JP3593498B2 - 補器のブラケット結合構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、補器のブラケット結合構造に関し、さらに詳しくは、例えばコネクタ部を有するサンバイザブラケットと、車体側ワイヤハーネスのコネクタ部を有する車体側ブラケットとの結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車の運転席又は助手席のフロントウインドー上端近傍には、サンバイザが配置されている。サンバイザの種類によっては、例えばバイザにバニティーミラーが設けられたものがあり、夜間でも使用できるようにランプを備えたものがある。
【0003】
図9に示すように、このようなランプを備えたサンバイザ101は、車体側に固定するための固定シャフト103の先端にブラケット102が設けられている。このブラケット102は、車体のインナーパネル104にネジ止めすることで固定されている。
【0004】
以下に、サンバイザ101をインナーパネル104に固定する方法について説明する。まず、図9及び図10に示すように、フロントウインドー105の上端近傍のインナーパネル104に形成された孔部106より車内へワイヤハーネス107を引き出し、その先端に設けられたコネクタ108に、前記ブラケット102より導出された電線109の先端に取り付けられたコネクタ110を結合させる。これらコネクタ108、110同士の結合作業は、熟練を有した作業者の手作業で行う。
【0005】
次に、図10に示すように、結合したコネクタ108、110とワイヤハーネス107をインナーパネル104に形成した孔部106から前記インナーパネル104とアウターパネル111間の空間部112に収めながら前記サンバイザ101を取り付ける。すなわち、図11に示すように、コネクタ108、110とワイヤハーネス107を前記空間部112に収めながら前記ブラケット102に形成されたグロメットスクリュー113を、インナーパネル104に形成したブラケット取付孔114(図9参照)に挿入し、前記ブラケット102をインナーパネル104側へ押し込む。
【0006】
次に、図12に示すように、円筒形状をなすグロメットスクリュー113の中心孔にネジ115を挿入してネジ締めを行う。すると、グロメットスクリュー113の先端部より高さ方向に形成されたスリット118より、前記グロメットスクリュー113の先端部が前記ネジ115によって押し広げられ、その押し広げられたグロメットスクリュー113の片部116、116が前記ブラケット取付孔114の開口周縁部に押圧されることにより、前記ブラケット102が前記インナーパネル104に固定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したサンバイザ101の装着では、サンバイザ101側のコネクタ110と、ワイヤハーネス107側のコネクタ108とが不完全な嵌合状態のまま孔部106から収められてしまう可能性があった。また、上記したサンバイザ101の装着では、コネクタ110、108内に図示しない接続端子が確実に装着されているかどうかを確認する作業が必要であった。接続端子がコネクタ110、108に対して半挿入状態であることが看過されると、ランプへの給電が行えず、サンバイザ101を取り外して検査する作業が要求されるものであった。
【0008】
さらに、上記したサンバイザ101では、コネクタ110、108同士の嵌合を容易にするために、コネクタ110、108に他方のコネクタを拾い易くする案内部を形成するため、コネクタ自体が大きくなるという問題点があった。また、コネクタ110、108は、互いに突き当たるときに強度を有するようにコネクタフード部の肉厚を厚くする必要があった。このように、上記構成のコネクタ110、108では、小型化、肉薄化、軽量化を図ることができず、コストの低廉化を図りにくいものであった。
【0009】
