JP2000269999A - ネットワーク間通信装置 - Google Patents

ネットワーク間通信装置

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JP2000269999A
JP2000269999A JP7480699A JP7480699A JP2000269999A JP 2000269999 A JP2000269999 A JP 2000269999A JP 7480699 A JP7480699 A JP 7480699A JP 7480699 A JP7480699 A JP 7480699A JP 2000269999 A JP2000269999 A JP 2000269999A
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JP7480699A
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Hiroshi Nishikawa
博 西川
Hideyuki Motoyama
英幸 元山
Ayako Suzuki
綾子 鈴木
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5601Transfer mode dependent, e.g. ATM
    • H04L12/5602Bandwidth control in ATM Networks, e.g. leaky bucket

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LANインタフェースを収容し、帯域の有効
利用を図ったトランスペアレント通信を行う。 【解決手段】 ネットワークインタフェース収容手段1
1は、ネットワークの通信インタフェースを収容する。
トラフィック監視手段12は、ネットワークのトラフィ
ックを監視する。帯域情報保持手段13は、帯域情報を
保持する。帯域割り当て制御手段14は、一方のネット
ワークN1で発生したデータを他方のネットワークN2
へ接続する際に、トラフィック及び帯域情報にもとづい
て、動的に帯域を割り当てる。通信制御手段15は、割
り当てられた帯域を通じて、一方のネットワークN1と
他方のネットワークN2とを相互接続するための通信制
御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワーク間通信
装置及びネットワーク間通信方法に関し、特にネットワ
ーク間を接続して通信を行うネットワーク間通信装置及
びネットワーク間を接続して通信を行うネットワーク間
通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LAN(Local Area Network) の
伝送速度は100Mbpsが主流となりつつある。LA
Nの伝送速度が向上したことにより、映像や音声などの
大量のマルチメディア・データの高速伝送が可能となっ
てきた。
【0003】同時に、近年パーソナル・コンピュータ
(以下、PC)のパフォーマンスも格段に向上してきて
おり、CPUの計算速度の高速化、かつメモリの容量も
これまでと比較して非常に大きくなっている。
【0004】このような状況に伴い、LANとLANと
を接続し、LAN間通信を行って、遠隔地間で会議を行
うデスクトップ会議システムや遠隔教育などの新しいア
プリケーションが現実のものとなってきている。
【0005】従来では、遠隔にある事業所間でLAN同
士を接続する場合には、LANとLANとをISDN回
線や専用線などを用いて接続していた。したがって、ル
ータやブリッジ等の接続装置を用いて、ISDN回線や
専用線等の既存の通信インタフェースに変換して、LA
N間通信を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のLAN間通信では、100BASE−TのLAN
を使用していても、情報の通信時には、例えば、ISD
N回線の64Kbpsの固定帯域の通信インタフェース
に変換する必要があるため、トランスペアレントな通信
が行えず、LANの高速性及びパフォーマンスが活かさ
れないといった問題があった。
【0007】また、このような低速回線を用いた場合に
は、LANのデータはバースト性を有するため、大量の
バーストデータ発生時に生じる転送遅延やバッファのオ
ーバフローによる通信エラーを許容しなければならず、
通信品質が劣化するといった問題があった。
【0008】さらに、高速帯域の専用回線を用いても、
バースト性を持つLANのデータに対して、常時、帯域
を確保することは経済的ではなく、非効率であるといっ
た問題があった。
【0009】一方、このようなLAN間通信をATMを
用いて行った場合には、ATMで使用するセルは情報以
外のオーバヘッドが大きく、LANインタフェースを収
容する際には、さらに別のオーバヘッドを加える必要が
ある。このため、帯域を情報以外のオーバヘッドで消費
してしまい、伝送路の有効活用ができないといった問題
があった。
【0010】また、既存の通信サービスで提供されるデ
ータ通信用のインタフェースは、複雑なプロトコルや設
定を有するものが多く、ユーザは自身のLANを管理す
るだけでなく、WAN側のインタフェースの管理運用も
行う必要があり、利便性に欠けるといった問題があっ
た。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、LANインタフェースを収容し、帯域の有効
利用を図ったトランスペアレントな通信を行うネットワ
ーク間通信装置を提供することを目的とする。
【0012】また、本発明の他の目的は、LANインタ
フェースを収容し、帯域の有効利用を図ったトランスペ
アレント通信を行うネットワーク間通信方法を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示すような、ネットワーク間を接
続して通信を行うネットワーク間通信装置10におい
て、ネットワークの通信インタフェースを収容するネッ
トワークインタフェース収容手段11と、ネットワーク
のトラフィックを監視するトラフィック監視手段12
と、帯域情報を保持する帯域情報保持手段13と、一方
のネットワークN1で発生したデータを他方のネットワ
ークN2へ接続する際に、トラフィック及び帯域情報に
もとづいて、動的に帯域を割り当てる帯域割り当て制御
手段14と、割り当てられた帯域を通じて、一方のネッ
トワークN1と他方のネットワークN2とを相互接続す
るための通信制御を行う通信制御手段15と、を有する
ことを特徴とするネットワーク間通信装置10が提供さ
れる。
【0014】ここで、ネットワークインタフェース収容
手段11は、ネットワークの通信インタフェースを収容
する。トラフィック監視手段12は、ネットワークのト
ラフィックを監視する。帯域情報保持手段13は、帯域
情報を保持する。帯域割り当て制御手段14は、一方の
ネットワークN1で発生したデータを他方のネットワー
クN2へ接続する際に、トラフィック及び帯域情報にも
とづいて、動的に帯域を割り当てる。通信制御手段15
は、割り当てられた帯域を通じて、一方のネットワーク
N1と他方のネットワークN2とを相互接続するための
通信制御を行う。
【0015】また、図17に示すような、ネットワーク
間を接続して通信制御を行うネットワーク間通信方法に
おいて、ネットワークの通信インタフェースを収容し、
ネットワークのトラフィックを監視し、帯域情報を保持
し、一方のネットワークで発生したデータを他方のネッ
トワークへ接続する際に、トラフィック及び帯域情報に
もとづいて、動的に帯域を割り当て、割り当てられた帯
域を通じて、一方のネットワークと他方のネットワーク
とを相互接続するための通信制御を行うことを特徴とす
るネットワーク間通信方法が提供される。
【0016】ここで、ネットワークのトラフィック及び
帯域情報にもとづいて、帯域を動的に割り当てて、ネッ
トワーク間を接続する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明のネットワーク間通
信装置の原理図である。ネットワーク間通信装置10
は、ネットワークN1、N2それぞれに配置され、ネッ
トワークN1、N2間を接続して通信を行う。また、ネ
ットワークN1、N2間は、現在の多重化技術の中核と
なるSONET/SDH(Synchronous Optical Networ
k/Synchronous Digital Hierarchy)のインタフェース
で接続する。SONET/SDHインタフェースは、冗
長構成を有する場合には、現用系に加えて予備系の伝送
路も接続される。なお、以降ではSONET/SDHを
SDHと総称する。
【0018】ネットワークN1のネットワーク間通信装
置10に対し、ネットワークインタフェース収容手段1
1は、ネットワークN1の通信インタフェースを収容す
る。すなわち、図のバストポロジを構成している回線に
対して、レイヤ1の電気的及び物理的インタフェースを
収容する。
【0019】これにより、ユーザは、LANとSDHと
の双方のインタフェースを容易に適合させることができ
る。トラフィック監視手段12は、ネットワークN1の
トラフィックを監視する。トラフィック監視機能につい
ては後述する。
【0020】帯域情報保持手段13は、システムが有す
る帯域の種類や数といった情報、冗長構成であるか否か
といった情報、現在使用している帯域が何かといった情
報等、帯域割り当てに必要な情報を帯域割り当て処理の
変動に伴って(または、ユーザの指示にもとづいて)可
変的にこれらの情報を保持する。
【0021】帯域割り当て制御手段14は、一方のネッ
トワークN1で発生したデータを他方のネットワークN
2へ接続する際に、トラフィック及び帯域情報にもとづ
いて(またはユーザの外部設定に応じて)、動的に帯域
を割り当てる。
【0022】したがって、帯域割り当て時には、帯域情
報保持手段13と自動的にネゴシエーションを行って帯
域割り当てを行う。このように、各ネットワーク内の伝
送速度に制限されたり、ネットワーク間を接続する既存
のインタフェースの多重化階梯の固定した帯域に依存し
