JP3914307B2 - 無段変速可能な巻掛け式変速機 - Google Patents

無段変速可能な巻掛け式変速機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、請求項1の上位概念に記載の無段変速可能な巻掛け式変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
このような巻掛け式変速機は、例えばヨーロッパ特許出願公開第4443020号公報によって知られている。このような円錐ディスク型巻掛け式変速機のほかに、“機械工学用ポケットブック”Dubbel、第14版、第447頁、図4により、変速比を無段変更可能な他の種類の変速機が知られている。
【0003】
普通の円錐ディスク型巻掛け式変速機(CVT変速機)の場合、例えば、この変速機が中間の変速比において最も良好なその全体効率を有するのに対し、他の変速では効率が大幅に低下するという欠点がある。更に、経済的な軽量車両に所望されるという背景から、きわめて軽量かつコンパクトな構造の自動変速機が必要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、大きな広い変速機変速比で伝達効率が良好である、無段変速可能な巻掛け式変速機と、この変速機を備えた車両用駆動装置を提供することである。変速機は、従来知られている自動変速機と比べて非常に少ない部品で済み、それによって低コストおよび省スペースで製作可能であるようにすべきである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題は、請求項1記載の特徴と請求項24記載の特徴によって解決される。他の有利な実施形は従属請求項に記載してある。
【0006】
本発明による無段変速可能な巻掛け式変速機は、実質的に、互いに同軸に配置された、巻掛け手段を介して摩擦的に互いに連結された2個の円錐ディスクセットによって形成されている。
【0007】
両円錐ディスク対を同軸に配置したことにより、相応の外形を有する巻掛け手段は、直接的に重なっている両円錐ディスク対の間に直接配置することができる。この場合、円錐ディスク対は、外側へ開放したまたは閉じた円錐面を有することができる。
【0008】
この巻掛け式変速機の場合、他の特徴として、両円錐ディスクセットが変速機入力軸上にのみあるいは変速機出力軸上にのみ設けられるのに対し、それぞれフリーの軸は、歯車またはVベルトまたは歯付きベルトのような可撓性の巻掛け手段を介して、外側の円錐ディスクに形成された外歯によって駆動可能である。
【0009】
内側円錐ディスクと外側円錐ディスクのこの同軸構造の場合には、外側の円錐ディスク対の一方の円錐ディスクが駆動軸上に回転可能にかつ軸方向に摺動不能に設けられ、他方の外側の円錐ディスクが駆動軸の直径縮小部分の範囲に回転可能に設けられている。更に、製作誤差を補正するために、外側の円錐ディスクが軸方向に摺動可能に設けられている。更に、この外側の円錐ディスクは、軸方向に摺動可能に駆動軸の直径縮小部分上に配置された内側の円錐ディスクの軸方向突出部上に回転可能に軸承されている。この場合、軸方向に摺動可能な内側の円錐ディスクが駆動軸の直径縮小部分に軸承され、外側の円錐ディスクが駆動軸または同軸の円錐ディスク部分にころがり軸受とスラスト軸受で軸承されていると、特に有利である。
【0010】
スラスト軸受は、外側の円錐ディスクの突出部と、駆動軸の軸つばまたは軸方向に摺動可能な内側の円錐ディスクの突出部の軸つばとの間に配置されている。
【0011】
巻掛け手段に対する外側の円錐ディスクの押し付け力を発生させるため、特に、軸方向に移動可能な外側の円錐ディスクのスラスト軸受は、軸方向に移動可能な内側の円錐ディスクの軸方向突出部上に設けられたリングに作用し、このリングは、スラスト軸受とは反対に向いた側で戻し装置によってスラスト軸受にひいては軸方向に摺動可能な外側の円錐ディスクに作用する。この戻し装置は、リングと、軸方向に摺動可能な内側の円錐ディスクの突出部の端面側の軸つばとの間に配置されたばね要素として、または圧力媒体で運転されるピストン−シリンダ−装置として形成可能である。
