JP2009122294A - 撮影用照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の撮影用照明装置では、各色の高輝度LEDを目的とする色温度で発光するように発光量を制御することが難しかった。
【解決手段】 制御部35により、LED発光部31の非発光時に色温度センサ33で測定された色温度の第1情報である「非発光測定RGBバランス」と、LED発光部31の発光時に色温度センサ33で測定された色温度の第2情報である「テスト測定RGBバランス」との相違が所定範囲内になるように、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比である「テスト発光用RGBバランス」が補正され(S3〜S8)、補正された発光量比で各色の高輝度LED31a,31b,31cが発光させられる(S12)。
【選択図】 図3

Description

本発明は、互いに異なる色の光を発する複数の発光素子を含む発光手段を備えた撮影用照明装置に関するものである。
従来、この種の撮影用照明装置としては、カメラに使用されるキセノン管を用いたフラッシュ装置が知られている。一般的に、キセノン管は、日昼光とほぼ同様の色温度である6000K程度の色温度に固定された光で発光するように設計されている。このため、キセノン管を用いたフラッシュ装置を使用して、例えば3000K程度で発光する電球照明下においてカメラのフラッシュ撮影を行った場合、キセノン管によるフラッシュ光を浴びている被写界内の被写体の色温度と、電球照明による背景の色温度との間に3000K程度の相違が生じ、色バランスが大きく異なってしまう。このため、撮影された画像に不自然さが生じて、違和感を感じることがあった。
下記の特許文献1や特許文献2には、上記のような弊害を解消するため、赤色光,緑色光および青色光を発する3色の高輝度のLED(発光ダイオード)を用いて、フラッシュ光の光色を可変することができるカメラのストロボ装置が開示されている。このストロボ装置では、切換えスイッチがマニュアル側に切り換えられていると、色温度設定ボリュームで設定した色温度となるように、ストロボ光の色温度が制御される。また、切換えスイッチがオート側に切り換えられていると、色温度センサによって検出された被写界の色温度となるように、ストロボ光の色温度が制御される。ストロボ光の色温度の制御は、各色の高輝度LEDの発光量が制御されることにより行われ、このストロボ光で照明されて撮影された画像に対してホワイトバランス処理が行われる。
特開2003−215674号公報(段落[0025]参照) 特開2004−233714号公報(段落[0035],[0036]参照)
しかしながら、LEDは、発光特性がデリケートであり、温度変化によって発光特性が変動しやすく、また、製造個体差による発光特性のバラツキが大きい。このため、上記の特許文献1や特許文献2に示すような高輝度LEDを用いた従来の撮影用照明装置では、色温度設定ボリュームで設定された色温度や、色温度センサによって測定された色温度の光を各色の高輝度LEDで発光させようとしても、実際に発光する光の色温度は、LEDの上述した発光特性のバラツキによってばらついてしまう。従って、従来の撮影用照明装置では、各色の高輝度LEDを目的とする色温度で発光するように発光量を制御することが難しかった。
上記課題を解決するための構成を一実施例の符号を付して説明する。なお、符号の構成のものに本発明が限定されるわけではない。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
互いに異なる色の光を発する複数の発光素子(31a,31b,31c)を含む発光手段(31)と、
被写界の色温度を測定する色温度測定手段(33)と、
発光手段の発光を制御する制御手段(35)と
を備えた撮影用照明装置(3)において、
制御手段(35)は、
発光手段(31)の非発光時に色温度測定手段(33)で測定された色温度の情報である第1情報と、発光手段(31)の発光時に色温度測定手段(33)で測定された色温度の情報である第2情報との相違に基づいて、第2情報と第1情報との相違が所定範囲内になるように、各色の発光素子(31a,31b,31c)の発光量比を補正し、
補正した発光量比で各色の発光素子(31a,31b,31c)を発光せしめる
ことを特徴とする。
この構成によれば、制御手段により、発光手段の非発光時に色温度測定手段で測定された色温度の情報である第1情報と、発光手段の発光時に色温度測定手段で測定(実測)された色温度の情報である第2情報との相違が所定範囲内になるように、各色の発光素子の発光量比が補正され、補正された発光量比で各色の発光素子が発光させられる。このため、発光特性にバラツキのある発光素子が撮影用照明装置に用いられていても、実際の発光時の色温度情報をフィードバックした制御手段の発光制御により、各色の発光素子は、第1情報と第2情報との相違が所定範囲内になる補正された発光量比で発光させられる。従って、第2情報に相当する撮影用照明装置が発する光の色温度は、第1情報に相当する被写界の色温度との相違が、所定範囲内に収められる。この結果、発光特性にバラツキのある発光素子が撮影用照明装置に用いられていても、撮影用照明装置が発する光の色温度のバラツキは所定範囲内に収まり、撮影用照明装置が発する光の色温度は、目的とする色温度の許容誤差範囲内に制御されるようになる。
