JP3975669B2 - 発光素子アレイ駆動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は発光素子アレイ駆動装置に係り、特に、複写機やプリンタ等の画像形成装置の印字ヘッドに使用される自己走査型の発光素子アレイを駆動する発光素子アレイ駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プリンタや複写機やファクシミリ等の印字ヘッドとして、LEDを光源に用いたLEDプリントヘッド(LPH:LED Print Head)が用いられている。
【0003】
近年、LPHに自己走査型LED(SLED:Self-scanning LED)を適用したものが提案されている(特開平2−263668号公報参照)。SLEDは、選択的に発光点をオン・オフさせるスイッチに相当する部分として、サイリスタ構造を適用し、このサイリスタ構造の適用により、前記スイッチ部を発光点と同一のチップ上に配置することが可能な発光光源アレイである。
【0004】
このSLEDは、スイッチのオン・オフタイミングを二本の信号線によって、選択的に発光させることができるため、データ線を共通化することができ、配線が簡素化できる。
【0005】
ここで、図9に示されたサイリスタ90の等価回路を用いてサイリスタの基本的な動作を説明する。サイリスタ90がオフのとき、トリガVsをハイレベルとすると、電流Itrが点Pへ流れ、同時に点PからトランジスタQ2のベースへ電流Ib2が流れる(Itr≒Ib2)。これにより、トランジスタQ2がオンし、このトラジスタQ2のコレクタ電流が流れる。すなわち、トランジスタQ1のベース電流Ib1が流れることになり、トランジスタQ1もオンとなる。
【0006】
トランジスタQ1がオンとなると、トランジスタQ1のコレクタ電流IC1が流れ、点Pの電圧が上昇し、電流Itrが流れなくなる。しかし、トランジスタQ1のコレクタ電流Ic1がトランジスタQ2のベースへ流れるため(電流Ib2)、トランジスタQ2はオン状態が維持される。
【0007】
これにより、トリガVsがローレベルとなっても、トランジスタQ1及びトランジスタQ2はオン状態を維持する。
【0008】
なお、サイリスタ90をオフするには、トランジスタQ1がオンでも、トランジスタQ2にベース電流が流れないようにする。すなわち、サイリスタ90の自己保持状態のとき、電圧VEEを5Vにすると、点Pの電圧がハイインピーダンスとなり、寄生容量に貯まった電荷が高抵抗Rを通じて放電され、この結果トランジスタQ1及びトランジスタQ2はオフとなる。
【0009】
このようなサイリスタを用いたSLED10及び該SLED10を駆動するための駆動装置11の一例を図10に示した。
【0010】
図10に示すように、SLED10は、n個のサイリスタS1〜Snを備えており、各サイリスタのアノード端子A1〜Anは電源ライン12に接続されている。この電源ライン12には電源電圧VDD(一例として5V)が供給される。また、奇数番目のサイリスタS1、S3、…のカソード端子K1、K3、…は、抵抗R1を介してPチャネル型のMOSトランジスタP1とNチャネル型のMOSトランジスタN1とで構成された出力回路21の出力端、すなわちPチャネル型のMOSトランジスタP1及びNチャネル型のMOSトランジスタN1のドレインに接続されている。
【0011】
偶数番目のサイリスタのカソード端子K2,K4,…は、抵抗R2を介してPチャネル型のMOSトランジスタP1とNチャネル型のMOSトランジスタN1とで構成された出力回路22の出力端、すなわちPチャネル型のMOSトランジスタP2及びNチャネル型のMOSトランジスタN2のドレインに接続されている。
【0012】
出力回路21の入力端、すなわちPチャネル型のMOSトランジスタP1及びNチャネル型のMOSトランジスタN1のゲートには、図示しない信号発生回路から転送クロックCK1’が入力される。出力回路21は、入力された転送クロックCK1’を反転して図11(B)に示すような転送クロックCK1を出力する。
【0013】
同様に、出力回路22の入力端、すなわちPチャネル型のMOSトランジスタP2及びNチャネル型のMOSトランジスタN2のゲートには、図示しない信号発生回路から転送クロックCK2’が入力される。出力回路22は、入力された転送クロックCK2’を反転して図11(C)に示すような転送クロックCK2を出力する。
【0014】
一方、各サイリスタのゲート端子G1〜Gnは、各サイリスタに対応して設けられた抵抗14を介して電源ライン16に各々接続されている。電源ライン16には電源電圧VGAが供給される。
