JP4015420B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の弾球遊技機には、遊技球が入球可能な入球口と、遊技球を保持可能な球受部を複数備え且つ入球口に入球した遊技球をそれら複数の球受部の何れかで受ける回転体と、この回転体の球受部に保持されて所定方向に案内された遊技球を排出する排出口とを備えた可変入賞手段を備え、例えば入球口に入球した遊技球が複数の球受部のうちの所定の1つに保持されて、大当たりに対応する排出口に排出された場合に、遊技者に有利な利益状態を発生させるようにしたものがある。
【0003】
この種の弾球遊技機では、例えば遊技状態に応じて回転体の回転速度や回転方向を変化させることにより、入賞率を変化させるようにしたものが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の弾球遊技機では、回転体の回転状態を単に変化させるだけであるため、遊技者がその回転状態の変化を見逃してしまったり、また認識できたとしてもそれによる気分の盛り上がりに欠けるなど、回転状態の変化による演出効果が十分に発揮できない欠点があった。
【0005】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、回転体の回転状態を変化させることによる演出効果を高めて遊技に対する興趣を増大できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、入球口23に入球した遊技球を回転体37の回転により通常排出口25と特定排出口26との何れかに排出する入賞手段14と、遊技球を検出する検出スイッチ45と、遊技図柄を変動表示する図柄表示手段13aと、前記検出スイッチ45が遊技球を検出することを条件に前記図柄表示手段13aの変動後の遊技図柄を大当たり態様にするか否かを判定する判定手段63と、該判定手段63の判定結果に基づいて大当たり態様判定のときに大当たり態様の停止図柄を、外れ態様判定のときに外れ態様の停止図柄を夫々選択する停止図柄選択手段64と、前記判定手段63の判定結果に基づいて複数種類の変動パターンの何れかを選択する変動パターン選択手段65と、前記検出スイッチ45が遊技球を検出することを条件に前記変動パターン選択手段65で選択された変動パターンで遊技図柄が所定時間変動し、変動後に前記停止図柄選択手段64で選択された大当たり態様の停止図柄、外れ態様の停止図柄で停止するように前記図柄表示手段13aを制御する図柄制御手段71と、前記図柄表示手段13aの遊技図柄が大当たり態様の停止図柄で停止したときに遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段69と、前記停止図柄選択手段64で選択された停止図柄又は前記変動パターン選択手段65で選択された変動パターンに基づいて前記回転体37の複数種類の特別回転パターンの何れかを選択する回転パターン選択手段66と、通常は通常回転パターンで前記回転体37を回転させ、前記回転パターン選択手段66で何れかの特別回転パターンが選択されたときに、前記通常回転パターンから所定の継続期間その特別回転パターンに切り換えて前記回転体37を回転させる回転制御手段67と、前記回転体37が前記通常回転パターンで回転中は通常演出パターンで前記回転体37の回転を演出し、前記回転パターン選択手段66で何れかの特別回転パターンが選択された場合には前記通常演出パターンからその特別回転パターンに対応する特別演出パターンに切り換えて前記回転体37の回転を演出する演出手段72,75,77とを備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図9は本発明を第3種パチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、1は遊技機本体で、矩形枠状の外枠2と、この外枠2に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。前枠3には、その窓孔に対応して遊技盤4が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤4の前側に、前枠3に開閉自在に枢着されたガラス扉5と前面板6とが開閉自在に配置されている。前面板6には、発射用の遊技球を貯留する上皿7が装着されている。前枠3の下部には、余剰球を貯留する下皿8と、発射手段9の発射ハンドル10とが夫々設けられている。
【0008】
遊技盤4には、図2に示すように、発射手段9から発射された遊技球を案内するガイドレール11が環状に装着されると共に、そのガイドレール11の内側の遊技領域12に、表示手段13、可変入賞手段14、振り分け手段15、作動入賞手段16、大入賞手段17、始動手段18、普通入賞手段19、ランプ20等の各種遊技部品が配置されている。
【0009】
表示手段13は、例えば液晶式であって、図3に示すように、例えば表示画面の上部側に図柄表示手段13aを、下部側に回転状態表示手段13bと継続期間表示手段13cとを夫々備えている。
【0010】
図柄表示手段13aは、遊技図柄を変動表示するためのもので、1個又は複数個、例えば左右方向に配置された3個の遊技図柄を夫々変動表示可能となっている。遊技図柄には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の図柄を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの10種類の数字図柄が使用されている。
【0011】
各遊技図柄は、遊技球が可変入賞手段14内の特定領域に入賞することを条件に、その10種類の数字図柄の中で例えば上下方向にスクロールする等、乱数抽選によって選択された所定の変動パターンで所定時間変動して、予め定められた大当たり態様(全ての遊技図柄が同種図柄となるなどの特定の図柄の組み合わせ)、又は外れ態様となるように左、右、中等の所定の順序で停止するようになっている。
【0012】
可変入賞手段14は開閉作動式の入賞手段であって、図4及び図5に示すように、後部側が嵌合孔21aに嵌合して遊技盤4の前側に着脱自在に装着された可変入賞ケース22と、遊技盤4の前側で可変入賞ケース22の上側に開口する入球口23と、この入球口23上に設けられ且つ入球口23に遊技球が入球可能な開状態と入球困難な閉状態とに変化可能な左右一対の開閉爪24と、可変入賞ケース22の後側で遊技盤4の裏側に向けて開口し且つ入球口23に入球した遊技球を遊技盤4の裏側へと排出する通常排出口25及び特定排出口(特定領域)26と、入球口23から入球した遊技球を通常排出口25及び特定排出口26の何れかに振り分ける振り分け機構27とを備え、遊技領域12の略中央部分に配置されている。
【0013】