また、本発明は、制御手段(35)が、補正をした後直ちに露光を開始して、補正した発光量比で各色の発光素子(31a,31b,31c)を発光せしめることを特徴とする。
この構成によれば、制御手段により、各色の発光素子の発光量比が補正された後、自動的に直ちに露光が開始され、補正された発光量比で各色の発光素子が発光させられる。このため、各色の発光素子の発光量比が自動的に適切な値に補正された状態で露光が行われ、かつ、シャッターチャンスを逃す可能性も少なくなる。
また、本発明は、補正した発光量比を記憶する記憶手段(35)を更に有し、
制御手段(35)が、露光時に記憶手段(35)に記憶されている補正した発光量比で各色の発光素子(31a,31b,31c)を発光せしめることを特徴とする。
この構成によれば、補正した発光量比は記憶手段に記憶され、露光時に、記憶手段に記憶されている補正した発光量比で、各色の発光素子が制御手段によって発光させられる。このため、撮影者は、撮影時に、撮影前に予め記憶手段に記憶させておいた補正した発光量比で各色の発光素子を発光させて、撮影を行うことが可能となる。
また、本発明は、被写界輝度を測定する輝度測定手段(32)を備え、
制御手段(35)が、輝度測定手段(32)によって測定された被写界輝度が所定値より小さい場合、各色の発光素子(31a,31b,31c)を所定の発光量比で発光せしめることを特徴とする。
この構成によれば、輝度測定手段によって測定された被写界輝度が所定値より小さい場合、各色の発光素子は、制御手段により、その発光量比の補正が行われることなく、所定の発光量比で発光させられる。このため、被写界輝度が小さくて色温度測定手段による被写界の色温度の測定が適切に行われないような場合であっても、各色の発光素子が所定の発光量比で発光させられ、撮影は適切に行われる。
また、本発明は、制御手段(35)が、第1情報と第2情報との相違が所定範囲内に収束するまで、発光量比の補正動作、およびこの補正した発光量比での各色の発光素子(31a,31b,31c)の発光動作を繰り返すことを特徴とする。
この構成によれば、第1情報と第2情報との相違が所定範囲内に収束するまで、各色の発光素子の発光量比を補正する動作、およびこの補正動作によって補正した発光量比で各色の発光素子を発光させる動作が、繰り返して行われる。このため、各色の発光素子の発光量比の補正は、補正した発光量比で各色の発光素子が実際に発光されて、補正した発光量比での色温度が測定されて実証されながら行われる。従って、発光量比の補正はより正確に行われるようになり、撮影用照明装置が発する光の色温度のバラツキは確実に所定範囲内に収まる。
また、本発明は、制御手段(35)が、補正動作を所定回数行っても相違が所定範囲内に収束しない場合には、特定の発光量比で各色の発光素子(31a,31b,31c)を発光せしめることを特徴とする。
この構成によれば、補正動作が所定回数行われても第1情報と第2情報との相違が所定範囲内に収束しない場合、各色の発光素子は特定の発光量比で発光させられる。このため、被写界におけるノイズ光の影響などによって、第1情報と第2情報との相違が所定回数の補正動作によって所定範囲内に収束しない場合であっても、各色の発光素子が特定の発光量比で発光させられて、撮影は適切に行われる。また、補正動作が所定回数を超えて繰り返して行われることが防止されるため、各色の発光素子の発光量比がいつまでも確定しないという事態が生じてしまうことも、防止される。
本発明による撮影用照明装置によれば、上記のように、発光特性にバラツキのある発光素子が撮影用照明装置に用いられていても、実際に光らせたときの色温度を測定し、それに基づいて発光制御するので、撮影用照明装置が発する光の色温度のバラツキは所定範囲内に収まり、撮影用照明装置が発する光の色温度は、目的とする色温度の許容誤差範囲内に制御されるようになる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本実施形態による撮影用照明装置を備えた電子式カメラの外観を示す正面図である。
電子式カメラはカメラユニット1および光学レンズユニット2を備えて構成されており、本実施形態による撮影用照明装置3は、ホットシュー4を介してカメラユニット1に着脱自在に取り付けられている。照明装置3は、LED発光部31,調光センサ32,および色温度センサ33を備えて構成され、カメラユニット1からホットシュー4を介して受信される制御信号に従って発光制御される。LED発光部31は、赤色(R)光,緑色(G)光,青色(B)光の3色の光を発光する3色の高輝度LEDから構成される。調光(測光)センサ32は、被写界からの光を検出して被写界輝度を測定する。色温度センサ33は、例えば、PD(フォトダイオード)にカラーフィルタを施して構成され、被写界からの光を検出して被写界の色温度を測定する。被写界における被写体は、この照明装置3によって照明され、カメラユニット1には光学レンズユニット2を通して被写界からの光が導かれる。
図2は、上述した電子式カメラおよび照明装置3の内部構成を示すブロック図である。