【0015】
また、各サイリスタのゲート端子G1〜Gnには、各サイリスタに対応して設けられた発光ダイオードL1〜Lnのアノード端子が各々接続されると共に、各サイリスタのゲート端子G1〜Gn-1には、ダイオードCR1〜CRn-1のアノード端子が接続されている。ダイオードCR1〜CRn-1のカソード端子は、次段のゲート端子に各々接続されている。すなわち、各ダイオードCR1〜CRn-1は直列接続されている。
【0016】
ダイオードCR1のアノード端子は抵抗18を介して図示しない信号発生回路に接続されている。図示しない信号発生回路は、転送の開始を指示するための図11(A)に示すようなスタート信号CKSを出力する。
【0017】
発光ダイオードL1〜Lnのカソード端子は、抵抗R3を介して出力回路23の出力端、すなわちPチャネル型のMOSトランジスタP3及びNチャネル型のMOSトランジスタN3のドレインに接続されている。出力回路23の入力端、すなわちPチャネル型のMOSトランジスタP3及びNチャネル型のMOSトランジスタN3のゲートには、図示しない信号発生回路から点灯信号ID’が入力される。出力回路23は、入力された点灯信号ID’を反転して図11(D)に示すような点灯信号IDを出力する。
【0018】
なお、発光ダイオードL1〜Lnは、一例としてAlGaAsP又はGaAsPで構成され、バンドギャップは約1.5Vである。
【0019】
次に、このようなSLED10の動作について図11に示すタイミングチャートを参照して説明する。なお、以下ではサイリスタが4個(n=4)の場合を例に説明する。
【0020】
まず、動作の開始を指示する場合、図示しない信号発生回路から図11(A)に示すようにスタート信号CKSがハイレベルになる。すなわち、サイリスタS1のゲート端子G1にハイレベルが入力される。このように、スタート信号CKSがハイレベルの時に、図11(B)に示すように出力回路21から出力された転送クロックCK1がローレベルになると、サイリスタS1がターンオンする。
【0021】
すなわち、スタート信号CKSがハイレベルになると、ダイオードCR1〜CR3のバンドギャップを一例として約1.5Vとした場合、図11(G)に示すようにゲート端子G1〜G4の電位(カソード端子に対する電位)は約5V、約3.5V、約2.0V、約0.5Vとなり、転送クロックCK1が供給される奇数番目のサイリスタS1,S3のうち、ゲート端子の電位が最も高い、すなわちサイリスタの閾値電圧以上のゲート電圧となるサイリスタS1がターンオンする。また、このとき図11(C)に示すように転送クロックCK2はハイレベルなので、偶数番目のサイリスタS2,S4のカソード端子K2,K4の電位Φ2は図11(F)に示すように約5Vと高いままなのでサイリスタS2,S4はオフのままである。さらに、点灯信号IDは図11(D)に示すようにハイレベルなので発光ダイオードL1〜L4のカソード端子の電位が高く発光ダイオードL1〜L4は点灯しない。
【0022】
そして、点灯信号IDが図11(D)に示すようにハイレベルからローレベルになると、発光ダイオードL1のカソード端子の電位が低くなり、発光ダイオードL1が点灯する。
【0023】
次に、サイリスタS1がオンの時に、図11(C)に示すように転送クロックCK2がローレベルになり、点灯信号IDがハイレベルになると、転送クロックCK2が供給される偶数番目のサイリスタS2,S4のうち、ゲート端子の電位が最も高い、すなわちサイリスタの閾値電圧以上のゲート電圧となるサイリスタS2がターンオンすると共に、発光ダイオードL1が非点灯になる。
【0024】
そして、図11(B)に示すように転送クロックCK1がハイレベルになると、図11(G)に示すようにサイリスタS1はターンオフし、ゲート端子G1の電位が抵抗R1によって徐々に低下すると共に、ゲート端子G2の電位は約1.5V上昇して約5Vとなる。また、これに伴ってゲート端子G3,G4の電位も約1.5V上昇する。
【0025】
次に、点灯信号IDが図11(D)に示すようにハイレベルからローレベルになると、発光ダイオードL2が点灯する。
【0026】
同様に、サイリスタS2がオンの時に、図11(B)に示すように転送クロックCK1が再びローレベルになり、点灯信号IDがハイレベルになると、サイリスタS3がターンオンすると共に、発光ダイオードL2が非点灯になる。
【0027】
そして、図11(C)に示すように転送クロックCK2がハイレベルになると、サイリスタS2はターンオフする。
【0028】
