JP3860926B2 - 車両用自動変速機の制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用自動変速機の変速段を自動的に切り換える車両用自動変速機の制御装置に関し、特に、オーバシュートを抑制するために係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を高める昇圧制御の作動による係合側油圧学習制御の不安定化を防止するものである。
【0002】
【従来の技術】
車両用自動変速機では、1対の油圧式摩擦係合装置のうちの解放側油圧式摩擦係合装置の解放と係合側油圧式摩擦係合装置の係合とを重複的に実行させることによりギヤ段を切り換えるクラッチツウクラッチ変速が行われる場合がある。このようなクラッチツウクラッチ変速では、解放側油圧式摩擦係合装置の解放のタイミングと係合側油圧式摩擦係合装置の係合のタイミングとが適切なものとされる必要がある。解放側油圧式摩擦係合装置の解放が遅過ぎる或いは係合側油圧式摩擦係合装置の係合が早過ぎる場合には、急変速による変速ショックが発生し、解放側油圧式摩擦係合装置の解放が早過ぎる或いは係合側油圧式摩擦係合装置の係合が遅過ぎる場合には、エンジン回転速度の一時的上昇であるエンジンの吹き、すなわち自動変速機の入力軸回転速度の入力軸回転速度の変速後の値を越える一時的な上昇であるオーバシュートが発生し、それら急変速による変速ショック或いはオーバシュートは変速フィーリングを損なう変速ショックの原因となるからである。
【0003】
このため、たとえば特開平8−285064号公報に記載されているように、前記クラッチツウクラッチアップ変速期間内に前記自動変速機の入力軸回転速度の入力軸回転速度の変速前の値を越える一時的な上昇であるオーバシュートを緩和するために次回のクラッチツウクラッチ変速期間の解放側油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習により補正する解放側油圧学習制御手段と、前記クラッチツウクラッチ変速期間内に前記急変速による変速ショックを緩和するために自動変速機の入力軸回転速度の一次微分値すなわち低下率に基づいて次回のクラッチツウクラッチ変速期間の係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習により補正する係合側油圧学習制御手段とを設けることが提案されている。このようにすれば、オーバシュート或いは急変速による変速ショックが発生したとしても次回以後のクラッチツウクラッチ変速においてそれを抑制する方向に油圧式摩擦係合装置の係合圧が調節されるけれども、たとえば比較的大きなオーバシュートが発生した場合には、そのクラッチツウクラッチ変速期間内では何らそのオーバシュートが抑制されず、変速フィーリングの低下が避けられないという欠点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、たとえば特開平6−341535号公報に記載されているように、オーバシュートが発生した場合にはたとえば係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を直ちに昇圧させることにより、クラッチツウクラッチ変速期間内でそのオーバシュートをリアルタイムで抑制する制御手段が提案されており、そのような制御手段を前記のような従来の制御装置に付加することが考えられる。しかしながら、このような場合には、オーバシュートを抑制するために制御手段により係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧が直ちに高められると、自動変速機の入力軸回転速度の低下率が大きくされるが、その入力軸回転速度の低下率に基づいて係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習により補正する係合側油圧学習制御手段は、その低下率が大きくされることすなわち急変速による変速ショックを抑制しようとして係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を低くする方向に学習補正を行うので、その係合側油圧学習制御手段による制御が不安定となり収束しないという不都合が発生する。
【0005】
