JP4063150B2

JP4063150B2 - Massage machine

Info

Publication number: JP4063150B2
Application number: JP2003159993A
Authority: JP
Inventors: 総一郎溝口; 潤二中村; 昌俊大輪; 宗清池部; 昌広桐ヶ谷
Original assignee: Matsushita Electric Works Ltd
Current assignee: Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date: 2003-06-04
Filing date: 2003-06-04
Publication date: 2008-03-19
Anticipated expiration: 2023-06-04
Also published as: TW200427443A; JP2004357938A; CN1275586C; KR20040104908A; CN1572272A; TWI239241B; KR100589999B1

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、施療子にて多様な揉み動作を行うマッサージ機に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、揉み玉からなる施療子にて多様な揉み動作を行うマッサージ機が利用されている（例えば特許文献１参照）。
【０００３】
このマッサージ機においては、揉み玉を被施療者の施療部位に押圧したり、揉み玉にて施療部位を叩いたりして施療するものである。
【０００４】
また、施療子として一対の施療指を上下に配置してこの施療指にて施療部位を揉み挟みするマッサージ機も利用されている（例えば特許文献２参照）。
【０００５】
上述したようなマッサージ機においては、揉み玉にて施療部位を押圧又は叩いて施療したり、一対の施療指にて施療部位を掴んで揉んだりするものであり、揉み玉で押圧又は叩くことによる施療と、一対の施療指で掴むことによる施療との両方を行うものではなかった。
【０００６】
また、上記揉み玉で押圧又は叩くことによる施療と、一対の施療指で掴むことによる施療の両方を可能とする場合、揉み玉に加えて新たに一対の施療指を設ける必要があり、構成要素が増大してコスト増となると共に施療子を設けたユニットの収まりが悪くなって設計もし難いものであった。
【０００７】
【特許文献１】
特開２００３−３８６０２号公報
【特許文献２】
特開平９−２９９４３３号公報
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、施療部位を押圧又は叩くことによる施療に加えて、施療部位を掴むことによる施療を行うことができ、更に構成部品の増加に伴うコストの増加を抑えると共にコンパクトに収まるマッサージ機を提供するにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項１記載のマッサージ機にあっては、揉み玉４８及び該揉み玉４８を移動する移動手段を有して揉み玉４８によって施療するマッサージ機において、マッサージ機本体に対して可動な可動部３２に上下に一対の揉み玉４８を配置し、前記可動部３２の揉み玉４８の間に前記揉み玉４８とは別体の掴み子６２を配設すると共に、該掴み子６２を駆動する駆動手段を設け、前記掴み子６２と上記揉み玉４８とで施療部位を掴んで施療可能なように該揉み玉４８を掴み子６２の対の一方として兼用し、揉み玉４８及び掴み子６２による揉み動作を行わない場合に掴み子６２を揉み玉４８よりも後方に収容して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、上下一対の揉み玉４８を用いて施療（例えば上側の揉み玉４８ａにて上方から施療部位を押圧したり、下側の揉み玉４８ｂにて下方から施療部位を押圧したりする施療）を行うものにおいて、揉み玉４８を施療部位に押圧したり又は叩いたり又は擦ったりする施療に加えて、揉み玉４８と掴み子６２とで掴むことによる施療も行うことが可能となり、更に、この時一つの掴み子６２のみを設けて揉み玉４８を対のもう一方の掴み子６２として兼用して掴み動作ができるようになり、構成要素の増大を抑えてコンパクトにすることができる。また、揉み玉４８及び掴み子６２による揉み動作を行わない場合に掴み子６２を揉み玉４８よりも後方に収容することができる。
【００１１】
また、請求項２記載の発明は、請求項１記載の発明に加えて、掴み子６２の動作線の延長上に揉み玉４８が位置するように配置して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、小さい負荷力で効率的に掴み動作をすることができる。
【００１２】
また、請求項３記載の発明は、請求項１記載の発明に加えて、掴み子６２の動作線の延長外に揉み玉４８が位置するように配置して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、掴み子６２と揉み玉４８ａとで施療部位を捻ねるように掴む捻ねり動作が可能となる。
【００１３】
また、請求項４記載の発明は、請求項１乃至３記載の発明に加えて、可動部３２に該可動部３２に対して揺動自在に設けた揺動アーム６１に掴み子６２を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、掴み子６２の動作が被施療者に施療する者の指の動作に近い動作で掴むことができる。
【００１４】
また、請求項５記載の発明は、請求項４記載の発明に加えて、揺動アーム６１をエアバッグ６３の伸縮によって揺動させることを特徴とするものである。このような構成とすることで、揺動アーム６１の駆動を軽量で簡単な構造によって行うことができる。
【００１５】
また、請求項６記載の発明は、請求項４又は５記載の発明に加えて、エアバッグ６３の揺動アーム６１への押圧部位を可変として成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、揺動アーム６１の初期の揺動時には、揺動アーム６１を速く移動し、掴み子６２と揉み玉４８ａとで掴み動作をする時には、大きな力（トルク）で掴むことができる。
【００１６】
また、請求項７記載の発明は、請求項４乃至６記載の発明に加えて、揺動アーム６１に戻しばね６５を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、エアバッグ６３を収縮させると揺動アーム６１が自動的に戻って掴み子６２が揉み玉４８より背方に速く収容される。
【００１７】
また、請求項８記載の発明は、請求項５乃至７記載の発明に加えて、揉み玉４８を該揉み玉４８と一緒に上下動する主体ブロック１３に設け、前記主体ブロック１３にエアバッグ６３に空気を供給するエアポンプ７１を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、エアポンプ７１とエアバッグ６３とを連結する給排気チューブ７０が短くて済み、給排気チューブ７０が長くなることによる折れ曲りや、挟まれることによる破損が防止できる。
【００１８】
また、請求項９記載の発明は、請求項１乃至８記載の発明に加えて、掴み子６２の移動を規制するストッパー７６を設けて成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、掴み子６２と揉み玉４８ａとで掴み過ぎて怪我したり不快感を感じたりすることを防止することができる。
【００１９】
また、請求項１０記載の発明は、請求項１乃至９記載の発明に加えて、掴み子６２を揉み玉４８より小さく形成して成ることを特徴とするものである。このような構成とすることで、人間の手による施療部位の施療と同様にすることができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【００２１】
本発明のマッサージ機は、図１１に示すような椅子型マッサージ機１であり、椅子の座部１１の後部に背凭れ部１２を設け、背凭れ部１２に機械的施療動作を行う施療子を設けて構成してあり、被施療者Ｍは座部１１に座ると共に背凭れ部１２に背凭れした状態で、施療子による叩き動作、揉み動作等の機械的施療動作を行うようになっている。
【００２２】
図８，図９に、機械的施療動作を行う主体となる主体ブロック１３が示してあり、この主体ブロック１３は背凭れ部１２に上下移動自在に配置される。
【００２３】
主体ブロック１３は、略箱枠状をしたフレームに後述する種々の機器を取り付けて形成してあり、施療子（後述する揉み玉４８及び掴み子６２）が取り付られる施療子ユニット３と、前記施療子ユニット３をそれぞれ人体への突没方向、巾方向、上下方向に動作させるための強弱駆動部１５、巾駆動部１４、上下駆動部１６と、施療子に叩き動作を行わせる叩き駆動部１７とで主体が構成される。
【００２４】
主体ブロック１３のフレームの両側板１３ａ間には、図８に示すように、巾駆動部１４の巾駆動軸１９が回転自在に取り付けてあると共に、巾駆動モータ２０がフレームに取り付けてある。巾駆動部１４は、巾駆動モータ２０の回転により、巾駆動プーリ２１ａ、巾駆動ベルト２１ｂ、巾プーリ２１ｃを介して巾駆動軸１９が回転するように構成してある。巾駆動軸１９には、外周に雄ねじ１９ａ，１９ｂを設けてあり、この雄ねじ１９ａ，１９ｂは巾駆動軸１９の軸方向の中央部を境にして左右の雄ねじ１９ａ，１９ｂは互いに逆ねじの関係となっている。この巾駆動軸１９の左右の雄ねじ１９ａ，１９ｂにはそれぞれ後述する施療子ユニット３の送りナット３５が螺合してあり、巾駆動軸１９が正転方向あるいは逆転方向に回転して一対の施療子ユニット３が互いに近付いたり、あるいは互いに離れたりする動作、つまり、巾方向（左右方向）の移動を行うようになっている。
【００２５】
施療子ユニット３の上記巾方向の可動範囲の両外側には、図８，図１０に示すように、一対の強弱駆動用歯車１８が回動自在となるように主体ブロック１３のフレームに設けてある。この一対の強弱駆動用歯車１８は、扇形をした歯車主体の円弧部分に歯を設けた円弧状歯車により構成してあり、円弧の中心孔が上記巾駆動軸１９に遊嵌してある。左右両側の強弱駆動用歯車１８間には、二本の巾駆動支軸２２が架設してあり、この巾駆動支軸２２は巾駆動軸１９と平行であり、巾駆動支軸２２は上記一対の施療子ユニット３に設けた貫通孔３８ｂ（後述する）内に移動自在に挿入してある。
【００２６】
左右両側の強弱駆動用歯車１８には後述の強弱駆動部１５の強弱駆動モータ２３の回転を伝達する一対の伝達用歯車２５ａが噛み合っている。
【００２７】
強弱駆動部１５は、強弱駆動モータ２３の回転により強弱ギアボックス２４内の伝達機構を介して主体ブロック１３のフレームに回転自在に軸支した強弱駆動軸２５を回動するようになっている。強弱駆動軸２５の両端部には一対の伝達用歯車２５ａが設けてあり、この一対の伝達用歯車２５ａはそれぞれ上記左右両側の強弱駆動用歯車１８に噛み合っている。従って、強弱駆動モータ２３を正転あるいは逆転駆動することで強弱駆動軸２５が正転あるいは逆転方向に回転し、上記伝達用歯車２５ａを介して左右両側の強弱駆動用歯車１８が巾駆動軸１９を回転中心として回動する。左右両側の強弱駆動用歯車１８が回動すると、後で更に詳述するが、左右両側の強弱駆動用歯車１８間に架設した二本の巾駆動支軸２２が挿通される施療子ユニット３は、前記強弱駆動用歯車１８の回動と共に巾駆動軸１９を中心に回動することとなり、施療子ユニット３に設けた揉み玉４８の人体側への突出量（前後方向の突出量）を変化して調節することができる。つまり、施療子ユニット３が回動することで揉み玉４８は円弧運動をし（実施形態では巾駆動軸１９と同軸を回転中心とした円弧運動をし）て上下方向及び前後方向に移動するようになり、被施療者Ｍに対する施療子の当たる強弱を可変するようになっている。
【００２８】
主体ブロック１３に設けた上下駆動部１６は、駆動源である上下駆動モータ２６を正転あるいは逆転駆動することで、上下ギアボックス２７内に設けた伝達機構を介して両端部に上下ピニオン２８ａ、上下ローラ２８ｂを設けた上下駆動軸２８を正転あるいは逆転駆動する。一方、マッサージ機１の背凭れ部１２の内部には、左右の外枠フレーム（図示せず）に上下方向ガイドレール（図示せず）を設けてあり、この上下方向ガイドレールに上記上下駆動軸２８の両端部の上下ローラ２８ｂを上下移動自在に取り付けると共に、前記上下方向ガイドレールに形成したラック（図示せず）を上下駆動軸２８の両端部の上下ピニオン２８ａに噛み合わせてある。上下駆動モータ２６を上記のように正転あるいは逆転駆動すると、上下ピニオン２８ａがラックに噛み合いながら正転あるいは逆転して上下方向ガイドレールに沿って上方あるいは下方に移動することとなり、上下駆動軸２８及び主体ブロック１３を上方あるいは下方に移動するようになっている。
【００２９】
次に、施療子ユニット３と叩き駆動部１７について説明する。
【００３０】
施療子ユニット３は、図１乃至図８等に示すように、上述した巾駆動軸１９の雄ねじ１９ａ，１９ｂに螺合する送りナット３５を備えた巾送りケース３３及び該巾送りケース３３に固定した巾アーム３６からなる固定部３１と、前記固定部３１に対して回動自在に設けられる可動部３２とで主体が構成され、巾駆動軸１９の左右の雄ねじ１９にそれぞれ螺合するように左右に一対設けられる。
【００３１】
固定部３１の巾送りケース３３は略箱状をしたもので、その巾方向の一対の対向する面を貫通して内部に巾駆動軸１９が挿通される挿通孔３４ａを形成すると共に、この挿通孔３４ａに挿通される巾駆動軸１９の雄ねじ１９ａ，１９ｂが螺合するように送りナット３５が内部に設けてある。この巾送りケース３３は、巾方向の一方の側面部が側面視において該巾送りケース３３のケース部よりも大きい板３３ａで形成してあり、この側面部の板３３ａに巾アーム３６を固定してある。
【００３２】
巾アーム３６は本実施形態では略へ字状をした板状のもので、上記巾送りケース３３の挿通孔３４ａに対応する位置に巾駆動軸１９が遊嵌される挿通孔３４ｂを形成してあり、巾送りケース３３の側面部の板３３ａに複数のねじ等からなる固着具３７にて固定すると、巾送りケース３３と該巾アーム３６の挿通孔３４ａ，３４ｂが連通すると共に、巾送りケース３３よりも前方又は上下方向（本実施形態では前方及び上方）に突出する状態となる。更に、この巾送りケース３３の側面部の板３３ａと巾アーム３６とには、二本の巾駆動支軸２２が挿入される貫通孔３８ａ，３８ｂが穿孔してあり、この貫通孔３８ａ，３８ｂに挿入された巾駆動支軸２２が貫通孔３８ａ，３８ｂ内を軸方向（巾方向）に相対的に移動可能となっている。これにより、上述したように、巾駆動軸１９を中心として強弱駆動用歯車１８が回動すると共にこの両強弱駆動用歯車１８間に架設した巾駆動支軸２２も巾駆動軸１９廻りに平行を保ったまま回動した際、巾送りケース３３及び巾アーム３６からなる固定部３１も強弱駆動用歯車１８及び巾駆動支軸２２と一体的に回動するものである。
【００３３】
可動部３２は、前記固定部３１の巾アーム３６に対して回動自在に設けられる叩き動作板部３９と、この叩き動作板部３９に対して若干回動可能に設けられる施療子固定アーム４０と、この施療子固定アーム４０に対して揺動自在に設けられる肩掴み部４１とからなる。
【００３４】