そして、この可変入賞手段14は、通過ゲート等よりなる始動手段18が遊技球を検出する毎に、開閉爪24が遊技者に有利な開状態に所定時間、所定回数変化して、上側から落下してきた遊技球を入球口23側に案内すると共に、入球口23から入球した遊技球を振り分け機構27により通常排出口25と特定排出口26との何れかに振り分けるようになっている。
【0014】
可変入賞ケース22は、遊技盤4の前面に着脱自在に装着された本体ケース28と、この本体ケース28の前側を覆う前カバー29とを備えている。
【0015】
本体ケース28は、嵌合孔21aに略対応してそれよりも大きな形状に形成された板状部30と、この板状部30の略中央部分に正面視円形で且つ後ろ向きの凹入状に形成された振り分け室31とを一体に備えており、板状部30の周辺部を遊技盤4の前面側に当接させた状態で遊技盤4に着脱自在に固定されている。
【0016】
振り分け室31の後壁31aには、通常排出口25及び特定排出口26が開口状に形成されている。特定排出口26は、振り分け室31の中心位置の真上若しくは真上から振り分け室31の円周方向一方側、例えば向かって右側にずれた位置に配置されている。また、通常排出口25は、振り分け室31の中心位置の真上から振り分け室31の円周方向方側、例えば向かって左側にずれた位置で、且つ特定排出口26よりも振り分け室31の半径方向外寄りの位置に配置されている。
【0017】
本体ケース28の上部裏側には、開閉爪24を開閉駆動するソレノイド等の開閉駆動手段32が着脱自在に装着されている。
【0018】
前カバー29は、振り分け室31の周縁部に対応する略円筒状の周壁部33と、この周壁部33の前側を閉鎖する前板部34とを一体に備え、周壁部33を振り分け室31の周縁部に沿わせた状態で本体ケース28の前側に着脱自在に装着されている。
【0019】
周壁部33の上部には、入球口23が開口状に形成されている。また、前板部34の上部には、開閉爪24の前側下部を覆うように上向きに延設された入球口カバー35が一体に形成されている。周壁部33の下部側は、後下がりの傾斜状に形成された案内部36となっており、入球口23から入球した遊技球をこの案内部36により後側の振り分け室31側に案内するようになっている。
【0020】
なお、前カバー29は、内部の振り分け機構27を前側から視認可能なように例えば少なくともその一部分が透明に形成されている。
【0021】
振り分け機構27は、振り分け室31内に配置された回転体37と、この回転体37を駆動軸38aを介して所定方向に所定速度で回転駆動可能なステッピングモータ等の回転駆動手段38とを備えている。回転体37には、入球口23から入球して案内部36により案内された遊技球を保持可能な凹入状の球受部39が外周側に略等間隔で複数、例えば5個形成されている。
【0022】
それら5個の球受部39は、1個の特定球受部39aと4個の通常球受部39bとで構成されており、通常球受部39bは通常排出口25に対応する凹入深さに形成され、特定球受部39aは特定排出口26に対応して他の4個の通常球受部39bよりも回転中心側に大きく凹入した形状となっている。なお、特定球受け部39aを2個以上設けてもよい。
【0023】
回転駆動手段38は、振り分け室31の後壁31aの裏面側に、駆動軸38aを前側に突出させた状態で着脱自在に装着されている。
【0024】
また、振り分け室31の後壁31aの裏面側には、通常排出口25に連通され且つ通常排出口25から排出された遊技球を回転駆動手段38を避けて遊技盤4の裏側下方に案内する通常案内通路40と、特定排出口26に連通され且つ特定排出口26から排出された遊技球を回転駆動手段38を避けて下方の振り分け手段15側に案内する特定案内通路41とが例えば着脱自在に装着されている。通常案内通路40には、通常排出口25から排出された遊技球を検出する通常検出スイッチ42が配置されている。
【0025】
なお、回転体37の回転方向は、例えば時計方向の回転を正回転、反時計方向の回転を逆回転とする。
【0026】
振り分け手段15は、可変入賞手段14の下側に隣接して遊技盤4の嵌合孔21bに前側から装着され、図4及び図5に示すように、可変入賞手段14側の特定案内通路41により案内された遊技球を遊技盤4の前側に案内する案内樋43と、この案内樋43により案内された遊技球を遊技盤4の前側に排出する前排出口44と、この前排出口44から排出された遊技球を検出する特定検出スイッチ45と、この特定検出スイッチ45で検出された遊技球を遊技盤4の裏側へと排出する普通排出口46及び特別排出口47と、普通排出口46及び特別排出口47から排出された遊技球を遊技盤4の下方に案内する排出案内樋48,49と、特定検出スイッチ45で検出された遊技球を普通排出口46及び特別排出口47の何れかに振り分ける振り分け排出機構50とを備えている。
【0027】
特定検出スイッチ45は、可変入賞手段14側の特定排出口26、特定案内通路41、案内樋43、前排出口44を経由して案内された遊技球、即ち可変入賞手段14側の特定領域に入賞した遊技球を検出するものである。図柄表示手段13aは、この特定検出スイッチ45が遊技球を検出することを条件に遊技図柄を所定時間変動させるようになっている。
【0028】
振り分け排出機構50は、特定検出スイッチ45の下側に配置された揺動体51と、この揺動体51を揺動駆動するステッピングモータ等の揺動駆動手段52とを備えている。揺動体51には、特定検出スイッチ45を通過した遊技球を受ける凹入状の球受部53が外周側上部に1つ形成されている。揺動体51の後方には、この揺動体51が左右に揺動した位置に夫々対応して普通排出口46と特別排出口47とが形成されている。
【0029】
揺動体51は、通常時は球受部53が最上部、即ち特定検出スイッチ45の下側にくるように位置決めされており、特定検出スイッチ45で検出された遊技球を球受部53で一旦停留させると共に、図柄表示手段13aの変動後の停止図柄が大当たり態様となった場合は右向きに、外れ態様となった場合は左向きに夫々揺動して、球受部53に停留している遊技球を普通排出口46と特別排出口47との何れか一方に振り分けて遊技盤4の裏側に排出させるようになっている。
【0030】
なお、例えば排出案内樋48,49上には夫々普通排出検出スイッチ48a、特別排出検出スイッチ49aが設けられており、夫々普通排出口46、特別排出口47から排出された遊技球を検出するようになっている。
【0031】
作動入賞手段16は、例えば1個の遊技球が停留可能な停留部16aと、この停留部16aに停留している遊技球を保持可能な1又は複数の球受部を有する回転体16bとを備えた入賞手段であって、停留部16a上に停留した遊技球を回転体16bによって1個ずつ入賞させるようになっている。
【0032】
大入賞手段17は、下部側の横軸心廻りに開閉する横長矩形状の開閉板54を備えた可変作動式であって、図柄表示手段13aの変動後の停止図柄が大当たり態様となって利益状態が発生した場合に作動入賞手段16が遊技球を検出することを条件に、開閉板54が前側に開放して、その上に落下した遊技球を内部へと入賞させるようになっている。
