JP4218475B2 - 極端紫外線光学系及び露光装置 - Google Patents

極端紫外線光学系及び露光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4218475B2
JP4218475B2 JP2003319560A JP2003319560A JP4218475B2 JP 4218475 B2 JP4218475 B2 JP 4218475B2 JP 2003319560 A JP2003319560 A JP 2003319560A JP 2003319560 A JP2003319560 A JP 2003319560A JP 4218475 B2 JP4218475 B2 JP 4218475B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stray light
optical system
light
stop
extreme ultraviolet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2003319560A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005086148A (ja
Inventor
哲也 押野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP2003319560A priority Critical patent/JP4218475B2/ja
Publication of JP2005086148A publication Critical patent/JP2005086148A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4218475B2 publication Critical patent/JP4218475B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/708Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
    • G03F7/70908Hygiene, e.g. preventing apparatus pollution, mitigating effect of pollution or removing pollutants from apparatus
    • G03F7/70941Stray fields and charges, e.g. stray light, scattered light, flare, transmission loss

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Atmospheric Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

本発明は、多層膜反射鏡を備える極端紫外線(Extreme Ultra Violet線:EUV線)光学系と、そのような光学系を備える露光装置に関する。
近年、半導体集積回路の微細化に伴い、光の回折限界によって制限される光学系の解像力を向上させるために、13nm程度の波長を有するEUV光を使用した投影リソグラフィー技術が開発されている。このようなEUV光を用いる露光装置においては、一般に、反射鏡(ミラー)を組み合わせた反射光学系が用いられる。一例の光学系は、多層膜がコーティングされた4枚又は6枚のEUV反射鏡を備えている。これらの反射鏡は、多層膜の各界面における反射光の位相を一致させ、干渉効果によって高い反射率を実現するものである。
以下、図6及び図7を参照しつつ、EUV露光装置の一例について説明する。
図6は、EUV露光装置の一例を示す概略構成図である。
図7は、図6のEUV露光装置の投影光学系のミラー配置を示す図である。
図6に示すEUV露光装置は、光源を含む照明系ILを備えている。照明系ILから放射されたEUV光(一般に波長5〜20nmが用いられ、具体的には13nmや11nmの波長が用いられる)は、折り返しミラー1で反射してレチクル2に照射される。
レチクル2は、レチクルステージ3に保持されている。このレチクルステージ3は、走査方向(Y軸)に100mm以上のストロークを持ち、レチクル面内の走査方向と直交する方向(X軸)に微小ストロークを持ち、光軸方向(Z軸)にも微小ストロークを持っている。XY方向の位置は図示せぬレーザ干渉計によって高精度にモニタされ、Z方向はレチクルフォーカス送光系4とレチクルフォーカス受光系5からなるレチクルフォーカスセンサでモニタされている。
レチクル2で反射したEUV光は、図中下側の光学鏡筒14内に入射する。このEUV光は、レチクル2に描かれた回路パターンの情報を含んでいる。レチクル2にはEUV光を反射する多層膜(例えばMo/SiやMo/Be)が形成されており、この多層膜の上に吸収層(例えばNiやAl)の有無でパターニングされている。
光学鏡筒14内には、図7に示すように6枚のミラーM1〜M6が配置されている。各ミラーM1〜M6は、図示はしないが、それぞれホールド機構に保持されており、位置調整機構で微動可能となっている。レチクル2で反射して光学鏡筒14内に入射したEUV光は、第1ミラーM1で反射した後に、第2ミラーM2、第3ミラーM3、第4ミラーM4、第5ミラーM5、第6ミラーM6と順次反射し、最終的にはウェハ10に対して垂直に入射する。投影系の縮小倍率は、例えば1/4や1/5である。この例ではミラーは6枚であるが、ミラーが4枚あるいは8枚のものもある。第1ミラーM1と第2ミラーM2の間には、開口数(N.A.)を規定する開口絞り6が配置されている。
図6に戻って、ウェハ10は、ウェハステージ11上に載せられている。ウェハステージ11は、光軸と直交する面内(XY平面)を自由に移動することができ、ストロークは例えば300〜400mmである。同ウェハステージ11は、光軸方向(Z軸)にも微小ストロークの上下が可能で、Z方向の位置はウェハオートフォーカス送光系12とウェハオートフォーカス受光系13からなるウェハフォーカスセンサでモニタされている。ウェハステージ11のXY方向の位置は図示せぬレーザ干渉計によって高精度にモニタされている。露光動作において、レチクルステージ3とウェハステージ11は、投影系の縮小倍率と同じ速度比、すなわち、4:1あるいは5:1で同期走査する。光学鏡筒14の近傍には、アライメント用のオフアクシス顕微鏡15が配置されている。
