JP3972664B2 - パス障害回復方式及び障害復旧後の切戻方式並びにそれらを用いるノード - Google Patents

パス障害回復方式及び障害復旧後の切戻方式並びにそれらを用いるノード Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパス障害回復方式及び障害復旧後の切戻方式並びにそれらを用いるノードに関し、特に光ネットワークにおいてシグナリングメッセージを用いた光パスの障害回復方式及び障害復旧後の光パスの切戻し方式に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、OXC(Optical Cross−connect)やADM(Add/Drop Multiplexer)、またはSONET/SDH XC(Synchronous Optical Network/Synchronous Digital Hierarchy Cross−connect)から構成される光ネットワークにおいて、現用パスに障害が発生した場合の障害回復方式の一例が、IETF(Internet Engineering Task Force)のインタネットドラフト“draft−ietf−ccamp−gmpls−architecture−01.txt”(以下、文献1とする)に記載されている。文献1に開示されている現用パスと予備パスとを切替える障害回復方式は、予備パスのリソースの利用方法の違いによって、「1+1」方式、「1:1」方式、「Shared」方式にさらに分類される。
【0003】
「1+1」方式は現用パスを設定する時に、現用パスと経路が重ならない予備パスを設定する方式である。この方式ではパスの送信端では現用パス及び予備パスの両方にクライアントからのデータを流しておき、受信端で現用パスからのデータのみを受信している。また、この方式では現用パスに障害が発生すると、受信端で予備パスに切替えることによって、通信障害を回復する。
【0004】
一方、「1:1」方式や「Shared」方式では、上記の「1+1」方式と同様に、現用パスを設定する時に、現用パスと経路が重ならない予備パスを設定する方式である。「1+1」方式とこれらの方式との違いは、予備パスを設定する時に、予備パスのためのリソースを予約するが、スイッチは設定しないという点である。
【0005】
このため、「1:1」方式や「Shared」方式においては、現用パスに障害が発生していない時は、ネットワーク内でのリソースの有効活用のため、予備パスのために予約されているリソースをエクストラ・トラヒックが利用することが可能である。ここで、エクストラ・トラフィックとは、現用パスに障害があった場合、削除されることを前提として通信されるトラヒックのことである。
【0006】
「1:1」方式や「Shared」方式において、現用パスに障害が発生すると、シグナリングメッセージを用いて予備パスのリソースの確保及びスイッチの設定を行い、予備パスの設定が完了すると、現用パスから予備パスへ切替えることによって、通信障害を回復する。
【0007】
上記のような障害回復方式を実現する具体的な手順の一例が、IETFのインタネットドラフト“draft−bala−protection−restoration−signaling−00.txt”(以下、文献2とする)に記載されている。文献2では、「1:1」方式や「Shared」方式において、現用パスに障害が発生した場合、始点ノードは終点ノードまで予備パスの経路上のノードをホップバイホップに転送されるスイッチ切替要求メッセージを送信し、このメッセージを受信した各ノードは予備パスのためのリソースの確保及びスイッチの設定を行う。
【0008】
このメッセージが終点ノードまで達すると、終点ノードは始点ノードまで予備パスの経路上のノードをホップバイホップに転送される確認メッセージを送信し、このメッセージを受信したノードはスイッチが正しく設定されているかどうかを確認する。このメッセージが始点ノードまで達すると、障害回復の処理が終了する。ここで、リソースとは光パスを設定するために要求されるOXCのポートやSONET/SDHにおいてのタイムスロット等を示す。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
上記の文献2に記載の「1:1」方式や「Shared」方式における障害回復手順では、予備パスのリソースをエクストラ・トラヒックが利用していた場合、障害回復をしているパスのデータがエクストラ・トラヒックのクライアントに転送されるという誤接続の問題が発生する。
【0010】
これはパスの上流から予備パスのスイッチを設定し、データの転送を開始すると、パスの下流側に位置するノードのスイッチの設定が、エクストラ・トラヒックの経路に設定されているので、データがエクストラ・トラヒックの経路に沿って流れるためである。
【0011】
また、文献2に記載の「1:1」方式や「Shared」方式における障害回復方式では、障害が発生した区間に複数パスが設定されていた場合、これらのうちのある一部のパスに対して、要求される障害回復時間を守ることができない可能性がある。
【0012】
これは各ノードにおいて障害回復順位を管理していないため、高速な障害回復を必要としないパスから障害回復動作を開始する可能性があり、これによって高速障害回復を必要とする他のパスる害回復を設定するための障害回復動作の開始が遅くなるためである。
【0013】
さらに、文献2に記載の「1:1」方式や「Shared」方式における障害回復手順では、複数の障害が同時に発生した場合、障害回復できない可能性があり、信頼性に欠けるという問題がある。
【0014】
これは現用パスと同時に、予備パスも障害となる多重障害や、予備パスを設定するためのシグナリングメッセージの転送失敗等によって、予備パスの設定を失敗する場合があるためである。
【0015】
さらにまた、文献2には現用パスの障害が回復した時の予備パスから現用パスへの切戻手順について明記されていない。
【0016】
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、予備パスのリソースをエクストラ・トラヒックが使っている場合において、現用パスに障害が発生した時に誤接続することなく、迅速に予備パスを設定し、現用パスから予備パスへ切替えることができるパス障害回復方式及びそれを用いるノードを提供することにある。
【0017】
また、本発明の他の目的は、現用パス障害時において、現用パスから予備パスへ切替える際に予備パスの設定に失敗した場合、バックアップ障害回復方式を用いることによって信頼性の高い障害回復を実現することができるパス障害回復方式及びそれを用いるノードを提供することにある。
【0018】
本発明の別の目的は、現用パスが障害から復旧した時にクライアント間の通信を切断することなく、予備パスから現用パスに切戻すことができる障害復旧後の切戻方式及びそれを用いるノードを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明による第1のパス障害回復方式は、各々制御メッセージを処理する制御部と、現用パスと予備パスとを切替えるスイッチ部とを含む複数のノードと、前記複数のノード各々の前記制御部間を接続する制御チャネルと、前記複数のノード各々の前記スイッチ部間を接続するリンクとからなる通信ネットワークのパス障害回復方式であって、
始点ノードと終点ノードとの間に前記現用パスとそれに対応した予備パスとが予め設定されている場合に、前記始点ノード及び前記終点ノードの一方が前記現用パスの障害通知を受取った時にリソース確保要求メッセージを発行して前記始点ノード及び前記終点ノードの他方まで前記予備パスのリソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記始点ノード及び前記終点ノードの他方がスイッチ切替要求メッセージを発行して確保されたリソースにしたがって前記スイッチ部の設定を行っている。
【0021】
本発明による第2のパス障害回復方式は、各々制御メッセージを処理する制御部と、現用パスと予備パスとを切替えるスイッチ部とを含む複数のノードと、ネットワーク全体を管理するネットワーク管理装置と、前記複数のノード各々の制御部と前記ネットワーク管理装置とを接続する制御チャネルと、前記複数のノード各々のスイッチ部間を接続するリンクとからなる通信ネットワークのパス障害回復方式であって、
