JP3889576B2 - ブラケット結合構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ブラケット結合構造に関し、さらに詳しくは、例えばサンバイザ等の車内に装備する補器をボディパネルに固定する際に有用なブラケットの結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車の運転席又は助手席のフロントウインドー上端近傍には、サンバイザが配置されている。サンバイザの種類によっては、例えばバイザにバニティーミラーが設けられたものがあり、夜間でも使用できるようにランプを備えたものがある。
【0003】
図13は、このようなサンバイザを取り付けるためのブラケットの一例を示している。このブラケット100は、車体の内装材であるトリム200の裏側に装備されて、サンバイザ側のブラケット(図示略)と組み合わせてボディパネル(図示略)に固定されるものである。各ブラケットにはコネクタが設けられており、両ブラケットの組み合わせでコネクタ同士の嵌合を行うことにより、車体側の配線とサンバイザ側の配線とを接続するようになっている。
【0004】
図13に示すように、車体側のブラケット100は、予めトリム200に取り付けておき、その状態でトリム200を車体のインナーパネルに取り付けるという手順で組み付け作業が行われる。従って、ブラケット100には、トリム200の開口201に取り付けるためのフック101が複数設けられている。
【0005】
これらのフック101は断面L字形をなしており、ブラケット100の基板102の板面上の複数箇所にそれぞれ先端を外向きにして設けられており、これらのフック101を、トリム200の開口201の周縁部に係合させることで、ブラケット100をトリム200に取り付けられるようになっている。
【0006】
図14はフック101とトリム200の開口201の関係を示している。複数のフック101は、対向するものが反対向きになるように形成されており、フック101の先端の位置よりも開口201の周縁部が内側にくるように開口201の大きさが設定され、全部のフック101が開口201の周縁部に係合できるようになっている。
【0007】
そして、ブラケット100をトリム200に取り付ける場合は、図15に示すように、ブラケット100を斜めにしながら、対向する一方の側のフック101を先にトリム200の開口201の周縁部に引っ掛け、次いで、矢印Nのように力を加えることで、他方の側のフック101をトリム200の開口201の周縁部に、主にトリム200の柔軟性(撓み)を利用しながら押し込んで係合させていた。つまり、フック101が折れず、トリム200も破損しない程度の強い力を加えながら嵌めていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、力の入れ加減が難しいため、図16に示すようにフック101が折れたり、図17に示すようにトリム200が破損したりしやすかった。
【0009】
本発明は、ブラケットのフックを無理なく簡単にトリム(取付対象板体)の開口に係合させることができ、フックが折れたりトリムが破損したりする事故を未然に防止できるようにしたブラケット結合構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、ブラケットの基板の板面上の一端側と他端側にそれぞれ外向きに断面L字形のフックを設け、これらフックを、取付対象板体に形成された開口の対向周縁部に係合させることで、前記ブラケットを取付対象板体に固定するブラケット結合構造において、前記基板の表面に凹溝を形成することにより、前記一端側のフックと他端側のフックの中間部を横断する薄肉部を設け、前記凹溝が、電線を通すための溝として利用されていることを特徴とする。
【0011】
この構造では、一端側と他端側のフックを取付対象板体の開口の対向周縁部に係合する際、両フックの中間部を横断するように設けられた薄肉部の位置で基板を湾曲変形させることにより、フック間の距離を縮めることができる。従って、基板の撓みとフックの撓みを利用することにより、無理な力を加えずにフックを開口の対向周縁部に係合させることができる。
【0013】
この構造では、薄肉部を形成している凹溝に電線を収容することにより、電線の位置決め及びずれ止めができる。
【0014】
請求項の発明は、請求項1記載のブラケットの結合構造であって、前記凹溝の途中にコネクタの圧接端子が配設されており、該凹溝に通した電線の中間部を前記圧接端子に圧接接続することで、前記コネクタと電線が電気接続されていることを特徴とする。