叩き動作板部３９は、上記固定部３１の巾アーム３６に回動自在となるように軸支されるもので、本実施形態では巾アーム３６の上端部に側方に突出する突出軸４２を設けると共に、叩き動作板部３９の後端部に前記突出軸４２が嵌入される被嵌孔４３を穿孔し、ブッシュ４７を介して前記突出軸４２に叩き動作板部３９の被嵌孔４３を被嵌してある。これにより、叩き動作板部３９は巾アーム３６に対して前記突出軸４２及び被嵌孔４３を中心として叩き動作板部３９の上記巾アーム３６から突出する前端部が回動自在となるようにしてある。この叩き動作板部３９には、後述する叩きリンク５２のピン５３が挿通されるピン挿通穴４４が設けてあると共に、施療子固定アーム４０と肩掴み部４１とを揺動可能に軸支する揺動支点軸４５が突設してある。
【００３５】
揺動支点軸４５は、叩き動作板部３９の上記被嵌孔４３よりも前方の部分（即ち前端部）に上記巾アーム３６が取り付けられた側と反対の側方に向けて突設してある。一方、施療子固定アーム４０には後端部に前記揺動支点軸４５が嵌入される支点軸嵌入孔４６を穿孔してあり、ブッシュ４７を介して叩き動作板部３９の揺動支点軸４５に施療子固定アーム４０の支点軸嵌入孔４６を被嵌することで、施療子固定アーム４０が叩き動作板部３９に対して回動可能となるように設けてある。これにより、叩き動作板部３９の両面にそれぞれ巾アーム３６と施療子固定アーム４０とが叩き動作板部３９に対して回動自在となるように配設される。
【００３６】
施療子固定アーム４０は、一端部が前方に突出すると共に他端部が下方に突出する側面視略逆Ｌ字状をした板状のもので、上端近傍の後端部に支点軸嵌入孔４６が穿孔してあり、上述したように叩き動作板部３９の揺動支点軸４５が嵌入される。この施療子固定アーム４０には、前方に突出する一端部及び下方に突出する他端部の側部に一対の施療子である揉み玉４８が設けてある。この揉み玉４８は、巾方向が回転軸となるように施療子固定アーム４０に対して回転自在に設けてある。
【００３７】
上記施療子固定アーム４０は、叩き動作板部３９に対して若干だけ回動可能となるように回動規制すると共に回動の際の衝撃を和らげるもので、以下に説明する。上述したように、固定部３１の巾アーム３６の突出軸４２に叩き動作板部３９の被嵌孔４３を被嵌しているが、この突出軸４２は叩き動作板部３９よりも更に突出して施療子固定アーム４０にまで達しており、また施療子固定アーム４０の前記突出軸４２に対応する部分には略コ字状をした切欠４９が形成してある。そして、この突出軸４２の先端は前記切欠４９内に位置すると共に突出軸４２の外周部にクッション材４２ａを設けてある。このようにすることで、上述したように施療子固定アーム４０が叩き動作板部３９に対して揺動支点軸４５を中心に回動すると、施療子固定アーム４０の切欠４９の内端縁がクッション材４２ａを介して突出軸４２に当接してその回動範囲が規制され、また、クッション材４２ａを設けたことで施療子固定アーム４０が回動範囲の限界に達した時（即ちクッション材４２ａに当接した時）の衝撃を弱めることができる。
【００３８】
ここで、施療子の揉み玉４８の押圧による揉み動作と、揉み玉４８による叩き動作とについて説明する。まず、施療子の揉み玉４８の押圧による揉み動作についてであるが、これには、揉み玉４８を所望の上下位置に配置すべく上下駆動部１６によって主体ブロック１３を上下動させると共に、揉み玉４８を所望の左右位置に配置すべく巾駆動部１４によって施療子ユニット３を巾方向に駆動する。そして、椅子の座部１１に座って背凭れ部１２に凭れた被施療者Ｍの施療部位を揉み玉４８で押圧すべく、強弱駆動部１５を駆動して施療子ユニット３を回動させ、前方に突出する施療子ユニット３を下方に回動させることで上側の揉み玉４８を施療部位に対して前斜め下方に向けて押圧したり、施療子ユニット３を上方に回動させることで下側の揉み玉４８を施療部位に対して前斜め上方に向けて押圧したりして揉み動作を行うものである。
【００３９】
次に、叩き動作について説明する。叩き動作を行う叩き駆動部１７は、施療子ユニット３における可動部３２を固定部３１に対して揺動させるもので、叩き駆動モータ５０、叩き駆動偏芯軸５１、叩きリンク５２とで主体が構成される。
【００４０】
左右の強弱駆動用歯車１８間には、上記巾駆動軸１９及び巾駆動支軸２２とは別に、モータ取付け用部材５３を架設すると共に叩き駆動偏芯軸５１を回転自在に設けてあり、モータ取付け用部材５３に叩き駆動モータ５０を取り付けてある。叩き駆動偏芯軸５１は、フランジ状のプーリ部５４を軸方向の端部近傍に設けてあり、このプーリ部５４と前記叩き駆動モータ５０の出力軸に設けた駆動プーリ５５とに叩き駆動ベルト５６を掛け回してあり、叩き駆動モータ５０を回転することで叩き駆動偏芯軸５１が回転する。また、叩き駆動偏芯軸５１には、巾方向において上記巾駆動軸１９の雄ねじ１９ａ，１９ｂに対応する位置に、断面円形状をしてその中心が回転中心から偏芯した偏芯部５７が形成してある。そして、この偏芯部５７には叩きリンク５２が巾方向に移動自在に被嵌される。
【００４１】
叩きリンク５２は、叩き駆動偏芯軸５１の偏芯部５７と施療子ユニット３の可動部３２とを連結して、偏芯部５７の偏芯運動によって可動部３２を固定部３１に対して揺動させるもので、本実施形態では、一端部に偏芯部５７が挿入される偏芯部挿通孔５２ａを形成すると共に、他端部に可動部３２の叩き動作板部３９に設けたピン５３が挿通されるピン挿通孔５２ｂを形成してある。叩き動作板部３９には、ピン５３が挿通されるピン挿通穴４４にピン５３を挿入すると共に、ピン５３の突出した部分を叩きリンク５２のピン挿通孔５２ｂに挿入し、ピン５３の端部をかしめたりしてピン５３の脱落を図っている。
【００４２】
この叩きリンク５２は、施療子ユニット３の巾方向の移動に伴って叩き駆動偏芯軸５１の偏芯部５７に沿って巾方向に移動する。そして、叩き駆動モータ５０を回転することで偏芯部５７及び偏芯部５７が挿通される叩きリンク５２の偏芯部挿通孔５２ａが偏芯運動し、これによって叩きリンク５２の前端のピン挿通孔５２ｂに挿通したピン５３を介して叩き動作板部３９が被嵌孔４３を中心に揺動し、前記叩き動作板部３９と共に施療子固定アーム４０及びその揉み玉４８が固定部３１（即ちマッサージ機本体側）に対して揺動して被施療者Ｍを叩くものである。
【００４３】
そして更に、本発明のマッサージ機１においては、上述した揉み玉４８の押圧による揉み動作、揉み玉４８による叩き動作に加えて、揉み玉４８及び肩掴み部４１の掴み子６２による揉み動作が可能となっている。
【００４４】
肩掴み部４１は、揺動アーム６１及びその先端に設けられる掴み子６２と、前記揺動アーム６１を駆動するためのエアバッグ６３及び該エアバッグ６３を叩き動作板部３９に固定するためのエアバッグ固定部６４とからなる。
【００４５】
揺動アーム６１は、略棒状又は略板状（本実施形態では板状）をしたもので、その一端部が上述した叩き動作板部３９の揺動支点軸４５に枢支されて回動自在に設けられ、回動側となる他端部の前方側に被施療者Ｍの肩を掴む掴み子６２が設けてあり、揺動アーム６１の後方側にはエアバッグ６３の一端部が取り付けられる。揺動アーム６１の揺動支点軸４５への枢支部には、揺動アーム６１の回動側の端部を後方に収容する向きに付勢する戻しばね６５が設けてある。
【００４６】
エアバッグ６３は、膨縮自在な蛇腹状をしたもので、前方側の端部が上記揺動アーム６１に取り付けられ、後方側の端部がエアバッグ固定部６４に固定されると共に給排口６６が設けてある。エアバッグ固定部６４は略板状をしたもので、叩き動作板部３９にビス等の固着具３７により固定してある。
【００４７】
エアバッグ６３の取り付けについて説明する。図４及び図５に示すように、エアバッグ６３には前方側の端部に凸部６７を設けると共にこの凸部６７に固定ピン挿通孔６７ａを穿孔してあり、一方、揺動アーム６１には前記凸部６７が挿通される凸部挿通孔６８が穿孔してあり、エアバッグ６３の凸部６７を揺動アーム６１の凸部挿通孔６８に挿通して凸部６７の固定ピン挿通孔６７ａに固定ピン６７ｂを挿通することでエアバッグ６３を揺動アーム６１に固定する。
【００４８】
また、エアバッグ６３の後方側の端部には、エアバッグ６３の給排口６６となる管が突設してあり、一方、エアバッグ固定部６４には前記管が挿通される管挿通孔６９が穿孔してあり、前記エアバッグ６３の管をエアバッグ固定部６４の管挿通孔６９に挿通すると共に該管に給排気チューブ７０の一端部を取り付ける。前記給排気チューブ７０は、他端部が主体ユニットのフレームに固定されたエアポンプ７１に接続されている。
【００４９】
このエアバッグ６３、揺動アーム６１等からなる肩掴み部４１の動作（即ち揉み玉４８及び掴み子６２による揉み動作）について説明する。まず、揉み玉４８及び掴み子６２による揉み動作を行わない場合には、エアポンプ７１を駆動せずにエアバッグ６３による膨張は行われず、図６（ａ）に示すように、戻しばね６５によって揺動アーム６１及び掴み子６２は揉み玉４８よりも後方に収容された状態となっている。次に、揉み玉４８及び掴み子６２による揉み動作を行う場合には、エアポンプ７１を駆動してエアバッグ６３にエアを供給してエアバッグ６３を膨張させる。エアバッグ６３は後端部が叩き動作板部３９に固定したエアバッグ固定部６４に固定してあるので、図６（ｂ）に示すように膨張した際に揺動アーム６１が揺動支点軸４５を中心に前記叩き動作板部３９及び施療子固定アーム４０に対して回動する。なお、図４及び図５に示すように、揺動アーム６１に設けた凸部挿通孔６８は長孔状に形成してあり、エアバッグ６３の膨縮に伴ってエアバッグ６３の凸部６７が長孔内を移動可能となっている。このようにすることで、揺動アーム６１を回動し始める時にはエアバッグ６３にて揺動アーム６１の揺動中心に近い部分（揺動中心から距離Ａの部分）を押して揺動アーム６１の初期の速い移動が可能となり、揺動アーム６１がある程度揺動すると、揺動中心から遠い部分（揺動中心から距離Ｂの部分）を押して大きな力（トルク）で揺動アーム６１を揺動し、掴み子６２による掴み力を大きくすることができる。
【００５０】
また、揉み玉４８ａと掴み子６２による掴み動作を終えるには、エアポンプ７１からエアバッグ６３へのエアの供給を停止することで、エアバッグ６３が収縮すると共に戻しばね６５によって揺動アーム６１及び掴み子６２が後方に収容され、掴み子６２による掴み動作が解除される。
【００５１】
なお、このような掴み動作において左右の揉み玉４８及び掴み子６２（即ち各施療子ユニット３）をそれぞれ同期して駆動したり別個に駆動してもよく、同期して駆動する場合には図１２（ａ）に示すように、一つのエアポンプ７１を三方弁７２、チューブ７０を介してエアバッグ６３にエアを供給・排気すればよく、別個に駆動する場合には図１２（ｂ）に示すように、二つのエアポンプ７１にてそれぞれエアバッグ６３にエアを供給・排気するものである。図中の７３は吸気口、７４は排気口を示す。
【００５２】
このようにして、掴み子６２を回動させて上側の揉み玉４８ａと掴み子６２とで施療部位を掴んで揉むのであるが、ここで、上側の揉み玉４８ａと掴み子６２との掴み（挟み込み）について説明する。図６（ａ）の実線で示す掴み子６２のように、掴み子６２の動作線の延長上に揉み玉４８ａを配置することで、施療部位を掴み子６２と揉み玉４８ａの互いに対向する面で挟むことができて小さい負荷力で効率的に掴み動作をすることができる。また、図６（ｂ）の想像線で示す掴み子６２のように、掴み子６２の動作線の延長外に揉み玉４８ａを配置することで、掴み子６２と揉み玉４８ａとで施療部位を捻ねるように掴む捻ねり動作が可能となる。
【００５３】
またなお、叩き動作板部３９には、揺動アーム６１のストッパ７６を固着具７６ａにて取り付けてあり、上側の揉み玉４８ａと掴み子６２とで施療部位を挟み込み過ぎないように揺動アーム６１の移動が規制される。
【００５４】
上述したように、揉み玉４８の押圧による揉み動作や揉み玉４８による叩き動作を行う構成に加えて、掴み子６２と揉み玉４８ａとで施療部位を上記押圧する、叩く、以外に掴む（挟む）ことができる構成としたことで、施療動作をバリエーションを増やすことができる。また、掴み動作を行うにあたり、揉み玉４８（本実施形態では上下に二つある揉み玉４８のうちの上側の揉み玉４８ａ）を新たに設けた上記掴み子６２とで掴むためのもう一方の掴み子として兼用したことで、新たに掴み子を一つ追加するだけで従来のような揉み玉４８による押圧、叩き動作を行うものに揉み玉４８及び掴み子６２との掴み動作による揉み動作を加えることができる。
【００５５】
また、施療子ユニット３には後端部に振動モータ７５が設けてあり、振動モータ７５の振動を揉み玉４８に伝えて揉み玉４８の振動によるマッサージも行うことが可能となっている。
【００５６】
【発明の効果】
上記のように請求項１記載の発明にあっては、揉み玉とは別体の一つの掴み子と揉み玉とで施療部位を掴んで施療可能となり、更に、揉み玉を掴み子の対の一方として兼用することで構成部品の増大を抑えてコンパクト化・低コスト化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態における掴み子の動作を説明する図であり、（ａ）は掴み子と揉み玉とで掴み動作を行っている状態を示す説明図であり、（ｂ）は掴み子を収容した状態を示す説明図である。
【図２】同上の施療子ユニットを示し、（ａ）は断面図であり、（ｂ）は側面図である。
【図３】同上の斜視図である。
【図４】同上においてエアバッグによる揺動アームの揺動を説明する図であり、（ａ）は揺動アームを揺動させていない状態の説明図であり、（ｂ）は揺動アームを揺動させた状態の説明図である。
【図５】同上のエアバッグの揺動アームへの取り付けを説明する斜視図である。
【図６】掴み子と揉み玉との掴み動作を説明する概略図であり、（ａ）は正面図であり、（ｂ）は側面図である。
【図７】施療子ユニットと叩き駆動部の連結を説明する側面図である。
【図８】主体ブロックを示し、（ａ）は背面図であり、（ｂ）は側面図である。
【図９】主体ブロックの斜視図である。
【図１０】主体ブロックの強弱駆動部、強弱駆動用歯車、叩き駆動部、巾駆動部を背面側から見た斜視図である。
【図１１】マッサージ機の一部切欠した全体側面図である。
【図１２】エアポンプからエアバッグに至る構成を示し、（ａ）は左右のエアバッグを同期して膨縮する場合の構成図であり、（ｂ）は左右のエアバッグを個別に膨縮する場合の構成図である。
【符号の説明】
４８揉み玉
６２掴み子[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a massage machine that performs various massage operations with a treatment element.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, massage machines that perform various kneading operations with a treatment element made of kneading balls have been used (see, for example, Patent Document 1).
[0003]
In this massage machine, treatment is performed by pressing a massage ball against a treatment site of a user or hitting a treatment site with a massage ball.
[0004]
In addition, a massage machine is also used in which a pair of treatment fingers are arranged vertically as a treatment element and the treatment site is sandwiched between the treatment fingers (see, for example, Patent Document 2).
