JP4196364B2 - Uフレーム車両 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、パレットやラック、コンテナ等の積み荷の段積み作業を可能としたUフレーム車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のUフレーム車両には、車体と荷台とが別体となり、荷台のみが昇降するようにしたもの、車体と荷台とが一体となり、車体と荷台とが一緒になって昇降するようにしたものが存在する。
【0003】
すなわち、車体と荷台とが別体となったUフレーム車両は、一軸トラクタと、車体を構成するU形のフレームと、このU形のフレームに別体として取り付けられ荷台となるインナーフレームとで構成され、昇降装置によってインナーフレームを昇降自在とし、パレットやラック、コンテナ等の積み荷の積込みおよび積降ろし作業を可能としている。
【0004】
また、車体と荷台とが一体となったUフレーム車両は、一軸トラクタと、車体と荷台とを一体化したU形のフレームとで構成され、前部昇降装置と車体懸架装置によってU形のフレームを昇降自在とし、パレットやラック、コンテナ等の積み荷の積込みおよび積降ろし作業を可能としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、Uフレーム車両の稼働している荷役作業場では、パレットやラック、コンテナ等の積み荷の設置面積の合理化から、これらを段積みする要求が増加してきている。
【0006】
しかしながら、従来のUフレーム車両では、パレットやラック、コンテナ等の積み荷を自力で段積みできる程の昇降高さを得ることができず、これらを段積みするには他の揚重機を必要としていた。
【0007】
そのため、パレットやラック、コンテナ等の積み荷の段積みにより、これらの設置面積の合理化ができたとしても、設備費や人件費が増加するという課題を有していた。
【0008】
そこで、この発明は、上記従来の課題を解決するものであり、パレットやラック、コンテナ等の積み荷の段積みを自力で可能とすることにより、設備費や人件費を増加させることなく、これら積み荷の設置面積の合理化ができるようにすると共に、これら積み荷の段積み作業を安全で効率良く行えるようにしたUフレーム車両を提供することを目的としてなされたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
そのため、この発明のUフレーム車両は、一軸トラクタ1と、車体を構成するU形フレーム2とからなり、一軸トラクタ1とU形フレーム2の連結部に低揚程昇降装置3を装備し、U形フレーム2の後部に車体懸架装置4を装備し、さらにU形フレーム2の前部内側にストッパー体7を設けると共に、U形フレーム2の前部両側部および後部両側部の合計四個所に、積み荷18の前部両側部および後部両側部の合計四個所に設けた係合部19と係脱自在とした係合体20を取り付けたリフトフレーム21を有する高揚程昇降装置8を装備したものとし、前記Uフレーム車両を後進させて、U形フレーム2のストッパー体7に積み荷18を当接させるように配置した後、U形フレーム2を低揚程昇降装置3および車体懸架装置4により下降位置にし、前記係合体20を突出させることにより、係合体20と積み荷18の係合部19を係合させ、前記U形フレーム2を低揚程昇降装置3および車体懸架装置4により走行位置にし、積み荷18を地上から持ち上げ搬送が可能な状態にし、前記積み荷18をUフレーム車両により、下段となる積み荷18の直前まで搬送し、高揚程昇降装置8を作動させてリフトフレーム21を上昇させ、この状態で下段となる積み荷18がU形フレーム2のストッパー体7に当接するまで前記Uフレーム車両を後進させ、搬送してきた積み荷18を下段となる積み荷18の上に段積み可能な位置にし、さらにこの状態で低揚程昇降装置3および車体懸架装置4により、U形フレーム2を下降位置まで下げ、搬送してきた積み荷18を下段となる積み荷18の上に段積みできるようにしたものとしている。
【0010】
