JP4196863B2 - 時刻データ受信装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は時刻データ受信装置及びプログラムに関し、例えば腕装着型の電波時計に適用して好適なものである。
現在我が国(日本)では、時刻データ即ちタイムコード入りの40kHz及び60kHzの標準電波が、2つの送信所(福島県及び佐賀県)より送出されている。近年では、このようなタイムコード入り標準電波を受信して、これにより時刻計数回路の時刻データを修正する、いわゆる電波時計が実用化されている。電波時計は、内蔵しているアンテナを介して標準電波を受信し、増幅変調してタイムコードを解読することにより、現在時刻を修正している。
ところでこの種の電波時計においては一般に、アンテナの向きにより受信感度が大きく異なる。そこで、かかる指向性の問題の解消のため、2つの直交するアンテナを設け、信号レベルが所定以上のアンテナを選択して、選択したアンテナで受信した標準電波から時刻情報を得て時刻修正するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−324583号公報
しかしながら、かかる構成の電波時計においてはアンテナが正確に送信局を向くことが保証されるわけでもないため、いまだ受信効率が悪く、また、課題解決の代償としてアンテナを2本必要とするなどの問題があった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、受信のための最適な方位を示し得る時刻データ受信装置を実現することを目的としている。
かかる課題を解決するため請求項1に記載の時刻データ受信装置(例えば、図1の電波時計1)においては、
現在時刻情報を計数する時刻計数手段(例えば、図2の計時回路部25)と、
自装置の特定の位置が向いている方位(例えば、図1の12時方向X)を検出する方位検出手段(例えば、図2の方位検出部23)と、
この方位検出手段が検出した方位を表示させる検出方位表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図5のステップS58)と、
時刻データを含む電波を受信するアンテナ(例えば、図1のバーアンテナ11)と、
このアンテナで受信した電波の強度を検出する強度検出手段(例えば、図2の受信回路部26)と、
前記アンテナで受信した電波から時刻データを抽出して、この時刻データに基づいて前記時刻計数手段が計数している現在時刻情報を修正する修正手段(例えば、図2のCPU20;図4のステップS6〜S14)と、
電波強度及び方位を記憶する記憶手段(例えば、図2の強度記憶部223)と、
前記修正手段による時刻修正時に前記強度検出手段により検出された電波の強度が、以前の時刻修正時に検出された電波強度のうち最大か否かを判別し、最大であった場合に、この最大電波強度とこの最大電波強度が得られたときに前記方位検出手段により検出された方位とを対応づけて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段(例えば、図2のCPU20;図4のステップS20〜S22)と、
この記憶制御手段によって最大電波強度と判別された電波強度に対応する方位を前記記憶手段から読み出して表示させる最適方位表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図4のステップS26、図5のステップS55)と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項5に記載のプログラム(例えば、図2の時刻修正処理プログラム211)においては、
自装置の特定の位置が向いている方位を検出する方位検出手段(例えば、図2の方位検出部23)と、時刻データを含む電波を受信するアンテナ(例えば、図1のバーアンテナ11)と、記憶手段(例えば、図2の強度記憶部223)と、コンピュータ(例えば、図2のCPU20)とを備えた装置(例えば、図1の電波時計1)の前記コンピュータに、
現在時刻情報を計数させる時刻計数機能と、
前記方位検出手段が検出した方位を表示させる制御を行う検出方位表示制御機能(例えば、図5のステップS58)と、
前記アンテナで受信された電波の強度を検出させる強度検出機能(例えば、図4のステップS8)と、
前記アンテナで受信された電波から時刻データを抽出し、抽出した時刻データに基づいて前記時刻計数機能によって計数されている現在時刻情報を修正させる修正機能(例えば、図4のステップS6〜S14)と、
