JP3669654B2 - リフター付き自動車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、荷箱の後部に設けた昇降可能なリフターにより、車輪を有する台車の荷台に搭載した荷物を、路面と荷箱の床面との間で荷積み及び荷卸しするリフター付き自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】
荷箱の後部にリフターを設けて荷積み及び荷卸しの便を図るようにした自動車は良く知られている。コピー機等の重量の大きい荷物を自動車で運搬する場合、その設置場所と自動車との間で荷物を運搬するために台車が使用される。この場合、荷物を台車ごと自動車で運搬すれば、行き先で荷物を卸して設置場所まで移動させる作業を容易に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、荷物及び台車を自動車で運搬する場合、従来の如く荷物を搭載した台車をそのまま自動車の荷箱に収納しようとすると、台車の荷台の高さと荷物の高さとの和に相当する高さの荷箱が必要になり。コピー機のような背の高い荷物を運搬できないことがあった。また従来のリフターは板状の昇降部材上に台車の車輪を載置して昇降させるため、昇降部材上で台車が移動し易いという問題があった。
【0004】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、荷物を搭載した台車を路面と荷箱の床面との間で容易且つ確実に移載することができ、しかも背の高い荷物を荷箱に収納できるようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、荷箱の後部に設けた昇降可能なリフターにより、車輪を有する台車の荷台に搭載した荷物を、路面と荷箱の床面との間で荷積み及び荷卸しするリフター付き自動車において、リフターに荷箱の後部から車体後方に延出するフォークを設け、このフォークで台車の荷台の下面を支持するとともに、リフターの上昇時に台車及び荷箱間で荷物を移動させるべく、台車の荷台及び荷箱の床面を略面一に接続し、フォークには、台車を貫通して該フォークに台車を固定するボルトが螺入するボルト孔が設けられており、フォークを水平位置から起立位置に折り畳むこと により、該フォークをこれに前記ボルトで固定した台車と共に荷箱の後部に格納可能としたことを特徴とする。
【0006】
また請求項2に記載された発明は、請求項1の構成に加えて、フォークに台車の車輪が嵌合する車輪固定孔を設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図7は本発明の第1実施例を示すもので、図1はリフターを下降させたリフター付き自動車の斜視図、図2はリフターを上昇させたリフター付き自動車の斜視図、図3は図2の3−3線拡大断面図、図4は図2の4−4線拡大断面図、図5及び図6はリフター上昇時の作用説明図、図7はリフター下降時の作用説明図である。
【0008】
図1及び図2に示すように、コピー機C等のOA機器を運搬するためのリフター付き自動車Vは屋根付きの荷箱1を備えており、その荷箱1の後端の開口部2に臨む床面3にリフター4が設けられる。リフター4は荷箱1の床面3と同一高さの基板5を備えており、この基板5に左右一対の平行リンク機構6,6が設けられる。各平行リンク機構6は、基板5にピン7で基端を枢支された第1リンク8と、基板5に一端を固着された第2リンク9と、第2リンク9の他端にピン10で枢支された第3リンク11と、第1リンク8及び第3リンク11の他端にピン12,13で枢支された第4リンク14とを備える。
【0009】
各平行リンク機構6の対角位置にある2本のピン7,13がシリンダ15で接続されており、このシリンダ15を油圧駆動源16から供給される油圧で伸縮駆動することにより、前記平行リンク機構6は図1に示す倒伏位置と、図2に示す起立位置との間を移動する。このとき、第4リンク14は、下端が僅かに車体後方に傾斜した略鉛直姿勢を保ったまま上下に平行移動する。
【0010】
