JP4111701B2 - 改質酸化チタン粒子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、塗料、光学材料、化粧用材料などの用途に有用な新規な酸化チタン粒子に関する。
【0002】
【発明の技術的背景】
酸化チタン粒子は、その化学的、物理的特性を利用した用途が広く、白色顔料、酸化還元触媒あるいは触媒担体として、また紫外線の遮蔽力・隠蔽力を利用した化粧料、プラスチックの表面コート剤として、さらには高屈折を利用した反射防止コート材、導電性を利用した帯電防止材等として用いられたり、これらの効果を組み合わせて機能性ハードコート材に用いられたり、さらに高いバンドギャップに基づく光触媒機能、防菌剤、防汚剤、超親水性被膜、太陽電池などに用いられている。
このような酸化チタン粒子としては、通常ルチル型の酸化チタン粒子、アナターゼ型の酸化チタン粒子、ブルッカイト型の酸化チタン粒子およびこれら結晶性酸化チタンを修飾した酸化チタン粒子が用いられているが、塗料、化粧料、ハードコート材料等にこれらの酸化チタンを用いる場合、特に油脂や有機樹脂等の有機物と組み合わせて用いる場合には、酸化チタンが紫外線を吸収して活性化し、有機物の酸化を惹起して耐候性、耐光性、耐久性等を低下させることがあり、塗料が変色したり、樹脂レンズ基材が劣化する等の問題が指摘されている。
【0003】
特開平2−264909号公報、特開平3−68901号公報、特開平5−2102号公報には、酸化チタンにCeO2 あるいはFe2 3 を複合化した粒子を用いることにより耐候性が増し、基材樹脂レンズの劣化が抑制されることが開示されている。
また、本願出願人は、特開平8−48940号公報にて、高屈折率プラスチックレンズの表面コート膜に、酸化チタンとZrO2 、Al2 3 、SiO2 等を複合化した粒子を用いることにより耐光性が増し、基材樹脂レンズの劣化が抑制されることを開示している。しかしながら、耐候性が改善したものの、いまだ不十分であり、長期間の使用により変色したり着色する問題があった。
【0004】
塗料等に顔料として用いる場合についても、酸化チタン基体粒子をスズの水和酸化物およびジルコニウムの水和酸化物で被覆し、さらにアルミニウムの水和酸化物で被覆した二酸化チタン顔料が開示されている(特開昭57−085859号公報)。
また、中核酸化チタン粒子をスズの含水酸化物およびジルコニウムの含水酸化物で被覆し、ついでチタンの含水酸化物で被覆し、さらにアルミニウムの含水酸化物で被覆した二酸化チタン顔料が開示されている(特開昭61−281018号公報)。
さらに、特開平6−49387号公報、特開平7−292277号公報には酸化ランタンで被覆したり、シリカ、酸化錫、酸化ジルコニウム、アルミナで被覆することが開示されている。
【0005】
しかしながら、これらも耐候性が向上したものの、いまだ不十分であり、長期間の使用により変色したり着色する問題があった。このためさらに酸化チタンの活性を抑制することが求められており、用途によっては実質的に不活性にすることが求められている。
このような状況のもと、本発明者らは、さらに鋭意研究を重ねた結果、酸化チタン粒子の表面をシリカ系複合酸化物と例えばアルカリ土類金属酸化物とからなる酸化物で被覆することにより酸化チタンの活性を抑制できることを見出して本発明を完成した。
【0006】
【発明の目的】
本発明は、実質的に不活性で、塗料、化粧料、ハードコート材等として好適に用いることのできる、表面がシリカ系複合酸化物と他の無機酸化物からなる被覆層で被覆された改質酸化チタン粒子を提供することを目的としている。
【0007】
【発明の概要】
本発明は、シリカ系複合酸化物(A)と無機酸化物(B)からなる被覆層で表面が被覆された酸化チタン粒子であって、シリカ系複合酸化物(A)が下記式(1)で表される元素Mと珪素の複合酸化物であり、無機酸化物(B)がCu、Ag、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、La、Ce、Al、Zr、Pb、Sn、Nb、Ta、Sb、Mo、Fe、およびNiからなる元素群から選ばれたM以外の元素の酸化物の1種または2種以上であることを特徴とするものである。
SiO2 ・nM2/V O ・・・(1)