たりせずに、ネットワーク内の伝送速度及びトラフィッ
クに対して、適応的に帯域を割り当てる。帯域割り当て
の具体例については後述する。
【0023】通信制御手段15は、割り当てられた帯域
を通じて、一方のネットワークN1と他方のネットワー
クN2とを相互接続するための通信制御を行う。また、
それぞれのネットワークN1、N2毎に、図に示す情報
端末の中の1台がマネージャとなることにより、ネット
ワーク間通信装置10への外部設定、保守管理及び監視
を容易に行うことができる。
【0024】以上説明したように、本発明のネットワー
ク間通信装置10は、ネットワークのトラフィック及び
帯域情報にもとづいて、帯域を動的に割り当ててネット
ワーク間通信を行う構成とした。
【0025】従来のLAN間通信では、伝送路の帯域が
64Kbpsから始まって、64Kbps→1.5Mb
ps→6.3Mbps→50Mbpsといったような順
に固定して決められており、例えば、6.3Mbpsと
50Mbpsの間にある20Mbpsといった値を設定
することができなかった。
【0026】本発明では、このような問題を解決し、任
意の帯域の動的割り当て制御を可能にしたので、ネット
ワーク間での帯域の有効利用を図ることができ、かつ経
済的で効率のよいトランスペアレントな通信を行うこと
が可能になる。
【0027】なお、以降ではネットワーク間通信装置1
0は、ネットワークN1、N2がLANであり、LAN
間通信の制御を行うものとして説明する。次に本発明の
ネットワーク間通信装置10の具体的構成について説明
する。図2はネットワーク間通信装置10の構成を示す
図である。
【0028】図中、LANインタフェース手段11−1
はネットワークインタフェース収容手段11に対応し、
パス制御手段14−1は帯域割り当て制御手段14に対
応し、LAN−SDH変換手段15−1は通信制御手段
15に対応する。
【0029】LANインタフェース手段11−1は、ユ
ーザ側のLAN1aのインタフェースを収容する。LA
N−SDH変換手段15−1は、LAN1aから送出さ
れたデータをLANインタフェース手段11−1を通じ
て受信し、SDHの速度体系に変換する。また、逆にS
DH側から受信したデータを、SDHからLAN1a側
への速度体系に変換して、LANインタフェース手段1
1−1へ送信する。
【0030】このLAN−SDH変換手段15−1は、
クロック乗せ換え手段15aと、バッファ15bとを含
む。クロック乗せ換え手段15aは、LAN→SDHま
たはSDH←LANへのクロック乗せ換え制御を行う。
バッファ15bは、クロック乗せ換え後のデータを格納
し、トラフィック輻輳等のバッファリングを行う。
【0031】トラフィック監視手段12は、LAN1a
のトラフィックを監視する。多重分離手段16は、パス
制御手段14−1から受信したデータの多重化、または
SDH側から受信したデータの分離化を行う。SDHイ
ンタフェース手段17は、SDH側とのインタフェース
制御を行う。
【0032】パス制御手段14−1は、LAN1aから
SDHへの送信に対しては、ユーザが契約した伝送路帯
域分(ユーザの外部設定による帯域は、帯域情報保持手
段13が保持する)及びトラフィックにもとづいて、こ
れらの情報から決定されたクロック乗せ換え後のデータ
を、バッファ15bから取り込み、現用系と予備系に同
じデータをコピーして送信する。
【0033】この時の容量は、SDHシステムで用いら
れる1.5M、6.3M、50M、150Mといった既
存のインタフェースを複数本組み合わせたり、または結
合することにより、LAN間通信の平均データ量に見合
ったものを選択する(または、ユーザの設定した伝送路
帯域となるように、既存のインタフェースを組み合わせ
る)。そのデータが多重分離手段16に送信される。
【0034】また、SDHからLAN1aに対するデー
タの受信に対しては、多重分離手段16からのデータの
内、現用系が正常な場合には現用系のデータを選択す
る。そして、SDHインタフェース手段17で現用系の
伝送路異常を検出した場合には、その情報をもとに予備
系のデータを選択する。
【0035】その後、LAN−SDH変換手段15−1
によって、SDHからLAN1a側へのクロック乗せ換
えをして速度変換する。そして、バッファリングの後
に、LANインタフェース手段11−1でユーザが使用
しているLAN1aに適応したインタフェースに変換し
てデータを送出する。
【0036】次にパス制御手段14−1について説明す
る。図3はパス制御手段14−1の構成を示す図であ
る。パス制御手段14−1の機能ブロックを、送信側と
受信側それぞれ個別に示している図である。
【0037】送信側の機能ブロックには、パス選択手段
14a、パスオーバヘッド付加手段14bが含まれる。
パス選択手段14aは、データを転送する際に必要な伝
送路上の帯域を持つパスを選択する(帯域の動的割り当
て)。
【0038】この場合、1本の高速帯域のパスを選択し
たり、複数本の同じ(異なる)帯域を持つパスを選択し
たり、またはこれらを組み合わせて選択することにより
必要十分な帯域を確保する。なお、複数のパスを選択し
た場合には、データを分解して選択したパスに分配す
る。
【0039】パスオーバヘッド付加手段14bは、パス
選択手段14aで選択されたパスによって分配された各
データに対してオーバヘッドを付加する。受信側の機能
ブロックには、受信バッファ14c、パス結合手段14
d及び現用系/予備系選択手段14eが含まれる。受信
バッファ14cは位相合わせ手段に対応し、SDHイン
タフェースを通じて受信したデータのバッファリングを
行って、位相遅延等の補正を行う。
【0040】パス結合手段14dは、受信バッファ14
cで位相遅延補正されたデータに対し、オーバヘッドを
除去して、各パスに分配されたデータの結合を行う。現
用系/予備系選択手段14eは、現用系のデータまたは
予備系のデータのいずれかを選択する。
【0041】次にパス制御手段14−1で行う帯域割り
当てに対し、あらたな帯域を複数組み合わせて動的に割
り当てる場合について説明する。図4は帯域割り当て時
の動作を示す送信側の図である。
【0042】まず、パス選択手段14aは、データDを
受信し、データDを転送する際に必要な伝送路上の帯域
を持つパスをトラフィック及び帯域情報にもとづいて
(または、ユーザからの外部設定にもとづいて)選択す
る。ここでは、2本分のパスの帯域が必要であるものと
し、同じ(または異なる)帯域を持つパスP1、P2を
選択している。
【0043】そして、データDを分解して、選択したパ
スP1、P2に分配する。図ではパスP1にデータD
a、Dc、パスP2にデータDb、Ddというように、
それぞれ分解して分配する。また、現用系及び予備系の
双方で同様な処理を行う(具体的には、現用系側で処理
したデータをコピーして、予備系側からも出力させ
る)。
【0044】パスオーバヘッド付加手段14b−1、1
4b−2は、分解されたデータそれぞれにオーバヘッド
を付加する。図ではデータDaに“1”、データDbに
“2”、データDcに“3”、データDdに“4”のオ
ーバヘッドを付加している。この場合も現用系及び予備
系の双方でオーバヘッドの付加処理を行う。
【0045】ここで、パス選択手段14aでパスを複数
本組み合わせることにより、各パス毎に通過する経路が
異なる場合があり、データ順序の逆転によるデータエラ
ーが生じる可能性がある。したがって、分解データにオ
ーバヘッドを付加することで、データ順序逆転によるエ
ラーの防止を図っている。
【0046】そして、現用系に振り分けられたデータD
0a、D0bと、予備系に振り分けられたデータD1
a、D1bは、多重分離手段16へ送出されて、現用系
及び予備系毎に多重される。
【0047】図5、図6は帯域割り当て時の動作を示す
受信側の図である。受信バッファ14c−1〜14c−
4は、現用系及び予備系毎に配置され、多重分離手段1
6により分離された、データD0a、D0bと、データ
D1a、D1bとのバッファリングを行う。そして、各
データには経路毎の遅延が加わっているので、オーバヘ
ッドの番号を参照して位相合わせを行った後に出力され
る。
【0048】パス結合手段14d−1、14d−2は、
位相のそろったデータD0a、D0bと、データD1
a、D1bとからオーバヘッドを除去して、現用系及び
予備系毎に元のデータDに組み立てる。現用系/予備系
選択手段14eは、通常は現用系を、現用系に異常があ
った場合には予備系を選択して、データDをLAN−S
DH変換手段15−1へ出力する。
【0049】以上説明したように、本発明のネットワー
ク間通信装置10は、LANのトラフィックが増加した
場合に、帯域を動的に複数割り当てて、LAN間通信を
行う構成とした。これにより、LANのパフォーマンス
を損なうことなく、LAN間で効率のよいトランスペア
レントな通信を行うことが可能になる。
【0050】次にパス制御手段14−1で行う帯域割り
当てに対し、高速帯域を動的に割り当てる場合について
説明する。図7、図8は帯域割り当て時の動作を示す送
信側の図である。なお、図中、予備系側の構成は省略す
る。
【0051】まず、図7と図8の上側の図は、パスP1
を用いて通信を行っている場合の様子を示している。パ
ス選択手段14aはデータDを受信し、データDの帯域
をカバーできるパスP1を選択して送信している。その
後、トラフィックが増加すると、それぞれ下側の図のよ
うに移行する。
【0052】図7に対し、パス選択手段14aは、デー
タD0を受信し、データD0を転送する際に必要な伝送
路上の帯域を持つパスをトラフィック及び帯域情報にも
とづいて(または、ユーザの外部設定にもとづいて)選
択する。ここでは、パスP1よりも高速な帯域を持つパ
スP3を選択している。
【0053】このように、図7では現状使用している帯
域を持つパスP1から、あらたな高速帯域を持つパスP
3へ切り替える。図8に対し、パス選択手段14aは、
データD1を受信し、データD1を転送する際に必要な
伝送路上の帯域を持つパスをトラフィック及び帯域情報
にもとづいて(または、ユーザの外部設定にもとづい
て)選択する。ここでは、現状使用している帯域を持つ
パスP1と、その他に高速帯域を持つパスP4を選択し