さらに、この発明のUフレーム車両は、一軸トラクタ1と、車体を構成するU形フレーム2と、このU形フレーム2に一体として取り付けられた荷台2′とからなり、一軸トラクタ1とU形フレーム2の連結部に低揚程昇降装置3を装備し、U形フレーム2の後部に車体懸架装置4を装備し、さらにU形フレーム2の前部内側にストッパー体7を設けると共に、U形フレーム2の前部両側部および後部両側部の合計四個所に、積み荷18の前部両側部および後部両側部の合計四個所に設けた係合部19と係脱自在とした係合体20を取り付けたリフトフレーム21を有する高揚程昇降装置8を装備したものとし、前記Uフレーム車両を後進させて、U形フレーム2のストッパー体7に積み荷18を当接させるように配置した後、U形フレーム2を低揚程昇降装置3および車体懸架装置4により下降位置にし、前記係合体20を突出させることにより、係合体20と積み荷18の係合部19を係合させ、前記U形フレーム2を低揚程昇降装置3および車体懸架装置4により走行位置にし、積み荷18を地上から持ち上げ搬送が可能な状態にし、前記積み荷18をUフレーム車両により、下段となる積み荷18の直前まで搬送し、高揚程昇降装置8を作動させてリフトフレーム21を上昇させ、この状態で下段となる積み荷18がU形フレーム2のストッパー体7に当接するまで前記Uフレーム車両を後進させ、搬送してきた積み荷18を下段となる積み荷18の上に段積み可能な位置にし、さらにこの状態で低揚程昇降装置3および車体懸架装置4により、U形フレーム2を下降位置まで下げ、搬送してきた積み荷18を下段となる積み荷18の上に段積みできるようにしたものとしている。
【0011】
また、この発明のUフレーム車両は、一軸トラクタ1と、車体を構成するU形フレーム2と、このU形フレーム2に別体として取り付けられ荷台となるインナーフレーム5とからなり、これらU形フレーム2とインナーフレーム5との間に低揚程昇降装置6を装備し、さらにインナーフレーム5の前部内側にストッパー体7を設けると共に、U形フレーム2の前部両側部および後部両側部の合計四個所に、積み荷18の前部両側部および後部両側部の合計四個所に設けた係合部19と係脱自在とした係合体20を取り付けたリフトフレーム21を有する高揚程昇降装置8を装備したものとし、前記Uフレーム車両を後進させて、U形フレーム2のストッパー体7に積み荷18を当接させるように配置した後、U形フレーム2を低揚程昇降装置3により下降位置にし、前記係合体20を突出させることにより、係合体20と積み荷18の係合部19を係合させ、前記U形フレーム2を低揚程昇降装置3により走行位置にし、積み荷18を地上から持ち上げ搬送が可能な状態にし、前記積み荷18をUフレーム車両により、下段となる積み荷18の直前まで搬送し、高揚程昇降装置8を作動させてリフトフレーム21を上昇させ、この状態で下段となる積み荷18がU形フレーム2のストッパー体7に当接するまで前記Uフレーム車両を後進させ、搬送してきた積み荷18を下段となる積み荷18の上に段積み可能な位置にし、さらにこの状態で低揚程昇降装置3により、U形フレーム2を下降位置まで下げ、搬送してきた積み荷18を下段となる積み荷18の上に段積みできるようにしたものとしている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、この発明のUフレーム車両の実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0013】
この発明のUフレーム車両は、図1〜3に示したような荷台を省略した車両や、図4、5に示したような車体と荷台とが一体となり、車体と荷台とが一緒になって昇降するようにした車両や、図6、7に示したような車体と荷台とが別体となり、荷台のみが昇降するようにした車両とすることができる。
【0014】
図1〜3に示したような荷台を省略したUフレーム車両では、一軸トラクタ1と、車体を構成するU形フレーム2とからなり、一軸トラクタ1とU形フレーム2の連結部に装備した低揚程昇降装置3と、U形フレーム2の後部に装備した車体懸架装置4によってU形フレーム2の低揚程の昇降を自在としている。
【0015】
さらに、図4、5に示したような車体と荷台とが一体となったUフレーム車両では、一軸トラクタ1と、車体を構成するU形フレーム2と、このU形フレーム2に一体として取り付けられた荷台2′とからなり、一軸トラクタ1とU形フレーム2の連結部に装備した低揚程昇降装置3と、U形フレーム2の後部に装備した車体懸架装置4によって荷台2′の低揚程の昇降を自在としている。
【0016】
また、図6、7に示したような車体と荷台とが別体となったUフレーム車両では、一軸トラクタ1と、車体を構成するU形フレーム2と、このU形フレーム2に別体として取り付けられ荷台となるインナーフレーム5とからなり、これらU形フレーム2とインナーフレーム5との間に装備した低揚程昇降装置6によってインナーフレーム5の低揚程の昇降を自在としている。
