JP4076963B2 - シフトレジスタ及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、表示装置の駆動回路に好適に用いられるシフトレジスタ、及び該シフトレジスタを用いた表示装置に関する。
画像表示装置等の表示装置のデータ信号線駆動回路や走査信号線駆動回路では、従来から、入力される映像信号をサンプリングする際のタイミングをとるために、或いは、各走査信号線へ与える走査信号を作成するために、シフトレジスタが広く使われている。
本願出願人は、このようなシフトレジスタとして、先に図9に示されるような回路構成とすることを提案している(特許文献1)。
図9を参照して、シフトレジスタ101は、各段毎に、セット・リセット型フリップフロップ(図ではSR−FF)102とアナログスイッチ103とを備えている。また、シフトレジスタ101には、スタートパルスSSPと、互いに位相が異なる2つのクロック信号SCK・SCKBとが入力されるようになっている。
セット・リセット型フリップフロップ(以下、単にフリップフロップと称する)102は、S端子に入力されるセット信号がアクティブになることでセットされ、Q端子からの出力信号Q(Q1,Q2…)がHigh(Highレベル)となる。そして、セット信号が非アクティブになっても、その出力状態を保持し続け、R端子に入力されるリセット信号がアクティブになるとリセットされ、出力信号QがLow(Lowレベル)となり、リセット信号が非アクティブになっても、次にセット信号がアクティブになるまでその状態を保持し続けるものである。
各フリップフロップ102のうち、図において左端にある初段のフリップフロップ102−1には、スタートパルスSSPがセット信号として入力される。2段目以降のフリップフロップ102には、それぞれの1つ前の段のフリップフロップ102に対応するアナログスイッチ103からの出力信号X(X1,X2…)がセット信号として入力される。また、各フリップフロップ102には、それぞれの1つ後の段のフリップフロップ102に対応するアナログスイッチ103からの出力信号X(X2,X3…)がリセット信号として入力される。
各アナログスイッチ103は、対応するフリップフロップ102から出力信号Q(Q1,Q2…)が出力されている期間、オン状態となり、クロック信号SCK或いはSCKBを出力信号X(X1,X2…)として出力し、これがシフトレジスタの出力信号として出力される。詳細には、奇数段のフリップフロップ102に対応するアナログスイッチ103が、クロック信号SCKを出力し、偶数段のフリップフロップ102に対応するアナログスイッチ103が、クロック信号SCKBを出力する。
なお、各アナログスイッチ103に設けられているインバータ104は、アナログスイッチ103を構成する、並列されたPMOSトランジスタとNMOSトランジスタの各ゲートに、相反するコントロール信号を供給するためのものである。
そして、これら出力信号Xであるクロック信号SCK或いはクロック信号SCKBが、上述したように、それぞれの次段(1つ後の段)のフリップフロップ102へセット信号として入力される一方、それぞれの前段(1つ前の段)のフリップフロップ102へリセット信号としても入力される。
このような構成において、初段のフリップフロップ102−1に、スタートパルスSSPがセット信号として入力され、初段のフリップフロップ102−1がセットされると、出力信号Q1がHighとなる。
フリップフロップ102−1から出力信号Q1がHighとなることで、初段のフリップフロップ102−1に対応するアナログスイッチ103−1がオンとなり、アナログスイッチ103−1からは、クロック信号SCKが出力信号X1として出力され、これがシフトレジスタ101の初段の出力信号として出力される。
また、このクロック信号SCKである出力信号X1は、2段目のフリップフロップ102−2にセット信号としても入力されるので、これにて、2段目のフリップフロップ102−2がセットされ、上記と同様にして、出力信号Q2がHighとなる。2段目のフリップフロップ102−2から出力信号Q2がHighとなることで、2段目のフリップフロップ102−2に対応するアナログスイッチ103−2がオンとなり、アナログスイッチ103−2からは、クロック信号SCKBが出力信号X2として出力され、これがシフトレジスタ101の2段目の出力信号として出力される。
そして、このクロック信号SCKBである出力信号X2も、上記と同様にして、3段目のフリップフロップ102−3にセット信号としても入力されるので、これにて、3段目のフリップフロップ102−3がセットされることとなり、出力信号Q3がHighとなる。また、このクロック信号SCKBである出力信号X2は、1つ前の段、つまり初段のフリップフロップ102−1にリセット信号としても入力されるので、これにて、初段のフリップフロップ102−1がリセットされ、出力信号Q1がLowとなり、初段のフリップフロップ102−1に対応するアナログスイッチ103−1がオフとなる。
このようなフリップフロップ102のセット・リセット動作と、これによるアナログスイッチ103の開閉動作が各段で順次行われることで、上記シフトレジスタ101からは、クロック信号SCK・SCKBと同じ幅をもつ、互いに重ならない出力信号X(X1,X2…)が出力されることとなる。
また、特許文献2には、データ線駆動回路や走査線駆動回路に入力されるクロック信号と逆位相クロック信号の位相差を確実に無くすることができ、しかも、駆動回路のレイアウト面積を増大させることのないものとして、データ線駆動回路や走査線駆動回路の前段に配されるクロック信号位相差補正回路について記載されている。
