JP4219386B2 - 光ネットワーク、光ゲートウエーノード及び方法 - Google Patents

光ネットワーク、光ゲートウエーノード及び方法 Download PDF

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Description

本発明は一般に光伝送システムに関連し、特に選択的信号再生及び波長変換機能を有する光リングネットワークに関連する。
遠距離通信システム、ケーブルテレビジョンシステム及びデータ通信システムは遠隔した地点間で大量の情報を速やかに伝送するために光ネットワークを利用する。光ネットワークでは情報は光ファイバを通じて光信号の形式で運ばれる。光ファイバは長距離にわたって信号を非常に低損失で伝送することができる細いガラス線から構成される。
光ネットワークは伝送容量を増やすために波長分割多重化(WDM)又は高密度波長分割多重化(DWDM)をしばしば行う。WDM及びDWDMネットワークでは多数の光チャネルが各ファイバの中で異なる波長で伝送される。ネットワーク容量は各ファイバ及び帯域中の波長数即ちチャネル数又はチャネルサイズに基づく。
WDM及びDWDMネットワークはあるトポロジで構築され、そのトポロジはそのようなネットワークが使用される範囲を決定する重要な役割を担う。リングトポロジは今日のネットワークで一般的である。WDM挿入/分岐ユニットはそのような光リング周辺のネットワーク要素として機能する。各ネットワーク要素(ノード)でWDM分岐挿入要素を使用することで、複合的な信号全部がその構成成分のチャネルに完全に分離可能であり、切替可能になる(挿入され/分けられ又は通されることが可能になる。)。
本発明の課題は、選択的信号再生及び信号波長変換を行い、受動的な分岐挿入ノードのネットワーク内でのプロテクションスイッチング機能を発揮する素子を有する光リングネットワークを提供することである。
本発明の特定の形態によれば、光ネットワークは複数のサブネットを含む光リングを有する。サブネットの各々は、光リングに結合され且つ光リングに及び光リングからトラフィックを1以上の波長で受動的に挿入及び分岐する1以上の分岐挿入ノードを有する。光ネットワークは複数のゲートウエーノードを有し、その各々は隣接するサブネット間の境界で光リングに結合される。各ゲートウエーノードは、受信した光信号の第1の複製をゲートウエーノードの多重/分離ユニットに転送し、多重/分離ユニットは第1の複製の各波長でトラフィックを選択的に転送又は終端する。ゲートウエーノードは、受信した光信号の第2の複製を、再生成要素に転送する。ゲートウエーノードは、第1の複製の各波長のトラフィックを多重/分離ユニットで選択的に転送又は終端する。更にゲートウエーノードは、トラフィックを終端すること、トラフィックをクライアントに分岐すること、トラフィックを再生成した後にトラフィックを転送すること又はトラフィックの波長を再生及び変換した後にトラフィックを転送することの内の1つを、第2の複製の各波長のトラフィックについて再生成要素で選択的に実行する。
本発明の1以上の形態による技術的利点は改善された光リングネットワークをもたらすことを含む。特定の形態ではそのようなネットワークは、インライン型阻止フィルタを全く備えず波長再利用ゲートウエーにより隔てられた受動的な分岐挿入ノードを有する光サブネットを含み、比較的低損失で、低コスト及び大容量のネットワークをもたらす。
一形態による別の技術的利点は、受動的な分岐挿入ノードのネットワーク中のゲートウエーノードでの選択的な再生機能である。そのような選択的な再生は、コスト削減効果をもたらし、ネットワークの効率を向上させる。なぜなら特定のゲートウエーで再生成される必要のあるチャネルのみが再生成されるからである。更に再生成はネットワークで更に大きなリングサイズをもたらすかもしれない(例えば、局所的なサイズのリングを許容する。)。更にこれらの再生成された信号は特定の場合に波長変換され、インライン型の阻止フィルタを備えない受動的な分岐挿入ノードのネットワークでのキャリアクラスプロテクション機能をもたらす。
本発明の様々な形態は列挙された技術的利点の全部又は一部を含んでもよいし、含まなくてもよいことが理解されるであろう。更に、本発明の他の技術的利点は以下の説明、図面及び特許請求の範囲により当業者にとって更に明白になるであろう。
図1は本発明の一実施例による光ネットワーク10を示すブロック図である。本実施例ではネットワーク10は光リングである。光リングは、1つの単方向ファイバを、1つの双方向ファイバを又は単方向若しくは双方向の複数のファイバを適切に含んでよい。図示の例ではネットワーク10は1対の単方向ファイバを含み、その各々は反対方向にトラフィックを伝送し、具体的には第1ファイバ即ちリング16と第2ファイバ即ちリング18である。リング16,18は複数の分岐挿入ノード(ADN)12及び光ゲートウエー14を接続する。ネットワーク10は光ネットワークであり、その光ネットワークでは多数の光チャネルが共通の経路で異なる波長/チャネルで伝送される。ネットワーク10は波長分割多重化(WDM)、高密度波長分割多重化(DWDM)又は他の適切なマルチチャネルネットワークでもよい。ネットワーク10は短距離大都市ネットワーク、長距離都市間ネットワーク若しくは他の適切などのネットワークとして使用されてもよく、又はそれらのネットワーク組み合わせとして使用されてもよい。
図1を参照するに、光情報信号はリング16,18で異なる方向に送信される。光信号は音声の、映像の、テキストの、リアルタイムの、非リアルタイムの及び/又は適切なその他のデータをエンコードするための少なくとも1つの特性を有する。変調は位相シフトキーイング(PSK)、強度変調(IM)及び他の適切な手法に基づいてもよい。
図示の実施例では第1リング16は時計回りリングであり、トラフィックは時計回りの方向に伝送される。第2リング18は反時計回りリングであり、トラフィックは反時計回りの方向に伝送される。ADN12の各々はリング16,18に及びそこから受動的にトラフィックを挿入し及び分岐させるよう機能する。特に各ADN12はローカルクライアントからトラフィックを受信し、そのトラフィックをリング16,18に挿入(付加)する。それと共に各ADN12はリング16,18からトラフィックを受信し、ローカルクライアント宛のトラフィックを分岐させる(落とす又は除去する)。本明細書及び特許請求の範囲で使用されるように、「各」なる語は確認された項目の少なくとも一部の1つ1つ全てを意味する。トラフィックの挿入及び分岐では、ADN12はリング16,18での伝送用にクライアントからのデータを合成し、リング16,18からのクライアント宛のデータチャネルを分岐してもよい。トラフィックをローカルクライアントへの伝送に利用可能にすることで、トラフィックは分岐されてもよい。かくてトラフィックは分岐されてもよいし、リング上で更に循環し続けてもよい。ADN12はトラフィックのチャネル感覚によらずリング16,18上でトラフィックを通信し、ADN12の中で「柔軟に(フレキシブルに)」チャネル間隔を設けてよいようにする。本願における「受動的」はパワー、電気及び/又は可動部なしにチャネルを挿入すること又は分けることを意味する。従って能動的な装置は機能を実行するためにパワー、電気又は可動部を利用する。本発明の特定の実施例では、マルチプレクス/デマルチプレクスなしに伝送リング及び/又はリング中の信号の分離部においてトラフィックは、分岐又は合成によりリング16,18に受動的に挿入され及び/又はそこから分岐される。
リング16,18及びADN12は、サブネットワーク又は「サブネット」20,22,24に二次的に分割され、ゲートウエー14でサブネット境界が形成される。サブネットはリング上のノードの部分集合として定義されてよく、サブネットの波長は互に分離され、サブネット内のノードによるトラフィックストリームを構成するが、その波長−(少なくとも通常の動作中では)それらの宛先ノードに達するようにサブネットを通過する、そこに入る又はそこから出るトラフィックストリームを伝送する波長の部分は除外される−はリング上の他のノードによるトラフィックストリームからは分離されている。ゲートウエーは宛先ADN(反対方向にそれらの宛先に到達する又は到達する予定のものを含む)に到達したサブネットからのトラフィックフィックチャネルを終端し、それらの宛先ADNに未到達のサブネットからのトラフィックチャネルを転送するよう機能する。ゲートウエー14に関する更なる詳細は図4Aに関連して以下において説明される。
サブネット各々の中で、トラフィックはリング16,18に受動的に挿入され及びそこから受動的に分岐され、チャネル間隔はフレキシブルであり、ノードはサブネット中のノードに及びそこから信号を自由に送受信する。そのようなトラフィックは「イントラ−サブネットトラフィック」として言及されてよい。そのようなイントラ−サブネットトラフィックは少なくとも2つのサブネットを横切る又は伝搬する。イントラ−サブネットトラフィックはそれが伝搬するサブネットの中でしかその波長/チャネルを利用しないので、あるサブネットの中でイントラ−サブネットトラフィックに使用される波長/チャネルは別のサブネットの中では別のトラフィックストリームによって潜在的に使用されてよい。このようにしてネットワークの全体的な容量が増やされる一方、個々のサブネットの中でチャネル間隔を柔軟に設定できる能力を保持する。
波長、パワー及び品質パラメータのような信号情報はADN12の中で及び/又は中央制御システムにより監視されてもよい。そしてADN12はリング16,18の一方又は双方で回線切断又は他の障害時に回路保護機能を提供してもよい。ノードは光監視チャネル(OSC)を用いて互に及び制御システムと通信してもよい。特定の実施例では、図5乃至7を参照しながら以下において更に説明されるように、ネットワーク10は中継回線冗長機能(OUPSR: Optical Unidirectional Path-Switching Ring)付きネットワークでもよく、そのネットワークでは第1ADN12から第2ADN12へ送信されたトラフィックはリング16,18双方を介して第1ADN12から第2ADN12に通知される。第2ADN12は、リングからトラフィックをローカルクライアントに転送するように、リング16及び18を通じて到達するトラフィックの中で第2ノードが選択することを可能にする素子を含んでもよく、選択されるトラフィックはより低いビットエラーレート(BER)、より高いパワーレベル、及び/又は他の適切な且つ望ましい特性を有する。或いは、そのような素子は、トラフィックが1以上の動作特性の内で選択されたレベルを下回る/上回ることにならない限り、指定されたリングからのトラフィックを選択してもよい(下回る/上回る場合には他方のリングからのトラフィックが選択される。)。そのような2重の信号を利用することはリング16,18の内の他方に回線破断や他の障害が起きた場合に、リング16,18の少なくとも一方で第1ADN12から第2ADN12へのトラフィックを取得可能にする。
他の実施例ではネットワークは光共用経路プロテクションリング(OSPPR:
Optical Shared Path Protection Ring)でもよく、リング16,18の一方は、他方のリング16,18での通信が中断された場合のバックアップ通信経路又はプロテクション経路として使用される。そのようなバックアップ容量が使用されない場合には、プロテクション経路は他のプリエンプタブル(preemptable)トラフィックを通信し、そのような形態でのネットワーク10の容量を増やす。そのようなOSPPRプロテクション法は図8−10に関連して以下において更に詳細に説明される。
波長割り当てアルゴリズムは波長再利用性を最大化し、及び/又は波長を発見的に割り当てる。例えば発見的な割り当ては全てのイントラ−サブネット(同一サブネット内の入口及び出口ノード)の光経路に利用度が最も低い波長を割り当ててもよい。他方、イントラ−サブネット光経路(それらの入口及び出口ノードがその件に関して異なるサブネットに又は異なるリングにある)は可能な最高の波長に割り当てられてもよい。これは静的な負荷バランスを与え、リングに必要な正味のトランスポンダカード種別数を減らす。
一実施例では各サブネットは波長リソースの利用性を良くするように割り当てられ、光ネットワークに実質的に等しい波長チャネル容量を有する。この文脈で一実施例で実質的に等しいとは、サブネットが有する80%の波長は他のサブネットとは分離され且つイントラ−サブネットトラフィックに利用可能であることを意味する。他の例では実質的に等しいとは、90%あるいは他の適切な割合を意味してよい。
ネットワークはノード毎の帯域利用度に基づいて複数のサブネットに分割されてよい。例えばネットワークは特定数のノード、ネットワークの最大容量(帯域で表現される)及びノード当たりの一般的な容量を有するかもしれない。帯域は各ノードに分配され、全帯域が完全に使い果たされた場合又は次のノードの追加が超過した帯域の問題を招く場合に最初のサブネットが構築される。そのプロセスは各ノードが可能なサブネット内に配置されるまで反復される。