前記修正機能による時刻修正時に前記強度検出機能により検出された電波の強度が、以前の時刻修正時に検出された電波強度のうち最大か否かを判別し、最大であった場合に、この最大電波強度とこの最大電波強度が得られたときに前記方位検出手段により検出された方位とを対応づけて前記記憶手段に記憶させる記憶制御機能(例えば、図4のステップS20〜S22)と、
この記憶制御機能によって最大電波強度と判別された電波強度に対応する方位を前記記憶手段から読み出して表示させる制御を行う最適方位表示制御機能(例えば、図4のステップS26、図5のステップS55)と、
を実現させるようにした。
従って、この請求項1に記載の時刻データ受信装置及び請求項5に記載のプログラムによれば、以前計測された電界強度のうちで最も大きい強度を示した際の方位、及びその強度を使用者に示し得る。
また、請求項2に記載の時刻データ受信装置は、請求項1に記載の時刻データ受信装置において、
複数の場所から一の場所を選択指定する場所選択指定手段(例えば、図2の場所選択スイッチ152)を更に備え、
前記記憶手段は、前記複数の場所夫々についての最大電波強度と方位とを記憶する手段(例えば、図3の強度記憶部223)であり、
前記記憶制御手段は、新たに検出された電波強度と前記一の場所に対応づけて前記記憶手段に記憶されている最大電波強度とを比較して、新たに検出された電波強度の方が強い場合に、前記記憶手段に、今まで記憶されていた前記一の場所に対応する電波強度及び方位に代えて新たに検出された電波強度及び方位を記憶させる手段(例えば、図2のCPU20;図4のステップS18〜S22)である、
ことを特徴としている。
従って、この請求項2に記載の時刻データ受信装置によれば、以前計測された電界強度のうちで最も大きい強度を示した際の方位、及びその強度を、複数の場所夫々に対応させて使用者に示し得る。よって、例えば、使用者は、リビングルームや寝室といった住居内の複数の場所毎、あるいは自宅や会社といった様々な場所毎に使い分けて、以前計測された電界強度のうちで最も大きい強度を示した際の方位、及びその強度を知ることができる。
また、請求項3に記載の時刻データ受信装置は、請求項1に記載の時刻データ受信装置において、
前記記憶手段は、複数の時間帯夫々に対応して最大電波強度と方位とを記憶する手段であり(例えば、図6の記憶部)、
前記制御手段は、新たに検出された電波強度と現在の時間帯に対応して記憶されている電波強度と比較して、新たに検出された電波強度の方が強い場合に、前記記憶手段に、今まで記憶されていた電波強度及び方位に代えて新たに検出された電波強度及び方位を記憶させる手段である、
ことを特徴としている。
従って、この請求項3に記載の時刻データ受信装置によれば、以前計測された電界強度のうちで最も大きい強度を示した際の方位、及びその強度を、複数の時間帯夫々に対応させて使用者に示し得る。この場合、同一場所における時間帯による電波方位の変化にも厳密に対処できるため、例えば時間帯によって振る舞いの異なる電離層の影響等による電波方位の変化をも考慮した、より正確な最適方位を使用者に示し得る電波時計を実現しうる。
また、請求項4に記載の時刻データ受信装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の時刻データ受信装置において、
更に、前記自装置の特定の位置が、前記最大強度に対応する方位に、向いているか否かを明示する明示手段(例えば、図2のCPU20;図5のステップS59、S60)を備えた、
ことを特徴としている。
従って、この請求項4に記載の時刻データ受信装置によれば、時刻データ受信装置が、最適方位に向いているかを簡単に知ることができる。
本発明によれば、受信のために最適な方位を使用者に示し得る時刻データ受信装置を実現できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の実施の形態について詳細に説明する。本実施の形態では、本発明を腕装着型の電波時計に適用した場合について説明するが、本発明が適用可能な形態がこれに限定されるものではない。