【0015】
この構造では、凹溝の途中に配した圧接端子に電線の中間部を圧接接続するようにしているから、連続した1本の電線上に複数の補器を接続するスルー接続が簡単にできるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るブラケット結合構造の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0017】
本実施形態は、本発明を、例えば自動車の運転席又は助手席のフロントウインドー上端に設けられるサンバイザ(補器)を車体(パネル)に対してワンタッチで簡単且つ確実に装着固定できるように構成した補器のブラケット結合構造に適用したものである。
【0018】
車体取付用ブラケット1は、図1に示すように、車体のインナーパネル2にサンバイザ(補器)3を固定するためのもので、サンバイザ3を支持する固定シャフト4の先端に取り付けられる。かかる車体取付用ブラケット1は、パネル側ブラケット5と、このパネル側ブラケット5に合体するバイザ側ブラケット6とから大略構成されている。
【0019】
トリム(車内天井板=取付対象板体)200の裏側に配されるパネル側ブラケット5は、ベース部分として略三角形状の基板7を有している。ここでは、便宜上、三角形状の基板7の3つの頂点のうち、1つの頂点のある方を「一端側」、残る2つの頂点のある方を「他端側」と呼ぶ。また、一端側の1つの頂点の角度の二等分線をブラケット中心線と呼ぶ場合、パネル側ブラケット5は、そのブラケット中心線を基準にしてほぼ左右対称な形に形成されている。
【0020】
図2〜図4はパネル側ブラケット5の詳細を示し、図5は同ブラケット5の裏面側の構成を示す。
【0021】
ブラケット5の基板7の下面の各頂点に対応する3つの位置には、図5に示すように、トリム200の開口201の周縁部に係合するための、外向きの3つのフック8が設けられている。3つのフック8のうち、1つはブラケット5の一端側にあり、他の2つはブラケット5の他端側にある。各フック8は、基板7の下面にL字形に突出しており、外方を向いたフック8の先端は、基板7の外周輪郭線よりも内側にある。また、基板7には左右一対のネジ結合孔9が穿設されている。
【0022】
また、基板7の上面には、雌コネクタ(第1のコネクタ)10のハウジング10Aと、該雌コネクタ10のハウジング10Aに連続する一対の対向側壁11とが突設され、各対向側壁11に連続して更に、バイザ側ブラケット6に突設したロック突起(ロック部)13とロックするための角筒状のロック部14が突設されている。雌コネクタ10のハウジング10Aは、ブラケット5の他端寄りの位置に形成され、ロック部14はブラケット5の一端寄りの位置に形成され、側壁11はそれらを繋ぐ形でそれらの中間に形成されている。
【0023】
雌コネクタ10のハウジング10Aを外れた基板7の中央部には、中央開口15が設けられている。前記側壁11とロック部14は、この中央開口15を挟んで対向配置されている。角筒状のロック部14は、中央開口15側の側壁を無くした3側壁よりなる溝形をなしており、中央開口15側と反対の側壁に係合爪付きの可撓ロックアーム14aを有している。このロック部14の下端面は、バイザ側ブラケット6に突設したロック突起13を受け入れられるように開口している。
【0024】
また、前記側壁11の外面側には、インナーパネル2に一時的(コネクタ同士の嵌合を外すとき)に係合するための係合部16が設けられている。この係合部16は、基板7の上面との間に、インナーパネル2の厚さ相当分の係合溝16aを確保した所定幅の凸壁として形成されている。
【0025】
雌コネクタ10のハウジング10Aには、図2に示すように、スルー状態で配索される車体側フラットケーブル(電線)20に電気接続される雄端子21が収容されており、雌コネクタ10の下端開口からバイザ側ブラケット6に取り付けた雄コネクタ30を挿入することにより、雄コネクタ30側の雌端子31と雄端子21とを電気接続できるようになっている。この雄端子21は、スルー状態で配索されたフラットケーブル20の長さ方向の中間部を圧接接続(スルー接続)することのできる圧接端子によって構成されている。
【0026】
