JP3933754B2 - 入浴装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、身体障害者、老人等の入浴介助を必要とする者を、安全かつ介助労力を多大にかけることなく入浴させることのできる入浴装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の入浴装置として、浴槽の内部に、昇降駆動機構によって昇降させられる昇降レールを配置し、一方、上部にレールが設けられた走行台車に対してその上側に載せられる座体がレールに沿って移動されながら分離可能とされた車椅子を用意し、昇降レールを車椅子の走行台車上のレールの高さに一致させた状態で、走行台車上から昇降レール上に前記座体を乗り移らせ、その状態で昇降レールを下降させることで、入浴者を座体と共に浴槽内に至らせる形式のものが知られている(特開平6−319778号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記入浴装置では、昇降レールを支持する支柱が浴槽の略中央部分に起立しており、一般の者が入浴する際に、この支柱が邪魔になるという問題があった。
【0004】
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、昇降レールを支持するための支柱等が浴槽の中央部分に出っ張ることなく、浴槽の隅部あるいは浴槽の外部に配置することができて、要介護者用としてもまた一般者の入浴用としても使用することができ、しかも、設置スペースを極力小さくして浴室内を広く使える入浴装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を達成するための、請求項1記載の発明は、上部にレール(44)が設けられた走行台車(41)に対してその上側に載せられる座体(51)が前記レールに沿って移動されながら分離可能とされた車椅子(1)と、浴槽内に設けられかつ昇降駆動機構(7)によって昇降させられる昇降レール(10)とを備え、該昇降レールを前記車椅子の走行台車上のレールの高さに一致させた状態で、走行台車上から昇降レール上に前記座体を乗り移らせる入浴装置において、前記昇降レールは、該昇降レールと前記昇降駆動機構との間に介在された水平軸周りに回転するリンク機構(11)を介して、浴槽縁部の座体受渡位置(イ)と浴槽略中央部の入浴位置(ロ)との間を水平移動されることを特徴とする。請求項2記載の発明は、前記リンク機構は昇降レールが上方位置に達したときのみ作動して、前記昇降レールを水平移動させることを特徴とする。請求項3記載の発明は、前記昇降駆動機構によって支持される昇降レール支持部材(9)に昇降レール(10)が前記座体受渡位置と前記入浴位置の間を水平移動可能に支持され、該昇降レール支持部材と昇降レールとの間には、昇降レール支持部材が上方位置に達したときにのみ前記昇降レールの水平移動を許容し、昇降レール支持部材が下方位置、中間位置にあるときには昇降レールの水平移動を規制するロック機構(30)が設けられていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の実施の形態の入浴装置を示す。この入浴装置は、床面2上を走行可能な車椅子1と、浴槽3側の設備とからなる。
【0007】
浴槽3側の設備としては、浴槽3の外側であって浴槽側壁の近傍に立設された第1の支柱4と、この第1の支柱4に隣接して立設された第2の支柱5と、第2の支柱5内に組み込まれた昇降体6を介して後述する昇降レール10を昇降操作する昇降駆動機構7と、昇降体6に連結部材8を介して取り付けられた昇降レール支持部材9と、昇降レール支持部材9に前後方向(図3において左右方向)移動可能に支持されかつ上面に左右一対の昇降レール10を固定されたレール支持板10aと、レール支持板10a及び昇降レール10を水平移動操作する、水平軸周りに回転するリンク機構11とがある。
【0008】
前記昇降駆動機構7は、図2に示すように第1の支柱4の上蓋部12に固定されたシリンダ13と、このシリンダ13の下端から突出するピストンロッド13aの先端に取り付けられた第1のスプロケット14aに巻回されるチェーン15と、チェーン15の端部に取り付けられる前記昇降体6等から構成されている。チェーン15は、その一端が前記第1の支柱4の上蓋部12に固定され、かつ中間部が前記第1のスプロケット14a、及び第1、第2の支柱4、5の中間部分の上端部に取り付けられた第2のスプロケット14bにそれぞれ巻回されて、その他端が前記昇降体6に連結されている。昇降体6は、その上下端に取り付けられて十字状に配される案内ローラ16…を介して前記第2の支柱5の中空部分に昇降可能に組み込まれている。
【0009】
そして、前記シリンダ13が伸縮操作されることにより、前記昇降体6はチェーン15の動きに追従して昇降操作されるようになっている。
なお、前記第1の支柱4の図2における右側の空間には、前記シリンダ13並びに昇降レール10を水平移動させる後述するシリンダ24を駆動させるための、ポンプ、電磁弁、タンク等の油圧機器が配置されている。