そこで、本発明は、補器に接続された電線を保護すると共に、ブラケット同士が組み付け易く、コネクタの小型化、肉薄化が図れ、しかも、コネクタ同士を確実に結合させることのできる補器のブラケット結合構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、第1のコネクタを有する第1のブラケットと、第2のコネクタを有し且つ補器が支持された第2のブラケットとを備え、前記コネクタ同士を嵌合すると共に前記ブラケット同士を組み付けてパネルに補器を固定する補器のブラケット結合構造であって、前記第2のブラケットには、前記第2のコネクタの高さよりも高いセミロック掛かり部を突設し、前記第1のブラケットには、セミロック部を設け、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの嵌合に先駆けて、前記セミロック掛かり部が前記セミロック部に案内されて嵌合することを特徴としている。
【0011】
このような構成の請求項1記載の発明では、第1のコネクタと第2のコネクタとを嵌合させる際に、第1のブラケットと第2のブラケットとを組み付ける操作を行ったとき、第2のブラケットにおいてセミロック掛かり部が第2のコネクタの高さよりも高く突出するように設定されているため、補器から導出された電線や第2のコネクタが第1のブラケット側に接触することがない。このため、補器から導出された電線や第2のコネクタの損傷が防止される。
【0012】
また、請求項1記載の発明では、第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌合に先駆けて、セミロック掛かり部がセミロック部に案内されて嵌合することにより、両ブラケット同士が適正に位置決め(調芯)されるため、第1のコネクタと第2のコネクタとが位置ずれを起こすことなく円滑且つ確実に嵌合する。このため、第1及び第2のコネクタを肉薄にすることができ、コネクタの小型化、軽量化を図ることができる。
【0013】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の補器のブラケット結合構造であって、前記セミロック掛かり部は、上部が上端に向けて漸次縮径する略円錐形状又は略角錐形状であり、前記セミロック部は筒形状であることを特徴としている。
【0014】
したがって、請求項2記載の発明では、第2のブラケット側のセミロック掛かり部の上部が略円錐形状又は略角錐形状であるため、筒形状のセミロック部に嵌合する際に、両ブラケット同士が適正に位置決めされる。このため、第1及び第2のコネクタに位置決め構造(一方が他方を拾って案内する構造)が必要なく、コネクタの構造を簡略化することができる。
【0015】
さらに、請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の補器のブラケット結合構造であって、前記セミロック部は、前記セミロック掛かり部の側壁に係止するセミロックアームを有し、前記セミロック掛かり部は前記セミロックアームが係合するセミロック用溝部を有することを特徴とする。
【0016】
したがって、請求項3記載の発明では、セミロック掛かり部とセミロック部とが嵌合したときに、セミロック部に設けられたセミロックアームが、セミロック掛かり部に設けられたセミロック用溝部に係合するため、第1のブラケットと第2のブラケットとは、結合した状態でセミロックされる。このため、例えば、グロメットスクリューなどを用いて本固定する前に、第1及び第2のブラケット同士を組み付けた状態で保持する作用がある。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る補器のブラケット結合構造の詳細を図面に示す実施形態に基づいて説明する。
【0018】
本実施形態は、本発明を、例えば自動車の運転席又は助手席のフロントウインドー上端に設けられるサンバイザ(補器)を車体(パネル)に対してワンタッチで簡単且つ確実に装着固定できるように構成した補器のブラケット結合構造に適用したものである。
【0019】
<車体取付用ブラケット>
車体取付用ブラケット1は、図1に示すように、車体のインナーパネル2にサンバイザ3を固定するためのもので、サンバイザ3を支持する固定シャフト4の先端に取り付けられる。かかる車体取付用ブラケット1は、第1のブラケットとしてのパネル側ブラケット5と、このパネル側ブラケット5に合体する第2のブラケットとしてのバイザ側ブラケット6とから大略構成されている。
【0020】
『パネル側ブラケット』