図2は本発明の一実施例による図1のADN12の詳細を示すブロック図である。図2を参照するに、ADN12は反時計回りの伝送要素50a、時計回りの伝送要素50b、反時計回りの分配/合成要素80a、時計回りの分配/合成要素80b、及び管理要素110を有する。一実施例では要素50,80,110に加えて要素内の素子も光ファイバリンクに相互接続されてよい。他の実施例では素子は部分的に或いは別方法でプレーナウエーブガイド回路及び/又は自由空間光学素子で実現されてよい。適切な他の如何なる接続でも代替的に使用されてよい。更にADN12の要素の各々はADN12のカードシェルフ内の1以上の個別的なカードとして実現されてよい。カードシェルフ用のコネクタの例は図2に示されている。コネクタ70は故障した素子の効率的且つコスト効果的な代替を可能にする。異なる及び/又は他のコネクタがADN12の一部として設けられてよいことが理解されるであろう。
伝送要素50はリング16,18で「インライン」式に設けられる。伝送要素50は1つの分岐挿入カプラ60又は複数の分岐挿入カプラ60から構成され、分岐挿入カプラはトラフィックの受動的な挿入及び分岐を可能にする。図示の実施例では伝送要素50の各々は1つの分岐挿入カプラ60を含む。或いは、複数のカプラの1つが故障した場合に他のカプラが依然として挿入又は分岐できるように、別々の分岐カプラ及び挿入カプラが使用されてもよい。カプラ60が説明されているが、適切な他の如何なる光スプリッタが使用されてもよい。本明細書及び特許請求の範囲に関し、「カプラ」、「スプリッタ」及び「合成器」なる用語の各々は、1以上の入力信号を受信し且つその入力信号を1以上の出力光信号に分岐又は合成する如何なる装置をも含むように理解されるべきである。伝送要素50は各要素の入口及び出口の端部にあるOSCフィルタと、入口OSCフィルタ66a及び出口OSCフィルタ66bの間の増幅器64とを更に有する。増幅器64はエルビウムドープファイバ増幅器(EDFA)又は他の適切な増幅器から構成されてもよい。OSCフィルタ66は薄膜形式、ファイバ回折格子又は他の適切な形式のフィルタから構成されてよい。
分配/合成要素80の各々は分岐信号スプリッタ82及び挿入信号合成器84を有する。スプリッタ82は1つの光ファイバ進入リードと複数の光ファイバ進出リード(ドロップリード又は分岐リード86として機能する)を有するカプラより成る。分岐リード86は1以上のフィルタ100に接続され、フィルタ100は1以上の分岐光受信機102に接続されてもよい。4つの分岐リード86が実装されている特定の実施例では、スプリッタ82の各々は2×4光カプラより成り、1つの進入リードは終端され、4つの進出リードが分岐リード86として使用される。図示の実施例は4つの分岐リード86を示しているが、以下に更に詳細に説明されるように適切な数の分岐リード86はいくつでも実装されてよいことが理解されるべきである。
合成器84は同様に挿入リード88として機能する複数の光ファイバ進入リードと1つの光ファイバ進出リードとを有するカプラより成る。挿入リード88は1以上の挿入送信機104に接続されてよい。4つの挿入リード88が実装される特定の実施例では、合成器84の各々は2×4光カプラより成り、一方の進出リードは終端され、他方の進出リードはファイバセグメントを通じてカプラに結合され、4つの入口リードは挿入リード88として使用される。図示の例は4つの挿入リード88を示しているが、以下に更に詳細に説明されるように適切な数の挿入リード88はいくつでも実装されてよいことが理解されるべきである。ADN12は反時計回りの挿入ファイバセグメント142、反時計回りの分岐ファイバセグメント144、時計回りの挿入ファイバセグメント146、時計回りの分岐セグメント148を更に有し、それらのセグメントはカプラ60とスプリッタ82及び合成器84とを接続する。
管理要素110はOSC受信機112、OSCインターフェース114、OSC送信機116及び要素管理システム(EMS)124を有してもよい。更にADN12はOSCファイバセグメント150,152,154,156より成り、それらのセグメントは管理要素110を入口及び出口OSCフィルタ66に接続する。OSC受信機112、OSCインターフェース114及びOSC送信機116の組一式の各々はADN12内のリング16,18の1つについてのOSCユニットを形成する。OSCユニットはEMS124のためのOSC信号を送受信する。EMS124はネットワーク管理システム(NMS)126に通信可能に結合される。NMS126はADN12内に、別のノード内に或いは全てのADN12の外部にあってもよい。
EMS124及び/又はNMS126は、ネットワーク及び/又はノードの監視、不具合検出、プロテクションスイッチング及びループバック又はネットワーク10のローカルな検査機能を実行するように媒体にエンコードされた論理又はロジックから構成される。ロジックは、ディスク又はコンピュータ読取可能な媒体にエンコードされたソフトウエアから、及び/又は特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルアレイ(FPGA)又は他のプロセッサ若しくはハードウエアにエンコードされた命令から構成されてもよい。EMS124及び/又はNMS126の機能はネットワークの他の素子によって実行されてもよく、及び/又は別の方法で分散され或いは集約されてよいことが理解されるであろう。例えばNMS126の動作はノード12のEMS124に機能分散されてもよく、従ってNMS126は分離した個別の要素としては省略されてもよい。同様にOSCユニットはEMS126及び省略されるEMS124と直接的に通信してもよい。
動作時にあっては伝送要素50はリング16,18にトラフィックを受動的に挿入し、リング16,18からトラフィックを受動的に分けるよう機能する。伝送要素50は更にリング16,18に及びそこからOSC光信号を受動的に挿入及び分岐するよう機能する。より具体的には各OSC入口フィルタ66aは各自のリング16又は18からの進入光信号を処理する。OSCフィルタ66aは光信号からOSC信号を選別し、OSC信号を各自のOSC受信機112に転送する。OSCフィルタ66aの各々は残りの伝送光信号を関連する増幅器64に転送する又は通過させる。増幅器64は信号を増幅し、その信号を関連するカプラ60に転送する。
カプラ60の各々は増幅器64からの信号を概して等しい2つの信号に受動的に分け、それらは:(後述されるように挿入トラフィックと合成された後に)出口OSCフィルタ66bに転送される通過信号と、関連する分配/合成要素80に転送される分岐信号とである。分岐信号は内容的には同一又は実質的に等しい複製であるが、パワー及び/又はエネルギレベルは異なってもよい。各カプラ60は通過信号と挿入信号を受動的に合成し、挿入信号は関連する分配/合成要素80からの挿入トラフィックより成る。合成された信号はカプラ60から関連するOSC出口フィルタ66bに転送される。カプラ60は挿入及び合成の双方を行うのでそれらは非常に低損失で簡潔である。カプラ60で障害が生じると、カプラの置換は挿入及び分岐の双方に影響してしまう。これを回避するため、1つのカプラ60を利用する代わりに、分岐カプラ及び挿入カプラがカスケード式に接続されてもよい。
OSC出口フィルタ66bの各々は、関連するOSC送信機116からのOSC信号を合成された光信号に加え(挿入し)、新たに合成された信号を進出伝送信号としてネットワーク10の関連するリング16,18に転送する。加えられるOSC信号はローカルに生成されたデータでもよいし、EMS124により転送され受信されたOSCデータでもよい。
カプラ60に転送される前に、(ローカルクライアント若しくは加入者から、他のネットワークから、或いは適切な他の如何なるソースでもそこから)ローカルに導出された挿入トラフィックは、1以上の光送信機104から分配/合成要素80で受信される。1以上の光送信機104は手動式可変光アッテネータのような、送信機104からの光出力パワーを調整する1以上の素子を含んでもよい。リング18に挿入されるトラフィックは分配/合成要素80aで受信され、リング16に挿入されるトラフィックは分配/合成要素80bで受信される。これらの受信信号はモニタとして使用することができる。トラフィックがADN12で挿入される波長/チャネルの各々について別々の光送信機104が使用されてもよい。更に挿入リード88の各々が異なる波長/チャネルに関連付けられてもよい。個々のチャネルの各々について送信機104及び挿入リード88の組み合わせがあってもよく、その組み合わせの中でトラフィックは特定のADN12で加えられることが望まれる。リング16,18の各々について4つの挿入リード88が描かれているが(4つの送信機は明示的には描かれていないが)、適切な数の光送信機104及び関連する挿入リード88はいくつでも使用されてよいことが理解されるであろう。
特定の分配/合成要素80に関連する1以上の送信機104からの挿入トラフィックは関連する合成器84で受信される。合成器84は(適用可能ならば)複数の送信機104からの信号を合成し、合成された挿入信号を関連するリング16,18に加えるために関連するカプラ60に転送する。上述したようにこの挿入トラフィックは伝送されているトラフィックとカプラ60で合成される。合成器84はカプラ、マルチプレクサ又は他の適切な如何なるデバイスでもよい。
図示の例では別々の光送信機104が分配/合成要素80各々に関連するように記述されている。そのような例では別々の信号が各リング16,18上で通信されてもよい。例えば第1信号はADN12でリング16上の特定のチャネル/波長に挿入可能であり、全体的に異なる信号は同じADN12によりリング18上の同じチャネル/波長に挿入可能である。これが可能であるのは、チャネル/波長の各々は分配/合成要素80の各々で関連する光送信機104を有するからである。以下に説明されるように、そのような特徴は、他にも理由はあるが、OSPPRネットワークを用意する場合に有用である。
しかしながら以下に更に詳しく説明されるように、OUPSRネットワークを用意する場合には、一般的には同じトラフィックがリング16及びリング18双方でADN12により付加される。この重複的なトラフィックは故障保護機能を与えるために使用される。そのような例では2つの異なる光送信機104の組は必要とされない。その代わりに分配/合成要素80a,80bが一組の送信機104で共用できる。そのような場合に、特定の光送信機104によって生成された挿入信号(特定のチャネル/波長における挿入信号)は分配/合成要素80a及び分配/合成要素80b双方の合成器84に通知されてもよい。こうして同じトラフィックがADN12によってリング16及び18に加えられる。
上述したようにリング16,18上でローカルな宛先のトラフィックはカプラ60を用いて関連する分配/合成要素80に分岐される。分岐トラフィックは分配/合成要素80のスプリッタ82で受信され、スプリッタ82は分けられた信号を概して等しい複数の信号に分割し、信号の各々を分岐リード86を通じて光受信機102に転送する。特定の実施例では光受信機102で受信した信号は関連するフィルタ100によって先ず選別されてもよい。フィルタ100は、各フィルタが別々のチャネルを関連する受信機102に転送可能にするように実現されてもよい。フィルタ100は(音響−光チューナブルフィルタのような)チューナブルフィルタ又は他の適切なフィルタでもよく、受信機102はバンドパス受信機又は他の適切な受信機でもよい。そのような構成は、特定のリング16,18に関連する各受信機が、異なる波長を受信すること及びその波長で伝送された情報を適切なクライアントに転送することを許容する。フィルタ100を通過する分岐した光信号は信号再生成なしに(信号がそのような再生成を必要としなければ)クライアントに光学的に転送可能である。
上述したようにADN12は要素管理システムをも用意する。EMS124はADN12内の全ての要素を監視及び/又は制御する。特にEMS124はそのリングに関連するOSC受信機112を通じて電気的な形式で各リング16,18からOSC信号を受信する(OSC受信機112はOSCフィルタ66aを通じて信号を取得する。)。EMS124は信号を処理し、その信号を転送し及び/又はその信号をループバックする。例えばEMS124は電気信号を受信し、OSC送信機116及びOSCフィルタ66bを通じてOSC信号をリング16,18の次のノードへ再送信し、適切であるならばノード固有のエラー情報又は他の適切な情報をOSCに加える。
一実施例ではADN12内の各要素はそれ自身を監視し、故障又は他の問題が生じた場合にEMS124へのアラーム信号を生成する。例えばADN12内のEMS124は1以上の様々な種類のアラームをADN12中の要素及び素子から受信してもよく、そのアラームは例えば:増幅器光不足(LOL)アラーム、増幅機器アラーム、光受信機器アラーム、光送信機器アラームその他のアラームである。ある不具合は複数のアラームを生み出すかもしれない。例えばファイバ切断は隣接ノードで増幅器LOLアラームを生み出し、光受信機からのエラーアラームも生み出す。更にADN12内の適切なファイバセグメントに及びEMS124に通信可能に接続された光スペクトラムアナライザ(OSA)を用いて、EMS124はADN12内の光信号の波長及び/又はパワーを監視してもよい。