ている。
【0054】そして、データD1を分解して、選択した
パスP1、P4に分配する。図ではパスP1にデータD
a、Db、Dc、パスP4にデータDdというように、
それぞれ分解して分配している。。
【0055】パスオーバヘッド付加手段14bは、分解
されたデータそれぞれにオーバヘッドを付加する。図で
はデータDaに“1”、データDbに“2”、データD
cに“3”、データDdに“4”のオーバヘッドを付加
している。そして、オーバヘッドが付加されたデータD
1−1、D1−2は、多重分離手段16へ送出されるこ
とになる。
【0056】なお、受信側の動作は、図5、図6で説明
した動作と基本的に同様であるので説明は省略する。以
上説明したように、本発明のネットワーク間通信装置1
0は、LANのトラフィックが増加した場合に、高速帯
域を動的に割り当てて(高速帯域を持つパスに切り替え
る場合と、現状の帯域のパス及び高速帯域を持つパスと
を組み合わせる場合)、LAN間通信を行う構成とし
た。これにより、LANのパフォーマンスを損なうこと
なく、LAN間で効率のよいトランスペアレントな通信
を行うことが可能になる。
【0057】次にパス制御手段14−1で行う帯域割り
当てに対し、予備系を使用して帯域を割り当てる場合に
ついて説明する。図9は帯域割り当て時の動作を示す送
信側の図である。
【0058】まず、パス選択手段14aは、データDを
受信し、データDを転送する際に必要な伝送路上の帯域
を持つパスをトラフィック及び帯域情報にもとづいて
(または、ユーザからの外部設定にもとづいて)選択す
る。ここでは、現用系のパスPaと予備系のパスPsを
選択している。
【0059】そして、データDを分解して、選択したパ
スPa、Psに分配する。図ではパスPaにデータD
a、Dc、パスPsにデータDb、Ddというように、
それぞれ分解して分配する。このように、ここでは現用
系で処理したデータの予備系に対するコピーは行わな
い。
【0060】パスオーバヘッド付加手段14b−1、1
4b−2は、分解されたデータそれぞれにオーバヘッド
を付加する。図ではデータDaに“1”、データDbに
“2”、データDcに“3”、データDdに“4”のオ
ーバヘッドを付加している。
【0061】そして、オーバヘッドが付加されたデータ
D2a−1、D2b−1を多重分離手段16へ送出す
る。図10、図11は帯域割り当て時の動作を示す受信
側の図である。受信バッファ14c−1、14c−2
は、多重分離手段16により分離された、データD2a
−1、D2b−1のバッファリングを行う。そして、各
データには経路毎の遅延が加わっているので、オーバヘ
ッドの番号を参照して位相合わせを行った後に出力され
る。
【0062】パス結合手段14dは、位相のそろったデ
ータD2a−1、D2b−1からオーバヘッドを除去し
て、元のデータDに組み立てる。データ出力手段14e
−1は、データDをスルーでLAN−SDH変換手段1
5−1へ出力する(すなわち、データ出力手段14e−
1は現用系/予備系選択手段14eに対応し、ここでは
現用系及び予備系の選択を行わずに、スルーで出力する
ということ)。
【0063】以上説明したように、本発明のネットワー
ク間通信装置10は、通常、通信障害時のために設けら
れている予備系の回線に対し、LANのトラフィックが
増加した場合には、この予備系に対して帯域を動的に割
り当てることで、LAN間通信を行う構成とした。これ
により、LANのパフォーマンスを損なうことなく、L
AN間で効率のよいトランスペアレント通信を行うこと
が可能になる。
【0064】なお、上記の説明ではトラフィックの増加
に伴って、パスを動的に割り当てる際の動作について説
明したが、通信中にトラフィックが減少した場合には、
逆にパスの本数を動的に減少させて帯域を小さくさせる
ことになる。このように、ネットワーク間通信装置10
では、トラフィックの増減により帯域を動的に設定する
ので、帯域の有効活用を図ることが可能になる。
【0065】次にトラフィック監視手段12について説
明する。トラフィック監視手段12は、LANで発生す
るバーストデータのトラフィックを監視する。トラフィ
ック監視手段12は4つのトラフィック監視機能を有す
る。
【0066】1つ目は、データ通信のアプリケーション
の中でバーストデータが長時間続くアプリケーションの
コマンドが実行されていることを検出して、トラフィッ
ク監視を行うものである。
【0067】このようなアプリケーションとしては、例
えば、FTP(File Transfer Protocol:ファイル転送
プロトコル)、UDP(User Datagram Protocol:信頼
性を保証しないトランスポート層のプロトコル)があ
り、これらのコマンドを検出すると、バーストデータが
長時間続くことを認識できるので、トラフィックが増加
するものとみなす。
【0068】2つ目は、LAN−SDH変換手段15−
1内にあるバッファ15bの容量をモニタし、バッファ
の空き容量と、減少する割合と、を測定してトラフィッ
ク監視を行う。
【0069】3つ目は、LANからデータ(パケット)
が送出される間隔を測定する方法である。すなわち、ト
ラフィックが増大すると、データの送出間隔が短くなる
ので、データ送出間隔を測定することでトラフィック監
視を行うことができる。
【0070】また、4つ目としては、ユーザがトラフィ
ックの増加するアプリケーションを使用する前に、あら
かじめ必要な帯域やトラフィックが増加する旨等をトラ
フィック情報として通知してもよい。
【0071】すなわち、ユーザが接続しているインタフ
ェース上にトラフィック情報が記されたメッセージを送
出し、そのメッセージをトラフィック監視手段12が検
出して、トラフィック監視を行うこともできる。
【0072】次にバーストデータが発生してトラフィッ
クが増加した場合の帯域割り当てについて、フローチャ
ートを用いて説明する。まず、大量のバーストデータが
発生して、平均データ量を越えるLAN間の通信が発生
した場合には、短時間であればLAN−SDH変換手段
15−1に用意しているバッファ15bにより、平滑さ
れてデータの破棄を起こすことなく接続先に転送するこ
とができる。
【0073】しかしながら、大容量のファイル転送を行
った場合などに、バッファ15bでは吸収しきれず、オ
ーバーフローとなりデータ破棄が生じてしまう。この状
態になる前にネットワーク間通信装置10は、LANの
データ転送に使用する帯域を瞬時に変更してデータエラ
ーを防止する。
【0074】図12は帯域割り当ての処理手順を示すフ
ローチャートである。 〔S1〕トラフィック監視手段12は、トラフィック輻
輳を検出する。 〔S2〕冗長構成を有すればステップS3へ、なければ
ステップS4へ行く。 〔S3〕予備系の回線に増加トラフィック分のバースト
データを割り当てる。そして、ステップS6へ行く。 〔S4〕現用系に空き帯域があればステップS5へ、な
ければステップS6へ行く。 〔S5〕現用系の空き帯域に増加トラフィック分のバー
ストデータを割り当てる。 〔S6〕トラフィック輻輳が回復した場合はステップS
7へ、そうでなければ、さらに他の空き帯域が必要なた
めステップS4へ戻る。 〔S7〕予備系割り当てを解除する。 〔S8〕空き帯域割り当てを解除する。
【0075】以上説明したように、バーストデータが発
生してトラフィックが輻輳した場合、冗長構成を有して
いれば、まず、その予備系を一時的に使用して帯域を2
倍に増やす。このように、予備系を使用することによ
り、瞬時に帯域の割り当てを行うことができ、トラフィ
ック輻輳時にもLAN間通信が途絶えずに、通信品質を
保証することが可能になる。
【0076】また、予備系を割り当てても足りない場合
は、現用系の帯域の中で空き帯域が存在するかどうかを
調べる。そして、空き帯域が存在する場合には、自動的
に自ノードから他ノードへパス設定の指示を送出して空
き帯域を選択する。このようにマネージャを介すること
なく自動的に空き帯域を選択、設定するので、帯域変更
時間の短縮化を図ることが可能になる。
【0077】さらに、帯域を増やしてバーストデータの
通信を行った後、トラフィック監視手段12でトラフィ
ックの輻輳が回復したことを検出すると、通信障害の発
生時にも対応できるように、先に予備系への割り当てを
解除し、その後に新しく割り当てた帯域を解除して元の
帯域に戻す処理を行う。
【0078】次に、上記で説明したような対向接続のネ
ットワークではなく、リング接続構成のネットワークに
本発明を適用した場合について説明する。リング接続構
成のネットワークとしては、UPSR(Uni-Directiona
l Path Switched Ring)とBLSR(Bi-Directional Li
ne Switched Ring)の2つを対象にして説明する。
【0079】図13はUPSRの通常の通信データの流
れを示す図である。4つのノード101〜104がリン
グ状に接続している。また、ノード内の数字はタイムス
ロットの番号を示している。
【0080】ここで、ノード101とノード102がタ
イムスロット1のパスP10で、通信を行っている際
に、パスP10に障害が発生したものとする。この場合
にUPSRでは、図に示すようなパスP10aを使用し
て障害復旧を図る。
【0081】すなわち、ノード101とノード102の
タイムスロット1の通信に対してパスP10に障害が発
生した場合、ノード103とノード104のタイムスロ
ット1をスルーにした(ノード103とノード104
は、タイムスロット1を使用できなくなる)パスP10
aを用いて通信を行う。
【0082】図14は本発明を適用した際のUPSRの
通信データの流れを示す図である。4つのノード101
〜104がリング状に接続している。また、ノード内の
数字はタイムスロットの番号を示している。
【0083】ここで、ノード101とノード102がタ
イムスロット1のパスP10で、通信を行っている際
に、パスP10にトラフィック輻輳が発生したものとす
る。すると、本発明では図のようなパスP10a(予備
系のリングに対応する)を使用してトラフィック輻輳の
回復を図る。
【0084】また、ノード101とノード103がタイ
ムスロット2のパスP20で、通信を行っている際に、