【0012】
軸方向に摺動可能な内側の円錐ディスクの調節は、巻掛け手段の調節によって行われる。巻掛け手段に対する円錐ディスクの押し付け力を発生させるために、圧力媒体で運転される操作機構を設けることができる。この操作機構の押し付け力は、変速比およびまたは入力トルクに依存して調節される。最も簡単な場合には、円錐ディスク突出部の端面側の端部と駆動軸の軸つばとの間に配置された、戻し手段としてのばねで充分である。
【0013】
内側の円錐ディスクセットから外側の円錐ディスクセットへの出力伝達のために、巻掛け手段が設けられている。この巻掛け手段は、特にリングからなっている。一実施形では、巻掛け手段は、コーティングされた金属部品として形成され、この場合、金属のコアが摩擦材料によって取り巻かれている。他の変形例では、円錐ディク回転面もあるいはこの回転面だけが、このような摩擦材料を備えている。
【0014】
巻掛け手段は、内側の円錐ディスクセットの半径方向外側に開放した円錐ディスクによって提供されるトルクを受け止め、半径方向外側に閉じた外側の円錐ディクセットの円錐ディスクに伝達するのに適した外側輪郭を有する。そのため、特に、巻掛け手段の軸方向端面がほぼV字形に形成されている。更に、巻掛け手段は、その半径方向外周部に、U字形、V字形、半円形、楕円形の窪みまたは長方形の切込みを有する横断面形状を有する。この横断面形状は、巻掛け手段に調節力を加える調節装置を収容するために適している。
【0015】
巻掛け手段は、ほぼ二重T字形横断面形状を有していてもよい。この場合、半径方向内側のT字脚部は、両円錐ディスク対の内側と外側の円錐面の範囲に配置され、環状部分を介して半径方向外側のT字脚部に連結されている。この環状部分は、外側の円錐ディスクの半径方向外方まで達している。この場合も、半径方向外側のT字脚部は、押し付け要素を収容するための凹部を備えている。
【0016】
巻掛け手段の軸方向端面のV字脚部の傾斜角度は、特に、駆動軸または被駆動軸の半径方向面法線に対する、外側および内側の円錐ディスク面の傾斜角度に一致している。
【0017】
更に、巻掛け手段は、少なくとも4つの半径r1 〜r4 を備えた外側輪郭を有する横断面形状を備える。この場合、半径r1 ,r2 は、それぞれ半径r3 , r4 よりも大きい。これにより、摩擦面の穿孔摩擦を最小にするために、巻掛け手段と円錐ディスク面との間の面圧が、摩擦対の材料に関して許容される大きな値に調節可能である。本発明の好ましい実施形では、巻掛け手段の小さな外側輪郭半径r1 ,r2 によって区画された範囲は、巻掛け式変速機の内側の円錐ディスクのための摩擦面を形成し、外側輪郭半径r3 , r4 によって区画された範囲は、外側の円錐ディスクのための摩擦面を形成している。更に、巻掛け手段の外側輪郭は、外側輪郭半径r1 とr3 およびr2 とr4 の間に形成された別の外側輪郭半径r5 ,r6 を有する。この場合、特に、外側輪郭半径r5 ,r6 は、外側輪郭半径r3 , r4 よりも大きい。
【0018】
巻掛け手段を調節するために、ひいては巻掛け式無段変速機の変速比を変えるために、巻掛け手段の凹部に係合する少なくとも1個の押し付け要素を有する調節装置が設けられている。この調節装置は、変速機ケーシングに軸承され、軸長手軸線に対してほぼ半径方向に移動可能に配置されている。
【0019】
この場合、調節装置は、一実施形では、ピストン−シリンダ−装置の操作棒として形成されている。この操作棒は、その自由端に、回転可能に軸承された少なくとも1個の押し付けローラまたは滑りシューを支持している。
【0020】