(但し、M:Mg、Ca、Sr、Ba、Al、Ti、Zr、Sb、またはMoであり、V:元素Mの原子価であり、n:0. 1〜1である。)
前記シリカ系複合酸化物(A)の含有量が1〜45重量%の範囲にあり、前記無機酸化物(B)の含有量が0. 1〜10重量%の範囲にあることが好ましい。前記シリカ系複合酸化物(A)を構成する元素Mは、AlまたはZrのいずれかであることが好ましい。
前記無機酸化物(B)を構成する元素は、Mg、Ca、Sr、Baから選ばれる1種または2種以上であることが好ましい。
前記無機酸化物(B)を構成する元素は、Ba、La、Snから選ばれる1種または2種以上であることが好ましい。
前記被覆層が、シリカ系複合酸化物(A)の層に無機酸化物(B)が分散した複合化被覆層であることが好ましい。
特に、無機酸化物(B)を構成する金属元素のカチオンがイオン交換によりシリカ系複合酸化物(A)の層に分散してなることが好ましい。
【0008】
【発明の具体的な説明】
以下、本発明に係る改質酸化チタン粒子について具体的に説明する。
酸化チタン粒子
本発明に用られる酸化チタン粒子としては、塗料、化粧料、ハードコート材等に顔料、紫外線吸収剤、高屈折率材料等として用いられる従来公知の酸化チタン粒子が挙げられる。酸化チタン粒子の結晶形に関するアナターゼ型、ルチル型、ブルッカイト型、無定型などの制約は特にないが、ルチル型酸化チタンはアナターゼ型のものに比べて屈折率が高く活性が低いので好適である。また、粒子の大きさ、形状等についての特別の制限もないが、通常5nm〜10μmのものが用いられる。
【0009】
シリカ系複合酸化物(A)
被覆層を構成するシリカ系複合酸化物(A)は、シリカを主成分とし、Mg、Ca、Sr、Ba、Al、Ti、Zr、Sb、およびMoの中から選ばれるいずれかの元素の酸化物とからなる複合酸化物である。このようなシリカを主成分とする複合酸化物は酸化チタン粒子を緻密に被覆することができ、かつこれら複合酸化物はシリカの珪素原子の一部が前記元素で置換された構造を有し、このため多くの場合、シリカの酸素原子に配位された置換原子部分は負電荷となり、この負電荷を中和する形でカチオンが配位できるようになる。このときのカチオンとしては、複合酸化物層を形成する過程で存在するカチオン、例えばNa+ 等が存在する。このようなカチオンの存在により、後述する無機酸化物(B)を構成する元素のカチオンをイオン交換する形で複合酸化物層に付着、担持させることができ、本発明の被覆層が形成される。
従って、シリカ系複合酸化物(A)を構成するシリカ以外の成分としては、シリカの珪素原子と置換可能な元素であればよいが、置換がより多くできる元素(M)として前記Mg、Ca、Sr、Ba、Al、Ti、Zr、Sb、およびMoが挙げられ、特に、Al、Ti、Zr、およびMgが好ましい。
【0010】
このようなシリカ系複合酸化物(A)中のシリカ以外の成分の含有量は前記式(1)に置いてnが0. 1〜1. 0、好ましくは0. 15〜0. 85、より好ましくは0. 2〜0. 5の範囲である。nが0. 1未満の場合は、シリカ以外の成分の格子置換が少なく、後述する無機酸化物(B)を構成する元素のカチオンの付着量が少なくなり、酸化チタンの活性の抑制が不充分となる。一方、nが1.0を越えても、シリカ以外の成分の格子置換がさらに増加することはなく、無機酸化物(B)構成する元素のカチオンの付着量は減少するようになったり、また、シリカ以外の成分の種類にもよるが緻密なシリカ系複合酸化物(A)層が形成できない場合があり、このため酸化チタンの活性の抑制が不充分となる。
【0011】
無機酸化物(B
被覆層を構成する無機酸化物(B)は、Cu、Ag、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、La、Ce、Al、Zr、Pb、Sn、Nb、Ta、Sb、Mo、Fe、Niからなる元素群(E)から選ばれる1種または2種以上の元素の酸化物からなり、前記シリカ系複合酸化物(A)の層に前記元素のカチオンが付着(以下、イオン交換ということがある)して構成されている。即ち、無機酸化物(B)は、シリカ系複合酸化物(A)に均一に分散し、シリカ系複合酸化物(A)と複合化した被覆層を構成しているものと考えられる。
