JP3734748B2 - 取付け装置 - Google Patents

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慶一 菅谷
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は板体の貫通穴を用いて、板体の片面側に被支持体を取付ける取付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、図14、15に示すように、ビル、工場、倉庫、駅舎などの建造物の天井や壁などに架設された形鋼1のフランジ2などに取付けて、電線管、ケーブル、照明器などの被支持体3を支持するための、ほぼ「コ」の字状の固定金具10が用いられている。
【0003】
この固定金具10は、図14に示すように、平板11aと互いにほぼ平行な両側板11b、11bからなる第1の腕部11と、前記第1の腕部11に長手方向の一端に連設され、湾曲板12aと互いにほぼ平行な側板12b、12bから成る円弧状の連結部12と、前記第1の腕部11と対向して互いにほぼ平行となるように前記連結部12の一端から連設され、平板13aと互いに平行な鋸歯状の側板13b、13bからなる第2の腕部13とを備えて、第1の腕部11と第2の腕部13の先端側に開口部14が構成されたほぼ「コ」の字状になっている。
【0004】
第1の腕部11の平板11aにはタップねじ穴15が設けてあり、このタップねじ穴15に止着ボルト16が螺着されている。取付け金具10の連結部12の平板部12a、第2の腕部13の平板部13aには、被支持体3を取付けるクリップ4などを取付けるための円形の貫通穴5、6がそれぞれ設けられている。
【0005】
このため、図15に示すように形鋼1のフランジ2を開口部14から連結部12方向へ挿入し、止着ボルト16を回転させて、フランジ2を第2の腕部13の鋸歯状の両側板13b、13bの鋸歯部13b′、13b′と止着ボルト16の軸部16aの先端とで締付けて挟持することによって、フランジ2に固定金具10を取付けた後、被支持体3を支持する挟んだ2つのクリップ4を第2の腕部13の平板部13aの円形の貫通穴6あるいは連結部12の平板部12aの円形の貫通穴5に取付けていた。
【0006】
しかして、このような構造の固定金具10の例えば第2の腕部13の円形の貫通穴6に吊りボルトの上端部を取付けるには、予め吊りボルト3Aの上端部近傍に第1のナット(図示せず)を螺着し、吊りボルト3Aの上端部を貫通穴6の下側から上方へ挿入して、吊りボルト3Aの上端から第2のナット(図示せず)を螺着し、貫通穴6の上下から第1、第2のナットを締め付けて固定金具10に吊りボルト3Aの上端を取付け、この吊りボルト取付け状態のまま固定金具10のフランジ2への固定作業をしなければならないため、この固定作業が極めて面倒なものになり、また、固定金具10の第2の腕部13の平板部13aとフランジ2の下面との距離が小さいため、吊りボルト3Aの上端部を平板部13aから僅かな距離しか挿入できないため、取付けが不安定となる。
【0007】
このため、従来では、固定金具10をフランジ2などに固定した後から吊りボルト3Aを後付けできるように、第2の腕部13の平板部13aにタップねじ穴(図示せず)を設けて、吊りボルト3Aの上端をこのタップねじ穴にねじ込んで後付けできるようにした吊りボルト専用の固定金具(図示せず)を作成したり、また、図16に示すように、固定金具10の連結部12の平板部12aから第2の腕部13の平板部13aにわたって矩形穴21Aとスリット21Bから成る特殊なT字状の切欠き21を設けた吊りボルト専用の固定金具20を作成し、専用の支持体22の先端の2つの耳片23、23を矩形穴21Aから内側へ挿入してスリット21Bに沿って移動させ、この支持体22に吊りボルト3Aの上端を支持させるようにしたり、あるいは、図17に示すように、第2の腕部13の平板部13aに特殊な鍵穴状の穴25Aを設けた吊りボルト専用の固定金具24を使用し、専用の支持体26の先端の2つの係止体27、27をこの穴25Aから内側へ挿入し、支持体26に吊りボルト3Aの上端をねじ込んで吊りボルト3Aの上端で2つの係止体27、27の間に進入させて2つの係止体27、27を拡開させて穴25Aの穴縁に係止させるようにしていた(特開平8−74375)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの従来技術では吊りボルトを固定金具に後付けできるため便利ではあるが、これらのいずれの従来技術においても専用品としての固定金具を作成しなければならず、汎用の取付け金具を用いることができないため、著しくコスト高となっていた。
