JP4176601B2 - 吸込口体および電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、被掃除面に対向してケース体に設けられた回転清掃体を有する吸込口体およびこれを備えた電気掃除機に関する。
従来、この種の吸込口体としての床ブラシは、被掃除面としての床面に対向する下面に吸込口を開口した横長のケース体を備えている。このケース体の吸込口には、回転清掃体としての回転ブラシが回転可能に取り付けられている。この回転ブラシは、略細長円柱状の取付部材としてのブラシ台を備えている。このブラシ台の外周面には、複数本ずつ円柱状に纏められた複数のブラシ毛が、径方向に向けて突出し、軸方向に離間されて植毛されている。そして、これらブラシ毛により、回転ブラシが床面上の塵埃を掃いて掃除する(例えば、特許文献1参照。)。
特開平2−104322号公報(第3−5頁、第2図)
しかしながら、上述の吸込口体では、床面を掃除すると、ブラシ毛の根元付近に床面の糸ごみなどが絡み付くおそれがあり、このブラシ毛に絡み付いた糸ごみなどは、ブラシ毛から除去することが容易でない。
また、ブラシ台には、ブラシ毛のみが植毛されているので、例えばフローリングなどの床面の拭き掃除には適しているとはいえない。
この結果、使い勝手が良好でないという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、使い勝手が良好な吸込口体およびこれを備えた電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、被掃除面に対向してケース体に設けられた回転清掃体が、軸状の取付部材の取付部材の外周面に径方向に沿って突出し、先端側が清掃状態で被掃除面に当接可能に形成され、先端部が折り返された帯状で布製床磨部材と、この床磨部材に形成された孔部と、この孔部から床磨部材の径方向外側に突出する刷毛と備えているものである。
本発明によれば、刷毛にて被掃除面を掃き掃除し、かつ床磨部材により被掃除面を磨き掃除することが可能になるばかりでなく、床磨部材の孔部から刷毛を床磨部材の径方向外側に突出させることで、刷毛の根元が床磨部材により被覆可能となって、被掃除面の塵埃が刷毛の根元に絡み付くことを床磨部材で防止して刷毛のメンテナンスを容易にでき、使い勝手が良好になる。
以下、本発明の第1の実施の形態の電気掃除機の構成を図1ないし図6を参照して説明する。
図6において、1は掃除機本体で、この掃除機本体1の内部には、電動送風機2が収容されている。また、この掃除機本体1は、いわゆるキャニスタ型の電気掃除機であり、電動送風機2の駆動にて生じる吸気風とともに吸い込んだ塵埃を捕捉して集塵する。
さらに、この掃除機本体1の前側略中央には、外部から空気を吸引する本体吸込口3が開口されている。この本体吸込口3には、湾曲可能な細長略円筒状の接続管としてのホース体4が連通接続されている。このホース体4の先端には、電動送風機2の動作モードなどが選択可能な手元操作部5が設けられている。
そして、この手元操作部5には、掃除機本体1内の電動送風機2などの駆動状態を所定の状態に設定する複数の設定ボタン6が設けられているとともに、掃除する際に作業者が把持する把持部7が基端側に突設されている。また、この手元操作部5の先端には、伸縮可能な細長略円筒状の延長管8が着脱可能に連通接続されている。さらに、この延長管8の先端には、例えば室内の床面の絨毯などの上に設置させて、この絨毯上の塵埃を吸い込む吸込口体としての床ブラシ9が着脱可能に連通接続されている。したがって、床ブラシ9は、延長管8、ホース体4および本体吸込口3を介して電動送風機2の吸込側に連通している。
