JP3869895B2 - 防振機能を有した光学系 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光学系の振動による撮影画像のブレを補正する機能、所謂防振機能を有した光学系に関し、例えば光学系として望遠系の撮影光学系を用いたときに防振用の可動レンズ群を例えば光軸と直交する方向に移動させて、防振効果を発揮させたときの光学性能の低下を防止したインナーフォーカス式を採用した防振機能を有した光学系に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
進行中の車や航空機等移動物体上から撮影をしようとすると撮影系(撮影レンズ)に振動が伝わり撮影画像にブレが生じる。
【0003】
特に長い焦点距離の撮影系を使用する際には、撮影系の振動を抑制することが困難となる。撮影系が振動によって傾くと、撮影画像はその傾き角と撮影系の焦点距離に応じた変位を発生する。このため静止画撮影装置においては、画質の劣化を防止するために撮影時間を十分に短くしなければならないという問題があり、又動画撮影装置においては、構図の設定を維持することが困難となるという問題がある。そのためこのような撮影の際には、撮影系が振動によって傾いた際にも撮影画像の変位所謂撮影画像のブレが発生しないように補正することが必要となる。
【0004】
従来より撮影画像のブレを防止する機能を有した防振光学系が、例えば特開昭50−80147号公報や特公昭56−21133号公報,特開昭56−223819号公報等で提案されている。
【0005】
特開昭50−80147号公報では2つのアフォーカルの変倍系を有するズームレンズにおいて第1の変倍系の角倍率をM1 、第2の変倍系の角倍率をM2 としたときM1 =1−1/M2 なる関係を有するように各変倍系で変倍を行うと共に、第2の変倍系を空間的に固定して画像のブレを補正して画像の安定化を図っている。
【0006】
特公昭56−21133号公報では光学装置の振動状態を検知する検知手段からの出力信号に応じて、一部の光学部材を振動による画像の振動的変位を相殺する方向に移動させることにより画像の安定化を図っている。
【0007】
特開昭56−223819号公報では最も被写体側に屈折型可変頂角プリズムを配置した撮影系において、撮影系の振動に対応させて該屈折型可変頂角プリズムの頂角を変化させて画像を偏向させて画像の安定化を図っている。
【0008】
この他、本出願人は特開平7−168135号公報において撮影光学系の一部のレンズ群を光軸と直交する方向に移動させて全系が振動したときに生じる撮影画像のブレを補償した防振用の光学系を提案している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
一般に撮影系の一部のレンズ群を振動させて撮影画像のブレをなくし、静止画像を得る機構には画像のブレの補正量が大きいことやブレ補正の為に振動させるレンズ群(可動レンズ群)の移動量や回転量が少ないこと、そして装置全体が小型であること等が要望されている。
【0010】
又、可動レンズ群を偏心させたとき偏心収差が多く発生すると画像のブレを補正したとき偏心収差の為、画像がボケてくる。
【0011】
この為、防振機能を有した光学系においては可動レンズ群を光軸と直交する方向に移動させて偏心状態にしたとき偏心収差発生量が少ないこと、可動レンズ群の少ない移動量で大きな画像のブレを補正することができる、所謂偏心敏感度(単位移動量ΔHに対する画像のブレの補正量Δxとの比Δx/ΔH)が大きいこと等が要求されている。
【0012】
防振機能を有した光学系として振動に対して空間的に固定となる光学部材を配置する構成の光学系は、この光学部材の支持方法が難しく、又小型の光学系を実現することが困難であるため、小型軽量の装置の構成には適していなかった。又撮影系の最も被写体側に可変頂角プリズムを配置する光学系は、変位補正時に偏心色収差以外の収差の発生がほとんどないという利点はあるが、駆動部材が大型になるという欠点と、プリズムによって発生する偏心色収差の簡易的な補正が困難であるという欠点があった。撮影系の一部のレンズ群を偏心させる光学系では、偏心させるレンズ群を適切に選択、配置することにより、装置を小型にすることができるが、偏心によって発生する諸収差、即ち、偏心コマ収差、偏心非点収差、偏心像面湾曲等を良好に補正しつつ、十分に少ない駆動量で十分に大きい変位補正を実現することが困難であるという問題点があった。
【0013】