他の実施形では、調節装置の調節部材が円弧状の薄板部品として形成されている。この薄板部品の巻掛け手段に向いた側に、少なくとも1個の押し付け要素、特に回転可能に軸承された押し付けローラが固定されている。この場合、このローラは、巻掛け手段の凹部に係合し、所望の変速比を調節するために必要な調節力を加える。この円弧状の調節部材は、一端が変速機ケーシングに回転可能に軸承され、他端が同様にケーシングに固定された操作装置に連結されている。
【0021】
調節装置は、調節レバーとして形成可能である。この調節レバーは、自由端が変速機ケーシングに回転可能に軸承され、円錐ディスクに向いた側に、少なくとも1個の押し付けローラが回転可能に軸承されているかまたは滑りシューを支持している。調節レバーの円錐ディスクとは反対に向いた側で、調節レバーは、特に圧力媒体で操作可能な調節装置に連結されている。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の良好な理解のために、図面が明細書に添付してある。
【0023】
図1の実施の形態の全体図から判るように、本発明による巻掛け式変速機は、互いに同軸に配置された2つの円錐ディスクセットを備えている。この円錐ディスクセットは、両方共、変速機入力軸7,8に設けられている。内側の円錐ディスクセットは、入力軸7,8に固定連結された円錐ディスク2と、変速機入力軸の直径縮小部分8に相対回転不能にかつ軸方向に摺動可能に設けた円錐ディスク3とからなっている。この内側の円錐ディスクセットの円錐ディスク2,3は、半径方向外側に開放した円錐面9,10を有する。
【0024】
内側の円錐ディスクセットは、円錐ディスク4,5を備えた外側の円錐ディスクセットによって取り囲まれている。この円錐ディスク4,5は、その間の中間室を半径方向外側に縮小する円錐面11,12を備えている。
【0025】
外側の円錐ディスクの一方の円錐ディスク5は、ころがり軸受13とスラスト軸受15を介して変速機入力軸7に軸承され、他方の円錐ディスク4は、がころがり軸受14とスラスト軸受16を介して内側の円錐ディスク3の軸方向突起22に軸承されている。本発明のこの実施の形態において、スラスト軸受15は、変速機入力軸部分7の軸つば19に支持され、これにより外側の円錐ディスク5の軸方向の移動を許さない。外側の円錐ディスク4は、円錐ディスク突起22に設けられたリング21に対して軸方向に支持され、このリング自体は、ばね要素23を介して軸方向に移動可能な円錐ディスク3の突起つば24に支持されている。ばね要素23の配置は、実質的に、軸方向の製作誤差を補正するために役立つ。
【0026】
軸方向に摺動可能な内側の円錐ディスク3に対して押し付け力を発生させるために、戻し手段27が設けられている。この戻し手段は、変速機入力軸の直径縮小部分8を取り囲み、変速機入力軸の軸つば26と円錐ディスク3の突起22の端面側の端部24との間で支持されている。
【0027】
図1に示したばね23,27の代わりに、例えば巻掛け手段に対する円錐ディスクの押し付け力を発生させるためのピストン−シリンダ−装置のような圧力媒体で操作可能な調節装置も使用可能である(図6)。
【0028】
互いに同軸に配置された内側と外側の円錐ディスクの間にリングからなる巻掛け手段6が設けられている。この巻掛け手段6は、その軸方向端面32,33に、ほぼV字形の横断面形状部を備えている。この場合、V字の脚部(腕)は、変速機のすべての変速段においてトルクを伝達するために内側と外側の円錐ディスク2,3,4,5の円錐面9,10,11,12に当接するように、互いに角度をなしている。
【0029】
巻掛け手段6は、図1の実施の形態では、その半径方向外周部に、調節装置35の少なくとも1つの押し付け手段34が係合する窪み73が形成されている。調節装置によって巻掛け手段に加えることができる調節力によって、内側と外側の円錐ディスクの間で巻掛け手段を異なる変速位置にもたらすことができる。
