JP4170278B2 - コンタクト及び電気コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、回路基板に形成された導体パターンと、回路基板と対向する位置の被接続体とを電気的に接続するためのコンタクト及び電気コネクタに関する。
従来のこの種のコンタクトとして、例えば、図13(特許文献1参照)に示すものが知られている。
このコンタクト101は、前後方向(図13における左右方向)に延びる、回路基板PCBに形成された接地パターンへの半田付け部102と、半田付け部102の幅方向(図13において紙面に対して垂直方向)の両端部から立ち上がる1対の側壁部103と、一方の側壁部103から延びるばねアーム104とを備えている。コンタクト101は、金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。ばねアーム104は、一方の側壁部103の前端から内側に折り曲げられた舌片部104aと、舌片部104aから第1湾曲部104bを介して後方に向かって斜め上方に延びる直線部104cと、直線部104cから第2湾曲部104dを介して前方に折り返されて側壁部103より上方に突出し上側凸に湾曲する接触突部104eと、接触突部104eから前方に延びる延長部104fとを備えている。
接触突部104eには、回路基板PCBと対向する位置の接地導体110が上方から接触し、接地導体110と回路基板PCBに形成された接地パターンとが電気的に接続されるようになっている。そして、1対の側壁部103は、前後方向両側の上端部で連接部105,106によって連接されている。前方向側の連接部105はばねアーム104の延長部104f上に配置されて延長部104fを保護するようになっている。一方、後方向側の連接部106はコンタクト104の第2湾曲部104d上に配置されて第2湾曲部104dに接触しばねアーム104に予荷重を付与するようになっている。このように、ばねアーム104に予荷重を付与することにより、接地導体110が接触突部104eに接触する前にもばねアーム104に荷重が付与され、ばねアーム104の変位量当たりの荷重変動を小さくすることができる。
また、従来の他の例のコンタクトとして、例えば、図14に示すもの(特許文献2参照)も知られている。
このコンタクト201は、前後方向(図14(D)における左右方向)に延びる、回路基板PCB1に形成された接地パターンへの半田付け部202と、半田付け部202の後端から延びるばねアーム203とを備えている。コンタクト201は、金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。ばねアーム203は、半田付け部202の後端から立ち上がる立ち上り部203aと、立ち上り部203aから湾曲部203bを介して前方に折り返して延びる直線部203cと、直線部203cの先端から上方に突出し上側凸に湾曲する接触突部203dと、接触突部203dから前方に延びる延長部203eとを備えている。
接触突部203dには、回路基板PCB1と対向する位置の別個の回路基板PCB2上に形成された接地パターン又は筐体が上方から接触し、この別個の回路基板PCB2の接地パターン又は筐体の導体部と回路基板PCB1に形成された接地パターンとが電気的に接続されるようになっている。そして、半田付け部202の幅方向(図14(D)において紙面に対して垂直方向)両側であって前方側には、1対の側壁部204が立設され、これら側壁部204の上端部から内側に向けて予荷重付与部205が延びている。予荷重付与部205は、ばねアーム203の延長部203e上に配置されて延長部203eに接触しばねアーム203に予荷重を付与するようになっている。
特開2003−168510号公報 意匠登録第1108677号公報
しかしながら、これら従来のコンタクトにあっては、以下の問題点があった。
即ち、図13に示すコンタクト101の場合、ばねアーム104に予荷重を付与する連接部106が、ばねアーム104の固定端を構成する舌片部104aから見て接触突部104eよりも遠い側に位置しているので、固定端を構成する舌片部104aから接触突部104eまでの距離が舌片部104aから連接部106までの距離よりも小さくなっている。このため、接地導体110が接触突部104eに上方から接触してそのまま接触突部104eの変位を続行すると、接触突部104eの変位量が十分でないうちに、接触突部104eが立ち上がるばねアーム部分よりも先に、連接部106の下方に位置する第2湾曲部104dが半田付け部102の上面に接触し、第2湾曲部104dによって接触突部104eの変位量を制限するおそれがある。
また、図14に示すコンタクト201の場合も、ばねアーム203に予荷重を付与する予荷重付与部205が、ばねアーム203の固定端を構成する立ち上り部203aから見て接触突部203dよりも遠い側に位置しているので、固定端を構成する立ち上り部203aから接触突部203dまでの距離が立ち上り部203aから予荷重付与部205までの距離よりも小さくなっている。このため、回路基板PCB2上に形成された接地パターン又は筐体が接触突部203dに上方から接触してそのまま接触突部203dの変位を続行すると、接触突部203dの変位量が十分でないうちに、接触突部203dが立ち上がるばねアーム部分よりも先に、予荷重付与部205の下方に位置する延長部203eが半田付け部202の上面に接触し、延長部203eによって接触突部203dの変位量を制限するおそれがある。接触突部203dの変位量を制限しないようにするために、延長部203eをより高い位置に設定することが考えられる。しかし、この場合、従来よりも高い位置にある延長部203eの上に予荷重付与部205を配置しなければならない。このため、接触突部203dの上端と予荷重付与部205の上面との高さの差が小さくなり、接触突部203dの変位量を制限する結果となる。
