JP3965960B2 - 自動二輪車のブリーザ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車のブリーザ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンは、シリンダボア内で発生する圧力を伴ったガスがピストンとシリンダボアとの間の隙間を通って微量づつクランクケース内に漏出している。また、クランクケース内のガスの圧力は、ピストンの摺動に伴い絶えず変動するので、クランクケースが密封状態であるとクランクケース内のガス、いわゆるブローバイガスの圧力がピストンの動きを妨げることになる。よってクランクケース内のブローバイガスを外部に逃がすと共に、ブローバイガス中に混入している噴霧状のオイル分を分離するための手段、すなわちブリーザ装置を設ける必要がある。
【0003】
なお、最近ではブローバイガスをエアクリーナに還流して再燃焼させることにより大気の汚染を防止するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ブローバイガス中に混入している噴霧状のオイル分を分離するためにはある一定の容積を確保したブリーザ室が必要となる。しかしながら、コンパクト化を開発目標の一つとしている自動二輪車用のエンジンにとってはそのレイアウト上エンジン内に十分な容積のブリーザ室を確保することが困難であり、よって別部品から構成されるブリーザ装置を用いなければならず、エンジンの大型化や部品点数およびコストの増加を招くといった不具合が生じる。
【0005】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、スペースを有効に利用してエンジンの小型化を図ると共に、構造も簡単な自動二輪車のブリーザ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る自動二輪車のブリーザ装置は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、クランクケース内にクランクシャフトを車両の幅方向に配置し、上記クランクケース上に複数のシリンダアッセンブリを前後に設けて側面視でV字状に配置した水冷式V型エンジンを備え、上記クランクケース後側部にクラッチ機構を備えると共に、このクラッチ機構および上記クランクシャフトの端部が配置される上記クランクケースの側壁をサイドカバーによって覆った自動二輪車において、上記サイドカバーの、上記クラッチ機構前方且つ上記クランクシャフトの側方を板状のオイルセパレータで塞いで上記サイドカバーの内部にブリーザ室を形成すると共に、上記前後のシリンダアッセンブリ間の上記クランクシャフト略上方に、端部にクランクシャフト端のプライマリードライブギヤと噛み合うアイドラシャフトドリブンギヤを固定したカムチェーンアイドラシャフトを配置し、このカムチェーンアイドラシャフトのアイドラシャフトドリブンギヤが設けられた側端部にポンプシャフトの一端を同軸上に回転一体に連結し、このポンプシャフトの他端を前記オイルセパレータ、ブリーザ室およびクラッチカバーを貫通しクラッチカバー外側表面に配置した冷却水ポンプを構成するインペラに連結するとともに、上記オイルセパレータに設けられて前記ギヤ室とブリーザ室とを連通するブリーザ入口を上記アイドラシャフトドリブンギヤ側面と対面する近傍に設けたものである。
【0007】
また、上述した課題を解決するために、請求項2に記載したように、上記クランクケースの下部に潤滑オイルが貯溜されるオイルパンを形成し、上記オイルセパレータの下端に上記オイルパンと上記ブリーザ室とを連通するオイル戻し孔を形成すると共に、このオイル戻し孔を、車両が通常の走行状態における上記オイルパンの潤滑油面より下方に配置したものである。
【0009】
さらにまた、上述した課題を解決するために、請求項3に記載したように、上記オイル戻し孔の上方、且つ上記クランクシャフト端部の下方の、上記サイドカバーの内側に上記オイルセパレータに向かって延びて上記オイルセパレータの表面に当接する延設部を形成して上記ブリーザ室を上室と下室とに区画したものである。
【0010】