上記シリカ系複合酸化物(A)に無機酸化物(B)を導入した複合被覆層が酸化チタンの活性を抑制することができる原因については必ずしも明らかではないが、次のような理由が考えられる。
▲1▼被覆層が太陽光等の光を遮蔽する。
▲2▼無機酸化物(B)を構成するイオンが、酸化チタン粒子内で生成する電子(e- )または正孔(h+ )の生成を抑制するか電気的に中和して消滅させる。
▲3▼前記▲1▼および/または▲2▼に加えて、被覆層により有機物等と隔絶される。
前記元素群(E)の中では、Mg、Ca、Sr、およびBaが好ましく、この種のアルカリ土類金属を用いると酸化チタンの活性をより効果的に抑制することができる。
【0012】
次に、改質酸化チタン粒子中のシリカ系複合酸化物(A)の含有量は1〜45重量%、さらには5〜30重量%の範囲にあることが好ましい。この含有量が1重量%未満の場合は、酸化チタン粒子の表面の全面を被覆できないことがあり、できたとしても、無機酸化物(B)の導入量が不充分となり、酸化チタンの活性を抑制する効果が充分得られないことがある。含有量が45重量%を越えると、酸化チタンの含有量が低下し、高屈折率、白色酸化チタン顔料など酸化チタン独自の特性が低下し、酸化チタンの使用目的を充分達成することができない場合がある。
また、改質酸化チタン粒子中の無機酸化物(B)の含有量は、0. 1〜10重量%、さらには1〜5重量%の範囲にあることが好ましい。この含有量が0. 1重量%未満の場合は酸化チタンの活性を抑制する効果が充分得られないことがある。他方、含有量が10重量%を越えて導入することは困難であり、できたとしても酸化チタンの活性を抑制する効果がさらに増すこともない。
【0013】
改質酸化チタン粒子の製造方法
続いて、前記改質酸化チタン粒子の製造方法を説明する。
〔シリカ系複合酸化物層の形成〕
先ず、前述した酸化チタン粒子を水に分散させて酸化チタンの水分散液を調製する。分散液の酸化チタン粒子濃度はTiO2 として0. 1〜10重量%、特に0. 2〜5重量%の範囲にあることが好ましい。酸化チタン粒子の濃度が0. 1重量%未満の場合は、濃度が低すぎて、次工程におけるシリカ系複合酸化物前駆体の酸化チタン粒子表面上への析出が効率的に起きず、また後工程で濃縮する際の効率も悪い。酸化チタン粒子の濃度が10重量%を越えると、濃度が高すぎて酸化チタン粒子が凝集することがあるので好ましくない。
【0014】
次に、分散液にアルカリを加えて分散液のpHを9〜12、特に9. 5〜11. 5の範囲に調整する。アルカリとしては、NaOH、KOHなどのアルカリ金属水酸化物の他、アンモニア、4級アミン等の塩基性窒素化合物を用いることができる。分散液のpHが上記範囲にあると、緻密なシリカ系複合酸化物による被覆が得られ、酸化チタンと有機物の接触が効果的に遮断されるので、酸化チタンの活性を抑制することができる。
ついで、分散液にシリカ源としてアルカリ金属珪酸塩水溶液と、前記元素(M)の可溶性金属塩水溶液とを、同時に、連続的にまたは断続的に添加してシリカ系複合酸化物の前駆体水和物を酸化チタン粒子表面上に析出させる。
前記アルカリ金属珪酸塩としては珪酸ナトリウム、珪酸カリウムなどが用いられ、元素(M)の可溶性金属塩としては塩化マグネシウム、アルミン酸ナトリウム、塩化チタン、塩化ジルコニウム、塩化アンチモン、硫酸モリブデンなどが挙げられる。
【0015】
このとき分散液の温度は通常50〜100℃、さらには65℃〜95℃の範囲とすることが好ましく、アルカリ金属珪酸塩と元素(M)の可溶性金属塩の添加量比は、前記式(1)において所定のモル比nとなるようにする。
両水溶液の添加速度は、分散液の温度やシリカ系複合酸化物を含む被覆層の形成割合等によって適宜選択することができ、分散液がゲル化したりあるいは酸化チタン粒子が凝集することのない範囲でゆっくり添加し、酸化チタン粒子表面上に選択的にシリカ系複合酸化物前駆体を析出させることが重要である。
前記水溶液の添加終了後、さらに緻密なシリカ系複合酸化物層を形成し、酸化チタンの活性抑制効果を向上させるために、前記分散液を熟成することが好ましい。熟成は、前記水溶液の添加時の温度より高くすることが可能であり、例えば150℃程度のオートクレーブ中で、概ね10分から2時間の範囲で行うことができる。
