JP4003703B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インデックス紙原稿と本文原稿が混在する原稿の画像形成を行うことができる複写機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インデックス原稿と本文原稿とが混在する原稿束の原稿を画像形成する場合、インデックス原稿と本文原稿とを読み取る方式に2つの方式があった。
【0003】
一つは、最初にインデックス原稿と本文原稿のどちらを先に自動原稿送り装置(ADF)に載せるかを設定し、インデックス原稿を先に載せるように設定したときは、インデックス原稿を読込んだ後に、本文原稿を載せて本文原稿を読み込ませ、逆に、本文原稿を先に載せるように設定したときは、本文原稿を読込んだ後に、インデックス原稿を載せてインデックス原稿を読み込ませるようにして、原稿を載せてはスタートキーを押す動作を繰り返すことにより、インデックス原稿と本文原稿とが混在した原稿束の原稿を読み込ませるようにした交互方式がある。
【0004】
もう一つは、スタートキーとは別にインデックス原稿読取りキーを設け、使用者がインデックス原稿読取りキーを押し下げた場合は、インデックス原稿の読取りを行い、押し下げていない場合は、本文原稿の読み取りを行うことができるようにして、前述の交互方式のように、先にどちらの原稿を載せるかを設定しないで、ADFに載せた原稿がインデックス原稿の場合はインデックス原稿読取りキーを押し下げ、本文原稿を載せた場合はインデックス原稿読取りキーを押し下げないようにして、インデックス原稿読取りキーの押し下げ動作を使用者が選択して読み取らせるようにした選択方式がある。(例えば、特許文献1参照。)
【0005】
【特許文献1】
特開2002−359720号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前述の交互方式と選択方式の何れの方式においても、原稿を読み取らせる場合に、使用者はインデックス原稿と本文原稿を交互にADFに載せ、しかも、インデックス原稿をADFに載せるたびに、また、本文原稿をADFに載せるたびに、スタートキーかインデックス原稿読取りキーを押す動作を繰り返すことが必要になり、極めて煩わしい操作であった。
【0007】
特に、複数の原稿束の原稿を読み取らせる場合は、インデックス原稿又は本文原稿を載せる順番やキー操作を間違えないようにと気遣いながら慎重に操作しなければならず、短時間で迅速に原稿の読み込みができないといった問題があった。
【0008】
本発明は、上記問題に鑑み、インデックス原稿と本文原稿が混在する原稿束の原稿の読取り操作を簡便にして、原稿の読み取りが迅速にできる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、下記構成を採ることにより達成される。
【0010】
(1) 原稿束から1ページ毎に原稿を搬送させる原稿搬送手段と、前記原稿の画像データを読み取る画像読取手段と、読み取られた前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、読み取られた前記原稿のページ数を計数して記憶する原稿ページ数記憶手段と、インデックス原稿のページ番号を記憶するインデックス原稿ページ番号記憶手段と、インデックス用及び普通紙を収納する給紙カセットと、それぞれの用紙を給排紙搬送する給排紙手段と、前記それぞれの用紙に画像を形成する制御を行う制御手段と、を備えた画像形成装置において、
インデックス原稿と本文原稿とが混在した原稿束を読み取る混在モードと、前記混在モードが選択された場合に、インデックス原稿と本文原稿とが混在した第1の原稿束における最上部に重ねられた原稿をインデックス原稿とし最上部以外の原稿を本文原稿として前記第1の原稿束を読み取る第1の読取モードを有し、
前記制御手段は、前記第1の読取モードを実行する時には、前記原稿ページ数記憶手段に前記第1の原稿束から搬送された前記原稿のページ数を記憶させると共に、前記インデックス原稿ページ番号記憶手段に前記第1の原稿束から最初に搬送された前記原稿のページ数を記憶させるようにし、画像形成時には、前記原稿ページ数記憶手段に記憶された前記ページ数と前記インデックス原稿ページ番号記憶手段に記憶された前記ページ数とが一致した場合は、前記インデックス用紙に画像を形成し、一致しない場合は、前記普通紙に画像を形成するように制御することを特徴とする画像形成装置。
【0011】
(2) 前記混在モードが選択された場合に、全ての原稿が本文原稿からなる第2の原稿束として原稿を読み取る第2の読取モードを有し、
前記制御手段は、初回の原稿束の読み取りは、前記第2の原稿束として前記第2の読取モードにて原稿を読み取り、原稿のページ数を前記原稿ページ数記憶手段に記憶し、次回以降の原稿束の読み取りは、前記第1の原稿束として前記第1の読取モードにて原稿を読み取り、前記原稿ページ記憶手段とインデックス原稿ページ番号記憶手段に前記原稿のページ数を記憶させることを特徴とする前記(1)に記載の画像形成装置。
【0012】
(3) 前記制御手段は、前記第1の原稿束の原稿枚数が前記原稿搬送手段に載置可能な規定枚数を超過するときは、前記第1の原稿束の原稿が規定枚数以内になるように前記第1の原稿束を複数に分割して形成された分割原稿束を前記原稿搬送手段により搬送し、初回の前記分割原稿束については、前記第1の読取モードにて原稿を読み取ると共に、前記原稿ページ記憶手段とインデックス原稿ページ番号記憶手段に原稿ページ数を記憶させ、次回以降の分割原稿束については、前記第2の読取モードにて原稿を読み取ると共に、前記原稿ページ記憶手段に原稿ページ数を記憶させるようにしたことを特徴とする前記(2)に記載の画像形成装置。
【0013】
(4) 前記第2の原稿束の原稿枚数が前記原稿搬送手段に載置可能な規定枚数を超過するときは、前記第2の原稿束の原稿が規定枚数以内になるように、前記第2の原稿束からインデックス原稿を取り除いた原稿束を複数に分割して形成された分割原稿束を前記原稿搬送手段により搬送し、前記制御手段は、前記第2の読取モードにて原稿を読み取る制御を繰り返して、複数に分割された分割原稿束の全てを読み取らせるようにしたことを特徴とする前記(又は(3)に記載の画像形成装置。
【0014】
(5) 前記制御手段は、前記画像読取手段により前記原稿束の前記インデックス原稿を読み取らせる場合は、前記インデックス原稿の片面の画像データのみを読み取るように制御することを特徴とする前記(1)乃至(4)の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0015】
(6) 読み取った原稿の画像を確認のためにコピーする確認コピーモードを備え、前記制御手段は、全ての前記原稿束を読み取った後に、自動的に、確認コピーモードを実行するようにしたことを特徴とする前記(1)乃至(5)の何れか1項に記載の画像形成装置。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明するが、本発明は、これに限定されるものではない。
【0017】
図1は画像形成装置の概略図である。図2は画像形成装置を構成する各手段と回路構成を示すブロック図である。図3は原稿束の例を示す模式図である。図4は原稿束を読み取る手順を示すフローチャートである。図5は原稿束の原稿を分割して読み取る手順を示すフローチャートである。
【0018】
なお、各図面において、同一符号のものは同一のものを示すものとし、適宜、他の図面を参照して、詳細に説明するものとする。