前述したEUV露光装置は、紫外線を用いる露光装置に比べて、通常の表面を有する物体の表面反射率が桁違いに小さい。そのため、EUV露光装置は、紫外線露光装置に比べて迷光が発生しにくいとされている。しかしながら、EUV露光装置においても、物体の表面に入射する角度が非常に小さい場合(いわゆる斜入射の場合)には、全反射現象によりガラス表面や金属表面による反射率が比較的大きくなる。すると、このような状態で反射したEUV光の一部が、迷光となってウェハ10まで到達することがある。そして、迷光がウェハ10まで到達するとなると、光学系の結像性能が悪化してしまう。
このような迷光の悪影響を抑制するため、光学鏡筒14内に迷光を遮る板(迷光絞り)を設けることが考えられている。しかしながら、EUV光学系は、EUV光が複数のミラー(図7では6枚)で反射する反射光学系であり、EUV光の光路が錯綜し易い。そのため、光学系内部においてEUV光路を確保しつつ、迷光絞りを適切に配置するのが困難であった。
本発明は、前記の課題に鑑みてなされたものであって、迷光の悪影響を低減して結像性能を向上することのできる極端紫外線光学系と、そのような光学系を備える露光装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、物体面のパターンを像面に形成する極端紫外線光学系であって、極端紫外線の光束を反射する複数の多層膜反射鏡と、前記光束の進行方向の下流側に向けて大きくなる円錐筒状の迷光絞りとを備えることを特徴とする。
このように円錐筒状の迷光絞りを配置することによって、光束の上流側からは、迷光絞りの表面積が徐々に広くなる形態となるので、迷光を遮断・吸収する面積が広くなるとともに、迷光の反射光の一部を光路外へ排除することも可能となる。さらに、このような円錐筒状の迷光絞りは、隣り合う光路間が狭いような場所でも設置し易いという利点もある。
請求項2に係る発明は、物体面のパターンを像面に形成する極端紫外線光学系であって、極端紫外線の光束を反射する複数の多層膜反射鏡と、前記複数の多層膜反射鏡のうち2枚の多層膜反射鏡の間で、かつ前記光束の進行方向に沿って配置される複数段の迷光絞りとを備えることを特徴とする。
この場合、迷光絞りの段数は、光学系中の配置スペースや迷光の遮断効率等によって異なる。
請求項3に係る発明は、極端紫外線の光束を感応基板上に照射してパターン形成する露光装置であって、請求項1又は2に記載の極端紫外線光学系を備えることを特徴とする。
このような露光装置によれば、迷光絞りによって迷光を遮断できるので、露光への迷光の悪影響を低減し、露光パターンのコントラストを向上させることができる。
本発明によれば、迷光の悪影響を低減して結像性能を向上することのできる極端紫外線光学系等を提供できる。
発明を実施するための形態
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るEUV露光装置の投影光学系を模式的に示す図である。
なお、EUV露光装置全体の基本的構成は、前述した図6と同様のものを用いることができる。
図1に示す露光装置の投影光学系は、計6枚のミラーM1〜M6を備えている。各ミラーM1〜M6は、図示はしないが、それぞれホールド機構に保持されており、位置調整機構で微動可能となっている。各ミラーM1〜M6に付した符号は、数字が大きくなるに連れてEUV光束Eの上流側から下流側に位置することを意味する。各ミラーM1〜M6は、低熱膨張ガラス等の基板の表面(ミラー反射面)に、一例でMo/Siを交互に積層してなる多層膜がコーティングされた多層膜ミラーである。
図1の光学系中、第1ミラーM1と第2ミラーM2との間には、開口数(N.A.)を規定する開口絞り20が配置されている。この例の開口絞り20は、有効光束を通す開口20aを備えた板体である。このような開口絞り20としては、他に例えば特願2003−012306号に開示されたもの等を用いることができる。
図1の光学系には、この例では計6個の迷光絞り41〜46が配置されている。各迷光絞り41〜46は、EUV光束Eからの迷光が光学系下流のウェハW(図6の符号10と同様のもの)に到達するのを防ぐためのものである。
以下、これらの迷光絞り41〜46について詳細に説明する。なお、各迷光絞りの具体的な態様については、後に図2〜図5を参照しつつ説明する。
迷光絞り41は、第4ミラーM4と第5ミラーM5との間の中間結像面に配置されている。中間結像面は、レチクルR(物体面)及びウェハW(像面)との共役位置に相当し、EUV光束Eが一時的に絞り込まれる面である。この中間結像面に配置された迷光絞り41により、第4ミラーM4で反射し、中間結像面を通って第5ミラーM5に至る際に生じる迷光が効率よく遮断される。
迷光絞り42は、第1ミラーM1と第2ミラーM2との間において、開口絞り20に隣接して配置されている。この迷光絞り42により、第1ミラーM1で反射して第2ミラーM2に至る際に生じる迷光が遮断される。この迷光絞り42の構成については、後に図4を参照しつつ詳述する。
迷光絞り43は、レチクルR(図6の符号2と同様のもの)と光学系上端との間に配置されている。この迷光絞り43には、照明光学系(図6の符号IL)から放射されてレチクルRに照射する間のEUV光束を通す孔43aと、レチクルRで反射して投影光学系に入射する間のEUV光束を通す孔43bとが開けられている。EUV光束がこれらの孔43a、43bを通る際に、投影光学系に入射する前段階で、大部分の迷光が遮断される。
迷光絞り44は、第1ミラーM1背面と第6ミラーM6背面との間に配置されている。この迷光絞り44により、上流側の迷光絞り41(中間結像面)を通って第5ミラーM5に至る際に生じる迷光が遮断される。この迷光絞り44は、光学系の光軸Cに交差する面のうち、光学系の光束が1回のみ通過する面に沿って配置されている。迷光は、基本的には光学系中の1箇所で充分に遮ることができるので、場合によってはこの迷光絞り44のみを配置しても、充分な遮断効果を得ることができる。
迷光絞り45は、ウェハWと光学系下端との間に配置されている。この迷光絞り45により、第6ミラーM6で反射してウェハWに至る際に生じる迷光が遮断される。なお、この迷光絞り45も、前述の迷光絞り44と同様に、光学系の光軸Cに交差する面のうち、光学系の光束が1回のみ通過する面に沿って配置されている。そのため、場合によってはこの迷光絞り45のみを配置する形態でも、充分な遮断効果を得ることができる。この迷光絞り45近傍の構成については、後に図5を参照しつつ詳述する。
