JP3983198B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真法等により記録媒体上に画像を形成する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置では、像担持体(感光体等)上に画像データに応じたトナー像を形成し、このトナー像を転写部において記録媒体に転写したのち、定着部において記録媒体に定着させる。画像形成装置は、記録媒体のジャム(搬送不良)が生じた際に記録媒体を速やかに除去できるような構成であることが必要である。そこで、レバーの操作や外装カバーの開閉と連動して、定着部のヒートローラ及び加圧ローラによる記録媒体の加圧を解除する機構が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−19927号公報(第4−7頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、記録媒体は、定着部のほか、像担持体と転写部の転写ベルト等との間でも挟持されている。従って、記録媒体を除去するためには、定着部のヒートローラと加圧ローラとを離間させる操作と、像担持体と転写ベルト等とを離間させる操作とを行わなければならず、煩雑な作業が必要になる。また、記録媒体を定着部の下流側から引き抜く際、記録媒体上の未定着トナーがヒートローラ又は加圧ローラの外周に付着する可能性もある。
【0005】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、記録媒体の除去を容易に行うことができる画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像形成装置は、現像剤により形成される現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体上の現像剤像を記録媒体に転写すると共に前記記録媒体を搬送する転写体と、前記像担持体と前記転写体とを離間させる離間手段と、前記転写体により前記記録媒体に転写された現像剤像を、前記記録媒体に定着させる定着体と、前記定着体に対向配置された加圧体と、前記定着体に対して前記加圧体を加圧する加圧手段と、前記離間手段と連動して前記加圧手段による加圧を解除する加圧解除手段とを有し、前記離間手段は、前記像担持体及び前記転写体の一方を保持する揺動可能な保持フレームを有し、前記加圧解除手段は、揺動する前記保持フレームに当接付勢されて作動し、前記定着体及び前記加圧体の一方を他方から離間する方向に付勢することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、また、現像剤により形成される現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体上の現像剤像を記録媒体に転写すると共に前記記録媒体を搬送する転写体と、前記像担持体と前記転写体とを離間させる離間手段と、前記転写体により前記記録媒体に転写された現像剤像を、前記記録媒体に定着させる定着体と、前記定着体に対向配置された加圧体と、前記定着体に対して前記加圧体を加圧する加圧手段と、前記離間手段と連動して、前記加圧手段による加圧を解除する加圧解除手段とを有し、前記離間手段は、前記像担持体及び前記転写体の一方を保持する揺動可能な保持フレームと、前記保持フレームにさらに揺動可能に設けられた解除レバーとを有し、前記加圧解除手段は、揺動する前記解除レバーに当接付勢されて作動し、前記定着体及び前記加圧体の一方を他方から離間する方向に付勢することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、また、現像剤により形成される現像剤像を担持する像担持体と、前記像担持体上の現像剤像を記録媒体に転写すると共に前記記録媒体を搬送する転写体と、前記像担持体と前記転写体とを離間させる離間手段と、前記転写体により前記記録媒体に転写された現像剤像を、前記記録媒体に定着させる定着体と、前記定着体に対向配置された加圧体と、前記定着体に対して前記加圧体を加圧する加圧手段と、前記離間手段と連動して、前記加圧手段による加圧を解除する加圧解除手段とを有し、前記離間手段は、前記像担持体及び前記転写体の一方を保持すると共に装置本体外に移動可能に設けられた移動フレームを有し、前記加圧解除手段は、移動する前記移動フレームに当接付勢されて作動し、前記定着体及び前記加圧体の一方を他方から離間する方向に付勢することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
第1の実施の形態.
図1は、第1の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す側断面図である。この画像形成装置は、外部のコンピュータ等から入力された画像データに基づき、電子写真法により記録媒体上に画像を形成するものである。画像形成装置は、4つの画像形成部100と、転写搬送ユニット103と、定着ユニット104と、給紙トレイ105と、給紙搬送ユニット106と、これらを収容したハウジング10とを備えている。
【0008】
4つの画像形成部100は、それぞれイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックに対応したトナー画像を記録媒体上に転写するものであり、ハウジング10内において図中右下から左上にかけて一列に配列されている。各画像形成部100は、感光体(像担持体)107、現像器108及び帯電器109を含むイメージドラムカートリッジ101と、LEDヘッドからなる光学ユニット102とを備えている。光学ユニット102を構成するLEDヘッドは、感光体107の軸線方向に多数のLED素子を配列したものである。なお、光学ユニット102は、LEDヘッドに限らず、レーザ照射部とポリゴンミラーとを備えたレーザスキャニングユニット等であってもよい。
【0009】
感光体107は、図示しない駆動源により回転駆動されるドラム状の部材であり、その表面が感光層となっている。帯電器109は、感光体107の表面を均一に帯電させるものである。光学ユニット102は、均一帯電した感光体107の表面を露光して静電潜像を形成するものである。現像器108は、感光体107の表面に形成された静電潜像をトナーにより現像し、トナー像(現像剤像)を形成するものである。
