JP3839555B2 - 局所密閉型清浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は清浄装置に係り、電子部品製造装置と電子部品搬送装置との間で電子部品を移送する移送装置を備えたインターフェース部の清浄に効果のある局所密閉型清浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば半導体製造装置の分野についていえば、エッチング装置、露光装置、成膜装置、コータ・デベロッパなどの半導体デバイスの製造装置(半導体製造装置)は、クリーンルーム内に設置されて稼働しているが、これらの半導体製造装置はその処理内容や処理時間が異なっており、しかも装置の種類によっては高熱を発したり、あるいは電磁波や強磁場を用いるものがあるため、半導体ウエハ(以下、「ウエハ」という)やLCD基板等の基板に対して一連の連続した処理を行う装置であっても、接続して設置することができない場合がある。
【0003】
かかる場合には、ある製造装置と他の種類の製造装置との間に、基板をカセット単位で搬送する搬送ロボットやその他の搬送機構などの基板搬送装置が存在するエリアを設けている。このとき半導体製造装置側には、基板搬送装置との間で基板を授受するためのインターフェース部が設けられており、インターフェース部に設けられた基板の移送機構によって基板搬送装置と半導体製造装置との間で処理対象となる基板を移送するようになっている。このインターフェース部には、基板を収納したカセットが載置され、未処理の基板をカセット内に待機させると共に、既処理の基板をカセット内に一時ストックしておくためのスペースとしても機能している。半導体製造装置が枚葉式の装置である場合には、かかる意義が大きい。
【0004】
ところでクリーンルーム内には外気中に含まれていたクリーンルーム構成材や他の半導体製造装置から生ずる微量の有機物、酸・塩基性ガス、ボロン、リン等の化学汚染物質が浮遊している。当然のことながら、そのような化学汚染物質が、前記した基板表面等に付着すると、デバイスの電気特性が変化したり、所期の機能が得られなくなるなど、歩留まりが低下するおそれがある。そのため、従来からクリーンルーム内の前記化学汚染物質の除去に対して様々な対策が施されている。
【0005】
これを図に基づいて説明すると、図3は、いわゆる開放式のシステムの場合を示しており、クリーンルームCR内には、異なった処理を行う半導体製造装置110、120が設置されている。クリーンルームCRの天井部には、天井チャンバ130からの空気を吸い込んでこれを清浄化してダウンフローを形成するためのファン・フィルタ・ユニット131が複数設置されている。
【0006】
半導体製造装置110と他の半導体製造装置120とは、距離を隔てて設置されており、半導体製造装置110、120の各インターフェース部111、121との間の仕切板112、122には、ウエハを収納したカセットCを搬送するための開放型の搬送口113、123がそれぞれ形成されている。そして仕切板112、122の間のスペースS内を、オープン型のカセットCを半導体製造装置110、120の各インターフェース部111、121間で搬送するための搬送装置としての搬送ロボット140が走行するようになっている。
【0007】
この場合、半導体製造装置110、120の各インターフェース部111、121内では、ウエハが露出しているので化学汚染物質が付着しやすい。そのため例えば半導体製造装置110のインターフェース部111の上方に位置するファン・フィルタ・ユニット131aの上流に、化学汚染物質を捕集するためのケミカルフィルタ132が設置されている。また半導体製造装置120のインターフェース部121の上方には、別途上流にケミカルフィルタ133を装備したファン・フィルタ・ユニット134が設置されている。かかる対策により、半導体製造装置110、120の各インターフェース部111、121内におけるダウンフロー中の化学汚染物質を事前に除去しておき、ウエハに化学汚染物質が付着するのを防止しようとしている。
【0008】
一方これに対し、図4に示したものは、いわゆる閉鎖型のシステムであり、半導体製造装置150、160の各インターフェース部151、161は閉鎖空間内に設定すると共に、密閉型のカセットCxを採用し、このカセットCxを半導体製造装置150、160の各インターフェース部151、161にセットして、カセットCxが備えている開閉蓋が開放するとき以外は、完全な密閉空間の中にインターフェース部151、161が設定されている。
