JP3918614B2 - 断線故障検知回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気または電子回路の、上位回路と接続する電源ライン、信号ラインまたは接地ラインの断線故障時に、通常の出力電圧範囲外の電圧をダイアグ電圧として出力する故障検知機能を具えた断線故障検知回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
図16は、従来の断線故障検知回路の構成を示す回路図である。従来の断線故障検知回路は、図16に示すように、電気または電子回路からなる機能回路1において、電源ライン11と信号ライン12との間に第1の抵抗手段21を接続するとともに、信号ライン12と接地ライン13との間に第2の抵抗手段22を接続した構成となっている。
【0003】
機能回路1の電源ライン11は、この機能回路1に電源を供給する上位回路4の電源ライン41に接続される。機能回路1の信号ライン12は、上位回路4の信号ライン42を介して信号出力端子45に接続される。機能回路1内には信号出力回路部3が設けられている。その信号出力回路部3内の信号出力回路出力段アンプ31から出力された信号は、信号ライン12,42を介して信号出力端子45から出力される。機能回路1の接地ライン13は、上位回路4の接地ライン43に接続される。
【0004】
上位回路4において、電源ライン41と信号ライン42との間の内部抵抗を第4の抵抗手段24とし、また信号ライン42と接地ライン43との間の内部抵抗を第5の抵抗手段25とする。上位回路4の電源ライン41および接地ライン43は、それぞれ電源端子44および接地端子46に接続されている。
【0005】
たとえば、図16に示す構成の断線故障検知回路を自動車用の半導体圧力センサーに適用した場合、機能回路1を構成するセンサーには電源電圧Vccとして5Vが供給される。図17に、半導体圧力センサーの出力電圧特性を模式的に示すが、同図に示すように、断線故障がない場合には、センサーの出力電圧Voutは、印加圧力に応じてたとえば0.5V〜4.5Vの正常出力電圧範囲7において変化する。
【0006】
上位回路4を構成するECU(Electronic Control Unit)とのインターフェイス部の電源ラインや信号ラインや接地ラインに断線が発生した場合には、センサーの出力電圧Voutは、正常出力電圧範囲7よりも低い電圧範囲(以下、下側ダイアグ電圧範囲とする)5か、または正常出力電圧範囲7よりも高い電圧範囲(以下、上側ダイアグ電圧範囲とする)6の電圧となる。
【0007】
ここで、説明の便宜上、本明細書において、第1の抵抗手段21の抵抗値をR1、第2の抵抗手段22の抵抗値をR2、第4の抵抗手段24の抵抗値をR4、第5の抵抗手段25の抵抗値をR5とする。このとき、前記内部抵抗値R01、R02、R03の値を加味した合成抵抗値、または、抵抗値Raの抵抗手段と抵抗値Rbの抵抗手段とが並列接続されたときの合成抵抗値をRa//Rbと表し、抵抗値Raの抵抗手段と抵抗値Rbの抵抗手段と抵抗値Rcの抵抗手段とが並列接続されたときの合成抵抗値をRa//Rb//Rcと表すことにする。
【0008】
機能回路1の電源ライン11と上位回路4の電源ライン41とが断線した場合には、出力電圧Voutは、第2の抵抗手段22と第5の抵抗手段25との並列接続による合成抵抗値(R2//R5)と、第4の抵抗手段24の抵抗値R4との分圧比から求められる。したがって、Voutはつぎの(1)式で表される。
【0009】
Vout={R2//R02//R5//(R1//R01+R03)}/{R2//R02//R5//(R1//R01+R03)+R4}×Vcc ・・・(1)
【0010】
このときのVoutの値は、下側ダイアグ電圧範囲5に含まれるため、0.5Vよりも低い値となる。したがって、断線故障検知回路を構成する第2の抵抗手段22は、その抵抗値R2がつぎの(2)式を満たすように、選択される。
【0011】
{R2//R02//R5//(R1//R01+R03)}/{R2//R02//R5//(R1//R01+R03)+R4}×Vcc<0.5 ・・・(2)
【0012】
一方、機能回路1の接地ライン13と上位回路4の接地ライン43とが断線した場合には、出力電圧Voutは、第1の抵抗手段21と第4の抵抗手段24との並列接続による合成抵抗値(R1//R4)と、第5の抵抗手段25の抵抗値R5との分圧比から求められる。したがって、Voutはつぎの(3)式で表される。
【0013】
Vout=R5/{(R1//R01//R4)//(R2//R02+R03)+R5}×Vcc ・・・(3)
【0014】
このときのVoutの値は、上側ダイアグ電圧範囲6に含まれるため、4.5Vよりも高い値となる。したがって、断線故障検知回路を構成する第1の抵抗手段21は、その抵抗値R1がつぎの(4)式を満たすように、選択される。
【0015】
R5/{(R1//R01//R4)//(R2//R02+R03)+R5}×Vcc>4.5 ・・・(4)
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
近時、自動車の高精度な電子制御化が進み、センサーの正常出力電圧範囲7がたとえば0.3V〜4.8Vと広がっている。それに伴って、下側ダイアグ電圧範囲5を0.3Vよりも低い範囲としなければならない。そのためには、第2の抵抗手段22の抵抗値R2を従来よりも小さくする必要がある。一方、上側ダイアグ電圧範囲6は4.8Vよりも高い範囲でなければならず、そのためには、第1の抵抗手段21の抵抗値R1は従来よりも小さくなければならない。
【0017】
しかしながら、第2の抵抗手段22の抵抗値R2を小さくすると、正常動作時の機能回路1の信号出力回路出力段アンプ31のソース電流を大きくする必要があり、それによって、たとえばトランジスタサイズの拡大などによる回路規模の拡大を招くという問題点がある。また、第1の抵抗手段21の抵抗値R1を小さくする場合も同様であり、正常動作時の機能回路1の信号出力回路出力段アンプ31のシンク電流を大きくする必要があり、それによって、たとえばトランジスタサイズの拡大などによる回路規模の拡大を招くという問題点がある。
【0018】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、回路規模の拡大要因となる信号出力回路の、シンク電流やソース電流などの負荷駆動能力の制約を受けずに、下側ダイアグ電圧範囲の上限値を下げることができ、また、上側ダイアグ電圧範囲の下限値を上げることができる断線故障検知回路を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、電源ラインと信号ラインとの間、および信号ラインと接地ラインとの間の一方または両方に抵抗手段が接続された構成の上位回路に接続される機能回路であって、機能回路側電源ラインと機能回路側信号ラインとの間に接続された第1の抵抗手段、および機能回路側信号ラインと機能回路側接地ラインとの間に接続された第2の抵抗手段のうちの一方または両方を備え、かつ機能回路側電源ラインと機能回路側接地ラインとの間に第3の抵抗手段が接続された構成の回路であることを特徴とする。
【0020】