本発明は以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、係合側油圧昇圧制御手段を設けても係合側油圧学習制御手段の制御が安定的に行われる車両用自動変速機の制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、1対の油圧式摩擦係合装置のうちの解放側油圧式摩擦係合装置の解放と係合側油圧式摩擦係合装置の係合とを重複的に実行させることによりギヤ段を切り換えるクラッチツウクラッチ変速が行われる車両用自動変速機において、前記クラッチツウクラッチ変速期間内に前記自動変速機の入力軸回転速度の変速の値を越える一時的な上昇であるオーバシュートを緩和するために次回のクラッチツウクラッチ変速期間の解放側油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習により補正する解放側油圧学習制御手段と、前記クラッチツウクラッチ変速期間内に前記急変速による変速ショックを緩和するために前記自動変速機の入力軸回転速度の低下量に基づいて次回のクラッチツウクラッチ変速期間の係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習により補正する係合側油圧学習制御手段とを備える形式の車両用自動変速機の制御装置であって、(a) 前記オーバシュートが発生したか否かを判定するオーバシュート判定手段と、(b) そのオーバシュート判定手段によりオーバシュートが発生したと判定された場合には、そのオーバシュートを抑制するように前記係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を直ちに上昇させる係合側油圧昇圧制御手段と、(c) そのオーバシュート判定手段によりオーバシュートが発生したと判定された場合には、前記係合側油圧学習制御手段による制御を禁止する禁止手段とを、含むことにある。
【0007】
【発明の効果】
このようにすれば、クラッチツウクラッチ変速期間内に自動変速機の入力軸回転速度の変速前の値を越える一時的な上昇であるオーバシュートを緩和するために次回のクラッチツウクラッチ変速期間の解放側油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習により補正する解放側油圧学習制御手段と、そのクラッチツウクラッチ変速期間内に前記急変速による変速ショックを緩和するために前記自動変速機の入力軸回転速度の低下量に基づいて次回のクラッチツウクラッチ変速期間の係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習により補正する係合側油圧学習制御手段とを備える形式の車両用自動変速機の制御装置において、オーバシュート判定手段によりオーバシュートが発生したと判定された場合には、係合側油圧昇圧制御手段によりそのオーバシュートを抑制するように係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧が直ちに上昇させられるが、同時に、禁止手段により、係合側油圧学習制御手段による制御が禁止されるので、上記係合側油圧昇圧制御手段を設けたにも拘らず、その係合側油圧昇圧制御手段による入力軸回転速度の急低下に基づく変速ショックを抑制するための係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧の学習が防止されるので、その変速ショックを抑制するための係合側油圧学習制御手段の制御が発散することなく安定的に行われる。
【0008】
【発明の他の態様】
ここで、好適には、前記解放側油圧学習制御手段は、前記オーバシュートの度合いに基づいて解放側油圧を学習制御するものである。このようにすれば、単にオーバシュートの発生だけに基づいて解放側油圧を一定の補正量だけクラッチツウクラッチ変速毎に逐次補正する場合に比較して、オーバシュートの度合いに応じた補正量で学習補正が行われるので、速やかにオーバシュートが抑制される利点がある。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
図1には、車両のエンジン10に連結されるトルクコンバータ12、自動変速機14、差動歯車装置16、上記自動変速機14の変速段を制御する油圧制御装置すなわち油圧制御回路18、その油圧制御回路18を制御する変速用電子制御装置20等が示されている。上記エンジン10から出力された動力は、上記トルクコンバータ12、上記自動変速機14、上記差動歯車装置16、左右の車軸22および24等を経て図示しない駆動輪へ伝達される。