雌コネクタ10のハウジング10Aの外面(上面及び側面)には、前記雄端子21に対して圧接接続するフラットケーブル20を収容・案内するための凹溝22が設けられており、この凹溝22と連続して基板7の上面にも、フラットケーブル20を収容・案内するための凹溝23が設けられている。これら凹溝22、23は、フラットケーブル20を収容できる程度の深さの浅い幅広の溝であり、ブラケット5の一端側のフック8と他端側のフック8の中間部を左右方向(前記ブラケット中心線と直交する方向)に横断している。ただし、雌コネクタ10のハウジング10Aがブラケット5の他端寄りの位置にあるので、他端側のフック8の根元の近傍に位置している。これらの凹溝22、23、特に凹溝23がブラケット5の基板7の表面に形成されていることで、その部分が薄肉部25として構成され、基板7がその部分で撓みやすくなっている。なお、基板7の上面の凹溝23は、雌コネクタ10のハウジング10A側から基板7の外周縁に向かうに従い幅広となる扇形に形成されている。
【0027】
また、図3、図4に示すように、雌コネクタ10のハウジング10Aの上端には、ヒンジ27を介してカバー28が連設されており、このカバー28をハウジング10Aの上面に被せて係止することにより、雌コネクタ10に収納されている雄端子21及びそれに接続されたフラットケーブル20を、脱落しないように保持できるようになっている。
【0028】
図1に戻って、このような構造のパネル側ブラケット5を配置するインナーパネル2には、前記雌コネクタ10、ロック部14、係合部16などを挿入する開口2Aが設けられている。開口2Aには、ロック部14と係合部16とを挿入するための広幅部と、雌コネクタ10を挿入するための狭幅部があり、広幅部から挿入した係合部16を狭幅部側へスライドさせることにより、係合部16の係合溝16aに狭幅部の開口周縁部が係合するようになっている。この係合構造は、雄雌コネクタ10、30の嵌合を解くときに、パネル側ブラケット5をインナーパネル2側に保持しておき、トリム200に無理な力がかからないようにするためのものである。また、インナーパネル2には、パネル側ブラケット5のネジ結合孔9に対応する位置に取付孔2B、2Bが設けられている。
【0029】
次に、トリム200の表面側(車内側)からパネル側ブラケット5に組み付けられるバイザ側ブラケット6の構造について説明する。
【0030】
バイザ側ブラケット6は、インナーパネル2に固定される内装材であるトリム200を挟んで、パネル側ブラケット5とは反対側に配置されて、インナーパネル2に固定される。このバイザ側ブラケット6も、ベース部分としてパネル側ブラケット6の基板7と同じ大きさの略三角形状の基板37を有している。このブラケット6についても、一端側と他端側の呼び方はブラケット5の場合と同じである。
【0031】
このブラケット6の基板37の上面には、サンバイザ3の固定シャフト4の先端周側部を保持するシャフト保持部38が突設されている。シャフト保持部38は、その中心に固定シャフト4を挿通させるシャフト保持用孔を有する略円筒体として形成されており、パネル側ブラケット5の中央開口15を貫通して、インナーパネル2の開口2Aにまで進入し得るように形成されている。
【0032】
この円筒状のシャフト保持部38の前面(バイザ側ブラケット6の一端側の側面)には、インナーパネル2の開口2A内に進入して、開口2Aの周縁部に係合するフック40が形成されている。フック40の先端には前方(ブラケット6の一端側)を向いた傾斜面(傾斜部)41が設けられており、フック40がインナーパネル2の開口2A内に進入するとき、その進入動作に伴って開口2Aの周縁部と摺接して、それにより、ブラケット6をフック係合方向と反対方向にスライドさせるようになっている。
【0033】
また、バイザ側ブラケット6の上面には、雌端子31を収容した雄コネクタ30が装着されている。雌端子31には、シャフト保持部38内の固定シャフト4の端部から導出されたバイザ側電線33の端末に接続されている。雄コネクタ30は、この雌端子31を下からハウジング30A内に収容し、ハウジング30Aの下面をカバー32で塞ぐことで組立品として構成されており、その状態で、ブラケット6の上面の係合溝にスライド係合させることで、基板37の上面に立設されている。そして、パネル側ブラケット5の雌コネクタ10と嵌合できるようになっている。
【0034】
また、バイザ側ブラケット6の基板37には、インナーパネル2に対してネジ止めするためのネジ結合孔39が設けられている。このネジ結合孔39は、パネル側ブラケット5のネジ結合孔9及びインナーパネル2の取付孔2Bの位置と対応しており、前記フック40よりもブラケット6の他端側に位置している。
【0035】
