JP3997369B2 - 非水系二次電池の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非水系二次電池及びその製造方法に関し、特に、蓄電システム用非水系二次電池及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、省資源を目指したエネルギーの有効利用及び地球環境問題の観点から、深夜電力貯蔵及び太陽光発電の電力貯蔵を目的とした家庭用分散型蓄電システム、電気自動車のための蓄電システム等が注目を集めている。例えば、特開平6−86463号公報には、エネルギー需要者に最適条件でエネルギーを供給できるシステムとして、発電所から供給される電気、ガスコージェネレーション、燃料電池、蓄電池等を組み合わせたトータルシステムが提案されている。このような蓄電システムに用いられる二次電池は、エネルギー容量が10Wh以下の携帯機器用小型二次電池と異なり、容量が大きい大型のものが必要とされる。このため、上記の蓄電システムでは、複数の二次電池を直列に積層し、電圧が例えば50〜400Vの組電池として用いるのが常であり、ほとんどの場合、鉛電池を用いていた。
【0003】
一方、携帯機器用小型二次電池の分野では、小型及び高容量のニーズに応えるべく、新型電池としてニッケル水素電池、リチウム二次電池の開発が進展し、180Wh/l以上の体積エネルギー密度を有する電池が市販されている。特に、リチウムイオン電池は、350Wh/lを超える体積エネルギー密度の可能性を有すること、及び、安全性、サイクル特性等の信頼性が金属リチウムを負極に用いたリチウム二次電池に比べ優れることから、その市場を飛躍的に延ばしている。
【0004】
これを受け、蓄電システム用大型電池の分野においても、高エネルギー密度電池の候補として、リチウムイオン電池をターゲットとし、リチウム電池電力貯蔵技術研究組合(LIBES)等で精力的に開発が進められている。
【0005】
これら大型リチウムイオン電池のエネルギー容量は、100Whから400Wh程度であり、体積エネルギー密度は、200〜300Wh/lと携帯機器用小型二次電池並のレベルに達している。その形状は、直径50mm〜70mm、長さ250mm〜450mmの円筒型、厚さ35mm〜50mmの角形又は長円角形等の扁平角柱形が代表的なものである。
【0006】
また、薄型のリチウム二次電池については、薄型の外装に、例えば、金属とプラスチックをラミネートした厚さ1mm以下のフィルムを収納したフィルム電池(特開平5−159757号公報、特開平7−57788号公報等)、厚さ2mm〜15mm程度の小型角型電池(特開平8−195204号公報、特開平8−138727号公報、特開平9−213286号公報等)が知られている。これらのリチウム二次電池は、いずれも、その目的が携帯機器の小型化及び薄型化に対応するものであり、例えば携帯用パソコンの底面に収納できる厚さ数mmでJIS A4サイズ程度の面積を有する薄型電池も開示されているが(特開平5−283105号公報)、エネルギー容量が10Wh以下であるため、蓄電システム用二次電池としては容量が小さ過ぎる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような扁平形状の電池の場合、電池の厚みを薄くするに従い、電池の厚みに対する電池の表裏面の面積が大きくなり、電池内に収納される電極面を押さえ込む力が弱くなる。特に、蓄電システムに用いられる大型リチウム二次電池(エネルギー容量30Wh以上)において扁平形状の電池を作成する場合は、その傾向が強く、例えば、100Wh級の厚さ6mmのリチウムイオン電池の場合、電池の表裏面の大きさは、600cm2(片面)となり、厚さに比べて非常に大きくなる。このことから、扁平形状の大型リチウム二次電池を作成した場合、電池の厚みが設計より厚くなったり、又は、電池の内部抵抗及び容量がばらつくという問題が残されていた。
【0008】
本発明の目的は、30Wh以上の大容量且つ180Wh/l以上の体積エネルギー密度を有し、寸法精度に優れた扁平形状の非水系二次電池を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため、正極、負極、セパレータ、及びリチウム塩を含む非水系電解質を電池容器内に収容した扁平形状の非水系二次電池であって、前記非水系二次電池は、その厚さが12mm未満の扁平形状であり、そのエネルギー容量が30Wh以上且つ体積エネルギー密度が180Wh/l以上であり、前記電池容器内の圧力は、少なくとも1回充電された後に前記電池容器内の圧力を大気圧未満にした状態で最終封口されることにより、大気圧未満にされることを特徴とする非水系二次電池を提供するものである。
