JP3932194B2 - シート給送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンター、又はファクシミリ装置等の画像形成装置で用いられ、原稿又は記録用紙等のシートを搬送するためのシート給送装置に関するものである。
一般に、画像形成装置においては、原稿又は記録用紙等のシートを搬送するためのシート給送装置が備えられており、例えば、シートとして原稿を搬送する原稿自動給送装置では、多数枚の原稿(原稿束)を一枚ずつ分離して、スキャナー装置等の画像読取位置に給送(搬送)している。このような原稿自動給送装置では、原稿が積載(セット)される原稿給紙トレイ(シート積載トレイ)が備えられ、原稿給紙トレイ上にセットされた原稿は、原稿搬送機構によって画像読取位置に送られ、ここで原稿の読み取りが行われた後、原稿排出トレイに排出される。
さらに、シートとして記録用紙を、用紙搬送路を介してトナー像を形成する画像形成部に給送する給紙装置においても、記録用紙が積載された用紙トレイ(シート積載トレイ)から記録用紙を一枚ずつ分離して、用紙搬送路を介して画像形成部に給送している。
シート給送装置においては、シート積載トレイ上のシートの量に関係なく、良好にシートを一枚ずつ分離して搬送する必要があり、このため、多数のシートを積載した底板の側面に給紙方向に直交する方向に外側に向かってガイドピンを植設して、ガイドピンに対応して給紙カセットの底板ガイドに垂直方向のガイド溝を設け、ガイドピンをガイド溝に挿通させる。
底板と給紙カセットとの間に圧縮ばねを係着して底板を上方へ付勢し、底板を、水平状態を保ったまま上昇させる。これによって、底板上に積載された給紙ローラによって送り出されるシートの傾斜部材の傾斜面に当接する角度を、シートの量に関係なく常に一定に保って、分離性能を安定化するようにしたものがある(特許文献1参照)。
さらに、給紙装置において、積載された転写紙の最上位紙の給紙時の高さを略一定としながら分離性能を向上させるため、転写紙の積載部が転写紙の給紙方向上流側から下流側へ向かって下降するように傾斜した固定部と、回動に従って固定部の傾きよりも水平に近い傾きとなる給紙位置と固定部の傾きよりも鉛直に近い傾きとなる離反位置との間を揺動する可動部とを備えて、昇降機構によって可動部を給紙位置と離反位置との間で回動させて、給紙動作にあたって、転写紙の先端部分を昇降によって撓ませて、各転写紙間の密着力を弱めるようにしたものがある(特許文献2参照)。
また、自動原稿給送装置において、原稿セット部の原稿給紙テーブルを、駆動部を有する第1の原稿給紙テーブルと、駆動部を備えない第2の原稿給紙テーブルとに分けて、第1及び第2の原稿給紙テーブルをそれぞれ独立させて回動可能として、スタック部の上部空間の必要な範囲だけを開口して排紙された原稿の取り出しを行うようにしたものがあり、ここでは、原稿給紙テーブル自体(第1及び第2の原稿給紙テーブル)を上昇させて、原稿給紙テーブル内にセットされた原稿束を呼び出しコロと接触させて、原稿束の最上位の原稿を分離・給紙している(特許文献3参照)。
特開2002−274663公報(段落(0017)〜(0022)、第1図〜第4図) 特開2001−328730公報(段落(0032)〜段落(0051)、第1図〜第3図) 特開2001−139162公報(段落(0020)〜段落(0058)、第1図〜第4図)
ところが、特許文献1記載の従来のシート給送装置においては、給紙ローラによって送り出されるシートの傾斜部材の傾斜面に当接する角度を、シートの量に関係なく常に一定に保っているものの、底板自体を、水平状態を保ったまま上昇させる必要があり、底板全体を上昇させるとなると、多量のシートが積載された状態では、底板がシートの全荷重を受ける結果、付勢手段等の駆動機構が大掛かりとなってしまうという課題がある。