また、基板37上のシャフト保持部38の左右両側には、上方へ向けて突出するロック突起(ロック部)13が形成されている。これらロック突起13は、雄コネクタ30よりも高く設定され、雄コネクタ30と雌コネクタ10との結合に先行して、上記したパネル側ブラケット5に形成された角筒状のロック部14に挿入されるようになっている。
【0036】
ロック突起13の上部側面には、角筒状ロック部14のロックアーム14aの係合爪が係合する係合溝13aが形成されている。また、ロック突起13の頂部には、ロック突起13を角筒状のロック部14に挿入しやすくするための、略角錐(四角錐)形状もしくは略円錐形状の案内部13bが形成されており、バイザ側ブラケット6とパネル側ブラケット5との位置決めが容易にできるようになっている。
【0037】
次にインナーパネル2に対する上記ブラケット5、6の結合構造について説明する。
【0038】
パネル側ブラケット5とバイザ側ブラケット6とをインナーパネル2に装着するには、まず、予めパネル側ブラケット5をトリム200の裏側(車外側)に配置し、フック8をトリム200の開口201の周縁部に係合させることで、トリム200にパネル側ブラケット5を取り付ける。このパネル側ブラケット5の取り付け作業は、インナーパネル2にトリム200を取り付ける前に行う。
【0039】
フック8をトリム200に係合させる際には、ブラケット5の薄肉部25を湾曲させながら行う。
【0040】
図6はその場合の手順を示す簡略図である。まず、(a)に示すブラケット5を、(b)に示すようにトリム200の開口201に対向させて、例えば一端側に位置するフック8を先にトリム200の開口201の周縁部に引っ掛ける。次いで、ブラケット5をトリム200に向けて押し付ける。そうすると、(c)に示すようにブラケット5が薄肉部25の位置で撓み、他端側のフック8と一端側のフック8の距離が僅かに縮まることで、他端側のフック8が開口201の周縁部を通過し、トリム200の反対側に達して、開口201の周縁部と係合する。従って、あまり強くない力で無理なくフック8をトリム200に係合させることができ、取り付け作業が簡単にできるようになると共に、トリム200の開口201の周縁部の破損や、フック8の破損を未然に防止することができる。凹溝22、23に先にフラットケーブル20を収容していても、フラットケーブル20自体が撓みやすいものであるから同様の効果が得られる。
【0041】
パネル側ブラケット5をトリム200の裏面側に取り付けたら、トリム200をインナーパネル2に組み付ける。その際、図3に示すように、予めインナーパネル2の開口2Aから引き出したフラットケーブル20と雌コネクタ10の雄端子21とを圧接接続し、図4に示すように、雌コネクタ10のハウジング10Aにカバー28を被せて、雌コネクタ10を完成させる。
【0042】
この際、フラットケーブル20は、雌コネクタ10のハウジング10Aの表面や基板7の表面に形成した凹溝23、22内に収容されるので、位置ずれしないように適正な位置に保持される。また、フラットケーブル20の長さ方向の中間部を雌コネクタ10にスルー接続するので、車両天井部におけるフラットケーブルの配索を簡略化することができる。この点については後述する。
【0043】
なお、フラットケーブル20と雌コネクタ10の電気接続は、パネル側ブラケット5をトリム200に取り付ける前に行う場合もある。フラットケーブル20を雌コネクタ10に先に接続した場合であっても、ブラケット5は、基板7の薄肉部25で撓みやすくなっているので、後からトリム200に取り付ける際に、大きな力を加えずに、フック8をトリム200の開口201の周縁部に係合させることができる。
【0044】
インナーパネル2にトリム200を取り付ける際には、パネル側ブラケット5側の突出部分、即ち、雌コネクタ10、ロック部14、側壁11等を、インナーパネル2の開口2A内に挿入する。
【0045】
図7はこの状態を示している。この状態において、パネル側ブラケット5はインナーパネル2の下面(バイザ側ブラケット6を組み付けようとする方向において前面)に配置される。この状態で、バイザ側ブラケット6の雄コネクタ30、ロック突起13、シャフト保持部38を、それぞれパネル側ブラケット5の雌コネクタ10、ロック部14、中央開口15に対向させて、パネル側ブラケット5にバイザ側ブラケット6を下面側から組み付ける。
【0046】
