JP4181831B2 - ダンパ - Google Patents

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    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
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    • F16F9/12Devices with one or more rotary vanes turning in the fluid any throttling effect being immaterial, i.e. damping by viscous shear effect only
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のグローブボックスや灰皿等に用いられる回転ダンパーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車のグローブボックスや灰皿等に用いられる回転ダンパーは、図7に示すように、内部にシリコンオイルなどの粘性流体が充填された略円筒状のケース100と、ケース100を閉塞する蓋体(図示省略)と、ケース100内を回転可能に軸支されたロータ102と、を備えている。
【0003】
ロータ102は、略円筒状のシャフト104と、シャフト104の外周面から張り出す複数の羽根部106とで構成されており、シャフト104の一端側をケース100から露出させ、制動力を必要とする制動部材(例えば、グローブボックスの蓋体等)に連結させる。
【0004】
ケース100内には粘性流体が充填されているため、シャフト104が回転すると、羽根部106には粘性流体による粘性トルクが発生し、羽根部106及びシャフト104を介して制動部材には制動力が働き、制動部材がゆっくり移動することとなる。
【0005】
ここで、このような回転ダンパにおいて、蓋体などの制動部材を開放させるときには、制動力を効かせて蓋体をゆっくり開放させ、蓋体を閉止させるときは制動力が効かないようにして閉止し易くする等、一方向のみに制動力が働くようにしたものがある。
【0006】
例えば、特許文献1のように、ケース内に収納するロータの軸芯をケースの軸芯からズラして配置すると共に、羽根部を一方向に傾斜させた状態で揺動可能に取付け、ケースの内周壁を摺擦可能となるようにしている。
【0007】
これにより、ロータが羽根部の傾斜方向と反対方向に回転するときは、羽根部が開きケースの内周壁と摺擦しながら回転し、羽根部間で仕切られるケース内の空間容積を徐々に増大させて、粘性流体による粘性トルクを増大させ、制動力が大きくなるようにしている。また、ロータが羽根部の傾斜方向と同一方向に回転するときは、羽根部が閉じ粘性流体による粘性トルクが殆どなくなり、ロータが空転状態となり、制動力が働かないようにしている。
【0008】
しかし、以上のような回転ダンパにおいては、シリコンオイルなどの粘性流体を利用して制動力を得るようにしているため、夏期と冬期では、夏期の方が粘性係数は低く、羽根部の先端部に発生する粘性トルクは小さくなり、夏期と冬期とでは制動力が異なってしまうこととなる。
【0009】
【特許文献1】
特開平6−2727号公報(第2−3頁、図1)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮し、温度依存性の低いダンパを提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、ダンパにおいて、略円筒状を成し粘性流体が充填されたハウジングと、前記ハウジング内を回転可能に軸支されたロータ部と、を備え、前記ロータ部から張り出す羽根部が、前記ロータ部の軸方向が板厚となるように配置され、該羽根部の先端部が前記ハウジングの内周壁の内径より小さい曲率半径の円弧面とされ、前記羽根部の基部に、粘性流体から受ける抵抗に応じて弾性変形し該羽根部の先端部と前記ハウジングの内周壁とのクリアランスを変える変形部を設けたことを特徴としている。
【0012】
