JP4403694B2 - 潜像を有する画像形成体およびその顕像化方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、株券、商品券あるいはクレジットカード等有価証券の他、商品用の封印シールやタグ類に偽造・複製の防止用として施す画像形成体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、株券、商品券さらにはクレジットカード等有価証券類の他、商品用の封印シールやタグ類に至るまで偽造・複製による不正使用を防止するため、精巧な印刷技術による印刷等が施されているのが一般的であったが、近年の偽造・複製による不正使用の頻発に鑑み、これら精巧な印刷等に加え特殊な偽造防止策が施されるようになってきた。
【0003】
この特殊な偽造防止策として、例えばホログラムを貼付けるたり、紫外線で発色する材料や画像を施して紫外線照射で真偽判定をする方法などがあり、あるいは、後に詳述するが、金属箔層に万線方向が異なる万線状凹凸パターン群が複数集合したエンボスパターンを形成したもので、見る角度を変化させると万線状凹凸パターン群の濃淡や輝きが変化する所謂オパール効果を有する画像体として有価証券類等に貼付けたりする方法や、さらには万線が略1対1の幅の潜像部と非潜像部とでなり、その万線が潜像部と非潜像部で位相が1/2ピッチずらしてある印刷物に、この万線と同形状の万線パターンを有する万線フィルムを重ね合わせると、非潜像部がこの万線フィルムの万線パターンで隠され、潜像部のみが像として浮かび上がって見えるようになり、この潜像部の像の有無で真偽判定をする「万線モアレ方式」という技術を用いた方法がある。
【0004】
上記「万線モアレ方式」について、さらに詳しく説明すると、例えば図7の正面図に示すように、幅とピッチが略1対1の万線パターンがハート型の潜像部(30)とそれ以外の非潜像部(32)とを形成し、図7に示すA部の部分拡大図として図8に示すように、潜像部(30)と非潜像部(32)の万線パターンの万線方向が同方向で、その位相を1/2ピッチずらしてあり、この像を万線モアレ像(3)といい、図9の正面拡大図に示すように、この万線と略同形状(万線幅(W)とピッチ(P))の万線パターンを有する万線フィルム(34)を重ね合わせると、非潜像部(32)がこの万線フィルム(34)の万線パターンで隠され、図10に示すように、潜像部(30)のみがハート型の画像として浮かび上がって見えるようになるものである。この万線モアレ像(3)を偽造防止用として使用する場合、図7に示すように、潜像部(30)の近傍に例えば三角形の可視像(36)を形成しておき、通常肉眼では三角形の可視像(36)のみが見えているので、一見してこの可視像(36)が偽造防止策と思わせるもので、実質の真偽判定は、図9に示すように、上記万線フィルム(34)をこの万線モアレ像に重ね合わせることによって、図10に示すように、可視像(36)に加えハート型の潜像部(30)の有無で行うものである。
【0005】
以上いずれの方法も開発当時は、カラーコピー機やスキャナー等を駆使して複写物を作製しても、その複製は困難で偽造防止策として有効な技術であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近では前記のホログラム技術や紫外線照射で真偽判定する技術は一般化されてきて、偽造・複製が比較的容易なものとなってきた。また、前記のオパール効果を利用した技術においても比較的容易に万線形状を読み取ることができ、この技術と機械があれば偽造・複製が容易なものとなってきた。さらにまた、前記の「万線モアレ」の技術を利用した方法は、パターン自体は比較的単純であるため、その偽造防止等に気付き、それなりの知見と技術のある者であれば容易に作製可能なものであり、かつ上記のように万線パターンの幅、ピッチに極均一性が要求され、この均一性に欠けると潜像部が視認され易くなり、かつ潜像化自体も困難となるという問題があった。そこで本発明者らは、以上の、特に万線モアレの技術を利用した画像形成に関する多大の知見と実験等を行った結果、本発明の潜像を有する画像形成体に至ったものである。
【0007】
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、有価証券類等に偽造防止策として施す画像形成体、特に万線モアレ技術を利用した潜像を有する画像形成体において、技術的に一般化されておらず、その偽造・複製が極めて困難で、かつ潜像部が視認されにくく潜像部の形成が容易な潜像を有する画像形成体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に於いて上記課題を達成するために、まず請求項1の発明では、基材上に、横波である波形状万線(20)と、前記波形状万線(20)の背景に該波形状万線(20)に略直交する万線パターンと、を設け、該波形状万線は、レリーフ像を形成し、該万線パターンは、1/2ピッチ分ずらしてある潜像部(30)と、前記潜像部(30)以外の非潜像部(32)と、から構成されていることを特徴とする潜像を有する画像形成体としたものである。