また、特許文献2記載の従来のシート給送装置では、昇降機構によって可動部を給紙位置と離反位置との間で回動させて、給紙動作の際、転写紙の先端部分を昇降によって撓ませて、各転写紙間の密着力を弱めるようにしているものの、可動部を回動させているから、多量のシートが積載された状態では、可動部に多大に負荷が掛かってしまい、しかもシートを給紙位置に精度よく位置づけることが難しいという課題がある。
さらに、特許文献3記載の従来のシート給送装置では、原稿セット部の原稿給紙テーブルを第1及び第2の原稿給紙テーブルに分けて、第1及び第2の原稿給紙テーブルをそれぞれ独立させて回動可能としているものの、このシート給送装置では、原稿給紙テーブル自体(第1及び第2の原稿給紙テーブル)を上昇させて、原稿給紙テーブル内にセットされた原稿束を呼び出しコロと接触させて、原稿束の最上位の原稿を分離・給紙している関係上、原稿テーブルを昇降させるための機構が大型化してしまい、しかも多量のシートが積載されることを考慮すれば、さらに駆動機構を大掛かりにしなければならないという課題がある。
本発明の目的は、簡単な構成でしかも安価に、シート積載部に積載されるシートの枚数に関係なく、たとえ、多量のシートがシート積載部に積載されても安定してシートを給送することのできるシート給送装置を提供することにある。
本発明によれば、シート束が載置されるシート載置部と、該シート積載部から一枚ずつシートを所定の搬送方向に給送するシート給送機構と、前記シート積載部を支持する装置筐体とを備えるシート給送装置において、前記シート積載部は、前記搬送方向の下流側に位置する第1の積載部と、前記搬送方向上流側に位置する第2の積載部とに分離され、前記第1の積載部は上下方向に移動可能に前記装置筐体に支持され、前記第1の積載部を前記シート束の枚数に応じて前記上下方向に移動させて最上位に位置するシートを前記シート給送機構に対して所定の位置に位置づける駆動機構とを有することを第1の要旨とする。
さらに、本発明では、前記第1及び前記第2の積載部を連絡する橋絡部を備え、該橋絡部はその搬送方向下流端で前記第1の積載部の前記搬送方向上流端に前記第1の積載部の幅方向に延びる軸回りに回動可能に支持され、前記橋絡部の搬送方向上流端は前記第2の積載部の上面に当接しており、前記第2の積載部が前記搬送方向下流側に向かって斜め下向きに傾斜する傾斜面を備えて、該傾斜面に前記橋絡部の搬送方向上流端を当接させることを第2の要旨とする。
また、本発明では、前記第1の積載部が予め規定された基準位置に位置する際前記第1の積載部のシート積載面の位置が基準面と規定され、前記第1の積載部は前記基準面から上向きに移動され、前記第1の積載部が前記上下方向に移動する際、前記第1の積載部を前記基準面に平行に案内する案内手段を有している。
例えば、前記案内手段は前記装置筐体に設けられ前記上下方向に延びるラックと、該ラックと噛み合って前記ラックに沿って移動するピニオンとを有し、該ピニオンが前記第1の積載部に回転可能に装着されている。
さらに、本発明では、前記駆動機構は、前記搬送方向と交差する前記第1の積載部の幅方向に延び前記装置筐体に回転可能に支持された駆動軸体と、該駆動軸体を回転駆動する駆動手段と、一端が前記駆動軸体に取り付けられて前記駆動軸体を支点として回動する駆動部材とを有し、該駆動部材の他端部が前記第1の積載部の下面に当接しており、前記駆動手段は、駆動モータと、該駆動モータと前記駆動軸体を連結する連結機構とを有し、前記駆動モータ及び前記連結機構は前記装置筐体の外面側に配設することが望ましい。
本発明のシート給送装置は、シート積載部を、搬送方向の下流側に位置する第1の積載部と、搬送方向上流側に位置する第2の積載部とに分離して、第1の積載部を上下方向に移動可能に装置筐体に支持して、第1の積載部をシート束の枚数に応じて上下方向に移動させて最上位に位置するシートをシート給送機構に対して所定の位置に位置づけるようにしたので、最上位に位置するシートをシート給送機構に対して所定の位置に位置づける際、シート束全体の荷重が掛かるシート積載部を駆動する必要がなく、小型の駆動源でシート束を上下方向にシート移動させることができるという効果がある。その結果、簡単な構成でしかも安価に、シート積載部に積載されるシートの枚数に関係なく安定してシートを給送することができる。
