JP4190189B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内機から吹出ダクト等を用いて複数の空調ゾーンへ、空気調和された空気を供給可能とする空気調和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
空気調和装置100には、図11に示すように、建物101の例えば小屋裏空間等に設置された1台の室内機102から、吹出ダクト103を用いて1階の空調ゾーン105へ、また、吹出ダクト104を用いて2階の空調ゾーン106へ、室内機102にて空気調和された空気を供給可能とするよう構成されたものがある。このような空気調和装置100では、室内機102と吹出ダクト103及び104との間にダンパ装置107が設置され、このダンパ装置107の作用で、空調ゾーン105、106へ供給される空気の風量バランスが調整される。
【0003】
これらの空調ゾーン105、106には、温度センサを内蔵すると共に室内機102を制御可能とする空調用リモートコントローラ108、109がそれぞれ設置されている。これらの空調用リモートコントローラ108と空調用リモートコントローラ109は、一方が主リモートコントローラであり、他方が従リモートコントローラであって、主リモートコントローラによってのみ室内機102が制御される。空調用リモートコントローラ108、109の主従の切換えは、各リモートコントローラのキーの操作によって実行され、最後にキー操作された空調用リモートコントローラ108または109が主リモートコントローラとなる。
【0004】
また、上記ダンパ装置107は、空調用リモートコントローラ108、109による室内機102の制御と独立して、ダクト専用リモートコントローラ110により制御される。このダクト用リモートコントローラ110は、空調ゾーン105または106のいずれか一方(本実施の形態では空調ゾーン105)に設置されている。なお、図3中の符号111は室外機を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の空気調和装置100では、上述のようにダンパ装置107を制御するためのダクト専用リモートコントローラ110が、空調用リモートコントローラ108及び109とは別個に設置されているので、コストが上昇してしまう。
【0006】
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、複数の各空調ゾーンへ供給される空気の風量バランスを調整するダンパ装置を制御するダンパ専用リモートコントローラを廃止して、コストを低減できる空気調和装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、室内機に設置されたダンパ装置が、上記室内機により空気調和されて、複数の各空調ゾーンへ供給される空気の風量バランスを調整可能とする空気調和装置において、上記ダンパ装置は、ダンパ板の開度を調整するダンパ開閉機構と、上記ダンパの開度を検出する開度検出部とを備えて構成され、上記室内機を制御する空調用リモートコントローラの操作に応じて、上記ダンパ装置を制御することにより、上記ダンパ開閉機構によって一方の空調ゾーン側へダンパ開度全開時とされたとき上記開度検出部により検出されたダンパ開度実測値と、他方の空調ゾーン側へダンパ開度全開とされたとき上記開度検出部により検出されたダンパ開度実測値とに基づき、上記一方と他方のそれぞれの空調ゾーン側へのダンパ開度全開位置間に設定される複数の各ダンパ設定開度の位置を算出する位置出し制御を実施する制御手段を備え、上記制御手段は、上記空調用リモートコントローラによって当該空気調和装置への電源投入の操作が行われた際に、上記位置出し制御を行うこと、を特徴とするものである。
【0009】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の発明において、上記空調用リモートコントローラは、各空調ゾーンに対応するダンパ開度を設定する設定キーを備え、上記制御手段は、上記空調用リモートコントローラにおける設定キーの操作に応じて、ダンパ開度実測値に基づき、ダンパ装置のダンパ開度を、上記設定キーにより設定された目標とするダンパ設定開度に位置付けるように、上記ダンパ装置を制御するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0010】