また、この床ブラシ9は、図1および図4に示すように、前後方向である走行方向に対して横長で、後部略中央が後方に向けて突出する凸字状のケース体11を備えている。このケース体11における被掃除面としての床面に対向する下面には、細長矩形状の吸込口12が開口形成されている。この吸込口12は、ケース体11の走行方向の前側に偏位した位置に設けられており、このケース体11の走行方向に対する幅方向に沿った長手方向を有した横長矩形状に形成されている。
さらに、このケース体11の吸込口12の内側には、細長略円筒状の回転清掃体としての回転ブラシ13が走行方向後側から前側に向けて回転自在に軸支されて配設されている。この回転ブラシ13は、ケース体11の吸込口12を床面に対向させた際に、この床面に対向するように取り付けられている。そして、この回転ブラシ13は、図2および図3などに示すように、細長略円筒状すなわち軸状の取付部材としての軸部材であるブラシ台14を備えている。
またさらに、ブラシ台14の外周面には、軸方向に沿って周方向に向けて螺旋状に捻れた断面略凹状の取付溝部としての係合凹部15が複数、例えば4つ設けられ、これら係合凹部15は、ブラシ台14の周方向に向けて一端に対して他端が例えば180°捻られて形成されている。
また、これら係合凹部15は、長手方向をブラシ台14の長手方向に沿わせた状態で、ブラシ台14の周方向に間隔をおいて等間隔な位置にそれぞれ設けられている。そして、これら係合凹部15は、内部が周方向に幅広となる拡大部16と、この拡大部16から外周面に連通しこの拡大部16より幅狭な連通部17とにて、段差を設けて断面形状が先端幅狭爪状である凹状に形成されている。ここで、これら係合凹部15の拡大部16は、基端側が断面凹弧状に形成されており、先端側の内縁が基端側に対向した平面状に形成されている。
さらに、これら各係合凹部15には、略細長帯状の清掃部材21の基端側が、周方向に沿って係止されてそれぞれ取り付けられている。したがって、これら清掃部材21は、ブラシ台14の外周面にこのブラシ台14の軸方向に沿って周方向に向けて螺旋状に捻れた状態で取り付けられている。すなわち、清掃部材21は、ブラシ台14とともに周方に向けて螺旋状に捻られた状態で設けられている。そして、清掃部材21は、ブラシ台14の各係合凹部15に基端側が係止された状態で、このブラシ台14の径方向に向けて壁状にそれぞれ突出している。
ここで、清掃部材21は、ブラシ台14の係合凹部15の拡大部16の断面形状に略合致した形状である細長略板状のブラシ取付部23と、可撓性および保湿性を有する布帛性の床磨部材としての布ブレード24とをそれぞれ備えている。
ブラシ取付部23は、例えば軟質の塩化ビニルなどの合成樹脂で成形され、ブラシ台14の係合凹部15に対して係脱可能とされている。
布ブレード24は、ブラシ取付部23に取り付けられている。この布ブレード24は、ブラシ取付部23の幅方向の一側部に固着されて係合凹部15内に位置した基端部から、ブラシ台14の径方向に突出し、かつ先端部がループ状に折り返されてブラシ取付部23の幅方向の他側部に固着されて係合凹部15内に位置している。したがって、布ブレード24は、側面視で略U字状に折り返し形成され、内部に空間部25が形成されている。さらに、布ブレード24は、フローリングなどの床面にも当接する長さ寸法に設定されている。
また、布ブレード24の折り返された先端部には、布ブレード24の外部と空間部25とを連通する孔部26が複数穿設されている。これら孔部26は、それぞれ布ブレード24の先端部、すなわちブラシ台14の外周面から最も突出した部分に、丸孔状に穿設されている。このため、孔部26の内周縁部を含む面である開口面に垂直な方向、すなわち孔部26の開口方向は、回転ブラシ13の径方向であるブラシ台14の径方向に沿っている。そして、これら孔部26は、回転ブラシ13の長手方向である布ブレード24の長手方向に、互いに略等間隔に離間されて配設されている。また、これら孔部26は、回転ブラシ13が回転して清掃部材21が床面に当接した際に、回転方向前側の縁部が床面に接触するように設けられている。