NMS126はノード12,14の全てからエラー情報を収集し、アラームを分析し、不具合のタイプ及び/又は場所を判別するように機能する。その不具合のタイプ及び/又は場所に基づいて、NMS126はネットワーク10に必要とされるプロテクションスイッチング動作を判別する。プロテクションスイッチング動作はノード12,14内のEMSへの命令を発行することでNMS126によってのみ実行されてもよい。
エラーメッセージは故障した機器を置換することによって修復される機器の不具合を示すかもしれない。例えば光受信機又は光送信機の不具合は光受信機器アラーム又は光送信機器アラームの契機(トリガ)をそれぞれ与え、必要に応じて光受信機又は光送信機が置換されてもよい。
受動的なADN12が記述されているが、特定の実施例ではネットワーク10はアクティブノード、パッシブノード又はアクティブ及びパッシブノードの組み合わせを含んでもよい。ノードはそれらが何らの光スイッチも、切替可能な増幅器も、或いは他のアクティブ装置も含まないパッシブなものでもよい。ノードはそれらが光スイッチを、切替可能な増幅器を、或いは他のアクティブ装置を伝送要素内に又は他のノード内に含むアクティブなものでもよい。パッシブなノードはより簡潔であり、より安価な設計内容になるかもしれない。
図3は本発明の一実施例による図2のADN12の光カプラの詳細を示すブロック図である。この例では光カプラ60は2入力及び2出力を有するファイバカプラである。一実施例では光カプラ60はウエーブガイド回路及び/又はフリースペースオプティクス(FSO)により全部又は一部が合成されてもよい。カプラ60は如何なる適切な入力及び出力でもそれらを1つ又はいくつでも含んでよいこと、及びカプラ60は出力より多い数の入力を又は入力より多い数の出力を有してもよいことが理解されるであろう。
図3を参照するに、光カプラ60は本体180、第1進入セグメント182、第2進入
セグメント184、第1進出セグメント186及び第2進出セグメント188を有する。第1進入セグメント182及び第1進出セグメント186は第1の連続的な光ファイバをなす。第2進入セグメント184及び第2進出セグメント188は第2の連続的な光ファイバをなす。本体180、セグメント182,184,186及び188の外側はジャケット部、クラッディング部及びコアファイバより成る。本体180の内側では、ジャケット部及びクラッディング部は除去され、撚り合わせた或いは別の方法で共に結合されたコアファイバが、第1及び第2の連続的な光ファイバの間で光信号及び/又は信号のエネルギを伝送可能にする。このようにして光スプリッタ/カプラ60は、進入セグメント182,184から到達する光信号を受動的に合成し、合成された信号を進出セグメント186,188を通じて受動的に分岐及び転送する。複数の信号は合成されてもよく、合成された信号は、合成後にその合成された信号を分割することによって、或いはファイバ間でエネルギを転送することで信号を同時に合成及び分割することによって分けられる。この方法では光スプリッタ/カプラ60はメインストリームラインでチャネル間隔に関する何らの制約なしに柔軟にチャネル間隔を設定する。特定の実施例ではカプラは−55dBを上回る指向性を有する。挿入損失に関する波長依存性は100nmの範囲にわたって約0.5dBより少ない。50/50カプラの挿入損失は約−3.5dBより少ない。
図4Aは本発明の一実施例による図1のネットワークの光ゲートウエー14の詳細を示すブロック図である。上述したようにゲートウエー14は隣接するサブネット間に設けられ、隣接するサブネットの境界を形成する。ゲートウエー14は適切な如何なる1つ又は複数のノードでも1以上のノードの要素でもよく、そのノードはリング又は他の適切なネトワーク構成の1以上の方向においてノード間でチャネル(又はチャネル群)を選択的に孤立させる或いは露出させる。特定の実施例ではそのようなチャネル(又はチャネル群)の信号について、ゲートウエー14は信号を不変に通し、信号を再生成し、或いは信号の波長を再生成及び変換してもよい。
図4Aを参照するに、ゲートウエー14は反時計回りの伝送要素200a及び時計回りの伝送要素200bを含む。伝送要素200の各々は多重/分離ユニット又はマルチプレクサ/デマルチプレクサ(mux/demux)ユニット214を有する。多重/分離ユニット214の各々はデマルチプレクサ206、マルチプレクサ204及びスイッチ要素を有し、スイッチ要素はスイッチ210の配列又は他の素子(トラフィックチャネル又はチャネル群を選択的に転送又は終端する素子)から構成される。特定の実施例ではマルチプレクサ204及びデマルチプレクサ206はウエーブガイドの配列より成る。別の実施例ではマルチプレクサ204及びデマルチプレクサ206はブラッグ回折格子、薄膜形式のサブバンド(利用可能な波長/チャネル全体の中の部分集合である一群の波長/チャネル)マルチプレクサ/デマルチプレクサ又は他の適切な如何なるデバイスから構成されてもよい。多重/分離ユニット214がサブバンドmux/demuxより成る場合には、ユニット214はサブバンドを遮る或いは転送するように機能する。スイッチ210は1×2若しくは他の適切なスイッチ、光クロスコネクト、又は他の適切な素子(分離したトラフィックチャネルを選択的に転送し又は終端させる素子)から構成されてもよい。多重/分離ユニット214は代替的に他の如何なる素子(個々のチャネル又はチャネル群を選択的に遮る又は転送するように共同して機能する素子)から構成されてもよい。
ADN12と同様に、ゲートウエーの伝送要素もカプラ60、増幅器64、OSCフィルタ66及びコネクタ70を有する。図示の例ではカプラ60aは多重/分離ユニット214各々に先立って設けられ、カプラ60bは多重/分離ユニット214各々の後に設けられる。カプラ60aは前段の増幅器64aからの信号を概して等しい2つの信号に受動的に分割し、それらの信号は:多重/分離ユニット214に転送される通過信号、及び関連する信号再生成要素220に転送される分岐信号である。分岐信号は内容的には実質的に一致するかもしれないが、パワーレベルは異なってもよい。カプラ60bは多重/分離ユニット214からの信号と各自の信号再生成要素220からの信号とを受動的に合成する。合成された信号はカプラ60bから後段の増幅器64bに転送される。
伝送要素200はADN12の伝送要素50と同様にリング16,18に及びそこからOSC信号を受動的に挿入及び分岐させるよう更に機能する。より具体的には各伝送要素200はOSC進入フィルタ66aを含み、そのフィルタは各自のリング16又は18からの進入光信号を処理する。OSCフィルタ66aの各々は光信号からOSC信号を選別し、OSC信号を各自のOSC受信機112に転送する。OSCフィルタ66aの各々は残りの伝送光信号を関連する前段増幅器66aに転送する又は通す。前段の増幅器66aは信号を増幅し、その信号を関連するカプラ60aに転送する。
伝送要素200の各々はOSC出口フィルタ66bを含み、そのフィルタは関連するOSC送信機116からのOSC信号を後段増幅器64bからの光信号に加え、合成された信号を進出伝送信号としてネットワーク10の関連するリング16又は18に転送する。加えられるOSC信号はローカルに生成されたデータでもよいし、ローカルEMS124を通って受信されたOSCデータでもよい。
信号再生成要素220の各々はスプリッタ222及び合成器224を含む。ADN12のスプリッタ82と同様に、スプリッタ222はカプラを有し、そのカプラは1つの光ファイバ進入リードと(分岐リード226として機能する)複数の光ファイバ進出リードとを有する。1以上の分岐リード226の各々がフィルタ230に接続されてもよく、そのフィルタは光トランスポンダ232に接続されてもよい。合成器224は同様にカプラを有し、カプラは1つの光ファイバ進出リードと(挿入リード228として機能する)複数の光ファイバ進入リードとを有する。1以上の挿入リード228の各々は光トランスポンダ234に接続されてもよい。1以上の光送信機234は、手動の可変光アッテネータのような、送信機234からの光出力パワーを調整する1以上の素子を含んでもよい。トランスポンダ232,234はスイッチ236により結合され、スイッチはトランスポンダ232からトランスポンダ234へ伝送される信号を転送し、或いはその信号を終端する。
図示の実施例は4つの分岐リード226及び4つの挿入リード228を示しているが、以下において更に詳細に説明されるように適切な数の分岐リード226及び挿入リード228はいくつでも実装されてよいことが理解されるべきである。ゲートウエー14は反時計回りの挿入ファイバセグメント242、反時計回りの分岐ファイバセグメント244、時計回りの挿入ファイバセグメント246及び時計回りの分岐ファイバセグメント248を更に有し、それらはカプラ60a,60bをスプリッタ222及び合成器224に接続する。
図2に関連して上述されたようなADN12と同様に、ゲートウエー14は、受信機112、OSCインターフェース114、OSC送信機116及び(NMS126に結合される)EMS124から構成される管理要素110を有する。また、図2を参照しながら説明されたように、EMS110はOSCファイバセグメント150,152,154,156を通じて伝送要素200に接続される。
動作時にあっては、各伝送要素200は複数のチャネルより成る光信号を各自のリング16又は18から受信する。OSCフィルタ66aは上述されたように光信号からOSC信号を選別し、残りの信号は増幅器64aに転送され、増幅器は信号を増幅し、それをカプラ60aに転送する。カプラ60aは増幅器64からの信号を概して等しい2つの信号に受動的に分割し、それらの信号は:多重/分離ユニット214に転送される通過信号、及び関連する信号再生成要素220に転送される分岐信号である。分岐信号は内容的に実質的に等しいが、パワーレベルは異なってもよい。
多重/分離ユニット214のデマルチプレクサ206はカプラ60aからの光信号を受信し、その信号を構成成分チャネルに分離する。スイッチ210はチャネルの各々を選択的に終端し或いはマルチプレクサ204に転送する。以下に説明されるように、サブネット及び関連するプロテクション法を実行するためにチャネルは選択的に終端又は転送されてもよい。スイッチ210に転送されたチャネルはマルチプレクサ204によって受信され、マルチプレクサは受信したチャネルをWDM光信号に多重化し、その光信号をカプラ60bに転送する。
信号再生成要素220のスプリッタ222もカプラ60aから光信号を受信する。スプリッタ222は分岐した信号を概して等しい複数の信号に分ける。これらの信号の1以上の各々は分岐リード236を通じて光フィルタ230に転送される。分岐リード236の各々は関連するフィルタ230を有してもよく、そのフィルタは特定の波長/チャネル(又は一群の波長/チャネル)だけを転送可能にする。フィルタ230は、各フィルタが異なるチャネル(選別されたチャネル)を関連するトランスポンダ232に転送できるように実現されてもよい。そのような構成は、特定の信号再生成要素220に関連するトランスポンダ232の各々が異なる波長を受信可能にする。そしてこのことは選択された波長をトランスポンダ232に転送可能にし、そのように選別された波長各々が必要に応じて別々に処理されることを可能にする。
トランスポンダ232の各々は、光信号を受信してその光信号を電気信号に変換する受信機を含む。また、各トランスポンダは電気信号を光信号に変換しなおす送信機を含む。光信号のそのような光−電気−光の変換はその信号を再生成する。或いはトランスポンダ232,234は1つの受信機及び1つの送信機でそれぞれ置換されてもよく、その場合に受信信号は受信機から送信機に電気的に通知される。光信号が発信ノードから宛先ノードへ比較的長距離を伝搬しなければならない場合に、再生成が必要とされる又は望まれるかもしれない。信号のパワーはリング16,18を伝搬するにつれて減少するので、信号が利用不可能な又は望まれないレベルに信号を劣化させるのに充分に伝搬距離が長い場合に、信号再生成が必要とされる。単なる例として、一般的な大都市ネットワークでは信号が約100キロメートル伝搬した後で信号再生成が望まれるかもしれない。
図示の例では再生成された光信号はトランスポンダ232からスイッチ236に転送され、スイッチは各トランスポンダと関連するトランスポンダ234との間に設けられている。スイッチ236は関連するトランスポンダ232から到来する光信号を選択的に終端し、或いは信号を関連するトランスポンダ234に転送してもよい。トランスポンダ234は受信機及び送信機を含み、トランスポンダ234に転送される信号はトランスポンダ232のように光−電気−光の変換を経る。特定の実施例ではトランスポンダ234は送信機を含み、送信機は信号が送信される波長/チャネルを変更してもよい。そのような波長変換を利用する特徴については以下で更に詳細に説明される。