本発明は、光学系の一部のレンズ群を光軸と垂直な方向に偏心駆動させて撮影画像の変位(ブレ)を補正する際、各レンズ要素を適切に配置することによって各種の偏心収差を良好に補正し、又十分に少ない偏心駆動量で十分に大きい変位補正(ブレ補正)を実現することによって装置全体の小型化を可能とした、特にインナーフォーカス式を利用した望遠型の撮影光学系に好適な防振機能を有した光学系の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の防振機能を有した光学系は、
物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の第4群そして正の屈折力の第5群の5つのレンズ群のみをレンズ群として有し、該第2群を光軸上移動させてフォーカスを行い、該第4群を光軸と直交する方向に移動させて撮像画像のブレを補正する光学系であって、全系の焦点距離を1と正規化し、無限遠物体において該第4群と第5群の球面収差係数を各々I4,I5、該第1群から第3群までの合成の焦点距離をf123、全系の焦点距離をf、第i群の焦点距離をfiとしたとき、
−5.0<I4<−0.7 ‥‥‥(1a)
1.07≦I5<5.0 ‥‥‥(2a)
0.5<|I4/I5|<2.0 ‥‥‥(3a)
0.25<f123/f<0.75 ‥‥‥(1)
0.07<|f4/f|<0.15 ‥‥‥(2)
0.10<f5/f<0.30 ‥‥‥(3)
なる条件を満足することを特徴としている。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1、図4、図7、図10は本発明の数値実施例1,2,3,4のレンズ断面図である。図中(A)は無限遠物体にフォーカスしたとき、(B)は焦点距離の10倍の物体にフォーカスしたときのレンズ断面図である。
【0017】
図中、L1は正の屈折力の第1群、L2は負の屈折力の第2群、L3は正の屈折力の第3群、L4は負の屈折力の第4群、L5は正の屈折力の第5群である。無限遠物体から至近物体へのフォーカスは第2群を矢印LFの如く像面側へ移動させて行っている。光学系が振動したときの撮影画像のブレ(像ブレ)の補正(振動補償)は第4群L4を可動レンズ群とし、矢印LTの如く光軸と直交する方向に移動させて行っている。IPは像面である。
【0018】
又本発明においては全系の焦点距離を1と正規化し、無限遠物体にフォーカスしているときの第4群と第5群の球面収差係数を各々I4,I5としたとき、条件式(1a),(2a),(3a)の如く設定し、これによって防振を行ったときの偏心収差、特に偏心コマ収差を良好に補正している。
【0019】
本実施例ではこのようにインナーフォーカス及び撮影画像のブレの補正を行うと共に各レンズ群を前述の如く設定している。これにより光学系全体の小型化を図りつつ、撮影画像のブレの補正を良好に行うと共に第4群の光軸と直交する方向の移動に伴う収差、即ち偏心に伴う偏心コマ収差、偏心非点収差、偏心像面湾曲等の偏心収差の発生を少なくし良好なる光学性能を得ている。
【0020】
特に第3群から第5群までの各レンズ群を十分に少ないレンズ枚数で構成しているものの、各レンズ群の屈折力配置と各レンズの形状を適切に設定することによって、基準状態の収差は言うまでもなく、像ブレ補償状態の偏心コマ収差、偏心像面湾曲、偏心色収差等の諸偏心収差をも良好に補正している。
【0021】
本発明の防振機能を有した光学系は以上の諸条件を満足させることによって達成されるが、更に防振の際の偏心収差変動を少なくし、良好なる光学性能を得るには次の諸条件のうち少なくとも1つを満足させるのが良い。
【0022】
(イ)前記第1群から第3群までの合成の焦点距離をf123、全系の焦点距離をf、第2群の焦点距離をfiとしたとき、
0.25<f123/f<0.75 ・・・・・・(1)
0.07<|f4/f|<0.15 ・・・・・・(2)
0.10<f5/f<0.30 ・・・・・・(3)
なる条件を満足することである。
【0023】
この条件式(1)の下限値を越えると前群(第1,第2,第3群)で発生する収差量が多くなって少枚数のレンズでは収差補正が困難となる。又上限値を越えると偏心敏感度を十分に大きくすることが困難となる。
【0024】
条件式(2),(3)は、それぞれ第4群、第5群の屈折力を規定する式であって、これら条件式を満足することによって第4群を光軸と略垂直な方向に移動させて画像ブレの補正を行なう際に、諸偏心収差を良好に維持しつつも、十分に少ないレンズ群の移動量で大きな画像ブレの補正を可能とする光学系を実現している。