【0009】
そしてインターフェース部151、161のある密閉空間内には、対応する配管152、162から窒素ガスを導入し、インターフェース部151、161がおかれている雰囲気をこの窒素ガスで充満させるようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら図3に示した従来技術によれば、化学汚染物質を除去するケミカルフィルタ132、133を通過した空気は、例えば搬送口113、123から直ちに外部に拡散してしまう。即ち化学汚染物質を除去するためのケミカルフィルタ132、133を通過する空気は一過性であるため、空気中の化学汚染物質を十分に除去できず、目的とする化学汚染物質の許容値を達成できないおそれがある。またそのように一過性であるから、ケミカルフィルタ132、133は高濃度の化学汚染物質を含んだ空気を多量に処理しなければならず、その結果寿命が短くなるという問題がある。
【0011】
この点図4に示した従来技術は、インターフェース部151、161が密閉空間内に位置しているので、インターフェース部151、161はいわば窒素ガス雰囲気内に封入されている。しかしながらインターフェース部151、161内に発生した化学汚染物質を外部に排出できず、またその他の粒子、例えば基板とカセットとの摩擦によって発生する塵埃や、移送装置の摺動部から発生する塵埃を捕集できないという問題があった。そのうえ密閉空間であるため、インターフェース部151、161がおかれている雰囲気の温度が、例えば半導体製造装置160の熱負荷によって直ちに上昇してしまう。インターフェース部151、161の雰囲気の温度が上昇すると、基板に悪影響を与えて歩留まりが低下するおそれがある。
【0012】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、基本的にはインターフェース部を気密に閉鎖して低露点空気や不活性ガスを供給するようにしているが、インターフェース部内で発生した化学汚染物質を効率よく除去したり外部に排出できると共に、塵埃やパーティクルを捕集でき、さらに電子部品製造装置からの熱負荷に対しても対処できる新しい局所密閉型清浄装置を提供して、前記問題の解決を図ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1の局所密閉型清浄装置は、電子部品製造装置と電子部品搬送装置との間で電子部品を移送するためのインターフェース部を気密に閉鎖するチャンバと、前記チャンバにおける電子部品製造装置側の側壁に形成された、インターフェース部と電子部品製造装置との間で電子部品を移送するための第1の移送口と、前記チャンバにおける電子部品搬送装置側の側壁に形成された、電子部品搬送装置とインターフェース部との間で電子部品を移送するための第2の移送口と、前記第1、第2の各移送口を開閉自在な開閉装置と、前記電子部品移送の際に電子部品が通過する移送空間と、前記移送空間に清浄な空気を供給するためのフィルタ装置と、フィルタ装置からの吹き出し風速を一様にするためのプレナムチャンバと、移送空間とプレナムチャンバを結ぶレタンダクトと、前記チャンバ内においてプレナムチャンバ、移送空間、レタンダクト、プレナムチャンバと順に巡る循環気流を形成するための送風機と、前記所定の気流の温度調整を行う温度調整手段と、前記チャンバ内に外部から−50℃以下の低露点空気を導入するガス導入手段と、前記チャンバ内の雰囲気を排気する排気手段と、−50℃以下の低露点空気の導入量を調整する導入量調整装置を備え、少なくとも第1の移送口又は第2の移送口が開放した際に、チャンバ内が正圧に保たれるように前記導入量調整装置が制御されることを特徴としている。
【0014】
ここで、インターフェース部を気密に閉鎖するチャンバとは、名称にかかわらずインターフェース部自体を構成する外装パネルやフレームを一部又は全部利用して実質的にインターフェース部を気密に閉鎖するものであれば足りる。また電子部品には、ウエハやLCD基板、ハードディスク基板、その他薄板状の電子部品などが含まれる。なおここでいうインターフェース部自体は、電子部品製造装置と電子部品搬送装置との間で電子部品を移送する専用の移送装置が存在していなくても、電子部品製造装置側の方にかかる移送装置が存在し、インターフェース部が単なる通過領域や通過・待機領域であってもよい。さらに電子部品製造装置には、「製造装置」の名称にかかわらず、例えば半導体製造装置において使用されているプローバのように、電子部品に対して各種の検査を行う装置も含まれる。