【0009】
また、これらのいずれにおいても、吊りボルト3Aを垂直方向にしか取付けられず、斜め方向に取付けることができなかった。
本発明はこのような問題を解決した取付け装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の請求項1の取付け装置は、図1〜6に示すように、
板体の円形の貫通穴を用いて該板体の片面側に被支持体を取付ける取付け装置であって、
円形の第一のボルト挿通穴を有する基板と、該基板の一端から傾斜して設けられ、前記貫通穴に挿通可能な傾斜片とから成る一対の係止体と、
円形の第二のボルト挿通穴を有する板状の取付け部と、該取付け部の一端から延設され、被支持体を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
前記一対の係止体の一対の傾斜片を前記板体の貫通穴から前記板体の一面側へ貫通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挿通し、前記板体の他面側の一対の基板を一対の基板の各第一のボルト挿通穴及び取付け部の第二のボルト挿通穴に挿通したボルトと該ボルトに螺着したナットを締付けて互いに接近させることによって前記一対の傾斜片の各先端側を互いに離間させて前記貫通穴から前記板体の他面側への脱抜を不能にすると共に、前記支持体の前記取付け部を前記一対の係止体の一対の基板に第二のボルト挿通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挟持した状態で取付けるようにしている。
【0011】
このように構成したため、貫通穴の片側から一対の係止体の傾斜片を差し込み、この一対の傾斜片を互いに離間させることによって、簡単に被支持体を後付けで取付けることができる。
【0012】
た仮組立て状態で取付けることができるので、高所での作業が著しく容易になる。
【0013】
また、本発明の請求項の取付け装置は、図7、8に示すように、
板体の円形の貫通穴を用いて該板体の片面側に被支持体を取付ける取付け装置であって、
円形の第一のボルト挿通穴を有する基板と、該基板の一端から基板の板厚方向に互いに反対側に突設され、前記貫通穴に挿通可能な突出係止部とから成る一対の係止体と、
円形の第二のボルト挿通穴を有する板状の取付け部と、該取付け部の一端から延設され、被支持体を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
前記一対の係止体の一対の突出係止部を、前記板体の貫通穴から前記板体の一面側へ貫通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挿通し、前記板体の他面側の一対の基板を一対の基板の各第一のボルト挿通穴及び取付け部の第二のボルト挿通穴に挿通したボルトと該ボルトに螺着したナットを締付けて互いに接近させることによって前記一対の突出係止部の各先端側を互いに離間させて前記貫通穴から前記板体の他面側への脱抜を不能にすると共に、前記支持体の前記取付け部を、前記一対の係止体の一対の基板に第二のボルト挿通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挟持した状態で取付けるようにしている。
【0014】
このようにしたため、貫通穴の片側から一対の係止体の突出係止部を差し込み、一対の突出係止部を互いに離間させることによって、簡単に被支持体を後付けで取付けることができる。
【0015】
また本発明の請求項の取付け装置は図10〜13に示すように、
一端側の近傍において重ね合わせた状態で回動自在に連結された一対の基板と、他端側が互いに離間した状態において前記貫通穴に挿通可能で、他端側が一致した状態において前記貫通穴を挿通不能となるように前記一対の基板の前記一端において基板の幅方向に互いに反対側へ突出した突出片とから成る一対の係止体と、