【0025】
(ロ)前記第i群の焦点距離をfi、全系の焦点距離をfとしたとき、
0.35<f1/f<0.60 ・・・・・・(4)
0.30<|f2/f|<0.70 ・・・・・・(5)
0.25<f3/f<0.60 ・・・・・・(6)
なる条件を満足することである。
【0026】
条件式(4)〜(6)は、光学系を構成する第1,第2,第3群の焦点距離と光学系全体の焦点距離の比を規定する式であって、主にインナーフォーカス方式で望遠系の撮影画角を持った防振機能を有した光学系を実現する際の屈折力配置を与える式である。
【0027】
条件式(4)は第1群の屈折力を規定する式であって、この条件式を満足することによって望遠系の撮影画角を持った撮影光学系で、特に懸案される色収差を良好に補正することを比較的容易にしている。
【0028】
条件式(5)は第2群の屈折力を規定する式であって、この条件式を満足することによって諸収差を良好に維持しつつも、比較的少ないレンズ群の移動量で遠距離から十分に近距離までの物体の焦点調節を可能としている。
【0029】
条件式(6)は第3群の屈折力を規定する式であって、この条件式を満足することによって第4群を光軸と略垂直な方向に移動させて画像ブレの補正を行なう際に、諸偏心収差を良好に維持しつつも、十分に少ないレンズ群の移動量で大きな画像ブレの補正を可能とする光学系を実現している。
【0030】
(ハ)前記第5群は物体側より順に両レンズ面が凸面の正レンズと像面側に凸面を向けたメニスカス状の負レンズの2つのレンズを独立に又は貼合わせて構成しており、最も物体側のレンズ面と最も像面側のレンズ面の曲率半径を各々R5s,R5eとしたとき、
−0.6<(R5s+R5e)/(R5s−R5e)<0.1 ・・・・(7)なる条件を満足することである。
【0031】
条件式(7)は前記第5群全体のシェイプファクターを規定する式であって、条件式(7)を満足することによって第5群は補正不足の球面収差とコマ収差を所定量だけ発生させ、これによって主として像ブレ補正時の偏心コマ収差を良好に補正している。像ブレ補正時の偏心収差の補正については数式を用いて後で簡略に説明するが、前記第5群はこのようなレンズ構成として所定量の収差を残存させておくことによって、前記第4群を光軸と略垂直な方向に移動させたときに発生する偏心収差をより良好に補正している。
【0032】
又、第5群を1枚の正レンズと1枚の負レンズの2枚のレンズで構成して、このレンズ群に残存する色収差を所定量として、同様に前記第4群を偏心させたときに発生する偏心色収差を良好に補正している。
【0033】
(ニ)前記第4群は物体側より順に両レンズ面が凸面の1つの正レンズと両レンズ面が凹面の2つの負レンズより構成しており、最も物体側のレンズ面と最も像面側のレンズ面の曲率半径を各々R4s,R4eとしたとき、
−10<(R4s+R4e)/(R4s−R4e)<−1.5 ・・・・(8)なる条件を満足することである。
【0034】
条件式(8)は前記第4群全体のシェイプファクターを規定する式であって、条件式(8)を満足することによって負の屈折力を有する第4群は補正不足の球面収差と比較的少ない量のコマ収差をそれぞれ所定量だけ発生させ、これによって上述の第5群の発生させる収差と互いに打ち消し合うようにして、像ブレ補正時の諸偏心収差、特に偏心コマ収差を良好に補正している。
【0035】
又、第4群を1枚の正レンズと2枚の負レンズの3枚のレンズで構成して、比較的強い負の屈折力を実現する為に2枚の負レンズを用い、更にこのレンズ群に残存する色収差を所定量とする為に1枚の正レンズを用いることによって、前記第5群の発生させる色収差と互いに打ち消し合うようにして、同様に前記第4群を偏心させたときに発生する偏心色収差を良好に補正している。
【0036】
(ホ)前記第3群は物体側より順に物体側に凸面を向けたメニスカス状の負レンズと両レンズが凸面の正レンズの2つのレンズより構成しており、最も物体側のレンズ面と最も像面側のレンズ面の曲率半径を各々R3s,R3eとしたとき、
−1.5<(R3s+R3e)/(R3s−R3e)<−0.2 ・・・・(9)なる条件を満足することである。
【0037】
条件式(9)は前記第3群全体のシェイプファクターを規定する式であって、条件式(9)を満足することによって第3群は補正不足の球面収差と補正過剰のコマ収差をそれぞれ所定量だけ発生させ、これによってレンズ系全体の諸収差を良好に補正している。
【0038】