この発明によれば、第3の抵抗手段があるため、機能回路側電源ラインと上位回路の電源ラインとが断線したときには、見かけ上のプルダウン抵抗値が低くなり、一方、機能回路側接地ラインと上位回路の接地ラインとが断線したときには、見かけ上のプルアップ抵抗値が低くなる。また、第3の抵抗手段は、機能回路内の信号出力回路の負荷駆動能力とは無関係であるため、断線がない場合の出力信号の電圧値には影響を与えない。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる断線故障検知回路の構成を示す回路図である。図1に示すように、実施の形態1にかかる断線故障検知回路は、図16に示す従来の断線故障検知回路の機能回路側電源ライン11と機能回路側接地ライン13との間に、第3の抵抗手段23を接続したものである。つまり、機能回路101において、電源ライン11と信号ライン12との間に第1の抵抗手段21が接続され、信号ライン12と接地ライン13との間に第2の抵抗手段22が接続され、さらに電源ライン11と接地ライン13との間に第3の抵抗手段23が接続されている。機能回路101のその他の構成および上位回路4の構成は、図16に示す従来構成と同じであるので、図16と同一の符号を付して説明を省略する。
【0022】
図1に示す構成において、図2に示すように、機能回路101の電源ライン11と上位回路4の電源ライン41とが断線した場合には、第2の抵抗手段22と、上位回路4の第5の抵抗手段25と、第1の抵抗手段21と第3の抵抗手段23の直列接続体とが、並列に接続された状態となる。このとき、前記内部抵抗値R01、R02、R03の値を加味した合成抵抗値(R2//R02//R5//(R1//R01+R3//R03))で示される見かけ上のプルダウン抵抗値は、図16に示す従来構成において電源ライン11,41が断線したときのプルダウン抵抗値よりも低くなる。ただし、R3は第3の抵抗手段23の抵抗値である。
【0023】
したがって、この見かけ上のプルダウン抵抗値(R2//R02//R5//(R1//R01+R3//R03)))と上位回路4の第4の抵抗手段24の抵抗値R4との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(5)式であらわされ、図16に示す従来構成の場合に比べて低くなる。
【0024】
Vout={R2//R02//R5//(R1//R01+R3//R03)}/{R2//R02//R5(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vcc ・・・(5)
【0025】
ここで、第3の抵抗手段23は、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(ソース電流)に無関係であるため、断線がない場合の出力信号の電圧値には影響を与えない。したがって、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(ソース電流)を上げずに済むので、回路規模の拡大を抑制することができる。
【0026】
また、図1に示す構成において、図3に示すように、機能回路101の接地ライン13と上位回路4の接地ライン43とが断線した場合には、第1の抵抗手段21と、上位回路4の第4の抵抗手段24と、第2の抵抗手段22と第3の抵抗手段23の直列接続体とが、並列に接続された状態となる。このとき、前記内部抵抗値R01、R02、R03の値を加味した合成抵抗値(R1//R01//R4//(R2//R02+R3//R03))で示される見かけ上のプルアップ抵抗値は、図16に示す従来構成において接地ライン13,43が断線したときのプルアップ抵抗値よりも低くなる。
【0027】
したがって、この見かけ上のプルアップ抵抗値(R1//R01//R4//(R2//R02+R3//R03))と上位回路4の第5の抵抗手段25の抵抗値R5との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(6)式であらわされ、図16に示す従来構成の場合に比べて高くなる。
【0028】
Vout=R5/{R1//R01//R4//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vcc ・・・(6)
【0029】
この場合も、第3の抵抗手段23は、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(シンク電流)に無関係であるため、断線がない場合の出力信号の電圧値には影響を与えない。したがって、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(シンク電流)を上げずに済むので、回路規模の拡大を抑制することができる。
【0030】
ここで、前記(5)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の下側ダイアグ電圧範囲5に含まれ、かつ前記(6)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の上側ダイアグ電圧範囲6に含まれる。したがって、図1に示す構成では、第1の抵抗手段21の抵抗値R1、第2の抵抗手段22の抵抗値R2および第3の抵抗手段23の抵抗値R3は、つぎの(7)式および(8)式をともに満たすように、選択される。
【0031】
{R2//R02//R5//(R1//R01+R3//R03)}/{R2//R02//R5(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vcc≦(下側ダイアグ電圧範囲5の上限値) ・・・(7)
R5/{R1//R01//R4//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vcc≧(上側ダイアグ電圧範囲6の下限値) ・・・(8)
【0032】
たとえば、センサーの正常出力電圧範囲7が0.3V〜4.8Vの場合には、つぎの(9)式および(10)式をともに満たす必要がある。
【0033】
{R2//R02//R5//(R1//R01+R3//R03)}/{R2//R02//R5(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vcc<0.3 ・・・(9)
R5/{R1//R01//R4//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vcc>4.8 ・・・(10)
【0034】
図4に示すように、機能回路101が、第4の抵抗手段24のみを有する上位回路104に接続されている場合に、機能回路101の電源ライン11と上位回路104の電源ライン41とが断線すると、つぎのようになる。すなわち、第2の抵抗手段22と、第1の抵抗手段21と第3の抵抗手段23の直列接続体とが、並列に接続された状態となる。このとき、前記内部抵抗値R01、R02、R03の値を加味した合成抵抗値(R2//R02//(R1//R01+R3//R03))で示される見かけ上のプルダウン抵抗値は、プルダウン抵抗が第2の抵抗手段22のみで構成される場合の抵抗値よりも低くなる。
【0035】