【0010】
また、本発明の非水系二次電池の製造方法は、前記非水系二次電池の製造方法であって、前記正極、前記負極、前記セパレータ、及び前記非水系電解質を前記電池容器内に収容し、少なくとも1回充電した後に前記電池容器内の圧力を大気圧未満にした状態で前記電池容器の最終封口工程を行うことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態の非水系二次電池について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施の形態の扁平な矩形(ノート型)の蓄電システム用非水系二次電池の平面図及び側面図を示す図であり、図2は、図1に示す電池の内部に収納される電極積層体の構成を示す側面図である。
【0012】
図1及び図2に示すように、本実施の形態の非水系二次電池は、上蓋1及び底容器2からなる電池容器と、該電池容器の中に収納されている複数の正極101a、負極101b、101c、及びセパレータ104からなる電極積層体とを備えている。本実施の形態のような扁平型非水系二次電池の場合、正極101a、負極101b(又は積層体の両外側に配置された負極101c)は、例えば、図2に示すように、セパレータ104を介して交互に配置されて積層されるが、本発明は、この配置に特に限定されず、積層数等は、必要とされる容量等に応じて種々の変更が可能である。また、図1及び図2に示す非水系二次電池の形状は、例えば縦300mm×横210mm×厚さ6mmであり、正極101aにLiMn24、負極101b、101cに炭素材料を用いるリチウム二次電池の場合、例えば、蓄電システムに用いることができる。
【0013】
各正極101aの正極集電体105aは、正極端子3に電気的に接続され、同様に、各負極101b、101cの負極集電体105bは、負極端子4に電気的に接続されている。正極端子3及び負極端子4は、電池容器すなわち上蓋1と絶縁された状態で取り付けられている。
【0014】
上蓋1及び底容器2は、図1中の拡大図に示したA点で全周を上蓋を溶かし込み、溶接されている。上蓋1には、電解液の注液口5が開けられており、電解液注液後、仮封口のため、例えば、アルミニウム−変成ポリプロピレンラミネートフィルムからなる封口フィルム6を用いて一旦封口され、その後、少なくとも1回充電された後に外され、電池容器内の圧力を大気圧未満にした状態で最終封口される。この場合、封口フィルム6は電池内部の内圧が上昇したときに解放するための安全弁を兼ね備えることができる。封口フィルム6による最終封口工程後の電池容器内の圧力は、大気圧未満であり、好ましくは650Torr以下、更に好ましくは550Torr以下である。この圧力は、使用するセパレータ、電解液の種類、電池容器の材質及び厚み、電池の形状等を加味して決定されるものである。内圧が大気圧以上の場合、電池が設計厚みより大きくなったり、又は、電池の厚みのバラツキが大きくなり、電池の内部抵抗及び容量がばらつく原因となるため好ましくない。
【0015】
正極101aに用いられる正極活物質としては、リチウム系の正極材料であれば、特に限定されず、リチウム複合コバルト酸化物、リチウム複合ニッケル酸化物、リチウム複合マンガン酸化物、或いはこれらの混合物、更にはこれら複合酸化物に異種金属元素を一種以上添加した系等を用いることができ、高電圧、高容量の電池が得られることから、好ましい。また、安全性を重視する場合、熱分解温度が高いマンガン酸化物が好ましい。このマンガン酸化物としてはLiMn24に代表されるリチウム複合マンガン酸化物、更にはこれら複合酸化物に異種金属元素を一種以上添加した系、さらにはリチウム、酸素等を量論比よりも過剰にしたLiMn24が挙げられる。
【0016】
負極101b、101cに用いられる負極活物質としては、リチウム系の負極材料であれば、特に限定されず、リチウムをドープ及び脱ドープ可能な材料であることが、安全性、サイクル寿命などの信頼性が向上し好ましい。リチウムをドープ及び脱ドープ可能な材料としては、公知のリチウムイオン電池の負極材として使用されている黒鉛系物質、炭素系物質、錫酸化物系、ケイ素酸化物系等の金属酸化物、或いはポリアセン系有機半導体に代表される導電性高分子等が挙げられる。特に、安全性の観点から、150℃前後の発熱が小さいポリアセン系物質又はこれを含んだ材料が望ましい。