【0030】
外側の円錐ディスク4,5から変速機被駆動軸58に駆動出力を伝達するために、外側の円錐ディスク4,5の軸方向突起17,18には外歯28,29が形成されている。この外歯によって、変速機被駆動軸58の外歯59,60にかみ合う歯付きベルトまたはチェーン52が駆動可能である。その代わりに、外側の円錐ディスク4の外歯28,29と変速機被駆動軸58の外歯59,60にかみ合う中間歯車94を設けることができる。
【0031】
図1の変速機は、巻掛け手段6が負荷されていない状態が示してある。従って、変速機は変速比i=1で作動する。図2は、円錐ディスク3,4の円錐面10,12を示す、調節装置35の範囲内の図1の変速機の横断面図である。ここでも、変速機は、変速比i=1の位置にある。
【0032】
この実施の形態では、巻掛け式変速機用の調節装置は、円弧状の区間39を有する調節部材35からなっている。この区間内に、ここでは押し付けローラ41,42として形成されている、回転軸63,74に回転可能に軸承された2個の巻掛け手段用の押し付け手段が設けられている。この押し付けローラは、巻掛け手段6の窪み73に係合し、側方を案内されて変速比の調節のために必要な調節力を巻掛け手段6に加えることができる。例えば薄板部品として形成された調節部材35は、枢着点61で変速機ケーシングに固定されて揺動可能に軸承されている。第2の枢着点62は、図示していない操作装置に連結可能である。
【0033】
図3は、最高の変速機変速位置にある巻掛け式変速機1を示している。この変速位置は、選択された寸法ではi=5である。この場合、巻掛け手段6は、駆動軸8の範囲内および外側の円錐ディスク4,5の外周にある。この変速比は、図4の横断面図にも示してある。
【0034】
図5から、操作部材35の両自由端43,44の枢着点61,62がどのようにして変速機ケーシング37と変速ケーシングに固定された圧力媒体操作可能なピストン−シリンダ−装置25のピストンロッド38とに固定可能であるかが判る。図示したピストン−シリンダ−装置の代わりに、電気駆動式のステップモータ装置を使用することもできる。
【0035】
変速機の変速比を調節するための他の調節装置が図6に示してある。この場合にも、変速機ケーシング37に固定されたピストン−シリンダ−装置25が巻掛け手段6に作用している。しかし、図5の実施の形態と異なり、弧状の調節部材ではなく、ほぼ棒状の調節レバー45が設けられている。この調節レバーは、延長したピストンロッドとして、ピストン−シリンダ−装置25のシリンダとは反対に向いたその端部において、回転軸63で巻掛け要素6の凹部73に係合する2個の回転ローラ34を支持している。
【0036】
本発明の他の実施の形態では、巻掛け要素6が他の環状ホイール64を介して操作可能である。この環状ホイールは、一つのT字状の横断面を有し、相対回転しないように互いに連結された外側の円錐ディスク4,5の穴105を通って案内されている。この場合、駆動軸7,8の方に向いた脚部に、上述のように巻掛け手段86に作用するローラを備えている。変速機の変速比を調節するための1個または複数の押し付け要素65が、環状ホイール64の外周に押し付け力を加える。図7にこのような構造が示してある。この場合、押し付けローラ65は、軸受け装置66を介してピストン−シリンダ−装置25のピストンロッド67に連結されており、このピストンシリンダ装置自体は、変速機ケーシング37に固定されている。
【0037】
巻掛け手段86のこの実施の形態の利点は、巻掛け手段86用の調節装置65〜67を外側の円錐ディスク4,5の間の範囲に入り込ませる必要がないことにある。
【0038】