特開2001−135093号公報(2001年5月18日公開) 特開平11−282397号公報(1999年10月15日公開)
しかしながら、上記従来のシフトレジスタ101の構成では、クロック信号SCK・SCKBに位相ずれがある場合に、シフトレジスタ101が誤動作する恐れがあるといった問題点を有している。
上記誤動作について、図10を用いて説明する。図10は、シフトレジスタ101の動作を示すタイミングチャートであり、クロック信号SCK・SCKBに位相ずれがある場合のものである。クロック信号SCKBの位相が、クロック信号SCKの位相に対して遅れる方向にずれている。
スタートパルスSSPの立ち上がり(A)で、初段のフリップフロップ102−1がセットされ、出力信号Q1がHighとなる。出力信号Q1がHighの間、初段のフリップフロップ102−1に対応するアナログスイッチ103−1がオンするため、クロック信号SCKが、出力信号X1として出力される。そして、この出力信号X1が、2段目のフリップフロップ102−2にセット信号としても入力されるので、この出力信号X1の立ち上がり(B)で、2段目のフリップフロップ102−2がセットされ、出力信号Q2がHighとなる。
ところが、ここで、クロック信号SCKBの位相がクロック信号SCKの位相に対してずれているために、クロック信号SCKとクロック信号SCKBとが共にHighとなる期間が存在する。そのため、クロック信号SCKBの遅れ分(ズレ)に相当する斜線を付した余分なパルスPPが、本来のクロック信号SCKBのパルスPPPに先んじて出力信号X2として出力される。3段目のフリップフロップ102−3は、この出力信号X2をセット信号としているので、本来であれば(D)のタイミングでセットされるものが、この余分な出力信号X2にて(C)のタイミングでセットされてしまう。
その結果、3段目のフリップフロップ102−3に対応するアナログスイッチ103−3から、出力信号X3が出力信号X1と同じタイミングで出力されてしまい、3段目以降のフリップフロップ102…全てが同時にセットされることとなって、シフトレジスタ101が正常に動作せず、誤動作することとなる。
また、このようなクロック信号SCK・SCKB間の位相ずれは、クロック信号SCK・SCKBがシフトレジスタ101内部を伝送される間にも生じるものである。したがって、上記特許文献2に記載されているクロック信号位相差補正回路をシフトレジスタ101の信号入力側に具備させたとしても、シフトレジスタ101に入力する前の位相ずれにしか対応できず、シフトレジスタ101内部でクロック信号SCK・SCKBに位相ずれが発生した場合は、やはり、誤動作することとなる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、シフトレジスタに入力される、互いに位相の異なる2つのクロック信号間に位相ずれがあったとしても、誤動作することなく正常に動作可能なシフトレジスタ、及びそれを備えた表示装置を実現することにある。
本発明に係るシフトレジスタは、上記課題を解決するために、複数段のセット・リセット型フリップフロップを備え、互いに位相の異なる2つのクロック信号が入力されるシフトレジスタにおいて、上記複数段のセット・リセット型フリップフロップ毎に、2つの上記クロック信号の波形から互いに波形が重なり合う部分を除去した期間をパルスとして有する重なり除去クロック信号を生成する位相差検出部と、該位相差検出部にて生成された重なり除去クロック信号と当段のセット・リセット型フリップフロップの出力信号とを用いて、当段のセット・リセット型フリップフロップの出力信号が出力されている期間に上記重なり除去クロック信号を抽出した信号を次段のセット・リセット型フリップフロップへセット信号として出力する波形タイミング整形部とが設けられていることを特徴としている。
これによれば、各段毎に設けられた位相差検出部が、2つの上記クロック信号の波形から互いに波形が重なり合う部分を除去した期間のパルスを有する重なり除去クロック信号を生成する。したがって、たとえ2つのクロック信号間に位相ずれが生じており、波形が重なり合う(共にHighレベル或いは共にLowレベル)期間が存在していても、この位相差検出部にてその部分は確実に除去され、重なりの無いクロック信号(重なり除去クロック信号)が生成されることとなる。
そして、各波形タイミング整形部は、このように生成された重なり除去クロック信号と、その段のフリップフロップの出力信号とを用いて、該フリップフロップの出力信号が出力されている期間に重なり除去クロック信号を抽出した信号を次段のフリップフロップへと出力する。
したがって、2つのクロック信号間に位相ずれが生じていて、波形が重なる部分が生じていても、この波形の重なり部分は、各段毎に確実に除去され、重なりのないクロック信号(重なり除去クロック信号)を用いて各フリップフロップが動作するので、複数のフリップフロップが同時に動作するような誤動作がなく、正常にシフト動作を行うことが可能となる。
本発明に係るシフトレジスタにおいて、上記位相差検出部或いは波形タイミング整形部は、論理回路やスイッチ手段にて構成することができる。
本発明に係るシフトレジスタにおいて、上記波形タイミング整形部は、当段のセット・リセット型フリップフロップの出力信号Qが出力されている期間に上記重なり除去クロック信号を抽出した信号を出力信号Xとして出力するものであってもよい。
本発明に係るシフトレジスタにおいて、上記当段のセット・リセット型フリップフロップは、後段のセット・リセット型フリップフロップの出力信号Qが出力されている期間に、上記後段で生成された上記重なり除去クロック信号を抽出した信号によりリセットされるようになっていてもよい。
