JP3890547B2 - 化粧料 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料に関するものであり、更に詳しくは、キャンデリラワックスより分別して得られる樹脂分を含有することにより、形状保持性、使用性、官能性、付着性、安定性に優れた化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来,化粧料において、樹脂成分として各種のロジン、エステルガム、マレイン酸変性エステルガム等が使用されている。
これらの樹脂は、形状保持、製品外観の艷の改良、付着性の改良、頭髪等の収束性の改良、皮膜耐水性の改良、皮膜光沢の改良、顔料分散性、顔料発色の改良等に用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のロジン、エステルガム、マレイン酸変性エステルガム等は、何れも軟化点が70℃以上で、結晶性であり常温での柔軟性に乏しい、この為、処方により配合が困難であったり、また十分な効果が得られる程度配合した場合、製品における指、筆はけ、スポンジ等による取れが悪くなる、伸びが悪くなる等の使用性の低下や、伸びが滑らかでなくなる、櫛通りが滑らかでなくなる、皮膜に柔軟性がなくなりごわつく等の使用感の低下が問題となる事が多い。
さらに、特有の臭いを有し、なお且つ経時的に強まる傾向があるために官能特性上好ましくないという欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意研究の結果、キャンデリラワックスより分別抽出した樹脂分を配合することにより、上記課題を解決し得ることを見出し本発明を完成するに至った。
【0005】
すなわち、本発明は、キャンデリラワックスを分別して得られた、65%以上の樹脂分を含有するキャンデリラワックス分別物を含有することを特徴とする化粧料である。また、本発明は、キャンデリラワックスをアルコール類、ケトン類、エステル類から選ばれた少なくとも1種類の有機溶剤にて分別抽出して得られた、65%以上の樹脂分を含有するキャンデリラワックス分別物を含有することを特徴とする化粧料である。
【0006】
【発明の実施の形態】
キャンデリラワックスには、通常15〜30重量%(以下、単に「%」と記す)の樹脂分が含まれている。本発明に用いられる樹脂分とは、樹脂分が65%以上、好ましくは85%以上の割合で含有されるものである。
【0007】
本発明で用いる樹脂分は、キャンデリラワックスから有機溶剤で分別抽出して得られる。この分別抽出は、例えば、キャンデリラワックスにエタノールを添加して水浴上等で加熱することによりキャンデリラワックスを溶解する。次に、これを常温まで冷却して、ワックスの結晶を析出させ、これをろ過することにより結晶とろ液とに分ける。樹脂分はろ液中に溶解しているため、ろ液中のエタノールを蒸留回収することにより樹脂分を得ることができる。
【0008】
上記の如く得られた樹脂分は、淡黄色〜琥珀色の透明な固まりで、軟化点が35〜55℃であり、従来のキャンデリラワックスの融点72℃と比較して異なる。
【0009】
本発明の化粧料に用いられる上記樹脂分の配合量は特に限定されないが、好ましくは、樹脂分が0.1〜50%である。
【0010】
本発明の化粧料には、上記した必須成分の他に化粧料に使用される公知の成分、例えば、液状油、半固形状油、固形油、有機粉末、パール剤、白色顔料、体質顔料、無機あるいは有機の着色剤、これらの粉末処理物(シリコーン処理、テフロン処理等)、アクリル系やシリコーン系の樹脂、染料、界面活性剤、高分子化合物、ゲル化剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、多価アルコール類、水、香料、美容成分等を本発明の効果を損なわない範囲で、適宜選択して用いることができる。
【0011】
本発明の化粧料としては、化粧水、乳液、クリーム等のスキンケア化粧料、口紅、リップクリーム、リップグロス、ファンデーション、頬紅、アイシャドー、眉墨、アイライナー、マスカラ等のメイクアップ化粧料、ネイルエナメル、ネイルコート等の美爪化粧料、シャンプー、リンス、整髪料、染毛剤等の毛髪化粧料等が挙げられる。
【0012】
【実施例】
以下に、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらによって何ら限定されるものではない。
【0013】
以下の各実施例に使用した樹脂分の組成表を下記表1に示す。
【0014】
【表1】
Figure 0003890547
【0015】
実施例1,2及び比較例1,2 ファンデーション
