JP3943826B2 - オイルポンプ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の潤滑油供給や油圧アクチュエータの駆動源等として用いられるオイルポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】
車両の潤滑油供給用のオイルポンプとして、従来、特開昭61−108884号公報に示されるようなものが案出されている。
【0003】
このオイルポンプはトロコイド型のポンプであり、駆動回転するインナロータの周域にアウターロータが偏心して配置され、このインナロータの外周面とアウタロータの内周面にトロコイド曲線を基調とした外歯と内歯が夫々形成されている。そして、インナロータとアウタロータは、アウタロータ側の内歯がインナロータ側の外歯よりも一つ分歯数が多く形成され、両者の歯面間に形成される複数のポンプ室が、インナロータの駆動回転によって円周方向に移動しつつその容積を増減変化させるようになっている。
【0004】
また、インナロータとアウタロータの側部はハウジング側の固定側壁によって閉塞され、この固定側壁に形成された吸入チャンバと吐出チャンバが両ロータ間の吸入領域と吐出領域に夫々臨んで開口している。そして、固定側壁のうちの、ポンプ室の移動軌跡上でポンプ室が最大容積となる位置と最小容積となる位置の付近には、ポンプ室が吸入チャンバと吐出チャンバのいずれにも跨らない区間を作り出す最大容積側仕切領域と最小容積側仕切領域とが設けられているが、吐出チャンバの最大容積側仕切領域に向かう端部には、吐出チャンバの一般部に比較して小断面の薄溝が所定長さに亙って形成されている。
【0005】
以下、この部分の機能について図9〜図11によって説明する。
【0006】
この公報に記載のオイルポンプは、図9に示すように、固定側壁1の吐出チャンバ2の端部に最大容積側仕切領域3に向かって小断面の薄溝4を所定長さに亙って形成したことにより、吐出チャンバ2の一般部の圧力P1に対して薄溝4の先端部の圧力P3を減圧し、ポンプが高速回転時にあるときにおける吐出チャンバ2からポンプ室5への急激な圧力導入を抑制して、異音や振動、エロージョン等の発生を防止できるようにしたものである。
【0007】
即ち、ポンプが高速回転時にあるときには、ポンプ室5は最大容積側仕切領域3で負圧となり、その結果、そのときのポンプ室5の圧力は吐出チャンバ2の圧力よりも低くなり、しかも、ポンプ室5内にはキャビテーションが起こり気泡6が発生し始めている。ここで、今、図9における吐出チャンバ2の一般部の薄溝4の基端部に近接する所定位置をX1、薄溝4の基端部と先端部の各位置を夫々X2,X3、最大容積側仕切領域3の薄溝4の先端部に近接する所定位置をX4とすると、図10に示すように吐出チャンバ2に薄溝4をまったく形成しない場合には、位置X2,X3における圧力は位置X1の圧力P1と等しくなり、ポンプ室5が吐出チャンバ2に開口する瞬間の圧力差ΔP0は、一般部の圧力P1と最大容積側仕切領域3での圧力P4の差P1−P4となる(図11の特性(ア)参照。)。
【0008】
これに対し、図9に示す前記公報に記載のポンプの場合、吐出チャンバ2の一般部(位置X1)の圧力P1に比較して薄溝4の基端部(位置X2)の圧力P2は低く、薄溝4の先端部(位置X3)の圧力P3はこれよりもさらに低くなっており、ポンプ室5が吐出チャンバ2(薄溝4)に開口する瞬間の圧力差ΔP1=P3−P4は薄溝4による減圧分だけ低くなる(図11の特性(ウ)参照。)。したがって、このポンプの場合、ポンプ室5が吐出チャンバ2(薄溝4)に開口した瞬間における同チャンバ2内の急激な圧力変動が生じなくなり、この圧力変動によってポンプ室5内のキャビテーションによる気泡6が急激に押し潰され異音や振動等を発生する不具合は解消される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来のオイルポンプの場合、高速回転時における異音や振動等の問題は薄溝4を設けたことによって改善されるものの、ポンプが低・中速回転にあるときには、ポンプ室5が最大容積側仕切領域3から吐出チャンバ2部分に移動する間に、ポンプ室5から吐出チャンバ2に押し出されようとするオイルに薄溝4が絞りとして作用し、ポンプ室5の圧力が増大して駆動馬力の大きな損失をもたらす。