特に、携帯電話機等の分野における回路基板に形成された接地パターンと回路基板と対向する位置の被接続体(筐体又は他の回路基板に形成された接地パターン)との電気的接続においては、低背でありながらも接触突部の変位量の大きいコンタクトの使用が望まれており、図13や図14に示したコンタクトでは接触突部104e、203dの変位量が制限されるため、その使用は好ましくない。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、低背でありながらも接触突部の変位量の大きい、回路基板に形成された導体パターンと回路基板と対向する位置の被接続体とを電気的に接続するためのコンタクト及び電気コネクタを提供することにある。
上記問題を解決するため、本発明のうち請求項1に係るコンタクトは、回路基板に形成された導体パターンへの半田付け部と、該半田付け部から延び、前記回路基板と対向する位置の被接続体と接触する接触突部を有するばねアームと、ばねアームに予荷重を与える予荷重付与部とを有するコンタクトにおいて、前記予荷重付与部が、前記半田付け部の両側からそれぞれ延び、前記ばねアームの幅狭部分上に配置されていると共に、前記接触突部に対して前記ばねアームの固定端寄りに設けられており、前記接触突部の両側に配置されて該接触突部の変位を案内する案内部が、前記予荷重付与部と一体に設けられていることを特徴としている。請求項1にいう「導体パターン」とは、接地パターンと信号パターンとの双方を含む意である。
また、本発明のうち請求項2に係るコンタクトは、回路基板に形成された導体パターンへの半田付け部と、該半田付け部から延び、前記回路基板と対向する位置の被接続体と接触する接触突部を有するばねアームと、該ばねアームに予荷重を与える予荷重付与部とを有するコンタクトにおいて、前記予荷重付与部が、前記半田付け部を有する基部の両側からそれぞれ延び、前記ばねアーム上に配置されると共に、前記接触突部に対して前記ばねアームの固定端寄りに設けられており、前記予荷重付与部に対して前記ばねアームの固定端及び前記ばねアームの固定端と反対側の双方に、ハウジングに係合する係合部を互いに異なる高さに設けたことを特徴としている
加えて、本発明のうち請求項に係るコンタクトは、請求項記載の発明において、前記予荷重付与部に対して前記ばねアームの固定端と反対側に設けられた前記係合部が前記ハウジングに圧入固定され、前記予荷重付与部に対して前記ばねアームの固定端側に設けられた前記係合部が前記ハウジングに形成されたスリットに係合することを特徴としている。請求項にいう「スリット」とは、係合部が係合してコンタクトの動きを規制するものであればよく、ハウジングに形成された穴、一方側が開いた溝あるいは凹部を含む意である。
本発明のうち請求項に係る電気コネクタは、請求項又はのいずれかに記載のコンタクトと、該コンタクトを収容する前記ハウジングとを具備し、前記回路基板上に表面実装されることを特徴としている。
本発明のうち請求項1及び2に係るコンタクトによれば、予荷重付与部が、接触突部に対してばねアームの固定端寄りに設けられており、予荷重付与部をばねアームの固定端から見て接触突部よりも遠い側に位置させる必要はない。このため、接触突部よりも遠い側に位置させた予荷重付与部の下方に位置させるコンタクトの延長部を設ける必要がない。このため、被接続体が接触突部に接触してそのまま接触突部の変位を続行した場合に、前記延長部が、接触突部が立ち上がるばねアーム部分よりも先に半田付け部の上面に接触することはなく、前記延長部によって接触突部の変位量を制限するおそれがなくなる。従って、低背でありながらも接触突部の変位量の大きい、回路基板に形成された導体パターンと回路基板と対向する位置の被接続体とを電気的に接続するためのコンタクトを提供できる。
また、本発明のうち請求項に係るコンタクトによれば、前記接触突部の変位を案内する案内部が、前記予荷重付与部と一体に設けられているので、接触突部の変位を効果的に案内することができるとともに、接触突部を外部から保護することができる。
更に、本発明のうち請求項に係るコンタクトによれば、前記予荷重付与部に対して前記ばねアームの固定端側及び前記ばねアームの固定端と反対側の双方に、ハウジングに係合する係合部を設けたので、被接続体が接触突部に接触して接触突部が押圧される際に、双方の係合部によってコンタクトが転倒することを防止することができる。また、半田付け部が回路基板に形成された導体パターンに半田接続する際、すなわちリフロー半田接続時にコンタクトが半田に引っ張られても、双方の係合部によってコンタクト(の一端)が浮き上がることを防止することができる。
加えて、本発明のうち請求項に係るコンタクトによれば、請求項記載の発明において、前記予荷重付与部に対して前記ばねアームの固定端と反対側に設けられた前記係合部が前記ハウジングに圧入固定されるので、ばねアームの固定端と反対側に設けられた係合部によってコンタクトをハウジングに対してしっかりと固定することができる。そして、前記予荷重付与部に対して前記ばねアームの固定端側に設けられた係合部が前記ハウジングに形成されたスリットに係合するので、予荷重付与部に対してばねアームの固定端と反対側に設けられた接触突部に被接続体が接触して接触突部が押圧される際に、予荷重付与部に対してばねアームの固定端側に設けられた係合部によってコンタクトの浮き上がりを防止し、コンタクトが転倒することを防止することができる。予荷重付与部に対してばねアームの固定端側に設けられた係合部は、コンタクトの浮き上がりを防止できればよいので、ハウジングに対して必ずしも圧入固定される必要はない。
