JP4126675B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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昭治 佐藤
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タイヨーエレック株式会社
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機やアレンジボール式パチンコ機等に代表される弾球遊技機の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来、入賞装置の前段や入賞装置の内部に回転体などを設けて遊技球の経路に変化を与えたり、特定の入賞装置への入球によって可変入賞装置を開放して入賞の可能性を高めるなど、さまざまなものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の弾球遊技機は、遊技者がその機種を繰り返し使用するにしたがって遊技を単調に感じる場合があるため、より変化に富んだ趣向性を有する弾球遊技機が望まれている。
【0004】
本発明は、趣向性に優れた弾球遊技機を提供することを目的にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記課題を解決するための請求項1記載の弾球遊技機は、
遊技盤と、前記遊技盤に設けられたセンター役物と、前記センター役物の下方に設けられた始動入賞装置と、判定用乱数生成用カウンタを有する遊技制御装置とを備え、
前記センター役物には、前記遊技盤面から受け入れた遊技球を遊動させる遊動域と、該遊動域内の遊技球の進路を変化させる進路変化部材と、該遊動域から遊技球を受け入れる受入口と、が設けられ、
前記遊動域上の遊技球は、前記進路変化部材に接触して前記受入口に流入するか、又は前記遊動域から前記始動入賞装置側に落下し、
前記受入口又は前記始動入賞装置に遊技球が入球したことが検出されると、前記遊技制御装置が、前記判定用乱数生成用カウンタからカウント値を取得し、取得した前記カウント値が当たり値と一致するか否かによって当否判定を実行し、当たり値と一致した場合に特別遊技を実行する弾球遊技機であって、
遊技球が前記受入口に流入した場合には、特典として複数回の当否判定を実行するものであって、2回目以降の当否判定は、受入口流入時に取得したカウント値に所定値を加えた値と当たり値との照合によって行う
ことを特徴とする。
【0006】
この弾球遊技機のセンター役物には、遊技盤面から受け入れた遊技球を遊動させる遊動域、遊動域内の遊技球の進路を変化させる進路変化部材、遊動域から遊技球を受け入れる受入口とが設けられており、遊動域上の遊技球は、進路変化部材に接触して受入口に流入するか、又は遊動域から始動入賞装置側に落下する。
受入口又は始動入賞装置に遊技球が入球したことが検出されると、遊技制御装置が、判定用乱数生成用カウンタからカウント値を取得し、取得したカウント値が当たり値と一致するか否かによって当否判定を実行し、当たり値と一致した場合に特別遊技を実行する。
【0007】
但し、遊技球が受入口に流入した場合には、特典として複数回の当否判定を実行するものであって、2回目以降の当否判定は、受入口流入時に取得したカウント値に所定値を加えた値と当たり値との照合によって行うので、趣向性が高められる。
【0008】
請求項2に記載の弾球遊技機は、前記受入口が複数設けられ、前記受入口の何れに遊技球が流入するかによって前記特典としての判定回数が異なることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機である。受入口を複数にして、遊技球が入球した受入口に応じて特典としての判定回数を異ならせるので、遊技者は自分が期待する特典に対応する受入口への入球を願うが、必ずしも期待通りにはならないわけで趣向性が向上する。
【0011】
センター役物は、遊動域、進路変化部材及び受入口を有する構造であればよいが、例えば枠状や前面が開放された箱状とするときには、奥側の壁面に窓を設けてここに液晶表示盤やCRT等の表示面を露呈させることでセンター役物が占める領域を表示装置と共用することができる。このように、センター役物の一部を表示面の配置用に使用することで、遊技盤上の限られたスペースを有効利用できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
次に、本発明のいくつかの実施例を図面を参照して説明することにより発明の実施の形態を説明する。
(実施例1)
図1及び図5に示すように、本実施例の弾球遊技機としてのパチンコ機10の外枠102にはヒンジ104を介して前面枠106が連結されている。前面枠106の下部には、発射ハンドル108や下皿110等が取付けられ、下皿110の内側には下皿排出口112が開口している。
【0013】
図1に示すように、前面枠106の上半部には、ガラス枠114が開閉可能に取付けられ、ガラス枠114によって保持されるガラス116にて遊技盤12の前面側が覆われている。また、ガラス枠114の下方には上皿120を支持する皿扉122が開閉可能に取付けられ、上皿120の内側には上皿排出口124が開口している。