【0010】
前記昇降体6には前記連結部材8が第2の支柱5に形成された縦溝を通して外部へ突出するように設けられている。連結部材8は前記昇降体6に連結された連結板部8aと該連結板部8aの側部に一体的に取り付けられた円筒部8bとからなり、円筒部8bの上端には手すり17が取り付けられる一方、円筒部8bの下端には前記昇降レール支持部材9が取り付けられている。
【0011】
図4に示すように、昇降レール支持部材9には、下部ローラ18、18及び上部ローラ19、19が設けられ、それらローラ18、19の間に前記レール支持板10aが挟まれるように支持されている。また、昇降レール支持部材9には横ローラ20、20が設けられ、これら横ローラ20にレール支持板10aに固定された一対の被案内バー21、21が係合することで、レール支持板10aが前後方向へ移動する際にその進行方向側方へずれないようになっている。
【0012】
前記第1の支柱4の側部には、図2〜図4に示すように、揺動バー23が上端をピン結合されて昇降レール10の移動方向に沿って水平軸周りに揺動可能に配置され、この揺動バー23はその中間部分をシリンダ24により押込・引込操作されることにより揺動操作される。一方、前記支柱4、5の高さ方向中間部には案内バー25が略水平方向へ延びるように設けられ、この案内バー25に沿って移動部材26が案内される。また、移動部材26の角部にはピン26aが設けられ、このピン26aは前記揺動バー23の下端部の長孔23aに嵌合される。さらに、移動部材26には、図5にも示すように、縦板27が一体的に取り付けられ、この縦板27は前記レール支持板10aに一体的に取り付けられたコ字状部材29に係合される。
【0013】
そして、コ字状部材29が前記縦板27に係合された状態で、前記シリンダ24により揺動バー23が揺動操作されると、移動部材26及びコ字状部材29等を介してレール支持板10a及びそれに固定されている昇降レール10が前後方向へ移動操作されるようになっている。
つまり、シリンダ21、揺動バー23及び移動部材26等は、前記昇降レール10を前後方向へ水平移動させる前記リンク機構11を構成している。なお、前記コ字状部材29の上端には、該コ字状部材29が上昇する際に縦板27と速やかに係合するよう拡径部29aが形成されている。
【0014】
また、水平駆動機構11には、昇降レール支持部材9が上方位置にあるときのみ、昇降レール10の水平移動を許容し、昇降レール支持部材9が下方位置あるいは高さ方向中間位置にあるときには昇降レール10の水平移動を規制するロック機構30が設けられている。
【0015】
ロック機構30について説明すると、図5に示すように、前記レール支持板10aに一体的に設けられたコ字状部材29にはブラケット31を介して板材32がピン31aを中心に回転可能に取り付けられている。板材32の先端の側部にはロックバー33が取り付けられ、このロックバー33は板材32が水平状態にあるときに、昇降レール支持部材9に一体的に取り付けられたチャンネル材34aと三角状部材34bとの間に形成される係止溝34に嵌入する。
なお、前記レール支持板10aと一体的に昇降する板材32が上方位置に達したときには、板材32の前記ロックバー33が取り付けられた側とは反対側の端部32aが、縦板27の下端に押されることにより板材32が斜めに傾斜し、このときロックバー33は係止溝34から抜け出る状態になり、また、レール支持板10aとともに板材32が上方位置から若干下がったときには、板材32の前記端部32aが縦板27の下端に押されることがなく板材32は略水平状態になり、したがってロックバー33は自重により図5中反時計方向へ回転して係止溝34に嵌入し、これにより、昇降レール支持部材9に対しレール支持板10aが前後方向へ移動しないように、前記板材32及び縦板27の相互の取付位置が決定されている。
【0016】
なお、図3中36は浴槽の側壁の上面に取り付けられた案内バーであり、これによりレール支持板10aが移動方向側方へずれるのを規制するものである。また、38は車椅子1の下部の走行台車41を浴槽3に対して案内する案内手段である。
【0017】
車椅子1について若干説明すると、この車椅子1は、図1に示すように下部の走行台車41と、走行台車41上に分離可能に載置された上部の座体51とからなる。走行台車41はフレーム42を有し、フレーム42の下部には、床面2上を走行するためのキャスタ43が設けられている。また、フレーム42の上面には、座体51を前後方向に走行させるための左右一対のレール44と、レール44間に配された図示せぬロック板とが設けられている。
【0018】
座体51は、走行台車41に支持される座体本体52を有しており、座体本体52の下面には、走行台車41のレール44上を転動する図示せぬ車輪が複数設けられている。また、座体51は、座体本体52の前方に足載せ部55を有する。また、座体本体52の後端には、介助者が手押しする際に把持する把手56が取り付けられ、背もたれ部53を後方へ倒すと共に、さらに把手56を後方へ倒して足載せ部55を前方へ跳ね上げさせることで、図に示すようにいわゆるリクライニング状態にさせることができる。また、車椅子1には、座体51を走行台車41に対して固定させるロック機構が設けられている。