また、本発明のうち請求項に係る電気コネクタは、請求項又はのいずれかに記載のコンタクトと、該コンタクトを収容する前記ハウジングとを具備し、前記回路基板上に表面実装されるので、コンタクトには予荷重付与部が設けられており、このためハウジングにはばねアームに予荷重を与える予荷重付与部を形成する必要はなく、リフロー半田接続時のハウジング変形(リフロー半田接続時には熱によってハウジングが変形する)を考慮せずにハウジングを薄肉化してコネクタを低背に構成することができる。
次に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明に係るコンタクトの第1実施形態の斜視図である。図2は図1のコンタクトを示し、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は底面図、(D)は正面図、(E)は右側面図である。但し、図2(E)において、回路基板及び筐体を一点鎖線で共に示してある。
図1及び図2において、コンタクト1は、前後方向(図2(E)における左右方向)に延びる、回路基板PCBに形成された導体パターンへの半田付け部2と、半田付け部2の後方部分2bの後端から延びるばねアーム3と、半田付け部2の前方部分2aの幅方向(図2(E)において紙面に対して垂直方向)両側から立ち上がる1対の側壁部4とを備えている。コンタクト1は、弾性を有する導電性金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。
ここで、半田付け部2は、側壁部4が立ち上がる前方部分2aの幅が細く、側壁部4が立ち上がらない後方部分2bは太くなっており、回路基板PCB上に形成された導体パターンに半田接続されるようになっている。
ばねアーム3は、半田付け部2の後方部分2bの後端から第1湾曲部3aを介して立ち上がる立ち上り部3bと、立ち上り部3bから第2湾曲部3cを介して前方に折り返して延びる直線部3dと、直線部3dの前端から上方に突出し上側凸に湾曲する接触突部3gとを備えている。立ち上り部3bは、半田付け部2の後方部分2b及び第1湾曲部3aと同一幅で立ち上がっている。また、第2湾曲部3cは立ち上り部3bと同一幅から若干幅狭に変化し、直線部3dは立ち上り部3bより幅狭の後方部分3eとこの後方部分3eよりも幅の狭い前方部分3fで構成されている。接触突部3gは、直線部3dの前方部分3fと同一幅で構成され、回路基板PCBと対向する位置の携帯電話等の筐体(被接続体)10が接触するようになっている。接触突部3gの、ばねアーム3の固定端(立ち上り部3b)から離れた側の下端3iは、図1及び図2(D)に最もよく示すように、接触突部3gの、ばねアーム3の固定端に近い側の下端3hよりもやや上方に位置し、接触突部3gが下方に変位したときに、先ず最初にばねアーム3の固定端に近い側の下端3hが半田付け部2の上面に接触し、次にばねアーム3の固定端から離れた側の下端3iが接触可能となっている。ばねアーム3の固定端から離れた側の下端3iは、その両隅が面取りされており、下端の下降の際に側壁部4との干渉を防止する。
また、1対の側壁部4の内壁面間の幅は、接触突部3gの幅よりもやや大きい程度に形成されており、1対の側壁部4が接触突部3gの変位を案内する案内部として機能する。そして、1対の側壁部4の上端部の後方側のそれぞれからは、内側に向けて折り曲げられた1対の予荷重付与部5が設けられている。これら予荷重付与部5は、接触突部3gに対してばねアーム3の固定端寄りに設けられており、ばねアーム3の直線部3dの前方部分3f上に配置されてばねアーム3に予荷重を与えるようになっている。案内部として機能する1対の側壁部4は、予荷重付与部5と一体となっている。ばねアーム3に予荷重を付与することにより、筐体10が接触突部3gに接触する前にもばねアーム3に荷重が付与され、ばねアーム3の変位量当たりの荷重変動を小さくすることができる。
このように構成されたコンタクト1は、半田接続部2が回路基板PCB上に形成された導体パターン(図示せず)に半田接続されることにより、回路基板PCB上に実装される。
そして、図2(E)に示すように、筐体10が接触突部3gに上方から接触すると、筐体10と回路基板PCBに形成された導体パターンとが電気的に接続される。筐体10が所定の位置まで下降すると、接触突部3gがばねアーム3の弾性力に抗して下方向に所定量変位し、この状態で筐体10と回路基板PCBに形成された導体パターンとの接続作業が完了する。この際に、接触突部3gの下方向への変位は、1対の側壁部4により案内される。また、接触突部3gは、1対の側壁部4によって外部から保護、例えば、接触突部3gのばねアーム3の固定端から離れた側の下端3iに電線等がからみついたりするのを防止することができる。
仮に、接触突部3gの変位を続行すると、先ず最初に、接触突部3gの、ばねアーム3の固定端に近い側の下端3hが半田付け部2の上面に接触し、次にばねアーム3の固定端から離れた側の下端3iが接触することになる。
ここで、本実施形態にあっては、予荷重付与部5が、接触突部3gに対してばねアーム3の固定端寄りに設けられているので、予荷重付与部5をばねアーム3の固定端から見て接触突部3gよりも遠い側に位置させる必要はない。このため、接触突部3gよりも遠い側に位置させた予荷重付与部の下方に位置するコンタクトの延長部を設ける必要がない。このため、筐体10が接触突部3gに接触してそのまま接触突部3gの変位を続行した場合に、従来技術とは異なり延長部が設けられていないため、これが接触突部3gの下端よりも先に半田付け部の上面に接触することはなく、前記延長部によって接触突部3gの変位量を制限するおそれがなくなる。従って、低背でありながらも接触突部3gの変位量の大きいコンタクト1とすることができる。