[0005]
In the massage machine as described above, the treatment site is pressed or hit with a kneading ball, or the treatment site is grasped and kneaded with a pair of treatment fingers, by pressing or hitting with a kneading ball. Neither treatment nor treatment by grasping with a pair of treatment fingers was performed.
[0006]
In addition, when both treatment by pressing or hitting with the kneading balls and treatment by grasping with a pair of treatment fingers are possible, it is necessary to provide a pair of treatment fingers in addition to the kneading balls. As a result, the cost is increased and the unit provided with the treatment element is poorly accommodated, which makes it difficult to design.
[0007]
[Patent Document 1]
JP 2003-38602 A
[Patent Document 2]
JP-A-9-299433
[0008]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made in view of the above points, and the object of the present invention is to perform treatment by grasping the treatment site in addition to treatment by pressing or hitting the treatment site, and further comprising The purpose of the present invention is to provide a massage machine that suppresses an increase in cost due to an increase in parts and fits in a compact manner.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
  In order to solve the above-mentioned problem, in the massage machine according to claim 1, the massage machine having the massage balls 48 and the moving means for moving the massage balls 48 and treating with the massage balls 48,A pair of kneading balls 48 are arranged above and below the movable portion 32 movable with respect to the massage machine body, and between the kneading balls 48 of the movable portion 32.A gripper 62 separate from the kneading balls 48And arrangingDriving means for driving the gripper 62 is provided, and the gripping ball 48 is used as one of the pair of gripping elements 62 so that the treatment part can be gripped and treated by the gripper 62 and the gripping ball 48.When the kneading balls 48 and the gripper 62 are not used for the kneading operation, the gripper 62 is accommodated behind the kneading balls 48.It is characterized by comprising. With this configuration,Treatment using a pair of upper and lower kneading balls 48 (for example, a treatment in which a treatment site is pressed from above with the upper kneading balls 48a or a treatment site is pressed from below with the lower kneading balls 48b) InIn addition to the treatment of pressing, hitting or rubbing the kneading balls 48 against the treatment site, it is possible to perform treatment by grasping with the kneading balls 48 and the grasping element 62.Only one gripper 62 is provided, and the kneading balls 48 are used as the other gripper 62 of the pair.ShareNow you can grab andAn increase in the number of components can be suppressed to achieve a compact size.Further, the gripper 62 can be accommodated behind the kneading balls 48 when the kneading operation by the kneading balls 48 and the gripping elements 62 is not performed.
[0011]
  Claims2The described invention is claimed.1In addition to the described invention, the kneading balls 48 are arranged so as to be positioned on the extension of the operation line of the gripper 62. With such a configuration, the gripping operation can be efficiently performed with a small load force.
[0012]
  Claims3The described invention is claimed.1In addition to the described invention, it is characterized in that the kneading balls 48 are arranged outside the extension of the operation line of the gripper 62. With such a configuration, a twisting operation for gripping the treatment site with the gripper 62 and the kneading balls 48a can be performed.
[0013]
  Claims4The invention described in claims 1 to3In addition to the described inventionYesA gripping element 62 is provided on a swinging arm 61 provided on the moving part 32 so as to be swingable with respect to the movable part 32. By setting it as such a structure, the operation | movement of the grasper 62 can be grasped | ascertained by the operation | movement close | similar to the operation | movement of a person's finger | toe who treats a user.
[0014]
  Claims5The described invention is claimed.4In addition to the described invention, the swing arm 61 is swung by the expansion and contraction of the airbag 63. With such a configuration, the swing arm 61 can be driven with a light and simple structure.
[0015]
  Claims6The described invention is claimed.4Or5In addition to the described invention, the pressing portion of the airbag 63 against the swing arm 61 is variable. With such a configuration, when the swing arm 61 swings initially, the swing arm 61 is moved quickly, and when the gripping operation is performed by the gripper 62 and the kneading ball 48a, a large force (torque) is used. I can grab it.
[0016]
  Claims7The described invention is claimed.4Thru6In addition to the described invention, the swing arm 61 is provided with a return spring 65. With such a configuration, when the airbag 63 is contracted, the swing arm 61 automatically returns and the gripper 62 is accommodated faster than the kneading balls 48 behind.
[0017]
  Claims8The described invention is claimed.5Thru7In addition to the described invention, the kneading balls 48 are provided in the main block 13 which moves up and down together with the kneading balls 48, and the main block 13 is provided with an air pump 71 for supplying air to the airbag 63. To do. With such a configuration, the air supply / exhaust tube 70 that connects the air pump 71 and the airbag 63 can be short, and bending due to the long air supply / exhaust tube 70 and damage due to being pinched can be prevented.
[0018]
  Claims9The invention described in claims 1 to8In addition to the described invention, a stopper 76 for restricting the movement of the gripper 62 is provided. By adopting such a configuration, it is possible to prevent the gripper 62 and the kneading balls 48a from being excessively gripped and being injured or feeling uncomfortable.
[0019]
  Claims10The invention described in claims 1 to9In addition to the described invention, the gripper 62 is formed smaller than the kneading balls 48. By setting it as such a structure, it can carry out similarly to the treatment of the treatment site | part by a human hand.
[0020]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the present invention will be described based on embodiments shown in the accompanying drawings.
[0021]
The massage machine of the present invention is a chair-type massage machine 1 as shown in FIG. 11, and a backrest 12 is provided at the rear of the seat 11 of the chair, and a treatment element that performs a mechanical treatment operation on the backrest 12 is provided. The user M sits on the seat 11 and sits back on the backrest 12 and performs mechanical treatment operations such as a hitting operation and a squeezing operation with a treatment element. .