【0010】
転写搬送ユニット103は、画像形成部100の各感光体107に対向するように図中右下から左上にかけて一列に配列された4つの転写ローラ111と、これら転写ローラ111の配列方向両側に設けられたベルト駆動ローラ112及び張力付与ローラ113とを備えている。ベルト駆動ローラ112及び張力付与ローラ113には、各転写ローラ111と各感光体107とに挟まれるように、無端ベルトである転写ベルト110が掛け渡されている。転写ローラ111には、バイアス電圧が印加されており、転写ベルト110を介して、感光体107上のトナー像を記録媒体に転移させるよう構成されている。
【0011】
ベルト駆動ローラ112は、図示しない駆動源により回転駆動され、このベルト駆動ローラ112の回転により転写ベルト110が一定の方向に循環(周回)移動する。張力付与ローラ113は、転写ベルト110に張力を付与するものである。転写ベルト110と各感光体107との間に、記録媒体の搬送路が形成される。記録媒体は、転写ベルト110の移動及び各感光体107の回転により、転写ベルト110と各感光体107との間の搬送路に沿って、図中右下側から左上側に搬送される。以下の説明では、記録媒体の搬送方向における上流側及び下流側を、単に「上流側」及び「下流側」と呼ぶ。
【0012】
給紙トレイ105は、ハウジング10の底部に装着されたトレイであり、積載された記録媒体を収容している。給紙搬送ユニット106は、給紙トレイ105の図中右側に配置されており、給紙トレイ105に積載された記録媒体を一枚ずつ繰り出すピックアップローラ131と、繰り出された記録媒体を上記搬送路に送り出す給紙ローラ132及び搬送ローラ133とを有している。
【0013】
定着ユニット104は、ハウジング10の図中左上側、すなわち4つの画像形成部100の下流側に配置されている。この定着ユニット104は、熱源を内蔵したヒートローラ(定着体)117と、ヒートローラ117の上側に対向配置された加圧ローラ(加圧体)118と、ヒートローラ117を加圧ローラ118に対して押圧付勢する加圧部材(加圧手段)120とを備えており、ヒートローラ117と加圧ローラ118との間で記録媒体を加圧するよう構成されている。さらに、ヒートローラ117と加圧ローラ118とによる記録媒体の加圧を解除するため、加圧解除部材121が設けられている。
【0014】
加圧ローラ118は、図示しない駆動源により一定方向に回転駆動される。ヒートローラ117は、ガイド部材122により、上下方向、すなわち加圧ローラ118に対して接近及び離間する方向に移動可能に支持されている。加圧部材120は、例えばばね部材であり、ヒートローラ117の主軸の端部(以下、軸端部とする。)に当接してこれを加圧ローラ118側に押圧付勢する。加圧解除部材121は、加圧ローラ118の軸を中心として回動可能に支持されており、その下端部には、ヒートローラ117の軸端部に当接するカム部123が形成されている。
【0015】
定着ユニット104の下流側には、定着ユニット104を通過した記録媒体をハウジング10外に排紙するための排紙ローラ126が設けられ、この排紙ローラ126の下側には搬送コロ127が設けられている。排紙ローラ126は、図示しない駆動源により一定方向に回転駆動される。搬送コロ127は、排紙ローラ126の下側に配置され、ガイド部材129により、上下方向、すなわち排紙ローラ126に対して接近及び離間する方向に移動可能に支持されている。排紙ローラ126のさらに下側には、例えばばね部材からなる加圧部材128が設けられている。加圧部材128は、搬送コロ127の軸端部を排紙ローラ126側に押圧付勢し、これにより排紙ローラ126と搬送コロ127との間で記録媒体が挟持される。
【0016】
転写搬送ユニット103は、ハウジング10内で揺動可能に設けられた保持フレーム115に着脱可能に取り付けられている。保持フレーム115は、ハウジング10の図中右下(すなわち、給紙搬送ユニット106の近傍)に設けられた支軸130を中心として揺動可能に支持されている。図1に示したように、転写ベルト110と各感光体107との間で記録媒体の搬送路が形成されるときの保持フレーム115の位置を、「閉位置」とする。なお、ハウジング10内には、保持フレーム115を閉位置においてロックする図示しないロック機構が設けられている。
【0017】
図2は、転写搬送ユニット103が取り付けられた保持フレーム115を揺動させた状態を示す側断面図である。図2では、保持フレーム115を揺動させている途中の状態を実線で示し、揺動させた後の状態を破線で示す。図2に破線で示したように、保持フレーム115は、転写ローラ111の配列方向が鉛直方向と略一致する位置(開位置とする。)まで揺動させることができる。これにより、転写ベルト110が各感光体107から離間して記録媒体の搬送路が開放され、記録媒体の除去が可能になる。なお、ハウジング10の上部を構成する外装カバー10aは、開閉可能に構成されている。
【0018】
保持フレーム115の定着ユニット104側の端部(図中左端部)には、定着ユニット104に向けて突出する当接レバー116が形成されている。また、定着ユニット104の加圧解除部材121の保持フレーム115側の端部(図中右端部)には、保持フレーム115側に突出する上部レバー124及び下部レバー125が形成されている。上部レバー124及び下部レバー125は、互いに平行であり、下部レバー125の方が上部レバー124よりも長く形成されている。保持フレーム115が閉位置(図1)にあるときには、保持フレーム115の当接レバー116は、加圧解除部材121の上部レバー124と下部レバー125との間に位置している。
【0019】
次に、この第1の実施の形態に係る画像形成装置の動作について説明する。画像形成処理は、保持フレーム115を閉位置(図1)に位置させた状態で行う。まず、給紙搬送ユニット106のピックアップローラ131を回転させて、給紙トレイ105に積載された記録媒体を一枚ずつ繰り出し、さらに給紙ローラ132及び搬送ローラ133の回転により、記録媒体を搬送ベルト110と各感光体107との間の搬送路に送り出す。転写搬送ユニット103ではベルト駆動ローラ112の回転により転写ベルト110が移動し、各画像形成部100では各感光体107が回転し、これにより記録媒体の搬送が行われる。各画像形成部100では、光学ユニット102が画像データに応じて感光体107上に静電潜像を形成し、現像器108がこの静電潜像を現像してトナー像を形成する。感光体107上のトナー像は、転写ベルト110の電荷により記録媒体に転写される。各画像形成部100によりトナー像が転写された記録媒体は、定着ユニット104に搬送され、ヒートローラ117と加圧ローラ118との間で加圧及び加熱される。トナー像の定着が完了した記録媒体は、排紙ローラ127と搬送コロ126とによりハウジング10の外部に排紙される。