【0017】
そして、何れのUフレーム車両においても、U形フレーム2またはインナーフレーム5の前部内側にストッパー体7を設けると共に、U形フレーム2の前部両側部および後部両側部の合計四個所に、高揚程昇降装置8を装備したものとしている。
【0018】
前記低揚程昇降装置3は、一軸トラクタ1の後方上部1aとU形フレーム2の前方上部2a、一軸トラクタ1の後方下部1bとU形フレーム2の前方下部2bを、それぞれリンク棒9、10により連結し、一軸トラクタ1の後方中間部1cとU形フレーム2の前方上部2aに油圧シリンダ11を取り付けたものとしている。
【0019】
前記車体懸架装置4は、U形フレーム2の後部のホイールハウス12内に装備され、ホイールハウス12の前方下部と後方下部にそれぞれ回動自在に取り付けられたブラケット13、13に車輪14、14を軸支し、さらにこれらブラケット13、13の上端と、ホイールハウス12の前方上部と後方上部にそれぞれ油圧シリンダ15を取り付けたものとしている。
【0020】
前記低揚程昇降装置6は、U形フレーム2の前方部とインナーフレーム5の前方部との間に設けられたリフトシリンダ16と、U形フレーム2の後方部とインナーフレーム5の後方部との間に設けられたリフトシリンダ17とが同時に作動することによりインナーフレーム5の水平状態を維持するようにしている。
【0021】
前記高揚程昇降装置8は、図8〜10に示したように、パレットやラック、コンテナ等の積み荷18の前部両側部および後部両側部の合計四個所に設けた係合部19と係脱自在とした係合体20を取り付けたリフトフレーム21を有するものとしている。このリフトフレーム21は、ベースフレーム22との間に張り渡されたチェーン23を油圧シリンダ24のロッド24aの先端に取り付けられたスプロケット25により押し上げ操作することにより上昇するようにしている。なお、この高揚程昇降装置8は、シリンダ24に必要ストロークを備えた多段シリンダを採用することにより、チェーン23やスプロケット25を省略することもできる。また、前記係合体20は、リフトフレーム21に設けられた油圧シリンダ26のロッド26aによって出入りするようにした棒状体としたが、図11〜13に示したようなフック体やロック体等とすることもできる。
【0022】
前記積み荷18は、図14、15に示した実施形態ではシートコイル用パレットとしており、このパレットの四隅に立設されたポスト27の上部において外側から内側に向かって係合部19としての係合孔が設けられている。
【0023】
以上のように構成したこの発明のUフレーム車両において、図1〜3に示したような荷台を省略したUフレーム車両によりパレットやラック、コンテナ等の積み荷を段積みするには、次のようにして行う。
【0024】
先ず、この発明のUフレーム車両を後進させて、U形フレーム2内のストッパー体7に積み荷18を当接させるように配置した後、U形フレーム2を低揚程昇降装置3および車体懸架装置4により、図8に示したように下降位置にする。このようにすれば、リフトフレーム21に設けられた油圧シリンダ26のロッド26aによって出入りするようにした係合体20と積み荷18の係合部19との位置が一致する。このとき油圧シリンダ26により係合体20を突出させることにより、前記係合体20と積み荷18の係合部19は係合する。この状態でU形フレーム2を低揚程昇降装置3および車体懸架装置4により、図9に示したように走行位置にすれば、積み荷18は地上から持ち上げられ搬送が可能となる。なお、積み荷18をU形フレーム2から取り外す場合はこの逆の操作となる。
【0025】
次に、前記図9の状態で積み荷18を搬送してきたUフレーム車両が、下段となる積み荷18の直前で、図10に示したように高揚程昇降装置8の油圧シリンダ24を作動させてリフトフレーム21を上昇させ、この状態で下段となる積み荷18がU形フレーム2内のストッパー体7に当接するまでUフレーム車両を後進させれば、搬送してきた積み荷18は下段となる積み荷18の上に段積み可能な位置にくる。さらに、この状態で低揚程昇降装置3および車体懸架装置4により、U形フレーム2を下降位置まで下げれば搬送してきた積み荷18は下段となる積み荷18の上に段積みされる。この場合、下段となる積み荷18の高さは、係合体20に搬送してきた積み荷18の重量が掛からなくなる寸法にしている。また、この段積み操作は前記したようにU形フレーム2を下降させるのではなく、高揚程昇降装置8の油圧シリンダ24を作動させて、リフトフレーム21を係合体20に搬送してきた積み荷18の重量が掛からない位置まで降下させることによっても行うことができる。
