JP4207148B2 - デジタルカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルカメラに係り、特に発光ダイオード(LED)をストロボ光源に用いたストロボ装置を備えたデジタルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にカメラのストロボ装置は、光源にキセノン管を用いて構成されている。しかし、光源にキセノン管を用いたストロボ装置は、数ミリ秒程度の瞬間光しか発光できないため、スローシャッタでのストロボ撮影ができないという欠点があった。また、キセノン管は昼光色に近い分光特性をもっているため、朝方や夕方に逆光補正を目的としたストロボ撮影を行うと、不自然な色合いの写真となるという欠点があった。そこで、このようなキセノン管を光源としたストロボ装置の欠点を解消すべく、光源にLEDを用いたストロボ装置が提案されている(たとえば、特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−116481号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、LEDは個々の製品間で放出する光の色温度にバラツキがあるため、デジタルカメラのストロボ光源に使用した場合、個々の製品間でホワイトバランスの補正結果にバラツキが生じるという欠点がある。
【0005】
また、LEDは周囲温度や印加電流によって放出する光の色温度が変化し、そのときの周囲温度や印加電流によってホワイトバランスの補正結果にバラツキが生じるという欠点もある。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、LEDをストロボ光源としたストロボ撮影時に安定した色合いの画像が得られるデジタルカメラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、前記目的を達成するために、発光ダイオードをストロボ光源に用いたストロボ装置と、ストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するための補正情報が記憶された記憶手段と、前記記憶手段に記憶された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するホワイトバランス補正手段と、を備えたデジタルカメラにおいて、前記記憶手段に記憶された補正情報を修正するための修正情報が記憶された修正情報記憶手段であって、前記記憶手段に記憶された補正情報が、前記ストロボ装置から実際に照射される光の色温度の検出結果に基づいて設定された補正情報と一致するために必要な修正情報が記憶された修正情報記憶手段と、前記修正情報記憶手段に記憶された修正情報に基づいて前記記憶手段に記憶された補正情報を修正する修正手段と、を備え、前記ホワイトバランス補正手段は、前記修正手段で修正された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正することを特徴とするデジタルカメラを提供する。
【0010】
本発明によれば、ストロボ装置から実際に照射される光の色温度の検出結果に基づいて設定されたホワイトバランスの補正情報と一致するように記憶手段に記憶されたホワイトバランスの補正情報が修正され、この修正された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスが補正される。これにより、個々のカメラ間でストロボ装置から照射される光の色温度にバラツキがある場合であっても同じ色合いの画像が得られる。
【0011】
また、請求項に係る発明は、前記目的を達成するために、発光ダイオードをストロボ光源に用いたストロボ装置と、ストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するための補正情報が記憶された記憶手段と、前記記憶手段に記憶された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するホワイトバランス補正手段と、を備えたデジタルカメラにおいて、前記発光ダイオードの周囲温度を検出する温度検出手段と、前記記憶手段に記憶された補正情報を修正するための修正情報が記憶された修正情報記憶手段であって、前記発光ダイオードの周囲温度の変化に基づく前記補正情報の修正情報が記憶された修正情報記憶手段と、前記温度検出手段の検出結果と、前記修正情報記憶手段に記憶された修正情報とに基づいて前記記憶手段に記憶された補正情報を修正する修正手段と、を備え、前記ホワイトバランス補正手段は、前記修正手段で修正された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正することを特徴とするデジタルカメラを提供する。
【0012】