【0010】
即ち、ポンプが低・中速回転にあるときには、最大容積側仕切領域3においてポンプ室5内は負圧にならず、この状態からポンプ室5が同領域3から吐出チャンバ2に移動しようとすると、このときポンプ室5から吐出チャンバ2に吐出されるオイルの流量が小断面の薄溝4によって絞られ、ポンプ室5の内部の圧力が増大して、その圧力がポンプの回転に対して抵抗となる。したがって、薄溝4がない場合には、図12の(エ)の特性のようにポンプ回転速度の上昇に対して消費馬力はほぼ線形的に変化するはずであるが、薄溝4がある場合には、同図の(オ)の特性のように、ポンプの低・中速回転時における消費馬力が(エ)の特性に対して全体的に上昇してしまう。
【0011】
このポンプ低・中速回転時における消費馬力の増大は薄溝4の断面積を拡大することによって解決されるものであるが、薄溝4の断面積を広げると、今度はポンプ高速回転時における薄溝4による減圧効果が低下し(図11の特性(イ)参照。)、異音や振動、エロージョン等の発生する可能性が高まってしまう。したがって、この相反する二つの問題を同時に解決することが望まれている。
【0012】
そこで本発明は、ポンプ高速回転時における異音や振動、エロージョン等の抑制と、ポンプ低・中速回転時における消費馬力の低減とを高いレベルで両立させることのできるオイルポンプを提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、両側部をハウジング内の固定側壁で閉塞された状態で駆動回転され、円周方向に設けられた複数のポンプ室を回転方向に移動させつつその容積を増減変化させるポンプ本体と、前記固定側壁に、ポンプ本体の吸入領域と吐出領域に夫々臨んで形成された吸入チャンバ及び吐出チャンバと、前記固定側壁の、ポンプ室の移動軌跡上でポンプ室が最大容積となる位置の付近に設けられ、ポンプ室が吸入チャンバと吐出チャンバのいずれにも跨らない区間を作り出す最大容積側仕切領域と、を備えていると共に、前記ポンプ本体は、外歯と内歯を夫々有するインナロータとアウタロータを備え、前記吐出チャンバの端部に、該吐出チャンバの周方向の横断面積よりも小さい横断面積有すると共に、最大容積側仕切領域に向かって延出して前記吐出チャンバに対して周方向反対側の端部にそれぞれ独立した終端部を有する長溝を径方向へ並列に少なくとも三本以上形成し、前記各長溝のうち、前記インナロータ側に位置する長溝を、前記アウタロータ側に位置する長溝よりも早くポンプ室に連通するように形成するようにした。
【0014】
そして、請求項2に記載の発明は、ポンプ本体は、アウタロータの内歯がインナロータの外歯よりも一つ分歯数が多く形成されるとともに、両者が偏心状態で噛合され、インナロータとアウタロータの歯面間に形成される複数のポンプ室が、インナロータの駆動回転によって円周方向に移動しつつその容積を増減変化させるポンプ機構によって構成した。
【0015】
この請求項1,2に記載の発明の場合、吐出チャンバの端部に最大容積側仕切領域に向かって同チャンバの横断面積よりも小さい横断面積を有する長溝を径方向へ並列に少なくとも三本以上形成したことから、個々の長溝の断面積を小さくすることによりポンプ高速回転時における減圧効果を高め、かつ、長溝全体の本数を増加して長溝の総断面積を拡大することにより、ポンプ低・中速回転時におけるポンプ室の圧力増加を抑制することが可能になる。