次に、分散液を洗浄し、必要に応じて濃縮し、ついで50〜150℃の範囲で乾燥してシリカ系複合酸化物層を形成した酸化チタン粒子を得る。洗浄方法は、pH調整剤や原料に由来するカチオンおよびアニオンを除去することができれば特に制限はなく、例えば、限外濾過膜法、イオン交換樹脂法、イオン交換膜、脱水濾過洗浄法などが好適である。
【0016】
〔無機酸化物(B)成分の導入〕
上記で得たシリカ系複合酸化物層が形成された酸化チタン粒子の水分散液を調製する。このときの酸化チタン粒子の濃度は酸化物として0. 1〜30重量%、特に1〜20重量%の範囲にあることが好ましい。酸化チタン粒子の濃度が0.1重量%未満の場合は、濃度が低すぎて生産効率が低く、酸化チタン粒子の濃度が30重量%を越えると、濃度が高すぎて酸化チタン粒子が均一に分散できないことがあり、無機酸化物(B)成分前駆体の導入が不均一になる傾向がある。
ついで、元素群(E)中の金属塩(塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩等)であって前記シリカ系複合酸化物(A)の形成に用いた可溶性金属塩を除く金属塩水溶液を添加し、通常30〜95℃の温度範囲で、1分〜60分程度撹拌する。このとき前述したように、金属塩の金属カチオンが主にイオン交換によりシリカ系複合酸化物に均一に担持される。
【0017】
【発明の効果】
本発明の酸化チタン粒子は、シリカ系複合酸化物(A)と特定の元素の無機酸化物(B)からなる被覆層で被覆されているために酸化チタンとしての高い屈折率や紫外線遮蔽性・隠蔽性を有していながら、その活性が効果的に抑制されている。従って、この改質酸化チタン粒子は、耐光性・耐候性等に優れた塗料、化粧料、ハードコート材、合成樹脂レンズ等に好適に用いることができる。
【0018】
【実施例】
以下、実施例により説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。
〔実施例1〕
酸化チタン粒子(TITANIX 社製:CR-90 、ルチル型酸化チタン、平均粒子径0. 25μm)20gを純水3. 98kgに均一に分散させ、分散液に濃度20重量%のNaOH水溶液5gを加えて分散液のpHを10. 5とした。ついで、分散液の温度を90℃に昇温し、30分間撹拌した後、SiO2 としての濃度が1. 5重量%の希釈3号水硝子300gとAl2 3 としての濃度が0. 5重量%のアルミン酸ソーダ300gとを同時に、連続的に4. 5時間で添加した。ついで、1時間熟成した後、常温に冷却し、限外濾過膜法で洗浄と濃縮を行い酸化物としての濃度が20重量%のSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子分散液を得た。この分散液を150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子24gを得た。
【0019】
得られたSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子3. 08gを純水58. 52gに均一に分散させ、これに濃度10重量%のBaCl2 水溶液3. 0gを加え、30℃で1時間撹拌した後、限外濾過膜法で流出液の電導度が50μS/cm以下となるまで洗浄し、ついで酸化物として濃度20重量%に濃縮した。ついで、150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子にBaOを担持した改質酸化チタン粒子(A)2. 6gを得た。得られた粒子の組成を表1に示す。
また、酸化チタン粒子の活性としての耐UV性を評価し、その結果を表1に示した。耐UV性の測定は、改質酸化チタン粒子(A)1gとアクリル樹脂3gとをメノウ乳鉢で混合し、これをルツボに採取し高圧水銀ランプ(HB−1000−A)により紫外線を照射し、樹脂が着色するまでの時間を測定した。
【0020】
〔実施例2〕