したがって、この見かけ上のプルダウン抵抗値(R2//R02//(R1//R01+R3//R03))と上位回路104の第4の抵抗手段24の抵抗値R4との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(11)式であらわされ、第3の抵抗手段23がない場合よりも低くなる。
【0036】
Vout={R2//R02//(R1//R01+R3//R03)}/{R2//R02//(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vcc ・・・(11)
【0037】
この場合も、第3の抵抗手段23は、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(ソース電流)に無関係であり、断線がない場合の出力信号の電圧値に影響を与えないので、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(ソース電流)を上げずに済む。したがって、回路規模の拡大を抑制することができる。
【0038】
ここで、前記(11)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の下側ダイアグ電圧範囲5に含まれる。したがって、図4に示す構成では、第1の抵抗手段21の抵抗値R1、第2の抵抗手段22の抵抗値R2および第3の抵抗手段23の抵抗値R3は、つぎの(12)式を満たすように、選択される。たとえば、センサーの正常出力電圧範囲7が0.3V〜4.8Vの場合には、つぎの(13)式を満たす必要がある。
【0039】
Vout={R2//R02//(R1//R01+R3//R03)}/{R2//R02//(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vcc≦(下側ダイアグ電圧範囲5の上限値) ・・・(12)
Vout={R2//R02//(R1//R01+R3//R03)}/{R2//R02//(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vcc<0.3 ・・・(13)
【0040】
また、図5に示すように、機能回路101が、第5の抵抗手段25のみを有する上位回路204に接続されている場合に、機能回路101の接地ライン13と上位回路204の接地ライン43とが断線すると、つぎのようになる。すなわち、第1の抵抗手段21と、第2の抵抗手段22と第3の抵抗手段23の直列接続体とが、並列に接続された状態となる。このとき、前記内部抵抗値R01、R02、R03の値を加味した合成抵抗値(R1//R01//(R2//R02+R3//R03))で示される見かけ上のプルアップ抵抗値は、プルアップ抵抗が第1の抵抗手段21のみで構成される場合の抵抗値よりも低くなる。
【0041】
したがって、この見かけ上のプルアップ抵抗値(R1//R01//(R2//R02+R3//R03))と上位回路204の第5の抵抗手段25の抵抗値R5との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(14)式であらわされ、第3の抵抗手段23がない場合よりも低くなる。
【0042】
Vout=R5/{R1//R01//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vcc ・・・(14)
【0043】
この場合も、第3の抵抗手段23は、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(シンク電流)に無関係であり、断線がない場合の出力信号の電圧値に影響を与えないので、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(シンク電流)を上げずに済む。したがって、回路規模の拡大を抑制することができる。
【0044】
ここで、前記(14)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の上側ダイアグ電圧範囲6に含まれる。したがって、図5に示す構成では、第1の抵抗手段21の抵抗値R1、第2の抵抗手段22の抵抗値R2および第3の抵抗手段23の抵抗値R3は、つぎの(15)式を満たすように、選択される。たとえば、センサーの正常出力電圧範囲7が0.3V〜4.8Vの場合には、つぎの(16)式を満たす必要がある。
【0045】
R5/{R1//R01//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vcc≧(上側ダイアグ電圧範囲6の下限値) ・・・(15)
R5/{R1//R01//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vcc>4.8 ・・・(16)
【0046】
上述した実施の形態1によれば、第3の抵抗手段23があるため、機能回路側電源ライン11と上位回路4,104の電源ライン41とが断線したときには、見かけ上のプルダウン抵抗値が低くなる。一方、機能回路側接地ライン13と上位回路4,204の接地ライン43とが断線したときには、見かけ上のプルアップ抵抗値が低くなる。その際、機能回路101内の信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力を上げずに済むため、回路規模の拡大を回避しつつ、下側ダイアグ電圧範囲5の上限値を下げることができ、また、上側ダイアグ電圧範囲6の下限値を上げることができる。
【0047】
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2にかかる断線故障検知回路の構成を示す回路図である。図6に示すように、実施の形態2にかかる断線故障検知回路は、図16に示す従来の断線故障検知回路において機能回路側電源ライン11と機能回路側接地ライン13との間に第3の抵抗手段23を接続し、かつ第2の抵抗手段22(図16参照)を取り除いたものである。つまり、機能回路201において、電源ライン11と信号ライン12との間に第1の抵抗手段21が接続され、電源ライン11と接地ライン13との間に第3の抵抗手段23が接続されている。機能回路201のその他の構成および上位回路4の構成は、図16に示す従来構成と同じであるので、図16と同一の符号を付して説明を省略する。
【0048】
図6に示す構成において、図7に示すように、機能回路201の電源ライン11と上位回路4の電源ライン41とが断線した場合には、上位回路4の第5の抵抗手段25と、第1の抵抗手段21と第3の抵抗手段23の直列接続体とが、並列に接続された状態となる。このとき、前記内部抵抗値R01、R02、R03の値を加味した合成抵抗値(R5//R02//(R1//R01+R3//R03))が見かけ上のプルダウン抵抗値となる。
【0049】
したがって、この見かけ上のプルダウン抵抗値(R5//R02//(R1//R01+R3//R03))と上位回路4の第4の抵抗手段24の抵抗値R4との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(17)式であらわされ、第3の抵抗手段23がない場合よりも低くなる。
【0050】
Vout={R5//R02//(R1//R01+R3//R03)}/{R5//R02//(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vcc ・・・(17)