始点ノードと終点ノードとの間に前記現用パスとそれに対応した予備パスとが予め設定されている場合に、前記現用パスの障害通知の受信時に前記ネットワーク管理装置が前記予備パス経路上のノード各々にリソース確保要求メッセージを発行し、
前記リソース確保要求メッセージを受信したノードが前記予備パスのリソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記ネットワーク管理装置が前記予備パス経路上のノード各々にスイッチ切替要求メッセージを発行し、前記スイッチ切替要求メッセージを受信したノード各々が確保した前記リソースにしたがって前記スイッチ部の設定を行っている。
【0022】
本発明による第3のパス障害回復方式は、現用パスと予備パスとを切替えるスイッチ部からなる複数のノードと、ネットワーク全体を管理するネットワーク管理装置と、前記複数のノード各々のスイッチ部と前記ネットワーク管理装置とを接続する制御チャネルと、前記複数のノード各々のスイッチ部間を接続するリンクとからなる通信ネットワークのパス障害回復方式であって、
始点ノードと終点ノードとの間に前記現用パスとそれに対応した予備パスとが予め設定されている場合に、前記現用パスの障害通知を受取ったネットワーク管理装置が前記予備パスのリソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記予備パス経路上のノード各々にスイッチ切替要求メッセージを発行し、前記スイッチ切替要求メッセージを受信したノード各々が前記ネットワーク管理装置が確保した前記リソースにしたがって前記スイッチ部の設定を行っている。
【0026】
すなわち、本発明のパス障害回復方式は、現用パスの障害通知を受信したパスの端点ノードが、予備パスの経路に沿って逆端点のノードまでホップバイホップに転送されるリソース確保要求メッセージを発行し、このメッセージを受信した予備パスの経路上の各ノードにおいて、エクストラ・トラヒックの解放及び予備パスのために予約されているリソースを確保した後、スイッチ切替要求メッセージを発行し、このメッセージを受信した各ノードが確保したリソースにしたがってスイッチを設定することによって、誤接続なく現用パスから予備パスに切替えることが可能となる。
【0027】
本発明の他のパス障害回復方式は、予備パス上に発生した障害のため、予備パスを設定できない場合にでも、障害区間を除いた経路上に新たな代用パスを設定し、障害が発生している現用パスから代用パスに切替えることによって、信頼性の高い障害回復を実現することが可能となる。
【0028】
本発明による障害復旧後の切戻方式は、現用パスの障害が復旧した時、ブリッジ状態にある現用パスと予備パスとを切替えることによって、クライアント間の通信を切断することなく、使用中の予備パスから現用パスへ切替える切戻しを行うことが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の第1の実施例によるネットワークの構成例を示すブロック図である。図1において、N1 〜N11はノードを表し、これらのノードN1 〜N11間は双方向に信号を転送することができるように2本の光ファイバ10a〜10nで接続されている。
【0030】
また、C1 ,C2 は、ノードN1 ,ノードN5 にそれぞれ接続されているクライアントを表し、図示していないが、これと同様のクライアントが各ノードN2 〜N4 ,N6 〜N11に一つまたは複数接続されているものとする。
【0031】
本発明の第1の実施例によるネットワークでは、クライアントC1 ,C2 を接続するパスに対して、ネットワーク内では現用パスP1 (N1 −N2 −N3 −N4 −N5 )と現用パスP1 に対する予備パスP2 (N1 −N6 −N7 −N8 −N5 )が設定されており、予備パスのために割当てられているリソースには、エクストラ・トラヒックP3 (N6 −N7 −N8 )が流れているものとする。ここで、エクストラ・トラフィックP3 とは現用パスに障害があった場合、削除されることを前提として通信されるトラヒックのことである。
【0032】
図2は図1のノードN1 〜N11各々の構成例を示すブロック図である。図2において、各ノードN1 〜N11はそれぞれ制御部1と、スイッチ部2とから構成されている。制御部1は機能的に、リソース管理部11と、ルーティング部12と、シグナリング部13と、パケット転送部14と、プライオリティ管理部15とから構成されている。
【0033】
リソース管理部11は各ノードN1 〜N11のリンクの属性や空き情報をリソースデータベース11aを基に管理し、スイッチ管理部21にスイッチ23の設定要求を送信する機能をもつ。
【0034】
ルーティング部12はリソース管理部11から自ノードのリンクの属性や空き情報を取得し、パケット転送部14を介して他のノードにこれらの情報を送信する機能と、他のノードから受信したリソース情報を基にトポロジデータベース12aを構築し、パスを設定する際にこれを基にして経路を計算する機能をもつ。
【0035】
シグナリング部13はパケット転送部14を介して、パスを設定する経路に沿った隣接ノードにメッセージを転送する機能をもち、メッセージを受取った各ノードN1 〜N11のシグナリング部13は要求されたパスの属性にしたがったラベルと呼ばれるリソースを予約するようにリソース管理部11に要求する機能をもつ。
【0036】
パケット転送部14は制御チャネル100を介して隣接ノードのパケット転送部と接続されている。プライオリティ管理部15は障害回復するパスの優先順位を管理しており、障害発生時に複数のパスの障害回復を行う必要がある場合、シグナリング部13はプライオリティ管理部15に管理されている優先順位の高いパスの障害回復から開始する。
【0037】
スイッチ部2はスイッチ管理部21と、信号モニタリング部22と、スイッチ23とから構成され、その前段に分波部3,4が配置され、その後段に合波部5,6が配置されている。
【0038】
スイッチ管理部21はリソース管理部11からの要求に基づいてスイッチ23の設定を行い、信号モニタリング部22はパスの障害を検出した時にスイッチ管理部21を介してリソース管理部11に障害情報を通知する機能をもつ。
【0039】
図3は本発明の第1の実施例によるネットワークにおける予備パスの経路を示す図であり、図4は本発明の第1の実施例による障害回復方式の動作を示すシーケンスチャートである。これら図1〜図4を参照して、双方向の現用パスが設定されている光ファイバ10bに障害が発生した場合の障害回復動作について説明する。
【0040】
まず初めに、光ファイバ10bに障害が発生した場合の通知方法について説明する。双方向現用パスP1 の経路上の光ファイバ10bに障害が発生すると、ノードN2 及びノードN3 の信号モニタリング部22が現用パスP1 の障害を検出し、その障害情報を、SONET/SDHのAIS(Alarm Indicator Signal)またはシグナリングメッセージを用いて、現用パスP1 の始点ノードN1 及び終点ノードN5 まで現用経路P1 に沿って通知される。
【0041】
SONET/SDHのAISを用いる場合には、障害を検出したノードN2 及びノードN3 の信号モニタリング部22が現用パスP1 のSONET/SDHフレームのオーバヘッド部分に障害情報を記述し、上流側にはノードN1 、下流側にはノードN4 、ノードN5 と、それぞれ障害情報を順次転送する。最終的に、障害通知がノードN1 、ノードN5 の信号モニタリング部22に到着すると、スイッチ管理部21を介してリソース管理部11に障害が通知される。
【0042】
リソース管理部11が現用パスP1 に使用されているリソース情報を基にリソースデータベース11aから現用パスP1 のパスID(識別情報)を検索し、このパスIDを障害情報とともにシグナリング部13に通知する。この通知を受取ると、ノードN5 のシグナリング部13は障害回復動作を開始する。
【0043】
一方、シグナリングメッセージを使用する場合には、障害を検出したノードN2 及びノードN3 の信号モニタリング部22がスイッチ管理部21を通してリソース管理部11に現用パスP1 に障害が発生したことを通知する。これを受取ったリソース管理部11は現用パスP1 が使用しているリソース情報を基に現用パスP1 のパスIDをリソースデータベース11aから検索し、そのパスIDをシグナリング部13に通知する。
【0044】