本発明によれば、発光ダイオードの周囲温度の変化に応じて記憶手段に記憶されたホワイトバランスの補正情報が修正され、この修正された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスが補正される。これにより、発光ダイオードの周囲温度が変化して、ストロボ装置から照射される光の色温度が変化した場合であっても常に同じ色合いの画像が得られる。
【0013】
また、請求項に係る発明は、前記目的を達成するために、発光ダイオードをストロボ光源に用いたストロボ装置と、ストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するための補正情報が記憶された記憶手段と、前記記憶手段に記憶された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するホワイトバランス補正手段と、を備えたデジタルカメラにおいて、前記発光ダイオードに流れる電流値を検出する電流検出手段と、前記記憶手段に記憶された補正情報を修正するための修正情報が記憶された修正情報記憶手段であって、前記発光ダイオードに流れる電流値の変化に基づく前記補正情報の修正情報が記憶された修正情報記憶手段と、前記電流検出手段の検出結果と、前記修正情報記憶手段に記憶された修正情報とに基づいて前記記憶手段に記憶された補正情報を修正する修正手段と、を備え、前記ホワイトバランス補正手段は、前記修正手段で修正された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正することを特徴とするデジタルカメラを提供する。
【0014】
本発明によれば、発光ダイオードに流れる電流変化に応じて記憶手段に記憶されたホワイトバランスの補正情報が修正され、この修正された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスが補正される。これにより、発光ダイオードに流れる電流が変化して、ストロボ装置から照射される光の色温度が変化した場合であっても常に同じ色合いの画像が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係るデジタルカメラの好ましい実施の形態について詳説する。
【0016】
図1は本発明に係るデジタルカメラ10の一実施形態を示す正面斜視図である。同図に示すように、カメラボディ12の正面には、撮影レンズ14、ファインダ窓16、ストロボ装置18、ストロボ調光窓20等が設けられており、上面にはレリーズボタン22、電源スイッチ24等が設けられている。また、図示しないカメラボディ12の背面には、ファインダ接眼部や液晶モニタ、各種操作ボタン類(たとえば、ズームキーやモードボタン、メニューボタン、十字ボタン)などが設けられている。
【0017】
図2は、図1に示すデジタルカメラ10に組み込まれたストロボ装置18の発光部の構成を示す断面図である。同図に示すように、ストロボ装置18の発光部は、光源としての発光ダイオード(LED)26と、LED26から放出された光を前方に向けて反射するリフレクタ28と、LED26から放出された光を拡散する拡散板30とで構成されている。
【0018】
LED26は、回路基板32に実装されており、高輝度で白色発光する。リフレクタ28は、このLED26を囲むようにして回路基板32に取り付けられている。また、拡散板30は、リフレクタ28内に一体的に取り付けられており、LED26から放出される指向性の高い光を拡散する。
【0019】
図3はデジタルカメラ10の内部構成を示すブロック図である。同図に示すように、撮影レンズ14と絞り15を含むレンズユニット34の後方には、固体撮像素子(CCD)36が配置されている。CCD36の受光面には、多数のフォトセンサが二次元配列されており、撮影レンズ14及び絞り15を介してCCD36の受光面に結像された被写体像は、各フォトセンサによって入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。そして、各フォトセンサに蓄積された信号電荷は、CCD駆動回路38から加えられるリードゲートパルスによってシフトレジスタに読み出され、レジスタ転送パルスによって信号電荷に応じた電圧信号として順次読み出される。
【0020】
なお、このCCD36は、蓄積した信号電荷をシャッタゲートパルスによって掃き出すことができ、これにより電荷の蓄積時間(シャッタスピード)を制御することができる(いわゆる、電子シャッタ機能)。
【0021】
CCD36から順次読み出された電圧信号は、相関二重サンプリング回路(CDS回路)40に加えられ、ここで各画素ごとのR、G、B信号がサンプリングホールドされ、A/D変換器42に加えられる。A/D変換器42は、CDS回路40から順次加えられるアナログのR、G、B信号をデジタルのR、G、B信号に変換して出力する。
【0022】