また、上述した課題を解決するために、請求項4に記載したように、上記延設部に、上記ブリーザ室の上室から上記ブリーザ室の下室への潤滑オイル流入のみを許容するように設定された逆止弁を保持させたものである。
【0012】
そして、上述した課題を解決するために、請求項5に記載したように、上記カムチェーンアイドラシャフトは動弁機構を駆動すると共にその両端部に一対の動弁機構駆動用スプロケットを設けるものであり、上記アイドラシャフトドリブンギヤが設けられる側の上記動弁機構駆動用スプロケットは、上記アイドラシャフトドリブンギヤを挟んで上記冷却水ポンプの反対側に配置されるものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
図1は、この発明を適用した自動二輪車の一例を示す右側面図である。図1に示すように、この自動二輪車1は車体フレーム2を有し、この車体フレーム2の前方下部にエンジン3が搭載される。また、このエンジン3の上方に燃料タンク4が、燃料タンク4の後方に運転シート5がそれぞれ設置される。この自動二輪車1は、車体前部が流線形のカウリング6で覆われており、走行中の空気抵抗低減と、走行風圧からのライダの保護とが図られている。
【0015】
車体フレーム2の前方にはヘッドパイプ7が設けられ、このヘッドパイプ7には前輪8を回動自在に支持する左右一対のフロントフォーク9やハンドルバー(図示せず)等から構成されるステアリング機構10が設けられる。
【0016】
車体フレーム2は、例えばツインチューブ型のもので、詳細には図示しないが、ヘッドパイプ7の直後で左右方向に拡開された後、互いに平行に後方に延びる左右一対のメインフレーム2aと、このメインフレーム2aの中央部付近から後方に延設されるシートレール2bとから構成され、メインフレーム2aの後方下部にはピボット部2cが設けられる。
【0017】
左右のピボット部2c間にはピボット軸11が架設され、このピボット軸11にスイングアーム12がピボット軸11廻りにスイング自在に枢着されると共に、このスイングアーム12の後端に後輪13が回動自在に軸支される。
【0018】
図2は上記エンジン3の右側面図であり、図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。また、図4は図2のIV−IV線に沿う断面図である。そして、図5は図3のV−V線に沿う断面図である。
【0019】
図1〜図5に示すように、エンジン3は、主にクランクケース14および、シリンダブロック15と、シリンダヘッド16と、シリンダヘッドカバー17とから構成されるシリンダアッセンブリ18で外形を構成する。また、このエンジン3はクランクケース14上に複数の、本実施形態においては二本のシリンダアッセンブリ18F,18Rを配置した水冷式のV型エンジンである。
【0020】
また、クランクケース14は水平方向、本実施形態においては車両の幅方向に二分割されるものであって、垂直な割面14aを有すると共に、この左右のクランクケース14L,14Rの背面に二本のシリンダアッセンブリ18F,18Rがクランクケース14の割面14aと平行に側面視V字状に配置される。
【0021】
さらに、このエンジン3は、シリンダヘッド16上部に吸気バルブ19aおよび排気バルブ19b開閉用の二本のカムシャフト20a,20bをそれぞれのバルブ19a,19b上方に設けて各バルブ19a,19bを開閉するダブルオーバーヘッドカムシャフト(DOHC)型の動弁機構21を備えた4サイクルエンジンである。
【0022】
前側シリンダアッセンブリ18Fの前部、および後側シリンダアッセンブリ18Rの後部にはエンジン排気系22を構成するエキゾーストパイプ22aおよびマフラ22bが接続される。また、前側シリンダアッセンブリ18Fの後部および後側シリンダアッセンブリ18Rの前部にはエンジン吸気系23を構成するフューエルインジェクタ23aをそれぞれ備えたスロットルボディ23bが接続され、さらにこれらのスロットルボディ23bの上流側には燃料タンク4の下方に配置されたエアクリーナ23cが吸気管23dを介して接続される。そして、ヘッドパイプ7の後下部、エンジン3の前上部にはエンジン冷却系24を構成するラジエター24aが配置される。