【0020】
記録媒体のジャム等により画像形成処理が中断したときには、ユーザーは、記録媒体を除去する処理(いわゆるジャム処理)を行う。ユーザーは、図2に示す外装カバー10aを開いたのち、保持フレーム115を閉位置(図1)から開位置(図2)に揺動させる。これにより、保持フレーム115に支持された転写ベルト110と各感光体107とが離間し、記録媒体の搬送路が開放される。加えて、保持フレーム115が開位置に揺動する際、保持フレーム115の当接レバー116が加圧解除部材121の上部レバー124を上方に付勢し、加圧解除部材121を図中反時計回りに回動させる。これにより、加圧解除部材121のカム部123がヒートローラ117の軸端部を下方に付勢し、その結果、ヒートローラ117と加圧ローラ118とによる記録媒体の加圧が解除される。このように、転写ベルト110と各感光体107との間の記録媒体の搬送路が開放され、さらにヒートローラ117と加圧ローラ118とによる記録媒体の加圧が解除されるため、搬送路及び定着ユニット104内の記録媒体を容易に除去することができる。
【0021】
ユーザーが記録媒体を除去したのち、保持フレーム115を開位置から閉位置(図1)に揺動させると、保持フレーム115に支持された転写ベルト110と各感光体107とにより再び記録媒体の搬送路が形成される。保持フレーム115が閉位置(図1)に揺動する際、保持フレーム115の当接レバー116が加圧解除部材121の下部レバー125を下方に付勢し、加圧解除部材121を図中時計回りに回動させ、これにより加圧解除部材121のカム部123がヒートローラ117の軸端部から離間する。その結果、ヒートローラ117は、加圧部材120の押圧付勢力により上方に移動し、再び加圧ローラ118に対して押圧付勢される。
【0022】
以上説明したように、この第1の実施の形態によれば、ユーザーが保持フレーム115を閉位置から開位置に揺動させることにより、転写ベルト110と各感光体107とが離間して搬送路が開放され、これに連動してヒートローラ117と加圧ローラ118とによる記録媒体の加圧が解除される。従って、搬送路及び定着ユニット104内の記録媒体を容易に除去することができる。
【0023】
また、保持フレーム115を揺動させる際に、この保持フレーム115の当接レバー116により加圧解除部材121を当接付勢して回動させるようにしたので、転写ベルト110と各感光体107との離間動作と、ヒートローラ117と加圧ローラ118とによる記録媒体の加圧の解除とを簡単な構成で連動させることができる。
【0024】
なお、本実施の形態では、感光体107を含む画像形成部100をハウジング10に対して固定し、転写ベルト110を含む転写搬送ユニット103を揺動させるよう構成したが、逆に、転写搬送ユニット103をハウジング10に対して固定し、画像形成部100を揺動させるようにしてもよい。この場合も、画像形成部100の揺動と連動して、ヒートローラ117と加圧ローラ118とによる記録媒体の加圧を解除することにより、上述した効果を得ることができる。
【0025】
第2の実施の形態.
図3及び図4は、第2の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す側断面図である。なお、図3及び図4において、第1の実施の形態と同様の構成要素には、同一の符号を付す。本実施の形態は、定着ユニット104の加圧解除部材の構成において第1の実施の形態と異なっている。本実施の形態における定着ユニット104は、第1の実施の形態と同様、ヒートローラ117、加圧ローラ118、定着カバー119及び加圧部材120を備えている。但し、ヒートローラ117と加圧ローラ118とによる記録媒体の加圧を解除する加圧解除部材201のカム部202は、ヒートローラ117の軸端部に当接してこれを下方に付勢したときに、図4に示すように、ヒートローラ117を加圧ローラ118から完全に離間させるよう構成されている。
【0026】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置のジャム処理について説明する。ユーザーが保持フレーム115を閉位置(図3)から開位置に向けて揺動させると、図4に示すように、保持フレーム115に支持された転写ベルト110と各感光体107とが離間する。さらに、保持フレーム115の当接レバー116が加圧解除部材201の上部レバー124を上方に付勢し、加圧解除部材201を図中反時計回りに回動させる。加圧解除部材201が図中反時計回りに回動すると、加圧解除部材201の底部に形成されたカム部202がヒートローラ117の軸端部を下方に付勢し、ヒートローラ117を加圧ローラ118から完全に離間させる。このように、転写ベルト110と各感光体107とが離間し、同時にヒートローラ117と加圧ローラ118とが離間するため、搬送路及び定着ユニット104内の記録媒体の除去を容易に行うことができる。
【0027】
ユーザーが記録媒体を除去したのち、保持フレーム115を閉位置(図3)に揺動させると、転写ベルト110と各感光体107との間で再び記録媒体の搬送路が形成される。加えて、保持フレーム115が閉位置に揺動する際、保持フレーム115の当接レバー116が加圧解除部材201の下部レバー125を下方に付勢し、加圧解除部材201を図中時計回りに回動させる。加圧解除部材201が図中時計回りに回動すると、加圧解除部材201の底部に形成されたカム部202がヒートローラ117の軸端部から離間する。これにより、ヒートローラ117は、加圧部材120の押圧付勢力により上方に移動し、再び加圧ローラ118に対して押圧付勢される。
【0028】
以上説明したように、この第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態により得られる各効果に加え、ヒートローラ117と加圧ローラ118とが完全に離間するため、ヒートローラ117と加圧ローラ118との間の記録媒体の除去がさらに容易になる。
【0029】
第3の実施の形態.