このように、転送クロックCK1、CK2が共にローレベルになる重なり期間(図11に示すtLの期間)を設けつつ交互にハイレベル、ローレベルを切り替えることにより、サイリスタS1〜S4を順次オンさせると共に、これに同期して点灯信号IDを順次ローレベルにすることにより、発光ダイオードL1〜L4を順次点灯させる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、近年、LSI等の微細化が進み、これに伴ってLSI電源の低電圧化が進んでいる。LSI電源を低電圧化することにより低消費電力化、低ノイズ化が可能となる。
【0030】
しかしながら、上記従来技術のように、電源電圧VDDを例えば約5Vとしていたものを約3.3Vに低電圧化しようとした場合、サイリスタのバンドギャップによりサイリスタを順次オンさせていくのが困難となる。すなわち、電源電圧VDDを約3.3Vとした場合、例えばサイリスタS1がオンの状態では、ゲート端子G2の電位は約1.8V(電源電圧3.3V−バンドギャップ1.5V)程度となり、この状態で転送クロックCK2をローレベルにすると、偶数番目のサイリスタのカソード端子の電位Φ2は約0.3V(G2の電位1.8V−バンドギャップ1.5V)程度となってしまうため、出力回路22側へ電流を流せない。すなわち、サイリスタに電流を流すことができず、サイリスタをオンさせることが困難となる。サイリスタのターンオン時間は、サイリスタに流す電流に比例するため、この状態では前記重なり期間tLでサイリスタを安定的に動作させることが困難となる。
【0031】
また、高速でサイリスタを順次オンさせようとする場合、抵抗R1,R2の抵抗値を非常に小さくする方法が考えられるが、例えばサイリスタS2がオンすると、ゲート端子G2の電位、カソード端子の電位Φ2の電位が約1.5V上昇するため、発光エネルギーに寄与しない大電流がサイリスタに流れ、発熱などによる動作の信頼性が低下したり、消費電力が増大する、という問題があった。
【0032】
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、低電圧駆動でも高速かつ安定的に発光素子を順次オンさせることができる発光素子アレイ駆動装置を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、複数の発光素子と、
前記複数の発光素子に対応して設けられ、電力を入力するための入力端、電力を出力するための出力端、及び前記発光素子のアノード端子に接続されると共に入力された電力を前記出力端から出力させるための制御信号を入力するための制御端を備え、かつ前記制御端に制御信号が入力されることによりオン状態を保持し、前記複数の発光素子を各々点灯可能状態にする複数のスイッチ素子と、を備え、前記複数のスイッチ素子の前記制御端に前記制御信号が順次入力される発光素子アレイの駆動装置において、前記複数のスイッチ素子の出力端の電位を、前記スイッチ素子をオンさせるための電位とオフさせるための電位とに交互に切り替えるための駆動信号を発生して前記出力端へ出力する駆動信号発生手段と、前記スイッチ素子がターンオンする期間は前記駆動信号の信号レベルを前記スイッチ素子を確実にターンオンさせることができる信号レベルに変更する信号レベル変更手段と、前記複数の発光素子のカソード端子に各々接続され、前記複数の発光素子を点灯させるための点灯信号を出力する点灯信号発生手段と、を備えたことを特徴とする。
【0034】
発光素子アレイは、複数のLED等の発光素子と、複数の発光素子に対応して設けられた複数のスイッチ素子を備えている。このスイッチ素子がオンすることにより、対応する発光素子が点灯可能な状態となる。
【0035】
スイッチ素子は、電力を入力するための入力端、電力を出力するための出力端、及び発光素子のアノード端子に接続されると共に入力された電力を出力端から出力させるための制御信号を入力するための制御端を備えている。入力端には、所定の電力が供給される。
【0036】
スイッチ素子は、制御端に制御信号が入力されることによりオン状態を保持する。すなわち、例えば制御端にハイレベルの信号が入力されることによりスイッチ素子がオンして入力端から出力端に電力が出力され、その後制御端がローレベルとなってもスイッチ素子はオフせず、オン状態が保持される。このオン状態は、例えば出力端を入力端と同電位とすることで解除することができる。このようなスイッチ素子としては例えばサイリスタがある。
【0037】
このようにオン状態を保持することができるスイッチ素子を用いてスイッチ素子を順次オンさせることにより発光素子を自己走査させることができる。
【0038】