図1(a)及び(b)は本実施の形態における腕装着型の電波時計1の概略正面図であり、電波時計1は、時計モジュール10と、細長いコアにその長手方向に沿ってコイルが巻回されたバーアンテナ11と、それら時計モジュール10及びバーアンテナ11を内部に収納するケース体としてのケース12と、時計モジュール10を保護すべくケース12に嵌めて設けられた透明な樹脂又はガラスでなるカバーガラスと、電波時計1を腕に装着するためケース12の12時方向及び6時方向(本実施の形態における電波時計1はアナログ時計ではないが、簡明のため12時方向及び6時方向と呼ぶことにする。)の端部それぞれに取り付けられたバンド14と、1個以上の押下式スイッチ群でなるスイッチ部15とを備えて構成されている。
時計モジュール10のカバーガラス側には、日付や現在時刻等を液晶の点灯により表示する表示盤面16が設けられている。
表示盤面16には、日付を表示する日付表示部181、後述する時刻修正処理に係る場所コードを表示する場所コード表示部182、最適方位を表示する最適方位表示部183、及び時刻の他様々な情報を表示する時刻表示部184等で構成される情報表示部18と、当該情報表示部18の周縁に例えば60個の液晶表示体(1900、1901、・・・、1959)を円環状に配置させてなる周縁表示部19とが設けられている。電波時計1は通常、時刻表示部184に現在時刻を表示し単に時計として機能する現在時刻表示モード(図1(a))で稼動しているが、その他にも後述する方位測定モード(図1(b))等、情報表示部18に表示する情報内容の異なる複数の稼動状態に設定し得るように構成されている。なお、バーアンテナ11の長手方向に対して直角方向に送信所があるとき、即ち、電波時計の12時が送信所に向いているとき、受信感度が最も良くなり、その方位が最適方位となる。
図1(b)は、後述するスイッチ処理を経て方位測定機能を提供する状態(以下、方位測定モードと呼ぶ。)となった電波時計1を表している。この方位測定モードにおいて、情報表示部18は時刻表示部184に、現在時刻に代え、そのときの電波時計1の12時方向Xの示す方位角度(現在方位)を例えば60分法で表示し、さらに当該方位角度に基づき4方位(北、西、南及び東)を周縁表示部19上に、方位グラフィック(19n、19w、19s及び19e)として表示するようになされている。なお、本実施の形態においては、方位グラフィックの例として、図に示すように北を表す位置にある液晶表示体3個、他の3方位を表す位置にある液晶表示体それぞれ1個を点灯させるようにしたことにより、一層正確な視認が可能なようになされている。
スイッチ部15(図1(a)及び図1(b))には、時刻修正機能を手動で実行(起動)するための電波受信スイッチ151と、場所コードを選択設定するための場所選択スイッチ152と、電波時計1を方位測定モードに状態移行し方位を測定する方位測定スイッチ153とがある。
図2は本実施の形態における電波時計1の内部構成を示すブロック図を示し、制御部(コンピュータ)としてのCPU(Central Processing Unit )20にROM(Read Only Memory)21、RAM(Random Access Memory)22、方位検出部23、入力部24、計時回路部25、受信回路部26及び表示部27が接続されて構成されている。
CPU20は、所定のタイミング或いは入力部24から入力された操作信号に応じて、ROM21内に格納された各種プログラムを読み出してRAM22内に展開し、当該プログラムに基づいて各機能部への指示やデータの転送等を行う。特にCPU20は、例えば所定時刻になると受信回路部26を制御して標準電波の受信処理を実行し、計時回路部25で計数される現在時刻データを修正するとともに、当該修正された現在時刻データに基づいて表示時刻を更新する等の各種制御を行う。
ROM21は、各種初期設定値や初期プログラムの他、電波時計1が有する各機能を実現するためのプログラムやデータ等を格納するための領域であり、特に、本実施の形態を実現するためのプログラムとして、時刻修正処理プログラム211及びスイッチ処理プログラム212が格納される。
RAM22は、CPU20により実行される各種プログラムや、これらのプログラムの実行に係るデータ等を保持するためのデータ格納領域であり、特に、本実施の形態を実現する目的で、方位検出部23で検出された方位を保持する現在方位記憶部221、受信回路部26で受信した電波の電界強度を保持する現在強度記憶部222、現在電波時計1に設定されている場所コードを保持する指定場所コード記憶部224、及び強度記憶部223を備えている。