即ち、図7に示すように、バイザ側ブラケット6をパネル側ブラケット5に対して矢印Aで示す方向に真っ直ぐに押し付ける。そうすると、最初にバイザ側ブラケット6の中の一番高いロック突起13が、パネル側ブラケット5の角筒状のロック部14に入り込み、次いで、雌コネクタ10に雄コネクタ30が嵌合し始める。この際、ロック突起13の先端には錐形状の案内部13bがあり、コネクタ10、30の嵌合前にロック突起13が角筒状のロック部14に誘導されることにより、コネクタ10、30同士及びブラケット5、6同士の位置決めが行われ、それにより、雄コネクタ30と雌コネクタ10の結合が確実且つ容易に行われる。
【0047】
図8に示すように、雌コネクタ10と雄コネクタ30の嵌合が始まると、バイザ側ブラケット6のフック40の先端の傾斜面41が、インナーパネル2の開口2Aの周縁部に当たり、更にバイザ側ブラケット6をパネル側ブラケット5側に押し込むことで、図9に示すように、傾斜面41の作用で、両ブラケット5、6がフック係合方向と反対方向(矢印B方向)にスライドする。そして、そのようにスライドすることで、フック40の傾斜面41がインナーパネル2の開口2の周縁部から外れて、フック40が開口2を通過してインナーパネル2の背面側に進入する。同時に、雌コネクタ10に対して雄コネクタ30が嵌合し、ロック突起13がロック部14に嵌合する。
【0048】
コネクタ10、30が適正に嵌合し、ブラケット5、6が確実に結合したことは、ロック部14のロックアーム14aの係合爪が、ロック突起13の係合溝14aに係合したときのロック音によって確認することができる。
【0049】
この状態になったことが前記のロック音によって確認できたら、図10に示すように、バイザ側ブラケット6とパネル側ブラケット5を、図中矢印Cで示すフック係合方向にスライドさせることにより、フック40をインナーパネル2の開口2Aの周縁部に係合させる。
【0050】
この際、フック40が適正に係合した状態で、ブラケット5、6のネジ結合孔9、39がインナーパネル2側の取付孔2Bと合致するように予め作られているから、ネジ結合孔9、39を取付孔2Bに合わせるようにブラケット5、6をスライドさせるだけで、フック40を確実にインナーパネル2の開口2Aの周縁部に係合させることができる。
【0051】
このようにフック40によって仮係合したら、後は、位置の合致したネジ結合孔9、39及び取付孔2Bにネジ(締結部材)を通して締めることにより、サンバイザ3の取り付けが完了する。
【0052】
このように取り付けが完了した状態において、パネル側ブラケット5は、剛性を有するインナーパネル2とバイザ側ブラケット6との間に挟まれるので、薄肉部25を設けたことによる強度不足の影響は全く問題とならなくなる。
【0053】
以上のように取り付けた状態からサンバイザ3を取り外す必要が生じたときには、前記ネジを抜いた後、両ブラケット5、6をフック係合方向と反対方向にスライドさせることにより、フック40とインナーパネル2の係合を解除し、その状態でバイザ側ブラケット6を下方に引く。そうすると、ロック突起13とロック部14のロックが外れ(このロックは仮止めであるから、強く引くことで外れる)、雌コネクタ10から雄コネクタ30が抜ける。その際、フック係合方向と反対方向にブラケット5、6がスライドした時点で、パネル側ブラケット5の係合部16がインナーパネル2の開口2Aの狭幅部の開口縁に係合し、パネル側ブラケット55がインナーパネル2によって保持されているので、トリム200に無理な力がかからずに、バイザ側ブラケット6をパネル側ブラケット5から離脱させることができる。
【0054】
以上の結合構造では、パネル側ブラケット5に薄肉部25を設けてその部分で撓みやすくしてあるから、パネル側ブラケット5のフック8をトリム200の開口201の対向周縁部に無理な力を加えずに簡単に係合させることができる。従って、トリム200の開口201の周縁部を破損したり、フック8を破損したりする心配がなくなり、組み付け作業がやりやすくなる。
【0055】
また、パネル側ブラケット5を撓みやすくするための薄肉部25を、フラットケーブル20を収容するための凹溝22、23によって形成しているので、薄肉部と電線収容溝とを別々に設ける場合に比べて、ブラケット5が大きくならないし、ブラケット5の構成も簡略になる。
【0056】