このような自己走査型の発光素子アレイを駆動するため、駆動信号発生手段は、複数のスイッチ素子の出力端の電位を、前記スイッチ素子をオンさせるための電位とオフさせるための電位とに交互に切り替えるための駆動信号を発生して前記出力端へ出力する。すなわち、駆動信号の信号レベルを所定時間毎に切り替えることにより複数のスイッチ素子の出力端の電位を切り替える。これにより、複数のスイッチ素子の制御端と出力端との間に電位差が順次発生し、複数のスイッチ素子を順次オンさせることができる。
【0039】
ところで、例えばサイリスタのようなスイッチ素子では、入力端と出力端との間、制御端と出力端との間には所定の電位差(バンドギャップ)が存在する。このため、入力端に入力される電力が低電力の場合、制御端と出力端との間に十分な電位差を発生させることができず、スイッチ素子を安定してターンオンさせることができない場合がある。
【0040】
そこで、信号レベル変更手段は、イッチ素子がターンオンする期間は駆動信号の信号レベルをスイッチ素子が確実にターンオンさせることができる信号レベルに変更する。点灯信号発生手段は、複数の発光素子のカソード端子に各々接続され、複数の発光素子を点灯させるための点灯信号を順次出力する。これにより、低電力で発光素子アレイを駆動した場合でも確実にスイッチ素子をターンオンさせることができ、安定して発光素子アレイを動作させることができる。
【0041】
なお、信号レベル変更手段は、スイッチ素子の出力端と駆動信号発生手段との間に一端が接続され、かつスイッチ素子がターンオンする期間にオンするスイッチ手段と、スイッチ手段の他端と接続され、かつスイッチ手段がオンした時に、出力端の電位をスイッチ素子がオンするのに必要な電位まで低下させるための電源と、で構成することができる。
【0042】
このように、出力端の電位を、スイッチ素子がターンオンする期間のみスイッチ素子がオンするのに必要な電位まで低下させ、スイッチ素子がオン状態を保持している状態、すなわち発光素子が点灯可能な期間であり、ターンオン時のように比較的大きな電力を必要としない状態では出力端の電位を元の電位に戻すことにより、無駄な消費電力を抑えることができる。
【0043】
また、信号レベル変更手段は、スイッチ素子の出力端と駆動信号発生手段との間に一端が接続され、かつスイッチ素子がターンオンする期間に逆起電力を発生させるコイルとしてもよく、スイッチ素子がターンオンする期間にスイッチ素子の出力端と駆動信号発生手段との間の抵抗値を低下させる抵抗値調整手段としてもよい。
【0044】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]
以下、本発明の第1実施形態について説明する。図1には、本実施形態に係る発光素子アレイとしてのSLED10、及び該SLED10を駆動するための駆動装置11が示されている。
【0045】
図1に示すように、SLED10は、一例として電源ライン12に電源電圧VDDとして約3.3Vが供給される点を除き、前述した図10に示すSLED10と同一構成であるため回路構成及び動作についての説明を省略する。
【0046】
駆動装置31は、図1に示す出力回路21、22、23、抵抗R3、アナログスイッチAS1、AS2、図3に示すマイナス電源VEE、及び図2に示す信号発生回路13を含んで構成されている。なお、出力回路21、22、23は、前述した図10に示したものと同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0047】
図1に示すように、出力回路21の出力端と抵抗R1との間には、アナログスイッチAS1の一端が接続され、アナログスイッチAS1の他端はマイナス電源VEEに接続されている。また、アナログスイッチAS1の制御端には図2に示す信号発生回路13が接続されており、前記制御端には信号発生装置13からのコントロール信号C1が入力される。
【0048】
また、同様に出力回路22の出力端と抵抗R2との間には、アナログスイッチAS2の一端が接続され、アナログスイッチAS2の他端はマイナス電源VEEに接続されている。アナログスイッチAS2の制御端には信号発生装置13が接続されており、前記制御端には信号発生装置13からのコントロール信号C2が入力される。
【0049】
なお、マイナス電源VEEは、一例として図3に示すように、抵抗32、コンデンサ34,36、ダイオード38、40で構成されている。抵抗32の一端はコンデンサ34を介してダイオード38のアノード及びダイオード40のカソードに接続されている。ダイオード38のカソードは接地され、ダイオード40のアノードはコンデンサ36を介して接地されると共に、アナログスイッチAS1,AS2の他端に接続されている。