さらに、布ブレード24が両側部に固着されたブラシ取付部23には、掃取部材としてのブラシである刷毛27が複数植毛されている。これら刷毛27は、例えば合成樹脂などの可撓性を有する部材で形成され、各孔部26に対応した位置に複数本ずつ纏めて設けられて布ブレード24の空間部25内に収容されている。
また、これら刷毛27は、ブラシ取付部23からブラシ台14の径方向に沿って直線状に突出している。そして、これら刷毛27は、先端部が各孔部26からそれぞれ清掃部材21の布ブレード24の外部に回転ブラシ13のブラシ台14の径方向外側に向けて突出している。すなわち、図2に示すように、各清掃部材21の布ブレード24の回転方向前側の回転ブラシ13の外周面からの突出寸法をL1、布ブレード24の回転方向後側の突出寸法L2、および、刷毛27の突出寸法をLとすると、L1≒L2<Lとなっている。このため、刷毛27は、根元である基端部近傍が布ブレード24により被覆されている。
また、ブラシ台14の両端部には、図示しないシャフトがそれぞれ突設され、これらシャフトには、ブラシ台14の両端部を保持固定する保持部材としての受体である略円筒状の受板41がそれぞれ同軸状に取り付けられている。
そして、これら受板41のブラシ台14に対向する周面部には、ブラシ台14の係合凹部15からの清掃部材21の抜けを防止する円環状の内側鍔部44が同心状に設けられている。
さらに、この内側鍔部44よりも受板41の先端側の周面部には、円環状の外側鍔部45が同軸状に設けられている。この外側鍔部45の外周面側には、外周面に周方向に向けて等間隔にギア溝46が形成された略円筒状の歯車部47が同心状に設けられている。そして、この歯車部47の先端側の内側には、略円筒状の軸受48が嵌合されている。この軸受48は、シャフトの端部に嵌合されて、このシャフトの端部を回転自在に固定する。これら軸受48は、図4に示すように、床ブラシ9のケース体11の吸込口12の走行方向に対する両側縁のそれぞれに設けられた一対の軸支凹部51にそれぞれ係合されている。この結果、回転ブラシ13が床ブラシ9のケース体11に対して回転自在となっている。
一方、床ブラシ9のケース体11内の一方の軸支凹部51の後側には、図1および図4に示すように、駆動手段としてのモータ61が収容されている。このモータ61の先端部には、このモータ61の駆動により回転する回転軸62が突出している。この回転軸62には、外周面に図示しないギア溝が形成された歯車63が同心状に取り付けられている。この歯車63のギア溝は、受板41の歯車部47のギア溝46に等しい間隔および大きさに形成されている。さらに、この歯車63は、床ブラシ9のケース体11内に取り付けられた回転ブラシ13の一方の受板41の後側に位置し、この受板41の回転方向に一致した回転方向を有している。
そして、この歯車63と回転ブラシ13の一方の受板41の歯車部47との間には、無端状の調帯としてのベルト体64が橋渡すように巻回されている。このベルト体64の内周面には、歯車63のギア溝および歯車部47のギア溝46のそれぞれに係合可能な間隔および大きさである図示しないギア溝が形成されている。したがって、モータ61を駆動させることにより、このモータ61の回転軸62の回転により歯車63が回転し、この歯車63の回転によってベルト体64が回転して回転ブラシ13の一方の受板41が回転し、この回転ブラシ13が周方向に向けて回転駆動される。
次に、上記第1の実施の形態の床ブラシの組み立て方法を説明する。
まず、予め成形されたブラシ取付部23に、複数本ずつ纏められた刷毛27を、長手方向に所定の間隔で離間して順次植毛した後、予め孔部26が穿設された布ブレード24の基端部をブラシ取付部23の幅方向の一側部に接着し、孔部26から刷毛27の先端部を露出させるよう折り返してブラシ取付部23の幅方向の他側部に接着して清掃部材21を製造する。
