JP2003100620A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2003100620A
JP2003100620A JP2001296782A JP2001296782A JP2003100620A JP 2003100620 A JP2003100620 A JP 2003100620A JP 2001296782 A JP2001296782 A JP 2001296782A JP 2001296782 A JP2001296782 A JP 2001296782A JP 2003100620 A JP2003100620 A JP 2003100620A
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Japan
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door
processing unit
unit
air
processing apparatus
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JP2001296782A
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English (en)
Inventor
Takeya Morinishi
健也 森西
Joichi Nishimura
讓一 西村
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Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理ユニットの扉を開扉しても、ユニット内
部の清浄度を維持できる基板処理装置を提供する。 【解決手段】 処理ユニットUNの扉30が開扉される
と、風量制御部が扉開閉センサ31からの開扉検知信号
に応答し、ファンフィルタユニットFFUの出力を増加
させ、処理ユニットUN内部への清浄化空気の流入量
が、閉扉時より増加する。これにより、処理ユニットU
N内部が装置外部よりも陽圧になり、装置外の清浄度が
低い空気の流入が阻止され、内部の清浄度が維持され
る。その際、同時に排気部60からの排気量を減少させ
てもよい。また、開扉時の流入量の増分をエアカーテン
で噴出することで、ユニット内部の雰囲気の装置外への
漏出を阻止することもできる。さらに、処理ユニットU
Nの側面に、開扉と同時に閉鎖するシャッタを設け、隣
接空間への雰囲気の漏出を阻止することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板やFD
P(フラットディスプレイパネル)用の基板等(以下、
単に「基板」とする)に対して、薬液処理などの処理を
行う基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体デバイスや液晶デバイスなどの製
品は、基板に対し洗浄、レジスト塗布、露光、現像、エ
ッチング、成膜、熱処理、ダイシングなど、一連の処理
を施すことによって製造される。この一連の処理のうち
ダイシング以前のプロセス(いわゆる前工程)では、基
板に対して複数の処理をを連続的に処理する基板処理装
置が広く供されている。
【0003】それらの処理工程では、ライン幅や膜厚が
サブミクロンオーダーの、非常に微細かつ複雑な回路を
形成することから、空気中に浮遊する微粒子(パーティ
クル)が、基板表面に付着することを防止する必要があ
る。よって、それらの処理は一般に、そうしたパーティ
クルを除去する設備を備えたクリーンルーム内で行われ
る。ただし、必要とされる清浄度はそれぞれの処理工程
によって異なるため、通常は基板処理装置内の各処理ユ
ニットごとに清浄度を維持する手段を備え、各々の処理
に必要な清浄度が確保されている。クリーンルーム全体
を高い清浄度に保つ必要がなくなることから、これによ
り、空調コストが低減されることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、そうし
た状況で従来の基板処理装置を使用する場合、装置外部
であるクリーンルーム環境の清浄度は装置内部に比べ劣
ることになる。よって、例えばメンテナンスなどのため
に処理ユニットの扉を開けたとき、清浄度の劣るクリー
ンルーム環境の空気が、その処理ユニットひいてはその
基板処理装置の他の部分にも流入してしまう。この場
合、扉を閉扉しても、元の清浄度になかなか復帰しない
ため、装置の稼働時間を低下させる要因となっていた。
【0005】また、開扉によって装置内部の他の部分空
間に処理ユニットの内部雰囲気が漏出すると周辺の環境
の変化が生じるが、この中で重要なものの1つは、薬液
を使用する処理ユニットからの薬液雰囲気の漏出であ
り、これを防止することが、作業者の安全衛生を確保す
るために重要である。
【0006】さらに、薬液を使用しない処理ユニットに
おいても、その内部雰囲気が装置の他の部分に漏出する
ことにより当該他の部分の温度や湿度を変化させてしま
う可能性があり、その結果として以後の基板処理に悪影
