JP4163314B2 - 車両用スイング式パワーユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エンジンと該エンジンの駆動力を駆動輪に伝達する変速機とを一体に備えて車体フレームに揺動自在に支持された車両用スイング式パワーユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかるスイング式パワーユニットは小型の自動二輪車や自動三輪車の簡便な動力源として好適であり、その一例が特許第2649179号公報に開示されている。上記公報に記載されたものは、スイング式パワーユニットのエンジンブロックがクランクシャフトに直交する割り面で2分割されており、その一方の分割体に変速機のケーシングが一体に形成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記従来のものは、2分割されたエンジンブロックの一方の分割体に変速機のケーシングが一体に形成されているため、エンジンの組み立て時に該エンジンから変速機を分離することができない。従って、エンジンに各種の補記類を組み付ける作業を行う際に、変速機が邪魔になってエンジンの姿勢を作業に適した姿勢に安定させることが難しいだけでなく、エンジンの運搬や姿勢変更等も難しくなって作業性が阻害される問題がある。
【0004】
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、エンジンおよび変速機を一体に備えた車両用スイング式パワーユニットにおいて、エンジンの補機類の組み付け作業を容易化することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、クランクシャフトを車両左右方向に配したエンジンと、該エンジンの駆動力を駆動輪に伝達する変速機とを一体に備え、小型の自動二輪車や自動三輪車の車体フレームに揺動自在に支持された車両用スイング式パワーユニットにおいて、エンジンと変速機とを分離可能に構成すると共に、エンジンの冷却用のラジエータおよび冷却水ポンプを該エンジンの車両左右方向で同一側面側に集中配置して、変速機とは反対側の一方向からエンジンに組み付け可能とし、前記ラジエータが、クランクシャフトの、変速機とは反対側の端部よりも外側方でエンジンに組付けられていることを特徴とする車両用スイング式パワーユニットが提案される。
【0006】
上記構成によれば、エンジンと変速機とを分離可能に構成し、エンジンのラジエータおよび冷却水ポンプを該エンジンの車両左右方向で同一側面側に集中して配置したので、エンジンにラジエータおよび冷却水ポンプを組み付ける作業を行う際に、エンジンから変速機を分離しておけば、その変速機が作業の邪魔になることがない。その結果、エンジンの運搬や姿勢変更が容易になり、かつエンジンの姿勢を作業に適した姿勢に安定させることが容易になって作業性が大幅に向上する。
【0007】
また上記のようにラジエータおよび冷却水ポンプが変速機とは反対側の一方向からエンジンに組み付け可能であるため、変速機が結合される割り面を下にしてエンジンの姿勢を安定させた状態で上方からラジエータおよび冷却水ポンプの組み付けを行うことが可能になり、作業性が更に向上する。
【0008】
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記冷却水ポンプはエンジンのシリンダヘッドに支持したカムシャフトの軸端部に設けられ、前記カムシャフトをクランクシャフトに接続するタイミングチェーンは変速機の反対側からエンジンに組み付け可能であることを特徴とするスイング式パワーユニットが提案される。
【0009】
上記構成によれば、エンジンのシリンダヘッドに支持したカムシャフトの軸端部に設けた冷却水ポンプと、前記カムシャフトをクランクシャフトに接続するタイミングチェーンとを変速機の反対側から同時にエンジンに組み付けることができるので、作業性が更に向上する。
【0010】
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1又は2の構成に加えて、前記クランクシャフトの、変速機とは反対側の端部に発電機が設けられ、その発電機の発電機カバーの右側に前記ラジエータが設けられることを特徴とする車両用スイング式パワーユニットが提案され、さらに請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜3の何れか1項の構成に加えて、エンジンの冷却水温度に応動するサーモスタットが、エンジンのシリンダヘッドの側面に設けられていて、車両左右方向でラジエータと冷却水ポンプとの間に位置していることを特徴とする車両用スイング式パワーユニットが提案される。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0012】