請求項1に記載の発明では、羽根部をロータ部の軸方向が板厚となるように配置し、該羽根部の先端部をハウジングの内周壁の内径より小さい曲率半径の円弧面として、該円弧面の曲率半径を羽根部の先端部の中心から外側へ行くに従って小さくしている。
これにより、羽根部が弾性変形したときに、羽根部の先端部がハウジングの内周壁に当接しないようにすると共に、羽根部の弾性変形量に応じて設けられる羽根部の先端部とハウジングの内周壁とのクリアランスを大きくすることができる。
【0013】
ここで、羽根部の先端部に生じる粘性トルクは、羽根部の先端部とハウジングの内周壁とのクリアランスを通過する粘性流体の流量によって異なり、該クリアランスを大きくすることで、羽根部の先端部に生じる粘性流体通過流量による粘性トルク(以下、「第1粘性トルク」という)を小さくすることができる。
【0014】
また、粘性流体において、冬期では、夏期と比較して粘性係数が高くなるため、冬期の方が羽根部の先端部に生じる粘性流体の粘性による粘性トルク(以下、「第2粘性トルク」という)は大きくなり、その分羽根部の弾性変形量は大きくなる。
【0015】
すなわち、粘性係数が高くなり羽根部の先端部に生じる第2粘性トルクが大きくなる分を、羽根部の弾性変形量の増加によって、羽根部の先端部とハウジングの内周壁とのクリアランスを大きくして羽根部の先端部に生じる第1粘性トルクを小さくすることで相殺することができる。
【0016】
また、夏期のように粘性係数が低い場合は、冬期と比較して羽根部の先端部に生じる第2粘性トルクが小さいため、羽根部の弾性変形量も小さくなる。従って、羽根部の先端部とハウジングの内周壁とのクリアランスは小さく、第1粘性トルクは大きくなる。
【0017】
すなわち、粘性係数が低いときは、羽根部の先端部とハウジングの内周壁とのクリアランスを小さくして、羽根部の先端部に生じる第1粘性トルクを大きくすることで、粘性係数の低下によって小さくなった粘性トルク分を相殺することができる。
【0018】
このように、粘性係数に依存する粘性流体から受ける抵抗に応じて羽根部の先端部とハウジングの内周壁とのクリアランスを変えることで、粘性トルクの増減分を相殺するため、温度依存性の低いダンパを得ることができる。
【0019】
また、羽根部の基部に変形部を設けることで羽根部の基部を弾性変形し易くして、粘性流体から受ける抵抗に応じて該変形部を弾性変形させることで、羽根部の先端部とハウジングの内周壁とのクリアランスを変えている。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のダンパにおいて、変形部が前記ロータ部と前記羽根部とを連結するくびれ部である。請求項に記載の発明では、くびれ部を設けることで、変形部を弾性変形し易くしている。
【0020】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のダンパにおいて、前記変形部が前記ロータ部と前記羽根部とを連結する板バネであることを特徴とする。
請求項3に記載の発明では、変形部がロータ部と羽根部とを連結する板バネである。このように、板バネを用いることで、羽根部を弾性変形し易くしている。
【0021】
請求項に記載の発明は、請求項に記載のダンパにおいて、前記板バネがインサート成形されたことを特徴としている。請求項に記載の発明では、板バネをインサート成形することで、ロータ部に板バネ及び羽根部を取付ける必要がないため、作業工数が削減され、コストダウンを図ることができる。
【0024】
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか1項に記載のダンパにおいて、前記ロータ部の軸方向に沿った前記羽根部の先端部の上下面に突設部を設けたことを特徴としている。請求項に記載の発明では、ロータ部の軸方向に沿った羽根部の先端部の上下面に突設部を設けることで、羽根部の先端部側に生じる第2粘性トルクを大きくすることができ、変形部を弾性変形し易くすることができる。
【0025】
請求項に記載の発明は、請求項1〜の何れか1項に記載のダンパにおいて、前記羽根部の中心線から一方側へ延出し、前記ロータ部の回転方向によって先端部と前記ハウジングの内周壁とのクリアランスを変える延出部を設けたことを特徴としている。
【0026】