【0019】
前記ロック機構の図示せぬロックピンは、走行台車41のロック板に設けたロック孔に対して抜き差し自在のもので、通常はロック方向に付勢され、走行台車41側のロック孔に嵌まることで、座体51を走行台車41に位置決めした状態で固定することができる。また、このロックピンは、レール支持板10aの図示せぬロック孔に対しても嵌まることで、座体51をレール支持板10aに固定することもできる。
【0020】
次に、上記構成の入浴装置の作用について説明する。
身体障害者等を入浴させる場合には、昇降駆動機構7及びリンク機構11を操作し、昇降レール10を浴槽縁部の上方の座体受渡位置(イ)に配置しておく。この状態で予め身体障害者等の要介護者Mを乗せた車椅子1を案内手段38を介して浴槽3の側部所定位置に位置決めする。このとき、走行台車41のレール44と昇降レール10とが直線状に並ぶ。この状態で、座体51を走行台41に固定するロック機構を解除し、介助者が座体51を前方へ押して移動し、昇降レール10上に要介護者Mを座体51ごと乗り移らせる。
【0021】
昇降レール10上に座体51が乗り移ると、ロック方向に付勢されているロックピンが自動的にレール支持板10aの図示せぬロック孔に嵌まり、座体51がレール支持板10aにロックされる。次いで、昇降レール10を図3に示すように(イ)位置から(ロ)位置に水平移動させ、その後、下降させることにより、要介護者を入浴状態にさせることができる。
【0022】
すなわち、座体51のレール支持板10aへの乗り移りが完了すると、シリンダ24が延長操作される。シリンダ24のピストンロッド24aが揺動バー23の中間部を前方(図2において左方)に押し込み、これに伴い揺動バー23が同方向へ回転し、この結果、移動部材26が前方へ移動する。この移動部材26が前方へ移動することにより、移動部材26の縦板27に係合しているコ字状部材29が移動部材26と一体的に同方向へ移動し、結果的に、コ字状部材29が取り付けられているレール支持板10a及びその上面に固定されている昇降レール10が、ローラ18、19、20を介して案内されながら前方へ移動して(ロ)位置に至る。
【0023】
その後、昇降駆動機構7のシリンダ13が駆動し、チェーン15を介して昇降体6、それに連結部材8を介して支持されている昇降レール支持部材9及び、この昇降レール支持部材9に支持されているレール支持板10a、昇降レール10等を下降させる。このとき、下降当初は、図5にも示すようにコ字状部材29が移動部材26の縦板27に係合されているので、昇降レール10の前後方向の移動は伸長状態にあるシリンダ24によって規制される。
一方、昇降レール10等の下降が進み、コ字状部材29の下端が縦板27の下端より下がったときには、板材32が図5中下方に示すように略水平方向に延在するように位置することにより、ロックバー33が係止溝34に嵌入する。これにより、ロック機構30はロック状態となり、レール支持板10a及び昇降レール10の移動を規制する。つまり、レール支持板10a及び昇降レール10が下降中並びに下限位置に下がったときには、昇降レール10等の水平方向の移動は規制され、図3中(ロ)に示す位置に保持される。したがって、むやみに座体51が移動することはなく、要介護者は安心して入浴状態に至ることができる。
【0024】
入浴後は、昇降駆動機構7を作動させて昇降レール10を上昇させる。そうすると、昇降レール10、レール支持板10a及びそれと一体的に昇降するコ字状部材29等の上昇に従い、コ字状部材29が上端の拡径部29aを介して縦板27に係合し、さらに、コ字状部材29に対して縦板27が相対的に下降し、この縦板27の相対的な下降に伴い、該縦板27によって板材32の他端32aが押し下げられ、板材32は傾斜状態になる。このとき、ロックバー33は係止溝34から抜け出る。つまり、ロック機構30によるロック状態が解除される。
【0025】
その後、シリンダ24が短縮するのに伴い、レール支持体10a及び昇降レール10が後方(図3において右方)へ移動し、これにより、昇降レール10を座体受渡位置(イ)に至らせる。その後、要介護者Mを載せていた座体51をレール支持板10aに固定していたロック機構を解除し、座体51を図3において右方へ移動させて車椅子1の走行台車41上に乗り移す。そのとき、座体51が走行台車41上の所定位置に来ると、ロック機構が自動的に働いて座体51を走行台車41へ固定する。
【0026】
なお、上記座体51を昇降レール10を介してレール支持板10aに乗り移した後のレール支持板10aを(イ)位置から(ロ)位置に水平移動させる動作、並びにその後座体51をレール支持板10aごと下降させる動作を、予めコンピュータに入力させておき、適宜箇所に設けた位置センサからの検出信号に基づき、それらの動作を自動運転させるようにしてもよく、あるいは、ボタン等で手動で動作させるようにしても良い。