又、第3群を1枚の負レンズと1枚の正レンズの2枚のレンズで構成して、前記第4群と第5群で発生する色収差をそれぞれ所定量として前記第4群を光軸と略垂直な方向に移動させたときに発生する偏心色収差を良好に補正した上で、レンズ系全体の色収差を良好に補正している。
【0039】
(ヘ)前記第1群は2枚の正レンズと1枚の負レンズを有し、前記第2群は正レンズと負レンズを有していることである。
【0040】
これによってフォーカスの際の収差変動を良好に補正し、高い光学性能を得ている。
【0041】
本発明の防振機能を有した光学系は、上述したように各レンズ群の屈折力配置を適切に設定することによって上記の目的を実現しており、更に各レンズ群全体の形状を上述したように適切に設定することを組み合わせたときには、特に偏心コマ収差、偏心色収差を良好に補正して、振動補償の際にも良好な画像を維持することを可能としている。
【0042】
次に本発明の防振機能を有した光学系の光学的特徴について説明する。一般に光学系の一部のレンズ群を平行偏心させて画像のブレを補正しようとすると偏心収差の発生により結像性能が低下してくる。そこで次に任意の屈折力配置において可動レンズ群を光軸と直交する方向に移動させて画像のブレを補正するときの偏心収差の発生について収差論的な立場より、第23回応用物理学講演会(1962年)に松居より示された方法に基づいて説明する。
【0043】
光学系の一部のレンズ群PをEだけ平行偏心させたときの全系の収差量ΔY1は(a)式の如く偏心前の収差量ΔYと偏心によって発生した偏心収差量ΔY(E)との和になる。ここで収差量ΔYは球面収差(I)、コマ収差(II)、非点収差 (III)、ペッツバール和(P)、歪曲収差(Y)で表される。又偏心収差ΔY(E)は(C)式に示すように1次の偏心コマ収差(II E) 、1次の偏心非点収差(III E) 、1次の偏心像面弯曲(PE)、1次の偏心歪曲収差(VE1)、1次の偏心歪曲附加収差(VE2)、そして1次の原点移動(ΔE)で表される。
【0044】
又(d)式から(i)式の(ΔE)〜(VE2)までの収差はレンズ群Pを平行偏心させる光学系においてレンズ群Pへの光線の入射角をαP ,αaP としたときにレンズ群Pの収差係数IP ,IIP ,IIIP,PP ,VP と、又同様にレンズ群Pより像面側に配置したレンズ群を全体として1つの第qレンズ群としたときの収差係数をIq ,IIq ,IIIq ,Pq ,Vq を用いて表される。
【0045】
【数1】
Figure 0003869895
Figure 0003869895
以上の式から偏心収差の発生を小さくする為にはレンズ群Pの諸収差係数IP ,IIP , IIIP,PP ,VP を小さな値とするか、若しくは(a)式〜(i)式に示すように諸収差係数を互いに打ち消し合うようにバランス良く設定することが必要となってくる。
【0046】
特に上記の(d)式から(i)式に示される偏心収差係数が小さな値となるように、平行偏心させるレンズ群Pへ入射し、このレンズ群Pから射出する近軸光線の換算傾角αp ,α′p ,αap ,αap ′、平行偏心させるレンズ群Pの3次収差係数IP ,IIP ,IIIP,PP ,VP 、及び平行偏心させるレンズ群Pより像面側に配置されるレンズ群全体の3次収差係数Iq ,IIq ,IIIq ,Pq ,Vq の値をそれぞれ適切に設定することが必要となる。
【0047】
上記課題を解決する為には、まず少ないレンズ群の移動量にもかかわらず十分に大きなブレ補正角を実現することが必要となる。そのためには上記の(d)式に示される1次の原点移動の絶対値を大きくすること、即ちブレ補正レンズ群の前後における近軸光線の換算傾角の変化を大きくすることが必要となる。
【0048】
次にレンズ群を光軸と垂直な方向に平行偏心させたときに発生する中心画像の劣化を除去する為、主として上記の(e)式に示される1次の偏心コマ収差を良好に補正し、又同時に平行偏心させたときに発生する片ぼけを良好に補正する為、主として上記の(g)式に示される1次の偏心像面湾曲を良好に補正することが必要となる。勿論この他の諸収差もそれぞれ良好に補正することも当然のことながら必要である。
【0049】
本発明は各レンズ群を少ないレンズ枚数で構成してレンズ系全体のコンパクト性を維持しながらも、全系の収差を良好に補正し、かつ所定のレンズ群を光軸と垂直な方向に偏心させたときに発生する偏心収差をも上記の観点から良好に補正し、十分に良好な画像を得ることを可能としている。
【0050】