響が生じることを防止することが望まれる。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、処理ユニットの扉を開扉しても、装置外部から
の空気の流入を阻止して、清浄度を維持できる基板処理
装置を提供することを、第1の目的とする。
【0008】本発明の第2の目的は、第1の目的を達成
しつつ、開扉によって処理ユニットから装置内部の他の
部分空間に処理ユニットの内部雰囲気を漏出させないこ
とである。
【0009】特に、この第2の目的と関連して、薬液を
使用する処理ユニットを有する場合に、清浄度を維持し
つつ薬液雰囲気の漏出を防止して作業者の安全衛生を確
保することが本発明の第3の目的である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明の基板処理装置は、それぞれが基板
を処理する複数の処理ユニットを備えた基板処理装置で
あって、さらに、前記基板処理装置の外部と前記複数の
処理ユニットのうち少なくとも1つの処理ユニットとを
隔てる扉と、前記扉の開閉を検知するセンサと、前記少
なくとも1つの処理ユニットに清浄化空気を供給する空
気供給手段と、前記センサからの検知信号に応答して、
前記扉の開扉時における前記空気供給手段からの清浄化
空気供給量を、前記扉の閉扉時における前記空気供給手
段からの清浄化空気供給量よりも増加させる風量制御手
段と、を備える。
【0011】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る基板処理装置において、前記空気供給手段は、前
記扉の閉扉時における清浄化空気供給量に対する、開扉
時における清浄化空気供給量の増分に相当する清浄化空
気を、前記扉による開放面に沿って流れるエアカーテン
として供給することを特徴とする。
【0012】また、請求項3の発明は、請求項1または
請求項2の発明に係る基板処理装置において、前記少な
くとも1つの処理ユニットが、前記少なくとも1つの処
理ユニット内部の空気を前記基板処理装置の外部に排気
する排気口を備え、前記基板処理装置が、前記センサか
らの検知信号に応答して、前記扉の開扉時における前記
排気口からの排気量を前記扉の閉扉時よりも減少させる
排気制御手段と、をさらに備えることを特徴とする。
【0013】また、請求項4の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかの発明に係る基板処理装置におい
て、前記基板処理装置のうち前記少なくとも1つの処理
ユニットに隣接した部分空間と、前記少なくとも1つの
処理ユニットとの境界に設けられたシャッタと、前記セ
ンサの検知信号に応答して、前記扉の開状態で前記シャ
ッタを閉状態とするシャッタ制御手段と、をさらに備え
ることを特徴とする。
【0014】また、請求項5の発明は、請求項4に記載
の基板処理装置において、前記少なくとも1つの処理ユ
ニットが基板を薬液で処理する薬液処理ユニットである
ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】<1.第1の実施の形態> <1.1 基板処理装置の全体構成>図1は、基板処理
装置1を模式的に示した平面図である。図2は、図1の
II−II線から見た基板処理装置1の側方断面図である。
基板処理装置1は、一体化された装置空間を複数の部分
空間の集合に分割して構成されている。この部分空間の
集合は、基板(具体的には半導体ウエハ)に対し、レジ
スト塗布処理、現像処理、洗浄処理、および熱処理とい
う複数の処理をそれぞれに行う複数の処理ユニットから
なるそれぞれの処理部分空間と、各々の処理ユニットの
間で基板を搬送するための搬送ロボットTRが収容され
た搬送室(搬送部分空間)10とを有している。なお、
図1などには、各々の方向関係を明確にするためのXY
Z直交座標系を付している。このXYZ直交座標系にお
いては、XY平面が水平面であり、Z方向が鉛直方向で
ある。
【0016】図1に示すように、基板処理装置1におい
ては、搬送室10を挟み込むように、塗布処理ユニット
SC1、SC2、現像処理ユニットSD1、SD2、お
よび洗浄処理ユニットSS1が配置されている。塗布処
理ユニットSC1、SC2のそれぞれには、基板を回転
させつつその主面上にフォトレジストを滴下することに
よって、均一なレジスト塗布を行うスピンコータSCが
配置されている。現像処理ユニットSD1、SD2のそ
れぞれには、露光後の基板を回転させ、その主面上に現
像液を供給することによって現像処理を行うスピンデベ
ロッパSDが配置されている。洗浄処理ユニットSS1
には、回転させた基板の主面上を柔軟なブラシで掃拭
し、純水等で洗浄する、いわゆるスピンスクラバSSが
配置されている。
【0017】また、図1においては図示の便宜上平面的
に配置しているが、図2に示すように、現像処理ユニッ
トSD1の上方には、冷却ユニットCP1および加熱ユ
ニットHP1が配置されている。同様に、塗布処理ユニ
ットSC1の上方には冷却ユニットCP2および加熱ユ
ニットHP2が、現像処理ユニットSD2の上方には冷