パネル側ブラケット5は、第1のコネクタとしての雄コネクタ部7を有している。この雄コネクタ部7は、パネル側ブラケット5の上方に突設され、下面には後述する雌コネクタ部が挿入され得るように接続開口部(図示は省略する)を有している。この雄コネクタ部7の内部には、図1に示すように、車体側のワイヤハーネス8の端部に装着された雄接続端子9が収納・固定されるようになっている。さらに、雄コネクタ部7には、ヒンジ部7Aを介してカバー部7Bが形成されており、このカバー部7Bを被せて係止することにより、雄コネクタ部7に収納される雄接続端子9を保持するようになっている。
【0021】
また、パネル側ブラケット5には、バイザ側ブラケット6に形成された、後述するセミロック掛かり部としての一対の係合突起10、10が係合される略筒形状のセミロック部としての被係合部11、11が設けられている。これら被係合部11の下面には、係合突起10を挿入させる開口部が形成されている。パネル側ブラケット5における被係合部11、11の間には、後述するバイザ側ブラケット6に突設されたシャフト保持部14が挿入される保持部挿入孔5Aが開設されている。
【0022】
なお、被係合部11には、反発性を有するセミロックアーム11Aが形成されている。また、パネル側ブラケット5には、図示しないグロメットスクリューを挿入する取付孔12、12が開設されている。
【0023】
『インナーパネル』
このような構造のパネル側ブラケット5を固定するインナーパネル2には、図1に示すように、雄コネクタ部7及び被係合部11、11を挿入する孔2Aが開口されている。また、インナーパネル2には、パネル側ブラケット5の取付孔12、12に対応する位置に取付孔2B、2Bが開設されている。
【0024】
『バイザ側ブラケット』
次に、バイザ側ブラケット6の構造について説明する。バイザ側ブラケット6は、図1に示すように、インナーパネル2に固定される内装材であるトリム13を挟んでパネル側ブラケット5とは反対側に配置されて前記インナーパネル2に固定される。このバイザ側ブラケット6には、固定シャフト4の先端側部を保持するシャフト保持部14が形成されている。なお、シャフト保持部14は、その中心に固定シャフト4を挿通させるシャフト保持用孔15を有する略円筒体として形成されている。
【0025】
また、図2及び図3に示すように、バイザ側ブラケット6には、当該ブラケットの面方向に沿って互いに平行をなす一対のコネクタ係合溝16、16が形成されたコネクタ装着部17が設けられている。これらコネクタ係合溝16、16のそれぞれの略中央部には、ロック用凹部18が形成されている。このコネクタ装着部17には、図1に示すように、側方から雌コネクタ部19がスライド挿入されている。
【0026】
さらに、シャフト保持部14の両側には、上方へ向けて突出する係合突起10が形成されている。これら係合突起10、10は、雌コネクタ部19よりも高く設定され、雌コネクタ部19と雄コネクタ部7との結合に先行して、上記したパネル側ブラケット5に形成された被係合部11に挿入されるようになっている。また、係合突起10の上部側面には、上記したセミロックアーム11Aの自由端部が係合するセミロック用溝部10Aが形成されている。さらに、係合突起10の頂部は、略角錐(四角錐)形状もしくは略円錐形状に形成され、被係合部11の下部開口に挿入し易い形状となっている。このため、係合突起10が被係合部11に拾われることで、バイザ側ブラケット6とパネル側ブラケット5との位置決めが行われるようになっている。
【0027】
また、バイザ側ブラケット6における雌コネクタ部19の装着位置の両側位置には、上記した、取付孔2B、12に対応する取付孔6Aが形成されている。
【0028】
『雌コネクタ部』
雌コネクタ部19は、図2に示すように、雌コネクタハウジング20と、この雌コネクタハウジング20に収納される一対の雌接続端子21、21とからなる。雌接続端子21は、バイザ側ブラケット6のシャフト保持部14に挿通された固定シャフト4の端部から導出されたバイザ側電線22、22の端末に接続されている。
【0029】
雌コネクタハウジング20は、図2及び図4〜図6に示すように、下側から雌接続端子21が挿入される雌コネクタフード部23を備える本体部材としての上側部材24と、この上側部材24にヒンジ部25を介して設けられ且つヒンジ部25で折り曲げることにより上側部材24の下側を覆うカバー部材としての下側部材26とからなる。
【0030】
