JP2003288641A - 商品販売方法およびシステム - Google Patents

商品販売方法およびシステム

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JP2003288641A
JP2003288641A JP2002091669A JP2002091669A JP2003288641A JP 2003288641 A JP2003288641 A JP 2003288641A JP 2002091669 A JP2002091669 A JP 2002091669A JP 2002091669 A JP2002091669 A JP 2002091669A JP 2003288641 A JP2003288641 A JP 2003288641A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 購入者が少ない労力で実際に見て確認しなが
ら商品を購入できる商品販売方法およびシステムを提供
する。 【解決手段】 店舗サーバ15は、販売する商品の商品
名および価格を含む商品情報を店舗内のネットワーク1
3上に公開する。買い物用端末10は、店舗内のネット
ワーク13を介して店舗サーバ15にアクセスし、商品
情報を取得して表示する。そして、買い物用端末10
は、購入しようとする商品を示す購入商品情報を店舗サ
ーバ15に送信する。店舗サーバ15は、購入商品情報
を受け付けて購入商品リストおよび代金情報を1回の売
買毎に求める。ロボットサーバ16は、店舗サーバ15
から購入商品リストの通知を受けて、購入商品リストに
ある商品を収集し、レジ装置12に配送する。レジ装置
12は、店舗サーバ15から代金情報の通知を受けて、
ロボットサーバ16から配送された商品と引き換えに代
金を徴収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品販売のビジネ
ス方法に関し、特に、店舗での商品販売および電子商取
引による商品販売のビジネス方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、商品の販売方法には、スーパーマ
ーケットなどの小売店の店頭での販売の他に、インター
ネット等のネットワークを用いたオンラインショッピン
グによる方法がある。
【0003】オンラインショッピングには、ネットワー
ク上に仮想的な小売店(バーチャルモール)が公開され
ているものがある。購入者は、パーソナルコンピュータ
等でバーチャルモールにアクセスすることで、自宅に居
ながらにして商品を購入することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】小売店の店頭で行われ
る従来の商品販売方法において、例えば、スーパーマー
ケットでは、購入者は、店頭で購入する商品を選択して
レジに運び、レジで代金を支払っていた。購入する商品
の数が多い場合には、購入者はカゴやカートで商品を運
ぶ作業に大きな労力を費やしていた。また、混雑する時
間帯などには、レジに会計待ちの購入者の長い列ができ
ることがあり、購入者はここで長い時間を費やすことも
あった。
【0005】バーチャルモールによる方法では、購入者
は、商品を運ぶ労力やレジで待つ時間を費やさずに商品
を購入することができる。しかし、バーチャルモールに
よる方法では、購入者は商品を直接に目で見て、また商
品に手で触れて確認することができない。そのため、生
鮮食料品等のように、商品の鮮度や状態が購入決定の判
断材料となるような商品をバーチャルモールで購入する
ことは、購入者にとって不安を感じるものであった。
【0006】また、バーチャルモールによる方法では、
ネットワークを介して注文すると、郵送や宅配により自
宅に商品が届けられるのが一般的である。そのため、購
入者は商品をすぐに入手したくとも、商品の入手まで、
ある程度の期間を見込む必要があった。
【0007】本発明の目的は、購入者が商品を直接見て
確認しながら、小さい労力および短い時間で商品を購入
できる商品販売方法およびシステムを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の商品販売方法は、店舗内のネットワークに
より相互接続された店舗サーバ、ロボットサーバおよび
レジ装置と、前記店舗内のネットワークに接続可能な買
い物用端末を有する商品販売システムにおいて商品を販
売する商品販売方法であって、前記買い物用端末におい
て、購入しようとする商品を示す購入商品情報を前記店
舗サーバに送信するステップと、前記店舗サーバにおい
て、前記購入商品情報を前記買い物用端末毎に集計し、
購入商品リスト、および該購入商品リストに含まれる商
品の代金の総額を含む代金情報を前記買い物用端末の1
回の売買毎に求めるステップと、前記ロボットサーバに
おいて、前記店舗サーバから前記購入商品リストの通知
を受けて、該購入商品リストにある商品を前記レジ装置
に配送するステップと、前記レジ装置において、前記店
舗サーバから前記代金情報の通知を受けて、前記ロボッ
トサーバから配送された前記商品と引き換えに代金を徴
収するステップを有している。
【0009】したがって、本発明の商品販売方法によれ
ば、店内で買い物用端末に入力された商品が販売者のロ
ボットサーバにより収集されてレジ装置まで配送され
る。
【0010】なお、前記店舗サーバにおいて、前記商品
販売システムにて販売されている商品の商品名および価
格を含む商品情報を、前記買い物用端末に提供可能に、
前記店舗内のネットワーク上に公開するステップと、前
記買い物用端末において、前記店舗内のネットワークを
介して前記店舗サーバにアクセスし、前記商品情報を取
得して表示するステップをさらに有してもよい。
【0011】したがって、商品名や価格を含む商品情報
が買い物用端末に表示される。
【0012】また、前記ロボットサーバは、前記購入商
品リストにある商品を、別々の袋に詰めることが望まし
い商品の属性毎を区分けして袋詰めし、前記レジ装置に
配送してもよい。
【0013】また、前記レジ装置は複数あり、各レジ装
置は前記店舗サーバに自身の稼動・混雑状況を通知して
おり、前記店舗サーバは、最もすいているレジ装置を指
定して前記代金情報を送信してもよい。
【0014】したがって、各レジ装置の稼動・混雑状況
を把握している店舗サーバが、最もすいているレジを指
定する。
【0015】また、前記稼動・混雑状況は、前記レジ装
置を指定されたが代金の支払いを終了していない購入者
の数であってよい。
【0016】また、前記店舗サーバにおいて、複数の前
記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示され
た商品を集計し、集計結果を前記店舗内のネットワーク
に公開するステップをさらに有してもよい。
【0017】したがって、店舗サーバにて全購入者の商
品購入情報が集計され、集計結果から商品の売れ行きが
分かる。
【0018】また、前記店舗サーバは店舗毎に複数あ
り、それらがイントラネットによって相互接続されてお
り、他の店舗サーバにて受信された前記購入商品情報を
含めた前記集計結果を前記店舗内のネットワークに公開
してもよい。
【0019】また、前記集計結果は、売れ行きのよい商
品の商品名を含んでもよい。
【0020】また、前記商品販売システムは、会員登録
された購入者の顧客識別情報が読み取り可能に記録され
た会員カードをさらに有し、前記店舗サーバにおいて、
予め、会員登録された購入者の個人情報を前記顧客識別
情報毎に蓄積しておくステップと、前記買い物用端末に
おいて、前記会員カードから前記顧客識別情報を読み取
り、前記購入商品情報と共に前記店舗サーバに送信する
ステップと、前記店舗サーバにおいて、前記買い物用端
末から受信した前記購入商品情報に示された商品を、前
記個人情報により分類された購入者層毎に集計し、集計
結果を前記店舗内のネットワークに公開するステップを
さらに有してもよい。
【0021】また、前記買い物用端末において、入力さ
れた個人情報を前記購入商品情報と共に前記店舗サーバ
に送信するステップと、前記店舗サーバにおいて、前記
買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示された
商品を、前記個人情報により分類された購入者層毎に集
計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開する
ステップをさらに有してもよい。
【0022】また、前記商品販売システムはウェブサー
バをさらに有し、前記ウェブサーバにおいて、前記集計
結果をインターネット上に公開するステップと、電子商
取引で商品の購入を受け付けるステップをさらに有して
もよい。
【0023】したがって、店舗で販売された商品の商品
購入情報を店舗サーバが集計し、集計結果がウェブサー
バによる電子商取引において公開される。
【0024】また、前記商品販売システムは配送手段を
さらに有し、前記配送手段において、前記店舗サーバに
より購入を受け付けた商品のうち購入者が配送を希望し
た商品と、前記ウェブサーバにより購入を受け付けた商
品のうち購入者が配送を希望した商品の配送を統合管理
するステップをさらに有してもよい。
【0025】したがって、店舗での商品販売とウェブサ
イトでの商品販売が配送手段を共有する。
【0026】また、前記商品販売システムは、商品に近
接して設置され、近くにある前記買い物用端末に該商品
の価格を含む陳列情報を提供する商品情報装置をさらに
有しており、前記買い物用端末において、前記商品情報
装置から前記陳列情報を取得して表示するステップをさ
らに有してもよい。
【0027】したがって、買い物用端末には近くにある
商品に関する情報が表示される。
【0028】また、前記商品情報装置は、前記陳列情報
が記録されたICカードであってよい。
【0029】また、前記商品情報装置は、前記店舗内の
ネットワークに接続し、前記店舗サーバから前記陳列情
報を取得して前記買い物用端末に提供してもよい。
【0030】また、前記店舗サーバは、前記買い物用端
末から前記購入商品情報を受信する毎に、該購入商品情
報を前記ロボットサーバに送信し、前記ロボットサーバ
は、前記購入商品情報を受信すると、該購入商品情報に
示された商品をひとまとめに収集しておき、最後にまと
めて前記レジ装置に配送してもよい。
【0031】したがって、受信された購入商品情報に示
されている商品が、予めひとまとめに収集されているの
で、商品のレジ装置への配送までにかかる時間が短くて
すむ。
【0032】また、前記買い物用端末は、前記購入商品
情報を送信した商品の購入をキャンセルするとき、該商
品の情報を含むキャンセル情報を前記店舗サーバに送信
し、前記店舗サーバは、前記キャンセル情報を受信する
と、該キャンセル情報を前記ロボットサーバに送信し、
前記ロボットサーバは、前記キャンセル情報を受信する
と、ひとまとめに収集された商品から、該キャンセル情