【0011】
上記トルクコンバータ12は、上記エンジン10のクランク軸26に連結されたポンプ翼車28と、上記自動変速機14の入力軸30に連結され且つ流体を介してポンプ翼車28から動力が伝達されるタービン翼車32と、一方向クラッチ34を介して位置固定のハウジング36に固定された固定翼車38と、ポンプ翼車28およびタービン翼車32を図示しないダンパを介して直結するロックアップクラッチ40とを備えている。
【0012】
上記自動変速機14は、前進4速、後進1速のギヤ段が達成される多段変速機であり、上記入力軸30と、一組のラビニヨ式遊星歯車装置44と、そのラビニヨ式遊星歯車装置44のリングギヤ46とともに回転するリングギヤ48と、エンジン10からの駆動力を前記差動歯車装置16へ出力し或いはそのリングギヤ48と差動歯車装置16との間で動力を伝達する出力軸として機能するカウンタ軸50とを備えている。
【0013】
上記ラビニヨ式遊星歯車装置44は、1組のシングルピニオン遊星歯車装置52と1組のダブルピニオン遊星歯車装置54とが、キャリヤ56と上記リングギヤ46とを共用して成るものである。上記シングルピニオン遊星歯車装置52は、サンギヤ58と上記キャリヤ56に取り付けられたプラネタリギヤ60と上記リングギヤ46とにより構成されている。また、上記ダブルピニオン遊星歯車54は、サンギヤ62と、相互に一体的に結合され且つ上記キャリヤ56に回転可能な状態で取り付けられた第1ピニオンギヤ64および第2ピニオンギヤ66とにより構成されている。
【0014】
上記シングルピニオン遊星歯車装置52および上記ダブルピニオン遊星歯車装置54の構成要素の一部は互いに一体的に連結されるだけでなく、3つのクラッチC1,C2,C3によって互いに選択的に連結されるようになっている。また、上記シングルピニオン遊星歯車装置52および上記ダブルピニオン遊星歯車装置54の構成要素の一部は、3つのブレーキB1,B2,B3によって前記ハウジング36に選択的に連結され、さらに、それらの構成要素の一部は2つの一方向クラッチF1,F2によってその回転方向により上記ハウジング36と係合させられる。なお、前記トルクコンバータ12および前記自動変速機14の上記カウンタ軸50以外の部分は、上記入力軸30等の軸心に対して対称的に構成されているため、図1においてはその軸心の下側を省略して示してある。
【0015】
油圧式摩擦係合装置である上記クラッチC1,C2,C3、ブレーキB1,B2,B3は、例えば多板式のクラッチや1本または巻付け方向が反対の2本のバンドを備えたバンドブレーキ等にて構成され、前記変速用電子制御装置20からの指令に従って作動する前記油圧制御回路18によりそれ等の摩擦係合および係合解除がそれぞれ制御されることにより、図2に示すように変速比γ(=入力軸30の回転数/カウンタ軸50の回転数)がそれぞれ異なる前進4段・後進1段の変速段が得られる。図2の「1ST」、「2ND」、「3RD」、「4TH」は、それぞれ前進側の第1速ギヤ段,第2速ギヤ段,第3速ギヤ段,第4速ギヤ段を表しており、上記変速比γは第1速ギヤ段から第4速ギヤ段に向かうに従って順次小さくなる。また、図2において、「P」、「R」、「N」、「D」、「2」、「L」は、シフトレバー84の手動操作により択一的に選択されるパーキング(P)レンジ、リバース(R)レンジ、ニュートラル(N)レンジ、ドライブ(D)レンジ、セカンド(2)レンジ、ロー(L)レンジをそれぞれ示している。上記PレンジおよびNレンジは車両を走行させないときに選択される非走行レンジであり、Rレンジ、Dレンジ、2レンジ、Lレンジは車両を後進或いは前進走行させるための走行レンジである。また、2レンジ、Lレンジは、車両の駆動力を高めるだけでなくエンジンブレーキを発生させるため、エンジンブレーキレンジでもある。
【0016】
また、図2において、○印は係合或いは作動状態を示し、×印は開放或いは非作動状態を示している。Dレンジにおける第4速ギヤ段と第3速ギヤ段との間の変速は、2つの摩擦係合装置のうちの一方の開放作動と他方の係合作動により実現される所謂クラッチツウクラッチ変速であって、たとえば第4速ギヤ段から第3速ギヤ段への4→3ダウン変速は、クラッチC1の係合作動とブレーキB1の開放作動とがオーバラップ状態またはアンダーラップ状態で実行されることにより行われる。
【0017】