なお、CCD駆動回路38、CDS回路40及びA/D変換器42は、タイミング発生回路(TG)44から加えられるタイミング信号によって同期して駆動されている。
【0023】
A/D変換器42から出力されたデジタルのR、G、B信号は、一旦メモリ46に格納され、その後、デジタル信号処理回路48に加えられる。
【0024】
デジタル信号処理回路48は、同時化回路50、ホワイトバランス補正回路52、ガンマ補正回路54、YC信号作成回路56及びメモリ58等から構成されている。
【0025】
同時化回路50は、メモリ46から読み出された点順次のR、G、B信号を同時式に変換し、R、G、B信号を同時にホワイトバランス補正回路52に出力する。
【0026】
ホワイトバランス補正回路52は、R、G、B信号のデジタル値をそれぞれ増減するための乗算器52R、52G、52Bを備えており、同時化回路50から入力されたR、G、B信号は、それぞれ乗算器52R、52G、52Bに加えられる。また、乗算器52R、52G、52Bの他の入力には、中央処理装置(CPU)60からホワイトバランス制御のためのホワイトバランス補正値(ゲイン値)W(WR 、WG 、WB )が加えられる。乗算器52R、52G、52Bは、それぞれ2入力を乗算し、乗算によってホワイトバランス補正されたR’、G’、B’信号をガンマ補正回路54に出力する。
【0027】
なお、CPU60からホワイトバランス補正回路52に加えられるホワイトバランス補正値Wの詳細については後述する。
【0028】
ガンマ補正回路54は、ホワイトバランス補正されたR’、G’、B’信号が所望のガンマ特性となるように入出力特性を変更し、YC信号作成回路56に出力する。
【0029】
YC信号作成回路56は、ガンマ補正されたR、G、B信号から輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cbとを作成する。これらの輝度信号Yとクロマ信号Cr、Cb(YC信号)は、メモリ46と同じメモリ空間のメモリ58に格納される。
【0030】
ここで、メモリ58内のYC信号を読み出し、液晶モニタ62に出力することによりスルー画像や撮影された静止画等をカメラボディ12の背面に設けられた液晶モニタ62に表示させることができる。
【0031】
また、撮影後のYC信号は、圧縮/伸長回路64によって所定のフォーマットに圧縮されたのち、記録部66にてメモリカードなどの記録メディアに記録される。
【0032】
さらに、再生モード時にはメモリカードなどに記録されている画像データが圧縮/伸長回路64にて伸長されたのち、液晶モニタ62に出力され、液晶モニタ62に再生画像が表示される。
【0033】
CPU60は、レリーズボタン22や電源スイッチ24などを含むカメラ操作部68からの入力に基づいて各回路を統括、制御するとともに、オートフォーカス制御、自動露出制御、ホワイトバランス制御等を行う。
【0034】
オートフォーカス制御は、たとえばコントラストAF方式で行なわれ、特定のフォーカスエリア内のG信号の高周波成分が最大になるように、撮影レンズ14の移動を制御することにより行なわれる。CPU60は、特定のフォーカスエリア内のG信号の高周波成分が最大になるようにレンズ駆動部14Aを介して撮影レンズ14の移動を制御する。
【0035】
自動露出制御は、R、G、B信号を積算した積算値から被写体輝度(撮影EV値)を求め、求めた撮影EV値に基づいて絞りとシャッタスピードを制御することにより行なわれる。CPU60は、撮影EV値に基づいて絞り値とシャッタスピードを決定し、決定した絞り値となるように絞り駆動部15Aを介して絞り15を制御するとともに、決定したシャッタスピードとなるようにCCD駆動回路38を介して電荷蓄積時間を制御する。
【0036】
また、CPU60は、撮影EV値に基づいてストロボ撮影の要否を判定し、ストロボ撮影が必要な場合は、ストロボ発光回路18Aを介してストロボ装置18からストロボ光を発光させる。
【0037】
ホワイトバランス制御は、光源種(被写界の色温度)を求め、求めた光源種に適したホワイトバランス補正値W(WR 、WG 、WB )を決定し、その決定したホワイトバランス補正値Wをホワイトバランス補正回路52の乗算器52R、52G、52Bに出力することにより行なわれる(通常撮影時)。
【0038】
ここで、光源種(被写界の色温度)は、次のようにして求められる。まず、メモリ46に一時格納されたR、G、B信号から、1画面を複数のエリア(たとえば、8×8)に分割し、各分割エリアごとにR、G、B信号の色別の平均積算値を求める。この各分割エリアごとのR、G、B信号の平均積算値は、積算回路70によって算出され、CPU60に加えられる。積算回路70とCPU60との間には乗算器72R、72G、72Bが設けられており、乗算器72R、72G、72Bには、機器のバラツキを調整するための調整ゲイン値が加えられる。CPU60は、乗算器72R、72G、72Bを介して積算回路70から加えられた各分割エリアごとのR、G、B信号の平均積算値に基づいてデーライト(晴れ)、日陰−曇り、蛍光灯、タングステン電球等の光源種の判別を行う。