報に示された商品を戻してもよい。
【0033】また、本発明の他の商品販売方法は、店舗
内のネットワークにより相互接続された店舗サーバ、第
1のロボットサーバ、第2のロボットサーバおよびレジ
装置と、前記店舗内のネットワークに接続可能な買い物
用端末を有する商品販売システムにおいて、前記レジ装
置のある所定の場所から移動しない購入者に商品を販売
する商品販売方法であって、前記買い物用端末におい
て、見本の確認が要求された商品を示す見本要求情報を
前記店舗サーバに送信するステップと、前記店舗サーバ
において、前記見本要求情報を受け付けて前記第1のロ
ボットサーバに送信するステップと、前記第1のロボッ
トサーバにおいて、前記見本要求情報に示されている商
品の見本を、前記購入者のいる場所に配送するステップ
と、前記買い物用端末において、購入しようとする商品
を示す購入商品情報を前記店舗サーバに送信するステッ
プと、前記購入商品情報を前記買い物用端末毎に集計
し、購入商品リスト、および該購入商品リストに含まれ
る商品の代金の総額を含む代金情報を前記買い物用端末
の1回の売買毎に求めるステップと、前記第2のロボッ
トサーバにおいて、前記購入商品リストにある商品を収
集して、前記レジ装置に配送するステップと、前記レジ
装置において、前記第2のロボットサーバから配送され
た商品と引き換えに、前記代金情報に示された代金を徴
収するステップを有してもよい。
【0034】したがって、本発明の商品販売方法によれ
ば、買い物用端末により選択された商品ジャンルの商品
見本が第1のロボットサーバにより配送されてくるの
で、購入者は店内を歩き回らなくとも希望の商品を直接
に目で見て、直接に手で触れて確認することができる。
【0035】本発明の商品販売システムは、店舗内のネ
ットワークに接続されており、該店舗内のネットワーク
を介して、購入を要求する商品を示す購入商品情報を受
けて、該購入商品情報を集計し、購入商品リスト、およ
び該購入商品リストに含まれている商品の代金の総額を
含む代金情報を1回の売買毎に求める店舗サーバと、前
記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバにアク
セスし、前記購入商品情報を前記店舗サーバに送信する
買い物用端末と、前記店舗内のネットワークに接続され
ており、前記店舗サーバから前記代金情報の通知を受け
て、商品と引き換えに代金を徴収するレジ装置と、前記
店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗サー
バから前記購入商品リストの通知を受け、該購入商品リ
ストにある商品を収集して前記レジ装置に配送するロボ
ットサーバとを有している。
【0036】本発明の他の商品販売システムは、店舗内
のネットワークに接続されており、該店舗内のネットワ
ークを介して、見本の確認を要求する見本要求情報を受
け付け、また、購入を要求する商品を示す購入商品情報
を受けて、該購入商品情報を集計し、購入商品リスト、
および該購入商品リストに含まれている商品の代金の総
額を含む代金情報を1回の売買毎に求める店舗サーバ
と、前記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバ
にアクセスし、前記見本要求情報を前記店舗サーバに送
信し、また、前記商品を購入する旨を示す商品購入情報
を前記店舗サーバに送信する買い物用端末と、前記店舗
内のネットワークに接続されており、前記店舗サーバか
ら前記代金情報の通知を受けて、商品と引き換えに代金
を徴収するレジ装置と、前記店舗内のネットワークに接
続されており、前記店舗サーバで受け付けられた前記見
本要求情報に示されている商品の見本を前記レジ装置に
配送する第1のロボットサーバと、前記店舗内のネット
ワークに接続されており、前記店舗サーバから前記購入
商品リストの通知を受け、該購入商品リストにある商品
を収集して前記レジ装置に配送する第2のロボットサー
バとを有している。
【0037】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0038】本実施形態のシステムにより購入者が商品
を購入するときの概略の流れについて説明する。まず、
来店した購入者は買い物を始める前に買い物用端末を販
売者から借りる。買い物用端末は店舗内で商品に関する
情報を表示する。購入者は、買い物用端末の表示を見
て、また商品を直接見て確認しながら、買い物用端末に
購入する商品を入力する。ここで入力された購入商品情
報は店舗サーバにて集計される。
【0039】購入者が商品の入力を終了すると、購入商
品はロボットにより1回の売買毎に買い物袋に詰めら
れ、最もすいているレジに配送される。購入者は、買い
物用端末に表示された番号のレジで代金を支払い、商品
を受け取る。
【0040】図1は、第1の実施形態の商品販売システ
ムの構成を示すブロック図である。図1を参照すると、
商品販売システムは、買い物用端末10、商品カード1
1−1〜11−n、レジ12−1〜12−m、店舗サー
バ15およびロボットサーバ16を有している。商品カ
ード11−1〜11−nおよびレジ12−1〜12−n
は売り場14に設置され、買い物用端末10は売り場1
4内で購入者に携帯される。また、ロボットサーバ16
は商品倉庫17に設置される。レジ12−1〜12−
m、店舗サーバ15およびロボットサーバ16は店舗ネ
ットワーク13に接続されている。
【0041】買い物用端末10は、来店した購入者に貸
し出され、店内で購入者に携帯される。図1では、買い
物用端末10は、説明に必要な1つのみが示されている
が、店内の全ての購入者に1つづつ携帯されるので、実
際には複数が同時に売り場14内に存在する。
【0042】買い物用端末10は、Bluetooth
や構内PHS等の無線通信により店舗ネットワーク13
に接続できる。また、買い物用端末10は、それとは別
に、微弱な無線電波により商品カード11−1〜11−
nから情報を取得できる。買い物用端末10は、店舗ネ
ットワークを介して店舗サーバ15から取得した情報
や、商品カード11−1〜11−nから取得した情報を
画面表示する表示部を有している。さらに、買い物用端
末10は、それらの情報を音声により出力する音声出力
部や、特売コーナーや注目コーナーに近づいたことをバ
イブレーションで知らせる振動部を有していてもよい。
【0043】買い物用端末10は、購入者が購入する商
品を選択するために、例えばお買得商品のような商品の
商品情報を店舗ネットワーク13を介して店舗サーバ1
5から取得して表示する。商品情報は、例えば、商品の
商品名、コード番号および価格などを含み、また例え
ば、商品が生鮮食料品であれば、その商品の産地、生産
者名、収穫日、お勧め調理法、価格等の付加情報を含ん
でいてもよい。
【0044】また、買い物用端末10は、すぐ近くにあ
る商品カード11−1〜11−nから微弱な無線電波に
より商品の陳列情報を取得し、表示する。したがって、
購入者の近くにある商品に関する陳列情報のみが取得さ
れ、遠くにある商品の情報は取得されない。
【0045】陳列情報は、上述された商品情報と同様
に、商品の商品名、コード番号およびその価格を含んで
おり、また、商品に関する付加情報を含んでいてもよ
い。陳列情報に付加情報が含まれていない場合、買い物
用端末10は商品カード11からの陳列情報を取得する
と、陳列情報に示されたコード番号の商品に関する商品
情報を店舗サーバ15に要求し、店舗サーバ15から取
得してもよい。
【0046】また、買い物用端末10は、商品購入のた
めに購入者により入力された購入商品情報を店舗サーバ
15に送信する。購入商品情報とは、購入者が購入する
ことにした商品のコード番号および購入数量を含む情報
である。また、購入する商品を確定して買い物を終了す
るために、購入者が買い物終了の操作をすると、買い物
用端末10は、その旨を店舗サーバ15に通知する。
【0047】本実施形態では、購入者が購入商品のコー
ド番号および数量を入力する毎に、買い物用端末10が
店舗サーバ15に購入商品情報を送信する。そして、購
入商品情報は、店舗サーバ15からロボットサーバ16
に送られ、商品をレジ12へ配送するまでの時間を短縮
するために、ロボットサーバ16では商品の収集が開始
される。
【0048】なお、その他の例として、買い物用端末1
0は、購入者が個々の購入商品のコード番号および購入
数量を入力すると、コード番号および数量を一旦蓄積
し、購入者が最後に買い物終了の操作をしたときに、そ
れまでに蓄積した商品のコード番号および購入数量をま
とめて店舗サーバ15に送信してもよい。これによれ
ば、買い物用端末10から店舗サーバ15への情報送信
回数を少なくすることができる。
【0049】また、買い物用端末10は、買い物終了の
操作の後に、店舗サーバ15からレジ指定情報と代金情
報を受信して表示する。レジ指定情報は、商品の引渡し
場所となるレジを指定する情報であり、一番すいている
レジ12が指定される。代金情報とは、1回の売買の商
品の代金の総額を含む情報である。
【0050】商品カード11−1〜11−nは、商品が
陳列された棚等に、商品に対応し、その商品に近接して
設置される非接触型のICカードであり、通常、店舗内
には複数が設置される。商品カード11−1〜11−n
には陳列情報が記録されている。商品カード11−1〜
11−nに記録されている陳列情報は、対応商品のコー
ド番号や価格を含んでいる。
【0051】商品カード11−1〜11−nは、近くの
買い物用端末10に、微弱な無線電波により、対応商品
の陳列情報を送信する。この陳列情報は買い物用端末1
0の画面に表示され、購入者が商品を実際に見たり、触
ったりするときに参照することができる。
【0052】なお、ここでは、商品カード11−1〜1
1−nは、一例として非接触型のICカードとしたが、
他の例として接触型ICカードであってもよい。また、
商品の陳列情報を提供する装置のさらに他の例として、
ICカードでできた商品カードではなく、店舗ネットワ
ーク13に接続され、商品名や価格を表示する表示部を
有し、また買い物用端末10に微弱電波で陳列情報を送
信可能な通信装置(以下、商品情報端末と称す)が設置
されてもよい。商品情報端末によれば、買い物用端末1
0に送信する陳列情報を店舗サーバ15から店舗ネット
ワーク13を介して修正し、追加することができる。時
間帯により価格を変更したり、提供する情報を追加する
ことが容易である。また、商品情報端末は、お買得商品
や注目商品を音声で示すための音声出力部を有してもよ
い。また、商品情報端末は、その場で陳列情報を書き換
えることを可能とするために、キー操作部や通信インタ
フェース、バーコード読み取り部などの入力部を有して
もよい。また、陳列情報の不正な書き換えを防止するた
めに、キーワードや個人IDなどを認証する認証部を有
してもよい。
【0053】また、買い物用端末10に陳列情報を取得
させる方法の他の例として、商品に近接してバーコード