図5及び図6は、第3の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す側断面図及び上面図である。図5及び図6において、第1及び第2の実施の形態と同様の構成要素には、同一の符号を付す。本実施の形態では、図5に示すように、保持フレーム115の定着ユニット104側の端部(図中左端部)には、揺動可能な解除レバー301が取り付けられている。解除レバー301は、保持フレーム115に設けられた支軸303により揺動可能に支持されている。解除レバー301は、定着ユニット104側に突出する当接レバー302を有している。この当接レバー302は、図6に示すように、保持フレーム115の幅方向両側に設けられており、加圧解除部材201の上部レバー124及び下部レバー125(図6では上部レバー124の下に隠れている)に当接可能に構成されている。
【0030】
図5に示すように、解除レバー301において、当接レバー302の上側には、先端に行くほど当接レバー302との間隔が広がるような角度で突出する把持部305が形成されている。この把持部305は、保持フレーム115の幅方向に亘って延在しており、ユーザーが把持できるよう構成されている。図5に示した状態では、解除レバー301の当接レバー302が、加圧解除部材201の上部レバー124と下部レバー125との間に位置している。保持フレーム115には、解除レバー301を図5に示した状態から図中時計回りに所定角度揺動させたときに当接するストッパ304が設けられている。また、保持フレーム115には、図5に示した状態で解除レバー301をロックする図示しないロック機構が設けられている。
【0031】
図7は、図5に示した状態から解除レバー301を揺動させた状態を示す側断面図であり、図8は、さらに保持フレーム115を揺動させた状態を示す側断面図である。図7に示すように、解除レバー301を矢印Aで示す方向に操作すると、解除レバー301が支軸303を中心として時計回りに揺動し、解除レバー301の当接レバー302が加圧解除部材201の上部レバー124を上方に付勢するため、加圧解除部材201が反時計回りに回動する。解除レバー301をさらに矢印A方向に操作すると、解除レバー301がストッパ304に当接するため、図8に示すように保持フレーム115が支軸130(図1)を中心として揺動し、記録媒体の搬送路が開放される。
【0032】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置のジャム処理について説明する。図7に示すように、ユーザーが解除レバー301の把持部305を把持して矢印A方向に操作すると、解除レバー301が支軸303を中心として、ストッパ304に当接するまで図中時計回りに揺動する。解除レバー301が図中時計回りに揺動すると、解除レバー301の当接レバー302が加圧解除部材201の上部レバー124を上方に付勢し、加圧解除部材201を図中反時計回りに回動させる。加圧解除部材201が図中反時計回りに回動すると、加圧解除部材201のカム部202がヒートローラ117の軸端部を下方に付勢し、ヒートローラ117を加圧ローラ118から離間させる。ユーザーが解除レバー301の把持部305をさらに矢印A方向に操作すると、保持フレーム115が開位置に向けて揺動し、図8に示すように、転写ベルト110と各感光体107とが離間し、記録媒体の搬送路が開放される。このように、ヒートローラ117と加圧ローラ118とが離間し、さらに転写ベルト110と各感光体107とも離間するため、搬送路及び定着ユニット104の記録媒体を容易に除去することができる。
【0033】
記録媒体を除去したのち、ユーザーが保持フレーム115を閉位置(図7)まで揺動させると、転写ベルト110と各感光体107とにより記録媒体の搬送路が再び形成される。保持フレーム115は、この閉位置において図示しないロック機構によりロックされる。さらに、ユーザーが、解除レバー301の把持部305を把持し、矢印A方向と反対方向に操作すると、解除レバー301の当接レバー302が加圧解除部材201の下部レバー125を下方に付勢し、加圧解除部材201を図中時計回りに回動させる。加圧解除部材201が図中時計回りに回動すると、図5に示すように、加圧解除部材201のカム部202がヒートローラ117の軸端部から離間し、これにより、ヒートローラ117は加圧部材120の押圧付勢力により上方に移動し、再び加圧ローラ118に対して押圧付勢される。なお、ユーザーが解除レバー301を操作し忘れた場合でも、外装カバー10a(図2)を閉じる際に、この外装カバーが解除レバー301に当接するため、加圧解除部材201を上述したように回動させることができる。
【0034】
以上説明したように、この第3の実施の形態によれば、転写ベルト110と各感光体107とが離間するよりも前に、ヒートローラ117と加圧ローラ118とを離間させることができる。そのため、記録媒体は転写ベルト110上の静電気により転写ベルト110に付着し、ヒートローラ117や加圧ローラ118には付着しない。従って、ユーザーが、未定着トナーを担持した記録媒体を定着ユニット104の下流側から引き抜いたとしても、記録媒体上の未定着トナーがヒートローラ117又は加圧ローラ118に付着することはない。
【0035】
第4の実施の形態.