【0033】
大入賞手段17の開放は、所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するか、開放から所定時間(例えば6秒)経過するまで継続される。そしてその開放動作は、作動入賞手段16が所定個数(例えば16個)の遊技球を検出して利益状態が終了するまで繰り返し行われるようになっている。
【0034】
図6は制御用のブロック図である。図6において、55は主制御基板であり、この主制御基板55は、遊技領域12側に装着された表示手段13、その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カバーの裏側等、前枠3及び遊技盤4を含む遊技機本体1の裏側の適当箇所に着脱自在に装着された基板ケースに収納されている。56は図柄制御基板、57は音声制御基板、58はランプ制御基板であり、これら各制御基板56〜58も、表示手段13の裏側等、前枠3及び遊技盤4を含む遊技機本体1の裏側の適当箇所に着脱自在に装着された基板ケースに収納されている。
【0035】
主制御基板55は、主に遊技盤4側の遊技動作に関わる制御を行うためのもので、CPU、ROM、RAM等により構成されており、開閉制御手段61、乱数抽選手段62、判定手段63、停止図柄選択手段64、変動パターン選択手段65、回転パターン選択手段66、回転制御手段67、振り分け制御手段68、利益状態発生手段69、制御コマンド送信手段70等を備えている。
【0036】
開閉制御手段61は、可変入賞手段14の開閉爪24の開閉動作を制御するもので、始動手段18が遊技球を検出することを条件に、開閉爪24を所定時間(例えば0.5秒間)開状態に作動させるようになっている。
【0037】
乱数抽選手段62は、変動後の遊技図柄が大当たり態様となる確率に応じて所定数の乱数値を発生し、可変入賞手段14の特定領域としての特定排出口26に遊技球が入賞したことを特定検出スイッチ45により検出することを条件に、その何れかの乱数値を抽出するようになっている。
【0038】
判定手段63は、乱数抽選手段62での抽出乱数値に基づいて、変動後の遊技図柄を大当たり態様とするか否か、即ち利益状態を発生させるか否かを判定するためのもので、乱数抽選手段62で抽出された抽出乱数値が大当たり態様判定値か否かを判定し、その抽選乱数値が大当たり態様判定値のときに大当たり態様の判定出力を、大当たり態様判定値以外のときに外れ態様の判定出力を出すようになっている。
【0039】
停止図柄選択手段64は、変動後の遊技図柄の停止図柄態様を選択するためのもので、判定手段63の判定結果が大当たり態様判定のときには複数種類の大当たり態様の中から1つを、判定手段63の判定結果が外れ態様判定のときには複数種類の外れ態様の中から1つを、夫々乱数抽選により選択するようになっている。
【0040】
変動パターン選択手段65は、判定手段63の判定結果と、停止図柄選択手段64の選択結果との少なくとも1つに基づいて、遊技図柄の変動に関する複数の変動パターンの中から1つを乱数抽選により択一的に選択するためのものである。
【0041】
遊技図柄の変動パターンとしては、リーチ状態を発生することなく外れ態様で停止する1又は複数種類のリーチなし変動パターン、リーチ状態を経由して外れ態様で停止する1又は複数種類のリーチはずれ変動パターン、リーチ状態を経由して大当たり態様で停止する1又は複数種類のリーチ大当たり変動パターン等が予め設定されている。
【0042】
回転パターン選択手段66は、回転体37の回転動作を規定した回転パターンを、予め設定された複数種類の中から択一的に選択するためのもので、例えば停止図柄選択手段64で選択された停止図柄態様、又は変動パターン選択手段65で選択された変動パターンに基づいて、複数種類の特別回転パターンのうちの1つを選択するようになっている。
【0043】
特別回転パターンとしては、図7に示すように、第1〜第4特別回転パターンの4種類が予め設定されている。第1特別回転パターンは、遊技図柄がリーチを経由することなく外れ態様となる場合に選択されるもので、回転体37を高速で逆回転させるように設定されている。
【0044】
第2特別回転パターンは、遊技図柄がリーチを経由して外れ態様となる場合に選択されるもので、回転体37を高速で正回転させるように設定されている。第3特別回転パターンは、変動後の遊技図柄が偶数図柄での大当たり態様となる場合に選択されるもので、回転体37を低速で逆回転させるように設定されている。第4特別回転パターンは、変動後の遊技図柄が奇数図柄での大当たり態様となる場合に選択されるもので、回転体37を低速で正回転させるように設定されている。
【0045】
なお、各特別回転パターンには、夫々継続期間が設定されている。この特別回転パターンの継続期間は、例えば可変入賞手段14の開放回数で設定されており、第1〜第4特別回転パターンの継続期間は夫々2回、2回、5回、5回に設定されている。
【0046】
回転制御手段67は、回転駆動手段38を制御することによって回転体37の回転を制御するためのもので、可変入賞手段14の特定排出口26に遊技球が入賞して、回転パターン選択手段66で何れかの特別回転パターンが選択された場合に、回転体37の回転状態を、通常回転パターンから選択された特別回転パターンに切り換えるべく、回転駆動手段38を制御するようになっている。
【0047】
また、回転制御手段67は、回転体37の回転状態を通常回転パターンから何れかの特別回転パターンに切り換えた後、各特別回転パターン毎に設定された継続期間が経過したときに、回転体37の回転状態を再度通常回転パターンに切り換えるようになっている。
【0048】
なお、通常回転パターンは、回転体37を中速で正回転させるように設定されている。
【0049】
振り分け制御手段68は、判定手段63の判定結果に基づいて振り分け手段15の揺動体51を所定方向に揺動させて遊技球を普通排出口46と特別排出口47の何れか一方に振り分けるもので、図柄表示手段13aの遊技図柄の変動が停止したときに、判定手段63の判定結果が大当たり態様判定の場合には揺動体51を右向きに、外れ態様判定の場合には左向きに、夫々揺動させるべく揺動駆動手段52を制御するようになっている。
【0050】
これにより、遊技図柄の変動後の停止図柄が大当たり態様となった場合には遊技球が特別排出口47から排出されて特別排出検出スイッチ49aにより検出され、外れ態様となった場合には普通排出口46から排出されて普通排出検出スイッチ48aにより検出される。
【0051】
利益状態発生手段69は、判定手段63の判定結果が大当たり態様判定となった場合に、図柄表示手段13aの変動後の遊技図柄が「7・7・7」等の大当たり態様となり、特別排出検出スイッチ49aが遊技球を検出することに基づいて、遊技者に有利となる利益状態を発生させるためのものである。
