JP4161417B2 - 偽造防止用紙及びこれを用いた印刷物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、紙幣、株券、債券、商品券、宝くじ等の紙からなる有価証券類の偽造防止に関するもので、さらに詳しくは、電子複写機による偽造や改竄をしようとしたときにそれらの行為が極めて困難である用紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、紙は紙幣をはじめ、株券、債券、商品券、宝くじ等々金銭的価値を有する有価証券として幅広く使用されており、その様な有価証券類に用いられている用紙には容易に偽造又は変造出来ない様に、紙自身に透かしを施したり、あるいはマイクロ文字や凹版、隠し文字、蛍光印刷等の特殊な印刷を施したり、金箔や銀箔のような金属光沢を有する箔、もしくは光の干渉を用いて立体画像や特殊な装飾画像を表現し得るホログラムや回折格子のような光学機能層を有する箔を転写またはシールで施しているのが一般的である。
【0003】
上記光学機能層は、微細な凹凸パターンや屈折率の異なる縞状パターンなどの回折構造を鏡面反射を持つ金属薄膜層や透過性と反射性を併せ持つ高屈折率透明材の上に積層したホログラムや回折格子等の総称である。
【0004】
光学機能層は、一般的には光学的な撮影方法により微細な凹凸パターンからなるレリーフ型のマスターを作製し、これから電気メッキ法により凹凸パターンを複製したニッケル製のプレス板を複製し、このプレス板を樹脂層状に加熱押圧するという周知の方法により行われており、レリーフ型と称されている。
【0005】
また、レリーフ型とは異なり、感光性樹脂などの記録材を用いて、体積方向に干渉縞を記録する体積型と称されるものもあり、体積型の光学機能層では感光性樹脂の屈折率を体積方向に変化させ、反射型としたものが一般に使用される。
【0006】
有価証券類が偽造される場合、主に印刷による方法と電子複写機による方法がとられるが、今日では電子複写機の解像度が格段に良くなり、電子複写機さえあれば手軽に本物と見分けがつかないくらい複写出来ることから、電子複写による偽造が増加している。この場合、マイクロ文字や隠し文字といったパターン印刷法ではオリジナルとコピーを見分けることが困難になっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、こういった電子複写機を用いた偽造手段には、金属光沢を有する箔や光学機能層を積層したスレッドを紙層中に抄き込んだ偽造防止用紙が複写防止効果が高いとして一部の商品券などで採用されている。これらの金属光沢を有する箔や光学機能層を複写すると、ほとんど黒く複写されてしまうため一目見て複写物であることがわかるためである。ところが、これら金属光沢を有する箔や光学機能層を積層したスレッドは細幅のため金属光沢を持つ似たような箔で偽造されても偽造と分かりづらい問題があった。
【0008】
また、紙層中に文字や絵柄などを部分的に印刷した透明なフィルムを抄き込んで透明透かしとした偽造防止用紙も偽造防止効果が高いが、製造コストや生産性などの問題からあまり採用されていない。
【0009】
本発明は以上のような問題点に着目して、これらを解決すべくなされたものであり、その具体的に課題とするところは、従来のスレッド用紙以上の偽造防止効果、すなわち透明透かしと同等の偽造防止効果及び真偽判定のし易さを有し、且つスレッド用紙並の製造コスト及び生産性を有する偽造防止用紙を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1の発明は、スレッドを用紙基材中に抄き込んで、用紙の表裏に部分的に露出させ、更に表裏の露出部の一部もしくは全部が重なり、前記用紙の表裏に部分的に露出させたスレッドは透明な同一のスレッドであって透明高分子樹脂フィルムと透過型光学機能層とを含むことを特徴とする偽造防止用紙である。
【0011】
また本発明は上記第1の発明において、スレッド基材に透過型光学機能層を積層した偽造防止用紙である。
【0012】
また本発明は上記第1の発明において、スレッド基材に積層した光学機能層の代わりに多層薄膜を積層した偽造防止用紙である。
【0013】
また本発明は上記第1の発明において、スレッドの少なくとも片面に印刷層を積層した偽造防止用紙である。
【0014】
また本発明は上記第1の発明において、スレッド基材に積層した印刷層の代わりに部分的に金属層を使用した偽造防止用紙である。