トランスポンダの「セット」(トランスポンダ232及びトランスポンダ234の組又は一式)が描かれているが、実施例によってはそのような各セットが1つのトランスポンダで置換されてもよい。そのような1つのトランスポンダは信号再生成及び波長変換の双方を実行してよい。更に、単一のトランスポンダが使用される場合には、スイッチ236はそのトランスポンダの受信機及び送信機の間に設けられてよいし、或いはスイッチ236は使用されてなくてもよい。更に分岐リード226、挿入リード228及び関連するトランスポンダ232,234はいくつでも使用されてよい。そのようなリード及びトランスポンダセット(又は単一のトランスポンダ)の数は、リング16,18で通信される光信号の波長/チャネルの数に依存して変化してもよく、その波長/チャネルで再生成又は波長変換が実行される。
選択された波長/チャネルでの再生成及び/又は波長変換を実行した後に、そのような波長/チャネルは、挿入リード228を通じて特定の信号再生成要素220のトランスポンダ234から信号再生成要素220の合成器224に伝送される。合成器224はトランスポンダ234からの様々な波長/チャネルを合成し、合成された信号を関連するトランスポンダ要素200のカプラ60bに転送する。
カプラ60bは、関連する多重/分離ユニット214からの光信号と関連する信号再生成要素220からの光信号とを受動的に合成する。合成された信号はカプラ60bから関連する後段の増幅器64bに転送され、増幅器では合成された光信号が増幅される。そして増幅された光信号はOSC進出フィルタ66bに転送され、フィルタは関連するOSC送信機116からのOSC信号を合成された光信号に加え、新たに合成された信号を進出伝送信号としてネットワーク10の関連するリング16,18に転送する。加えられたOSC信号はローカルに生成されたデータでもよいし、或いはEMS124を通じて転送された受信OSCデータでもよい。
各リング16,18のゲートウエー14の中でカプラ60a,60b、多重/分離ユニット214及び信号再生成要素220を組み合わせることは、リング16,18上でゲートウエー14に到達する光トラフィックの柔軟な処理法を提供する。例えば特定の波長/チャネルのトラフィックが多重/分離ユニット214を通じて転送され、何らの再生成も波長変換もなされないようにしてもよい。同じ波長は、カプラ60aから信号再生成要素220に分岐された光信号の中から選別されるのが一般的である。他の波長の各々は、信号再生成要素220のフィルタ230の1つを通じて転送され、再生成されてもよいし及び/又は別の波長に変換されてもよい。トランスポンダ232に転送されたこれらの波長は多重/分離ユニット214の関連するスイッチによって典型的には終端される。従ってゲートウエー14に入る光信号の波長の各々は:1)光学的に通過させてもよいし、2)(光サブネットドメインをそのようなドメインの他のものから分離するために)光学的に終端されてもよいし、3)波長変換なしに再生成されてもよいし、又は4)波長変換と共に再生成されてもよい。EMS110は各波長のこれらの選択肢の1つを実行するために多重/分離ユニット214及び信号再生成要素220を構成し、以下に更に詳細に説明されるようなサブネット、プロテクションスイッチング及び他の適切な特徴をもたらす。
様々な他の実施例ではゲートウエー14は光リング16,18にトラフィックを受動的に挿入及び分岐するように更に用意されてもよい。そのような2つの例が以下に説明される。
図4Bは図4Aのゲートウエー14で再生成要素220各々の代わりに使用されてもよい再生成要素240を示すブロック図であり、ゲートウエー14を用いてローカルクライアント又は他の宛先にトラフィックを挿入及び分岐することを許容にする。再生成要素240は再生成要素220と同様であるが、スイッチ236がスイッチ242,244で置換されている点が異なる。スイッチ242はトランスポンダ232からの光信号をスイッチ244へ、或いは分岐した光トラフィック(矢印246で示される分岐トラフィック)を受信するためにスイッチ242に結合されるローカルクライアント若しくは他の宛先へ伝送するように機能する。スイッチ244はスイッチ242から又は宛先から光信号を受信するよう機能し、後者の場合は(矢印248で示される挿入トラフィックである)光トラフィックを挿入する。従ってトランスポンダ232からの信号は適切な宛先に分岐され、或いは(例えば、波長変換及びリング16,18への返送のために)トランスポンダ234に伝送されてもよい。このようにしてゲートウエー14はトランスポンダ232によって受信した波長の各々についてその波長の信号を再生成し(及びおそらくは波長変換し)、或いはその波長の信号を適切な宛先に分岐させる。他の実施例では分岐した光信号は再生成されずにローカルクライアントに選択的に転送されてもよい(信号はトランスポンダ232に転送されずにフィルタ230からクライアントへ直接的に転送可能である。)。
図4Cは多重/分離ユニット214各々の代わりに図4Aのゲートウエー14で使用されてもよい多重/分離ユニット250を示すブロック図であり、そのユニットはゲートウエー14を用いてトラフィックを挿入可能に及びローカルクライアントに分岐可能にする。多重/分離ユニット250は図4Aを参照しながら上述されたようにデマルチプレクサ206及びマルチプレクサ204から構成される。複数のスイッチ210の代わりは、2×2スイッチ/アッテネータの複数組であり、その各々は2×2スイッチ251、可変光アッテネータ(VOA)252、光スプリッタ253、フォトディテクタ255及びコントローラ254を有する。VOA252は進入信号をフィードバックループに基づいて指定されたパワーレベルに減衰させ、そのフィードバックループは信号を取り出すスプリッタ253、信号のパワーレベルを検出するフォトディテクタ255及び検出されたパワーレベルに基づいてVOA252を制御するフィードバックコントローラ254を含む。このようにしてリングは2×2スイッチを「クロス(cross)」位置に切り換えることで特定の波長/チャネルについて開放され、2×2スイッチが「スルー(through)」位置にある場合の「通過」信号のパワーレベルが調整されてもよい。或いは特定の波長のトラフィックがスイッチ251の分岐リード256及び挿入リード257を通じてリング16,18に挿入され及び/又はそこから分岐されてもよい。分配/合成要素80を参照しながら上述されたように、これらのリード256,257は分岐したトラフィックを受信する受信機及びトラフィックを加える送信機に結合されてもよい。サブバンド多重/分離ユニットが装備されるならば、挿入/分岐及びパワーレベル制御はサブバンド毎に実行されてもよい。
図5は本発明の一実施例による図1の光ネットワーク10の構成例に関する光信号例を示すブロック図である。光信号経路例はOUPSRネットワークのようなネットワーク10の実現例を示す。図5では参照の便宜を図るためADN12及びゲートウエー14の上位概念的詳細しか示されていない。図1を参照しながら説明されたように、例示的な光ネットワーク10は3つのサブネット20,22,24を含む。サブネット20はADN12a,12bを含み、サブネット22はADN12c,12dを含み、サブネット24はADN12e,12fを含む。ゲートウエー14aはサブネット20,22を分け、ゲートウエー14bはサブネット22,24を分け、ゲートウエー14cはサブネット24,20を分ける。これらのノード12,14の全ては以下に説明されるように「分岐及び継続」機能を有する。
図示の例では3つのトラフィックストリームが示されている。トラフィックストリーム300はADN12cから発する時計回りのストリームであり、ADN12dまでリング16上を伝搬する。トラフィックストリーム302はADN12cから発する反時計回りのストリームであり、ADN12dまでリング18上を伝搬する。トラフィックストリーム302’は波長変換後のトラフィックストリーム302である。トラフィックストリーム302’はストリーム302と同一内容を含むが、異なる波長/チャネルにおけるものである。OUPSRプロテクションではトラフィックストリーム300,302はADN12に宛てられた等しい内容を含む。上述したようにこれらの二重のOUPSRトラフィックストリームは、適切な状況の中でストリーム300及び/又は302の選択的な再生成及び/又は波長変換を行うようにゲートウエー14を構築することで実現されてもよい。例えばストリーム300及び/又は302は特定の距離を伝搬した後に再生成されてもよく、ストリーム302はそれが発せられたサブネットを通じてストリームが伝搬する場合にそれ自身と干渉することを防ぐためにストリーム302’に波長変換される。そのような選択的な再生成及び/又は波長変換は必要ならば比較的長距離にわたるストリーム300,302の伝送を可能にし、ネットワーク10内の信号と干渉することを防ぐ。
トラフィックストリーム300はリング16に関連する送信機104を用いてADN12cで第1波長/チャネルλで発せられる。ストリーム300はリング16に関連するADN12cのカプラ60によりリング16上に存在する光信号に加えられる。リング16にストリーム300しか示されていないが、他の波長/チャネル(或いはもしかすると他のサブネットでは同じ波長/チャネル)の他のトラフィックチャネルもリング16の回りを伝搬していることが理解されるべきである。ADN12cを出た後に、ストリーム300はリング16を通じてADN12dに伝搬する。ADN12dのカプラ60はリング16上の他の全てのトラフィックと共にストリーム300を分岐する。受信機102は(関連するフィルタ100により)ストリーム300を受信し、そのストリーム中の情報を適切なロケーションに転送するように使用される。またストリーム300はADN12dのカプラ60により転送され、ゲートウエー14bに伝搬する。
ゲートウエー14bのカプラ60aは(ストリーム300を含む)ADN12dから到来するリング16上のトラフィックを分岐し(言い換えれば、再生成要素220にコピーを転送し)且つ転送する。転送されたトラフィックはゲートウエー14bのデマルチプレクサ206によってその構成成分の波長/チャネル(λのストリーム300を含む)に分離される。分離されたストリーム300はデマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は図示の例ではストリーム300を終端するように構築される。ストリーム300のトラフィックは既に到達済みのADN12dに宛てられているので、そのような終端が適切である。ゲートウエー14の信号再生成要素220に関連するフィルタ230がλを転送しないように構成することで、カプラ60aから分岐したトラフィックに含まれる分岐ストリーム300が同様に終端される。ストリーム300がサブネット24,20に入る前に終端されるので、λはそれらのサブネットの中で望まれるならば他のトラフィックに再利用されてもよい。
トラフィックストリーム302はリング18に関連する送信機104を用いてADN12cで第2波長/チャネルλで発せられる。λを使用するのは区別を意図する単なる例示に過ぎない。つまりリング16はリング18と分離されているので、ストリーム302はλで送信されてもよい(典型的にはそのようになされる。)。更にストリーム300,302,302’を伝送するのに他の適切などの波長/チャネルが使用されてもよい。ストリーム302はリング18に関連するADN12cのカプラ60によりリング18上に存在する光信号に加えられる。リング18にストリーム302(及び302’)しか示されていないが、他の波長/チャネル(或いはもしかすると他のサブネットでは同じ波長/チャネル)の他のトラフィックストリームもリング18の回りを伝搬していることが理解されるべきである。ADN12cを出た後に、ストリーム302はリング18を通じてゲートウエー14aに伝搬する。
ゲートウエー14aのカプラ60aは(ストリーム302を含む)ADN12cから到来するリング18上のトラフィックを分岐及び転送する。転送されたトラフィックはゲートウエー14aのデマルチプレクサ206によってその構成成分の波長/チャネル(λのストリームを含む)に分離される。分離されたストリーム302はデマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は図示の例ではストリーム300を転送するように構築される。ストリーム302のトラフィックは未到達のADN12dに宛てられているので且つストリーム302は再生成も波長変換も必要とされないので、そのような転送が適切である。図示の例ではADN12cからゲートウエー14aまでの距離は信号再生成を必要とする程度に充分長くはないことを想定している。ゲートウエー14aの信号再生成要素220に関連するフィルタ230がλを転送しないように構成することで、カプラ60aから分岐したトラフィックに含まれる分岐ストリーム302が終端される(何らの再生成も波長変換も必要とされないからである。)。