請求項に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、上記開度検出部は、上記ダンパ開閉機構が有するダンパ板の回転軸に設けられたポテンショメータであることを特徴とするものである。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、上記空調用リモートコントローラは、選択された主リモートコントローラによってのみ室内機が制御される主従リモートコントローラであり、上記制御手段は、主リモートコントローラ及び従リモートコントローラの操作に応じて、ダンパ設定開度の位置出し制御を実施するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0012】
請求項に記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載の発明において、上記空調用リモートコントローラは、選択された主リモートコントローラによってのみ室内機が制御される主従リモートコントローラであり、上記制御手段は、上記主リモートコントローラの操作に応じて、ダンパ装置のダンパ開度を目標とするダンパ設定開度に位置付けるべく制御するよう構成されたことを特徴とするものである。
【0013】
発明には、次の作用がある。
【0014】
空調用リモートコントローラによって室内機が制御されると共に、この空調用リモートコントローラによってダンパ装置も制御されることから、ダンパ装置を制御するダンパ専用リモートコントローラを廃止できるので、コストを低減できる。
【0015】
また、本発明には、次の作用がある。
【0016】
空調用リモートコントローラが、一方の空調ゾーン側へのダンパ開度全開時におけるダンパ開度実測値と、他方の空調ゾーン側へのダンパ開度全開時におけるダンパ開度実測値とに基づき、複数の各ダンパ設定開度の位置を算出するよう構成されたことから、ダンパ装置が異なった仕様のダンパ装置に変更された場合にも、各ダンパ設定開度を正確に算出することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、図面に基づき説明する。
【0018】
図1は、本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示す構成図である。
【0019】
この図1に示す空気調和装置10は、室外機11が建物13の外に、室内機12が建物13の例えば小屋裏空間14に、それぞれ1台ずつ設置され、更に、上記室内機12にダンパ装置15が連設され、このダンパ装置15から複数本、例えば2本の吹出ダクト16及び17が延設されて構成される。これらの吹出ダクト16及び17も小屋裏空間14に設置される。また、この小屋裏空間14には、図示しないが、建物13内の空気を室内機12へ導く吸込ダクト等が、室内機12に連設して設置されている。
【0020】
上記室内機12は、室内熱交換器18及びファン19を備える。室内熱交換器18は、冷媒配管20を用いて室外機11に接続され、この室外機11から導かれる冷媒の蒸発または凝縮により、室内機12内に吸い込まれた空気を熱交換して冷却し、または暖める。
【0021】
上記吹出ダクト16及び17は、一端がダンパ装置15に結合されると共に、他端に吹出グリル21が取り付けられる。吹出ダクト16の吹出グリル21は、建物13の1階の天井板22に設置され、吹出ダクト17の吹出グリル21は、建物13の2階の天井板23に設置される。上記天井板22は1階の空調ゾーン24に臨み、上記天井板23は2階の空調ゾーン25に臨んで設けられる。
【0022】
従って、室内機12のファン19の回転によって、この室内機12に建物13内の空気が吸込ダクト(不図示)等を介して吸い込まれ、室内機12の室内熱交換器18により熱交換された空気が、吹出ダクト16を経て吹出グリル21から1階の空調ゾーン24(Aゾーン)へ吹き出され、また、吹出ダクト17を経て吹出グリル21から2階の空調ゾーン25(Bゾーン)へ吹き出される。
【0023】