ここで、上記のRAM22に格納される強度記憶部223は図3に示すように、最適方位2232及び電波強度2233の組(以下、レコードと呼ぶことにする。)複数(以下、レコード群と呼ぶことにする。)が場所コードに対応付けられて管理される記憶領域となっている。以下の説明において、1つの場所コードに対応するレコードを、その場所コードで特定されるレコードと呼ぶことにする。
表示部27は、情報表示部18、及び周縁表示部19等を備え、CPU20から送られたデータ、例えば現在時刻データ及び日付データの他、CPU20による処理結果等の各種情報等を表示する。
受信回路部26は、バーアンテナ11で受信した標準電波の不要な周波数成分をカットして該当する周波数信号を取り出し、この周波数信号を検波し、標準時刻コード、積算日コード及び曜日コード等の時刻修正機能に必要なデータを抽出して、CPU20に出力する。
方位検出部23は、磁気検出方向が互いに直交する2つの磁気検出素子(図示せず。)を備え、それぞれから検出される磁力成分に基づいて地磁気の示す正北方(正北の方向のこと。)を算出し得るようになされている。この場合、図1に示す電波時計1の12時方向Xを基準として正北方が12時方向Xとなす角度を算出することで12時方向Xの方位(現在方位)を求め、これをCPU20に出力する。
計時回路部25は、発振回路251、分周回路252及び計時計数回路253を備え、時計としての主たる機能である計時を行う回路群である。
発振回路251は、例えば水晶発振器等にて構成され、常時一定周波数のクロック信号を分周回路252へ出力する回路である。分周回路252は、発振回路251から入力されるクロック信号を計数して、計数値が1分に対応する値になる度に、1分信号を計時計数回路253へ出力する回路である。計時計数回路253は、分周回路252から入力される1分信号に基づいて、当該日の日付や現在の時分秒等の現在時刻データを計数する回路である。これにより、計時回路部25は現在の年月日時分秒の日付時刻を計時し得、この日付時刻データをCPU20に出力するようになされている。また、時刻修正処理として後述するように、この計時計数回路253において計数される現在時刻データを、CPU20が標準タイムコードに基づいて適宜修正する。
入力部24は、電波時計1に各種機能を実行させるための押下式スイッチ群であり、時刻修正処理を任意に手動実行させる電波受信スイッチ151、場所コードの選択設定を行うための状態(以下、場所選択モードと呼ぶ。)にする場所選択スイッチ152、及び電波時計1の方位を測定させる方位測定スイッチ153を備えている。
この入力部24において電波受信スイッチ151が押下されると、当該押下を認識したCPU20は、受信回路部26を制御して標準電波の受信処理を実行し、計時回路部25の計時計数回路253で計数される現在時刻データを修正するとともに、当該修正された現在時刻データに基づいて表示部27を制御し情報表示部18の時刻表示部184(図1)に表示された現在時刻を更新する。
また、この入力部24において場所選択スイッチ152が押下されると、当該押下を認識したCPU20は、電波時計1の動作状態を場所選択モードへ移行する。このときCPU20は表示部27を制御して、例えば情報表示部18の場所コード表示部182(図1)を点滅表示させ、電波時計1が場所選択モードとなったことを明示するようになされている。この場所選択モードにおいては、更に場所選択スイッチ152が押下されることにより、場所コードとして表示している数値が所定の定義域内でサイクリックに増加するようになされている。例えば本実施の形態においては、場所コード表示が「0」である状態から順次場所選択スイッチ152が押下されて「1」、「2」、・・・と「9」まで増加させると、更なる場所選択スイッチ152押下によって場所コード表示は「0」に戻るようになされている。そうして所望の場所コードが選択され、情報表示部18の場所コード表示部182に新たに選択された場所コードを表示し、また、RAM22上の指定場所コード記憶部224に当該選択された場所コードが書き込まれる。これに続けて更にCPU20は、RAM22上の強度記憶部223にアクセスし、選択された場所コードに対応して記憶されている(選択された場所コードで特定される)レコードから電波強度を読み出し、表示部27を制御して情報表示部の時刻表示部184に当該読み出した電波強度の数値を、一時的な所定期間(例えば5秒間)にわたって、時刻表示に代えて表示するようになされている。