【0015】
また本発明は上記第1の発明において、スレッドに更に保護層を積層した偽造防止用紙である。
【0016】
また本発明は上記第1の発明において、スレッドの少なくとも片面に接着層を積層した偽造防止用紙である。
【0017】
本発明の第2の発明は、上記各第1の発明に記載の偽造防止用紙に、有価証券類の印刷を施したことを特徴とする印刷物である。
【0018】
【作用】
本発明は前記課題を解決するために、透明な高分子樹脂フィルムを一定の幅に、直線状にスリットしたもの(以下、スレッドという)を紙層中に抄き入れし、従来、片面だったスレッド露出部を用紙の両面としてその露出部の一部分もしくは全部が用紙の表裏で一致することからスレッド露出部の一部分もしくは全部が透明となり、従来の透明透かしと同等の偽造防止効果及び真偽判定のし易さを有し、且つスレッド用紙と同様の製造方法で作製できることから従来の透明透かしよりコストも安価で生産性が高い偽造防止用紙となる。また、更なる偽造防止策としてスレッド基材に金属箔や光学機能層を積層してもよいが、本発明の場合、透過型の光学機能層を用いることが本発明の偽造防止用紙として望ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を実施の形態に基づき詳細に説明する。
すなわち、本発明は、図1のように、透明な高分子樹脂フィルムであるスレッド基材(21)の両面に接着層(22)を積層してなるスレッド(2)を用紙基材(11)中に、用紙基材の表面の表面開口部(31)、裏面の裏面開口部(32)で露出するように抄き込んだことを特徴とするものであり、このとき露出部の一部分または全部は用紙の表裏で一致することとなり、ここに光透過部分(33)が形成されて透視できる。この場合、図 1 では省略してあるが、前記裏面の裏面開口部(32)で露出するように抄き込んだスレッドは透明な同一のスレッドであって透明高分子樹脂フィルムと透過型光学機能層とを含む構成としておく。これは本発明の基本的な構成となる。(請求項1に対応)。
【0020】
また、本発明は、図2のように透明な高分子樹脂のスレッド基材(21)の裏面に接着層(22)を、表面に光学機能層(23)と接着層(22)を順次積層した光学機能スレッドを用紙基材(11)に抄き込み、用紙基材の表裏の表面開口部(31)、裏面開口部(32)で露出させ、露出部の一部分を用紙の表裏で一致させたことにより、透明透かしの効果と光学機能の効果を併せ持つ更に高度な偽造防止用紙としたものである(請求項2に対応)。
【0021】
本発明の用紙基材(11)の原料としては、針葉樹や広葉樹、イネ、エスパルト、バガス、麻、亜麻、ケナフ、カンナビス等の木材パルプと、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリアクリレート、ポリ塩化ビニル等のプラスチックから作られた合成繊維が用いられる。
【0022】
次に、木材パルプまたは合成繊維を水中にて叩解して水稀薄原料としたものを抄いて絡ませた後、脱水・乾燥させて作られる。このとき、紙は原料であるセルロースの水酸基間の水素結合で繊維間の強度が得られる。また、紙に用いる填料としてはクレイ、タルク、炭酸カルシウム、二酸化チタン等があり、サイズ剤としてはロジン、アルキル・ケテン・ダイマー、無水ステアリン酸、アルケニル無水こはく酸、ワックス等があり、紙力増強剤には変性デンプン、ポリビニルアルコール、ポリアクリルアミド、尿素−ホルムアルデヒド、メラミン−ホルムアルデヒド、ポリエチレンイミン等があり、これらの材料は必要に応じて適宜水稀薄原料に加えられる。
【0023】
また、本発明の用紙基材(11)における抄紙方法は通常の植物繊維紙の抄き合わせ法でよく、原料濃度を0.5%〜10%、好ましくは1%〜2%の水稀薄原料で十分に膨潤させた繊維をよく混練し、スダレ・網目状のワイヤーパート上に流して並べ、搾水後加温により水分を蒸発させて作られる。この際、前記のスレッドの抄き込みには、針金あるいは薄板(金属その他)を切り抜いて作った型をワイヤーパート上に固定するか、高分子樹脂またはハンダなどの金属を溶かしてワイヤーパート上に固着させたものを抄き網として使い、この部分にスレッド(2)をあてて用紙基材(11)表裏の開口部(3)すなわち表面開口部(31)、裏面開口部(32)の位置を合わせながら抄き合わせを行う。
【0024】