シグナリング部13はパスIDを基に現用パスP1 の始点ノードN1 と終点ノードN5 とのアドレスを検索し、パケット転送部14から制御チャネル100を介して、パスIDと障害情報を含めたメッセージをノードN1 とノードN5 とに送信する。ノードN5 のシグナリング部13がこのメッセージを受取ると、障害回復動作を開始する。
【0045】
ここで、ノードN5 のシグナリング部13が複数パスの障害検出通知を受信した場合、シグナリング部13はプライオリティ管理部15に問い合わせ、プライオリティに応じて障害回復を優先するパスの順番を決定した後、優先順位に応じて障害回復動作を開始する。プライオリティは、例えば、パスが適用する障害回復方式として、「1+1」方式、「1:1」方式、「Shared」方式の順に優先順位が高く、さらに同じ障害回復方式であるならばホップ長の長いパスから順に優先順位が高くなっている。
【0046】
図5及び図6は本発明の第1の実施例によるリソース確保手順を示すフローチャートである。上記のような方法でノードN5 のシグナリング部13が障害通知を受取った後、予備経路上に設定されているエクストラ・トラヒックP3 を解放し、予備パスP2 にリソースを割当てる手順(リソース確保手順)、及び予備パスP2 のスイッチを設定する手順(パス切替手順)について図3〜図6を用いて説明する。初めに、リソース確保手順について図5及び図6を参照しながら説明する。
【0047】
シグナリング部13は障害になった現用パスP1 のパスIDが含まれる障害通知を受取ると、予備パスP2 のために確保していたリソースR15,R16が使用可能かどうかをリソース管理部11に問い合わせる(図6ステップS9)。ノードN5 ではリソースR15,R16がエクストラ・トラヒックP3 に使用されていないため、リソース管理部11はリソースデータベース11aのリソースR15,R16の使用状況を使用中に変更し、シグナリング部13にリソースR15,R16を割当てたことを通知する(図6ステップS10)。リソースの割当てに成功すると、シグナリング部13はパスID及び割当てたリソース番号(R15,R16)を含むリソース確保要求メッセージを作成し(図6ステップS11)、上流側の隣接ノードN8 に送信する(図6ステップS12)。
【0048】
ノードN8 がこのメッセージを受取ると(図5ステップS2)、上述した動作と同様の手順で、リソース管理部11がメッセージ内のリソース番号と対応するリソースR13,R14とを予備パスP2 に割当てる(図5ステップS3)。
【0049】
次に、リソース管理部11は上流側のリソースR11,R12の割り当てに移るが(図5ステップS5)、リソースR11,R12はエクストラ・トラヒックP3 が使用中であるため(図6ステップS9)、まずエクストラ・トラヒックP3 を削除する必要がある。
【0050】
エクストラ・トラヒックP3 の削除はまずエクストラ・トラヒックが使用しているリソースR11,R12を解放し、リソースデータベース11a内のリソースR11,R12の状態を未使用に変更した後、これらのリソースをどこにも接続しない状態(未接続)にスイッチ23−8を設定するようにスイッチ管理部21に通知する(図6ステップS13)。
【0051】
スイッチ管理部21から設定完了通知を受取り、エクストラ・トラヒックP3 の削除が完了すると、リソース管理部11はこれらのリソースを予備パスP2 に割り当て、リソースデータベース11a内のリソースR11,R12を使用中に変更する(図6ステップS14)。
【0052】
この後、リソース管理部11はエクストラ・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 の下流側リソースとしてR13,R14、上流側リソースとしてR11,R12の割当てが完了したことをシグナリング部13に通知する。この通知を受取ったシグナリング部13は、エクストラ・トラヒックP3 のパスIDを含めたエクストラ・トラヒック削除メッセージと、予備パスP2 のパスIDと上流側リソース番号(R11,R12)とを含めたリソース確保要求メッセージを作成し(図6ステップS15)、上流側の隣接ノードN7 にこの2つのメッセージをエクストラ・トラヒック削除メッセージ、リソース確保要求メッセージの順に送信する(図6ステップS12)。
【0053】
ノードN7 が上記の2つのメッセージを受取った場合、先に受信したエクストラ・トラヒック削除メッセージを処理した後(図5ステップS7,S8)、リソース確保要求メッセージを処理する(図5ステップS3〜)。予備パスP2 の始点ノードN1 に達するまで各ノードで、上記の処理を行うことによって、エクストラ・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 へのリソース割当てを達成する。
【0054】
次に、パス切替手順について説明する。エクストラ・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 へのリソース割当てが完了すると、次に予備パスP2 の始点ノードN1 のシグナリング部13は、リソース管理部11にスイッチ切替を要求すると同時に、予備パスP2 のパスIDを含めたスイッチ切替要求メッセージを作成し、隣接ノードN6 に送信する。
【0055】
ノードN1 においてスイッチ切替要求を受取ったリソース管理部11はスイッチ管理部21を介して、エクストラ・トラヒック解放手順で割当てたリソースR1,R2と、クライアントへとつながるリソースCR1,CR2とをそれぞれ接続するようにスイッチ23−1を設定する。スイッチ管理部21はスイッチ23−1の切替えが完了すると、シグナリング部13にスイッチ切替完了を通知する。
【0056】
一方、スイッチ切替要求メッセージを受信したノードN6 のシグナリング部13は、上記と同様に、リソース管理部11にスイッチ切替えを要求すると同時に、予備パスP2 のパスIDを含めたスイッチ切替要求メッセージを作成し、隣接ノードN7 に送信する。ノードN6 においてスイッチ切替要求を受取ったリソース管理部11はスイッチ管理部21を介して、エクストラ・トラヒック解放手順で割当てたリソース(R3,R5),(R4,R6)を接続するようにスイッチ23−6を設定する。
【0057】
以下、上記と同様の手順で、パスの終点ノードN5 までの各ノードのスイッチ23の設定が完了すると、現用パスP1 から予備パスP2 への切替えが終了し、クライアントC1 ,C2 間の通信を再開することができる。
【0058】
しかしながら、各ノードにおいてスイッチ23−1,23−5〜23−8の切替えが完了する前に、次ノードにメッセージを送信するため、各ノードのスイッチ23−1,23−5〜23−8において、誤接続や切替失敗等が発生している可能性がある。このため、予備パスP2 の終点ノードN5 のシグナリング部13は、リソース管理部11からスイッチ切替完了通知を受取ると、確認メッセージを作成し、隣接ノードN8 に送信する。この確認メッセージを受取ったノードN8 のシグナリング部13は、スイッチ23の切替えが正常に行われていることを確認し、次ノードに同様の確認メッセージを送信する。この手順を予備パスP2 上の各ノードで行い、最終的に予備パスP2 の始点ノードN1 のシグナリング部13が正常なスイッチ切替えを確認すると切替完了メッセージを作成し、予備パスP2 の終端ノードN5 宛に送信する。ノードN5 がこのメッセージを受信すると障害回復動作は完了する。
【0059】
本実施例による障害回復方式では、エクストラ・トラヒックP3 を解放すると同時にリソースを予約するため、他の設定中のエクストラ・トラヒックP3 にリソースを奪われることなく、確実に予備パスP2 を設定することができる。
【0060】
また、スイッチ切替え後に、確認メッセージによってスイッチ23−1,23−5〜23−8の誤接続や接続失敗を防ぐことができるため、信頼性の高い障害回復方式を実現することができる。
【0061】
図7は本発明の第2の実施例による障害回復方式の動作を示す図であり、図8及び図9は本発明の第2の実施例によるリソース確保手順を示すフローチャートである。本発明の第2の実施例で用いるネットワークの構成及びノードの構成は、図1及び図2に示す本発明の第1の実施例と同様である。また、予備パスP2 の経路も、本発明の第1の実施例と同様であり、図3に示す通りである。
【0062】
これら図1〜図3及び図7を参照して、双方向の現用パスが設定されている光ファイバ10bに障害が発生した場合において、本発明の第2の実施例による障害回復動作について説明する。