【0017】
セパレータ104の構成は、特に限定されるものではないが、単層又は複層のセパレータを用いることができ、少なくとも1枚は不織布を用いることが好ましく、この場合、サイクル特性が向上する。また、セパレータ104の材質も、特に限定されるものではないが、例えばポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン、ポリアミド、クラフト紙、ガラス等が挙げられるが、ポリエチレン、ポリプロピレンが、コスト、含水などの観点から好ましい。また、セパレータ104として、ポリエチレン、ポリプロピレンを用いる場合、セパレータの目付量は、好ましくは5g/m2以上30g/m2以下であり、より好ましくは5g/m2以上20g/m2以下であり、さらに好ましくは8g/m2以上20g/m2以下である。セパレータの目付量が30g/m2を越える場合、セパレータが厚くなりすぎたり、又は気孔率が低下し、電池の内部抵抗が高くなるので好ましくなく、5g/m2未満の場合、実用的な強度が得られないので好ましくない。
【0018】
本実施の形態の非水系二次電池の電解質としては、公知のリチウム塩を含む非水系電解質を使用することができ、正極材料、負極材料、充電電圧等の使用条件により適宜決定され、より具体的にはLiPF6、LiBF4、LiClO4等のリチウム塩を、プロピレンカーボネート、エチレンカーボネート、ジエチルカーボネート、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジメトキシエタン、γ−ブチロラクトン、酢酸メチル、蟻酸メチル、或いはこれら2種以上の混合溶媒等の有機溶媒に溶解したもの等が例示される。また、電解液の濃度は特に限定されるものではないが、一般的に0.5mol/lから2mol/lが実用的であり、該電解液は当然のことながら、水分が100ppm以下のものを用いることが好ましい。なお、本明細書で使用する非水系電解質とは、非水系電解液、有機電解液を含む概念を意味するものであり、また、ゲル状又は固体の電解質も含む概念を意味するものである。
【0019】
上記のように構成された非水系二次電池は、家庭用蓄電システム(夜間電力貯蔵、コージェネレション、太陽光発電等)、電気自動車等の蓄電システム等に用いることができ、大容量且つ高エネルギー密度を有することができる。この場合、エネルギー容量は、好ましくは30Wh以上、より好ましくは50Wh以上であり、且つエネルギー密度は、好ましくは180Wh/l以上、より好ましくは200Wh/lである。エネルギー容量が30Wh未満の場合、或いは、体積エネルギー密度が180Wh/l未満の場合は、蓄電システムに用いるには容量が小さく、充分なシステム容量を得るために電池の直並列数を増やす必要があること、また、コンパクトな設計が困難となることから蓄電システム用としては好ましくない。
【0020】
ところで、一般に、蓄電システム用の大型リチウム二次電池(エネルギー容量30Wh以上)においては、高エネルギー密度が得られるものの、その電池設計が携帯機器用小型電池の延長にあることから、直径又は厚さが携帯機器用小型電池の3倍以上の円筒型、角型等の電池形状とされる。この場合には、充放電時の電池の内部抵抗によるジュール発熱、或いはリチウムイオンの出入りによって活物質のエントロピーが変化することによる電池の内部発熱により、電池内部に熱が蓄積されやすい。このため、電池内部の温度と電池表面付近の温度差が大きく、これに伴って内部抵抗が異なる。その結果、充電量、電圧のバラツキを生じ易い。また、この種の電池は複数個を組電池にして用いるため、システム内での電池の設置位置によっても蓄熱されやすさが異なって各電池間のバラツキが生じ、組電池全体の正確な制御が困難になる。更には、高率充放電時等に放熱が不十分な為、電池温度が上昇し、電池にとって好ましくない状態におかれることから、電解液の分解等による寿命の低下、更には電池の熱暴走の誘起など信頼性、特に、安全性に問題が残されていた。
【0021】