次いで、押し出し成形したブラシ台14の各係合凹部15に、清掃部材21のブラシ取付部23を、ブラシ台14の軸方向の一端部から他端部に向けて各係合凹部15内に摺動させて係止すし、清掃部材21をブラシ台14の径方向に向けて螺旋状に突出させる。
さらに、清掃部材21が外周面に取り付けられたブラシ台14の両端部に取り付けたシャフトに受板41を固定し、各受板41から外側へと突出させたシャフトの端部に軸受48を回転可能に嵌合させて取り付けて回転ブラシ13とする。
そして、この回転ブラシ13の各軸受48のそれぞれをケース体11の軸支凹部51のそれぞれに嵌合させて、このケース体11の吸込口12内に回転ブラシ13を回転自在に軸支させて床ブラシ9を完成する。
次に、上記第1の実施の形態の動作を説明する。
まず、掃除をする際には、掃除機本体1にホース体4および延長管8を介して床ブラシ9を接続する。そして、このホース体4の把持部7を持って押動させて、床ブラシ9を床面上で前後に走行させる。
このとき、掃除機本体1内の電動送風機2の駆動により発生する吸込力によって、床ブラシ9の吸込口12から空気とともに床面上の塵埃が吸い込まれる。
この後、この床ブラシ9の吸込口12から塵埃とともに吸い込まれた空気は、この床ブラシ9から延長管8およびホース体4を順次介して掃除機本体1の本体吸込口3へと吸い込まれた後、この掃除機本体1内に収容させた集塵パックへと吸い込まれて空気とともに吸い込んだ塵埃が捕捉される。
ここで、例えば床面が絨毯などである場合には、ホース体4の手元操作部5の所定の設定ボタン6をオンして、床ブラシ9の回転ブラシ13を回転駆動させると、この回転ブラシ13の清掃部材21の回転により、清掃部材21の布ブレード24の孔部26から突出した刷毛27の先端側が絨毯の中に入り込み、絨毯に絡み付いた塵埃を掻き出す。
そして、清掃部材21により絨毯の中から掻き出されて外部へと取り除かれた塵埃は、床ブラシ9の吸込口12へと吸い込まれる。
この後、この床ブラシ9の吸込口12から塵埃とともに吸い込まれた空気は、この床ブラシ9から延長管8およびホース体4を順次介して掃除機本体1の本体吸込口3へと吸い込まれた後、この掃除機本体1内に収容させた集塵パックへと吸い込まれて空気とともに吸い込んだ塵埃が捕捉される。
また、例えば床面が板の間すなわちフローリングなどである場合には、図5に示すように、回転ブラシ13の回転方向前側に位置した布ブレード24が床面に沿って湾曲し、床面を磨き掃除するとともに、刷毛27の先端部が床面に当接し、床面の塵埃を掻き取る。
上述したように、上記第1の実施の形態では、回転ブラシ13のブラシ台14の外周面に径方向に沿って、先端部が折り返し形成された清掃部材21を突出させ、この清掃部材21の布ブレード24の先端部に設けた孔部26から刷毛27の先端部を布ブレード24の外部にブラシ台14の径方向外側に突出させる構成とした。
このため、刷毛27にて床面を掃き掃除できるとともに、布ブレード24により床面を磨き掃除できるばかりでなく、孔部26の基端部が清掃部材21により被覆可能となって、回転ブラシ13で床面を掃除する際に、床面の糸ごみなどの塵埃が刷毛27の基端部に絡み付くことを清掃部材21の布ブレード24で防止できる。
この結果、床面の種類を選ばず、絨毯などであってもフローリングなどであっても対応できるとともに、刷毛だけをブラシ台に植毛している従来の場合と比較して、塵埃が絡みつくと取りにくい刷毛27の基端部側に塵埃が付着することがなく、刷毛27のメンテナンスが容易になるので、使い勝手を良好にできる。
しかも、床面を磨き掃除する布ブレード24を用いて刷毛27への塵埃の絡みつきを防止するので、構成を簡略化できる。
また、布ブレード24の先端部の孔部26から刷毛27の先端部を突出させていることで、例えばフローリングなどの床面に設けられた断面V字状の溝、すなわちV字溝などに刷毛27が入り込んでこのV字溝内の塵埃などを外部に掻き出すことができ、床面の掃除効率をより向上できる。