【0014】
図1及び図5に示すように、遊技盤12には外ガイドレール126及び内ガイドレール128が取付けられ、これらの間に誘導路129が形成されている。また、これら外ガイドレール126及び内ガイドレール128の内側になる略円形の領域が遊技領域130とされ、内ガイドレール128の先端には遊技領域130から誘導路129への遊技球の戻りを防止するための打球戻り防止部材132が取付けられている。
【0015】
図1に示すように、遊技盤12の中央部に入球装置としてのセンター役物14が設置されている。また、センター役物14の下方には、周知のチューリップ型の可変入賞装置である始動入賞装置16、同じく周知のチューリップ型の可変入賞装置17a、17b、17c、開閉板18によって開閉される大入賞口19と2つの普通入賞口21を有する大入賞装置20が配されている。なお、遊技盤12には、周知の障害釘や風車などの遊技部材が配置されているが、それらの図示は省略している。
【0016】
図1〜図3に示すように、センター役物14は、額縁状のベース板30を備えており、ベース板30の前面上部には中飾部材32と左飾部材34、右飾部材36が庇状に張り出されており、中飾部材32の中央には7セグメントLEDを有する普通図柄表示器33が配され、下部には4個の保留ランプ35が配されている。ベース板30の内側には、前面側が開放された枠体38が連接されている。
【0017】
図2及び図3に示すように、枠体38の背板40には液晶表示盤42、7セグメントLEDを有する表示器44、LEDドットマトリクスを備えるLED表示盤46(図2には示されない)、背板40に描かれたS、B、Oの文字に対応して配された複数のLED48が装着されている。
【0018】
枠体38の内側には、下ステージ50、誘導域に該当する上ステージ52、下ステージ50と上ステージ52との間の段差を形成する前壁51が設けられている。
下ステージ50は中央部に凹部54を有しており、凹部54には奥側から手前側に向うわずかな傾斜が設けられている。凹部54の左右両側には凹部54に向かって傾斜する傾斜部56が設けられている。これら傾斜部56に連接する端部58もわずかに傾斜部56に向かって低く傾斜している。
【0019】
上ステージ52には奥側から手前側に向うわずかな傾斜が付与されており、上ステージ52上には、図2に示されるように野球場のダイヤモンドを模した図形が描かれている。
上ステージ52上には進路変化部材に該当する1体の打者人形60並びに2体の守備人形62(図2には1体のみ示される)が配されている。図4に示すように、打者人形60は、回転軸64を中心として設定範囲で往復回動する構造で、その回動に応じてバット部66が前後に揺動される。本実施例では打者人形60の駆動源としてステッピングモータ(図示しない)を使用しているが、他の形式のモータやロータリソレノイド等を駆動源とすることができる。
【0020】
また、守備人形62は上ステージ52に設けられた移動穴68内を往復移動する支柱70に取付けられており、移動穴68によって規制される範囲で上ステージ52上を往復移動する。本実施例では、守備人形62を往復駆動するための機構として、周期的に正転、逆転するモータとラック・ピニオン機構(いずれも図示は省略)を採用しているが、これとは異なる構造としても構わない。
【0021】
上ステージ52の周囲は、フェンス71によって囲まれ、受入口に該当する単打ゾーン72、2塁打ゾーン74並びにホームランゾーン75と球出口76が設けられている。これら単打ゾーン72、2塁打ゾーン74及びホームランゾーン75は、上ステージ52からの一部の遊技球の受入口とされており、これらに流入した遊技球は、各ゾーン72、74、75に対応して上ステージ52の床下に設置されているゾーンセンサ78a、78b、78c(図2、図3には示さない、図9参照)によって検出されてから、遊技盤12の背面側に流出する。
【0022】
さらに、フェンス71と枠体38との間には多数の観客人形82が配されている。つまり、上ステージ52とその周囲は野球場を模した構造とされている。
図2に示すように、中飾部材32には一対の入球口84が設けられ、各入球口84には、枠体38の外面に沿って配されたワープ樋86が接続されている。このワープ樋86の他端は、図示しない経路によって球出口76に接続されており、入球口84に入った遊技球は球出口76から上ステージ52上に放出される。
【0023】
球出口76から上ステージ52上に放出された遊技球は、上ステージ52の手前側すなわち打者人形60側に転動し、あるものは守備人形62に接触して進路を変更される。そして、タイミングが良ければ打者人形60のバット部66によって打撃される。打撃された遊技球のあるものは単打ゾーン72、2塁打ゾーン74またはホームランゾーン75に流入するが、例えば守備人形62によって跳ね返されて上ステージ52から下ステージ50に落下するものもある。このように具体的に試合を模した構成により、自身が打者になったり野球を観戦しているような気分を味わえる。