本発明において前述の条件式(1)〜(5)は像ブレ補償の際に光軸と垂直な方向に移動させるレンズ群へ入射し、これから射出する近軸光線の換算傾角αp ,α′p を略適切に設定するものであって、これらの条件式を満足するような屈折力配置としたときには、各レンズ群を構成するレンズ枚数を少ない枚数とし、かつ概略の形状をそれぞれ適切なものとしていれば、上記の偏心収差をも含めた諸収差を良好に補正することが可能となる。
【0051】
本発明の条件式(6)及び(7)はこの点に着目して、前記第4群を光軸と略垂直な方向に移動させたときに発生する偏心収差、特に上記の(e)式に表わされる1次の偏心コマ収差を良好に補正する為の前記第5群及び前記第4群の全体の概略形状を規定したものである。条件式(6)及び(7)で規定したレンズ形状としたとき、前記第5群及び前記第4群における3次収差係数I及びIIはそれぞれ所望の値に近くなって、上記の(e)式の値が0に近くなって、1次の偏心コマ収差を良好に補正することを可能としている。
【0052】
次に本発明の数値実施例を示す。数値実施例においてRiは物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、Diは物体側より第i番目のレンズ厚及び空気間隔、Niとνiは各々物体側より順に第i番目のレンズのガラスの屈折率とアッベ数である。又前述の各条件式と数値実施例における諸数値との関係を表−1に示す。
Figure 0003869895
Figure 0003869895
Figure 0003869895
Figure 0003869895
【0053】
【表1】
Figure 0003869895
図2(A)は数値実施例1の無限遠物体にフォーカスしたときの基準状態の縦収差図、図2(B)は数値実施例1の焦点距離の10倍程度に物体にフォーカスしたときの基準状態の縦収差図、図3(A)は数値実施例1の無限遠物体にフォーカスしたときの基準状態の像高h=0mm,h=±15mmでの横収差図、図3(B)は数値実施例1の無限遠物体にフォーカスしたときの0.5°に相当する画面上の像ブレを補正したときの像高h=0mm,h=±15mmでの横収差図である。
【0054】
図5(A)は数値実施例2の無限遠物体にフォーカスしたときの基準状態の縦収差図、図5(B)は数値実施例2の焦点距離の10倍程度に物体にフォーカスしたときの基準状態の縦収差図、図6(A)は数値実施例2の無限遠物体にフォーカスしたときの基準状態の像高h=0mm,h=±15mmでの横収差図、図6(B)は数値実施例2の無限遠物体にフォーカスしたときの0.5°に相当する画面上の像ブレを補正したときの像高h=0mm,h=±15mmでの横収差図である。
【0055】
図8(A)は数値実施例3の無限遠物体にフォーカスしたときの基準状態の縦収差図、図8(B)は数値実施例3の焦点距離の10倍程度に物体にフォーカスしたときの基準状態の縦収差図、図9(A)は数値実施例3の無限遠物体にフォーカスしたときの基準状態の像高h=0mm,h=±15mmでの横収差図、図9(B)は数値実施例3の無限遠物体にフォーカスしたときの0.5°に相当する画面上の像ブレを補正したときの像高h=0mm,h=±15mmでの横収差図である。
【0056】
図11(A)は数値実施例4の無限遠物体にフォーカスしたときの基準状態の縦収差図、図11(B)は数値実施例4の焦点距離の10倍程度に物体にフォーカスしたときの基準状態の縦収差図、図12(A)は数値実施例4の無限遠物体にフォーカスしたときの基準状態の像高h=0mm,h=±15mmでの横収差図、図12(B)は数値実施例4の無限遠物体にフォーカスしたときの0.5°に相当する画面上の像ブレを補正したときの像高h=0mm,h=±15mmでの横収差図である。
【0057】
数値実施例1,2では対角方向の撮影画角8.3°程度でFナンバーが4程度の望遠系撮影光学系に適用した場合である。像ブレの補正の為の第4群の光軸と垂直な方向への移動量との比(第4群L4の偏心敏感度)は−2.5程度と十分に大きくなっている。数値実施例1,2において単位をmmで表わしたとき第4群L4を光軸と垂直な方向に1mm移動させたときに、像面上で−2.5mm程度の変位の補正、即ち数値実施例1,2の焦点距離では0.5°弱の振動補償が可能となっている。
【0058】
数値実施例3,4では対角方向の撮影画角6.2°程度でFナンバーが5.6程度の望遠系撮影光学系に適用した場合である。第4群L4の偏心敏感度は、どちらも−3.0程度となっている。
【0059】
本発明はこの他様々な仕様の望遠系の撮影画角を持った光学系にも適用できる。又第4群L4の偏心敏感度も、これらの実施例よりある程度までは大きくしたり小さくしたりする変形も可能である。