の表示された商品札を設置してもよい。この場合、買い
物用端末10がバーコード読み取り部を有することが必
要である。
【0054】レジ12−1〜12−mは、買い物を終了
した購入者が使用した買い物用端末10の識別情報を取
得し、ロボットサーバ16により配送された買い物袋1
8から、その識別情報に対応したものを選択する。さら
に、レジ12−1〜12−mは、選択した買い物袋18
を代金と引き換えに購入者に引き渡す。
【0055】また、レジ12−1〜12−mは、稼動状
況や混雑状況を稼動・混雑情報として店舗サーバ15に
送信している。稼動・混雑情報は、例えば、そのレジに
指定され、代金の支払いを終了していない購入者の数で
あり、定期的に、あるいは数が変わる毎に送信される。
【0056】店舗ネットワーク13は、スーパーマーケ
ット19の売り場14内に設けられた、たとえばLAN
のような通信ネットワークであり、有線または無線の端
末と接続される。
【0057】店舗サーバ15は、ワークステーション・
サーバ等の情報処理装置によって構成され、本システム
による商品販売を管理する。
【0058】店舗サーバ15は、店舗ネットワーク13
上に商品販売ホームページを開設しており、そのホーム
ページ上で商品情報を公開している。
【0059】また、店舗サーバ15は、買い物用端末1
0から購入商品情報を受信すると、その情報をロボット
サーバ16に送信する。店舗サーバ15は、買い物用端
末10から買い物終了の旨の情報を受信すると、それま
でに受信した購入商品情報を集計し、1回の売買を識別
する売買識別情報、商品の引渡し場所となるレジを指定
するレジ指定情報、および袋詰指示情報を含む配送指示
情報を店舗ネットワーク13を介してロボットサーバ1
6に送る。袋詰指示情報とは、購入者毎に購入した商品
を袋に詰めることをロボットサーバ16に指示する情報
であり、1回の売買を識別する売買識別情報に対応した
商品の商品リストである。この商品リストには、購入商
品情報で指定された商品を、生鮮食料品等生もの、冷凍
食品類、缶詰・箱入り等の、別々の買い物袋に分けるこ
とが望ましい袋詰め属性毎に区分けし、さらに、持ち運
び易いように袋詰めするための区分け情報が付加されて
いてもよい。また、店舗サーバ15は、レジ12−1〜
12−mの稼動状況や混雑状況を把握しており、レジ指
定情報として最もすいているレジを指定する。
【0060】また、店舗サーバ15は、商品の引渡し場
所となるレジ12−1〜12−mのいずれかに、売買識
別情報と、それに対応する代金情報を送る。また、店舗
サーバ15は、レジ指定情報、売買識別情報および代金
情報を買い物用端末10に送る。
【0061】ロボットサーバ16は、店舗サーバ15か
らの袋詰指示情報に従って商品を袋に詰め、任意のレジ
に配送する機能を有するロボットである。また、ロボッ
トサーバ16は、通信機能および情報処理機能を有して
おり、商品倉庫17に設置され、店舗ネットワーク13
に接続される。
【0062】ロボットサーバ16は、店舗サーバ15か
ら購入商品情報を受信すると、その中に示された商品を
商品倉庫17から収集してひとまとめにしておく。
【0063】また、ロボットサーバ16は、店舗サーバ
15から袋詰指示情報やレジ指定情報を含む配送指示情
報を受信すると、ひとまとめにしておいた商品を袋詰指
示情報に従って買い物袋18に詰め、商品を詰めた買い
物袋18をレジ指定情報で指定されたレジに配送する。
このとき、ロボットサーバ16は、買い物袋18に売買
識別情報を示すラベルを貼付してもよい。
【0064】なお、ロボットサーバ16は、店舗サーバ
15から購入商品情報を受信し、その購入商品情報にて
指示された商品をひとまとめに収集するが、その後に店
舗サーバ16から商品のキャンセルの指示があると、そ
の商品を商品倉庫17の元の位置に戻すこととしてもよ
い。これによれば、購入者は、一旦入力した商品の購入
を取りやめたり、購入数量を減らしたりできるので、使
い勝手がよりよい。
【0065】また他の例として、商品のキャンセルを許
可しないこととして制御を単純化するために、店舗サー
バ15から購入商品情報を受信すると、ロボットサーバ
16は即座に買い物袋18に商品を入れることとしても
よい。
【0066】図2は、本実施形態の商品販売システムの
動作を示すシーケンス図である。図2を参照すると、ま
ず、購入者に貸与された買い物用端末10は、店舗サー
バ15が店舗ネットワーク13上に開設している商品販
売ホームページにアクセスする(ステップA1)。
【0067】これに応答して、店舗サーバ15は、商品
購入の開始を受け付けた旨の購入者受付情報と、本日の
お買い得商品の商品情報を買い物用端末10に送信する
(ステップA2)。
【0068】買い物用端末10は、店舗サーバ15から
受信した商品情報を画面に表示する(ステップA3)。
図3は、買い物用端末10の画面に表示される商品情報
の一例である。図3の画面には、本日のお買い得商品の
商品情報が表示されている。
【0069】購入者が画面に表示された商品情報を見て
購入する商品を選択し、その商品を購入する旨を入力す
ると、買い物用端末10は、その商品の購入商品情報を
店舗サーバ15に送信する(ステップA4)。買い物用
端末10から購入商品情報を受信した店舗サーバ15
は、その購入商品情報を内部に格納すると共にロボット
サーバ16に送信する(ステップA5)。購入商品情報
を店舗サーバ15に送信した買い物用端末10は買い物
リストの表示を更新する(ステップA6)。また、購入
商品情報を店舗サーバ15から受信したロボットサーバ
16は、その購入商品情報に示されている商品をひとま
とめに収集しておく(ステップA7)。図3の例では、
購入者により玉子Bの購入欄が選択されたことにより、
レ印が表示され、玉子Bの購入が登録されている。
【0070】また、購入者が、店頭の商品に近接して設
置されている商品カード12に買い物用端末10を近づ
けると、その商品カード11から買い物用端末10にそ
の商品の陳列情報が送信される(ステップA8)。
【0071】買い物用端末10は、その陳列情報を画面
に表示する(ステップA9)。図3の例では、「現在ご
覧の商品」としてキャベツが表示され、また「料金」と
して¥100が表示されている。
【0072】購入者が、商品(キャベツ1個)を購入す
る旨を買い物用端末10に入力すると、その購入商品情
報が店舗サーバ15に送信される(ステップA10)。
買い物用端末10から購入商品情報を受信した店舗サー
バ15は、その購入商品情報を内部に格納する共に、ロ
ボットサーバ16に送信する(ステップA11)。購入
商品情報を店舗サーバ15に送信した買い物用端末10
は買い物リストの表示を更新する(ステップA12)。
また、購入商品情報を店舗サーバ15から受信したロボ
ットサーバ16は、その購入商品情報に示されている商
品をひとまとめに収集しておく(ステップA13)。図
3の例では玉子、りんご、キャベツの購入が登録され、
合計400円となっている。
【0073】一方、レジ12は店舗サーバ15に稼動・
混雑情報を送信している(ステップA14)。稼動・混
雑情報は、レジ12の稼動状況や混雑状況を示す情報で
あり、店舗サーバ15が最もすいているレジを選択する
のに用いられる。
【0074】購入者が全ての購入商品の入力を完了し、
買い物終了の操作をすると、買い物用端末10は、その
旨を店舗サーバ15に送信する(ステップA15)。図
3の例では、買い物終了の操作として「お買い上げ決定
ボタン」がクリックされると、買い物用端末10は、そ
の旨を店舗サーバ15に送信する。
【0075】店舗サーバ15は、買い物用端末10から
買い物終了の通知を受けると、各レジの稼動・混雑情報
から最もすいているレジを選択し、そのレジを指定する
レジ指定情報、売買識別情報、代金情報を買い物用端末
10に送信する(ステップA16)。そのレジ指定情報
および代金情報は買い物用端末10の画面に表示され
る。
【0076】また、店舗サーバ15は、レジ指定情報で
指定したレジ12に、代金情報と売買識別情報を送信す
る(ステップA17)。また、店舗サーバ15は、ロボ
ットサーバ16に、売買識別情報、レジ指定情報および
袋詰指示情報を含む配送指示情報を送信する(ステップ
A18)。
【0077】ロボットサーバ16は、配送指示情報を受
信すると、袋詰指示情報に従って商品を買い物袋18に
詰め、商品を詰めた買い物袋18を、レジ指定情報によ
り指定されたレジ12に配送する(ステップA19)。
【0078】代金情報と売買識別情報を受信したレジ1
2は、ロボットサーバ16から配送されてきた買い物袋
18の売買識別情報を確認する(ステップA20)。購
入者が買い物用端末10を持ってレジ12に来ると、レ
ジ12は買い物用端末10との間で売買識別情報を確認
した後に、買い物袋18に詰められた商品を代金と引き
換えに購入者に引き渡す(ステップA21)。
【0079】したがって、本実施形態の商品販売システ
ムによれば、販売者のロボットサーバ16により商品が
買い物袋18に詰められるので、購入者は商品をカゴや
カートで運ぶ必要がない。また、他の購入者もカゴやカ
ートを運んでいないので、売り場14内の通路が広く使
える。
【0080】また、予め、商品購入情報が店舗サーバ1
5で集計され、代金が計算され、レジ12に代金情報が
通知されているので、レジ12で商品のバーコードを1
つ1つ読み取る必要がなく、代金の支払いにかかる時間
が短縮される。
【0081】また、店舗サーバ15は、各レジ12−1
〜12−mの稼動状況、混雑状況を把握しており、最も
すいているレジを指定するので、購入者がレジで待たさ
れる時間が短縮される。
【0082】また、ロボットサーバ16が商品を自動的
に買い物袋18に詰めるので、購入者が商品を自身で買
い物袋18に詰める労力がかからず、また、すぐに商品
を持ち帰ることができる。また、ロボットサーバ16が
商品を自動的に買い物袋18に詰めるので、購入者が店
頭から商品を持っていかず、販売者側では少なくなった
商品を店頭に追加陳列するための工数が削減される。
【0083】また、ロボットサーバ16が商品倉庫17
で商品を買い物袋18に詰めてレジ12に配送するの
で、売り場14には最小限の商品のみを陳列すればよ
く、販売者は売り場14床面積を有効に利用して多くの
種類の商品を販売することができる。
【0084】また、商品カード11からの陳列情報に示
された、購入者のいる付近に陳列されている商品の情報
が買い物用端末10に表示されるので、購入者は、買い
物用端末10に表示された商品情報を参照しながら、商
品を直接に見て、直接に触れて、購入する商品を決定で
きるので、生鮮食料品も安心して購入できる。
【0085】また、購入された商品はロボットサーバ1
6により買い物袋18に詰められ、レジ12で購入者に
引き渡されるので、購入者はすぐに商品を入手すること
ができる。
【0086】また、買い物用端末10には、買い物の途
中でも、それまでに購入が登録された商品の合計金額が
表示されているので、購入者は予算を考えながら買い物