また、本発明のシート給送装置は、第1及び第2の積載部を連絡する橋絡部を、その搬送方向下流端で第1の積載部の搬送方向上流端に第1の積載部の幅方向に延びる軸回りに回動可能に支持して、橋絡部の搬送方向上流端が第2の積載部の上面に当接するようにしたから、シート搬送の際に第1の積載部が上下方向に移動しても、第1の積載部の移動に応じて橋絡部が支点軸回りに回動するから、シート積載部からのシート搬送が妨げられることがない。
本発明では、第1の積載部が前記上下方向に移動する際、前記第1の積載部を基準面に平行に案内するようにしたから、原稿枚数に拘わらず原稿給紙位置を常に一定の位置とすることができ、常に安定した給紙を行うことができるという効果がある。
本発明では、駆動機構がシート搬送方向と交差する第1の積載部の幅方向に延び装置筐体に回転可能に支持された駆動軸体と、一端が駆動軸体に取り付けられて駆動軸体を支点として回動する駆動部材とを有して、駆動部材の他端部を第1の積載部の下面に当接させて、駆動軸体の回転駆動によって駆動部材を、駆動軸体を支点として回動させ、第1の積載部を昇降するようにしたから、簡単な構成で第1の積載部を昇降させることができ、しかも、前述のように、第1の積載部に掛かる荷重はシート積載部全体に比べて少ないから、駆動源を小型にすることができる。この際、駆動モータと、駆動モータを駆動軸体に連結する連結機構とを装置筐体の外面側に配設するようにすれば、シート積載部内には駆動モータ及び連結機構が存在しないから、第1の積載部の駆動がスムーズに行えるばかりでなく、シート積載部自体の重量を軽量化できることになる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。但し、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは特に特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
まず、図1を参照して、シート給送装置として原稿自動給送装置を例にあげて説明するが、記録用紙搬送装置においても同様にして本発明を適用できる。図1は原稿自動給送装置10の外観を示す斜視図であり、図示の原稿自動給送装置10は、画像形成装置(例えば、複写機)とともに用いられ、画像形成装置(図示せず)本体の上面側に配置される。原稿自動給送装置10は原稿給紙トレイ(シート積載部)11及び原稿給送機構(シート給送機構)12を備えており、これら原稿給紙トレイ11及び原稿給送機構12は原稿自動給送装置筐体(以下単に装置筐体と呼ぶ)21に取り付けられている。図1においては、原稿給送機構12はカバー体21aで覆われており、このカバー体21aは一端部(図1において左端部)を支点軸として回動可能となっており、カバー体21aの他端部を把持して、カバー体21aを開閉すると、原稿給送機構12が露出する。
装置筐体21の底面は原稿排紙トレイ15を規定しており、この原稿排紙トレイ15は原稿給紙トレイ11の下側に位置づけられている。そして、後述するようにして、原稿給紙トレイ11にセットされた原稿は、原稿給送機構12によって1枚ずつ原稿読取位置に送られた後、原稿排紙トレイ15に排紙される。
図2も参照すると、前述のように、原稿給紙トレイ11上には原稿束が積載(セット)され、コピーボタンが押圧されると、原稿給送機構12では、原稿給紙トレイ11上に積載された原稿束から原稿を一枚ずつ分離して、原稿を第1の画像読取位置GP1に搬送する。
そして、第1の画像読取位置GP1で第1のスキャナユニット(図示せず)によって原稿の一面上の画像が読み取られた後、原稿は第2の原稿読取位置GP2に送られて、第2のスキャナユニット13によって原稿の他面上の原稿が読み取られる。そして、原稿は排紙ローラ対16によって原稿排紙トレイ15に原稿が排紙される。