表2に示す処方のファンデーションを調製し、形状保持性、使用性、径時後の生地臭、使用感について下記の方法により試験及び官能評価を行なった。その結果を表2に示す。
【0016】
【表2】
Figure 0003890547
【0017】
(製法)
実施例1,2及び比較例1,2
A.成分(1)〜(9)を加熱溶解し、これに成分18を加えて均一に混合する。
B.成分(10)〜(17)を混合して、これをAに添加して均一に分散する。
C.Bをアルミニウム製中皿に充填してプレスし、ファンデーションを得た。
【0018】
(試験方法及び評価方法)
形状保持性: 上記中皿入りのファンデーションを各10個製作し、各々を30cmの高さから水平に木板上に5回落下させ、亀裂、剥離などの異常を生じた数を計数して、下記基準により4段階評価した。
[評価][内容]
◎ : 異常なし。
○ : 異常が1個〜2個。
△ : 異常が3個〜4個。
△△: 異常が5個以上。
使用性: 得られたファンデーションについて、25名からなる女子パネルを対照とした使用テストにより、スポンジによる取れ易さについて、良いとした人数により、以下の基準に従い評価した。
<基準>
良いとした人数
20名以上 :◎
15〜19名:○
10〜14名:△
9名以下 :△△
使用感: 得られたファンデーションについて、25名からなる女子パネルを対照とした使用テストにより、使用感について、良いとした人数により、以下の基準に従い評価した。
<基準>
良いとした人数
20名以上 :◎
15〜19名:○
10〜14名:△
9名以下 :△△
臭い: 得られたファンデーションを50℃の恒温槽に20日間放置した後、生地臭を専門香料パネルが下記基準に従い評価した。
◎ : まったく臭わない。
○ : ほとんど臭わない。
△ : 臭いがある。
△△: 著しく臭う。
【0019】
表2から明らかな如く、本発明のファンデーションは、形状保持性に優れ、なお且つ使用性、使用感、臭いについて良好であった。
【0020】
実施例2,3及び比較例2,3 口紅
表3に示す処方の口紅を調製し、形状保持性、使用性(塗りやすさ、及び付着性)、使用感、経時後の臭いについて下記の方法により試験及び官能評価を行った。その結果も合わせて表3に示す。
【0021】
【表3】
Figure 0003890547
【0022】
(製法)
実施例3,4及び比較例3,4
A.成分(1)〜(12)を加熱溶解し、成分(18)を加え均一に混合する。
B.Aに成分(13)〜(17)を加えて3本ロールミルで均一分散し、再加熱後、脱泡、充填、冷却成形し製品とする。
【0023】
(試験法及び評価法)
形状保持性:得られた口紅について、レオメーターNRM−2002J(不動工業社製)により応力値を測定し、十分な形状保持を有するものから困難なものまでを◎、○、△、△△の4段階で評価した。
使用性(塗りやすさ、及び付着性):得られた口紅ついて、25名からなる女子パネルを対照とした使用テストにより、使用性(塗りやすさ、付着性)について、良いとした人数により、以下の基準に従い評価した。
<基準>
良いとした人数
20名以上 :◎
15〜19名:○
10〜14名:△
9名以下 :△△
使用感:得られた口紅について、25名からなる女子パネルを対照とした使用テストにより、使用感について、良いとした人数により、以下の基準に従い評価した。
<基準>
良いとした人数
20名以上 :◎
15〜19名:○
10〜14名:△
9名以下 :△△
臭い: 得られた口紅を50℃の恒温槽に20日間放置した後、生地臭を専門香料パネルが下記基準に従い評価した。
◎ : まったく臭わない。
○ : ほとんど臭わない。
△ : 臭いがある。
△△: 著しく臭う。
【0024】
表3から明らかな如く、本発明の口紅は、形状保持性に優れ、なお且つ使用性、使用感、臭いについて良好であった。
【0025】
実施例5,6及び比較例5,6 乳化型口紅
表4に示す処方の乳化型口紅を調製し、形状保持性、使用性(塗りやすさ、及び付着性)、使用感、経時後の臭いについて下記の方法により試験及び官能評価を行った。その結果も合わせて表4示す。
【0026】
【表4】
Figure 0003890547
【0027】
(製法)
実施例5,6及び比較例5,6
A.成分(1)〜(12)を加熱溶解し、成分(13)〜(16)を添加して均一に分散する。
B.成分(17)(18)を加熱混合し、これをAに加えて乳化混合する。
C:Bを口紅用カプセルい溶融充填し、冷却後、カプセルを除去して乳化型口紅を得た。
【0028】
(試験法及び評価法)