カメラユニット1内部における各素子は、それぞれバス17を介して相互に電気的に接続されており、制御部11によって制御される。シャッター5は、撮影者による図示しないシャッターボタンの操作に応じて開放され、光学レンズユニット2を介して導かれる被写界からの光は、撮像素子6の受光面上に結像される。撮像素子6は、例えば、周知のCCD(Charge Coupled Device)センサやCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサからなる。光学レンズユニット2およびシャッター5を介して撮像素子6の受光面上に結像される被写界像は、赤色,緑色および青色の各色情報を表す電気信号からなる撮像信号に変換される。この撮像信号は、信号増幅器7で増幅された後、A/D変換器8でデジタル信号に変換され、バッファメモリ9に画像データとして一時的に格納される。デジタル画像処理部10は、一時的にバッファメモリ9に格納されている画像データに対して、ホワイトバランス処理やガンマ補正などの画像処理を行う。カメラに着脱自在なメモリーカード等の画像記録素子12は、デジタル画像処理部10で処理された画像データを最終的に格納する。表示装置13は、カメラユニット1の背面部などに設けられたLCD(液晶表示装置)からなり、画像記録素子12に格納された画像データをモニター表示する。操作部14は、種々のカメラ操作を行う際や、後述するホワイトバランスモードの選択を行う際などに操作される。
レンズI/F15は、光学レンズユニット2との間で信号の送受信を行い、照明装置I/F16は、照明装置3との間で信号の送受信を行う。
本実施形態における光学レンズユニット2は、焦点距離を連続的に変化させるズームレンズ21、ピント調整をするフォーカスレンズ22、および露出調整をする絞り23を備えており、これらは制御部24によって制御される。制御部24は、カメラユニット1のレンズI/F15からの制御信号に基づいて、ズームレンズ21の焦点距離やフォーカスレンズ22のピント調整、絞り23による絞り調整などを行う。
照明装置3は、LED発光部31およびセンサー部34を備えており、これらは制御部35によって制御される。LED発光部31は、赤色光を発する赤色発光素子である高輝度LED31a,緑色光を発する緑色発光素子である高輝度LED31bおよび青色光を発する青色発光素子である高輝度LED31cを含む発光手段を構成している。制御部35は、LED発光部31の発光を制御する制御手段を構成しており、各色の高輝度LED31a,31b,31cは、制御部35によってそれぞれ個別に発光量が制御される。センサー部34は、上述した調光センサ32および色温度センサ33からなる。調光センサ32は、被写界輝度を測定する輝度測定手段を構成しており、色温度センサ33は、被写界の色温度を測定する色温度測定手段を構成している。
本実施形態では、制御部35は、LED発光部31の非発光時に色温度センサ33で測定(測色)された色温度の情報である第1情報と、LED発光部31の発光時に色温度センサ33で測定(測色/実測)された色温度の情報である第2情報との相違に基づいて、後述するように、第2情報と第1情報との相違が所定範囲内になるように、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比を補正し、補正した発光量比で各色の高輝度LED31a,31b,31cを発光せしめる。制御部35は、各色の高輝度LED31a,31b,31cについての補正した発光量比を記憶する図示しないメモリを、記憶手段として備えている。
照明装置3によって撮影時に照明される被写体のホワイトバランスの調整は、本実施形態では、オートホワイトバランスモードおよび測定ホワイトバランスモードの2つのモードの中から、操作部14の操作によって選択されたいずれかのモードに基づいて行われる。オートホワイトバランスモードは、露光時における各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比が、実際の露光動作の前に色温度センサ33で測色された結果に基づいて自動的に決定されて、撮影が行われるモードである。オートホワイトバランスモードが選択された場合には、制御部35は、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比の補正をした後直ちに露光を開始して、補正した発光量比で各色の高輝度LED31a,31b,31cを発光せしめる。また、測定ホワイトバランスモードは、露光時における各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比が、実際の撮影動作を行う前にユーザーによって事前に行われる測定撮影時に記憶され、後の本撮影(実撮影)時にこの記憶された発光量比に基づいて撮影が行われるモードである。この露光前の測定撮影(事前の測定撮影)は、本撮影の準備作業として無彩色物体(例えばグレーの板)を撮影して行われるものであり、本撮影と同じ環境照明下で行われる必要があるが、正確な色再現が望める。測定ホワイトバランスモードが選択された場合には、制御部35は、露光時に、制御部35内のメモリに記憶されている補正した発光量比で、各色の高輝度LED31a,31b,31cを発光せしめる。
図3は、オートホワイトバランスモードが選択されてカメラ撮影が行われる場合に、カメラユニット1の制御部11および照明装置3の制御部35によって行われる発光制御処理の概略を示すフローチャートである。