迷光絞り46は、第3ミラーM3の端面近傍に配置されている。迷光は、光束の一部がミラー端面に当って反射又は散乱することで発生する場合がある。この迷光絞り46によれば、特に第3ミラーM3の端面に当って反射又は散乱するような迷光を遮断することができる。この迷光絞り46については、後に図3を参照しつつ詳述する。
これらの各迷光絞り41〜46には、ペルチエ素子等の温度調整機構Hが付設されている(図1中では迷光絞り41の温度調整機構Hのみを示す)。EUV露光装置の投影光学系内部は真空とされるため、各迷光絞り41〜46は断熱状態に近い環境下に配置されることとなる。そのため、迷光絞り41〜46にEUV光束Eの一部が照射されると温度上昇をきたし易く、熱変形が起こることも想定されるが、この温度調整機構Hで冷却することで、迷光絞り41〜46の温度上昇が抑制できる。
次に、各迷光絞りの具体例について説明する。
図2(A)〜(C)は、それぞれ本発明に係る迷光絞りの例を示す図である。
図2(A)に示す迷光絞り51は、方形の板体の中央に孔51aが形成されたものである。この迷光絞り51においては、中央の孔51aを有効光束Eが通過し、孔51aの周囲で迷光E′が遮断される。この迷光絞り51は、最も標準的な形態であって、図1中の迷光絞り41や44等に適用できる。
図2(B)に示す迷光絞り53は、円錐台面53aを有する筒状体からなるものである。このような迷光絞り53は、円錐の断面直径が有効光束Eの下流側に向けて大きくなるように(つまり、大開口53b側が有効光束Eの下流側、小開口53cが有効光束Eの上流側を向くように)配置する。すると、有効光束Eの上流側からは、迷光絞り53の円錐台面53aの面積が徐々に広くなる形態となるので、迷光E′を遮断・吸収する面積が広くなるとともに、迷光E′の反射光の一部を光路外へ排除することも可能となる。このような迷光絞り53は、隣り合う光路間が狭いような場所(例えば図1中の迷光絞り42が配置される場所)であっても設置し易いという利点もある。
図2(C)に示す迷光絞り55は、前述した図2(A)の迷光絞り51が有効光束Eの向きに沿って複数段(この例では3段)に配列されているものである。この段数は、光学系中の配置スペースや迷光E′の遮断効率等によって、適宜選択することができる。
図3(A)はミラー端面近傍に迷光絞りを設けていない従来の場合の迷光の挙動を説明する模式図であり、図3(B)はミラー端面近傍に迷光絞りを設けた本発明に係る場合の迷光の挙動を説明する模式図である。
図3(A)に示すように、光学系中のミラーMの端面M′が有効光束Eの進行方向と概ね平行となるように配置されている場合は、有効光束Eの一部がミラー端面M′に斜入射して反射することにより、迷光E′が発生する場合がある。そこで、図3(B)に示すように、有効光束Eと、これに隣接して配置されたミラーMの端面M′との間に、迷光絞り57を配置する。すると、迷光E′の入射角を大きく(斜入射角を大きく)設定して反射率を下げる効果と、迷光E′の反射光の向きと有効光束Eの向きとを乖離させる効果が生じるので、迷光E′の悪影響を低減できる。前述した図1の迷光絞り46は、この図3(B)の迷光絞り57が採用されている。
図4(A)、(B)は、それぞれ本発明に係る迷光絞りの他の例を示す図である。
図4には、図1中の迷光絞り42の具体例が示されている。図4(A)の半円筒面板状の迷光絞り61、62は、開口絞り20の上下それぞれに、開口絞り20中心に点対称的に一体形成されているものである。各迷光絞り61、62の背面には、ペルチエ素子等の温度調整機構Hが設けられている。一方、図4(B)の半円筒面板状の迷光絞り61、62は、開口絞り20の上下それぞれに、開口絞り20中心に点対称的に近接配置されており、且つ、各迷光絞り61、62の端部に半リング状の端板61a、62aが設けられているものである。
図4(A)の迷光絞りは、迷光E′を遮断することはできるが、迷光E″のような挙動を示すものは遮断できない可能性がある。これに対し、図4(B)の迷光絞りは、このような迷光E″も端板61a、62aで遮断することができる。そのため、実際には図4(A)よりも図4(B)の方が好ましく、図1中の迷光絞り42としてもこれを用いるのが好ましい。
図5は、本発明に係る露光装置のウェハステージ近傍の構成を示す模式図である。
図5には、図1中の迷光絞り45の具体例が示されている。この図5においては、図6を用いて前述したウェハステージ11、ウェハオートフォーカス送光系12、ウェハオートフォーカス受光系13、アライメント用のオフアクシス顕微鏡15が示されている。ウェハステージ11上には、ウェハW(10)が載置されている。
第5ミラーM5とウェハW間に配置された迷光絞り45には、光学センサの光路を確保する開口が開けられているものとすることができる。オートフォーカス送光系12、オートフォーカス受光系13、オフアクシス顕微鏡15の各光路を確保するための孔45a、45b、45cが開けられている。これらの孔45a、45b、45cを設けることで、オートフォーカス送光系12、オートフォーカス受光系13、オフアクシス顕微鏡15の性能を損なうことなく、EUV光束Eからの迷光を遮断することができる。
このように、本実施例に係る迷光絞りを用いたところ、所見によれば、ウェハに到達する迷光の強度を従来と比較して1/50以下に低減させることができた。その結果、露光への迷光の悪影響が低減され、露光パターンのコントラストが向上できる。
本発明の一実施例に係るEUV露光装置の投影光学系を模式的に示す図である。 本発明に係る迷光絞りの例を示す図である。 図3(A)はミラー端面近傍に迷光絞りを設けていない従来の場合の迷光の挙動を説明する模式図であり、図3(B)はミラー端面近傍に迷光絞りを設けた本発明に係る場合の迷光の挙動を説明する模式図である。 本発明に係る迷光絞りの他の例を示す図である。 本発明に係る露光装置のウェハステージ近傍の構成を示す模式図である。 EUV露光装置の一例を示す概略構成図である。 図6のEUV露光装置の投影光学系のミラー配置を示す図である。
符号の説明
M1〜M6 ミラー IL 照明系
2(R) レチクル 3 レチクルステージ
4 レチクルフォーカス送光系 5 レチクルフォーカス受光系
14 光学鏡筒
10(W) ウェハ 11 ウェハステージ
12 ウェハオートフォーカス送光系 13 ウェハオートフォーカス受光系
15 オフアクシス顕微鏡
20 開口絞り 20a 開口
41〜46、51、53、57、61、62 迷光絞り
43a、43b、45a、45b、45c、51a 孔
53a 円錐台面 53b 大開口
53c 小開口 61a、62a 端板

