JP3917145B2 - 斜め吊りボルト取付け装置 - Google Patents

斜め吊りボルト取付け装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3917145B2
JP3917145B2 JP2004124732A JP2004124732A JP3917145B2 JP 3917145 B2 JP3917145 B2 JP 3917145B2 JP 2004124732 A JP2004124732 A JP 2004124732A JP 2004124732 A JP2004124732 A JP 2004124732A JP 3917145 B2 JP3917145 B2 JP 3917145B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal fitting
insertion hole
nut
hole
engagement hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004124732A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005312164A (ja
Inventor
慶一 菅谷
孝 池田
Original Assignee
株式会社ブレスト工業研究所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ブレスト工業研究所 filed Critical 株式会社ブレスト工業研究所
Priority to JP2004124732A priority Critical patent/JP3917145B2/ja
Publication of JP2005312164A publication Critical patent/JP2005312164A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3917145B2 publication Critical patent/JP3917145B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Description

本発明はラックなどの横揺れを防ぐ斜め吊りボルトの下端部を固定するための斜め吊りボルト取付け装置に関する。
例えばビルディング、工場などの建造物において、ラック(あるいはダクト、その他)などを上方から垂直吊りボルトによって吊り下げ支持し、このラックなどに沿って照明器具や電気ケーブルなどを設置している。
即ち、図15、16に示すように、ラック(あるいはダクト、その他)1の下面に、溝形鋼などから成る支持材2を一定間隔で直角方向に取付け、上方の横架材、天井材(図示せず)などに上端部を固定した垂直吊りボルト3、3の下端部を、支持材2の両端に固定している。
そして、このように垂直吊りボルト3で上方からラック1などを吊り下げ支持する構造では、地震などによる横揺れで垂直吊りボルト3が変形、破損しないように、図15に示すように、さらに、斜め吊りボルト4でラック1などの側方に斜めに支持するか、あるいは図16に示すようにラック1などに沿う方向に斜めに支持している。
このように斜め吊りボルトの下端部を支持材に取付ける従来の取付け金具10、20は、図17あるいは図18に示す形状であって、垂直吊りボルト3の下端部を挿通して固定するための挿通穴11a、21aを有する基板11、21と、この基板から斜め上方に延設された傾斜板12、22と、斜め吊りボルト4の下端部を挿通して固定するための挿通穴13a、23aを有する外方へ向って延設された取付け板13、23を備えている(特許文献1、2)。
従って、図18の取付け金具20の場合で説明すると、図19に示すように、支持材2の上に被せる吊り金具5の上に、この取付け金具20の基板21を重ねて、垂直吊りボルト3の下端部を基板21の挿通穴21aと吊り金具5の挿通穴(図示せず)に挿通し、支持材2の内側で板ナット6に螺着し、ナット7を回転させることによって、吊り金具5と板ナット6間に支持材2の開口部の折曲げ縁部2a、2aを挟持させて支持材2に固定する。
そして、斜め吊りボルト4の下端部を取付け金具20の取付け板23の挿通穴23aに挿通し、取付け板23の表裏で斜め吊りボルトの下端部に螺着したナット8、9を締め付けて固定している。