請求項に記載の発明では、羽根部の中心線から一方側へ延出部を延出させ、ロータ部の回転方向によって延出部の先端部とハウジングの内周壁とのクリアランスを変えるため、例えば、一方の回転方向では該クリアランスを小さくして制動力を効かせ、他方の回転方向では該クリアランスを大きくして制動力を効かせないようにすることができる(いわゆるワンウェイダンパ)。
【0027】
請求項に記載の発明は、請求項に記載のダンパにおいて、前記ロータ部の軸方向に沿った前記延出部の先端部の上下面に突設部を設けたことを特徴としている。
請求項に記載の発明では、ロータ部の軸方向に沿った延出部の先端部の上下面に突設部を設けることで、延出部の先端部側に生じる第2粘性トルクを大きくすることができ、変形部を弾性変形し易くすることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態に係るダンパについて説明する。
【0029】
図1及び図2に示すように、略円筒状を成し有底のハウジング10の外周壁からは、一対の固定片12が張り出しており、固定片12の下面とハウジング10の下面とが面一となっている。また、ハウジング10の軸芯部には、ハウジング10の同軸上に、小径段部14と大径段部16が突設されており、大径段部16の上面に小径段部14が位置している。
【0030】
この小径段部14の中央部には、円筒状の固定軸18が立設しており、固定軸18にはハウジング10内に収納されるロータ部20が軸支可能となっている。このロータ部20にはシャフト22と羽根部24とで構成されており、シャフト22の一端側には係合凹部22Aが凹設されており、係合凹部22Aの内径寸法が固定軸18の外径寸法よりも若干大きくなっている。この係合凹部22Aを固定軸18に係合させ、ハウジング10に対してロータ部20を回転可能としている。
【0031】
また、シャフト22には、シャフト22の一端部の外周面から張り出す環状の台座26が設けられており、この台座26の外周面から複数の羽根部24が放射線状に張り出している。この羽根部24は台座26よりも薄肉となっており、台座26の下面と羽根部24の下面とが面一となっている。
【0032】
一方、ハウジング10内には粘性流体が充填可能となっており、略円筒状の蓋体28によって閉塞可能となっている。蓋体28の内周壁の内径寸法は、ハウジング10の外周壁の外径寸法と略同一となっており、超音波溶着などによって蓋体28がハウジング10に溶着され、蓋体28がハウジング10に固定される。
【0033】
この蓋体28の軸芯部には、貫通穴30が形成されており、シャフト22の他端側が貫通可能となっている。シャフト22の外周面にはシールリング32が装着可能となっており、ハウジング10を密閉すると共に、ハウジング10内の粘性流体が漏出しないようにしている。
【0034】
また、蓋体28の裏面側からは、環状の大径段部34及び小径段部36が突設しており、大径段部34の下面に小径段部36が位置している。ここで、大径段部34の外周壁とハウジング10の内周壁10Aとの間には、隙間が設けられており、ハウジング10内に充填された粘性流体の体積が温度変化によって膨張した際、体積膨張分を吸収できるようにしている。
【0035】
ところで、図3に示すように、羽根部24はハウジング10の底面に対して水平となるように配置されており、羽根部24の基部側には、くびれ部38が形成されており狭幅となっている。また、図2及び図3に示すように、羽根部24の先端部には、シャフト22の軸方向に沿った羽根部24の上下面から突設する突設部40が設けられており、ハウジング10の内周壁10Aに対面して円弧面24Aが設けられている。
【0036】
この円弧面24Aとハウジング10の内周壁10Aとの間には、円弧面24Aとハウジング10の内周壁10Aとで最も近接する位置において、約0.05mmのクリアランスを設けている。
【0037】
ここで、円弧面24Aはハウジング10の内周壁10Aの内径より小さい曲率半径とし、また、円弧面24Aの曲率半径を羽根部24の中心から外側へ行くに従って小さくしている。
【0038】
一方、台座26は小径段部14に載置可能となっている。台座26の外径寸法と小径段部14の外径寸法は略同一となっており、大径段部16と羽根部24との間には隙間が設けられている。また、羽根部24の突設部40Bは、大径段部16の外周面とハウジング10の内周面とで構成された溝部35に配置され、溝部35の底面との間には隙間が設けられている。