この発光制御処理では、まず、カメラユニット1の制御部11により、シャッターボタンが押圧操作されたか否かが判別される(図3,S1参照)。このS1の判別は、シャッターボタンが押圧操作されて判別が“YES”になるまでの間、繰り返して行われる。シャッターボタンが押圧操作されてS1の判別が“YES”になると、カメラユニット1の制御部11から照明装置I/F16を介して照明装置3の制御部35に制御信号が送信され、照明装置3の制御部35によって調光センサ32を用いた被写界輝度の測定(測光)が行われる。引き続いて、制御部35により、測定された被写界輝度が予め設定された閾値よりも大きいか否かが判別される(S2)。測定された被写界輝度が予め設定された閾値よりも大きくて、この判別が“YES”である場合(すなわち、環境光(周囲照明光)が存在する場合)、まずは制御部35により、各色の高輝度LED31a,31b,31cを発光させない非発光状態で、被写界の色温度、すなわち赤(R),緑(G)および青(B)の各色の比であるRGBバランスが色温度センサ33を用いて測定される(S3)。この測定によって得られたRGBバランスは、第1情報である「非発光測定RGBバランス」として、制御部35内のメモリの所定領域に記憶される。続いて、制御部35により、このS3の処理で測定された「非発光測定RGBバランス」が、「テスト発光用RGBバランス」として、制御部35内のメモリの所定領域に記憶される(S4)。「テスト発光用RGBバランス」は、露光前にLED発光部31をテスト発光させる際の各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比である。
次に、制御部35により、各色の高輝度LED31a,31b,31cが、S4でメモリに記憶された「テスト発光用RGBバランス」に応じた発光量比でテスト発光させられる(S5)。続いて、制御部35により、S5の処理によって各色の高輝度LED31a,31b,31cがテスト発光させられている状態で、色温度センサ33を用いた被写界のRGBバランスが測定される(実発光の色温度測定)。この測定により得られたRGBバランスは、第2情報である「テスト測定RGBバランス」として、制御部35内のメモリの所定領域に記憶される(S6)。続いて、制御部35により、S3で測定された「非発光測定RGBバランス」とS6で測定された「テスト測定RGBバランス」とが比較され、これらの各RGBバランスの相違(差異)が所定範囲内のものであるか否かが判別される(S7)。各RGBバランスの相違が所定範囲内のものでなくて、この判別結果が“NO”である場合、制御部35により、この両者間の差異に基づいて、「テスト測定RGBバランス」の測定に用いられた「テスト発光用RGBバランス」が「非発光測定RGBバランス」に近づけられて、各RGBバランスの相違が所定範囲内に収まるように、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比である「テスト発光用RGBバランス」が補正される(S8)。
「非発光測定RGBバランス」と「テスト測定RGBバランス」との間における相違が所定範囲内のものであって、S7の判別が“YES”である場合、または、S8の処理が終了すると、次に、制御部35により、S7の処理で相違が所定範囲内のものであった「テスト測定RGBバランス」の測定に用いられた「テスト発光用RGBバランス」、または、S8の処理で補正された「テスト発光用RGBバランス」が、「発光用RGBバランス」として決定される(S9)。「発光用RGBバランス」は、露光時にLED発光部31を発光させる際の各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比であり、「発光用RGBバランス」として決定された「テスト発光用RGBバランス」の値から図示しないデータテーブルが参照されて計算される。また、制御部35によるS2の判別において、調光センサ32によって測定された被写界輝度が予め設定された閾値以下で、被写界が暗くてS2の判別結果が“NO”である場合には、環境光(周囲照明光)が存在しないものとして、S3〜S9の処理が行われずに、予め設定された固定値の色温度、例えば太陽光に相当する5000Kの色温度が「発光用RGBバランス」として決定される(S10)。
本実施形態では、上記のS9またはS10の処理で、露光時における各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比が「発光用RGBバランス」として決定される際、LED発光部31によって発光された光の被写界からの反射率が調光センサ32によって測定され、同時に各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量も決定される。各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比および発光量が決定されると、照明装置3の制御部35から照明装置I/F16を介してカメラユニット1の制御部11に発光準備完了信号が送信される。