しかし、施工現場でこのように斜め吊りボルト4を斜め方向に設置する場合に、この設置方向にしばしば他の障害物(例えば他の配管、ダクト、ラック、その他)が存在することがあり、これらの障害物を回避すべく斜め吊りボルト4の斜めの角度や方向を施工現場に合わせて変える必要が生じる。
このため、従来の取付け金具10、20では、図17、図18に示すように、基板11、21と傾斜板12、22との境界部14、24に沿って切欠き15、25を設けて手曲げ可能にしてあり、この境界部14、24に沿って、傾斜板12、22を基板11、21に対して手曲げして傾斜角度を調整して斜め吊りボルト4を取付けていた。
実公平4−48087の第7図 実公平4−48088の第6図
しかしながら、このような構造の従来の取付け金具10、20では、
(イ)手曲げによる角度調整には強い力を要するため、曲げ過ぎたり、曲げ足りなかったりして角度の微調整が非常に難しかった。
(ロ)このため、傾斜板を手曲げしやすいように境界部14、24の切欠き15、25を長くすると、境界部14、24の強度が弱くなり、また切欠き15、25を短くすると手曲げに大きな力が必要となり曲げにくくなっていた。
(ハ)また、基板11、21と傾斜板12、22の境界線14、24を中心とする回転方向(矢印で示す)にしか曲げられないため、上下、左右への自由な角度、方向の調整ができないため、障害物の回避のための作業が非常に難しくなっていた。
本発明はこのような問題を解決し、斜め吊りボルトの取付けを上下、左右に角度自在に調整できるようにした取付け装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の斜め吊りボルト取付け装置は、
一端側に斜め吊りボルト(4)の下端部を挿通するための挿通穴(32a)を有し、他端側に首部(33a)と該首部(33a)の先端から延設され両側部が両側方へ突出した耳部(33b)とを備えた係合部(33)を有する上部金具(30)と、前記上部金具(30)の前記係合部(33)が任意方向に回自在に係合される、前記首部(33a)の横幅よりも大で且つ前記耳部(33b)の横幅よりも小の直径の円形の係合穴(43)と、垂直吊りボルト(3)の下端部が挿通される挿通穴(44)を有する下部金具(40)とから成り、前記挿通穴(44)に挿通した垂直吊りボルト(3)に螺着したナット(7)を前記下部金具(40)の上面に締付けることによって、前記下部金具(40)を支持材(2)に固定するようにした斜め吊りボルト取付け装置であって、
前記係合穴(43)と挿通穴(44)が下部金具(40)の長手方向に並んで且つ切欠き(45)によって係合穴(43)と挿通穴(44)が連なって設けられ、
前記耳部(33b)を前記係合穴(43)、切欠き(45)、挿通穴(44)に合わせて下方へ挿通させ、首部(33a)の幅方向の一端が係合穴(43)の内周壁に接触するまで横にずらし、
前記挿通穴(44)に挿通した垂直吊りボルト(3)に螺着した前記ナット(7)を前記下部金具(40)の上面に締付けることによって前記ナット(7)で前記切欠き(45)を覆い、前記耳部(33b)を前記係合穴(43)から離脱不能にしたことを特徴としている。
また、本発明の請求項2の斜め吊りボルト取付け装置は、
一端側に斜め吊りボルト(4)の下端部を挿通するための挿通穴(32a)を有し、他端側に首部(33a)と該首部(33a)の先端から延設され両側部が両側方へ突出した耳部(33b)とを備えた係合部(33)を有する上部金具(30)と、前記上部金具(30)の前記係合部(33)が任意方向に回動自在に係合される、前記首部(33a)の横幅よりも大で且つ前記耳部(33b)の横幅よりも小の直径の円形の係合穴(43)と、垂直吊りボルト(3)の下端部が挿通される挿通穴(44)を有する下部金具(40)とから成り、前記挿通穴(44)に挿通した垂直吊りボルト(3)に螺着したナット(7)を前記下部金具(40)の上面に締付けることによって、前記下部金具(40)を支持材(2)に固定するようにした斜め吊りボルト取付け装置であって、
前記係合穴(43)と挿通穴(44)が下部金具(40)の長手方向に並んで連なって設けられ、
前記耳部(33b)を前記係合穴(43)、挿通穴(44)に合わせて下方へ挿通させ、首部(33a)の幅方向の一端が係合穴(43)の内周壁に接触するまで横にずらし、