酸化チタン粒子(TITANIX 社製:CR-90 、ルチル型酸化チタン、平均粒子径0. 25μm)18. 8gを純水3. 98kgに均一に分散させ、分散液に濃度20重量%のNaOH水溶液4. 7gを加えて分散液のpHを10. 5とした。ついで、分散液の温度を90℃に昇温し、30分間撹拌した後、SiO2 としての濃度が1. 5重量%の希釈3号水硝子150gとAl2 3 としての濃度が0.5重量%のアルミン酸ソーダ150gとを同時に、連続的に3時間で添加した。ついで、1時間熟成した後、常温に冷却し、限外濾過膜法で洗浄と濃縮を行い酸化物としての濃度が20重量%のSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子分散液を得た。この分散液を150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子19. 4gを得た。
得られたSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子2. 49gを純水58. 52gに均一に分散させ、これに濃度10重量%のBaCl2 水溶液12. 1gを加え、30℃で1時間撹拌した後、限外濾過膜法で流出液の電導度が50μS/cm以下となるまで洗浄し、ついで酸化物として濃度20重量%に濃縮した。ついで、150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子にBaOを担持した改質酸化チタン粒子(B)2. 6gを得た。得られた粒子の組成を表1に示し、また耐UV性を評価し、結果を表1に示した。
【0021】
〔実施例3〕
酸化チタン粒子(TITANIX 社製:CR-90 、ルチル型酸化チタン、平均粒子径0. 25μm)17. 4gを純水3. 98kgに均一に分散させ、分散液に濃度20重量%のNaOH水溶液4. 35gを加えて分散液のpHを10. 5とした。ついで、分散液の温度を90℃に昇温し、30分間撹拌した後、SiO2 としての濃度が1. 5重量%の希釈3号水硝子300gとAl2 3 としての濃度が0. 5重量%のアルミン酸ソーダ300gとを同時に、連続的に4. 5時間で添加した。ついで、1時間熟成した後、常温に冷却し、限外濾過膜法で洗浄と濃縮を行い酸化物としての濃度が20重量%のSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子分散液を得た。この分散液を150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子21. 8gを得た。
得られたSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子2. 8gを純水58. 52gに均一に分散させ、これに濃度10重量%のBaCl2 水溶液27. 3gを加え、30℃で1時間撹拌した後、限外濾過膜法で流出液の電導度が50μS/cm以下となるまで洗浄し、ついで酸化物として濃度20重量%に濃縮した。ついで、150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子にBaOを担持した改質酸化チタン粒子(C)3. 1gを得た。得られた粒子の組成を表1に示し、また耐UV性を評価し、結果を表1に示した。
【0022】
〔実施例4〕
酸化チタン粒子(TITANIX 社製:CR-90 、ルチル型酸化チタン、平均粒子径0. 25μm)24. 6gを純水3. 98kgに均一に分散させ、分散液に濃度20重量%のNaOH水溶液6. 16gを加えて分散液のpHを10. 5とした。ついで、分散液の温度を90℃に昇温し、30分間撹拌した後、SiO2 としての濃度が1. 5重量%の希釈3号水硝子100gとAl2 3 としての濃度が0. 5重量%のアルミン酸ソーダ100gとを同時に、連続的に1. 5時間で添加した。ついで、1時間熟成した後、常温に冷却し、限外濾過膜法で洗浄と濃縮を行い酸化物としての濃度が20重量%のSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子分散液を得た。この分散液を150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子23gを得た。
得られたSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子2. 96gを純水58. 52gに均一に分散させ、これに濃度10重量%のBaCl2 水溶液14. 4gを加え、30℃で1時間撹拌した後、限外濾過膜法で流出液の電導度が50μS/cm以下となるまで洗浄し、ついで酸化物として濃度20重量%に濃縮した。ついで、150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子にBaOを担持した改質酸化チタン粒子(D)3. 1gを得た。得られた粒子の組成を表1に示し、また耐UV性を評価し、結果を表1に示した。
【0023】
〔実施例5〕
酸化チタン粒子(TITANIX 社製:CR-90 、ルチル型酸化チタン、平均粒子径0. 25μm)14. 5gを純水3. 98kgに均一に分散させ、分散液に濃度20重量%のNaOH水溶液3. 6gを加えて分散液のpHを10. 5とした。ついで、分散液の温度を90℃に昇温し、30分間撹拌した後、SiO2 としての濃度が1. 5重量%の希釈3号水硝子450gとAl2 3 としての濃度が0.5重量%のアルミン酸ソーダ450gとを同時に、連続的に6時間で添加した。ついで、1時間熟成した後、常温に冷却し、限外濾過膜法で洗浄と濃縮を行い酸化物としての濃度が20重量%のSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子分散液を得た。この分散液を150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子23gを得た。
得られたSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子2. 96gを純水58. 52gに均一に分散させ、これに濃度10重量%のBaCl2 水溶液14. 4gを加え、30℃で1時間撹拌した後、限外濾過膜法で流出液の電導度が50μS/cm以下となるまで洗浄し、ついで酸化物として濃度20重量%に濃縮した。ついで、150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子にBaOを担持した改質酸化チタン粒子(E)3. 1gを得た。得られた粒子の組成を表1に示し、また耐UV性を評価し、結果を表1に示した。
【0024】
〔実施例6〕
酸化チタン粒子(TITANIX 社製:CR-90 、ルチル型酸化チタン、平均粒子径0. 25μm)18. 8gを純水3. 98kgに均一に分散させ、分散液に濃度20重量%のNaOH水溶液4. 7gを加えて分散液のpHを10. 5とした。ついで、分散液の温度を90℃に昇温し、30分間撹拌した後、SiO2 としての濃度が1. 5重量%の希釈3号水硝子300gとZrO2 としての濃度が0. 5重量%の塩化ジルコニウム300gとを同時に、連続的に4. 5時間で添加した。ついで、1時間熟成した後、常温に冷却し、限外濾過膜法で洗浄と濃縮を行い酸化物としての濃度が20重量%のSiO2 ・ZrO2 被覆酸化チタン粒子分散液を得た。この分散液を150℃で乾燥してSiO2 ・ZrO2 被覆酸化チタン粒子23gを得た。
得られたSiO2 ・ZrO2 被覆酸化チタン粒子3. 08gを純水58. 52gに均一に分散させ、これに濃度10重量%のBaCl2 水溶液15gを加え、30℃で1時間撹拌した後、限外濾過膜法で流出液の電導度が50μS/cm以下となるまで洗浄し、ついで酸化物として濃度20重量%に濃縮した。ついで、150℃で乾燥してSiO2 ・ZrO2 被覆酸化チタン粒子にBaOを担持した改質酸化チタン粒子(F)3. 2gを得た。得られた粒子の組成を表1に示し、また耐UV性を評価し、結果を表1に示した。
【0025】
〔実施例7〕
酸化チタン粒子(TITANIX 社製:CR-90 、ルチル型酸化チタン、平均粒子径0. 25μm)17. 4gを純水3. 98kgに均一に分散させ、分散液に濃度20重量%のNaOH水溶液4. 3gを加えて分散液のpHを10. 5とした。ついで、分散液の温度を90℃に昇温し、30分間撹拌した後、SiO2 としての濃度が1. 5重量%の希釈3号水硝子300gとZrO2 としての濃度が0. 5重量%の塩化ジルコニウム300gとを同時に、連続的に4. 5時間で添加した。ついで、1時間熟成した後、常温に冷却し、限外濾過膜法で洗浄と濃縮を行い酸化物としての濃度が20重量%のSiO2 ・ZrO2 被覆酸化チタン粒子分散液を得た。この分散液を150℃で乾燥してSiO2 ・ZrO2 被覆酸化チタン粒子21. 8gを得た。