【0015】
この請求項1の局所密閉型清浄装置によれば、まずインターフェース部を気密に閉鎖するチャンバ内で、移送空間に対してフィルタ装置を通過した清浄なガスが送風機によって移送空間→レタンダクト→プレナムチャンバと順に巡っている。したがって、導入するガスの有効利用が図れ、しかも塵埃やパーティクルはフィルタ装置によって捕集される。またプレナムチャンバからのダウンフローや水平層流の温度は温度調整手段によって調整できるから、インターフェース部の内部に設置される送風機や、必要に応じて設置される移送装置などからの発熱を熱的に補償するほか、電子部品製造装置側からの熱負荷があっても循環気流の温度を所定温度に維持することができ、電子部品を熱から保護することができる。またインターフェース部自体から汚染物質が発生した場合であっても、ガス導入手段と排気手段とを備えているから、必要に応じて当該汚染物質を外部にパージすることも可能である。
【0016】
そして本発明によれば,外部からチャンバ内に汚染物質が流入することを防止でき、インターフェース部のおかれている雰囲気を、−50℃以下の低露点空気の雰囲気とすることができる。この場合、導入量調整装置は第1の移送口又は第2の移送口を開閉装置と連動させたり、あるいは別途圧力センサを設けて、この圧力センサからの信号によって制御するようにしてもよい。
【0017】
またさらに請求項に記載したように、導入量調整装置の他に、チャンバ内の汚染物質の濃度を検出する検出装置を装備し、この検出装置からの検出値が所定値以下となるように、導入量調整装置を制御するようにしてもよい。この場合、同時に排気手段の方を制御するようにしてもよい。このような請求項の局所密閉型清浄装置によれば、インターフェース部自体やチャンバ内から汚染物質が発生しても、自動的に当該汚染物質が所定値以下となるように制御される。したがって、チャンバ内雰囲気を常に清浄に保つことが可能である。
【0019】
本発明の局所密閉型清浄装置において、チャンバ内に導入するガスとして、不活性ガスを用いれば、電子部品が例えばシリコンウエハであった場合に、当該ウエハの表面に酸化膜(SiO2)が形成されるのを防止することができる。なおここでいう不活性ガスとは、窒素ガス(N2)を含み、その他アルゴン(Ar)ガスやヘリウム(He)ガスなどの希ガス等も含む概念である。
【0020】
そして循環気流中のガス状不純物を除去する手段、例えばイオン交換繊維や活性炭をろ材に固定させたケミカルフィルタなどをさらに付加すれば、有機物、酸・塩基性ガス、ボロン、リン等の化学汚染物質を除去することができる。なおここでいうガス状不純物を除去する手段には、その他に光触媒を利用してこれら化学汚染物質を悪影響のないものに分解する手段も含まれる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の好ましい実施の形態を説明する。図1は、本実施の形態にかかる局所密閉型清浄装置1が適用された電子部品製造装置2、及びそのインターフェース部3周りの断面を示し、図2はインターフェース部3内をその正面側、すなわち搬送ロボットなどの基板搬送装置4側からみた様子を示している。これら局所密閉型清浄装置1をはじめとする各種の装置は、クリーンルームCR内に設置され、クリーンルームCRの天井部に設置された複数のファン・フィルタ・ユニット5によって、局所密閉型清浄装置1や半導体製造装置2など、クリーンルームCR内に設置されている各装置に対しては、図示のようにダウンフローが形成されている。もちろんダウンフローに限らず、水平層流であってもよいが、クリーンルームCR内の空気流は、乱流であっても構わない。
【0022】
局所密閉型清浄装置1は、インターフェース部3を気密に閉鎖するためのチャンバを構成する側板11、12、13、14及び天板15を有しており、基板搬送装置4側の側板11には基板搬送装置4が所定位置に載置した密閉型のカセットCxとの間でウエハを移送するための移送口16が形成され、半導体製造装置2側の側板12には、半導体製造装置2との間でウエハを移送するための移送口17が形成されている。
【0023】
インターフェース部3には、移送口16を通じて前記カセットCxからウエハを取り出し、これを移送口17を通じて半導体製造装置2へと移送したり、逆に半導体製造装置2での処理が終わったウエハをカセットCxへと格納するための移送装置21が設けられている。さらにインターフェース部3には、これら移送口16、17を各々独立して開閉自在な開閉装置22、23が設けられており、移送装置21の移送アーム21aがこれら移送口16、17を通過する時以外は、常時閉鎖されており、インターフェース部3は気密に閉鎖された空間内におかれている。