【0009】
上記請求項1の発明によれば、前記万線パターンは、縦方向万線を、波形状万線と略直交するように設けられているので、ピッチ、幅、形状が均一でない複雑な形状となり、潜像部を顕像化するためには、前記縦方向万線と同様のピッチ、幅、形状が均一でない万線パターンを有する万線パターンフィルムを用いなければならないため、偽造・複製が困難なものとすることができる。
【0010】
また、請求項2の発明では、上記万線パターンが破線で形成されていることを特徴とする請求項1記載の潜像を有する画像形成体としたものである。
【0011】
上記請求項2の発明によれば、上記潜像部を形成している変形万線パターンが破線で形成されているので、その潜像部と非潜像部との境界の視認がより困難なものとなり、よって偽造・複製が極めてしにくい潜像を有する画像形成体を提供することができる。
【0012】
また、請求項3の発明では、上記万線パターンが基材上に設けられた印刷画像により形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の潜像を有する画像形成体としたものである。
【0013】
【0014】
【0015】
上記請求項の発明によれば、万線パターンを基材上に設けられた印刷画像により形成されていることによって、製造に比較的コストが嵩まない潜像を有する画像形成体とすることができる。
【0016】
また、請求項の発明では、上記万線パターンが基材上の金属薄膜に設けられた凹凸パターンにより形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の潜像を有する画像形成体としたものである。
【0017】
上記請求項の発明によれば、万線パターンを基材上の金属薄膜に設けられた凹凸パターンにより形成されているものとすることによって、見る角度を変化させると凹凸パターンの濃淡や輝きが変化する所謂オパール効果を有し、デザイン効果に優れる潜像を有する画像形成体とすることができる。
【0018】
また、請求項の発明では、請求項1乃至4のいずれかに記載の潜像を有する画像形成体に、基材上に、横波である波形状万線と、該波形状万線にそれぞれの交点で略直交する縦方向万線を、前記波形状万線の背景に設けた万線パターンフィルムを重ね合わせて顕像化することを特徴とする潜像を有する画像形成体の顕像化方法としたものである。
【0019】
上記請求項の発明によれば、基材上に、横波である波形状万線と、該波形状万線にそれぞれの交点で略直交する縦方向万線を、前記波形状万線の背景に設けた万線パターンフィルムを用いなければ、顕像化されている万線モアレ像の顕像化ができない。よって、前記画像形成体の形成に加えて、この画像形成体の潜像を顕像化する万線パターンフィルムの偽造が困難で、かつ真偽鑑定が確実で容易な潜像を有する画像形成体の顕像化方法とすることができる。
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面を用いながら詳しく説明する。
【0027】
本発明は、有価証券類等の偽造・複製等による不正使用を防止するための偽造防止策が施された画像形成体に関するものであり、例えば図1の正面図に示すように、横波である波形状万線(20)の背景に、前記波形状万線(20)と略直交するような縦方向に万線を設けた万線パターン(10)を形成した潜像を有する画像形成体(1)である。ここで、前記万線パターン(10)は、ピッチ、幅、形状が均一でなく、1/2ピッチずれている潜像部(肉眼では視認できない)でなる潜像を有する画像形成体(1)となる。
【0028】
さらに図1に示すように、例えばこの万線パターン(10)と交差するように波形状万線(20)でレリーフ像を形成している可視像(22)が形成されていて、通常肉眼では、上記レリーフ像を形成して偽造防止効果を高めている可視像(22)のみが見えているもので、一見このレリーフ像「SO」を形成している可視像(22)が偽造防止策と思われる潜像を有する画像形成体(1)である。
【0029】
記万線パターン(10)に形成されている潜像部の顕像化で真偽の鑑定を行うもので、その顕像化は、例えば図1に示すような万線パターン(10)の潜像部近傍に、この潜像部近傍の万線パターン(10)と同じパターンでなるもので、図2の正面図に示すような万線パターンフィルム(24)を整合させ重ね合わせると、図3の正面図に示すように、例えば万線モアレ像「ALIT」でなる潜像部(30)のみが白く浮かび上がって見えるようになる画像形成体(1)である。また、上記万線パターンフィルム(24)の重ね合わせを、例えば図3に示すものから1/2ピッチ分だけずらすと、バックが白くなり、万線モアレ像「ALIT」が黒く浮かび上がらせる(図示せず)こともできるもので、この万線モアレ像「ALIT」でなる潜像部(30)の有無で真偽判定をすることのできる潜像を有する画像形成体(1)としたものである。
