JP3976005B2 - 印刷装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来から、立体画像として、複数の方向から撮影された複数の像がストライプ状に合成されてなり、表面に複数の柱型非球面レンズが配列されたレンチキュラーシートの裏面に記録されている視差画像を、レンチキュラーシートの表面側からレンチキュラーシートの柱型非球面レンズを透過して左右別々の眼でそれぞれ観察することにより立体視する立体画像が広く知られている。
また、上記の立体画像の他に、平面状に配列された複数の凸型レンズ(蜂の巣状のレンズ)を利用したインテグラルフォトグラフィーと呼ばれる技術を用いて得られる立体画像もある。
これらの立体画像は、柱型非球面レンズまたは蜂の巣状のレンズからなる複数のレンズの各々に対応する位置に、視差画像が記録されていることによって得られるものであり、両眼に別々の色を配した眼鏡などの特殊眼鏡を透過させて見る必要がないという利点を有するものである。
このような立体画像を形成する方法としては、例えば、レンチキュラーシートの裏面に、インクジェットプリンタなどのプリンタにより視差画像を、レンチキュラーシートのレンズの配置周期と同じ周期で記録する技術などが提案されている(例えば、特許文献1から5参照。)。
特開平8−101359号公報 特開平7−281327号公報 特開平9−15766号公報 特開平11−188866号公報 特開2001−255606号公報 特開2000−103135号公報
上記の特許文献1においては、印刷される視差画像を調節することにより、レンチキュラーシートのレンズと視差画像との周期の違いを吸収する技術が開示されている。しかしながら、上記の技術では、レンチキュラーレンズのレンズと視差画像との周期の違いを完全に吸収することが困難であった。つまり、視差画像調節の最小値は、視差画像を印刷するプリンタの最大解像度で決まり、それ以上細かい調節を行うことができなかった。つまり、レンチキュラーシートのレンズと視差画像との微小な周期の違いが残り、高品質な立体画像を実現することが困難であった。
また、上記の特許文献2および特許文献3においては、視差画像を印刷するプリンタの駆動周期に合わせた周期のレンズを備えたレンチキュラーシートを用いる技術が開示されている。しかしながら、上記の技術では、プリンタの駆動周期と同じ周期を有するレンチキュラーシートを用いる必要があり、レンチキュラーシート選択の幅が限定されてしまうとともに、消耗品であるレンチキュラーシートを特注することによる生産コスト、ランニングコストの上昇という問題があった。
特許文献4および特許文献5においては、視差画像を印刷するプリンタが、同時に被印刷対象にレンズを形成する技術が開示されている。しかしながら、上記の技術では、現在用いられているプリンタからの仕様変更箇所や新規に開発しなければならない要素が多く、その実現には、まだ多くの時間を要するという問題があった。
また、上記の技術以外にも、プリンタの駆動周期をレンチキュラーシートのレンズの周期に合わせる技術が提案されている。プリンタの駆動周期は、駆動周波数や、印字速度、リニアエンコーダの解像度などのパラメータにより決定されている。駆動周波数や、印字速度は、それらを制御しているソフトウエアのパラメータを変更することにより所望の値に変更することができる。しかしながら、リニアエンコーダの解像度は変更することが困難であり、特許文献6に開示しているように、1種類の解像度でしか表現できず、視差画像とレンチキュラーシートのレンズとの周期を完全に一致させることが困難であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、安価かつ容易に視差画像とレンズとの配置周期を一致させることができる印刷装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の印刷装置は、画像が印刷される被記録部材に対して主走査方向に移動しながら前記被記録部材の所定位置にインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを前記主走査方向に移動させる記録ヘッド移動手段と、前記記録ヘッドに対して前記被記録部材を副走査方向に移動させる被記録部材移動手段と、前記記録ヘッドの移動を測定する記録ヘッド測定用のエンコーダと、を備え、前記記録ヘッド測定用のエンコーダが、前記記録ヘッドの移動方向と異なる方向に向かって間隔が変化する目盛りを有するスケールと、前記目盛りを検出する測定部と、を有し、前記スケールと前記測定部とを相対的に移動させて前記測定部が検出する前記目盛りの間隔を切り替えるものであり、前記目盛りが、前記スケール外の所定の1点から放射状に延びた複数の直線から形成されていることを特徴とする。