図示の原稿自動給送装置10は両面印刷に対応したものであり、片面印刷の際には、例えば、第1の画像読取位置GP1でのみ原稿上の画像が読み取られることになる。なお、図示はしないが、画像形成装置においては、原稿読取によって得られた画像データに基づいて、感光体ドラム等の像担持体を露光して、像担持体上に静電潜像を形成する。そして、現像装置によって静電潜像を現像した後、像担持体上のトナー像を記録用紙に転写し、記録用紙上のトナー像を定着させて、用紙排紙トレイに排紙する。
図2に示すように、原稿給送機構12は原稿給紙トレイ11の後側(原稿搬送方向下流側)に配置されており、原稿給送機構12には、原稿給紙ローラ部(以下単に給紙ローラ部と呼ぶ)14が備えられており、この原稿給紙ローラ部14は、ローラハウジング14a、ピックアップローラ(ピックアップコロ)14b、フィード機構14c、及び分離ローラ14dを有している。
フィード機構14cは、一対のフィードローラ(フィードコロ)141を備えており、これらフィードローラ141にはフィードベルト142が張架され、フィードベルト142には分離ローラ14dが当接している。そして、ピックアップローラ14b及びフィード機構14cはローラハウジング14aに収納されており、分離ローラ14dは、原稿給送機構12のベース側に備えられている。なお、上述のフィード機構14cの代わりに、一つのフィードローラ141を備えて、このフィードローラ141を分離ローラ14dと対向して配置するようにしてもよい。
図1及び図2に示すように、原稿給紙トレイ11は、原稿給送機構12側(つまり、原稿搬送方向下流側)に位置する第1のトレイ部(第1の積載部)11aと、原稿搬送方向上流側に位置する第2のトレイ部(第2の積載部)11bとを有しており、第2のトレイ部11bはその原稿搬送方向下流側端を支点軸として装置筐体21に回動可能に装着されており、原稿排紙トレイ15に排紙された原稿束を取り出す際には、第2のトレイ部11bを支点軸回りに上向きに回動させて、排紙原稿束を原稿排紙トレイ15から取り出す。
第1のトレイ部11aは装置筐体21に対して図中上下方向(図中実線矢印で示す方向)に移動可能に装置筐体21に装着されており、第1のトレイ部11aの原稿搬送方向上流側端には、装置筐体21の幅方向に延びる支点軸22回りに回動可能に橋絡部11cが取り付けられており、この橋絡部11cの原稿搬送方向上流側の部分は、第2のトレイ部11bの上面に当接している。
図2に示すように、第2のトレイ部11bは、その原稿搬送方向下流側の部分で上面が斜め下方に傾斜する傾斜面11dを形成しており、この傾斜面11d上に橋絡部11cの原稿搬送方向上流側の部分が当接している。なお、第1のトレイ部11aの上面には原稿幅を規定する原稿ガイド23が設けられ、第1のトレイ部11aは原稿給送機構12に固定的に取り付けられ、第1のトレイ部11aの原稿搬送方向下流側端は、ピックアップローラ14bよりも下流側に位置する。
第1のトレイ部11aはトレイ駆動機構24によって、図2に示す基準位置(初期位置)から上方に駆動される。なお、第1のトレイ部11aが基準位置に位置する際、第1のトレイ部11aの上面(原稿積載面)の位置は基準面とされる。第1のトレイ部11aが基準位置にある際には、図2に示すように、橋絡部11cの下面は傾斜面11dに当接した状態であり、第1のトレイ部11aは第2のトレイ部11bよりも下側に位置している。
いま、原稿給紙トレイ11上に原稿束を載置すると、原稿検知センサ(図示せず)に原稿が検知され、これによって、第1のトレイ部11aがトレイ駆動機構24によって駆動されて、最上位位置にある原稿がピックアップローラ14bに当接するまで、第1のトレイ部11aが上昇する。そして、ピックアップローラ14bによって原稿がピックアップされ、分離ローラ14dによって、ピックアップローラ14bでピックアップされた原稿は、その一枚のみが分離されてフィード機構14cによって下流側に送出される。
