後部構造のリヤサスペンションの平面図であり、リヤサスペンション26は、サスペンションアーム(サスペンションフレーム)61と、このサスペンションアーム61に一端を取付けるとともに他端を車体フレーム12(図3参照)側に支持する左右のリヤダンパ(クッションアブソーバ)62,62と、サスペンションアーム61に支持させる左右のスプリングとしてのコイルスプリング(コイルばね)63,63と、を主要構成とするセミトレーリング式のサスペンションである。
サスペンションアーム61は、左右のトレーリングアーム64,64と、これらの左右のトレーリングアーム64,64に渡したクロスビーム65と、左右のトレーリングアーム64,64にそれぞれ設けることで後輪17,17を支持するナックル66,66と、からなる。
トレーリングアーム64は、車体フレーム12(図3参照)にスイング自在に取付けるための左のトレーリングアーム64に設けたブッシュアッセンブリ67と、リヤダンパ62を取付けるために右のトレーリングアーム64に設けた取付部68と、コイルスプリング63を受けるコイルスプリング受け部69と、ブッシュアッセンブリ67を左のトレーリングアーム64に支軸71を介して取付けるブラケット(ホルダ部)72と、からなる。
図5は本発明に係る車両の車体後部構造のリヤホイールハウスの分解斜視図であり、右のリヤホイールハウス27を示す。
リヤホイールハウス27は、後輪17(図1参照)の前方を覆う前部ハウジング81と、後輪17の中央部を覆う中央ハウジング82と、後輪17の後部を覆う後部ハウジング83、中央ハウジング82の上部に一体的に取付けるアッパプレート84と、中央ハウジング82の後輪(ホイール)17側に一体的に取付けるスチフナ(補強部材)85と、このスチフナ85の下部に被せるアンダホルダ86と、からなる。
中央ハウジング82は、上部にダンパ取付部87を形成した。
スチフナ85は、中央ハウジング82との間で閉断面を形成する断面視コ字状の補強部91と、ダンパ取付部87に重ねることでリヤダンパ62を支持するダンパ支持部92と、リヤダンパ62を収納する凹部93と、を備える。
補強部91は、リヤダンパ62に沿わせて形成するとともに、リヤダンパ62の上端からリヤフレーム43の下端まで延出したものである。
図6は本発明に係る車両の車体後部構造のリヤホイールハウス廻りの斜視図であり、第1の隔壁(ガセット)28,28は、車体フレーム12の略コ字状に形成したリヤフレーム43のコ字部95内に車幅方向に渡した箱状の部材であり、側面視でスチフナ85の補強部91に連続的に、且つ平面視でコイルスプリング63(図2参照)の略上部に設けた補強材である。
第2の隔壁(ガセット)29,29は、車体フレーム12の略コ字状に形成したリヤフレーム43のコ字部95内に車幅方向に渡した部材であり、側面視でスチフナ85の凹部93に連続的に、且つ平面視で第2リヤクロスメンバ(リヤクロスメンバ)55に連続的に設けた箱状の補強材である。
図7は本発明に係る車両の車体後部構造の斜視図であり、車両の車体後部構造60は、リヤダンパ62の上端をリヤホイールハウス27上部で支持し、コイルスプリング(スプリング)63の上端をリヤフレーム43下部で支持し、リヤホイールハウス27の後輪(車輪)17側にスチフナ85を配置する形式の車両の車体後部構造であって、スチフナ85に、リヤホイールハウス27との間で閉断面を形成する補強部91を備え、この補強部91を、リヤダンパ62に沿わせて形成するとともにリヤダンパ62の上端からリヤフレーム43の下端まで延出したものと言える。
例えば、十分な車室空間を確保することができるとすれば、車室内の利便性の向上を係ることができるので好都合であり、例えば、スチフナをクロスメンバ、リヤフレームなどの車体フレームの総合的な剛性の向上に寄与させることができるとすれば、車体の静粛性の向上を図ることができるので好ましいことである。
図8は図7の8−8線断面図であり、リヤホイールハウス27の後輪(車輪)17側にスチフナ85を配置することで、十分な車室空間を確保することができる。この結果、車室13内の利便性の向上を係ることができる。言い換えれば、車室(室内)13スペースを犠牲にすることなく、リヤダンパ62の倒れを防止することができる。
また、スチフナ85に、リヤホイールハウス27との間で閉断面を形成する補強部91を備え、この補強部91を、リヤダンパ62に沿わせて形成するとともにリヤダンパ62の上端からリヤフレーム43の下端まで延出することで、例えば、スチフナ85をクロスメンバ(第2クロスメンバ)55、リヤフレームな43どの車体フレーム12の総合的な剛性の向上に寄与させることができる。この結果、車体の静粛性の向上を図ることができる。
図9は図7の9矢視図であり、車両の車体後部構造60は、リヤフレーム43に車幅方向に延ばした隔壁28,28及び隔壁29,29を設け、隔壁28,28及び隔壁29,29を介してスチフナ85を第2リヤクロスメンバ(クロスメンバ)55に連結したものとも言える。また、隔壁29,29は、第2リヤクロスメンバ55の前後の側壁55a,55b位置近傍に(に沿わせて)配置したことを示す。