特に、前記各長溝のうち、前記インナロータ側に位置する長溝を、前記アウタロータ側に位置する長溝よりも早くポンプ室に連通するように形成したことから、前記インナロータ側に位置する長溝によって気泡の滞留しやすいポンプ室の径方向内側の領域に対して充分に減圧された流体圧を導入することができる。
【0016】
請求項3に記載の発明は、複数の長溝のうちの少なくとも一つを、最大容積側仕切領域において、インナロータとアウタロータの歯先部の接点からインナロータの歯底に亙る部位が移動してくる位置に向けて形成するようにした。
【0017】
この発明の場合、ポンプ高速回転時に遠心力と慣性力の作用によって、インナロータとアウタロータの歯先部の接点からインナロータの歯底に亙る部位に集まるキャビテーションに対して、長溝によって減圧された圧力を導入することにより、キャビテーションを速やかに消滅させることが可能になる。
【0018】
請求項4に記載の発明は、複数の長溝のうちの少なくとも一つを、最大容積側仕切領域において、アウタロータの歯元が移動してくる位置に向けて形成するようにした。
【0019】
この発明の場合、ポンプ低・中速回転時に遠心力によってポンプ室内の外側に押しやられるオイルを長溝を通して効率良く吐出チャンバに誘導することが可能になる。
【0020】
請求項5に記載の発明は、最大容積側仕切領域において、アウタロータの歯元が移動してくる位置に向けて形成する長溝よりも、インナロータとアウタロータの歯先部の接点からインナロータの歯底に亙る部位が移動してくる位置に向けて形成する長溝の数を多く設定するようにした。
【0021】
この発明の場合、ポンプ高速回転時におけるポンプ室内でのキャビテーションによる気泡の消滅をより効率的に行うことが可能になる。
【0022】
請求項6に記載の発明は、最大容積側仕切領域において、アウタロータの歯元が移動してくる位置に向けて形成する長溝よりも、インナロータとアウタロータの歯先部の接点からインナロータの歯底に亙る部位が移動してくる位置に向けて形成する長溝の流体抵抗を大きく設定するようにした。
【0023】
この発明の場合、ポンプ高速回転時にキャビテーションによる気泡の集まり易い部位に対してより大きな減圧効果を作用させ、ポンプ低・中速回転時にオイルが押しやられる部位は吐出チャンバへの流出をよりスムーズにすることが可能になる。
請求項7に記載の発明は、前記各長溝のうち、前記ポンプ本体の相対回転に伴いポンプ室が最大容積側仕切領域から吐出チャンバへ移動する際に前記インナロータとアウタロータの歯先部の接点よりも径方向外側に位置する長溝の横断面積に対して、前記両ロータの歯先部の接点に位置する長溝及び該長溝よりも径方向内側に位置する長溝の横断面積を小さく設定するようにした。
【0024】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0025】
図1〜図4は、本発明にかかるオイルポンプを成す内接トロコイド型のポンプを示し、10は、エンジンブロックの前端面に直接に、または、エンジンのフロントカバーに一体に取り付けられるこのポンプのハウジングである。尚、ハウジング10は図面上は蓋部材を取り去り本体部のみが示されているが、この蓋部材をも含むものである。
【0026】
ハウジング10は全体がアルミ材料によって形成され、図示されるハウジング10の本体部側には、ポンプ本体を回転可能に収容する略円形状の凹部11と、この凹部11の円周の相反位置に、夫々略円弧状に跨るように形成された吸入チャンバ12及び吐出チャンバ13とが設けられている。吸入チャンバ12と吐出チャンバ13はハウジング10の本体部側の内壁に凹部11よりも図面上奥側に窪んで形成されているが、蓋部材(図示せず。)の内壁にも本体部側と同位置に同様に形成されている。また、吸入チャンバ12と吐出チャンバ13は夫々ハウジング10の吸入ポート14と吐出ポート15に接続され、これらのポート14,15を介して外部とオイルの吸排が為されるようになっている。尚、この実施形態の場合、ポンプ本体の両側部を閉塞する固定側壁はハウジング10の本体部側の内壁と蓋部材側の内壁とによって構成されている。