【0019】
図1により、本発明に係る画像形成装置の構成について説明する。
なお、本発明の実施の形態における画像形成装置は電子写真方式の複写機とする。電子写真方式の複写機はよく知られているので、本発明と直接関わりのない部分に関しては簡単に説明する。
【0020】
20は画像形成装置全体を示し、画像形成装置20の筐体1の右側面部には、比較的少量の紙やOHPシート等の通常の出力媒体である普通紙Pを供給するための手差し皿2が設けられている。
【0021】
また、左側面部には、画像が形成され排出された通常の普通紙P、又は、後述するインデックス原稿に基く画像を形成するためのインデックス用の出力媒体であるインデックス用紙IP等を積載するための排紙皿3が設けられている。
【0022】
筐体1の前面の上部には、画像形成装置20を作動させるための表示手段及び操作入力手段としてのコントロールパネルCPが設けられている。
【0023】
コントロールパネルCPには、例えば、液晶表示装置、あるいは、液晶表示装置にタッチパネル等が組み込まれた表示装置DPと、数値等を入力するキーボードKB、コピー等の一連の画像形成動作を実行させるスタート釦SK、確認のためにコピーを実行させる確認コピー釦KK、及び、後述するインデックス原稿と本文原稿とが混在する原稿を読み取る際に、インデックス原稿を読み取るモードが設定されている時、インデックス原稿の代わりに本文原稿を読み取ることが必要になった時に操作するインデックス原稿除外釦JK等からなる入力装置とが設けられている。
【0024】
筐体1の底面部には画像形成装置20を移動できるようにするための複数のローラ4が設けられている。
【0025】
筐体1の内部には、制御手段EC、画像形成手段11、画像読取手段13、及び給排紙手段14等が設けられている。
【0026】
制御手段ECは、制御回路とも呼ばれ、画像形成装置20の全ての作動を制御するための手段で、CPU等からなる電気回路で構成されている。そして、CPUに予め記憶された制御プログラム等に基づき、画像形成装置20を構成する全ての手段を駆動制御するようになっている。
【0027】
画像形成手段11は、出力媒体Pに、原稿の画像情報に基づく画像を形成するための手段である。
【0028】
予め設定された作像方向(矢印Y)に回転する感光体ドラム5、感光体ドラム5を一様に帯電する帯電手段6、原稿の画像情報(画像データともいう)に基づき信号化され、感光体ドラム5に静電潜像を形成する露光光E、感光体ドラム5に形成された静電潜像をトナー像として顕像化する現像手段7、感光体ドラム5に形成されたトナー像を出力媒体Pに転写する転写分離手段8、トナー像が出力媒体Pに転写された後、感光体ドラム5に残留するトナーや紙粉等を掻き落とすためのクリーニング手段9、及び、転写されたトナー像を出力媒体Pに溶融固着するための定着手段10等により構成されている。
【0029】
画像読取手段13は、光源LT、ミラーMR1、MR2、MR3、結像レンズLZ等からなる読取光学系と、CCD(固体撮像素子)等を含む電気回路からなる読取装置ESとで、構成されている。
【0030】
読取装置ESは、画像形成装置20のプラテンガラス(図示せず)上に載置した原稿や自動原稿送り装置30で、読取位置に搬送された原稿の画像情報を読み取り、デジタルの画像データに変換して、後述する記憶手段160に画像データを記憶するようになっている。
【0031】
画像読取手段13により原稿を読み取る場合は、読取位置に搬送された原稿を光源LTが照射し、ミラーMR1、MR2、MR3を介して、原稿からの反射光を結像レンズLZにより読取装置ESのCCD面に結像させ、CCDの出力する画像情報を画像データとして記憶する。
【0032】
給排紙手段14は、給紙カセット12と、駆動源としてのモータや複数のローラ等からなる給排紙搬送装置で構成されている。
【0033】
給紙カセット12は、インデックス用紙IPを収納するインデックス用紙カセット12aと、普通紙Pを収納する普通紙用カセット12bとで構成されている。
【0034】
給排紙搬送装置は、制御手段ECの指示により、インデックス用紙IP又は普通紙Pを選択した後に、モータを回転させ、複数のローラ等を回転駆動させて、給紙カセット12から適切なタイミングで感光体ドラム5に向けてインデックス用紙IP又は普通紙Pを給紙搬送し、画像が形成された後に、排紙皿3へ排紙搬送するようになっている。
【0035】
筐体1の上部には、自動原稿送り装置(ADF)30が装備されており、画像形成装置20の画像読取手段13と連動して、原稿を自動的に読取装置ESの読取位置に向けて搬送し、読取装置ESにより原稿の画像情報を読み取らせることができるようになっている。
【0036】
ADF30は、搬送装置全体がADF筐体31で覆われ、ADF筐体31の外部に原稿載置台32と排紙部33が設けられている。
【0037】
原稿載置台32には、第1頁の原稿面(表面)を最上部にした状態の複数の原稿WPが載置される。載置された原稿WPは、原稿搬送装置により読取位置に搬送され、読取装置ESで読み取られ、排紙部33に排紙される。
【0038】
原稿搬送装置は、図示せぬ駆動制御回路により、画像形成装置20の制御手段ECと連動して作動するようになっている。
【0039】
原稿搬送装置は、原稿載置台32に載置された原稿WPを1枚づつ送り出す送りローラ34、送られた原稿WPを一旦停止させ、適切なタイミングで順次搬送させるための一対のローラからなる搬送ローラ(A)35、従動して回転するローラ37に対向して設けられ、原稿WPをローラ37との間に挟持して従動回転する搬送ローラ(B)36、搬送されてきた原稿WPをローラ37との間に挟持して、読取装置ESで読み取れるように、読取位置に搬送する読取ローラ38、読み取られた原稿WPを矢印L方向に排紙搬送する一対の排紙ローラ39、原稿WPを裏返して裏面の画像情報を読み取れるようにするための反転部材40、及び、搬送された原稿WPを検出し検知情報を出力する原稿検出センサS1等で構成されている。
【0040】
原稿検出センサS1は、フォトセンサや機械的なスイッチ等により構成され、搬送ローラ(A)35と搬送ローラ(B)との間に配置されている。
【0041】
原稿検出センサS1は、搬送方向における原稿WPの先端、又は後端を検出して、原稿WPの搬送が完了したことを検出し、搬送した原稿の枚数(ページ数ともいう。)を検出する計数情報と、次の原稿WPの搬送を開始させるための搬送開始情報を得るようになっている。
【0042】
また、インデックス原稿の場合は、インデックス用紙の側端部にタブと称する突部が設けられているので、このタブの有無を検出して、インデックス原稿かその他の原稿かを判別するための原稿種類情報を、必要に応じて、得ることができるようになっている。
【0043】
なお、原稿検出センサS1で検出された計数情報、搬送開始情報、原稿種類情報は、読み取り時には、後述する情報制御回路120を介して、記憶手段160に記憶され、画像形成時には、情報制御回路120は記憶されたこれらの情報を読み出して、インデックス原稿のページ番号と記憶された画像データに対する原稿の枚数(ページ数)とが一致したとき、インデックス用紙に画像を形成するように制御するための情報として活用される。
【0044】
次に、自動原稿送り装置(ADF)30の搬送作動について説明する。
搬送作動には、原稿WPの片面のみの画像情報を読み取らせる片面モードと原稿WPの表裏両面の画像情報を読み取らせる両面モードがある。
【0045】
(1)片面モードの場合