また本発明の印刷装置は、画像が印刷される被記録部材に対して主走査方向に移動しながら前記被記録部材の所定位置にインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを前記主走査方向に移動させる記録ヘッド移動手段と、前記記録ヘッドに対して前記被記録部材を副走査方向に移動させる被記録部材移動手段と、前記被記録部材の移動を測定する被記録部材測定用のエンコーダと、を備え、前記被記録部材測定用のエンコーダが、前記被記録部材の移動方向と異なる方向に向かって間隔が変化する目盛りを有するスケールと、前記目盛りを検出する測定部と、を有し、前記スケールと前記測定部とを相対的に移動させて前記測定部が検出する前記目盛りの間隔を切り替えるものであり、前記目盛りが、前記スケール外の所定の1点から放射状に延びた複数の直線から形成されていることを特徴とする。
すなわち、本発明の印刷装置のエンコーダは、スケールと測定部とが記録ヘッドの移動方向または被記録部材の移動方向と異なる方向に相対移動することにより、測定部が検出する目盛りの間隔を切り替えることができる。そのため、エンコーダは、異なる解像度を備えることができ、記録ヘッドの移動を所定の解像度で測定することができる。
その結果、本発明の印刷装置は、記録ヘッドまたは被記録部材を所定の周期で移動させることができ、所定の周期で画像を印刷することができる。そのため、例えば、被記録部材にレンチキュラーシートを用いた場合には、レンチキュラーシートのレンズの配置周期と、視差画像の周期とを容易に一致させることができる。また、さまざまなレンズの配置周期に対応することができるので、レンチキュラーシートの選択範囲が広くなって大量生産品のレンチキュラーシートを用いることにより、ランニングコストを低減することができる。
上記の構成を実現するために、より具体的には、スケールが、略長方形形状に形成されるとともに、目盛りが、スケールの長手軸線方向と交差するように形成され、スケールが、長手軸線方向と記録ヘッドの移動方向または被記録部材の移動方向とが略平行となるように配置されていることが望ましい。
この構成によれば、スケールの長手軸線方向と、記録ヘッドの移動方向または被記録部材の移動方向とが略平行となるように配置されているため、上記記録ヘッドの移動方向または上記被記録部材の移動方向と、スケールの長手軸線方向と、が略一致し、かつ、目盛りが長手軸線方向と交差するように形成されているので、記録ヘッドの移動距離または被記録部材の移動距離を容易に測定することができる。
上記の構成を実現するために、より具体的には、目盛りの間隔が、主走査方向に対して略直交方向に向かって変化することが望ましい。
この構成によれば、目盛りの間隔が、主走査方向に対して略直交方向に向かって変化しているので、上記スケールと上記測定部との相対位置を上記略直交方向に向かって移動させて測定に用いる目盛りの間隔を変えることができる。
上記の構成を実現するために、より具体的には、目盛りが、スケール外の所定の1点から放射状に延びた複数の直線から形成されていることが望ましい。
この構成によれば、目盛りがスケール外に設けられた所定の1点から放射状に延びた複数の直線から形成されているため、目盛りの間隔は、主走査方向に対して略直交方向に向かって、連続的に変化している。そのため、上記スケールと上記測定部との相対位置を上記略直交方向に向かって移動させることにより、目盛りの間隔を連続的に変えることができる。
上記の構成を実現するために、より具体的には、測定部が記録ヘッドに取り付けられ、スケールが、回動自在に配置された一対のローラに巻回されるとともに、記録ヘッドの移動方向に対して略直交方向に延在するベルトに取り付けられ、一方のローラには、ローラおよびベルトを介してスケールを、記録ヘッドの移動方向に対して略直交方向に駆動するモータが配置されていることが望ましい。
この構成によれば、スケールが、モータにより記録ヘッドの移動方向に対して略直交方向に駆動されるベルトに取り付けられているので、スケールを上記略直交方向に駆動することにより、測定部との位置関係を変更して測定に用いる上記目盛りの間隔を変更することができる。
また、測定部を記録ヘッドに取付け、スケールを記録ヘッドの移動方向に対して略直交方向に駆動することにより、記録ヘッドは主走査方向のみに移動可能に構成されればよく、その構成を簡略化することができ、従来の構成を大幅に変更する必要がない。
上記の構成を実現するために、より具体的には、スケールが、被記録部材移動手段により、被記録部材の移動と同期して長手軸線方向に移動され、測定部が、回動自在に配置された一対のローラに巻回されるとともに、長手軸線方向に対して略直交方向に延在するベルトに取り付けられ、一方のローラには、ローラおよびベルトを介して測定部を、長手軸線方向に対して略直交方向に駆動するモータが配置されていてもよい。