図1〜図10は本発明の一実施例を示すもので、図1はスクータ型の自動二輪車の全体側面図、図2は図1の要部拡大図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線矢視図、図5は図3の5−5線断面図、図6は図3の6−6線断面図、図7は図3の7−7線断面図、図8は図2の要部拡大図、図9は図8の9−9線断面図、図10はパワーユニットの組み立て時の作用説明図である。
【0013】
図1および図2に示すように、操向ハンドル11により操舵される前輪Wfとスイング式のパワーユニットPにより駆動される後輪Wrとを備えたスクータ型の自動二輪車Vの車体フレームFは、フロントフレーム12、センターフレーム13およびリヤフレーム14に3分割される。フロントフレーム12は、ヘッドパイプ121 、ダウンチューブ122 およびステップフロア支持部123 を一体に備えたアルミ合金の鋳造品から構成される。パワーユニットPがピボット15を介して上下揺動自在に支持されるセンターフレーム13はアルミ合金の鋳造品から構成され、前記フロントフレーム12の後端に結合される。パワーユニットPの後上方に延びるリヤフレーム14は環状のパイプ材から構成され、その上面に燃料タンク16が支持される。センターフレーム13の上面にはヘルメットケース17が支持されており、シート18を一体に有するカバー19によってヘルメットケース17および燃料タンク16が開閉自在に覆われる。
【0014】
パワーユニットPは、シリンダを車体前方に向けて配置した水冷式の単気筒4サイクルエンジンEと、エンジンEの左側面から車体後方に延びるベルト式無段変速機Tとを一体に結合してなり、ベルト式無段変速機Tの後部上面がリヤクッション20を介してセンターフレーム13の後端に結合される。ベルト式無段変速機Tの上面にはエアクリーナ21が支持され、ベルト式無段変速機Tの右側面にはマフラー22が支持され、エンジンEの下面にはスタンド23が支持される。
【0015】
図3〜図5から明らかなように、エンジンEは、クランクシャフト31に沿って鉛直方向に延びる割り面P1 により分割された第1エンジンブロック32および第2エンジンブロック33を備えており、第1エンジンブロック32はシリンダブロックおよびクランクケースの半部を構成するとともに、第2エンジンブロック33はクランクケースの残りの半部を構成する。第1エンジンブロック32の前端には割り面P2 を介してシリンダヘッド34が結合され、シリンダヘッド34の前端には割り面P3 を介してヘッドカバー35が結合される。第1、第2エンジンブロック32,33の右側面には割り面P4 を介して発電機カバー35が結合される。
【0016】
ベルト式無段変速機Tは、割り面P5 を介して結合された右側の第1変速機ケーシング37および左側の第2変速機ケーシング38を備えており、第1変速機ケーシング37の前部右側面が、第1、第2エンジンブロック32,33の左側面に割り面P6 を介して結合される。また第1変速機ケーシング37の後部右側面には割り面P7 を介して減速機ケーシング39が結合される。
【0017】
図3に示すように、第1エンジンブロック32に内装したシリンダ41の内部に摺動自在に嵌合するピストン42は、コネクティングロッド43を介してクランクシャフト31に連接される。シリンダヘッド34にはカムシャフト44が回転自在に支持されており、シリンダヘッド34に設けた図示せぬ吸気バルブおよび排気バルブが前記カムシャフト44によって開閉駆動される。第1エンジンブロック32に設けたチェーン通路321 内に収納されたタイミングチェーン45が、クランクシャフト31に設けた駆動スプロケット46とカムシャフト44に設けた従動スプロケット47とに巻き掛けられる。従って、クランクシャフト31の2回転につき、カムシャフト44は1回転する。
【0018】
クランクシャフト31の右側に設けられた交流発電機48は前記発電機カバー36により覆われており、その発電機カバー36の右側にラジエータ49が設けられる。ラジエータ49に冷却風を供給すべく、クランクシャフト31の右端に固定された冷却ファン50が交流発電機48およびラジエータ49間に配置される。また内部にサーモスタット51を収納したサーモスタットケース52がシリンダヘッド34の右側面に割り面P8 を介して結合されており、カムシャフト44の右端に設けられた冷却水ポンプ53がシリンダヘッド34およびサーモスタットケース52によって囲まれた空間に収納される。
【0019】
第1変速機ケーシング37および第2変速機ケーシング38の内部に突出するクランクシャフト31の左端に、ベルト式無段変速機Tの入力回転部材である駆動プーリ54が設けられる。駆動プーリ54は、クランクシャフト31に固定された固定側プーリ半体55と、固定側プーリ半体55に対して接近・離間可能な可動側プーリ半体56とを備えており、可動側プーリ半体56はクランクシャフト31の回転数の増加に応じて半径方向外側に移動する遠心ウエイト57によって固定側プーリ半体55に接近する方向に付勢される。