送りローラ34により原稿載置台32から原稿WPを1枚づつ送り出し、搬送ローラ(A)35が1枚目の原稿WPを搬送した後は、原稿検出センサS1が出力した搬送開始情報により、駆動制御回路が適切なタイミングで送りローラ34及び搬送ローラ(A)35を作動させ、2枚目以降の原稿WPを順次搬送するようになっている。
【0046】
搬送ローラ(A)35が作動して搬送された原稿WPは、搬送ローラ(B)36を介して読取ローラ38により読取位置に搬送される。そして、原稿WPが読取位置を通過する時に、読取装置ESにより、画像情報が読み取られる。引き続いて、原稿WPは排紙ローラ39により矢印L方向に搬送され、排紙部33に排紙される。
【0047】
反転部材40は、片面モードの場合は、図示位置に有り、作動しない。
(2)両面モードの場合
原稿WPが読取位置を通過する時に、読取装置ESにより、原稿WPの片面(表面)の画像情報が読み取られ、原稿WPが排紙ローラ39の方向に搬送されるまでの作動は、片面モードと同じ作動を行う。
【0048】
次に、排紙ローラ39が原稿WPを矢印L方向に搬送して、原稿WPの後端が反転部材40に乗ると、排紙ローラ39は回転を停止する。排紙ローラ39の回転が停止すると、反転部材40は軸40aを中心に時計方向に回転し、原稿WPの後端がローラ37に乗り上げることができる位置で停止する。
【0049】
次に、排紙ローラ39は逆回転し、原稿WPは矢印K方向に搬送され、再度、搬送ローラ(B)36を介して読取ローラ38により読取位置へ搬送される。
【0050】
この作動で、原稿WPの表裏が反転し、裏面の画像情報を読取装置ESで読み取ることができ、原稿WPの表裏両面の画像情報を読み取ることができるようになっている。
【0051】
この間に、反転部材40は軸40aを中心に反時計方向に回転して初期状態に戻されるので、読取ローラ38により読取位置に搬送された原稿WPは、片面モードと同様に、読取装置ESにより、反転した裏面の画像情報を読み取られながら排紙ローラ39方向に搬送され、引き続いて、排紙ローラ39により矢印L方向に搬送され、排紙部33に排紙される。
【0052】
なお、詳細は割愛するが、読取に際して、片面モード又は両面モードのどちらのモードを選択するかは、コントロールパネルCPの、例えば、キーボードKBを操作して選択できるようになっている。
【0053】
そして、読取時に選択設定された片面モード又は両面モードに対応して、画像形成は、片面モード又は両面モードの何れかが実行される。
【0054】
以上のように、原稿を読み取る場合は、原稿の画像情報が両面にあるか否かで、片面モード又は両面モードの何れかを選択して設定すればよく、一般に、インデックス原稿の場合は片面のみに画像情報がある場合が多いので、インデックス原稿を読み取る場合は、自動的に、片面モードに設定することが好ましい。
【0055】
しかしながら、場合によっては、インデックス原稿の両面に画像情報が存在するものもあるので、このよな場合に対応できるように、インデックス原稿の読取に際して、コントロールパネルCPのキーボードKBを操作して片面モードや両面モードを選択できるようにしても良い。
【0056】
図2により、本発明に係る画像形成装置の回路構成について説明する。
100は画像形成装置20に係わる各種手段と回路との構成を示している。110は画像形成装置全体の制御を行うCPUであり、画像形成装置20を制御するための各種モードのプログラムやプログラムを実行するために必要なデータ等が予め記憶されている。
【0057】
CPU110には、情報制御回路120、画像処理回路140、駆動制御回路150および電源回路400等が接続されている。そして、これらの回路により図1に示す制御手段ECが構成され、画像形成装置20全体の制御ができるようになっている。
【0058】
情報制御回路120は、CPU110の指示により、インタフェース(I/F)130を介して外部情報機器500と接続して、文字や画像等の画像情報や画像形成等に必要な濃度や倍率等の設定情報を入力し記憶手段160に記憶する。
【0059】
そして、記憶手段160に記憶された設定情報を画像処理回路140や駆動制御回路150、あるいは表示手段300等に出力するようになっている。
【0060】
また、情報制御回路120は、外部情報機器500から入力した画像情報や設定情報の他に、画像処理回路140や駆動制御回路150等を含む回路や各種手段の作動に必要な指示情報の入出力、及び操作入力手段200で入力された各種情報等を画像形成装置の作動に支障がないように、適宜円滑に画像形成装置の各回路や各種手段に伝達する機能を有している。
【0061】
また、本発明の実施の形態においては、後述するインデックス原稿と本文原稿が混在した原稿束の原稿を読み取り、画像形成を行うために、情報制御回路120は、原稿検出センサS1で検出された原稿の枚数を示す計数情報や先に搬送した原稿の搬送完了を示す搬送開始情報等を入力するよになっている。
【0062】
例えば、原稿の読み取り時には、記憶手段160に、原稿の枚数(ページ数ともいう。)を記憶させたり、同様に、インデックス原稿のページ番号(N数ともいう。)の情報として記憶させるようになっている。
【0063】
また、画像形成時には、記憶手段160に記憶されたこれらの情報を読み出して、インデックス原稿のページ番号と原稿のページ数とが一致したとき、ページ番号に対応して記憶された画像データに基づきインデックス用紙に画像を形成させる制御をCPU110が実行させるが、その際の判定手段としての機能も備えている。
【0064】
なお、外部情報機器500は、主としてコンピュータやインターネット・サーバーであるが、場合によっては、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)上の他の画像形成装置、あるいは、デジタル・カメラや計測した情報を出力可能な計測装置等の情報機器が想定される。
【0065】
インタフェース(I/F)130は、情報授受手段であり、前述のコンピュータやインターネット・サーバー等の外部情報機器500と各種ネットワークを介して接続できるように構成されている。
【0066】
操作入力手段200は、画像形成装置20のコントロールパネルCPに設けられた入力装置である。前述した例えば、キーボードKB、スタート釦SK、確認コピー釦KK、及び、インデックス原稿除外釦JK等が想定される。
【0067】
一般には、キーボードKBを操作することにより、出力媒体(記録部材又は転写部材ともいう。)の出力枚数や種類(例えば、インデックス用紙、厚紙、普通紙、薄紙、再生紙、OHPシート等)、あるいは拡大縮小等の倍率や出力画像の濃度等の設定情報が入力できるようになっている。
【0068】
また、操作入力手段200は、場合によっては、作動モードを設定するための入力手段にもなる。特に、本発明の実施の形態においては、後述する読取モードの設定や選択を行う入力装置になっている。
【0069】
表示手段300は、例えば、液晶表示装置、あるいは、液晶表示装置にタッチパネル等が組み込まれた表示装置DP等により構成されている。
【0070】
そして、操作入力手段200で情報を入力する際の操作手順や各種情報の一覧表示、あるいは記憶手段160に記憶された情報の表示、画像形成装置の作動中の状態表示や警告表示等が表示されるようになっている。
【0071】
特に、本発明の実施の形態においては、後述する読取モードに応じてADF30に載置する原稿の取り扱い手順や画像形成装置20の操作手順等を表示するようになっている。
【0072】