【0039】
ところで、蓋体28の裏面側に突設された小径段部36は、ハウジング10を閉塞したときに、ハウジング10の大径段部16に対面する位置に配置されており、また、大径段部16はハウジング10の溝部35に対面する位置に配置されている。
【0040】
また、羽根部24の上面と蓋体28の小径段部36との間には隙間が設けられており、該隙間は羽根部24の下面とハウジング10の大径段部16との間に設けられる隙間が略同一となっている。
【0041】
また、羽根部24の突設部40Aと蓋体28の大径段部34との間には隙間が設けられており、該隙間は羽根部24の突設部40Bとハウジング10の溝部35との間に設けられる隙間と略同一となっている。これにより、羽根部26に生じる粘性トルクの上下方向のバランスを図り、粘性流体を攪拌するときに羽根部24が揺動しないようにしている。
【0042】
また、蓋体28の小径段部36とハウジング10の大径段部16との離間距離は、蓋体28の大径段部34とハウジング10の溝部35との離間距離よりも小さくなっており、羽根部24の突設部40側に粘性流体を流し易くしている。
【0043】
以上のような構成によるダンパ42において、例えば、図示はしないがグローブボックスの本体側に固定片12を固定し、グローブボックスの本体側にダンパ42を取付ける。この状態で、シャフト22の他端側(蓋体28から露出した部分)にはピニオン(図示省略)を取付け、グローブボックスの蓋部には該ピニオンが噛合可能なギア等を取付ける。
【0044】
これにより、蓋部が移動するときに、ギアを介してピニオンへ動力が伝達され、シャフト22が回転する。このとき、羽根部24が粘性流体を攪拌し、これにより、羽根部24の突設部40には、粘性トルクが発生し、羽根部24を介してシャフト22には制動力が働く。このため、ピニオン及びギアを介して蓋部には制動力が働き、蓋部をゆっくり開放させることができる。
【0045】
次に、本形態に係るダンパの作用について説明する。
【0046】
図3及び図4に示すように、羽根部24の基部側にくびれ部38を形成し、狭幅とすることで、粘性流体から受ける抵抗に応じて羽根部24を弾性変形し易くすると共に、羽根部24の円弧面24Aとハウジング10の内周壁10Aとで最も近接する位置におけるクリアランス(以下、単にクリアランスとする)を変えている。
【0047】
ここで、粘性流体において、冬期では、夏期と比較して粘性係数が高くなるため、冬期の方が羽根部24の突設部40に生じる粘性流体の粘性による粘性トルク(以下、「第2粘性トルク」という)は大きくなり、その分羽根部24の弾性変形量は大きくなる。
【0048】
すなわち、粘性係数が高くなり羽根部24の突設部40に生じる第2粘性トルクが大きくなる分を、羽根部24の弾性変形量の増加によって、羽根部24の円弧面24Aとハウジング10の内周壁10Aとのクリアランスを大きくし、羽根部24の突設部40に生じる粘性流体通過流量による粘性トルク(以下、「第1粘性トルク」という)を小さくすることで相殺することができる。
【0049】
また、夏期のように粘性係数が低い場合は、冬期と比較して羽根部24の突設部40に生じる第2粘性トルクが小さいため、羽根部24の弾性変形量も小さくなる。従って、羽根部24の円弧面24Aとハウジング10の内周壁10Aとのクリアランスは小さく、第1粘性トルクは大きくなる。
【0050】
すなわち、粘性係数が低いときは、羽根部24の円弧面24Aとハウジング10の内周壁10Aとのクリアランスを小さくして、羽根部24の突設部40に生じる第1粘性トルクを大きくすることで、粘性係数の低下によって小さくなった粘性トルク分を相殺することができる。
【0051】
このように、粘性係数に依存する粘性流体から受ける抵抗に応じて羽根部24の円弧面24Aとハウジング10の内周壁10Aとのクリアランスを変えることで、粘性トルクの増減分を相殺するため、温度依存性の低いダンパ42を得ることができる。
【0052】
また、羽根部24の円弧面24Aをハウジング10の内周壁10Aの内径より小さい曲率半径とし、円弧面24Aの曲率半径を羽根部24の突設部40の中心から外側へ行くに従って小さくすることで、羽根部24が弾性変形したときに、羽根部24の円弧面24Aがハウジング10の内周壁10Aに当接しないようにすると共に、羽根部24の弾性変形量に応じて設けられる羽根部24の円弧面24Aとハウジング10の内周壁10Aとのクリアランスを大きくすることができる。