【0030】
上記潜像を有する画像形成体(1)についてさらに詳しく説明すると、例えば図1の拡大図として、図4に示すように、横波でなる波形状万線(20)の背景に、これと略直交するような縦方向万線で形成された万線パターン(10)があり、この万線パターン(10)は、この縦方向万線に対し1/2ピッチ分ずらしてある潜像部(30)とそれ以外の非潜像部(32)から構成されている潜像を有する画像形成体(1)である。この潜像を有する画像形成体(1)に、図2に示すような万線パターンフィルム(24)の所定の部分(実線の内部)を重ね合わせると、図5の拡大図(図3に示す万線モアレ像「IT」の部分を拡大したもの)に示すように、この万線パターンフィルムによって潜像部(30)の万線パターンの線部が隠蔽される。その結果万線パターンの非線部のみが「IT」となって白く浮き上がって顕像化され、一方の非潜像部(32)では万線パターンの非線部が隠蔽され、万線モアレ像「IT」以外の部分がより黒くなって上記白く浮き上がった潜像部(30)とのコントラストをより高くするようになるものである。
【0031】
また、上記図3に示す変形万線パターンフィルム(24)の重ね合わせを、上記の図5に示した場合より1/2ピッチ分だけずらすと、例えば図6に示すように、この万線パターンフィルムによって潜像部(30)の万線パターンの非線部が隠蔽され、その結果万線パターンの線部のみが「T」となって黒く浮き上がり、一方の非潜像部(32)では万線パターンの線部が隠蔽され、万線モアレ像「T」以外の部分がより白くなって上記潜像部(30)とのコントラストをより高くするようにすることもできる。
【0032】
このように、横波でなる波形状万線(20)との背景に、前記波形状万線(20)と略直交するような縦方向に万線パターン(10)が形成され、この万線パターン(10)の1/2ピッチ分だけずれている潜像部を形成し、この潜像部の顕像化に、前記万線パターン(10)と同一の万線パターンを有する万線パターンフィルムを、同位置に重ね合わせるという潜像を有する画像形成体(1)とその顕像化方法である。
【0033】
また、図9に示すような従来の単純な直線状の万線で潜像部(30)と非潜像部(32)を形成している万線モアレ像(3)では、潜像部(30)と非潜像部(32)との境界が肉眼でも視認し易くなっているが、図4に示すような背景にある万線パターン(10)を破線で形成することによって、ここに形成されている潜像部(30)と非潜像部(32)の境界(33)(白抜き○印の中)の視認をほとんど不可能にしているものである。さらに万線パターン(10)を破線で形成することによって、図1に示すように、万線パターン(10)部が明るくなり、波形状万線(20)でレリーフ像「SO」を形成している可視像(22)とのコントラストを大きくする効果もあり、偽造防止効果を高めることができる。さらに、この可視像(22)に誤魔化されて潜像部と非潜像部の境界は全く視認不可能なものとなり、かつこの可視像(22)が偽造防止策と思わせる効果をも有する潜像を有する画像形成体(1)とすることができる。
【0034】
また、図1に示すように、前記万線パターン(10)を印刷画像からなる潜像を有する画像形成体(1)、または前記万線パターン(10)を基材上の金属薄膜に形成されている凹凸パターンからなる潜像を有する画像形成体(1)とすることで、前者では、製造に比較的コストが嵩まない潜像を有する画像形成体(1)として適用できるものであり、後者では、見る角度を変化させると凹凸パターンの濃淡や輝きが変化する所謂オパール効果を有し、デザイン効果に優れた潜像を有する画像形成体(1)として適用できるものである。
【0035】
上記本発明の潜像を有する画像形成体(1)を構成する基材としては、例えば天然繊維紙や合成紙あるいはプラスチック板等が適用でき、さらに、前記基材に金属薄膜を形成し、この金属薄膜上に凹凸パターンを形成する場合、ワックス系接着剤層を介してアルミニウム箔を金属薄膜としてラミネートしたものや、基材に蒸着アンカー層を介してアルミニウムの蒸着で得ることもできる。また、オパール像や万線モアレ像の万線状凹凸パターンの形成は、これらに相当するエンボスパターンでなるプレス版で、基材上の金属薄膜を押圧して得ることができる。
【0036】
【発明の効果】
本発明は以上の構成であるから、下記に示す如き効果がある。