【0024】
また、図2に示すように、左飾部材34および右飾部材36のそれぞれの側面には球通過口88が開口しており(左飾部材34の球通過口は図示されない)、球通過口88に流入した遊技球は、左飾部材34および右飾部材36の下端部に設けられた出口(図示しない)から下方へと落下する構造である。なお、球通過口88を遊技球が通過すると、普通図柄表示器33に数字が変動表示された後に静止表示され、その数字が7であると始動入賞装置16が約0.5秒開放される。
【0025】
図5に示すように、遊技盤12は、前面枠106に取付けられているプラスチック製の遊技盤支持部材140にて支持されている。この遊技盤支持部材140には、左上がりの傾斜を有する発射レール142が取付けられ、発射レール142の下端部の上方には球受144が取付けられている。
【0026】
また、遊技盤支持部材140には、発射レール142と外ガイドレール126の間にファール球誘導部材146が取付けられており、ファール球誘導部材146と発射レールの先端に連設されたファール球受148の間にファール球落下路150が形成されている。また、遊技盤12には、内ガイドレール128の下方にファール球戻り防止部材152が取付けられている。このファール球戻り防止部材152は、後述するように、外ガイドレール126と内ガイドレール128の間を落下してきた遊技球が発射レール142上に戻るのを防止し、ファール球落下路150に導くための部材である。
【0027】
さらに、遊技盤支持部材140には、ファール球落下路150を落下した遊技球を受け止め、下皿排出口112に連通するファール球回収路154に誘導するためのファール球回収口156が設けられている。
一方、前面枠106の下部の背面側には、ベース板166によって支持されるロータリソレノイド168及びロータリソレノイド168により揺動される発射槌170を備える発射装置172が配されている。発射装置172は、遊技者の発射ハンドル108の操作に応じて稼働し、球受144により発射レール142の基端部上に留め置かれている遊技球を発射槌170にて打撃して発射できる。
【0028】
発射装置172によって発射された遊技球は、発射レール142上を走行してファール球落下路150の上方を飛び越え、外ガイドレール126と内ガイドレール128とによって誘導されて遊技領域130に飛び込む。遊技領域130に撃ち込まれた遊技球の中には、遊技領域130に配設されている障害釘等との衝突で誘導路129側へ跳ね返されるものなどがあるが、後述するように、打球戻り防止部材132がそのような遊技球が誘導路129へ戻るのを防止する。また、発射装置172によって発射されたものの遊技領域130に到達できなかった遊技球もある。こうした遊技球は、誘導路129を発射レール142側に向かって転落してくるが、ファール球戻り防止部材152またはファール球誘導部材146に衝突して、発射レール142上への戻りを防止され、ファール球落下路150からファール球回収口156に落ち、下皿排出口112ファール球回収路154を通って下皿排出口112から下皿110に排出される。
【0029】
このように遊技領域130から誘導路129への遊技球の戻りを防止するための打球戻り防止部材132は、図6に示される構造をしている。
遊技球の戻りを防止するための部材である弾性板180は、図6(b)に示すように、鋼製で弾性変形可能な薄板182を芯材とし、その表裏それぞれに接合層184を介して導電性繊維の繊維層186が取付けられている。弾性板180の下端部188には接合層184及び繊維層186はなく、この下端部188を本体189に設けられた爪片190によって挟持されている。また本体189には、係止片192とビス孔194が設けられており、係止片192を内ガイドレール128の側面に当接させ、ビス孔194を貫通するビス(図示略)により遊技盤12(図6には示さない)に螺着されている。
【0030】
この打球戻り防止部材132は、誘導路129から遊技領域130に向かって移動する遊技球が弾性板180に当たると、その遊技球の進行方向に沿って(図5の矢印方向に)弾性板180が弾性変形して遊技球の通過を許す。しかし、遊技領域130から誘導路129側に向かう遊技球が弾性板180に当たった際には、弾性板180が弾性変形して誘導路129を閉鎖するので、遊技領域130から誘導路129への遊技球の戻りが防止される。
【0031】
このように、誘導路129から遊技領域130に向う遊技球並びに遊技領域130から誘導路129に戻ろうとする遊技球が弾性板180に接触するが、弾性板180の表面には導電性繊維の繊維層186が取付けられているので、遊技球が帯電している場合には、その電荷が繊維層186の側に移動し、繊維層186からコロナ放電などのエネルギー密度の低い放電によって大気中に放電される。すなわち、遊技球の静電気を除去できる。また、遊技球が繊維層186に接触しなくても、繊維層186の近くを通過すれば同様に静電気が除去される。したがって、遊技球に蓄積された静電気の瞬時的な通電(電撃)により電子機器を誤動作させたり遊技者や遊技店員等に不快感を与えることを防止できる。
【0032】