ところで上記の場所選択モードにおいて場所コード「0」が選択設定されると、RAM22上の指定場所コード記憶部224に「0」が記憶されている状態となる。本実施の形態においては、そのように場所コードとして「0」が設定されている場合、電波時計1の種々の内部処理において場所コードの設定がされていないものとして扱われ、場所コードを用いる諸機能がオフ設定された状態となるようになされている。このように電波時計1は、場所コードを用いる諸機能をオフに設定する手段を使用者に提供するようになされている。
また、この入力部24において方位測定スイッチ153が押下されると、当該押下を認識したCPU20は、まず表示部27を制御して方位測定モードの表示とし、次いで方位検出部23を制御して方位検出を行い、これにより得られた地磁気の示す正北方を用いて、電波時計1の12時方向の方位(現在方位)と、4方位から北を除く西、南及び東の方向とを算出する。次いでCPU20は、こうして算出した電波時計1の現在方位を情報表示部18の時刻表示部184に表示し、さらに、周縁表示部19には4方位(北、西、南及び東)それぞれに対応する方位グラフィックを表示する。
例えば、方位検出部23において正北方が東120°の方向に検出されると、これより電波時計1の12時方向が正北方より西に120°(東に240°)を向いていることが算出される。そして、図1(b)に示すように、情報表示部18の時刻表示部184は「240°」と表示し、周縁表示部19は4方位(北、西、南及び東)それぞれに対応する液晶表示体を点灯させ、方位グラフィック19n、19w、19s及び19eを表示する。なお、この例においては、東回りを正方向とする0°以上360°未満の整数角度で現在方位を表示している。
次に、上記のように構成される電波時計1の全体処理動作を、図4及び図5に示すフローチャートを用いて詳細に説明する。
CPU20は、電波時計1の電源が投入された際、ROM21に予め記憶されている時刻修正処理プログラム211及びスイッチ処理プログラム212を読み出し、RAM22に展開し、時刻修正処理プログラム211を実行することにより本実施の形態に係る時刻修正処理を開始し、また当該時刻修正処理の必要に応じてスイッチ処理プログラム212を実行することにより、時刻修正処理に従属するスイッチ処理を行うようになされており、以降電波時計1の電源切断までの間、当該時刻修正処理及びスイッチ処理として図4及び図5に示す処理を常駐的に実行している。
図4に示すように、本実施の形態に係る時刻修正処理において、まずCPU20は、計時回路部25の計時計数回路253から入力される現在時刻によって午前3時であるか否かを判別し(ステップS2)、午前3時であれば(ステップS2:Yes)ステップS4へ移行し、電波受信処理(ステップS4〜S22)を開始する。一方、午前3時でなければ(ステップS2:No)ステップS24へ移行する。
午前3時である場合(ステップS2:Yes)CPU20は、方位検出部23を制御することにより電波時計1の方位検出を行い(ステップS4)、この方位検出において検出された12時方向の方位をRAM22上の現在方位記憶部221に現在方位として記憶する。
次いでCPU20は、受信回路部26を制御することにより、標準電波の受信を開始し(ステップS6)、電波強度を検出して(ステップS8)RAM22上の現在強度記憶部222に現在強度として記憶するとともに、時刻データの復調を行う(ステップS10)。
ここで、受信回路部26によるこれらステップS6〜S10の処理に失敗している場合(ステップS12:No)、CPU20は、この一連の電波受信処理(ステップS4〜S22)を終了し、ステップS24へ移行する。一方、受信回路部26によるステップS6〜10の処理が成功している場合(ステップS12:Yes)、CPU20は、ステップS10にて復調した時刻データに従って、計時回路部25の計時計数回路253において計数されている現在時刻データを修正する(ステップS14)。
次いでCPU20は、RAM22の指定場所コード記憶部224から指定場所コードを読み出し、これが0以外の値であるか否かを判別する(ステップS16)。
RAM22から読み出した指定場所コードが0以外の値である場合(ステップS16:Yes)、CPU20は、RAM22上の強度記憶部223にアクセスし、そこに記憶されているレコード群の中から場所コード2231(図3)が上記の指定場所コードと一致するものを特定し、当該特定されたレコードの最適方位2232及び電波強度2233を読み出す(ステップS18)。なお、以下の説明において、この特定されたレコードの最適方位2232及び電波強度2233を従来最強時方位及び従来強度と呼ぶことにする。