前記基板に取付けられる取付け部と、被支持体を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
前記一対の係止体の前記一対の基板を他端側が互いに離間した状態にして前記一対の突出片を前記板体の貫通穴に前記板体の一面側へ挿通し、前記板体の他面側の一対の基板の他端側を互いに一致するように回動させることによって前記一対の傾斜片を互いに離間させて前記貫通穴から前記板体の他面側への脱抜を不能にし、前記支持体の前記取付け部を前記一対の係止体の一対の基板に取付けるようにしている。
【0016】
このように構成したため、貫通穴の片側から一対の係止体の突出片を差し込み、基板の他端側を互いに一致させるように回動させることによって、簡単に被支持体を後付けで取付けることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1、2は本発明の一実施形態の取付け装置を示している。
【0018】
この取付け装置は一対の係止体30及び支持体40を備えている。
一対の係止体30は、矩形平板状の基板31を有し、基板31の一端からは傾斜した方向に、図14に示す固定金具10の貫通穴6に挿通可能な傾斜片32が設けられている。この傾斜片32の中間部両側には、貫通穴6に挿通しやすいようにくびれ部32a、32aを設けてもよい。また、前記基板31の他端側近傍には第一のボルト挿通穴31aが設けられている。
【0019】
被支持体(例えば吊りボルト3A)を支持する支持体40は、金属板の折曲げ加工によって構成され、底板部41と、底板部41の両側から垂直に折曲げられた側板部42、42と、各側板部42、42から互いに接近するように斜めに折曲げられた斜め板部43、43を備えている。
【0020】
底板部41には丸穴41a(図3)が設けられ、この丸穴41aに鍔部44aと環状段部44bと六角ナット部44cから成るナット44が装着されている。即ち、丸穴41aの内側に丸穴41aより外径が大の鍔部44aが位置し、丸穴41aより外側に外径が小の六角ナット部44cが位置して外方へナット44が脱落不能にされ、また、六角ナット部44cの上端の丸穴41aより小径の環状段部44bが丸穴41aと同じ高さに位置していて、ナット44は丸穴41a内で回転可能にされている。
【0021】
従って吊りボルト3Aの上端部を六角ナット44cの下端に当てがって丸穴41a内でナット44を回転させることによって吊りボルト3Aの上端部が上昇するように螺着させることができる。
【0022】
なお、左右の側板部42、42にナット44の鍔部44aの上方への移動を規制するために、内方へ突出するビード42a、42aが設けられている。
【0023】
前記支持体40の2枚の斜め板部43、43からは、互いに重ね合わさるように延設された2枚の平板45a、45aから成る取付け部45が設けられている。この平板45a、45aにはそれぞれ第二のボルト挿通穴45b、45bが設けられている。
【0024】
図14で示したコ字状の固定金具10の第2の腕部13の貫通穴6を用いて前記した本発明の一実施形態の取付け装置を取付けるには、図3〜5のように行う。
【0025】
即ち、まず、図15で示したように例えば形鋼1のフランジ2を止着ボルト16の締付けによって下側の第2の腕部13の側板13b、13bと止着ボルト16の先端とで挟持させて、フランジ(板状体)2に固定金具10を固定する。
【0026】
次に、図3に示すように、一対の係止体30、30の基板31、31の間に支持体40の取付け部45を位置させて、ボルト50の軸部51を一対の基板31、31の第一のボルト挿通穴31a、31a及び取付け部45の第二のボルト挿通穴45b、45bに挿通し、ボルト50の軸部51の先端に締付けナット53(手で捻じりやすいように蝶ナットを用いることが望ましい。)を僅かに螺着して、一対の傾斜片32、32を重ね合わせ、一対の基板31、31の先端側がボルト50の軸部51に沿って左右に開いた逆「Y」字状にした仮組立て状態にする。
【0027】