本発明による巻掛け式変速機のための調節装置の最後の実施の形態が図8に示してある。本発明のこの実施の形態は、一端46が回転点68を介して変速機ケーシング37に揺動可能に軸承されている調節レバー45に関する。揺動レバー45の入力軸8に向いた側に、本実施の形態では、2個の押し付けローラ71,72が回転可能に軸承されて固定されている。この押し付けローラは、変速機の変速比を調節するために、調節力を巻掛け手段6に加えることができる。この調節力は、ピストン−シリンダ−装置51によって加えられ、このピストン−シリンダ−装置のピストンロッド50は、揺動レバー45に回転ジョイント式に連結されている。
【0039】
図9〜14は、巻掛け手段6,86の異なる実施の形態の横断面を示している。図9に示した、巻掛け式変速機で使用される巻掛け手段の輪郭は、円錐ディスク2,3,4,5の円錐面9,10,11,12に接触する軸方向端面の範囲が、V字の尖端部が破断されたほぼV字形に形成されている。この場合、V字の脚部は鉛直線95(または駆動軸の面法線)に対して角度αとβをなしており、この角度は、面法線95に対する内側または外側の円錐ディスクの円錐面角度に一致している(図10)。
【0040】
押し付け要素、例えばローラ71,72または滑りシューを収容するために、巻掛け手段6の半径方向外側に、長方形に形成された凹部73が設けられている。図9から更に判るように、巻掛け手段は、金属のコア75と、例えばゴム弾性材料からなる外皮30を備えている。
【0041】
図10の巻掛け手段も同じような構造を有する。ここでは、ほぼ楕円形部分を有する凹部77が設けられている。これに対して、図11の巻掛け手段は、半円形の凹部78を有し、全体が金属で作られている。一方、図12の巻掛け手段は、調節装置の押し付け要素のための平らな回転面79を備えている。この巻掛け手段6は、更に、全体が弾性的な材料85で作られ、この材料は、特に、例えばアラミド繊維または炭素繊維で繊維補強されて形成されている。
【0042】
これに対して、図13は、既に述べたゴム−金属−構造の巻掛け手段を示している。この構造の場合、凹部80はほぼV字形をしている。図14から、図7に示した環状ホイール86が判る。この環状ホイールは一つのT字形の横断面を有する。この場合、押し付け要素の方に向いたT字の脚部82は平らな回転面を有する。更に、この環状ホイールも複合部品として形成されており、この場合、金属コア84は、繊維補強されたゴム状の材料83からなる層によって取り囲まれている。
【0043】
図15には、自動車用駆動装置が示してある。この駆動装置の場合、駆動エンジンが96で示してある。この駆動エンジンは、軸7を介して本発明による変速機1の内側の円錐ディスクセットに連結されている。この場合、外側の円錐ディスク対は、既に説明したように、かみ合い歯と歯車94によって、被駆動軸58を駆動する。この被駆動軸は、逆転装置97と始動クラッチ98を介して差動装置99に連結されている。この差動装置99から、公知のごとく、アクスル駆動軸100が延びている。このアクスル駆動軸は、車輪101,102に駆動連結されている。
【0044】
駆動装置の図示していない変形例では、外側の円錐ディスク対の駆動トルクが変速機に伝えられ、内側の円錐ディスク対を介して導き出される。
【0045】
図16,17は、巻掛け手段6の他の異なる実施の形態の横断面を示している。本発明によれば、外側輪郭Aは、少なくとも4つの半径r1 ,r2 ,r3 , r4 を有する。この場合、半径r1 ,r2 は半径r3 , r4 よりも大きい。図16,17の実施の形態では、巻掛け手段6の外側輪郭半径r1 ,r2 によって区画された範囲は、巻掛け式変速機1の内側の円錐ディスク2,3のための摩擦面を形成し、外側輪郭半径r3 , r4 によって区画された範囲は、外側の円錐ディスク4,5のための摩擦面を形成する。図16,17において、巻掛け手段6の横断面形状はほぼU字形の構造を有する。この場合、巻掛け手段の半径方向外側には、それぞれ、上記の押し付け手段34,36を収容するための窪み73が設けられている。
【0046】