【0039】
この光源種の判別は、分割エリアごとにR、G、B信号の色別の平均積算値の比R/G、B/Gを求め、続いて横軸をR/G、縦軸をB/Gとするグラフ上で、各光源種に対応する色分布の範囲を示す検出枠を設定する。そして、求めた各エリアごとの比R/G、B/Gに基づいて検出枠に入るエリアの個数を求め、被写体の輝度レベル及び検出枠に入るエリアの個数に基づいて光源種を判別する(特開2000-224608 参照) 。
【0040】
なお、CCD36から得られたR、G、B信号に基づいて自動的に光源種(被写界の色温度)を求める方法は、この実施の形態に限定されない。
【0041】
CPU60は、上記のようにして光源種(被写界の色温度)を求めると、その光源種に適したホワイトバランス補正値W(WR 、WG 、WB )を決定し、その決定したホワイトバランス補正値Wをホワイトバランス補正回路52の乗算器52R、52G、52Bに出力する。これにより、乗算器52R、52G、52Bからはホワイトバランス補正されたR’、G’、B’信号がガンマ補正回路132に出力される。
【0042】
ここで、ホワイトバランス補正値W(WR 、WG 、WB )は、ROM74に記録されたテーブルを参照して決定される。このテーブルは、光源種(被写界の色温度)ごとにホワイトバランス補正値Wが対応付けられて作成されており、光源種(被写界の色温度)が求められると、その光源種に対応するホワイトバランス補正値Wが一意に決定される。なお、ROM74には、この光源種とホワイトバランス補正値との関係を示すテーブルのほか、カメラの動作プログラムや各種のデータが記録されている。
【0043】
以上のようにストロボ装置18を用いない通常撮影では、撮影に際して光源種を求め、求めた光源種に適したホワイトバランス補正値W(WR 、WG 、WB )をテーブルに基づいて決定し、決定したホワイトバランス補正値Wをホワイトバランス補正回路52の乗算器52R、52G、52Bに出力してホワイトバランス補正を行なう。
【0044】
一方、ストロボ装置18を用いたストロボ撮影の場合には、光源種の測定は行なわず、ストロボ光の色温度に応じたホワイトバランス補正値W0 (W0R、W0G、W0B)を用いてホワイトバランス補正を行う。すなわち、ストロボ撮影する場合、CPU60はストロボ撮影用のホワイトバランス補正値(ストロボ光の色温度に適したホワイトバランス補正値)W0 (W0R、W0G、W0B)をROM74から読み出し、ホワイトバランス補正回路52の乗算器52R、52G、52Bに出力する。
【0045】
ここで、ROM74には、基準となる色温度T0 のストロボ光を発光した場合のホワイトバランス補正値W0 (W0R、W0G、W0B)が、ストロボ撮影用のホワイトバランス補正値として記録されている。したがって、この基準となる色温度T0 と同じ色温度のストロボ光をストロボ装置18から発光させて撮影すれば、カラーバランスのとれた画像が得られる。
【0046】
しかしながら、ストロボ装置18の光源であるLEDは、素子ごとに放出する光の色温度にバラツキがあり、必ずしも基準となる色温度と同じ色温度の光を放出するとは限らない。
【0047】
そこで、本実施の形態のデジタルカメラでは、実際にストロボ装置18から発光する光の色温度T1 を測定し、その色温度T1 に適したホワイトバランス補正値W1 (W1R、W1G、W1B)を用いてストロボ撮影時のホワイトバランス補正を行なうようにする。具体的には、次のようにして、ストロボ撮影時のホワイトバランス補正を行う。
【0048】
まず、実際にストロボ装置18から発光される光の色温度T1 を測定する。そして、その色温度T1 の光に適したホワイトバランス補正値W1 (W1R、W1G、W1B)を求める。求めた実際のホワイトバランス補正値W1 (W1R、W1G、W1B)と、ROM74に記録された基準となるホワイトバランス補正値W0 (W0R、W0G、W0B)との差分ΔW(ΔW=W0 −W1 )を求め、これを修正値としてEEPROM76に記録する。すなわち、ROM74に記録された基準となるホワイトバランス補正値W0 を実際にストロボ装置18から発光されるストロボ光の色温度T1 に適したホワイトバランス補正値W1 (W1R、W1G、W1B)に修正するための修正値ΔW(ΔWR 、ΔWG 、ΔWB )を求め、これをEEPROM76に記録しておく(ΔWR =W0R−W1R、ΔWG =W0G−W1G、ΔWB =W0B−W1B)。
【0049】
CPU60は、ストロボ撮影時、ストロボ撮影用の基準となるホワイトバランス補正値W0 (W0R、W0G、W0B)をROM74から読み出すとともに、EEPROM76から修正値ΔW(ΔWR 、ΔWG 、ΔWB )を読み出す。そして、修正値ΔW(ΔWR 、ΔWG 、ΔWB )を用いて基準となるホワイトバランス補正値W0 (W0R、W0G、W0B)を実際のストロボ光の色温度T1 に適したホワイトバランス補正値W1 (W1R、W1G、W1B)に修正し、これをホワイトバランス補正回路52の乗算器52R、52G、52Bに出力する。