ストリーム302は他のトラフィックと共にADN12b,12aを通じてゲートウエー14aからゲートウエー14cへ伝搬する。トラフィックストリーム302はこれらのノードに宛てられていないので、トラフィック302はADN12b,12aによって分岐されるようには示されていない。しかしながらADN12b,12a双方のカプラは(リング18の残りのトラフィックと共に)ストリーム302を転送し、(他のトラフィックと共に)ストリーム302を分岐することが理解されるべきである。ADN12b,12aに関連するフィルタ100はストリーム302がこれらのノード宛でないので上述のようにλを濾波する。或いは受信機102内の電気スイッチによって波長が選別されてもよい。
ゲートウエー14cに到達すると、ゲートウエー14cのカプラ60aはADN12aから到来する(ストリーム302を含む)リング18上のトラフィックを分岐し且つ転送する。本実施例に関し、ストリーム302はリング18上でこの地点に至るまでの距離に起因して再生成を必要とすることを仮定している。従ってカプラ60aにより転送されたトラフィックがゲートウエー14cのデマルチプレクサ206により分離されると、分離されたλのストリーム302はスイッチ210により終端される。トラフィックストリーム302中のトラフィックは信号再生成要素220を用いて再生成され、カプラ60bでリング18に加えなおされるので、そのような終端は適切である。
カプラ60aにより分岐させられたトラフィックはリング18に関連する信号再生成要素220に転送される。分岐したトラフィックはスプリッタ222によって複数の複製(コピー)に分けられ、ストリーム302はフィルタ230によってトランスポンダ232に転送される。そしてストリーム302はトランスポンダ232及び/又はトランスポンダ234を用いて再生成される(上述したように、特定の実施例では単一のトランスポンダが使用されてもよい。)。図示の例ではこの地点で何らの波長変換も実行されない。再生成されたストリーム302は合成器224により信号再生成要素220に転送されている他の信号と合成され、合成された信号はカプラ60bにより多重/分離ユニット214を通じて伝搬しているトラフィックに加えられる。この合成されたトラフィックはゲートウエー14cからADN12fに伝送される。
ストリーム302は他のトラフィックと共にADN12f,12eを通じてゲートウエー14cからゲートウエー14bへ伝搬する。トラフィックストリーム302はこれらのノードに宛てられていないので、トラフィック302はADN12f,12eによって分岐されるようには示されていない。しかしながらADN12f,12e双方のカプラ60は(リング18の残りのトラフィックと共に)ストリーム302を転送し、(他のトラフィックと共に)ストリーム302を分岐することが理解されるべきである。ADN12f,12eに関連するフィルタ100はストリーム302がこれらのノード宛でないので上述のようにλを濾波する。
ゲートウエー14bに到達すると、ゲートウエー14bのカプラ60aはADN12aから到来する(ストリーム302を含む)リング18上のトラフィックを分岐し且つ転送する。本実施例に関し、サブネット22の中でλのストリーム302が伝搬することはADN12cからλで発するトラフィックと干渉を招くので、ストリーム302はこの地点で波長変換を必要とすることを仮定している。従ってカプラ60aにより転送されたトラフィックがゲートウエー14bのデマルチプレクサ206により分離されると、分離されたλのストリーム302はスイッチ210により終端される。
カプラ60aにより分岐させられたトラフィックはリング18に関連する信号再生成要素220に転送される。分岐したトラフィックはスプリッタ222によって複数のコピーに分けられ、ストリーム302はフィルタ230によってトランスポンダ232に転送され、フィルタはλをトランスポンダ232に転送可能にする。そしてストリーム302はトランスポンダ232を用いて再生成され、波長はトランスポンダ234によってλに変換される(但し、上述したように、特定の実施例では単一のトランスポンダが使用されてもよい。)。再生成及び波長変換されたストリーム302’は合成器224により信号再生成要素220に転送されている他の信号と合成され、合成された信号はカプラ60bにより多重/分離ユニット214を通じて伝搬しているトラフィックに加えられる。この合成されたトラフィックはゲートウエー14bからADN12dに伝送される。
ADN12dのカプラ60はストリーム302’を(リング18上の残りのトラフィックと共に)転送し、ストリーム302’を(他のトラフィックと共に)分岐する。ストリーム302’はADN12dに宛てられているので、ADN12dに関連するフィルタ100の1つはλを通すように構成される。また、ストリーム302’はADN12cに続き、ADN12cはストリーム302’を分岐及び選別する。ADN12cのカプラ60もストリーム320’を転送するが、ストリーム302’は今ではλであるので、ストリーム302’がカプラ60でADN12cから発するλのストリーム302と合成される場合に、何らの干渉も引き起こされない。そしてストリーム302’はADN12cからゲートウエー14aに伝搬する。
ゲートウエー14aのカプラ60aは(ストリーム302’を含む)ADN12dから到来するリング18上のトラフィックを分岐し且つ転送する。転送されたトラフィックはゲートウエー14bのデマルチプレクサ206によってその構成成分の波長/チャネル(λのストリーム302’を含む)に分離される。分離されたストリーム302’はデマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は図示の例ではストリーム302’を終端するように構築される。ストリーム302’のトラフィックは既に到達済みのADN12dに宛てられているので、そのような終端が適切である。ゲートウエー14の信号再生成要素220bに関連するフィルタ230がλを転送しないように構成することで、カプラ60aから分岐したトラフィックに含まれる分岐ストリーム302’が同様に終端される。ストリーム302’がサブネット20,24に入る前に終端されるので、λはそれらのサブネットの中で望まれるならば他のトラフィックに再利用されてもよい。
このようにしてゲートウエー14及びADN12を構築することによってOUSPRプロテクションをネットワーク10に用意することができる。このプロテクションは、発信元から宛先までリング16を時計回りに伝搬するトラフィックストリーム300と、リング18を反時計回りに伝搬する、第1トラフィックストリーム300と同じ情報を含むトラフィックストリーム302,302’とを用意することで実現される。従って、リング16及び/又は18で破断その他のエラーが生じた場合でさえも情報は宛先に到達可能なので、プロテクション(保護)機能が発揮される。例えばリング16及び18がADN12c及び12d間で破断した場合に、トラフィックストリーム300はADN12dに到達しない。しかしながらトラフィックストリーム302’はADN12dに到達し−トラフィックプロテクション機能を発揮する。ネットワーク10の他の場所での破断その他の不具合も同様に処理されてよいことは理解されるであろう。更に図5に記載されているOUPSRネットワークの実施例は3つのサブネットを含み、各サブネットが2つのADN12を含んでいるが、適切な数のADN12、ゲートウエー14及びサブネットはいくつでも使用されてよい。各ゲートウエー14はトラフィックのソース及び宛先に依存して到来する各々のチャネルにおけるトラフィックを少なくとも終端するように、選択的に通過させるように、再生成するように又は再生成及び波長変換するように更に構成されてもよい。更に、以下に説明されるように、単一のゲートウエー14がサブネットを一切有しないネットワーク内のハブノードとして使用されてもよい。
図6は本発明の一実施例による図1の光ネットワーク310での光信号を示すブロック図である。これらの光経路例はネットワーク310をOUPSRネットワークとして実現している様子を示す。ネットワーク310はハブノードとして動作する複数のADN12及び単一のゲートウエー14を含む。従ってネットワーク310はサブネットを有しない。図6では参照の簡明化のため、ADN12及びゲートウエー14の上位概念的な細部しか描かれていない。
図示の例では3つのトラフィックストリームが示されている。トラフィックストリーム320はADN12aから発する時計回りのストリームであり、ADN12b宛にリング16上を伝搬する。トラフィックストリーム322はADN12aから発する反時計回りのストリームであり、ADN12b宛にリング1b上を伝搬する。トラフィックストリーム322’は波長変換後のトラフィックストリーム322である。トラフィックストリーム322’はストリーム322と同一内容を有するが、異なる波長/チャネルにおけるものである。OUPSRプロテクションでは、トラフィックストリーム320,322はADN12b宛の同一内容を含む。以下に説明されるように、これらの2重のOUPSRトラフィックストリームは、ネットワーク310での干渉を防ぐためにストリーム320の波長変換機能を備えるようにゲートウエー14を構築することで実現されてもよい。
トラフィックストリーム320はリング16に関連する送信機104を利用してAND12aで第1波長/チャネルλで発せられる。ストリーム320はリング16に関連するADN12aのカプラ60によりリング16上に存在する光信号に加えられる。リング16にストリーム320しか示されていないが、他の波長/チャネルで他のトラフィックがリング16の回りを伝搬していることも理解されるべきである。ADN12aを出た後に、ストリーム320はリング16を通じてADN12bに伝搬する。ADN12bのカプラはリング16上の他の全てのトラフィックと共にストリーム320を分岐する。受信機102は(例えば、付随するファイバを利用して)ストリーム320を受信し、そのストリーム中の内容を適切な場所に(例えば、ADN12bのクライアントに)伝送するように使用されてもよい。ストリーム320はADN12bのカプラ60によって転送され、ゲートウエー14に伝搬する。
ゲートウエー14のカプラ60aは(ストリーム320を含む)ADN12bから到来するリング16上のトラフィックを分岐し且つ転送する。転送されたトラフィックはゲートウエー14のデマルチプレクサ206によってその構成成分の波長/チャネル(λのストリーム320を含む)に分離される。分離されたストリーム320はデマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は図示の例ではストリーム320を終端するように構築される。ストリーム320のトラフィックは既に到達済みのADN12bに宛てられているので、そのような終端が適切である。ゲートウエー14の信号再生成要素220に関連するフィルタ230がλを転送しないように構成することで、カプラ60aから分岐したトラフィックに含まれる分岐ストリーム320が同様に終端される。
トラフィックストリーム322はリング18に関連する送信機104を用いてADN12aで第2波長/チャネルλで発せられる。λを使用するのは区別を意図する単なる例示に過ぎない。つまりリング16はリング18と分離されているので、ストリーム322はλで送信されてもよい(典型的にはそのようになされる。)。更にストリーム320,322,322’を伝送するのに他の適切な如何なる波長/チャネルが使用されてもよい。ストリーム322はリング18に関連するADN12aのカプラ60によりリング18上に存在する光信号に加えられる。リング18にストリーム322(及び322’)しか示されていないが、他の波長/チャネルの他のトラフィックストリームもリング18の回りを伝搬していることが理解されるべきである。ADN12aを出た後に、ストリーム322はリング18を通じてADN12hに伝搬する。
ストリーム322は他のトラフィックと共にADN12h,12g,12f,12e,12d,12cを通じてゲートウエー14に伝搬する。トラフィックストリーム322はこれらのノードに宛てられていないので、トラフィックストリーム322はADN12h,12g,12f,12e,12d,12cによって分岐されるようには示されていない。しかしながらこれらのADN各々のカプラは(リング18の残りのトラフィックと共に)ストリーム322を転送し、(他のトラフィックと共に)ストリーム322を分岐することが理解されるべきである。これらのADN各々に関連するフィルタ100はストリーム322がこれらのノード宛でないので上述のようにλを濾波する。
ゲートウエー14に到達すると、ゲートウエー14のカプラ60aはADN12cから到来する(ストリーム322を含む)リング18上のトラフィックを分岐し且つ転送する。本実施例に関し、ゲートウエー14によりλのストリーム322を伝送することがADN12aから発するλ2のトラフィックと干渉をもたらすので、ストリーム322はこの地点で波長変換を必要とする。従ってカプラ60aにより転送されたトラフィックがゲートウエー14のデマルチプレクサ206により分離されると、分離されたλのストリーム322はスイッチ210により終端される。