即ち、上記請求項1に係る発明において、基材上に縦方向万線を、波形状万線と略直交するよう設けられている万線パターンとからなり、その位相を1/2ピッチ分だけずらして潜像化されている万線モアレ像が形成されている潜像を有する画像形成体であり、該波形状万線がレリーフ像を形成しているので、通常肉眼では、該レリーフ増を形成することにより偽造防止効果を付しているように見えることから、実際の偽造防止効果を有する潜像部が視認されにくく、その上潜像部の形成が容易で、かつそのデザインも制約されない潜像を有する画像形成体とすることができる。
【0037】
また、上記請求項2に係る発明においては、上記潜像部を形成している万線パターンが破線で形成されているので、その潜像部と非潜像部との境界の視認がより困難なものとなり、かつ波形状万線でなるレリーフ像(可視像)とのコントラストが大きくなるので、この可視像に邪魔され、よって偽造・複製が極めてしにくい潜像を有する画像形成体とすることができる
【0038】
また、上記請求項に係る発明においては、前記万線パターンを基材上に形成されている印刷画像からなるものとすることによって、製造に比較的コストが嵩まない潜像を有する画像形成体とすることができる。
【0039】
【0040】
また、上記請求項に係る発明においては、前記万線パターンを基材上の金属薄膜に形成されている凹凸パターンからなるものとすることによって、見る角度を変化させると凹凸パターンの濃淡や輝きが変化する所謂オパール効果を有し、デザイン効果に優れる潜像を有する画像形成体とすることができる。
【0041】
また、上記請求項に係る発明においては、潜像部の顕像化を、画像形成体の万線パターンと同じパターンが形成されている万線パターンフィルムを用いることによって、前記万線モアレ像が形成されている部分に相当する位置を、その万線モアレ像の所に整合・重ね合わせて行うことにより可能となる。これにより、真偽鑑定が確実でより容易な潜像を有する画像形成体の顕像化方法である。
【0042】
従って本発明は、株券、商品券あるいはクレジットカード等有価証券の他、商品用の封印シールやタグ類に偽造・複製の防止用として施す画像形成体として、優れた実用上の効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の潜像を有する画像形成体の一実施の形態を説明するための正面図である。
【図2】 本発明の潜像を有する画像形成体を顕像化するための万線パターンフィルムの一実施の形態を示す正面図である。
【図3】 本発明の潜像を有する画像形成体が顕像化された一事例の正面図である。
【図4】 図1の一部拡大図である。
【図5】 図3の一部拡大図である。
【図6】 本発明の潜像を有する画像形成体が顕像化された他の一事例を表す正面拡大図である。
【図7】 従来の画像形成体を構成する万線モアレ像の一事例を説明するための正面図である。
【図8】 図4に示す万線モアレ像の正面図のA部の部分拡大図である。
【図9】 万線モアレ像に万線フィルムを重ね合わせた一事例を説明するための正面拡大図である。
【図10】 万線モアレ像に万線フィルムを重ね合わせた際に浮き上がって見える潜像部の一事例を
示す正面図である。
【符号の説明】
1‥‥潜像を有する画像形成体
3‥‥万線モアレ像
10‥‥万線パターン
20‥‥波形状万線
22‥‥波形状万線でなる可視像
24‥‥万線パターンフィルム
30‥‥潜像部
32‥‥非潜像部
33‥‥潜像部と非潜像部の境界
34‥‥万線フィルム
36‥‥可視像
P‥‥万線フィルムの万線ピッチ幅
W‥‥万線フィルムの万線幅

Claims (5)

  1. 基材上に、
    横波である波形状万線(20)と、
    前記波形状万線(20)の背景に該波形状万線(20)に略直交する万線パターンと、を設け、
    該波形状万線は、レリーフ像を形成し、
    該万線パターンは、1/2ピッチ分ずらしてある潜像部(30)と、前記潜像部(30)以外の非潜像部(32)と、から構成されていることを特徴とする潜像を有する画像形成体。
  2. 上記万線パターンは、破線で形成されていることを特徴とする請求項1記載の潜像を有する画像形成体。
  3. 上記万線パターンは、基材上に設けられた印刷画像により形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の潜像を有する画像形成体。
  4. 上記万線パターンは、基材上の金属薄膜に設けられた凹凸パターンにより形成されていることを特徴とする請求項1または2記載の潜像を有する画像形成体。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の潜像を有する画像形成体に、前記非潜像部とピッチが等しい万線パターンを設けた万線パターンフィルムを重ね合わせて顕像化することを特徴とする潜像を有する画像形成体の顕像化方法。
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