【0063】
まず初めに、本発明の第2の実施例において、障害が発生した場合の通知方法について説明する。本発明の第2の実施例では、上述した本発明の第1の実施例と同様に、双方向の現用パスP1 の経路上の光ファイバ10bに障害が発生すると、ノードN2 及びノードN3 の信号モニタリング部22が障害を検出し、SONET/SDHのAISまたはシグナリングメッセージ等を用いて、障害情報が現用パスP1 の始点ノードN1 から終点ノードN5 まで現用パスP1 の経路に沿って通知される。この通知を受取ると、始点ノードN1 のシグナリング部13は障害回復動作を開始する。
【0064】
ここで、ノードN1 のシグナリング部13が複数パスの障害検出通知を受信した場合、シグナリング部13はプライオリティ管理部15に問い合わせ、プライオリティに応じて障害回復を優先するパスの順番を決定した後、優先順位に応じて障害回復動作を開始する。
【0065】
プライオリティはパスが適用する障害回復方式である「1+1」方式、「1:1」方式、「Shared」方式の順に優先順位が高く、さらに同じ障害回復方式であるならばホップ長の長いパスから順に優先順位が高くつけられている。
【0066】
次に、上記のような方法でノードN1 のシグナリング部13が障害通知を受取った後、予備経路上に設定されているエクストラ・トラヒックP3 を解放し、予備パスP2 にリソースを割当てる手順(リソース確保手順)及び予備パスP2 のスイッチ23を設定する手順(パス切替手順)について図7を用いて説明する。はじめに、リソース確保手順について図8及び図9を参照しながら説明する。
【0067】
障害になった現用パスP1 のパスIDが含まれる障害通知を受取ると、ノードN1 のシグナリング部13は予備パスP2 のために確保していたリソースR1,R2が使用可能かどうかをリソース管理部11に問い合わせる(図9ステップS29)。ノードN1 ではリソースR1,R2はエクストラ・トラヒックP3 に使用されていないため、リソース管理部11はリソースデータベース11aのリソースR1,R2の使用状況を使用中に変更し、シグナリング部13にリソースR1,R2を割当てたことを通知する(図9ステップS30)。
【0068】
リソースの割当てに成功すると、シグナリング部13はパスID及び割当てたリソース番号(R1,R2)を含むリソース確保要求メッセージを作成し(図9ステップS31)、上流側隣接ノードN6 に送信する(図9ステップS32)。
【0069】
ノードN6 がこのメッセージを受取ると、上記と同様の手順で、リソース管理部11がメッセージ内のリソースと対応するリソースR3,R4を予備パスP2 に割当てる(図8ステップS21〜S23)。
【0070】
次に、リソース管理部11は下流側のリソースR5,R6の割当てに移るが、リソースR5,R6はエクストラ・トラヒックP3 が使用中であるため、まずエクストラ・トラヒックP3 を削除する必要がある(図9ステップS29)。エクストラ・トラヒックP3 の削除は、まずエクストラ・トラヒックP3 が使用しているリソースR5,R6を解放し、リソースデータベース11a内のリソースR5,R6の状態を未使用に変更した後、これらのリソースを未接続状態にスイッチ23−6を設定するようにスイッチ管理部21に通知する(図9ステップS33)。
【0071】
リソース管理部11はスイッチ管理部21から設定完了通知を受取り、エクストラ・トラヒックP3 の削除が完了すると、これらのリソースを予備パスP2 に割当て、リソースデータベース11a内のリソースR5,R6を使用中に変更する(図9ステップS34)。
【0072】
この後、リソース管理部11はエクストラ・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 の上流側リソースとしてR3,R4の割当て、下流側リソースとしてR5,R6の割当てが完了したことをシグナリング部13に通知する。この通知を受取ったシグナリング部13はエクストラ・トラヒックP3 のパスIDを含めたエクストラ・トラヒック削除メッセージと、予備パスP2 のパスIDと割当てた下流側リソース番号(R5,R6)を含めたリソース確保要求メッセージを作成し(図9ステップS35,S31)、下流側の隣接ノードN7 にこの2つのメッセージを、エクストラ・トラヒック削除メッセージ、リソース確保要求メッセージの順に送信する(図9ステップS32)。
【0073】
ノードN7 が上記の2つのメッセージを受取った場合、先に受信したエクストラ・トラヒック削除メッセージを処理した後(図8ステップS27,S28)、リソース確保要求メッセージを処理する(図8ステップS23〜)。
【0074】
予備パスP2 の終点ノードN5 に達するまで各ノードで、上記の処理を行うことによって、エクストラ・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 へのリソース割当てを達成する。
【0075】
次に、パス切替手順について説明する。エクストラ・トラヒックP3 の解放及び予備パスP2 へのリソース割当てが完了すると、次に予備パスの終点ノードN5 のシグナリング部13はリソース管理部11にスイッチ切替えを要求する。リソース管理部11はこの要求を受取ると、スイッチ管理部21を介して、エクストラ・トラヒック解放手順で割当てたリソースR15,R16とクライアントC2 へとつながるリソースCR3,CR4を接続するようにスイッチ23−5を設定する。
【0076】
この間、シグナリング部13はリソース管理部11からスイッチ設定完了応答が通知されるまで待機する。スイッチ設定完了応答を受取ると、シグナリング部13は予備パスP2 のパスIDを含めたスイッチ切替要求メッセージを作成し、隣接ノードN8 に送信する。
【0077】
スイッチ切替要求メッセージを受信したノードN8 のシグナリング部13は、上記と同様に、リソース管理部11にスイッチ設定を要求し、リソース管理部11からスイッチ設定完了応答を受取るまで待機する。スイッチ設定完了応答を受取ると、シグナリング部13はパケット転送部14を介してスイッチ切替要求メッセージを隣接ノードN7 に送信する。
【0078】
以下、上述した手順と同様の手順で、パスの始点ノードN1 までの各ノードのスイッチ23−5〜23−8の設定が完了すると、現用パスP1 から予備パスP2 への切替えが終了し、クライアントC1,C2間の通信を再開することができる。
【0079】
最終的に、予備パスP2 の始点ノードN1 のシグナリング部13が正常なスイッチ切替えを確認すると、切替完了メッセージを作成し、予備パスP2 の終端ノードN5 宛に送信する。ノードN5 がこのメッセージを受信すると、障害回復動作は完了する。
【0080】
本実施例による障害回復方式では、メッセージが2往復するだけで、現用パスP1 から予備パスP2 への切替えが可能であるため、上述した本発明の第1の実施例と比較してより高速に障害回復を行うことができる。
【0081】
図10は本発明の第3の実施例による障害回復方式の動作を示す図であり、図11は本発明の第3の実施例によるスイッチ設定手順を示すフローチャートである。本発明の第3の実施例で用いるネットワークの構成及びノードの構成は、図1及び図2に示す本発明の第1の実施例と同様である。また、予備パスP2 の経路も、本発明の第1の実施例と同様であり、図3に示す通りである。
【0082】
まず初めに、本発明の第3の実施例において、障害が発生した場合の通知方法について説明する。本発明の第3の実施例では、本発明の第1の実施例と同様に、双方向の現用パスP1 の経路上の光ファイバ10bに障害が発生すると、ノードN2 及びノードN3 の信号モニタリング部22が障害を検出し、SONET/SDHのAISまたはシグナリングメッセージ等を用いて、障害情報が現用パスP1 の始点ノードN1 及び終点ノードN5 まで現用経路P1 に沿って通知される。ノードN1 及びノードN5 のシグナリング部13がこのメッセージを受取ると、それぞれ障害回復動作を開始する。
【0083】
ここで、ノードN1 及びノードN5 のシグナリング部13が複数パスの障害検出通知を受信した場合、シグナリング部13はプライオリティ管理部15に問い合わせ、プライオリティに応じて障害回復を優先するパスの順番を決定した後、優先順位に応じて障害回復動作を開始する。プライオリティは、例えばパスが適用する障害回復方式である「1+1」方式、「1:1」方式、「Shared」方式の順に優先順位が高く、さらに同じ障害回復方式であるならばホップ長の長いパスから順に優先順位が高くつけられている。