本発明に係るシフトレジスタにおいて、上記互いに位相の異なる2つのクロック信号は、位相が180°異なるように生成されていてもよい。
本発明に係るシフトレジスタにおいて、上記位相差検出部は、上記互いに位相の異なる2つのクロック信号が共にハイレベルまたはローレベルとなる重複期間を検出し、上記セット・リセット型フリップフロップの出力がアクティブである期間において、上記クロック信号のパルス期間から上記重複期間を除いた期間のパルスを、上記重なり除去クロック信号から抽出することにより、上記重なり除去クロック信号を抽出した信号を生成するようになっていてもよい。
また、本発明に係る表示装置は、上記の課題を解決するために、複数の画素からなる表示部と、複数のデータ信号線に接続され、画素に書き込む映像データを各データ信号線に供給するデータ信号線駆動回路と、複数の走査信号線に接続され、映像データの画素への書き込みを制御する走査信号を各走査信号線に供給する走査信号線駆動回路とを備えた表示装置において、データ信号線駆動回路及び走査信号線駆動回路の少なくともいずれか一方に、上述した本発明のシフトレジスタを備えたことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明のシフトレジスタを用いることで、上述したようなシフトレジスタの誤動作に起因する表示不具合の防止を実現した表示装置を提供できる。
また、本発明の表示装置において、好ましくは、データ信号線駆動回路及び走査信号線駆動回路の少なくとも一方が、画素が形成される基板上に形成されている構成とすることで、データ信号線駆動回路と各画素との間の配線、または、走査信号線駆動回路と各画素との間の配線は同一基板上に配され、基板外に出す必要がない。この結果、データ信号線の数及び走査信号線の数が増加しても、基板外に出す信号線の数が変化せず、組み立てる必要がないため、各信号線の容量の不所望な増大を防止できるとともに、集積度の低下を防止できる。また、製造時の手間を省くことができる。
また、本発明の表示装置において、好ましくは、データ信号線駆動回路及び前記走査信号線駆動回路の少なくとも一方を構成するアクティブ素子が、多結晶シリコン薄膜トランジスタである構成とすることで、表示面積を容易に拡大できる。
多結晶シリコン薄膜は、単結晶シリコンに比べて面積を拡大しやすい一方で、多結晶シリコントランジスタは、単結晶シリコントランジスタに比べて、例えば、移動度やしきい値などのトランジスタ特性が劣っている。したがって、単結晶シリコントランジスタを用いて各回路を製造すると、表示面積の拡大が難しく、多結晶シリコン薄膜トランジスタを用いて各回路を製造すると、各回路の駆動能力が低下してしまう。なお、両駆動回路と画素とを別の基板上に形成した場合は、各信号線で両基板間を接続する必要があり、製造時に手間がかかるとともに、各信号線の容量が増大してしまう。
したがって、多結晶シリコン薄膜トランジスタからなるスイッチング素子を備えた構成とすることにより、表示面積を容易に拡大できる。また、本発明のシフトレジスタを用いることにより、上述したようなシフトレジスタの誤動作に起因する表示不具合の防止を実現できる。
本発明に係るシフトレジスタは、以上のように、複数段のセット・リセット型フリップフロップを備え、互いに位相の異なる2つのクロック信号が入力されるシフトレジスタにおいて、上記複数段のセット・リセット型フリップフロップ毎に、2つの上記クロック信号の波形から互いに波形が重なり合う部分を除去した期間のパルスを有する重なり除去クロック信号を生成する位相差検出部と、該位相差検出部にて生成された重なり除去クロック信号と当段のセット・リセット型フリップフロップの出力信号とを用いて、当段のセット・リセット型フリップフロップの出力信号が出力されている期間に上記重なり除去クロック信号を抽出した信号を次段のセット・リセット型フリップフロップへセット信号として出力する波形タイミング整形部とが設けられていることを特徴としている。
それゆえ、シフトレジスタに入力される、互いに位相の異なる2つのクロック信号間に位相ずれがあったとしても、誤動作することなく正常に動作可能なシフトレジスタ、及びそれを備えた表示装置を実現することができるという効果を奏する。
また、本発明に係る表示装置は、以上のように、複数の画素からなる表示部と、複数のデータ信号線に接続され、画素に書き込む映像データを各データ信号線に供給するデータ信号線駆動回路と、複数の走査信号線に接続され、映像データの画素への書き込みを制御する走査信号を各走査信号線に供給する走査信号線駆動回路とを備えた表示装置において、データ信号線駆動回路及び走査信号線駆動回路の少なくともいずれか一方に、上述した本発明のシフトレジスタを備えたことを特徴としている。
それゆえ、上述したようなシフトレジスタの誤動作に起因する表示不具合の防止を実現した表示装置を提供できるという効果を奏する。
[実施の形態1]
本発明の実施の形態について、図1〜図8に基づいて説明すれば、以下の通りである。本発明のシフトレジスタは、画像表示装置等の表示装置におけるデータ信号線駆動回路及び走査信号線駆動回路に好適に用いることができるが、表示装置以外にも適用可能である。以下では、本発明のシフトレジスタがデータ信号線駆動回路に適用された場合を例示する。
本実施の形態に係るシフトレジスタ1は、図1に示すように、大略的に、フリップフロップ部2と誤動作防止部3とを備えて構成されており、例えば、図2に示される表示装置11のデータ信号線駆動回路14に用いられる。
上記表示装置11は、図2に示すように、表示部12、走査信号線駆動回路13、データ信号線駆動回路14、及び制御回路15を備えている。