Claims (3)

  1. 物体面のパターンを像面に形成する極端紫外線光学系であって、
    極端紫外線の光束を反射する複数の多層膜反射鏡と、
    前記光束の進行方向の下流側に向けて大きくなる円錐筒状の迷光絞りとを備えることを特徴とする極端紫外線光学系。
  2. 物体面のパターンを像面に形成する極端紫外線光学系であって、
    極端紫外線の光束を反射する複数の多層膜反射鏡と、
    前記複数の多層膜反射鏡のうち2枚の多層膜反射鏡の間で、かつ前記光束の進行方向に沿って配置される複数段の迷光絞りとを備えることを特徴とする極端紫外線光学系。
  3. 極端紫外線の光束を感応基板上に照射してパターン形成する露光装置であって、
    請求項1又は2に記載の極端紫外線光学系を備えることを特徴とする露光装置。
JP2003319560A 2003-09-11 2003-09-11 極端紫外線光学系及び露光装置 Expired - Lifetime JP4218475B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003319560A JP4218475B2 (ja) 2003-09-11 2003-09-11 極端紫外線光学系及び露光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003319560A JP4218475B2 (ja) 2003-09-11 2003-09-11 極端紫外線光学系及び露光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005086148A JP2005086148A (ja) 2005-03-31
JP4218475B2 true JP4218475B2 (ja) 2009-02-04