上記油圧制御回路18は、上記自動変速機14のギヤ段の制御等に使用される3つのソレノイド弁SV1乃至SV3、後述のスロットル開度センサ76により検出されたスロットル開度TAに対応した大きさの制御油圧PS を発生するリニアソレノイド弁SLT、たとえば前記ロックアップクラッチ40の摩擦係合、その摩擦係合の解除およびそのスリップ量等の制御のための油圧を発生するリニヤソレノイド弁SLU、および油圧制御回路18中の作動油の油温TOIL を検出する作動油温検出装置として機能する油温センサ88等を備えている。
【0018】
前記変速用電子制御装置20は、CPU70、RAM72、ROM74、図示しない入出力インターフェースなどを含む所謂マイクロコンピュータであって、それには、前記エンジン10の図示しない吸気配管に設けられたスロットル弁の開度TAを検出するスロットル開度センサ76、上記エンジン10の回転数NE を検出するエンジン回転数センサ78、前記タービン翼車32の回転数NT すなわち入力軸30の回転数NINを検出する入力軸回転数センサ80、前記カウンタ軸50の回転数NC すなわち車速Vを検出するための車速センサ82、シフトレバー84の操作位置すなわちL、S、D、N、R、Pレンジのいずれかを検出する操作位置センサ86、油圧制御回路18内の作動油温度を検出する油温センサ88から、スロットル開度TAを表す信号、エンジン回転数NE (r.p.m.)を表す信号、入力軸回転数NIN(r.p.m.)を表す信号、出力軸回転数NC (r.p.m.)すなわち車速Vを表す信号、シフトレバー84の操作位置PSTを表す信号、油圧制御回路18内の作動油温度TOIL を表す信号がそれぞれ供給される。上記変速用電子制御装置20のCPU70は、予めROM74に記憶されたプログラムに従ってRAM72を用いつつ上記入力信号を処理し、その処理結果に基づいて、たとえば、車両の走行状態の検出、上記電磁開閉弁SV1乃至SV3、リニヤソレノイド弁SLTおよびSLUの制御等を実行する。
【0019】
図3は、上記油圧制御回路18の要部の構成を概略説明する図である。図3において、元圧発生装置90は、エンジン10によって回転駆動される油圧ポンプ92から圧送される作動油の圧力をそのエンジン負荷に応じた値に調圧したライン油圧PL を、各油圧式摩擦係合装置C1、C2、C3、B1、B2、B3の元圧としてシフト弁装置94などへ出力する。マニアル弁96は、シフトレバー84に対して機械的に連結されたものであり、そのシフトレバー84の走行レンジ選択操作に応答して上記ライン油圧PL を切り換えることにより、選択された走行レンジに対応した油圧、たとえばRレンジ圧、Dレンジ圧、2レンジ圧、Lレンジ圧をシフト弁装置94へ出力する。また、電磁開閉弁SV1およびSV2は、専らギヤ段を選択するために前記変速用電子制御装置20によって作動させられることにより、信号圧をシフト弁装置94へ出力する。
【0020】
上記シフト弁装置94は、マニアル弁96からの走行レンジに対応した油圧と2つの第1電磁開閉弁SV1および第2電磁開閉弁SV2からの油圧信号とに基づいて変速時に切換作動させられる1−2シフト弁、2−3シフト弁、3−4シフト弁などを備えており、図2に示す作動に従って、各油圧式摩擦係合装置C1、C2、C3、B1、B2、B3へ係合油圧を選択的に供給する。それら油圧式摩擦係合装置C1、C2、C3、B1、B2、B3のうち、クラッチC1、C2、C3およびブレーキB1、B2には、それらの係合油圧すなわち係合トルクの上昇を緩和するためのC1アキュムレータAC1、C2アキュムレータAC2、C3アキュムレータAC3、B1アキュムレータAB1、B2アキュムレータAB2がそれぞれ接続されている。上記C1アキュムレータAC1およびB1アキュムレータAB1と、上記C2アキュムレータAC2、C3アキュムレータAC3、およびB2アキュムレータAB2とには、変速用電子制御装置20からの指令によって変化され得るライン油圧PL がそのアキュム背圧としてそれぞれ供給されており、変速過渡期間内における各油圧式摩擦係合装置の係合油圧を調節する変速過渡制御が行われるようになっている。
【0021】
なお、上記シフト弁装置94とクラッチC1およびC1アキュムレータAC1との間には、第3電磁開閉弁SV3からの油圧信号およびブレーキB1の係合圧PB1に基づいてそれらの間の流通抵抗を切り換えることにより車両状態に応じてクラッチC1の係合タイミングまたは解放タイミングを調節するための、オリフィスを備えた複数の油路とそれら複数の油路を切り換える油路切換弁とを備えたオリフィス切換弁装置98が、設けられている。