カメラユニット1の制御部11にこの信号が受信されると、制御部11の制御により、シャッター5が開放されて露光が開始させられ(S11)、続いて、照明装置3の制御部35により、S9またはS10の処理で決定された「発光用RGBバランス」および発光量で、各色の高輝度LED31a,31b,31cが発光させられる(S12)。その後、シャッタースピードに応じた時間が経過すると、カメラユニット1の制御部11によってシャッター5が閉じられ、照明装置3の制御部35によって各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光が終了させられて、露光が終了する(S13)。続いて、カメラユニット1の制御部11により、S11の露光開始からS13の露光終了までの間に撮像素子6で撮像された画像データに対して各種の画像処理が行われ(S14)、発光制御処理は終了する。このS14の画像処理では、S3で測定された「非発光測定RGBバランス」が参照されて、撮像された被写界における被写体の画像データに対するホワイトバランス処理や、ガンマ補正などの画像処理が行われる。このホワイトバランス処理では、S12の処理で発光させられて被写体に浴びせられた光の光色は、被写界の環境光と等しくなるように既に調整されているため、無視することができ、LED発光部31が発光していないのと同等になる。画像処理が施された画像データは、カメラユニット1の画像記録素子12に記憶されると共に、表示装置13にモニター表示される。
図4および図5は、測定ホワイトバランスモードが選択されてカメラ撮影が行われる場合に、カメラユニット1の制御部11および照明装置3の制御部35によって行われる発光制御処理の概略を示すフローチャートである。
図4は、測定ホワイトバランスモードが選択された場合の測定撮影時における発光制御処理の概略を示している。この図4の測定撮影を行う際の被写体は、既述した無彩色物体(グレー板など)である。なお、環境照明は、本撮影を行う環境照明と同一環境であるものとする。
この測定撮影時における発光制御処理では、まず、カメラユニット1の制御部11により、シャッターボタンが押圧操作されたか否かが判別される(図4,S21参照)。このS21の判別は、シャッターボタンが押圧操作されて判別が“YES”になるまでの間、繰り返して行われる。シャッターボタンが押圧操作されてS21の判別が“YES”になると、カメラユニット1の制御部11から照明装置I/F16を介して照明装置3の制御部35に制御信号が送信され、照明装置3の制御部35によって調光センサ32を用いた被写界輝度の測定が行われる。引き続いて、制御部35により、測定された被写界輝度が予め設定された閾値よりも大きいか否かが判別される(S22)。測定された被写界輝度が予め設定された閾値よりも大きくて、この判別が“YES”である場合、制御部35により、各色の高輝度LED31a,31b,31cを発光させない非発光状態で、RGBバランスが色温度センサ33を用いて測定される(S23)。この測定によって得られたRGBバランスは、第1情報である「非発光測定RGBバランス」として、制御部35内のメモリの所定領域に記憶される。続いて、制御部35により、このS23の処理で測定された「非発光測定RGBバランス」が、「テスト発光用RGBバランス」として、制御部35内のメモリの所定領域に記憶される(S24)。
次に、制御部35により、各色の高輝度LED31a,31b,31cが、S24でメモリに記憶された「テスト発光用RGBバランス」に応じた発光量比でテスト発光させられる(S25)。続いて、制御部35により、S25の処理によって各色の高輝度LED31a,31b,31cがテスト発光させられている状態で、色温度センサ33を用いた被写界のRGBバランスが測定される。この測定により得られたRGBバランスは、第2情報である「テスト測定RGBバランス」として、制御部35内のメモリの所定領域に記憶される(S26)。続いて、制御部35により、S23で測定された「非発光測定RGBバランス」とS26で測定された「テスト測定RGBバランス」とが比較され、これらの各RGBバランスの相違(差異)が所定範囲内のものであるか否かが判別される(S27)。各RGBバランスの相違が所定範囲内のものでなくて、この判別が“NO”である場合、前述の図3のS8で説明したのと同様に、制御部35により、「テスト測定RGBバランス」の測定に用いられた「テスト発光用RGBバランス」が「非発光測定RGBバランス」に近づけられて、各RGBバランスの相違が所定範囲内に収まるように、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比である「テスト発光用RGBバランス」が補正される(S28)。
続いて、制御部35により、S28の補正動作が繰り返し行われた回数が所定回数以下であるか否かが判別される(S29)。補正動作が繰り返し行われた回数が所定回数以下で、この判別が“YES”である場合、処理はS25に戻り、上述したS25〜S28の処理が繰り返される。一方、S28の補正動作が繰り返し行われた回数が所定回数を超えて、S29の判別が“NO”である場合、または、S22の判別において、調光センサ32によって測定された被写界輝度が予め設定された閾値以下で、環境光(周囲照明光)が存在しないと判定されてS22の判別が“NO”である場合、制御部35により、予め設定された固定値の色温度、例えば太陽光に相当する5000Kの色温度が「発光用RGBバランス」として決定される(S30)。
また、「非発光測定RGBバランス」と「テスト測定RGBバランス」との間における相違が所定範囲内のものであって、S27の判別が“YES”である場合、制御部35により、S27の処理で相違が所定範囲内のものであった「テスト測定RGBバランス」の測定に用いられた「テスト発光用RGBバランス」が、「発光用RGBバランス」として決定される(S31)。
