JPH09193619A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH09193619A JPH09193619A JP8006149A JP614996A JPH09193619A JP H09193619 A JPH09193619 A JP H09193619A JP 8006149 A JP8006149 A JP 8006149A JP 614996 A JP614996 A JP 614996A JP H09193619 A JPH09193619 A JP H09193619A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1204—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special shape of the sipe
- B60C11/1218—Three-dimensional shape with regard to depth and extending direction
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60C—VEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
- B60C11/00—Tyre tread bands; Tread patterns; Anti-skid inserts
- B60C11/03—Tread patterns
- B60C11/12—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes
- B60C11/1236—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special arrangements in the tread pattern
- B60C11/124—Tread patterns characterised by the use of narrow slits or incisions, e.g. sipes with special arrangements in the tread pattern inclined with regard to a plane normal to the tread surface
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
を提供すること。 【解決手段】 ブロック状陸部18に、サイプ20Aと
サイプ20Bとをタイヤ周方向に沿って交互に形成す
る。サイプ20A及びサイプ20Bは、タイヤ半径方向
に対して互いに逆向きに一定角度で傾斜させ、接地面側
が幅狭のテーパー状とされた陸部要素22Aと、接地面
側が幅広のテーパー状とされた陸部要素22Bとを交互
に形成する。陸部要素22Aは、路面からの入力に対し
て倒れ難い陸部要素22Bに挟まれて支持されるため新
品時から倒れ難く、トレッド12の実接地面積の減少が
新品時から防止され、実接地面積の減少による氷上性能
の低下が防止される。
Description
係り、特に氷雪路上での走行性能に優れる空気入りタイ
ヤに関するものである。
伴い、より優れたスタッドレスタイヤを求めてトレッド
に関する種々の改良がなされてきた。
レッドには、複数の周方向に延びる主溝(通常3〜5
本)と、これらの主溝と交わる多数のラグ溝によって区
別したブロックタイプの陸部が設けられている。スタッ
ドレスタイヤの氷上性能を向上させるためには、上記陸
部に多数のサイプを設け、陸部のエッジ成分を増加させ
ることが有用である。
向上させるために陸部を横断する横向きサイプを多数設
けると、陸部のエッジ成分は増加するものの、ブロック
全体の剛性が低下し、氷上での駆動・制動時にサイプに
より細区分された陸部要素の倒込みが生じ、その結果、
実接地面積が減少して氷上性能が低下する問題がある。
上するということに着目し、特開平2−227306
号、特開平4−215506号のように陸部内部で複数
に分岐する特殊なサイプを設ける手法がある。
2−227306号、特開平4−215506号の手法
では、陸部が摩耗するとエッジ長さが増加するので使用
途中から氷上性能が向上するものの、新品時ではエッジ
成分同じのため氷上性能を向上させる効果は無い。
氷上性能に優れる空気入りタイヤを提供することが目的
である。
は、1対のビードコア間にトロイド状をなして跨がるカ
ーカスのクラウン部外周に補強層とトレッドを順次配置
し、前記トレッドに複数のサイプを有する複数のブロッ
ク状陸部を備えた空気入りタイヤであって、前記複数の
サイプは所定方向に沿って並列され、接地面におけるサ
イプ間隔は新品時において交互に長短とされブロック状
陸部が摩耗するに従って等間隔になることを特徴として
いる。
用を説明する。請求項1に記載の空気入りタイヤでは、
ブロック状陸部に設けたサイプのエッジ効果により氷上
性能が得られる。
て交互に長短とされているが、走行によりブロック状陸
部が摩耗するに従ってサイプ間隔は次第に等間隔に近づ
いて行く。ブロック状陸部をサイプの長手方向直角断面
でみると、接地面側が幅狭とされたテーパー状の陸部要
素と、接地面側が幅広とされたテーパー状の陸部要素と
が交互に配設された形状となる。陸部要素を単独でみる
と、接地面側が幅狭とされたテーパー状の陸部要素は接
地面側が幅広とされたテーパー状の陸部要素に比較して
路面からの入力に対してサイプの配列方向に倒れ易い。
しかし、本発明の空気入りタイヤでは、接地面側が幅狭
とされたテーパー状の陸部要素が、路面からの入力に対
して倒れ難い接地面側が幅広とされたテーパー状の陸部