次いでCPU20は、RAM22上の現在強度記憶部222に記憶されている現在強度と、ステップS18で得られた従来強度とを比較することにより、現在強度が以前(現在を含む)に得られた電波強度のうちで最大であるか否かを判別する(ステップS20)。
現在強度が以前に得られた電波強度として最大であると判別された場合(ステップS20:Yes)、CPU20は、RAM22上の強度記憶部223にアクセスし、ステップS16において特定されたレコードにおける最適方位2232及び電波強度2233を、現在方位及び現在強度で書き換える(ステップS22)。そして、この一連の電波受信処理(ステップS4〜S22)を終えステップS24に移行する。
一方、ステップS20において、現在強度が以前(その時点を含む)に得られた電波強度として最大であると判別されなかった場合(ステップS20:No)、CPU20は、この一連の電波受信処理(ステップS4〜S22)を終えステップS24に移行する。
また、ステップS16において、RAM22の指定場所コード記憶部224から読み出した指定場所コードが0である場合(ステップS16:No)、CPU20は、この一連の電波受信処理(ステップS4〜S22)を終えステップS24に移行する。
ステップS24に移行するとCPU20は、スイッチ処理(図5)として後に詳述する所定の処理を実行し(ステップS24)、表示処理に移行する(ステップS26)。この表示処理においてCPU20は、RAM22の指定場所コード記憶部224から指定場所コードと、強度記憶部223から当該指定場所コードで特定されるレコードにおける最適方位2232とを読み出し、それぞれ表示部27の場所コード表示部182と最適方位表示部183とに表示する。またCPU20は、計時回路部25の計時計数回路253から現在時刻及び日付を得て、それぞれ表示部27の時刻表示部184及び日付表示部181に表示する。これに加え、ステップS14における時刻修正があった場合CPU20は、表示部27を制御して周縁表示部19の液晶表示体全体(1900、1901、・・・、1959)を所定期間(例えば10秒間)点灯させる等して、時刻の修正があったことを使用者が容易に感知し得るようになされている。
この表示処理(ステップS26)までが終わると、CPU20はステップS2に戻り、以降、上述のステップS2〜S26の処理を繰り返す。このように本実施の形態におけるCPU20は、午前3時に一連の電波受信処理(ステップS4〜S22)を実行する以外の状態においては、スイッチ処理と表示処理とを繰り返し、スイッチボタンの押下を監視するような状態で待ち受けているといえる。
ここで、上記の時刻修正処理中のスイッチ処理(ステップS24)について、図5を用いて以下に詳述する。
図5に示すように、当スイッチ処理において電波時計1のCPU20はまず、押下されたスイッチが電波受信スイッチ151であるか否かを判別する(ステップS51)。
押下されたスイッチが電波受信スイッチ151である場合(ステップS51:Yes)、CPU20は、ステップS52の電波受信処理に移行し、先の時刻修正処理(図4)における一連の電波受信処理(ステップS4〜S22)と同じ内容の処理を行い(重ねての説明となるため割愛する。)、時刻修正処理(図4)に戻りステップS26以降を実行する(ステップS52)。
一方、押下されたスイッチが電波受信スイッチ151でないと判別した場合(ステップS51:No)、CPU20は、押下されたスイッチが場所選択スイッチ152であるか否かを判別する(ステップS53)。
押下されたスイッチが場所選択スイッチ152である場合(ステップS53:Yes)、CPU20は電波時計1の動作状態を場所選択モードへ移行させる。すなわちCPU20は、表示部27を制御して場所コード表示部182を点滅表示させ、更なる場所選択スイッチ152押下を受けて場所コード表示部182の表示を「0」から「1」、「2」、・・・、「9」、「0」、「1」、「2」、・・・、「9」、「0」、「1」、「2」、・・・と、サイクリックに変化させる状態を実現し、使用者に指定場所コードを選択させる。そしてCPU20は、所定の決定操作(例えば場所選択スイッチ152以外のスイッチの押下や、所定期間(たとえば5秒間)の無操作状態の継続)によって指定場所コードが選択されたのを受け、RAM22上の指定場所コード記憶部224に当該新たに選択された場所コードを(それまで記憶されていた場所コードに代え)記憶する(ステップS54)。