また、植物繊維以外の例えば合成繊維を混入した紙の場合は合成繊維間に水素結合などの結合力を持たないため結着剤を必要とすることが多いので、合成繊維比率と結着剤量は、紙の強度を落とさない程度に適宜決めるのが望ましい。
【0025】
スレッド(2)は、高分子樹脂フィルムからなるスレッド基材(21)に印刷もしくは金属箔層や光学機能層、必要によっては更に保護層や接着層(22)などを順次積層してなる。
【0026】
本発明の偽造防止用紙への印刷・加工は、従来の紙の場合と同じ方法、すなわち、オフセット印刷法、スクリーン印刷法、グラビア印刷法等の印刷法で文字或いは絵柄を印刷することや断裁機を用いての小切れ加工等が可能である。
【0027】
上記スレッド基材(21)には、透明性に優れ、機械的に強く柔軟性や可撓性を有するポリエチレンテレフタレートやポリ塩化ビニル、ポリアクリレート等の高分子材料からなるフィルム状のプラスチックが必要に応じて用いられる。一般的に厚さ10μm〜100μmのものをフィルムと称しているが、この場合あまり厚いと印刷用紙としての意匠性を損なうので、厚さとしては10μm〜30μmのものが好ましい。
【0028】
また、上記スレッド基材(21)に積層される接着層(22)には、澱粉系、メチルセルロース系、カルボキシル化セルロース系、ヒドロキシエチルセルロース系、ポリビニルアルコール系、ポリビニルピロリドン系、ビニルエチルエーテル−無水マレイン酸共重合体系、ポリアクリル酸系ポリエチレンオキサイド系等を、グラビアコーティング等の各種コーティング法、マイクログラビア印刷、グラビア印刷、スクリーン印刷、オフセット印刷、凸版印刷、凹版印刷等の印刷法によって1μm〜10μm程度の膜厚で設けられる。
【0029】
【実施例】
以下、本発明の具体的な実施例を挙げ、詳細に説明する。
【0030】
<実施例1>
厚さ15μmのポリエチレンテレフタレートフィルムからなるスレッド基材の両面に、水溶性のポリビニル系のバインダーをマイクログラビアコーティング法にて厚さ3μmに均一にコーティングした接着層を積層し、直線状の2mm幅にスリットしてスレッドとした。
しかる後に、針葉樹パルプを水中で叩解して原料濃度を1.5%とした後、スレッド用に金属で加工された抄き網と手漉き装置を用いて抄き、直線状に並んだ開口部にスレッドを配置し、更にその上に開口部が部分的に一致する様にに抄き合わせて脱水、乾燥させ、本発明の偽造防止策を施した偽造防止用紙(100g/m2 )を作製した(これは図1に示したものと対応する)。
この実施例1は参考例として示すものである。
【0031】
<実施例2>
実施例1のスレッド基材の表面、接着層との間に前述したような透過型である光学機能層を積層した光学機能スレッドを使用して、実施例1と同様の方法で、本発明の偽造防止策を施した偽造防止用紙を作製した(これは図2に示したものと対応する)。
【0032】
<比較例1>
実施例1のスレッド基材の両面に実施例1と同様の材料と方法で接着層を積層し、片面だけ開口部(6)で露出するよう紙に抄き込んで、従来技術のスレッド用紙(スレッド偽造防止用紙)を作製した(これは図3に示したものと対応する)。
【0033】
<比較例2>
実施例2で使用した光学機能スレッドを使用して、比較例1と同様の方法で従来技術のスレッド用紙(スレッド偽造防止用紙)を作製した(これは図4に示したものと対応する)。
【0034】
ここに実施例1、比較例1で得た偽造防止用紙に対して、「偽造難易度」と「真偽判定」についてその性能を試験し、その結果を表1にまとめる。 実施例1は参考例の用紙の構成で、紙に抄き込んである透明な基材が用紙の表裏両面に露出し、また表裏の露出部の一部分が重なることから透明な部分が出現する。よって、スレッド基材が紙層中に抄き込まれているだけでなく、出現した透明部によって電子複写機や印刷、切り貼り等による偽造を防止することが可能となり、透明透かしと同様の偽造防止効果を持ちながら従来の透明透かしより生産性が高く、安価なコストで製造できた。一方、従来のスレッドの基本的な構成である比較例1では、透明なスレッドが部分的に用紙の片面に抄き込まれているが、切り貼り等の改竄行為による偽造がし易く、抄き込みか切り貼りかの真偽判定が曖昧なため偽造品が本物として流通してしまう可能性が高い。よって、実施例1の用紙と比較すると製造コストや生産性はあまり変わらないが、偽造防止効果は低い。
【0035】
また実施例2、比較例2で得た偽造防止用紙に対して、「偽造難易度」と「真偽判定」についてその性能を試験し、その結果を表1にまとめる。
