JP4210272B2 - 防振ズームレンズ及びこれを備えたカメラ - Google Patents

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Description

本発明は、放送用カメラ等の電子カメラに好適であり、手ぶれ等に起因する画像のブレを防止する防振機能が付与された防振ズームレンズ、及びこれを備えたカメラに関する。
物体側より順に正,負,正,正,正の5群構成からなるリアフォーカスタイプのズームレンズが知られている(特許文献1等参照)。このズームレンズは、広角端から望遠端に変倍を行う際に負の第2群を像側に移動させ、変倍に伴う像面変動の補償とフォーカスを行うために第4群を移動させている。第1群と第3群、第5群は常に固定され、変倍時、フォーカス時にはレンズ全長が一定に保たれる。また、10倍という高いズーム比を有し、変倍域全体に亘って収差変動が抑えられた高い結像性能が実現されている。
ズーム比の高いズームレンズでは、望遠時に手ぶれや乗り物等の振動による撮影画像のブレが顕著に現れる。このため、振動発生時に一部のレンズを光軸と垂直な面内で移動させ、像面の位置を光軸に対して垂直方向に移動させることにより撮影画像のブレを打ち消す防振機能を有するズームレンズが知られている(例えば特許文献2参照)。
特許3109342号公報 特許3359131号公報
特許文献1に記載のズームレンズは、変倍時の収差変動を抑えることには成功しているが、一部のレンズを光軸と垂直に移動させた際に生じる偏心の収差が大きく、防振機能を付与するために適したレンズ構成を備えていないという欠点がある。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、ズーム比が高く、変倍時の収差変動が抑えられ、振動による撮影画像のブレを効果的に軽減することの可能な防振ズームレンズを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の防振ズームレンズは、物体側から順に正の第1群、負の第2群、正の第3群、正の第4群、正の第5群を備え、広角端から望遠端への変倍を行うために前記第2群が像側に移動し、変倍に伴う像面変動を補正するとともにフォーカスを行うために前記第4群が移動し、前記第1群、第3群、第5群が固定される。前記第3群は、正の第3a群、正の第3b群、負の第3c群の少なくとも3群とから構成され、前記第3b群を光軸と垂直な面内の方向に移動させ、振動時の撮影画像のブレを補正することを特徴としており、変倍時及びフォーカス時に固定されている第3群に防振機能の実現に好適なレンズ構成を備えたものである。
また、前記第3b群は、物体側から順に負の前群と正の後群とから構成され、前記負の前群の少なくとも一面が非球面であることを特徴としており、非球面により防振時の収差変動を抑制するものである。
また、前記負の前群は、最も物体側の面に、周辺に近づくに従って凹のパワーが強くなる非球面を有することを特徴としており、非球面を使用した防振時の収差変動を抑制するのに効果的な構成を表すものである。
また、前記負の前群及び正の後群は、それぞれ1枚のレンズからなることを特徴としており、レンズを光軸と垂直に移動させる機構が簡単であり、レンズの移動に要する力が小さいことにより、実用的な防振機能を実現するレンズ構成を表すものである。
また、前記第3b群の最も物体側の面から最も像側の面までの軸上間距離をD、前記負の前群の最も像側の面から前記正の後群の最も物体側の面までの軸上間距離をdとした時に、
0.25<d/D<0.5
を満足することを特徴とする。上式の上限を超えると、レンズ間隔が大きくなることによる全系の長大化、第3b群のレンズ径の大型化を招く。また、下限を超えると、レンズの移動量に対する像面の移動量が小さくなり、効果的な防振機能を実現することができなくなる。
また、前記第4群は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負レンズと、像側に凸面を向けた正レンズ、両面が凸面の正レンズとから構成され、前記両面が凸面の正レンズは、いずれか一方の面が、周辺に近づくに従い凸のパワーが強くなる非球面であることを特徴とする。これにより、遠距離撮影と近距離撮影の両方で諸収差の変動が抑えられ、良好なフォーカス調節の可能な防振ズームレンズを実現することができる。