画像処理回路140は、CPU110の指示により、画像読取手段13が読み取った原稿の画像情報をデジタル変換して、画像データとして記憶手段160に記憶させたり、記憶手段160に記憶されている画像データに基づき画像形成手段11が画像を形成する際に、画像形成手段11の画像形成方式に適したデータや信号等に変換する回路である。
【0073】
駆動制御回路150は、CPU110の指示により、画像形成手段11、画像読取手段13、給排紙手段14、及び、ADF30等を、予め設定された作動モードに基づき、適切なタイミングで作動させ画像形成作動を行なわせるための回路である。
【0074】
記憶手段160は、画像を形成するために必要な画像情報や、画像形成装置20を制御するための設定条件、及び、各種設定モードのプログラム等の情報を記憶するようになっている。
【0075】
特に、本発明の実施の形態における記憶手段160は、インデックス原稿と本文原稿が混在した原稿束から原稿の画像情報を読み取り画像形成の制御を行うために、3つの記憶手段で構成されている。
【0076】
1つは、読み取った画像情報をデジタル変換した画像データ、及び、画像データに関連した各種のデータ、例えば、色や濃度、あるいはページ番号に対応した画像データ等の情報を記憶する画像データ記憶手段161である。
【0077】
もう1つは、画像情報を読み取った原稿のページ数を計数して記憶する原稿ページ数記憶手段(原稿P数記憶手段ともいう。)163である。
【0078】
そして、インデックス原稿のページ番号を記憶するインデックス原稿ページ番号記憶手段(I原稿N記憶手段ともいう。)162である。
【0079】
画像形成手段11は、図1に示すように、感光体ドラム5、帯電手段6、現像手段7、転写分離手段8、クリーニング手段9、及び定着手段10等により構成され、駆動制御回路150により作動される。画像読取手段13で読み取られ、画像データ記憶手段161に記憶された画像データに基づき、感光体ドラム5に画像を形成し、普通紙Pまたはインデックス用紙IPに画像を転写し記録するようになっている。
【0080】
画像読取手段13は、図1に示すように、読取光学系と読取装置ESとで構成されている。駆動制御回路150により作動され、読取位置に搬送された原稿の画像情報を読取装置ESで読み取り、読み取られた画像情報は、例えば、画像処理回路140により、デジタルの画像データに変換して、画像データ記憶手段161に記憶するようになっている。
【0081】
給排紙手段14は、図1に示すように、インデックス用紙IPと普通紙Pを収納する給紙カセット12と給排紙搬送装置で構成されている。
【0082】
給排紙搬送装置は、CPU110の指示により、情報制御回路120が原稿のページ数とインデックス原稿のページ番号とを比較することにより、インデックス用紙IP又は普通紙Pが選択された後に、駆動制御回路150を介して作動する。給紙カセット12から選択されたインデックス用紙IP又は普通紙Pを適切なタイミングで感光体ドラム5に向けて給紙搬送し、画像が形成されたインデックス用紙IP又は普通紙Pを排紙皿3へ排紙搬送するようになっている。
【0083】
自動原稿送り装置(ADF)30は、図1に示すように、原稿載置台32に載置された原稿を原稿搬送装置により自動的に1枚づつ読取位置に搬送する装置で、画像形成装置20のCPU110の指示により、駆動制御回路150と連携して作動する。
【0084】
ADF30に設けられている原稿検出センサS1は、搬送された原稿の先端、又は後端を検出して原稿の搬送に関連する情報を取得する。
【0085】
例えば、原稿の搬送時には、搬送した原稿WPのページ数(枚数)を検出する計数情報と、次の原稿WPの搬送を開始させるための搬送開始情報、また、インデックス原稿かその他の原稿かを判別するための原稿種類情報を取得して、これらの情報を情報制御回路120を介して、記憶手段160に記憶するようになっている。
【0086】
また、画像形成時には、記憶されたこれらの情報を情報制御回路120が読み出して、インデックス原稿のページ番号と原稿のページ数とを比較し、一致したときは、インデックス用紙IPに画像を形成するように、また、一致しないときは普通紙Pに画像を形成するように、駆動制御回路150を介して画像形成手段13及び給排紙手段14を作動させるための情報として活用される。
【0087】
電源回路400は、使用者の操作により、電源スイッチ(図示せず)が投入されると、電源から適切な通電が画像形成装置全体に行われ、電源スイッチが遮断されると、通電が遮断されるようになっている。
【0088】
なお、電源スイッチが投入されていても、例えば、画像形成装置を待機状態にする省電モードの場合は、CPU110の指示により、一時的なメモリの記憶内容等の保存のために必要な通電のみを継続し、定着手段のヒータ等の他の通電を遮断するするようになっている。
【0089】
次に、画像形成装置における原稿の読取制御について、図1及び図2を参照して説明する。
【0090】
インデックス原稿と本文原稿とが混在した原稿束の原稿の読み取りを行う場合、2つの読取方式がある。
【0091】
第1の読取方式は、インデックス原稿が本文原稿の最上部に重ねられた原稿束(第1の原稿束)を読み取る場合の方式で、1枚目の原稿はインデックス原稿であるから、原稿検出センサS1で検出された原稿枚数(ページ数)を原稿ページ数記憶手段163に記憶する際に、同時に、インデックス原稿のページ番号として、自動的にインデックス原稿ページ番号記憶手段162に記憶するようにしている。
【0092】
具体的には、第1の読取方式は、読取釦SK(スタート釦SKともいう。)が押されると、CPU110の指示により、駆動制御回路150を介してADF30及び画像読取手段13が作動し、1枚づつ読取位置に搬送される原稿の画像情報を読取装置ESにより読み取り、画像処理回路140によりデジタル変換された画像データを画像データ記憶手段161に記憶する。
【0093】
同時に、情報制御回路120は、原稿検出センサS1により検出された、原稿の枚数を原稿ページ数記憶手段163に、インデックス原稿のページ番号をインデックスページ番号記憶手段162に記憶するように制御する。
【0094】
第2の読取方式は、インデックス原稿が本文原稿の最下部にある原稿束(第2の原稿束)を読み取る場合の方式で、まず、インデックス原稿除外釦JKを押して、本文原稿を読み取った後に、先に読み取った本文原稿に付随するインデックス原稿を、次の本文原稿と一緒にして、新たに形成した1組の原稿束とすることにより、インデックス原稿が本文原稿の最上部に重ねられた原稿束となる。すなわち、第1の原稿束と構成が同じになるので、第1の読取方式が実行できることになる。従って、以降の読取りは、第1の読取方式と同様に行うことができるようになっている。
【0095】
具体的には、第2の読取方式は、最初に本文原稿を読み取るために、インデックス原稿除外釦JKを押して本文原稿の画像情報を読取装置ESで読み取り、画像データ記憶手段161に記憶すると共に、原稿検出センサS1で原稿枚数(ページ数)を読み取り、原稿ページ数記憶手段に記憶させ、その後の原稿束は、第1の読取方式で読み取るようにしたものである。
【0096】
すなわち、第1の読取方式と第2の読取方式の2つの方式は、インデックス原稿除外釦JKを押して、本文原稿のみを読み取らせるインデックス除外方式の読取制御と、第1の読取方式の読取制御を備えていれば、この2つの読取制御を組み合わせることで実行できることになるので、読取制御が簡単にできる利点がある。
【0097】
つまり、インデックス原稿が本文原稿の最上部に重ねられた第1の原稿束と同様の構成で形成された原稿束を1つの単位として順に読み取らせることで、インデックス原稿と本文原稿とを原稿積載台32に交互にセットする必要がなく、原稿をセットする回数を削減でき、読取操作を簡単にすることができる。