表示部12は、互いに平行するn本の走査信号線GL…(GL1、GL2、…GLn)及び互いに平行するn本のデータ信号線SL…(SL1、SL2、…SLn)と、マトリクス状に配置された画素(図中、PIX)16…とを有している。画素16は、隣接する2本の走査信号線GL・GLと隣接する2本のデータ信号線SL・SLとで包囲された領域に形成される。なお、説明の便宜上、走査信号線GL及びデータ信号線SLの数は同じくn本としたが、両線の数が異なっていてもよいことは勿論である。
走査信号線駆動回路13は、シフトレジスタ17を備えており、該シフトレジスタ17は、制御回路15から入力される2種類のクロック信号GCK1・GCK2、及びスタートパルス信号GSPに基づいて各行の画素16に接続された走査信号線GL1、GL2、…に与える走査信号を順次発生するようになっている。
データ信号線駆動回路14は、シフトレジスタ1及びサンプリング部18を備えている。制御回路15からシフトレジスタ1へは、互いに位相が異なる2種類のクロック信号SCK・SCKB、及びスタートパルスSSPが入力される一方、制御回路15からサンプリング部18へは、映像信号DATが入力される。データ信号線駆動回路14は、シフトレジスタ1の各段から出力される信号X1〜Xnに基づいて、サンプリング部18にて映像信号DATをサンプリングし、得られた映像データを各列の画素16に接続されたデータ信号線SL1、SL2、…に出力するようになっている。
制御回路15は、走査信号線駆動回路13及びデータ信号線駆動回路14の動作を制御するための各種の制御信号を生成する回路である。制御信号としては、上述のように、クロック信号GCK1・GCK2・SCK・SCKB、スタート信号GSP・SSP、及び映像信号DAT等が用意されている。
本表示装置11がアクティブマトリクス型液晶表示装置である場合、上記の画素16は、図3に示すように、電界効果トランジスタからなる画素トランジスタSWと、液晶容量Cを含む画素容量C(必要に応じて補助容量Cが付加される)とによって構成される。このような画素16において、画素トランジスタSWのドレイン及びソースを介してデータ信号線SLと画素容量Cの一方の電極とが接続され、画素トランジスタSWのゲートが走査信号線GLに接続され、画素容量Cの他方の電極が全画素に共通の共通電極線(図示せず)に接続されている。
ここで、i本目のデータ信号線SLiとj本目の走査信号線GLjとに接続された画素16をPIX(i,j)と表すと(i,jは、1≦i,j≦nの範囲の任意の整数)、当該PIX(i,j)において、走査信号線GLjが選択されると、画素トランジスタSWが導通し、データ信号線SLiに印加された映像データとしての電圧が画素容量CP へ印加される。このように画素容量Cにおける液晶容量Cに電圧が印加されると、液晶の透過率または反射率が変調される。したがって、走査信号線GLjを選択し、データ信号線SLiへ映像データに応じた信号電圧を印加すれば、当該PIX(i,j)の表示状態を、映像データに合わせて変化させることができる。
表示装置11では、走査信号線駆動回路13が走査信号線GLを選択し、選択中の走査信号線GLとデータ信号線SLとの組み合わせに対応する画素16への映像データが、データ信号線駆動回路14によってそれぞれのデータ信号線SLへ出力される。これによって、当該走査信号線GLに接続された画素16へ、それぞれの映像データが書き込まれる。さらに、走査信号線駆動回路13が走査信号線GLを順次選択し、データ信号線駆動回路14がデータ信号線SLへ映像データを出力する。この結果、表示部12の全画素16にそれぞれの映像データが書き込まれることになり、表示部12に映像信号DATに応じた画像が表示される。
ここで、上記制御回路15からデータ信号線駆動回路14までの間、各画素16への映像データは、映像信号DATとして、時分割で伝送されており、データ信号線駆動回路14は、タイミング信号となる、所定の周期でデューティ比が50%以下(本実施の形態では50%)のクロック信号SCKと、該クロック信号SCKと位相が180°異なるクロック信号SCKBと、スタートパルスSSPとに基づいたタイミングで、映像信号DATから各映像データを抽出している。
具体的には、データ信号線駆動回路14のシフトレジスタ1は、クロック信号SCK・SCKBに同期して、スタートパルスSSPが入力されることによって、順次、クロックの半周期に相当するパルスをシフトさせながら出力し、これにより、1クロックずつタイミングが異なる出力信号X1〜Xnを生成する。また、データ信号線駆動回路14のサンプリング部18は、各出力信号X1〜Xnのタイミングで、映像信号DATから映像データを抽出する。
一方、走査信号線駆動回路13のシフトレジスタ17は、クロック信号GCK1・GCK2に同期して、スタートパルスGSPが入力されることによって、順次、クロックの半周期に相当するパルスをシフトさせながら出力し、これにより、1クロックずつタイミングが異なる走査信号を、各走査信号線GL1〜GLnへ出力する。
次に、データ信号線駆動回路14に用いられる本実施形態のシフトレジスタ1の構成及びその動作について説明する。
図1に示すように、シフトレジスタ1は、フリップフロップ部2と誤動作防止部3とを備えて構成されている。フリップフロップ部2には、各段毎に、セット・リセット型フリップフロップ(図ではSR−FF)21が設けられており、誤動作防止部3には、各段毎に、誤動作防止回路22が設けられている。なお、言い換えれば、シフトレジスタ1は、各段毎に、セット・リセット型フリップフロップ(以下、単にフリップフロップと称する)21が設けられており、各フリップフロップ21に対応して、その出力信号Q(Q1,Q2…)が入力される誤動作防止回路22が1つずつ配設されているとも言える。このようなシフトレジスタ1には、スタートパルスSSPと、互いに位相が異なる2つのクロック信号SCK・SCKBとが入力されるようになっている。