【0051】
ここで、第3の抵抗手段23は、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(ソース電流)に無関係であり、断線がない場合の出力信号の電圧値に影響を与えないので、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(ソース電流)を上げずに済む。したがって、回路規模の拡大を抑制することができる。
【0052】
また、図6に示す構成において、図8に示すように、機能回路201の接地ライン13と上位回路4の接地ライン43とが断線した場合には、第1の抵抗手段21と、上位回路4の第4の抵抗手段24とが、並列に接続された状態となる。このときの合成抵抗値(R1//R01//R4//(R3//R03+R02)が見かけ上のプルアップ抵抗値となる。
【0053】
したがって、この見かけ上のプルアップ抵抗値(R1//R01//R4//(R3//R03+R02)と上位回路4の第5の抵抗手段25の抵抗値R5との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(18)式であらわされる。
【0054】
Vout=R5/{R1//R01//R4//(R3//R03+R02)+R5}×Vcc ・・・(18)
【0055】
ここで、前記(17)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の下側ダイアグ電圧範囲5に含まれ、かつ前記(18)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の上側ダイアグ電圧範囲6に含まれる。したがって、図6に示す構成では、第1の抵抗手段21の抵抗値R1および第3の抵抗手段23の抵抗値R3は、つぎの(19)式および(20)式をともに満たすように、選択される。
【0056】
{R5//R02//(R1//R01+R3//R03)}/{R5//R02//(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vcc≦(下側ダイアグ電圧範囲5の上限値) ・・・(19)
R5/{R1//R01//R4//(R3//R03+R02)+R5}×Vcc≧(上側ダイアグ電圧範囲6の下限値) ・・・(20)
【0057】
たとえば、センサーの正常出力電圧範囲7が0.3V〜4.8Vの場合には、つぎの(21)式および(22)式をともに満たす必要がある。
【0058】
{R5//R02//(R1//R01+R3//R03)}/{R5//R02//(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vcc<0.3 ・・・(21)
R5/{R1//R01//R4//(R3//R03+R02)+R5}×Vcc>4.8 ・・・(22)
【0059】
図9に示すように、機能回路201が、第4の抵抗手段24のみを有する上位回路104に接続されている場合に、機能回路201の電源ライン11と上位回路104の電源ライン41とが断線すると、つぎのようになる。すなわち、第1の抵抗手段21と第3の抵抗手段23とが直列に接続された状態となる。このとき、前記内部抵抗値R01、R02、R03の値を加味した合成抵抗値((R1//R01+R3//R03)//R02)がプルダウン抵抗値となる。
【0060】
したがって、このプルダウン抵抗値((R1//R01+R3//R03)//R02)と上位回路104の第4の抵抗手段24の抵抗値R4との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(23)式であらわされる。
【0061】
Vout={(R1//R01+R3//R03)//R02}/{(R1//R01+R3//R03)//R02+R4}×Vcc ・・・(23)
【0062】
この場合も、第3の抵抗手段23は、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(ソース電流)に無関係であり、断線がない場合の出力信号の電圧値に影響を与えないので、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(ソース電流)を上げずに済む。したがって、回路規模の拡大を抑制することができる。
【0063】
ここで、前記(23)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の下側ダイアグ電圧範囲5に含まれる。したがって、図9に示す構成では、第1の抵抗手段21の抵抗値R1および第3の抵抗手段23の抵抗値R3は、つぎの(24)式を満たすように、選択される。たとえば、センサーの正常出力電圧範囲7が0.3V〜4.8Vの場合には、つぎの(25)式を満たす必要がある。
【0064】
{(R1//R01+R3//R03)//R02}/{(R1//R01+R3//R03)//R02+R4}×Vcc≦(下側ダイアグ電圧範囲5の上限値) ・・・(24)
{(R1//R01+R3//R03)//R02}/{(R1//R01+R3//R03)//R02+R4}×Vcc<0.3 ・・・(25)
【0065】
また、図10に示すように、機能回路201が、第5の抵抗手段25のみを有する上位回路204に接続されている場合に、機能回路201の接地ライン13と上位回路204の接地ライン43とが断線すると、第1の抵抗手段21がプルアップ抵抗となる。前記内部抵抗R01、R02、R03の値を加味するとプルアップ抵抗値は、(R1//R01//(R3//R03+R02))となる。
【0066】
したがって、このプルアップ抵抗値(R1//R01//(R3//R03+R02))と上位回路204の第5の抵抗手段25の抵抗値R5との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(26)式であらわされる。
【0067】
Vout=R5/{R1//R01//(R3//R03+R02)+R5}×Vcc ・・・(26)
【0068】
ここで、前記(26)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の上側ダイアグ電圧範囲6に含まれる。したがって、図10に示す構成では、第1の抵抗手段21の抵抗値R1は、つぎの(27)式を満たすように、選択される。たとえば、センサーの正常出力電圧範囲7が0.3V〜4.8Vの場合には、つぎの(28)式を満たす必要がある。
【0069】
R5/{R1//R01//(R3//R03+R02)+R5}×Vcc≧(上側ダイアグ電圧範囲6の下限値) ・・・(27)
R5/{R1//R01//(R3//R03+R02)+R5}×Vcc>4.8
・・・(28)
【0070】
上述した実施の形態2によれば、第1の抵抗手段21を、電源ラインの断線時には第3の抵抗手段23を介してプルダウン抵抗として使用し、接地ラインの断線時にはプルアップ抵抗として使用することにより、第2の抵抗手段22を省略することができる。したがって、断線していない正常動作時には、第2の抵抗手段22による信号出力回路出力段アンプ31のソース電流能力の制約を受けないので、出力回路の回路規模を小さくすることができる。
【0071】
実施の形態3.