【0022】
図4は、前記油圧制御回路18のうち、前記クラッチC1や前記ブレーキB1等に供給される作動油の元圧であるライン油圧PL を発生させる元圧発生装置90を詳しく説明する図である。図4において、エンジン10によって回転駆動されることにより油圧ポンプ92は、還流した作動油をストレーナ100を介して吸引することによりライン圧調圧弁102へ圧送する。
【0023】
ライン圧調圧弁102は、プランジャ110と、そのプランジャ110に当接した状態で軸方向の移動可能に設けられて入力ポートbと出力ポートdとの間を開閉するスプール弁子112と、そのスプール弁子112をばね受板114を介して閉弁方向に付勢するスプリング116とを備えており、その入力ポートbに供給される前記油圧ポンプ92からの作動油の油圧を、リニヤソレノイド弁SLTから上記入力ポートaに供給される制御油圧PS に基づいて、エンジン10の負荷すなわち自動変速機14の入力トルクに対応した大きさのライン油圧PL に調圧する。上記ライン圧調圧弁102の入力ポートcには、上記入力ポートbの油圧がフィードバック油圧として供給されている。上記スプリング116の付勢力をWREG 、上記スプール弁子112のランド118の環状の受圧面の面積をAREG1、上記スプール弁子112を出力ポートdの閉弁方向に付勢するプランジャ110の受圧面の面積をAREG2とすれば、上記ライン油圧PL は次式(1)で表される。ここで、(1)式は、上記ライン油圧PL が上記制御油圧PS に比例して発生させられることを示している。制御油圧PS がエンジン負荷、或いは自動変速機14の入力トルクTINの大きさを表す通常の場合には、上記ライン油圧PL は、油圧式摩擦係合装置のすべりが発生しない範囲で必要且つ充分な値となるようなエンジン負荷、或いは自動変速機14の入力トルクTINの大きさに対応した大きさとなる通常の調圧値に調圧されている。
【0024】
【数1】
L =(AREG2/AREG1)・PS +WREG /AREG1 ・・・(1)
【0025】
上記リニアソレノイド弁SLTは、その入力ポートaと出力ポートbとの間を開閉するスプール弁子120と、そのスプール弁子120を開弁方向に付勢するスプリング122とを備えている。上記入力ポートaには、一定圧PSOL が供給され、その一定圧PSOL が変速用電子制御装置20からリニアソレノイドSSLT へ出力される励磁電流に対応して調圧された油圧として前記制御油圧PS が出力ポートbにおいて発生させられる。上記リニアソレノイドSSLT の励磁電流に応じて上記スプール弁子120を上記出力ポートbの閉弁方向へ付勢する付勢力をFI 、上記スプリング122の付勢力をWSLT 、スプール弁子120のランド124の環状の受圧面の面積をASLT とすると、上記ランド124とランド126との間の油室128と上記出力ポートbとは油路130によって連通させられていて、ランド124の環状の受圧面に作用する油圧は上記制御油圧PS となっているので、上記制御油圧PS は式(2)で表される。
【0026】
【数2】
S =WSLT /ASLT −FI /ASLT ・・・(2)
【0027】
図4において、減圧弁132は、入力ポートaと出力ポートbとの間を開閉するスプール弁子136と、そのスプール弁子136を開弁方向に付勢するスプリング138とを備え、その入力ポートaに供給される上記ライン油圧PL を、上記一定圧PSOL に調圧してその出力ポートbに発生させ、上記リニヤソレノイド弁SLT、前記リニヤソレノイド弁SLUなどへ供給する。上記減圧弁132の入力ポートcには、上記出力ポートbの油圧がフィードバック油圧として供給されている。上記一定圧PSOL は、上記スプール弁子136の上記入力ポートcに連通する受圧面積をAMOD 、上記スプリング138の付勢力をWMOD とすれば、式(3)で表される一定圧となる。
【0028】
【数3】
SOL =WMOD /AMOD ・・・(3)
【0029】