図2に示すように、原稿給送機構12は、フィード機構14cの下流側に配置された原稿送り部20を有しており、この原稿送り部20は、大径の駆動ローラ25と小径の従動ローラ26及び27とを備えており、従動ローラ26及び27の周面は駆動ローラ25の周面に当接している。そして、原稿は原稿送り部20によって第1の原稿読取位置GP1に送られた後、第2の原稿読取位置GP2を通過して、原稿排紙トレイ15に排紙される。
原稿が給送されるにつれて、原稿給紙トレイ11上の原稿枚数が減っていくが、前述のように原稿検知センサによって原稿給紙トレイ上の最上位原稿が検知されており、この検知結果に応じてトレイ駆動機構24が駆動制御されて、最上位原稿は常にピックアップローラ14bに対して同一の位置に位置づけられることになる(つまり、最上位に位置する原稿は所定の位置に位置づけられる)。この際、橋絡部11cは、第1のトレイ部11aの上昇につれて支点軸22回りに破線矢印で示す方向(時計回り)に回動し、あたかも、橋絡部11cの原稿搬送方向上流側端を支点とするかのようにして回動することになる。
図3は第1のトレイ部11aが最も上昇した状態(最大上昇位置まで上昇した状態)を示しており、この状態においては、第1のトレイ部11aの上面がピックアップローラ14bに当接した状態となり、最大上昇位置まで上昇すると、第1のトレイ部11aはトレイ駆動機構24によって下方に移動されて、基準位置(初期位置)に復帰する。なお、第1のトレイ部11aが最大上昇位置に達する前においても、原稿給紙トレイ11上の原稿がなくなると、第1のトレイ部11aは下降することになる。
ここで、図4及び図5も参照すると、図4は第1のトレイ部11aを上方から見た斜視図、図5は第1のトレイ部11aを下方から見た斜視図である。前述のトレイ駆動機構24は案内部241を有しており、図示のように、この案内部241は第1のトレイ部11aの下外面に取り付けられており、案内部241は装置筐体21の幅方向に延びる支持部材31を備え、この支持部材31の幅方向両端部にはそれぞれ下方に突出する板状のフランジ部31a及び31bが形成されている。
フランジ部31a及び31b間には回転軸体32が回転可能に配設されており、また、フランジ部31aには所定の間隔をおいて一対のピニオン24dが回転可能に配設され、これらピニオン24dは互いに噛み合っている。同様にして、フランジ部31bにも所定の間隔をおいて一対のピニオン24eが回転可能に配設され、これらピニオン24eは互いに噛み合っている(図5ではピニオン24eの一方のみが見える)。ピニオン24d及び24eは互いに対向しており、互いに対向するピニオン24dとピニオン24eとの一つが回転軸体32で連結されている。そして、ピニオン24dは後述するラック24cとそれぞれ噛み合い、ピニオン24eはラック24f(図5では見えない)と噛み合っており、これらラックアンドピニオンによって案内部241が構成されることになる。
さらに、トレイ駆動機構24は、装置筐体21の幅方向に延びる回転駆動軸体24aとこの回転軸体24aにその一端が取り付けられた駆動ステー部(駆動部材)24bとを有し、駆動ステー部24bは第1のトレイ部11aの下面(支持部材31の下面)に沿って原稿搬送方向に延びている。回転駆動軸体24aは後述するように、ギア列(伝達機構)33(図4では省略されている)を介して駆動モータ34(図6参照、図4及び5では省略されている)に連結され、駆動モータ34が回転駆動されると、ギア列33を介して回転駆動軸体24aが回転して、駆動ステー部24bが回転駆動軸体24aを支点として回動することになる。
ここで、図6及び図7を参照すると、図6は装置筐体21の側部に備えられたカバー部材(図1に符号21bで示す部分)及び第1のトレイ部11aを取り外した状態を一側方側から示す斜視図であり、一方、図7は反対側の側方から示す斜視図である。図6に示すように、装置筐体21の側面板部21cの内面には前述の一対のラック24fが取り付けられ、これらラック24fは上方に延びている。また、図7に示すように、装置筐体21の側面板部21dの内面には前述の一対のラック24cが取り付けられ、これらラック24cは上方に延びている。