本実施の形態の扁平形状の非水系二次電池は、放熱面積が大きくなり、放熱に有利であるため、上記のような問題も解決することができる。すなわち、本実施の形態の非水系二次電池は、扁平形状をしており、その厚さは、好ましくは12mm未満、より好ましくは10mm未満、さらに好ましくは8mm未満である。厚さの下限については電極の充填率、電池サイズ(薄くなれば同容量を得るためには面積が大きくなる)を考慮した場合、2mm以上が実用的である。電池の厚さが12mm以上になると、電池内部の発熱を充分に外部に放熱することが難しくなること、或いは電池内部と電池表面付近での温度差が大きくなり、内部抵抗が異なる結果、電池内での充電量、電圧のバラツキが大きくなる。なお、具体的な厚さは、電池容量、エネルギー密度に応じて適宜決定されるが、期待する放熱特性が得られる最大厚さで設計するのが、好ましい。
【0022】
また、本実施の形態の非水系二次電池の形状としては、例えば、扁平形状の表裏面が角形、円形、長円形等の種々の形状とすることができ、角形の場合は、一般に矩形であるが、三角形、六角形等の多角形とすることもできる。さらに、肉厚の薄い円筒等の筒形にすることもできる。筒形の場合は、筒の肉厚がここでいう厚さとなる。また、製造の容易性の観点から、電池の扁平形状の表裏面が矩形であり、図1に示すようなノート型の形状が好ましい。
【0023】
電池容器となる上蓋1及び底容器2に用いられる材質は、電池の用途、形状により適宜選択され、特に限定されるものではなく、鉄、ステンレス鋼、アルミニウム等が一般的であり、実用的である。また、電池容器の厚さも電池の用途、形状或いは電池ケースの材質により適宜決定され、特に限定されるものではない。好ましくは、その電池表面積の80%以上の部分の厚さ(電池容器を構成する一番面積が広い部分の厚さ)が0.2mm以上である。上記厚さが0.2mm未満では、電池の製造に必要な強度が得られないことから望ましくなく、この観点から、より好ましくは0.3mm以上である。また、同部分の厚さは、1mm以下であることが望ましい。この厚さが1mmを超えると、電極面を押さえ込む力は大きくなるが、電池の内容積が減少し充分な容量が得られないこと、或いは、重量が重くなることから望ましくなく、この観点からより好ましくは0.7mm以下である。
【0024】
上記のように、非水系二次電池の厚さを12mm未満に設計することにより、例えば、該電池が30Wh以上の大容量且つ180Wh/lの高エネルギー密度を有する場合、高率充放電時等においても、電池温度の上昇が小さく、優れた放熱特性を有することができる。従って、内部発熱による電池の蓄熱が低減され、結果として電池の熱暴走も抑止することが可能となり信頼性、安全性に優れた非水系二次電池を提供することができる。
【0025】
次に、上記のように構成された非水系二次電池の製造方法のうち最終封口工程について詳細に説明する。従来、電池内を大気圧以下にして封口する手法は、固体電解質又はゲル電解質を用いた厚さ1mm以下の小型フィルム電池に用いられていた。この場合、例えば、図3の(a)及び(b)に示すように、絞り加工された上蓋51及び平板の下蓋52(又は図3の(c)に示す絞り加工された下蓋52)の外周部Sの全部又は一辺を変性ポリプロピレン樹脂などの熱可塑性樹脂53を用いて、減圧下で熱融着して最終封口工程を行っていた。
【0026】
一方、本発明のように、エネルギー容量が30Whを越える大型の電池の場合、最終封口工程において上述のような小型フィルム電池で用いる手法を転用することは、以下の理由から困難である。すなわち、本発明のような扁平形状の大型電池の場合、電池自体の面積が大きく、その融着面積も大きくなり、巨大な熱融着装置が必要になると共に、融着部分の信頼性に欠ける。また、電解液が溶液である場合、電極に電解液を含浸させた後、電解液による接着面の濡れを防止しながら熱融着することが困難である。上記のような理由から、大型の電池の場合、従来の小型フィルム電池のように電池容器の外周部を熱融着することは、従来から行われていなかった。また、上記した本発明の電池厚みに関する問題は、従来の厚さの厚い大型電池の場合、電池缶の厚さ、形状等で充分対応出来るため、特に問題とされていなかった。
【0027】
しかしながら、本実施形態の非水系二次電池では、完成後の電池の内部圧力が大気圧未満になるように、正極101a、負極101b、101c、セパレータ104及び非水系電解質を電池容器内に収容し、少なくとも1回充電した後に電池容器内の圧力を大気圧未満にした状態で電池容器の最終封口工程を行い、上記のような問題を解決している。
【0028】