さらに、布ブレード24の先端部を折り返していることで、例えば布ブレードを折り返さない従来の場合などと比較して、床面に布ブレード24が接触しても先端部から解れることがなく、丈夫であるとともに、床面に対する接触面積が増えて床面に接触した際に床面を確実に捉えることができるので、清掃部材21による床面の磨き効果をより向上できる。
そして、布ブレード24が保湿性を有しているため、例えば布ブレードに水、あるいはワックスなどを含ませることで床面の磨き効果をより向上できるとともに、先端部を折り返した布ブレード24により、先端部を折り返さない布ブレードと比較して水、あるいはワックスなどを長時間保持することが可能になり、磨き効果を長時間に亘って持続できる。
次に、第2の実施の形態を図7ないし図11を参照して説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様の構成および作用については、同一符号を付してその説明を省略する。
この図7ないし図11に示す実施の形態では、布ブレード24の折り返された先端部に、布ブレード24の外部と空間部25とを連通する孔部26が複数穿設されている。これら孔部26は、それぞれ布ブレード24の先端部からこの布ブレード24の回転ブラシ13の回転方向前側に向けて長孔状に切り欠き形成されている。このため、孔部26の内周縁部を含む面である開口面に垂直な方向、すなわち孔部26の開口方向は、清掃部材21の突出方向である布ブレード24の突出方向に対して、回転ブラシ13の回転方向前側に傾斜している。
そして、これら孔部26は、図9および図10に示すように、回転ブラシ13の長手方向である布ブレード24の長手方向に、互いに略等間隔に離間されて配設されている。また、これら孔部26は、回転ブラシ13が回転して清掃部材21が床面に当接した際に、回転方向前側の縁部が床面に接触しないように設けられている。
またさらに、布ブレード24は、回転ブラシ13の回転方向後側に位置する部分が刷毛27よりも突出して設けられている。さらに、これら刷毛27は、先端部が各孔部26からそれぞれ布ブレード24の外部の回転ブラシ13の回転方向前側に露出し、孔部26の開口面よりも外部に突出しているとともに、側面視で布ブレード24の先端部から突出していない。
すなわち、図8に示すように、各清掃部材21の布ブレード24の回転方向前側の回転ブラシ13の外周面からの突出寸法をL1、布ブレード24の回転方向後側の突出寸法L2、および、刷毛27の突出寸法をLとすると、L1<L≦L2となっている。
そして、例えば絨毯などの床面を掃除する場合には、上記第1の実施例と同様に掃除できる。
また、例えば板の間すなわちフローリングなどの床面を掃除する場合には、図11に示すように、回転ブラシ13の回転方向後側に位置した布ブレード24が床面に沿って湾曲し、床面を磨き掃除するとともに、刷毛27の先端部が床面に当接し、床面の塵埃を掻き取る。
上述したように、上記第2の実施の形態では、清掃部材21の布ブレード24の孔部26を、布ブレード24の先端部から回転ブラシ13の回転方向前側に亘って切り欠き形成し、刷毛27の先端部を孔部26から外部に露出させるとともに布ブレード24の先端部よりも突出させない構成とした。
この結果、刷毛27の基端部近傍が清掃部材21により被覆されるので、回転ブラシ13で床面を掃除する際に、床面の塵埃が刷毛27の基端部に絡み付くことを清掃部材21の布ブレード24で防止しつつ刷毛27にて床面を掃き掃除できるとともに、布ブレード24により床面を磨き掃除できるなど、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することが可能であるとともに、刷毛27が確実に床面に当接するので、刷毛27により確実に掃き掃除でき、掃除効率を向上できる。