また、前記第2群は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズと、像側に凸面を向けた接合面を有する正レンズと負レンズの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正レンズと、負レンズの5枚のレンズからなることを特徴とする。これにより、全変倍域で解像度及びコントラストの高い優れた結像性能を有する防振ズームレンズを実現することができる。
また、本発明のカメラは、上記防振ズームレンズと、これを透過して形成された被写体像を撮像し、画像信号を出力する撮像装置を備えたことを特徴としており、高解像度の撮像装置を用いて鮮明な撮影画像を得るものである。
本発明によれば、広角端の画角が70度と広く、F1.9の明るさ、11倍の高いズーム比が得られ、振動による画質劣化を効果的に防止できる防振機能を有し、変倍時及びフォーカス時の収差変動が良好に補正された高性能の防振ズームレンズが実現できる。
(実施例1)
図1及び図2において、防振ズームレンズ1は、物体側より順に、正パワーの第1群G11、負パワーの第2群G12,正パワーの第3群G13,正パワーの第4群G14、正パワーの第5群G15を備えている。第2群G12は、広角端から望遠端への変倍時に像側に移動する。第4群G14は、広角端から望遠端への変倍時に物体側に移動し、変倍に伴う光軸方向の像面の変動を補正する。また、第4群G14は、フォーカス調節を行う際にも光軸方向に移動する。第1群G11,第3群G13,第5群G15は固定され、変倍時及びフォーカス時も位置は一定である。第2群G12と第3群G13の間には絞りが設けられている。第5群G15と撮像装置が設けられる像面との間には、入射光を色分解する色分解プリズムが設けられるが、この色分解プリズムはその光路長と等価な平行平面ガラスとして表されている。防振ズームレンズ1のレンズデータは、以下の表1に示す通りである。
Figure 0004210272
第1群G11は、物体側より順に像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ11と、負レンズ11と接合された両凸の正レンズ12と、それぞれ物体側に凸面を向けたメニスカスの2枚の正レンズ13及び14の計5枚のレンズから構成されている。第2群G12は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ21と、像側に凸面を向けたメニスカスの正レンズ22と、正レンズ22と接合された両凹の負レンズ23と、両凸の正レンズ24と、正レンズ24と接合され物体側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ25からなる計5枚のレンズを有している。
第3群G13は、両凹の負レンズ31と、負レンズ31に接合された両凸の正レンズ32と、物体側に非球面を有し像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ33と、両凸の正レンズ34と、両凹の負レンズ35からなる計5枚のレンズによって構成される。さらに、第3群G13は、負レンズ31と正レンズ32の接合レンズである第3a群G13aと、負レンズ33と正レンズ34とからなる第3b群G13bと、負レンズ35からなる第3c群G13cとから構成される。第3b群G13bは、光軸と垂直な方向に移動し、振動による画像のブレを防止する防振作用を奏する。負レンズ33の像側の凹面と、正レンズ34の物体側の凸面との間隔dは、第3群G13で最も大きい。第3b群G13bの最も物体側の面から最も像側の面までの長さをDとしたとき、
d/D=0.421/1.250=0.3368
となる。
第4群G14は、両凹の負レンズ41と、負レンズ41と接合された両凸の正レンズ42と、物体側に非球面を有する両凸の正レンズ43からなる計3枚のレンズによって構成される。第5群G15は、物体側の凹面のパワーが強いメニスカスの負レンズ51と、負レンズ51と接合され像側の凸面のパワーが強いメニスカスの正レンズ52からなる計2枚のレンズによって構成される。負レンズ33の物体側の非球面(第20面)と、正レンズ43の物体側の非球面(第29面)は、ともに以下の非球面の式により表される。なお、本実施例以下、他の実施例についても各レンズの非球面は同式により表される。また、各非球面の非球面係数を以下の表2に示す。
Figure 0004210272
Figure 0004210272
広角端から望遠端への移行に伴い、合成焦点距離、Fナンバー、第2群G12の前後のレンズ間隔、第4群G14の前後のレンズ間隔の変化は以下の表3に示す通りである。また、図3には、防振ズームレンズ1の広角端と望遠端における収差図を示す。
Figure 0004210272
(実施例2)
Figure 0004210272