形状保持性:得られた乳化型口紅について、レオメーターNRM−2002J(不動工業社製)により応力値を測定し、十分な形状保持を有するものから困難なものまでを◎、○、△、△△の4段階で評価した。
使用性(塗りやすさ、及び付着性);得られた乳化型口紅ついて、25名からなる女子パネルを対照とした使用テストにより、使用性(塗りやすさ、付着性)について、良いとした人数により、以下の基準に従い評価した。
<基準>
良いとした人数
20名以上 :◎
15〜19名:○
10〜14名:△
9名以下 :△△
使用感: 得られた乳化型口紅について、25名からなる女子パネルを対照とした使用テストにより、使用感について、良いとした人数により、以下の基準に従い評価した。
<基準>
良いとした人数
20名以上 :◎
15〜19名:○
10〜14名:△
9名以下 :△△
臭い: 得られた口紅を50℃の恒温槽に20日間放置した後、生地臭を専門香料パネルが下記基準に従い評価した。
◎ : まったく臭わない。
○ : ほとんど臭わない。
△ : 臭いがある。
△△: 著しく臭う。
【0029】
表4から明らかな如く、本発明の乳化型口紅は、形状保持性に優れ、なお且つ使用性、使用感、臭いについて良好であった。
【0030】
実施例7,8及び比較例7,8クリーム
表5に示す処方のクリームを調製し、経時安定性、使用性(塗りやすさ)、使用感(べたつき)、経時後の臭いについて下記の方法により試験及び官能評価を行った。その結果も合わせて表5に示す。
【表5】
Figure 0003890547
【0031】
(製法)
実施例7,8及び比較例7,8
A.成分(1)〜(10)を加熱混合する。
B.成分(11)〜(13)を加熱混合し、これにAを添加して乳化混合する。
C.Bを冷却して、クリームを得た。
【0032】
(試験方法及び評価方法)
経時安定性:得られたクリームを50℃の恒温槽に1ヶ月間放置し、安定性(分離、変色等)を観察して、下記基準より4段階評価した。
[評価][内容]
◎ : 全く異常なし。
○ : ほとんど異常なし。
△ : 異常が見られる。
△△:著しい異常が見られる。
使用性: 得られたクリームについて、25名からなる女子パネルを対照とした使用テストにより、塗り易さについて、良いとした人数により、以下の基準に従い評価した。
<基準>
良いとした人数
20名以上 :◎
15〜19名:○
10〜14名:△
9名以下 :△△
使用感: 得られたクリームについて、25名からなる女子パネルを対照とした使用テストにより、使用感について、良い(べたつきが少ない)とした人数により、以下の基準に従い評価した。
<基準>
良いとした人数
20名以上 :◎
15〜19名:○
10〜14名:△
9名以下 :△△
臭い: 得られたクリームを50℃の恒温槽に20日間放置した後、生地臭を専門香料パネルが下記基準に従い評価した。
◎ : まったく臭わない。
○ : ほとんど臭わない。
△ : 臭いがある。
△△: 著しく臭う。
【0033】
表5から明らかな如く、本発明のクリームは、経時安定性にすぐれ、なお且つ使用性(塗りやすさ)、使用感(べたつき)、臭いについて良好であった。
【0034】
実施例9 油性アイシャドウ
(成分) (%)
1.高融点パラフィンワックス 5.0
2.セレシンワックス 15.0
3.モクロウ 2.0
4.ミリスチン酸ミリスチル 5.0
5.スクワラン 8.8
6.キャンデリラ樹脂(参考例1) 10.0
7.パルミチン酸オクチル 15.0
8.マイカ 10.0
9.タルク 10.0
10.ナイロンパウダー 5.0
11.赤色226号 1.0
12.ベンガラ 1.0
13.黄色酸化鉄 1.0
14.チタン処理マイカ 10.0
15.美容成分 0.1
16.紫外線吸収剤 1.0
17.香料 0.1
(製法)
A.成分1.〜7.を均一に溶解する。
B.成分8.〜14.をAに加え均一に分散した後、成分15.〜17.を添加して均一に混合する。
C.容器に充填して、油性アイシャドウを得る。
【0035】
以上の如く得られたアイシャドウは、付着性、使用性、使用感、臭いにおいて優れたものであった。
【0036】
実施例10 油性ファンデーション
(成分) (%)
1.ミツロウ 5.0
2.セレシンワックス 15.0
3.ワセリン 5.0
4.スクワラン 8.8
5.キャンデリラ樹脂(参考例1) 10.0
6.パルミチン酸オクチル 15.0
7.マイカ 10.0
8.タルク 10.0
9.ナイロンパウダー 5.0
10.酸化チタン 10.0
11.ベンガラ 1.0
12.黄色酸化鉄 1.0
13.チタン処理マイカ 2.0
14.美容成分 0.1
15.紫外線吸収剤 1.0
16.香料 0.1