Family

ID=34418471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003319560A Expired - Lifetime JP4218475B2 (ja) 2003-09-11 2003-09-11 極端紫外線光学系及び露光装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4218475B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019048191A1 (de) * 2017-09-05 2019-03-14 Carl Zeiss Smt Gmbh Optisches system, optische anordnung und lithographieanlage
EP3994527B1 (en) * 2019-07-04 2023-10-25 Carl Zeiss SMT GmbH Stop, optical system and lithography apparatus

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101124179B1 (ko) 2003-04-09 2012-03-27 가부시키가이샤 니콘 노광 방법 및 장치, 그리고 디바이스 제조 방법
TWI457712B (zh) 2003-10-28 2014-10-21 尼康股份有限公司 照明光學裝置、投影曝光裝置、曝光方法以及元件製造方法
TWI512335B (zh) 2003-11-20 2015-12-11 尼康股份有限公司 光束變換元件、光學照明裝置、曝光裝置、以及曝光方法
TWI360837B (en) 2004-02-06 2012-03-21 Nikon Corp Polarization changing device, optical illumination
US7324185B2 (en) 2005-03-04 2008-01-29 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
JP4710406B2 (ja) * 2005-04-28 2011-06-29 ウシオ電機株式会社 極端紫外光露光装置および極端紫外光光源装置
US8248577B2 (en) 2005-05-03 2012-08-21 Asml Netherlands B.V. Lithographic apparatus and device manufacturing method
EP1881521B1 (en) 2005-05-12 2014-07-23 Nikon Corporation Projection optical system, exposure apparatus and exposure method
KR101890082B1 (ko) 2005-06-02 2018-08-20 칼 짜이스 에스엠티 게엠베하 마이크로리소그래피 투영 대물 렌즈
WO2007086557A1 (ja) * 2006-01-30 2007-08-02 Nikon Corporation 光学部材保持装置、光学部材の位置調整方法、及び露光装置
JP4940009B2 (ja) * 2006-06-21 2012-05-30 キヤノン株式会社 投影光学系
JP5098306B2 (ja) * 2006-11-22 2012-12-12 株式会社ニコン 露光装置、デバイス製造方法、及び露光方法
JP5119681B2 (ja) * 2007-02-22 2013-01-16 株式会社ニコン 露光装置及びデバイス製造方法
JP4310349B2 (ja) 2007-04-20 2009-08-05 キヤノン株式会社 露光装置及びデバイス製造方法
WO2009036975A1 (en) * 2007-09-21 2009-03-26 Carl Zeiss Smt Ag Projection objective with obscurated pupil for microlithography
KR101510493B1 (ko) 2007-10-02 2015-04-08 칼 짜이스 에스엠티 게엠베하 마이크로리소그래피용 투사 대물렌즈
JP5267029B2 (ja) 2007-10-12 2013-08-21 株式会社ニコン 照明光学装置、露光装置及びデバイスの製造方法
US8379187B2 (en) 2007-10-24 2013-02-19 Nikon Corporation Optical unit, illumination optical apparatus, exposure apparatus, and device manufacturing method
US9116346B2 (en) 2007-11-06 2015-08-25 Nikon Corporation Illumination apparatus, illumination method, exposure apparatus, and device manufacturing method
JP5204127B2 (ja) * 2007-12-25 2013-06-05 ルネサスエレクトロニクス株式会社 スキャン露光装置および半導体装置の製造方法
JP5365096B2 (ja) * 2008-08-25 2013-12-11 株式会社ニコン 光学系、露光装置及び電子デバイスの製造方法
WO2010032753A1 (ja) 2008-09-18 2010-03-25 株式会社ニコン 開口絞り、光学系、露光装置及び電子デバイスの製造方法
NL2004655A (en) * 2009-06-09 2010-12-13 Asml Netherlands Bv Lithographic apparatus and method.
DE102009046685A1 (de) 2009-11-13 2011-05-26 Carl Zeiss Smt Gmbh Abbildende Optik
WO2012137699A1 (ja) * 2011-04-05 2012-10-11 株式会社ニコン 光学装置、露光装置、およびデバイス製造方法
DE102012212753A1 (de) 2012-07-20 2014-01-23 Carl Zeiss Smt Gmbh Projektionsoptik
DE102015210041A1 (de) * 2015-06-01 2016-12-01 Carl Zeiss Smt Gmbh Optisches System einer mikrolithographischen Projektionsbelichtungsanlage
CN115980968B (zh) * 2022-12-13 2024-01-16 深圳昇旸光学科技有限公司 光学镜头模组及投影***