次いでCPU20は、RAM22上の強度記憶部223にアクセスし、そこに記憶されているレコード群の中から、ステップS54において新たに選択された場所コードに対応するレコードを特定し、当該特定されたレコードの最適方位2232を読み出し、これを表示部27の最適方位表示部183に表示し、時刻修正処理(図4)に戻りステップS26以降を実行する(ステップS55)。
一方、押下されたスイッチが場所選択スイッチ152でないと判別した場合(ステップS53:No)、CPU20は、押下されたスイッチが方位測定スイッチ153であるか否かを判別する(ステップS56)。
押下されたスイッチが方位測定スイッチ153である場合(ステップS56:Yes)、CPU20はまず、表示部27を制御して方位測定モードの表示に変える(図1(b))。そしてCPU20は、方位検出部23を制御することにより電波時計1の方位検出を行い、検出された方位をRAM22上の現在方位記憶部221に現在方位として記憶する(ステップS57)。
次いでCPU20は、表示部27を制御して、ステップS57において検出された現在方位を(例えば60分法の)数値で時刻表示部184に表示し、さらに、周縁表示部19には現在方位に基づく4方位を表す方位グラフィックを表示する。
次いでCPU20は、ステップS57において電波時計1が最適な方位に向いているか否かを、即ち、検出された現在方位と特定されたレコードの最適方位との差が所定の角度以内かを判別し、電波時計1が最適方位に向いている場合、最適方位表示部183の最適方位2232を点滅表示し(ステップS58)、時刻修正処理(図4)に戻りステップS26以降を実行する。
一方、押下されたスイッチが方位測定スイッチ153でない場合(ステップS56:No)、これはすなわち、電波受信スイッチ151、場所選択スイッチ152、及び方位測定スイッチ153のいづれも押下されていないことを意味し、このときCPU20は、これらとは他のスイッチの押下に対する処理等、所定の処理を実行する。
以上のように、本発明の電波時計1は、標準電波受信の際、標準電波の電波強度と電波時計1の方位とを測定し、以前より電波強度の大きいものを選択的に保存するようにし、これを表示部27に表示するようにしたことにより、時刻修正に最適な電波時計1の方位を使用者に示し得る。
なお上述した実施の形態においては、簡潔な例示の目的で、場所コードとして「0」〜「9」を用いるとしたが、本発明はこれに限らず、強度記憶部223においてより多数のレコードを管理できるようにし、表示部27の場所コード表示部を「00」〜「99」のようにより多数表示できるように構成した上で、より多数の場所コードを扱えるようにしてもよい。
また、上述した実施の形態においては、以前の最適方位及び電波強度を場所コードのみによって区別管理するようにしたが、本発明はこれに限らず、例えば図6に示すように、場所コード及び時間帯を用いてレコードを特定するよう構成された強度記憶部を用い、以前の最適方位及び電波強度を、場所コード毎の分類の上時間帯毎に分類して以前の最適方位及び電波強度を保持、及び書き換えるようにしてもよい。この場合、同一場所における時間帯による電波方位の変化にも厳密に対処できるため、例えば時間帯によって振る舞いの異なる電離層の影響等による電波方位の変化をも考慮した、より正確な最適方位を使用者に示し得る電波時計を実現しうる。
さらに、上述した実施の形態においては、強度記憶部に保持する最適方位及び電波強度を、使用者が電波時計1に設定した特定の場所コードについてのみ、表示部に表示するようにしたが、本発明はこれに限らず、例えば図7に示すように、最適方位の値として全場所コードについての平均を、電波強度として全場所コードについての最大値を、それぞれ保有するような、いわゆる要約レコード(図7における場所コード=「10」のレコード)を設けるように構成し、使用者の目に触れる表示部には当該要約レコードの情報のみを表示するようにし、全場所コードについてのレコードは内部処理にのみ用いるようにしてもよい。この場合、指定場所コードを設定する等の操作を使用者に強いることのない電波時計を実現しうる。
本発明を適用した時刻データ受信装置の一部省略平面図である。 電波時計1の回路構成を示すブロック図である。 電波時計1の強度記憶部の構成を示す図である。 電波時計1における時刻修正処理の処理フローを示す図である。 電波時計1におけるスイッチ処理の処理フローを示す図である。 他の実施の形態における強度記憶部の構成を示す図である。 他の実施の形態における強度記憶部の構成を示す図である。
符号の説明
1 電波時計
11 バーアンテナ