【0050】
なお、マイナス電源VEEは上記のような構成に限らず、公知の他のマイナス電源を用いることができる。
【0051】
次に、本実施形態の作用について図4に示すタイミングチャートを参照して説明する。
【0052】
まず、図4(A)に示すように信号発生回路13から出力されるスタート信号CKSがハイレベルになり、動作の開始が指示されると、サイリスタS1のゲート端子G1がハイレベルとなる。
【0053】
このようにスタート信号CKSがハイレベルの時に、出力回路21から出力された転送クロックCK1がローレベルになると、信号発生回路13は、図4(E)に示すようなコントロール信号C1を出力する。すなわち、信号発生回路13は、例えば図示しないタイマー等により所定時間(サイリスタS1をターンオンさせるのに必要な時間)コントロール信号C1をハイレベルにする。
【0054】
これにより、アナログスイッチAS1がオンする。アナログスイッチAS1はマイナス電源VEEに接続されているため、図4(B)に示すように転送クロックCK1はオーバーシュートし、図1においてB1点の電位は通常のローレベルの状態の電位よりもさらに低いマイナス電位となる。
【0055】
また、スタート信号CKSがハイレベルになると、ダイオードCR1〜CR3のバンドギャップを一例として約1.5Vとした場合、図4(I)に示すようにゲート端子G1〜G4の電位(カソード端子に対する電位)は約3.3V、約1.8V、約0.3V、約0Vとなり、転送クロックCK1が供給される奇数番目のサイリスタS1,S3のうち、ゲート端子の電位が最も高いサイリスタS1がターンオンする。このとき、B1点の電位はマイナス電位となっているためカソード端子K1に対するゲート端子G1の電位は十分高くなり、サイリスタS1を確実にターンオンさせることができる。
【0056】
また、このとき図4(C)に示すように転送クロックCK2はハイレベルなので、偶数番目のサイリスタS2,S4のカソード端子K2,K4の電位Φ2は図4(H)に示すように約3.3Vと高いままなのでサイリスタS2,S4はオフのままである。さらに、点灯信号IDは図4(D)に示すようにハイレベルなので発光ダイオードL1〜L4のカソード端子の電位が高く発光ダイオードL1〜L4は点灯しない。
【0057】
そして、点灯信号IDが図4(D)に示すようにハイレベルからローレベルになると、発光ダイオードL1のカソード端子の電位が低くなり、発光ダイオードL1が点灯する。
【0058】
次に、サイリスタS1がオンの時に、転送クロックCK2がローレベルになると、信号発生回路13は、図4(F)に示すようなコントロール信号C2を出力する。すなわち、信号発生回路13は、例えば図示しないタイマー等により所定時間(サイリスタS2をターンオンさせるのに必要な時間)コントロール信号C2をハイレベルにする。
【0059】
これにより、アナログスイッチAS2がオンする。アナログスイッチAS2はマイナス電源VEEに接続されているため、図4(C)に示すように転送クロックCK2はオーバーシュートし、図1においてB2点の電位は通常のローレベルの状態の電位よりもさらに低いマイナス電位となる。
【0060】
この状態で図4(D)に示すように点灯信号IDがハイレベルになると、転送クロックCK2が供給される偶数番目のサイリスタS2,S4のうち、ゲート端子の電位が最も高いサイリスタS2がターンオンすると共に、発光ダイオードL1が非点灯になる。このとき、B2点の電位はマイナス電位となっているためサイリスタS2を確実にターンオンさせることができる。
【0061】
そして、図4(B)に示すように転送クロックCK1がハイレベルになると、図4(I)に示すようにサイリスタS1はターンオフし、ゲート端子G1の電位が抵抗R1によって徐々に低下すると共に、ゲート端子G2の電位は約1.5V上昇して約3.3Vとなる。また、これに伴ってゲート端子G3,G4の電位も約1.5V上昇する。
【0062】
次に、点灯信号IDが図4(D)に示すようにハイレベルからローレベルになると、発光ダイオードL2が点灯する。
【0063】
同様に、サイリスタS2がオンの時に、図4(B)に示すように転送クロックCK1が再びローレベルになり、点灯信号IDがハイレベルになると、サイリスタS3がターンオンすると共に、発光ダイオードL2が非点灯になる。
【0064】
そして、図4(C)に示すように転送クロックCK2がハイレベルになると、サイリスタS2はターンオフする。
【0065】
以下同様にしてサイリスタS1〜S4を順次オンさせると共に、これに同期して点灯信号IDを順次ローレベルにすることにより、発光ダイオードL1〜L4を順次点灯させる。
