JP3993902B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気入りタイヤに係り、特に氷雪路上での走行性能に優れる空気入りタイヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
スパイクタイヤの使用が禁止されたのに伴い、より優れたスタッドレスタイヤを求めてトレッドに関する種々の改良がなされてきた。
【0003】
氷雪上を走行するスタッドレスタイヤのトレッドには、複数の周方向に延びる主溝(通常3〜5本)と、これらの主溝と交わる多数のラグ溝によって区別したブロックタイプの陸部が設けられている。スタッドレスタイヤの氷上性能を向上させるためには、上記陸部に多数のサイプを設け、陸部のエッジ成分を増加させることが有用である。
【0004】
しかしながら、氷上での駆動・制動特性を向上させるために陸部を横断する横向きサイプを多数設けると、陸部のエッジ成分は増加するものの、ブロック全体の剛性が低下し、氷上での駆動・制動時にサイプにより細区分された陸部要素の倒込みが生じ、その結果、実接地面積が減少して氷上性能が低下する問題がある。
【0005】
一方、摩耗すると陸部のブロック剛性が向上するということに着目し、特開平2−227306号、特開平4−215506号のように陸部内部で複数に分岐する特殊なサイプを設ける手法がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平2−227306号、特開平4−215506号の手法では、陸部が摩耗するとエッジ長さが増加するので使用途中から氷上性能が向上するものの、新品時ではエッジ成分同じのため氷上性能を向上させる効果は無い。
【0007】
本発明は、上記事実を考慮し、新品時から氷上性能に優れる空気入りタイヤを提供することが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、1対のビードコア間にトロイド状をなして跨がるカーカスのクラウン部外周に補強層とトレッドを順次配置し、前記トレッドに複数のサイプを有する複数のブロック状陸部を備えた空気入りタイヤであって、前記ブロック状陸部には、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸減したテーパー状とされた陸部要素の両側に、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸増したテーパー状とされた陸部要素が形成されるように前記サイプが所定方向に沿って並列され、接地面におけるサイプ間隔は新品時において交互に長短とされブロック状陸部が摩耗するに従って等間隔に近づくことを特徴としている。
【0009】
次に請求項1に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
請求項1に記載の空気入りタイヤでは、ブロック状陸部に設けたサイプのエッジ効果により氷上性能が得られる。
【0010】
接地面におけるサイプ間隔は新品時において交互に長短とされているが、走行によりブロック状陸部が摩耗するに従ってサイプ間隔は次第に等間隔に近づいて行く。ブロック状陸部をサイプの長手方向直角断面でみると、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸減したテーパー状とされた陸部要素の両側に、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸増したテーパー状とされた陸部要素が形成されている。
陸部要素を単独でみると、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸減したテーパー状とされた陸部要素はタイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸増したテーパー状とされた陸部要素に比較して路面からの入力に対してサイプの配列方向に倒れ易い。しかし、本発明の空気入りタイヤでは、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸減したテーパー状とされた陸部要素が、路面からの入力に対して倒れ難いタイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸増したテーパー状とされた陸部要素に挟まれて支持されるため、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸減したテーパー状とされた陸部要素は新品時から倒れ難く、トレッドの実接地面積の減少が新品時から防止され、実接地面積の減少による氷上性能の低下が防止される。なお、走行によりトレッドが摩耗すると、ブロック状陸部の高さが低くなってブロック状陸部のブロック剛性が高まり、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸減したテーパー状とされた陸部要素自身も倒れ難くなるので、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸増したテーパー状とされた陸部要素で支えられる必要も除々になくなる。