筐体10の接触突部3gに対する接触状態を解除すると、接触突部3gはばねアーム3の弾性力によって上方向に変位し、元の位置に戻る。このとき、接触突部3gの上方向への変位は、1対の側壁部4により案内される。
次に、本発明に係るコンタクトの第2実施形態を図3及び図4を参照して説明する。図3は本発明に係るコンタクトの第2実施形態の斜視図であり、(A)は正面斜め上方から見た斜視図、(B)は背面斜め下方から見た斜視図である。図4は図3のコンタクトを示し、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は底面図、(D)は正面図、(E)は左側面図、(F)は右側面図である。但し、図4(F)において、回路基板及び被接続体を一点鎖線で共に示してある。
図3及び図4において、コンタクト21は、前後方向(図4(F)における左右方向)に延びる平板状の基部22を備えている。コンタクト21は、銅合金などの弾性を有する金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。基部22の前端の片側寄り(図4(A)における右側寄り)には、斜め下方に延びる段差部23aを介して半田付け部23が前方に延びている。半田付け部23は、回路基板PCBに形成された導体パターンにリフロー半田接続される。一方、基部22の後端からばねアーム24が延びている。結局、ばねアーム24は、半田付け部23から基部22を介して延びている。ばねアーム24は、基部22の後端から湾曲部24aを介して前方に向けて折り返される直線状部24bと、直線状部24bの前端から上方に突出し上側凸に湾曲する接触突部24cとを備えている。直線状部24bは湾曲部24aよりも若干幅狭に形成され、接触突部24cは直線状部24bと略同一幅で形成されている。接触突部24cには、図4(F)に示すように、回路基板PCBと対向する位置の被接続体10が接触するようになっている。接触突部24cは、スプーン状(ドーム状)に上に凸形状に形成されており、これにより挿抜される相手側接点の損傷を防止している。接触突部24cの、ばねアーム24の固定端(湾曲部24a)から離れた側の下端24iは、図4(D),(F)に最もよく示すように、接触突部24cの、ばねアーム24の固定端に近い側の下端24hよりもやや上方に位置し、接触突部24cが下方に変位したときに、先ず最初にばねアーム24の固定端に近い側の下端24hが基部22の上面に接触し、次にばねアーム24の固定端から離れた側の下端24iが回路基板PCBに接触可能となっている。ばねアーム24の固定端から離れた側の下端24iは、その両隅が面取りされており、下端の下降の際に半田付け部23との干渉を防止する。
また、基部22の前後方向略中央部の幅方向両側からは、1対の予荷重付与部25が立ち上げられている。これら予荷重付与部25は、接触突部24cに対してばねアーム24の固定端寄りに設けられており、ばねアーム24の直線状部24b上に折り曲げられてばねアーム24に予荷重を与えるようになっている。1対の予荷重付与部25は、コンタクト21の幅方向両側に対向するように設けられている。各予荷重付与部25の立ち上り部分の内面は、ばねアーム24が変位する際に接触突部24cの変位を案内する案内部として機能する。1対の予荷重付与部25を、コンタクト21の幅方向両側に対向するように設けることにより、接触突部24cの変位を確実に案内することができる。ばねアーム24に予荷重を付与することにより、被接続体10が接触突部24cに接触する前にもばねアーム24に荷重が付与され、ばねアーム24の変位量当たりの荷重変動を小さくすることができる。
また、予荷重付与部25に対してばねアーム24の固定端と反対側であって基部22の幅方向両側からは、1対の第1係合部(予荷重付与部に対してばねアームの固定端と反対側に設けられた係合部)26が立ち上げられている。これら第1係合部26は、基部22の幅方向両側から立ち上げられてから外側に延びるよう構成され、後述するハウジング50(図7乃至図11参照)に対して圧入固定されるようになっている。各第1係合部26の外側に延びる部分には、ハウジング50に食い込む切り起こし片26aが設けられている。また、予荷重付与部25に対してばねアーム24の固定端側であって基部22の幅方向両縁部からは、基部22と略平行に1対の第2係合部27が延びている。これら第2係合部27は、ハウジング50に形成されたスリット53(図7及び図9参照)に係合するようになっている。第2係合部27が係合するスリット53は、後述するが、ハウジング50の下面側が開いた溝で形成されている。第1係合部26はハウジング50に対して圧入固定されるので、ハウジング50に形成される第1係合部26の圧入穴は上下に肉部分があることが要求される。従って、図4(E)、(F)に示すように、第1係合部26は第2係合部27に対して高位置に、第2係合部27は第1係合部26に対して低位置に設けられる。
このように構成されたコンタクト21は、図7乃至図11に示すハウジング50に収容されて電気コネクタ40を構成する。図7は本発明に係る電気コネクタを示し、(A)は正面斜め上方から見た斜視図、(B)は背面斜め下方から見た斜視図である。図8は図7の電気コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図である。図9は図7の電気コネクタを示し、(A)は底面図、(B)は右側面図、(C)は左側面図である。図10は図8(A)の10−10線に沿う断面図である。図11は図8(A)の11−11線に沿う断面図である。