図4及び図5において、防振ズームレンズ2は、第1群G11〜第5群G15を備えている。第1群G11は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ11と、負レンズ11と接合された両凸の正レンズ12と、それぞれ物体側に凸面を向けたメニスカスの2枚の正レンズ13及び14の計5枚のレンズから構成されている。第2群G12は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ21と、像側に凸面を向けたメニスカスの正レンズ22と、正レンズ22と接合された両凹の負レンズ23と、物体側に凸面を向けたメニスカスの正レンズ24と、正レンズ24と接合され像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ25からなる計5枚のレンズを有している。
第3群G13は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ31と、物体側に凸面を向けたメニスカスの正レンズ32と、物体側に非球面を有し、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ33と、両凸の正レンズ34と、両凹の負レンズ35からなる計5枚のレンズによって構成される。さらに、第3群G13は、負レンズ31と正レンズ32の接合レンズである第3a群G13aと、負レンズ33と正レンズ34とからなる第3b群G13bと、負レンズ35からなる第3c群G13cとから構成される。第3b群G13bは、光軸と垂直な方向に移動し、振動による画像のブレを防止する防振作用を奏する。負レンズ33の像側の凹面と、正レンズ34の物体側の凸面との間隔dは、第3群G13で最も大きい。第3b群G13bの最も物体側の面から最も像側の面までの長さをDとした時、
d/D=0.537/1.636=0.3282
となる。
第4群G14は、両凹の負レンズ41と、負レンズ41と接合された両凸の正レンズ42と、物体側に非球面を有する両凸の正レンズ43からなる計3枚のレンズによって構成される。第5群G15は、物体側の凹面のパワーが強いメニスカスの負レンズ51と、負レンズ51と接合され像側の凸面のパワーが強いメニスカスの正レンズ52からなる計2枚のレンズによって構成される。負レンズ33の物体側の非球面(第20面)と、正レンズ43の物体側の非球面(第29面)の非球面計数を表5に、広角端から望遠端への移行に伴う合成焦点距離、Fナンバー、第2群G12の前後のレンズ間隔、第4群G14の前後のレンズ間隔の変化を表6に示す。また、図6には、防振ズームレンズ2の広角端と望遠端における収差図を示す。
Figure 0004210272
Figure 0004210272
(実施例3)
Figure 0004210272
図7及び図8において、防振ズームレンズ3は、第1群G11〜第5群G15を備えている。第1群G11は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ11と、負レンズ11と接合された両凸の正レンズ12と、それぞれ物体側に凸面を向けたメニスカスの2枚の正レンズ13及び14の計5枚のレンズから構成されている。第2群G12は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ21と、像側に凸面を向けたメニスカスの正レンズ22と、正レンズ22と接合された両凹の負レンズ23と、両凸の正レンズ24と、正レンズ24と接合された両凹の負レンズ25からなる計5枚のレンズを有している。
第3群G13は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ31と、物体側に凸面を向けたメニスカスの正レンズ32と、物体側に非球面を有し、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ33と、両凸の正レンズ34と、両凹の負レンズ35からなる計5枚のレンズによって構成される。さらに、第3群G13は、負レンズ31と正レンズ32の接合レンズである第3a群G13aと、負レンズ33と正レンズ34とからなる第3b群G13bと、負レンズ35からなる第3c群G13cとから構成される。第3b群G13bは、光軸と垂直な方向に移動し、振動による画像のブレを防止する防振作用を奏する。負レンズ33の像側の凹面と、正レンズ34の物体側の凸面との間隔dは、第3群G13で最も大きい。第3b群G13bの最も物体側の面から最も像側の面までの長さをDとした時、
d/D=0.500/1.306=0.3828