車体後方側が開放するコ字状のフォーク17の左右前端がピン18,18を介して第4リンク14,14の下端に枢支されており、このフォーク17は台車Dを支持し得る水平位置(図1及び図2参照)と、荷箱1の後部に格納される起立位置(図6(h)参照)との間を90°に亘って回動可能である。
【0011】
台車Dはコピー機Cが載置される荷台19と、この荷台19の下面に設けられた4個のキャスター20…と、荷台19の後端に起伏自在に枢支されたハンドル21とを備える。フォーク17に台車Dを支持するとき、フォーク17の左右一対のフォーク腕22,22の上面が台車Dの荷台19の下面の左右両側縁に当接する。このように、フォーク17は台車Dのキャスター20…を支持するのでなく、台車Dの荷台19の下面を支持するので、フォーク17上における台車Dの妄動を防止して確実に台車Dを昇降させることができる。
【0012】
図3及び図4を併せて参照すると明らかなように、台車Dの荷台19の四隅に4個のボルト孔191 …が形成されており、このボルト孔191 …に挿通した4本のアイボルト23…が螺入される4個のボルト孔171 …がフォーク17に形成される。また台車Dの荷台19の前端に一個のピン孔192 が形成されており、このピン孔192 とフォーク17に形成したピン孔172 とに固定ピン24が挿入可能であ。
【0013】
次に、図5及び図6を参照しながら、コピー機Cを自動車Vの荷箱1に積み込む場合の作用を説明する。
【0014】
リフター4を下降させてフォーク17を路面に接地させた状態で、コピー機Cを載置した台車Dを後方から接近させ(図5(a)参照)、台車Dの荷台19の左右両側縁をフォーク17の左右のフォーク腕22,22の上方に位置させる(図5(b)参照)。リフター4が僅かに上昇すると、左右のフォーク腕22,22の上面が台車Dの荷台19の下面に当接して台車Dのキャスター20…が路面から浮き上がる(図5(c)参照)。リフター4が更に上昇して上昇限に達すると、台車Dの荷台19の上面が荷箱1の床面3と面一になるため(図5(d)参照)、コピー機Cを押して台車Cから荷箱1の床面3に移載することができる(図6(e)参照)。
【0015】
続いて、荷台19の4個のボルト孔191 に挿通した4本のアイボルト23…をフォーク17の4個のボルト孔171 …に螺入することにより、台車Dをフォーク17に固定する(図6(f)参照)。そして台車Dのハンドル21を倒伏させた後(図6(g)参照)、リフター4のフォーク17を台車Dと共に起立位置に回動させて荷箱1に格納する(図6(h)参照)。而して、荷箱1の開口部2を図示せぬテールゲートで閉じれば、自動車Vを走行させてコピー機Cを運搬することができる。
【0016】
次に、図7を参照しながら、コピー機Cを自動車Vの荷箱1から降ろす場合の作用を説明する。
【0017】
図6(h)に示す状態からリフター4のフォーク17を台車Dと共に水平位置に倒伏させるとともに、台車Dのハンドル21を起立させ、更にアイボルト23…を取り外して台車Dとフォーク17との結合を解除する(図7(a)参照)。続いて、台車Dがフォーク17に対して位置ずれするのを防止すべく、固定ピン24を台車Dのピン孔192 及びフォーク17のピン孔172 に挿入した後、コピー機Cを荷箱1の床面3から台車Dの荷台19上に移載する(図7(b)参照)。
【0018】
リフター4を下降させると、フォーク17が接地する直前に台車Dのキャスター20…が接地し、フォーク17が更に下降する過程で固定ピン24がフォーク17のピン孔172 から抜け、フォーク17と台車Dとの連結が自動的に解除される(図7(c)参照)。而して、台車Dのハンドル21を引けば、コピー機Cを載置した台車Dをフォーク17の上方から退避させることができる。
【0019】
而して、コピー機Cを台車Dから分離して荷箱1内に収納するので、コピー機Cの高さ以上の高さの荷箱1を有する自動車Vであれば支障なくコピー機Cを運搬することができる。しかも、台車Dはリフター4のフォーク17に固定されて荷箱1の後部に起立姿勢で格納されるので、荷箱1の容積を有効に利用することができる。
【0020】
次に、図8及び図9に基づいて本発明の第2実施例を説明する。
【0021】