パスP20にトラフィック輻輳が発生した場合は、図の
ようなパスP20a(予備系のリングに対応する)を使
用してトラフィック輻輳の回復を図る。
【0085】なお、ここでのパス選択制御に対して、ま
ず、自ノードは自己の使われていないタイムスロットを
認識することができる(例えば、図のタイムスロット
3)。UPSRでは、自ノードに使われていないタイム
スロットがあればUPSR上の他のノードすべてに対し
ても、同じ番号のタイムスロットは使われていないこと
を意味する。したがって、他ノードに対して空きタイム
スロットの存在を探す必要がなく、すみやかにパス設定
を行うことができる。
【0086】以上説明したように、UPSRに本発明を
適用した場合、従来のUPSRで障害復旧用に使用して
いたパスを、大量バーストデータ発生時にはトラフィッ
ク輻輳回復用に使用する構成とした。これにより、各ノ
ード間で効率のよいトランスペアレントな通信を行うこ
とが可能になる。
【0087】図15はBLSRの通常の通信データの流
れを示す図である。4つのノード101〜104がリン
グ状に接続している。また、ノード内の数字はタイムス
ロットの番号を示している。
【0088】ここで、ノード101とノード102がタ
イムスロット1のパスP10で、通信を行っている際
に、パスP10に障害が発生したものとする。この場合
にBLSRでは、図に示すようなパスP20aを使用し
て障害復旧を図る。
【0089】すなわち、ノード101とノード102の
タイムスロット1の通信に対してパスP10に障害が発
生した場合、空き帯域であるタイムスロット2を用い
て、ノード103とノード104のタイムスロット2を
スルーにした(ノード103とノード104は、タイム
スロット2を使用できなくなる)パスP20aを用いて
通信を行う。
【0090】このように、BLSRでは通信障害対策の
ため、伝送帯域の半分(図の例ではタイムスロット2)
は必ず確保されている。図16は本発明を適用した際の
BLSRの通信データの流れを示す図である。4つのノ
ード101〜104がリング状に接続している。また、
ノード内の数字はタイムスロットの番号を示している。
なお、タイムスロット1の予備タイムスロットがタイム
スロット2、タイムスロット3の予備タイムスロットが
タイムスロット4とする。
【0091】ここで、ノード101とノード102がタ
イムスロット1のパスP10で、通信を行っている際
に、パスP10にトラフィック輻輳が発生したものとす
る。すると、本発明では図のようなパスP20aを使用
してトラフィック輻輳の回復を図る。
【0092】また、ノード101とノード102がタイ
ムスロット3のパスP30で、通信を行っている際に、
パスP30にトラフィック輻輳が発生した場合は、図の
ようなパスP40aを使用してトラフィック輻輳の回復
を図る。
【0093】以上説明したように、BLSRに本発明を
適用した場合、従来のBLSRで障害復旧用に使用して
いた空き帯域パス(空きタイムスロット)を、大量バー
ストデータ発生時にはトラフィック輻輳回復用に使用す
る構成とした。これにより、各ノード間で効率のよいト
ランスペアレント通信を行うことが可能になる。
【0094】次に特定のデータに対して特定の帯域を割
り当てる場合について説明する。一般に、大量のバース
トデータが発生する場合には、決まったポイント−ポイ
ント間で発生する可能性が高い。
【0095】このため、トラフィック監視手段12は、
大量のバーストデータに帯域を割り当てた時と、バース
トデータの転送が終了して通常の帯域に戻す時に、その
バーストデータのDA(Destination Address)、SA
(Source Address)を監視しておく。
【0096】そして、次回に同じDAまたはSAを持つ
バーストデータを検出した場合には、帯域割り当て制御
手段14が即時に特定の帯域(例えば、予備系の回線)
を割り当てることができるようにあらかじめ設定してお
く。これにより、大量のバーストデータが発生した場合
には、瞬時に帯域割り当てを行うことが可能になる次に
本発明のネットワーク間通信方法について説明する。図
17はネットワーク間通信方法の処理手順を示すフロー
チャートである。 〔S10〕ネットワークの通信インタフェースを収容す
る。 〔S11〕ネットワークのトラフィックを監視する。 〔S12〕帯域情報を保持する。 〔S13〕一方のネットワークで発生したデータを他方
のネットワークへ接続する際に、トラフィック及び帯域
情報にもとづいて動的に帯域を割り当てる。
【0097】なお、帯域を動的に割り当てる場合、ユー
ザからの設定に応じて帯域を動的に割り当てたり、また
はネットワーク間が冗長系を有する場合、予備系を使用
して帯域を動的に割り当てる。 〔S14〕割り当てられた帯域を通じて、一方のネット
ワークと他方のネットワークとを相互接続するための通
信制御を行う。
【0098】以上説明したように、本発明のネットワー
ク間通信装置10及びネットワーク間通信方法は、ネッ
トワークのトラフィック及び帯域情報にもとづいて、帯
域を動的に割り当てて、ネットワーク間通信を行う構成
とした。
【0099】これにより、将来のトラフィック増加に備
えることができる高速なLANインタフェースを提供す
ることが可能になる。また、ユーザが通常使用する帯域
をLANインタフェースの速度によらずに設定できるの
で、SDHインタフェースの帯域を有効に活用すること
が可能になる。
【0100】さらに、バーストデータ発生時に、瞬時に
帯域を割り当てることができるので、LAN間通信での
遅延や通信エラーを防止することが可能になる。また、
ユーザはマネージャとなる情報端末を通じて、ネットワ
ーク間通信の一括管理を行うことができるので、効率よ
く保守管理が行え、さらに利便性の向上を図ることが可
能になる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のネットワ
ーク間通信装置は、ネットワークのトラフィック及び帯
域情報にもとづいて、帯域を動的に割り当てて、ネット
ワーク間通信を行う構成とした。これにより、ネットワ
ーク間で、帯域の有効利用を図った効率のよいトランス
ペアレントな通信を行うことが可能になる。
【0102】また、本発明のネットワーク間通信方法
は、ネットワークのトラフィック及び帯域情報にもとづ
いて、帯域を動的に割り当てて、ネットワーク間通信を
行うこととした。これにより、ネットワーク間で、帯域
の有効利用を図った効率のよいトランスペアレントな通
信を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク間通信装置の原理図であ
る。
【図2】ネットワーク間通信装置の構成を示す図であ
る。
【図3】パス制御手段の構成を示す図である。
【図4】帯域割り当て時の動作を示す送信側の図であ
る。
【図5】帯域割り当て時の動作を示す受信側の図であ
る。
【図6】帯域割り当て時の動作を示す受信側の図であ
る。
【図7】帯域割り当て時の動作を示す送信側の図であ
る。
【図8】帯域割り当て時の動作を示す送信側の図であ
る。
【図9】帯域割り当て時の動作を示す送信側の図であ
る。
【図10】帯域割り当て時の動作を示す受信側の図であ
る。
【図11】帯域割り当て時の動作を示す受信側の図であ
る。
【図12】帯域割り当ての処理手順を示すフローチャー
トである。
【図13】UPSRの通常の通信データの流れを示す図
である。
【図14】本発明を適用した際のUPSRの通信データ
の流れを示す図である。
【図15】BLSRの通常の通信データの流れを示す図
である。
【図16】本発明を適用した際のBLSRの通信データ
の流れを示す図である。
【図17】ネットワーク間通信方法の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 ネットワーク間通信装置 11 ネットワークインタフェース収容手段 12 トラフィック監視手段 13 帯域情報保持手段 14 帯域割り当て制御手段 15 通信制御手段 N1、N2 ネットワーク
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年11月25日(1999.11.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0051
【補正方法】変更
【補正内容】
【0051】まず、図7と図8の上側の図は、パスP1
を用いて通信を行っている場合の様子を示している。パ
ス選択手段14aはデータD0を受信し、データD0
帯域をカバーできるパスP1を選択して送信している。
その後、トラフィックが増加すると、それぞれ下側の図
のように移行する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】図7に対し、パス選択手段14aは、デー
タDを受信し、データDを転送する際に必要な伝送
路上の帯域を持つパスをトラフィック及び帯域情報にも
とづいて(または、ユーザの外部設定にもとづいて)選
択する。ここでは、パスP1よりも高速な帯域を持つパ
スP3を選択している。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】そして、データD1を分解して、選択した
パスP1、P4に分配する。図ではパスP1にデータD
a、Db、Dc、パスP4にデータDdというように、
それぞれ分解して分配している。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月23日(2000.6.2
3)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ネットワーク間通信装置
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はネットワーク間通信
装置に関し、特にネットワーク間を接続して通信を行う
ネットワーク間通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、LAN(Local Area Network) の
伝送速度は100Mbpsが主流となりつつある。LA