【0098】
また、インデックス原稿が本文原稿の最上部に重ねられているので、原稿束から最初に読み取られた原稿はインデックス原稿であり、この原稿のページ数をインデックス原稿ページ番号記憶手段162に記憶すればよいので、特別な検出作動が必要がなくなり、容易にインデックス原稿のページ番号を記憶でき、制御手段ECにおける読取制御が簡単になった。
【0099】
また、第2の読取方式も、最初に本文原稿からなる原稿束を読み取らせれば、以降は、第1の読取方式で読み取らせることができるので、使用者が複雑な操作を覚えたり、実行する必要が無くなり、迅速な読取作業が行えるようになった。
【0100】
従って、第1の読取方式も第2の読取方式も、ほぼ同様の操作で、簡単で迅速な読み取り作業を行わせることができ、原稿の読み取りが迅速にできる画像形成装置を提供することができるようになった。
【0101】
次に、画像形成作動について説明する。
インデックス原稿と本文原稿とが混在した原稿束の原稿の画像形成する場合は、画像形成装置20のコピー釦SK(スタート釦SKともいう。)が押されると、CPU110の指示により、情報制御回路120は、原稿ページ数記憶手段163に記憶されたページ数に従い、1ページから順に画像データ記憶手段161に記憶された画像データを読み出し、画像形成手段11により画像形成作動を実行する。
【0102】
また、情報制御回路120は、原稿ページ数記憶手段163に記憶されたページ数と、インデックス原稿ページ番号記憶手段162に記憶されたページ番号とを比較して、一致したとき、駆動制御回路150を介して給排紙手段14を作動させ、画像形成手段11の感光体ドラム5に向けて、インデックス用紙IPを給紙搬送させることにより、インデックス原稿の画像情報をインデックス用紙IPに画像形成することができるようになっている。
【0103】
また、一致しなかったときは、画像形成手段11の感光体ドラム5に向けて、普通紙Pを給紙搬送することにより、本文原稿の画像情報を普通紙Pに画像形成できるようにしている。
【0104】
次に、図3により、インデックス原稿と本文原稿とが混在した原稿束について詳細に説明する。
【0105】
インデックス原稿は、側面にタブと呼ばれる突起の有るインデックス用紙に画像情報が記録された原稿であり、本文原稿は、通常は普通紙と呼ばれる用紙に画像情報が記録された原稿である。
【0106】
一般には、テーマ名や概要が記録され、タブ部に見出しが記録された1枚のインデックス原稿と、詳細な内容が記録された本文原稿が複数枚重ねられて、インデックス原稿と本文原稿とが混在した原稿束が、一つのテーマ毎に構成される。
【0107】
原稿束の構成の例として、2つの方式が考えられる。
一つは、図3(a)に示すように、本文原稿の最上部にインデックス原稿が重ねられた原稿束であり、もう一つは、図3(b)に示すように、本文原稿の最下部にインデックス原稿が重ねられた原稿束である。
【0108】
図3(a)の場合の原稿束について説明する。
I1〜I5はインデックス原稿を示し、G1〜G5は本文原稿を示す。そして、WP1〜WP5は原稿束を示している。
【0109】
原稿束WP1はI1とG1(20枚)で構成され、WP2はI2とG2(30枚)、WP3はI3とG3(40枚)、WP4はI4とG4(50枚)、WP5はI5とG5A(60枚)及びG5B(60枚)で構成されているものとする。
【0110】
原稿束WP5の本文原稿をG5AとG5Bに分割した理由は、本発明の実施の形態で使用したADFの原稿載置台には100枚までしか載置できないという規定枚数の制限があるからである。
【0111】
つまり、原稿束WP1〜WP4までの本文原稿G1〜G4までは、100枚以内であり、分割する必要はないが、原稿束WP5の本文原稿は120枚有り、分割する必要があったからである。
【0112】
なお、N1〜N6は、原稿を原稿載置台32に載置する作業回数を示し、この例では6回の作業が必要であることを示している。
【0113】
図3(b)の場合の原稿束について説明する。
I21〜I25はインデックス原稿を示し、G21〜G26は本文原稿を示す。そして、WP21〜WP25は原稿束を示している。
【0114】
本文原稿G21A(60枚)、G21B(60枚)、G22(50枚)、G23(40枚)、G24(30枚)、G25(20枚)とする。
【0115】
なお、図3(a)の場合と同じ理由で、原稿束WP21の本文原稿は、G21AとG21Bに分割する必要があったものとする。もちろん、規定枚数を超過しない場合は分割する必要はない。
【0116】
なお、n1〜n7は、原稿を原稿載置台32に載置する作業回数を示し、この例では7回の作業が必要であることを示している。
【0117】
次に、原稿束の読み取り作動について説明する。
図3(a)の場合
まず、ADF30の原稿載置台32に原稿束WP1を載置し、画像形成装置20のコントロールパネルCPに設けられた読取釦SKを押して、インデックス原稿と本文原稿が混在した原稿束の原稿の画像情報を、画像読取手段13の読取装置ESにより読み取らせ、デジタル変換された画像データが記憶される(N1)。搬送された原稿の枚数はADF30に設けられた原稿検出センサS1で検出し、検出された枚数は原稿ページ数記憶手段163に記憶される。
【0118】
原稿束WP1の読み取りが完了すると、次に、原稿束WP2を原稿載置台32に載置して、1回目(N1)と同様に、画像情報を読み取らせる(N2)。以降、同様にWP4まで読み取らせる(N4)。
【0119】
次に、原稿束WP5の場合は、インデックス原稿I5と本文原稿G5Aを読み取らせる(N5)。その後、本文原稿G5Bのみを読み取らせる(N6)。
【0120】
本文原稿G5Bを読み取らせる場合は、インデックス原稿がないので、インデックス原稿除外釦JKを押した後に読み取らせる必要がある。
【0121】
従って、図3(a)の場合は、原稿載置台32にN1〜N6、つまり、6回の載置を繰り返す作業を行えば、読み取れることになる。
【0122】
このように、図3(a)の場合は、基本的に、本文原稿の最上部にインデックス原稿が重ねられた原稿束を取り扱うので、一つの原稿束を読み取るときは、最初に読み取る原稿はインデックス原稿であるから、最初に読み込んだ原稿のページ願号を自動的に記憶手段160に記憶するようにすればよい。
【0123】
つまり、読取装置ESにより画像情報を読み取らせると共に、原稿ページ数記憶手段163が、読み取った原稿のページ数を計数して記憶し、原稿束から最初に読み込んだ原稿のページ願号を自動的にインデックス原稿ページ番号記憶手段162に記憶するようにすれば良く、このように設定された第1の読取方式の読取モードを第1の読取モードという。
【0124】
また、G5Bを最後に読み取る場合は、G5Bの原稿束にインデックス原稿が無いので、インデックス原稿除外釦JKを押して読み取るようにすれば、G5Bの原稿束から最初に搬送された原稿をインデックス原稿と見なさず、インデックス原稿ページ番号記憶手段162にページ番号を記憶しない。
【0125】
そして、図3(a)の場合、インデックス原稿ページ番号記憶手段162に記憶されたインデックス原稿のページ番号は、1、22、53、94、145となり、原稿ページ数記憶手段163には総枚数(総ページ数)として265が記憶される。
【0126】