なお、本実施例では、アクリルニトリル−硫化銅複合体繊維(日本蚕毛染色株式会社、商品名サンダーロン)の短繊維(パイル)を、接合層184による溶着にて薄板182に植設して繊維層186としているが、他の導電性繊維を用いたり他の態様とすることもできる。
【0033】
例えば、導電性繊維としては、繊維に硫化第1銅、硫化第2銅等の銅化合物を含浸させたもの、金属めっき繊維、カーボン繊維、繊維の表面にカーボンブラック分散体をコーティングしたもの、コアに導電部を有する複合紡糸繊維、繊維表面にカーボン微粉末を溶着させて導電層を形成したもの等、各種の導電性繊維を使用できる。これら各種の導電性繊維は、上述の植設の他に、織布あるいは不織布として用いたり、ブラシ状等にして用いることができる。
【0034】
次に、ファール球戻り防止部材152の詳細構造を説明する。
図7(a)に示すように、ファール球戻り防止部材152のベース板200にはビス孔202が設けられ、これらのビス孔202を貫通するビス(図示略)により、遊技盤12(図7には示さない)に螺着されている。ベース板200には、ピン204を介して揺動板206が揺動自在に取付けられている。また、ベース板200にはストッパ208が立設され、これが揺動板206の背面側への揺動変位を阻止している。図7(b)に示すように、揺動板206は、合成樹脂製の基材210の表面に接合層212を介して導電性繊維の繊維層214が取付けられている。
【0035】
なお接合層212及び繊維層214は、それぞれ打球戻り防止部材132の弾性板180に設けられている接合層184及び繊維層186と同様であり、上記に例示したような、他の導電性繊維を用いたり他の態様とすることも可能である。また、揺動板206の材質は金属であってもよい。
【0036】
このファール球戻り防止部材152の揺動板206には、上述したように、遊技領域130に到達できず誘導路129を発射レール142側に向かって転落してきた遊技球が衝突するが、その際の遊技球と繊維層214との接触や接近に伴って、上述した弾性板180の繊維層186によると同様の静電気除去が行われる。よって、遊技球に蓄積された静電気の電撃により電子機器を誤動作させたり遊技者や遊技店員等に不快感を与えることを防止できる。
【0037】
なお、導電性繊維の繊維層186や繊維層214をシール状として貼付、剥離を自在にしてもよい。あるいは、導電層、ビス類及び接地線等を組み合わせて機外に接地してもよい。
また、打球戻り防止部材132及びファール球戻り防止部材152に代えて、図8に示される構造のものを使用してもよい。
【0038】
この図8(a)に示される打球戻り防止部材132aの本体189は図6(a)に示されるものと同じである。ただし、図6(a)に示される弾性板180に代えて、導電性繊維のブラシである弾性部180aと、その弾性部180aの基部を保持する金属板180bとを備えており、金属板180bを爪片190によって挟持されている。このような構成としても、上述の打球戻り防止部材132と同様の効果を得ることができる。
【0039】
また、図8(b)に示されるファール球戻り防止部材152aは、図6(b)に示される揺動板206に代えて、導電性繊維のブラシである除電部206aと、その除電部206aの基部を保持する合成樹脂製の保持部206bとを備えており、保持部206bがピン204により揺動自在にベース板200に取付けられている。このような構成としても、上述のファール球戻り防止部材152と同様の効果を得ることができる。
【0040】
これら図8(a)、図8(b)に示されるようにブラシを用いる場合には、ブラシを遊技球に接触させるよって、遊技球に付着しているゴミ等の汚れを直接除去できる。この場合は、遊技球への抵抗が過度に大とならないよう、ブラシを構成する各線材の長さや太さが決められる。
【0041】
次に、主に図9を参照してパチンコ機10の制御系を説明する。
図9に示すように、制御系は遊技制御装置250を中心に構成されている。遊技制御装置250は、周知のCPU、ROM、RAM、入力回路、出力回路、乱数生成用のカウンタ(複数)等を備えるマイクロコンピュータであり、詳細構造は周知であるので図示と説明を省略する。
【0042】
遊技制御装置250には、始動入賞装置16、可変入賞装置17a〜17c、大入賞装置20、ゾーンセンサ78a〜78c、普通図柄表示器33、保留ランプ35、液晶表示盤42を含む特別図柄表示装置43、表示器44、LED表示盤46、LED48などが接続されている。遊技制御装置250は、始動入賞装置16、可変入賞装置17a〜17c及び大入賞装置20の開閉を制御でき、これらからの入賞信号を取得できる。また、遊技制御装置250は、ゾーンセンサ78a〜78cからの遊技球検出信号を取得でき、普通図柄表示器33の表示動作、保留ランプ35の点滅、表示器44の表示動作、LED表示盤46の表示動作及びLED48の点滅を制御できる。さらに、遊技制御装置250は、特別図柄表示装置43に、表示すべき図柄を指示することができる。そして、特別図柄表示装置43は、遊技制御装置250から指示された図柄やその他の画像を液晶表示盤42に表示することができる。
【0043】