この構成によれば、測定部が、モータによりスケールの長手軸線方向に対して略直交方向に駆動されるベルトに取り付けられているので、測定部を上記略直交方向に駆動することにより、スケールとの位置関係を変更して測定に用いる上記目盛りの間隔を変更することができる。
上記の構成を実現するために、より具体的には、スケールの目盛り間隔の変更が、変更後の目盛り間隔を、スケールにおける複数の目盛り間隔から選択し、エンコーダで測定される目盛り間隔が、変更後の目盛り間隔となるようにスケールおよび測定部の相対位置を変更し、変更後の目盛り間隔に基づいて、記録ヘッドの駆動周期および画像の描画速度を変更して行われることが望ましい。
この構成によれば、選択された変更後の目盛り間隔に基づいて、エンコーダで測定される目盛り間隔と、記録ヘッドの駆動周期と、画像の描画速度または印字速度とが変更されている。そのため、例えば、被記録部材に印刷される画像に求められる周期に応じて目盛り間隔を選択することにより、画像を所定の周期で印刷することができる。
上記の構成を実現するために、より具体的には、被記録部材が、一方の面に複数のレンズが配列されたレンズシートまたはレンズ相当の凹凸を有した印刷メディアであって、変更後の目盛り間隔が、レンズまたはレンズ相当の凹凸の配置周期と視差数とに基づいて選択されることが望ましい。
この構成によれば、変更後の目盛り間隔が、被記録部材のレンズまたはレンズ相当の凹凸の配置周期と所定の視差数とに基づいて選択されるため、例えば、被記録部材におけるレンズまたはレンズ相当の凹凸の配置領域に、視差数分の異なる視差画像を、レンズまたはレンズ相当の凹凸の配置周期と同じ周期で印刷することができる。また、各視差画像を描画するのに要するドット数を全ての視差画像において等しくすることができ、各視差画像における解像度を等しくすることができる。
上記の構成を実現するために、より具体的には、エンコーダで測定される目盛り間隔の変更は、モータを駆動制御することによりスケールを主走査方向に移動させて、スケールおよび測定部の相対位置を変更して行われることが望ましい。
この構成によれば、エンコーダで測定される目盛り間隔の変更は、モータを駆動制御することによりスケールを主走査方向に移動させることにより行われるため、スケールおよび測定部の相対位置を制御することができ、エンコーダで測定される目盛り間隔を所定の目盛り間隔に変更することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に示す実施形態は、本発明の要旨を説明するためのものであり、特に限定がない限り本発明を限定するものではない。
本実施形態においては、被記録部材における視差画像が記録される面と同一の面にレンズが形成される印刷装置により立体画像シートを作製する場合の例について説明する。
図1は、本発明の印刷装置の一例を説明するための斜視図であり、図2は、図1に示した印刷装置における記録ヘッドの周辺部分を拡大して示した図であり、印刷装置内に被記録部材が挿入された状態を示した図である。
図1において、符号100は、印刷装置を示している。この印刷装置100は、本体10と、シート送りユニット(被記録部材移動手段)50とから概略構成されている。
また、図1において、符号60は、レンチキュラーシート(被記録部材)を示している。このレンチキュラーシート60は、一方の面に、柱型非球面レンズであるレンチキュラーレンズ(レンズ)60aが略等間隔に配置され、他方の面に、印刷用のインクを吸収するインク吸収層からなる印刷面60bが形成されている。
本体10には、図1および図2に示すように、カートリッジ11の支持部材であるキャリッジ12と、後述するキャリッジ移動手段(記録ヘッド移動手段)と、が備えられている。キャリッジ12には、記録ヘッド11aとインク袋(図示せず)とが搭載されたカートリッジ11とが取り付けられている。
記録ヘッド11aは、図2に示すように、インク袋内のインクをノズル61より吐出することによりレンチキュラーシート60の印刷面60bに視差画像60cを記録するものであり、いわゆるインクジェット方式により記録を行うものである。
記録ヘッド11aとしては、例えば、インクジェットプリンタ用に実用化されているもので、圧電素子を用いたピエゾジェットタイプや、エネルギー発生素子として電気熱変換体を用いたバブルジェット(登録商標)タイプなどが使用可能であり、着色面積および着色パターンは、任意に設定することが可能である。
キャリッジ移動手段は、図1および図2に示すように、キャリッジ12を主走査方向に移動させるものであり、フレーム13、ガイド棒14、モータ15、ギヤ17、21、駆動輪18、タイミングベルト19、従動輪20からなるものである。