【0060】
【発明の効果】
本発明によれば以上のように、光学系の一部のレンズ群を光軸と垂直な方向に偏心駆動させて撮影画像の変位(ブレ)を補正する際、各レンズ要素を適切に配置することによって各種の偏心収差を良好に補正し、又十分に少ない偏心駆動量で十分に大きい変位補正(ブレ補正)を実現することによって装置全体の小型化を可能とした、特にインナーフォーカス式を利用した望遠型の撮影光学系に好適な防振機能を有した光学系を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の数値実施例1のレンズ断面図
【図2】 本発明の数値実施例1の無限遠物体と至近物体のときの収差図
【図3】 本発明の数値実施例1の無限遠物体のときの基準状態を像ブレ補正したときの横収差図
【図4】 本発明の数値実施例2のレンズ断面図
【図5】 本発明の数値実施例2の無限遠物体と至近物体のときの収差図
【図6】 本発明の数値実施例2の無限遠物体のときの基準状態を像ブレ補正したときの横収差図
【図7】 本発明の数値実施例3のレンズ断面図
【図8】 本発明の数値実施例3の無限遠物体と至近物体のときの収差図
【図9】 本発明の数値実施例3の無限遠物体のときの基準状態を像ブレ補正したときの横収差図
【図10】 本発明の数値実施例4のレンズ断面図
【図11】 本発明の数値実施例4の無限遠物体と至近物体のときの収差図
【図12】 本発明の数値実施例4の無限遠物体のときの基準状態を像ブレ補正したときの横収差図
【符号の説明】
L1 第1群
L2 第2群
L3 第3群
L4 第4群
L5 第5群
IP 像面
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面

Claims (6)

  1. 物体側より順に、正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2群、正の屈折力の第3群、負の屈折力の第4群そして正の屈折力の第5群の5つのレンズ群のみをレンズ群として有し、該第2群を光軸上移動させてフォーカスを行い、該第4群を光軸と直交する方向に移動させて撮像画像のブレを補正する光学系であって、全系の焦点距離を1と正規化し、無限遠物体において該第4群と第5群の球面収差係数を各々I4,I5、該第1群から第3群までの合成の焦点距離をf123、全系の焦点距離をf、第i群の焦点距離をfiとしたとき、
    −5.0<I4<−0.7
    1.07≦I5<5.0
    0.5<|I4/I5|<2.0
    0.25<f123/f<0.75
    0.07<|f4/f|<0.15
    0.10<f5/f<0.30
    なる条件を満足することを特徴とする防振機能を有した光学系。
  2. 前記第i群の焦点距離をfi、全系の焦点距離をfとしたとき、
    0.35<f1/f<0.60
    0.30<|f2/f|<0.70
    0.25<f3/f<0.60
    なる条件を満足することを特徴とする請求項の防振機能を有した光学系。
  3. 前記第5群は物体側より順に正レンズと負レンズの2つのレンズより構成しており、最も物体側のレンズ面と最も像面側のレンズ面の曲率半径を各々R5s,R5eとしたとき、
    −0.6<(R5s+R5e)/(R5s−R5e)<0.1
    なる条件を満足することを特徴とする請求項の防振機能を有した光学系。
  4. 前記第4群は物体側より順に1つの正レンズと2つの負レンズより構成しており、最も物体側のレンズ面と最も像面側のレンズ面の曲率半径を各々R4s,R4eとしたとき、
    −10<(R4s+R4e)/(R4s−R4e)<−1.5
    なる条件を満足することを特徴とする請求項又はの防振機能を有した光学系。
  5. 前記第3群は物体側より順に負レンズと正レンズの2つのレンズより構成しており、最も物体側のレンズ面と最も像面側のレンズ面の曲率半径を各々R3s,R3eとしたとき、
    −1.5<(R3s+R3e)/(R3s−R3e)<−0.2
    なる条件を満足することを特徴とする請求項又はの防振機能を有した光学系。
  6. 前記第1群は2枚の正レンズと1枚の負レンズを有し、前記第2群は正レンズと負レンズを有していることを特徴とする請求項又はの防振機能を有した光学系。
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