カプラ60aにより分岐させられたトラフィックはリング18に関連する信号再生成要素220に転送される。分岐したトラフィックはスプリッタ222によって複数のコピーに分けられ、ストリーム322はλを選択するフィルタ230によってトランスポンダ232に転送される。そしてストリーム322はトランスポンダ232を用いて再生成され、波長はトランスポンダ234によってλに変換される(但し、上述したように、特定の実施例では単一のトランスポンダが使用されてもよい。)。再生成及び波長変換されたストリーム322’は合成器224により信号再生成要素220に転送されている他の信号と合成され、合成された信号はカプラ60bにより多重/分離ユニット214を通じて伝搬しているトラフィックに加えられる。この合成されたトラフィックはゲートウエー14からADN12dへその宛先に伝送される。
ADN12bのカプラ60はストリーム322’を(リング18上の残りのトラフィックと共に)転送し且つストリーム322’を(他のトラフィックと共に)分岐する。ストリーム322’はADN12bに宛てられているので、ADN12bに関連するフィルタ100の1つはλを通すように構成される。また、ストリーム322’はADN12aに続き、ADN12aはストリーム322’を分岐及び選別する。ストリーム322’は今ではλであるので、ストリーム322’がADN12aから発するλのストリーム302と合成される場合に、何らの干渉も引き起こされない。そしてストリーム322’はADN12aからADN12hに伝搬する。
ストリーム322と同様に、ストリーム322’はADN12h、12g,12f,12e,12d,12cと共にゲートウエー14に伝搬する。ストリーム322’はこれらのノードに宛てられてはいないので、トラフィックストリーム322’はADN12h、12g,12f,12e,12d,12cによって分岐されるようには示されていない。しかしながらこれらのADN各々のカプラ60はストリーム322’を(リング18上で残りのトラフィックと共に)転送し、ストリーム322’を(他のトラフィックと共に)分岐することが理解されるべきである。ストリーム322’はこれらのノードに宛てられてはいないので、これらのADN各々に関連するフィルタ100はλを濾波する。
ストリーム322と同様に、ゲートウエー14のカプラ60aはストリーム322’の分岐及び転送の双方を行う。転送されたストリーム322’はデマルチプレクサ206で分離された後にスイッチ210によって終端される。ストリーム322’中のトラフィックは既に到達済みのADN12b宛であり、ストリーム322’が更に伝搬するとゲートウエー14から生じるストリーム322’と干渉を起こすので、そのような終端は適切である。カプラ60aから分岐したトラフィックに含まれる分岐ストリーム322’は、ゲートウエー14の信号再生成要素220に関連するフィルタ230がλを転送しないように構築することで同様に終端される。従って干渉は防止される。
このようにしてゲートウエー14及びADN12を構築することによってOUSPRプロテクションをネットワーク310に用意することができる。このプロテクションは、一例では、発信元から宛先までリング16を時計回りに伝搬するトラフィックストリーム320と、リング18を反時計回りに伝搬する、第1トラフィックストリーム320と同じ情報を含むトラフィックストリーム322,322’とを用意することで実現される。従って、リング16又は18で1以上の場所で破断その他のエラーが生じた場合でさえも情報内容は宛先に到達可能なので、プロテクション機能が発揮される。例えばリング16及び18がADN12a及び12b間で破断した場合に、トラフィックストリーム320はADN12bに到達しない。しかしながらトラフィックストリーム322’はADN12bに到達し−トラフィックプロテクション機能を発揮する。ネットワーク10での破断その他の不具合も同様に処理されてよいことは理解されるであろう。
図7は本発明の特定の実施例によるOUPSRプロテクションを行う光ネットワークでのトラフィック伝送方法例を示す。本方法はステップ400から始まり、ネットワークの1以上のゲートウエー14は、ネットワークの光リングで情報を伝送する複数の波長/チャネルの各々で信号を終端し、光学的に通過させ、再生成し、又は再生及び波長変換するように構成される。上述したようにそのような構成は、波長/チャネル各々における情報の発信元及び宛先に、並びに特定の波長/チャネルについての送信元及び宛先ノードに対するゲートウエーの位置に依存する。
ステップ402では複数のADN12(及びおそらくはゲートウエー14(それらが挿入分岐ノードとして機能する場合))の各々でトラフィックが受動的に挿入され及び光リングから分岐される。トラフィックは様々なノードに宛てられた内容及びリング内で様々な波長/チャネルで伝送される内容を有する。上述したように、双方のリングで同一の内容がソースノードから送信される。単なる例として図5に示されるように、ADN12cからの情報はリング16ではストリーム320で及びリング18ではストリーム322でADN12dに伝送される。
ステップ404では、それら各自の宛先ノードに到達したトラフィックチャネルはリングに沿った適切なゲートウエー14で終端される。一実施例では、そのような終端は1以上のゲートウエー14のスイッチでなされ、ゲートウエー14がネットワーク内のサブネットの境界を形成するようにする。例として図5に示されるように、ADN12cから生じるADN12d宛のトラフィックストリーム320はその宛先に達しているのでゲートウエー14bで終端される。
ステップ406では各自の宛先ノードに達していないトラフィックストリームは、宛先ノードに到達可能にするようにゲートウエー14を通じて転送される。各ゲートウエー14の構成に依存して、そのように転送されたトラフィックは光学的にゲートウエー14を通され、ゲートウエー14によって再生成され、或いはゲートウエー14によって再生及び波長変換されてもよい。図5の例のように、ストリーム322は光学的にゲートウエー14aを通され、ゲートウエー14cで再生され、ゲートウエー14bで再生及び波長変換される。トラフィックがネットワーク10に付加されるのを止めると、本方法は終了する。様々な波長/チャネルはそれらのソース及び発信源に依存して様々な時点及び様々な場所で付加され、分けられ、終端され及び転送されるので、方法例のステップは如何なる順序でも及び/又は同時になされてよいことは理解されるべきである。
図8は本発明の別の実施例による図1の光ネットワークの構成例に関する光信号例を示すブロック図である。これらの光信号例はネットワーク10をOSPPRネットワークとして実現する様子を示す。図8では参照の簡明化を図るため、ADN12及びゲートウエー14の上位概念的な細部しか示されていない。図1を参照しながら説明されたように、光ネットワーク例10は3つのサブネット20,22,24を含む。サブネット20はADN12a,12bを含み、サブネット22はADN12c,12dを含み、サブネット24はADN12e,12fを含む。ゲートウエー14aはサブネット20,22を分け、ゲートウエー14bはサブネット22,24を分け、ゲートウエー14cはサブネット24,20を分ける。
図示の例では幾つかのトラフィックが示されている。それらのストリームの一部はプリエンプタブル信号(即ちプロテクションチャネルアクセス(PCA)ストリーム)及びプロテクトされた(即ちワーク)信号より成る。先取りされた信号又はプリエンプタブル信号は他の信号に対する保護を与えるために終端される信号である。プロテクト信号は保護がなされる信号である。回線切断又は他の障害時にはプロテクトストリームはその宛先ノードに到達しなくなり、1以上のプリエンプタブルストリームが終端され、そのプリエンプタブルストリームの代わりにプロテクト(される)トラフィックが伝送されることを許容する。中断が修復された後に、ネットワークは中断以前の状態に戻されてもよい。一実施例ではプロテクションスイッチング可能なトラフィックはプリエンプタブルトラフィックより高優先度のトラフィックから構成されてよいが;プロテクトされる部分及びプリエンプタブルな部分にトラフィックストリームを分ける他の方法が他の実施例では適切である或いは望まれるかもしれないことが理解されるであろう。
図8をここで参照するに、通常の動作中では、プロテクトされるトラフィックストリーム502,504,506はサブネット20,22,24各々の中で時計回りリング16で伝送される。トラフィック502はADN12cから始まるADN12d宛の時計回りストリームであり、トラフィック504はADN12eから始まるゲートウエー14c宛の時計回りストリームであり、トラフィック506はADN12aから始まるADN12b宛の時計回りストリームである。図示の例ではプロテクトされるトラフィック502,504,506は各サブネット内で同じ波長(例えば、λ)で伝送される。プリエンプタブルトラフィックストリーム508,510も反時計回りリング18でλで伝送される。トラフィックストリーム508はADN12aから始まるADN12e宛の反時計回りストリームであり、トラフィックストリーム510はADN12dから始まるADN12c宛の反時計回りストリームである。図9に示されるようにストリーム508,510は高優先度ストリームを保護するためのプロテクションスイッチングの間に中断されるかもしれない。
単一の波長例でトラフィックが示されているが、プロテクトされるトラフィック及びプリエンプタブルトラフィックはリング16,18で様々な波長/チャネルで伝送されることが理解されるであろう。更にプロテクトされるトラフィックは(異なるリング上で)プリエンプタブルトラフィックと同じ波長で伝送されるように説明されるが、他の様々な形態が実現されてもよい。単なる例として、ワークトラフィックはリング16では奇数で番号付けされたチャネルで及びリング18では偶数で番号付けされたチャネルで伝送されてもよい。プリエンプタブルトラフィックはリング16では偶数で番号付けされたチャネルで及びリング18では奇数で番号付けされたチャネルで伝送されてもよい。適切な他の如何なる形態が使用されてもよい。
プロテクトされるトラフィックストリーム502はリング16に関連する送信機104を用いてADN12cで第1波長λで発せられる。ストリーム502はリング16に関連するADN12cのカプラ60を通じてリング16に存在する光信号に加えられる。ADN12cを出ると、ストリーム502はリング16を通じてADN12dに伝搬する。ADN12dのカプラ60はストリーム502をリング16上の他の全てのトラフィックと共に分岐する。受信機102はストリーム502を受信するため及びそのストリーム中の情報を適切な場所に伝送するために使用されてもよい。ストリーム502はADN12dのカプラ60により転送され、ゲートウエー14bに伝搬する。
ゲートウエー14bのカプラ60aはADN12dから到来するリング16上のトラフィック(ストリーム302を含む)の分岐及び転送の双方を行う。転送されたトラフィックは、ゲートウエー14bのデマルチプレクサ206によって、λのストリーム502を含む構成成分の波長/チャネルに分離される。分離されたストリーム502はデマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は図示の例ではストリーム502を終端するように構成される。ストリーム502のトラフィックはADN12d宛であり、そのトラフィックは到達済みであるので、そのような終端は適切である。カプラ60aから分岐したトラフィックに含まれる分岐ストリーム502は、ゲートウエー14bの信号再生成要素220に関連するフィルタ230がλを通さないように構築することによって同様に終端される。ストリーム502はサブネット24,20に入る前に終端されるので、λはこれらのサブネットの中でストリーム540,506用に再利用されてもよい。
プロテクトされるストリーム504はリング16に関連する送信機104を用いてADN12eで波長λで発せられる。ストリーム504はリング16に関連するADN12eのカプラ60を通じてリング16に存在する光信号に加えられる。ストリーム504は他のトラフィックと共にADN12eからADN12fを通じてゲートウエー14cに伝搬する。トラフィックストリーム504はADN12fによって分岐されるようには示されていない。なぜならストリーム504はそのノード宛てではないからである。しかしながらADN12fのカプラ60はストリーム504を(リング16上の残りのトラフィックと共に)転送し、ストリーム504を(他のトラフィックと共に)分岐することが理解されるべきである。ストリーム504はそのノード宛てではないのでADN12fに関連するフィルタ100はλを濾波する。