キャリッジ12は、図1に示すように、フレーム13に設けられた一対のガイド棒14によりガイド棒14の幅方向(主走査方向)に移動自在に支持されている。キャリッジ12を駆動するための駆動源となるモータ15としては、例えば直流モータが設けられ、一定方向に回転駆動される。
また、図2に示すように、キャリッジ12の下方およびフレーム13の間には、記録ヘッド11aの移動距離を測定する第1のリニアエンコーダ(エンコーダ)40と、第1の解像度変更部45とが設けられている。第1のリニアエンコーダ40により測定された記録ヘッド11aの移動距離は、記録ヘッド11aの位置制御の補正に用いられている。第1のリニアエンコーダ40を用いることにより、記録ヘッド11aの位置制御誤差が小さくなり、より正確な位置に視差画像を印刷することができる。
なお、第1のリニアエンコーダ40および第1の解像度変更部45の配置位置は、図2に示すようにキャリッジ12の下方とフレーム13との間でもよいし、キャリッジ12の側方とフレーム13との間でもよく、その配置位置を特に限定するものではない。
図3(a)は、第1のリニアエンコーダ構成を示す模式図であり、図3(b)は、リニアエンコーダのスケールを示す図である。
第1のリニアエンコーダ40は、図3(a)、(b)に示すように、目盛り42が形成されたスケール41と、スケール41に形成された目盛り42を光学的に検出するCCD(Charge Coupled Device)カメラなどのセンサ(測定部)43とから概略構成されている。第1の解像度変更部45は、一対のローラ46に巻回されたベルト47と、一対のローラ46の一方を回転駆動するモータ48とから概略構成されている。
スケール41は、図3(a)、(b)に示すように、略長方形形状の被測定部材44からなり、被測定部材44には、目盛り42が形成されている。目盛り42は、図4に示すように、被測定部材44の端部から短軸方向に外れた仮想点(所定の1点)Pから被測定部材44に向かって放射状、かつ等間隔に広がる直線Lから形成されている。スケール41における目盛り42の間隔としては、例えば、間隔が狭い側(図3(b)における上端での間隔)で約8.8μm(1/2880dpi(dot per inch)に相当する)に形成され、広い側(図3(b)における下端での間隔)で約9.4μm(1/2700dpiに相当する)に形成され、その間の目盛り42間隔は、狭い側から広い側に向かって線形的に変化(広く)なっている例を挙げることができる。
図4は、スケールの目盛りの形成方法を示す図である。
なお、目盛り42の間隔は、上述の間隔でもよいし、上述の間隔よりも広い間隔でもよいし、狭い間隔でもよい。また、仮想点Pの位置は、図4に示すように、被測定部材44の端部から短軸方向に外れた位置でもよいし、被測定部材44の略中央部から短軸方向に外れた位置でもよい。さらに、第1のリニアエンコーダ40としては、スケール41の目盛り42を、例えばCCDカメラなどのセンサで検出してもよいし、スケール41の目盛り42を磁気の目盛りとして、磁気センサで検出してもよい。また、スケール41の被測定部材44としては、光を透過させない不透光性の材料から形成されたものでもよいし、ガラスや、ポリカーボネート、塩化ビニールなどの透光性を有する材料から形成されたものでもよい。さらに、被測定部材44としては、硬い(剛性の高い)材料を用いてもよいし、軟らかい(剛性の低い)材料を用いてもよい。また、剛性を有するように構成されてもよいし、柔軟性を有するように構成されてもよい。
第1の解像度変更部45には、図3(a)に示すように、ローラ46に巻回されたベルト47が一対、略平行に備えられ、ベルト47は主走査方向に対して略直交方向に延在するように配置されている。それぞれのベルト47のローラ46には別々のモータ48が備えられ、ベルト47は、ローラを介してモータ48により駆動される。なお、モータ48は、上述のようにそれぞれのベルト47のローラ46に対して別々に備えられてもよいし、それぞれのベルト47のローラ46を共通の回転軸で支持して1つのモータ48で駆動してもよい。
また、図1に示すように、本体10には、モータ15などを駆動させるため、あるいは信号を取り出すための制御線26、および記録ヘッドを駆動するための制御信号を入力するための制御線27が接続されている。
図2および図3(a)に示すように、第1の解像度変更部45のベルト47の上には、スケール41が、その長軸方向が主走査方向と略平行となるように配置され、ベルト47とともに主走査方向と略直交方向に移動可能とされている。キャリッジ12の下面には、センサ43が配置され、キャリッジ12とともに主走査方向に移動可能とされている。
シート送りユニット50は、図1に示すように、本体10のフレーム13を直角に上方に折り曲げたガイド面13aにネジ止めされて本体10に固着されている。シート送りユニット50の駆動源としては、ギヤ群51および伝達軸(図示せず)を介して、従動輪20に連結されたギヤ21の回転が供給される。ギヤ群51は、一対の紙送りローラと連結されており、印刷装置100に挿入されたレンチキュラーシート60を所定量送り出すようになっている。