更に、図17から判るように、巻掛け手段6の外側輪郭Bは、外側輪郭半径r1 とr3 およびr2 と r4 の間に形成された付加的な半径r5 ,r6 を有する。この外側輪郭半径r5 ,r6 が半径r3 , r4 よりも大きい場合には、材料ひいては重量を低減する巻掛け手段6のくびれ部が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 変速機被駆動軸を備えている巻掛け式変速機の概略図である。
【図2】 変速調節装置を備えた巻掛け手段の範囲の変速機の横断面図である。
【図3】 変速比がi=5のときの図1の巻掛け式変速機を示す図である。
【図4】 変速比がi=5のときの図2と同様の図である。
【図5】 操作装置を備えた、図2の弧状の調節装置を示す図である。
【図6】 巻掛け手段用のピストンロッド操作装置を備えた図1の巻掛け式変速機を示す図である。
【図7】 二重T字形巻掛け手段と、円錐ディスクの外側に作用する操作装置を備えた、図1の巻掛け式変速機を示す図である。
【図8】 図1の巻掛け式変速機の巻掛け手段のための調節レバー操作装置を示す図である。
【図9】 押し付け手段のための長方形の凹部を有する、巻掛け手段の横断面図である。
【図10】 楕円形の凹部を有する巻掛け手段の、図9と同様の図である。
【図11】 金属構造の半円形の凹部を有する巻掛け手段の、図9と同様の図である。
【図12】 平らな回転面を有するゴム−金属−構造の巻掛け手段の、図9と同様の図である。
【図13】 V字形の凹部を有する巻掛け手段の、図9と同様の図である。
【図14】 T字形の横断面を有する環状ホイールを示す図である。
【図15】 本発明による変速機を備えた駆動装置を示す図である。
【図16】 巻掛け手段の横断面図である。
【図17】 巻掛け手段の他の実施の形態の、図16と同様の横断面図である。
【符号の説明】
1 巻掛け式変速機
2,3,4,5 円錐ディスク
6,86 巻掛け手段
7,8 駆動軸
9,10,11,12 円錐面
13,14 ころがり軸受
15,16 スラスト軸受
17,18 突出部
19,20 軸つば
22 突出部
23 戻し要素
24 突出部の端部
25 ピストン−シリンダ−装置
26 軸つば
27 戻し手段
28,29 外歯
30,83,110 コーティング
31 外周部
32,33 端面
34,36,65 押し付け要素
35 調節部材
41,42 押し付けローラ
43,44 端部
46 端部
47 側
52 チェーン
58 被駆動軸
59,60 駆動歯
71,72 押し付け要素
73 凹部
90 ピストン−シリンダ−装置
94 歯車
95 面法線
96 駆動エンジン
r1 ,r2 ,r3, r4 ,r5 ,r6 半径

Claims (26)

  1. 2つの円錐ディスク対と、この円錐ディスク対の間に配置された巻掛け手段とを備え、第1の円錐ディスク対(2,3)が駆動軸(7,8)によって駆動され、第2の円錐ディスク対(4,5)が被駆動軸(58)を駆動し、円錐ディスク対(2,3;4,5)が、駆動軸(7,8)または被駆動軸(58)上に互いに同軸に配置されており、第1の円錐ディスク対(2,3)が、第2の円錐ディスク対(4,5)に対して相対的に見て内側に位置するように配置され、第2の円錐ディスク対(4,5)が、第1の円錐ディスク対(2,3)に対して相対的に見て外側に位置するように配置され、第2の円錐ディスク対(4,5)が、第1の円錐ディスク対(2,3)の半径方向を取り囲んでいる、無段変速可能な巻掛け式変速機において、
    第2の円錐ディスク対(4,5)の一方の円錐ディスク(5)が、円錐ディスク対を支持する軸(7,58)上に回転可能にかつ軸方向に摺動不能に設けられ、他方の円錐ディスク(4)が、軸(7,58)の直径縮小部分(8)の範囲に回転可能にかつ軸方向に摺動可能に設けられており、第2の円錐ディスク対(4,5)の他方の回転可能な円錐ディスク(4)が、第1の円錐ディスク対(2,3)の、軸方向に摺動可能に軸部分(8)に装着された円錐ディスク(3)の軸方向突出部(22)上に回転可能にかつ軸方向に摺動可能に軸承されていることを特徴とする変速機。