ゲートウエー14cに達すると、ゲートウエー14cのカプラ60aはADN12fから到来するリング16上の(ストリーム504を含む)トラフィックの分岐及び転送の双方を行う。ストリーム504はゲートウエー14c宛なので(この例では、ゲートウエー14cは上述したような分岐挿入ノードの素子を含む)、カプラ60aにより転送されたトラフィックがゲートウエー14cのデマルチプレクサ206で分離されると、分離されたλのストリーム504はスイッチ210で終端される。カプラ66aにより分岐されたトラフィックは受信機232に(例えば、分配/合成要素222及びフィルタ230を通じて)転送され、その受信機はストリーム504を受信し、ストリーム中の内容を適切な場所(例えば、ゲートウエー14cに結合されたクライアント)に伝送するために使用されてもよい。
プロテクトされるストリーム506はリング16に関連する送信機104を利用してADSN12aで波長λで発せられる。ストリーム506はリング16に関連するADN12aのカプラ60を通じてリング16に存在する光信号に加えられる。ADN12aを出ると、ストリーム506はリング16を通じてADN12bに伝搬する。ADN12bのカプラ60はストリーム506をリング16上の他のトラフィックと共に分岐する。受信機102はストリーム506を受信するため及びストリーム中の内容をADN12bの適切なクライアントに伝送するために使用されてもよい。ストリーム506はADN12bのカプラ60により転送され、ゲートウエー14aに伝搬する。
ゲートウエー14aのカプラ60aはADN12bから到来するリング16上の(ストリーム506を含む)トラフィックの分岐及び転送の双方を行う。転送されたトラフィックはゲートウエー14aのデマルチプレクサによって、λのストリーム506を含む構成成分の波長/チャネルに分離される。分離されたストリーム506はデマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は図示の例ではストリーム506を終端するように構成される。ストリーム506内のトラフィックはADN12b宛であり、そのトラフィックは既に到達済みなので、そのような終端は適切である。カプラ60aにより分岐されたトラフィックに含まれる分岐ストリーム506は、ゲートウエー14aの信号生成要素220に関連するフィルタ230がλを通さないように構築することで同様に終端される。ストリーム506はサブネット22,24に入る前に終端されるので、これらのサブネットの中でストリーム502,504用に再利用されてもよい。
プリエンプタブルトラフィックストリーム508はリング18に関連する送信機104を利用してADN12aで波長λで発せられる。ストリーム508はリング18に関連するADN12aのカプラ60を通じてリング18に存在する光信号に加えられる。ADN12aを出ると、ストリーム508はリング18を通じてゲートウエー14cに伝搬する。
ゲートウエー14cのカプラ60aはADN12aから到来するリング18上の(ストリーム508を含む)トラフィックの分岐及び転送の双方を行う。転送されたトラフィックはゲートウエー14cのデマルチプレクサによって、ストリーム508を含む構成成分の波長/チャネルに分離される。分離されたストリーム508はデマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送され、ストリームはスイッチを通じて転送される。ストリーム508内のトラフィックはADN12e宛であり、そのトラフィックは未到達であり、ストリーム508は再生成される必要の無いことが仮定されているので(必要ならば再生が実行され得る)、そのような転送は適切である。転送されたストリーム508はマルチプレクサ204を用いて他の分離されたトラフィックと共に再合成される。カプラ60aにより分岐されたトラフィックに含まれる分岐ストリーム508は、信号生成要素220で濾波される。
ストリーム508は他のトラフィックと共にゲートウエー14cからADN12fを経てADN12eに伝搬する。ADN12eのカプラ60はストリーム508をリング18上の他のトラフィックと共に分岐する。受信機102はストリーム508を受信するため及びそのストリーム中の情報を適切な場所に伝送するために使用されてよい。ストリーム508はADN12eのカプラ60により転送され、ゲートウエー14bに伝搬し、ゲートウエー14bで(宛先に到達したので)終端される。
プリエンプタブルトラフィックストリーム510はリング18に関連する送信機104を利用してADN12dで波長λで発せられる。ストリーム518はリング18に関連するADN12dのカプラ60を通じてリング18に存在する光信号に加えられる。ADN12dを出ると、ストリーム510はリング18を通じてADN12cに伝搬する。ADN12cのカプラ60はストリーム510をリング18上の他のトラフィックと共に分岐する。受信機102はストリーム510を受信するため及びそのストリーム中の情報を適切なクライアントに伝送するために使用されてよい。ストリーム510はADN12cのカプラ60により転送され、ゲートウエー14aに伝搬し、ゲートウエー14aで(宛先に到達したので)終端される。
従ってサブネットを用意するためにゲートウエー14を使用することによって、リング16,18は異なるサブネットの中で同一の波長を利用しながら異なる情報を伝送するように使用されてよい。更にトラフィックの一部(上記の例では、リング18上のトラフィック)はプリエンプタブルと考えられ、いかに説明されるようにリング16及び/又はリング18で不具合があった場合にOSPPRプロテクションが実行可能である。
図9は本発明の一実施例による図8のトラフィックストリーム502に関するプロテクションスイッチング及び光経路保護の様子を示すブロック図である。ファイバ切断又は他の中断が起こった場合に、プロテクトされるチャネルについて代替的な経路が形成され、そのチャネルは中断に起因して宛先ノードに到達できなくなることから防止される。代替的な光経路が同一チャネルのプリエンプタブルトラフィックと干渉するならば、プリエンプタブルトラフィックは終端される。図示の例ではプリエンプタブルトラフィック508,510はリング18で代替的な光経路を用意するために終端される必要がある(それらのλのトラフィックストリームは保護経路中にあるからである)。しかしながら上述したように本発明の範囲から逸脱せずにトラフィックの他の分割法が使用されてもよいことが理解されるであろう。
図示の例では回線切断520はトラフィック502がリング16を通じてその宛先ノード(ADN12d)に至ることを妨げる。この問題はネットワーク10の1以上のノード又は他の装置によって検出され、NMS126に報告されてもよい。NMS126は、本実施例のOPSSRプロテクションスイッチングプロトコルに従って、プロテクショントラフィック用にリング18でλの利用を解放するために、プリエンプタブルトラフィック508,510の終端を指示してもよい。プリエンプタブルトラフィックストリームが終端させられると、NMS126はリング16の代わりに又はそれに加えてリング18を通じてストリーム502の内容をADN12cが送信開始するように指示してもよい。
ストリーム502の内容を含む新たなプロテクションストリーム512はリング18に関連する送信機104を利用してADN12cで波長λで発せられる(しかしながら他の実施例では1つの送信機がリング16,18双方で同じ信号を送信してもよい。)。ストリーム512はリング18に関連するADN12cのカプラ60を通じてリング18に存在する光信号に加えられる。ADN12cを出ると、ストリーム512はリング18を通じてゲートウエー14aに伝搬する。ゲートウエー14aのカプラ60aはADN12bから到来するリング18上の(ストリーム512を含む)トラフィックの分岐及び転送の双方を行う。転送されたトラフィックはゲートウエー14aのデマルチプレクサ206によってλのストリーム512を含む構成成分の波長/チャネルに分離される。分離されたストリーム512はデマルチプレクサ206から関連するスイッチ210に転送される。スイッチ210は図示の例ではストリーム512を転送するように構築され、その理由はストリームはADN12宛だからである(及びストリーム512は再生成されることも波長変換されることもその地点では必要としないからである。なぜなら図示の例ではADN12cからゲートウエー14aまでの距離が信号再生成を必要とするほど長くないからである。)。転送されたストリーム512はマルチプレクサ204を用いて他の分離されたトラフィックと再合成される。カプラ60aから分離したトラフィックに含まれている分岐ストリーム512は、ゲートウエー14aの信号再生成要素220に関連するフィルタ2230がλを通さないように構成することで終端される(何らの再生成も波長変換も必要とされないからである。)。
ストリーム512は他のトラフィックと共にゲートウエー14aからADN12b,2aを経てゲートウエー14cに伝搬する。ストリーム512はこれらのノード宛てではないので、トラフィックストリーム512はADN12b,12aで分岐されるようには描かれていない。しかしながらADN12b,12aのカプラがストリーム512を(リング18上の残りのトラフィックと共に)転送すること及びストリーム512を(他のトラフィックと共に)分岐することの双方を行うことは理解されるべきである。ADN12b,12aに関連するフィルタはλを濾波する。
ゲートウエー14cに達すると、ゲートウエー14cのカプラ60aはADN12aから到来するリング18上の(ストリーム512を含む)トラフィックの分岐及び転送の双方を行う。この例に関し、ストリーム512はリング18の回りを伝搬する距離に起因してこの地点で再生成を必要とする。従ってカプラ60aによって転送されたトラフィックがゲートウエー14cのデマルチプレクサ206によって分離されると、分離されたλのストリームはスイッチ210で終端される。
カプラ60aで分岐したトラフィックはリング18に関連する信号生成要素220に転送される。分岐したトラフィックはスプリッタ222で複数のコピーに分けられ、ストリーム512はフィルタ230によりトランスポンダ232を通じて転送される。そしてストリーム512はトランスポンダ232及び/又はトランスポンダ234を用いて再生成される(但し、上述したように特定の実施例では単一のトランスポンダが使用されてもよい。)。図示の例ではこの時点で何らの波長変換も実行されない。再生成されたストリーム512は、信号再生成要素220から転送された他の信号と合成器224により合成され、その合成された信号はカプラ60bにより多重/分離ユニット214を通過しているトラフィックに加えられる。この合成されたトラフィックはゲートウエー14cからADN12fに伝送される。ストリーム512はADN12f及び12eを通じてゲートウエー14cからゲートウエー14bに他のトラフィックと共に伝搬する。
ゲートウエー14bに到達すると、ゲートウエー14bのカプラ60aはADN12eから到来するリング18上のトラフィック(ストリーム512を含む)の分岐及び転送の双方を行う。この例では、サブネット22の中へストリーム512がλで伝搬すると、ADN12cから発するλのトラフィックと干渉を生じるおそれがあるので、ストリーム512はこの時点で波長変換を必要とする。従って、カプラ60aにより転送されたトラフィックがゲートウエー14bのデマルチプレクサ206で分離されると、分離されたλのストリーム512はスイッチ210で終端される。
カプラ60aで分岐したトラフィックはリング18に関連する信号再生成要素220に転送される。分岐したトラフィックはスプリッタ222により複数のコピーに分けられ、ストリーム512はフィルタ230によりトランスポンダ232を通じて転送される。そしてストリーム512は再生成され、その波長はトランスポンダ232及び/又は234を用いて第2波長λに変換される。再生成及び波長変換されたストリーム512’は信号再生成要素220を通じて転送された他の信号と合成器224により合成され、合成された信号はカプラ60bにより多重/分離ユニット214を通過しているトラフィックに加えられる。この合成されたトラフィックはゲートウエー14bからADN12dに伝送される。
ADN12dのカプラ60はストリーム512’を(リング18上の残りのトラフィックと共に)転送し且つ(他のトラフィックと共に)ストリーム512’を分岐する。すっとリーム512’はADN12d宛であるので、ADN12dに関連するフィルタ100の1つはλを通過させ、受信機102はストリーム512’を受信するため及びそのストリーム中の情報を適切な場所に伝送するために使用されてもよい。従って回線切断5120によりストリーム502ではADN12dに到達できなかった内容が、ストリーム512/512’でADN12dに到達可能になる。
ストリーム512’はADN12cに続き、ADN12cはストリーム512’を濾波する。ストリーム512’は今ではλなので、ストリーム512’がADN12cからλで発するストリームと合成される場合に何らの干渉も引き起こさない。かくてストリーム512’はADN12cからゲートウエー14aに伝搬し、ゲートウエー14aはストリーム512’を終端する。このようにADN12cからADN12dへの代替的な経路が他のトラフィックと干渉を起こさずに作成される。代替実施例ではストリーム512はゲートウエー14aでストリーム512’に波長変換され、トラフィック508が先取りされなくてよいようにする。