フリップフロップ部2は、図において左端にある初段のフリップフロップ21−1にスタートパルスSSPが入力されることで、左端のフリップフロップ21から順に、クロック信号SCK・SCKBに同期して、出力信号Q(Q1、Q2…)を出力していくものである。
セット・リセット型であるフリップフロップ21は、S端子に入力されるセット信号がアクティブになることでセットされ、Q端子からの出力信号Q(Q1,Q2…)がHigh(Highレベル)となる。そして、セット信号が非アクティブになっても、その出力状態を保持し続け、R端子に入力されるリセット信号がアクティブになるとリセットされ、出力信号QがLow(Lowレベル)となり、リセット信号が非アクティブになっても、次にセット信号がアクティブになるまでその状態を保持し続けるようになっている。
各フリップフロップ21のうち、図において左端にある初段のフリップフロップ21−1には、スタートパルスSSPがセット信号として入力される。2段目以降のフリップフロップ21には、それぞれの1つ前の段のフリップフロップ21の出力信号Q(Q1,Q2…)が入力される誤動作防止回路22(対応する誤動作防止回路22)の出力信号X(X1,X2…)がセット信号として入力される。また、各フリップフロップ21には、それぞれの1つ後の段のフリップフロップ21に対応する誤動作防止回路22の出力信号X(X1,X2…)がリセット信号として入力される。
誤動作防止部3は、クロック信号SCKとクロック信号SCKBとの間に位相ずれが発生し、クロック信号SCKとクロック信号SCKBとに波形が重なる、共にHighとなる期間があっても、シフトレジスタ1が誤動作しないようにするものである。誤動作防止回路22は、位相差検出部23と波形タイミング整形部24とからなる。
位相差検出部23は、クロック信号(SCK或いはSCKB)の波形より他のクロック信号と波形(SCKB或いはSCK)が重なり合う部分を除去して重なり除去クロック信号を生成するものである。ここでは、位相差検出部23は、クロック信号SCKとクロック信号SCKBとの波形を検出して、クロック信号SCKとクロック信号SCKBとが重ならない波形を抽出し、これを新たなクロック信号(重なり除去クロック信号)として生成する。
位相差検出部23は、奇数段と偶数段とで生成するクロック信号が異なり、奇数段用の位相差検出部23aは、奇数段用のクロック信号として、出力信号A1,A3…を出力する。出力信号A1,A3…は、クロック信号SCKより、クロック信号SCKとクロック信号SCKBとが共にHighとなるズレ部分を除去した信号となる(図4参照)。偶数段用の位相差検出部23bは、偶数段用のクロック信号として、出力信号A2,A4…を出力する。出力信号A2,A4…は、クロック信号SCKBより、クロック信号SCKとクロック信号SCKBとが共にHighとなるズレ部分を除去した信号となる(図4参照)。このようにして新たなクロック信号を生成することで、奇数段用のクロック信号である出力信号A1,A3…と、偶数段用のクロック信号である出力信号A2,A4…とは、互いにHigh期間の重ならない信号となる(図4参照)。
このような位相差検出部23a・23bは、例えば、図5において、参照符号23(1)にて示すように、ノア回路NOR1とインバータINV1とから構成することができる。この場合、奇数段の位相差検出部23(1)aでは、ノア回路NOR1に、クロック信号SCKBが直接入力されると共に、クロック信号SCKがインバータINV1を介して反転して入力される。これにより、ノア回路NOR1からは、クロック信号SCKがHighでクロック信号SCKBがLowの期間にHighとなる信号が出力され、これが出力信号A1,A3…となる(図4参照)。
また、偶数段の位相差検出部23(1)bでは、奇数段の場合とは逆になる。つまり、ノア回路NOR1には、クロック信号SCKの方が直接入力され、クロック信号SCKBがインバータINV1を介して反転して入力される。これにより、ノア回路NOR1からは、クロック信号SCKがLowでクロック信号SCKBがHighの期間にHighとなる信号が出力され、これが出力信号A2,A4…となる(図4参照)。
そして、図4より分かるように、この場合、奇数段の位相差検出部23(1)aからの出力信号A1,A3…と、偶数段の位相差検出部23(1)bからの出力信号A2,A4…とは、クロック信号SCK・SCKB間のズレに相当する分の間隔を互いのHigh期間の間に有する信号となる。
再び、図1を参照して、各波形タイミング整形部24は、対応するフリップフロップ21の出力信号Q(Q1,Q2…)のHighとなる期間に、対応する位相差検出部23にて生成された新たなクロック信号である出力信号A(A1,A2,A3…)がHighとなる期間を抽出して出力信号X(X1,X2…)を生成し、これをそれぞれの次段のフリップフロップ21のセット信号とするものであり、奇数段も偶数段も同じ構成である。
また、各波形タイミング整形部24の出力信号X(X1,X2…)は、シフトレジスタ1の出力信号として出力されると共に、それぞれの前段のフリップフロップ21へリセット信号としても入力され、前段のフリップフロップ21をリセットするようになっている。