また、回転ブラシ13の回転方向後側に位置した布ブレード24で床面を磨く前にこの布ブレード24よりも回転ブラシ13の回転方向前側に位置した刷毛27で床面の塵埃を掃くため、回転ブラシ13の回転方向後側の布ブレード24に床面の塵埃が付着することを確実に防止でき、塵埃の付着などにて布ブレード24での床面の磨き効果が低減することを防止できる。
さらに、清掃部材21の布ブレード24の、回転ブラシ13の回転方向後側に位置する部分を、刷毛27よりも突出させることで、刷毛27が床面に当接する際には、刷毛27よりも回転ブラシ13の回転方向後側に位置した布ブレード24でこの刷毛27を回転方向に支持するため、刷毛を布ブレードの先端部からブラシ台14の径方向に突出させた場合と比較して、刷毛27の腰が弱くなることを抑制でき、掃除効率をより向上できるとともに、刷毛27の毛先が繰り返しの掃除によりばらけたりすることをも抑制できる。
なお、上記各実施の形態において、床ブラシ9に床面の種類を検知する床面検知手段などを設け、この床面検知手段で検知した床面の種類に応じて回転ブラシ13を回転、あるいは停止させる制御をしてもよい。
また、ブラシ台14の係合凹部15は、ブラシ台14に取り付けられる清掃部材21の個数に合わせて、少なくとも一つ以上あればよい。
さらに、清掃部材21とゴムブレードなどとを、回転ブラシ13の周方向に沿ってブラシ台14の係合凹部15に交互に取り付けるなどの構成も可能である。
そして、電気掃除機は、キャニスタ型の電気掃除機に限らず、床ブラシ9が掃除機本体1の下面に直接形成されたアップライト型、その他、掃除機本体1と床ブラシ9とが一体化された自走式の電気掃除機あるいはハンディ型などであっても対応させて用いることができる。
本発明の第1の実施の形態の電気掃除機の吸込口体を示す縦断面図である。 同上電気掃除機の吸込口体の回転清掃体を示す縦断面図である。 同上回転清掃体を示す斜視図である。 同上電気掃除機の吸込口体を示す平面図である。 同上回転清掃体の床磨部材を拡大して示す縦断面図である。 同上電気掃除機の吸込口体を備えた電気掃除機を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態の電気掃除機の吸込口体を示す縦断面図である。 同上電気掃除機の吸込口体の回転清掃体を示す縦断面図である。 同上回転清掃体を示す斜視図である。 同上電気掃除機の吸込口体を示す平面図である。 同上回転清掃体の床磨部材を拡大して示す縦断面図である。
符号の説明
1 掃除機本体
2 電動送風機
9 吸込口体としての床ブラシ
11 ケース体
13 回転清掃体としての回転ブラシ
14 取付部材としてのブラシ台
24 床磨部材としての布ブレード
26 孔部
27 刷毛

Claims (4)

  1. ケース体と、
    被掃除面に対向して前記ケース体に設けられた回転清掃体とを具備し、
    前記回転清掃体は、
    軸状の取付部材と、
    この取付部材の外周面に径方向に沿って突出し、先端側が清掃状態で被掃除面に当接可能に形成され、先端部が折り返された帯状で布製床磨部材と、
    この床磨部材に形成された孔部と、
    この孔部から前記床磨部材の径方向外側に突出する刷毛とを備えている
    ことを特徴とした吸込口体。
  2. 孔部は、床磨部材の先端部に設けられた
    ことを特徴とした請求項1記載の吸込口体。
  3. 床磨部材は、回転清掃体の回転方向後側に位置する部分が刷毛よりも突出して設けられた
    ことを特徴とした請求項1記載の吸込口体。
  4. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    前記電動送風機の吸込側に連通する請求項1ないし3いずれか一記載の吸込口体と
    を具備したことを特徴とした電気掃除機。
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