要素に挟まれて支持されるため、接地面側が幅狭とされ
たテーパー状の陸部要素は新品時から倒れ難く、トレッ
ドの実接地面積の減少が新品時から防止され、実接地面
積の減少による氷上性能の低下が防止される。なお、走
行によりトレッドが摩耗すると、ブロック状陸部の高さ
が低くなってブロック状陸部のブロック剛性が高まり、
接地面側が幅狭とされたテーパー状の陸部要素自身も倒
れ難くなるので、接地面側が幅広とされたテーパー状の
陸部要素で支えられる必要も除々になくなる。
サイプのエッジ効果と、安定した実接地面積の確保によ
り新品時から使用後期に至るまで安定した高い氷上性能
が得られる。
ので、サイプ数変化に伴う氷上性能の変化は無い。
の陸部要素の新品時の接地面の幅(最小のサイプ間隔)
は、エッジ効果を得るために少なくとも1mm以上とする
ことが好ましい。
項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記サイプはタ
イヤ軸方向に延びていることを特徴としている。
用を説明する。請求項2に記載の空気入りタイヤでは、
サイプがタイヤ軸方向に延びているため、氷上での駆動
・制動性能を向上することができる。
一実施形態を図1乃至図4にしたがって説明する。
XR 185/70R13)は、図1に示すように、左
右一対のサイドウォール(図示せず)に跨がる円筒状の
トレッド12に、複数の周方向主溝14と複数のラグ溝
16によって区画されたブロック状陸部18を複数備え
ている。
は、一方の周方向主溝14に面した一端18Aから他方
の周方向主溝14に向かってタイヤ軸方向(矢印A方
向)に沿って延び、他方の周方向主溝14の所定寸法手
前で終端しているサイプ20Aと、このサイプ20Aと
はタイヤ周方向(矢印B方向)に離間して他方の周方向
主溝14に面した一端18Bから一方の周方向主溝14
に向かってタイヤ軸方向に沿って延び、一方の周方向主
溝14の所定寸法手前で終端しているサイプ20Bと、
を備えており、サイプ20Aとサイプ20Bとがタイヤ
周方向に沿って交互に形成されている。
プ20Bは、タイヤ半径方向に対して互いに逆向きに一
定角度で傾斜しており、ブロック状陸部18にはサイプ
20Aとサイプ20Bとによって接地面側が幅狭のテー
パー状とされた陸部要素22Aと、接地面側が幅広のテ
ーパー状とされた陸部要素22Bとが交互に形成され、
サイプ間隔は新品時の接地面において交互に長短とさ
れ、サイプ底付近では等間隔にされている。
向の長さLB が25mm、タイヤ軸方向の長さWB が20
mmであり、高さ(=周方向主溝14の深さ)HB が10
mmである。一方、サイプ20A,Bの寸法は、長さLS
が16mm(図2参照)、サイプ幅が0.3mm、サイプ深
さHS が7mm(図3参照)である。また、陸部要素22
Aの新品時の接地面の幅Waは約1mm(図3参照)、陸
部要素22Bの新品時の接地面の幅Wbは約4mm(図3
参照)である。なお、スタッドレスタイヤとしての氷上
性能を確保するためには、サイプ20A,Bのサイプ深
さHS は周方向主溝14の深さの50%以上の深さを必
要とする。
施形態の空気入りタイヤでは、図2に示すようにサイプ
間隔は新品時において交互に長短とされているが、走行
によりブロック状陸部18が摩耗するに従ってサイプ間
隔は図4に示すように次第に等間隔になって行く。ま
た、接地面側が幅狭とされたテーパー状の陸部要素22
Aは、路面からの入力に対して倒れ難い接地面側が幅広
とされたテーパー状の陸部要素22Bに挟まれて支持さ
れるため、接地面側が幅狭とされたテーパー状の陸部要
素22Aは新品時から倒れ難く、トレッド12の実接地
面積の減少が新品時から防止され、実接地面積の減少に
よる氷上性能の低下が防止される。なお、走行によりト
レッドが摩耗すると、ブロック状陸部18の高さが低く
なってブロック状陸部18のブロック剛性が高まり、接
地面側が幅狭とされたテーパー状の陸部要素22A自身
も倒れ難くなるので、接地面側が幅広とされたテーパー
状の陸部要素22Bで支えられる必要も除々になくな
る。したがって、本実施形態の空気入りタイヤは、氷上
において、サイプ20A,Bのエッジ効果と、安定した
実接地面積の確保により新品時からスタッドレスタイヤ
としての使用後期(50%摩耗時)に至るまで高い駆動
・制動性が得られる。 [試験例]本発明の効果を確かめるために、本発明の適
用された実施例タイヤ1種及び比較例タイヤ3種を用
い、氷上ブレーキ性能を比較した。 (試験方法)テストタイヤを実車に装着し、氷結した特
設コース上を20km/hの速度で走行中に急ブレーキをか
け(ロック状態)、その地点から停止地点までの距離を
測定し、その逆数を氷上ブレーキ性能として指数表示し
た。
明をする。 実施例タイヤ:図1乃至図4に示す前述した構造の空気
入りタイヤである。
に、この比較例タイヤ1のブロック状陸部18には、タ
イヤ半径方向に沿って延び、かつタイヤ軸方向(矢印A
方向)に横断するサイプ24が等間隔に4本形成されて
いる。なお、ブロック状陸部18の寸法、サイプ24の
幅及び深さは実施例タイヤと同一である。
に、この比較例タイヤ2のブロック状陸部18には、タ
イヤ半径方向に沿って延び、かつタイヤ軸方向(矢印A
方向)に横断するサイプ24が等間隔に5本形成されて
いる。なお、ブロック状陸部18の寸法、サイプ24の
幅及び深さは実施例タイヤと同一である。
うに、この比較例タイヤ3のブロック状陸部18には、
内部で2本に分岐するサイプ26が4本設けられてい
る。このサイプ26は、ブロック状陸部18をタイヤ軸
方向(矢印A方向)に横断しタイヤ径方向に沿って延び
る第1の直線要素26Aと、この第1の直線要素26A
の下端に連続して設けられタイヤ周方向に離間する2本
の分岐要素26Bとから構成されている。なお、図11