実施例2では本発明の応用的な構成で、実施例1のスレッド基材に透過型の光学機能層が積層されていることから用紙への抄き込みと透明透かしの他に光学機能が加わり実施例1より更に偽造防止効果を高めている。比較例2のような従来の光学機能スレッドと比較すると、両者ともスレッドに光学機能層を積層していることから電子複写機や印刷に対する偽造防止効果は高いが、実施例2の方が用紙表裏に光学機能スレッドの露出部を持ち、透過部も有するため更なる偽造防止効果の向上が図られている。また、目視や手の触感による真偽判定を行う際も、電子複写機や印刷による偽造品に対して実施例2では光学機能の他に透過による判定が行え、切り貼り等の改竄に対しても実施例2では光学機能スレッドが用紙の両面に露出していることから比較例2より簡単・確実に判定できる。よって、製造コストや生産性が従来の光学機能スレッドと同等ながら、偽造防止効果が極めて高い偽造防止用紙となった。
【0036】
以下、表1に偽造防止効果や真偽判定のし易さ等をまとめて掲げる。
とくに「偽造難易度」については電子複写、印刷、切貼改竄の各方式にわけて評価し、非常に難しい(◎)、難しい(○)、比較的易しい(△)、易しい(×)の4段階とした。また、「真偽判定」については、簡単・確実(◎)、環境によって誤判定あり(○)、誤判定し易い(△)、判別不能(×)とした。
【0037】
【表1】
【0038】
【発明の効果】
本発明の用紙は、従来スレッド用紙の片面にだけ見えていたスレッドが用紙の表裏から見え、その露出部の少なくとも一部分が用紙の表裏で一致して開口部となり、スレッドが透明であることから用紙の開口部では透視できるようになる。よって、従来のスレッド用紙並の生産性を有しながら透明な透かしと同様の偽造防止効果や真偽判定の確実性を付与した偽造防止用紙となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に関連する参考例の偽造防止策を施した偽造防止用紙の概略図である。その(a)は平面図的概略図、(b)はA−Aに沿う断面図的概略図、(c)はB−Bに沿う断面図的概略図を示す(これは実施例1に述べたものと対応する)。
【図2】 本発明の、実施例の偽造防止策を施した偽造防止用紙の概略図である。その(a)は平面図的概略図、(b)はA−Aに沿う断面図的概略図、(c)はB−Bに沿う断面図的概略図を示す(これは実施例2に述べたものと対応する)。
【図3】従来技術による、偽造防止用紙の概略図である(これは比較例3に述べたものと対応する)。その(a)は平面図的概略図、(b)はA−Aに沿う断面図的概略図、(c)はB−Bに沿う断面図的概略図を示す(これは比較例4に述べたものと対応する)。
【図4】また他従来技術による、偽造防止用紙の断面図的概略図を示す。その(a)は平面図的概略図、(b)はA−Aに沿う断面図的概略図、(c)はB−Bに沿う断面図的概略図を示す。
【符号の説明】
1,4 … 偽造防止用紙
11,41 … 用紙基材
2,5 … スレッド
21,51 … スレッド基材
22,52 … 接着層
23,53 … 光学機能層
3,6 … 開口部
31 … 表面開口部
32 … 裏面開口部
33 … 光透過部分
34 … 光不透過部分
Claims (8)
- スレッドを用紙基材中に抄き込んで、用紙の表裏に部分的に露出させ、更に表裏の露出部の一部もしくは全部が重なり、前記用紙の表裏に部分的に露出させたスレッドは透明な同一のスレッドであって透明高分子樹脂フィルムと透過型光学機能層とを含むことを特徴とする偽造防止用紙。
- スレッド基材に透過型光学機能層を積層した請求項1に記載の偽造防止用紙。
- スレッド基材に積層した光学機能層の代わりに多層薄膜を積層した請求項2に記載の偽造防止用紙。
- スレッドの少なくとも片面に印刷層を積層した請求項1乃至3のいずれかに記載の偽造防止用紙。
- スレッド基材に積層した印刷層の代わりに部分的に金属層を使用した請求項4に記載の偽造防止用紙。
- スレッドに更に保護層を積層した請求項1乃至5のいずれかに記載の偽造防止用紙。
- スレッドの少なくとも片面に接着層を積層した請求項1乃至6のいずれかに記載の偽造防止用紙。
- 請求項1乃至6のいずれかに記載の偽造防止用紙に、有価証券類の印刷を施したことを特徴とする印刷物。
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