そして、画像形成時に、原稿ページ数記憶手段163に記憶された265枚の原稿が1枚目(ページ)から順に画像形成され、インデックス原稿ページ番号記憶手段162に記憶されたページ番号と画像形成されているページ数とが一致したときには、インデックス用紙に画像形成を行い、一致しなかったときは、普通紙に画像形成を行うようにしている。
【0127】
図3(b)の場合
ADF30の原稿載置台32に、まず、原稿束WP21の本文原稿G21Aを載置し、インデックス原稿除外釦JKを押して、本文原稿のみを読み取らせる(n1)。次も、本文原稿G21Bを載置して、インデックス原稿除外釦JKを押して、本文原稿のみを読み取らせる(n2)。
【0128】
今度は、原稿束WP21のインデックス原稿I21と原稿束WP22の本文原稿G22を一緒にして、原稿載置台32に載置して、インデックス原稿除外釦JKの代わりに読取釦SKを押して、インデックス原稿と本文原稿とが混在した原稿束から原稿の読み取りを行わせる(n3)。
【0129】
n3と同様に、以降、n7まで、この操作を繰り返すと、図3(b)に示す原稿束の原稿から画像情報を読み取ることができる。
【0130】
このように、本文原稿の最下部にインデックス原稿が重ねられた原稿束を読み取るように設定された第2の読取方式の読取モードを第2の読取モードという。
【0131】
つまり、第2の読取モードにおいては、インデックス原稿除外釦JKを押して、最初に本文原稿G21(G21AとG21B)を読み取らせた後は、n3〜n7まで、図3(a)の場合の読み取り作動と同様になる。
【0132】
すなわち、第2の読取モードにおいて、n3以降については、原稿ページ数記憶手段163は、読み取った原稿のページ数を計数して計数値を記憶し、原稿束から最初に読み込んだ原稿のページ番号を自動的にインデックス原稿ページ番号記憶手段162に記憶するようにした第1の読取モードを実行するようにすれば良い。
【0133】
そして、図3(b)の場合、インデックス原稿ページ番号記憶手段162に記憶されたインデックスページ番号は、121、172、213、244、265となる。
【0134】
また、画像形成時においては、図3(a)の場合と同様に、このページ番号と画像形成されているページ数とが一致したときには、インデックス用紙に画像形成を行い、一致しなかったときは、普通紙に画像形成を行うようにしている。
【0135】
図4により、原稿束を読み取る手順について説明する。なお、図1〜図3を適宜参照して詳細に説明する。
【0136】
前述のように、原稿束には2つの方式があるが、ここでは、図3(a)に示すように、本文原稿の最上部にインデックス原稿が重ねられた原稿束で、インデックス原稿を先に読み取る読取モードをインデックス優先モード(INDEX優先モードともいう。)といい、図3(b)に示すように、本文原稿の最下部にインデックス原稿が重ねられた原稿束で、本文原稿を先に読み取る読取モードを本文優先モードということにする。
【0137】
また、インデックス原稿と本文原稿とが混在した原稿束の原稿を読み取る読取モードを混在モードといい、それ以外の読取モードを通常モード、または通常コピーモードという。
【0138】
(ST1)
原稿束が混在モードか否かを判断するステップである。混在モードの場合は、ST2に進み、それ以外の場合は、ST19に飛び、通常コピーモードを実行する。
【0139】
(ST2)
インデックス優先モードで読み取る原稿束か否かを判断するステップである。インデックス優先モードで読み取る図3(a)のような原稿束の場合は、ST3に進み、図3(b)のような原稿束の場合は、ST8に飛ぶ。
【0140】
(ST3)
インデックス優先モードで読み取る場合の手順を表示するステップである。表示手段300に手順が表示され、手順に合わせて、例えば、「インデックス原稿を本文原稿の上に載せた原稿束を作成し、原稿束を順に原稿載置台にセットして下さい。」というメッセージが表示されると、ST4に進む。
【0141】
(ST4)
原稿束をセットするステップである。使用者は、手順表示を確認して、手順通りにADF30の原稿載置台32に原稿束WPをセットし、ST5に進む。
【0142】
(ST5)
読取釦を押す(ON)ステップである。画像形成装置20のコントロールパネルCPに設けられた読取釦SKが押されるとST6に進む。
【0143】
(ST6)
原稿束を読み取るステップである。ADF30は原稿束WPから1枚づつ原稿を読取位置に搬送し、読取装置ESは原稿の画像情報を読み取り、デジタル変換した画像データを記憶手段160に記憶する。
【0144】
また、原稿検出センサS1で検出された計数情報、搬送開始情報、原稿種類情報は、情報制御回路120を介して、記憶手段160に記憶される。
【0145】
特に、インデックス優先モードの場合は、原稿束の1枚目がインデックス原稿であるから、原稿検出センサS1で検出された計数情報の1枚目のみを自動的に記憶手段160の1つであるインデックス原稿ページ番号記憶手段162にページ番号を記憶する。
【0146】
また、計数情報により、原稿束から搬送された原稿の枚数(ページ数)を記憶手段160の1つである原稿ページ数記憶手段163に記憶する。原稿束の原稿を全て読み取ると、ST7に進む。
【0147】
(ST7)
原稿束が最終の原稿束か否かを判断するステップである。最終の原稿束、例えば、図3(a)の原稿束WP5、を読み取らせた場合は、読取釦SKを押すとST12に進み、読取釦SKを押さなければ、ST3に戻る。
【0148】
なお、最終の原稿束をセットしたときに、読取釦SKを押して、読み取りを開始させ、再度、読取釦SKを押して最終の原稿束であることを制御手段ESに記憶させ、このステップで読取釦SKが2度押されたことを制御手段ESが検出したときは、ST12に進むようにしても良い。
【0149】
(ST8)
本文優先モードで読み取る場合の手順を表示するステップである。表示手段300に手順が表示され、手順に合わせて、例えば、「本文原稿のみの原稿束を作成し、原稿束を原稿載置台にセットして下さい。」というメッセージが表示されると、ST9に進む。
【0150】
(ST9)
本文原稿をセットするステップである。使用者は、手順表示を確認して、手順通りにADF30の原稿載置台32に、本文原稿のみの原稿束をセットし、ST10に進む。
【0151】
(ST10)
インデックス原稿除外釦を押す(ON)ステップである。インデックス原稿除外釦JKが押されるとST11に進む。なお、インデックス原稿除外釦JKは、画像形成装置20のコントロールパネルCPに設けられた除外釦JKである。
【0152】
なお、図3(b)の原稿束WP21の本文原稿G21は、原稿載置台32の規定枚数を超過したものとしてG21AとG21Bに分割したので、読み取らせる場合は、G21Aをセットし、インデックス原稿除外釦JKを押し、読み取とらせた後に、同様の手順で、G21Bを読み取らせるので、操作が2回必要であるが、超過していない場合は、単に、本文原稿G21をセットし、インデックス原稿除外釦JKを押し、読み取らせる1回の操作で良い。
【0153】
(ST11)
本文原稿を読み取るステップである。ADF30は原稿束WPから1枚づつ本文原稿を読取位置に搬送し、読取装置ESは原稿の画像情報を読み取り、デジタル変換した画像データを記憶手段160に記憶する。
【0154】
また、原稿検出センサS1で検出された計数情報、搬送開始情報、原稿種類情報は、情報制御回路120を介して、記憶手段160に記憶される。
【0155】
特に、インデックス原稿がなく、インデックス原稿除外釦JKが押されているので、原稿検出センサS1で検出された計数情報の1枚目は、インデックス原稿ページ番号記憶手段162に記憶されないが、本文原稿の枚数(ページ数)は原稿ページ数記憶手段163に記憶される。本文原稿を全て読み取ると、ST3に進む。