【0084】
次に、上記のような方法でノードN1 及びノードN5 のシグナリング部13が障害通知を受取った後、予備経路上に設定されているエクストラ・トラヒックP3 を解放し、予備パスP2 にリソースを割当てる手順(リソース確保手順)及び予備パスP2 のスイッチ23を設定する手順(パス切替手順)について図1〜図3及び図10を参照して説明する。
【0085】
ノードN5 及びノードN1 からのリソース確保手順は、それぞれ本発明の第1の実施例及び第2の実施例と同じ手順で開始される。リソース確保要求メッセージを受信した中間ノードは、図5と図6と図8と図9と図11とに示すフローチャートにしたがって、上流側及び下流側にリソース確保要求メッセージまたはスイッチ切替メッセージを送信する。
【0086】
図11によると、上流もしくは下流ノードからリソース確保要求メッセージを受信した時、すでに下流もしくは上流ノードからリソース確保要求メッセージを受信していると(図11ステップS32,S36)、割当てたリソースにしたがってスイッチ23を設定し(図11ステップS33,S37)、さらにスイッチ切替要求メッセージを作成し(図11ステップS34,S38)、上流及び下流の次ホップのノードに送信する(図11ステップS35,S39)。
【0087】
例えば、図10においては、始点ノードN1 と終点ノードN5 とからのリソース確保要求メッセージがノードN7 で交差するため、ノードN7 のシグナリング部13はノードN6 及びノードN8 にスイッチ切替要求メッセージを送信する。このスイッチ切替メッセージを受信したノードN6 及びノードN8 は、リソース確保要求時に割当てたリソース(R7,R9),(R8、R10)にしたがって、スイッチ23−6,23−8を設定する。
【0088】
スイッチ切替要求メッセージが予備パス経路に沿って転送され、スイッチ切替要求メッセージが始点ノードN1 及び終点ノードN5 の両方に到達すると、現用パスP1 から予備パスP2 への切替えが完了する。始点ノードN1 がスイッチ23−1の切替えを完了すると、切替完了メッセージを作成し、終点ノードN5 宛に送信する。最終的に、終点ノードN5 のスイッチ23−5の設定が完了していて、かつ切替完了メッセージを受信すると、障害回復動作が完了する。
【0089】
本実施例による障害回復方式では、障害の回復を始点ノードN1 及び終点ノードN5 から同時に開始するので、上述した本発明の第1の実施例及び第2の実施例と比較して、より高速に障害回復を行うことができる。
【0090】
次に、本発明の第1の実施例における障害回復に失敗した場合を本発明の第4の実施例として、そのバックアップ障害回復動作について説明する。
【0091】
図12は本発明の第1の実施例において障害回復に失敗する場合のネットワークを示す図であり、図13は本発明の第4の実施例によるバックアップ障害回復方式の動作を示す図である。
【0092】
図12において、現用パスP1 が設定されている経路上の光ファイバ10bに障害が発生すると同時に、予備パスP2 が設定されている経路上の光ファイバ10hにも障害が発生する場合について述べる。
【0093】
本発明の第1の実施例による障害回復方式を適用する場合には、現用パスP1 の障害は、始点ノードN1 及び終点ノードN5 に通知され、終点ノードN5 から障害回復動作を開始する。
【0094】
しかしながら、予備パスP2 の経路上の光ファイバ10hに障害が発生しているため、予備パスP2 を設定することができない。このような場合、本発明の第4の実施例では図13に示す手順によってバックアップ障害回復方式を実施する。
【0095】
図13において、終点ノードN5 は、本発明の第1の実施例による障害回復動作を開始するが、ノードN8 からノードN7 にリソース確保要求メッセージを送信する際に、光ファイバ10hが障害のため、予備パスP2 を設定することができないことに気が付く。このため、ノードN8 は、“設定失敗、障害箇所:ファイバ10h”というエラー情報を含めたエラー通知メッセージをノードN5 に送信する。このエラー通知メッセージを受取った終点ノードN5 は何もせずに、始点ノードN1 がバックアップ障害回復動作を始めるのを待つ。
【0096】
一方、現用パスP1 の障害通知を受取った始点ノードN1 のシグナリング部13はタイマ(図示せず)をスタートさせる。このタイマは予め決めてある時間になると、タイムアウトしたことをシグナリング部13に通知する機能をもっている。タイムアウト時間以内に、ノードN1 のシグナリング部13が予備パスP2 のためのリソース確保要求メッセージを受信しなければ、シグナリング部13は代用パスP4 を設定するバックアップ障害回復動作を開始する。
【0097】
まず、はじめに代用パスP4 の経路を決定する方法について説明する。障害回復動作を開始したシグナリング部13は、現用パスP1 及び予備パスP2 のパスIDに基づいてパスデータベース13aからそれぞれの経路を見つけ出し、ルーティング部12にこれらの経路(N1 −N2 −N3 −N4 −N5 、N1 −N6 −N7 −N8 −N5 )を除いて経路を計算するように要求する。
【0098】
この要求を受取ったルーティング部12は、トポロジデータベース12aから現用パスP1 及び予備パスP2 の経路を除いたトポロジにおいて、ダイクストラのアルゴリズムによってノードN1 からノードN5 までの新たな経路(N1 −N9 −N10−N11−N5 )を決定する。
【0099】
次に、この経路上に障害回復用の代用パスP4 を設定する手順を図13を用いて説明する。ルーティング部12から経路情報を受取ると、ノードN1 のシグナリング部13は経路情報を参照して隣接ノードN9 へとつながるスイッチ23−1の空きリソースを確保するようにリソース管理部21に要求する。リソース管理部21からリソース確保の完了応答があると、シグナリング部13はパス設定要求メッセージを作成し、このメッセージを隣接ノードN9 へと送信する。
【0100】
隣接ノードN9 のシグナリング部13はパス設定要求メッセージを受信すると、このメッセージの中に含まれるリソース情報と対応するリソースをリソース管理部11を介して確保する。次に、シグナリング部13は経路情報を参照して隣接ノードN10へとつながる空きリソースを確保するようにリソース管理部11に要求し、その要求に対する応答があると、隣接ノードN10にパス設定要求メッセージを送信する。以後、各ノードは上述した動作を、終点ノードN5 に達するまで繰り返す。
【0101】
ノードN5 においてリソースの割当が完了すると、シグナリング部13は割当てられたリソースにしたがって、現用パスP1 から新たに設定した代用パスP4 へスイッチ23−5を切替えるようにリソース管理部11に要求する。シグナリング部13はスイッチ23−5の設定が終了すると、パス設定応答メッセージを作成し、隣接ノードN11に送信する。
【0102】
パス設定応答メッセージを受信した各ノードは、割当てられているリソースにしたがってスイッチ23を設定し、隣接ノードにパス設定応答メッセージを送信する。始点ノードN1 がこのメッセージを受取ると、現用パスP1 から新たに設定した代用パスP4 へスイッチ23−1を切替えるようにリソース管理部11に要求する。リソース管理部11がスイッチ管理部21を介してスイッチ23−1を切替えると、障害回復が完了する。障害が回復した後、始点ノードN1 は終点ノードN5 宛てに切替完了メッセージを送信し、これを終点ノードN5 が受信すると、バックアップ障害回復動作が完了する。
【0103】
本実施例による障害回復方式では、予め用意してある予備パスP2 への切替えに失敗した場合でも、新たな代用パスP4 を設定し、現用パスP1 から代用パスP4 に切替えることによって、迅速に障害を回復することができる。
【0104】
また、本実施例では障害区間を含む可能性のある現用パスP1 と予備パスP2 の経路を除いて代用パスP4 の経路を決定することによって、障害が発生している経路を選択する可能性がなくなる。つまり、代用パスP4 の設定に失敗する可能性が極めて低くなるという効果が得られる。
【0105】