【0026】
そして、前記した状態で油圧シリンダ26を作動させて係合体20を搬送してきた積み荷18の係合部19から外し、さらに油圧シリンダ24を作動させてリフトフレーム21をベースフレーム22に重なる位置まで降下させ、Uフレーム車両を前進させてこれら積み荷18から離し、Uフレーム車両を走行位置に戻すことによって段積みが完了する。
【0027】
なお、図4、5に示したような車体と荷台とが一体となったUフレーム車両や、図6、7に示したような車体と荷台とが別体となったUフレーム車両において、パレットやラック、コンテナ等の積み荷を段積みする場合も、前記図1〜3に示したような荷台を省略したUフレーム車両によりこれら積み荷を段積みする場合に準じて行えばよいが、荷台2′またはインナーフレーム5により積み荷18の下部の段差部28等をすくい上げてこの積み荷18の運搬を行うため、段積み作業時には荷台2′またはインナーフレーム5を下段となる積み荷18と干渉しないように降下させておかなければならない。しかもこの場合、図4、5に示したUフレーム車両では、高揚程昇降装置8もU形フレーム2と共に降下するため、高揚程昇降装置8の揚程をより一層大きくする必要がある。
【0028】
【発明の効果】
この発明のUフレーム車両は、以上に述べたように構成されているので、パレットやラック、コンテナ等の積み荷の段積みを自力で行うことができるものとなり、設備費や人件費を増加させることなく、これら積み荷の設置面積の合理化ができるようになると共に、これら積み荷の段積み作業を安全で効率良く行えるものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のUフレーム車両の一実施形態を示す側面図である。
【図2】図1に示すこの発明のUフレーム車両のU形フレームを下降位置にした状態を示す側面図である。
【図3】この発明のUフレーム車両の一実施形態を示す平面図である。
【図4】この発明のUフレーム車両の他の実施形態を示す側面図である。
【図5】図4に示すこの発明のUフレーム車両の平面図である。
【図6】この発明のUフレーム車両のさらに他の実施形態を示す側面図である。
【図7】図6に示すこの発明のUフレーム車両の平面図である。
【図8】この発明のUフレーム車両によって積み荷を段積みをする場合の説明図である。
【図9】この発明のUフレーム車両によって積み荷を段積みをする場合の説明図である。
【図10】この発明のUフレーム車両によって積み荷を段積みをする場合の説明図である。
【図11】この発明のUフレーム車両のリフトフレームに取り付けた係合体の他の例を示す側断面図である。
【図12】この発明のUフレーム車両のリフトフレームに取り付けた係合体のさらに他の例を示す側断面図である。
【図13】図12に示した係合体の平面図である。
【図14】この発明のUフレーム車両によって段積みする積み荷の側面図である。
【図15】この発明のUフレーム車両によって段積みする積み荷の正面図である。
【符号の説明】
1 一軸トラクタ
2 U形フレーム
3 低揚程昇降装置
4 車体懸架装置
5 インナーフレーム
6 低揚程昇降装置
7 ストッパー体
8 高揚程昇降装置
18 積み荷
19 係合部
20 係合体
21 リフトフレーム
Claims (3)
- 一軸トラクタ(1)と、車体を構成するU形フレーム(2)とからなり、一軸トラクタ(1)とU形フレーム(2)の連結部に低揚程昇降装置(3)を装備し、U形フレーム(2)の後部に車体懸架装置(4)を装備し、さらにU形フレーム(2)の前部内側にストッパー体(7)を設けると共に、U形フレーム(2)の前部両側部および後部両側部の合計四個所に、積み荷(18)の前部両側部および後部両側部の合計四個所に設けた係合部(19)と係脱自在とした係合体(20)を取り付けたリフトフレーム(21)を有する高揚程昇降装置(8)を装備したUフレーム車両とし、
前記Uフレーム車両を後進させて、U形フレーム(2)のストッパー体(7)に積み荷(18)を当接させるように配置した後、U形フレーム(2)を低揚程昇降装置(3)および車体懸架装置(4)により下降位置にし、前記係合体(20)を突出させることにより、係合体(20)と積み荷(18)の係合部(19)を係合させ、前記U形フレーム(2)を低揚程昇降装置(3)および車体懸架装置(4)により走行位置にし、積み荷(18)を地上から持ち上げ搬送が可能な状態にし、