【0066】
なお、図4(D),(E)に示すように、コントロール信号C1,C2は、サイリスタを確実にターンオンさせることができる時間以上で、かつ点灯信号がローレベルになるまでの期間だけハイレベルとなる。
【0067】
このように、ターンオンする期間だけ転送クロックCK1,CK2をオーバーシュートさせるため、低電圧駆動でも確実にサイリスタをターンオンさせることができると共に、オン状態での駆動電流を小さくすることができ、発熱を低減させることができる。また、低電圧で駆動することができるため、消費電力を抑え、ノイズを低減することができる。
【0068】
[第2実施形態]
以下、本発明の第2実施形態について説明する。図5には、本実施形態に係るSLED10、及び該SLED10を駆動するための駆動装置41が示されている。なお、SLED10は図1に示すSLEDと同一構成のため説明を省略する。
【0069】
図5に示すように、駆動装置41は、出力回路21、22、23、コイル51,52、抵抗53,54、R3、及び信号発生回路13を含んで構成されている。なお、本実施形態に係る信号発生回路13では、コントロール信号C1,C2は出力しない。また、出力回路21、22、23は、前述した図1に示す駆動装置と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0070】
駆動装置41は、図5に示すように、出力回路21と抵抗R1との間にコイル51の一端が接続されている。コイル51の他端は、抵抗53を介して接地されている。また、出力回路22と抵抗R2との間にコイル52の一端が接続されている。コイル52の他端は、抵抗54を介して接地されている。
【0071】
次に、本実施形態の作用について図6に示すタイミングチャートを参照して説明する。
【0072】
転送クロックCK1がハイレベルの時には、コイル51に電流が流れ、エネルギーE(=1/2・L・I2:Lはコイルのインダクタンス、Iはコイルを流れる電流)が蓄えられる。
【0073】
そして、図6(A)に示すように信号発生回路13から出力されるスタート信号CKSがハイレベルになり、動作の開始が指示されると、サイリスタS1のゲート端子G1がハイレベルとなる。
【0074】
このようにスタート信号CKSがハイレベルの時に、出力回路21から出力された転送クロックCK1がローレベルになると、コイル51の逆起電力により転送クロックCK1が図6(B)に示すようにオーバーシュートしてサイリスタS1に電流が流れ、サイリスタS1がターンオンする。
【0075】
なお、コイル51のインダクタンス値と抵抗53の抵抗値は、前記エネルギーE>サイリスタをオンするのに必要なエネルギー、となるように予め設定される。
【0076】
そして、点灯信号IDが図6(D)に示すようにハイレベルからローレベルになると、発光ダイオードL1のカソード端子の電位が低くなり、発光ダイオードL1が点灯する。
【0077】
また、転送クロックCK1がローレベルの間は図6(C)に示すように転送クロックCK2はハイレベルであり、この期間にコイル52に電流が流れ、エネルギーE(=1/2・L・I2:Lはコイルのインダクタンス、Iはコイルを流れる電流)が蓄えられる。
【0078】
次に、サイリスタS1がオンの時に、転送クロックCK2がローレベルになると共に点灯信号IDがハイレベルになると、転送クロックCK2はコイル52の逆起電力により図6(C)に示すようにオーバーシュートしてサイリスタS2がターンオンし、発光ダイオードL1が非点灯になる。
【0079】
なお、コイル52のインダクタンス値と抵抗54の抵抗値は、前記エネルギーE>サイリスタをオンするのに必要なエネルギー、となるように予め設定される。
【0080】
そして、図6(B)に示すように転送クロックCK1がハイレベルになると、サイリスタS1はターンオフし、点灯信号IDがハイレベルからローレベルになると、発光ダイオードL2が点灯する。
【0081】
このようにしてサイリスタS1〜S4を順次オンさせると共に、これに同期して点灯信号IDを順次ローレベルにすることにより、発光ダイオードL1〜L4を順次点灯させる。
【0082】
このように、ターンオンする期間だけコイル51,52の逆起電力を利用して転送クロックCK1,CK2をオーバーシュートさせるため、低電圧駆動でも確実にサイリスタをターンオンさせることができると共に、オン状態での駆動電流を小さくすることができ、発熱を低減させることができる。また、低電圧で駆動することができるため、消費電力を抑え、ノイズを低減することができる。