【0027】
ハウジング10の凹部11には、外歯16を有するインナロータ17と、このインナロータ17よりも一枚分歯数の多い内歯18を有するアウターロータ19とが互いに偏心した状態で収容されている。このインナロータ17とアウタロータ19は焼結合金によって形成され、この両者17,19の歯面はトロコイド曲線を基調として形成されている。そして、この二つのロータ17,19は噛合状態において両者の歯面間に複数のポンプ室20を形成している。
【0028】
インナロータ17はその内周部にエンジンのクランクシャフト(図示せず。)が結合され、このクランクシャフトを駆動軸として駆動回転される。また、アウタロータ19はインナロータ17の回転によって従動回転し、ポンプ室20全体を円周方向に移動させつつ各ポンプ室20の容積を増減変化させる。各ポンプ室20は、その容積が増大する吸入領域において吸入チャンバ12に連通し、逆に容積が減少する吐出領域において吐出チャンバ13に連通する。
【0029】
ここで、前記凹部11の底面のうち、ポンプ室20の移動軌跡上においてポンプ室20の容積が最大になる位置と最小になる位置の近傍には、最大容積側仕切領域21と最小容積側仕切領域22とが設けられている。これらの領域21,22はポンプ回転中に吸入チャンバ12と吐出チャンバ13の両者にポンプ室20が跨ることのないように形成されている。
【0030】
そして、吐出チャンバ13の仕切領域21側の端部には、同仕切領域21に向かって延出する所定長さの三本の長溝23a,23b,23cが形成されている。この各長溝は、例えば、図4,図5,図6に示すような方形状、半円状、三角状等の適宜断面形状に形成され、その断面積は吐出チャンバ13に対して充分に小さく設定されている。また、各長溝23a,23b,23cの全体形状(上方から見た形状)はこの実施形態の場合、直線状に形成されている。
【0031】
前記三本の長溝23a,23b,23cのうち中央の長溝23bは、最大容積側仕切領域21において、ポンプ回転に伴ってインナロータ17とアウタロータ19の歯先部近傍の接点24が移動してくる位置に向けて形成されており、径方向内側と外側の各長溝23a,23cは、同仕切領域21において、インナロータ17の歯底部17a近傍が移動してくる位置と、アウタロータ19の歯底部19a近傍が移動してくる位置とに夫々向けて形成されている。そして、この長溝23a,23b,23cのうち径方向内側の長溝23aと中央の長溝23bは残余の長溝23cに比較して小断面積に設定されている。長溝23a,23b,23cはハウジング10に対して切削によって形成することも可能であるが、この実施形態の場合、アルミダイカストによってハウジング10に一体に形成されている。
【0032】
尚、図1中25は、吐出チャンバ13に吐出されたオイルの圧力を制御するためのレギュレータバルブである。
【0033】
以上の構成において、エンジンの始動によってインナロータ17が駆動回転されると、ポンプ室20が容積を増減させつつ円周方向に移動し、吸入チャンバ12のオイルを吐出チャンバ13方向に連続的に送り出す。
【0034】
各ポンプ室20は最大容積側仕切領域21を通過する際に吸入チャンバ12と吐出チャンバ13に対して非連通となり一時的に密閉状態となるが、ポンプが高速回転状態にあるときには、ポンプ回転に対して吸入が追いつかなくなることから、ポンプ室20内はこのとき負圧状態とされる。したがって、このときポンプ室20内にはキャビテーションによる気泡26が発生することが多く、発生した気泡26は、ポンプ回転に伴なう遠心力と慣性力の作用によってポンプ室20の前方側の径方向内側領域、つまり、インナロータ17とアウタロータ19の歯先部近傍の接点24からインナロータ17の歯底17aに亙る部位に滞留する。