なお、支持体40のナット44への吊りボルト3Aの先端部の取付けは、この仮組立ての前に行なってもよく、仮組立ての後で行ってもよく、あるいは後述する締付けナット53の締付け後に行ってもよい。
【0028】
次に、図4に示すように重ね合わせた一対の傾斜片32、32を固定金具10の第2の腕部13の平板部13aの円形の貫通穴6内に、フランジ2に先端が当接するまで下側から挿入する。
【0029】
そして、この状態で図5に示すように締付けナット53を回転させて軸部51にそってボルト50の頭部52側へ進行させると、離間していた一対の基板31、31の下端側が次第に接近し、支持体40の取付け部45の両面に一対の基板31、31が当接してこれに伴って一対の傾斜片32、32は取付け部45の厚みの分だけ左右に拡がると共に、傾斜片32、32の先端側が次第に離間し、貫通穴6の内側において貫通穴6の穴縁より左右奥側へ拡開して脱抜不能状態になり、さらに強く締付けナット53を締付けてボルト50の頭部52と締付けナット53との間で一対の基板31、31及び取付け部45を挟持固定する。このようにして固定金具10の貫通穴6を用いて吊りボルト3Aを取付けることができる。また、傾斜片32、32は第2の腕部13の平板部13aからその上側のフランジ2の下面に接するか、僅かに隙間のある状態で平板部13aとフランジ2の下面との空間に挿入されているから、一対の係止体30、30のガタツキがほとんどなく安定した取付け状態が確保される。
【0030】
なお、図3〜5ではボルト50と締付けナット53とで一対の係止体30、30及び支持体40を予め組立てた状態で取付けているが、予め組立てず、係止体30、30の傾斜片32、32をそれぞれ貫通穴6に挿入した後、支持体40の取付け部45を基板31、31の間にいれて、基板31、31で挟んだ後に、ボルト50の軸部51をボルト挿通穴31a、31a、45b、45bに挿通して締付けナット53を締付けてもよい。
【0031】
この挟持固定の際に、図6に示すように支持体40の回動位置を選んで向きを任意に変えて締付けナット53を締付けることができ、また、貫通穴6において傾斜片32、32を円形の穴縁に沿って回動位置を選んで一対の係止体30、30の向きを任意に変えて締付けナットを締付けることもできる。
【0032】
なお、この取付けは、コ字状の固定金具10の連結部12の貫通穴5に行なってもよい。
また、貫通穴であればコ字状の固定金具10に限らず、たとえば溝型鋼の底板などに設けた貫通穴に取付けてもよい。
【0033】
なお、支持体40の取付け部45を一対の基板31、31の外側に重ねて固定してもよい。
また、被支持体は吊りボルト3Aに限らず、支持体40で支持できる任意のものでよい。
【0034】
図7は本発明の他の実施形態の係止体を示している。
図7に示す一対の係止体55、55は、下部に第一のボルト挿通穴56aを有する矩形平板状の基板56をそれぞれ備えている。各基板56の一端にはテーパー部56b、56bによって幅が狭くなった幅狭板57が設けられ、この幅狭板57の幅方向の両端からは、図14に示す固定金具10の貫通穴6に挿通可能な突出係止部58が板厚方向に突設されている。そして、一対の係止体55、55において、互いに反対側に前記突出係止体58、58は設けられている。突出係止体58の上側先端には、前記貫通穴6に挿通しやすいように円弧状部58aが設けられている。
【0035】
従って、図3に示したのと同様に、図8に示す如く、一対の係止体55、55の基板56、56の間に支持体40の取付け部45を位置させて、ボルト50の軸部51を一対の基板56、56の第一のボルト挿通穴56a、56a及び取付け部45の第二のボルト挿通穴45b、45bに挿通し、ボルト50の軸部51の先端に締付けナット53を僅かに螺着して、一対の係止体55、55の上端部(幅狭板57、57)を重ね合わせ、一対の基板56、56の下端側がボルト50の軸部51に沿って左右に開いた逆「Y」字状にした仮組立て状態にして、一対の突出係止部58、58を固定金具10の第2の腕部13の平板部13aの円形の貫通穴6内に、フランジ2に先端が当接するまで下側から挿入し、図5に示したのと全く同様に締付けナット53を回転させて一対の基板56、56間に支持体40の取付け部45を挟持固定すると共に、上端の一対の突出係止部58、58を互いに離間させて貫通穴6の穴縁から脱抜不能にする。