[0022]
FIG. 8 and FIG. 9 show a main body block 13 which is a main body for performing a mechanical treatment operation, and this main body block 13 is arranged on the backrest portion 12 so as to be movable up and down.
[0023]
The main block 13 is formed by attaching various devices to be described later to a substantially box-shaped frame, and the treatment element unit 3 to which the treatment elements (the grind balls 48 and the grip elements 62 described later) are attached; A strength drive unit 15, a width drive unit 14, a vertical drive unit 16 for operating the treatment element unit 3 in the projecting and retracting direction, the width direction, and the vertical direction, respectively, and a tapping drive unit for causing the treatment element to perform a tapping operation 17 constitutes a subject.
[0024]
As shown in FIG. 8, a width drive shaft 19 of the width drive unit 14 is rotatably mounted between both side plates 13a of the main block 13 and a width drive motor 20 is attached to the frame. The width drive unit 14 is configured such that the width drive shaft 19 rotates through the width drive pulley 21a, the width drive belt 21b, and the width pulley 21c by the rotation of the width drive motor 20. The width drive shaft 19 is provided with male screws 19a and 19b on the outer periphery, and the male screws 19a and 19b are in the relationship of opposite threads with respect to the left and right male screws 19a and 19b at the center in the axial direction of the width drive shaft 19. It has become. A feed nut 35 of the treatment element unit 3 to be described later is screwed to the left and right male screws 19a and 19b of the width drive shaft 19, respectively, and the width drive shaft 19 rotates in the forward rotation direction or the reverse rotation direction. The child units 3 move toward each other or move away from each other, that is, move in the width direction (left-right direction).
[0025]
As shown in FIGS. 8 and 10, a pair of strong and weak driving gears 18 are provided on the frame of the main block 13 on both outer sides of the movable range of the treatment unit 3 in the width direction. is there. The pair of strong and weak driving gears 18 is constituted by an arcuate gear having teeth formed on a circular arc portion of a fan-shaped gear main body, and a center hole of the arc is loosely fitted on the width driving shaft 19. Two width drive support shafts 22 are installed between the right and left strong and weak driving gears 18, and the width drive support shafts 22 are parallel to the width drive shafts 19. Is inserted into a through-hole 38b (to be described later) provided in the treatment element unit 3 in a movable manner.
[0026]
A pair of transmission gears 25a for transmitting the rotation of the strength driving motor 23 of the strength driving unit 15 described later meshes with the strength driving gears 18 on the left and right sides.
[0027]
The strength driving unit 15 rotates a strength driving shaft 25 that is rotatably supported on the frame of the main block 13 via a transmission mechanism in the strength gear box 24 by rotation of the strength driving motor 23. A pair of transmission gears 25a is provided at both ends of the strong and weak drive shaft 25, and the pair of transmission gears 25a mesh with the right and left strong and weak drive gears 18, respectively. Accordingly, when the strong and weak drive motor 23 is driven forward or reverse, the strong and weak drive shaft 25 rotates in the forward or reverse direction, and the strong and weak drive gears 18 on the left and right sides are connected to the width drive shaft 19 via the transmission gear 25a. Is rotated around the center of rotation. When the left and right strength driving gears 18 rotate, as will be described in detail later, the treatment element unit 3 into which the two width driving support shafts 22 laid between the left and right strength driving gears 18 are inserted is as follows. The amount of protrusion of the kneading balls 48 provided on the treatment element 3 to the human body side (the amount of protrusion in the front-rear direction) changes as the strength driving gear 18 rotates and rotates about the width drive shaft 19. Can be adjusted. That is, the massaging ball 48 moves in an arc by rotating the treatment element unit 3 (in the embodiment, it moves in an arc around the rotation axis of the width drive shaft 19) and moves in the vertical direction and the front-rear direction. Thus, the strength of the treatment element for the user M can be varied.
[0028]
The vertical drive unit 16 provided in the main block 13 drives the vertical drive motor 26, which is a drive source, to rotate forward or reverse, so that the vertical pinion 28a is attached to both ends via a transmission mechanism provided in the vertical gear box 27. The vertical drive shaft 28 provided with the vertical rollers 28b is driven forward or reverse. On the other hand, inside the backrest part 12 of the massage machine 1, vertical guide rails (not shown) are provided on left and right outer frame frames (not shown), and the vertical drive shaft is connected to the vertical guide rails. The upper and lower rollers 28b at both ends of the upper and lower guides 28 are attached to be movable up and down, and racks (not shown) formed on the vertical guide rails are engaged with the upper and lower pinions 28a at both ends of the vertical drive shaft 28. When the vertical drive motor 26 is driven to rotate forward or reverse as described above, the vertical pinion 28a rotates forward or reversely while meshing with the rack and moves upward or downward along the vertical guide rail. The main block 13 is moved upward or downward.
[0029]
Next, the treatment element unit 3 and the hitting drive unit 17 will be described.
[0030]
As shown in FIGS. 1 to 8 and the like, the treatment element unit 3 is fixed to the width feed case 33 provided with the feed nut 35 screwed to the male threads 19a and 19b of the width drive shaft 19 and the width feed case 33 described above. The fixed portion 31 formed of the width arm 36 and the movable portion 32 provided so as to be rotatable with respect to the fixed portion 31 constitute a main body so as to be respectively engaged with the left and right male screws 19 of the width drive shaft 19. A pair is provided on the left and right.
[0031]
The width feeding case 33 of the fixing portion 31 is substantially box-shaped, and forms an insertion hole 34a through which a width drive shaft 19 is inserted through a pair of opposing surfaces in the width direction. A feed nut 35 is provided inside so that the male screws 19a and 19b of the width drive shaft 19 inserted through the hole 34a are screwed together. This width feed case 33 is formed of a plate 33a having one side portion in the width direction larger than the case portion of the width feed case 33 in a side view, and the width arm 36 is fixed to the plate 33a on the side surface portion. It is.