前記ダンパ装置15は、室内機12にて空気調和されて、空調ゾーン24、25へ供給される空気の風量バランスを調整するものであり、各吹出ダクト16、17に対応して配置されたダンパ板26、27と、これらのダンパ板26及び27を駆動するダンパモータ28とを有して構成される。
【0024】
ダンパモータ28は、ダンパ板26及び27の回転軸38に連結されて、これらのダンパ板26及び27を同時に連動して駆動する。例えばダンパモータ28は、正転時に、ダンパ板26によるダンパ開度を増大させて、吹出ダクト16を通って空調ゾーン24(Aゾーン)へ供給される空気の風量を増大させると共に、ダンパ板27によるダンパ開度を減少させて、吹出ダクト17を通って空調ゾーン25(Bゾーン)へ供給される空気の風量を減少させる。また、ダンパモータ28は、逆転時には、ダンパ板26によるダンパ開度を減少させて、吹出ダクト16を通って空調ゾーン24(Aゾーン)へ供給される空気の風量を減少させると共に、ダンパ板27によるダンパ開度を増大させて、吹出ダクト17を通って空調ゾーン25(Bゾーン)へ供給される空気の風量を増大させる。
【0025】
さて、前記室外機11及び室内機12を制御する空調用リモートコントローラ29、30は空調ゾーン24、25のそれぞれに設置され、内蔵された温度センサ(不図示)によって空調ゾーン24、25の温度をそれぞれ検出可能とする。これらの空調用リモートコントローラ29、30は、一方が主リモートコントローラとなり、他方が従リモートコントローラとなる主従リモートコントローラであり、主リモートコントローラのみが室外機11及び室内機12を制御する。
【0026】
主リモートコントローラと従リモートコントローラとの切り換えは、各リモートコントローラのキーを操作することによって実行され、最後にキーが操作された空調用リモートコントローラ29または30が主リモートコントローラとなる。
【0027】
室外機11及び室内機12は、この主リモートコントローラにより制御される。例えば、室外機11及び室内機12は、主リモートコントローラとなった空調用リモートコントローラ29または30の、図2に示す運転・停止キー31の操作によって、運転と停止が制御される。また、室外機11及び室内機12は、主リモートコントローラとなった空調用リモートコントローラ29または30の温度センサにより検出された温度に基づいて、この主リモートコントローラとなった空調用リモートコントローラ29または30の温度設定キー32により設定された設定温度となるよう制御される。
【0028】
また、空調用リモートコントローラ29と空調用リモートコントローラ30は、主リモートコントローラとなった時に、ダンパ装置15を制御し得るよう構成されている。
【0029】
ここで、各空調ゾーン24、25へ供給される空気の風量バランスはダンパ装置15によって調整されるが、空調用リモートコントローラ29及び30には、図2に示すように、上記ダンパ装置15のダンパ設定開度(即ち、ダンパ開度の設定値)を変更可能とする、ダンパ開度設定キーとしての風量バランス設定キー33及び34が設置されている。そして、この空調用リモートコントローラ29及び30の表示部35には、ダンパ装置15のダンパ設定開度を視覚的に表示可能とするレベルメータ36及び37が設けられている。
【0030】
上記風量バランス設定キー33及びレベルメータ36は空調ゾーン24(Aゾーン)に対応し、また、上記風量バランス設定キー34及び上記レベルメータ37は空調ゾーン25(Bゾーン)に対応する。また、レベルメータ36及び37は、ダンパ設定開度に応じてそれらの表示レベルが、例えば10段階の範囲で増減可能に構成されている。
【0031】
主リモートコントローラとなった空調用リモートコントローラ29または30では、風量バランス設定キー33の押圧操作によって、ダンパ板26(図1)によるダンパ設定開度が増大されて、空調ゾーン24(Aゾーン)への供給空気の風量が増大されると共に、ダンパ板27(図1)によるダンパ設定開度が減少されて、空調ゾーン25(Bゾーン)への供給空気の風量が減少される。従って、空調用リモートコントローラ29及び30では、風量バランス設定キー33が押圧操作されることによって、ダンパ設定開度が増大する側の空調ゾーン24(Aゾーン)に対応するレベルメータ36の表示レベルが増大し、ダンパ設定開度が減少する側の空調ゾーン25(Bゾーン)に対応するレベルメータ37の表示レベルが減少する。