【0020】
第1変速機ケーシング37の後部および減速機ケーシング39間に支持された出力軸58に設けられた従動プーリ59は、出力軸58に相対回転可能に支持された固定側プーリ半体60と、固定側プーリ半体60に対して接近・離間可能な可動側プーリ半体61とを備えており、可動側プーリ半体61はスプリング62で固定側プーリ半体60に向けて付勢されるとともに、固定側プーリ半体60と出力軸58との間に発進用クラッチ63が設けられる。そして駆動プーリ54および従動プーリ59間に無端状のVベルト64が巻き掛けられる。
【0021】
第1変速機ケーシング37および減速機ケーシング39間には前記出力軸58と平行な中間軸65および車軸66が支持されており、これら出力軸58、中間軸65および車軸66間に減速ギヤ列67が設けられる。そして減速機ケーシング39を貫通して右側に突出する車軸66の右端に後輪Wrが設けられる。
【0022】
而して、エンジンEのクランクシャフト31の回転はベルト式無段変速機Tの入力部材である駆動プーリ54に伝達され、その駆動プーリ54からVベルト64、従動プーリ59、発進用クラッチ63および減速ギヤ列67を介して後輪Wrに伝達される。
【0023】
エンジンEの低速回転時には、駆動プーリ54の遠心ウエイト57に作用する遠心力が小さいため、従動プーリ59のスプリング62によって固定側プーリ半体60および可動側プーリ半体61間の溝幅が減少し、変速比はLOWになっている。この状態からクランクシャフト31の回転数が増加すると、遠心ウエイト57に作用する遠心力が増加して駆動プーリ54の固定側プーリ半体55および可動側プーリ半体56間の溝幅が減少し、それに伴って従動プーリ59の固定側プーリ半体60および可動側プーリ半体61間の溝幅が増加するため、変速比はLOWからTOPに向かって無段で変化する。
【0024】
図3および図4から明らかなように、ラジエータ49の前下部とサーモスタットケースカバー521 とが冷却水配管71で接続され、サーモスタットケース52と第1エンジンブロック32とが冷却水配管72で接続され、シリンダヘッド34とラジエータ49の後上部とが冷却水配管73で接続される。
【0025】
エンジンEの暖機運転が完了した状態では、カムシャフト44により駆動される冷却水ポンプ53から排出された冷却水は、サーモスタットケース52および冷却水配管72を経て第1エンジンブロック32およびシリンダヘッド34内のウオータジャケットに供給され、そこを通過する間にエンジンEを冷却した後に冷却水配管73を経てラジエータ49に供給される。そしてラジエータ49を通過する間に温度低下した冷却水は、冷却水配管71およびサーモスタット51を経て前記冷却水ポンプ53に戻される。一方、エンジンEが暖機運転中であって冷却水温度が低いときにはサーモスタット51が作動し、冷却水はラジエータ49を通過することなくエンジンEの内部を循環して速やかに温度上昇する。
【0026】
このように、エンジンEの右側面にラジエータ49、冷却ファン50、サーモスタット51、冷却水ポンプ53、冷却水配管71,72,73等のエンジン冷却用の補機類を集中的に配置したので、組み立て時やメンテナンス時にエンジンEの姿勢を大きく変更することなく前記補機類を一方向から効率よく着脱することが可能となり、しかも冷却水配管71,72,73の長さを最小限に抑えることができる。
【0027】
特に、エンジンEに対してベルト式無段変速機Tが分離可能であるためにエンジンEの運搬や姿勢変更等が容易になるだけでなく、ベルト式無段変速機Tが結合される割り面P6 を下向きにしてエンジンEを支持することにより、前記補機類の着脱が容易なようにエンジンEの姿勢を安定させることができる。またカムシャフト44および冷却水ポンプ53を駆動するタイミングチェーン45もエンジンEの右側面に配置されているため、冷却水ポンプ53の組み付け時にタイミングチェーン45を同時に組み付けることが可能になって作業性が一層向上する。またエンジンブロックおよび変速機ケーシングを分離不能な一体構造とした従来のものに比べて、個々の部品を小型化して鋳造金型のコストを削減することができるだけでなく、複数種類のエンジンおよび複数種類の変速機を種々の態様で組み合わせることが可能になって汎用性が向上する。
【0028】
更に、エンジンブロックをクランクシャフト31の軸線に沿って第1エンジンブロック32および第2エンジンブロック33に2分割し、第1エンジンブロック32側にシリンダ41、ピストン42、コネクティングロッド43およびクランクシャフト31を予め組み付けることができるので、エンジンEの組み立てが容易になる。
【0029】