上側部材24の両側壁には、バイザ側ブラケット6に形成されたコネクタ係合溝16に挿入される係合用挿入部27が形成されている。この係合用挿入部27は、両端部が上側部材24の側壁に固定されて側方へ突出する反発性を有するアーム部材でなり、その略中央に上側部材24の幅方向外側へ突出するロック用突部27Aが形成されている。
【0031】
また、上側部材24の両側壁には、係止用突起28が形成されている。下側部材26には、係止用突起28に対応する位置に被係止部29が形成されている。この被係止部29は、下側部材26をヒンジ部25で折り曲げて上側部材24の下側に配置したときに、係止用突起28と係合し得るようになっている。
【0032】
<作用>
このような構造の雌コネクタハウジング20では、雌コネクタフード部23内に雌接続端子21、21を下方から収納して上側部材24と下側部材26とをヒンジ部25で折り曲げて係止用突起28と被係止部29とを係合させることにより、雌接続端子21を確実に雌コネクタフード部23内の適正位置に配置させることができる。
【0033】
また、雌コネクタハウジング20は、上側部材24と下側部材26とを係合した状態で、係合用挿入部27をバイザ側ブラケット6のコネクタ係合溝16に挿入可能となっている。このため、上側部材24と下側部材26とが確実に閉じた状態、すなわち雌接続端子21が雌コネクタフード部23内に確実に収納された状態において、はじめてバイザ側ブラケット6へ雌コネクタハウジング20が装着されるようになっている。また、雌コネクタ部19がバイザ側ブラケット6に装着された後は、下側部材26が開かないため、雌接続端子21が誤って抜けたり、下側部材26が外れたりすることがない。
【0034】
図7は、上記したパネル側ブラケット5とバイザ側ブラケット6とをインナーパネル2に装着した状態の断面を示している。なお、図8は、この状態においてインナーパネル2とトリム13を省略した斜視図である。パネル側ブラケット5とバイザ側ブラケット6とを装着するには、インナーパネル2の雄コネクタ部7と被係合部11、11をインナーパネル2の開口部2Aから外側に突出させた状態で、インナーパネル2とトリム13との間にパネル側ブラケット5を配置し、トリム13の開口部13Aを通してバイザ側ブラケット6の雌コネクタ部19、係合突起10、10、シャフト保持部14をパネル側ブラケット5に対向させて組み付ける操作を行う。このとき、係合突起10の上端部が略四角錐形状であるため、パネル側ブラケット5の被係合部11の下面開口部に拾われて、パネル側ブラケット5とバイザ側ブラケット6との位置決めが行われるようになっている。
【0035】
そして、上記したように、係合突起10の高さは、雌コネクタ部19より高く設定されているため、雌コネクタ部19と雄コネクタ部7との結合に先行して両ブラケット5、6の位置決めを行って、雌コネクタ部19と雄コネクタ部7との結合を確実に行うことが可能となる。また、係合突起10に形成されたセミロック用溝部10Aに、被係合部11に形成されたセミロックアーム11Aの先端が係止されることにより、両ブラケット5、6の係止状態はセミロックされる。
【0036】
最後に、図示しないブラケットケースをバイザ側ブラケット6の下面側から装着することにより、補器であるサンバイザ3の装着操作が完了する。なお、このブラケットケースには、取付孔6A、12、2Bに挿入されるスクリュウグロメットが形成されている。
【0037】
このような本実施形態の補器のブラケット結合構造では、雌コネクタ部19がバイザ側ブラケット6に対して、雄コネクタ部5と嵌合する方向と略直交する方向からスライドさせて装着されるため、バイザ側ブラケット6に形成されたコネクタ係合溝16と雌コネクタ部19に形成された係合用挿入部27との係合面積が大きく、雌コネクタ部19をバイザ側ブラケット6に強固に装着することができる。すなわち、コネクタ係合溝16と係合用挿入部27との当接面積が大きいため、雌コネクタ部19と雄コネクタ部7との嵌合や嵌合解除の際に、雌コネクタ部19のスライド係合方向に対して略直交する方向へ力が作用した場合に、雌コネクタ部19をバイザ側ブラケット6に確実に保持することができる。
【0038】