【0036】
図9は本発明の他の実施形態の係止体を示している。
図9に示す一対の係止体60、60は、重ね合わせた状態において例えばカシメ体61によって一端側の近傍において回動自在に連結された一対の基板62、62を有する。各基板62、62には、他端側においてボルト挿通穴62a、62aが設けられている。
【0037】
また、基板62、62の一端側には、突出片63、63が互いに逆方向に突設されている。この突出片63、63の突出幅は、図10に示すように一対の基板62、62の他端側が回動して互いに離間した状態では、固定金具10の貫通穴6に挿通可能な突出幅に設定されている。そして、基板62、62の突出片63、63の逆側の肩部はこの貫通穴6への挿通を妨げないように円弧状肩部62b、62bになっている。
【0038】
このため、まず、図10、11に示すように、一対の基板62、62の他端側を互いに離間させた状態で、コ字状の固定金具10の第2の腕部13の平板部13aの貫通穴6に一対の突出片63、63を下側から挿通した後、図12に示すように一対の基板62、62を回動して一端側を一致させる。これによって一対の突出片63、63が貫通穴6の穴縁の左右奥側へ突出して脱抜不能状態になる。
【0039】
次に、図13に示すように、一致させた一対の基板62、62のボルト挿通穴62a、62aと支持体40の取付け部45のボルト挿通穴45b、45bにボルト50の軸部51を挿通し、図6の場合と同じように支持体40を回動させて向きを選んで締付けナット53で締付けて固定する。
【0040】
一対の係止体60、60を貫通穴6において回動させて向きを選ぶことができることも前記した場合と同様である(図13は図12から係止体60、60を90°回転させた状態である。)。
【0041】
また、コ字状の固定金具10の貫通穴6に限らず、溝形鋼その他の任意の板体の貫通穴でも取付けできることも同様であり、また被支持体として吊りボルト以外のものを支持できるようにしてもよいことも同様である。
【0042】
以上のように図1の実施形態の場合でも、図7の実施形態の場合でも、図9の実施形態の場合でも、特殊な穴加工を施した専用の固定金具を作成する必要がなくなり、第2の腕部13の平板部13aに円形の貫通穴6がある汎用の「コ」字型の図14の固定金具10を用いることができるので大きくコストダウンを図ることができ、しかも簡単に後付けによって、吊りボルト3Aを垂直にも、任意の傾きにも、あるいは任意の向きにも取付けることができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の請求項1の取付け装置では、
板体の円形の貫通穴を用いて該板体の片面側に被支持体を取付ける取付け装置であって、
円形の第一のボルト挿通穴を有する基板と、該基板の一端から傾斜して設けられ、前記貫通穴に挿通可能な傾斜片とから成る一対の係止体と、
円形の第二のボルト挿通穴を有する板状の取付け部と、該取付け部の一端から延設され、被支持体を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
前記一対の係止体の一対の傾斜片を前記板体の貫通穴から前記板体の一面側へ貫通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挿通し、前記板体の他面側の一対の基板を一対の基板の各第一のボルト挿通穴及び取付け部の第二のボルト挿通穴に挿通したボルトと該ボルトに螺着したナットを締付けて互いに接近させることによって前記一対の傾斜片の各先端側を互いに離間させて前記貫通穴から前記板体の他面側への脱抜を不能にすると共に、前記支持体の前記取付け部を前記一対の係止体の一対の基板に第二のボルト挿通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挟持した状態で取付けるようにしている。
【0044】
このように構成したため、貫通穴の片側から一対の係止体の傾斜片を差し込み、この一対の傾斜片を互いに離間させることによって、簡単に被支持体を後付けで取付けることができる。
【0045】
た仮組立て状態で取付けることができ、高所での作業が著しく容易になる。