【0032】
また、主リモートコントローラとなった空調用リモートコントローラ29または30では、風量バランス設定キー34の押圧操作によって、ダンパ板27によるダンパ設定開度が増大されて、空調ゾーン25(Bゾーン)への供給空気の風量が増大されると共に、ダンパ板26によるダンパ設定開度が減少されて、空調ゾーン24(Aゾーン)への供給空気の風量が減少される。従って、空調用リモートコントローラ29及び30では、風量バランス設定キー34が押圧されることによって、ダンパ設定開度が増大する側の空調ゾーン25(Bゾーン)に対応するレベルメータ37の表示レベルが増大し、ダンパ設定開度が減少する側の空調ゾーン24(Aゾーン)に対応するレベルメータ36の表示レベルが減少する。
【0033】
空調用リモートコントローラ29または30のいずれかが主リモートコントローラとして選択されることによって、この選択された空調用リモートコントローラ29または30に設定されて、そのレベルメータ36及び37の表示レベルにより表示されているダンパ設定開度に基づき、ダンパ装置15が制御される。
【0034】
なお、図1に示す室内機12にダンパ装置15が連設されていない場合には、空調用リモートコントローラ29及び30の表示部35における上記レベルメータ36及び37が表示されない。この場合には、空調用リモートコントローラ29及び30の風量バランス設定キー33または34が操作された時に、空調用リモートコントローラ29及び30の表示部35に「この機能はありません」等、ダンパ装置15のダンパ開度設定機能が動作しない旨が表示される。
【0035】
前述の空調用リモートコントローラ29または30によるダンパ装置15の制御を、図3のブロック図及び図4〜図8のフローチャートを用いて詳説する。
【0036】
図3に示すように、室内機12の制御装置39には、電源トランス40及び中継基板部41が接続され、この中継基板部41にダンパ装置15のダンパモータ28及びポテンショメータ42が接続されている。また、室内機12の制御装置39は、空調用リモートコントローラ29及び30と赤外線などにより無線通信可能に構成されている。
【0037】
上記中継基板部41にはAゾーン用リレー43A、Bゾーン用リレー43B及びバッファ48が設置されている。また、上記電源トランス40は、制御装置39及び中継基板部41へ、それぞれに必要な電圧の電源を供給する。
【0038】
前記ダンパモータ28は、そのロータ44が、ダンパ板26及び27の回転軸38に回転一体に結合されると共に、Aゾーン用ステータコイル45A及びBゾーン用ステータコイル45Bを備える。Aゾーン用ステータコイル45Aの励磁により、ダンパ板26(図1)によるダンパ開度が増大し、ダンパ板27(図1)によるダンパ開度が減少するようロータ44が回転する。また、Bゾーン用ステータコイル45Bの励磁により、ダンパ板27によるダンパ開度が増大し、ダンパ板26によるダンパ開度が減少するようロータ44が回転する。
【0039】
前記ポテンショメータ42は、ダンパ板26及び27の回転軸38に設置されて、ダンパモータ28により駆動されるダンパ板26、27によるダンパ開度を電圧値として計測する。本実施の形態では、この計測された電圧値はダンパ開度実測値と称され、バッファ48を経て制御装置39へ出力される。
【0040】
前記空調用リモートコントローラ29または30がAゾーン側ON信号を制御装置39へ送信すると、この制御装置39がAゾーン用リレー43Aのリレーコイル46を励磁させて、当該Aゾーン用リレー43Aのリレー接点47をONし、電源トランス40からの電源をダンパモータ28のAゾーン用ステータコイル45Aへ供給する。これにより、ダンパ板26によるダンパ開度が増大して、空調ゾーン24(Aゾーン)へ供給される空気の風量が増大する。このとき、空調用リモートコントローラ29または30は、ポテンショメータ42により検出されたダンパ開度実測値(電圧値)を、制御装置39を経てフィードバックさせ、現在のダンパ開度を把握して、ダンパ装置15をフィードバック制御する。
【0041】