【0023】
クランクケース14内にはクランクシャフト25が車両の幅方向、すなわち車両の進行方向に対して直角に配置される。クランクシャフト25の略中央部に位置するクランクピン26にはコンロッド27の大端部27aが連結され、また、コンロッド27の小端部27bには、ピストンピン28を介してピストン29が連結される。そして、このピストン29がシリンダブロック15の内部に形成されるシリンダボア30内をその軸方向に往復し、この往復ストロークがコンロッド27を介してクランクシャフト25に伝達され、クランクシャフト25を回転運動させる。
【0024】
図4に示すように、クランクケース14の下部にはオイルパン31が形成され、潤滑オイル32が貯溜される。また、図3に示すように、クランクケース14後部にはミッション室33が形成され、このミッション室33内には減速装置であるトランスミッション機構34が設けられる。このトランスミッション機構34にはクランクシャフト25と平行に配置され、クランクシャフト25からの駆動力がクラッチ機構35を介して入力されるカウンターシャフト36と、後輪13に駆動力を出力する駆動軸であるドライブシャフト37とが設けられる。
【0025】
クランクシャフト25の一端、本実施形態においては右端、にはプライマリードライブギヤ38が回転一体に設けられると共に、カウンターシャフト36にはこのプライマリードライブギヤ38に噛合うプライマリードリブンギヤ39がカウンターシャフト36に回転自在に設けられ、プライマリードリブンギヤ39はクラッチ機構35に回転一体に接続されてクランクシャフト25の回転駆動力をクラッチ機構35に伝達する。
【0026】
また、カウンターシャフト36とドライブシャフト37とには歯数の異なる複数枚のミッションギヤ40…が設けられており、これらのミッションギヤ40…の組み合わせを変えて一次減速を行っている。
【0027】
そして、ドライブシャフト37の一端はミッション室33外に突出しており、この突出したドライブシャフト37の端部にドライブスプロケット41が設けられる。このドライブスプロケット41はドライブチェーン42を介して後輪13に設けられた図示しないドリブンスプロケットに連結されており、このチェーン駆動で二次減速を行ってエンジン駆動力を後輪13に伝達している。
【0028】
一方、クランクシャフト25の他端、本実施形態においては左端、にはACジェネレータ43が設けられると共に、クランクシャフト25のACジェネレータ43内側にはスタータドリブンギヤ44が設けられ、エンジン3前部に配置されたスタータモータ45(図2参照)の図示しないスタータドライブギヤに作動連結する。
【0029】
前後のシリンダアッセンブリ18F,18Rの間で、クランクシャフト25の略上方にはクランクシャフト25と同期回転する軸であり、前記動弁機構21を駆動するカムチェーンアイドラシャフト46がクランクシャフト25と平行に配置される。また、カムチェーンアイドラシャフト46の右端部には回転体であるアイドラシャフトドリブンギヤ47が回転一体に設けられる。そして、クランクシャフト25右端のプライマリードライブギヤ38とアイドラシャフトドリブンギヤ47とが作動連結されることにより、クランクシャフト25の回転駆動力がカムチェーンアイドラシャフト46に伝達される。
【0030】
さらに、カムチェーンアイドラシャフト46の両端部には前記動弁機構21駆動用の、左右一対のカムチェーンドライブスプロケット48L,48Rが設けられる。また、このカムチェーンアイドラシャフト46のアイドラシャフトドリブンギヤ47が設けられた側端部、本実施形態においては右端部、には冷却水ポンプ49を構成する、クランクシャフト25と同期回転する他の軸であるポンプシャフト50の左端が同軸上に回転一体に連結され、ポンプシャフト50の右端には冷却水ポンプ49を構成するインペラ51が取り付けられる。
【0031】
一方、両シリンダヘッド16に配置されたそれぞれのカムシャフト20a,20bの一端にはカムスプロケット53が設けられ、これらのカムスプロケット53は各カムドライブアイドルギヤ54F,54Rを介して作動連結される。
【0032】