となる。
第4群G14は、両凹の負レンズ41と、負レンズ41と接合された両凸の正レンズ42と、物体側に非球面を有する両凸の正レンズ43からなる計3枚のレンズによって構成される。第5群G15は、物体側の凹面のパワーが強いメニスカスの負レンズ51と、負レンズ51と接合され像側の凸面のパワーが強いメニスカスの正レンズ52からなる計2枚のレンズによって構成される。負レンズ33の物体側の非球面(第20面)と、正レンズ43の物体側の非球面(第29面)の非球面計数を表7に、広角端から望遠端への移行に伴う合成焦点距離、Fナンバー、第2群G12の前後のレンズ間隔、第4群G14の前後のレンズ間隔の変化を表9に示す。また、図9には、防振ズームレンズ3の広角端と望遠端における収差図を示す。
Figure 0004210272
Figure 0004210272
(実施例4)
Figure 0004210272
図10及び図11において、防振ズームレンズ4は、第1群G11〜第5群G15を備えている。第1群G11は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ11と、負レンズ11と接合された両凸の正レンズ12と、それぞれ物体側に凸面を向けたメニスカスの2枚の正レンズ13及び14の計5枚のレンズから構成されている。第2群G12は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ21と、像側に凸面を向けたメニスカスの正レンズ22と、正レンズ22と接合された両凹の負レンズ23と、両凸の正レンズ24と、正レンズ24と接合され像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ25からなる計5枚のレンズを有している。
第3群G13は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ31と、物体側に凸面を向けたメニスカスの正レンズ32と、物体側に非球面を有する両凹の負レンズ33と、両凸の正レンズ34と、両凹の負レンズ35からなる計5枚のレンズによって構成される。さらに、第3群G13は、負レンズ31と正レンズ32の接合レンズである第3a群G13aと、負レンズ33と正レンズ34とからなる第3b群G13bと、負レンズ35からなる第3c群G13cとから構成される。第3b群G13bは、光軸と垂直な方向に移動し、振動による画像のブレを防止する防振作用を奏する。負レンズ33の像側の凹面と、正レンズ34の物体側の凸面との間隔dは、第3群G13で最も大きい。第3b群G13bの最も物体側の面から最も像側の面までの長さをDとした時、
d/D=0.526/1.335=0.3940
となる。
第4群G14は、両凹の負レンズ41と、負レンズ41と接合された両凸の正レンズ42と、物体側に非球面を有する両凸の正レンズ43からなる計3枚のレンズによって構成される。第5群G15は、物体側の凸面のパワーが僅かに強い両凸の正レンズ51からなる。負レンズ33の物体側の非球面(第20面)と、正レンズ43の物体側の非球面(第29面)の非球面計数を表11に、広角端から望遠端への移行に伴う合成焦点距離、Fナンバー、第2群G12の前後のレンズ間隔、第4群G14の前後のレンズ間隔の変化を表12に示す。また、図12には、防振ズームレンズ4の広角端と望遠端における収差図を示す。
Figure 0004210272
Figure 0004210272
(実施例5)
Figure 0004210272
図13及び図14において、防振ズームレンズ5は、第1群G11〜第5群G15を備えている。第1群G11は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ11と、負レンズ11と接合された両凸の正レンズ12と、それぞれ物体側に凸面を向けたメニスカスの2枚の正レンズ13及び14の計5枚のレンズから構成されている。第2群G12は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ21と、像側に凸面を向けたメニスカスの正レンズ22と、正レンズ22と接合された両凹の負レンズ23と、物体側に凸面を向けたメニスカスの正レンズ24と、正レンズ24と接合されたメニスカスの負レンズ25からなる計5枚のレンズを有している。