また、空調用リモートコントローラ29または30がBゾーン側ON信号を送信すると、この制御装置39がBゾーン用リレー43Bのリレーコイル46を励磁して、当該Bゾーン用リレー43Bのリレー接点47をONし、電源トランス40からの電源をダンパモータ28のBゾーン用ステータコイル45Bへ供給する。これにより、ダンパ板27によるダンパ開度が増大して、空調ゾーン25(Bゾーン)へ供給される空気の風量が増大する。このとき、空調用リモートコントローラ29または30は、ポテンショメータ42により検出されたダンパ開度実測値(電圧値)を、制御装置39を経てフィードバックさせ、現在のダンパ開度を把握して、ダンパ装置15をフィードバック制御する。
【0042】
空調用リモートコントローラ29または30は、ダンパ装置15の上述の制御に際し、空調用リモートコントローラ29及び30を含めた空気調和装置10への電源投入時に、図4及び図5に示すダンパ設定開度の位置出し制御を実行し、その後、図6〜図8に示す、ダンパ開度をダンパ設定開度に位置付ける通常のダンパ制御を実行する。上記ダンパ設定開度の位置出し制御は、空調用リモートコントローラ29及び30が共に主リモートコントローラとなって個別に実行する。また、上記通常のダンパ制御は、主リモートコントローラとなった空調用リモートコントローラ29または30のみが実行する。
【0043】
ここで、上記ダンパ設定開度の位置出し制御は、空調ゾーン24(Aゾーン)へのみ空気を供給する空調ゾーン24(Aゾーン)側へのダンパ開度全開時にポテンショメータ42により計測されたダンパ開度実測値と、空調ゾーン25(Bゾーン)へのみ空気を供給する空調ゾーン25(Bゾーン)側へのダンパ開度全開時にポテンショメータ42により計測されたダンパ開度実測値との差を複数に等分割(例えば10等分割)し、この等分割された値を用いて、複数の各ダンパ設定開度の位置(ポテンショメータ42の電圧値により表示された位置)を算出する制御である。上記複数の各ダンパ設定開度は、空調ゾーン24(Aゾーン)側へのダンパ開度全開位置と空調ゾーン25(Bゾーン)側へのダンパ開度全開位置との間に等間隔で複数個、例えば11個設けられたダンパ開度の設定値である。
【0044】
一方、上記通常のダンパ制御は、ダンパ装置15の現在のダンパ開度をポテンショメータ42によるダンパ開度実測値により把握(追跡)し、このダンパ開度実測値が、目標とするダンパ設定開度の位置(ポテンショメータ42の電圧値により表示され、ダンパ設定開度の位置出し制御により決定された位置)と一致するようにダンパモータ28を動作させて、ダンパ開度を目標とするダンパ設定開度に位置づける制御である。
【0045】
まず、ダンパ設定開度の位置出し制御を、図4及び図5を用いて説明する。
【0046】
空調用リモートコントローラ29及び30は、室内機12の制御装置39へAゾーン側ON信号を送信して、空調ゾーン24(Aゾーン)へのみ空気を供給する、空調ゾーン24(Aゾーン)側へのダンパ開度を全開とすべくダンパモータ28を回転させる(S1)。空調用リモートコントローラ29及び30は、空調ゾーン24(Aゾーン)側へのダンパ開度が全開となるまでダンパモータ28を回転させて、一定時間待機する(S2)。
【0047】
空調用リモートコントローラ29及び30は、空調ゾーン24(Aゾーン)側へのダンパ開度が全開となった時にポテンショメータ42が計測したダンパ開度実測値を、室内機12の制御装置39に対し要求し、通信によって読み込んだ後(S3)、このダンパ開度実測値をA全開位置として記憶する(S4)。空調用リモートコントローラ29または30の一方は、他方が手順S4を実行してA全開位置を記憶するまで待機する(S5)。
【0048】
次に、空調用リモートコントローラ29及び30は、室内機12の制御装置39へBゾーン側ON信号を送信して、空調ゾーン25(Bゾーン)へのみ空気を供給する、空調ゾーン25(Bゾーン)側へのダンパ開度を全開とすべくダンパモータ28を回転させる(S6)。空調用リモートコントローラ29及び30は、空調ゾーン25(Bゾーン)側へのダンパ開度が全開となるまでダンパモータ28を回転させて、一定時間待機する(S7)。
【0049】