することができる。
【0087】本発明の第2の実施形態の商品販売システ
ムについて説明する。
【0088】本実施形態のシステムにより購入者が商品
を購入するときの概略の流れについて説明する。本実施
形態のシステムは、購入者が店舗にある座席に着いて商
品を購入するものである。まず、購入者は、買い物を始
める前に買い物用端末を販売者から借り、その買い物用
端末を持って所定の座席に着く。座席にはレジが設置さ
れている。
【0089】購入者は、買い物用端末を操作し、野菜
類、パン類、魚類、冷凍食品類、缶詰類、洗剤類、台所
日用品等の商品分類や、誕生パーティー、鍋物、クリス
マスパーティ、正月用品等の商品テーマなどの商品ジャ
ンルを選択する。購入者は、さらに個別の商品まで選択
してもよい。選択された商品ジャンルの商品見本が、例
えば回転ローラーにより座席に配送されてくる。個別の
商品が選択された場合には、その商品の商品見本が配送
される。
【0090】購入者は、商品見本を目で見て、手で触れ
て、購入する商品を選択する。購入するときには、買い
物用端末を商品に近づけて商品情報を画面に表示させ、
購入数量を入力する。以上の操作を繰り返すことによ
り、購入者は希望する全ての商品の入力が完了すると、
買い物終了の操作を行う。
【0091】入力された商品は、ロボットにより買い物
袋に詰められ、例えば回転ローラーにより購入者の座席
に配送されてくる。そして、購入者は代金と引き換えに
商品を受け取る。
【0092】図4は、第2の実施形態の商品販売システ
ムの構成を示すブロック図である。図4を参照すると、
商品販売システムは、買い物用端末10、商品カード1
1−1〜11−n、レジ12−1〜12−m、ロボット
サーバ16,22および店舗サーバ21を有している。
図4では、買い物用端末10は説明に必要な1つだけが
示されているが、実際には複数存在する。レジ12−1
〜12−m、店舗サーバ21およびロボットサーバ16
は、店舗ネットワーク13に接続されている。
【0093】買い物用端末10、商品カード11−1〜
11−n、レジ12−1〜12−m、店舗ネットワーク
13、売り場14、ロボットサーバ16、商品倉庫1
7、買い物袋18およびスーパーマーケット19は図1
のものと同じである。
【0094】ただし、第2の実施形態では、第1の実施
形態と異なり、購入者が店舗内を歩き回らず、座席に着
いたままで買い物をする。したがって、購入者が買い物
をしている間中、その購入者に貸与された買い物用端末
10も座席にあり、移動しない。また、購入者により商
品ジャンルが選択されると、買い物用端末10は、その
商品ジャンルを示す選択情報をロボットサーバ22に送
信する。選択情報において、商品ジャンルでなく、個別
の商品が選択されてもよい。
【0095】また、商品は店頭に並べられるのではな
く、商品見本24−1〜24−nが見本倉庫23からロ
ボットサーバ22により座席に配送されるので、商品カ
ード11−1〜11−nは配送された商品見本24−1
〜24−nの付近に設置されているか、あるいは商品見
本24−1〜24−nと共に配送される。
【0096】店舗サーバ21は、第1の実施形態におけ
る店舗サーバ15と同様の機能を有し、買い物用端末1
0から受信した購入商品情報を集計し、買い物用端末1
0、レジ12−1〜12−mおよびロボットサーバ16
に所定の情報を送信する。ただし、第2の実施形態の店
舗サーバ21は、購入者が着席している座席にレジ12
−1〜12−mがそれぞれ設けられるので、その座席の
レジを指定してロボットサーバ16に配送を指示すれば
よい。したがって、店舗サーバ21は、レジの混雑状況
等から最もすいているレジを選択してレジ指定情報にて
指定するのではなく、購入者の着席している座席のレジ
をレジ指定情報に指定する。
【0097】また、店舗サーバ21は、買い物用端末1
0から選択情報を受信すると、それをロボットサーバ2
2に送信する。
【0098】ロボットサーバ22は、店舗サーバ21か
らの選択情報にて選択された商品ジャンルの商品見本2
4−1〜24−nを購入者に見せるために、例えば回転
ローラーにより、購入者の座席に配送する機能を有する
ロボットである。また、ロボットサーバ22は、通信機
能および情報処理機能を有しており、見本倉庫23に設
置され、店舗ネットワーク13に接続される。
【0099】図5は、第2の実施形態の商品販売システ
ムの動作を示すシーケンス図である。図5を参照する
と、まず、購入者に貸与された買い物用端末10は、店
舗サーバ21により店舗ネットワーク13上に開設され
ている商品販売ホームページにアクセスする(ステップ
B1)。
【0100】これに応答して、店舗サーバ21は、商品
購入の開始を受け付けた旨の購入者受付情報と、本日の
お買い得商品の商品情報を買い物用端末10に送信する
(ステップB2)。買い物用端末10は、店舗サーバ2
1から受信した商品情報を画面に表示する(ステップB
3)。
【0101】次に、購入を希望する商品ジャンルが入力
されると、買い物用端末10は、その商品ジャンルを示
す選択情報をロボットサーバ22に送信する(ステップ
B4)。
【0102】選択情報を受信すると、ロボットサーバ2
2は、見本倉庫23からその商品ジャンルの商品見本を
取り出し、例えば回転ローラー(不図示)により購入者
の座席に配送する(ステップB5)。このとき、ロボッ
トサーバ22は、回転ローラー上に、商品見本に近接さ
せて商品カード11を置く。購入者は、配送されてきた
商品見本を実際に目で見て、また手で触れることができ
る。
【0103】購入者が商品見本に買い物用端末10を近
づけると、その商品見本に近接して置かれた商品カード
11から買い物用端末10に、その商品見本の陳列情報
が送信される(ステップB6)。第2の実施形態では、
商品は店頭に固定的に陳列されないが、陳列情報は、第
1の実施形態と同様に、商品のコード番号およびその価
格を含む情報である。また、陳列情報は、例えば生鮮食
料品であれば、商品の産地、生産者名、収穫日、お勧め
調理法、価格等の付加情報を含んでいる。買い物用端末
10は、その陳列情報を取得して画面に表示する(ステ
ップB7)。
【0104】購入者が商品を購入する旨を買い物用端末
10に入力すると、その購入商品情報が買い物用端末1
0から店舗サーバ21に送信される(ステップB8)。
買い物用端末10から購入商品情報を受信した店舗サー
バ21は、その購入商品情報を内部に格納すると共に、
ロボットサーバ16に送信する(ステップB9)。
【0105】購入商品情報を店舗サーバ21に送信した
買い物用端末10は買い物リストの表示を更新する(ス
テップB10)。また、購入商品情報を店舗サーバ21
から受信したロボットサーバ16は、その購入商品情報
に示されている商品をひとまとめに収集しておく(ステ
ップB11)。
【0106】購入者が全ての購入商品の入力を完了し、
買い物終了の操作をすると、買い物用端末10は、その
旨を店舗サーバ21に送信する(ステップB12)。店
舗サーバ21は、購入者が着席しているレジ12を指定
して、代金情報と売買識別情報を送信する(ステップB
13)。また、店舗サーバ21は、ロボットサーバ16
に、売買識別情報、レジ指定情報および袋詰指示情報を
含む配送指示情報を送信する(ステップB14)。
【0107】ロボットサーバ16は、配送指示情報を受
信すると、それに含まれている袋詰指示情報に従って商
品を買い物袋18に詰め、商品を詰めた買い物袋18を
レジ指定情報により指定されたレジ12に配送する(ス
テップB15)。
【0108】代金情報と売買識別情報を受信したレジ1
2は、ロボットサーバ16から配送されてきた買い物袋
18の売買識別情報を確認する(ステップB16)。レ
ジ12は買い物用端末10との間で売買識別情報を確認
した後に、買い物袋18に詰められた商品を代金と引き
換えに購入者に引き渡す(ステップB17)。
【0109】したがって、第2の実施形態の商品販売シ
ステムによれば、買い物用端末10により選択された商
品ジャンルの商品見本24がロボットサーバ22により
配送されるので、購入者は売り場14内を歩き回らなく
とも希望の商品を直接に目で見て、直接に手で触れて選
択することができ、少ない労力で買い物をすることがで
きる。
【0110】なお、第2の実施形態では、購入者が商品
を購入する場所を座席としたが、本実施形態のシステム
において必ずしも座って買い物する必要はなく、購入者
が所定の場所にいて、そこに商品見本が配送される構成
であればよいことは言うまでもない。
【0111】本発明の第3の実施形態の商品販売システ
ムについて説明する。
【0112】本実施形態のシステムにより購入者が商品
を購入するときの概略の流れについて説明する。まず、
購入者は、買い物を始める前に買い物用端末を販売者か
ら借りる。販売者に会員として登録されている購入者
は、ICカードでできた会員カードを買い物用端末に近
づけ顧客コードを買い物用端末に入力する。買い物用端
末は、店舗内で商品に関する情報を表示する。
【0113】また、売れ筋商品が店内の表示および買い
物用端末に表示される。商品の種類毎、時間帯毎、購入
者層毎に売れ筋商品が表示されてもよい。この表示は、
リアルタイムで更新される。購入者は、売れ筋商品の表
示や商品情報を参照し、また商品を直接見て確認しなが
ら、買い物用端末に商品購入情報を入力する。
【0114】購入者が入力した購入商品情報は店舗サー
バに送られ、そこで集計される。なお、売れ筋商品は、
店舗サーバが購入商品情報を集計することにより求ま
る。店舗サーバには、顧客コードに対応した顧客情報と
して、年齢、性別等の顧客に関する情報が登録されてお
り、そのため購入者層毎の売れ筋商品を求めることがで
きる。
【0115】販売者は、店舗サーバにて1回の売買毎に
集計された袋詰指示情報に従って、ロボットにより商品
を1回の売買毎に買い物袋に詰めてレジに配送する。こ
のとき、店舗サーバは最もすいているレジを指定して買
い物用端末およびレジに通知する。購入者は、そのレジ
にて自分の買い物袋を受け取るとともに代金を支払う。
【0116】なお、販売者は商品の在庫をリアルタイム
で管理しており、在庫数量が少なくなった商品は自動的
に納入業者へ発注される。
【0117】図6は、第3の実施形態の商品販売システ
ムの構成を示すブロック図である。図6を参照すると、
商品販売システムは、買い物用端末30、商品カード1
1−1〜11−n、レジ12−1〜12−m、店舗サー
バ31、ロボットサーバ16、会員カード32、売れ筋
表示機33および発注サーバ34を有している。図6に
おいて、買い物用端末30および会員カード32は、説
明に必要な1つだけが示されているが、実際には複数存
在する。
【0118】レジ12−1〜12−m、店舗サーバ3
1、ロボットサーバ16および売れ筋表示機33は店舗
ネットワーク13に接続されている。店舗ネットワーク
13は販売者イントラネット35に接続されている。発
注サーバ34は販売者イントラネット35に接続されて
いる。