【0156】
(ST12)
確認コピーの手順を表示するステップである。確認コピーモードの手順が表示手段300に表示されると、ST13に進む。
【0157】
なお、確認コピーモードは、インデックス優先か否かに係わらず、全ての原稿束の読み取りが完了した時に、読み取った画像データを確認するために、試しにコピーを実行するモードである。
【0158】
(ST13)
確認コピー釦を押す(ON)するステップである。表示手段300に表示された手順に従い、コントロールパネルCPに設けられた確認コピー釦KKを押すと、ST14に進む。
【0159】
(ST14)
確認コピーを実行するステップである。制御手段ESは、確認コピー釦KKが押されたことに応答して、画像形成手段11及び給排紙手段14を作動させて、画像データ記憶手段161に記憶された画像データに基づき画像を形成した後に、ST15に進む。
【0160】
なお、確認コピーモードで画像形成を行う場合は、インデックス原稿の画像データはインデックス用紙IPに、本文原稿は普通紙Pに画像形成することが好ましいが、インデックス原稿も本文原稿も普通紙Pに画像形成するようにしても良い。
【0161】
(ST15)
確認コピーの内容を確認するステップである。確認コピーの内容を確認した結果、何らかの修正が必要であればST18に飛び、修正等の必要がなければST16に進む。
【0162】
(ST16)
コピーを開始するステップである。コントロールパネルCPのキーボードKB等の操作により必要なコピー部数等を入力した後に、コピー釦SK(スタート釦SKともいう。)を押すとST17に進む。
【0163】
(ST17)
コピー作動を行うステップである。制御手段ESは、コピー釦SKが押されたことに応答して、画像形成手段11及び給排紙手段14を作動させて、画像データ記憶手段161に記憶された画像データに基づき画像を形成する。
【0164】
そして、インデックス原稿の画像データはインデックス用紙に、本文原稿は普通紙に画像形成して、所定部数のコピーを作成する。
【0165】
なお、画像形成を実行する場合は、具体的には、CPU110の指示により、情報制御回路120は、原稿ページ数記憶手段163に記憶されたページ数に従い、1ページから順に画像データ記憶手段161に記憶された画像データを読み出し、画像形成手段11により画像を形成する。
【0166】
そして、情報制御回路120は、原稿ページ数記憶手段163に記憶されたページ数と、インデックス原稿ページ番号記憶手段162に記憶されたページ番号とを比較して、一致したとき、駆動制御回路150を介して給排紙手段14を作動させ、インデックス用紙IPを給紙搬送することにより、インデックス原稿をインデックス用紙IPに画像形成するようにしている。また、一致しないときは、普通紙Pにが像形成するようになっている。
【0167】
(ST18)
確認コピーの内容確認の結果、修正処理を行うステップである。コントロールパネルCKを操作して、原稿の抜けがある場合は、対象となる原稿の読み取りを行わせ、画像濃度等の調整が必要な場合は調整して、再度、確認のためにST12に戻る。
【0168】
(ST19)
通常のコピー作動を実行して終了するステップである。つまり、インデックス原稿が混在しない原稿の場合は、通常のコピーモードを実行するようになっている。
【0169】
このように、インデックス優先モードの時は、本文原稿の最上部にインデックス原稿が重ねられた原稿束を、手順に従ってADF30にセットして、読取釦SKを押して第1の読取モードで読み取らせれば良い。
【0170】
また、本文優先モードの場合は、インデックス原稿除外釦JKを押して本文原稿を読み取らせた後に、第1の読取モードで読み取らせれば良い。
【0171】
従って、画像形成装置20は、ADF30と協働して、インデックス原稿と本文原稿とが混在した原稿束の原稿を簡単な操作で迅速に読み取ることができる。
【0172】
図5により、原稿束の原稿を分割して読み取る手順について説明する。
ADF30の原稿載置台32に載置できる原稿の枚数に制限がある場合、原稿を規定数以内に分割する必要がある。
【0173】
(ST31)
原稿枚数が規定枚数を超過しているか否かを判断するステップである。超過している場合は、ST32に進み、超過していない場合は、ST44に飛ぶ。
【0174】
(ST32)
原稿を分割して読み取るための手順を表示するステップである。表示手段300に、原稿束が規定枚数以下になるように複数に分割した分割原稿束を作成する手順と、分割原稿束を順にセットする手順が表示されると、ST33に進む。
【0175】
(ST33)
原稿束を規定枚数以下に分割した分割原稿束を作成するステップである。手順に従って、複数個の分割原稿束を作成して、ST34に進む。
【0176】
(ST34)
作成した分割原稿束がインデックス優先の原稿束になっているか否かを判断するステップである。インデックス優先の分割原稿束を作成した場合は、ST35に進み、本文原稿優先の原稿束を作成した場合は、ST39に飛ぶ。
【0177】
(ST35)
インデックス優先の分割原稿束を読み取る場合の手順を表示するステップである。表示手段300に手順が表示されると、ST36に進む。
【0178】
(ST36)
分割原稿束を手順に従ってセットするステップである。インデックス原稿が本文原稿の最上部にある分割原稿束をADF30の原稿載置台32に載置してST37に進む。
【0179】
(ST37)
読取釦を押す(ON)するステップである。読取釦SKを押すと、ST38に進む。
【0180】
(ST38)
分割原稿束の原稿を読み取るステップである。ADF30及び読取手段ESが作動し、分割原稿束の原稿から画像情報等を読み取る。読取作動の詳細については、前述のST6と同様の作動を行う。更に、次の分割原稿束を読み取るためにST39に進む。
【0181】
(ST39)
本文原稿優先の分割原稿束を読み取る場合の手順を表示するステップである。表示手段300に手順が表示されると、ST40に進む。
【0182】
(ST40)
本文原稿優先の分割原稿束を手順に従ってセットするステップである。本文原稿からなる分割原稿束をADF30の原稿載置台32に載置してST41に進む。
【0183】
(ST41)
インデックス原稿除外釦を押す(ON)ステップである。この分割原稿束にはインデックス原稿が存在しないので、分割原稿束を読み取る作動を行う際に、インデックス原稿ページ番号記憶手段162にページ番号を記憶しないようにして、ST42に進む。
【0184】
(ST42)
本文原稿からなる分割原稿束を読み取るステップである。読取作動の詳細については、前述のST11と同様の作動を行う。更に、次の分割原稿束束を読み取るためにST43に進む。
【0185】
(ST43)
分割原稿束を全て読み取ったか否かを判断するステップである。読み取りが完了した場合は、読取釦SKを押すと分割原稿束の読取作動を終了する。読取釦SKを押さなければ、ST34に戻り、残っている分割原稿束の読み取りが継続して行えるようになる。
【0186】
(ST44)
原稿束が規定枚数以内の原稿束であるときは、分割原稿束を作成しないで、インデックス優先モード、又は本文原稿優先モードの何れか、設定されている通常の読取動作を行うようになっている。
【0187】
このように、ADF30の原稿載置台32に載置できる原稿の枚数に制限があっても、原稿を規定数以内に分割して、分割原稿束を作成すれば良いので、分割原稿束の作成も簡単である。
【0188】