【0035】
この状態においてポンプ室20が吐出チャンバ13方向にさらに移動すると、ポンプ室20が最初に長溝23a,23b,23cの先端部に開口し、その開口が次第に長溝23a,23b,23cの基端部側に移動して最終的にポンプ室20が吐出チャンバ13の一般部に直接開口する。
【0036】
そして、ポンプ室20が最初に長溝23a,23b,23cの先端部に開口するときには、長溝23a,23b,23cの先端部を通して吐出チャンバ13側の圧力がポンプ室20内に導入されるが、このとき長溝23a,23b,23cの先端部にきている圧力は吐出チャンバ13の圧力がそののままでなく、各長溝23a,23b,23cの流通抵抗によって充分に減圧された圧力となっている。したがって、ポンプ室20が長溝23a,23b,23cに連通する瞬間には、充分に減圧された圧力がポンプ室20内に導入されることとなり、このときキャビテーションによる気泡26は急激に押し潰されることなく、自然に消滅する。
【0037】
とりわけ、この実施形態においては、二つの長溝23a,23bがポンプ室20内の歯先部近傍の接点24からインナロータ17の歯底部17aに亙る部位に連通するため、この部位に滞留している気泡26を効率良く消滅させることができる。そして、この二つの長溝23a,23bは残余の長溝23cよりも小断面積に形成されているため、気泡26の滞留している部位に直接作用する圧力自体は充分に減圧することができる。したがって、気泡26が急激に押し潰されることによる異音や振動、エロージョン等の発生は確実に防止される。
【0038】
一方、ポンプが低・中速回転状態にあるときには、ポンプ室20は充分な吸入が得られることから最大容積側仕切領域21を通過するときに正圧となり、回転が進むにつれてポンプ室20内の圧力は吐出チャンバ12の圧力よりも大きくなろうとする。この状態からポンプ室20が長溝23a,23b,23cに開口すると、ポンプ室20内のオイルは長溝23a,23b,23cを通って吐出チャンバ13に吐出される。このとき、長溝23a,23b,23cの総開口面積は充分に大きいため、ポンプ室20からの排出流量は充分に確保されており、このことからポンプ室20内の急激な圧力上昇は抑制される。したがって、このときポンプ室20内の圧力上昇に起因する駆動馬力の損失は生じない。
【0039】
とりわけ、この実施形態においては、ポンプ回転時に遠心力によってオイルが押しやられるアウタロータ19の歯底部19a近傍に向かって長溝23cが形成され、しかも、この長溝23cが他の長溝23a,23bに比較して大断面積に形成されているため、ポンプ低・中速回転時にはポンプ室20から吐出チャンバ13によりスムーズにオイルを流すことができる。
【0040】
以上のように、このオイルポンプは、断面積を縮小する、若しくは、長さを長くする等によって個々の長溝23a,23b,23cの流通抵抗を増大させることにより、ポンプ高速回転時における圧力特性を図11中の(ウ)のように設定してポンプ室20が長溝23a,23b,23cに開口する瞬間における圧力差ΔP1を充分に小さくすることができ、しかも、長溝の本数を増やして総開口面積を増大させることにより、ポンプ低・中速回転時における消費馬力を図12中の(エ)の特性のように低減することができる。
【0041】
尚、本発明の実施形態は以上で説明したものに限るものでなく、例えば、長溝は直線状に形成する代わりに、図7に示すように長溝123a〜123cを円弧状に形成したり、図8に示すように長溝223a〜223cを先端が収斂するように形成するようにしても良い。図7に示す実施形態の場合にはオイルの流れをよりスムーズにすることができ、図8に示す実施形態の場合には、ポンプ室20から吐出チャンバ13への排出流量を漸増させることができるという利点がある。