得られたSiO2 ・ZrO2 被覆酸化チタン粒子2. 8gを純水58. 52gに均一に分散させ、これに濃度10重量%のBaCl2 水溶液27. 3gを加え、30℃で1時間撹拌した後、限外濾過膜法で流出液の電導度が50μS/cm以下となるまで洗浄し、ついで酸化物として濃度20重量%に濃縮した。ついで、150℃で乾燥してSiO2 ・ZrO2 被覆酸化チタン粒子にBaOを担持した改質酸化チタン粒子(G)3. 1gを得た。得られた粒子の組成を表1に示し、また耐UV性を評価し、結果を表1に示した。
【0026】
〔実施例8〕
実施例5と同様にしてSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子23gを得、この被覆酸化チタン粒子2. 96gを純水58. 52gに均一に分散させ、これに濃度10重量%のLaCl3 水溶液14. 4gを加え、30℃で1時間撹拌した後、限外濾過膜法で流出液の電導度が50μS/cm以下となるまで洗浄し、ついで酸化物として濃度20重量%に濃縮した。ついで、150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子にLa 2 3 を担持した改質酸化チタン粒子(H)3. 1gを得た。得られた粒子の組成を表1に示し、また耐UV性を評価し、結果を表1に示した。
【0027】
〔実施例9〕
実施例5と同様にしてSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子23gを得、この被覆酸化チタン粒子2. 96gを純水58. 52gに均一に分散させ、これに濃度10重量%のSnCl4 水溶液14. 4gを加え、30℃で1時間撹拌した後、限外濾過膜法で流出液の電導度が50μS/cm以下となるまで洗浄し、ついで酸化物として濃度20重量%に濃縮した。ついで、150℃で乾燥してSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子にSnO 2 を担持した改質酸化チタン粒子(I)3. 1gを得た。得られた粒子の組成を表1に示し、また耐UV性を評価し、結果を表1に示した。
【0028】
〔比較例1〕
酸化チタン粒子(TITANIX 社製:CR-90 、ルチル型酸化チタン、平均粒子径0. 25μm)について耐UV性を評価し、結果を表1に示した。
【0029】
〔比較例2〕
実施例1で調製したSiO2 ・Al2 3 被覆酸化チタン粒子について耐UV性を評価し、結果を表1に示した。
【0030】
〔比較例3〕
実施例7で調製したSiO2 ・ZrO2 被覆酸化チタン粒子について耐UV性を評価し、結果を表1に示した。
【0031】
【表1】
Figure 0004111701

Claims (5)

  1. シリカ系複合酸化物(A)と無機酸化物(B)からなる被覆層で表面が被覆された酸化チタン粒子であって、シリカ系複合酸化物(A)が下記式(1)で表される元素Mと珪素の複合酸化物であり、無機酸化物(B)がMg、Ca、Sr、Ba、La、およびSnからなる元素群から選ばれたM以外の元素の酸化物の1種または2種以上であることを特徴とする改質酸化チタン粒子。
    SiO2 ・nM2/V O ・・・(1)
    (但し、M:Mg、Ca、Sr、Ba、Al、Ti、Zr、Sb、またはMoであり、V:元素Mの原子価であり、n:0. 1〜1である。)
  2. 前記シリカ系複合酸化物(A)の含有量が1〜45重量%の範囲にあり、前記無機酸化物(B)の含有量が0. 1〜10重量%の範囲にあることを特徴とする請求項1記載の改質酸化チタン粒子。
  3. 前記シリカ系複合酸化物(A)を構成する元素MがAlまたはZrのいずれかである請求項1記載の改質酸化チタン粒子。
  4. 前記被覆層が、シリカ系複合酸化物(A)の層に無機酸化物(B)が分散した複合化被覆層である請求項1記載の改質酸化チタン粒子。
  5. 無機酸化物(B)を構成する金属元素がイオン交換により導入されシリカ系複合酸化物(A)の層に分散してなる請求項記載の改質酸化チタン粒子。
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