また、各カムドライブアイドルギヤ54F,54Rにはカムチェーンドリブンスプロケット55が同軸上に設けられ、これらのカムチェーンドリブンスプロケット55はそれぞれカムチェーン56によってカムチェーンアイドラシャフト46のカムチェーンドライブスプロケット48L,48Rと作動連結される。そして、クランクシャフト25の回転がカムチェーンアイドラシャフト46を介してカムシャフト20a,20bに伝達されることにより動弁機構21が作動する。
【0033】
なお、カムチェーン56の張りはチェーンテンショナ57により常に適切な状態に保たれる。そして、各動弁機構21はその上部をシリンダヘッドカバー17により覆われる。
【0034】
ところで、クランクシャフト25の右端、カウンターシャフト36の右端およびカムチェーンアイドラシャフト46の右端は右側クランクケース14Rの外方に向かって突出し、これらの突出端にそれぞれプライマリードライブギヤ38、プライマリードリブンギヤ39、クラッチ機構35、右側のカムチェーンドライブスプロケット48Rおよびアイドラシャフトドリブンギヤ47が設けられる。
【0035】
これらのギヤ等はサイドカバー58によって覆われることにより右側クランクケース14Rの側壁とサイドカバー58との間にギヤ室59を形成すると共に、図4に示すように、ギヤ室59の下部にはオイルパン31と連通した潤滑オイル貯溜部60が形成され、潤滑オイル32の一部が貯溜される。
【0036】
さらに、サイドカバー58のクラッチ機構収納部58a側面は開口され、この開口部がクラッチカバー58bによって塞がれる。なお、図5はサイドカバー58を取り外した状態のエンジン3の右側面図を示す。
【0037】
一方、クランクシャフト25の左端も左側クランクケース14Lの外方に向かって突出し、この突出端にACジェネレータ43およびスタータドリブンギヤ44が設けられ、これらの機器はジェネレータカバー61によって覆われる。
【0038】
また、図3および図4に示すように、前記ポンプシャフト50の右端はサイドカバー58の外方に向かって突出し、この突出端にインペラ51が取り付けられて冷却水ポンプ49が構成される。冷却水ポンプ49はインペラ51を内装したケーシング62を有し、このケーシング62に設けられたユニオン63から前記ラジエター24aに向かって冷却水ホース64が延設される(図2参照)。また、右側クランクケース14R壁の、ポンプシャフト50の前後には冷却水の吐出口65が形成される(図5参照)。
【0039】
ところで、このエンジン3にはクランクケース14内のブローバイガスを外部に逃がすと共に、ブローバイガス中に混入している噴霧状のオイル分を分離するための手段であるブリーザ装置66を備える。
【0040】
図4に示すように、サイドカバー58の右側クランクケース14Rとの合わせ面にはブリーザ装置66を構成するオイルセパレータ67が配設される。図6は、サイドカバー58を右側クランクケース14Rとの合わせ面側から眺めた図であり、図7は図6に示すサイドカバー58にオイルセパレータ67を配設した状態を示す。また、図8は図5に示すエンジン3の右側面図上におけるオイルセパレータ67の位置関係を示す図である。そして、図9は図6のIX−IX線に沿う断面図である。
【0041】
図4〜図9に示すように、サイドカバー58の、クラッチ機構収納部58a前方且つクランクシャフト25の右側方はその内縁形状に沿って形成された板状のオイルセパレータ67によって塞がれ、サイドカバー58の内部にブリーザ室68を形成する。オイルセパレータ67はその略中央部にクランクシャフト25右端部の逃げ69が形成されると共に、サイドカバー58の内側上部に突設されたポンプシャフト50の支持ボス70左端部が嵌合する嵌合孔71が形成され、サイドカバー58の内側に突設された複数箇所のカバー固定ボス72に例えば図示しないビス等で固着される。
【0042】
オイルセパレータ67には右側クランクケース14R側壁のギヤ室59とブリーザ室68とを連通するブリーザ入口73が設けられる。ブリーザ入口73は、回転体であるアイドラシャフトドリブンギヤ47の近傍で、ポンプシャフト支持ボス70の嵌合孔71の斜め上方に形成される。
【0043】