第3群G13は、像側に凹面を向けたメニスカスの負レンズ31と、負レンズ31と接合されたメニスカスの正レンズ32と、物体側に非球面を有する両凹の負レンズ33と、両凸の正レンズ34と、両凹の負レンズ35からなる計5枚のレンズによって構成される。さらに、第3群G13は、負レンズ31と正レンズ32の接合レンズである第3a群G13aと、負レンズ33と正レンズ34とからなる第3b群G13bと、負レンズ35からなる第3c群G13cとから構成される。第3b群G13bは、光軸と垂直な方向に移動し、振動による画像のブレを防止する防振作用を奏する。負レンズ33の像側の凹面と、正レンズ34の物体側の凸面との空気間隔dは、第3群G13で最も大きい。第3b群G13bの最も物体側の面から最も像側の面までの長さをDとした時、
d/D=0.336/1.155=0.2909
となる。
第4群G14は、両凹の負レンズ41と、負レンズ41と接合された両凸の正レンズ42と、物体側に非球面を有する両凸の正レンズ43からなる計3枚のレンズによって構成される。第5群G15は、物体側に平面を有する平凸の正レンズ51からなる。負レンズ33の物体側の非球面(第20面)と、正レンズ43の物体側の非球面(第29面)の非球面計数を表14に、広角端から望遠端への移行に伴う合成焦点距離、Fナンバー、第2群G12の前後のレンズ間隔、第4群G14の前後のレンズ間隔の変化を表15に示す。また、図15には、防振ズームレンズ3の広角端と望遠端における収差図を示す。
Figure 0004210272
Figure 0004210272
広角端における第1実施例の断面図である。 望遠端における第1実施例の断面図である。 第1実施例の広角端と望遠端における収差図である。 広角端における第2実施例の断面図である。 望遠端における第2実施例の断面図である。 第2実施例の広角端と望遠端における収差図である。 広角端における第3実施例の断面図である。 望遠端における第3実施例の断面図である。 第3実施例の広角端と望遠端における収差図である。 広角端における第4実施例の断面図である。 望遠端における第4実施例の断面図である。 第4実施例の広角端と望遠端における収差図である。 広角端における第5実施例の断面図である。 望遠端における第5実施例の断面図である 第5実施例の広角端と望遠端における収差図である。
符号の説明
1,2,3,4,5 防振ズームレンズ
G11 第1群
G12 第2群
G13 第3群
G13a 第3a群
G13b 第3b群
G13c 第3c群
G14 第4群
G15 第5群

Claims (8)

  1. 物体側から順に正の第1群、負の第2群、正の第3群、正の第4群、正の第5群を備え、広角端から望遠端への変倍を行うために前記第2群が像面側に移動し、変倍に伴う像面変動を補正するとともにフォーカスを行うために前記第4群が移動し、前記第1群、第3群、第5群が固定されており、
    前記第3群は、正の第3a群、正の第3b群、負の第3c群とから構成され、前記第3b群を光軸と垂直な面内の方向に移動させ、振動時の撮影画像のブレを補正することを特徴とする防振ズームレンズ。
  2. 前記第3b群は、物体側から順に負の前群と正の後群とから構成され、前記負の前群の少なくとも一面が非球面であることを特徴とする請求項1記載の防振ズームレンズ。
  3. 前記負の前群は、最も物体側の面に、周辺に近づくに従って凹のパワーが強くなる非球面を有することを特徴とする請求項2記載の防振ズームレンズ。
  4. 前記負の前群及び正の後群は、それぞれ1枚のレンズからなることを特徴とする請求項3記載の防振ズームレンズ。
  5. 前記第3b群の最も物体側の面から最も像面側の面までの軸上間距離をD、前記負の前群の最も像側の面から前記正の後群の最も物体側の面までの軸上間距離をdとした時に、
    0.25<d/D<0.5
    としたことを特徴とする請求項2ないし4にいずれか1つ記載の防振ズームレンズ。
  6. 前記第4群は、物体側から順に、物体側に凹面を向けた負レンズと、像側に凸面を向けた正レンズ、両面が凸面の正レンズとから構成され、前記両面が凸面の正レンズは、いずれか一方の面が、周辺に近づくに従い凸のパワーが強くなる非球面であることを特徴とする請求項1ないし5にいずれか1つ記載の防振ズームレンズ。
  7. 前記第2群は、物体側から順に、像側に凹面を向けた負メニスカスレンズと、像側に凸面を向けた接合面を有する正レンズと負レンズの接合レンズと、物体側に凸面を向けた正レンズと、負レンズの5枚のレンズからなることを特徴とする請求項1ないし6にいずれか1つ記載の防振ズームレンズ。
  8. 請求項1ないし7にいずれか1つに記載の防振ズームレンズと、これを透過して形成された被写体像を撮像し、画像信号を出力する撮像装置を備えたことを特徴とするカメラ。
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