【0042】
また、上述した実施形態においては、最大容積側仕切領域21をポンプ室20の容積が実際に最大になる位置付近に設定しているが、高速回転での使用を重視するポンプの場合には、最大容積側仕切領域21をさらに吐出チャンバ13寄りに設定しても良い。さらにまた、長溝23a,23b,23cはハウジング10の本体部側だけでなく蓋部材側に同様に設けるようにしても良いし、蓋部材側だけでも良い。
【0043】
さらに、以上では、オイルポンプのポンプ本体にトロコイド型のポンプ機構を採用したものについて説明したが、ポンプ本体部分は、円周方向に設けられた複数のポンプ室を回転方向に移動させつつその容積を増減変化させるものであれば、ベーンポンプその他のポンプ機構であっても良い。また、長溝の断面積はすべて同一に形成しても良い。
【0044】
以上のように、本発明は、吐出チャンバの端部に長溝を三本以上形成するようにしたため、個々の長溝の断面積を小さくするとともに、長溝の本数を増加して長溝の総断面積を拡大することにより、ポンプ高速回転時には、ポンプ室が吐出チャンバに開口する瞬間に同チャンバからポンプ室内に作用する高圧を充分に減圧することができ、しかも、ポンプ低・中速回転時には、ポンプ室から吐出チャンバに誘導されるオイルの流量を複数の長溝によって充分に確保してポンプ室の圧力増加を抑制することができる。したがって、ポンプ高速回転時における異音や振動、エロージョン等の抑制と、ポンプ低・中速回転時における消費馬力の低減とを同時に図ることができる。
特に、インナロータ側に位置する長溝を、アウタロータ側に位置する長溝よりも早くポンプ室に連通するように形成したことにより、該インナロータ側に位置する長溝によって気泡の滞留しやすいポンプ室の径方向内側の領域に対して充分に減圧された流体圧を導入することが可能になるため、気泡をより効果的かつ穏やかに消滅させることができる。この結果、気泡を消滅させる際の異音や振動、エロージョンなどの発生がより確実に防止される。
【0045】
また、とりわけ、請求項3に記載の発明は、長溝によって減圧された圧力をポンプ室内のキャビテーションによる気泡の集まる部位に導入することができるため、ポンプ高速回転時にポンプ室内の気泡を速やかに消滅させ、キャビテーションによって引き起こされる各種の問題を未然に防止することができる。
【0046】
請求項4に記載の発明は、ポンプ室内の外側に押しやられるオイルを長溝を通して効率良く吐出チャンバに誘導することができるため、ポンプ低・中速回転時における駆動馬力の損失をより低減することができる。
【0047】
請求項5に記載の発明は、長溝によって減圧された吐出チャンバの圧力をキャビテーションによる気泡の集まり易い部位に効率良く導入することができるため、ポンプ高速回転時においてポンプ室内の気泡をより速やかに消滅させることができる。
【0048】
請求項6及び7に記載の発明は、ポンプ高速回転時にはキャビテーションによる気泡の集まり易い部位に対してより大きな減圧効果を作用させ、ポンプ低・中速回転時には回転によってオイルが押しやられる部位から吐出チャンバに効率良くオイルを流出させることができるため、ポンプ高速回転時における異音や振動、エロージョン等の抑制と、ポンプ低・中速回転時における消費馬力の低減とをより高いレベルで両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のオイルポンプを示すものであり、蓋部材を取り去った正面図。
【図2】同オイルポンプを示すものであり、蓋部材を取り去ったハウジングの正面図。
【図3】同オイルポンプを示す図1の要部の拡大正面図。
【図4】同オイルポンプを示す図3のA−A線に沿う断面図。
【図5】実施形態の変形例を示す図4と同様の断面図。
【図6】同実施形態の別の変形例を示す図4と同様の断面図。
【図7】本発明の他の実施形態を示す図2に対応の要部の拡大正面図。