また、オイルセパレータ67の下端にはギヤ室59内の潤滑オイル貯溜部60、すなわちオイルパン31とブリーザ室68とを連通するオイル戻し孔74が形成される。そして、このオイル戻し孔74は、車両が通常の走行状態におけるオイルパン31および潤滑オイル貯溜部60内の潤滑油面より下方に配置される。
【0044】
一方、オイル戻し孔74の上方、且つクランクシャフト25右端部の下方の、サイドカバー58の内側には、図9に示すように、オイルセパレータ67に向かって延びてオイルセパレータ67の表面に当接する延設部75が形成され、ブリーザ室68を上室68aと下室68bとに区画すると共に、この延設部75に逆止弁である例えばリードバルブ76が保持され、オイルセパレータ67によって押さえられる。そして、このリードバルブ76は、ブリーザ室68の上室68aからブリーザ室68の下室68bへ潤滑オイル32の流入のみを許容するように設定される。
【0045】
他方、ポンプシャフト支持ボス70の嵌合孔71近傍のサイドカバー58内側には略上下方向に延びるリブ状の仕切り77がサイドカバー58と一体に形成されてブリーザ室68の上室68aを迷路状に形成すると共に、この仕切り77を挟んでブリーザ入口73とは反対側のサイドカバー58側壁にはブリーザ出口であるブリーザユニオン78が設けられる。そして、図2に示すように、このブリーザユニオン78と前記エアクリーナ23cとがブリーザホース79によって接続される。
【0046】
なお、サイドカバー58には右側クランクケース14R壁に形成された冷却水の吐出口65に対応して冷却水通路80が形成され、外方より冷却水ポンプ49のケーシング62によって覆われる。
【0047】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0048】
エンジン3が作動中はシリンダボア30内で発生する圧力を伴ったガス、いわゆるブローバイガスがピストン29とシリンダボア30との間の隙間を通って微量づつクランクケース14内に漏出する。また、このブローバイガスには噴霧状のオイル分が混入している。
【0049】
クランクケース14内に漏出したブローバイガスは、クランクケース14の例えば右側を覆うサイドカバー58の、右側クランクケース14Rとの合わせ面に配設されたブリーザ装置66を構成するオイルセパレータ67に設けられたブリーザ入口73から、オイルセパレータ67によってサイドカバー58の内部に形成されたブリーザ室68内に流入する。
【0050】
ところで、ブリーザ入口73は、回転体であるアイドラシャフトドリブンギヤ47の近傍に設けられているため、ブリーザ室68内に流入するブローバイガスはアイドラシャフトドリブンギヤ47の遠心力によりそのオイル分の大部分がブリーザ入口73から流入する以前に除去される。
【0051】
ブリーザ室68内に流入したブローバイガスは、サイドカバー58の内側に形成された迷路状のブリーザ室68の上室68a内でさらにブローバイガス中のオイル分が分離される。また、図4および図7の矢印に示すように、ブリーザ入口73からブリーザ室68内に流入したブローバイガスは、略上下方向に延びるリブ状の仕切り77によって一旦下方向に流れ、ポンプシャフト支持ボス70やクランクシャフト25右端部の逃げ69の下方を回ってブリーザ入口73とは仕切り77を挟んだ反対側に流れ、ブリーザユニオン78からブリーザ室68外に排出されてエアクリーナ23cに導かれ、新気に混入して再びエンジン3内で燃焼される。
【0052】
一方、迷路状のブリーザ室68の上室68a内で分離されたブローバイガス中のオイル分は重力によって下方に向かって落下し、逆止弁であるリードバルブ76を通ってブリーザ室68の下室68bに導かれ、オイルセパレータ67の下端に形成されたオイル戻し孔74からオイルパン31に戻される。
【0053】
サイドカバー58の、クラッチ機構収納部58aは通常エンジン3の中で最も車両の幅方向に突出した部分であるため、サイドカバー58の、クラッチ機構収納部58a前方且つクランクシャフト25の右側方にブリーザ室68を配置してもエンジン3幅を拡大させることはなく、また、従来このスペースはデッドスペースであったため、このスペースにブリーザ室68を配置することはスペースの有効利用に繋がる。
【0054】