【0119】商品カード11−1〜11−n、レジ12
−1〜12−m、店舗ネットワーク13、売り場14、
ロボットサーバ16、商品倉庫17、買い物袋18およ
びスーパーマーケット19は図1のものと同じである。
【0120】買い物用端末30は、第1の実施形態と同
様に、買い物をする間、販売者から購入者へ貸与され
る。また、買い物用端末30は無線通信により店舗ネッ
トワーク13に接続可能である。
【0121】本実施形態では、一例として、購入者には
会員登録されたものが含まれている。その場合、会員
は、顧客コードが記録された会員カード32をそれぞれ
所持しており、それを携帯して買い物に行く。そして、
買い物用端末30は、会員である購入者の顧客コードが
記録された会員カード32を近づけると、会員カード3
2から顧客コードを取得する。買い物用端末30は、購
入商品情報を店舗サーバ31に送信するとき、購入商品
情報に顧客コードを付加する。
【0122】店舗サーバ31は、第1の実施形態におけ
る店舗サーバ15と同様に、買い物用端末30から受信
した購入商品情報を解析し、買い物用端末30、レジ1
2−1〜12−mおよびロボットサーバ16に所定の情
報を送信する。また、店舗サーバ31は、第1の実施形
態と同様に、商品情報を商品販売ホームページ上に公開
している。ただし、本実施形態の店舗サーバ31は第1
の実施形態と異なり、買い物用端末30からの購入商品
情報を集計して売れ筋商品を求め、それを売れ筋商品情
報として商品販売ホームページ上に公開し、また売れ筋
表示機33に送信する機能を有している。売れ筋商品と
は売れ行きのよい商品のことであり、例えば、売り上げ
個数の多いものを売れ筋商品とすればよい。また、例え
ば、売れ筋商品は商品の種類毎に求められる。同じ種類
の商品の中で売り上げ個数の多いものを売れ筋商品とす
る。また、売れ筋商品は商品ジャンル毎に求めてもよ
い。すなわち、ある商品ジャンルの中で売り上げ個数の
多い商品を売れ筋商品とし、それを商品ジャンル毎に求
める。
【0123】また、売れ筋商品は、一例として、全ての
購入者の購入商品情報を集計して求める。その場合、全
ての購入者からの購入商品情報から各商品の販売数量を
集計するだけなので、購入者の会員登録や会員カード3
2は不要である。また、売れ筋商品は、他の店舗の商品
販売における購入商品情報を含めて集計されてもよい。
この場合、各店舗の店舗サーバ31は販売者イントラネ
ット35を介して相互に接続されており、購入商品情報
を相互に通知すればよい。また、例えば、店舗数の少な
い販売者の場合には、店舗サーバ31が販売者に1装置
であり、その店舗サーバ31が全ての店舗の買い物用端
末30の購入商品情報を集計してもよい。店舗サーバ3
1は販売者イントラネット35に接続されていてもよ
い。
【0124】また、売れ筋商品は、年齢層や性別などの
購入者の分類毎に集計されてもよい。この場合、会員カ
ード32に記録された顧客コードは購入者を分類するの
に用いられる。店舗サーバ31は、顧客コードに対応付
けて、会員の年齢層や性別、家族構成等の個人情報を予
め記録している。買い物用端末30から購入商品情報を
受信すると、店舗サーバ31は、購入商品情報に付加さ
れている顧客コードにより会員を識別し、その会員の個
人情報から購入者層毎の売れ筋商品を求める。購入者層
毎の売れ筋商品情報も商品販売ホームページで公開され
るとともに、売れ筋表示機33に送信される。
【0125】また、店舗サーバ31は、商品倉庫17の
在庫状況を管理している。在庫数量が少なくなると、店
舗サーバ31は、その商品の商品名と発注数量を発注サ
ーバ34に通知し、発注を指示する。なお、ここでは、
商品倉庫17の商品の在庫状況は、店舗サーバ31によ
り管理されることとしたが、ロボットサーバ16により
管理されてもよい。
【0126】売れ筋表示機33は、通信機能を有する表
示装置であり、売り場14の目立つ場所に設置され、店
舗ネットワーク13に接続されている。店舗サーバ31
から店舗ネットワーク13を介して受信した売れ筋商品
情報を画面に表示する。
【0127】なお、第3の実施形態では、売り場14の
目立つ場所に売れ筋表示機33を設置することとした
が、その代わりにあるいはそれと共に、売れ筋商品であ
る旨を点灯によって表示するランプを商品の付近に設け
てもよい。
【0128】発注サーバ34は、店舗サーバ31からの
指示に従って商品の発注を行い、納品があると商品名お
よび納品数量を店舗サーバ31に通知する。
【0129】図7は、第3の実施形態の商品販売システ
ムの動作を示すシーケンス図である。図7を参照する
と、まず、購入者に貸与された買い物用端末30は、会
員カード32から顧客コードを取り込む(ステップC
1)。なお、購入者が会員でない場合には顧客コードを
買い物用端末30に取り込ませる必要はない。
【0130】次に、買い物用端末30は、店舗サーバ3
1が店舗ネットワーク13上に開設している商品販売ホ
ームページにアクセスする(ステップC2)。
【0131】これに応答して、店舗サーバ31は、商品
購入の開始を受け付けた旨の購入者受付情報と、本日の
お買い得商品の商品情報および売れ筋商品情報を買い物
用端末30に送信する(ステップC3)。買い物用端末
30は、店舗サーバ31から受信した商品情報および売
れ筋商品情報を画面に表示する(ステップC4)。ま
た、売れ筋表示機33には、常時リアルタイムで売れ筋
商品が表示され、更新されている。
【0132】購入者が画面に表示された売れ筋商品情報
および商品情報を見て購入する商品を決定し、その商品
を購入する旨を入力すると、買い物用端末30は、その
購入商品情報を店舗サーバ31に送信する(ステップC
5)。
【0133】買い物用端末30から購入商品情報を受信
した店舗サーバ31は、その購入商品情報を内部に格納
すると共にロボットサーバ16に送信する(ステップC
6)。購入商品情報を店舗サーバ31に送信した買い物
用端末30は買い物リストの表示を更新する(ステップ
C7)。また、購入商品情報を店舗サーバ31から受信
したロボットサーバ16は、その購入商品情報に示され
ている商品をひとまとめに収集しておく(ステップC
8)。
【0134】また、購入者が店頭の商品に近接して設置
されている商品カード11に買い物用端末30を近づけ
て、陳列情報を買い物用端末30に表示させ、それを見
て購入する商品を入力してもよいが、図2のステップA
8〜A13と同じなので図7には示されていない。
【0135】また、購入者が買い物用端末30に対して
買い物終了の操作をすると、店舗サーバ31がレジ12
を選択し、ロボットサーバ16が商品を買い物袋に詰
め、レジ12が代金と引き換えに買い物袋を購入者に引
き渡すが、図2のステップA15〜A21と同じなので
図7には示されていない。
【0136】そして、店舗サーバ31は、各買い物用端
末30から受信した購入商品情報を集計し、売れ筋商品
を求め、商品販売ホームページおよび売れ筋表示機33
の表示を更新する(ステップC9)。このとき、店舗サ
ーバ31は、顧客コードにより個人情報を検索し、購入
者層毎の売れ筋商品を求めることができる。ただし、会
員でない購入者が購入した商品は、購入者層毎の売れ筋
商品の計算に含められない。
【0137】また、商品倉庫17の商品の在庫数量は店
舗サーバ31により、リアルタイムで管理されている。
店舗サーバ31は、在庫数量が少なくなった商品を発注
するために、発注商品および数量を含む発注指示を発注
サーバ34に送信する(ステップC10)。そして、発
注サーバ34は、店舗サーバ31からの指示に従って商
品を発注し、納品があると、納品された商品および数量
を含む納品通知を店舗サーバ31に送信する(ステップ
C11)。納品通知を受信した店舗サーバ31は、その
数量を在庫数量に加算して在庫管理情報を更新する。
【0138】したがって、本実施形態の商品販売システ
ムによれば、店舗サーバ31にて、全購入者の商品購入
情報が集計され、この店舗の売れ筋商品が求められるの
で、販売者は売れ筋商品の情報を以降のマーケティング
に利用することができ、また、販売者は売れ筋商品の情
報を参考に買い物をすることができる。
【0139】なお、ここでは、一例として、店舗サーバ
31に会員の顧客情報が登録されており、買い物用端末
30が会員カード32から取得した顧客コードで会員を
特定し、商品を購入した購入者の顧客情報を特定するこ
ととしたが、他の例として、買い物用端末30を来店し
た購入者に貸与する際に販売者が購入者の年齢や性別等
の顧客情報を入力してもよく、また、さらに他の例とし
て、購入者自身が販売者から借りた買い物用端末30に
顧客情報を入力してもよい。
【0140】本発明の第4の実施形態の商品販売システ
ムについて説明する。
【0141】本実施形態のシステムにより購入者が商品
を購入するときの概略の流れについて説明する。本実施
形態では、購入者は、実際に来店して商品を購入しても
よく、またWEBサイトからオンラインで商品を購入し
てもよい。
【0142】来店して商品を購入する場合、購入者は、
買い物を始める前に買い物用端末を販売者から借りる。
本実施形態では、第3の実施形態と同様に、売れ筋商品
が店内表示および買い物用端末に表示されている。この
表示は、購入者が商品を購入するのに応じてリアルタイ
ムで更新される。購入者は、売れ筋商品の表示や商品情
報を参照し、また商品を直接見て確認しながら、買い物
用端末に購入商品情報を入力する。購入者により入力さ
れた購入商品情報は店舗サーバにて集計され、売れ筋商
品が求められる。
【0143】購入商品の引渡しは、通常、第1の実施形
態と同様に、最もすいているレジが選択され、そこで行
われる。また、他の例として、本実施形態では購入者は
宅配によって商品を受け取ることもできる。
【0144】また、売れ筋商品情報は、インターネット
を介してアクセス可能な電子商取引サイトに公開されて
おり、その商品は電子商取引サイトからオンラインで購
入することもできる。
【0145】電子商取引サイトからオンラインで商品を
購入する場合、購入者が電子商取引で購入できる商品
は、リアルタイムに更新される売れ筋商品である。した
がって、電子商取引による購入者は、現物の商品を直接
に見たり、直接に商品に触れなくとも、多くの購入者に
購入されているということで安心して購入できる。電子
商取引により商品を購入した購入者は、通常、宅配によ
って商品を受け取る。
【0146】なお、販売者では商品の在庫がリアルタイ
ムで管理されており、在庫数量が少なくなった商品は自
動的に納入業者へ発注される。
【0147】図8は、第4の実施形態の商品販売システ
ムの構成を示すブロック図である。図8を参照すると、
商品販売システムは、買い物用端末30、商品カード1
1−1〜11−n、レジ12−1〜12−m、店舗サー
バ41、ロボットサーバ16、会員カード32、売れ筋
表示機33、発注サーバ34、ウェブサーバ42、倉庫
管理システム43および運送・配車支援システム44を
有している。図8において、買い物用端末30および会