前記挿通穴(44)に挿通した垂直吊りボルト(3)に螺着した前記ナット(7)を前記下部金具(40)の上面に締付けることによって前記ナット(7)で前記挿通穴(44)を覆い、前記耳部(33b)を前記係合穴(43)から離脱不能にしたことを特徴としている。
このようにしたため、本発明では、上部金具の係合部を下部金具の係合穴にいれて係合させれば、斜め吊りボルトの下端部を上下、左右、角度自在に取付けることができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。
図1〜8は本発明の一実施形態を示している。
本発明の斜め吊りボルト取付け装置は上部金具30と下部金具40を備えている。
図2に示すように、上部金具30は、長板状の基板31と、基板31の一端側にほぼ直角に折曲げられ、ほぼ中央に斜め吊りボルト4の下端部を挿通するための挿通穴32aを有する取付け板32と、基板31の他端側から延設されたほぼT字状の係合部33を備えている。
係合部33は、基板31から延設され基板31より幅の狭い首部33aと、この首部33aからさらに延設され両側部33b′、33b′が両側外方へ突出した耳部33bを備えている。耳部33bは、図2に示すように下部金具40の係合穴43内に挿入した場合の下方への突出長さを小さくするため、首部33aから傾斜させてもよい。
下部金具40は、矩形平板状の平板部41と、平板部41の幅方向の両側からほぼ直角に折曲げられた縁板部42、42を備えている。
平板部41には、上部金具30の前記係合部33が任意方向に回転自在に係合される係合穴43と、垂直吊りボルト3の下端部が挿通される挿通穴44が長手方向に並んで設けられている。
係合穴43は円形であって、その直径は前記上部金具30の首部33の横幅よりも大で、且つ、耳部33bの横幅より小に設定されている。
この係合穴43に耳部33bを出し入れできるように、係合穴43から隣の挿通穴44側へ向って幅が耳部33bの厚さよりも大の切欠き45が挿通穴44まで連なって設けられている。
従って、図2、図3に示すように耳部33bを係合穴43、切欠き45、挿通穴44に合わせて下方へ挿通させ、図4のように首部33aの幅方向の一端が係合穴43の内周壁に接触するまで横にずらせば、係合穴43から外れることなく、図5のように円形の係合穴43の円周に沿って上部金具30を首部33aを中心に回動させることができ、且つ、図8に示すように基板31に対して垂直な方向に首部33aを中心に回動させることができる。
次にこの斜め吊りボルト取付け装置の使用について説明する。
まず、図2、図5に示すように上部金具30の係合部33の先端の耳部33bを下部金具40の係合穴43に挿通して、耳部33bが切欠き45の方向とずれるように回動させて係合部33が下部金具40の係合穴43から外れないようにする。
ラック(あるいはダクト)1の下面に一定間隔で固定した支持材2の両端部の上面に、図6、7、8に示すように吊り金具5を被せ、この吊り金具5の上に下部金具40を、吊り金具5の中央の挿通穴と下部金具40の挿通穴44が一致するように乗せる。
次に、下端近傍に予めナット7を螺着した垂直吊りボルト3の下端部を、一致させた下部金具40の挿通穴44と吊り金具5の挿通穴5aとに挿通し、支持材2の開口内部にいれた板ナット6を垂直吊りボルト3の下端部に螺着する。
そして、上方のナット7を回転下降させて、下側の板ナット6と上側のナット7との間で支持材2の折曲げ縁部2a、2a、吊り金具5、下部金具40とを挟持締付けすることによって、図1、7、8に示すように垂直吊りボルト3の下端部を支持材2に固定する。ナット7が下部金具40の上面に密着すると、図1、8に示すように下部金具40の切欠き45の全部あるいは一部がナット7で覆われるので、上部金具30の係合部33の先端の耳部33bは下部金具30の係合穴43から離脱不能になる。
切欠き45を覆いやすくするためにナット7の下端にフランジ7aが設けられたフランジナットを用いてもよい。
なお、垂直吊りボルト3の下端部に板ナット6、吊り金具5、下部金具40、上部金具30、ナット7を仮組みしておいて、支持材2の横方向端部から板ナット6が内部にはいるように、且つ吊り金具5が上側に来るように横方向にずらした後、ナット7の締付けを行なってもよい。
なお、図9に示すように、先に板ナット6、吊り金具5、下部金具40を支持材2に取付けた後、ナット7を上昇するように回転させて、切欠き45と係合穴43に上部金具30の係合部33の先端の耳部33aをいれて係合させ、その後、ナット7の締付けを行なってもよい。