次に、遊技制御装置250がパチンコ機10の稼働中を通じて繰り返し実行する遊技制御メイン処理を説明する。
図10に示すように、遊技制御装置250は、まず特典付与サブルーチン(ステップ300、以下ステップをSと略記する)を実行する。
【0044】
図11に示すように、この特典付与サブルーチンでは、遊技制御装置250は、ゾーンセンサ78cからの遊技球検出信号が入力されているか否か、すなわちホームランゾーン75を通過した遊技球があるか否かを判断する(S301)。ホームランゾーン75を通過した遊技球があれば(S301:YES)、遊技制御装置250は、3つの可変入賞装置17a、17b、17cを同期して開放(拡幅)させる(S302)。
【0045】
ホームランゾーン75を通過した遊技球がなければ(S301:NO)、遊技制御装置250は、ゾーンセンサ78bからの遊技球検出信号が入力されているか否か、すなわち2塁打ゾーン74を通過した遊技球があるか否かを判断する(S303)。2塁打ゾーン74を通過した遊技球があれば(S303:YES)、遊技制御装置250は、2つの可変入賞装置17a、17cを同期して開放させる(S304)。
【0046】
また、2塁打ゾーン74を通過した遊技球がなければ(S303:NO)、遊技制御装置250は、ゾーンセンサ78aからの遊技球検出信号が入力されているか否か、すなわち単打ゾーン72を通過した遊技球があるか否かを判断する(S305)。単打ゾーン72を通過した遊技球があれば(S305:YES)、遊技制御装置250は、1つの可変入賞装置17bを開放させる(S306)。
【0047】
そして、単打ゾーン72を通過した遊技球がなかったとき(S305:NO)あるいはS302、S304又はS306の処理の後、遊技制御装置250は、特典付与サブルーチンを抜けて遊技制御メイン処理に戻る。なお、可変入賞装置17a、17b、17cの開放時間は約0.5秒で、可変入賞装置17a、17b、17cの入賞に対しては各々7個の賞球が払出される。
【0048】
図9に示すように、遊技制御装置250は始動入賞装置16からの始動入賞信号が入力されているか否かを判断し(S320)、始動入賞信号が入力されていれば(S320:YES)、保留記憶が4個ある(保留満杯)か否かを判断する(S330)。保留記憶が3個以下なら(S330:NO)、遊技制御装置250は当たり外れの判定を行う(S340)。ここでは、判定用乱数生成用カウンタのカウント値が当たり値(例えば7)と一致するか否かによって行われる。
【0049】
次に、遊技制御装置250は、特別図柄表示装置43において当たり外れの結果を表示できるか否かを判断する(S350)。本実施例では、後述する特別遊技の実行中のとき又は特別図柄表示装置43が当たり外れを示す図柄を変動表示中のときには表示不可(S350:NO)と判断される。表示可能であれば(S350:YES)、遊技制御装置250は、判定が当たりなら当たりを示す特別図柄(例えば777のように3桁揃った図柄)を、外れなら外れ特別図柄(例えば278のように3桁揃ってはいない図柄)を特別図柄表示装置43に指示する(S360)。特別図柄表示装置43は液晶表示盤42に3桁の図柄を変動表示し、例えば左、右、中の順に停止して遊技制御装置250から指示された3桁の図柄を表示する。
【0050】
表示不可(S350:NO)なら、遊技制御装置250は保留ランプ35を1個追加点灯させ(S370)、S340での判定結果を保留記憶として記憶する(S380)。
一方、始動入賞信号が入力されていなければ(S320:NO)、遊技制御装置250は保留記憶があるか否かを判断する(S390)。保留記憶があれば(S390:YES)、前述のS350と同様に表示の可不可を判断し(S400)、表示可能であれば(S400:YES)、S360と同様に、当たり特別図柄又は外れ特別図柄を特別図柄表示装置43に指示し(S410)、ここで表示を指示した保留記憶を抹消する(S420)。
【0051】
また、S360、S380又はS420の処理の後、あるいは保留記憶が4個あったとき(S330:YES)、保留記憶がなかったとき(S390:NO)、表示不可のとき(S400:NO)には、S430に移行して、例えば特別遊技に関する処理やその他のパチンコ遊技に必要な各種の処理を行ってから、遊技制御メイン処理を一旦終了する。
【0052】
特別遊技は、特別図柄表示装置43によって特別図柄が表示されたことをきっかけとして行われ、その具体的な内容は周知の第1種と呼ばれるパチンコ機におけるものと同様である。
簡単に説明すると、特別遊技では、遊技制御装置250は大入賞装置20に指示して大入賞口19を開放させる。そして、大入賞口19を開放してから30秒を経過するか、大入賞口19内に設置されている10カウントスイッチ(図示は省略)からの信号に基づいて計数される入賞球が10球に達したなら大入賞口19を閉鎖させる。そして、大入賞口19を閉鎖させると、今回の開放中の入賞球のいずれかが大入賞口19内のVスイッチ(図示は省略)を通過していたなら、大入賞口19を再び開放させ、前述と同様に閉鎖させることを繰り返す。もし大入賞口19の開放中に入賞した遊技球中でVスイッチを通過したものがない場合、あるいは大入賞口19の開放回数が規定数(本実施例では16回)に達した場合には、大入賞口19の再開放は行われず、特別遊技は終了となる。