図11は、本発明の実施の形態3にかかる断線故障検知回路の構成を示す回路図である。図11に示すように、実施の形態3にかかる断線故障検知回路は、図16に示す従来の断線故障検知回路において機能回路側電源ライン11と機能回路側接地ライン13との間に第3の抵抗手段23を接続し、かつ第1の抵抗手段21(図16参照)を取り除いたものである。つまり、機能回路301において、信号ライン12と接地ライン13との間に第2の抵抗手段22が接続され、電源ライン11と接地ライン13との間に第3の抵抗手段23が接続されている。機能回路301のその他の構成および上位回路4の構成は、図16に示す従来構成と同じであるので、図16と同一の符号を付して説明を省略する。
【0072】
図11に示す構成において、図12に示すように、機能回路301の電源ライン11と上位回路4の電源ライン41とが断線した場合には、第2の抵抗手段22と上位回路4の第5の抵抗手段25とが並列に接続された状態となる。このとき、前記内部抵抗値R01、R02、R03の値を加味した合成抵抗値(R2//R02//R5//(R01+R3//R03))がプルダウン抵抗値となる。
【0073】
したがって、このプルダウン抵抗値(R2//R02//R5//(R01+R3//R03))と上位回路4の第4の抵抗手段24の抵抗値R4との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(29)式であらわされる。
【0074】
Vout={R2//R02//R5//(R01+R3//R03)}/{R2//R02//R5//(R01+R3//R03)+R4}×Vcc ・・・(29)
【0075】
また、図11に示す構成において、図13に示すように、機能回路301の接地ライン13と上位回路4の接地ライン43とが断線した場合には、上位回路4の第4の抵抗手段24と、第2の抵抗手段22と第3の抵抗手段23の直列接続体とが、並列に接続された状態となる。このとき、前記内部抵抗値R01、R02、R03の値を加味した合成抵抗値(R4//(R2//R02+R3//R03)//R01)が見かけ上のプルダウン抵抗値となる。
【0076】
したがって、この見かけ上のプルアップ抵抗値(R4//(R2//R02+R3//R03)//R01)と上位回路4の第5の抵抗手段25の抵抗値R5との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(30)式であらわされる。
【0077】
Vout=R5/{R4//(R2//R02+R3//R03)//R01+R5}×Vcc ・・・(30)
【0078】
この場合も、第3の抵抗手段23は、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(シンク電流)に無関係であり、断線がない場合の出力信号の電圧値に影響を与えないので、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(シンク電流)を上げずに済む。したがって、回路規模の拡大を抑制することができる。
【0079】
ここで、前記(29)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の下側ダイアグ電圧範囲5に含まれ、かつ前記(30)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の上側ダイアグ電圧範囲6に含まれる。したがって、図11に示す構成では、第2の抵抗手段22の抵抗値R2および第3の抵抗手段23の抵抗値R3は、つぎの(31)式および(32)式をともに満たすように、選択される。
【0080】
{R2//R02//R5//(R01+R3//R03)}/{R2//R02//R5//(R01+R3//R03)+R4}×Vcc≦(下側ダイアグ電圧範囲5の上限値) ・・・(31)
R5/{R4//(R2//R02+R3//R03)//R01+R5}×Vcc≧(上側ダイアグ電圧範囲6の下限値) ・・・(32)
【0081】
たとえば、センサーの正常出力電圧範囲7が0.3V〜4.8Vの場合には、つぎの(33)式および(34)式をともに満たす必要がある。
【0082】
{R2//R02//R5//(R01+R3//R03)}/{R2//R02//R5//(R01+R3//R03)+R4}×Vcc<0.3 ・・・(33)
R5/{R4//(R2//R02+R3//R03)//R01+R5}×Vcc>4.8 ・・・(34)
【0083】
図14に示すように、機能回路301が、第4の抵抗手段24のみを有する上位回路104に接続されている場合に、機能回路301の電源ライン11と上位回路104の電源ライン41とが断線すると、第2の抵抗手段22がプルダウン抵抗となる。前記内部抵抗R01、R02、R03の値を加味するとプルアップ抵抗値は、(R2//R02//(R3//R03+R01))となる。
【0084】
したがって、このプルダウン抵抗値R2と上位回路104の第4の抵抗手段24の抵抗値R4との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(35)式であらわされる。
【0085】
Vout={R2//R02//(R3//R03+R01)}/{R2//R02//(R3//R03+R01)+R4}×Vcc ・・・(35)
【0086】
ここで、前記(35)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の下側ダイアグ電圧範囲5に含まれる。したがって、図14に示す構成では、第2の抵抗手段22の抵抗値R2は、つぎの(36)式を満たすように、選択される。たとえば、センサーの正常出力電圧範囲7が0.3V〜4.8Vの場合には、つぎの(37)式を満たす必要がある。
【0087】
{R2//R02//(R3//R03+R01)}/{R2//R02//(R3//R03+R01)+R4}×Vcc≦(下側ダイアグ電圧範囲5の上限値) ・・・(36)
{R2//R02//(R3//R03+R01)}/{R2//R02//(R3//R03+R01)+R4}×Vcc<0.3 ・・・(37)
【0088】
また、図15に示すように、機能回路301が、第5の抵抗手段25のみを有する上位回路204に接続されている場合に、機能回路301の接地ライン13と上位回路204の接地ライン43とが断線すると、つぎのようになる。すなわち、第2の抵抗手段22と第3の抵抗手段23とが直列に接続された状態となる。このとき、前記内部抵抗値R01、R02、R03の値を加味した合成抵抗値(R01//(R2//R02+R3//R03))がプルアップ抵抗となる。前記内部抵抗R01、R02、R03の値を加味するとプルアップ抵抗値は、(R01//(R2//R02+R3//R03))となる。
【0089】
したがって、このプルアップ抵抗値(R01//(R2//R02+R3//R03))と上位回路204の第5の抵抗手段25の抵抗値R5との分圧比から求められる出力電圧Voutは、つぎの(38)式であらわされる。
【0090】
Vout=R5/{R01//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vcc ・・・(38)
【0091】
この場合も、第3の抵抗手段23は、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(シンク電流)に無関係であり、断線がない場合の出力信号の電圧値に影響を与えないので、信号出力回路出力段アンプ31の負荷駆動能力(シンク電流)を上げずに済む。したがって、回路規模の拡大を抑制することができる。
【0092】