員カード32は、説明に必要な1つづつが示されている
が、実際にはそれぞれ複数存在する。
【0148】レジ12−1〜12−m、店舗サーバ4
1、ロボットサーバ16および売れ筋表示機33は店舗
ネットワーク13に接続されている。店舗ネットワーク
13は販売者イントラネット35に接続されている。発
注サーバ34、倉庫管理システム43および運送・配車
支援システム44は販売者イントラネット35に接続さ
れている。販売者イントラネット35はインターネット
47に接続されている。インターネット47には購入者
のウェブ端末48が接続可能である。
【0149】買い物用端末30、商品カード11−1〜
11−n、レジ12−1〜12−m、ロボットサーバ1
6、会員カード32、売れ筋表示機33、発注サーバ3
4、売り場14、商品倉庫17、買い物袋18およびス
ーパーマーケット19は図6のものと同じである。
【0150】店舗サーバ41は、第3の実施形態におけ
る店舗サーバ31と同様に、買い物用端末30から受信
した購入商品情報を解析して買い物用端末30、レジ1
2およびロボットサーバ16へ所定の情報を送信する。
また、店舗サーバ41は、第3の実施形態の店舗サーバ
31と同様に、売れ筋商品情報を店内販売ホームページ
に公開し、また売れ筋表示機33に送信する。
【0151】また、店舗サーバ41は、第3の実施形態
の店舗サーバ31と異なり、来店した購入者が商品を自
宅などへ配送することを希望した場合、その旨および配
送先の情報を含む宅配依頼情報を運送・配車支援システ
ム44に通知する。
【0152】また、店舗サーバ41は、第3の実施形態
の店舗サーバ31と異なり、商品倉庫17の在庫状況の
管理を行っていない。本実施形態では、倉庫管理システ
ム43が商品倉庫17の在庫状況を管理している。
【0153】倉庫管理システム43は、来店した購入者
によって購入された商品の情報と、電子商取引で購入さ
れた商品の情報から商品倉庫17の在庫を管理してお
り、在庫数量の少なくなった商品について、商品名と発
注数量を発注サーバ34に通知し、発注を依頼する。
【0154】ウェブサーバ42は、購入者のウェブ端末
48からのオンラインによる商品購入を受け付けるサー
バであり、販売者イントラネット35に接続されてい
る。ウェブサーバ42は、売れ筋商品情報を店舗サーバ
41から取得し、インターネット47を介してアクセス
可能な電子商取引サイトにて公開する。これにより、電
子商取引の購入者は、ウェブ端末48によってインター
ネット47を介してウェブサーバ42の電子商取引サイ
トにアクセスし、売れ筋商品情報を参考にしながらオン
ラインで商品を購入することができる。
【0155】また、ウェブサーバ42は、オンラインで
商品を受注すると、通常、その旨を運送・配車支援シス
テム44に通知し、宅配を依頼する。
【0156】運送・配車支援システム44は、購入され
た商品の宅配をリアルタイムで管理し、宅配スケジュー
ルを決定する。店舗サーバ41またはウェブサーバ42
から宅配の依頼を受けると、運送・配車支援システム4
6は、最も効率のよい宅配スケジュールを決定し、また
それまでの宅配スケジュールを変更する。そして、運送
・配車支援システム46は、例えば配送トラック47と
無線通信により連絡を取ることができ、最も効率のよい
方法を選択して、各配送トラック47に各商品の配送を
依頼する。
【0157】図9は、来店した購入者が商品を購入する
ときの、第4の実施形態の商品販売システムの動作を示
すシーケンス図である。図9を参照すると、まず、購入
者に貸与された買い物用端末30は、会員カード32か
ら顧客コードを取り込む(ステップD1)。
【0158】次に、買い物用端末30は、店舗サーバ4
1が店舗ネットワーク13上に開設している店内販売ホ
ームページにアクセスする(ステップD2)。
【0159】これに応答して、店舗サーバ41は、商品
購入の開始を受け付けた旨の購入者受付情報と、本日の
お買い得商品の商品情報および売れ筋商品情報を買い物
用端末30に送信する(ステップD3)。買い物用端末
30は、店舗サーバ41から受信した商品情報および売
れ筋商品情報を画面に表示する(ステップD4)。ま
た、売れ筋表示機33には、常時リアルタイムで売れ筋
商品が表示され、更新されている。
【0160】購入者が画面に表示された売れ筋商品情報
および商品情報を見て購入する商品を決定し、その商品
を購入する旨を入力すると、買い物用端末30は、その
購入商品情報を店舗サーバ41に送信する(ステップD
5)。
【0161】買い物用端末30から購入商品情報を受信
した店舗サーバ41は、その購入商品情報を内部に格納
すると共に、倉庫管理システム43およびロボットサー
バ16に送信する(ステップD6)。購入商品情報を店
舗サーバ41に送信した買い物用端末30は買い物リス
トの表示を更新する(ステップD7)。また、購入商品
情報を店舗サーバ41から受信したロボットサーバ41
は、その購入商品情報に示されている商品をひとまとめ
に収集しておく(ステップD8)。
【0162】また、購入者が店頭の商品に近接して設置
されている商品カード11に買い物用端末30を近づけ
て、陳列情報を買い物用端末30に表示させ、それを見
て購入する商品を入力してもよいが、図2のステップA
8〜A13と同じなので図9には示されていない。
【0163】また、購入者が買い物用端末30に対し
て、レジでの商品受け取りを指定して買い物終了の操作
をすると、店舗サーバ41がレジ12を選択し、ロボッ
トサーバ16が商品を買い物袋に詰め、レジ12が代金
と引き換えに買い物袋を購入者に引き渡すが、図2のス
テップA15〜A21と同じなので図9には示されてい
ない。
【0164】また、購入者が買い物用端末30に対し
て、宅配を指定して買い物終了の操作をすると、その旨
が店舗サーバ41に通知される(ステップD9)。店舗
サーバ41は、ロボットサーバ16に、ひとまとめに収
集してある商品の梱包を指示する梱包指示情報を送信す
る(ステップD10)。梱包指示情報を受信したロボッ
トサーバ16は商品を宅配用に梱包する(ステップD1
1)。
【0165】また、店舗サーバ41は、ロボットサーバ
16に梱包を指示した商品の宅配を指示する宅配依頼情
報を運送・配車支援システム44に送信する(ステップ
D12)。宅配依頼情報を受信した運送・配車支援シス
テム44は、その時点の宅配スケジュールを参照して新
たな宅配スケジュールを決定し、最適な配送トラックに
宅配を指示する(ステップD13)。
【0166】そして、店舗サーバ41は、各買い物用端
末30から受信した購入商品情報を集計し、売れ筋商品
を求め、商品販売ホームページおよび売れ筋表示機33
の表示を更新する(ステップD14)。
【0167】また、倉庫管理システム43は、商品倉庫
17の商品の在庫数量をリアルタイムで管理しており、
在庫数量が少なくなった商品および発注数量を発注サー
バ34に通知し、発注を指示する(ステップD15)。
そして、発注サーバ34は、倉庫管理システム43から
の指示に従って商品を発注し、納品があると、納品され
た商品および数量を含む納品通知を倉庫管理システム4
3に送信する(ステップD16)。納品通知を受信した
店舗サーバ31は、その数量を在庫数量に加算して在庫
管理情報を更新する。
【0168】図10は、購入者が来店せずにオンライン
で商品を購入するときの、第4の実施形態の商品販売シ
ステムの動作を示すシーケンス図である。図10を参照
すると、電子商取引の購入者により、ウェブ端末48は
インターネット43を介してウェブサーバ42の電子商
取引サイトにアクセスする(ステップE1)。
【0169】ウェブサーバ42は、電子商取引サイトに
て、売れ筋商品を販売している。また、ウェブサーバ4
2は、電子商取引サイトにて、売れ筋商品の売り上げ高
や販売数量、購入者層等の売れ筋商品情報を公開してい
る。また、ウェブサーバ42は、電子商取引サイトで販
売する売れ筋商品の情報をリアルタイムで更新してい
る。
【0170】ウェブサーバ42は、アクセスしてきたウ
ェブ端末48に対して、最新の売れ筋商品情報を送信す
る(ステップE2)。売れ筋商品情報を受信したウェブ
端末48はそれを画面に表示する(ステップE3)。
【0171】購入者は、電子商取引サイトに表示された
売れ筋商品を参照して商品を購入する。購入者により商
品購入の操作がされると、ウェブ端末48は購入商品情
報をウェブサーバ42に送信する(ステップE4)。購
入商品情報を受信したウェブサーバ42は、それをロボ
ットサーバ16および倉庫管理システム43に送信する
(ステップE5)。
【0172】購入商品情報を受信したロボットサーバ1
6は、その購入商品情報に示された商品を収集する(ス
テップE6)。購入商品情報を受信した倉庫管理システ
ム43は、それを在庫管理に利用し、在庫の少なくなっ
た商品を発注するが、図9のステップD15〜D16と
同じなので図10には示されていない。
【0173】ウェブ端末48は、購入者により買い物終
了の操作がされると、その旨をウェブサーバ42に通知
する(ステップE7)。
【0174】ウェブサーバ42は、ロボットサーバ16
に、ひとまとめに収集してある商品の梱包を指示する梱
包指示情報を送信する(ステップE8)。梱包指示情報
を受信したロボットサーバ16は商品を宅配用に梱包す
る(ステップE9)。
【0175】また、ウェブサーバ42は、ロボットサー
バ16に梱包を指示した商品の宅配を指示する宅配依頼
情報を運送・配車支援システム44に送信する(ステッ
プE10)。宅配依頼情報を受信した運送・配車支援シ
ステム44は、その時点の宅配スケジュールを参照して
新たな宅配スケジュールを決定し、最適な配送トラック
に宅配を指示する(ステップE11)。なお、ここで
は、商品を宅配する場合を例示したが、他の例として、
購入者が来店し、代金と引き換えに商品を受け取っても
よい。
【0176】商品を宅配した場合には、代金支払いは、
クレジットカード、現金支払い、振込みなどの既存の方
法によればよく。また、そのいずれかを購入者が選択で
きてもよい。
【0177】したがって、第4の実施形態の商品販売シ
ステムによれば、店舗での商品販売とウェブサイトでの
商品販売が運送・配車支援システム46、倉庫管理シス
テム45を共有するので、商品の受け取り方法や代金の
支払い方法の幅が広がり、また店舗および電子商取引の
双方の商品販売が低コストで実現される。
【0178】また、店舗での商品販売における売れ行き
から店舗サーバ41が売れ筋商品情報を生成し、ウェブ
サーバ42が電子商取引において売れ筋商品情報を公開
しているので、電子商取引の購入者は実際に商品を見た
り、触れたりしなくとも安心して商品を購入することが
できる。
【0179】なお、来店した購入者の購入商品情報と、
オンラインの購入者の購入商品情報とを合わせて売れ筋
商品を求めてもよく、また、来店した購入者の購入商品
情報のみから売れ筋商品を求めてもよい。さらに、来店
した購入者とオンラインの購入者の売れ筋商品をそれぞ
れに求めてもよい。