【0053】
この実施例のパチンコ機10では、進路変化部材としての打者人形60によって弾かれた遊技球がホームランゾーン75を通過すると可変入賞装置17a、17b、17cが開放され、2塁打ゾーン74を通過すると可変入賞装置17a、17cが開放され、単打ゾーン72を通過すると可変入賞装置17bが開放されるので、遊技球がホームランゾーン75、2塁打ゾーン74、単打ゾーン72のどれに入球するかにより、遊技者が得る特典が変化し、ゲーム性がより複雑になり、興趣が向上する。
【0054】
また、複数の受入口(ホームランゾーン75、2塁打ゾーン74、単打ゾーン72)毎に異なる特典が付与されるので、遊技者にとってより有利な受入口への入球の期待を与えることができ、これによっても趣向性の向上が可能になる。
なお、受入口の種類によらずに全ての可変入賞装置17a〜17cを開放し、開放回数や開放時間を異ならせることによって特典付与の態様に変化を与えてもよい。開放回数の場合、例えばホームランゾーン75なら3回、2塁打ゾーン74なら2回、単打ゾーン72なら1回とし、開放時間の場合、例えばホームランゾーン75なら2秒、2塁打ゾーン74なら1秒、単打ゾーン72なら0.5秒とする等、さまざまにできる。そして、これらの場合は可変入賞装置の個数を削減できる。
【0055】
可変入賞装置17a〜17cのいずれか2つ以上を開放する場合、必ずしも同期させる必要はなく、互いに開放時間や開放するタイミングが異なってもよい。
特典が付与されない受入口(例えば「アウト」の受入口)を設けてもよい。
また、可変入賞装置17a〜17cの非動作時の入球については、釘配列次第で可能とすることも、或いは不可能とすることもできる。
【0056】
この実施例1では、遊技制御装置250が、特典付与サブルーチンを実行することで可変入賞装置17a〜17bと共同して特典付与手段として機能している。
(実施例2)
次に、特典として当たり外れの判定の機会を与える例を実施例2として説明する。なお、弾球遊技機としてのパチンコ機10の構成、その遊技制御装置250が実行する遊技制御メイン処理は実施例1と同じであるので、これらについては実施例1を引用して説明を省略する。
【0057】
図12に示すように、この実施例2における特典付与サブルーチンでは、遊技制御装置250は、ゾーンセンサ78cからの遊技球検出信号が入力されているか否か、すなわちホームランゾーン75を通過した遊技球があるか否かを判断する(S501)。ホームランゾーン75を通過した遊技球があれば(S501:YES)、遊技制御装置250は、上限(本実施例では4個)を超えない範囲で最大3個の保留ランプ35を追加点灯させる(S502)。詳しくは、既に点灯されている保留ランプ35が0または1個なら3個の保留ランプ35を追加点灯させ、既に点灯されている保留ランプ35が2個なら2個の保留ランプ35を追加点灯させ、既に点灯されている保留ランプ35が3個なら1個の保留ランプ35を追加点灯させ、既に保留ランプ35が4個とも点灯されていれば追加点灯させない。
【0058】
続いて、遊技制御装置250は、S502で追加点灯させた保留ランプ35の個数分だけ当たり外れの判定を行う(S503)。この判定は、遊技制御装置250に内蔵されている判定用乱数生成用カウンタのカウント値に基づいて行われ、例えば3個の保留ランプ35を点灯させたとすると、そのときのカウント値が当たり値と一致するか否かによって1つ目の判定を行い、そのカウント値に例えば1を加えた値が当たり値と一致するか否かによって2つ目の判定を行い、そのカウント値に例えば2を加えた値が当たり値と一致するか否かによって3つ目の判定を行う。なお、判定の手法はこれに限らない。
【0059】
次に、遊技制御装置250は、それらの判定結果を保留記憶として記憶する(S504)。なお、保留記憶の記憶個数は4個までであり、保留ランプ35の個数と対応している。
ホームランゾーン75を通過した遊技球がなければ(S501:NO)、遊技制御装置250は、S502〜S504を実行しないで、ゾーンセンサ78bからの遊技球検出信号が入力されているか否か、すなわち2塁打ゾーン74を通過した遊技球があるか否かを判断する(S505)。2塁打ゾーン74を通過した遊技球があれば(S505:YES)、遊技制御装置250は、上限(本実施例では4個)を超えない範囲で最大2個の保留ランプ35を追加点灯させる(S507)。詳しくは、既に点灯されている保留ランプ35が2個以下なら2個の保留ランプ35を追加点灯させ、既に点灯されている保留ランプ35が3個なら1個の保留ランプ35を追加点灯させ、既に保留ランプ35が4個とも点灯されていれば追加点灯させない。
【0060】
続いて、遊技制御装置250は、判定用乱数生成用カウンタのカウント値に基づき、S507で追加点灯させた保留ランプ35の分の当たり外れの判定を上述のS503と同様に行い(S508)、その結果を保留記憶として記憶する(S509)。
【0061】
そして、S509の処理の後または2塁打ゾーン74を通過した遊技球がなかった場合には(S505:NO)、遊技制御装置250は特典付与サブルーチンを抜けて遊技制御メイン処理に戻る。