【0024】
インターフェース部3における移送装置21の上方、すなわち局所密閉型清浄装置1内の上方には、ULPAフィルタなどの高性能フィルタによって構成されるフィルタ装置24が設置されており、このフィルタ装置24と天板15との間の空間がプレナムチャンバ25を形成している。他方、局所密閉型清浄装置1内の下方には、パンチングメタルなどからなる整流板26が設置され、プレナムチャンバ25と相俟って、インターフェース部3に均一な空気流を形成している。また本実施形態においては、特に移送装置21におけるモータなどの駆動機構(図示せず)は、全てこの整流板26よりも下方に配置されている。そしてフィルタ装置24と整流板26との間の空間が移送空間Tを構成している。
【0025】
局所密閉型清浄装置1内の側方には、側板13を利用して構成されたレタンダクト31が設けられており、前記整流板26の下方空間を通じてプレナムチャンバ25と移送空間Tとを結んでいる。このレタンダクト31の下方には、送風機32が設置され、この送風機32の吹出口近傍には、ガス導入管33の導入口34が配置されている。これらガス導入管33、導入口34がガス導入手段を構成している。本実施形態においては、このガス導入管33から窒素ガス(N2)が局所密閉型清浄装置1内が導入されるようになっている(図2参照)。
【0026】
他方、送風機32の近傍及び送風機32のモータ32aの近傍には、各々排気管35に通ずる排気口36、37が配置されている。これら排気管35、排気口36、37は排気手段を構成している。この排気手段は、送風機32や移送装置21のモータ32aのベアリングのグリース、配線、塗料などから発生するガス状不純物を吸引する機能を有している。
【0027】
前記ガス導入管33には、流量調節バルブ33aが介装されており、また排気管35には、流量調節バルブ35aが介装されている。これら流量調節バルブ33a、35aは、制御装置Xによって制御される。
【0028】
レタンダクト31には、冷却コイル41、加熱コイル42が設けられている。なお冷却コイル41は、冷水が通水する構成のものであってもよいし、例えばフロン系冷媒による直膨式のものであってもよい。また加熱コイル42はも温水が通水するものであってもよく、もちろんそのような温水を使用しない、例えば電気ヒータであってもよい。そしてこれら冷却コイル41及び/又は加熱コイル42の熱量は前記制御装置Xによって制御される。また加熱コイル42の下流側には、ケミカルフィルタ43が設けられており、このケミカルフィルタ43によって、加熱コイル42を通過した気流中の化学汚染物質は除去される。
【0029】
移送空間Tには、フィルタ装置24を通過したダウンフローの温度を検出する温度センサ44、移送空間T内の圧力を検出する圧力センサ45、移送空間T内の化学汚染物質の濃度を検出する濃度センサ46が設けられており、これら各センサからの信号は、制御装置Xに入力される。
【0030】
そして制御装置Xは、温度センサ44からの信号に基づいて、フィルタ装置24を通過したダウンフローを所定の温度に維持するように、冷却コイル41、加熱コイル42を制御し、また圧力センサ45からの信号に基づいて、移送空間T内の圧力を所定値に保つようにガス導入管33の流量調節バルブ33a、及び排気管35の流量調節バルブ35aを制御する。さらにこの制御装置Xは、濃度センサ46からの信号に基づいて、移送空間T内の化学汚染物質の濃度を所定値以下に保つように、ガス導入管33の流量調節バルブ33a、及び排気管35の流量調節バルブ35aを制御するように構成されている。
【0031】
本実施形態にかかる局所密閉型清浄装置1は以上のように構成されており、次にその作用効果について説明する。まず装置の起動時においては、移送口16、17の開閉装置22、23はいずれも閉鎖されると共に、ガス導入管33の流量調節バルブ33aが開放して、局所密閉型清浄装置1内を窒素ガス雰囲気とすると共に、局所密閉型清浄装置1内が正圧になるように制御される。そして所定の圧力に達した時点でガス導入管33の流量調節バルブ33aは閉鎖される。このとき、排気管35の流量調節バルブ35aは閉鎖されている。また送風機32は送風運転を行い、レタンダクト31、プレナムチャンバ25、移送空間Tと巡る窒素ガスの循環気流を形成している。かかる場合、局所密閉型清浄装置1内に化学汚染物質があれば、ケミカルフィルタ43によって除去される。