【0180】
【発明の効果】本発明によれば、商品は販売者のロボッ
トサーバにより収集されてレジ装置まで配送されるの
で、購入者は商品をカゴやカートで運ぶ必要がない。
【0181】また、購入者が商品を自身で買い物袋に詰
める労力がかからず、すぐに商品を持ち帰ることができ
る。
【0182】また、購入者が店頭から商品を持っていか
ないので、販売者側では少なくなった商品を店頭に追加
陳列する工数が削減される。
【0183】また、店頭には最小限の商品のみを陳列す
ればよく、販売者は店頭の床面積を有効に利用して多く
の種類の商品を販売することができる。
【0184】また、予め、店舗サーバが商品購入情報か
ら代金が計算し、レジ装置に代金情報を通知するので、
レジで商品を1つ1つ入力する必要がなく、支払いにか
かる時間が短縮される。
【0185】また、商品名および価格を含む商品情報が
買い物用端末に表示されるので、購入者は店内で買い物
用端末に表示された商品情報を見て、購入する商品を選
ぶことができる。
【0186】また、各レジ装置の稼動・混雑状況を把握
している店舗サーバが、最もすいているレジを指定する
ので、購入者がレジで待たされる時間が短縮される。
【0187】また、店舗サーバにて商品購入情報が集計
され、集計結果から商品の売れ行きが分かるので、販売
者は集計結果を以降のマーケティングに利用することが
でき、また、販売者は集計結果を参考に買い物をするこ
とができる。
【0188】また、店舗で販売された商品の商品購入情
報を店舗サーバが集計し、集計結果がウェブサーバによ
る電子商取引において公開されているので、電子商取引
の購入者は実際に商品を見たり、触れたりしなくとも安
心して商品を購入することができるまた、店舗での商品
販売とウェブサイトでの商品販売が配送手段を共有する
ので、商品の受け取り方法や代金の支払い方法の幅が広
がり、また店舗および電子商取引の双方の商品販売が低
コストで実現される。
【0189】また、買い物用端末には近くにある商品に
関する情報が表示されるので、購入者は商品に関する情
報を買い物用端末で見ながら、商品を直接見て、購入す
る商品を選ぶことができる。
【0190】また、受信された購入商品情報に示されて
いる商品が、予めひとまとめに収集されているので、商
品のレジ装置への配送までにかかる時間が短くてすみ、
購入者のレジ装置での待ち時間が短縮される。
【0191】また、買い物用端末により選択された商品
ジャンルの商品見本が第1のロボットサーバにより配送
されるので、購入者は店内を歩き回らなくとも希望の商
品を直接に目で見て、直接に手で触れて確認することが
でき、少ない労力で買い物をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の商品販売システムの構成を示
すブロック図である。
【図2】第1の実施形態の商品販売システムの動作を示
すシーケンス図である。
【図3】買い物用端末の画面に表示される商品情報の一
例である。
【図4】第2の実施形態の商品販売システムの構成を示
すブロック図である。
【図5】第2の実施形態の商品販売システムの動作を示
すシーケンス図である。
【図6】第3の実施形態の商品販売システムの構成を示
すブロック図である。
【図7】第3の実施形態の商品販売システムの動作を示
すシーケンス図である。
【図8】第4の実施形態の商品販売システムの構成を示
すブロック図である。
【図9】来店した購入者が商品を購入するときの、第4
の実施形態の商品販売システムの動作を示すシーケンス
図である。
【図10】購入者が来店せずにオンラインで商品を購入
するときの、第4の実施形態の商品販売システムの動作
を示すシーケンス図である。
【符号の説明】 10,30 買い物用端末 11,11−1〜11−n 商品カード 12,12−1〜12−m レジ 13 店舗ネットワーク 14 売り場 15,21,31,41 店舗サーバ 16,22 ロボットサーバ 17 商品倉庫 18 買い物袋 19 スーパーマーケット 23 見本倉庫 24−1〜24−n 商品見本 32 会員カード 33 売れ筋表示機 34 発注サーバ 35 販売者イントラネット 42 ウェブサーバ 43 倉庫管理システム 44 運送・配車支援システム 45 配送トラック 46 販売者設備 47 インターネット 48 ウェブ端末 A1〜A21,B1〜B17,C1〜C11,D1〜D
16,E1〜E11ステップ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 334 G06F 17/60 334 504 504 510 510 G06K 17/00 G06K 17/00 L 19/00 ZEC G07G 1/12 321H G07G 1/12 321 321P 341A 341 1/14 1/14 G06K 19/00 ZECQ

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 店舗内のネットワークにより相互接続さ
    れた店舗サーバ、ロボットサーバおよびレジ装置と、前
    記店舗内のネットワークに接続可能な買い物用端末を有
    する商品販売システムにおいて商品を販売する商品販売
    方法であって、 前記買い物用端末において、 購入しようとする商品を示す購入商品情報を前記店舗サ
    ーバに送信するステップと、 前記店舗サーバにおいて、 前記購入商品情報を前記買い物用端末毎に集計し、購入
    商品リスト、および該購入商品リストに含まれる商品の
    代金の総額を含む代金情報を前記買い物用端末の1回の
    売買毎に求めるステップと、 前記ロボットサーバにおいて、 前記店舗サーバから前記購入商品リストの通知を受け
    て、該購入商品リストにある商品を前記レジ装置に配送
    するステップと、 前記レジ装置において、 前記店舗サーバから前記代金情報の通知を受けて、前記
    ロボットサーバから配送された前記商品と引き換えに代
    金を徴収するステップを有する商品販売方法。
  2. 【請求項2】 前記店舗サーバにおいて、 前記商品販売システムにて販売されている商品の商品名
    および価格を含む商品情報を、前記買い物用端末に提供
    可能に、前記店舗内のネットワーク上に公開するステッ
    プと、 前記買い物用端末において、 前記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバにア
    クセスし、前記商品情報を取得して表示するステップを
    さらに有する、請求項1記載の商品販売方法。
  3. 【請求項3】 前記ロボットサーバは、前記購入商品リ
    ストにある商品を、別々の袋に詰めることが望ましい商
    品の属性毎を区分けして袋詰めし、前記レジ装置に配送
    する、請求項1記載の商品販売方法。
  4. 【請求項4】 前記レジ装置は複数あり、各レジ装置は
    前記店舗サーバに自身の稼動・混雑状況を通知してお
    り、 前記店舗サーバは、最もすいているレジ装置を指定して
    前記代金情報を送信する、請求項1記載の商品販売方
    法。
  5. 【請求項5】 前記稼動・混雑状況は、前記レジ装置を
    指定されたが代金の支払いを終了していない購入者の数
    である、請求項4記載の商品販売方法。
  6. 【請求項6】 前記店舗サーバにおいて、 複数の前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報
    に示された商品を集計し、集計結果を前記店舗内のネッ
    トワークに公開するステップをさらに有する、請求項1
    記載の商品販売方法。
  7. 【請求項7】 前記店舗サーバは店舗毎に複数あり、そ
    れらがイントラネットによって相互接続されており、他
    の店舗サーバにて受信された前記購入商品情報を含めた
    前記集計結果を前記店舗内のネットワークに公開する、
    請求項6記載の商品販売方法。
  8. 【請求項8】 前記集計結果は、売れ行きのよい商品の
    商品名を含む、請求項6または7に記載の商品販売方
    法。
  9. 【請求項9】 前記商品販売システムは、会員登録され
    た購入者の顧客識別情報が読み取り可能に記録された会
    員カードをさらに有し、 前記店舗サーバにおいて、 予め、会員登録された購入者の個人情報を前記顧客識別
    情報毎に蓄積しておくステップと、 前記買い物用端末において、 前記会員カードから前記顧客識別情報を読み取り、前記
    購入商品情報と共に前記店舗サーバに送信するステップ
    と、 前記店舗サーバにおいて、 前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示さ
    れた商品を、前記個人情報により分類された購入者層毎
    に集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開
    するステップをさらに有する、請求項1記載の商品販売
    方法。
  10. 【請求項10】 前記買い物用端末において、 入力された個人情報を前記購入商品情報と共に前記店舗
    サーバに送信するステップと、 前記店舗サーバにおいて、 前記買い物用端末から受信した前記購入商品情報に示さ
    れた商品を、前記個人情報により分類された購入者層毎
    に集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開
    するステップをさらに有する、請求項1記載の商品販売
    方法。
  11. 【請求項11】 前記商品販売システムはウェブサーバ
    をさらに有し、 前記ウェブサーバにおいて、 前記集計結果をインターネット上に公開するステップ
    と、 電子商取引で商品の購入を受け付けるステップをさらに
    有する、請求項6〜10のいずれか1項に記載の商品販
    売方法。
  12. 【請求項12】 前記商品販売システムは配送手段をさ
    らに有し、 前記配送手段において、 前記店舗サーバにより購入を受け付けた商品のうち購入
    者が配送を希望した商品と、前記ウェブサーバにより購
    入を受け付けた商品のうち購入者が配送を希望した商品
    の配送を統合管理するステップをさらに有する、請求項
    11記載の商品販売方法。
  13. 【請求項13】 前記商品販売システムは、商品に近接
    して設置され、近くにある前記買い物用端末に該商品の
    価格を含む陳列情報を提供する商品情報装置をさらに有
    しており、 前記買い物用端末において、 前記商品情報装置から前記陳列情報を取得して表示する
    ステップをさらに有する、請求項1〜12のいずれか1
    項に記載の商品販売方法。
  14. 【請求項14】 前記商品情報装置は、前記陳列情報が
    記録されたICカードである、請求項13記載の商品販