このように、ホームランゾーン75または2塁打ゾーン74を通過した遊技球があると、保留記憶が満杯(本実施例では4個)でない限り、当たり外れの判定が行われる。図柄変動の始動機会が遊技者に与えられ易くなり、始動入賞装置16への入賞以外で当たりすなわち特別遊技の可能性を与えられることになるので、遊技が単調になるのを防止できる。特に、保留記憶数が設定値(例えば3個あるいは4個)に達すると図柄変動時間が短縮される場合や当たりと判定される確率が向上する場合には、遊技者がこうした特典を得やすくなり、遊技が単調になるのを防止する効果は大きい。
【0062】
この実施例2では、遊技制御装置250が、特典付与サブルーチンを実行することで特典付与手段として機能している。
(実施例3)
この実施例は、実施例1のセンター役物14に代えて図13に示される形態のセンター役物260を採用した例であり、センター役物260以外の構成は実施例1と同様であるので、図示及び説明を省略する。また、センター役物260の構成中で実施例1のセンター役物14と共通の部分については同じ品番を付して説明を省略する。
【0063】
図13に示すように、センター役物260のフェンス262には、受入口に該当するアウトゾーン264及びヒットゾーン266が設けられ、上ステージ52上を手前側から奥側に向かって移動した遊技球の中には、これらアウトゾーン264及びヒットゾーン266のいずれかに流入するものがある。ヒットゾーン266に流入した遊技球は、上ステージ52の床下に設置されているゾーンセンサ268(図13には示さない、図14参照)によって検出されてから、アウトゾーン264に流入した遊技球はそのまま、遊技盤12の背面側に流出する。
【0064】
次に、本実施例のパチンコ機の制御系の構成を説明するが、ほとんどの部分は実施例1のパチンコ機10の制御系と同様であるので、それらについては同じ品番を付して説明を省略する。
図14に示すように、本実施例のパチンコ機の制御系は、遊技制御装置250を中心に構成されている。遊技制御装置250には、実施例1と同様に始動入賞装置16、可変入賞装置17a〜17c、大入賞装置20、普通図柄表示器33、保留ランプ35、液晶表示盤42を含む特別図柄表示装置43、表示器44、LED表示盤46、LED48が接続され、ゾーンセンサ268も接続されている。
【0065】
次に、遊技制御装置250が遊技制御メイン処理(図10に示される実施例1と同様であるので図示と説明は省略)のサブルーチンとして実行する特典付与サブルーチンについて説明する。
図15に示すように、特典付与サブルーチンでは、遊技制御装置250は、ゾーンセンサ268からの遊技球検出信号があるか否か、すなわちヒットゾーン266を通過した遊技球があるか否かを判断する(S601)。ゾーンセンサ268からの遊技球検出信号がなければ(S601:NO)、特典付与サブルーチンを抜けて遊技制御メイン処理に戻る。
【0066】
ヒットゾーン266を通過した遊技球があれば(S601:YES)、遊技制御装置250は、内蔵の抽選用カウンタ(0〜9の整数値を昇順に繰り返しカウントする)のカウント値に基づいて抽選を行い(S602)、普通図柄表示器33を変動表示させてからそのカウント値に対応する数字を静止表示させる(S603)。
【0067】
そして、この静止表示させた数字が何であったかにより(すなわち抽選結果に基づいて)、可変入賞装置17a、17b、17cの開放数を決める(S604)。つまり、静止表示させた数字が7であれば可変入賞装置17a、17b、17cを同期して開放させ(S605)、5であれば可変入賞装置17a、17cを同期して開放させ(S306)、3であれば可変入賞装置17bを開放させる(S607)。もし、7、5、3以外なら何も行わずに特典付与サブルーチンを抜けて遊技制御メイン処理に戻る。また、S605、S606又はS607のいずれかを実行した後も特典付与サブルーチンを抜けて遊技制御メイン処理に戻る。なお可変入賞装置17a〜17cの開放時間及び賞球数は実施例1と同様である。
【0068】
この実施例では、遊技球がヒットゾーン266を通過すると抽選が行われ、その抽選結果に応じて可変入賞装置17a、17b、17cが開放されるので、遊技者が得る特典が変化し、ゲーム性がより複雑になり、興趣が向上する。
なお、抽選結果に応じて開放回数や開放時間を異ならせてもよい。開放回数の場合、例えば抽選が7なら3回、5なら2回、3なら1回とし、開放時間の場合、例えば7なら2秒、5なら1秒、3なら0.5秒とする等、さまざまにできる。
【0069】
また、可変入賞装置17a〜17cのいずれか2つ以上を開放する場合、必ずしも同期させる必要はなく、互いに開放時間や開放するタイミングが異なってもよい。
この実施例3では、遊技制御装置250が、特典付与サブルーチンを実行することで可変入賞装置17a〜17bと共同して特典付与手段として機能している。
【0070】
以上、いくつかの実施例に従って、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でさまざまに実施できることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のパチンコ機の正面図である。