図6及び図7に示すように、側面板部21cの外面側にはギア列支持部材35が取り付けられて、このギア列支持部材35内にはギア列33が回転可能に収納支持され、ギア列支持部材35の外面には駆動モータ34が取り付けられて、駆動モータ34はギア列33を介して回転駆動軸体24aに連結されている。そして、回転駆動軸24aは側面板部21c及び21d間に回転可能に支持されている。このように、駆動モータ34及びギア列33を側面板部21cの側側に配置すれば、原稿給紙トレイ11内には駆動モータ34及び連ギア列33が存在しないから、第1のトレイ部11aの駆動がスムーズに行えるばかりでなく、原稿給紙トレイ自体を軽量化できる。
図2及び図3と図8及び図9とを参照して、いま、駆動モータ34が正転方向に回転駆動されると、回転駆動軸体24aが正転方向に回動する。これによって、図8及び図9に示すように、回転軸体24aにその一端が取り付けられた駆動ステー部24bが回転駆動軸体24aを支点として上向きに回動し、駆動ステー部24bの他端部が上昇して、第1のトレイ部11aの下面(支持部材31の下面)を上側に押圧する。
駆動ステー部24bの上向き回動によって、第1のトレイ部11aは、図5に示す基準位置から上側に上昇することになるが、この際には、案内部241に第1のトレイ部11aが案内されて上昇することになる。つまり、ピニオン24dがラック24cと噛み合いつつ上側に移動し、同様にピニオン24eがラック24fと噛み合いつつ上側に移動し、第1のトレイ部11aは上記の基準面に対して平行状態を保ったまま、ピニオン24d及び24eとラック24c及び24fに案内されて上昇することになる。言い換えると、第1のトレイ部11aは案内部241によって案内されて(ラック24c及び24fに沿って)基準面に対して平行な状態を保った状態で上側に移動することになる。
そして、前述したように、最上位位置にある原稿がピックアップローラ14bに当接するまで、第1のトレイ部11aが上昇し、ピックアップローラ14bによって原稿がピックアップされ、分離ローラ14dによって、ピックアップローラ14bでピックアップされた原稿は、その一枚のみが分離されてフィード機構14cによって下流側に送出されることになる。
一方、駆動モータ34を逆転方向に回転駆動すると、回転駆動軸体24aが逆回転して、駆動ステー部24bは回転駆動軸体24aを支点として下向きに回動し、これによって、第1のトレイ部11aは駆動ステー部24b下方に平行状態を保ったまま移動する。この際にも、第1のトレイ部11aは案内部241(つまり、ラック24c及び24fとピニオン24d及び24e)によって案内されつつ下方に移動する。なお、全ての原稿が送出された後、駆動モータ34をオフとすれば、第1のトレイ部11aは自重によって案内部241に案内されつつ落下し、基準位置に戻ることになる。
図10は第1のトレイ部11aが基準位置から上側に上昇する状態を模式的に示す図であり、図10(a)に示す基準位置から第1のトレイ部11aが案内部241に案内されて平行状態を保ったまま上昇し、最終的には図10(c)に示すように、第1のトレイ部11aの上面がピックアップローラ14bに当接する状態となる(図10は原稿が積載されていない状態で第1のトレイ部11aを上昇させている)。この際には、図10(a)に示すように、基準位置においては、橋絡部11cの下面が第2のトレイ部11bの傾斜面11dに当接した状態となっており、第1のトレイ部11aが上昇すると、橋絡部11cは支点軸22回りに時計回りに回動し、図10(b)に示すように、橋絡部11cの下面は傾斜面11dから徐々に離れて、橋絡部11cは原稿搬送方向上流端で傾斜面11dに当接することになり、最終的に図10(c)に示す状態となる。