【0046】
また、本発明の請求項の取付け装置では、
板体の円形の貫通穴を用いて該板体の片面側に被支持体を取付ける取付け装置であって、
円形の第一のボルト挿通穴を有する基板と、該基板の一端から基板の板厚方向に互いに反対側に突設され、前記貫通穴に挿通可能な突出係止部とから成る一対の係止体と、
円形の第二のボルト挿通穴を有する板状の取付け部と、該取付け部の一端から延設され、被支持体を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
前記一対の係止体の一対の突出係止部を、前記板体の貫通穴から前記板体の一面側へ貫通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挿通し、前記板体の他面側の一対の基板を一対の基板の各第一のボルト挿通穴及び取付け部の第二のボルト挿通穴に挿通したボルトと該ボルトに螺着したナットを締付けて互いに接近させることによって前記一対の突出係止部の各先端側を互いに離間させて前記貫通穴から前記板体の他面側への脱抜を不能にすると共に、前記支持体の前記取付け部を、前記一対の係止体の一対の基板に第二のボルト挿通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挟持した状態で取付けるようにしている。
【0047】
このようにしたため、貫通穴の片側から一対の係止体の突出係止部を差し込み、一対の突出係止部を互いに離間させることによって、簡単に被支持体を後付けで取付けることができる。
【0048】
また本発明の請求項の取付け装置では、
一端側の近傍において重ね合わせた状態で回動自在に連結された一対の基板と、他端側が互いに離間した状態において前記貫通穴に挿通可能で、他端側が一致した状態において前記貫通穴を挿通不能となるように前記一対の基板の前記一端において基板の幅方向に互いに反対側へ突出した突出片とから成る一対の係止体と、
前記基板に取付けられる取付け部と、被支持体を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
前記一対の係止体の前記一対の基板を他端側が互いに離間した状態にして前記一対の突出片を前記板体の貫通穴に前記板体の一面側へ挿通し、前記板体の他面側の一対の基板の他端側を互いに一致するように回動させることによって前記一対の傾斜片を互いに離間させて前記貫通穴から前記板体の他面側への脱抜を不能にし、前記支持体の前記取付け部を前記一対の係止体の一対の基板に取付けるようにしている。
【0049】
このように構成したため、貫通穴の片側から一対の係止体の突出片を差し込み、基板の他端側を互いに一致させるように回動させることによって、簡単に被支持体を後付けで取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す斜視図
【図2】本発明の一実施形態を示す斜視図
【図3】図1の実施形態の取付け方法を示す断面図
【図4】図1の実施形態の取付け方法を示す断面図
【図5】図1の実施形態の取付け方法を示す断面図
【図6】図1の実施形態の取付け方法を示す側面図
【図7】本発明の他の実施形態の係止体を示す斜視図
【図8】図7の実施形態の取付け方法を示す説明図
【図9】本発明の他の実施形態の係止体を示す斜視図
【図10】図8の実施形態の使用方法を示す断面図
【図11】図8の実施形態の使用方法を示す断面図
【図12】図8の実施形態の使用方法を示す断面図
【図13】図8の実施形態の使用方法を示す断面図
【図14】汎用のコ字状の固定金具を示す斜視図
【図15】図14の固定金具の使用方法の一例を示す断面図
【図16】従来の吊りボルトの取付け方法を示す斜視図
【図17】従来の吊りボルトの取付け方法を示す斜視図
【符号の説明】
3A 吊りボルト
6 貫通穴
10 固定金具
30 係止体
31 基板
32 傾斜片
40 支持体
45 取付け部
56 係止体
58 突出係止部
60 係止体
62 基板
63 突出片

Claims (6)

  1. 板体の円形の貫通穴を用いて該板体の片面側に被支持体を取付ける取付け装置であって、