【0050】
これにより、放出する光の色温度にバラツキのあるLEDをストロボ光源に用いた場合であっても、カメラごとにカラーバランスのバラツキを生じさせることなく、どのカメラでも同じ色合いの画像を得ることができる。
【0051】
なお、実際のストロボ光の色温度T1 については、デジタルカメラ10の製造後、色温度測定器にて測定する。すなわち、実際にストロボ装置18からストロボ光を発光させ、その光の色温度を色温度測定器で測定する。そして、測定された光の色温度T1 に適したホワイトバランス補正値W1 を求め、ROM74に記録されたストロボ撮影用の基準となるホワイトバランス補正値W0 との差分ΔWを演算して、修正値を取得する。
【0052】
取得した修正値ΔWについては、たとえばデジタルカメラ10に備えられた通信機能(たとえば、USB、IEEE1394など)を利用してEEPROM76に書き込む。すなわち、たとえばデジタルカメラ10とパーソナルコンピュータをUSBケーブルにて接続し、パーソナルコンピュータ側からデジタルカメラ側に修正値のデータを送信し、その送信された修正値のデータをEEPROM76に書き込む。
【0053】
また、画像記録用の記録メディアを利用して修正値のデータを取得してもよい。すなわち、修正値のデータを記録した記録メディアをデジタルカメラ10に装填し、その記録メディアから修正値のデータを取得して、EEPROM76に書き込むようにしてもよい。
【0054】
また、修正値のデータを記録する記録手段については、EEPROMに限らず、他の記録手段を用いてもよい。
【0055】
次に、本発明に係るデジタルカメラの第2の実施の形態について説明する。なお、装置の基本構成は、上述した第1の実施の形態のデジタルカメラと同じなので、その説明は省略する。
【0056】
上述した第1の実施の形態のデジタルカメラでは、ROM74に記録されたホワイトバランス補正値W0 をEEPROM76に記録された修正値ΔWにて修正することにより、実際のストロボ光の色温度に適したホワイトバランス補正値W1 を得ている。
【0057】
本実施の形態のデジタルカメラ10では、EEPROM76に実際のストロボ光の色温度に適したホワイトバランス補正値W1 を記録しておき、このEEPROM76に記録されたホワイトバランス補正値W1 を利用してホワイトバランス補正を行なう。
【0058】
EEPROM76へのホワイトバランス補正値W1 の記録方法は、上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10と同様にデジタルカメラに備えられた通信機能や記録メディアを利用して記録する。
【0059】
本実施の形態のデジタルカメラでは、ストロボ撮影時、CPU60は、EEPROM76からホワイトバランス補正値W1 (W1R、W1G、W1B)を読み出し、これをホワイトバランス補正回路52の乗算器52R、52G、52Bに出力して、ホワイトバランス補正を行なう。
【0060】
これにより、上述した第1の実施の形態のデジタルカメラと同様に放出する光の色温度にバラツキのあるLEDをストロボ光源に用いた場合であっても、カメラごとにカラーバランスのバラツキを生じさせることなく、どのカメラであっても同じ色合いの画像を得ることができる。
【0061】
なお、ストロボ撮影時のホワイトバランス補正値とともに通常撮影時のホワイトバランス補正値のテーブルもEEPROM76に記録しておいてもよい。
【0062】
図4は、本発明に係るデジタルカメラの第3の実施の形態の内部構成を示すブロック図である。
【0063】
同図に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ100は、ストロボ装置18にストロボ光源であるLEDの周辺温度を検出する温度センサ102を備えている点で上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10と相違している。なお、その他の構成は、上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10と同じなので、第1の実施の形態のデジタルカメラ10と同じ構成部材には、同じ符号を付して、その説明は省略する。
【0064】
ストロボ光源であるLEDは、周辺温度の変化に応じて放出する光の色温度が変化する。図5は、LEDの周囲温度Tの変化に対する色温度の変化軌跡を示すxy色度図である(LEDに流れる電流(順電流)が20mAの時)。同図に示すように、LEDの周囲温度が高温側から低温側に変化すると、それに伴いLEDが放出する光の色温度も高温側から低温側へと変化する。
【0065】