に示すように、一方の分岐要素26Bは、一方の周方向
主溝14に面した一端18Aから他方の周方向主溝14
に向かってタイヤ軸方向(矢印A方向)に沿って延びて
他方の周方向主溝14の所定寸法手前で終端しており、
他方の分岐要素26Bは、他方の周方向主溝14に面し
た一端18Bから一方の周方向主溝14に向かってタイ
ヤ軸方向に沿って延びて一方の周方向主溝14の所定寸
法手前で終端している。
と同一であり、サイプ26の寸法は、第1の直線要素2
6Aの幅が20mm、分岐要素26Bの幅が16mmであ
り、図10に示すように第1の直線要素26Aの深さ方
向の寸法HSAが7mm、接地面から分岐要素26Bの底部
までの深さ方向の寸法HSBが7mmである。また、第1の
直線要素26Aと第1の直線要素26Aとの間隔Wc は
約5.4mm、分岐要素26Bと分岐要素26Bとの間隔
Wd は約2.8mmである。
耗が進行するに従って図11(30%摩耗時)乃至図1
2(50%摩耗時)に示すように、サイプ26で区別さ
れる陸部要素の形状が変化し、途中からエッジ成分が増
加する。
実施例タイヤは、比較例タイヤ1〜3に比較して新品時
から高い氷上ブレーキ性能が得られることが証明され
た。
は、ブロック状陸部18に設けられたサイプ20A,B
がブロック状陸部18の途中で終端していたが、サイプ
20A,Bは、図13、図14(新品時)及び図15
(50%摩耗時)に示すようにブロック状陸部18を横
断しても良い。
は、サイプ20A,Bが直線状に延びるストレートサイ
プであったが、ジグザグ状に延びるジグザグサイプであ
っても良い。
状陸部18を構成するゴムを発泡ゴムとしても良く、微
粒子、繊維等を分散させても良い。
イプ20A,Bは、その傾斜角度が一定であったが、傾
斜角度が途中で変化しても良い。また、接地面側が幅狭
のテーパー状とされた陸部要素22Aと、接地面側が幅
広のテーパー状とされた陸部要素22Bとが交互に形成
されればサイプ20A,Bの何れか一方はタイヤ径方向
に対して傾斜していなくても良い。
長短とされブロック状陸部18が摩耗するに従って等間
隔に近づいて行けば良く、サイプ底間隔が必ずしも等間
隔でなくても良い。
は、接地面側が幅狭のテーパー状とされた陸部要素と、
接地面側が幅広のテーパー状とされた陸部要素とが交互
に形成されていたが、必ずしも交互に形成しなくても良
い。例えば、図16乃至図18に示すように、少なくと
も幅狭のテーパー状とされた陸部要素が、接地面側が幅
広のテーパー状とされた陸部要素で両側から挟持されて
支持されていれば良い。
イプ20A,Bは、タイヤ軸方向に沿って延びていた
が、タイヤ軸方向に対して傾斜していても良い。また、
サイプ20A,Bを、タイヤ周方向に沿って延びるよう
に形成しても良く、この場合には、横滑りに対して効果
がある。
空気入りタイヤは上記の構成としたので、新品時から高
い氷上性能が得られるという優れた効果を有する。
上記の構成としたので、特に、新品時から高い駆動・制
動性が得られるという優れた効果を有する。
レッドの平面図である。
る。
る。
る。
る。
陸部の平面図である。
陸部の平面図である。
ク状陸部の側面図である。
図である。
の平面図である。
ク状陸部の新品時の平面図である。
る。
の平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 1対のビードコア間にトロイド状をなし
て跨がるカーカスのクラウン部外周に補強層とトレッド
を順次配置し、前記トレッドに複数のサイプを有する複
数のブロック状陸部を備えた空気入りタイヤであって、 前記複数のサイプは所定方向に沿って並列され、接地面
におけるサイプ間隔は新品時において交互に長短とされ
ブロック状陸部が摩耗するに従って等間隔に近づくこと
を特徴とする空気入りタイヤ。 - 【請求項2】 前記サイプはタイヤ軸方向に延びている
ことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP00614996A JP3993902B2 (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | 空気入りタイヤ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Publication Number | Publication Date |
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JPH09193619A true JPH09193619A (ja) | 1997-07-29 |
JP3993902B2 JP3993902B2 (ja) | 2007-10-17 |
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ID=11630475
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3993902B2 (ja) |
Cited By (4)
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---|---|---|---|---|
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-
1996
- 1996-01-17 JP JP00614996A patent/JP3993902B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3993902B2 (ja) | 2007-10-17 |
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