【0011】
したがって、本発明の空気入りタイヤは、サイプのエッジ効果と、安定した実接地面積の確保により新品時から使用後期に至るまで安定した高い氷上性能が得られる。
【0012】
また、使用途中でサイプの数が増減しないので、サイプ数変化に伴う氷上性能の変化は無い。
【0013】
また、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸減したテーパー状とされた陸部要素の新品時の接地面の幅(最小のサイプ間隔)は、エッジ効果を得るために少なくとも1mm以上とすることが好ましい。
請求項2に記載の発明は、1対のビードコア間にトロイド状をなして跨がるカーカスのクラウン部外周に補強層とトレッドを順次配置し、前記トレッドに複数のサイプを有する複数のブロック状陸部を備えた空気入りタイヤであって、前記ブロック状陸部には、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸減したテーパー状とされた陸部要素と、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸増したテーパー状とされた陸部要素とが交互に形成されるように前記サイプが所定方向に沿って並列され、接地面におけるサイプ間隔は新品時において交互に長短とされブロック状陸部が摩耗するに従って等間隔に近づくことを特徴としている。
請求項2に記載の空気入りタイヤのブロック状陸部も、請求項1に記載の空気入りタイヤと同様に、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸減したテーパー状とされた陸部要素の両側に、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸増したテーパー状とされた陸部要素が配設されるので、第1の空気入りタイヤと同様の作用が得られる。
【0014】
請求項3に記載の空気入りタイヤは、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記サイプはタイヤ軸方向に延びていることを特徴としている。
【0015】
次に請求項3に記載の空気入りタイヤの作用を説明する。
請求項3に記載の空気入りタイヤでは、サイプがタイヤ軸方向に延びているため、氷上での駆動・制動性能を向上することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の空気入りタイヤの一実施形態を図1乃至図4にしたがって説明する。
【0017】
本実施形態の空気入りタイヤ(サイズ:PXR 185/70R13)は、図1に示すように、左右一対のサイドウォール(図示せず)に跨がる円筒状のトレッド12に、複数の周方向主溝14と複数のラグ溝16によって区画されたブロック状陸部18を複数備えている。
【0018】
図2に示すように、ブロック状陸部18は、一方の周方向主溝14に面した一端18Aから他方の周方向主溝14に向かってタイヤ軸方向(矢印A方向)に沿って延び、他方の周方向主溝14の所定寸法手前で終端しているサイプ20Aと、このサイプ20Aとはタイヤ周方向(矢印B方向)に離間して他方の周方向主溝14に面した一端18Bから一方の周方向主溝14に向かってタイヤ軸方向に沿って延び、一方の周方向主溝14の所定寸法手前で終端しているサイプ20Bと、を備えており、サイプ20Aとサイプ20Bとがタイヤ周方向に沿って交互に形成されている。
【0019】
図3に示すように、サイプ20A及びサイプ20Bは、タイヤ半径方向に対して互いに逆向きに一定角度で傾斜しており、ブロック状陸部18にはサイプ20Aとサイプ20Bとによって接地面側が幅狭のテーパー状とされた陸部要素22Aと、接地面側が幅広のテーパー状とされた陸部要素22Bとが交互に形成され、サイプ間隔は新品時の接地面において交互に長短とされ、サイプ底付近では等間隔にされている。
【0020】
ブロック状陸部18の寸法は、タイヤ周方向の長さLB が25mm、タイヤ軸方向の長さWB が20mmであり、高さ(=周方向主溝14の深さ)HB が10mmである。一方、サイプ20A,Bの寸法は、長さLS が16mm(図2参照)、サイプ幅が0.3mm、サイプ深さHS が7mm(図3参照)である。また、陸部要素22Aの新品時の接地面の幅Waは約1mm(図3参照)、陸部要素22Bの新品時の接地面の幅Wbは約4mm(図3参照)である。なお、スタッドレスタイヤとしての氷上性能を確保するためには、サイプ20A,Bのサイプ深さHS は周方向主溝14の深さの50%以上の深さを必要とする。
【0021】