図5は、前記変速用電子制御装置20の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。図5において、変速点制御手段142は、シフトレバー84の走行レンジ選択操作に対応して予め選択された変速線図から、車速センサ88から得られた車速Vとスロットル開度TA、燃料噴射量F、吸入空気量Q、アクセルペダル操作量などのいずれかにより表されるエンジン負荷とに基づいて自動変速機14の変速判断を行う。たとえば、実際の車速Vを表す車速軸とエンジン負荷を表すエンジン負荷軸とから成る二次元座標において、実際の車速Vとエンジン負荷とを表す点が変速線を横切ってその変速線により区分されたいずれのギヤ段領域へ入ったかに基づいて変速判断を行う。したがって、実際の車速Vとエンジン負荷とを表す点がたとえば3→4アップ変速線を高車速側へ越えた場合には、3→4アップ変速が判断される。
【0030】
変速過渡制御手段144は、変速フィーリングを高めるために、上記変速点制御手段142からの変速出力に応答して変速過程の油圧式摩擦係合装置の係合圧を制御する。すなわち、上記変速過渡制御手段144では、たとえば上記変速点制御手段142により3→4アップ変速が判断された場合には、図6のタイムチャートに示すように、3→4アップ変速に関与するクラッチC1の解放とブレーキB1の係合とが適切なタイミングで実行されるように、クラッチツウクラッチ変速の進行度合いに応じてクラッチC1の係合圧PC1とブレーキB1の係合圧PB1とを基本的に発生させる。
【0031】
オーバシュート判定手段146は、上記3→4アップ変速期間中におけるエンジンの吹きが発生したか否か、すなわち図6の破線に示すようなエンジン回転速度NE すなわちタービン回転速度NT (=入力軸回転速度NIN)が変速前の第3速ギヤ段における値(NO ×G3 )を一時的に越える所謂オーバシュートFが発生したか否かを、そのオーバシュートFの大きさ(すなわち振幅或いは度合い)AO が所定値A1 を越えたか否かに基づいて判定する。
【0032】
解放側油圧学習制御手段148は、上記3→4アップ変速期間において上記オーバシュート判定手段146によりオーバシュートFが発生したと判定された場合には、次回の3→4アップ変速期間内のオーバシュートFを抑制するために、解放側油圧式摩擦係合装置であるクラッチC1から作動油が抜けるタイミングが遅くなるように、次回の3→4アップ変速期間においてオリフィス切換弁装置98の駆動タイミングの補正を行い、変速期間内のクラッチC1の係合圧PC1をそれまでよりも高くすることにより、クラッチC1の解放を遅らせる。
【0033】
係合側油圧昇圧制御手段150は、上記3→4アップ変速期間において上記オーバシュート判定手段146によりオーバシュートFが発生したと判定された場合には、ブレーキB1の係合圧PB1を調節するアキュムレータAB1の背圧(=PL )を制御するリニヤソレノイド弁SLTの駆動電流或いはデューティ比に対応する駆動信号DSLT を所定量だけ直ちに低下側へ変化させる。これにより係合側油圧式摩擦係合装置であるブレーキB1の係合圧PB1が直ちに上昇させられてオーバシュートFが応急的に緩和される。なお、リニヤソレノイド弁SLTは、それに供給される駆動信号DSLT が大きくなるほどそれから出力される制御圧PS が小さくなる特性を備えている。
【0034】
禁止手段152は、上記3→4アップ変速期間において上記オーバシュート判定手段146によりオーバシュートFが発生したと判定された場合には、係合側油圧学習制御手段154の学習制御を禁止する。オーバシュートFの発生時にはそれを直ちに抑制することを目的とした上記係合側油圧昇圧制御手段150による係合圧PB1のリアルタイムの昇圧制御により急変速による変速ショック発生時のような入力軸回転速度NINの急低下が発生するため、そのような入力軸回転速度NINの急低下に基づく誤った学習制御を防止するためである。
【0035】
係合側油圧学習制御手段154は、上記3→4アップ変速期間において急変速により変速ショックが発生したか否かを、たとえば自動変速機14の入力軸回転速度NINの変化率すなわち一次微分値(絶対値)DNINが所定の変速ショック判定値を越えたか否か、或いはその一次微分値DNINの積算値DDNINが所定の変速ショック判定値を越えたか否かに基づいて判定し、急変速による変速ショックが発生したと判定された場合には、その変速ショックを緩和するために、次回の3→4アップ変速期間のブレーキB1の係合圧PB1を調節するアキュムレータAB1の背圧(=PL )を制御するリニヤソレノイド弁SLTの駆動電流或いはデューティ比に対応する駆動信号DSLT を、数式4に従って所定の学習補正量k(DDNIN−DDNIN1 )だけ増加側に補正する。これにより係合側油圧式摩擦係合装置であるブレーキB1の係合圧PB1が低下させられてその係合が遅らされるので上記の変速ショックが好適に緩和される。図6の破線Tは、上記変速ショックによる入力軸回転速度NINの急低下を示している。数式4から明らかなように、上記係合側油圧学習制御手段154では、変速ショックが学習制御により速やかに解消されるように、上記補正量k(DDNIN−DDNIN1 )が、上記変速ショックの度合いを示す一次微分値の積算値に応じて決定される。なお、数式4において、kは定数、DDNIN1 は制御目標値である。