【0032】
そして基板搬送装置4が半導体製造装置2で処理すべきウエハを収納した密閉型のカセットCxを局所密閉型清浄装置1の側板11に設定された所定の位置に載置すると、開閉装置22が開放し、インターフェース部3の移送装置21の移送アーム21aがカセットCx内のウエハを受け取りにいく。このとき開閉装置22が開放した際に、移送空間T内の圧力が低下した場合には、圧力センサ45によってそのことが検出され、所定の正圧になるまでガス導入管33の流量調節バルブ33aが開放する。
【0033】
次いで移送装置21の移送アーム21aがウエハを半導体製造装置2に移送する際、今度は移送口17の開閉を担う開閉装置23が開放して当該ウエハが半導体製造装置2内に移送される。このとき、移送空間T内の圧力が低下した場合には、圧力センサ45によってそのことが検出され、所定の正圧になるまでガス導入管33の流量調節バルブ33aが開放する。そして移送装置21の移送アーム21aが移送口17から退避すると、開閉装置23が閉鎖し、局所密閉型清浄装置1内は再び密閉空間となり、インターフェース部3は、窒素ガス雰囲気に封入された状態になる。
【0034】
そして半導体製造装置2での所定の処理が終了したウエハを半導体製造装置2に受け取りにいく場合には、移送口17の開閉を担う開閉装置23が開放して移送装置21の移送アーム21aがこの処理済みウエハを受け取り、次いでこの処理済みウエハをカセットCxの所定のスロット内に収納する。また移送装置21の移送アーム21aが移送口17から退避した時点で開閉装置23は移送口17を閉鎖する。
【0035】
以上の一連のプロセスにおいて、ウエハを移送している移送装置21に対しては、ケミカルフィルタ43によって化学汚染物質が除去された後の清浄なダウンフローが常に形成されているので、ウエハは化学汚染物質に汚染されることはない。もちろん塵埃やその他のパーティクルはフィルタ装置24によって除去される。しかも局所密閉型清浄装置1内は窒素ガスが充満しているので、ウエハ表面に例えば自然酸化膜が形成されることはない。さらに制御装置Xによって制御される冷却コイル41、加熱コイル42でダウンフローは所定の温度に維持されるから、半導体製造装置2からの熱負荷によって局所密閉型清浄装置1内の雰囲気の温度が上昇してウエハの温度が上昇するのを避け、熱膨張による製品の不良を防止できる。
【0036】
そしてもし何らかの事情でインターフェース部3がおかれている雰囲気に、例えば多量の化学汚染物質が発生した場合には、濃度センサ46がそのことを検出し、直ちにガス導入管33の流量調節バルブ33aが開放すると共に、排気管35の流量調節バルブ35aが開放し、インターフェース部3がおかれている雰囲気中の化学汚染物質が所定の濃度以下になるまでパージ運転がなされる。かかる場合も局所密閉型清浄装置1内が所定の正圧になるように、制御装置Xによって適正な制御がなされている。したがって、化学汚染物質の発生源がインターフェース部3がおかれている雰囲気中に存在しても、常に所定の濃度(許容濃度)以下に保たれる。
【0037】
このように本実施形態にかかる局所密閉型清浄装置1によれば、インターフェース部3がおかれている雰囲気を常に清浄な窒素ガス雰囲気に保つことができるので、ウエハが汚染されることはない。またウエハ上に形成されるデバイスの電気特性が変化することも防止でき、しかもウエハ上に不必要な自然酸化膜が形成されることはない。また、局所密閉型清浄装置1に配置された機器自体や半導体製造装置2からの熱負荷によるウエハの温度上昇も抑えることができる。
【0038】
そのうえ局所密閉型清浄装置1内は常に正圧に保たれているから、装置外からの塵埃やパーティクルの侵入を防止することが可能である。また局所密閉型清浄装置1内に導入する窒素ガスの導入量は、これを必要最小限に抑えることができるので、窒素ガスの量や導入に要するエネルギーも最小限に抑えられている。そして局所密閉型清浄装置1内は密閉された空間であり、その中を窒素ガスが循環しているので、ケミカルフィルタ43やフィルタ装置24の寿命も長く、これらのメンテナンスサイクルも長くなっている。
【0039】
ところで送風機32のモータ32aからは、ベアリングオイルなどから汚染物質が発生することがあるが、モータ32aの近傍にも排気口37が設定されているので、そのようなモータ32aからの汚染物質は、循環気流に混入させることなく、直ちに排気管35から装置外に排気することも可能である。