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態の空気入りタイヤでは、図2に示すようにサイプ間隔は新品時において交互に長短とされているが、走行によりブロック状陸部18が摩耗するに従ってサイプ間隔は図4に示すように次第に等間隔になって行く。また、接地面側が幅狭とされたテーパー状の陸部要素22Aは、路面からの入力に対して倒れ難い接地面側が幅広とされたテーパー状の陸部要素22Bに挟まれて支持されるため、接地面側が幅狭とされたテーパー状の陸部要素22Aは新品時から倒れ難く、トレッド12の実接地面積の減少が新品時から防止され、実接地面積の減少による氷上性能の低下が防止される。なお、走行によりトレッドが摩耗すると、ブロック状陸部18の高さが低くなってブロック状陸部18のブロック剛性が高まり、接地面側が幅狭とされたテーパー状の陸部要素22A自身も倒れ難くなるので、接地面側が幅広とされたテーパー状の陸部要素22Bで支えられる必要も除々になくなる。したがって、本実施形態の空気入りタイヤは、氷上において、サイプ20A,Bのエッジ効果と、安定した実接地面積の確保により新品時からスタッドレスタイヤとしての使用後期(50%摩耗時)に至るまで高い駆動・制動性が得られる。
[試験例]
本発明の効果を確かめるために、本発明の適用された実施例タイヤ1種及び比較例タイヤ3種を用い、氷上ブレーキ性能を比較した。
(試験方法)
テストタイヤを実車に装着し、氷結した特設コース上を20km/hの速度で走行中に急ブレーキをかけ(ロック状態)、その地点から停止地点までの距離を測定し、その逆数を氷上ブレーキ性能として指数表示した。
【0022】
次に、テストに用いた空気入りタイヤの説明をする。
実施例タイヤ:図1乃至図4に示す前述した構造の空気入りタイヤである。
【0023】
比較例タイヤ1:図5及び図6に示すように、この比較例タイヤ1のブロック状陸部18には、タイヤ半径方向に沿って延び、かつタイヤ軸方向(矢印A方向)に横断するサイプ24が等間隔に4本形成されている。なお、ブロック状陸部18の寸法、サイプ24の幅及び深さは実施例タイヤと同一である。
【0024】
比較例タイヤ2:図7及び図8に示すように、この比較例タイヤ2のブロック状陸部18には、タイヤ半径方向に沿って延び、かつタイヤ軸方向(矢印A方向)に横断するサイプ24が等間隔に5本形成されている。なお、ブロック状陸部18の寸法、サイプ24の幅及び深さは実施例タイヤと同一である。
【0025】
比較例タイヤ3:図9及び図10に示すように、この比較例タイヤ3のブロック状陸部18には、内部で2本に分岐するサイプ26が4本設けられている。このサイプ26は、ブロック状陸部18をタイヤ軸方向(矢印A方向)に横断しタイヤ径方向に沿って延びる第1の直線要素26Aと、この第1の直線要素26Aの下端に連続して設けられタイヤ周方向に離間する2本の分岐要素26Bとから構成されている。なお、図11に示すように、一方の分岐要素26Bは、一方の周方向主溝14に面した一端18Aから他方の周方向主溝14に向かってタイヤ軸方向(矢印A方向)に沿って延びて他方の周方向主溝14の所定寸法手前で終端しており、他方の分岐要素26Bは、他方の周方向主溝14に面した一端18Bから一方の周方向主溝14に向かってタイヤ軸方向に沿って延びて一方の周方向主溝14の所定寸法手前で終端している。
【0026】
ブロック状陸部18の寸法は実施例タイヤと同一であり、サイプ26の寸法は、第1の直線要素26Aの幅が20mm、分岐要素26Bの幅が16mmであり、図10に示すように第1の直線要素26Aの深さ方向の寸法HSAが7mm、接地面から分岐要素26Bの底部までの深さ方向の寸法HSBが7mmである。また、第1の直線要素26Aと第1の直線要素26Aとの間隔Wc は約5.4mm、分岐要素26Bと分岐要素26Bとの間隔Wd は約2.8mmである。
【0027】
したがって、この比較例タイヤ3では、摩耗が進行するに従って図11(30%摩耗時)乃至図12(50%摩耗時)に示すように、サイプ26で区別される陸部要素の形状が変化し、途中からエッジ成分が増加する。
【0028】
【表1】
【0029】
上記試験の結果から、本発明の適用された実施例タイヤは、比較例タイヤ1〜3に比較して新品時から高い氷上ブレーキ性能が得られることが証明された。
【0030】
なお、前記実施形態の空気入りタイヤでは、ブロック状陸部18に設けられたサイプ20A,Bがブロック状陸部18の途中で終端していたが、サイプ20A,Bは、図13、図14(新品時)及び図15(50%摩耗時)に示すようにブロック状陸部18を横断しても良い。
【0031】
また、前記実施形態の空気入りタイヤでは、サイプ20A,Bが直線状に延びるストレートサイプであったが、ジグザグ状に延びるジグザグサイプであっても良い。
【0032】
また、氷上性能を高めるために、ブロック状陸部18を構成するゴムを発泡ゴムとしても良く、微粒子、繊維等を分散させても良い。
【0033】