図3および図5〜図7から明らかなように、第1、第2エンジンブロック32,33と第1変速機ケーシング37とは、第1変速機ケーシング37側から螺入される4本のボルト74,74;75,75によって一体に結合される。第1変速機ケーシング37を第1エンジンブロック32に結合する前側の2本のボルト74,74の頭部はベルト式無段変速機Tの外部に露出しており、第1変速機ケーシング37を第2エンジンブロック33に結合する後側の2本のボルト75,75の頭部は第2変速機ケーシング38により覆われてベルト式無段変速機Tの外部からは目視不能である。
【0030】
第1、第2エンジンブロック32,33の左側面にはクランクシャフト31を中心とする円形の開口76(図5参照)が形成され、また第1変速機ケーシング37にもクランクシャフト31を中心とする円形の開口77(図6および図7参照)が形成される。第1、第2エンジンブロック32,33および第1変速機ケーシング37を結合するとき、第1、第2エンジンブロック32,33の開口76の周縁に形成した環状の座部78と、第1変速機ケーシング37の開口77の周縁に形成した環状の座部79とが、環状のシール部材80(図3参照)を介して当接する。第1変速機ケーシング37の開口77の直径は、ベルト式無段変速機Tの駆動プーリ54の最大外径よりも僅かに大きくなっており、従って駆動プーリ54は第1変速機ケーシング37の開口77を通過可能である。
【0031】
また第1エンジンブロック32および第1変速機ケーシング37には前側の2本のボルト74,74が貫通する各2個のボス部81,81;82,82が突設されるとともに、第2エンジンブロック33および第1変速機ケーシング37には後側の2本のボルト75,75が貫通する各2個のボス部83,83;84,84が突設される。
【0032】
従って、第1、第2エンジンブロック32,33を4本のボルト74,74;75,75で第1変速機ケーシング37に結合するとき、第1、第2エンジンブロック32,33の4個のボス部81,81;83,83が第1変速機ケーシング37の4個のボス部82,82;84,84にそれぞれ当接する。尚、図5および図6において、第1、第2エンジンブロック32,33および第1変速機ケーシング37の相互に当接する部分が網目で示されている。
【0033】
而して、相互に当接する第1、第2エンジンブロック32,33の座部78および第1変速機ケーシング37の座部79と、相互に当接する第1、第2エンジンブロック32,33のボス部81,81;83,83および第1変速機ケーシング37のボス部82,82;84,84との間に、断熱空気層を構成する空間S(図3参照)が形成される。このように、第1、第2エンジンブロック32,33と第1変速機ケーシング37との間に断熱空気層を構成する空間Sを形成することにより、エンジンEの熱がベルト式無段変速機Tに伝達されるのを防止し、ベルト式無段変速機Tの冷却機能を特別に高めることなく熱に弱いVベルト64の耐久性を確保することができる。
【0034】
また図10に示すように、パワーユニットPを組み立てる際に、予めサブアセンブリとして組み立てたエンジンEのクランクシャフト31にベルト式無段変速機Tの駆動プーリ54を組み付けておき、その後に第1、第2エンジンブロック32,33と第1変速機ケーシング37とを4本のボルト74,74;75,75で結合する。このとき、第1変速機ケーシング37の開口77の直径はクランクシャフト31に組み付けた駆動プーリ54の最大外径よりも大きいため、第1、第2エンジンブロック32,33と第1変速機ケーシング37とを支障なく結合することが可能となって組み付け性が向上する。
【0035】
図8および図9に示すように、センターフレーム13にゴムブッシュ91,91を介して支持した左右一対のボルト92,92に、左右のリンクプレート93,94が揺動自在に枢支される。車体左側のリンクプレート93の外側面に設けた2個のボックス状のストッパラバー支持部材95,95にストッパラバー96,96がそれぞれ装着され、またセンターフレーム13に前記ストッパラバー96,96がそれぞれ当接する2個の受け面131 ,132 が形成される。左右のリンクプレート93,94は連結ロッド97および前記ピボット15で一体に連結されており、エンジンEから前上方に突出する左右一対のハンガーブラケット98,98が、前記ピボット15にそれぞれゴムブッシュ99,99を介して支持される。
【0036】
而して、パワーユニットPからハンガーブラケット98,98を介してピボット15に入力された荷重は、ピボット15を支持するゴムブッシュ99,99の弾性変形により吸収されるとともに、リンクプレート93,94がボルト92,92回りに揺動してストッパラバー96,96がセンターフレーム13の受け面131 ,132 に押し付けられて弾性変形することにより吸収される。また前記荷重はボルト92,92をセンターフレーム13に支持するゴムブッシュ91,91の弾性変形によっても吸収される。