上記の最終封口工程は、少なくとも一回の充電操作の後に行うことが好ましい。上記の充電操作は、電池に用いられる正極材料、負極材料、セパレータ、電解液等の種類、これらの材料の含水率及び不純物、電池が使用される電圧等に応じて種々の条件を採用することができる。例えば、電池の使用電圧まで4〜8時間率程度の速度で充電し、また必要に応じて定電圧を印可し、さらに8時間率程度の速度で放電した後に、最終封口工程を行ってもよい。或いは、電池の容量以下の充電操作のみを行った後に封口したり、2回以上の充放電を繰り返した後に封口する等の種々の充電操作も可能であるが、肝要なことは、完成後の電池の内圧を大気圧未満に維持することである。
【0029】
特に、負極に黒鉛、正極にリチウム複合酸化物を用いた液系の電解液を用いる場合、1回目の充電初期に電解液の分解により内部にガスが発生するため、例えば、充電操作を行わずに大気圧未満で最終封口工程を行っても、その後の1回目の充電操作により電池内部が加圧状態(大気圧以上)になり、電池の厚みが厚くなったり、電池の内部抵抗及び容量がばらつき、安定したサイクル特性が得られない場合がある。しかしながら、本実施の形態のように、充電操作を行ってガスを発生させた後に、最終封口工程を大気圧未満で行うことにより、この問題を解決できる。この場合、1回目の充電操作を行うときは、電池内を大気圧未満にして行うことも可能であるが、このときの電池内部の圧力については特に限定されない。
【0030】
また、電池内部を大気圧未満にする方法は特に限定されないが、具体的には、以下のようにして行うことができる。
【0031】
まず、図2に示すように、正極101a、負極101b、101c及びセパレータ104を積層し、得られた電極積層体等を上蓋1及び底容器2内に収容し、上蓋1及び底容器2の外周部を溶接する。次に、注液口5から電解液を電池容器内に注入する。次に、仮封口のため、前述のアルミニウム−変性ポリプロピレンラミネートフィルム、アルミニウム−変性ポリエチレンラミネートフィルムに代表される熱融着型で水分透過率の低い封口フィルム6を用いて注液口5を一旦封口し、その後、上記のように少なくとも1回充電した後に封口フィルム6を外す。なお、上記の仮封口の方法は、上記の例に特に限定されず、ねじ等を用いて開口部を一時的に封口してもよく、また、水分を除去した状態、例えば、空気を遮断した環境下又は露点が−40℃以下のドライ雰囲気下の場合、封口せずに上記の充電操作を行ってもよい。
【0032】
次に、最終封口工程として、封口フィルム6を熱融着する。なお、最終封口工程に用いられる方法は、上記の例に特に限定されず、金属板又は箔を溶接したり、若しくは、電池容器にコックを取り付けて電池内を所定の圧力(大気圧未満)に減圧した後、コックを閉じる等してもよい。
【0033】
なお、上記の最終封口工程の圧力は、大気圧未満であり、好ましくは650Torr以下、更に好ましくは550Torr以下である。この圧力は、最終的に完成した電池に要求される内部圧力に応じて決定されるものである。また、最終封口工程を行うために電池容器に設けられる開口部の周長は、電池の外周長の1/10以下にすることが好ましく、1/20以下にすることがより好ましい。開口部の周長が外周長の1/10を越えると、上記したように、融着面積が大きくなり、巨大な熱融着装置が必要になると共に、融着部分の信頼性に欠ける等の問題が発生する。また、該開口部を設ける部分は、電池の外周部分5mmを除く、表裏面にあることが好ましい。電池の外周部分5mm以内に開口部を設けると、十分な強度が得られず、電解液の漏れ等の封口不良が発生し易いため好ましくない。
【0034】
【実施例】
以下、本発明の実施例を示し、本発明をさらに具体的に説明する。
(実施例1)
(1)LiCo24100重量部、アセチレンブラック8重量部、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)3重量部をN−メチルピロリドン(NMP)100重量部と混合し正極合材スラリーを得た。該スラリーを集電体となる厚さ20μmのアルミ箔の両面に塗布、乾燥した後、プレスを行い、正極を得た。図4の(a)は正極の説明図である。本実施例において正極101aの塗布面積(W1×W2)は、262.5×192mm2であり、20μmの集電体105aの両面に103μmの厚さで塗布されている。その結果、電極厚さtは226μmとなっている。また、電極の短辺側には電極が塗布されていない正極集電片106aが設けられ、その中央にφ3の穴が開けられている。
【0035】