    円形の第一のボルト挿通穴を有する基板と、該基板の一端から傾斜して設けられ、前記貫通穴に挿通可能な傾斜片とから成る一対の係止体と、
    円形の第二のボルト挿通穴を有する板状の取付け部と、該取付け部の一端から延設され、被支持体を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
    前記一対の係止体の一対の傾斜片を前記板体の貫通穴から前記板体の一面側へ貫通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挿通し、前記板体の他面側の一対の基板を一対の基板の各第一のボルト挿通穴及び取付け部の第二のボルト挿通穴に挿通したボルトと該ボルトに螺着したナットを締付けて互いに接近させることによって前記一対の傾斜片の各先端側を互いに離間させて前記貫通穴から前記板体の他面側への脱抜を不能にすると共に、前記支持体の前記取付け部を前記一対の係止体の一対の基板に第二のボルト挿通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挟持した状態で取付けるようにしたことを特徴とする取付け装置。
  2. 連結部の両端に対向した第1、第2の腕部を備えると共に、前記第1の腕部から第2の腕部方向へ突出するように螺着された止着ボルトを有し、開口部側から前記連結部方向へ挿入された板状体を前記止着ボルトの先端と前記第2の腕部の平板の両側から立設された両側板の上端とで挟持した状態で板状体に取付けられる取付け金具の、前記第2の腕部の前記平板の円形の貫通穴を用いて前記平板の外面側に吊りボルトを取付ける取付け装置であって、
    円形の第一のボルト挿通穴を有する基板と、該基板の一端から傾斜して設けられ、前記貫通穴に挿通可能な傾斜片とから成る一対の係止体と、
    円形の第二のボルト挿通穴を有する板状の取付け部と、該取付け部の一端から延設され、吊りボルトの一端を被支持体を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
    前記一対の係止体の一対の傾斜片を、前記取付け金具の平板の貫通穴から前記平板の一面側へ貫通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挿通し、前記平板の他面側の一対の基板を一対の基板の各第一のボルト挿通穴及び取付け部の第二のボルト挿通穴に挿通したボルトと該ボルトに螺着したナットを締付けて互いに接近させることによって前記一対の傾斜片の各先端側を互いに離間させて前記貫通穴から前記板体の他面側への脱抜を不能にすると共に、前記支持体の前記取付け部を、前記一対の係止体の一対の基板に第二のボルト挿通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挟持した状態で取付けるようにしたことを特徴とする取付け装置。
  3. 板体の円形の貫通穴を用いて該板体の片面側に被支持体を取付ける取付け装置であって、
    円形の第一のボルト挿通穴を有する基板と、該基板の一端から基板の板厚方向に互いに反対側に突設され、前記貫通穴に挿通可能な突出係止部とから成る一対の係止体と、
    円形の第二のボルト挿通穴を有する板状の取付け部と、該取付け部の一端から延設され、被支持体を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
    前記一対の係止体の一対の突出係止部を、前記板体の貫通穴から前記板体の一面側へ貫通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挿通し、前記板体の他面側の一対の基板を一対の基板の各第一のボルト挿通穴及び取付け部の第二のボルト挿通穴に挿通したボルトと該ボルトに螺着したナットを締付けて互いに接近させることによって前記一対の突出係止部の各先端側を互いに離間させて前記貫通穴から前記板体の他面側への脱抜を不能にすると共に、前記支持体の前記取付け部を、前記一対の係止体の一対の基板に第二のボルト挿通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挟持した状態で取付けるようにしたことを特徴とする取付け装置。