Nの伝送速度が向上したことにより、映像や音声などの
大量のマルチメディア・データの高速伝送が可能となっ
てきた。
【0003】同時に、近年パーソナル・コンピュータ
(以下、PC)のパフォーマンスも格段に向上してきて
おり、CPUの計算速度の高速化、かつメモリの容量も
これまでと比較して非常に大きくなっている。
【0004】このような状況に伴い、LANとLANと
を接続し、LAN間通信を行って、遠隔地間で会議を行
うデスクトップ会議システムや遠隔教育などの新しいア
プリケーションが現実のものとなってきている。
【0005】従来では、遠隔にある事業所間でLAN同
士を接続する場合には、LANとLANとをISDN回
線や専用線などを用いて接続していた。したがって、ル
ータやブリッジ等の接続装置を用いて、ISDN回線や
専用線等の既存の通信インタフェースに変換して、LA
N間通信を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のLAN間通信では、100BASE−TのLAN
を使用していても、情報の通信時には、例えば、ISD
N回線の64Kbpsの固定帯域の通信インタフェース
に変換する必要があるため、トランスペアレントな通信
が行えず、LANの高速性及びパフォーマンスが活かさ
れないといった問題があった。
【0007】また、このような低速回線を用いた場合に
は、LANのデータはバースト性を有するため、大量の
バーストデータ発生時に生じる転送遅延やバッファのオ
ーバフローによる通信エラーを許容しなければならず、
通信品質が劣化するといった問題があった。
【0008】さらに、高速帯域の専用回線を用いても、
バースト性を持つLANのデータに対して、常時、帯域
を確保することは経済的ではなく、非効率であるといっ
た問題があった。
【0009】一方、このようなLAN間通信をATMを
用いて行った場合には、ATMで使用するセルは情報以
外のオーバヘッドが大きく、LANインタフェースを収
容する際には、さらに別のオーバヘッドを加える必要が
ある。このため、帯域を情報以外のオーバヘッドで消費
してしまい、伝送路の有効活用ができないといった問題
があった。
【0010】また、既存の通信サービスで提供されるデ
ータ通信用のインタフェースは、複雑なプロトコルや設
定を有するものが多く、ユーザは自身のLANを管理す
るだけでなく、WAN側のインタフェースの管理運用も
行う必要があり、利便性に欠けるといった問題があっ
た。
【0011】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、LANインタフェースを収容し、帯域の有効
利用を図ったトランスペアレントな通信を行うネットワ
ーク間通信装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、図1に示すような、ネットワーク間を接
続して通信を行うネットワーク間通信装置10におい
て、ネットワークの通信インタフェースを収容するネッ
トワークインタフェース収容手段11と、ネットワーク
のトラフィックを監視するトラフィック監視手段12
と、帯域情報を保持する帯域情報保持手段13と、一方
のネットワークN1で発生したデータを他方のネットワ
ークN2へ接続する際に、トラフィック及び帯域情報に
もとづいて、動的に帯域を割り当てる帯域割り当て制御
手段14と、割り当てられた帯域を通じて、一方のネッ
トワークN1と他方のネットワークN2とを相互接続す
るための通信制御を行う通信制御手段15と、を有する
ことを特徴とするネットワーク間通信装置10が提供さ
れる。
【0013】ここで、ネットワークインタフェース収容
手段11は、ネットワークの通信インタフェースを収容
する。トラフィック監視手段12は、ネットワークのト
ラフィックを監視する。帯域情報保持手段13は、帯域
情報を保持する。帯域割り当て制御手段14は、一方の
ネットワークN1で発生したデータを他方のネットワー
クN2へ接続する際に、トラフィック及び帯域情報にも
とづいて、動的に帯域を割り当てる。通信制御手段15
は、割り当てられた帯域を通じて、一方のネットワーク
N1と他方のネットワークN2とを相互接続するための
通信制御を行う。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は本発明のネットワーク間通
信装置の原理図である。ネットワーク間通信装置10
は、ネットワークN1、N2それぞれに配置され、ネッ
トワークN1、N2間を接続して通信を行う。また、ネ
ットワークN1、N2間は、現在の多重化技術の中核と
なるSONET/SDH(Synchronous Optical Networ
k/Synchronous Digital Hierarchy)のインタフェース
で接続する。SONET/SDHインタフェースは、冗
長構成を有する場合には、現用系に加えて予備系の伝送
路も接続される。なお、以降ではSONET/SDHを
SDHと総称する。
【0015】ネットワークN1のネットワーク間通信装
置10に対し、ネットワークインタフェース収容手段1
1は、ネットワークN1の通信インタフェースを収容す
る。すなわち、図のバストポロジを構成している回線に
対して、レイヤ1の電気的及び物理的インタフェースを
収容する。
【0016】これにより、ユーザは、LANとSDHと
の双方のインタフェースを容易に適合させることができ
る。トラフィック監視手段12は、ネットワークN1の
トラフィックを監視する。トラフィック監視機能につい
ては後述する。
【0017】帯域情報保持手段13は、システムが有す
る帯域の種類や数といった情報、冗長構成であるか否か
といった情報、現在使用している帯域が何かといった情
報等、帯域割り当てに必要な情報を帯域割り当て処理の
変動に伴って(または、ユーザの指示にもとづいて)可
変的にこれらの情報を保持する。
【0018】帯域割り当て制御手段14は、一方のネッ
トワークN1で発生したデータを他方のネットワークN
2へ接続する際に、トラフィック及び帯域情報にもとづ
いて(またはユーザの外部設定に応じて)、動的に帯域
を割り当てる。
【0019】したがって、帯域割り当て時には、帯域情
報保持手段13と自動的にネゴシエーションを行って帯
域割り当てを行う。このように、各ネットワーク内の伝
送速度に制限されたり、ネットワーク間を接続する既存
のインタフェースの多重化階梯の固定した帯域に依存し
たりせずに、ネットワーク内の伝送速度及びトラフィッ
クに対して、適応的に帯域を割り当てる。帯域割り当て
の具体例については後述する。
【0020】通信制御手段15は、割り当てられた帯域
を通じて、一方のネットワークN1と他方のネットワー
クN2とを相互接続するための通信制御を行う。また、
それぞれのネットワークN1、N2毎に、図に示す情報
端末の中の1台がマネージャとなることにより、ネット
ワーク間通信装置10への外部設定、保守管理及び監視
を容易に行うことができる。
【0021】以上説明したように、本発明のネットワー
ク間通信装置10は、ネットワークのトラフィック及び
帯域情報にもとづいて、帯域を動的に割り当ててネット
ワーク間通信を行う構成とした。
【0022】従来のLAN間通信では、伝送路の帯域が
64Kbpsから始まって、64Kbps→1.5Mb
ps→6.3Mbps→50Mbpsといったような順
に固定して決められており、例えば、6.3Mbpsと
50Mbpsの間にある20Mbpsといった値を設定
することができなかった。
【0023】本発明では、このような問題を解決し、任
意の帯域の動的割り当て制御を可能にしたので、ネット
ワーク間での帯域の有効利用を図ることができ、かつ経
済的で効率のよいトランスペアレントな通信を行うこと
が可能になる。
【0024】なお、以降ではネットワーク間通信装置1
0は、ネットワークN1、N2がLANであり、LAN
間通信の制御を行うものとして説明する。次に本発明の
ネットワーク間通信装置10の具体的構成について説明
する。図2はネットワーク間通信装置10の構成を示す
図である。
【0025】図中、LANインタフェース手段11−1
はネットワークインタフェース収容手段11に対応し、
パス制御手段14−1は帯域割り当て制御手段14に対
応し、LAN−SDH変換手段15−1は通信制御手段
15に対応する。
【0026】LANインタフェース手段11−1は、ユ
ーザ側のLAN1aのインタフェースを収容する。LA
N−SDH変換手段15−1は、LAN1aから送出さ
れたデータをLANインタフェース手段11−1を通じ
て受信し、SDHの速度体系に変換する。また、逆にS
DH側から受信したデータを、SDHからLAN1a側
への速度体系に変換して、LANインタフェース手段1
1−1へ送信する。
【0027】このLAN−SDH変換手段15−1は、
クロック乗せ換え手段15aと、バッファ15bとを含
む。クロック乗せ換え手段15aは、LAN→SDHま
たはSDH←LANへのクロック乗せ換え制御を行う。
バッファ15bは、クロック乗せ換え後のデータを格納
し、トラフィック輻輳等のバッファリングを行う。
【0028】トラフィック監視手段12は、LAN1a
のトラフィックを監視する。多重分離手段16は、パス
制御手段14−1から受信したデータの多重化、または
SDH側から受信したデータの分離化を行う。SDHイ
ンタフェース手段17は、SDH側とのインタフェース
制御を行う。
【0029】パス制御手段14−1は、LAN1aから
SDHへの送信に対しては、ユーザが契約した伝送路帯
域分(ユーザの外部設定による帯域は、帯域情報保持手
段13が保持する)及びトラフィックにもとづいて、こ
れらの情報から決定されたクロック乗せ換え後のデータ
を、バッファ15bから取り込み、現用系と予備系に同
じデータをコピーして送信する。
【0030】この時の容量は、SDHシステムで用いら
れる1.5M、6.3M、50M、150Mといった既
存のインタフェースを複数本組み合わせたり、または結
合することにより、LAN間通信の平均データ量に見合
ったものを選択する(または、ユーザの設定した伝送路
帯域となるように、既存のインタフェースを組み合わせ
る)。そのデータが多重分離手段16に送信される。