(2)黒鉛化メソカーボンマイクロビーズ(MCMB、大阪ガスケミカル製、品番6−28)100重量部、PVDF10重量部をNMP90重量部と混合し、負極合材スラリーを得た。該スラリーを集電体となる厚さ14μmの銅箔の両面に塗布、乾燥した後、プレスを行い、負極を得た。図4の(b)は負極の説明図である。負極101bの塗布面積(W1×W2)は、267×195mm2であり、18μmの集電体105bの両面に108μmの厚さで塗布されている。その結果、電極厚さtは234μmとなっている。また、電極の短辺側には電極が塗布されていない負極集電片106bが設けられ、その中央にφ3の穴が開けられている。更に、同様の手法で片面だけに塗布し、それ以外は同様の方法で厚さ126μmの片面電極を作成した。片面電極は(3)項の電極積層体において外側に配置される(図2中101c)。
【0036】
(3)図2に示すように、上記(1)項で得られた正極8枚、負極9枚(内片面2枚)をセパレータ104a(ポリプロピレン不織布:ニッポン高度紙工業、MP1050、目付10g/m2)とセパレータ104b(ポリエチレン製微孔膜;旭化成工業HIPORE6022、目付13.3g/m2)とを張り合わせたセパレータ104を介して交互に積層し、さらに、電池容器との絶縁のために外側の負極101cの更に外側にセパレーター104bを配置し、電極積層体を作成した。なお、セパレータ104は、セパレータ104bが正極側に、セパレータ104aが負極側になるように配置した。
【0037】
(4)図1に示すように、厚さ0.5mmのSUS304製薄板を深さ5mmに絞り、底容器2を作成し、上蓋1も厚さ0.5mmのSUS304製薄板で作成した。次に、図5に示すように、上蓋1に、アルミニウム製の正極端子3及び銅製の負極端子4(頭部6mmφ、先端M3のねじ部)を取り付けた。正極及び負極端子3、4は、ポリプロピレン製ガスケットで上蓋1と絶縁した。
【0038】
(5)上記(3)項で作成した電極積層体の各正極集電片106aの穴を正極端子3に、各負極集電片106bの穴を負極端子4に入れ、それぞれ、アルミニウム製及び銅製のボルトで接続した。接続された電極積層体を絶縁テープで固定し、図1の角部Aを全周に亘りレーザー溶接した。その後、注液口5(6mmφ)から電解液としてエチレンカーボネートとジエチルカーボネートを1:1重量比で混合した溶媒に1mol/lの濃度にLiPF6を溶解した溶液を注液した。次に、大気圧下で、仮止め用のボルトを用いて注液口5を一旦封口した。
【0039】
(6)上記のようにして得られた電池の厚みを図6に示す測定点T1〜T5の5点で測定したところ、T1=6.7mm、T2=6.5mm、T3=6.4mm、T4=6.4mm、T5=6.4mmであり、6.4〜6.7mmと大きくばらつき、内部抵抗も9mΩと高かった。この電池を5Aの電流で4.1Vまで充電し、その後4.1Vの定電圧を印可する定電流定電圧充電を12時間行い、続いて、5Aの定電流で2.5Vまで放電したところ、放電容量は17Ahであり、電池の厚みは6.9mm〜7.5mmにばらついた。
【0040】
(7)該電池の仮止め用ボルトをはずし、再度、300Torrの減圧下で、12mmφに打ち抜いた厚さ0.08mmのアルミ箔−変性ポリプロピレンラミネートフィルムからなる封口フィルム6を、温度250〜350℃、圧力1〜3kg/cm2、加圧時間5〜10秒の条件で熱融着することにより、注液口5を最終封口した。次に、上記(6)項と同様にして電池の厚みを測定したところ、6.15mm〜6.2mmの間であった。また、1KHzの交流を用いて内部抵抗を測定したところ4mΩであった。
【0041】
該電池を(6)項と同じ条件で定電流定電圧充電及び放電したところ、放電容量は26.4Ahであった。また、10Aの定電流で放電した場合、放電容量は、24.9Ahであった。放電終了時の電池温度の上昇は、同容量の箱形(厚み12mm以上)電池を組み立てた場合に比べ少なかった。
【0042】
さらに、該電池に(6)項と同じ条件の定電流定電圧充電及び放電操作を1サイクルとして該操作を10サイクル繰り返したときの放電容量は、25.9Ahであり、容量はほとんど変化しなかった。
(実施例2)
実施例1の(7)項における最終封口工程での圧力を500Torrとする以外は、実施例1と同様にして電池を組んだ。得られた電池の厚さ及び内部抵抗のばらつきは、ほぼ実施例1と同様であり、良好であった。
【0043】
該電池を実施例1の(6)項と同じ条件で定電流定電圧充電及び放電したところ、放電容量は26.5Ahであった。また、10Aの定電流で放電した場合、放電容量は、24.9Ahであった。