【図2】 実施例1のパチンコ機に装着されているセンター役物の斜視図である。
【図3】 実施例1のパチンコ機に装着されているセンター役物の正面図である。
【図4】 センター役物の打者人形の平面図である。
【図5】 実施例1のパチンコ機のガラス枠及び皿扉を撤去した状態の正面図である。
【図6】 実施例1のパチンコ機に装着されている打球戻り防止部材の構造の説明図であり、図6(a)は斜視図、図6(b)は弾性板の一部縦断面図である。
【図7】 実施例1のパチンコ機に装着されているファール球戻り防止部材の構造の説明図であり、図7(a)は斜視図、図7(b)は揺動板の一部縦断面図である。
【図8】 打球戻り防止部材及びファール球戻り部材の変形例の説明図であり、図8(a)は打球戻り防止部材の斜視図、図8(b)はファール球戻り防止部材の斜視図である。
【図9】 実施例1のパチンコ機の制御系を説明するブロック図である。
【図10】 実施例1のパチンコ機の遊技制御装置が実行する遊技制御メイン処理のフローチャートである。
【図11】 実施例1のパチンコ機の遊技制御装置が実行する特典付与サブルーチンのフローチャートである。
【図12】 実施例2のパチンコ機の遊技制御装置が実行する特典付与サブルーチンのフローチャートである。
【図13】 実施例3のセンター役物の斜視図である。
【図14】 実施例3のパチンコ機の制御系を説明するブロック図である。
【図15】 実施例3のパチンコ機の遊技制御装置が実行する特典付与サブルーチンのフローチャートである。
【符号の説明】
10…パチンコ機(弾球遊技機) 12…遊技盤
14…センター役物(入球装置) 16…始動入賞装置
17a〜17c…可変入賞装置(特典付与手段)
19…大入賞口 20…大入賞装置 21…普通入賞口
33…普通図柄表示器 35…保留ランプ 42…液晶表示盤
43…特別図柄表示装置 44…表示器 46…LED表示盤
48…LED 50…下ステージ 51…前壁
52…上ステージ(遊動域) 60…打者人形(進路変化部材)
62…守備人形 71…フェンス 72…単打ゾーン(受入口)
74…2塁打ゾーン(受入口) 75…ホームランゾーン(受入口)
76…球出口 78a〜78c…ゾーンセンサ
82…観客人形 84…入球口 86…ワープ樋 88…球通過口
102…外枠 106…前面枠 108…発射ハンドル
110…下皿 114…ガラス枠 120…上皿 122…皿扉
130…遊技領域 132…打球戻り防止部材
132a…打球戻り防止部材 140…遊技盤支持部材
142…発射レール 144…球受 146…ファール球誘導部材
148…ファール球受 150…ファール球落下路
152…ファール球戻り防止部材 152a…ファール球戻り防止部材
154…ファール球回収路 156…ファール球回収口
172…発射装置 180…弾性板 180a…弾性部
180b…金属板 182…薄板 184…接合層
186…繊維層 188…下端部 189…本体 190…爪片
192…係止片 194…ビス孔 200…ベース板
202…ビス孔 204…ピン 206…揺動板 206a…除電部
206b…保持部 208…ストッパ 210…基材
212…接合層 214…繊維層
250…遊技制御装置(特典付与手段)
260…センター役物(入球装置) 264…アウトゾーン(受入口)
266…ヒットゾーン(受入口) 268…ゾーンセンサ

Claims (2)

  1. 遊技盤と、前記遊技盤に設けられたセンター役物と、前記センター役物の下方に設けられた始動入賞装置と、判定用乱数生成用カウンタを有する遊技制御装置とを備え、
    前記センター役物には、前記遊技盤面から受け入れた遊技球を遊動させる遊動域と、該遊動域内の遊技球の進路を変化させる進路変化部材と、該遊動域から遊技球を受け入れる受入口と、が設けられ、
    前記遊動域上の遊技球は、前記進路変化部材に接触して前記受入口に流入するか、又は前記遊動域から前記始動入賞装置側に落下し、
    前記受入口又は前記始動入賞装置に遊技球が入球したことが検出されると、前記遊技制御装置が、前記判定用乱数生成用カウンタからカウント値を取得し、取得した前記カウント値が当たり値と一致するか否かによって当否判定を実行し、当たり値と一致した場合に特別遊技を実行する弾球遊技機であって、
    遊技球が前記受入口に流入した場合には、特典として複数回の当否判定を実行するものであって、2回目以降の当否判定は、受入口流入時に取得したカウント値に所定値を加えた値と当たり値との照合によって行うことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記受入口が複数設けられ、
    前記受入口の何れに遊技球が流入するかによって前記特典としての判定回数が異なることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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