ここで、前記(38)式で表される出力電圧Voutの値は、図17の上側ダイアグ電圧範囲6に含まれる。したがって、図15に示す構成では、第2の抵抗手段22の抵抗値R2および第3の抵抗手段23の抵抗値R3は、つぎの(39)式を満たすように、選択される。たとえば、センサーの正常出力電圧範囲7が0.3V〜4.8Vの場合には、つぎの(40)式を満たす必要がある。
【0093】
R5/{R01//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vcc≧(上側ダイアグ電圧範囲6の下限値) ・・・(39)
R5/{R01//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vcc>4.8
・・・(40)
【0094】
上述した実施の形態3によれば、第2の抵抗手段22を、電源ラインの断線時にはプルダウン抵抗として使用し、接地ラインの断線時には第3の抵抗手段23を介してプルアップ抵抗として使用することにより、第1の抵抗手段21を省略することができる。したがって、断線していない正常動作時には、第1の抵抗手段21による信号出力回路出力段アンプ31のシンク電流能力の制約を受けないので、出力回路の回路規模を小さくすることができる。
【0095】
以上において本発明は、上述した各実施の形態に限らず、種々変更可能である。また、本発明は、機能回路が半導体圧力センサーである場合に限らず、温度、湿度、速度、加速度、光、磁気または音など種々の物理量に対するセンサーを機能回路とする装置の断線故障検知回路に適用できる。
【0096】
【発明の効果】
本発明によれば、第3の抵抗手段があるため、機能回路側電源ラインと上位回路の電源ラインとが断線したときには、見かけ上のプルダウン抵抗値が低くなり、一方、機能回路側接地ラインと上位回路の接地ラインとが断線したときには、見かけ上のプルアップ抵抗値が低くなる。また、第3の抵抗手段は、機能回路内の信号出力回路の負荷駆動能力とは無関係であるため、断線がない場合の出力信号の電圧値には影響を与えない。したがって、信号出力回路の負荷駆動能力を上げずに済むので、回路規模の拡大を回避しつつ、下側ダイアグ電圧範囲の上限値を下げることができ、また、上側ダイアグ電圧範囲の下限値を上げることができるという効果が得られる。
【0097】
また、本発明によれば、第1の抵抗手段を断線故障時のプルアップ抵抗およびプルダウン抵抗として兼用することにより、第2の抵抗手段を省略することができ、また、第2の抵抗手段を断線故障時のプルアップ抵抗およびプルダウン抵抗として兼用することにより、第1の抵抗手段を省略することができる。したがって、信号出力回路のソース電流能力やシンク電流能力などの負荷駆動能力に制限されることなく、回路規模を縮小することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる断線故障検知回路の構成を示す回路図である。
【図2】本発明の実施の形態1にかかる断線故障検知回路において電源ラインが断線した状態を示す回路図である。
【図3】本発明の実施の形態1にかかる断線故障検知回路において接地ラインが断線した状態を示す回路図である。
【図4】本発明の実施の形態1にかかる断線故障検知回路において電源ラインが断線した状態の別の例を示す回路図である。
【図5】本発明の実施の形態1にかかる断線故障検知回路において接地ラインが断線した状態の別の例を示す回路図である。
【図6】本発明の実施の形態2にかかる断線故障検知回路の構成を示す回路図である。
【図7】本発明の実施の形態2にかかる断線故障検知回路において電源ラインが断線した状態を示す回路図である。
【図8】本発明の実施の形態2にかかる断線故障検知回路において接地ラインが断線した状態を示す回路図である。
【図9】本発明の実施の形態2にかかる断線故障検知回路において電源ラインが断線した状態の別の例を示す回路図である。
【図10】本発明の実施の形態2にかかる断線故障検知回路において接地ラインが断線した状態の別の例を示す回路図である。
【図11】本発明の実施の形態3にかかる断線故障検知回路の構成を示す回路図である。
【図12】本発明の実施の形態3にかかる断線故障検知回路において電源ラインが断線した状態を示す回路図である。
【図13】本発明の実施の形態3にかかる断線故障検知回路において接地ラインが断線した状態を示す回路図である。
【図14】本発明の実施の形態3にかかる断線故障検知回路において電源ラインが断線した状態の別の例を示す回路図である。
【図15】本発明の実施の形態3にかかる断線故障検知回路において接地ラインが断線した状態の別の例を示す回路図である。
【図16】従来の断線故障検知回路の構成を示す回路図である。
【図17】半導体圧力センサーの出力電圧範囲について説明するためのグラフである。
【符号の説明】
1,101,201,301 機能回路
11 機能回路側電源ライン
12 機能回路側信号ライン
13 機能回路側接地ライン
21 第1の抵抗手段
22 第2の抵抗手段
23 第3の抵抗手段
24 第4の抵抗手段
25 第5の抵抗手段
3 信号出力回路部
31 信号出力回路出力段アンプ
4,104,204 上位回路
41 電源ライン
42 信号ライン
43 接地ライン
45 信号出力端子
Claims (15)
- 電源ラインと信号ラインとの間に抵抗手段が接続され、かつ信号ラインと接地ラインとの間に別の抵抗手段が接続され、かつ前記信号ラインに接続された信号出力端子を有する上位回路に接続される機能回路であって、
前記上位回路の電源ラインに接続される機能回路側電源ラインと、
前記上位回路の信号ラインに接続される機能回路側信号ラインと、
前記上位回路の接地ラインに接続される機能回路側接地ラインと、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側信号ラインとの間に接続された第1の抵抗手段と、
前記機能回路側信号ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第2の抵抗手段と、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第3の抵抗手段と、
を具備することを特徴とする断線故障検知回路。 - 電源電圧をVcc、前記第1の抵抗手段の抵抗値をR1、前記第2の抵抗手段の抵抗値をR2、前記第3の抵抗手段の抵抗値をR3、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、電源ラインと信号ラインとの間に接続された前記抵抗手段の抵抗値をR4、前記上位回路の、信号ラインと接地ラインとの間に接続された抵抗手段の抵抗値をR5とし、抵抗値Raの抵抗手段と抵抗値Rbの抵抗手段と抵抗値Rcの抵抗手段とが並列接続されたときの合成抵抗値をRa//Rb//Rcと表すと、
前記機能回路側電源ラインと前記上位回路の電源ラインとの接続部分の断線故障時に、{R2//R02//R5//(R1//R01+R3//R03)}/{R2//R02//R5//(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも低くなるように、前記R1、R2およびR3の各値が選択されることを特徴とする請求項1に記載の断線故障検知回路。 - 電源電圧をVcc、前記第1の抵抗手段の抵抗値をR1、前記第2の抵抗手段の抵抗値をR2、前記第3の抵抗手段の抵抗値をR3、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、電源ラインと信号ラインとの間に接続された前記抵抗手段の抵抗値をR4、前記上位回路の、信号ラインと接地ラインとの間に接続された抵抗手段の抵抗値をR5とし、抵抗値Raの抵抗手段と抵抗値Rbの抵抗手段と抵抗値Rcの抵抗手段とが並列接続されたときの合成抵抗値をRa//Rb//Rcと表すと、