このようにして、案内部241で平行状態を保ったまま第1のトレイ部11aを上昇させ、この際、橋絡部11cが原稿搬送方向下流側端を支点として回動して第1のトレイ部11aと第2のトレイ部11bとの連絡を保っているから、原稿給送の際、原稿枚数に拘わらず精度よく原稿を給送位置に位置づけることができることになる。
一方、図11に示すように、案内部241及び橋絡部11cを備えないと、図11(a)に示す位置から駆動ステー部24bによって第1のトレイ部11aを上昇させると、駆動ステー部24bの上向き回動に伴って、図11(b)に示すように、第1のトレイ部11aの先端側(原稿給送機構側)が後端側よりも持ち上がってしまい、原稿給紙トレイ11上の原稿枚数に応じて最上位位置の原稿位置(原稿の先端位置)が異なってしまうことなる。つまり、原稿読み取りによって、原稿給紙トレイ11上の原稿枚数が減っていくと、第1のトレイ部11aが駆動ステー部24bの回動によって上向きに移動することになるが、この際、第1のトレイ部11aの先端側が持ち上がってしまい、最上位位置の原稿位置が第1のトレイ部11aの上昇に連れて異なってしまい、原稿枚数が変化すると原稿を精度よく給送位置に位置づけることができなくなってしまう。
上述のようにして、実施例1においては、原稿給紙トレイ11を、原稿給送機構12側(原稿搬送方向下流側)に位置する第1のトレイ部11aと原稿搬送方向上流側に位置する第2のトレイ部11bとを分けて、第1のトレイ部11aのみを、原稿枚数に応じて上下方向に移動させ、最上位に位置する原稿端をピックアップローラ14bに当接させるようにしたから、原稿束全体の荷重は第1及び第2のトレイ部11a及び11b全体に掛かっていることを考慮すると、第1のトレイ部11aに掛かる荷重は少なくなり、その分第1のトレイ部11aを駆動するための駆動源を小型化できることになる。
さらに、第1のトレイ部11aと第2のトレイ部11bとの間には、第1のトレイ部11aの原稿搬送方向上流端に設けられた支点軸回りに回動可能な橋絡部が配置されているから、第1のトレイ部11aが上下方向に駆動されたとしても、第1及び第2のトレイ部11a及び11bとの連絡は良好に保たれ、原稿給送が妨げられることはない。
また、第1のトレイ部11aが上昇される際には、案内部241によって基準面と平行な関係を保ったままの状態で第1のトレイ部11aが上昇するから、原稿枚数に拘わらず常に原稿給送位置に原稿を精度よく位置づけることができる。
なお、図10に示すように、原稿排紙トレイ15は排紙方向下流側に向かって徐々に持ち上がっているから、原稿排紙トレイ15に排紙される原稿は原稿排紙トレイ15の後端側でその排紙速度が減速されることになって、排紙された原稿が原稿排紙トレイ15から落下することはない。
シート積載部が、シート搬送方向の下流側に位置する第1の積載部と、シート搬送方向上流側に位置する第2の積載部とに分離されて、第1の積載部を上下方向に移動可能に装置筐体に支持して、第1の積載部をシート束の枚数に応じて上下方向に移動させて最上位に位置するシートをシート給送機構に対して所定の位置に位置づけるようにする。この際、第1の積載部は予め規定された基準位置から上向きに移動され、第1の積載部が上下方向に移動する際には、第1の積載部を基準位置に平行に案内するようにしたから、原稿給紙トレイ上の原稿の給送ばかりでなく、記録用紙を給送する給紙装置等に適用できる。
本発明によるシート給送装置の一例である原稿自動給送装置の外観を示す斜視図である。 図1に示す原稿自動給送装置を第1のトレイ部が初期位置にある状態で示す断面図である。 図1に示す原稿自動給送装置を第1のトレイ部が最大上昇位置にある状態で示す断面図である。 図2に示す第1のトレイ部を上方から示す斜視図である。 図2に示す第1のトレイ部11aを下方から示す斜視図である。 装置筐体の側部に備えられたカバー部材及び第1のトレイ部を取り外した状態を一側方側から示す斜視図である。 装置筐体の側部に備えられたカバー部材及び第1のトレイ部を取り外した状態を反対側の側方から示す斜視図である。 図2に示す第1のトレイ部が案内部に沿って上昇した状態を下方から示す斜視図である。 