【0083】
[第3実施形態]
以下、本発明の第3実施形態について説明する。図7には、本実施形態に係るSLED80、及び該SLED80を駆動するための駆動装置51が示されている。なお、SLED80は、抵抗R1,R2が無い点を除いて図1に示すSLED10と同一構成のため説明は省略する。
【0084】
図7に示すように、駆動装置51は、出力回路61、62、23、及び信号発生回路13を含んで構成されている。なお、本実施形態に係る信号発生回路13では、コントロール信号C1,C2に代えて、図8(D),(E)に示すようなコントロール信号RG1,RG2を出力する。また、出力回路23は、前述した図1に示す駆動装置と同様であるので詳細な説明は省略する。
【0085】
出力回路61は、図7に示すように、Pチャネル型のMOSトランジスタP1とNチャネル型のMOSトランジスタN1との間にNチャネル型のMOSトランジスタ63が接続されており、MOSトランジスタ63のドレインが奇数番目のサイリスタS1,S3のカソード端子K1,K3に接続されている。MOSトランジスタ63は、ゲートに入力される電圧が高くなるに従って抵抗値が小さくなり、ゲートに入力される電圧が低くなるに従って抵抗値が大きくなる。MOSトランジスタ63のゲートには、図8(D)に示すようなコントロール信号RG1が入力される。なお、図8(D)では、コントロール信号RG1はデジタル的な信号となっているが、アナログ信号を入力してもよい。
【0086】
出力回路62は、図7に示すように、Pチャネル型のMOSトランジスタP2とNチャネル型のMOSトランジスタN2との間にNチャネル型のMOSトランジスタ64が接続されており、MOSトランジスタ64のドレインが偶数番目のサイリスタS2,S4のカソード端子K2,K4に接続されている。MOSトランジスタ64は、ゲートに入力される電圧が高くなるに従って抵抗値が小さくなり、ゲートに入力される電圧が低くなるに従って抵抗値が大きくなる。MOSトランジスタ64のゲートには、図8(E)に示すようなコントロール信号RG2が入力される。なお、図8(E)では、コントロール信号RG1はデジタル的な信号となっているが、アナログ信号を入力してもよい。
【0087】
次に、本実施形態の作用について図8に示すタイミングチャートを参照して説明する。
【0088】
まず、図8(A)に示すように信号発生回路13から出力されるスタート信号CKSがハイレベルになり、動作の開始が指示されると、サイリスタS1のゲート端子G1がハイレベルとなる。このようにスタート信号CKSがハイレベルの時に、図8(B)に示すように転送クロックCK1’がハイレベル、すなわち出力回路21から出力される転送クロックCK1がローレベルになると共に、図8(D)に示すように信号発生回路13から出力されたコントロール信号RG1の制御電圧が高くなると、MOSトランジスタ63の抵抗値が低くなると共にMOSトランジスタN1がオンするため、サイリスタS1に電流が流れやすくなり、サイリスタS1がターンオンする。
【0089】
また、このとき図8(C)に示すように転送クロックCK2’はローレベル、すなわち転送クロックCK2はハイレベルなので、偶数番目のサイリスタS2,S4はオフのままである。さらに、点灯信号IDは図8(F)に示すようにハイレベルなので発光ダイオードL1〜L4のカソード端子の電位が高く発光ダイオードL1〜L4は点灯しない。
【0090】
そして、点灯信号IDが図8(F)に示すようにハイレベルからローレベルになると、発光ダイオードL1のカソード端子の電位が低くなり、発光ダイオードL1が点灯する。
【0091】
次に、サイリスタS1がオンの時に、図8(C)に示すように転送クロックCK2’がハイレベル、すなわち転送クロックCK2がローレベルになると共に図8(E)に示すようにコントロール信号RG2の制御電圧が高くなると、MOSトランジスタ64の抵抗値が低くなると共にMOSトランジスタN2がオンするため、サイリスタS2に電流が流れやすくなり、サイリスタS2がターンオンする。
【0092】
この状態で図8(F)に示すように点灯信号IDがハイレベルになると、発光ダイオードL1が非点灯になる。
【0093】
そして、図8(B)に示すように転送クロックCK1’がローレベル、すなわち、転送クロックCK1がハイレベルになると、サイリスタS1はターンオフすり、点灯信号IDがハイレベルからローレベルになると、発光ダイオードL2が点灯する。
【0094】
このようにしてサイリスタS1〜S4を順次オンさせると共に、これに同期して点灯信号IDを順次ローレベルにすることにより、発光ダイオードL1〜L4を順次点灯させる。