【0052】
利益状態では作動入賞手段16が有効になり、この作動入賞手段16に遊技球が入賞すれば、大入賞手段17の開閉板54が前側に開放する。大入賞手段17は、開閉板54の開放から所定時間(例えば6秒)が経過するか、所定時間(例えば6秒)の経過までに大入賞手段17に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞したときに開閉板54を閉じるようになっている。なお、この利益状態は、作動入賞手段16に所定数(例えば16個)の遊技球が入賞するまで継続される。
【0053】
制御コマンド送信手段70は、所定の制御コマンドを一方向通信により図柄制御基板56、音声制御基板57、ランプ制御基板58側へと送信して制御指令を与えるためのもので、特定検出スイッチ45が遊技球を検出したときに、判定手段65の判定結果、停止図柄選択手段66で選択された停止図柄、変動パターン選択手段67で選択された変動パターン等に基づいて、遊技図柄の停止図柄コマンド、変動パターンコマンド、停止コマンド等を図柄制御基板56側へと送信する機能、回転パターン選択手段66で選択された特別回転パターン、特別回転パターンの開始及び終了等を示すコマンドを図柄制御基板56、音声制御基板57、ランプ制御基板58側へと送信する機能、可変入賞手段14の作動を示すコマンドを図柄制御基板56側へと送信する機能等を備えている。
【0054】
図柄制御基板56は、図柄表示手段13a、回転状態表示手段13b、継続期間表示手段13cの表示制御を行うためのもので、図柄制御手段71、表示演出手段72等を備えている。
【0055】
図柄制御手段71は、図柄表示手段13aの表示制御を行うもので、特定検出スイッチ45が遊技球を検出することを条件に、制御コマンド送信手段70からの停止図柄コマンド、変動パターンコマンド、停止コマンド等に基づいて図柄表示手段13aの遊技図柄を変動パターン選択手段65で選択された所定の変動パターンで所定時間変動させて、停止図柄選択手段64で選択された停止図柄で停止させるようになっている。
【0056】
表示演出手段72は、回転状態表示手段13b、継続期間表示手段13cの表示制御を行うもので、回転体37の特定回転パターンでの回転中に、その特定回転パターンによる回転状態(「高速/正回転」「低速/逆回転」等)、その特定回転パターンの継続期間(「2回」「5回」等)を、夫々回転状態表示手段13b、継続期間表示手段13cに表示させ、また継続期間表示手段13cに表示した継続期間については、可変入賞手段14の開放毎にカウントダウン表示させるようになっている。
【0057】
なお、継続期間表示手段13cの継続期間の表示は、カウントダウン表示させることなく特定回転パターン毎に設定された継続期間を継続的に表示するようにしてもよい。
【0058】
音声制御基板57は、スピーカー73から出力する音声を制御するためのもので、音声演出パターン記憶手段74、音声演出手段75等を備えている。なお、スピーカー73は、例えば前面板6の裏側等、遊技機本体1の所定位置に配置されている。
【0059】
音声演出パターン記憶手段74は、スピーカー73から出力する音声の内容を規定する音声演出パターンを複数種類記憶するためのもので、例えば図8に示すような5種類の音声演出パターンが、回転体37の回転パターンに夫々対応させて予め記憶されている。
【0060】
本実施形態では、図8に示すように、1種類の通常音声演出パターンと、4種類の特別音声演出パターンとが設けられている。通常音声演出パターンは、通常回転パターンに対応するもので、音楽aを通常の速度で再生するようになっている。第1〜第4特別音声演出パターンは、夫々第1〜第4特別回転パターンに対応するもので、夫々音楽bを高速再生、音楽aを高速再生、音楽bを低速再生、音楽aを低速再生するようになっている。
【0061】
音声演出手段75は、回転体37の回転状態に関連した音声演出を行うためのもので、回転体37の回転パターンに対応する音声演出パターンを音声演出パターン記憶手段74から選択し、その音声演出パターンに従ってスピーカー73を駆動するようになっている。
【0062】
例えば、音声演出手段75は、回転体37が通常回転パターンで回転している状態では通常音声演出パターンに従って音楽aを通常速度でスピーカー73から出力し、可変入賞手段14の特定排出口26に遊技球が入賞して回転パターン選択手段66で何れかの特別回転パターンが選択された場合には、通常音声演出パターンからその特別回転パターンに対応する特別音声演出パターンに切り換え、更にその特別回転パターンの継続期間が終了すると、特別音声演出パターンから通常音声演出パターンに切り換えるようになっている。
【0063】
ランプ制御基板58は、遊技盤4等に設けられたランプ20の発光制御を行うためのもので、ランプ演出パターン記憶手段76、ランプ演出手段77等を備えている。
【0064】
ランプ演出パターン記憶手段76は、ランプ20の発光状態を規定するランプ演出パターンを複数種類記憶するためのもので、例えば図8に示すような5種類のランプ演出パターンが、回転体37の回転パターンに夫々対応させて予め記憶されている。
【0065】
本実施形態では、図8に示すように、1種類の通常ランプ演出パターンと、4種類の特別ランプ演出パターンとが設けられている。通常ランプ演出パターンは、通常回転パターンに対応するもので、ランプ20を青色且つ中速で点滅発光させるようになっている。第1〜第4特別ランプ演出パターンは、夫々第1〜第4特別回転パターンに対応するもので、夫々赤色で高速点滅、青色で高速点滅、赤色で低速点滅、青色で低速点滅させるようになっている。
【0066】
ランプ演出手段77は、回転体37の回転状態に関連したランプ演出を行うためのもので、回転体37の回転パターンに対応するランプ演出パターンをランプ演出パターン記憶手段76から選択し、そのランプ演出パターンに従ってランプ20を発光させるようになっている。
【0067】
例えば、ランプ演出手段77は、回転体37が通常回転パターンで回転している状態では通常ランプ演出パターンに従ってランプ20を青色且つ中速で点滅発光させ、可変入賞手段14の特定排出口26に遊技球が入賞して回転パターン選択手段66で何れかの特別回転パターンが選択された場合には、通常ランプ演出パターンからその特別回転パターンに対応する特別ランプ演出パターンに切り換え、更にその特別回転パターンの継続期間が終了すると、特別ランプ演出パターンから通常ランプ演出パターンに切り換えるようになっている。
【0068】