本発明の第2の実施例による障害回復に失敗した場合を本発明の第5の実施例として、そのバックアップ障害回復動作について説明する。図12において、現用パスP1 が設定されている経路上の光ファイバ10bに障害が発生すると同時に、予備パスP2 が設定されている経路上の光ファイバ10hにも障害が発生する場合について述べる。本発明の第2の実施例による障害回復方式を適用する場合には、現用パスP1 の障害は、始点ノードN1 及び終点ノードN5 に通知され、始点ノードN1 から障害回復動作を開始する。
【0106】
しかしながら、予備パスP2 の経路上の光ファイバ10hに障害が発生しているため、予備パスP2 の設定に失敗する。このような場合、本発明の第5の実施例では図14に示す手順によってバックアップ障害回復方式を実施する。
【0107】
図14は本発明の第5の実施例によるバックアップ障害回復方式の動作を示す図である。図14において、始点ノードN5 は本発明の第2の実施例による障害回復動作を開始するが、ノードN7 からノードN8 にリソース確保要求メッセージを送信する際に、光ファイバ10hが障害のため、予備パスP2 を設定することができないことに気づく。
【0108】
このため、ノードN7 は“設定失敗、障害箇所:ファイバ10h”というエラー情報を含めたエラー通知メッセージをノードN6 に送信する。エラー通知メッセージはノードN6 、ノードN1 の順に転送され、このエラー通知メッセージを受信したノードN1 のシグナリング部13は代用パスP4 を設定するバックアップ障害回復動作を開始する。
【0109】
まず、はじめに代用パスP4 の経路を決定する方法について説明する。障害回復動作を開始したシグナリング部13はパスIDに基づいてパスデータベース13aから現用パスP1 の経路を見つけ出し、ルーティング部12にこの経路(N1 −N2 −N3 −N4 −N5 )と、エラー通知メッセージで受取ったファイバ10hとを除いて経路を計算するように要求する。
【0110】
この要求を受取ったルーティング部12はトポロジデータベース12aからの現用パスP1 の経路及びファイバ10hを除いたトポロジにおいて、ダイクストラのアルゴリズムによってノードN1 からノードN5 までの新たな経路(N1 −N9 −N10−N11−N5 )を決定する。
【0111】
次に、この経路上に障害回復用の代用パスP4 を設定する手順を、図14を用いて説明する。ルーティング部12から経路情報を受取ると、ノードN1 のシグナリング部13は経路情報を参照して隣接ノードN9 へとつながるスイッチ23−1のリソースを確保するようにリソース管理部11に要求する。リソース管理部11からリソースの確保が完了したという応答があると、シグナリング部13はパス設定要求メッセージを作成し、このメッセージを隣接ノードN9 へと送信する。
【0112】
隣接ノードN9 のシグナリング部13はパス設定要求メッセージを受信すると、リソース管理部11がこのメッセージの中に含まれるリソース情報と対応する自スイッチ23のリソースを確保する。続いて、シグナリング部13は経路情報を参照して隣接ノードN10へのリソースを確保するようにリソース管理部11に要求し、その要求に対する応答があると、隣接ノードN10にパス設定要求メッセージを送信する。以後、各ノードは上記の動作を、終点ノードN5 に達するまで繰り返す。
【0113】
ノードN5 においてリソースの割当が完了すると、シグナリング部13は割当てられたリソースにしたがって、現用パスP1 から新たに設定した代用パスP4 へスイッチ23を切替えるようにリソース管理部11に要求する。スイッチ23の設定が終了すると、シグナリング部13はパス設定応答メッセージを作成し、そのメッセージを隣接ノードN11に送信する。
【0114】
パス設定応答メッセージを受信した各ノードは、割当てられているリソースにしたがってスイッチ23を設定し、隣接ノードにパス設定応答メッセージを送信する。始点ノードN1 がこのメッセージを受取ると、現用パスP1 から新たに設定した代用パスP4 へスイッチ23を切替えるようにリソース管理部11に要求する。リソース管理部11がスイッチ管理部21を介してスイッチ23を切替えると、障害回復が完了する。
【0115】
障害が回復した後、始点ノードN1 は終点ノードN5 宛てに切替完了メッセージを送信し、これを終点ノードN5 が受信すると、バックアップ障害回復動作が完了する。
【0116】
本実施例による障害回復方式では、予め用意してある予備パスP2 への切替えに失敗した場合でも、新たな代用パスP4 を設定し、現用パスP1 から代用パスP4 に切替えることによって、迅速に障害を回復することが可能である。また、障害区間を含む可能性のある現用パスP1 と障害区間の光ファイバ10hとを除いて代用パスP4 の経路を決定することによって、本発明の第4の実施例と比べ、効率よく障害箇所を除いて代用パスP4 の設定が可能であるという効果が得られる。
【0117】
本発明の第4の実施例及び第5の実施例によるバックアップ障害回復方式では、現用パスP1 から代用パスP4 への切替えが完了した後、障害が発生している現用パスP1 に沿って、削除要求メッセージをホップバイホップに転送して、現用パスP1 を削除した後、この代用パスP4 を現用パスとして使用することも可能である。
【0118】
また、本発明の第4の実施例及び第5の実施例によるバックアップ障害回復方式では、新たなパスを設定して障害を回復する時に、パスの始点ノードから開始する手順について説明したが、本発明の第4の実施例ではエラー通知メッセージの受信によって、また本発明の第5の実施例ではタイマのタイムアウトによって、パスの終点ノードから開始することもできることは明らかである。
【0119】
図15は本発明の第6の実施例における現用パスP1 の障害が回復した時の現用パスP1 及び予備パスP2 の経路を示すブロック図であり、図16は本発明の第6の実施例における予備パスP2 から現用パスP1 への切戻し動作を示す図である。
【0120】
図15において、現用パスP1 と使用中の予備パスP2 との双方向パスのそれぞれは、送信端のノードN1 ,N5 においてブリッジ(現用パスP1 及び予備パスP2 の両方がクライアントC1 ,C2 と接続されている)状態にあり、受信端ノードN5 ,N1 では予備パスP2 がクライアントC1 ,C2 と接続されている。
【0121】
現用パスP1 の障害が回復した時の予備パスP2 から現用パスP1 への切戻し動作を図15及び図16を参照して説明する。
【0122】
ノードN2 及びノードN3 のモニタリング部22が光ファイバ10bの障害復旧を検出すると、リソース管理部11を介してシグナリング部13に障害復旧を通知する。この通知を受取ったシグナリング部13は障害ファイバ10bに設定されていた現用パスP1 の始点ノード及び終点ノードをパスデータベース13aから検索してノードN1 及びノードN5 を得た後、現用パスP1 のパスIDを含めた障害復旧通知メッセージを作成してそれぞれのノードに送信する。
【0123】
このメッセージを受取った始点ノードN1 及び終点ノードN5 のシグナリング部13は、現用パスP1 のパスIDを含めた障害回復メッセージを隣接ノードN6 及びノードN8 に送信する。このメッセージは、予備パスP2 に沿った経路上のノードをホップバイホップに転送され、最終的に終点ノードN5 、始点ノードN1 に達する。
【0124】
障害回復メッセージを受取った始点ノードN1 のシグナリング部13は、障害復旧通知をまだ受信していないならば、受信するまで待機し、すでに受信済みならば、双方向パスの内、終点ノードN5 から始点ノードN1 への方向のパスを予備パスP2 から現用パスP1 にリソース管理部11を介して切替える(つまり、リソースR53からリソースR51に切替える)。
【0125】
切替えが完了すると、シグナリング部13は現用パスのパスIDを含んだ切戻要求メッセージを隣接ノードN6 に送信する。このメッセージは予備パスP2 に沿った経路上のノードをホップバイホップに転送され、最終的に終点ノードN5 のシグナリング部13が受信すると、双方向パスの内、始点ノードN1 から終点ノードN5 への方向のパスを予備パスP2 から現用パスP1 にリソース管理部11を介して切替える(つまり、リソースR56からリソースR54に切替える)。
【0126】
また、これと同時に現用パスP1 及び予備パスP2 の両方にブリッジしている終点方向から始点方向のパスのブリッジを解放し、現用パスP1 にのみ接続されるように切替える(つまり、リソースR55のみに接続されるようにする)。
【0127】