また、前記した実施の形態では、座体51を昇降レール10を介してレール支持板10aに乗り移した後、レール支持台10aを(イ)位置から(ロ)位置に水平移動させ、その後、座体51をレール支持板10aごと下降させるようにしているが、これに限られることなく、レール支持板10aが(イ)位置から(ロ)位置に達する直前に、座体51の下降を開始するように自動運転させるようにしてもよい。また、この場合、座体51が(ロ)位置で下端位置から上昇するときには、上昇位置に達する前に座体の水平方向への移動を開始する。このようにすることで、座体51が(ロ)位置の上昇位置に達する際のショックを和らげることができる。
さらに、前記した実施の形態では、車椅子を正面を向かせたまま昇降レール上に乗り移すようにしているが、必ずしもその必要はなく、横向きの状態で車椅子の上部の座体51をレール支持板10aに乗り移すようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、昇降レールを、昇降レールと昇降駆動機構との間に介在されたリンク機構を介して、浴槽縁部の座体受渡位置と浴槽略中央部の入浴位置との間を水平移動させる構成にしているので、昇降レールを支持する支柱等をできるだけ、浴槽の中央部から遠ざけて浴槽に隅部あるいは浴槽の外側に配置することができる。このため、支柱等が邪魔にならず、浴槽を要介護者用としてもまた一般入浴者用としても共通して使用することができ、特に在宅介護に最適である。加えて、リンク機構として水平軸周りに回転する構成のを用いているので、水平方向の占有スペースを小さくでき、もって、浴室がコンパクトな場合でも十分設置できる利点がある。
請求項2記載の発明によれば、リンク機構を昇降レールが上方位置に達したときのみ作動して、昇降レールを水平移動させる構成にしたから、入浴中あるいは、回転後昇降レールを下降させるときに、リンク機構が作動したとしても昇降レール及び座体等が水平移動するのを防止することができ、また、昇降レール等が浴槽の壁部にぶつかることが無く、浴槽等の損傷を未然に防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、昇降レール支持部材と昇降レールとの間には、昇降レール支持部材が上方位置に達したときにのみ前記昇降レールの水平移動を許容し、昇降レール支持部材が下方位置、中間位置にあるときには昇降レールの水平移動を規制するロック機構を設けているので、簡単な構成で、入浴中の昇降レール及び座体の水平移動を規制することができ、昇降レール上に座体を介して着座する要介護者は安心して入浴あるいは出浴することができ、また、介護者の負担も減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す側面図である。
【図2】同実施の形態を示す側断面図である。
【図3】同実施の形態を示す平面図である。
【図4】同実施の形態を示す断面図である。
【図5】同実施の形態で用いるロック機構及び水平移動機構の詳細を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 車椅子
3 浴槽
6 昇降体
7 昇降駆動機構
8 連結部材
9 昇降レール支持部材
10 昇降レール
10a レール支持板
11 リンク機構
13 シリンダ
23 揺動バー
24 シリンダ
25 案内バー
26 移動部材
27 縦板
30 ロック機構
33 ロックバー
34 係止溝
Claims (3)
- 上部にレール(44)が設けられた走行台車(41)に対してその上側に載せられる座体(51)が前記レールに沿って移動されながら分離可能とされた車椅子(1)と、浴槽内に設けられかつ昇降駆動機構(7)によって昇降させられる昇降レール(10)とを備え、該昇降レールを前記車椅子の走行台車上のレールの高さに一致させた状態で、走行台車上から昇降レール上に前記座体を乗り移らせる入浴装置において、
前記昇降レールは、該昇降レールと前記昇降駆動機構との間に介在された水平軸周りに回転するリンク機構(11)を介して、浴槽縁部の座体受渡位置(イ)と浴槽略中央部の入浴位置(ロ)との間を水平移動されることを特徴とする入浴装置。 - 前記リンク機構は昇降レールが上方位置に達したときのみ作動して、前記昇降レールを水平移動させることを特徴とする請求項1記載の入浴装置。
- 前記昇降駆動機構によって支持される昇降レール支持部材(9)に昇降レール(10)が前記座体受渡位置と前記入浴位置の間を水平移動可能に支持され、該昇降レール支持部材と昇降レールとの間には、昇降レール支持部材が上方位置に達したときにのみ前記昇降レールの水平移動を許容し、昇降レール支持部材が下方位置、中間位置にあるときには昇降レールの水平移動を規制するロック機構(30)が設けられていることを特徴とする請求項1または2記載の入浴装置。
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- 1997-07-02 JP JP17742897A patent/JP3933754B2/ja not_active Expired - Lifetime
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