【0044】
さらに、該電池に実施例1の(6)項と同じ条件の定電流定電圧充電及び放電操作を1サイクルとして該操作を10サイクル繰り返したときの放電容量は、25.7Ahであり、容量はほとんど変化しなかった。
(比較例1)
実施例1の(7)項の最終封口工程を大気圧下で行った以外は、実施例1と同様にして電池を組んだ。得られた電池の厚さ及び内部抵抗は、実施例1の(6)項とほぼ同様にばらつき、良好な結果を得られなかった。
【0045】
該電池を実施例1の(6)項と同じ条件で定電流定電圧充電及び放電したところ、放電容量は、19.7Ahであった。また、10Aの定電流で放電した場合、放電容量は、15.3Ahであり、レート特性が実施例1の電池に比べ悪かった。
【0046】
さらに、該電池に(6)項と同じ条件の定電流定電圧充電及び放電操作を1サイクルとして該操作を10サイクル繰り返した結果、サイクル特性も悪かった。
【0047】
【発明の効果】
以上から明らかな通り、本発明によれば、扁平型電池、特に、大容量且つ高体積エネルギー密度を有する扁平型電池において、少なくとも1回充電した後に電池容器内の圧力を大気圧未満にした状態で最終封口して電池内を大気圧未満にすることにより、厚み精度が高く、内部抵抗及び容量のバラツキが少ない、非水系二次電池を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の蓄電システム用非水系二次電池の平面図及び側面図を示す図である。
【図2】図1に示す電池の内部に収納される電極積層体の構成を示す側面図である。
【図3】従来の小型のフィルム電池の封止構造の説明図である。
【図4】本発明の非水系二次電池の実施例に用いた正極、負極、及びセパレータの説明図である。
【図5】本発明の非水系二次電池の実施例に用いた上蓋の説明図である。
【図6】本発明の非水系二次電池の実施例における電池の厚み測定点の説明図である。
【符号の説明】
1 上蓋
2 底容器
3 正極端子
4 負極端子
5 注液口
6 封口フィルム
101a 正極(両面)
101b 負極(両面)
101c 負極(片面)
104、104a、104b セパレータ
105a 正極集電体
105b 負極集電体
106a 正極集電片
106b 負極集電片

Claims (6)

  1. 正極、負極、セパレータ、及びリチウム塩を含む非水系電解質が電池容器内に収容されエネルギー容量が30Wh以上且つ体積エネルギー密度が180Wh/l以上であり厚さが12mm未満の扁平形状である非水系二次電池の製造方法であって、
    鉄、ステンレス鋼及びアルミニウムのいずれかにより製作された電池容器の表裏面の電池外周から5mm以内を除くいずれかの箇所に電解質注入のための開口部を設け、
    前記正極、前記負極及び前記セパレータを前記電池容器内に収容し、
    非水系電解質を前記開口部から注入した後、該開口部を仮封口し、
    少なくとも1回充電した後に前記仮封口を外し、
    前記電池容器内の圧力を大気圧未満にした状態で前記開口部の最終封口工程を行う
    ことを特徴とする非水系二次電池の製造方法。
  2. 前記最終封口工程は、アルミニウム−変性ポリプロピレンラミネートフィルム及びアルミニウム−変性ポリエチレンラミネートフィルムのいずれかからなる封口フィルムを前記開口部に熱融着して行なうことを特徴とする請求項1に記載の非水系二次電池の製造方法
  3. 前記封口フィルムは、容器内圧力の保持と上昇圧解放用の安全弁とを兼ね備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の非水系二次電池の製造方法
  4. 前記電池容器内の圧力は、650Torr以下であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の非水系二次電池の製造方法
  5. 前記扁平形状の表裏面の形状は、矩形であることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の非水系二次電池の製造方法
  6. 前記電池容器の板厚は、0.2mm以上1mm以下であることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の非水系二次電池の製造方法
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