空調用リモートコントローラ29及び30は、空調ゾーン25(Bゾーン)側へのダンパ開度が全開となった時にポテンショメータ42が計測したダンパ開度実測値を、室内機12の制御装置39に対し要求し、通信によって読み込んだ後(S8)、このダンパ開度実測値をB全開位置として記憶する(S9)。空調用リモートコントローラ29または30の一方は、他方が手順S9を実行してB全開位置を記憶するまで待機する(S10)。
【0050】
その後、空調用リモートコントローラ29及び30は、空調ゾーン24(Aゾーン)側へのダンパ開度全開位置と空調ゾーン25(Bゾーン)側へのダンパ開度全開位置との間に等間隔で、例えば11個設けられた各ダンパ設定開度(第0ステップ〜第10ステップ)のステップ幅Xを、次式により算出する(S11)。
【0051】
ステップ幅X=(B全開位置−A全開位置)/10
空調用リモートコントローラ29及び30は、上記ステップ幅Xを用いて次式により、第0ステップ〜第10ステップまでの各ダンパ設定開度について、ポテンショメータ42による電圧値表示の位置を算出する(S12)。
【0052】
第nダンパ設定開度=A全開位置+n×X
ただし、nは、0及び1〜10までの自然数(n=0、1、2、…9、10)である。このようにして、各ダンパ設定開度の位置出し制御を、空調用リモートコントローラ29と空調用リモートコントローラ30がそれぞれ独立して完了する。
【0053】
つぎに、通常のダンパ制御を、図6〜図8のフローチャートを用いて説明する。
【0054】
主リモートコントローラとなった空調用リモートコントローラ29または30は、図6に示すように、風量バランス設定キー33または34の操作により設定されたダンパ装置15のダンパ設定開度を記憶する(S21)。
【0055】
このダンパ設定開度の記憶は、図7に示す手順で実行される。空調用リモートコントローラ29または30は、まず、空調ゾーン24(Aゾーン)側の風量バランス設定キー33が押圧(ON)されたか否かを判断し(S31)、風量バランス設定キー33が押圧された場合に、空調用リモートコントローラ29または30に設定されたダンパ設定開度を、風量バランス設定キー33の1回の操作ごとに1ステップずつ減少して記憶する(S32)。例えば、空調用リモートコントローラ29または30は、現在が第5ダンパ設定開度の場合には、風量バランス設定キー33の一回の押圧操作で第4ダンパ設定開度に変更して記憶する。
【0056】
空調用リモートコントローラ29または30は、風量バランス設定キー33が操作されていない場合には、空調ゾーン25(Bゾーン)側の風量バランス設定キー34が操作されたか否かを判断し(S33)、風量バランス設定キー34が押圧された場合に、空調用リモートコントローラ29または30に設定されたダンパ設定開度を、風量バランス設定キー34の1回の操作ごとに1ステップずつ増大して記憶する(S34)。例えば、空調用リモートコントローラ29または30は、現在が第5ダンパ設定開度の場合には、風量バランス設定キー34の1回の押圧操作で第6ダンパ設定開度に変更して記憶する。
【0057】
空調用リモートコントローラ29または30は、手順S31において風量バランス設定キー33が、また、手順S33において風量バランス設定キー34がそれぞれ操作されていない場合には、現在のダンパ設定開度を保持する。
【0058】
上述の手順S31〜S34を内容とする手順S21(図6)を実行した後、空調用リモートコントローラ29または30は、ダンパ装置15における現在のダンパ開度を、ポテンショメータ42の計測値によりダンパ開度実測値として取り込み記憶する(S22)。
【0059】
この現在のダンパ開度のダンパ開度実測値は、図8に示す手順で実行される。空調用リモートコントローラ29または30は、ポテンショメータ42によるダンパ開度実測値を一定時間間隔で、室内機12の制御装置39を介しポテンショメータ42から読み出すが、まず、その一定時間間隔(インターバルタイム)が経過したか否かを判断する(S41)。
【0060】
なお、上記インターバルタイムは、ダンパ装置15におけるダンパモータ28の動作中には、きわめて短い時間(例えば0.数秒)に設定される。
【0061】
空調用リモートコントローラ29または30は、上記インターバルタイムが経過した時に、室内機12の制御装置39に対し、ダンパ装置15における現在のダンパ開度のダンパ開度実測値(ポテンショメータ42による電圧値)を要求する要求コマンドを送信する(S42)。空調用リモートコントローラ29または30は、上記要求コマンド送信後、所定の待機時間が経過した後に(S43)、室内機12の制御装置39からの返信データを取り込んで、現在のダンパ開度のダンパ開度実測値を記憶する(S44)。