リヤフレーム43に車幅方向に延ばした隔壁28,28及び隔壁29,29を設け、隔壁28,28及び隔壁29,29を介してスチフナ85を第2リヤクロスメンバ(クロスメンバ)55に連結することで、例えば、第2リヤクロスメンバ55、リヤフレーム43などの車体フレーム12のさらなる総合的な剛性の向上を図ることができる。
図10(a),(b)は本発明に係る車両の車体後部構造の車室に対する影響を示す比較説明図であり、(a)は比較例の車両の車体後部構造160を示し、(b)は実施例の車両の車体後部構造60を示す。
(a)において、車両の車体後部構造160は、リヤフレーム(リヤサイドフレーム)161にリヤホイールハウス162を設け、これらのリヤフレーム161及びリヤホイールハウス162に車室163側からスチフナ164を取付けたものであり、車室163内スペースの有効利用が図り難かった。なお、165はリヤフレーム161から車幅方向に延ばしたクロスメンバである。
(b)において、車両の車体後部構造60は、リヤホイールハウス27の車輪(後輪)17(図1参照)側にスチフナ85を配置したので、十分な車室13空間を確保することができる。この結果、車室内の利便性の向上を係ることができる。
図11(a),(b)は本発明に係る車両の車体後部構造の剛性の比較示す説明図であり、(a)は比較例の車両の車体後部構造160を示し、(b)は実施例の車両の車体後部構造60を示す。
(a)において、車両の車体後部構造160は、言い換えれば、左右のリヤフレーム161,161にクロスメンバ165を渡し、左右のリヤフレーム161,161にそれぞれ左右のリヤホイールハウス162,162を設け、これらのリヤホイールハウス162,162をそれぞれスチフナ164,164で補強したものであり、リヤフレーム161,161やクロスメンバ165などの車体フレームの総合的な剛性の向上を効果的に高めることはできない。
(b)において、車両の車体後部構造60は、スチフナ85,85に、リヤホイールハウス27,27との間で閉断面を形成する補強部91,91を備え、補強部91,91をリヤフレーム43,43の下端まで延出させるとともに、リヤフレーム43,43に隔壁29,29を設けることで、スチフナ85,85をクロスメンバ(第2リヤクロスメンバ)55、リヤフレーム43,43などの車体フレームの総合的な剛性の向上に寄与させることができる。
尚、本発明に係る車両の車体後部構造は、図4に示すように、リヤホイールハウスとの間で閉断面を形成する補強部を断面視コ字状に形成したが、これに限るものではなく、例えばU字状もしくはW字状であってもよく、リヤホイールハウスとの間で閉断面を形成する形状であればよい。
本発明に係る車両の車体後部構造は、図6に示すように、リヤフレーム43に車幅方向に延ばした隔壁28,28及び隔壁29,29を設けたが、これに限るものではなく、隔壁の個数は任意である。
本発明に係る車両の車体後部構造は、ミニバンや乗用車などのリヤダンパの取付けに採用するのに好適である。
本発明に係る車体後部構造を採用した車両の斜視図である。 本発明に係る車両の車体後部構造の側面図である。 本発明に係る車両の車体後部構造の車体フレームの平面図である。 本発明に係る車両の車体後部構造のリヤサスペンションの平面図である。 本発明に係る車両の車体後部構造のリヤホイールハウスの分解斜視図である。 本発明に係る車両の車体後部構造のリヤホイールハウス廻りの斜視図である。 本発明に係る車両の車体後部構造の斜視図である。 図7の8−8線断面図である。 図7の9矢視図である。 本発明に係る車両の車体後部構造の車室に対する影響を示す比較説明図である。 本発明に係る車両の車体後部構造の剛性の比較示す説明図である。 従来の基本構成を説明する図である。
符号の説明
10…車両、12…車体フレーム、17…車輪(後輪)、27…リヤホイールハウス、28,29…隔壁(第1・第2の隔壁)、43…リヤフレーム、55…クロスメンバ(第2リヤクロスメンバ)、60…車両の車体後部構造、62…リヤバンパ、85…スチフナ、91…補強部。

Claims (1)

  1. 車体フレームが構成されるリヤフレームの外方にリヤホイールハウスを設け、リヤダンパの上端をリヤホイールハウス上部で支持し、スプリングの上端をリヤフレーム下部で支持し、前記リヤホイールハウスの車輪側にスチフナを配置する形式の車両の車体後部構造であって、
    前記スチフナは、前記リヤホイールハウスの中央ハウジングとの間で閉断面を形成する断面視コ字状の補強部と、前記中央ハウジングのンパ取付部に重ねることで前記リヤダンパを支持するダンパ支持部と、前記リヤダンパを収納する凹部とを備え、前記補強部を、前記リヤダンパに沿わせて形成するとともに前記リヤダンパの上端から前記リヤフレームの下端まで延出したものであり、
    前記リヤフレームに、車幅方向に延ばした第1の隔壁及び第2の隔壁を設け、
    第1の隔壁は、側面視で前記スチフナの補強部に連続的に、且つ平面視で前記リヤダンパのコイルスプリングの略上部に設けた補強材であり、第2の隔壁は、側面視で前記スチフナの凹部に連続的に、且つ平面視で前記リヤフレームに渡したリヤクロスメンバに連続的に設けた箱状の補強材であることを特徴とする車両の車体後部構造。
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