前記機能回路側接地ラインと前記上位回路の接地ラインとの接続部分の断線故障時に、R5/{R1//R01//R4//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも高くなるように、前記R1、R2およびR3の各値が選択されることを特徴とする請求項1に記載の断線故障検知回路。 - 電源ラインと信号ラインとの間に抵抗手段が接続され、かつ接地ラインを有し、かつ前記信号ラインに接続された信号出力端子を有する上位回路に接続される機能回路であって、
前記上位回路の電源ラインに接続される機能回路側電源ラインと、
前記上位回路の信号ラインに接続される機能回路側信号ラインと、
前記上位回路の接地ラインに接続される機能回路側接地ラインと、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側信号ラインとの間に接続された第1の抵抗手段と、
前記機能回路側信号ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第2の抵抗手段と、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第3の抵抗手段と、
を具備し、
電源電圧をVcc、前記第1の抵抗手段の抵抗値をR1、前記第2の抵抗手段の抵抗値をR2、前記第3の抵抗手段の抵抗値をR3、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、電源ラインと信号ラインとの間に接続された前記抵抗手段の抵抗値をR4とし、抵抗値Raの抵抗手段と抵抗値Rbの抵抗手段とが並列接続されたときの合成抵抗値をRa//Rbと表すと、
前記機能回路側電源ラインと前記上位回路の電源ラインとの接続部分の断線故障時に、{R2//R02//(R1//R01+R3//R03)}/{R2//R02//(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも低くなるように、前記R1、R2およびR3の各値が選択されることを特徴とする断線故障検知回路。 - 電源ラインを有し、かつ信号ラインと接地ラインとの間に抵抗手段が接続され、かつ前記信号ラインに接続された信号出力端子を有する上位回路に接続される機能回路であって、
前記上位回路の電源ラインに接続される機能回路側電源ラインと、
前記上位回路の信号ラインに接続される機能回路側信号ラインと、
前記上位回路の接地ラインに接続される機能回路側接地ラインと、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側信号ラインとの間に接続された第1の抵抗手段と、
前記機能回路側信号ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第2の抵抗手段と、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第3の抵抗手段と、
を具備し、
電源電圧をVcc、前記第1の抵抗手段の抵抗値をR1、前記第2の抵抗手段の抵抗値をR2、前記第3の抵抗手段の抵抗値をR3、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、信号ラインと接地ラインとの間に接続された抵抗手段の抵抗値をR5とし、抵抗値Raの抵抗手段と抵抗値Rbの抵抗手段とが並列接続されたときの合成抵抗値をRa//Rbと表すと、
前記機能回路側接地ラインと前記上位回路の接地ラインとの接続部分の断線故障時に、R5/{R1//R01//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも高くなるように、前記R1、R2およびR3の各値が選択されることを特徴とする断線故障検知回路。 - 電源ラインと信号ラインとの間に抵抗手段が接続され、かつ信号ラインと接地ラインとの間に別の抵抗手段が接続され、かつ前記信号ラインに接続された信号出力端子を有する上位回路に接続される機能回路であって、
前記上位回路の電源ラインに接続される機能回路側電源ラインと、
前記上位回路の信号ラインに接続される機能回路側信号ラインと、
前記上位回路の接地ラインに接続される機能回路側接地ラインと、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側信号ラインとの間に接続された第1の抵抗手段と、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第3の抵抗手段と、
を具備することを特徴とする断線故障検知回路。 - 電源電圧をVcc、前記第1の抵抗手段の抵抗値をR1、前記第3の抵抗手段の抵抗値をR3、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、電源ラインと信号ラインとの間に接続された前記抵抗手段の抵抗値をR4、前記上位回路の、信号ラインと接地ラインとの間に接続された抵抗手段の抵抗値をR5とし、抵抗値Raの抵抗手段と抵抗値Rbの抵抗手段とが並列接続されたときの合成抵抗値をRa//Rbと表すと、
前記機能回路側電源ラインと前記上位回路の電源ラインとの接続部分の断線故障時に、{R5//R02//(R1//R01+R3//R03)}/{R5//R02//(R1//R01+R3//R03)+R4}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも低くなるように、前記R1およびR3の各値が選択されることを特徴とする請求項6に記載の断線故障検知回路。 - 電源電圧をVcc、前記第1の抵抗手段の抵抗値をR1、前記第3の抵抗手段の抵抗値をR3、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、電源ラインと信号ラインとの間に接続された前記抵抗手段の抵抗値をR4、前記上位回路の、信号ラインと接地ラインとの間に接続された抵抗手段の抵抗値をR5とし、抵抗値Raの抵抗手段と抵抗値Rbの抵抗手段とが並列接続されたときの合成抵抗値をRa//Rbと表すと、
前記機能回路側接地ラインと前記上位回路の接地ラインとの接続部分の断線故障時に、R5/{R1//R01//R4//(R3//R03+R02)+R5}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも高くなるように、前記R1およびR3の各値が選択されることを特徴とする請求項6に記載の断線故障検知回路。 - 電源ラインと信号ラインとの間に抵抗手段が接続され、かつ接地ラインを有し、かつ前記信号ラインに接続された信号出力端子を有する上位回路に接続される機能回路であって、
前記上位回路の電源ラインに接続される機能回路側電源ラインと、
前記上位回路の信号ラインに接続される機能回路側信号ラインと、
前記上位回路の接地ラインに接続される機能回路側接地ラインと、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側信号ラインとの間に接続された第1の抵抗手段と、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第3の抵抗手段と、
を具備し、
電源電圧をVcc、前記第1の抵抗手段の抵抗値をR1、前記第3の抵抗手段の抵抗値をR3、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、電源ラインと信号ラインとの間に接続された前記抵抗手段の抵抗値をR4とすると、