【図8】本発明のさらに他の実施形態を示す図2に対応の要部の拡大正面図。
【図9】従来の技術を示す断面図。
【図10】別の従来の技術を示す断面図。
【図11】本発明と従来の技術の圧力−ポンプ室変位特性を示すグラフ。
【図12】本発明と従来の技術の消費馬力−ポンプ回転速度特性を示すグラフ。
【符号の説明】
10…ハウジング
12…吸入チャンバ
13…吐出チャンバ
16…外歯
17…インナロータ
17a…歯底部
18…内歯
19…アウタロータ
19a…歯底部
20…ポンプ室
21…最大容積側仕切領域
23a,23b,23c…長溝
24…接点

Claims (7)

  1. 両側部をハウジング内の固定側壁で閉塞された状態で駆動回転され、円周方向に設けられた複数のポンプ室を回転方向に移動させつつその容積を増減変化させるポンプ本体と、
    前記固定側壁に、ポンプ本体の吸入領域と吐出領域に夫々臨んで形成された吸入チャンバ及び吐出チャンバと、
    前記固定側壁の、ポンプ室の移動軌跡上でポンプ室が最大容積となる位置の付近に設けられ、ポンプ室が吸入チャンバと吐出チャンバのいずれにも跨らない区間を作り出す最大容積側仕切領域と、を備えていると共に、
    前記ポンプ本体は、外歯と内歯を夫々有するインナロータとアウタロータを備え、
    前記吐出チャンバの端部に、該吐出チャンバの周方向の横断面積よりも小さい横断面積を有する長溝を径方向へ並列に少なくとも三本以上形成し、
    該各長溝は、最大容積側仕切領域に向かって延出して前記吐出チャンバに対して周方向反対側の端部にそれぞれ独立した終端部を有すると共に、
    該各長溝のうち、前記インナロータ側に位置する長溝を、前記アウタロータ側に位置する長溝よりも早くポンプ室に連通するように形成したことを特徴とするオイルポンプ。
  2. ポンプ本体は、アウタロータの内歯がインナロータの外歯よりも一つ分歯数が多く形成されるとともに、両者が偏心状態で噛合され、インナロータとアウタロータの歯面間に形成される複数のポンプ室が、インナロータの駆動回転によって円周方向に移動しつつその容積を増減変化させるポンプ機構であることを特徴とする請求項1に記載のオイルポンプ。
  3. 複数の長溝のうちの少なくとも一つを、最大容積側仕切領域において、インナロータとアウタロータの歯先部の接点からインナロータの歯底に亙る部位が移動してくる位置に向けて形成したことを特徴とする請求項2に記載のオイルポンプ。
  4. 複数の長溝のうちの少なくとも一つを、最大容積側仕切領域において、アウタロータの歯元が移動してくる位置に向けて形成したことを特徴とする請求項2または3に記載のオイルポンプ。
  5. 最大容積側仕切領域において、アウタロータの歯元が移動してくる位置に向けて形成する長溝よりも、インナロータとアウタロータの歯先部の接点からインナロータの歯底に亙る部位が移動してくる位置に向けて形成する長溝の数を多く設定したことを特徴とする請求項4に記載のオイルポンプ。
  6. 最大容積側仕切領域において、アウタロータの歯元が移動してくる位置に向けて形成する長溝よりも、インナロータとアウタロータの歯先部の接点からインナロータの歯底に亙る部位が移動してくる位置に向けて形成する長溝の流体抵抗を大きく設定したことを特徴とする請求項2または5に記載のオイルポンプ。
  7. 前記各長溝のうち、前記ポンプ本体の相対回転に伴いポンプ室が最大容積側仕切領域から吐出チャンバへ移動する際に前記インナロータとアウタロータの歯先部の接点よりも径方向外側に位置する長溝の横断面積に対して、前記両ロータの歯先部の接点に位置する長溝及び該長溝よりも径方向内側に位置する長溝の横断面積を小さく設定したことを特徴とする請求項1に記載のオイルポンプ。
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