次に上記パチンコ機における動作を、図9に示す動作履歴の一例に基づいて説明する。遊技機本体1の電源スイッチがONされ、遊技可能な状態になった時点で、或いは少なくとも遊技者が発射ハンドル10を操作した時点で、可変入賞手段14の回転体37は、回転制御手段67の制御によって通常回転パターン、即ち中速/正回転で回転駆動され、これに対応してスピーカー73からは音声演出手段75の制御によって通常音声演出パターン、即ち音楽aが通常速度で出力され、ランプ20はランプ演出手段77の制御によって通常ランプ演出パターン、即ち青色且つ中速で点滅発光される。
【0069】
ゲームに際して発射手段9により遊技球を発射すると、その遊技球はガイドレール11を経て遊技領域12に入った後、その遊技領域12内を落下する間に普通入賞手段19等に入賞するか、始動手段18を通過しながら下方へと落下する。
【0070】
遊技球が始動手段18を通過すると、開閉制御手段61が可変入賞手段14の開閉爪24を所定時間(例えば0.5秒間)開放する。そして、開閉爪24の開放中に遊技球が可変入賞手段14の入球口23内に入ると、その遊技球は前カバー29に沿って振り分け室31の最下部の前側まで落下し、案内部36により振り分け室31側に案内された状態となる。
【0071】
案内部36上の遊技球は、通常回転パターンで回転する回転体37に設けられた1個の特定球受部39a又は4個の通常球受部39bの何れかに保持されて振り分け室31の上部側に送られる。そして、通常球受部39bに保持された遊技球は通常排出口25を通過して遊技盤4の裏側に送られ、通常案内通路40を介して通常検出スイッチ42で検出された後、遊技盤4の下方に落下して回収される。
【0072】
一方、特定球受部39aに保持された遊技球は、特定排出口26を通過して遊技盤4の裏側に送られる。そして、その遊技球は、特定案内通路41、振り分け手段15側の案内樋43を介して前排出口44から再び遊技盤4の前側に排出され、特定検出スイッチ45で検出された後、揺動体51の球受部53内に入り、ここで一旦停留する。
【0073】
特定検出スイッチ45が遊技球を検出すると、乱数抽選手段62が発生乱数値を抽出し、判定手段63がその抽選乱数値から大当たり態様とするか否かを判定し、その判定結果に応じて停止図柄選択手段64が遊技図柄の変動後の停止図柄を選択すると共に、判定手段63の判定結果と、停止図柄選択手段64の選択結果との少なくとも1つに基づいて変動パターン選択手段65が複数種類の変動パターンの何れかを選択する。
【0074】
ここでは、判定手段63の判定結果が外れ態様判定となり、停止図柄選択手段64が外れ態様「5・3・6」を選択し、変動パターン選択手段が所定のリーチなし変動パターンを選択したものとする。
【0075】
また、回転パターン選択手段66が、停止図柄選択手段64で選択された停止図柄態様に基づいて、複数種類(4種類)の特別回転パターンの中から1つを選択する。ここでは、リーチを経由しない外れ態様「5・3・6」に対して、回転体37を高速で逆回転させる第1特別回転パターンが選択されたものとする。
【0076】
そして、制御コマンド送信手段70が、遊技図柄の停止図柄コマンド、変動パターンコマンド、停止コマンド等を図柄制御基板56側へ、回転パターン選択手段66で選択された特別回転パターン、特別回転パターンの開始及び終了等を示すコマンドを図柄制御基板56、音声制御基板57、ランプ制御基板58側へ、夫々一方向通信により送信する。
【0077】
図柄制御基板56側では、制御コマンド送信手段70からのコマンドを解析して、図柄制御手段71が、変動パターン選択手段65で選択されたリーチなし変動パターンに従って図柄表示手段13a上に遊技図柄を変動表示させ、停止図柄選択手段64で選択された停止図柄態様「5・3・6」で停止させる。
【0078】
そして、遊技図柄の変動が停止すると(図9(A))、回転制御手段67が、回転駆動手段38の制御を通常回転パターンから回転パターン選択手段66で選択された第1特別回転パターンに切り換え、これによって回転体37の回転状態が中速/正回転から高速/逆回転に変化する。そして、その第1特別回転パターンによる回転体37の回転状態は、その第1特別回転パターンに対応して設定された継続期間、即ち可変入賞手段14が2回開放するまで継続され、その後、通常回転パターンに切り換えられる(図9(B))。
【0079】
また、回転体37の回転状態の変化に対応して、表示演出手段72、音声演出手段75、ランプ演出手段77が、その回転体37の回転状態に関連した演出を行う。
【0080】
まず、表示演出手段72は、回転体37の回転状態が通常回転パターンから第1特別回転パターンに切り換えられると(図9(A))、その第1特別回転パターンでの回転中に、その第1特定回転パターンによる回転状態を示す「高速/逆回転」の文言を回転状態表示手段13bに例えば継続的に表示すると共に、その第1特定回転パターンの継続期間を示す「2回」の文言を継続期間表示手段13cに表示し、また継続期間表示手段13cに表示した継続期間については、可変入賞手段14が開放してその継続期間が経過する毎に「2回」→「1回」とカウントダウン表示する。
【0081】
なお、少なくとも回転体37が特定回転パターンで駆動されている間は、可変入賞手段14が作動する都度、可変入賞手段14の作動を示すコマンドが制御コマンド送信手段70から図柄制御基板56側に送信され、表示演出手段72はこのコマンドによって可変入賞手段14の開放を認識する。
【0082】
また、音声演出手段75は、回転体37の回転状態が通常回転パターンから第1特別回転パターンに切り換えられると(図9(A))、その第1特別回転パターンに対応する第1特別音声演出パターンを音声演出パターン記憶手段74から選択し、その第1特別音声演出パターンに従って、音楽bを高速で再生するようにスピーカー73を駆動する。そして、第1特別回転パターンの継続期間が経過して回転体37の回転状態が通常回転パターンに切り換えられると(図9(B))、それに応じて第1特別音声演出パターンから通常音声演出パターンに復帰させる。
【0083】
また、ランプ演出手段77は、回転体37の回転状態が通常回転パターンから第1特別回転パターンに切り換えられると(図9(A))、その第1特別回転パターンに対応する特別ランプ演出パターンをランプ演出パターン記憶手段76から選択し、その第1特別ランプ演出パターンに従って、ランプ20を赤色且つ高速で点滅発光させる。そして、第1特別回転パターンの継続期間が経過して回転体37の回転状態が通常回転パターンに切り換えられると(図9(B))、それに応じて第1特別ランプ演出パターンから通常ランプ演出パターンに復帰させる。
【0084】
また、続く図柄変動においてリーチ状態を経由して外れ態様「6・7・6」で停止した場合には、回転制御手段67が、回転駆動手段38の制御を通常回転パターンから第2特別回転パターンに切り換え、これによって回転体37の回転状態が中速/正回転から高速/正回転に変化する(図9(C))。
【0085】