図9〜図11は、本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す側面図である。図9〜図11において、上記各実施の形態と同様の構成要素は、それぞれ同一の符号で示す。本実施の形態における加圧解除部材401は、上部レバー124及び下部レバー125に加えて、排紙ローラ126側(図中左側)に突出する排紙側レバー402を有している。この排紙側レバー402は、その先端部が搬送コロ127の軸端部に上方から当接できるような長さを有している。搬送コロ127は、ガイド部材129により上下に移動可能に支持されており、加圧部材128により排紙ローラ126側に押圧付勢されている。
【0036】
本実施の形態では、加圧解除部材401が図中反時計回りに回動すると、加圧解除部材401の排紙側レバー402が搬送コロ127の軸端部に当接してこれを下方に押し下げ、搬送コロ127を排紙ローラ126から離間させる。なお、加圧解除部材401のカム部202がヒートローラ117の軸端部に当接してこれを下方に押し下げ、ヒートローラ117を加圧ローラ118から離間させる点は、第3の実施の形態と同様である。
【0037】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置のジャム処理について説明する。図10に示すように、ユーザーが解除レバー301の把持部305を把持して矢印A方向に操作すると、解除レバー301が支軸303を中心として、ストッパ304に当接するまで図中時計回りに揺動する。解除レバー301が図中時計回りに揺動すると、解除レバー301の当接レバー302が加圧解除部材401の上部レバー124を上方に付勢し、加圧解除部材401を図中反時計回りに回動させる。加圧解除部材401が図中反時計回りに回動すると、加圧解除部材401のカム部202がヒートローラ117の軸端部を下方に付勢し、ヒートローラ117を加圧ローラ118から完全に離間させる。同時に、加圧解除部材401の排紙側レバー402が搬送コロ127の軸端部に当接してこれを下方に押し下げ、搬送コロ127を排紙ローラ126から離間させる。ユーザーがさらに把持部305を矢印A方向に操作すると、図11に示すように転写ベルト110と各感光体107とが離間する。これにより、搬送路及び定着ユニット104に加えて、排紙ローラ126と搬送コロ127とにより記録媒体が挟持されている場合でも、この記録媒体を容易に除去することができる。
【0038】
記録媒体を除去したのち、ユーザーが保持フレーム115を閉位置まで揺動させると、転写ベルト110と各感光体107とにより記録媒体の搬送路が再び形成される。さらに、ユーザーが、解除レバー301の把持部305を把持し、この解除レバー301を図中反時計回りに揺動させると、解除レバー301の当接レバー302が加圧解除部材401の下部レバー125を下方に付勢し、加圧解除部材401を図中時計回りに回動させる。加圧解除部材401が図中時計回りに回動すると、加圧解除部材401のカム部202がヒートローラ117の軸端部から離間する。その結果、ヒートローラ117は加圧部材120の押圧付勢力により上方に移動し、再び加圧ローラ118に対して押圧付勢される。同時に、加圧解除部材401の排紙側レバー402が搬送コロ127の軸端部から上方に離間するため、搬送コロ127は加圧部材128の押圧付勢力により上方に移動し、再び排紙ローラ126に対して押圧付勢される。
【0039】
以上説明したように、この第4の実施の形態によれば、搬送ベルト110と各感光体107との離間動作及びヒートローラ117と加圧ローラ118との離間動作に連動して、排紙ローラ126と搬送コロ127とを離間させることができる。従って、排紙ローラ126と搬送コロ127とにより記録媒体が挟持されていたとしても、その記録媒体を容易に取り除くことができる。
【0040】
第5の実施の形態.
図12〜図14は、本発明の第5の実施の形態に係る画像形成装置の側断面図である。図12〜図14において、上記各実施の形態と同様の構成要素は、それぞれ同一の符号で示す。図12に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置では、4つの画像形成部100が水平方向に配列されている。なお、各画像形成部100は、第1の実施の形態で説明したとおり、イメージドラムカートリッジ101(感光体107、現像器108及び帯電器109を含む)と、LEDヘッドである光学ユニット102とを備えている。また、光学ユニット102は、LEDヘッドに限らず、レーザ照射部とポリゴンミラーとを備えたレーザスキャニングユニットであってもよい。
【0041】
転写ローラ111等を含む転写搬送ユニット103は、画像形成部100の下側に配置されている。転写搬送ユニット103の4つの転写ローラ111は、4つの画像形成部100の各感光体107に対向するよう水平に配列されている。これら転写ローラ111の配列方向(図中左右方向)両側には、ベルト駆動ローラ112及び張力付与ローラ113が設けられており、これらベルト駆動ローラ112及び張力付与ローラ113には転写ベルト110が掛け渡されている。ベルト駆動ローラ112の回転により、転写ベルト110が、転写ローラ111と感光体107との間の搬送路を、図中右側から左側に移動する。
【0042】
転写搬送ユニット103は、転写ローラ111の配列方向(図中左右方向)に延在するレール509に沿って移動可能な移動フレーム500によって支持されている。この移動フレーム500は、上下に連結された上部フレーム501及び下部フレーム504を有している。上部フレーム501及び下部フレーム504は、下流側の端部(図中左端部)に形成された支軸502及び支軸505を介して、連結レバー507により連結されている。上部フレーム501及び下部フレーム504は、また、上流側の端部(図中右端)に形成された支軸503及び支軸506を介して、連結レバー508により連結されている。上流側の連結レバー508は、ユーザーが先端部を把持できるよう上部フレーム501よりもさらに上方に突出している。