[0032]
In this embodiment, the width arm 36 is a plate having a substantially U-shape, and an insertion hole 34b in which the width drive shaft 19 is loosely fitted is formed at a position corresponding to the insertion hole 34a of the width feeding case 33. Yes, when fixed to the plate 33a on the side surface of the width feed case 33 by a plurality of screws 37 or the like, the width feed case 33 and the insertion holes 34a, 34b of the width arm 36 communicate with each other, and the width feed case It is in a state of projecting forward or vertically from 33 (forward and upward in this embodiment). Further, the side plate 33a and the width arm 36 of the width feed case 33 are provided with through holes 38a and 38b into which the two width driving support shafts 22 are inserted, and the through holes 38a and 38b. The width driving support shaft 22 inserted into the through holes 38a and 38b is relatively movable in the axial direction (width direction). Thereby, as described above, the strength driving gear 18 rotates around the width driving shaft 19 and the width driving support shaft 22 installed between the both strength driving gears 18 is also parallel to the circumference of the width driving shaft 19. When rotating with the width maintained, the fixed portion 31 including the width feeding case 33 and the width arm 36 is also rotated integrally with the strength driving gear 18 and the width driving support shaft 22.
[0033]
The movable portion 32 includes a tapping operation plate portion 39 provided to be rotatable with respect to the width arm 36 of the fixed portion 31 and a treatment element fixing arm 40 provided to be slightly rotatable with respect to the tapping operation plate portion 39. And a shoulder gripping portion 41 that is swingably provided with respect to the treatment element fixing arm 40.
[0034]
The hitting operation plate portion 39 is pivotally supported by the width arm 36 of the fixed portion 31 so as to be rotatable. In this embodiment, a projecting shaft 42 protruding sideways is provided at the upper end portion of the width arm 36. A fitting hole 43 into which the protruding shaft 42 is inserted is drilled in the rear end portion of the tapping operation plate portion 39, and the fitting hole 43 of the tapping operation plate portion 39 is formed in the protruding shaft 42 via the bush 47. It is fitted. As a result, the hitting plate portion 39 is configured such that the front end portion of the hitting plate portion 39 protruding from the width arm 36 is rotatable with respect to the width arm 36 around the protruding shaft 42 and the fitting hole 43. It is. The hitting plate 39 is provided with a pin insertion hole 44 through which a pin 53 of a hitting link 52, which will be described later, is inserted, and pivotally supports the treatment element fixing arm 40 and the shoulder gripping part 41 in a swingable manner. A swing fulcrum shaft 45 is projected.
[0035]
The swing fulcrum shaft 45 protrudes toward the side opposite to the side where the width arm 36 is attached to the front portion (ie, the front end portion) of the hitting plate portion 39 of the hitting operation plate portion 39. is there. On the other hand, the treatment element fixing arm 40 is provided with a fulcrum shaft insertion hole 46 into which the oscillating fulcrum shaft 45 is inserted at the rear end portion, and the oscillating fulcrum shaft 45 of the hitting operation plate portion 39 via the bush 47. The treatment element fixing arm 40 is provided so as to be rotatable with respect to the hitting operation plate portion 39 by fitting the fulcrum shaft insertion hole 46 of the treatment element fixing arm 40 to the tapping action plate portion 39. Accordingly, the width arm 36 and the treatment element fixing arm 40 are disposed on both surfaces of the hitting operation plate portion 39 so as to be rotatable with respect to the hitting operation plate portion 39.
[0036]
The treatment element fixing arm 40 is a plate-like member having a substantially L-shaped side view in which one end protrudes forward and the other end protrudes downward, and a fulcrum shaft insertion hole 46 is formed at the rear end near the upper end. Is perforated, and the swinging fulcrum shaft 45 of the hitting plate portion 39 is inserted as described above. The treatment element fixing arm 40 is provided with a kneading ball 48 as a pair of treatment elements at one end portion protruding forward and the side portion of the other end protruding downward. The kneading balls 48 are provided so as to be rotatable with respect to the treatment element fixing arm 40 so that the width direction becomes a rotation axis.
[0037]
The treatment element fixing arm 40 restricts the rotation so as to be slightly rotatable with respect to the hitting operation plate portion 39 and reduces the impact during the rotation, which will be described below. As described above, the fitting hole 43 of the tapping operation plate portion 39 is fitted on the protruding shaft 42 of the width arm 36 of the fixed portion 31, but this protruding shaft 42 protrudes further than the tapping operation plate portion 39. The treatment element fixing arm 40 is reached, and a substantially U-shaped notch 49 is formed in a portion corresponding to the protruding shaft 42 of the treatment element fixing arm 40. The tip of the projecting shaft 42 is located in the notch 49 and a cushion material 42 a is provided on the outer periphery of the projecting shaft 42. In this way, as described above, when the treatment element fixing arm 40 rotates around the swing fulcrum shaft 45 with respect to the hitting operation plate portion 39, the inner edge of the notch 49 of the treatment element fixation arm 40 is When the cushioning member 42a is brought into contact with the projecting shaft 42 and its rotation range is restricted, and when the treatment element fixing arm 40 reaches the limit of the rotation range by providing the cushioning material 42a (that is, the cushioning material). (When abutting on 42a) can be weakened.
[0038]