そして、これに伴って、表示演出手段72が、第2特定回転パターンによる回転状態を示す「高速/正回転」の文言を回転状態表示手段13bに例えば継続的に表示すると共に、その第2特定回転パターンの継続期間を示す「2回」の文言を継続期間表示手段13cに表示し、可変入賞手段14が開放してその継続期間が経過する毎に「2回」→「1回」とカウントダウン表示する。
【0086】
また、音声演出手段75及びランプ演出手段77は、夫々通常音声演出パターン、通常ランプ演出パターンから第2特別回転パターンに対応する第2特別音声演出パターン(音楽a/高速再生)、第2ランプ演出パターン(青色/高速点滅)に切り換える。
【0087】
この第2特別回転パターンの継続期間が経過する前に、即ち可変入賞手段14の開放回数が2回に達する前に図柄表示手段13aが変動し、例えば奇数図柄による大当たり態様「7・7・7」で停止した場合には、回転制御手段67が、回転駆動手段38の制御をその時点の第2特別回転パターンから、奇数図柄大当たりに対応する第4特別回転パターンに切り換え、これによって回転体37の回転状態が高速/正回転から低速/正回転に変化する(図9(D))。
【0088】
そして、これに伴って、表示演出手段72が、第4特定回転パターンによる回転状態を示す「低速/正回転」の文言を回転状態表示手段13bに例えば継続的に表示すると共に、その第4特定回転パターンの継続期間を示す「5回」の文言を継続期間表示手段13cに表示し、可変入賞手段14が開放してその継続期間が経過する毎に「5回」→「4回」→ … →「1回」とカウントダウン表示する。
【0089】
また、音声演出手段75及びランプ演出手段77は、夫々その時点での第2特別音声演出パターン、第2特別ランプ演出パターンから第4特別回転パターンに対応する第4特別音声演出パターン(音楽a/低速再生)、第4ランプ演出パターン(青色/低速点滅)に切り換える。
【0090】
その後、可変入賞手段14が5回開放され、第4特別回転パターンの継続期間が経過すると、回転体37、スピーカー73からの音声出力、ランプ20の点滅発光状態は夫々通常回転パターン、通常音声演出パターン、通常ランプ演出パターンに切り換えられ、回転状態表示手段13b及び継続期間表示手段13cの表示内容は消去される(図9(E))。
【0091】
以上のように、回転制御手段67は変動後の遊技図柄に応じて回転体37の回転速度を変化させることで、例えば遊技者が回転体37の特定球受部39aを狙う際の難易度を変化させることができると共に、その回転体37の回転速度に関連して表示演出手段72、音声演出手段75、ランプ演出手段77により夫々表示、音声、ランプを変化させることにより、視覚、聴覚を通じてその回転速度の変化を遊技者に分かりやすくアピールしてゲームの雰囲気を盛り上げることができる。
【0092】
また、回転制御手段67は変動後の遊技図柄に応じて回転体37の回転方向を変化させているため、例えば遊技者に不利な通常球受部39bに入るはずの遊技球が回転体37の回転方向が変わったために遊技者に有利な特定球受部39aに入ったり、或いはその逆となるなど、遊技に意外性を持たせることができ、またその回転体37の回転方向に関連して表示演出手段72、音声演出手段75、ランプ演出手段77により夫々表示、音声、ランプを変化させることにより、視覚、聴覚を通じてその回転方向の変化を遊技者に分かりやすくアピールしてゲームの雰囲気を盛り上げることができる。
【0093】
図柄表示手段13aの停止図柄が大当たり態様になると、振り分け制御手段68の制御により、揺動駆動手段52が揺動体51を右向きに揺動させる。これにより、揺動体51の球受部53内に停留していた遊技球は、特別排出口47側に誘導されて特別排出検出スイッチ49aで検出される。
【0094】
特別排出検出スイッチ49aが遊技球を検出すると、その後に利益状態発生手段69が作動して利益状態が発生する。この利益状態の発生中は作動入賞手段16が有効になり、この作動入賞手段16に遊技球が入賞すれば、大入賞手段17の開閉板54が前側に開放して、その上方から落下する遊技球の多くが入賞可能な状態となる
大入賞手段17は、開閉板54の開放から所定時間(例えば6秒)が経過するか、所定時間(例えば6秒)の経過までに大入賞手段17に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞したときに開閉板54を閉じるようになっている。なお、この利益状態は、作動入賞手段16に所定数(例えば16個)の遊技球が入賞するまで、即ち大入賞手段17の開閉板54が16回作動するまで継続される。
【0095】
このため、利益状態が発生すれば、大入賞手段17に多数の遊技球が入賞する可能性があり、遊技者はその入賞球数に応じて賞球の払い出しを受けることができ、多大な利益を享受することができる。
【0096】
以上説明したように、本実施形態では、回転制御手段67が遊技状態に応じて回転体37の回転状態を変化させるように構成され、表示演出手段72、音声演出手段75、ランプ演出手段77が、回転体37の回転状態に関連した演出を行うように構成されているため、回転体37の回転状態を変化させることによる演出効果を高めて遊技に対する興趣を増大できる。
【0097】
また、回転制御手段67は遊技状態に応じて回転体37の回転速度を変化させ、演出手段72,75,77は回転体37の回転速度に関連した演出を行うものであるため、例えば遊技者が回転体37の特定の球受部39を狙う際の難易度を変化させることができると共にその変化を遊技者に分かりやすくアピールしてゲームの雰囲気を盛り上げることができる。
【0098】
また、回転制御手段67は遊技状態に応じて回転体37の回転方向を変化させ、演出手段72,75,77は回転体37の回転方向に関連した演出を行うものであるため、例えば遊技者に不利な通常球受部39bに入るはずの遊技球が回転体37の回転方向が変わったために遊技者に有利な特定球受部39aに入ったり、或いはその逆となるなど、遊技に意外性を持たせることができ、またその変化を遊技者に分かりやすくアピールしてゲームの雰囲気を盛り上げることができる。
【0099】
音声による演出を行う音声演出手段75、ランプによる演出を行うランプ演出手段77、表示による演出を行う表示演出手段72を備えているため、遊技者の視覚、聴覚に訴えて演出効果を高めることが可能である。
【0100】
また、ランプ演出手段77は、回転体37の回転速度と回転方向とに応じてランプの点滅速度を変化させるようになっているため、遊技者は回転体37の速度変化を視覚的に容易に認識することができる。
【0101】
音声演出手段75は、回転体37の回転速度と回転方向とに応じて所定の音声を出力するようになっているため、遊技者は回転体37の速度変化を聴覚的に容易に認識することができる。
【0102】
表示演出手段72は、回転体37の回転状態と、その回転状態の継続期間とに関する情報を表示するようになっているため、遊技者は回転体37が今どのような回転状態にあるのか、またその回転状態がどの程度継続するかを容易に認識することができる。