図5(a)は、副走査方向のリニアエンコーダ構成を示す部分断面図であり、図5(b)は、リニアエンコーダ構成を示す部分平面図である。
また、シート送りユニット50には、レンチキュラーシート60の移動距離を測定する第2のリニアエンコーダ70と、第2の解像度変更部75とが設けられている。第2のリニアエンコーダ70により測定されたレンチキュラーシート60の移動距離は、レンチキュラーシート60の位置制御の補正に用いられている。第2のリニアエンコーダ70を用いることにより、レンチキュラーシート60の位置制御誤差が小さくなり、より正確な位置に視差画像を印刷することができる。
第2のリニアエンコーダ70は、第1のリニアエンコーダ40と同様に、目盛りが形成されたスケール41と、目盛りを光学的に検出するCCDカメラなどのセンサ43とから概略構成されている。第2の解像度変更部75は、第1の解像度変更部45と同様に、一対のローラ46に巻回されたベルト47と、一対のローラ46の一方を回転駆動するモータ48とから概略構成されている。
第2の解像度変更部75には、図5(a)、(b)に示すように、ローラ46に巻回されたベルト47が備えられ、ベルト47は副走査方向に対して略直交方向に延在するように配置されている。ベルト47のローラ46にはモータ48が備えられ、ベルト47は、ローラを介してモータ48により駆動される。
第2の解像度変更部75のベルト47の上には、センサ43が配置され、ベルト47とともに副走査方向と略直交方向に移動可能とされている。
スケール41は、その長手軸線方向が副走査方向と一致するように配置されるとともに、目盛り42が形成された面の反対面が、ギヤ群51のギヤと接するように配置されている。上記反対面は、ギヤ群51のギヤと噛み合う形状に形成されている。
例えば、スケール41を駆動するギヤの径と、紙送りローラの径と、が同じであれば、スケール41の移動量とレンチキュラーシート60の移動量とは等しくなる。また、上記ギヤの径と、紙送りローラの径とが異なっていても、スケール41の移動量とレンチキュラーシート60の移動量と比は常に一定であるので、レンチキュラーシート60の移動量の計測は可能である。なお、図には示さないが、スケール41は、図5(a)の上または下に、このスケールを巻き取る仕組みを設けてあってもよいし、スケールが回転するような仕組みを設けてあってもよい。
次に、このような印刷装置100を用いて、レンチキュラーシート60に視差画像60cを記録するとともに、レンチキュラーシート60における各視差画像60cに対応する位置にレンチキュラーレンズ60aを形成して、図4に示す立体画像シート6を作製する方法について説明する。
まず、図1および図2に示すように、制御線26を介してモータ15などの制御電圧等が供給され、制御線27を介して記録ヘッド11aに制御信号が供給されると、レンチキュラーシート60が印刷装置100内に挿入され、シート送りユニット50により記録ヘッド11aに対して副走査方向に移動する。具体的には、ギヤ17、駆動輪18、タイミングベルト19を介してモータ15により従動輪20に連結されたギヤ21が回転される。ギヤ21の回転が回転駆動されると、伝達軸(図示せず)を介してギヤ群51が回転駆動され、一対の紙送りローラが回転駆動される。この紙送りローラの回転によりレンチキュラーシート60は、副走査方向に移動される。
そして、レンチキュラーシート60は、記録ヘッド11aに対して副走査方向に視差画像を記録する位置に合わせられる。
次いで、記録ヘッド11aをキャリッジ移動手段により主走査方向に移動させる。具体的には、モータ15によりギヤ17および駆動輪18が回転駆動され、駆動輪18によりタイミングベルト19が回転駆動される。タイミングベルト19が回転駆動されると、従動輪20が回転し、従動輪20に連結されたギヤ21が回転される。タイミングベルト19には、キャリッジ12を往復動させるための駆動ピン30が設けられているため、タイミングベルト19の一方向の回転駆動によりキャリッジ12が往復動される。キャリッジ12の往復動は、基本的にモータ15の回転により制御されており、第1のリニアエンコーダ40によるキャリッジ12の移動距離の測定値は、主に補正用に用いられている。
上述のように、記録ヘッド11aが、レンチキュラーシート60に対して主走査方向に移動するときに、記録ヘッド11aの移動と同調して、ノズル61からインク袋内のインクをレンチキュラーシート60に向けて吐出することにより、図3に示すように、視差画像60cを記録する。
次に、印刷装置100が、レンチキュラーシート60のレンチキュラーレンズ60aの配置周期に合わせて視差画像60cを印刷する方法について説明する。