本実施形態では、上記のS30またはS31の処理で、露光時における各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比が「発光用RGBバランス」として決定される際にも、S9またはS10の処理のときと同様、LED発光部31によって発光された光の被写界からの反射率が調光センサ32によって測定され、同時に各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量も決定される。
S30またはS31の処理が終了すると、制御部35により、S23で測定された「非発光測定RGBバランス」と、S30またはS31で決定された「発光用RGBバランス」および発光量とが、制御部35内のメモリの所定領域に記憶される(S32)。「非発光測定RGBバランス」並びに「発光用RGBバランス」および発光量がメモリに記憶されると、照明装置3の制御部35から照明装置I/F16を介してカメラユニット1の制御部11に、測定撮影終了信号が送信される。
図5は、測定ホワイトバランスモードが選択された場合の本撮影時における発光制御処理の概略を示している。
この本撮影時における発光制御処理では、まず、照明装置3の制御部35により、図4,S32でメモリに記憶された「非発光測定RGBバランス」並びに「発光用RGBバランス」および発光量が、メモリから読み出される(図5,S41参照)。次に、カメラユニット1の制御部11により、シャッター5が開放されて露光が開始させられる(S42)。続いて、照明装置3の制御部35により、S41の処理で読み出された「発光用RGBバランス」および発光量で、各色の高輝度LED31a,31b,31cが発光させられる(S43)。その後、シャッタースピードに応じた時間が経過すると、カメラユニット1の制御部11によってシャッター5が閉じられ、照明装置3の制御部35によって各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光が終了させられて、露光が終了する(S44)。続いて、カメラユニット1の制御部11により、S42の露光開始からS44の露光終了までの間に撮像素子6で撮像された画像データに対して各種の画像処理が行われ(S45)、発光制御処理は終了する。このS45の画像処理では、S41で読み出された「非発光測定RGBバランス」が参照されて、撮像された被写界における被写体の画像データに対するホワイトバランス処理や、ガンマ補正などの画像処理が行われる。画像処理が施された画像データは、カメラユニット1の画像記録素子12に記憶されると共に、表示装置13にモニター表示される。
このような本実施形態による照明装置3によれば、オートホワイトバランスモードおよび測定ホワイトバランスモードのいずれにおいても、上述したように、制御部35により、LED発光部31の非発光時に色温度センサ33で測定された色温度の第1情報である「非発光測定RGBバランス」と、LED発光部31の発光時に色温度センサ33で測定された色温度の第2情報である「テスト測定RGBバランス」との相違が所定範囲内になるように、オートホワイトバランスモードにおける自動露光前、および測定ホワイトバランスモードにおける本撮影動作の前の事前撮影作業において、予め、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比が補正され(図3,S8、図4,S28参照)、実際の撮影時には、補正された発光量比で各色の高輝度LED31a,31b,31cが発光させられる(図3,S12、図5,S43参照)。このため、発光特性にバラツキのあるLEDが照明装置3に用いられていても、実際の発光時の色温度情報をフィードバックした制御部35の発光制御により、実際の撮影時には、各色の高輝度LED31a,31b,31cは、第1情報である「非発光測定RGBバランス」と第2情報である「テスト測定RGBバランス」との相違が所定範囲内になる補正された発光量比で発光させられる。従って、第2情報に相当する照明装置3が発する光の色温度は、第1情報に相当する被写界の色温度との相違が、所定範囲内に収められる。この結果、発光特性にバラツキのあるLEDが照明装置3に用いられていても、照明装置3が発する光の色温度のバラツキは所定範囲内に収まり、照明装置3が発する光の色温度は、目的とする色温度の許容誤差範囲内に制御されるようになる。
また、本実施形態における、オートホワイトバランスモード時には、制御部35により、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比が補正された後(図3,S8参照)、自動的に直ちに露光が開始され(図3,S11参照)、補正された発光量比の「発光用RGBバランス」で各色の高輝度LED31a,31b,31cが発光させられる(図3,S12)。このため、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比が自動的に適切な値に補正された状態で露光が行われ、撮影時における撮影者の手間(測定ホワイトバランスモードのときに必要な事前の測定作業)が軽減されるようになる。また、自動補正されて直ちに撮影に入るので、シャッターチャンスを逃すおそれも少なくなる。