また、凹溝23の途中に設けた雌コネクタ10の雄端子21に対して、フラットケーブル20の中途部を圧接接続しているので、図11に示すように、車両の天井部90に多数の補器(例えば、サンバイザ3やルームランプ85、86、87等)を配する場合でも、1本のフラットケーブル20を配するだけで、同フラットケーブル20上に複数の補器をスルー接続することができ、ケーブルの配索の簡略化が図れる。この場合も、各補器の取り付けには、前述したパネル側ブラケット5とバイザ側ブラケット6の組み合わせを用いることができる。なお、図中80は車体側のケーブルであり、コネクタ81、82によりフラットケーブル20と接続されるようになっている。
【0057】
図12は比較例として従来の車両天井部90の配線状況を示している。従来では、ワイヤーハーネス95を用いて配索を行っており、各枝線96の端末を各補器に接続している。従って、スルー接続ではないため、配索量が多くなり、コストも高くなる。
【0058】
それに対し、上記実施形態の構造では、1本のフラットケーブル20に対して複数の補器をスルー接続することができるので、配索量が少なくてすみ、低コスト化が図れる。
【0059】
また、上記実施形態の構造では、パネル側ブラケット5とバイザ側ブラケット6をインナーパネル2に沿ってスライドさせることにより、バイザ側ブラケット6のフック40をインナーパネル2の開口2Aの周縁部に係合させるようにしているので、組み付け状態においてフック40とインナーパネル2の間のクリアランスを最小限に設定することができる上、フック40とインナーパネル2の係合代を大きめに設定することができる。従って、インナーパネル2に対するフック40による係合を、がたつきやぐらつきの無い状態で確実に高い強度で行うことができ、ブラケット5、6を介してサンバイザ3をインナーパネル2に強く確実に固定することができる。
【0060】
また、ブラケット5、6をスライドさせて、ネジ結合孔9、39をインナーパネル2側の取付孔2Bに単に位置合わせするだけで、フック40をインナーパネル2に適正に係合させることができるので、ネジ止め前の位置合わせ作業が容易になり、作業性が向上する。
【0061】
また、バイザ側ブラケット6をパネル側ブラケット5に組み付ける動作を行うだけで、自動的にフック40の先端の傾斜面41の作用により、ブラケット5、6がフック係合方向と反対方向にスライドして、インナーパネル2の開口2Aへのフック40の進入を誘導案内するので、特にフック40とインナーパネルパネル側の開口2Aの位置関係を目で確認しなくても、つまり、単にバイザ側ブラケット6をパネル側ブラケット5に対して押し込むだけで、フック40を係合させるためのスライド代を確保することができる。従って、後は、フック係合方向にブラケット5、6をスライドさせるだけで、フック40を適正にインナーパネル2に対して係合させることができる。
【0062】
また、ロック突起13とロック部14のロック音を確認した後で、ブラケット5、6をフック係合方向にスライドさせるだけで、確実にフック40をインナーパネル2の開口2Aの周縁部に係合させることができるので、ブラケット5、6同士の組み付けが適正に行われていない状態での誤組み付けを防止することができる。即ち、ロックを確認しない状態(つまり、両ブラケットが適正に組み付けられていない状態)でブラケット5、6をフック係合方向にスライドさせた場合には、フック40がインナーパネル2の背面側に確実には達していない状態での移動となるので、フック40を適正にインナーパネル2と係合させることができない。また、フック40を適正にインナーパネル2に係合させることができないことから、ブラケット5、6側のネジ結合孔9、39とインナーパネル2側の取付孔2Bの位置を合致させることもできず、ネジ締めすることができない。従って、そのことをもって、ブラケット5、6同士の組み付けが適正に行われていない状態での誤組み付けを防止することができる。
【0063】
なお、前記実施形態では、インナーパネル2にトリム200を取り付けた後から、バイザ側ブラケット6を用いてサンバイザ3をインナーパネル2に取り付ける場合を説明したが、バイザ側ブラケット6を予めトリム200に仮止めした状態(ルーフモジュール状態)にしてから、トリム200をインナーパネル2に組み付けるようにすることもできる。そうした場合でも同様に、インナーパネル2にトリム200を組み付けるときに、フック40の傾斜面41の作用で、ブラケット5、6ががフック係合方向と反対方向にスライドする。従って、後はネジ結合孔9、39をインナーパネル2の取付孔2Bに合わせるようにブラケット5、6をスライドさせれば、フック40の適正係合が完了する。
【0064】