152 場所選択スイッチ
153 方位測定スイッチ
20 CPU
211 時刻修正処理プログラム
223 強度記憶部
23 方位検出部
24 入力部
25 計時回路部
26 受信回路部
27 表示部
X 12時方向

Claims (5)

  1. 現在時刻情報を計数する時刻計数手段と、
    自装置の特定の位置が向いている方位を検出する方位検出手段と、
    この方位検出手段が検出した方位を表示させる検出方位表示制御手段と、
    時刻データを含む電波を受信するアンテナと、
    このアンテナで受信した電波の強度を検出する強度検出手段と、
    前記アンテナで受信した電波から時刻データを抽出して、この時刻データに基づいて前記時刻計数手段が計数している現在時刻情報を修正する修正手段と、
    電波強度及び方位を記憶する記憶手段と、
    前記修正手段による時刻修正時に前記強度検出手段により検出された電波の強度が、以前の時刻修正時に検出された電波強度のうち最大か否かを判別し、最大であった場合に、この最大電波強度とこの最大電波強度が得られたときに前記方位検出手段により検出された方位とを対応づけて前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
    この記憶制御手段によって最大電波強度と判別された電波強度に対応する方位を前記記憶手段から読み出して表示させる最適方位表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする時刻データ受信装置。
  2. 複数の場所から一の場所を選択指定する場所選択指定手段を更に備え、
    前記記憶手段は、前記複数の場所夫々についての最大電波強度と方位とを記憶する手段であり、
    前記記憶制御手段は、新たに検出された電波強度と前記一の場所に対応づけて前記記憶手段に記憶されている最大電波強度とを比較して、新たに検出された電波強度の方が強い場合に、前記記憶手段に、今まで記憶されていた前記一の場所に対応する電波強度及び方位に代えて新たに検出された電波強度及び方位を記憶させる手段である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の時刻データ受信装置。
  3. 前記記憶手段は、複数の時間帯夫々に対応して最大電波強度と方位とを記憶する手段であり、
    前記制御手段は、新たに検出された電波強度と現在の時間帯に対応して記憶されている電波強度と比較して、新たに検出された電波強度の方が強い場合に、前記記憶手段に、今まで記憶されていた電波強度及び方位に代えて新たに検出された電波強度及び方位を記憶させる手段である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の時刻データ受信装置。
  4. 更に、前記自装置の特定の位置が、前記最大強度に対応する方位に、向いているか否かを明示する手段を備えた、
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の時刻データ受信装置。
  5. 自装置の特定の位置が向いている方位を検出する方位検出手段と、時刻データを含む電波を受信するアンテナと、記憶手段と、コンピュータとを備えた装置の前記コンピュータに、
    現在時刻情報を計数させる時刻計数機能と、
    前記方位検出手段が検出した方位を表示させる制御を行う検出方位表示制御機能と、
    前記アンテナで受信された電波の強度を検出させる強度検出機能と、
    前記アンテナで受信された電波から時刻データを抽出し、抽出した時刻データに基づいて前記時刻計数機能によって計数されている現在時刻情報を修正させる修正機能と、
    前記修正機能による時刻修正時に前記強度検出機能により検出された電波の強度が、以前の時刻修正時に検出された電波強度のうち最大か否かを判別し、最大であった場合に、この最大電波強度とこの最大電波強度が得られたときに前記方位検出手段により検出された方位とを対応づけて前記記憶手段に記憶させる記憶制御機能と、
    この記憶制御機能によって最大電波強度と判別された電波強度に対応する方位を前記記憶手段から読み出して表示させる制御を行う最適方位表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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