また、前後のシリンダアッセンブリ18F,18R間で、クランクシャフト25の略上方にクランクシャフト25と同期回転するカムチェーンアイドラシャフト46をクランクシャフト25と平行に配置しこのカムチェーンアイドラシャフト46の端部に冷却水ポンプ49を構成するポンプシャフト50を同軸上に回転一体に連結すると共に、ポンプシャフト50の端部をサイドカバー58の外方に向かって突出させ、サイドカバー58の外側表面に冷却水ポンプ49を配置したことにより、冷却水ポンプ49背面のスペース、すなわち冷却水ポンプ49とアイドラシャフトドリブンギヤ47との間のスペースをブリーザ室68として利用でき、スペースの有効利用ができる。
【0055】
冷却水ポンプ49が配置される部位は前述したクラッチ機構収納部58a前方に当たるため、この部位に冷却水ポンプ49を配置してもエンジン3幅を拡大させることはない。また、冷却水ポンプ49を前後のシリンダアッセンブリ18F,18R間に配置したので、前後のシリンダアッセンブリ18F,18Rへ均等に冷却水を循環させることができる。
【0056】
一方、オイルセパレータ67の下端にギヤ室59内の潤滑オイル貯溜部60、すなわちオイルパン31とブリーザ室68とを連通するオイル戻し孔74を形成すると共に、このオイル戻し孔74を、車両が通常の走行状態におけるオイルパン31および潤滑オイル貯溜部60内の潤滑油面より下方に配置したことにより、ブリーザ室68の下室68bに貯留される、ブローバイガスから分離された潤滑オイル32を常時オイルパン31内に還流させることができる。
【0057】
また、オイルセパレータ67に設けられるブリーザ入口73をカムシャフトによって回転駆動される回転体の近傍に設けたことにより、この回転体でオイル分が除去されたブローバイガスをブリーザ室68内に取り込むことができる。
【0058】
さらに、オイル戻し孔74の上方、且つクランクシャフト25右端部の下方の、サイドカバー58の内側にオイルセパレータ67に向かって延びてオイルセパレータ67の表面に当接する延設部75を形成してブリーザ室68を上室68aと下室68bとに区画したことにより、サイドカバー58を外すだけでクラッチ機構35のメンテナンスが可能となり、オイルセパレータ67の固定に際し、他の締結部材等の固定手段を用いなくてすむなど、整備性が向上する。
【0059】
さらにまた、この延設部75に、ブリーザ室68の上室68aからブリーザ室68の下室68bへの潤滑オイル32流入のみを許容するように設定された逆止弁であるリードバルブ76を保持させたことにより、車両が傾斜してもオイルパン31内の潤滑オイル32が逆流してブリーザ入口73やブリーザユニオン78(ブリーザ出口)から流出することがない。
【0060】
一方、動弁機構21を駆動するカムチェーンアイドラシャフト46と冷却水ポンプ49のインペラ51を駆動するポンプシャフト50とを同軸上に配置したことにより、エンジン3がコンパクト化し、他のエンジン補機配置用のスペースを大きく確保できる。
【0061】
ところで、冷却水を送り出す冷却水ポンプ49は大きな抵抗が加わるが、冷却水ポンプ49のポンプシャフト50が連結されるカムチェーンアイドラシャフト46の両端部に動弁機構21駆動用の一対のカムチェーンドライブスプロケット48L,48Rを設けると共に、一方のカムチェーンドライブスプロケット48Rの近傍にクランクシャフト25のプライマリードライブギヤ38に作動連結するアイドラシャフトドリブンギヤ47を設け、さらにこのアイドラシャフトドリブンギヤ47を設けた側に冷却水ポンプ49を配置したことにより、カムチェーンアイドラシャフト46に作用する捩り力を低減でき、エンジン3の耐久性が向上する。
【0062】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る自動二輪車のブリーザ装置によれば、エンジンのデッドスペースを有効に利用してブリーザ室を形成することができ、同時にエンジンのコンパクト化を図ることができると共に、少ない部品点数および簡素化した構造で十分な性能を有するブリーザ装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動二輪車のブリーザ装置の一実施形態を示す自動二輪車の右側面図。