したがって、ストロボ撮影された画像データに対して一定のホワイトバランス補正値でホワイトバランス補正を行なうと、LEDの周囲温度が変化した場合に異なる色合いの画像になるという問題がある。
【0066】
そこで、本実施の形態のデジタルカメラ100では、LEDの周囲温度の変化に応じてホワイトバランス補正値を修正する。
【0067】
図4に示すように、ストロボ装置18には、光源であるLEDの周囲温度を検出する温度センサ102が備えられている。温度センサ102で検出されたLEDの周囲温度は、A/D変換器104を介してCPU60に入力される。
【0068】
一方、EEPROM76には、LEDの周囲温度Tとホワイトバランス補正値WT (WTR、WTG、WTB)との対応関係を示すテーブルが記録されており、このテーブルを参照することにより、LEDの周囲温度Tに応じてホワイトバランス補正値WT (WTR、WTG、WTB)が一意に定まるようにされている。
【0069】
CPU60は、ストロボ撮影時、温度センサ102からA/D変換器104をLEDの周囲温度Tを取得し、その周囲温度Tに応じたホワイトバランス補正値WT (WTR、WTG、WTB)をEEPROM76に記録されたテーブルに基づいて決定する。そして、その決定したホワイトバランス補正値WT (WTR、WTG、WTB)をホワイトバランス補正回路52の乗算器52R、52G、52Bに出力し、撮影された画像データに対してホワイトバランス補正をかける。
【0070】
これにより、LEDの周囲温度が変化してLEDから放出される光の色温度が変化した場合であっても、常に安定したカラーバランスの画像を得ることができる。
【0071】
なお、本実施の形態では、LEDの周囲温度Tごとのホワイトバランス補正値WT (WTR、WTG、WTB)がテーブルとしてEEPROM76に記録されているが、基準となるホワイトバランス補正値、たとえばLEDの周囲温度Tが20℃の時のホワイトバランス補正値W20(W20R 、W20G 、W20B )をROM74に記録しておき、EEPROM76には、LEDの周囲温度Tごと修正値ΔWT (周囲温度Tごとの基準となるホワイトバランス補正値W20の修正値)をテーブルとして記憶しておくようにしてもよい。
【0072】
この場合、CPU60は、周囲温度Tに応じた修正値ΔWT をEEPROM76に記録されたテーブルから取得し、基準となるホワイトバランス補正値W20を修正する。そして、その修正したホワイトバランス補正値WT (WTR、WTG、WTB)をホワイトバランス補正回路52の乗算器52R、52G、52Bに出力し、ホワイトバランス補正をかける。
【0073】
また、EEPROM76へのホワイトバランス補正値の記録方法は、上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10と同様にデジタルカメラに備えられた通信機能や記録メディアを利用して記録する。
【0074】
なお、各周囲温度Tに応じたホワイトバランス補正値は、全てのデジタルカメラにおいて画一的に設定してもよいが、上述した第1の実施の形態のようにLEDは素子ごとに発光する色温度にバラツキがあるので、実際にストロボ装置18から発光される光の色温度に基づいて設定することが好ましい。
【0075】
図6は、本発明に係るデジタルカメラの第4の実施の形態の内部構成を示すブロック図である。
【0076】
同図に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ110は、ストロボ装置18にLEDに流れる電流(順電流)を測定する電流計112を備えている点で上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10と相違している。なお、その他の構成は、上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10と同じなので、第1の実施の形態のデジタルカメラ10と同じ構成部材には、同じ符号を付して、その説明は省略する。
【0077】
ストロボ光源であるLEDは、LEDに流れる電流の変化に応じて放出する光の色温度が変化する。図7は、LEDに流れる電流Iの変化に対する色温度の変化軌跡を示すxy色度図である(LEDの周囲温度が20℃の時)。同図に示すように、LEDに流れる電流Iが低くなるに従ってLEDが放出する光の色温度も低温側へと移行する。
【0078】
したがって、ストロボ撮影された画像データに対して一定のホワイトバランス補正値でホワイトバランス補正を行なうと、LEDに流れる電流が変化した場合に異なる色合いの画像になるという問題がある。
【0079】
そこで、本実施の形態のデジタルカメラ100では、LEDに流れる電流の変化に応じてホワイトバランス補正値を修正する。
【0080】
図6に示すように、ストロボ装置18には、光源であるLEDに流れる電流を測定する電流計112が備えられている。電流計112で測定された電流値は、A/D変換器114を介してCPU60に入力される。