【0103】
図10は本発明の第2の実施形態を例示し、回転パターン選択手段66が複数種類の回転パターンの中から1つを乱数抽選により選択するようにした例を示している。図10に示すように、回転パターン選択手段66は乱数抽選手段66aを備え、可変入賞手段14の特定領域としての特定排出口26に遊技球が入賞したことを例えば判定手段63を介して認識したときに、乱数抽選により第1〜第4特別回転パターンのうちの1つを択一的に選択するようになっている。この回転パターン選択手段66以外の構成については第1の実施形態と同様である。
【0104】
このように、回転パターン選択手段66は、乱数抽選により回転体37の回転パターンを選択するようにしてもよい。
【0105】
図11は本発明の第3の実施形態を例示し、回転体37の回転方向によって遊技者にとっての有利さの度合いを異ならせた例を示している。図11の例では、特定排出口26が、半径方向に長い長孔状に形成され、特定球受部39aと通常球受部39bとの何れに保持された遊技球についても受け入れ可能となっている。
【0106】
このような構成により、回転体37が正回転する場合には、第1の実施形態の場合と同様、通常球受部39bに保持された遊技球は通常排出口25に、特定球受部39aに保持された遊技球は特定排出口26に排出されるが、回転体37が逆回転する場合には、特定球受部39aと通常球受部39bとの何れに保持された遊技球についても、先に通過する特定排出口26側に排出される。
【0107】
即ち、遊技者にとっては、回転体37が正回転する場合よりも逆回転する場合の方が有利となる。
【0108】
このように、回転体37の回転方向によって遊技者にとっての有利さの度合いを異ならせるようにしてもよい。もちろん、図11に示した例の他、例えば特定球受部39aと通常球受部39b等の球受部を、回転体37が正回転する場合にのみ特定排出口26に遊技球を排出可能な形状にすること等により、回転体37の回転方向によって遊技者にとっての有利さの度合いを異ならせるようにしてもよい。
【0109】
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明はこれら各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、回転体37の回転状態(回転パターン)を変化させるタイミングは、可変入賞手段14の開放時或いは所定回数開放する毎、利益状態の発生時或いは所定回数発生する毎、遊技図柄が所定の態様となったとき、遊技図柄が所定回数変動したとき、所定時間経過毎、所定の入賞手段が遊技球を検出したとき、払い出し個数が所定個数に達する毎、差球が所定個数に達する毎など、任意に設定することができる。
【0110】
また、特定回転パターンの継続期間については、時間、遊技図柄の変動回数等で設定するようにしてもよい。また、各特定回転パターン毎の継続期間は常に一定である必要はなく、例えば乱数抽選等によりその都度決定するなどして変化させるようにしてもよい。
【0111】
回転パターンを、回転速度と回転方向とで別々に設定し、任意の組み合わせで選択できるようにしてもよい。また、回転速度と回転方向との何れか一方のみを変化させるようにしてもよい。回転体37の回転速度は、高速、中速、低速以外の速度、例えばコマ送り、停止等を設けてもよい。
【0112】
また、特定球受部39aが下側又はその近傍にきたときに回転体37を減速又は停止させることにより特定球受部39aに遊技球が入り易くした回転パターンを設けてもよい。
【0113】
表示演出手段72、音声演出手段75、ランプ演出手段77は、それら全てを備えている必要はない。また、それら以外の演出手段、例えば発射ハンドル10等を振動させるもの、所定の作動物を作動させるもの等を備え、それらを回転体37の回転状態に関連して作動させるようにしてもよい。
【0114】
表示演出手段72は、回転体37の回転状態とその継続期間の何れか一方のみを表示するようにしてもよい。また、それらの両方を省略してもよい。回転状態表示手段13b、継続期間表示手段13cは、図柄表示手段13aとは別に設けてもよい。表示演出手段72は、例えば液晶式の表示手段に、回転体37の回転状態に関連してキャラクター等の所定の画像を表示させるようにしてもよい。
【0115】
音声演出手段75は、音楽を出力するするもの以外に、例えば「低速で回転中です」「逆回転中です」「チャンス」など、回転体37の回転状態に応じた文言を発声させるようにしてもよい。
【0116】
ランプ演出手段77は、その発光色を回転方向だけでなく回転速度に応じても変化させるようにしてもよい。また、点滅速度、発光色の何れか一方のみを変化させるようにしてもよい。
【0117】
ランプ演出手段77は、回転体37の回転速度と回転方向との何れか一方に応じてランプの点滅速度を変化させるようにしてもよい。また、音声演出手段75は、回転体37の回転速度と回転方向との何れか一方に応じて所定の音声を出力するようにしてもよい。
【0118】
回転体37の球受部39は、遊技球を保持できるものであればよく、例えば磁石等の吸着手段により構成してもよい。回転体37を例えばドラム状に形成し、左右方向の軸廻りに回転させるようにしてもよい。
【0119】
回転状態を変化させる回転体は、可変入賞手段14に設けられたもの以外、例えば作動入賞手段16の回転体16bの回転状態を変化させるようにしてもよい。
【0120】
また本発明は、第3種パチンコ機に限らず、第1種、第2種パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機であって回転体を備えたものにも同様に実施することが可能である。
【0121】
【発明の効果】
本発明によれば、入球口23に入球した遊技球を回転体37の回転により通常排出口25と特定排出口26との何れかに排出する入賞手段14と、遊技球を検出する検出スイッチ45と、遊技図柄を変動表示する図柄表示手段13aと、検出スイッチ45が遊技球を検出することを条件に図柄表示手段13aの変動後の遊技図柄を大当たり態様にするか否かを判定する判定手段63と、該判定手段63の判定結果に基づいて大当たり態様判定のときに大当たり態様の停止図柄を、外れ態様判定のときに外れ態様の停止図柄を夫々選択する停止図柄選択手段64と、判定手段63の判定結果に基づいて複数種類の変動パターンの何れかを選択する変動パターン選択手段65と、検出スイッチ45が遊技球を検出することを条件に変動パターン選択手段65で選択された変動パターンで遊技図柄が所定時間変動し、変動後に停止図柄選択手段64で選択された大当たり態様の停止図柄、外れ態様の停止図柄で停止するように図柄表示手段13aを制御する図柄制御手段71と、図柄表示手段13aの遊技図柄が大当たり態様の停止図柄で停止したときに遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