以上、実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明構成の要旨に付随する各種の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、補器としてサンバイザを用いたが、ルームランプなどの他の補器にも適用することが可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、第2のブラケットにおいてセミロック掛かり部が第2のコネクタの高さよりも高く突出するように設定されているため、補器から導出された電線や第2のコネクタが第1のブラケット側に当たることがなく、補器から導出された電線や第2のコネクタの損傷を防止できる。
【0040】
また、請求項1記載の発明によれば、第1のコネクタと第2のコネクタとの嵌合に先駆けて、セミロック掛かり部がセミロック部に案内されて嵌合することにより、両ブラケット同士が適正に位置決め(調芯)されるため、第1のコネクタと第2のコネクタとが位置ずれを起こすことなく円滑且つ確実に嵌合する。このため、第1及び第2のコネクタを肉薄にすることができ、コネクタの小型化、軽量化を図ることができる。
【0041】
請求項2記載の発明によれば、第1及び第2のコネクタに位置決め構造が必要ではなく、コネクタの構造を簡略化することができる。
【0042】
請求項3記載の発明によれば、セミロック掛かり部とセミロック部とが嵌合したときに、セミロック部に設けられたセミロックアームが、セミロック掛かり部に設けられたセミロック用溝部に係合するため、第1のブラケットと第2のブラケットとは、結合した状態でセミロックされる。このため、例えば、グロメットスクリューなどを用いて本固定する前に、第1及び第2のブラケット同士を組み付けた状態で仮固定できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る補器のコネクタ装着構造の実施形態を示す分解斜視図である。
【図2】実施形態におけるバイザ側ブラケットと雌コネクタ部とを示す分解斜視図である。
【図3】実施形態におけるバイザ側ブラケットの平面図である。
【図4】実施形態における雌コネクタハウジングの正面図である。
【図5】実施形態における雌コネクタハウジングの平面図である。
【図6】実施形態における雌コネクタハウジングの側面図である。
【図7】実施形態におけるバイザ側ブラケットとパネル側ブラケットとを装着した状態を示す断面図である。
【図8】実施形態におけるバイザ側ブラケットとパネル側ブラケットとを装着した状態を示す斜視図である。
【図9】従来の補器取付方法を示す斜視図である。
【図10】従来の補器取付方法を示す説明図である。
【図11】従来の補器取付方法を示す説明図である。
【図12】従来の補器取付方法を示す説明図である。
【符号の説明】
2 インナーパネル
3 サンバイザ
5 パネル側ブラケット
6 バイザ側ブラケット
7 雄コネクタ部(第1のコネクタ)
10 係合突起(セミロック掛かり部)
10A セミロック用溝部
11 被係合部(セミロック部)
11A セミロックアーム
19 雌コネクタ部
Claims (3)
- 第1のコネクタを有する第1のブラケットと、第2のコネクタを有し且つ補器が支持された第2のブラケットとを備え、前記コネクタ同士を嵌合すると共に前記ブラケット同士を組み付けてパネルに補器を固定する補器のブラケット結合構造であって、
前記第2のブラケットには、前記第2のコネクタの高さよりも高いセミロック掛かり部を突設し、前記第1のブラケットには、セミロック部を設け、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタとの嵌合に先駆けて、前記セミロック掛かり部が前記セミロック部に案内されて嵌合する
ことを特徴とする補器のブラケット結合構造。 - 請求項1記載の補器のブラケット結合構造であって、
前記セミロック掛かり部は、上部が上端に向けて漸次縮径する略円錐形状又は略角錐形状であり、前記セミロック部は筒形状であることを特徴とする補器のブラケット結合構造。 - 請求項1又は請求項2に記載の補器のブラケット結合構造であって、
前記セミロック部は、前記セミロック掛かり部の側壁に係止するセミロックアームを有し、前記セミロック掛かり部は前記セミロックアームが係合するセミロック用溝部を有することを特徴とする補器のブラケット結合構造。
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