なお、第1のリニアエンコーダ40を用いてレンチキュラーレンズ60aの配置周期に合わせて視差画像60cを印刷する方法と、第2のリニアエンコーダ70を用いて上記配置周期に合わせて視差画像60cを印刷する方法とは、その作用効果が略同一であるので、ここでは、主に第1のリニアエンコーダ40を用いて上記配置周期に合わせて視差画像60cを印刷する方法について説明する。
図6は、レンチキュラーレンズ60aの配置周期に合わせた視差画像60cの印刷方法を示すフローチャートである。
レンチキュラーレンズ60aの配置周期に合わせた視差画像60cの印刷方法は、図6に示すように、周期選択S10、リニアエンコーダ設定S11、駆動パラメータ設定S12から概略構成されている。
周期選択S10では、まず、レンチキュラーシート60のレンチキュラーレンズ60aの配置周期に基づいて、第1のリニアエンコーダ40におけるスケール41の目盛り42の間隔範囲から1つの目盛り42の間隔を選択する。目盛り42間隔の選択方法は、目盛り42の間隔が狭い側から(解像度が高い側から)順にレンチキュラーレンズ60aの配置周期で割り切れる目盛り42間隔から選択している。割り切れる目盛り42間隔が複数存在する場合には、さらに、目盛り42間隔の小さいものから順に視差数で割り切れる目盛り42間隔を優先して選択している。視差数とは、立体画像印刷またはモーション印刷などで用いる画像の数のことである。例えば、レンチキュラーレンズ60aの配置周期が73dpi(約347.9μm)であったとすると、目盛り42の間隔は、1/2847dpi(約8.9μm)のものが選択される。
なお、周期選択S10で用いられるレンチキュラーレンズ60aの配置周期としては、印刷装置100に設けられたセンサ(図示せず)が、レンチキュラーシート60が印刷装置100に供給された時に、自動的にレンチキュラーレンズ60aの配置周期を検出した検出結果であってもよいし、使用者が事前に得たレンチキュラーレンズ60aの配置周期を印刷装置100に入力した値であってもよい。
リニアエンコーダ設定S11では、第1のリニアエンコーダ40が、周期選択S10で選択した目盛り42の間隔で測定できるように、スケール41とセンサ43との相対位置関係を調節している。スケール41とセンサ43との相対位置関係は、モータ48によりベルト47を介してスケール41の位置を主走査方向に対して略直交方向に移動させることにより変更、調節される。
駆動パラメータ設定S12では、周期選択S10で選択した目盛り42の間隔に基づき、キャリッジ12の2つ駆動パラメータ(駆動周波数および印字速度)の設定を変更している。例えば、選択した目盛り42の間隔が、1/2847dpi(約8.9μm)であって、印刷する画像の目標解像度が2847dpi(各ドットの間隔が約8.9μmとなる解像度)、目標駆動周波数が14400Hzであると、(印字速度)=(駆動周波数)/(解像度)の関係式により、印字速度が約5.05inch/s(約128.27mm/s)と求まる。したがって、これらの数値に基づいてキャリッジ12を制御することで、レンチキュラーレンズ60aの配置周期に合わせた視差画像60cを印刷することができるとともに、視差画像60cの解像度を変更することができる。
なお、上述のように、解像度と駆動周波数とに基づいて印字速度を求めてもよいし、解像度と印字速度とに基づいて駆動周波数を求めてもよい。例えば、目標解像度が2847dpi、目標印字速度が20inch/s(508mm/s)であると、駆動周波数は、56940Hzとなる。
上記の構成によれば、スケール41とセンサ43とが主走査方向と異なる方向に相対移動することにより、センサ43が検出する目盛りの間隔を切り替えることができる。そのため、第1のリニアエンコーダ40は、異なる解像度を備えることができ、記録ヘッド11aの移動を所定の解像度で測定することができる。その結果、本発明の印刷装置100は、記録ヘッド11aを所定の移動距離で正確に移動させることができ、所定の解像度で画像を印刷することができる。また、レンチキュラーシート60のレンチキュラーレンズ60aの配置周期と視差画像の解像度、周期とを容易に対応させることができる。
また、さまざまなレンズ60aの配置周期に対応することができるので、レンチキュラーシート60の選択範囲が広くなり、大量生産品のレンチキュラーシート60を用いることにより、印刷装置100のランニングコストを低減することができる。
目盛り42がスケール41外に設けられた仮想点Pから放射状に延びた複数の直線から形成されているため、目盛り42の間隔は、主走査方向に対して略直交方向に向かって、連続的に変化している。そのため、スケール41とセンサ43との相対位置を略直交方向に向かって移動させることにより、目盛り42の間隔を連続的に変えることができる。