【0053】
さらに、ロータ部20の軸方向に沿った羽根部24の先端部の上下面に突設部40を設けることで、羽根部24の先端部側に生じる粘性トルクを大きくし、羽根部24を弾性変形し易くしている。
【0054】
次に、本発明の第2の実施形態に係るダンパについて説明する。なお、第1の実施形態と略同一の内容については説明を割愛する。
【0055】
図5に示すように、板状の羽根部44の先端部45とハウジング10の内周壁10Aとの間のクリアランスを大きくすると共に、羽根部44の中心線Pから図中左側へは延出部46が延出し、羽根部44の先端部45から張り出している。
【0056】
この延出部46にはハウジング10の内周壁10Aに対面して円弧面44Aが設けられており、延出部46の円弧面44Aは、羽根部44が弾性変形する際のの回転中心を中心とする円弧とし、円弧面44Aとハウジング10の内周壁10Aとの間には、最も近接する位置(以下、「近接位置」という)において、約0.05mmのクリアランスを設けている。
【0057】
また延出部46の両コーナー部分は、曲率半径を小さくしており、羽根部44の中心線P側に位置する一方のコーナー部分は他方のコーナー部分よりもさらに曲率半径を小さくして、回転開始時に延出部46に掛る粘性トルクの影響を小さくしている。
【0058】
ここで、近接位置は羽根部44の中心線P側に位置しているため、シャフト22が矢印A方向に回転し、羽根部44が粘性流体の粘性抵抗により矢印B方向へ撓むとき、円弧面44Aの近接位置は、弾性変形する前の羽根部44の中心線Pから離間する方向へ移動するため、羽根部44の弾性変形量に比例して、延出部46の円弧面44Aとハウジング10の内周壁10Aとのクリアランスは、徐々に大きくなり、延出部46に生じる第2粘性トルクが小さくなる。
【0059】
一方、図6に示すように、シャフト22が矢印C方向(矢印A方向と反対方向)に回転し、羽根部44が矢印D方向へ撓むとき、円弧面44Aの近接位置は、弾性変形する前の羽根部44の中心線Pを通過する。
【0060】
ここで、羽根部44は羽根部44の中心線Pを軸に弾性変形するため、延出部46の円弧面44Aの円弧L(円弧面44Aの両コーナー部分のRの立ち上がりまでの間)の範囲内において、羽根部44を弾性変形させても(ここでは、羽根部44を約15°傾ける)、ハウジング10の内周壁10Aとのクリアランスは、約0.05mmに維持される。
【0061】
以上のような構成により、シャフト22を矢印C方向へ回転させたときは、羽根部44が弾性変形するにも拘わらず延出部46の円弧面44Aとハウジング10の内周壁10Aとのクリアランスが維持されるため、所定の制動力を発揮させ、シャフト22を矢印C方向と反対方向へ回転させたときは、羽根部44の弾性変形によって延出部46の円弧面44Aとハウジング10の内周壁10Aとのクリアランスを大きくして制動力を効かせないようにすることで、いわゆるワンウェイダンパとして用いることができる。
【0062】
なお、本発明によるダンパは、グローブボックスに限るものではなく、AV機器等の蓋体に用いても良いし、車両に配設された灰皿、カップホルダー等のように水平移動する制動部材に用いても良い。このとき、灰皿、カップホルダー側にはピニオンと噛合可能なラックを用いる。また、ダンパは制動部材側に取付けても良い。
【0063】
また、羽根部は、ハウジングの底面に対して水平となるように配置したが、これに限るものではなく、ハウジングの底面に対して垂直となるように配置しても良く、また、ハウジングの底面に対して傾けた状態で配置しても良い。さらに、ここでは、羽根部の先端部に突設部を設けたが、必ずしも設ける必要はない。
【0064】
また、シャフトと羽根部を一体成形することで、羽根部をシャフトに取付ける手間を省き、作業工数を削減してコストダウンを図ることが可能となるが、くびれ部を板バネで形成し、この板バネによってシャフトと羽根部とを連結しても良い。また、この場合、板バネをインサート成形によりシャフト及び羽根部と共に一体成形しても良く、これにより、シャフトに板バネ及び羽根部を取付ける必要がないため、作業工数が削減され、コストダウンを図ることができる。