図7乃至図11に示す電気コネクタ40は、前記した複数のコンタクト21と、これらコンタクト21を収容するハウジング50とを備え、回路基板PCB(図4(F)参照)上に表面実装されるようになっている。電気コネクタ40は、本実施形態においては、SIM(Subscriber Identify Module)カード用コネクタとして示されている。
ハウジング50は、ハウジング50の前面(図8(A)における下面)に開口する複数の第1コンタクト収容キャビティ51と、ハウジング50の後面に開口する複数の第2コンタクト収容キャビティ52とを有している。第1コンタクト収容キャビティ51及び第2コンタクト収容キャビティ52は、それぞれコンタクト21を、湾曲部24aどうしが対向する向きに収容するようになっている。
第1コンタクト収容キャビティ51及び第2コンタクト収容キャビティ52のそれぞれの高さ方向中央付近には、コンタクト21の第1係合部26が圧入固定される圧入穴(図示せず)が形成されている。また、第1コンタクト収容キャビティ51及び第2コンタクト収容キャビティ52のそれぞれの底部には、コンタクト21の第2係合部27が係合するスリット53がハウジング50の下面側に開口する溝で形成されている。スリットは、第2係合部27が係合してコンタクト21の動きを規制するものであればよく、ハウジング50に形成された穴あるいは凹部であってもよい。
そして、コンタクト21は、ばねアーム24の固定端側を先頭にしてハウジング50の前面から第1コンタクト収容キャビティ51内に挿入される。また、別のコンタクト21が、ばねアーム24の固定端側を先頭にしてハウジング50の後面から第2コンタクト収容キャビティ52内に挿入される。これらコンタクト21を第1コンタクト収容キャビティ51及び第2コンタクト収容キャビティ52内にそれぞれ挿入すると、コンタクト21の第1係合部26が圧入穴に圧入固定されると共に、第2係合部27がスリット53に係合される。第2係合部27がスリット53に係合されると、コンタクト21の浮き上がりが規制され、また、各第2係合部27の外側縁部は、溝で構成されたスリット53の両内側縁に当接し、コンタクト21の、ばねアーム24固定端側の横方向ぶれ(図4(A)における左右方向ぶれ)が規制される。コンタクト21の、ばねアーム24の固定端と反対側の横方向ぶれは第1係合部26がハウジング50に圧入固定されることにより規制される。
そして、第1コンタクト収容キャビティ51及び第2コンタクト収容キャビティ52のそれぞれに収容されたコンタクト21の半田付け部23が、図4(F)に示すように、回路基板PCB上に形成された導体パターン(図示せず)にリフロー半田接続され、電気コネクタ40は、回路基板PCB上に表面実装される。
この半田付け部23におけるリフロー半田接続時においては、コンタクト21が半田に引っ張られてコンタクト21が浮き上がろうとするが、コンタクト21は、予荷重付与部25に対してばねアーム24の固定端側及びばねアーム24の固定端と反対側の双方に、ハウジング50に係合する第1係合部26及び第2係合部27を設けたので、コンタクト21が半田に引っ張られても、双方の係合部26,27によってコンタクト21が浮き上がることを防止できる。
図12は、ハウジングの一部によってコンタクトのばねアームに予荷重を付与する方法が適用された従来の電気コネクタの一例を示し、(A)は正面図、(B)は(A)の12B−12B線に沿う断面図である。
図12において、電気コネクタ60は、複数のコンタクト80と、これらコンタクト80を収容するハウジング70とを備え、回路基板(図示せず)上に表面実装されるようになっている。ハウジング70は、ハウジング70の前面(図12(B)における左面)に開口する複数の第1コンタクト収容キャビティ71と、ハウジング70の後面に開口する複数の第2コンタクト収容キャビティ72とを有している。第1コンタクト収容キャビティ71及び第2コンタクト収容キャビティ72は、それぞれコンタクト80を収容するようになっている。
コンタクト80は、平板状の基部81と、基部81の一端から延びる、回路基板に形成された導体パターンへの半田付け部82と、基部の他端から延びるばねアーム83とを備えている。基部81の両側には、第1コンタクト収容キャビティ71及び第2コンタクト収容キャビティ72のそれぞれの両側壁に形成された圧入穴に圧入固定される係合部84が設けられている。また、ばねアーム83は、基部81の他端から湾曲部を介して折り返して一端側に向けて延び、回路基板と対向する位置の被接続体(図示せず)が接触するようになっている。
そして、第1コンタクト収容キャビティ71及び第2コンタクト収容キャビティ72のそれぞれのモールド部には、ばねアーム83に予荷重を与える予荷重付与部73が設けられている。ばねアーム83の先端は折り返されて予荷重付与部73の下面に当接して位置し、ばねアーム83に予荷重が付与されるようになっている。
このように構成された電気コネクタ60において、第1コンタクト収容キャビティ71及び第2コンタクト収容キャビティ72のそれぞれに収容されたコンタクト80の半田付け部82が回路基板上に形成された導体パターンにリフロー半田接続され、電気コネクタ60は、回路基板上に表面実装される。この半田付け部82におけるリフロー半田接続時においては、加熱時の熱によってハウジング70に形成された予荷重付与部73が変形してしまい、ばねアーム83に対する予荷重がばらついてしまうことがある。これを回避するため、予荷重付与部73を厚肉化してその変形を防止することも考えられるが、そのように予荷重付与部73を厚肉化すると、ハウジング70が高背化してしまう。
一方、図7乃至図11に示す電気コネクタ40においては、コンタクト21に予荷重付与部25が設けられており、ハウジング50にはばねアーム24に予荷重を与える予荷重付与部を形成する必要はない。このため、リフロー半田接続時のハウジング変形を考慮せずにハウジング50を薄肉化して電気コネクタ40を低背に構成することができる。