第2実施例はフォーク17の構造に特徴を有するもので、左右のフォーク腕22,22間に架設した前後一対のキャスター固定板25,25に台車Dの4個のキャスター20…が嵌合可能な4個のキャスター固定孔251 …が形成される。フォーク17が接地すると前記キャスター固定板25,25も接地するため、台車Dのキャスター20…はキャスター固定板25,25を踏み越えてキャスター固定孔251 …上に位置することができる。この状態でリフター4を上昇させると、キャスター20…の下部がキャスター固定孔251 …に嵌合することにより、フォーク17に対して台車Dを移動不能に固定することができる。従って、この第2実施例によれば、第1実施例における固定ピン24が不要になって操作性が向上する。
【0022】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0023】
例えば、実施例では荷物としてコピー機Cを例示したが、本発明はコピー機C以外の任意の荷物に対して適用することができる。また第1実施例ではリフターの下降時だけに固定ピン24を使用しているが、リフターの上昇時にも固定ピン24を使用することができる。
【0024】
【発明の効果】
以上のように発明によれば、リフターの上昇時に台車の荷台及び荷箱の床面を略面一に接続するので、荷物を台車の荷台及び荷箱の床面間でスムーズに移動させることができるばかりか、台車をリフター上に残して荷物だけを荷箱に搭載することにより、背の低い荷箱に大型の荷物を搭載することができる。またフォークで台車の荷台の下面を支持するので、台車の車輪を支持する場合に比べて該台車の移動を確実に防止できる。
【0025】
空の台車を固定したフォークを起立位置に折り畳めば該フォークを台車と共に荷箱の後部に格納することができ、荷箱の容積を有効利用しながら台車を運搬することができる。しかも台車を貫通するボルトをフォークに螺入することにより、簡単な構造で台車をフォークに確実に固定することができる。
【0026】
また請求項2の発明によれば、フォークに台車の車輪が嵌合する車輪固定孔を設けたので、フォークに対する台車の位置ずれを一層確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 リフターを下降させたリフター付き自動車の斜視図
【図2】 リフターを上昇させたリフター付き自動車の斜視図
【図3】 図2の3−3線拡大断面図
【図4】 図2の4−4線拡大断面図
【図5】 リフター上昇時の作用説明図
【図6】 リフター上昇時の作用説明図
【図7】 リフター下降時の作用説明図
【図8】 第2実施例に係るフォークの斜視図
【図9】 図8の9−9線拡大断面図
【符号の説明】
1 荷箱
3 床面
4 リフター
17 フォーク
17 1 ボルト孔
19 荷台
20 キャスター(車輪)
23 アイボルト(ルト)
251 キャスター固定孔(車輪固定孔)
C コピー機(荷物)
D 台車

Claims (2)

  1. 荷箱(1)の後部に設けた昇降可能なリフター(4)により、車輪(20)を有する台車(D)の荷台(19)に搭載した荷物(C)を、路面と荷箱(1)の床面(3)との間で荷積み及び荷卸しするリフター付き自動車において、
    リフター(4)に荷箱(1)の後部から車体後方に延出するフォーク(17)を設け、このフォーク(17)で台車(D)の荷台(19)の下面を支持するとともに、リフター(4)の上昇時に台車(D)及び荷箱(1)間で荷物(C)を移動させるべく、台車(D)の荷台(19)及び荷箱(1)の床面(3)を略面一に接続し、
    フォーク(17)には、台車(D)を貫通して該フォーク(17)に台車(D)を固定するボルト(23)が螺入するボルト孔(17 1 )が設けられており、
    フォーク(17)を水平位置から起立位置に折り畳むことにより、該フォーク(17)をこれに前記ボルト(23)で固定した台車(D)と共に荷箱(1)の後部に格納可能としたことを特徴とする、リフター付き自動車。
  2. ォーク(17)に台車(D)の車輪(20)が嵌合する車輪固定孔(251 )を設けたことを特徴とする、請求項1記載のリフター付き自動車。
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