このような波形タイミング整形部24は、例えば、図5において、参照符号24(1)にて示すように、ナンド回路NAND1とインバータINV2とから構成することができる。ナンド回路NAND1には、対応する位相差検出部23の出力信号A(A1,A2,A3…)と、対応するフリップフロップ21の出力信号Q(Q1,Q2,Q3…)とが入力され、その出力がインバータINV2を介して反転され、出力信号X(X1,X2…)として出力される。ナンド回路NAND1は、入力される出力信号Aと出力信号Qとが共にHighの期間のみLow出力となるので、各波形タイミング整形部24(1)からは、出力信号Aと出力信号Qとが共にHighの期間のみにHighとなる出力信号X(X1,X2…)が出力される(図4参照)。
このような構成のシフトレジスタ1の動作を、図4のタイミングチャートを用いて説明する。初段のフリップフロップ21−1に、スタートパルスSSPがセット信号として入力されると、初段のフリップフロップ21−1がセットされ(ア)、出力信号Q1がHigh(Highレベル)となる。
フリップフロップ21−1から出力信号Q1がHighとなることで、初段のフリップフロップ21−1に対応する誤動作防止回路22−1から、詳細にはその波形タイミング整形部24から、誤動作防止回路22−1の位相差検出部23aで生成された出力信号A1がHighの期間Highとなる出力信号X1が出力され、これがシフトレジスタ1の初段の出力として出力される。
また、この出力信号X1は、2段目のフリップフロップ21−2にもセット信号として入力され、これにて、2段目のフリップフロップ21−2がセットされ(イ)、上記と同様にして、2段目のフリップフロップ21−2の出力信号Q2がHighとなる。フリップフロップ21−2から出力信号Q2がHighとなることで、2段目のフリップフロップ21−2に対応する誤動作防止回路22−2から、詳細にはその波形タイミング整形部24から、誤動作防止回路22−2の位相差検出部23bで生成された出力信号A2がHighの期間Highとなる出力信号X2が出力され、これがシフトレジスタ1の2段目の出力として出力される
そして、この出力信号X2は、上記と同様に、3段目のフリップフロップ21−3にもセット信号としても入力され、これにて、3段目のフリップフロップ21−3がセットされ(ウ)、対応する誤動作防止回路22−3から、出力信号A3がHighの期間Highとなる出力信号X3が出力され、これがシフトレジスタ1の3段目の出力として出力される。また、この出力信号X2は、1つ前の段、つまり初段のフリップフロップ21−1にリセット信号としても入力されるので、これにて、初段のフリップフロップ21−1がリセットされ(オ)、出力信号Q1がLowレベルとなる。
出力信号X3は、上記と同様にして、4段目のフリップフロップ21−4にセット信号として入力されるので、これにて、4段目のフリップフロップ21−4がセットされ(エ)、また、1つ前の段、つまり2段目のフリップフロップ21−2にリセット信号としても入力されるので、これにて、2段目のフリップフロップ21−2がリセットされる(カ)。
このようなフリップフロップ21のセット・リセット動作と、誤動作防止回路22による出力信号X(X1,X2…)の出力動作が、シフトレジスタ1の各段で順次行われることで、上記シフトレジスタ1の奇数段からは、奇数段用のクロック信号である出力信号A1,A3…のHigh期間を利用した出力信号X1,X3が出力される一方、シフトレジスタ1の偶数段からは、奇数段用のクロック信号である出力信号A1,A3…のHigh期間とは重ならない偶数段用のクロック信号である出力信号A2,A4…のHigh期間を利用した出力信出X2,X4…が出力され、結局は、互いに重ならない出力信号X(X1,X2…)が出力されることとなる。
したがって、このような出力信号X(X1,X2…)を次段のフリップフロップ21のセット信号とすることで、たとえクロック信号SCK・SCKBに位相ずれが生じていても、シフトレジスタ1は誤動作することなく正常に動作することができる。
次に、上記した誤動作防止回路22の他の構成例について説明する。誤動作防止回路22は、上述したように、クロック信号SCKとクロック信号SCKBとの間に位相ずれが発生し、クロック信号SCKとクロック信号SCKBとが共にHighとなる期間があっても、シフトレジスタ1が誤動作しないようにするものである。
具体的には、クロック信号SCKとクロック信号SCKBとの重なり部分を除去した新たなクロック信号を生成する位相差検出部23と、対応するフリップフロップ21の出力信号Q(Q1,Q2…)のHighとなる期間に、対応する位相差検出部23にて生成された新たなクロック信号である出力信号A(A1,A2,A3…)がHighとなる期間を抽出して出力信号X(X1,X2…)を出力し、これを次段のフリップフロップ21へセット信号として出力する波形タイミング整形部24とからなる。
このような位相差検出部23及び波形タイミング整形部24は、ロジック回路やアナログスイッチを用いることで、様々な構成が考えられ、前述の図5では、ノア回路NOR1とインバータINV1とから構成される位相差検出部23(1)と、ナンド回路NAND1とインバータINV2とから構成される波形タイミング整形部24(1)とを示した。
また、アナログスイッチを用いた構成例として、図6、図7に、アナログスイッチより構成した2種類の波形タイミング整形部24(2)・24(3)を備えたシフトレジスタ1を示す。
図6の波形タイミング整形部24(2)は、位相差検出部23(1)より出力される出力信号A(A1,A2…)が、出力信号X(X1,X2…)としてそのまま出力されるもので、フリップフロップ21からの出力信号Q(Q1,Q2…)がHighの期間、アナログスイッチASW1がオン状態となって、出力信号A(A1,A2…)を通過させるようになっている。