【0040】
なお前記実施形態においては、圧力センサ45の検出結果に基づいてガス導入管33の流量調節バルブ33aや排気管35の流量調節バルブ35aを制御して、局所密閉型清浄装置1内を正圧に保つように構成していたが、一般的に圧力変動が大きいのは、移送口16、17の開閉装置22、23の開閉のときである。したがって、これら開閉装置22、23の開閉に基づいてガス導入管33の流量調節バルブ33aや排気管35の流量調節バルブ35aを制御するように構成してもよい。
【0041】
また前記実施形態においては、ガス導入管33からは窒素ガスを導入するようにしていたが、これに代えて清浄な空気、好ましくは低露点の空気を導入するように構成してもよい。またダウンフローに代えて水平層流を形成する構成としてもよく、その場合には、フィルタ装置24は、移送空間Tの側方に設置すればよい。
【0042】
さらに排気管35の排気先は、クリーンルームCRの一般排気ダクトに接続したり、あるいはそのままクリーンルームCR外に排気するようにしてもよい。もちろん排気管35からの排気が低濃度の場合には、一旦汚染物を除去した後、再びガス導入管33に導入して再び使用するようにすれば、使用する窒素ガスの量を節約することが可能である。
【0043】
【発明の効果】
発明によれば、インターフェース部を気密に閉鎖するチャンバ内に導入する−50℃以下の低露点空気や不活性ガスの有効利用を図りつつ、インターフェース部を−50℃以下の低露点空気又は不活性ガス雰囲気に保つことができる。しかも塵埃やパーティクルを除去することが可能である。さらに電子部品製造装置側からの熱負荷から電子部品を保護することもできる。そしてインターフェース部自体から汚染物質が発生した場合であっても、必要に応じて当該汚染物質を外部にパージすることが可能である。
【0044】
また,電子部品の移送の際に外部からチャンバ内に汚染物質が流入することを防止でき、インターフェース部のおかれている雰囲気を、常に導入ガス雰囲気とすることができる。さらに請求項の発明によれば、インターフェース部自体やチャンバ内から汚染物質が発生しても、自動的に当該汚染物質が所定値以下となるように制御され、チャンバ内雰囲気を常に清浄に保つことが可能である。
【0045】
そして発明によれば、電子部品表面に酸化膜等、大気と反応した予期せぬ化学物質が形成するのを防止でき、歩留まりを向上させることができる。また移送装置やチャンバ構成部材から微量に発生する有機物や、電子部品製造装置との間の移送口が開口した時などにチャンバ内に拡散する可能性がある有機物、酸・塩基性ガス、ボロン、リン等の化学汚染物質をも除去することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態にかかる局所密閉型清浄装置の内部の様子を側面からみた説明図である。
【図2】本発明の実施の形態にかかる局所密閉型清浄装置の内部の様子を正面からみた説明図である。
【図3】開放型の従来技術の説明図である。
【図4】密閉型の従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 局所密閉型清浄装置
2 半導体製造装置
3 インターフェース部
4 基板搬送装置
16、17 移送口
22、23 開閉装置
24 フィルタ装置
25 プレナムチャンバ
31 レタンダクト
32 送風機
33 ガス導入管
33a 流量調節バルブ
34 導入口
35 排気管
35a 流量調節バルブ
36、37 排気口
41 冷却コイル
42 加熱コイル
43 ケミカルフィルタ
T 移送空間
X 制御装置

Claims (5)

  1. 電子部品製造装置と電子部品搬送装置との間で電子部品を移送するためのインターフェース部を気密に閉鎖するチャンバと、
    前記チャンバにおける電子部品製造装置側の側壁に形成された、インターフェース部と電子部品製造装置との間で電子部品を移送するための第1の移送口と、
    前記チャンバにおける電子部品搬送装置側の側壁に形成された、電子部品搬送装置とインターフェース部との間で電子部品を移送するための第2の移送口と、
    前記第1、第2の各移送口を開閉自在な開閉装置と、前記電子部品移送の際に電子部品が通過する移送空間と、
    前記移送空間に清浄な空気を供給するためのフィルタ装置と、フィルタ装置からの吹き出し風速を一様にするためのプレナムチャンバと、