Here, a rubbing operation by pressing the rubbing ball 48 of the treatment element and a hitting operation by the rubbing ball 48 will be described. First, regarding the kneading operation by pressing the massaging balls 48 of the treatment element, the main block 13 is moved up and down by the vertical drive unit 16 in order to place the massaging balls 48 in a desired vertical position, and the massaging balls are used. The treatment element unit 3 is driven in the width direction by the width driving unit 14 so as to arrange 48 in a desired left and right position. And in order to press the treatment part of the treatment person M who sits on the seat part 11 of the chair and leans on the backrest part 12 with the kneading balls 48, the strength driving part 15 is driven to rotate the treatment element unit 3, By turning the treatment element unit 3 protruding forward downward, the upper kneading balls 48 are pressed toward the treatment area obliquely downward in the front direction, or by turning the treatment element unit 3 upward. The kneading balls 48 on the side are pressed toward the front of the treatment site obliquely upward, and the kneading operation is performed.
[0039]
Next, the hitting operation will be described. The tapping drive unit 17 that performs tapping operation swings the movable part 32 in the treatment element unit 3 with respect to the fixed unit 31. The tapping drive motor 50, tapping drive eccentric shaft 51, and tapping link 52 are the main components. Composed.
[0040]
In addition to the width drive shaft 19 and the width drive support shaft 22, a motor mounting member 53 is installed between the left and right strong and weak drive gears 18 and a tapping drive eccentric shaft 51 is rotatably provided. A tapping drive motor 50 is attached to the attachment member 53. The tapping drive eccentric shaft 51 is provided with a flange-like pulley portion 54 in the vicinity of the end portion in the axial direction, and a tapping drive belt is applied to the pulley portion 54 and a driving pulley 55 provided on the output shaft of the tapping drive motor 50. 56, and the tapping drive eccentric shaft 51 is rotated by rotating the tapping drive motor 50. Further, the hitting drive eccentric shaft 51 has an eccentric portion 57 having a circular cross section and having its center eccentric from the center of rotation at a position corresponding to the male screws 19a and 19b of the width drive shaft 19 in the width direction. It is formed. The hitting link 52 is fitted on the eccentric portion 57 so as to be movable in the width direction.
[0041]
The hitting link 52 connects the eccentric part 57 of the hitting drive eccentric shaft 51 and the movable part 32 of the treatment element unit 3, and the movable part 32 is moved relative to the fixed part 31 by the eccentric movement of the eccentric part 57. In this embodiment, the eccentric portion insertion hole 52a into which the eccentric portion 57 is inserted is formed at one end portion, and the pin provided on the hitting operation plate portion 39 of the movable portion 32 at the other end portion. A pin insertion hole 52b through which 53 is inserted is formed. In the hitting plate 39, the pin 53 is inserted into the pin insertion hole 44 through which the pin 53 is inserted, and the protruding portion of the pin 53 is inserted into the pin insertion hole 52 b of the hit link 52, and the end of the pin 53 is inserted. The pin 53 is removed by caulking.
[0042]
The hitting link 52 moves in the width direction along the eccentric portion 57 of the hitting drive eccentric shaft 51 as the treatment element unit 3 moves in the width direction. Then, by rotating the tapping drive motor 50, the eccentric portion 57 and the eccentric portion insertion hole 52a of the tapping link 52 through which the eccentric portion 57 is inserted are eccentrically moved, whereby the pin at the front end of the tapping link 52 is inserted. The hitting operation plate portion 39 swings around the fitting hole 43 through the pin 53 inserted through the hole 52b, and the treatment element fixing arm 40 and the kneading ball 48 together with the hitting operation plate portion 39 are fixed to the fixing portion 31 (that is, It swings with respect to the massage machine body side) and strikes the user M.
[0043]
Further, in the massage machine 1 of the present invention, in addition to the kneading operation by the pressing of the kneading balls 48 and the hitting operation by the kneading balls 48, a kneading operation by the kneading balls 48 and the grasping element 62 of the shoulder gripping portion 41 is possible. It has become.
[0044]
The shoulder gripping portion 41 includes a swing arm 61 and a gripper 62 provided at the tip thereof, an airbag 63 for driving the swing arm 61, and a tapping operation plate portion 39 for fixing the airbag 63 to the operation plate portion 39. And an airbag fixing portion 64.
[0045]
The swing arm 61 is substantially rod-shaped or substantially plate-shaped (in the present embodiment, plate-shaped), and its one end is pivotally supported by the swing fulcrum shaft 45 of the hitting plate 39 described above. A gripping element 62 for grasping the shoulder of the user M is provided on the front side of the other end portion that is the rotation side, and one end portion of the airbag 63 is attached to the rear side of the swing arm 61. . A return spring 65 is provided at the pivotal support portion of the swing arm 61 with respect to the swing fulcrum shaft 45 to urge the end of the swing arm 61 on the rotating side so as to be accommodated rearward.
[0046]
The airbag 63 has a bellows shape that can be inflated and contracted. The front end is attached to the swing arm 61, the rear end is fixed to the airbag fixing portion 64, and the supply / discharge port. 66 is provided. The airbag fixing portion 64 has a substantially plate shape, and is fixed to the hitting operation plate portion 39 by a fixing tool 37 such as a screw.
[0047]
The attachment of the airbag 63 will be described. As shown in FIGS. 4 and 5, the airbag 63 is provided with a convex portion 67 at the front end, and a fixed pin insertion hole 67 a is drilled in the convex portion 67. The convex portion insertion hole 68 through which the convex portion 67 is inserted is perforated, and the convex portion 67 of the airbag 63 is inserted into the convex portion insertion hole 68 of the swing arm 61 so that the fixing pin insertion hole of the convex portion 67 is inserted. The airbag 63 is fixed to the swing arm 61 by inserting the fixing pin 67b through 67a.
[0048]
Further, a pipe serving as a supply / exhaust port 66 of the airbag 63 protrudes from the rear end portion of the airbag 63, while a pipe insertion hole through which the pipe is inserted is provided in the airbag fixing portion 64. 69 is perforated, the tube of the airbag 63 is inserted into the tube insertion hole 69 of the airbag fixing portion 64, and one end of the air supply / exhaust tube 70 is attached to the tube. The other end of the air supply / exhaust tube 70 is connected to an air pump 71 fixed to the frame of the main unit.
[0049]