段69と、停止図柄選択手段64で選択された停止図柄又は変動パターン選択手段65で選択された変動パターンに基づいて回転体37の複数種類の特別回転パターンの何れかを選択する回転パターン選択手段66と、通常は通常回転パターンで回転体37を回転させ、回転パターン選択手段66で何れかの特別回転パターンが選択されたときに、通常回転パターンから所定の継続期間その特別回転パターンに切り換えて回転体37を回転させる回転制御手段67と、回転体37が通常回転パターンで回転中は通常演出パターンで回転体37の回転を演出し、回転パターン選択手段66で何れかの特別回転パターンが選択された場合には通常演出パターンからその特別回転パターンに対応する特別演出パターンに切り換えて回転体37の回転を演出する演出手段72,75,77とを備えているため、回転体の回転状態を変化させることによる演出効果を高めて遊技に対する興趣を増大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す表示手段の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す可変入賞手段及び振り分け手段の正面図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す可変入賞手段及び振り分け手段の縦断面図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す回転パターンとその継続期間の一例を示す図である。
【図8】本発明の第1の実施形態を示す音声演出パターンとランプ演出パターン、及びそれらと回転パターンとの対応関係の一例を示す図である。
【図9】遊技図柄の変動、可変入賞手段の開閉、回転体の回転状態、回転状態表示手段の表示状態、継続期間表示手段の表示状態、スピーカーの音声出力状態、ランプの発光状態の履歴の一例を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図11】本発明の第3の実施形態を示す可変入賞手段及び振り分け手段の正面図である。
【符号の説明】
23 入球口
37 回転体
39 球受部
46 普通排出口
47 特別排出口
67 回転制御手段
72 表示演出手段
75 音声演出手段
77 ランプ演出手段

Claims (7)

  1. 入球口(23)に入球した遊技球を回転体(37)の回転により通常排出口(25)と特定排出口(26)との何れかに排出する入賞手段(14)と、遊技球を検出する検出スイッチ(45)と、遊技図柄を変動表示する図柄表示手段(13a)と、前記検出スイッチ(45)が遊技球を検出することを条件に前記図柄表示手段(13a)の変動後の遊技図柄を大当たり態様にするか否かを判定する判定手段(63)と、該判定手段(63)の判定結果に基づいて大当たり態様判定のときに大当たり態様の停止図柄を、外れ態様判定のときに外れ態様の停止図柄を夫々選択する停止図柄選択手段(64)と、前記判定手段(63)の判定結果に基づいて複数種類の変動パターンの何れかを選択する変動パターン選択手段(65)と、前記検出スイッチ(45)が遊技球を検出することを条件に前記変動パターン選択手段(65)で選択された変動パターンで遊技図柄が所定時間変動し、変動後に前記停止図柄選択手段(64)で選択された大当たり態様の停止図柄、外れ態様の停止図柄で停止するように前記図柄表示手段(13a)を制御する図柄制御手段(71)と、前記図柄表示手段(13a)の遊技図柄が大当たり態様の停止図柄で停止したときに遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段(69)と、前記停止図柄選択手段(64)で選択された停止図柄又は前記変動パターン選択手段(65)で選択された変動パターンに基づいて前記回転体(37)の複数種類の特別回転パターンの何れかを選択する回転パターン選択手段(66)と、通常は通常回転パターンで前記回転体(37)を回転させ、前記回転パターン選択手段(66)で何れかの特別回転パターンが選択されたときに、前記通常回転パターンから所定の継続期間その特別回転パターンに切り換えて前記回転体(37)を回転させる回転制御手段(67)と、前記回転体(37)が前記通常回転パターンで回転中は通常演出パターンで前記回転体(37)の回転を演出し、前記回転パターン選択手段(66)で何れかの特別回転パターンが選択された場合には前記通常演出パターンからその特別回転パターンに対応する特別演出パターンに切り換えて前記回転体(37)の回転を演出する演出手段(72)(75)(77)とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記回転制御手段(67)は遊技状態に応じて前記回転体(37)の回転速度を変化させ、前記演出手段(72)(75)(77)は前記回転体(37)の回転速度に関連した演出を行うものであることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記回転制御手段(67)は遊技状態に応じて前記回転体(37)の回転方向を変化させ、前記演出手段(72)(75)(77)は前記回転体(37)の回転方向に関連した演出を行うものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記演出手段(72)(75)(77)は、音声による演出を行う音声演出手段(75)、ランプによる演出を行うランプ演出手段(77)、表示による演出を行う表示演出手段(72)のうちの少なくとも1つにより構成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 前記演出手段(72)(75)(77)はランプによる演出を行うランプ演出手段(77)を含み、前記回転体(37)の回転速度と回転方向との少なくとも一方に応じて、ランプの点滅速度とランプの色との少なくとも一方を変化させるものであることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記演出手段(72)(75)(77)は音声による演出を行う音声演出手段(75)を含み、前記回転体(37)の回転速度と回転方向との少なくとも一方に応じて所定の音声を出力するものであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 前記演出手段(72)(75)(77)は表示による演出を行う表示演出手段(72)を含み、前記回転体(37)の回転状態と、その回転状態の継続期間との少なくとも一方に関する所定の情報を表示するものであることを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
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