また、作成した分割原稿束を読み込む際は、前述のインデックス優先モードと本文優先モード、すなわち、第1の読取方式及び第2の読取方式と同様の操作で読み取らせればよい。
【0189】
従って、読取操作が同じ操作でできるので、簡単に迅速に読み取らせることができる。
【0190】
以上説明したように、本発明の画像形成装置によれば、インデックス原稿が本文原稿の最上部に重ねられた第1の原稿束と同様の構成で形成された原稿束を1つの単位として順に読み取らせることで、インデックス原稿と本文原稿とを原稿積載台32に交互にセットする必要がなく、原稿をセットする回数を削減でき、読取操作を簡単にすることができるようになった。
【0191】
また、インデックス原稿が本文原稿の最上部に重ねられているので、原稿束から最初に読み取られた原稿はインデックス原稿であり、この原稿のページ数をインデックス原稿ページ番号記憶手段162に記憶すればよいので、特別な検出作動が必要がなくなり、容易にインデックス原稿のページ番号を記憶でき、制御手段ECにおける読取制御が簡単になった。
【0192】
また、第2の読取方式も、最初に本文原稿からなる原稿束を読み取らせれば、以降は、第1の読取方式で読み取らせることができるので、使用者が複雑な操作を覚えたり、実行する必要が無くなり、迅速な読取作業が行えるようになった。
【0193】
従って、第1の読取方式も第2の読取方式も、ほぼ同様の簡単な操作で、原稿の読み取りが迅速にできる画像形成装置を提供することができるようになった。
【0194】
また、ADFの原稿載置台に載置できる原稿の枚数に制限がある場合には、分割原稿束を作成し、前述の第1の読取方式又は第2の読取方式で読み取らせることで、簡単で迅速な読み取り作動を行わせることができる画像形成装置を提供できるようになった。
【0195】
【発明の効果】
インデックス原稿が本文原稿の最上部に重ねられた第1の原稿束を読み取る場合、又は、インデックス原稿が本文原稿の最下部に重ねられた第2の原稿束を読み取る場合の何れにおいても、インデックス原稿が本文原稿の最上部に重ねられた第1の原稿束と同様の構成の原稿束を1つの単位として順に読み取らせることで、簡単で迅速な読み取り作動を実現し、しかも、インデックス原稿のページ番号を簡単に記憶できるので、インデックス原稿はインデックス用紙に、本文原稿は普通紙に確実に画像形成ができる画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の概略図である。
【図2】画像形成装置を構成する各手段と回路構成を示すブロック図である。
【図3】原稿束の例を示す模式図である。
【図4】原稿束を読み取る手順を示すフローチャートである。
【図5】原稿束の原稿を分割して読み取る手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 筐体
2 手差し皿
3 排紙皿
4 ローラ
5 感光体ドラム
6 帯電手段
7 現像手段
8 転写分離手段
9 クリーニング手段
10 定着手段
11 画像形成手段
12 給紙カセット
13 画像読取手段
14 給排紙手段
20 画像形成装置
30 自動原稿送り装置
31 ADF筐体
32 原稿載置台
33 排紙部
34 送りローラ
35 搬送ローラ(A)
36 搬送ローラ(B)
37 ローラ
38 読取ローラ
39 排紙ローラ
40 反転部材

Claims (6)

  1. 原稿束から1ページ毎に原稿を搬送させる原稿搬送手段と、前記原稿の画像データを読み取る画像読取手段と、読み取られた前記画像データを記憶する画像データ記憶手段と、読み取られた前記原稿のページ数を計数して記憶する原稿ページ数記憶手段と、インデックス原稿のページ番号を記憶するインデックス原稿ページ番号記憶手段と、インデックス用紙及び普通紙を収納する給紙カセットと、それぞれの用紙を給排紙搬送する給排紙手段と、前記それぞれの用紙に画像を形成する制御を行う制御手段と、を備えた画像形成装置において、
    インデックス原稿と本文原稿とが混在した原稿束を読み取る混在モードと、前記混在モードが選択された場合に、インデックス原稿と本文原稿とが混在した第1の原稿束における最上部に重ねられた原稿をインデックス原稿とし最上部以外の原稿を本文原稿として前記第1の原稿束を読み取る第1の読取モードを有し、
    前記制御手段は、前記第1の読取モードを実行する時には、前記原稿ページ数記憶手段に前記第1の原稿束から搬送された前記原稿のページ数を記憶させると共に、前記インデックス原稿ページ番号記憶手段に前記第1の原稿束から最初に搬送された前記原稿のページ数を記憶させるようにし、画像形成時には、前記原稿ページ数記憶手段に記憶された前記ページ数と前記インデックス原稿ページ番号記憶手段に記憶された前記ページ数とが一致した場合は、前記インデックス用紙に画像を形成し、一致しない場合は、前記普通紙に画像を形成するように制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記混在モードが選択された場合に、全ての原稿が本文原稿からなる第2の原稿束として原稿を読み取る第2の読取モードを有し、
    前記制御手段は、初回の原稿束の読み取りは、前記第2の原稿束として前記第2の読取モードにて原稿を読み取り、原稿のページ数を前記原稿ページ数記憶手段に記憶し、次回以降の原稿束の読み取りは、前記第1の原稿束として前記第1の読取モードにて原稿を読み取り、前記原稿ページ記憶手段とインデックス原稿ページ番号記憶手段に前記原稿のページ数を記憶させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御手段は、前記第1の原稿束の原稿枚数が前記原稿搬送手段に載置可能な規定枚数を超過するときは、前記第1の原稿束の原稿が規定枚数以内になるように前記第1の原稿束を複数に分割して形成された分割原稿束を前記原稿搬送手段により搬送し、初回の前記分割原稿束については、前記第1の読取モードにて原稿を読み取ると共に、前記原稿ページ記憶手段とインデックス原稿ページ番号記憶手段に原稿ページ数を記憶させ、次回以降の分割原稿束については、前記第2の読取モードにて原稿を読み取ると共に、前記原稿ページ記憶手段に原稿ページ数を記憶させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2の原稿束の原稿枚数が前記原稿搬送手段に載置可能な規定枚数を超過するときは、前記第2の原稿束の原稿が規定枚数以内になるように、前記第2の原稿束からインデックス原稿を取り除いた原稿束を複数に分割して形成された分割原稿束を前記原稿搬送手段により搬送し、前記制御手段は、前記第2の読取モードにて原稿を読み取る制御を繰り返して、複数に分割された分割原稿束の全てを読み取らせるようにしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御手段は、前記画像読取手段により前記原稿束の前記インデックス原稿を読み取らせる場合は、前記インデックス原稿の片面の画像データのみを読み取るように制御することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 読み取った原稿の画像を確認のためにコピーする確認コピーモードを備え、前記制御手段は、全ての前記原稿束を読み取った後に、自動的に、確認コピーモードを実行するようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか1項に記載の画像形成装置。
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