【0031】また、SDHからLAN1aに対するデー
タの受信に対しては、多重分離手段16からのデータの
内、現用系が正常な場合には現用系のデータを選択す
る。そして、SDHインタフェース手段17で現用系の
伝送路異常を検出した場合には、その情報をもとに予備
系のデータを選択する。
【0032】その後、LAN−SDH変換手段15−1
によって、SDHからLAN1a側へのクロック乗せ換
えをして速度変換する。そして、バッファリングの後
に、LANインタフェース手段11−1でユーザが使用
しているLAN1aに適応したインタフェースに変換し
てデータを送出する。
【0033】次にパス制御手段14−1について説明す
る。図3はパス制御手段14−1の構成を示す図であ
る。パス制御手段14−1の機能ブロックを、送信側と
受信側それぞれ個別に示している図である。
【0034】送信側の機能ブロックには、パス選択手段
14a、パスオーバヘッド付加手段14bが含まれる。
パス選択手段14aは、データを転送する際に必要な伝
送路上の帯域を持つパスを選択する(帯域の動的割り当
て)。
【0035】この場合、1本の高速帯域のパスを選択し
たり、複数本の同じ(異なる)帯域を持つパスを選択し
たり、またはこれらを組み合わせて選択することにより
必要十分な帯域を確保する。なお、複数のパスを選択し
た場合には、データを分解して選択したパスに分配す
る。
【0036】パスオーバヘッド付加手段14bは、パス
選択手段14aで選択されたパスによって分配された各
データに対してオーバヘッドを付加する。受信側の機能
ブロックには、受信バッファ14c、パス結合手段14
d及び現用系/予備系選択手段14eが含まれる。受信
バッファ14cは位相合わせ手段に対応し、SDHイン
タフェースを通じて受信したデータのバッファリングを
行って、位相遅延等の補正を行う。
【0037】パス結合手段14dは、受信バッファ14
cで位相遅延補正されたデータに対し、オーバヘッドを
除去して、各パスに分配されたデータの結合を行う。現
用系/予備系選択手段14eは、現用系のデータまたは
予備系のデータのいずれかを選択する。
【0038】次にパス制御手段14−1で行う帯域割り
当てに対し、あらたな帯域を複数組み合わせて動的に割
り当てる場合について説明する。図4は帯域割り当て時
の動作を示す送信側の図である。
【0039】まず、パス選択手段14aは、データDを
受信し、データDを転送する際に必要な伝送路上の帯域
を持つパスをトラフィック及び帯域情報にもとづいて
(または、ユーザからの外部設定にもとづいて)選択す
る。ここでは、2本分のパスの帯域が必要であるものと
し、同じ(または異なる)帯域を持つパスP1、P2を
選択している。
【0040】そして、データDを分解して、選択したパ
スP1、P2に分配する。図ではパスP1にデータD
a、Dc、パスP2にデータDb、Ddというように、
それぞれ分解して分配する。また、現用系及び予備系の
双方で同様な処理を行う(具体的には、現用系側で処理
したデータをコピーして、予備系側からも出力させ
る)。
【0041】パスオーバヘッド付加手段14b−1、1
4b−2は、分解されたデータそれぞれにオーバヘッド
を付加する。図ではデータDaに“1”、データDbに
“2”、データDcに“3”、データDdに“4”のオ
ーバヘッドを付加している。この場合も現用系及び予備
系の双方でオーバヘッドの付加処理を行う。
【0042】ここで、パス選択手段14aでパスを複数
本組み合わせることにより、各パス毎に通過する経路が
異なる場合があり、データ順序の逆転によるデータエラ
ーが生じる可能性がある。したがって、分解データにオ
ーバヘッドを付加することで、データ順序逆転によるエ
ラーの防止を図っている。
【0043】そして、現用系に振り分けられたデータD
0a、D0bと、予備系に振り分けられたデータD1
a、D1bは、多重分離手段16へ送出されて、現用系
及び予備系毎に多重される。
【0044】図5、図6は帯域割り当て時の動作を示す
受信側の図である。受信バッファ14c−1〜14c−
4は、現用系及び予備系毎に配置され、多重分離手段1
6により分離された、データD0a、D0bと、データ
D1a、D1bとのバッファリングを行う。そして、各
データには経路毎の遅延が加わっているので、オーバヘ
ッドの番号を参照して位相合わせを行った後に出力され
る。
【0045】パス結合手段14d−1、14d−2は、
位相のそろったデータD0a、D0bと、データD1
a、D1bとからオーバヘッドを除去して、現用系及び
予備系毎に元のデータDに組み立てる。現用系/予備系
選択手段14eは、通常は現用系を、現用系に異常があ
った場合には予備系を選択して、データDをLAN−S
DH変換手段15−1へ出力する。
【0046】以上説明したように、本発明のネットワー
ク間通信装置10は、LANのトラフィックが増加した
場合に、帯域を動的に複数割り当てて、LAN間通信を
行う構成とした。これにより、LANのパフォーマンス
を損なうことなく、LAN間で効率のよいトランスペア
レントな通信を行うことが可能になる。
【0047】次にパス制御手段14−1で行う帯域割り
当てに対し、高速帯域を動的に割り当てる場合について
説明する。図7、図8は帯域割り当て時の動作を示す送
信側の図である。なお、図中、予備系側の構成は省略す
る。
【0048】まず、図7と図8の上側の図は、パスP1
を用いて通信を行っている場合の様子を示している。パ
ス選択手段14aはデータD0を受信し、データD0の
帯域をカバーできるパスP1を選択して送信している。
その後、トラフィックが増加すると、それぞれ下側の図
のように移行する。
【0049】図7に対し、パス選択手段14aは、デー
タD1を受信し、データD1を転送する際に必要な伝送
路上の帯域を持つパスをトラフィック及び帯域情報にも
とづいて(または、ユーザの外部設定にもとづいて)選
択する。ここでは、パスP1よりも高速な帯域を持つパ
スP3を選択している。
【0050】このように、図7では現状使用している帯
域を持つパスP1から、あらたな高速帯域を持つパスP
3へ切り替える。図8に対し、パス選択手段14aは、
データD1を受信し、データD1を転送する際に必要な
伝送路上の帯域を持つパスをトラフィック及び帯域情報
にもとづいて(または、ユーザの外部設定にもとづい
て)選択する。ここでは、現状使用している帯域を持つ
パスP1と、その他に高速帯域を持つパスP4を選択し
ている。
【0051】そして、データD1を分解して、選択した
パスP1、P4に分配する。図ではパスP1にデータD
a、Db、Dc、パスP4にデータDdというように、
それぞれ分解して分配している。
【0052】パスオーバヘッド付加手段14bは、分解
されたデータそれぞれにオーバヘッドを付加する。図で
はデータDaに“1”、データDbに“2”、データD
cに“3”、データDdに“4”のオーバヘッドを付加
している。そして、オーバヘッドが付加されたデータD
1−1、D1−2は、多重分離手段16へ送出されるこ
とになる。
【0053】なお、受信側の動作は、図5、図6で説明
した動作と基本的に同様であるので説明は省略する。以
上説明したように、本発明のネットワーク間通信装置1
0は、LANのトラフィックが増加した場合に、高速帯
域を動的に割り当てて(高速帯域を持つパスに切り替え
る場合と、現状の帯域のパス及び高速帯域を持つパスと
を組み合わせる場合)、LAN間通信を行う構成とし
た。これにより、LANのパフォーマンスを損なうこと
なく、LAN間で効率のよいトランスペアレントな通信
を行うことが可能になる。
【0054】次にパス制御手段14−1で行う帯域割り
当てに対し、予備系を使用して帯域を割り当てる場合に
ついて説明する。図9は帯域割り当て時の動作を示す送
信側の図である。
【0055】まず、パス選択手段14aは、データDを
受信し、データDを転送する際に必要な伝送路上の帯域
を持つパスをトラフィック及び帯域情報にもとづいて
(または、ユーザからの外部設定にもとづいて)選択す
る。ここでは、現用系のパスPaと予備系のパスPsを
選択している。
【0056】そして、データDを分解して、選択したパ
スPa、Psに分配する。図ではパスPaにデータD
a、Dc、パスPsにデータDb、Ddというように、
それぞれ分解して分配する。このように、ここでは現用
系で処理したデータの予備系に対するコピーは行わな
い。
【0057】パスオーバヘッド付加手段14b−1、1
4b−2は、分解されたデータそれぞれにオーバヘッド
を付加する。図ではデータDaに“1”、データDbに
“2”、データDcに“3”、データDdに“4”のオ
ーバヘッドを付加している。
【0058】そして、オーバヘッドが付加されたデータ
D2a−1、D2b−1を多重分離手段16へ送出す
る。図10、図11は帯域割り当て時の動作を示す受信
側の図である。受信バッファ14c−1、14c−2
は、多重分離手段16により分離された、データD2a
−1、D2b−1のバッファリングを行う。そして、各
データには経路毎の遅延が加わっているので、オーバヘ
ッドの番号を参照して位相合わせを行った後に出力され
る。
【0059】パス結合手段14dは、位相のそろったデ
ータD2a−1、D2b−1からオーバヘッドを除去し
て、元のデータDに組み立てる。データ出力手段14e
−1は、データDをスルーでLAN−SDH変換手段1
5−1へ出力する(すなわち、データ出力手段14e−
1は現用系/予備系選択手段14eに対応し、ここでは
現用系及び予備系の選択を行わずに、スルーで出力する
ということ)。
【0060】以上説明したように、本発明のネットワー
ク間通信装置10は、通常、通信障害時のために設けら
れている予備系の回線に対し、LANのトラフィックが
増加した場合には、この予備系に対して帯域を動的に割
り当てることで、LAN間通信を行う構成とした。これ
により、LANのパフォーマンスを損なうことなく、L
AN間で効率のよいトランスペアレント通信を行うこと
が可能になる。
【0061】なお、上記の説明ではトラフィックの増加
に伴って、パスを動的に割り当てる際の動作について説
明したが、通信中にトラフィックが減少した場合には、
逆にパスの本数を動的に減少させて帯域を小さくさせる