スケール41が、モータ48により主走査方向に対して略直交方向に駆動されるベルト47に取り付けられているので、スケール41を略直交方向に駆動することにより、センサ43との位置関係を変更して測定に用いる目盛り42の間隔を変更することができる。
また、センサ43を記録ヘッド11aに取付け、スケール41を主走査方向に対して略直交方向に駆動することにより、記録ヘッド11aは主走査方向のみに移動可能に構成されればよく、その構成を簡略化することができ、従来の構成を大幅に変更する必要がない。
周期選択S10において選択された目盛り42間隔が、レンチキュラーシート60の配置周期および所定の視差数に基づいて選択されるため、例えば、1つのレンチキュラーレンズ60aの配置領域に、視差数分の異なる視差画像60cを印刷することができるとともに、各視差画像60cを描画するのに要するドット数を全て等しくすることができる(解像度を等しくすることができる)。
なお、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記の実施の形態においては、レンチキュラーシートに立体画像の視差画像を印刷し、立体画像を観察できるレンチキュラーシートの印刷装置に適応して説明したが、その他にも、複数の異なる画像の視差画像をレンチキュラーシートに印刷して観察する方向により異なる画像を観察できるレンチキュラーシート(例えば、観察方向を変えることにより動画のように次々と画面が切り替わって見えるレンチキュラーシート)の印刷装置に適応することができるものである。
また、上記の実施の形態においては、上記の実施の形態においては、被記録部材にレンチキュラーレンズを用いたレンチキュラーシートを適応して説明したが、レンチキュラーシートの他にも、蜂の巣状のレンズを用いたインテグラルシートを被記録部材に用いるなど、さまざまなレンズシートを被記録部材に用いることができるものである。
本発明の印刷装置の一実施形態を示す斜視図である。 同、印刷装置における記録ヘッド周辺部分の拡大断面図である。 同、印刷装置におけるリニアエンコーダ部分の部分拡大図である。 同、リニアエンコーダにおけるスケールの目盛りを説明する図である。 同、印刷装置におけるリニアエンコーダ部分の部分拡大図である。 同、スケールの目盛り間隔の変更を説明するフローチャートである。
符号の説明
11a・・・記録ヘッド、 40・・・第1のリニアエンコーダ(エンコーダ)、 41・・・スケール、 42・・・目盛り、 43・・・センサ(測定部)、 46・・・ローラ、 47・・・ベルト、 48・・・モータ、 50・・・シート送りユニット(被記録部材移動手段)、 60・・・レンチキュラーシート(被記録部材)、 60a・・・レンチキュラーレンズ(レンズ)、 70・・・第2のリニアエンコーダ(エンコーダ)、 100・・・印刷装置、 P・・・仮想点(所定の1点)

Claims (13)

  1. 画像が印刷される被記録部材に対して主走査方向に移動しながら前記被記録部材の所定位置にインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを前記主走査方向に移動させる記録ヘッド移動手段と、前記記録ヘッドに対して前記被記録部材を副走査方向に移動させる被記録部材移動手段と、前記記録ヘッドの移動を測定する記録ヘッド測定用のエンコーダと、を備え、
    前記記録ヘッド測定用のエンコーダが、前記記録ヘッドの移動方向と異なる方向に向かって間隔が変化する目盛りを有するスケールと、前記目盛りを検出する測定部と、を有し、前記スケールと前記測定部とを相対的に移動させて前記測定部が検出する前記目盛りの間隔を切り替えるものであり、
    前記目盛りが、前記スケール外の所定の1点から放射状に延びた複数の直線から形成されていることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記被記録部材の移動を測定する被記録部材測定用のエンコーダをさらに備え、
    前記被記録部材測定用のエンコーダが、前記被記録部材の移動方向と異なる方向に向かって間隔が変化する目盛りを有するスケールと、前記目盛りを検出する測定部と、を有し、前記スケールと前記測定部とを相対的に移動させて前記測定部が検出する前記目盛りの間隔を切り替えることを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記被記録部材測定用のエンコーダに備えられた前記目盛りが、前記スケール外の所定の1点から放射状に延びた複数の直線から形成されていることを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  4. 前記記録ヘッド測定用のエンコーダに備えられた前記スケールが、略長方形形状に形成されるとともに、前記目盛りが、前記スケールの長手軸線方向と交差するように形成され、前記長手軸線方向と前記記録ヘッドの移動方向とが略平行となるように配置されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の印刷装置。