そして、電気コネクタ40において、図4(F)に示すように、被接続体10が接触突部24cに上方から接触すると、被接続体10と回路基板PCBに形成された導体パターンとが電気的に接続される。被接続体10が所定の位置まで下降すると、接触突部24cがばねアーム24の弾性力に抗して下方向に所定量変位し、この状態で被接続体10と回路基板PCBに形成された導体パターンとの接続作業が完了する。この際に、接触突部24cの下方向への変位は、1対の予荷重付与部25により案内される。また、この際に、コンタクト21の、ばねアーム24固定端側の横方向ぶれが第2係合部27により規制され、コンタクト21の、ばねアーム24の固定端と反対側の横方向ぶれが第1係合部26により規制され、ばねアーム24の横方向ぶれも規制される。
仮に、接触突部24cの変位を続行すると、先ず最初に、接触突部24cの、ばねアーム24の固定端に近い側の下端24hが基部22の上面に接触し、次にばねアーム24の固定端から離れた側の下端24iが接触することになる。
ここで、予荷重付与部25は、接触突部24cに対してばねアーム24の固定端寄りに設けられているので、予荷重付与部25をばねアーム24の固定端から見て接触突部24cよりも遠い側に位置させる必要はない。このため、接触突部24cよりも遠い側に位置させた予荷重付与部の下方に位置するコンタクトの延長部を設ける必要がない。このため、被接続体10が接触突部24cに接触してそのまま接触突部24cの変位を続行した場合に、従来技術における前記延長部が接触突部24cの下端よりも先に回路基板の上面に接触することはなく、前記延長部によって接触突部24cの変位量を制限するおそれがなくなる。従って、低背でありながらも接触突部24cの変位量の大きいコンタクト21とすることができる。
そして、予荷重付与部25に対してばねアーム24の固定端側及びばねアーム24の固定端と反対側の双方に、ハウジング50に係合する係合部26,27を設けたので、被接続体10が接触突部24cに接触して接触突部24cが押圧される際に、双方の係合部26,27によってコンタクト21が転倒することを防止することができる。
また、予荷重付与部25に対してばねアーム24の固定端と反対側に設けられた第1係合部26がハウジング50に圧入固定されるので、第1係合部26によってコンタクト21をハウジング50に対してしっかりと固定することができる。そして、予荷重付与部25に対してばねアーム24の固定端側に設けられた第2係合部27がハウジング50に形成されたスリット53に係合するので、予荷重付与部25に対してばねアーム24の固定端と反対側に設けられた接触突部24cに被接続体10が接触して接触突部24cが押圧される際に、予荷重付与部25に対してばねアーム24の固定端側に設けられた第2係合部27によってコンタクト21の浮き上がりを防止し、コンタクト21が転倒することを防止することができる。さらに、これにより、半田付け部23に加わる力を低減することができ、半田クラックを回避することができる。
次に、本発明に係るコンタクトの第3実施形態を図5及び図6を参照して説明する。
図5は本発明に係るコンタクトの第3実施形態の斜視図であり、(A)は正面斜め上方から見た斜視図、(B)は背面斜め下方から見た斜視図である。図6は図5のコンタクトを示し、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は底面図、(D)は正面図、(E)は左側面図、(F)は右側面図である。但し、図6(F)において、回路基板及び被接続体を一点鎖線で共に示してある。
図5及び図6において、コンタクト31は、前後方向(図(F)における左右方向)に延びる平板状の第1基部32と、第1基部32の前端から上方に折り曲げられて前方に第1基部32と略平行に延びる平板状の第2基部33とを備えている。コンタクト31は、弾性を有する導電性金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。第2基部33の前端の片側寄り(図6(A)における右側寄り)には、斜め下方に延びる段差部34aを介して半田付け部34が前方に延びている。半田付け部34は、回路基板PCBに形成された導体パターンにリフロー半田接続される。一方、第1基部32の後端からばねアーム35が延びている。結局、ばねアーム35は、半田付け部34から第2基部33、第1基部32を介して延びている。ばねアーム35は、第1基部32の後端から湾曲部35aを介して前方に向けて折り返される直線状部35bと、直線状部35bの前端から上方に突出し上側凸に湾曲する接触突部35cとを備えている。直線状部35bは湾曲部35aよりも若干幅狭に形成され、接触突部35cは直線状部35bと略同一幅で形成されている。接触突部35cには、図6(F)に示すように、回路基板PCBと対向する位置の被接続体10が接触するようになっている。接触突部35cの、ばねアーム35の固定端(湾曲部35a)から離れた側の下端35iは、図6(D),(F)に最もよく示すように、接触突部35cの、ばねアーム35の固定端に近い側の下端35hよりもやや上方に位置し、接触突部35cが下方に変位したときに、先ず最初にばねアーム35の固定端に近い側の下端35hが第1基部32の上面に接触する。ばねアーム35の固定端から離れた側の下端35iは、回路基板PCBの上面に当接するまで変位可能である。ばねアーム35の固定端から離れた側の下端35iは、その両隅が面取りされており、下端の下降の際に半田付け部34との干渉を防止する。