(製法)
A.成分1〜6を均一に溶解する。
B.成分7〜13をAに加え均一に分散した後、成分14〜16を添加して均一に混合する。
C.容器に充填して、油性ファンデーションを得る。
【0037】
以上の如く得られた油性ファンデーションは、付着性、使用性、使用感、臭いにおいて優れたものであった。
【0038】
実施例11 リキッドアイライナー
(成分) (%)
1.ポリエチレンワックス 5.0
2.キャンデリラ樹脂(参考例1) 3.0
3.シリコン樹脂 残量
4.オクタメチルシクロテトラシロキサン 25.0
5.デカメチルシクロペンタシロキサン 25.0
6.デキストリン脂肪酸エステル 5.0
7.シリコン処理黒色酸化鉄 20.0
8.酸化防止剤 適量
9.紫外線吸収剤 適量
10.香料 適量
【0039】
(製法)
A.成分1〜6を均一に溶解する。
B.成分7をAに加え均一に分散した後、成分8〜10を添加して均一に混合する。
C.容器に充填して、リキッドアイライナーを得る。
【0040】
以上の如く得られたリキッドアイライナーは、付着性、使用性、使用感、臭いにおいて優れたものであった。
【0041】
実施例12 美爪料
(成分) (%)
1.アルキッド樹脂 12.0
2.フタル酸ジブチル 5.0
3.ニトロセルロース 12.0
4.キャンデリラ樹脂(参考例1) 5.0
5.酢酸n−ブチル 34.3
6.酢酸エチル 10.0
7.イソプロピルアルコール 15.8
8.n−ブタノール 3.5
9.酸化鉄処理チタンマイカ 1.4
10.ステアルコニウムヘクトライト 1.0
【0042】
(製法)
A.成分1,2を均一に溶解し、成分9,10を加え良く練り合わせる。
B.Aに成分3〜7を加え均一に混合する。
C.容器に充填して、美爪料を得る。
【0043】
以上の如く得られた美爪料は、付着性、使用性、使用感、臭いにおいて優れたものであった。
【0044】
実施例13 美爪料
(成分) (%)
1.トルエンスルホンアミドエポキシ樹脂 12.0
2.フタル酸ジブチル 5.0
3.ニトロセルロース 12.0
4.キャンデリラ樹脂(参考例1) 5.0
5.酢酸n−ブチル 34.3
6.酢酸エチル 10.0
7.イソプロピルアルコール 15.8
8.n−ブタノール 3.5
9.酸化鉄処理チタンマイカ 1.4
10.ステアルコニウムヘクトライト 1.0
【0045】
(製法)
A.成分1,2を均一に溶解し、成分9,10を加え良く練り合わせる。
B.Aに成分3〜7を加え均一に混合する。
C.容器に充填して、美爪料を得る。
【0046】
以上の如く得られた美爪料は、付着性、使用性、使用感、臭いにおいて優れたものであった。
【0047】
実施例14 整髪料(ヘアリキッド)
(成分) (%)
1.POE(20)硬化ヒマシ油 1.6
2.キャンデリラ樹脂(参考例1) 2.0
3.グリセリン 5.0
4.エタノール 40.0
5.精製水 残量
【0048】
(製法)
A.成分1〜4を均一に溶解する。
B.Aに成分5を加え均一に混合する。
C.容器に充填して、ヘアトリキッドを得る。
【0049】
以上の如く得られたヘアリキッドは、付着性、使用性、使用感、臭いにおいて優れたものであった。
【0050】
実施例15 整髪料(スタイリングジェル)
(成分) (%)
1.カルボキシビニルポリマー(20%水溶液) 15.5
2.トリエタノールアミン(10%溶液) 5.0
3.グリセリン 30.0
4.1.3ブチレングリコール 10.0
5.キャンデリラ樹脂(参考例1) 2.0
6.メチルパラベン 0.1
7.精製水 残量
【0051】
(製法)
A.成分3〜6を加熱しながら均一に溶解する。更に成分1及び7を加え均一に混合する。
B.Aに成分2を加え均一に混合する。
C.容器に充填して、スタイリングジェルを得る。
【0052】
以上の如く得られたスタイリングジェルは、付着性、使用性、使用感、臭いにおいて優れたものであった。
【0053】
【発明の効果】
本発明の化粧料は、形状保持性、付着性、使用性、臭いの経時安定性に優れ、使用感も良好なものであった。

Claims (2)

  1. キャンデリラワックスを分別して得られた、65%以上の樹脂分を含有するキャンデリラワックス分別物を含有することを特徴とする化粧料。
  2. キャンデリラワックスをアルコール類、ケトン類、エステル類から選ばれた少なくとも1種類の有機溶剤にて分別抽出して得られた、65%以上の樹脂分を含有するキャンデリラワックス分別物を含有することを特徴とする化粧料。
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