このように固定すれば、上部金具30は下部金具40に対して図5のように水平方向にも回動でき、且つ図8のように上下方向にも回動できる。即ち、上部金具30は下部金具40の係合穴43に任意の方向に回動自在に係合している。
従って、障害物を回避できるように斜め吊りボルト4の上端部の取付け位置を選んで上方の横架材や天井材に取付け、それに応じて上部金具30を上下、左右に向きを合わせて、斜め吊りボルト4の下端部を取付け32の挿通穴32aに挿通し、予め螺着したナット8と下端部先端から螺着したナット9との間で取付け板32を締付けることによって、斜め吊りボルト4の下端部を固定すればよい。
なお、前記実施形態では下部金具40の係合穴43と挿通穴44とが切欠き45で連通した例を示したが、耳部33bが出し入れできるならばこの切欠き45を設けず、図10に示すように係合穴43と挿通穴44とが一部重なるようにしてもよい。
また逆に、図11に示すように、耳部33bが出し入れできる長さならば、切欠き45が挿通穴44に連通しない長さにしてもよい。
なお、図12に示すように、下部金具40の両側の縁板部42、42が支持材2の両側板2b、2bの外面上部を覆うことができる幅にして、支持材2に直接に被せるようにすれば、前記吊り金具5の使用を省くこともできる。
図13、14は斜め吊りボルトを2本取付けられるようにした本発明の実施形態を示している。
この実施形態では、下部金具40の中央に垂直吊りボルト3の下端部を挿通するための挿通穴44が設けられ、この挿通穴44の両側に上部金具30の係合部33を係合するための第1、第2の係合穴43a、43bが設けられている。そして、第1、第2の係合穴43a、43bと中央の挿通穴44とは、上部金具30の係合部33の先端の耳部33bの出し入れを可能にする第1、第2の切欠き45a、45bによってが連設されている。
下部金具40の両側の縁板部42、42には、支持材2の両側の折曲げ縁部2a、2aの上端部が係合する係合凹部46、46が設けられている。
このため、図14に示すように吊り金具5の使用を省略して支持材2の上面に下部金具40を直接被せて、支持材2の両側の折曲げ縁部2a、2aの上端部を係合凹部46、46に係合させることができる。
従って、図1の実施形態の場合と同様に、図14に示すように、第1、第2の係合穴43a、43bに、それぞれ上部金具30、30の各係合部33、33を任意の方向に回動自在に係合させることができる。
そして、垂直吊りボルト3の下端に板ナット6を螺着し、ナット7の締付けによって、上側のナット7と下側の板ナット6の間に折曲げ縁部2a、2b及び下部金具40とを挟持固定して、支持材2に垂直吊りボルト3の下端部を固定し、2本の斜め吊りボルト4、4の下端部を同様に上部金具30、30の取付け板32、32にナット8、9によって固定することができる。
なお、吊り金具5を用いて、吊り金具5の上に下部金具40を重ねてナット7の締付けによって固定してもよいことは勿論である。
また、図10のように切欠き45を設けないようにしたり、逆に図11のように切欠き45が中央の挿通穴44に連通しないようにしてもよいことは勿論である。
本発明の一実施形態の使用状態を示す斜視図 同実施形態を示す斜視図 同実施形態の係合穴と係合部の関係を示す平面図 同実施形態の係合穴と係合部の関係を示す平面図 同実施形態の係合穴と係合部の関係を示す平面図 吊り金具の使用状態を示す斜視図 同実施形態の垂直吊りボルトの下端部の支持材への固定状態を示す断面図 同実施形態の使用状態を示す断面図 同実施形態の使用状態を示す斜視図 下部金具の他の実施形態を示す平面図 下部金具の他の実施形態を示す平面図 下部金具の他の実施形態を示す断面図 本発明の他の実施形態を示す斜視図 同実施形態の使用状態を示す断面図 ダクトの垂直吊りボルト及び斜め吊りボルトによる支持状態を示す斜視図 ダクトの垂直吊りボルト及び斜め吊りボルトによる支持状態を示す斜視図 従来の吊りボルト下端部の取付け金具を示す斜視図 従来の吊りボルト下端部の取付け金具を示す斜視図 従来の吊りボルト下端部の取付け状態を示す説明図
符号の説明
1 ラック
2 支持材
3 垂直吊りボルト
4 斜め吊りボルト
5 吊り金具
6 板ナット
7、8、9 ナット
30 上部金具
32 取付け板
33 係合部
33b 耳部
40 下部金具
43 係合穴
44 挿通穴
45 切欠き