また、単にネジだけで締結する代わりに、スクリュウグロメット(締結部材)を用いてブラケット5、6を取り付けることもできる。その場合は、別にブラケットケースを用意しておき、このブラケットケースをバイザ側ブラケット6の下面側から装着することにより、ケースに突設してあるスクリュウグロメット(締結部材)を、ネジ結合孔9、39及び取付孔2Bに挿入するようにすればよい。後は、スクリュウグロメットにネジを締め込むことで、ブラケット5、6をインナーパネル2に締結することができる。
【0065】
以上、実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明構成の要旨に付随する各種の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、補器としてサンバイザを用いたが、ルームランプなどの他の補器にも適用することが可能である。
【0066】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によれば、基板の一端側と他端側に設けたフックを、開口の対向周縁部に無理な力を加えずに係合させることができるので、取付対象板体の開口の周縁部を破損したりフックを破損したりする心配がなくなり、組み付け作業性を良好にすることができる。
【0067】
また、請求項の発明によれば、薄肉部を形成している凹溝を電線収容溝として利用するので、電線収容溝を設けるという発想から、結果的にブラケットの取付作業性の向上が図れるようになる。また、薄肉部を形成する凹溝と電線収容溝とを別々に設けないでよいから、ブラケットが大きくならないし、ブラケットの構成の簡略化が図れる。
【0068】
請求項の発明によれば、1本の電線上に複数の補器を並べて配するというスルー接続が可能であり、配索の簡略化ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の分解斜視図である。
【図2】同実施形態におけるパネル側ブラケットの拡大斜視図である。
【図3】図2のパネル側ブラケットの雌コネクタに対してフラットケーブルを圧接接続した状態を示す斜視図である。
【図4】図3の圧接接続した後でカバーを被せた状態を示す斜視図である。
【図5】同実施形態におけるパネル側ブラケットの裏側から見た拡大斜視図である。
【図6】同実施形態におけるパネル側ブラケットをトリムに取り付ける場合の手順(a)〜(d)を示す図である。
【図7】同実施形態の説明図であり、バイザ側ブラケットをパネル側ブラケットに対して組み付けようとしている状態を示す断面図である。
【図8】図7の次の状態を示す断面図である。
【図9】図8の次の状態を示す断面図である。
【図10】図9の次の段階として、バイザ側ブラケットをパネル側ブラケットに組み付け完了した状態を示す断面図である。
【図11】同実施形態の適用例の説明図であり、車両天井部にフラットケーブルをスルー接続しながら配索した状態を示す斜視図である。
【図12】図11の比較例として示す図で、車両天井部にワイヤーハーネスを配索した状態を示す斜視図である。
【図13】従来のブラケット結合構造の一例を示す斜視図である。
【図14】図13の構造におけるフックと開口の関係を示す図である。
【図15】図13の構造における組み付け要領の説明に使用する断面図である。
【図16】図13の構造の問題点の説明に使用する断面図である。
【図17】図13の構造の問題点の説明に使用する平面図である。
【符号の説明】
5 パネル側ブラケット
7 基板
8 フック
10 雌コネクタ
20 フラットケーブル(電線)
21 雄端子(圧接端子)
22,23 凹溝
25 薄肉部
200 トリム(取付対象板体)
201 開口

Claims (2)

  1. ブラケットの基板の板面上の一端側と他端側にそれぞれ外向きに断面L字形のフックを設け、これらフックを、取付対象板体に形成された開口の対向周縁部に係合させることで、前記ブラケットを取付対象板体に固定するブラケット結合構造において、
    前記基板の表面に凹溝を形成することにより、前記一端側のフックと他端側のフックの中間部を横断する薄肉部を設け、
    前記凹溝は、電線を通すための溝として利用されていることを特徴とするブラケットの結合構造。
  2. 請求項1記載のブラケットの結合構造であって、
    前記凹溝の途中にコネクタの圧接端子が配設されており、該凹溝に通した電線の中間部を前記圧接端子に圧接接続することで、前記コネクタと電線が電気接続されていることを特徴とするブラケットの結合構造。
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