また、第1基部32の前後方向略中央部の幅方向両側からは、1対の予荷重付与部36が立ち上げられている。これら予荷重付与部36は、接触突部35cに対してばねアーム35の固定端寄りに設けられており、ばねアーム35の直線状部35b上に折り曲げられてばねアーム35に予荷重を与えるようになっている。1対の予荷重付与部36は、コンタクト31の幅方向両側に対向しないように、即ち前後方向にずらして設けられている。各予荷重付与部36の立ち上り部分の内面は、ばねアーム35が変位する際に接触突部35cの変位を案内する案内部として機能する。1対の予荷重付与部36を、コンタクト31の幅方向両側に対向しないように設けることにより、接触突部35cの変位を確実に案内することができるばかりでなく、コンタクト21と比較してコンタクト31の製造を容易にすることができる。製造時に、コンタクト31を金型で曲げ加工する際に、1対の予荷重付与部36が前後方向にずらして設けられていることから、予荷重付与部36の曲げ加工が容易に行える。ばねアーム35に予荷重を付与することにより、被接続体10が接触突部35cに接触する前にもばねアーム35に荷重が付与され、ばねアーム35の変位量当たりの荷重変動を小さくすることができる。
また、予荷重付与部36に対してばねアーム35の固定端と反対側であって第2基部33の幅方向両縁部からは、第2基部33と略平行に1対の第1係合部(予荷重付与部に対してばねアームの固定端と反対側に設けられた係合部)37が延びている。これら第1係合部37は、ハウジング(図示せず)に対して圧入固定されるようになっている。また、予荷重付与部36に対してばねアーム35の固定端側であって第1基部32の幅方向両縁部からは、第1基部32と略平行に1対の第2係合部(予荷重付与部に対してばねアームの固定端側に設けられた係合部)38が延びている。これら第2係合部38は、ハウジングに形成されたスリット(図示せず)に係合するようになっている。第2係合部38が係合するスリットは、ハウジングの下面側が開いた溝で形成されている。第1係合部37はハウジングに対して圧入固定されるので、ハウジングに形成される第1係合部37の圧入穴は上下に肉部分があることが要求される。従って、図6(E)、(F)に示すように、第1係合部37は第2係合部38に対して高位置に、第2係合部38は第1係合部37に対して低位置に設けられる。
このように構成されたコンタクト31は、コンタクト21と同様に、ハウジングに収容されて電気コネクタを構成する。
そして、ハウジングに収容されたコンタクト31の半田付け部34が、図6(F)に示すように、回路基板PCB上に形成された導体パターン(図示せず)にリフロー半田接続され、電気コネクタは、回路基板PCB上に表面実装される。
この半田付け部34におけるリフロー半田接続時においては、コンタクト31が半田に引っ張られてコンタクト31が浮き上がろうとするが、コンタクト31は、予荷重付与部36に対して半田付け部34側及び半田付け部34と反対側の双方に、ハウジングに係合する第1係合部37及び第2係合部38を設けたので、コンタクト31が半田に引っ張られても、双方の係合部37,38によってコンタクト31が浮き上がることを防止できる。
そして、図6(F)に示すように、被接続体10が接触突部35cに上方から接触すると、被接続体10と回路基板PCBに形成された導体パターンとが電気的に接続される。被接続体10が所定の位置まで下降すると、接触突部35cがばねアーム35の弾性力に抗して下方向に所定量変位し、この状態で被接続体10と回路基板PCBに形成された導体パターンとの接続作業が完了する。この際に、接触突部35cの下方向への変位は、1対の予荷重付与部36により案内される。また、この際に、コンタクト31の、ばねアーム35固定端側の横方向ぶれ(図6(A)における左右方向ぶれ)が第2係合部38により規制され、コンタクト31の、ばねアーム35の固定端と反対側の横方向ぶれが第1係合部37により規制され、ばねアーム35の横方向ぶれも規制される。
接触突部35cの変位を続行すると、先ず最初に、接触突部35cの、ばねアーム35の固定端に近い側の下端35hが第1基部32の上面に接触する。ばねアーム35の固定端から離れた側の下端35iは回路基板PCB上に当接するまで変位可能である。
ここで、予荷重付与部36は、接触突部35cに対してばねアーム35の固定端寄りに設けられているので、予荷重付与部36をばねアーム35の固定端から見て接触突部35cよりも遠い側に位置させる必要はない。このため、接触突部35cよりも遠い側に位置させた予荷重付与部の下方に位置するコンタクトの延長部を設ける必要がない。このため、被接続体10が接触突部35cに接触してそのまま接触突部35cの変位を続行した場合に、従来技術における前記延長部が接触突部35cの下端よりも先に半田付け部の上面に接触することはなく、前記延長部によって接触突部35cの変位量を制限するおそれがなくなる。従って、低背でありながらも接触突部35cの変位量の大きいコンタクト31とすることができる。
そして、予荷重付与部36に対してばねアーム35の固定端側及びばねアーム35の固定端と反対側の双方に、ハウジングに係合する第1および第2係合部37,38を設けたので、被接続体10が接触突部35cに接触して接触突部35cが押圧される際に、双方の係合部37,38によってコンタクト31が転倒することを防止することができる。
また、予荷重付与部36に対してばねアーム35の固定端と反対側に設けられた第1係合部37がハウジングに圧入固定されるので、第1係合部37によってコンタクト31をハウジングに対してしっかりと固定することができる。そして、予荷重付与部36に対してばねアーム35の固定端側に設けられた第2係合部38がハウジングに形成されたスリットに係合するので、予荷重付与部36に対してばねアーム35の固定端と反対側に設けられた接触突部35cに被接続体10が接触して接触突部35cが押圧される際に、予荷重付与部36に対してばねアーム35の固定端側に設けられた第2係合部38によってコンタクト38の浮き上がりを防止し、コンタクト31が転倒することを防止することができる。さらに、これにより、半田付け部34に加わる力を低減することができ、半田クラックを回避することができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