Claims (2)

  1. 一端側に斜め吊りボルト(4)の下端部を挿通するための挿通穴(32a)を有し、他端側に首部(33a)と該首部(33a)の先端から延設され両側部が両側方へ突出した耳部(33b)とを備えた係合部(33)を有する上部金具(30)と、前記上部金具(30)の前記係合部(33)が任意方向に回自在に係合される、前記首部(33a)の横幅よりも大で且つ前記耳部(33b)の横幅よりも小の直径の円形の係合穴(43)と、垂直吊りボルト(3)の下端部が挿通される挿通穴(44)を有する下部金具(40)とから成り、前記挿通穴(44)に挿通した垂直吊りボルト(3)に螺着したナット(7)を前記下部金具(40)の上面に締付けることによって、前記下部金具(40)を支持材(2)に固定するようにした斜め吊りボルト取付け装置であって、
    前記係合穴(43)と挿通穴(44)が下部金具(40)の長手方向に並んで且つ切欠き(45)によって係合穴(43)と挿通穴(44)が連なって設けられ、
    前記耳部(33b)を前記係合穴(43)、切欠き(45)、挿通穴(44)に合わせて下方へ挿通させ、首部(33a)の幅方向の一端が係合穴(43)の内周壁に接触するまで横にずらし、
    前記挿通穴(44)に挿通した垂直吊りボルト(3)に螺着した前記ナット(7)を前記下部金具(40)の上面に締付けることによって前記ナット(7)で前記切欠き(45)を覆い、前記耳部(33b)を前記係合穴(43)から離脱不能にしたことを特徴とする斜め吊りボルト取付け装置。
  2. 一端側に斜め吊りボルト(4)の下端部を挿通するための挿通穴(32a)を有し、他端側に首部(33a)と該首部(33a)の先端から延設され両側部が両側方へ突出した耳部(33b)とを備えた係合部(33)を有する上部金具(30)と、前記上部金具(30)の前記係合部(33)が任意方向に回動自在に係合される、前記首部(33a)の横幅よりも大で且つ前記耳部(33b)の横幅よりも小の直径の円形の係合穴(43)と、垂直吊りボルト(3)の下端部が挿通される挿通穴(44)を有する下部金具(40)とから成り、前記挿通穴(44)に挿通した垂直吊りボルト(3)に螺着したナット(7)を前記下部金具(40)の上面に締付けることによって、前記下部金具(40)を支持材(2)に固定するようにした斜め吊りボルト取付け装置であって、
    前記係合穴(43)と挿通穴(44)が下部金具(40)の長手方向に並んで連なって設けられ、
    前記耳部(33b)を前記係合穴(43)、挿通穴(44)に合わせて下方へ挿通させ、首部(33a)の幅方向の一端が係合穴(43)の内周壁に接触するまで横にずらし、
    前記挿通穴(44)に挿通した垂直吊りボルト(3)に螺着した前記ナット(7)を前記下部金具(40)の上面に締付けることによって前記ナット(7)で前記挿通穴(44)を覆い、前記耳部(33b)を前記係合穴(43)から離脱不能にしたことを特徴とする斜め吊りボルト取付け装置。
JP2004124732A 2004-04-20 2004-04-20 斜め吊りボルト取付け装置 Expired - Lifetime JP3917145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004124732A JP3917145B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 斜め吊りボルト取付け装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004124732A JP3917145B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 斜め吊りボルト取付け装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005312164A JP2005312164A (ja) 2005-11-04
JP3917145B2 true JP3917145B2 (ja) 2007-05-23