【0043】
図13に示すように、連結レバー508が図中矢印Cで示す方向に操作されると、連結レバー507,508が支軸505,506を中心として図中時計回りに揺動する。上部フレーム501は、連結レバー507,508の揺動に伴い、図中略右下方向に移動する。これにより、上部フレーム501に支持された転写搬送ユニット103の転写ベルト110は、ハウジング10内で固定された画像形成部100の各感光体107から離間する。なお、連結レバー508は、図示しないストッパに当接し、矢印Cで示す方向にはこれ以上揺動しない。
【0044】
下部フレーム504において支軸505よりもさらに下流側の端部(図中左端)には、上方に突出した当接レバー511が形成されている。この当接レバー511の上流側(図中右側)には、当接レバー511よりも突出量の多い当接レバー512が形成されている。
【0045】
本実施の形態における定着ユニット104では、ヒートローラ117が上側に配置され、加圧ローラ118が下側に配置されている。加圧ローラ118は、ガイド部材122に沿って上下に移動可能に支持され、加圧部材120によりヒートローラ117側に付勢されている。加圧解除部材510は、ヒートローラ117の支軸を中心として回動可能に支持されており、加圧ローラ118の軸端部を下方に付勢するカム部202を有している。さらに、この加圧解除部材510には、下方に突出する突出部513が取り付けられており、下部フレーム504の当接レバー511,512と当接可能になっている。
【0046】
図14に示すように、連結レバー508が図中矢印Cで示す方向にさらに操作されると、移動フレーム500がレール509に沿ってハウジング10外に移動する。このとき、下部フレーム504の当接レバー511が加圧解除部材510の突出部513に当接し、これにより加圧解除部材510を図中反時計回りに回動させる。また、下部フレーム504を、矢印Cと反対方向に移動させると、下部フレーム504の当接レバー512が加圧解除部材510の突出部513に当接し、これにより加圧解除部材510を図中時計回りに回動させる。
【0047】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置のジャム処理について説明する。図13に示すように、ユーザーが連結レバー508を矢印Cで示す方向に操作すると、連結レバー507,508がそれぞれ支軸505,506を中心として揺動し、上部フレーム501が略右下方向に移動する。これにより、上部フレーム501に支持された転写ベルト110は各感光体107から離間する。ユーザーが連結レバー508をさらに矢印C方向に操作すると、移動フレーム500がレール509に沿ってハウジング10外に移動する。これに伴い、移動フレーム500により支持された転写ベルト110に付着した記録媒体を容易に除去することができる。さらに、移動フレーム500がハウジング10外に移動する際、下部フレーム504の当接レバー511が、加圧解除部材510の突出部513に当接し、加圧解除部材510を図中反時計回りに回動させる。加圧解除部材510が図中反時計回りに回動すると、加圧解除部材510のカム部202が加圧ローラ118の軸端部を下方に付勢し、加圧ローラ118をヒートローラ117から離間させる。このように、転写ベルト110と各感光体107とが離間した後に、転写ベルト110がハウジング10外に移動し、同時にヒートローラ117と加圧ローラ118とが離間するため、搬送路及び定着ユニット104内の記録媒体を容易に除去することができる。
【0048】
記録媒体を除去したのち、ユーザーは、連結レバー508を把持し、矢印C方向と反対の方向に移動フレーム500を移動させる。移動フレーム500がレール509に沿ってハウジング10内に戻る際、下部フレーム504の当接レバー512が、加圧解除部材510の突出部513に当接し、加圧解除部材510を図中時計回りに回動させる。その結果、加圧解除部材510のカム部202が加圧ローラ118の軸端部から離間し、その結果、加圧ローラ118は、加圧部材120の押圧付勢力により上方に移動し、再びヒートローラ117に対して押圧付勢される。ユーザーが、さらに連結レバー508を矢印C方向と反対の方向に押すと、連結レバー507,508がそれぞれ支軸505,506を中心として揺動し、図12に示すように、上部フレーム501が略左上に移動する。これにより、転写ベルト110と各感光体107との間に、再び記録媒体の搬送路が形成される。
【0049】
以上説明したように、この第5の実施の形態によれば、連結レバー508の操作により転写ベルト110が感光体107から離間し、その後、移動フレーム500がハウジング10外に移動するのと連動してヒートローラ117と加圧ローラ118とが離間するため、搬送路及び定着ユニット104内の記録媒体を容易に除去することができる。特に、移動フレーム500に支持される転写ベルト110がハウジング10外に引き出されるため、転写ベルト110に付着した記録媒体の除去が一層容易になる。
【0050】
図15は、第5の実施の形態の変形例を示す側断面図である。この変形例では、第5の実施の形態で説明した構成に加えて、加圧解除部材510が、排紙ローラ126側(図中左側)に突出する排紙側レバー520を有している。移動フレーム500がハウジング10外に移動する際、加圧解除部材510が図中反時計回りに回動すると、加圧解除部材510の排紙側レバー520が搬送コロ127の軸端部に当接してこれを下方に付勢し、搬送コロ127を排紙ローラ126から離間させる。その他の構成及び作用は、第5の実施の形態と同様である。
【0051】
この変形例によれば、移動フレーム500がハウジング10外に移動するのと連動してヒートローラ117と加圧ローラ118とが離間するほか、さらに排紙ローラ126と搬送コロ127とが離間するため、排紙ローラ126と搬送コロ127とにより記録媒体が挟持されていたとしても、その記録媒体を容易に除去することができる。
【0052】
第6の実施の形態.