【0081】
一方、EEPROM76には、LEDに流れる電流Iとホワイトバランス補正値WI (WIR、WIG、WIB)との対応関係を示すテーブルが記録されており、このテーブルを参照することにより、LEDに流れる電流Iに応じてホワイトバランス補正値WI (WIR、WIG、WIB)が一意に定まるようにされている。
【0082】
CPU60は、ストロボ撮影時、電流計112からA/D変換器114を介してLEDに流れる電流Iを取得し、その電流Iに応じたホワイトバランス補正値WI (WIR、WIG、WIB)をEEPROM76に記録されたテーブルに基づいて決定する。そして、その決定したホワイトバランス補正値WI (WIR、WIG、WIB)をホワイトバランス補正回路52の乗算器52R、52G、52Bに出力し、撮影された画像データに対してホワイトバランス補正をかける。
【0083】
これにより、LEDに流れる電流が変化してLEDから放出される光の色温度が変化した場合であっても、常に安定したカラーバランスの画像を得ることができる。
【0084】
なお、本実施の形態では、LEDに流れる電流ごとのホワイトバランス補正値WI (WIR、WIG、WIB)がテーブルとしてEEPROM76に記録されているが、基準となるホワイトバランス補正値、たとえばLEDに流れる電流Iが20mAの時のホワイトバランス補正値W20(W20R 、W20G 、W20B )をROM74に記録しておき、EEPROM76には、LEDのに流れる電流Iごと修正値ΔWI (LEDに流れる電流Iごとの基準となるホワイトバランス補正値W20の修正値)をテーブルとして記憶しておくようにしてもよい。
【0085】
この場合、CPU60は、LEDに流れる電流Iに応じた修正値ΔWI をEEPROM76に記録されたテーブルから取得し、基準となるホワイトバランス補正値W20を修正する。そして、その修正したホワイトバランス補正値WI (WIR、WIG、WIB)をホワイトバランス補正回路52の乗算器52R、52G、52Bに出力し、撮影された画像データに対してホワイトバランス補正をかける。
【0086】
また、EEPROM76へのホワイトバランス補正値の記録方法は、上述した第1の実施の形態のデジタルカメラ10と同様にデジタルカメラに備えられた通信機能や記録メディアを利用して記録する。
【0087】
なお、電流値Iごとのホワイトバランス補正値は、全てのデジタルカメラにおいて画一的に設定してもよいが、上述した第1の実施の形態のようにLEDは素子ごとに発光する色温度にバラツキがあるので、実際にストロボ装置18から発光される光の色温度に基づいて設定することが好ましい。
【0088】
以上説明したように、本発明に係るデジタルカメラによれば、素子ごとに放出する色温度にバラツキのあるLEDをストロボ光源に用いた場合であっても、カメラごとにカラーバランスのバラツキを生じさせることなく、どのカメラであっても同じ色合いの画像を得ることができる。
【0089】
また、周囲温度が変化したり、LEDに流れる電流が変化して放出する光の色温度が変化した場合であっても、常に一定のカラーバランスに保つことができ、安定した画像を得ることができる。
【0090】
なお、上述した一連の実施の形態では、白色発光するLEDをストロボ光源に用いた場合を例に説明したが、赤色発光するLEDと、緑色発光するLEDと、青色発光するLEDの3つのLEDをストロボ光源に用いたストロボ装置についても同様に本発明を適用することができる。
【0091】
また、上述した実施の形態では、ホワイトバランス処理をデジタル信号処理回路48内で行うようにしているが、CDS回路及び図示しないゲインコントロールアンプ等を含むアナログ信号処理回路内で行うようにしてもよい。
【0092】
また、ホワイトバランス補正は、色差信号Cr 、Cb にある値を加算又は減算させることによって行う方法もある。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、実際にストロボ装置から発光される光の色温度に基づいてホワイトバランス補正を行なうようにしているので、LEDをストロボ光源に用いた場合であっても、常に安定した色合いの画像を得ることができる。
【0094】
また、周囲温度が変化、あるいはLEDに流れる電流の変化に応じてホワイトバランス補正を行なっているので、常に安定した色合いの画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデジタルカメラの一実施形態を示す正面斜視図
【図2】ストロボ装置の発光部の構成を示す断面図
【図3】デジタルカメラの内部構成を示すブロック図
【図4】第3の実施の形態のデジタルカメラの内部構成を示すブロック図
【図5】LEDの周囲温度Tの変化に対する色温度の変化軌跡を示すxy色度図
【図6】第4の実施の形態のデジタルカメラの内部構成を示すブロック図
【図7】LEDに流れる電流Iの変化に対する色温度の変化軌跡を示すxy色度図