  2. 内側にある円錐ディスク対(2,3)が、半径方向外側に開放する円錐面(9,10)を備え、外側にある円錐ディスク対(4,5)が、半径方向内側に開放する円錐面(11,12)を備えていることを特徴とする請求項1記載の変速機。
  3. 内側の円錐ディスク(3)が、軸(7)の直径縮小部分(8)に滑り軸受により軸承され、外側の円錐ディスク(4,5)が、ころがり軸受(13,14)とスラスト軸受(15,16)を介して軸(7)または内側の円錐ディスク(4)に軸承されていることを特徴とする請求項1または2記載の変速機。
  4. スラスト軸受(15,16)が、外側の円錐ディスク(4,5)の突出部(17,18)の端面と、軸(7)と円錐ディスク突出部(22)の軸つば(19,20)との間に設けられていることを特徴とする請求項3記載の変速機。
  5. スラスト軸受(16)がリング(21)に支持され、このリングが内側の円錐ディスク(3)の突出部(22)上に、戻し要素(23)によって軸方向に付勢可能に設けられていることを特徴とする請求項4記載の変速機。
  6. 戻し要素(23)が、ばねまたはピストン−シリンダ−装置であることを特徴とする請求項5記載の変速機。
  7. 第1の円錐ディスク対(2,3)の円錐ディスク突出部(22)の軸方向端面側の端部(24)と、軸部分(8)の軸つば(26)との間に、巻掛け手段(6,86)に対する押し付け力を発生させるための戻し手段(27)が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の変速機。
  8. 戻し手段(27)が、変速機変速比およびまたは入力トルクに依存して押し付け力を発生させる圧力媒体操作可能なピストン−シリンダ−装置(90)またはばね(27)であることを特徴とする請求項7記載の変速機。
  9. 外側の円錐ディスク(4,5)の突出部(17,18)が、その外周に外歯(28,29)を備えていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一つに記載の変速機。
  10. 巻掛け手段(6,86)がリングからなっていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか一つに記載の変速機。
  11. 円錐ディスク(2,3,4,5)およびまたは巻掛け手段(6,86)が、摩擦材料からなるコーティング(30,83,110)を備え、この摩擦材料が、特にアラミド繊維または炭素繊維で補強されていることを特徴とする請求項10記載の変速機。
  12. 巻掛け手段(6,86)が、その半径方向外周(31)に、U字形、V字形、半円形、楕円形または長方形の横断面形状を有する凹部(73)を備え、この横断面形状が、巻掛け手段(6,86)に変速比を調節するために必要な調節力を加える調節装置を収容するために適していることを特徴とする請求項10または11記載の変速機。
  13. 巻掛け手段(6,86)の軸方向端面(32,33)が、それぞれ1つの尖端を破断したほぼV字形の横断面形状を有することを特徴とする請求項10〜12のいずれか一つに記載の変速機。
  14. V字の脚部が、軸(8)の外周面の半径方向外側に向いた面法線(95)に対して、角度(α,β)をなし、この角度が、この面法線(95)に対する円錐ディスク面(9,10,11,12)の傾斜角度に一致していることを特徴とする請求項13記載の変速機。