図16〜図18は、本発明の第6の実施の形態に係る画像形成装置の側断面図である。図16〜図18において、上記各実施の形態と同様の構成要素は、それぞれ同一の符号で示す。本実施の形態では、4つの画像形成部100は、略水平に設けられた揺動可能な支持アーム602により支持されている。各画像形成部100は、第1の実施の形態と同様、イメージドラムカートリッジ101と光学ユニット102とを備えている。支持アーム602は、イメージドラムカートリッジ101の側面(図中手前側の面)に突出形成された凸部601に下側から当接している。
【0053】
転写搬送ユニット103は、画像形成部100の下側に配置されている。転写搬送ユニット103の4つの転写ローラ111は、各画像形成部100の感光体107に対向するよう水平に配列されており、これら転写ローラ111の配列方向(図中左右方向)両側には、ベルト駆動ローラ112及び張力付与ローラ113が設けられている。ベルト駆動ローラ112及び張力付与ローラ113には、転写ベルト110が掛け渡されており、転写ローラ111と感光体107との間に形成される搬送路を、図中右側から左側に移動する。
【0054】
転写搬送ユニット103は、また、転写ローラ111の配列方向(図中左右方向)に延在するレール509に沿って移動可能に設けられた移動フレーム600に、着脱可能に取り付けられている。
【0055】
支持アーム602は、その下流側の端部(図中左端部)に形成された支軸603を中心として略上下方向に揺動可能に構成されている。支持アーム602を揺動させるため、支持アーム602の上流側の端部(図中右端部)には、駆動レバー608が連結されている。すなわち、支持アーム602の先端に形成された溝602aに、駆動レバー608の先端に形成されたピンが係合している。この駆動レバー608は、支軸607を中心として回動可能に設けられたギア604に固定されている。また、ギア604には、モータ605の出力軸に固定されたモータギア606が係合している。モータ605が回転すると、その回転はモータギア606を介してギア604に伝達され、図17に示すようにギア604に固定された駆動レバー608が上方に揺動し、その結果、支持アーム602が上方に揺動する。
【0056】
転写搬送ユニット103のフレーム600の下流側の端部(図中左端部)には、第5の実施の形態と同様、上方に突出する当接レバー511が形成されている。また、当接レバー511の上流側に隣接して、当接レバー511より突出量の多い当接レバー512が形成されている。定着ユニット104は、第5の実施の形態と同様に構成されており、加圧解除部材510には、フレーム600の当接レバー511,512に係合可能な突出部513が下方に突出形成されている。
【0057】
図18に示すように、移動フレーム600を図中矢印Dで示す方向に移動させると、移動フレーム600及び移動フレーム600に支持された転写搬送ユニット103がハウジング10外に移動する。また、移動フレーム600の当接レバー511が加圧解除部材510の突出部513に当接し、これにより加圧解除部材510を図中反時計回りに回動させる。
【0058】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置のジャム処理について説明する。本実施の形態におけるジャム処理では、まずプリンタの制御部(図示せず)がモータ605を正方向(図中反時計回り)に回転駆動する。モータ605の回転はモータギア606を介してギア604に伝達され、ギア604に固定された駆動レバー608が上方に揺動し、その結果、駆動レバー608に連結された支持アーム602が上方に揺動する。これにより、図17に示すように、支持アーム602に支持された各画像形成部100が上昇し、各感光体107が転写ベルト110から離間し、記録媒体の搬送路が開放される。プリンタの制御部は、モータ605を一定の回転数だけ回転させた後に停止する。そののち、図18に示すように、ユーザーが移動フレーム600を図示しない操作部材により矢印D方向に移動させ、ハウジング10外に移動させる。このとき、移動フレーム600に形成された当接レバー511が加圧解除部材510の突出部513に当接して加圧解除部材510を図中反時計回りに回動させる。加圧解除部材510が図中反時計回りに回動すると、加圧解除部材510のカム部202が加圧ローラ118の軸端部に当接してこれを下方に付勢し、加圧ローラ118をヒートローラ117から離間させる。このように、転写ベルト110と各感光体107とが離間し、その後、転写搬送ユニット103のハウジング10外への移動に伴ってヒートローラ117と加圧ローラ118とが離間するため、搬送路及び定着ユニット104内の記録媒体を容易に除去することができる。
【0059】
記録媒体を除去したのち、ユーザーが移動フレーム600を矢印D方向と反対方向に移動させると、その移動フレーム600の当接レバー512が加圧解除部材510の突出部513に当接し、加圧解除部材510を図中時計回りに回動させる。その結果、加圧解除部材510のカム部202が加圧ローラ118の軸端部から離間し、加圧ローラ118は加圧部材120の押圧付勢力により上方に移動し、再びヒートローラ117に対して押圧付勢される。転写搬送ユニット103がハウジング10内に収容されたのち、プリンタの制御部は、モータ605を逆方向(図中時計回り)に回転駆動し、支持アーム602を下方に揺動させる。その結果、図16に示すように、支持アーム602に支持された画像形成部100が下降し、その感光体107と転写ベルト110との間で記録媒体の搬送路が形成される。
【0060】
以上説明したように、この第6の実施の形態によれば、モータ605の駆動により感光体107が転写ベルト110から離間し、その後、移動フレーム600がハウジング10外に移動するのと連動してヒートローラ117と加圧ローラ118とが離間するため、記録媒体が転写ベルト110上に残り易く、ユーザーが記録媒体を容易に除去することができる。
【0061】
この第6の実施の形態においても、第5の実施の形態の変形例と同様、加圧解除部材510に排紙側レバー520(図15)を設け、ヒートローラ117と加圧ローラ118とを離間させる際、さらに排紙ローラ126と搬送コロ127とを離間させるよう構成することができる。このようにすれば、排紙ローラ126と搬送コロ127とにより記録媒体が挟持されていたとしても、その記録媒体を容易に除去することができる。
【0062】
なお、上述した第2〜第6の実施の形態では、加圧解除部材によりヒートローラ117と加圧ローラ118とを完全に離間させるものとしたが、第1の実施の形態のように、ヒートローラ117の加圧ローラ118に対する押圧付勢を解除するだけでもよい。同様に、上述した第4の実施の形態では、加圧解除部材により搬送ローラ126と搬送コロ127とを完全に離間させるものとしたが、搬送ローラ126と搬送コロ127とによる記録媒体の挟持が解除されればよい。
【0063】
また、上述した各実施の形態では、複数の画像形成部100が一列に配列されたいわゆるタンデム型の画像形成装置について説明したが、本発明は、タンデム型以外の画像形成装置にも適用することができる。また、画像形成装置は、プリンタのほか、ファクシミリやコピー機などに適用することもできる。
【0064】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、転写体と像担持体との離間動作と連動して、定着体と加圧体とによる記録媒体の加圧が解除されるよう構成したので、記録媒体が転写体と像担持体とに挟持され、又は定着体と加圧体との間で加圧されていたとしても、この記録媒体を容易に除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す側断面図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す側断面図である。