また、本実施形態における、測定ホワイトバランスモード時には、事前補正した発光量比の「発光用RGBバランス」は制御部35内のメモリの所定領域に予め記憶され(図4,S32参照)、露光時に、このメモリに記憶されている補正した「発光用RGBバランス」で、各色の高輝度LED31a,31b,31cが制御部35によって発光させられる(図5,S41,S43参照)。このため、撮影者は、本撮影時には、撮影前に予めメモリに記憶させておいた補正した「発光用RGBバランス」で各色の高輝度LED31a,31b,31cを発光させて、本撮影を行うことが可能となる。
また、本実施形態では、調光センサ32によって測定された被写界輝度が所定値より小さい場合、各色の高輝度LED31a,31b,31cは、制御部35により、その発光量比の補正が行われることなく、固定値からなる所定の発光量比で発光させられる(図3,S2,S10、図4,S22,S30参照)。このため、被写界輝度が小さくて色温度センサ33による被写界の色温度の測定が適切に行われないような場合であっても、各色の高輝度LED31a,31b,31cが所定の発光量比で発光させられ、撮影は適切に行われる。
また、本実施形態では、測定ホワイトバランスモードにおける事前測定(補正)動作時には、第1情報である「非発光測定RGBバランス」と第2情報である「テスト測定RGBバランス」との相違が所定範囲内に収束するまで、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比を補正する動作(図4,S28参照)、およびこの補正動作によって補正した発光量比で各色の高輝度LED31a,31b,31cを発光させる動作(図4,S25参照)が、繰り返して行われる(図4,S25〜S29参照)。このため、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比の補正は、補正した発光量比の「テスト発光用RGBバランス」で各色の高輝度LED31a,31b,31cが実際に発光されて、補正した発光量比での色温度が測定されて実証されながら行われる。従って、発光量比の補正はより正確に行われるようになり、照明装置3が発する光の色温度のバラツキは確実に所定範囲内に収まるようになる。
また、本実施形態では、測定ホワイトバランスモード時、補正動作が所定回数行われても第1情報である「非発光測定RGBバランス」と第2情報である「テスト測定RGBバランス」との相違が所定範囲内に収束しない場合、エラーとして扱われ、各色の高輝度LED31a,31b,31cは特定の発光量比で発光させられる(図4,S29,S30参照)。このため、被写界におけるノイズ光の影響などによって、第1情報である「非発光測定RGBバランス」と第2情報である「テスト測定RGBバランス」との相違が所定回数の補正動作によって所定範囲内に収束しない場合であっても、各色の高輝度LED31a,31b,31cが特定の発光量比で発光させられて、撮影は適切に行われる。また、補正動作が所定回数を超えて繰り返して行われることが防止されるため、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比がいつまでも確定しないという事態が生じてしまうことも、防止される。
なお、上記実施形態では、「非発光測定RGBバランス」の測定(図3,S3、図4,S23参照)や「テスト測定RGBバランス」の測定(図3,S6、図4,S26参照)を、照明装置3に設けられた色温度センサ33を用いて行うと共に、被写界輝度の測定(図3,S2、図4,S22参照)を照明装置3に設けられた調光センサ32を用いて行う場合を説明したが、本発明はこれに限られるものではない。上記各RGBバランスの測定や被写界輝度の測定は、光学レンズユニット3を介して撮像素子6の受光面に結像される被写界像を測光するTTL(Through the Lens)測光と呼ばれる方法で行うことも可能である。このTTL測光による測定によれば、実際に撮像素子6に結像される被写界像に対して各RGBバランスや被写界輝度の測定が行われるため、各色の高輝度LED31a,31b,31cの発光量比や発光量の調整は、一層正確に行われるようになる。
また、上記実施形態では、被写界輝度,被写界の色温度を、それぞれ調光センサ32,色温度センサ33という別個のセンサを用いて測定する場合を説明したが(図1、図2参照)、本発明はこれに限られるものではない。被写界輝度および被写界の色温度を1つのセンサで測定する構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、照明装置3がカメラユニット1に外付けされた構成となっている場合を説明したが(図1、図2参照)、本発明はこれに限られるものではない。照明装置3は、カメラユニット1に内蔵されたものであっても構わない。
また、上記実施形態では、測定ホワイトバランスモードが選択されているときに、「テスト発光用RGBバランス」を「非発光測定RGBバランス」に近づける補正が繰り返して行われる場合を説明したが(図4,S25〜S29参照)、本発明はこれに限られるものではない。オートホワイトバランスモードが選択されているときに、上記補正が複数回(所定回数)繰り返して行われる構成とすることも可能である。
また、上記実施形態では、LED発光部31が、互いに異なる色の光を発する複数の発光素子として、赤色光を発する高輝度LED31a,緑色光を発する高輝度LED31bおよび青色光を発する高輝度LED31cを含んで構成されている場合を説明したが(図2参照)、本発明はこれに限られるものではない。例えば、LED発光部31が、これら赤色光,緑色光または青色光だけでなく、さらに他の色を発する高輝度LEDをも含む構成としてもよい。