【0095】
なお、図8(D),(E)に示すように、コントロール信号RG1,RG2は、サイリスタを確実にターンオンさせることができる時間以上で、かつ点灯信号がローレベルになるまでの期間だけハイレベルとなる。
【0096】
このように、ターンオンする期間だけMOSトランジスタ63,64をオンさせることによりサイリスタに電流を流しやすくするため、低電圧駆動でも確実にサイリスタをターンオンさせることができると共に、オン状態での駆動電流を小さくすることができ、発熱を低減させることができる。また、低電圧で駆動することができるため、消費電力を抑え、ノイズを低減することができる。
【0097】
【発明の効果】
上記に示したように、本発明は、低電圧駆動でも高速かつ安定的に発光素子を順次オンさせることができる、という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 SLED及び駆動装置の回路図である。
【図2】 信号発生回路のブロック図である。
【図3】 マイナス電源の一例を示す回路図である。
【図4】 SLED及び駆動装置の各部の動作タイミングチャートである。
【図5】 SLED及び駆動装置の回路図である。
【図6】 SLED及び駆動装置の各部の動作タイミングチャートである。
【図7】 SLED及び駆動装置の回路図である。
【図8】 SLED及び駆動装置の各部の動作タイミングチャートである。
【図9】 SLED内のLED単体の駆動装置図である。
【図10】 SLED及び駆動装置の回路図である。
【図11】 SLED及び駆動装置の各部の動作タイミングチャートである。
【符号の説明】
10 SLED(発光素子アレイ)
11 駆動回路
12、16 電源ライン
13 信号発生回路(駆動信号発生手段)
14 抵抗
21,22,23、 出力回路
51、52 コイル
63、64 MOSトランジスタ(抵抗調整手段)
90 サイリスタ
S1〜S4 サイリスタ(スイッチ素子)
A1〜A4 アノード端子(入力端)
K1〜K4 カソード端子(出力端)
G1〜G4 ゲート端子(制御端)
R1,R2 抵抗
CR1〜CR4 ダイオード
L1〜L4 発光ダイオード(発光素子)
AS1、AS2 アナログスイッチ(スイッチ手段)
VEE マイナス電源(電源)

Claims (4)

  1. 複数の発光素子と、
    前記複数の発光素子に対応して設けられ、電力を入力するための入力端、電力を出力するための出力端、及び前記発光素子のアノード端子に接続されると共に入力された電力を前記出力端から出力させるための制御信号を入力するための制御端を備え、かつ前記制御端に制御信号が入力されることによりオン状態を保持し、前記複数の発光素子を各々点灯可能状態にする複数のスイッチ素子と、
    を備え、前記複数のスイッチ素子の前記制御端に前記制御信号が順次入力される発光素子アレイの駆動装置において、
    前記複数のスイッチ素子の出力端の電位を、前記スイッチ素子をオンさせるための電位とオフさせるための電位とに交互に切り替えるための駆動信号を発生して前記出力端へ出力する駆動信号発生手段と、
    前記スイッチ素子がターンオンする期間は前記駆動信号の信号レベルを前記スイッチ素子を確実にターンオンさせることができる信号レベルに変更する信号レベル変更手段と、
    前記複数の発光素子のカソード端子に各々接続され、前記複数の発光素子を点灯させるための点灯信号を順次出力する点灯信号発生手段と、
    を備えたことを特徴とする発光素子アレイ駆動装置。
  2. 前記信号レベル変更手段は、前記スイッチ素子の出力端と前記駆動信号発生手段との間に一端が接続され、かつ前記スイッチ素子がターンオンする期間にオンするスイッチ手段と、前記スイッチ手段の他端と接続され、かつ前記スイッチ手段がオンした時に、前記出力端の電位を前記スイッチ素子がオンするのに必要な電位まで低下させるための電源と、で構成されたことを特徴とする請求項1記載の発光素子アレイ駆動装置。
  3. 前記信号レベル変更手段は、前記スイッチ素子の出力端と前記駆動信号発生手段との間に一端が接続され、かつ前記スイッチ素子がターンオンする期間に逆起電力を発生させるコイルであることを特徴とする請求項1記載の発光素子アレイ駆動装置。
  4. 前記信号レベル変更手段は、前記スイッチ素子がターンオンする期間に前記スイッチ素子の出力端と前記駆動信号発生手段との間の抵抗値を低下させる抵抗値調整手段であることを特徴とする請求項1記載の発光素子アレイ駆動装置。
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