  5. 前記記録ヘッド測定用のエンコーダに備えられた前記スケールにおける前記目盛りの間隔が、前記記録ヘッドの移動方向に対して略直交方向に向かって変化することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記記録ヘッド測定用のエンコーダに備えられた前記測定部が前記記録ヘッドに取り付けられ、
    前記記録ヘッド測定用のエンコーダに備えられた前記スケールが、回動自在に配置された一対のローラに巻回されるとともに、前記記録ヘッドの移動方向に対して略直交方向に延在するベルトに取り付けられ、
    前記一対のローラのうち少なくとも一方のローラには、前記ベルトに取り付けられた前記スケールを、前記記録ヘッドの移動方向に対して略直交方向に前記ローラおよび前記ベルトを介して駆動するモータが配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の印刷装置。
  7. 画像が印刷される被記録部材に対して主走査方向に移動しながら前記被記録部材の所定位置にインクを吐出する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを前記主走査方向に移動させる記録ヘッド移動手段と、前記記録ヘッドに対して前記被記録部材を副走査方向に移動させる被記録部材移動手段と、前記被記録部材の移動を測定する被記録部材測定用のエンコーダと、を備え、
    前記被記録部材測定用のエンコーダが、前記被記録部材の移動方向と異なる方向に向かって間隔が変化する目盛りを有するスケールと、前記目盛りを検出する測定部と、を有し、前記スケールと前記測定部とを相対的に移動させて前記測定部が検出する前記目盛りの間隔を切り替えるものであり、
    前記目盛りが、前記スケール外の所定の1点から放射状に延びた複数の直線から形成されていることを特徴とする印刷装置。
  8. 前記被記録部材測定用のエンコーダに備えられた前記スケールが、略長方形形状に形成されるとともに、前記目盛りが、前記スケールの長手軸線方向と交差するように形成され、前記長手軸線方向と前記被記録部材の移動方向とが略平行となるように配置されていることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の印刷装置。
  9. 前記被記録部材測定用のエンコーダに備えられた前記スケールにおける前記目盛りの間隔が、前記被記録部材の移動方向に対して略直交方向に向かって変化することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の印刷装置。
  10. 前記被記録部材測定用のエンコーダに備えられた前記スケールが、前記被記録部材移動手段により、前記被記録部材の移動と同期して前記長手軸線方向に移動され、
    前記被記録部材測定用のエンコーダに備えられた前記測定部が、回動自在に配置された一対のローラに巻回されるとともに、前記長手軸線方向に対して略直交方向に延在するベルトに取り付けられ、
    前記一対のローラのうち少なくとも一方のローラには、前記ベルトに取り付けられた前記測定部を、前記長手軸線方向に対して略直交方向に前記ローラおよび前記ベルトを介して駆動するモータが配置されていることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の印刷装置。
  11. 前記エンコーダで測定される前記目盛り間隔の変更が、前記モータを駆動制御することにより前記スケールと前記測定部との相対位置を変更して行われることを特徴とする請求項6又は10に記載の印刷装置。
  12. 前記スケールの目盛り間隔の変更が、
    変更後の前記目盛り間隔を、前記スケールにおける複数の前記目盛り間隔から選択し、前記エンコーダで測定される前記目盛り間隔が、変更後の前記目盛り間隔となるように前記スケールおよび前記測定部の相対位置を変更し、変更後の前記目盛り間隔に基づいて、記録ヘッドの駆動周期および画像の描画速度を変更して行われることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の印刷装置。
  13. 前記被記録部材が、一方の面に複数のレンズが配列されたレンズシートまたはレンズ相当の凹凸を有した印刷メディアであって、
    変更後の前記目盛り間隔が、前記レンズまたは前記レンズ相当の凹凸の配置周期と視差数とに基づいて選択されることを特徴とする請求項12記載の印刷装置。
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