【0037】
以上、本発明の実施例を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
【0038】
例えば、実施例では自動二輪車Vのスイング式パワーユニットPを例示したが、本発明のスイング式パワーユニットPは自動三輪車に対しても適用することができる。また請求項1に記載された発明におけるエンジンEの冷却用の補機類は実施例におけるラジエータ49や冷却水ポンプ53に限定されず、オイルクーラやオイルポンプのような他の冷却用の補機類であっても良い。
【0039】
【発明の効果】
以上のように請求項1に記載された発明によれば、クランクシャフトを車両左右方向に配したエンジンと、該エンジンの駆動力を駆動輪に伝達する変速機とを分離可能に構成し、エンジンの冷却水ポンプ及びラジエータを該エンジンの車両左右方向で同一側面側に集中配置して、変速機とは反対側の一方向からエンジンに組み付け可能とし、そのラジエータが、クランクシャフトの、変速機とは反対側の端部よりも外側方でエンジンに組付けられているので、エンジンに冷却水ポンプ及びラジエータを組み付ける作業を行う際に、エンジンから変速機を分離しておけば、その変速機が作業の邪魔になることがない。その結果、エンジンの運搬や姿勢変更が容易になり、かつエンジンの姿勢を作業に適した姿勢に安定させることが容易になって作業性が大幅に向上する。しかも上記ラジエータおよび冷却水ポンプが変速機とは反対側の一方向からエンジンに組み付け可能であることで、変速機が結合される割り面を下にしてエンジンの姿勢を安定させた状態で上方からラジエータおよび冷却水ポンプの組み付けを行うことが可能になり、作業性が更に向上する。
【0040】
また請求項2に記載された発明によれば、エンジンのシリンダヘッドに支持したカムシャフトの軸端部に設けた冷却水ポンプと、前記カムシャフトをクランクシャフトに接続するタイミングチェーンとを変速機の反対側から同時にエンジンに組み付けることができるので、作業性が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 スクータ型の自動二輪車の全体側面図
【図2】 図1の要部拡大図
【図3】 図2の3−3線断面図
【図4】 図3の4−4線矢視図
【図5】 図3の5−5線断面図
【図6】 図3の6−6線断面図
【図7】 図3の7−7線断面図
【図8】 図2の要部拡大図
【図9】 図8の9−9線断面図
【図10】 パワーユニットの組み立て時の作用説明図
【符号の説明】
E エンジン
F 車体フレーム
T ベルト式無段変速機(変速機)
Wr 後輪(駆動輪)
31 クランクシャフト
34 シリンダヘッド
44 カムシャフト
45 タイミングチェーン
36 発電機カバー
48 発電機
49 ラジエータ
51 サーモスタット
53 冷却水ポンプ

Claims (4)

  1. クランクシャフト(31)を車両左右方向に配したエンジン(E)と、該エンジン(E)の駆動力を駆動輪(Wr)に伝達する変速機(T)とを一体に備え、小型の自動二輪車や自動三輪車の車体フレーム(F)に揺動自在に支持された車両用スイング式パワーユニットにおいて、
    エンジン(E)と変速機(T)とを分離可能に構成すると共に、エンジン(E)の冷却用のラジエータ(49)および冷却水ポンプ(53)を該エンジン(E)の車両左右方向で同一側面側に集中配置して、変速機(T)とは反対側の一方向からエンジン(E)に組み付け可能とし、
    前記ラジエータ(49)は、クランクシャフト(31)の、変速機(T)とは反対側の端部よりも外側方でエンジン(E)に組付けられていることを特徴とする車両用スイング式パワーユニット。
  2. 前記冷却水ポンプ(53)はエンジン(E)のシリンダヘッド(34)に支持したカムシャフト(44)の軸端部に設けられ、前記カムシャフト(44)をクランクシャフト(31)に接続するタイミングチェーン(45)は変速機(T)の反対側からエンジン(E)に組み付け可能であることを特徴とする、請求項1に記載の車両用スイング式パワーユニット。
  3. 前記クランクシャフト(31)の、変速機(T)とは反対側の端部に発電機(48)が設けられ、その発電機(48)の発電機カバー(36)の右側に前記ラジエータ(49)が設けられることを特徴とする、請求項1又は2に記載の車両用スイング式パワーユニット。
  4. エンジン(E)の冷却水温度に応動するサーモスタット(51)が、エンジン(E)のシリンダヘッド(34)の側面に設けられていて、車両左右方向でラジエータ(49)と冷却水ポンプ(53)との間に位置していることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の車両用スイング式パワーユニット。
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