  15. 巻掛け手段(6)が、少なくとも4つの半径(r1 ,r2 ,r3 , r4 )を備えた外側輪郭(A,B)を有する横断面形状を備え、巻掛け手段(6)の外側輪郭半径(r1 ,r2 )によって区画された範囲が、巻掛け式変速機(1)の内側の円錐ディスク(2,3)のための摩擦面を形成し、外側輪郭半径(r3 , r4 )によって区画された範囲が、外側の円錐ディスク(4,5)のための摩擦面を形成し、内側の円錐ディスク(2,3)のための摩擦面としての半径(r1 ,r2 )が、それぞれ外側の円錐ディスク(4,5)のための摩擦面としての半径(r3 , r4 )よりも大きいことを特徴とする請求項10〜14のいずれか一つに記載の変速機。
  16. 巻掛け手段(6)の外側輪郭がほぼU字形であることを特徴とする請求項10〜15のいずれか一つに記載の変速機。
  17. 巻掛け手段(6)の外側輪郭が、それぞれ一方の側にある、内側または外側の円錐ディスク(2,3,4,5)のための摩擦面としての外側輪郭半径(r1 とr3 およびr2 とr4 )の間に形成された別の外側輪郭半径(r5 ,r6 )を有することを特徴とする請求項10〜16のいずれか一つに記載の変速機。
  18. 別の外側輪郭半径(r5 ,r6 )が、それぞれ外側の円錐ディスク(4,5)のための摩擦面を形成する外側輪郭半径(r3 , r4 )よりも大きいことを特徴とする請求項17記載の変速機。
  19. 変速比を調節するための調節装置を有する請求項1〜18のいずれか一つに記載の変速機において、調節装置が、巻掛け手段(6,86)に当接し、かつこの巻掛け手段に変速比を調節するために必要な調節力を加える少なくとも1個の押し付け要素(34,36,65)を支持する調節部材(35)を備え、この調節部材が、変速機ケーシングに固定されて軸承され、かつ軸長手軸線に対して半径方向に移動可能に配置されていることを特徴とする変速機。
  20. 調節部材が操作棒(38)として形成され、この操作棒が、その一端で、押し付け要素として回転可能に軸承された少なくとも1個の押し付けローラ(34,36)を支持し、他端で変速機ケーシングに固定されたピストン−シリンダ−装置(25)に連結されていることを特徴とする請求項19記載の変速機。
  21. 調節部材が、円弧状の区間(39)を有する、押し付け要素として回転可能に軸承された少なくとも1個の押し付けローラ(41,42)のための支持部材として形成され、支持部材の自由端(43)に操作装置(25)が作用し、他端(44)がケーシングに固定されて回転可能に軸承されていることを特徴とする請求項19記載の変速機。
  22. 調節部材が調節レバー(45)として形成され、この調節レバーが、一端(46)でケーシングに固定されて回転可能に軸承され、円錐ディスク(2,3;4,5)に向いた側(47)で少なくとも1個の押し付け要素(71,72)を支持し、円錐ディスクとは反対に向いた側で、調節レバーを調節する操作装置(51)によって保持されていることを特徴とする請求項19記載の変速機。
  23. 押し付け要素が滑りシューとして形成されていることを特徴とする請求項19〜22のいずれか一つに記載の変速機。
  24. 駆動エンジン(96)と請求項1〜23のいずれか一つに記載の巻掛け式変速装置(1)とを有する車両用駆動装置において、
    巻掛け式変速機(1)の外側の円錐ディスク(4,5)の突出部(17,18)の外歯(28,29)が、それぞれ変速機軸(58)の駆動歯(59,60)にかみ合っているチェーン(52)を駆動することを特徴とする駆動装置。
  25. 少なくとも一方の外側の円錐ディスク(4,5)の外歯(28,29)が、チェーン(52)の代わりに少なくとも1個の歯車(94)を介して変速機軸(58)の外歯(59,60)にかみ合っていることを特徴とする請求項24記載の駆動装置。
  26. 駆動トルクの変速機への入力が、外側の円錐ディスク(4,5)を介して行われ、変速機からの出力が、内側の円錐ディスク(2,3)を介して行われることを特徴とする請求項24または25記載の駆動装置。
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