【符号の説明】
10…デジタルカメラ、12…カメラボディ、14…撮影レンズ、14A…レンズ駆動部、15…絞り、15A…絞り駆動部、16…ファインダ窓、18…ストロボ装置、20…ストロボ調光窓、22…レリーズボタン、24…電源スイッチ、26…発光ダイオード(LED)、28…リフレクタ、30…拡散板、32…回路基板、34…レンズユニット、36…固体撮像素子(CCD)、38…CCD駆動回路、40…相関二重サンプリング回路(CDS回路)、42…A/D変換器、44…タイミング発生回路(TG)、48…デジタル信号処理回路、50…同時化回路、52…ホワイトバランス補正回路、52R、52G、52B…乗算器、54…ガンマ補正回路、56…YC信号作成回路、58…メモリ、60…中央処理装置(CPU)、62…液晶モニタ、64…圧縮/伸長回路、66…記録部、68…カメラ操作部、70…積算回路、72R、72G、72B…乗算器、74…ROM、76…EEPROM、100…デジタルカメラ、102…温度センサ、104…A/D変換器、110…デジタルカメラ、112…電流計、114…A/D変換器

Claims (3)

  1. 発光ダイオードをストロボ光源に用いたストロボ装置と、ストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するための補正情報が記憶された記憶手段と、前記記憶手段に記憶された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するホワイトバランス補正手段と、を備えたデジタルカメラにおいて、
    前記記憶手段に記憶された補正情報を修正するための修正情報が記憶された修正情報記憶手段であって、前記記憶手段に記憶された補正情報が、前記ストロボ装置から実際に照射される光の色温度の検出結果に基づいて設定された補正情報と一致するために必要な修正情報が記憶された修正情報記憶手段と、
    前記修正情報記憶手段に記憶された修正情報に基づいて前記記憶手段に記憶された補正情報を修正する修正手段と、
    を備え、前記ホワイトバランス補正手段は、前記修正手段で修正された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正することを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 発光ダイオードをストロボ光源に用いたストロボ装置と、ストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するための補正情報が記憶された記憶手段と、前記記憶手段に記憶された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するホワイトバランス補正手段と、を備えたデジタルカメラにおいて、
    前記発光ダイオードの周囲温度を検出する温度検出手段と、
    前記記憶手段に記憶された補正情報を修正するための修正情報が記憶された修正情報記憶手段であって、前記発光ダイオードの周囲温度の変化に基づく前記補正情報の修正情報が記憶された修正情報記憶手段と、
    前記温度検出手段の検出結果と、前記修正情報記憶手段に記憶された修正情報とに基づいて前記記憶手段に記憶された補正情報を修正する修正手段と、
    を備え、前記ホワイトバランス補正手段は、前記修正手段で修正された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正することを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 発光ダイオードをストロボ光源に用いたストロボ装置と、ストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するための補正情報が記憶された記憶手段と、前記記憶手段に記憶された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正するホワイトバランス補正手段と、を備えたデジタルカメラにおいて、
    前記発光ダイオードに流れる電流値を検出する電流検出手段と、
    前記記憶手段に記憶された補正情報を修正するための修正情報が記憶された修正情報記憶手段であって、前記発光ダイオードに流れる電流値の変化に基づく前記補正情報の修正情報が記憶された修正情報記憶手段と、
    前記電流検出手段の検出結果と、前記修正情報記憶手段に記憶された修正情報とに基づいて前記記憶手段に記憶された補正情報を修正する修正手段と、
    を備え、前記ホワイトバランス補正手段は、前記修正手段で修正された補正情報に基づいてストロボ撮影された画像のホワイトバランスを補正することを特徴とするデジタルカメラ。
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