回線切断の修復後に、ネットワークは図8に示されるプロテクションスイッチング以前の状態に戻される。具体的にはプロテクショントラフィックストリーム512,512’が終端され、プロテクトされるトラフィックストリーム502が(終端されていたならば)再開され、プリエンプタブルトラフィックストリーム508,510が再開される。
図10は本発明の特定の実施例によるOUPSRプロテクション機能をもたらす光ネットワークでのトラフィック伝送方法例を示す。本方法はステップ600から始まり、1以上のプロテクトされるトラフィックストリームがネットワークの時計回り及び/又は反時計回りリングの中で1以上の波長で伝送されている。ステップ602では1以上のプリエンプタブルトラフィックストリームがネットワークの時計回り及び/又は反時計回りのリングの中で1以上の波長で伝送されている。上述したようにプロテクトされるトラフィックはネットワーク中の一方のリングで伝送されてもよく、プリエンプタブルトラフィックはネットワーク中の他方のリングで伝送されてもよい。或いは、プロテクトされるトラフィックは各リングの特定の波長/チャネルで伝送されてもよく、プリエンプタブルトラフィックは各リングの他の波長/チャネルで伝送されてもよい。適切な如何なるチャネル割り当てが使用されてもよく、そのような適切な割り当ては、ネットワーク障害時にプロテクション機能を与える必要のある場合に、特定のトラフィックの波長を変換する要請に応じる。更にネットワーク容量を効率的に使用するようにチャネルの利用が配分されてもよい。
判定ステップ604では、プロテクトされるトラフィックストリームのワーキング経路に中断が生じているか否かが判別される。そのような中断は回線切断や他の障害に起因し、プロテクトされるトラフィックがその宛先ノードに到達することを妨げる。何らの中断も生じてなければ本方法はステップ600に戻る。中断が生じるとステップ606でプロテクション経路に沿う何らかのプリエンプタブルトラックが終端される。ステップ608ではネットワークのゲートウエー14が再構成され、プロテクショントラフィックがプロテクション経路に沿って進行するようにする。特定の実施例では、これは、ネットワーク内での干渉を避けるためにプロテクショントラフィックの波長を変換するように少なくとも1つのゲートウエー14を構築することでなされてもよい。そのような実施例では、1以上ンゲートウエー14は、プロテクショントラフィックを(波長変換せずに)生成し比較的大きなサイズの光リングを提供するように構築されてもよい。複数のワーキング経路が障害を有し、それらのワーキング経路でプロテクトされるトラフィックがプロテクション経路を共用している場合には、最高優先度のプロテクトトラフィックにプロテクション経路が与えられてもよいことに留意すべきである。
ステップ610では中断したトラフィックのソースADN12は中断したトラフィックの方向を切り替え、中断したトラフィックをプロテクション経路で送信する。判定ステップ612では、その中断が修復したか否かが判別される。中断が修復していなければ本方法はステップ610に戻り、中断したトラフィックはプロテクション経路で伝送され続ける。中断が修復されていたならば、本方法はステップ614に進み、ネットワークは中断以前の状態に戻され、本法は終了する。プロテクション機能がネットワークで提供されている限り、本方法が反復される。
以上本発明はいくつかの実施例と共に説明されてきたが、様々な変更及び修正が当業者に示唆されるであろう。本発明はそのような変更及び修正を特許請求の範囲内に包含することが意図される。
本発明の一実施例による光ネットワークのブロック図である。 本発明の一実施例による図1のネットワークの分岐挿入ノードの詳細を示すブロック図である。 本発明の一実施例による図2の分岐挿入ノードの光カプラの詳細を示すブロック図である。 本発明の一実施例による図1のネットワークの光ゲートウエーの詳細を示すブロック図である。 図4Aのゲートウエーで使用される再生成要素を示すブロック図である。 図4Aのゲートウエーで使用されるマルチプレクサ/デマルチプレクサ装置を示すブロック図である。 本発明の一実施例による図1の光ネットワークの構成例に関する光経路例を示すブロック図である。 本発明の別の実施例による単一のゲートウエーを有する光ネットワークでの光経路例を示すブロック図である。 本発明の特定の実施例による中継回線冗長機能(OUPSR)プロテクション機能をもたらす光ネットワークでのトラフィック伝送方法例を示す図である。 本発明の別の実施例による図1の光ネットワークの構成例に関する光信号例を示すブロック図である。 本発明の一実施例による図8のネットワークでのトラフィックストリームに関するプロテクションスイッチング及び光経路保護の様子を示すブロック図である。 本発明の特定の実施例による中継回線冗長機能(OUPSR)プロテクション機能をもたらす光ネットワークでのトラフィック伝送方法例を示す図である。

Claims (22)

  1. 複数のサブネットを含む光リングと、
    複数のゲートウエーノードと、
    を有する光ネットワークであって、前記サブネットの各々は、光リングに結合され且つ光リングに及び光リングからトラフィックを1以上の波長で受動的に挿入及び分岐する1以上の分岐挿入ノードを有し、
    複数のゲートウエーノードの各々は隣接するサブネット間の境界で光リングに結合され、各ゲートウエーノードは、
    受信した光信号の第1の複製を、受信した光信号の波長各々におけるトラフィックを選択的に転送又は終端するゲートウエーノードの多重分離ユニットに転送し、
    受信した光信号の第2の複製を、多重分離ユニットを迂回してゲートウエーノードの再生成要素に転送し、
    第1の複製の各波長のトラフィックを多重分離ユニットで選択的に転送又は終端し、転送されたトラフィックは再生成されず、
    トラフィックを終端すること、トラフィックを再生成した後にトラフィックを転送すること又はトラフィックの波長を再生及び変換した後にトラフィックを転送することの内の1つを、第2の複製の各波長のトラフィックについて再生成要素で選択的に実行する
    ことを特徴とする光ネットワーク。
  2. 各サブネットの中で分岐挿入ノードの各々がトラフィックのチャネル間隔によらずトラフィックを挿入及び分岐する
    ことを特徴とする請求項1記載の光ネットワーク。
  3. 分岐挿入ノードの各々が、トラフィックを受動的に挿入及び分岐する単一の光カプラで構成される
    ことを特徴とする請求項1記載の光ネットワーク。
  4. 前記ゲートウエーノードが、
    光リングで進入トラフィックを受信し、受信した光信号の第1の複製を多重分離ユニットに転送し、受信した光信号の第2の複製を再生成要素に転送する第1光カプラと、
    多重分離ユニット及び再生成要素により転送されたトラフィックを受信し、受信したトラフィックを合成し、合成された信号が光リングに転送されるようにする第2光カプラと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の光ネットワーク。
  5. 前記信号再生成要素が、
    第1光カプラから受信した第2の複製についての複数の複製を作成するスプリッタと、
    前記第2の複製についての複数の複製の1つを受信し、関連する複製の1以上の波長を転送するように各自が動作する1以上のフィルタと、
    1以上のフィルタからそれぞれ選別された波長を受信し、該波長で信号を再生成する1以上のトランスポンダと、
    再生成された信号を受信及び合成し、合成された信号を前記第2光カプラに転送する合成器と、
    を有することを特徴とする請求項4記載の光ネットワーク。
  6. 1以上のトランスポンダが、トランスポンダで受信された選別された波長に関連する信号の波長を変換する
    ことを特徴とする請求項5記載の光ネットワーク。
  7. 多重分離ユニットが、
    受信した光信号の第2の複製を複数の構成成分の波長に分離するデマルチプレクサと、
    波長の各々を選択的に転送又は終端するスイッチと、
    転送された波長を合成するマルチプレクサと、
    を有することを特徴とする請求項1記載の光ネットワーク。
  8. 信号再生成要素により再生成された波長の各々が、多重分離ユニットにより終端される
    ことを特徴とする請求項1記載の光ネットワーク。
  9. 1以上のゲートウエーノードが、受信した光信号の第2の複製の1以上の波長のトラフィックを適切な1以上のクライアントに分ける
    ことを特徴とする請求項1記載の光ネットワーク。
  10. 1以上のゲートウエーノードが、1以上のクライアントからのトラフィックを光リングに加える
    ことを特徴とする請求項1記載の光ネットワーク。
  11. 光ネットワークの光リングに結合された光ゲートウエーノードであって、
    光リングで進入トラフィックを受信し、進入トラフィックの第1及び第2の複製を転送する第1光カプラと、
    前記第1光カプラからの第1の複製を受信する多重分離ユニットと、
    前記第1カプラからの進入トラフィックの第2の複製を受信し、進入トラフィックの1以上の構成成分の波長で信号を選択的に再生成する信号再生成要素と、
    第2光カプラと、
    を有し、前記多重分離ユニットは、
    進入トラフィックの第1の複製を複数の構成成分の波長に分離するデマルチプレクサと、
    波長の各々を選択的に転送又は終端するスイッチと、
    転送された波長を多重するマルチプレクサと、
    を有し、前記第2カプラは、
    再生成された信号を1以上の波長で受信し、
    マルチプレクサからの多重され転送された波長を受信し、
    多重され転送された波長と信号再生成要素から受信した再生成された波長とを合成し、合成された信号が光リングで転送されるようにする
    ことを特徴とする光ゲートウエーノード。
  12. 前記信号再生成要素が、1以上の再生成された信号の波長を変換する
    ことを特徴とする請求項11記載の光ゲートウエーノード。
  13. 前記信号再生成要素が、
    第1光カプラから受信した第2の複製についての複数の複製を作成するスプリッタと、
    前記第2の複製についての複数の複製の1つを受信し、関連する複製の1以上の波長を転送するように各自が動作する1以上のフィルタと、
    1以上のフィルタからそれぞれ選別された波長を受信し、該波長で信号を再生成する1以上のトランスポンダと、
    再生成された信号を受信及び合成し、合成された信号を前記第2光カプラに転送する合成器と、
    を有することを特徴とする請求項11記載の光ゲートウエーノード。
  14. 1以上のトランスポンダが、トランスポンダで受信された選別された波長に関連する信号の波長を変換する
    ことを特徴とする請求項13記載の光ゲートウエーノード。
  15. 前記信号再生成要素で再生成された各波長が、多重分離ユニットで終端される
    ことを特徴とする請求項11記載の光ゲートウエーノード。
  16. 前記信号再生成要素が、進入トラフィックの第2の複製の信号を1以上の波長で光ゲートウエーノードの適切な1以上のクライアントに転送する
    ことを特徴とする請求項11記載の光ゲートウエーノード。
  17. 前記第2光カプラが、
    光ゲートウエーノードの1以上のクライアントからの挿入トラフィックを受信し、
    多重され転送された波長を有する挿入トラフィックと信号再生成要素から受信した再生成された波長を合成し、合成された信号が光リングで転送されるようにする
    ことを特徴とする請求項11記載の光ゲートウエーノード。
  18. 光ネットワークの光リングでゲートウエー機能を提供する方法であって、
    光リングから進入トラフィックを受信し、
    進入トラフィックの第1の複製と、分離されない第2の複製とを受動的に転送し、
    進入トラフィックの第1の複製を以上の構成成分の波長に分離し、
    進入トラフィックの第1の複製の少なくとも1つの構成成分の波長で信号を終端し、
    進入トラフィックの第2の複製の1以上の構成成分の波長を選択的に再生成し、
    再生成された信号を1以上の波長で受信し、
    再生成された信号を光リングに挿入する
    ことを特徴とする方法。
  19. 再生成された1以上の信号の波長を変換する
    ことを更なる特徴とする請求項18記載の方法。
  20. 進入トラフィックの第1の複製の分離された波長各々を選択的に転送又は終端し、
    転送された波長を多重化する
    ことを更なる特徴とする請求項18記載の方法。
  21. 多重され転送された波長を受信し、
    多重され転送された波長と受信され再生成された信号とを合成する
    ことを更なる特徴とする請求項20記載の方法。
  22. 再生成された各波長が、分離後に終端される
    ことを更なる特徴とする請求項20記載の方法。
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