【図3】 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す側断面図である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す側断面図である。
【図5】 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す側断面図である。
【図6】 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す平面図である。
【図7】 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す側断面図である。
【図8】 本発明の第3の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す側断面図である。
【図9】 本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す側断面図である。
【図10】 本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す側断面図である。
【図11】 本発明の第4の実施の形態に係る画像形成装置の要部を示す側断面図である。
【図12】 本発明の第5の実施の形態に係る画像形成装置の側断面図である。
【図13】 本発明の第5の実施の形態に係る画像形成装置の側断面図である。
【図14】 本発明の第5の実施の形態に係る画像形成装置の側断面図である。
【図15】 本発明の第5の実施の形態に係る画像形成装置の変形例を示す即断面図である。
【図16】 本発明の第6の実施の形態に係る画像形成装置の側断面図である。
【図17】 本発明の第6の実施の形態に係る画像形成装置の側断面図である。
【図18】 本発明の第6の実施の形態に係る画像形成装置の側断面図である。
【符号の説明】
100 画像形成部、 101 イメージドラムカートリッジ、 102 光学ユニット、 103 転写搬送ユニット、 104 定着ユニット、 110転写ベルト、 112 ベルト駆動ローラ、 115 保持フレーム、 116 当接レバー、 117 ヒートローラ、 118 加圧ローラ、 120 加圧部材、 121,201,401,510 加圧解除部材、 124 上部レバー、 125 下部レバー、 301 解除レバー、 302 当接レバー、 500 移動フレーム、 501 上部フレーム、 504 下部フレーム、 600 移動フレーム。

Claims (9)

  1. 現像剤により形成される現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体上の現像剤像を記録媒体に転写すると共に前記記録媒体を搬送する転写体と、
    前記像担持体と前記転写体とを離間させる離間手段と、
    前記転写体により前記記録媒体に転写された現像剤像を、前記記録媒体に定着させる定着体と、
    前記定着体に対向配置された加圧体と、
    前記定着体に対して前記加圧体を加圧する加圧手段と、
    前記離間手段と連動して、前記加圧手段による加圧を解除する加圧解除手段と
    を有し、
    前記離間手段は、前記像担持体及び前記転写体の一方を保持する揺動可能な保持フレームを有し、
    前記加圧解除手段は、揺動する前記保持フレームに当接付勢されて作動し、前記定着体及び前記加圧体の一方を他方から離間する方向に付勢することを特徴とする画像形成装置。
  2. 現像剤により形成される現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体上の現像剤像を記録媒体に転写すると共に前記記録媒体を搬送する転写体と、
    前記像担持体と前記転写体とを離間させる離間手段と、
    前記転写体により前記記録媒体に転写された現像剤像を、前記記録媒体に定着させる定着体と、
    前記定着体に対向配置された加圧体と、
    前記定着体に対して前記加圧体を加圧する加圧手段と、
    前記離間手段と連動して、前記加圧手段による加圧を解除する加圧解除手段と
    を有し、
    前記離間手段は、前記像担持体及び前記転写体の一方を保持する揺動可能な保持フレームと、前記保持フレームにさらに揺動可能に設けられた解除レバーとを有し、
    前記加圧解除手段は、揺動する前記解除レバーに当接付勢されて作動し、前記定着体及び前記加圧体の一方を他方から離間する方向に付勢することを特徴とする画像形成装置。
  3. 現像剤により形成される現像剤像を担持する像担持体と、
    前記像担持体上の現像剤像を記録媒体に転写すると共に前記記録媒体を搬送する転写体と、
    前記像担持体と前記転写体とを離間させる離間手段と、
    前記転写体により前記記録媒体に転写された現像剤像を、前記記録媒体に定着させる定着体と、
    前記定着体に対向配置された加圧体と、
    前記定着体に対して前記加圧体を加圧する加圧手段と、
    前記離間手段と連動して、前記加圧手段による加圧を解除する加圧解除手段と
    を有し、
    前記離間手段は、前記像担持体及び前記転写体の一方を保持すると共に装置本体外に移動可能に設けられた移動フレームを有し、
    前記加圧解除手段は、移動する前記移動フレームに当接付勢されて作動し、前記定着体及び前記加圧体の一方を他方から離間する方向に付勢することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記加圧手段は、前記加圧体を付勢する弾性部材を有し、
    前記加圧手段による加圧を解除する際には、前記加圧解除手段が前記弾性部材を規制し、前記加圧手段による加圧を行う際には、前記加圧解除手段が前記弾性部材に対する規制を解除することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記離間手段は、前記像担持体と前記転写体とが離間する前に前記当接部を前記加圧解除手段に当接付勢させ、前記定着体及び前記加圧体の一方を他方から離間する方向に付勢させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  6. 前記離間手段は、前記像担持体と前記転写体とが離間した後に前記当接部を前記加圧解除手段に当接付勢させ、前記定着体及び前記加圧体の一方を他方から離間する方向に付勢させることを特徴とする請求項1又は3に記載の画像形成装置。
  7. 前記記録媒体を挟持して搬送する搬送手段をさらに有し、
    前記加圧解除手段は、前記離間手段と連動して、前記搬送手段による前記記録媒体の挟持を解除することを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  8. 前記加圧解除手段は、前記離間手段により前記像担持体と前記転写体とが離間する前に、前記搬送手段による前記記録媒体の挟持を解除することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記加圧解除手段は、前記離間手段により前記像担持体と前記転写体とが離間した後に、前記搬送手段による前記記録媒体の挟持を解除することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
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