例えば、接触突部3gに、筐体10に限らず、回路基板PCBとは別個の回路基板に形成された導体パターンを接触させるようにしてもよい。
また、接触突部3gの、ばねアーム3の固定端から離れた側の下端3iは、筐体10と回路基板PCBに形成された導体パターンとの接続作業が完了したときに前記下端3iが半田付け部2の上面に接触しない位置ならば、ばねアーム3の固定端に近い側の下端3hと同位置かあるいは下方に位置させてもよい。
また、図3及び図4においてはコンタクト21の両側に1対の予荷重付与部25が、図5及び図6においてはコンタクト31の両側に1対の予荷重付与部36が設けられているが、コンタクトの片側に1つの予荷重付与部を設けるようにしてもよい。これにより、コンタクトをコンパクトに構成することができる。
更に、本発明が適用される電気コネクタは、SIMカード用コネクタに限られない。
本発明に係るコンタクトの第1実施形態の斜視図である。 図1のコンタクトを示し、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は底面図、(D)は正面図、(E)は右側面図である。但し、図2(E)において、回路基板及び筐体を一点鎖線で共に示してある。 本発明に係るコンタクトの第2実施形態の斜視図であり、(A)は正面斜め上方から見た斜視図、(B)は背面斜め下方から見た斜視図である。 図3のコンタクトを示し、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は底面図、(D)は正面図、(E)は左側面図、(F)は右側面図である。但し、図4(F)において、回路基板及び被接続体を一点鎖線で共に示してある。 本発明に係るコンタクトの第3実施形態の斜視図であり、(A)は正面斜め上方から見た斜視図、(B)は背面斜め下方から見た斜視図である。 図5のコンタクトを示し、(A)は平面図、(B)は背面図、(C)は底面図、(D)は正面図、(E)は左側面図、(F)は右側面図である。但し、図6(F)において、回路基板及び被接続体を一点鎖線で共に示してある。 本発明に係る電気コネクタを示し、(A)は正面斜め上方から見た斜視図、(B)は背面斜め下方から見た斜視図である。 図7の電気コネクタを示し、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は背面図である。 図7の電気コネクタを示し、(A)は底面図、(B)は右側面図、 (C)は左側面図である。 図8(A)の10−10線に沿う断面図である。 図8(A)の11−11線に沿う断面図である。 ハウジングの一部によってコンタクトのばねアームに予荷重を付与する方法が適用された従来の電気コネクタの一例を示し、(A)は正面図、(B)は(A)の12B−12B線に沿う断面図である。 従来例のコンタクトの断面図である。 従来の他の例のコンタクトを示し、(A)は背面図、(B)は右側面図、(C)は正面図、(D)は右側断面図である。但し、図14(D)において、回路基板及び別個の回路基板を共に示してある。
符号の説明
1 コンタクト
2 半田付け部
3 ばねアーム
3b 立ち上り部(固定端)
3g 接触突部
4 側壁部(案内部)
5 予荷重付与部
10 筐体(被接続体)
26,37 第1係合部(係合部)
27,38 第2係合部(係合部)
40 電気コネクタ
50 ハウジング
53 スリット
PCB 回路基板

Claims (4)

  1. 回路基板に形成された導体パターンへの半田付け部と、該半田付け部から延び、前記回路基板と対向する位置の被接続体と接触する接触突部を有するばねアームと、ばねアームに予荷重を与える予荷重付与部とを有するコンタクトにおいて、
    前記予荷重付与部が、前記半田付け部の両側からそれぞれ延び、前記ばねアームの幅狭部分上に配置されていると共に、前記接触突部に対して前記ばねアームの固定端寄りに設けられており、
    前記接触突部の両側に配置されて該接触突部の変位を案内する案内部が、前記予荷重付与部と一体に設けられていることを特徴とするコンタクト。
  2. 回路基板に形成された導体パターンへの半田付け部と、該半田付け部から延び、前記回路基板と対向する位置の被接続体と接触する接触突部を有するばねアームと、該ばねアームに予荷重を与える予荷重付与部とを有するコンタクトにおいて、
    前記予荷重付与部が、前記半田付け部を有する基部の両側からそれぞれ延び、前記ばねアーム上に配置されると共に、前記接触突部に対して前記ばねアームの固定端寄りに設けられており、
    前記予荷重付与部に対して前記ばねアームの固定端及び前記ばねアームの固定端と反対側の双方に、ハウジングに係合する係合部を互いに異なる高さに設けたことを特徴とするコンタクト。
  3. 前記予荷重付与部に対して前記ばねアームの固定端と反対側に設けられた前記係合部が前記ハウジングに圧入固定され、前記予荷重付与部に対して前記ばねアームの固定端側に設けられた前記係合部が前記ハウジングに形成されたスリットに係合することを特徴とする請求項記載のコンタクト。
  4. 請求項2又は3のいずれかに記載のコンタクトと、該コンタクトを収容する前記ハウジングとを具備し、前記回路基板上に表面実装されることを特徴とする電気コネクタ
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