また、前記実施形態の空気入りタイヤのサイプ20A,Bは、その傾斜角度が一定であったが、傾斜角度が途中で変化しても良い。また、接地面側が幅狭のテーパー状とされた陸部要素22Aと、接地面側が幅広のテーパー状とされた陸部要素22Bとが交互に形成されればサイプ20A,Bの何れか一方はタイヤ径方向に対して傾斜していなくても良い。
【0034】
また、サイプ間隔は新品時において交互に長短とされブロック状陸部18が摩耗するに従って等間隔に近づいて行けば良く、サイプ底間隔が必ずしも等間隔でなくても良い。
【0035】
また、前記実施形態の空気入りタイヤでは、接地面側が幅狭のテーパー状とされた陸部要素と、接地面側が幅広のテーパー状とされた陸部要素とが交互に形成されていたが、必ずしも交互に形成しなくても良い。例えば、図16乃至図18に示すように、少なくとも幅狭のテーパー状とされた陸部要素が、接地面側が幅広のテーパー状とされた陸部要素で両側から挟持されて支持されていれば良い。
【0036】
また、前記実施形態の空気入りタイヤのサイプ20A,Bは、タイヤ軸方向に沿って延びていたが、タイヤ軸方向に対して傾斜していても良い。また、サイプ20A,Bを、タイヤ周方向に沿って延びるように形成しても良く、この場合には、横滑りに対して効果がある。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、新品時から高い氷上性能が得られるという優れた効果を有する。
【0038】
また、請求項2に記載の空気入りタイヤは上記の構成としたので、特に、新品時から高い駆動・制動性が得られるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤのトレッドの平面図である。
【図2】新品時のブロック状陸部の平面図である。
【図3】ブロック状陸部の側面図である。
【図4】50%摩耗時のブロック状陸部の平面図である。
【図5】比較例1タイヤのブロック状陸部の平面図である。
【図6】図5に示すブロック状陸部の側面図である。
【図7】比較例2タイヤのブロック状陸部の平面図である。
【図8】図7に示すブロック状陸部の側面図である。
【図9】比較例タイヤ3のブロック状陸部の平面図である。
【図10】図9に示すブロック状陸部の側面図である。
【図11】比較例タイヤ3の30%摩耗時のブロック状陸部の平面図である。
【図12】比較例タイヤ3の50%摩耗時のブロック状陸部の平面図である。
【図13】他の実施形態に係る空気入りタイヤのブロック状陸部の側面図である。
【図14】図14に示すブロック状陸部の新品時の平面図である。
【図15】図14に示すブロック状陸部の50%摩耗時の平面図である。
【図16】他の実施形態に係る空気入りタイヤのブロック状陸部の新品時の平面図である。
【図17】図16に示すブロック状陸部の側面図である。
【図18】図16に示すブロック状陸部の50%摩耗時の平面図である。
【符号の説明】
12 トレッド
18 ブロック状陸部
20 サイプ
Claims (3)
- 1対のビードコア間にトロイド状をなして跨がるカーカスのクラウン部外周に補強層とトレッドを順次配置し、前記トレッドに複数のサイプを有する複数のブロック状陸部を備えた空気入りタイヤであって、
前記ブロック状陸部には、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸減したテーパー状とされた陸部要素の両側に、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸増したテーパー状とされた陸部要素が形成されるように前記サイプが所定方向に沿って並列され、
接地面におけるサイプ間隔は新品時において交互に長短とされブロック状陸部が摩耗するに従って等間隔に近づくことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 1対のビードコア間にトロイド状をなして跨がるカーカスのクラウン部外周に補強層とトレッドを順次配置し、前記トレッドに複数のサイプを有する複数のブロック状陸部を備えた空気入りタイヤであって、
前記ブロック状陸部には、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸減したテーパー状とされた陸部要素と、タイヤ径方向内側から接地面側にかけて徐々に幅が漸増したテーパー状とされた陸部要素とが交互に形成されるように前記サイプが所定方向に沿って並列され、
接地面におけるサイプ間隔は新品時において交互に長短とされブロック状陸部が摩耗するに従って等間隔に近づくことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記サイプはタイヤ軸方向に延びていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。
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