【0062】
上述の手順S41〜S44を内容とする手順S22(図6)を実行した後、空調用リモートコントローラ29または30は、手順S22により求めた現在のダンパ開度のダンパ開度実測値(ポテンショメータ42による電圧値)が、手順S21にて求めた目標とするダンパ設定開度の位置(ポテンショメータ42による電圧値表示の位置)と一致しているか否かを判断する(S23)。空調用リモートコントローラ29または30は、一致している場合には何の処理も実行しない。
【0063】
手順S23において両者が一致していない場合には、空調用リモートコントローラ29または30は、現在のダンパ開度のダンパ開度実測値が、目標とするダンパ設定開度の位置よりも小さいか否かを判断する(S24)。現在のダンパ開度のダンパ開度実測値が、目標とするダンパ設定開度の位置よりも小さい場合には、図9に示すように、ダンパ装置15のダンパ板27によるダンパ開度を増大する方向にダンパモータ28を回転させる必要があるので、空調用リモートコントローラ29または30は、室内機12の制御装置39に対しBゾーン側ON信号を送信して(S25)、現在のダンパ開度を、目標とするダンパ設定開度に一致させる。
【0064】
手順S23及びS24の後に、現在のダンパ開度のダンパ開度実測値が目標とするダンパ設定開度の位置よりも大きいか否かを判断する(S26)。現在のダンパ開度のダンパ開度実測値が、目標とするダンパ設定開度の位置よりも大きい場合には、図10に示すように、ダンパ装置15のダンパ板26によるダンパ開度を増大する方向にダンパモータ28を回転させる必要があるので、空調用リモートコントローラ29または30は、室内機12の制御装置39に対しAゾーン側ON信号を送信して(S27)、現在のダンパ開度を、目標とするダンパ設定開度に一致させる。
【0065】
このように、主リモートコントローラとなった空調用リモートコントローラ29または30が実行する通常のダンパ制御によって、現在のダンパ開度が、目標とするダンパ設定開度に制御される。
【0066】
以上のように構成されたことから、上記実施の形態によれば、次の効果▲1▼及び▲2▼を奏する。
【0067】
▲1▼選択されて主リモートコントローラとなった空調用リモートコントローラ29または30によってのみ室外機11及び室内機12が制御されると共に、この空調用リモートコントローラ29または30によってダンパ装置15も制御されることから、このダンパ装置15を制御するダンパ専用リモートコントローラを廃止できるので、コストを低減できる。
【0068】
▲2▼空調用リモートコントローラ29及び30が、空調ゾーン24(Aゾーン)側へのダンパ開度全開時におけるポテンショメータ42によるダンパ開度実測値と、空調ゾーン25(Bゾーン)側へのダンパ開度全開時におけるポテンショメータ42によるダンパ開度実測値とに基づき、複数の各ダンパ設定開度の位置(ポテンショメータ42による電圧値表示の位置)を算出して位置出し制御を実行するよう構成されたことから、ダンパ装置15が異なった複数のダンパ装置15に変更された場合にも、各ダンパ設定開度の位置を正確に算出することができる。
【0069】
以上、本発明を上記実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0070】
例えば、上記実施の形態では、空調ゾーンが2つの場合(空調ゾーン24及び25)を述べたが、空調ゾーン、吹出ダクト及びダンパ装置15のダンパ板が、互いに対応してそれぞれ3以上あってもよい。
【0071】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る空気調和装置によれば、複数の各空調ゾーンへ供給される空気の風量バランスを調整するダンパ装置を制御するダンパ専用リモートコントローラを廃止して、コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る空気調和装置の一実施の形態を示す構成図である。
【図2】図1の空調用リモートコントローラを示す正面図である。