【0036】
【数4】
SLT =DSLT +k(DDNIN−DDNIN1 ) ・・・(4)
【0037】
以下、変速用電子制御装置20の制御作動の要部を図7を用いて説明する。図7は、クラッチツウクラッチ変速時のオーバシュートおよび変速ショックを抑制するための制御ルーチンを示している。
【0038】
図7のSA1では、加速操作中のクラッチツウクラッチアップ変速であるパワーオン3→4アップ変速期間中であるか否かが、たとえば変速過渡制御手段144の出力信号に基づいて判断される。このSA1の判断が否定される場合は本ルーチンが終了させられるが、肯定される場合は、前記オーバシュート判定手段146に対応するSA2において、上記3→4アップ変速期間中におけるエンジンの吹きが発生したか否か、すなわち図6の破線に示すようなオーバシュートFが発生したか否かが、そのオーバシュートFの大きさAO が所定値A1 を越えたか否かに基づいて判定される。
【0039】
上記SA2の判断が肯定される場合、すなわちオーバシュートFが発生したと判定される場合には、前記係合側油圧昇圧制御手段150に対応するSA3、および前記解放側油圧学習制御手段148に対応するSA4が実行されるが、前記係合側油圧学習制御手段154に対応するSA5の実行が禁止される。この点において、上記SA2は、前記禁止手段152にも対応している。
【0040】
上記係合側油圧昇圧制御手段150に対応するSA3においては、ブレーキB1の係合圧PB1を調節するアキュムレータAB1の背圧(=PL )を制御するリニヤソレノイド弁SLTの駆動電流或いはデューティ比に対応する駆動信号DSLT が所定量だけ直ちに低下側へ変化させられて、係合側油圧式摩擦係合装置であるブレーキB1の係合圧PB1が直ちに上昇させられてオーバシュートFが応急的に緩和される。
【0041】
次いで、上記解放側油圧学習制御手段148に対応するSA4においては、解放側油圧式摩擦係合装置であるクラッチC1から作動油が抜けるタイミングが遅くなるように、次回の3→4アップ変速期間におけるオリフィス切換弁装置98の駆動タイミングが補正されてクラッチC1の係合圧PC1がそれまでよりも高くされることにより、クラッチC1の解放が遅らされて次回の3→4アップ変速期間内のオーバシュートFが抑制される。
【0042】
しかし、前記SA2の判断が否定される場合は、前記係合側油圧学習制御手段154に対応するSA5において、上記3→4アップ変速期間において変速ショックが発生したか否かが、自動変速機14の出力軸トルクTO の急低下の有無に基づいて判断され、変速ショックが発生したと判定された場合には、その変速ショックを緩和するために、次回の3→4アップ変速期間のブレーキB1の係合圧PB1を調節するアキュムレータAB1の背圧(=PL )を制御するリニヤソレノイド弁SLTの駆動電流或いはデューティ比に対応する駆動信号DSLT が、数式4に従って所定の学習補正量k(DDNIN−DDNIN1 )だけ増加側に補正される。
【0043】
上述のように、本実施例によれば、オーバシュート判定手段146(SA2)によりオーバシュートFが発生したと判定された場合には、係合側油圧昇圧制御手段150(SA3)によりそのオーバシュートFを抑制するようにブレーキB1の係合圧PB1が直ちに上昇させられるが、同時に、上記禁止手段146(SA2)により、係合側油圧学習制御手段154(SA5)による学習制御が禁止されるので、係合側油圧昇圧制御手段150(SA3)を設けたにも拘らず、その係合側油圧昇圧制御手段150(SA3)による入力軸回転速度NINの低下に基づいて行われるブレーキB1の係合圧PB1の学習が防止され、上記係合側油圧学習制御手段154(SA5)による変速ショックを抑制するための学習制御が発散することなく安定的に行われる。
【0044】