一方、図7に示す波形タイミング整形部24(3)は、アナログスイッチASW2の開閉を、位相差検出部23(1)より出力される出力信号A(A1,A2…)にて制御することで、出力信号A(A1,A2…)がHighの期間のみ、フリップフロップ21からの出力信号Q(Q1,Q2…)のHighを通過させ、これを出力信号X(X1,X2…)として出力するものである。
なお、インバータINV3・INV4は、アナログスイッチASW1・ASW2を構成する、並列されたPMOSトランジスタとNMOSトランジスタの各ゲートに相反するコントロール信号を供給するためのものである。
また、NMOSトランジスタT1・T2は、アナログスイッチASW1・ASW2がオフしている場合に、その出力端を安定化するためのものである。ここでは、アナログスイッチASW1・ASW2は、オン状態でHighの信号を出力するものであるので、オフしている状態では、アナログスイッチASW1・ASW2の出力端を強制的にLowとする(プルダウン)ことが必要で、NMOSトランジスタT1・T2が用いられている。なお、構成に応じて、アナログスイッチASW1・ASW2がオン状態でLowの信号を出力するものである場合は、PMOSトランジスタを用いてプルアップ構成とすればよい。
また、図8に、さらなる別の構成例として、アナログスイッチより構成した位相差検出部23(2)を備えたシフトレジスタ1を示す。図8では、奇数段の位相差検出部23(2)aは、アナログスイッチASW3の開閉が、クロック信号SCKBにて制御され、クロック信号SCKBがLowの期間のみ、クロック信号SCKが通過し、これを出力信号A1,A3…として出力するものである。また、偶数段の位相差検出部23(2)bは、アナログスイッチASW3の開閉が、クロック信号SCKにて制御され、クロック信号SCKがLowの期間のみ、クロック信号SCKBが通過し、これを出力信号A2,A4…として出力するものである。
なお、この場合も、インバータINV5は、アナログスイッチASW3を構成する、並列されたPMOSトランジスタとNMOSトランジスタの各ゲートに相反するコントロール信号を供給するためのものである。また、NMOSトランジスタT3も、前述のNMOSトランジスタT1・T2と同様に、アナログスイッチASW3がオフしている場合に、プルダウンすることで、その出力端を安定化するためのものである。
なお、以上述べたシフトレジスタ1では、各誤動作防止回路22からの出力信号X(X1,X2…)をシフトレジスタ1の出力とした。しかしながら、シフトレジスタの出力としては、必ずしも出力信号X(X1,X2…)とする必要はなく、各フリップフロップ21の出力信号Q(Q1,Q2…)を、シフトレジスタの出力信号とし、これよりサンプリング信号を生成する構成であってもよい。
また、各誤動作防止回路22からの出力信号X(X1,X2…)は、次段のフリップフロップ21のセット信号として用いることで、シフトレジスタ1の誤動作を確実に防止できるものであるが、リセット信号としては、これを必ずしも用いる必要はなく、例えば、N段目のフリップフロップ21の出力信号Qを用いて、N−1段目のフリップフロップ21をリセットするようにしてもよい。
また、N段目のフリップフロップ21の出力信号Q、或いはN段目のフリップフロップ21の出力信号Qを用いて出力される出力信号Xにてリセットするフリップフロップ21は、必ずしもN−1段目のフリップフロップ21である必要はなく、N−1段目よりもさらに前段のフリップフロップ21であってもよい。なお、このように、N−1段目よりもさらに前段のフリップフロップ21をリセットすることで、フリップフロップ21の出力信号QのHigh期間が長くなり、シフトレジスタの出力を出力信号X(X1,X2…)としている場合、複数のパルスが出力されるようになり、プリチャージのための電圧書き込み等に使用することができる。
また、ここでは位相差検出部23にて波形が比較されて重なり部分が除去される2種類のクロック信号として、反転関係にあるクロック信号SCK・SCKBを例示した。しかしながら、位相差検出部23にて重なりが除去される信号は必ずしも反転関係にある必要はなく、シフトレジスタに入力されるタイミングの異なる(位相の異なる)2つのクロック信号であって、重なりがある場合に誤動作を生じる恐れがあるクロック信号間で波形を比較すればよい。
また、本実施の形態では、表示装置11において、走査信号線駆動回路13及びデータ信号線駆動回路14が、複数の画素16からなる表示部12と同一基板上に形成されている。
すなわち、走査信号線駆動回路13及びデータ信号線駆動回路14が表示部12とともに、絶縁性基板、例えばガラス基板51上に形成されている(ドライバモノリシック構造)。絶縁性基板(基板)としては、サファイヤ基板、石英基板、無アルカリガラス等が用いられることが多い。
このように、走査信号線駆動回路13及びデータ信号線駆動回路14を表示部12と同一のガラス基板51上にモノリシックに形成することにより、製造時の手間と配線容量とを削減できる。また、外付のICをドライバとして用いた表示装置に比べ、ガラス基板51への入力端子数が少なくなる。その結果、ガラス基板51に部品を実装するためのコストや、その実装に伴う不良の発生を低減することができる。したがって、駆動回路の製造コストや実装コストの低減及び駆動回路の信頼性の向上を図ることができる。
また、本表示装置では、画素トランジスタSW(図3参照)として薄膜トランジスタが用いられ、走査信号線駆動回路13及びデータ信号線駆動回路14は薄膜トランジスタを備えて構成されているが、より多くの画素16を集積し、表示面積を拡大するために、これら薄膜トランジスタとして多結晶シリコン薄膜トランジスタが採用されている。