【図2】エンジンの右側面図。
【図3】図2のIII−III線に沿う断面図。
【図4】図2のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図。
【図6】サイドカバーを右側クランクケースとの合わせ面側から眺めた図。
【図7】図6に示すサイドカバーにオイルセパレータを配設した状態を示す図。
【図8】図5に示す図上におけるオイルセパレータの位置関係を示す図。
【図9】図6のIX−IX線に沿う断面図。
【符号の説明】
1 自動二輪車
3 エンジン
14 クランクケース
18 シリンダアッセンブリ
21 動弁機構
25 クランクシャフト
31 オイルパン
35 クラッチ機構
46 カムチェーンアイドラシャフト(クランクシャフトと同期回転し、動弁機構を駆動する軸)
47 アイドラシャフトドリブンギヤ(クランクシャフトに作動連結するギヤ、回転体)
48L,48R カムチェーンドライブスプロケット(動弁機構駆動用スプロケット)
49 冷却水ポンプ
50 ポンプシャフト(クランクシャフトと同期回転し、冷却水ポンプを駆動する軸)
58 サイドカバー
66 ブリーザ装置
67 オイルセパレータ
68 ブリーザ室
68b ブリーザ室の下室
68a ブリーザ室の上室
73 ブリーザ入口
74 オイル戻し孔
75 延設部
76 リードバルブ(逆止弁)

Claims (5)

  1. クランクケース内にクランクシャフトを車両の幅方向に配置し、上記クランクケース上に複数のシリンダアッセンブリを前後に設けて側面視でV字状に配置した水冷式V型エンジンを備え、上記クランクケース後側部にクラッチ機構を備えると共に、このクラッチ機構および上記クランクシャフトの端部が配置される上記クランクケースの側壁をサイドカバーによって覆った自動二輪車において、上記サイドカバーの、上記クラッチ機構前方且つ上記クランクシャフトの側方を板状のオイルセパレータで塞いで上記サイドカバーの内部にブリーザ室を形成すると共に、上記前後のシリンダアッセンブリ間の上記クランクシャフト略上方に、端部にクランクシャフト端のプライマリードライブギヤと噛み合うアイドラシャフトドリブンギヤを固定したカムチェーンアイドラシャフトを配置し、このカムチェーンアイドラシャフトのアイドラシャフトドリブンギヤが設けられた側端部にポンプシャフトの一端を同軸上に回転一体に連結し、このポンプシャフトの他端を前記オイルセパレータ、ブリーザ室およびクラッチカバーを貫通しクラッチカバー外側表面に配置した冷却水ポンプを構成するインペラに連結するとともに、上記オイルセパレータに設けられて前記ギヤ室とブリーザ室とを連通するブリーザ入口を上記アイドラシャフトドリブンギヤ側面と対面する近傍に設けたことを特徴とする自動二輪車のブリーザ装置。
  2. 上記クランクケースの下部に潤滑オイルが貯溜されるオイルパンを形成し、上記オイルセパレータの下端に上記オイルパンと上記ブリーザ室とを連通するオイル戻し孔を形成すると共に、このオイル戻し孔を、車両が通常の走行状態における上記オイルパンの潤滑油面より下方に配置した請求項1記載の自動二輪車のブリーザ装置。
  3. 上記オイル戻し孔の上方、且つ上記クランクシャフト端部の下方の、上記サイドカバーの内側に上記オイルセパレータに向かって延びて上記オイルセパレータの表面に当接する延設部を形成して上記ブリーザ室を上室と下室とに区画した請求項1または2記載の自動二輪車のブリーザ装置。
  4. 上記延設部に、上記ブリーザ室の上室から上記ブリーザ室の下室への潤滑オイル流入のみを許容するように設定された逆止弁を保持させた請求項1ないし3のいずれかに記載の自動二輪車のブリーザ装置。
  5. 上記カムチェーンアイドラシャフトは動弁機構を駆動すると共にその両端部に一対の動弁機構駆動用スプロケットを設けるものであり、上記アイドラシャフトドリブンギヤが設けられる側の上記動弁機構駆動用スプロケットは、上記アイドラシャフトドリブンギヤを挟んで上記冷却水ポンプの反対側に配置される請求項1ないし4のいずれかに記載の自動二輪車のブリーザ装置。
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