Family

ID=35440303

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004124732A Expired - Lifetime JP3917145B2 (ja) 2004-04-20 2004-04-20 斜め吊りボルト取付け装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3917145B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4918647B2 (ja) * 2006-12-11 2012-04-18 中電プラント株式会社 ケーブル固定具
JP6170721B2 (ja) * 2013-05-13 2017-07-26 日栄インテック株式会社 吊り下げ支持装置
JP6481869B2 (ja) * 2017-07-28 2019-03-13 株式会社アカギ 複数の配管吊下支持具からなる配管の吊下支持構造
JP6481870B2 (ja) * 2017-08-01 2019-03-13 株式会社アカギ 複数の配管吊下支持具からなる配管の吊下支持構造
JP2019027581A (ja) * 2017-08-04 2019-02-21 有限会社アールストーン 複数の配管吊下支持具を具備する配管の吊下支持構造
JP6550615B2 (ja) * 2017-08-04 2019-07-31 株式会社アカギ 複数の配管吊下支持具を具備する配管の吊下支持構造
JP6550616B2 (ja) * 2017-08-04 2019-07-31 株式会社アカギ 複数の配管吊下支持具を具備する配管の吊下支持構造
JP6534006B2 (ja) * 2017-09-01 2019-06-26 株式会社アカギ 複数の配管吊下支持具を具備する配管の吊下支持構造
JP6534007B2 (ja) * 2017-09-01 2019-06-26 株式会社アカギ 複数の配管吊下支持具を具備する配管の吊下支持構造
JP6534005B2 (ja) * 2017-09-01 2019-06-26 株式会社アカギ 複数の配管吊下支持具を具備する配管の吊下支持構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005312164A (ja) 2005-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4408262A (en) Plaster frame for recessed lighting
US9206927B2 (en) Utility conduit supporting device, system, and method
US7735794B1 (en) Adjustable fixture mounting bracket for suspended ceiling
US6491270B1 (en) Bar hanger and mounting clip assembly
EP3366358B1 (en) Fire protection sprinkler support system
JP4745844B2 (ja) 吊りボルト振れ止め装置
JP3917145B2 (ja) 斜め吊りボルト取付け装置
US20100181447A1 (en) Support bracket with small profile base for supporting an electrical junction box
JP2014001504A (ja) 天井下地構造
JP5037990B2 (ja) エキスパンションジョイントカバーの落下防止構造
JP4166164B2 (ja) 支持材
JP2005207493A (ja) 空調用ダクトの吊り金具
JP3715951B2 (ja) 延長物支持装置
JP4521046B2 (ja) 吊りボルト取付け装置
JP2005083021A (ja) 固定金具
JP4206931B2 (ja) 配線路部材用固定金具および配線路部材の組付構造
JP2011038314A (ja) 角形鋼用吊金具
JP4369893B2 (ja) バスダクト用固定金具
JP7049135B2 (ja) 建築用ルーバーパネルの取り付け構造
KR200296079Y1 (ko) 건축용 행거
JP2943068B1 (ja) 吊り下げ支持具
JP2847505B2 (ja) ダクト支持具
JP3734748B2 (ja) 取付け装置
JP2004244953A (ja) 天井板取付具
JP2017155838A (ja) 吊り支持具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3917145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100216

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110216

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120216

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120216

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130216

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140216

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250