上記のような多結晶シリコン薄膜トランジスタを用いることによって、実用的な駆動能力を有する走査信号線駆動回路13及びデータ信号線駆動回路14を、表示部12が形成されるガラス基板51上に、画素16…とほぼ同一の製造工程で作製することができる。
本発明のシフトレジスタは、画像表示装置等の表示装置におけるデータ信号線駆動回路や走査信号線駆動回路等に好適に用いることができる。上記シフトレジスタを備えた本発明に係る表示装置は、シフトレジスタの誤動作に起因する表示不具合を防止できて表示品質の劣化を回避できる。
本発明の実施の一形態に係るシフトレジスタの構成を概略的に示すブロック図である。 上記シフトレジスタを用いた表示装置の概略的構成を示すブロック図である。 上記表示装置における画素の構成を示す説明図である。 上記シフトレジスタの動作を示すタイミングチャートである。 上記シフトレジスタを実現する一回路構成を示す回路図である。 上記シフトレジスタを実現する他の回路構成を示す回路図である。 上記シフトレジスタを実現するさらに他の回路構成を示す回路図である。 上記シフトレジスタを実現するさらに他の回路構成を示す回路図である。 データ信号線駆動回路に用いられる従来のシフトレジスタの構成を示す回路図である。 上記従来のシフトレジスタの動作を示すタイミングチャートである。
符号の説明
1 シフトレジスタ
2 フリップフロップ部
3 誤動作防止部
11 表示装置
12 表示部
13 走査信号線駆動回路
14 データ信号線駆動回路
16 画素
21 セット・リセット型フリップフロップ
23 位相差検出部
24 波形タイミング整形部
A 出力信号(重なり除去クロック信号)
X セット信号

Claims (10)

  1. 複数段のセット・リセット型フリップフロップを備え、互いに位相の異なる2つのクロック信号が入力されるシフトレジスタにおいて、
    上記複数段のセット・リセット型フリップフロップ毎に、
    2つの上記クロック信号の波形から互いに波形が重なり合う部分を除去した期間のパルスを有する重なり除去クロック信号を生成する位相差検出部と、
    該位相差検出部にて生成された重なり除去クロック信号と当段のセット・リセット型フリップフロップの出力信号とを用いて、当段のセット・リセット型フリップフロップの出力信号が出力されている期間に上記重なり除去クロック信号を抽出した信号を次段のセット・リセット型フリップフロップへセット信号として出力する波形タイミング整形部とが設けられていることを特徴とするシフトレジスタ。
  2. 上記位相差検出部或いは波形タイミング整形部が論理回路にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシフトレジスタ。
  3. 上記位相差検出部或いは波形タイミング整形部がスイッチ手段にて構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシフトレジスタ。
  4. 上記波形タイミング整形部は、当段のセット・リセット型フリップフロップの出力信号Qが出力されている期間に上記重なり除去クロック信号を抽出した信号を出力信号Xとして出力するものであることを特徴とする請求項1ないし3の何れか1項に記載のシフトレジスタ。
  5. 上記当段のセット・リセット型フリップフロップは、後段のセット・リセット型フリップフロップの出力信号Qが出力されている期間に、上記後段で生成された上記重なり除去クロック信号を抽出した信号によりリセットされるようになっていることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載のシフトレジスタ。
  6. 上記互いに位相の異なる2つのクロック信号は、位相が180°異なるように生成されていることを特徴とする請求項1ないし5の何れか1項に記載のシフトレジスタ。
  7. 上記位相差検出部は、上記互いに位相の異なる2つのクロック信号が共にハイレベルまたはローレベルとなる重複期間を検出し、上記セット・リセット型フリップフロップの出力がアクティブである期間において、上記クロック信号のパルス期間から上記重複期間を除いた期間のパルスを、上記重なり除去クロック信号から抽出することにより、上記重なり除去クロック信号を抽出した信号を生成するようになっていることを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載のシフトレジスタ。
  8. 複数の画素からなる表示部と、複数のデータ信号線に接続され、上記画素に書き込む映像データを各データ信号線に供給するデータ信号線駆動回路と、複数の走査信号線に接続され、上記映像データの上記画素への書き込みを制御する走査信号を各走査信号線に供給する走査信号線駆動回路とを備えた表示装置において、
    上記データ信号線駆動回路及び上記走査信号線駆動回路の少なくともいずれか一方に、請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシフトレジスタを備えたことを特徴とする表示装置。
  9. 上記データ信号線駆動回路及び上記走査信号線駆動回路の少なくとも一方が、上記画素が形成される基板上に形成されていることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
  10. 上記データ信号線駆動回路及び上記走査信号線駆動回路の少なくとも一方を構成するアクティブ素子が、多結晶シリコン薄膜トランジスタであることを特徴とする請求項8に記載の表示装置。
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