    移送空間とプレナムチャンバを結ぶレタンダクトと、
    前記チャンバ内においてプレナムチャンバ、移送空間、レタンダクト、プレナムチャンバと順に巡る循環気流を形成するための送風機と、
    前記所定の気流の温度調整を行う温度調整手段と、
    前記チャンバ内に外部から−50℃以下の低露点空気を導入するガス導入手段と、
    前記チャンバ内の雰囲気を排気する排気手段と、
    −50℃以下の低露点空気の導入量を調整する導入量調整装置を備え、
    少なくとも第1の移送口又は第2の移送口が開放した際に、チャンバ内が正圧に保たれるように前記導入量調整装置が制御されることを特徴とする,局所密閉型清浄装置。
  2. 電子部品製造装置と電子部品搬送装置との間で電子部品を移送するためのインターフェース部を気密に閉鎖するチャンバと、
    前記チャンバにおける電子部品製造装置側の側壁に形成された、インターフェース部と電子部品製造装置との間で電子部品を移送するための第1の移送口と、
    前記チャンバにおける電子部品搬送装置側の側壁に形成された、電子部品搬送装置とインターフェース部との間で電子部品を移送するための第2の移送口と、
    前記第1、第2の各移送口を開閉自在な開閉装置と、前記電子部品移送の際に電子部品が通過する移送空間と、
    前記移送空間に清浄な空気を供給するためのフィルタ装置と、フィルタ装置からの吹き出し風速を一様にするためのプレナムチャンバと、
    移送空間とプレナムチャンバを結ぶレタンダクトと、
    前記チャンバ内においてプレナムチャンバ、移送空間、レタンダクト、プレナムチャンバと順に巡る循環気流を形成するための送風機と、
    前記所定の気流の温度調整を行う温度調整手段と、
    前記チャンバ内に外部から−50℃以下の低露点空気又は不活性ガスを導入するガス導入手段と、
    前記チャンバ内の雰囲気を排気する排気手段と、
    前記−50℃以下の低露点空気又は不活性ガスの導入量を調整する導入量調整装置と、
    前記移送空間内の圧力を検出する圧力センサとを備え、
    少なくとも第1の移送口又は第2の移送口が開放した際に、前記圧力センサからの信号に基づいて、チャンバ内が正圧に保たれるように、前記導入量調整装置が制御されることを特徴とする,局所密閉型清浄装置。
  3. 電子部品製造装置と電子部品搬送装置との間で電子部品を移送するためのインターフェース部を気密に閉鎖するチャンバと、
    前記チャンバにおける電子部品製造装置側の側壁に形成された、インターフェース部と電子部品製造装置との間で電子部品を移送するための第1の移送口と、
    前記チャンバにおける電子部品搬送装置側の側壁に形成された、電子部品搬送装置とインターフェース部との間で電子部品を移送するための第2の移送口と、
    前記第1、第2の各移送口を開閉自在な開閉装置と、前記電子部品移送の際に電子部品が通過する移送空間と、
    前記移送空間に清浄な空気を供給するためのフィルタ装置と、フィルタ装置からの吹き出し風速を一様にするためのプレナムチャンバと、
    移送空間とプレナムチャンバを結ぶレタンダクトと、
    前記チャンバ内においてプレナムチャンバ、移送空間、レタンダクト、プレナムチャンバと順に巡る循環気流を形成するための送風機と、
    前記所定の気流の温度調整を行う温度調整手段と、
    前記チャンバ内に外部から−50℃以下の低露点空気又は不活性ガスを導入するガス導入手段と、
    前記チャンバ内の雰囲気を排気する排気手段と、
    前記−50℃以下の低露点空気又は不活性ガスの導入量を調整する導入量調整装置とを備え、
    少なくとも第1の移送口又は第2の移送口が開放した際にチャンバ内が正圧に保たれるように、前記開閉装置の開閉に基づいて前記導入量調整装置が制御されることを特徴とする,局所密閉型清浄装置。
  4. チャンバ内の汚染物質の濃度を検出する検出装置をさらに備え、当該検出装置からの検出値が所定値以下となるように、前記導入量調整装置が制御されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の局所密閉型清浄装置。
  5. 循環気流中のガス状不純物を除去する手段を備えたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の局所密閉型清浄装置。
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