前記積み荷(18)をUフレーム車両により、下段となる積み荷(18)の直前まで搬送し、高揚程昇降装置(8)を作動させてリフトフレーム(21)を上昇させ、この状態で下段となる積み荷(18)がU形フレーム(2)のストッパー体(7)に当接するまで前記Uフレーム車両を後進させ、搬送してきた積み荷(18)を下段となる積み荷(18)の上に段積み可能な位置にし、さらにこの状態で低揚程昇降装置(3)および車体懸架装置(4)により、U形フレーム(2)を下降位置まで下げ、搬送してきた積み荷(18)を下段となる積み荷(18)の上に段積みできるようにしたことを特徴とするUフレーム車両。 - 一軸トラクタ(1)と、車体を構成するU形フレーム(2)と、このU形フレーム(2)に一体として取り付けられた荷台(2′)とからなり、一軸トラクタ(1)とU形フレーム(2)の連結部に低揚程昇降装置(3)を装備し、U形フレーム(2)の後部に車体懸架装置(4)を装備し、さらにU形フレーム(2)の前部内側にストッパー体(7)を設けると共に、U形フレーム(2)の前部両側部および後部両側部の合計四個所に、積み荷(18)の前部両側部および後部両側部の合計四個所に設けた係合部(19)と係脱自在とした係合体(20)を取り付けたリフトフレーム(21)を有する高揚程昇降装置(8)を装備したUフレーム車両とし、
前記Uフレーム車両を後進させて、U形フレーム(2)のストッパー体(7)に積み荷(18)を当接させるように配置した後、U形フレーム(2)を低揚程昇降装置(3)および車体懸架装置(4)により下降位置にし、前記係合体(20)を突出させることにより、係合体(20)と積み荷(18)の係合部(19)を係合させ、前記U形フレーム(2)を低揚程昇降装置(3)および車体懸架装置(4)により走行位置にし、積み荷(18)を地上から持ち上げ搬送が可能な状態にし、
前記積み荷(18)をUフレーム車両により、下段となる積み荷(18)の直前まで搬送し、高揚程昇降装置(8)を作動させてリフトフレーム(21)を上昇させ、この状態で下段となる積み荷(18)がU形フレーム(2)のストッパー体(7)に当接するまで前記Uフレーム車両を後進させ、搬送してきた積み荷(18)を下段となる積み荷(18)の上に段積み可能な位置にし、さらにこの状態で低揚程昇降装置(3)および車体懸架装置(4)により、U形フレーム(2)を下降位置まで下げ、搬送してきた積み荷(18)を下段となる積み荷(18)の上に段積みできるようにしたことを特徴とするUフレーム車両。 - 一軸トラクタ(1)と、車体を構成するU形フレーム(2)と、このU形フレーム(2)に別体として取り付けられ荷台となるインナーフレーム(5)とからなり、これらU形フレーム(2)とインナーフレーム(5)との間に低揚程昇降装置(6)を装備し、さらにインナーフレーム(5)の前部内側にストッパー体(7)を設けると共に、U形フレーム(2)の前部両側部および後部両側部の合計四個所に、積み荷(18)の前部両側部および後部両側部の合計四個所に設けた係合部(19)と係脱自在とした係合体(20)を取り付けたリフトフレーム(21)を有する高揚程昇降装置(8)を装備したUフレーム車両とし、
前記Uフレーム車両を後進させて、U形フレーム(2)のストッパー体(7)に積み荷(18)を当接させるように配置した後、U形フレーム(2)を低揚程昇降装置(3)により下降位置にし、前記係合体(20)を突出させることにより、係合体(20)と積み荷(18)の係合部(19)を係合させ、前記U形フレーム(2)を低揚程昇降装置(3)により走行位置にし、積み荷(18)を地上から持ち上げ搬送が可能な状態にし、
前記積み荷(18)をUフレーム車両により、下段となる積み荷(18)の直前まで搬送し、高揚程昇降装置(8)を作動させてリフトフレーム(21)を上昇させ、この状態で下段となる積み荷(18)がU形フレーム(2)のストッパー体(7)に当接するまで前記Uフレーム車両を後進させ、搬送してきた積み荷(18)を下段となる積み荷(18)の上に段積み可能な位置にし、さらにこの状態で低揚程昇降装置(3)により、U形フレーム(2)を下降位置まで下げ、搬送してきた積み荷(18)を下段となる積み荷(18)の上に段積みできるようにしたことを特徴とするUフレーム車両。
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