ことになる。このように、ネットワーク間通信装置10
では、トラフィックの増減により帯域を動的に設定する
ので、帯域の有効活用を図ることが可能になる。
【0062】次にトラフィック監視手段12について説
明する。トラフィック監視手段12は、LANで発生す
るバーストデータのトラフィックを監視する。トラフィ
ック監視手段12は4つのトラフィック監視機能を有す
る。
【0063】1つ目は、データ通信のアプリケーション
の中でバーストデータが長時間続くアプリケーションの
コマンドが実行されていることを検出して、トラフィッ
ク監視を行うものである。
【0064】このようなアプリケーションとしては、例
えば、FTP(File Transfer Protocol:ファイル転送
プロトコル)、UDP(User Datagram Protocol:信頼
性を保証しないトランスポート層のプロトコル)があ
り、これらのコマンドを検出すると、バーストデータが
長時間続くことを認識できるので、トラフィックが増加
するものとみなす。
【0065】2つ目は、LAN−SDH変換手段15−
1内にあるバッファ15bの容量をモニタし、バッファ
の空き容量と、減少する割合と、を測定してトラフィッ
ク監視を行う。
【0066】3つ目は、LANからデータ(パケット)
が送出される間隔を測定する方法である。すなわち、ト
ラフィックが増大すると、データの送出間隔が短くなる
ので、データ送出間隔を測定することでトラフィック監
視を行うことができる。
【0067】また、4つ目としては、ユーザがトラフィ
ックの増加するアプリケーションを使用する前に、あら
かじめ必要な帯域やトラフィックが増加する旨等をトラ
フィック情報として通知してもよい。
【0068】すなわち、ユーザが接続しているインタフ
ェース上にトラフィック情報が記されたメッセージを送
出し、そのメッセージをトラフィック監視手段12が検
出して、トラフィック監視を行うこともできる。
【0069】次にバーストデータが発生してトラフィッ
クが増加した場合の帯域割り当てについて、フローチャ
ートを用いて説明する。まず、大量のバーストデータが
発生して、平均データ量を越えるLAN間の通信が発生
した場合には、短時間であればLAN−SDH変換手段
15−1に用意しているバッファ15bにより、平滑さ
れてデータの破棄を起こすことなく接続先に転送するこ
とができる。
【0070】しかしながら、大容量のファイル転送を行
った場合などに、バッファ15bでは吸収しきれず、オ
ーバーフローとなりデータ破棄が生じてしまう。この状
態になる前にネットワーク間通信装置10は、LANの
データ転送に使用する帯域を瞬時に変更してデータエラ
ーを防止する。
【0071】図12は帯域割り当ての処理手順を示すフ
ローチャートである。 〔S1〕トラフィック監視手段12は、トラフィック輻
輳を検出する。 〔S2〕冗長構成を有すればステップS3へ、なければ
ステップS4へ行く。 〔S3〕予備系の回線に増加トラフィック分のバースト
データを割り当てる。そして、ステップS6へ行く。 〔S4〕現用系に空き帯域があればステップS5へ、な
ければステップS6へ行く。 〔S5〕現用系の空き帯域に増加トラフィック分のバー
ストデータを割り当てる。 〔S6〕トラフィック輻輳が回復した場合はステップS
7へ、そうでなければ、さらに他の空き帯域が必要なた
めステップS4へ戻る。 〔S7〕予備系割り当てを解除する。 〔S8〕空き帯域割り当てを解除する。
【0072】以上説明したように、バーストデータが発
生してトラフィックが輻輳した場合、冗長構成を有して
いれば、まず、その予備系を一時的に使用して帯域を2
倍に増やす。このように、予備系を使用することによ
り、瞬時に帯域の割り当てを行うことができ、トラフィ
ック輻輳時にもLAN間通信が途絶えずに、通信品質を
保証することが可能になる。
【0073】また、予備系を割り当てても足りない場合
は、現用系の帯域の中で空き帯域が存在するかどうかを
調べる。そして、空き帯域が存在する場合には、自動的
に自ノードから他ノードへパス設定の指示を送出して空
き帯域を選択する。このようにマネージャを介すること
なく自動的に空き帯域を選択、設定するので、帯域変更
時間の短縮化を図ることが可能になる。
【0074】さらに、帯域を増やしてバーストデータの
通信を行った後、トラフィック監視手段12でトラフィ
ックの輻輳が回復したことを検出すると、通信障害の発
生時にも対応できるように、先に予備系への割り当てを
解除し、その後に新しく割り当てた帯域を解除して元の
帯域に戻す処理を行う。
【0075】次に、上記で説明したような対向接続のネ
ットワークではなく、リング接続構成のネットワークに
本発明を適用した場合について説明する。リング接続構
成のネットワークとしては、UPSR(Uni-Directiona
l Path Switched Ring)とBLSR(Bi-Directional Li
ne Switched Ring)の2つを対象にして説明する。
【0076】図13はUPSRの通常の通信データの流
れを示す図である。4つのノード101〜104がリン
グ状に接続している。また、ノード内の数字はタイムス
ロットの番号を示している。
【0077】ここで、ノード101とノード102がタ
イムスロット1のパスP10で、通信を行っている際
に、パスP10に障害が発生したものとする。この場合
にUPSRでは、図に示すようなパスP10aを使用し
て障害復旧を図る。
【0078】すなわち、ノード101とノード102の
タイムスロット1の通信に対してパスP10に障害が発
生した場合、ノード103とノード104のタイムスロ
ット1をスルーにした(ノード103とノード104
は、タイムスロット1を使用できなくなる)パスP10
aを用いて通信を行う。
【0079】図14は本発明を適用した際のUPSRの
通信データの流れを示す図である。4つのノード101
〜104がリング状に接続している。また、ノード内の
数字はタイムスロットの番号を示している。
【0080】ここで、ノード101とノード102がタ
イムスロット1のパスP10で、通信を行っている際
に、パスP10にトラフィック輻輳が発生したものとす
る。すると、本発明では図のようなパスP10a(予備
系のリングに対応する)を使用してトラフィック輻輳の
回復を図る。
【0081】また、ノード101とノード103がタイ
ムスロット2のパスP20で、通信を行っている際に、
パスP20にトラフィック輻輳が発生した場合は、図の
ようなパスP20a(予備系のリングに対応する)を使
用してトラフィック輻輳の回復を図る。
【0082】なお、ここでのパス選択制御に対して、ま
ず、自ノードは自己の使われていないタイムスロットを
認識することができる(例えば、図のタイムスロット
3)。UPSRでは、自ノードに使われていないタイム
スロットがあればUPSR上の他のノードすべてに対し
ても、同じ番号のタイムスロットは使われていないこと
を意味する。したがって、他ノードに対して空きタイム
スロットの存在を探す必要がなく、すみやかにパス設定
を行うことができる。
【0083】以上説明したように、UPSRに本発明を
適用した場合、従来のUPSRで障害復旧用に使用して
いたパスを、大量バーストデータ発生時にはトラフィッ
ク輻輳回復用に使用する構成とした。これにより、各ノ
ード間で効率のよいトランスペアレントな通信を行うこ
とが可能になる。
【0084】図15はBLSRの通常の通信データの流
れを示す図である。4つのノード101〜104がリン
グ状に接続している。また、ノード内の数字はタイムス
ロットの番号を示している。
【0085】ここで、ノード101とノード102がタ
イムスロット1のパスP10で、通信を行っている際
に、パスP10に障害が発生したものとする。この場合
にBLSRでは、図に示すようなパスP20aを使用し
て障害復旧を図る。
【0086】すなわち、ノード101とノード102の
タイムスロット1の通信に対してパスP10に障害が発
生した場合、空き帯域であるタイムスロット2を用い
て、ノード103とノード104のタイムスロット2を
スルーにした(ノード103とノード104は、タイム
スロット2を使用できなくなる)パスP20aを用いて
通信を行う。
【0087】このように、BLSRでは通信障害対策の
ため、伝送帯域の半分(図の例ではタイムスロット2)
は必ず確保されている。図16は本発明を適用した際の
BLSRの通信データの流れを示す図である。4つのノ
ード101〜104がリング状に接続している。また、
ノード内の数字はタイムスロットの番号を示している。
なお、タイムスロット1の予備タイムスロットがタイム
スロット2、タイムスロット3の予備タイムスロットが
タイムスロット4とする。
【0088】ここで、ノード101とノード102がタ
イムスロット1のパスP10で、通信を行っている際
に、パスP10にトラフィック輻輳が発生したものとす
る。すると、本発明では図のようなパスP20aを使用
してトラフィック輻輳の回復を図る。
【0089】また、ノード101とノード102がタイ
ムスロット3のパスP30で、通信を行っている際に、
パスP30にトラフィック輻輳が発生した場合は、図の
ようなパスP40aを使用してトラフィック輻輳の回復
を図る。
【0090】以上説明したように、BLSRに本発明を
適用した場合、従来のBLSRで障害復旧用に使用して
いた空き帯域パス(空きタイムスロット)を、大量バー
ストデータ発生時にはトラフィック輻輳回復用に使用す
る構成とした。これにより、各ノード間で効率のよいト
ランスペアレント通信を行うことが可能になる。
【0091】次に特定のデータに対して特定の帯域を割
り当てる場合について説明する。一般に、大量のバース
トデータが発生する場合には、決まったポイント−ポイ
ント間で発生する可能性が高い。
【0092】このため、トラフィック監視手段12は、
大量のバーストデータに帯域を割り当てた時と、バース
トデータの転送が終了して通常の帯域に戻す時に、その
バーストデータのDA(Destination Address)、SA
(Source Address)を監視しておく。
【0093】そして、次回に同じDAまたはSAを持つ