The operation of the shoulder gripping portion 41 composed of the airbag 63, the swing arm 61, etc. (that is, the kneading operation by the kneading balls 48 and the grasping element 62) will be described. First, when the kneading operation by the kneading balls 48 and the gripper 62 is not performed, the air pump 71 is not driven and the air bag 63 is not inflated, and as shown in FIG. The moving arm 61 and the gripper 62 are accommodated behind the kneading balls 48. Next, when the kneading operation by the kneading balls 48 and the gripping element 62 is performed, the air pump 71 is driven to supply air to the airbag 63 to inflate the airbag 63. Since the airbag 63 is fixed to the airbag fixing portion 64 whose rear end is fixed to the hitting operation plate portion 39, the swinging arm 61 is swung on the swinging fulcrum shaft when inflated as shown in FIG. The hitting operation plate 39 and the treatment element fixing arm 40 are rotated around 45. As shown in FIGS. 4 and 5, the convex portion insertion hole 68 provided in the swing arm 61 is formed in a long hole shape, and the convex portion 67 of the airbag 63 as the airbag 63 expands and contracts. Can move in the slot. In this way, when the swing arm 61 starts to rotate, a portion near the swing center of the swing arm 61 (portion A from the swing center) is pushed by the airbag 63 to When the swing arm 61 swings to some extent, the initial fast movement becomes possible, and the swing arm 61 swings with a large force (torque) by pushing a portion far from the swing center (portion B from the swing center). The gripping force by the gripper 62 can be increased.
[0050]
Further, in order to finish the gripping operation by the kneading balls 48a and the gripper 62, the supply of air from the air pump 71 to the airbag 63 is stopped, whereby the airbag 63 contracts and the return spring 65 causes the swing arm 61 and The gripper 62 is accommodated in the rear, and the gripping operation by the gripper 62 is released.
[0051]
In such a gripping operation, the left and right kneading balls 48 and the gripper 62 (that is, each treatment element unit 3) may be driven in synchronization or separately, respectively. As shown in FIG. 12 (a), one air pump 71 may supply and exhaust air to the airbag 63 via the three-way valve 72 and the tube 70, and when driven separately, the air pump 71 is shown in FIG. 12 (b). As described above, air is supplied to and exhausted from the airbag 63 by the two air pumps 71, respectively. In the figure, 73 indicates an intake port and 74 indicates an exhaust port.
[0052]
In this way, the gripping element 62 is rotated and the treatment part is gripped and gripped by the upper kneading balls 48a and the gripping elements 62. Here, the upper kneading balls 48a and the gripping elements 62 are gripped ( (Pinching) will be described. Like the gripper 62 indicated by the solid line in FIG. 6A, the grind balls 48a are arranged on the extension of the operation line of the gripper 62, so that the treatment site is located on the opposite surfaces of the gripper 62 and the grind balls 48a. And can be gripped efficiently with a small load force. In addition, like the gripper 62 shown by the imaginary line in FIG. 6B, by placing the kneading ball 48a outside the extension of the operation line of the gripper 62, the treatment site can be defined by the gripper 62 and the kneading ball 48a. A twisting action of grasping like twisting is possible.
[0053]
Further, a stopper 76 of the swing arm 61 is attached to the hitting plate portion 39 by a fixing tool 76a, and the swing arm so as not to sandwich the treatment site between the upper kneading balls 48a and the gripper 62. The movement of 61 is restricted.
[0054]
As described above, in addition to the configuration in which the kneading balls 48 are squeezed and the kneading balls 48 are struck, the treatment portion is gripped by the gripper 62 and the kneading balls 48a in addition to the above-described pressing and tapping. ), It is possible to increase the variation of the treatment operation. Further, when performing the gripping operation, the other grinder for grasping with the gripper 62 newly provided with the grinder ball 48 (the upper grinder ball 48a of the two upper and lower grinder balls 48 in this embodiment) is provided. By using it as a gripper, it is possible to perform a squeezing operation by a squeezing operation with the squeezing ball 48 and the squeezing element 62 for performing a pressing and hitting operation by a conventional squeezing ball 48 by adding one new gripper. Can be added.
[0055]
In addition, the treatment element unit 3 is provided with a vibration motor 75 at the rear end, and the vibration of the vibration motor 75 can be transmitted to the massaging balls 48 to perform massage by the vibration of the massaging balls 48.
[0056]
【The invention's effect】
As described above, in the first aspect of the present invention, it is possible to perform treatment by grasping the treatment site with one gripper separate from the kneading balls and the kneading balls. By using it also as one side, it is possible to suppress the increase in the number of component parts and to achieve downsizing and cost reduction.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram for explaining an operation of a gripper according to an embodiment of the present invention. FIG. 1 (a) is an explanatory diagram showing a state in which a gripping operation is performed by a gripper and a kneading ball. FIG. 5 is an explanatory view showing a state in which the gripper is accommodated.
FIG. 2 shows the treatment element unit of the above, (a) is a cross-sectional view, (b) is a side view.
FIG. 3 is a perspective view of the same.
4A and 4B are diagrams for explaining the swing of the swing arm by the airbag, in which FIG. 4A is an explanatory view showing a state where the swing arm is not swung, and FIG. It is explanatory drawing of the state made to rock | fluctuate.
FIG. 5 is a perspective view illustrating attachment of the airbag to the swing arm.
6A and 6B are schematic diagrams for explaining a gripping operation between a gripper and a kneading ball, in which FIG. 6A is a front view, and FIG. 6B is a side view.
FIG. 7 is a side view for explaining the connection between the treatment element unit and the hitting drive unit.
8A and 8B show a main block, in which FIG. 8A is a rear view and FIG. 8B is a side view.
FIG. 9 is a perspective view of a main block.
FIG. 10 is a perspective view of the main block including a strength driving unit, a strength driving gear, a tapping driving unit, and a width driving unit viewed from the back side.
FIG. 11 is an overall side view of the massage machine with a part cut away.
FIGS. 12A and 12B show a configuration from an air pump to an airbag, where FIG. 12A is a configuration diagram when the left and right airbags are inflated and contracted in synchronization; and FIG. It is a block diagram in the case.
[Explanation of symbols]
48 Grudge Ball
62 Grabber