前記機能回路側電源ラインと前記上位回路の電源ラインとの接続部分の断線故障時に、{(R1//R01+R3//R03)//R02}/{(R1//R01+R3//R03)//R02+R4}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも低くなるように、前記R1およびR3の各値が選択されることを特徴とする断線故障検知回路。 - 電源ラインを有し、かつ信号ラインと接地ラインとの間に抵抗手段が接続され、かつ前記信号ラインに接続された信号出力端子を有する上位回路に接続される機能回路であって、
前記上位回路の電源ラインに接続される機能回路側電源ラインと、
前記上位回路の信号ラインに接続される機能回路側信号ラインと、
前記上位回路の接地ラインに接続される機能回路側接地ラインと、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側信号ラインとの間に接続された第1の抵抗手段と、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第3の抵抗手段と、
を具備し、
電源電圧をVcc、前記第1の抵抗手段の抵抗値をR1、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、信号ラインと接地ラインとの間に接続された抵抗手段の抵抗値をR5とすると、
前記機能回路側接地ラインと前記上位回路の接地ラインとの接続部分の断線故障時に、R5/{R1//R01//(R3//R03+R02)+R5}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも高くなるように、前記R1の値が選択されることを特徴とする断線故障検知回路。 - 電源ラインと信号ラインとの間に抵抗手段が接続され、かつ信号ラインと接地ラインとの間に別の抵抗手段が接続され、かつ前記信号ラインに接続された信号出力端子を有する上位回路に接続される機能回路であって、
前記上位回路の電源ラインに接続される機能回路側電源ラインと、
前記上位回路の信号ラインに接続される機能回路側信号ラインと、
前記上位回路の接地ラインに接続される機能回路側接地ラインと、
前記機能回路側信号ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第2の抵抗手段と、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第3の抵抗手段と、
を具備することを特徴とする断線故障検知回路。 - 電源電圧をVcc、前記第2の抵抗手段の抵抗値をR2、前記第3の抵抗手段の抵抗値をR3、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、電源ラインと信号ラインとの間に接続された前記抵抗手段の抵抗値をR4、前記上位回路の、信号ラインと接地ラインとの間に接続された抵抗手段の抵抗値をR5とし、抵抗値Raの抵抗手段と抵抗値Rbの抵抗手段とが並列接続されたときの合成抵抗値をRa//Rbと表すと、
前記機能回路側電源ラインと前記上位回路の電源ラインとの接続部分の断線故障時に、{R2//R02//R5//(R01+R3//R03)}/{R2//R02//R5//(R01+R3//R03)+R4}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも低くなるように、前記R2およびR3の各値が選択されることを特徴とする請求項11に記載の断線故障検知回路。 - 電源電圧をVcc、前記第2の抵抗手段の抵抗値をR2、前記第3の抵抗手段の抵抗値をR3、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、電源ラインと信号ラインとの間に接続された前記抵抗手段の抵抗値をR4、前記上位回路の、信号ラインと接地ラインとの間に接続された抵抗手段の抵抗値をR5とし、抵抗値Raの抵抗手段と抵抗値Rbの抵抗手段とが並列接続されたときの合成抵抗値をRa//Rbと表すと、
前記機能回路側接地ラインと前記上位回路の接地ラインとの接続部分の断線故障時に、R5/{R4//(R2//R02+R3//R03)//R01+R5}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも高くなるように、前記R2およびR3の各値が選択されることを特徴とする請求項11に記載の断線故障検知回路。 - 電源ラインと信号ラインとの間に抵抗手段が接続され、かつ接地ラインを有し、かつ前記信号ラインに接続された信号出力端子を有する上位回路に接続される機能回路であって、
前記上位回路の電源ラインに接続される機能回路側電源ラインと、
前記上位回路の信号ラインに接続される機能回路側信号ラインと、
前記上位回路の接地ラインに接続される機能回路側接地ラインと、
前記機能回路側信号ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第2の抵抗手段と、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第3の抵抗手段と、
を具備し、
電源電圧をVcc、前記第2の抵抗手段の抵抗値をR2、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、電源ラインと信号ラインとの間に接続された前記抵抗手段の抵抗値をR4とすると、前記機能回路側電源ラインと前記上位回路の電源ラインとの接続部分の断線故障時に、{R2//R02//(R3//R03+R01)}/{R2//R02//(R3//R03+R01)+R4}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも低くなるように、前記R2の値が選択されることを特徴とする断線故障検知回路。 - 電源ラインを有し、かつ信号ラインと接地ラインとの間に抵抗手段が接続され、かつ前記信号ラインに接続された信号出力端子を有する上位回路に接続される機能回路であって、
前記上位回路の電源ラインに接続される機能回路側電源ラインと、
前記上位回路の信号ラインに接続される機能回路側信号ラインと、
前記上位回路の接地ラインに接続される機能回路側接地ラインと、
前記機能回路側信号ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第2の抵抗手段と、
前記機能回路側電源ラインと前記機能回路側接地ラインとの間に接続された第3の抵抗手段と、
を具備し、
電源電圧をVcc、前記第2の抵抗手段の抵抗値をR2、前記第3の抵抗手段の抵抗値をR3、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと信号ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR01、前記機能回路の内部抵抗のうちの信号ラインと接地ラインと間に接続された内部抵抗の抵抗値をR02、前記機能回路の内部抵抗のうちの電源ラインと接地ラインとの間に接続された内部抵抗の抵抗値をR03、前記上位回路の、信号ラインと接地ラインとの間に接続された抵抗手段の抵抗値をR5とすると、
前記機能回路側接地ラインと前記上位回路の接地ラインとの接続部分の断線故障時に、R5/{R01//(R2//R02+R3//R03)+R5}×Vccの値が、断線故障がないときに前記信号出力端子から出力される電圧範囲よりも高くなるように、前記R2およびR3の各値が選択されることを特徴とする断線故障検知回路。
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