図2に示す第1のトレイ部が案内部に沿って上昇した状態を原稿搬送方向から示す図である。 本発明による原稿自動給送装置における第1のトレイ部の移動(上昇)を概略的に示す断面図であり、(a)は第1のトレイ部が初期位置にある状態を示す図、(b)は第1のトレイ部が途中まで上昇した状態を示す図、(c)は第1のトレイ部が最大上昇位置にある状態を示す図である。 案内部及び橋絡部が存在しない場合の第1のトレイ部の移動を概略的に示す断面図であり、(a)は第1のトレイ部が初期位置にある状態を示す図、(b)は第1のトレイ部が最大上昇位置にある状態を示す図である。
符号の説明
10 原稿自動給送装置
11 原稿給紙トレイ
11a 第1のトレイ部
11b 第2のトレイ部
11c 橋絡部
11d 傾斜面
12 原稿給送機構
13 第2のスキャナユニット
14 原稿給紙ローラ部
15 原稿排紙トレイ
16 排紙ローラ対
21 装置筐体
22 支点軸
24 トレイ駆動機構
24a 回転駆動軸体
24b 駆動ステー部
24c,24f ラック
24d,24e ピニオン
241 案内部
31 支持部材
31a,31b フランジ部
32 回転軸体
33 ギア列
34 駆動モータ
35 ギア列支持部材

Claims (5)

  1. シート束が載置されるシート載置部と、該シート積載部から一枚ずつシートを所定の搬送方向に給送するシート給送機構と、前記シート積載部を支持する装置筐体とを備えるシート給送装置において、
    前記シート積載部は、前記搬送方向の下流側に位置する第1の積載部と、前記搬送方向上流側に位置する第2の積載部とに分離され、
    前記第1の積載部は上下方向に移動可能に前記装置筐体に支持され、
    前記第1の積載部を前記シート束の枚数に応じて前記上下方向に移動させて最上位に位置するシートを前記シート給送機構に対して所定の位置に位置づける駆動機構を有するとともに、
    前記第1及び前記第2の積載部を連絡する橋絡部を備え、
    該橋絡部はその搬送方向下流端で前記第1の積載部の前記搬送方向上流端に前記第1の積載部の幅方向に延びる軸回りに回動可能に支持され、
    前記橋絡部の搬送方向上流端は前記第2の積載部の上面に当接し、
    更に前記第2の積載部は前記搬送方向下流側に向かって斜め下向きに傾斜する傾斜面を有し、
    該傾斜面に前記橋絡部の搬送方向上流端が当接していることを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記第1の積載部が予め規定された基準位置に位置する際前記第1の積載部のシート積載面の位置が基準面と規定され、前記第1の積載部は前記基準面から上向きに移動され、
    前記第1の積載部が前記上下方向に移動する際、前記第1の積載部を前記基準面に平行に案内する案内手段を有することを特徴とする請求項記載のシート給送装置。
  3. 前記案内手段は前記装置筐体に設けられ前記上下方向に延びるラックと、該ラックと噛み合って前記ラックに沿って移動するピニオンとを有し、
    該ピニオンが前記第1の積載部に回転可能に装着されていることを特徴とする請求項記載のシート給送装置。
  4. 前記駆動機構は、前記搬送方向と交差する前記第1の積載部の幅方向に延び前記装置筐体に回転可能に支持された駆動軸体と、該駆動軸体を回転駆動する駆動手段と、一端が前記駆動軸体に取り付けられて前記駆動軸体を支点として回動する駆動部材とを有し、
    該駆動部材の他端部が前記第1の積載部の下面に当接していることを特徴とする請求項1〜いずれか1項記載のシート給送装置。
  5. 前記駆動手段は、駆動モータと、該駆動モータと前記駆動軸体を連結する連結機構とを有し、
    前記駆動モータ及び前記連結機構は前記装置筐体の外面側に配設されていることを特徴とする請求項記載のシート給送装置。
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