Claims

揉み玉及び該揉み玉を移動する移動手段を有して揉み玉によって施療するマッサージ機において、マッサージ機本体に対して可動な可動部に上下に一対の揉み玉を配置し、前記可動部の揉み玉の間に前記揉み玉とは別体の掴み子を配設すると共に、該掴み子を駆動する駆動手段を設け、前記掴み子と上記揉み玉とで施療部位を掴んで施療可能なように該揉み玉を掴み子の対の一方として兼用し、揉み玉及び掴み子による揉み動作を行わない場合に掴み子を揉み玉よりも後方に収容して成ることを特徴とするマッサージ機。In a massage machine having a kneading ball and a moving means for moving the kneading ball and treating with the kneading ball , a pair of kneading balls are arranged vertically on the movable part movable with respect to the massage machine body, and the kneading of the movable part together with the a massaging balls disposed gripping element separate during the ball, provided the drive means for driving the該掴son, so as to allow treatment grabbing part to be treated by said gripping element and the massaging balls A massage machine characterized by comprising the kneading balls as one of a pair of gripping elements and accommodating the gripping elements behind the kneading balls when the kneading balls and the gripping operation are not performed .

掴み子の動作線の延長上に揉み玉が位置するように配置して成ることを特徴とする請求項１記載のマッサージ機。 2. The massage machine according to claim 1, wherein the massager is arranged so that the kneading balls are positioned on an extension of the operation line of the gripper .

掴み子の動作線の延長外に揉み玉が位置するように配置して成ることを特徴とする請求項１記載のマッサージ機。2. A massage machine according to claim 1, wherein the massager is arranged so that the kneading balls are located outside the extension of the operation line of the gripper.

可動部に該可動部に対して揺動自在に設けた揺動アームに掴み子を設けて成ることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載のマッサージ機。The massage machine according to any one of claims 1 to 3, wherein a gripping element is provided on a swing arm provided on the movable portion so as to be swingable with respect to the movable portion.

揺動アームをエアバッグの伸縮によって揺動させることを特徴とする請求項４記載のマッサージ機。The massage machine according to claim 4, wherein the swing arm is swung by expansion and contraction of the airbag.

エアバッグの揺動アームへの押圧部位を可変として成ることを特徴とする請求項４又は５記載のマッサージ機。The massage machine according to claim 4 or 5, wherein the pressing portion to the swing arm of the airbag is variable.

揺動アームに戻しばねを設けて成ることを特徴とする請求項４乃至６記載のマッサージ機。7. The massage machine according to claim 4, wherein a return spring is provided on the swing arm.

揉み玉を該揉み玉と一緒に上下動する主体ブロックに設け、前記主体ブロックにエアバッグに空気を供給するエアポンプを設けて成ることを特徴とする請求項５乃至７記載のマッサージ機。8. A massage machine according to claim 5, wherein the massaging balls are provided in a main block that moves up and down together with the massaging balls, and an air pump that supplies air to the airbag is provided in the main block.

掴み子の移動を規制するストッパーを設けて成ることを特徴とする請求項１乃至８のいずれかに記載のマッサージ機。The massage machine according to any one of claims 1 to 8, further comprising a stopper for restricting movement of the gripper.

掴み子を揉み玉より小さく形成して成ることを特徴とする請求項１乃至９のいずれかに記載のマッサージ機。The massage machine according to any one of claims 1 to 9, wherein the gripper is formed smaller than the kneading balls.