また、本実施例によれば、前記解放側油圧学習制御手段148(SA4)は、オーバシュートFの度合いを表す積分値DDNINに基づいてブレーキB1の係合圧PB1を学習制御するものであることから、単にオーバシュートFの発生だけに基づいて上記係合圧PB1を一定の補正量だけクラッチツウクラッチ変速毎に逐次補正する場合に比較して、オーバシュートFの度合いに応じた補正量で学習補正が行われるので、速やかにオーバシュートFが抑制される利点がある。
【0045】
以上、本発明の一実施例を図面に基づいて説明したが、本発明はその他の態様においても適用され得るものである。
【0046】
たとえば、前述の実施例の変速過渡制御では、クラッチツウクラッチ変速である3→4アップ変速について説明されていたが、2→3アップ変速などの他のクラッチツウクラッチ変速であってもよい。
【0047】
また、前述の実施例の解放側油圧学習制御手段148では、オリフィス切換弁装置98にによりクラッチC1内の作動油を解放させるタイミングが制御されていたが、そのクラッチC1に接続されたアキュムレータAC1の背圧が制御されることにより上記解放タイミングが制御されてもよい。
【0048】
なお、上述したのはあくまでも本発明の一実施例であり、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々の変更が加えられ得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の制御装置を含む車両用動力伝達装置の構成を説明する図である。
【図2】図1の自動変速機において、それに備えられた摩擦係合装置の作動の組み合わせにより達成される変速段を説明する図である。
【図3】図1の自動変速機を制御する油圧制御装置の要部構成を概略説明するブロック図である。
【図4】図3の元圧発生装置の油圧回路構成を具体的に説明する油圧回路図である。
【図5】図1の変速用電子制御装置の制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。
【図6】図1の変速用電子制御装置の変速過渡制御の作動を説明するタイムチャートである。
【図7】図1の変速用電子制御装置の制御作動を説明するフローチャートであって、変速ショック、オーバシュート抑制ルーチンを示す図である。
【符号の説明】
14:自動変速機
146:オーバシュート判定手段
148:係合側油圧学習制御手段
150:係合側油圧昇圧制御手段
152:禁止手段
154:解放側油圧学習制御手段
C1:クラッチ(解放側油圧式摩擦係合装置)
B1:ブレーキ(係合側油圧式摩擦係合装置)

Claims (2)

  1. 1対の油圧式摩擦係合装置のうちの解放側油圧式摩擦係合装置の解放と係合側油圧式摩擦係合装置の係合とを重複的に実行させることにより上段側ギヤ段へ切り換えるクラッチツウクラッチアップ変速が行われる車両用自動変速機において、前記クラッチツウクラッチ変速期間内に前記自動変速機の入力軸回転速度の変速前の値を越える一時的な上昇であるオーバシュートを緩和するために次回のクラッチツウクラッチ変速期間の解放側油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習により補正する解放側油圧学習制御手段と、前記クラッチツウクラッチ変速期間内に急変速による変速ショックを緩和するために前記自動変速機の入力軸回転速度の低下量に基づいて次回のクラッチツウクラッチ変速期間の係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を学習により補正する係合側油圧学習制御手段とを備える形式の車両用自動変速機の制御装置であって、
    前記オーバシュートが発生したか否かを判定するオーバシュート判定手段と、 該オーバシュート判定手段によりオーバシュートが発生したと判定された場合には、そのオーバシュートを抑制するように前記係合側油圧式摩擦係合装置の係合圧を直ちに上昇させる係合側油圧昇圧制御手段と、
    該オーバシュート判定手段によりオーバシュートが発生したと判定された場合には、前記係合側油圧学習制御手段による制御を禁止する禁止手段と
    を、含むことを特徴とする車両用自動変速機の制御装置。
  2. 前記解放側油圧学習制御手段は、前記オーバシュートの度合いに基づいて解放側油圧を学習制御するものである請求項1の車両用自動変速機の制御装置。
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