また、上記実施形態では、発光素子として高輝度のLEDを用いた場合を説明したが(図2参照)、本発明はこれに限られるものではない。例えば、発光素子として、有機EL(エレクトロスミネセンス)やプラズマ発光素子などを用いることも可能である。
また、上記実施形態では、測定ホワイトバランスモードが選択されている場合において、調光センサ32により測定された被写界輝度が予め設定された閾値よりも小さいとき(図4,S22参照)と、「テスト発光用RGBバランス」を「非発光測定RGBバランス」に近づける補正が繰り返し行われた回数が予め設定された所定回数を超えているとき(図4,S29参照)とのいずれにおいても、同じ固定値の色温度が発光用RGBバランスとしてセットされる場合を説明したが(図4,S30参照)、異なる固定値の色温度がそれぞれ「発光用RGBバランス」としてセットされるようにしても構わない。
本実施形態による照明装置を上述したいずれの構成に変形した場合においても、上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
上記実施形態においては、本発明による撮影用照明装置を電子式カメラに適用した場合について説明したが、フイルム式カメラなどの他の方式のカメラや、カメラ付き携帯電話機、監視カメラなどに本発明による撮影用照明装置を適用することも可能である。このような装置に本発明による撮影用照明装置を適用した場合においても、上記実施形態と同様な作用効果が奏される。
本発明の一実施形態による撮影用照明装置を備えた電子式カメラの外観を示す正面図である。 図1に示す電子式カメラおよび撮影用照明装置の内部構成を示すブロック図である。 オートホワイトバランスモードが選択されてカメラ撮影が行われる場合における発光制御処理の概略を示すフローチャートである。 測定ホワイトバランスモードが選択されてカメラ撮影が行われる場合の測定撮影時における発光制御処理の概略を示すフローチャートである。 測定ホワイトバランスモードが選択されてカメラ撮影が行われる場合の本撮影時における発光制御処理の概略を示すフローチャートである。
符号の説明
1…カメラユニット
2…光学レンズユニット
3…照明装置
4…ホットシュー
5…シャッター
6…撮像素子
7…信号増幅器
8…A/D変換器
9…メモリ
10…デジタル画像処理部
11,35…制御部
12…画像記録素子
14…操作部
16…照明装置I/F
31…LED発光部
31a,31b,31c…高輝度LED
32…調光センサ
33…色温度センサ
34…センサー部

Claims (6)

  1. 互いに異なる色の光を発する複数の発光素子を含む発光手段と、
    被写界の色温度を測定する色温度測定手段と、
    前記発光手段の発光を制御する制御手段と
    を備えた撮影用照明装置において、
    前記制御手段は、
    前記発光手段の非発光時に前記色温度測定手段で測定された色温度の情報である第1情報と、前記発光手段の発光時に前記色温度測定手段で測定された色温度の情報である第2情報との相違に基づいて、前記第2情報と前記第1情報との相違が所定範囲内になるように、前記各色の発光素子の発光量比を補正し、
    前記補正した発光量比で前記各色の発光素子を発光せしめる
    ことを特徴とする撮影用照明装置。
  2. 前記制御手段は、前記補正をした後直ちに露光を開始して、前記補正した発光量比で前記各色の発光素子を発光せしめることを特徴とする請求項1に記載の撮影用照明装置。
  3. 前記補正した発光量比を記憶する記憶手段を更に有し、
    前記制御手段は、露光時に前記記憶手段に記憶されている前記補正した発光量比で前記各色の発光素子を発光せしめることを特徴とする請求項1に記載の撮影用照明装置。
  4. 被写界輝度を測定する輝度測定手段を備え、
    前記制御手段は、前記輝度測定手段によって測定された被写界輝度が所定値より小さい場合、前記各色の発光素子を所定の発光量比で発光せしめることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の撮影用照明装置。
  5. 前記制御手段は、前記第1情報と前記第2情報との相違が前記所定範囲内に収束するまで、前記発光量比の補正動作、およびこの補正した発光量比での前記各色の発光素子の発光動作を繰り返すことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の撮影用照明装置。
  6. 前記制御手段は、前記補正動作を所定回数行っても前記相違が前記所定範囲内に収束しない場合には、特定の発光量比で前記各色の発光素子を発光せしめることを特徴とする請求項5に記載の撮影用照明装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016074645A1 (zh) * 2014-11-14 2016-05-19 牛强 数字影棚摄影灯光***
CN111602390A (zh) * 2017-09-06 2020-08-28 深圳传音通讯有限公司 终端白平衡处理方法、终端及计算机可读存储介质

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