ブリッジの解放が終了すると、シグナリング部13は現用パスP1 のパスIDを含む切替成功メッセージを隣接ノードN8 に送信する。このメッセージは予備パスP2 に沿った経路上のノードをホップバイホップに転送され、最終的に始点ノードN1 のシグナリング部13が受信すると、双方向パスの内、現用パスP1 及び予備パスP2 にブリッジしている始点ノードN1 から終点ノードN5 への方向のパスのブリッジを解放し、現用パスP1 にのみ接続されるように切替える(つまり、リソースR50のみに接続されるように切替える)。
【0128】
以上の動作によって、予備パスP2 から現用パスP1 への切戻し動作が終了すると、始点ノードN1 のシグナリング部13は現用パスP1 のパスIDを含む切戻完了メッセージを作成し、隣接ノードN6 に送信する。このメッセージは予備パスP2 に沿った経路上のノードをホップバイホップに転送され、最終的に終点ノードN5 のシグナリング部13が受信すると、次に予備パスのリソースの解放動作に移る。
【0129】
予備パスP2 のリソースを解放するために、終点ノードN5 のシグナリング部13は、予備パスP2 が使っていたリソースR56,R57の解放をリソース管理部11に要求し、リソースの解放が完了すると、リソース解放メッセージを作成し、隣接ノードN8 に送信する。
【0130】
ノードN8 のシグナリング部13はリソース開放メッセージを受信すると、予備パスP2 が使用していたリソースR66,R67,R68,R69の解放をリソース管理部11に要求し、リソースの解放が完了すると、次に、リソース管理部11とスイッチ管理部21とを介して解放したリソースのスイッチ状態を未接続に設定する。スイッチ23−8の設定を完了後、隣接ノードにリソース解放メッセージを送信する。
【0131】
リソース解放メッセージを受信した各中間ノードでは、上述したノードN8 と同様の動作を行い、最終的に始点ノードN1 がリソース開放メッセージを受信し、リソースR52,R53が解放されると、予備パスP2 のリソース解放が終了する。最後に始点ノードN1 のシグナリング部13がリソース解放完了メッセージを終点ノードN5 に送信し、終点ノードN5 のシグナリング部13がこのメッセージを受信すると、切戻し及びリソース解放動作が完了する。
【0132】
本発明の第6の実施例では現用パスP1 の障害復旧後に、予備パスP2 から現用パスP1 に切戻した後、予備パスP2 のリソースを開放するため、クライアントC1 ,C2 間の通信を切断することなく、パスの切戻しが可能である。
【0133】
本発明の第6の実施例では障害回復メッセージ、切戻要求メッセージ、切戻成功メッセージ、切戻完了メッセージを予備パスP2 の経路に沿ってホップバイホップに転送したが、これらのメッセージを始点ノードN1 と終点ノードN5 との間で直接やり取りすることも可能である。
【0134】
本実施例では、双方向パスに障害が発生した場合の障害回復動作及び障害が復旧した場合の切戻し動作について説明したが、これらの方式は片方向パスにも適用可能であることは明らかである。
【0135】
図17は本発明においてネットワーク管理装置によって制御されるネットワーク及びノードの構成例を示すブロック図である。本発明の第1の実施例、第2の実施例、第3の実施例は、図17に示すルーティング部12と、シグナリング部13と、パケット転送部(図示せず)と、プライオリィ制御部15とからなるネットワーク管理装置7によって制御されているノードからなるネットワークにおいても実現可能である。この場合、本発明で用いた各メッセージは、ネットワーク管理装置7と各ノードN1 ,N5 〜N8 を接続する制御チャネル100を介して、上述した本発明の実施例各々と同じ手順で交換される。
【0136】
また、図17において、ネットワーク管理装置7はリソース管理部11によって、ネットワーク内全体のノードのリソースを管理することも可能である。この場合には、各ノードのスイッチ23はネットワーク管理装置7によって制御される。
【0137】
このように、本発明では、予め設定してある予備パスP2 にエクストラ・トラヒックP3 が流れている場合において、予備パスP2 を設定する前にエクストラ・トラヒックP3 を解放するため、障害回復されるパスに流れているクライアントC1 ,C2 からのデータが、エクストラ・トラヒックP3 の経路に沿って転送されることなく、予備パスP2 に切替え可能である。
【0138】
本発明では、予め設定してある予備パスP2 にエクストラ・トラヒックP3 が流れている場合において、エクストラ・トラヒックP3 を解放すると同時に、リソースを予約するため、他のパスにリソースを奪われることなく、確実かつ迅速に予備パスP2 を設定することができる。
【0139】
本発明では、複数のパスの障害を回復する必要がある場合、障害回復する順番をプライオリティ管理部15で管理するため、すべてのパスの要求に応じた障害回復時間を提供することできる。
【0140】
本発明では、予め用意してある予備パスP2 への切替えに失敗した場合でも、新たな代用パスP4 に切替えることができるため、信頼性の高い障害回復方式を提供することができる。
【0141】
本発明では、現用系の障害が回復した後、クライアントC1 ,C2 間の通信を切断することなく、予備パスP2 から現用パスP1 に切戻し方式を提供することができる。
【0142】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の光パス障害回復方式は、現用パスの障害通知を受信したパスの端点ノードが、予備パスの経路に沿って逆端点のノードまでホップバイホップに転送されるリソース確保要求メッセージを発行し、このメッセージを受信した予備パスの経路上の各ノードにおいて、エクストラ・トラヒックの解放及び予備パスのために予約されているリソースを確保した後、スイッチ切替要求メッセージを発行し、このメッセージを受信した各ノードが確保したリソースにしたがってスイッチを設定することによって、予備パスのリソースをエクストラ・トラヒックが使っている場合において、現用パスに障害が発生した時に誤接続することなく、迅速に予備パスを設定し、現用パスから予備パスへ切替えることができるという効果が得られる。
【0143】
また、本発明の他の光パス障害回復方式は、予備パス上に発生した障害のため、予備パスを設定できない場合にでも、障害区間を除いた経路上に新たな代用パスを設定し、障害が発生している現用パスから代用パスに切替えることによって、現用パス障害時において、現用パスから予備パスへ切替える際に予備パスの設定に失敗した場合、バックアップ障害回復方式を用いることによって信頼性の高い障害回復を実現することができるという効果が得られる。
【0144】
さらに、本発明の障害復旧後の切戻方式は、現用パスの障害が復旧した時、ブリッジ状態にある現用パスと予備パスとを切替えることによって、現用パスが障害から復旧した時にクライアント間の通信を切断することなく、予備パスから現用パスに切戻すことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるネットワークの構成例を示すブロック図である。
【図2】図1のノード各々の構成例を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例によるネットワークにおける予備パスの経路を示す図である。
【図4】本発明の第1の実施例による障害回復方式の動作を示すシーケンスチャートである。
【図5】本発明の第1の実施例によるリソース確保手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第1の実施例によるリソース確保手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例による障害回復方式の動作を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施例によるリソース確保手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施例によるリソース確保手順を示すフローチャートである。
【図10】本発明の第3の実施例による障害回復方式の動作を示す図である。
【図11】本発明の第3の実施例によるスイッチ設定手順を示すフローチャートである。
【図12】本発明の第1の実施例において障害回復に失敗する場合のネットワークを示す図である。
【図13】本発明の第4の実施例によるバックアップ障害回復方式の動作を示す図である。