    売方法。
  15. 【請求項15】 前記商品情報装置は、前記店舗内のネ
    ットワークに接続し、前記店舗サーバから前記陳列情報
    を取得して前記買い物用端末に提供する、請求項13記
    載の商品販売方法。
  16. 【請求項16】 前記店舗サーバは、前記買い物用端末
    から前記購入商品情報を受信する毎に、該購入商品情報
    を前記ロボットサーバに送信し、 前記ロボットサーバは、前記購入商品情報を受信する
    と、該購入商品情報に示された商品をひとまとめに収集
    しておき、最後にまとめて前記レジ装置に配送する、請
    求項1〜15のいずれか1項に記載の商品販売方法。
  17. 【請求項17】 前記買い物用端末は、前記購入商品情
    報を送信した商品の購入をキャンセルするとき、該商品
    の情報を含むキャンセル情報を前記店舗サーバに送信
    し、 前記店舗サーバは、前記キャンセル情報を受信すると、
    該キャンセル情報を前記ロボットサーバに送信し、 前記ロボットサーバは、前記キャンセル情報を受信する
    と、ひとまとめに収集された商品から、該キャンセル情
    報に示された商品を戻す、請求項16記載の商品販売方
    法。
  18. 【請求項18】 店舗内のネットワークにより相互接続
    された店舗サーバ、第1のロボットサーバ、第2のロボ
    ットサーバおよびレジ装置と、前記店舗内のネットワー
    クに接続可能な買い物用端末を有する商品販売システム
    において、前記レジ装置のある所定の場所から移動しな
    い購入者に商品を販売する商品販売方法であって、 前記買い物用端末において、 見本の確認が要求された商品を示す見本要求情報を前記
    店舗サーバに送信するステップと、 前記店舗サーバにおいて、 前記見本要求情報を受け付けて前記第1のロボットサー
    バに送信するステップと、 前記第1のロボットサーバにおいて、 前記見本要求情報に示されている商品の見本を、前記購
    入者のいる場所に配送するステップと、 前記買い物用端末において、 購入しようとする商品を示す購入商品情報を前記店舗サ
    ーバに送信するステップと、 前記購入商品情報を前記買い物用端末毎に集計し、購入
    商品リスト、および該購入商品リストに含まれる商品の
    代金の総額を含む代金情報を前記買い物用端末の1回の
    売買毎に求めるステップと、 前記第2のロボットサーバにおいて、 前記購入商品リストにある商品を収集して、前記レジ装
    置に配送するステップと、 前記レジ装置において、 前記第2のロボットサーバから配送された商品と引き換
    えに、前記代金情報に示された代金を徴収するステップ
    を有する商品販売方法。
  19. 【請求項19】 店舗内のネットワークに接続されてお
    り、該店舗内のネットワークを介して、購入を要求する
    商品を示す購入商品情報を受けて、該購入商品情報を集
    計し、購入商品リスト、および該購入商品リストに含ま
    れている商品の代金の総額を含む代金情報を1回の売買
    毎に求める店舗サーバと、 前記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバにア
    クセスし、前記購入商品情報を前記店舗サーバに送信す
    る買い物用端末と、 前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗
    サーバから前記代金情報の通知を受けて、商品と引き換
    えに代金を徴収するレジ装置と、 前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗
    サーバから前記購入商品リストの通知を受け、該購入商
    品リストにある商品を収集して前記レジ装置に配送する
    ロボットサーバとを有する商品販売システム。
  20. 【請求項20】 前記店舗サーバは、前記商品販売シス
    テムにて販売されている商品の商品名および価格を含む
    商品情報を、前記買い物用端末に提供可能に、前記店舗
    内のネットワーク上に公開し、 前記買い物用端末は、前記店舗内のネットワークを介し
    て前記店舗サーバにアクセスし、前記商品情報を取得し
    て表示する、請求項19記載の商品販売システム。
  21. 【請求項21】 前記ロボットサーバは、前記購入商品
    リストにある商品を、別々の袋に詰めることが望ましい
    商品の属性ごとに区分けして袋詰めし、前記レジ装置に
    配送する、請求項19記載の商品販売システム。
  22. 【請求項22】 前記レジ装置は複数であり、各レジ装
    置は前記店舗サーバに自身の稼動・混雑状況を通知し、 前記店舗サーバは、最もすいているレジ装置を指定して
    前記代金情報を送信する、請求項19記載の商品販売シ
    ステム。
  23. 【請求項23】 前記稼動・混雑状況は、前記レジ装置
    を指定されたが代金の支払いを終了していない購入者の
    数である、請求項22記載の商品販売システム。
  24. 【請求項24】 前記店舗サーバは、複数の前記買い物
    用端末から受信した前記購入商品情報に示された商品を
    集計し、集計結果を前記店舗内のネットワークに公開す
    る、請求項19記載の商品販売システム。
  25. 【請求項25】 前記店舗サーバは、店舗毎に複数あ
    り、それらがイントラネットによって相互接続されてお
    り、他の店舗サーバにて受信された前記購入商品情報を
    含めた前記集計結果を前記店舗内のネットワークに公開
    する、請求項24記載の商品販売システム。
  26. 【請求項26】 前記集計結果は、売れ行きのよい商品
    の商品名を含む、請求項24または25に記載の商品販
    売システム。
  27. 【請求項27】 会員登録された購入者の顧客識別情報
    が読み取り可能に記録された会員カードをさらに有し、 前記買い物用端末は、前記会員カードから前記顧客識別
    情報を読み取り、前記購入商品情報と共に前記店舗サー
    バに送信し、 前記店舗サーバは、会員登録された購入者の個人情報を
    前記顧客識別情報毎に予め蓄積しており、前記買い物用
    端末から受信した前記購入商品情報に示された商品を、
    前記個人情報により分類された購入者層毎に集計し、集
    計結果を前記店舗内のネットワークに公開する、請求項
    19記載の商品販売システム。
  28. 【請求項28】 前記買い物用端末は、入力された個人
    情報を前記購入商品情報と共に前記店舗サーバに送信
    し、 前記店舗サーバは、前記買い物用端末から受信した前記
    購入商品情報に示された商品を、前記個人情報により分
    類された購入者層毎に集計し、集計結果を前記店舗内の
    ネットワークに公開する、請求項19記載の商品販売シ
    ステム。
  29. 【請求項29】 前記集計結果をインターネット上に公
    開し、電子商取引で商品の購入を受け付けるウェブサー
    バをさらに有する、請求項24〜28のいずれか1項に
    記載の商品販売システム。
  30. 【請求項30】 前記店舗サーバにより購入を受け付け
    た商品のうち購入者が配送を希望した商品と、前記ウェ
    ブサーバにより購入を受け付けた商品のうち購入者が配
    送を希望した商品の配送を統合管理する配送手段をさら
    に有する、請求項29記載の商品販売システム。
  31. 【請求項31】 商品に近接して設置され、前記買い物
    用端末に該商品の価格を含む陳列情報を提供する商品情
    報装置をさらに有し、前記買い物用端末は、前記商品情
    報装置から前記陳列情報を取得して表示する、請求項1
    9〜30のいずれか1項に記載の商品販売システム。
  32. 【請求項32】 前記商品情報装置は、前記陳列情報が
    記録されたICカードである、請求項31記載の商品販
    売システム。
  33. 【請求項33】 前記商品情報装置は、前記店舗内のネ
    ットワークに接続し、前記店舗サーバから前記陳列情報
    を取得して前記買い物用端末に提供する装置である、請
    求項31記載の商品販売システム。
  34. 【請求項34】 前記店舗サーバは、前記買い物用端末
    から前記購入商品情報を受信する毎に、該購入商品情報
    を前記ロボットサーバに送信し、 前記ロボットサーバは、前記購入商品情報を受信する
    と、該購入商品情報に示された商品をひとまとめに収集
    しておき、最後にまとめて前記レジ装置に配送する、請
    求項19〜33のいずれか1項に記載の商品販売システ
    ム。
  35. 【請求項35】 前記買い物用端末は、前記購入商品情
    報を送信した商品の購入をキャンセルするとき、該商品
    の情報を含むキャンセル情報を前記店舗サーバに送信
    し、 前記店舗サーバは、前記キャンセル情報を受信すると、
    該キャンセル情報を前記ロボットサーバに送信し、 前記ロボットサーバは、前記キャンセル情報を受信する
    と、ひとまとめに収集された商品から、該キャンセル情
    報に示された商品を戻す、請求項34記載の商品販売シ
    ステム。
  36. 【請求項36】 店舗内のネットワークに接続されてお
    り、該店舗内のネットワークを介して、見本の確認を要
    求する見本要求情報を受け付け、また、購入を要求する
    商品を示す購入商品情報を受けて、該購入商品情報を集
    計し、購入商品リスト、および該購入商品リストに含ま
    れている商品の代金の総額を含む代金情報を1回の売買
    毎に求める店舗サーバと、 前記店舗内のネットワークを介して前記店舗サーバにア
    クセスし、前記見本要求情報を前記店舗サーバに送信
    し、また、前記商品を購入する旨を示す商品購入情報を
    前記店舗サーバに送信する買い物用端末と、 前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗
    サーバから前記代金情報の通知を受けて、商品と引き換
    えに代金を徴収するレジ装置と、 前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗
    サーバで受け付けられた前記見本要求情報に示されてい
    る商品の見本を前記レジ装置に配送する第1のロボット
    サーバと、 前記店舗内のネットワークに接続されており、前記店舗
    サーバから前記購入商品リストの通知を受け、該購入商
    品リストにある商品を収集して前記レジ装置に配送する
    第2のロボットサーバとを有する商品販売システム。
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