  4. 連結部の両端に対向した第1、第2の腕部を備えると共に、前記第1の腕部から第2の腕部方向へ突出するように螺着された止着ボルトを有し、開口部側から前記連結部方向へ挿入された板状体を前記止着ボルトの先端と前記第2の腕部の平板の両側から立設された両側板の上端とで挟持した状態で板状体に取付けられる取付け金具の、前記第2の腕部の前記平板の円形の貫通穴を用いて前記平板の外面側に吊りボルトを取付ける取付け装置であって、
    円形の第一のボルト挿通穴を有する基板と、該基板の一端から基板の板厚方向に互いに反対側に突設され、前記貫通穴に挿通可能な突出係止部とから成る一対の係止体と、
    円形の第二のボルト挿通穴を有する板状の取付け部と、該取付け部の一端から延設され、吊りボルトの一端を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
    前記一対の係止体の一対の突出係止部を、前記取付け金具の平板の貫通穴から前記平板の一面側へ貫通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挿通し、前記平板の他面側の一対の基板を一対の基板の各第一のボルト挿通穴及び取付け部の第二のボルト挿通穴に挿通したボルトと該ボルトに螺着したナットを締付けて互いに接近させることによって前記一対の突出係止部の各先端側を互いに離間させて前記貫通穴から前記板体の他面側への脱抜を不能にすると共に、前記支持体の前記取付け部を、前記一対の係止体の一対の基板に第二のボルト挿通穴の円形の穴縁に沿った所望の回動位置で挟持した状態で取付けるようにしたことを特徴とする取付け装置。
  5. 板体の貫通穴を用いて該板体の片面側に被支持体を取付ける取付け装置であって、
    一端側の近傍において重ね合わせた状態で回動自在に連結された一対の基板と、他端側が互いに離間した状態において前記貫通穴に挿通可能で、他端側が一致した状態において前記貫通穴を挿通不能となるように前記一対の基板の前記一端において基板の幅方向に互いに反対側へ突出した突出片とから成る一対の係止体と、
    前記基板に取付けられる取付け部と、被支持体を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
    前記一対の係止体の前記一対の基板を他端側が互いに離間した状態にして前記一対の突出片を前記板体の貫通穴に前記板体の一面側へ挿通し、前記板体の他面側の一対の基板の他端側を互いに一致するように回動させることによって前記一対の傾斜片を互いに離間させて前記貫通穴から前記板体の他面側への脱抜を不能にし、前記支持体の前記取付け部を前記一対の係止体の一対の基板に取付けるようにしたことを特徴とする取付け装置。
  6. 連結部の両端に対向した第1、第2の腕部を備えると共に、前記第1の腕部から第2の腕部方向へ突出するように螺着された止着ボルトを有し、開口部側から前記連結部方向へ挿入された板状体を前記止着ボルトの先端と前記第2の腕部の平板の両側から立設された両側板の上端とで挟持した状態で板状体に取付けられる固定金具の、前記第2の腕部の前記平板の貫通穴を用いて前記板部の外面側に吊りボルトを取付ける取付け装置であって、
    一端側の近傍において重ね合わせた状態で回動自在に連結された一対の基板と、他端側が互いに離間した状態において前記貫通穴に挿通可能で、他端側が一致した状態において前記貫通穴を挿通不能となるように前記一対の基板の前記一端において基板の幅方向に互いに反対側へ突出した突出片とから成る一対の係止体と、
    前記基板に取付けられる取付け部と、吊りボルトの一端を支持する支持部とから成る支持体とを備え、
    前記一対の係止体の前記一対の基板を他端側が互いに離間した状態にして前記一対の突出片を前記平板の貫通穴に前記板体の内面側へ挿通し、前記平板の外面側の一対の基板の他端側を互いに一致するように回動させることによって前記一対の傾斜片を互いに離間させて前記貫通穴から前記平板の外面側への脱抜を不能にし、前記支持体の前記取付け部を前記一対の係止体の一対の基板に取付けるようにしたことを特徴とする取付け装置。
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