【図14】本発明の第5の実施例によるバックアップ障害回復方式の動作を示す図である。
【図15】本発明の第6の実施例における現用パスの障害が回復した時の現用パス及び予備パスの経路を示すブロック図である。
【図16】本発明の第6の実施例における予備パスから現用パスへの切戻し動作を示す図である。
【図17】本発明においてネットワーク管理装置によって制御されるネットワーク及びノードの構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 制御部
2 スイッチ部
3,4 分波部
5,6 合波部
7 ネットワーク管理装置
10a〜10n 光ファイバ
11 リソース管理部
11a リソースデータベース
12 ルーティング部
12a トポロジデータベース
13 シグナリング部
13a パスデータベース
14 パケット転送部
15 プライオリティ管理部
21 スイッチ管理部
22 信号モニタリング部
23,23−1〜23−8 スイッチ
N1 〜N11 ノード装置
C1 ,C2 クライアント装置
R1〜R16,
R50〜R57 ノード間のリソース
CR1〜CR4 クライアント側のリソース
P1 現用パス
P2 予備パス
P3 エクストラ・トラヒック
P4 代用パス

Claims (9)

  1. 各々制御メッセージを処理する制御部と、現用パスと予備パスとを切替えるスイッチ部とを含む複数のノードと、前記複数のノード各々の前記制御部間を接続する制御チャネルと、前記複数のノード各々の前記スイッチ部間を接続するリンクとからなる通信ネットワークのパス障害回復方式であって、
    始点ノードと終点ノードとの間に前記現用パスとそれに対応した予備パスとが予め設定されている場合に、前記始点ノード及び前記終点ノードの一方が前記現用パスの障害通知を受取った時にリソース確保要求メッセージを発行して前記始点ノード及び前記終点ノードの他方まで前記予備パスのリソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記始点ノード及び前記終点ノードの他方がスイッチ切替要求メッセージを発行して確保されたリソースにしたがって前記スイッチ部の設定を行うことを特徴とするパス障害回復方式。
  2. 各々制御メッセージを処理する制御部と、現用パスと予備パスとを切替えるスイッチ部とを含む複数のノードと、ネットワーク全体を管理するネットワーク管理装置と、前記複数のノード各々の制御部と前記ネットワーク管理装置とを接続する制御チャネルと、前記複数のノード各々のスイッチ部間を接続するリンクとからなる通信ネットワークのパス障害回復方式であって、
    始点ノードと終点ノードとの間に前記現用パスとそれに対応した予備パスとが予め設定されている場合に、前記現用パスの障害通知の受信時に前記ネットワーク管理装置が前記予備パス経路上のノード各々にリソース確保要求メッセージを発行し、
    前記リソース確保要求メッセージを受信したノードが前記予備パスのリソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記ネットワーク管理装置が前記予備パス経路上のノード各々にスイッチ切替要求メッセージを発行し、前記スイッチ切替要求メッセージを受信したノード各々が確保した前記リソースにしたがって前記スイッチ部の設定を行うことを特徴とするパス障害回復方式。
  3. 現用パスと予備パスとを切替えるスイッチ部からなる複数のノードと、ネットワーク全体を管理するネットワーク管理装置と、前記複数のノード各々のスイッチ部と前記ネットワーク管理装置とを接続する制御チャネルと、前記複数のノード各々のスイッチ部間を接続するリンクとからなる通信ネットワークのパス障害回復方式であって、
    始点ノードと終点ノードとの間に前記現用パスとそれに対応した予備パスとが予め設定されている場合に、前記現用パスの障害通知を受取ったネットワーク管理装置が前記予備パスのリソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記予備パス経路上のノード各々にスイッチ切替要求メッセージを発行し、前記スイッチ切替要求メッセージを受信したノード各々が前記ネットワーク管理装置が確保した前記リソースにしたがって前記スイッチ部の設定を行うことを特徴とするパス障害回復方式。
  4. 複数の障害検出通知を受信した場合に、予め設定された優先順位にしたがって当該障害の回復の順序を決定することを特徴とする請求項から請求項のいずれかに記載のパス障害回復方式。
  5. 前記優先順位は、障害回復方式の優先順位であることを特徴とする請求項記載のパス障害回復方式。
  6. 前記優先順位は、前記障害が回復されるパスのホップ長に対応することを特徴とする請求項記載のパス障害回復方式。
  7. 各々制御メッセージを処理する制御部と、現用パスと予備パスとを切替えるスイッチ部とを含む複数のノードと、前記複数のノード各々の前記制御部間を接続する制御チャネルと、前記複数のノード各々の前記スイッチ部間を接続するリンクとからなる通信ネットワークのパス障害回復方式であって、
    始点ノードと終点ノードとの間に前記現用パスとそれに対応した予備パスとが予め設定されている場合に、前記始点ノード及び前記終点ノードの一方が前記現用パスの障害通知を受取った時にリソース確保要求メッセージを発行して前記始点ノード及び前記終点ノードの他方まで前記予備パスのリソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記始点ノード及び前記終点ノードの他方がスイッチ切替要求メッセージを発行して確保されたリソースにしたがって前記スイッチ部の設定を行い、
    前記障害の回復動作を開始するノードは、前記障害通知を受信した終点ノードであり、
    前記スイッチの設定を開始するノードは、前記エクストラ・トラヒックの解放が終了した始点ノードであることを特徴とするパス障害回復方式。
  8. 各々制御メッセージを処理する制御部と、現用パスと予備パスとを切替えるスイッチ部とを含む複数のノードと、前記複数のノード各々の前記制御部間を接続する制御チャネルと、前記複数のノード各々の前記スイッチ部間を接続するリンクとからなる通信ネットワークのパス障害回復方式であって、
    始点ノードと終点ノードとの間に前記現用パスとそれに対応した予備パスとが予め設定されている場合に、前記始点ノード及び前記終点ノードの一方が前記現用パスの障害通知を受取った時にリソース確保要求メッセージを発行して前記始点ノード及び前記終点ノードの他方まで前記予備パスのリソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記始点ノード及び前記終点ノードの他方がスイッチ切替要求メッセージを発行して確保されたリソースにしたがって前記スイッチ部の設定を行い、
    前記障害の回復動作を開始するノードは、前記障害通知を受信した始点ノードであり、
    前記スイッチの設定を開始するノードは、前記エクストラ・トラヒックの解放が終了した終点ノードであることを特徴とするパス障害回復方式。
  9. 各々制御メッセージを処理する制御部と、現用パスと予備パスとを切替えるスイッチ部とを含む複数のノードと、前記複数のノード各々の前記制御部間を接続する制御チャネルと、前記複数のノード各々の前記スイッチ部間を接続するリンクとからなる通信ネットワークのパス障害回復方式であって、
    始点ノードと終点ノードとの間に前記現用パスとそれに対応した予備パスとが予め設定されている場合に、前記始点ノード及び前記終点ノードの一方が前記現用パスの障害通知を受取った時にリソース確保要求メッセージを発行して前記始点ノード及び前記終点ノードの他方まで前記予備パスのリソースを使用しているエクストラ・トラヒックの解放及び前記予備パスのリソースの確保を行った後、前記始点ノード及び前記終点ノードの他方がスイッチ切替要求メッセージを発行して確保されたリソースにしたがって前記スイッチ部の設定を行い、
    前記障害の回復動作を開始するノードは、前記障害通知を受信した始点ノード及び終点ノードであり、
    前記スイッチの設定を開始するノードは、前記予備パスのリソースの確保が終了した前記始点ノードと前記終点ノードとの間の中間ノードの一つであることを特徴とするパス障害回復方式。
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