【図3】図1のダンパ装置を制御するダンパ制御系を示すブロック図である。
【図4】図1の空調用リモートコントローラが実行するダンパ設定開度の位置出し制御における一部を示すフローチャートである。
【図5】図1の空調用リモートコントローラが実行するダンパ設定開度の位置出し制御における残部を示すフローチャートである。
【図6】図1の空調用リモートコントローラが実行する、ダンパ開度をダンパ設定開度に位置付ける通常のダンパ制御のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図7】空調用リモートコントローラのキー操作によるダンパ設定開度の設定処理を示す、図6のサブルーチンのフローチャートである。
【図8】空調用リモートコントローラが実行するダンパ開度実測値の読み出し処理を示す、図6のサブルーチンのフローチャートである。
【図9】目標とするダンパ設定開度と現在のダンパ開度のダンパ開度実測値との関係を示す図である。
【図10】目標とするダンパ設定開度と現在のダンパ開度のダンパ開度実測値との関係を示す図である。
【図11】従来の空気調和装置を示す構成図である。
【符号の説明】
10 空気調和装置
12 室内機
15 ダンパ装置
24、25 空調ゾーン
26、27 ダンパ板
28 ダンパモータ
29、30 空調用リモートコントローラ
33、34 風量バランス設定キー(ダンパ開度設定キー)
38 回転軸
42 ポテンショメータ

Claims (5)

  1. 室内機に設置されたダンパ装置が、上記室内機により空気調和されて、複数の各空調ゾーンへ供給される空気の風量バランスを調整可能とする空気調和装置において、
    上記ダンパ装置は、ダンパ板の開度を調整するダンパ開閉機構と、上記ダンパの開度を検出する開度検出部とを備えて構成され、
    上記室内機を制御する空調用リモートコントローラの操作に応じて、上記ダンパ装置を制御することにより、上記ダンパ開閉機構によって一方の空調ゾーン側へダンパ開度全開時とされたとき上記開度検出部により検出されたダンパ開度実測値と、他方の空調ゾーン側へダンパ開度全開とされたとき上記開度検出部により検出されたダンパ開度実測値とに基づき、上記一方と他方のそれぞれの空調ゾーン側へのダンパ開度全開位置間に設定される複数の各ダンパ設定開度の位置を算出する位置出し制御を実施する制御手段を備え、
    上記制御手段は、上記空調用リモートコントローラによって当該空気調和装置への電源投入の操作が行われた際に、上記位置出し制御を行うこと、
    を特徴とする空気調和装置。
  2. 上記空調用リモートコントローラは、各空調ゾーンに対応するダンパ開度を設定する設定キーを備え、
    上記制御手段は、上記空調用リモートコントローラにおける設定キーの操作に応じて、ダンパ開度実測値に基づき、ダンパ装置のダンパ開度を、上記設定キーにより設定された目標とするダンパ設定開度に位置付けるように、上記ダンパ装置を制御するよう構成されたことを特徴とする請求項に記載の空気調和装置。
  3. 上記開度検出部は、上記ダンパ開閉機構が有するダンパ板の回転軸に設けられたポテンショメータであることを特徴とする請求項1または2に記載の空気調和装置。
  4. 上記空調用リモートコントローラは、選択された主リモートコントローラによってのみ室内機が制御される主従リモートコントローラであり、
    上記制御手段は、主リモートコントローラ及び従リモートコントローラの操作に応じて、ダンパ設定開度の位置出し制御を実施するよう構成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空気調和装置。
  5. 上記空調用リモートコントローラは、選択された主リモートコントローラによってのみ室内機が制御される主従リモートコントローラであり、
    上記制御手段は、上記主リモートコントローラの操作に応じて、ダンパ装置のダンパ開度を目標とするダンパ設定開度に位置付けるべく制御するよう構成されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の空気調和装置。
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