【0065】
さらに、羽根部が弾性変形していない状態で、羽根部の円弧面とハウジングの内周壁とのクリアランスが0.05mmとなるように設定したが、該クリアランスは粘性流体の粘性係数、或いは羽根部の形状等によっても異なる。
【0066】
【発明の効果】
本発明は、上記構成としたので、請求項1に記載の発明では、羽根部が弾性変形したときに、羽根部の先端部がハウジングの内周壁に当接しないようにすると共に、羽根部の弾性変形量に応じて設けられる羽根部の先端部とハウジングの内周壁とのクリアランスを大きくすることができる。このように、粘性係数に依存する粘性流体から受ける抵抗に応じて羽根部の先端部とハウジングの内周壁とのクリアランスを変えることで、粘性トルクの増減分を相殺するため、温度依存性の低いダンパを得ることができる。また、変形部を弾性変形し易くしている。
【0067】
請求項2〜に記載の発明では、羽根部を弾性変形し易くしている。請求項に記載の発明では、ロータ部に板バネ及び羽根部を取付ける必要がないため、作業工数が削減され、コストダウンを図ることができる。
【0068】
請求項及び請求項に記載の発明では、羽根部の先端部側に生じる粘性トルクを大きくすることができ、変形部を弾性変形し易くすることができる。
【0069】
請求項に記載の発明では、一方の回転方向では該クリアランスを小さくして制動力を効かせ、他方の回転方向では該クリアランスを大きくして制動力を効かせないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第1の形態に係るダンパの構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の第1の形態に係るダンパを示す断面図である。
【図3】本発明の実施の第1の形態に係るダンパを示す平面図である。
【図4】本発明の実施の第1の形態に係るダンパを構成する羽根部が弾性変形した状態を示す動作図である。
【図5】本発明の実施の第2の形態に係るダンパを構成する羽根部が弾性変形した状態を示す動作図である。
【図6】本発明の実施の第2の形態に係るダンパを構成する羽根部が弾性変形した状態を示す動作図である。
【図7】従来のダンパの構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10 ハウジング
20 ロータ部
24 羽根部
24A 円弧面
38 くびれ部(板バネ、変形部)
40 突設部
42 ダンパ
44 羽根部
46 延出部

Claims (7)

  1. 略円筒状を成し粘性流体が充填されたハウジングと、前記ハウジング内を回転可能に軸支されたロータ部と、を備え、
    前記ロータ部から張り出す羽根部が、前記ロータ部の軸方向が板厚となるように配置され、該羽根部の先端部が前記ハウジングの内周壁の内径より小さい曲率半径の円弧面とされ、前記羽根部の基部に、粘性流体から受ける抵抗に応じて弾性変形し該羽根部の先端部と前記ハウジングの内周壁とのクリアランスを変える変形部を設けたことを特徴とするダンパ。
  2. 前記変形部が前記ロータ部と前記羽根部とを連結するくびれ部であることを特徴とする請求項1に記載のダンパ。
  3. 前記変形部が前記ロータ部と前記羽根部とを連結する板バネであることを特徴とする請求項1又は2に記載のダンパ。
  4. 前記板バネがインサート成形されたことを特徴とする請求項に記載のダンパ。
  5. 前記ロータ部の軸方向に沿った前記羽根部の先端部の上下面に突設部を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のダンパ。
  6. 前記羽根部の中心線から一方側へ延出し、前記ロータ部の回転方向によって先端部と前記ハウジングの内周壁とのクリアランスを変える延出部を設けたことを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載のダンパ。
  7. 前記ロータ部の軸方向に沿った前記延出部の先端部の上下面に突設部を設けたことを特徴とする請求項に記載のダンパ。
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