バーストデータを検出した場合には、帯域割り当て制御
手段14が即時に特定の帯域(例えば、予備系の回線)
を割り当てることができるようにあらかじめ設定してお
く。これにより、大量のバーストデータが発生した場合
には、瞬時に帯域割り当てを行うことが可能になる次に
本発明のネットワーク間通信方法について説明する。図
17はネットワーク間通信方法の処理手順を示すフロー
チャートである。 〔S10〕ネットワークの通信インタフェースを収容す
る。 〔S11〕ネットワークのトラフィックを監視する。 〔S12〕帯域情報を保持する。 〔S13〕一方のネットワークで発生したデータを他方
のネットワークへ接続する際に、トラフィック及び帯域
情報にもとづいて動的に帯域を割り当てる。
【0094】なお、帯域を動的に割り当てる場合、ユー
ザからの設定に応じて帯域を動的に割り当てたり、また
はネットワーク間が冗長系を有する場合、予備系を使用
して帯域を動的に割り当てる。 〔S14〕割り当てられた帯域を通じて、一方のネット
ワークと他方のネットワークとを相互接続するための通
信制御を行う。
【0095】以上説明したように、本発明のネットワー
ク間通信装置10及びネットワーク間通信方法は、ネッ
トワークのトラフィック及び帯域情報にもとづいて、帯
域を動的に割り当てて、ネットワーク間通信を行う構成
とした。
【0096】これにより、将来のトラフィック増加に備
えることができる高速なLANインタフェースを提供す
ることが可能になる。また、ユーザが通常使用する帯域
をLANインタフェースの速度によらずに設定できるの
で、SDHインタフェースの帯域を有効に活用すること
が可能になる。
【0097】さらに、バーストデータ発生時に、瞬時に
帯域を割り当てることができるので、LAN間通信での
遅延や通信エラーを防止することが可能になる。また、
ユーザはマネージャとなる情報端末を通じて、ネットワ
ーク間通信の一括管理を行うことができるので、効率よ
く保守管理が行え、さらに利便性の向上を図ることが可
能になる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のネットワ
ーク間通信装置は、ネットワークのトラフィック及び帯
域情報に基づいて、帯域を自立的に割り当てて、ネット
ワーク間通信を行う構成とした。これにより、ネットワ
ーク間で帯域を自立的に割り当てることができ、効率の
よいトランスペアレントな通信を行うことが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のネットワーク間通信装置の原理図であ
る。
【図2】ネットワーク間通信装置の構成を示す図であ
る。
【図3】パス制御手段の構成を示す図である。
【図4】帯域割り当て時の動作を示す送信側の図であ
る。
【図5】帯域割り当て時の動作を示す受信側の図であ
る。
【図6】帯域割り当て時の動作を示す受信側の図であ
る。
【図7】帯域割り当て時の動作を示す送信側の図であ
る。
【図8】帯域割り当て時の動作を示す送信側の図であ
る。
【図9】帯域割り当て時の動作を示す送信側の図であ
る。
【図10】帯域割り当て時の動作を示す受信側の図であ
る。
【図11】帯域割り当て時の動作を示す受信側の図であ
る。
【図12】帯域割り当ての処理手順を示すフローチャー
トである。
【図13】UPSRの通常の通信データの流れを示す図
である。
【図14】本発明を適用した際のUPSRの通信データ
の流れを示す図である。
【図15】BLSRの通常の通信データの流れを示す図
である。
【図16】本発明を適用した際のBLSRの通信データ
の流れを示す図である。
【図17】ネットワーク間通信方法の処理手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】 10 ネットワーク間通信装置 11 ネットワークインタフェース収容手段 12 トラフィック監視手段 13 帯域情報保持手段 14 帯域割り当て制御手段 15 通信制御手段 N1、N2 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 (72)発明者 鈴木 綾子 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 5K014 AA01 CA06 EA07 FA01 FA11 HA00 HA05 HA10 5K030 GA08 GA13 HA10 HC13 HD07 JL10 KA14 LA15 LA17 LC09 LE17 MA01 MB09 MB16 5K031 AA02 AA08 CB10 CB13 DA05 EA01 EB02 EB06 EB09 EC02 5K034 DD03 EE09 FF09 HH04 JJ23 5K035 BB04 CC05 DD01 EE25 GG15 LL17 9A001 CC07 CC08 DD10 KK56

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワーク間を接続して通信を行うネ
    ットワーク間通信装置において、 ネットワークの通信インタフェースを収容するネットワ
    ークインタフェース収容手段と、 前記ネットワークのトラフィックを監視するトラフィッ
    ク監視手段と、 帯域情報を保持する帯域情報保持手段と、 一方のネットワークで発生したデータを他方のネットワ
    ークへ接続する際に、前記トラフィック及び前記帯域情
    報にもとづいて、動的に帯域を割り当てる帯域割り当て
    制御手段と、 割り当てられた前記帯域を通じて、前記一方のネットワ
    ークと前記他方のネットワークとを相互接続するための
    通信制御を行う通信制御手段と、 を有することを特徴とするネットワーク間通信装置。
  2. 【請求項2】 前記トラフィック監視手段は、前記ネッ
    トワーク上の前記トラフィックの増加が予期されるアプ
    リケーションを検出することにより、前記トラフィック
    の監視を行うことを特徴とする請求項1記載のネットワ
    ーク間通信装置。
  3. 【請求項3】 前記トラフィック監視手段は、前記ネッ
    トワーク上の前記データを格納するバッファの容量をモ
    ニタすることにより、前記トラフィックの監視を行うこ
    とを特徴とする請求項1記載のネットワーク間通信装
    置。
  4. 【請求項4】 前記トラフィック監視手段は、前記ネッ
    トワーク上の前記データの送出間隔をモニタすることに
    より、前記トラフィックの監視を行うことを特徴とする
    請求項1記載のネットワーク間通信装置。
  5. 【請求項5】 前記トラフィック監視手段は、トラフィ
    ック情報が記されたメッセージを検出することにより、
    前記トラフィックの監視を行うことを特徴とする請求項
    1記載のネットワーク間通信装置。
  6. 【請求項6】 前記帯域割り当て制御手段は、ユーザか
    らの外部設定に応じて前記帯域を動的に割り当てること
    を特徴とする請求項1記載のネットワーク間通信装置。
  7. 【請求項7】 前記帯域割り当て制御手段は、前記トラ
    フィックが大きい場合は、あらたな帯域を複数組み合わ
    せて動的に割り当てることを特徴とする請求項1記載の
    ネットワーク間通信装置。
  8. 【請求項8】 前記帯域割り当て制御手段は、前記トラ
    フィックが大きい場合は、高速帯域を動的に割り当てる
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク間通信装
    置。
  9. 【請求項9】 前記帯域割り当て制御手段は、前記ネッ
    トワーク間が冗長系構成を有しており、前記トラフィッ
    クが大きい場合は、予備系を使用して帯域を割り当てる
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク間通信装
    置。
  10. 【請求項10】 前記帯域割り当て制御手段は、特定の
    データに対して、あらかじめ特定の帯域を割り当てるこ
    とを特徴とする請求項1記載のネットワーク間通信装
    置。
  11. 【請求項11】 前記帯域割り当て制御手段は、UPS
    Rのシステム構成の場合、予備系のリングを開放して帯
    域を動的に割り当てることを特徴とする請求項1記載の
    ネットワーク間通信装置。
  12. 【請求項12】 前記帯域割り当て制御手段は、BLS
    Rのシステム構成の場合、空きタイムスロットに帯域を
    動的に割り当てることを特徴とする請求項1記載のネッ
    トワーク間通信装置。
  13. 【請求項13】 帯域変更による位相ずれを修正する位
    相合わせ手段をさらに有することを特徴とする請求項1
    記載のネットワーク間通信装置。
  14. 【請求項14】 ネットワーク間を接続して通信を行う
    ネットワーク間通信方法において、 ネットワークの通信インタフェースを収容し、 前記ネットワークのトラフィックを監視し、 帯域情報を保持し、 一方のネットワークで発生したデータを他方のネットワ
    ークへ接続する際に、前記トラフィック及び前記帯域情
    報にもとづいて、動的に帯域を割り当て、割り当てられ
    た前記帯域を通じて、前記一方のネットワークと前記他
    方のネットワークとを相互接続するための通信制御を行
    うことを特徴とするネットワーク間通信方法。
  15. 【請求項15】 前記帯域の割り当て時、ユーザからの
    外部設定に応じて前記帯域を動的に割り当てることを特
    徴とする請求項14記載のネットワーク間通信方法。
  16. 【請求項16】 前記帯域の割り当て時、前記ネットワ
    ーク間が冗長系を有する場合、予備系を使用して帯域を
    動的に割り当てることを特徴とする請求項14記載のネ
    ットワーク間通信方法。
JP7480699A 1999-03-19 1999-03-19 ネットワーク間通信装置 Pending JP2000269999A (ja)

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