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019048191A1 (de) * 2017-09-05 2019-03-14 Carl Zeiss Smt Gmbh Optisches system, optische anordnung und lithographieanlage
EP3994527B1 (en) * 2019-07-04 2023-10-25 Carl Zeiss SMT GmbH Stop, optical system and lithography apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005086148A (ja) 2005-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4218475B2 (ja) 極端紫外線光学系及び露光装置
JP5475756B2 (ja) スペクトル純度フィルタを形成する方法
CN102132209B (zh) 具有高热传导率的euv掩模版基底
US9594306B2 (en) Lithographic apparatus, spectral purity filter and device manufacturing method
JPH09330878A (ja) X線縮小露光装置およびこれを利用したデバイス製造方法
JP2012227526A (ja) オブジェクトによる使用のために放射ビームを調整するための光学装置、リソグラフィ装置、およびデバイスを製造する方法
US20080143987A1 (en) Exposure apparatus and device fabrication method
JP5223921B2 (ja) 照明光学系、露光装置、及び露光方法
JP5689461B2 (ja) リソグラフィ装置、極端紫外線の反射を制御する方法、及びマスキングデバイス
JP2006108686A (ja) スペクトル純度が高められたリソグラフィ装置、デバイス製造方法、及びそれによって製造されたデバイス
TW201017345A (en) Collector assembly, radiation source, lithographic apparatus, and device manufacturing method
JP4202996B2 (ja) リトグラフ装置、および、デバイスの製造方法
JP4496782B2 (ja) 反射光学系及び露光装置
US7110084B2 (en) Illumination optical system and exposure apparatus
JP3336361B2 (ja) 縮小投影露光用反射型x線マスクの検査装置および検査方法
JP5953656B2 (ja) 照明光学装置、露光装置、及びデバイス製造方法
KR20090015028A (ko) 투영 노광 시스템 및 그 이용
KR20040034510A (ko) 투영 광학계 및 해당 투영 광학계를 구비한 노광 장치
JP4305003B2 (ja) Euv光学系及びeuv露光装置
JP2006253486A (ja) 照明装置、投影露光方法、投影露光装置、及びマイクロデバイスの製造方法
JP2006194764A (ja) 多層膜反射鏡および露光装置
EP1517338A2 (en) Illumination optical system and exposure apparatus
TWI245324B (en) Projection optical system
TW202113466A (zh) 半導體微影製程裝置、自光罩-光罩保護膜系統中安裝光罩保護膜的方法及半導體晶圓的製造方法
JP2004273926A (ja) 露光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060711

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080701

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080829

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081021

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081103

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4218475

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141121

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141121

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141121

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term