却ユニットCP3および加熱ユニットHP3が、塗布処
理ユニットSC2の上方には冷却ユニットCP4および
加熱ユニットHP4が配置されている。冷却ユニットC
P1〜CP4には、基板を所定の温度にまで冷却し、ま
た低温度状態に維持する、いわゆるクールプレートCP
が配置されている。加熱ユニットHP1〜HP4には、
基板を所定の温度にまで加熱し、また高温度状態に維持
する、いわゆるホットプレートHPが配置されている。
以下、これらの処理ユニットSC1,SC2,SD1,
SD2、SS、CP1〜CP4、HP1〜HP4の全体
を、以下では参照符号UNを用いて「処理ユニットU
N」と総称する。
【0018】図2および図3を参照して、各処理ユニッ
トおよび搬送室10の側面のうち、基板処理装置1の外
部の両側の空間SPa、SPbに面する外側面には、片
開きでドア状に外側に開く開閉扉(以下、単に「扉」と
いう)30が1枚ずつ設けられており、基板処理装置1
の外部空間SPa、SPb側からアクセスしてオペレー
タが手動で開閉可能である。これらの扉30は、各処理
ユニットUNのメンテナンスなどの際に必要なもののみ
開放されるが、装置1の実稼働中は閉鎖されている。基
板処理装置1の残りの側面10a、10bの一方または
両方には、この基板処理装置1との間で基板の搬入搬出
を行う図示しない基板搬入搬出装置との間で基板のやり
とりを行う窓(図示せず)が存在する。この窓は、基板
の出し入れの際以外は閉鎖されており、この窓を介して
基板搬入搬出装置に配置された搬送ロボットとの間で基
板の出し入れをすることができる。したがって、メンテ
ナンスのとき以外は、これらの部分空間の集合としての
装置内空間は、装置周囲の室内空間から実質的に隔離さ
れた気密状態となっている。
【0019】また、図2に示すように、各処理ユニット
UNおよび搬送室10の直上には、清浄化空気を下方に
供給するためのファンフィルタユニットFFUがそれぞ
れ設けられている。そしてこのファンフィルタユニット
FFUが各処理ユニットUNおよび搬送室10に対して
清浄化空気のダウンフローを与えることができる。これ
らファンフィルタユニットFFUについての詳細は、後
述する。また、この基板処理装置1が収容されている工
場室内の空調設備100からは、一様な清浄化空気のダ
ウンフローDFが形成されており、基板処理装置1の設
置空間を含む室内をほぼ一定の気圧に保っている。ただ
し、ダウンフローDFの清浄度は、基板処理装置1内の
清浄度よりは低い。
【0020】さらに、基板処理装置1の最下部には、薬
液を貯留するタンクや、種々の配管類が格納されたケミ
カルキャビネット11(図2)がある。
【0021】搬送ロボットTRは、図示を省略する駆動
機構によって、鉛直方向の上下移動、および鉛直方向を
回転軸とする回転移動を行うことができる。また、図2
に示すように、水平面内の進退運動を行うことで各処理
ユニットUNにアクセスし、基板の授受および保持を行
う複数の搬送アームAMを備えている。
【0022】<1.2 処理ユニットにおける風量制御
機能>次に、個々の処理ユニットUNにおける、風量制
御の機能について説明する。図4は、個々の処理ユニッ
トUNにおける風量制御の機能に関するブロック図であ
る。扉開閉センサ31は、図6等に示すように処理ユニ
ットの扉30の上側の固定枠に取り付けられており、扉
30の開閉状態を検知するセンサである。図4の風量制
御部40は、扉開閉センサ31から得られる扉30の開
閉情報や、他の制御部90からの信号に基づき、ファン
フィルタユニットFFUや、排気部60を制御する。
【0023】ファンフィルタユニットFFUでは、風量
制御部40からの制御信号に基づいて、風速調整インバ
ータ(以下これを「INV」とする)21の出力が調整
され、ファン22の回転数が増減する。このINV21
の出力の増減によって、処理ユニットUN内部に与えら
れる風量が調整される。図6等に示すように処理ユニッ
トUNの床面には排気口60aが設けられており、この
排気口60aと連通する排気部60(図4)では、風量
制御部40からの制御信号に基づいて、INV61の出
力が調整され、ファン62の回転数が増減する。このI
NV21の出力の増減によって、排気口60aを介した
処理ユニットUN内部からの排気量が調整される。
【0024】<1.3 開閉扉の開閉に伴う風量制御>
ここからは、扉30の開閉により、風量制御機能がどの
ように動作するのかについて、レジスト塗布処理ユニッ
トSC1を例に説明する。図5は、塗布処理ユニットS
C1と、その上方に配置されたファンフィルタユニット
FFUの模式図であり、扉30が閉扉されている状態を
正面(図3のY方向)から見た図である。また、図6は
図3のX方向から見たVI−VI側断面図、図7は扉30が
開扉された状態で図3のX方向から見た側断面図であ
る。図6および図7において、スピンコータSCは塗布
処理ユニットSC1の下部に配置されている。図6に示
すように、扉30の処理ユニットUN外部、すなわち基
板処理装置1の外部を向いた面には、把手32があり、
把手32を持って紙面手前方向に引くことにより、扉3
0は開扉する。処理ユニットUN内部の、扉面と接する
部分には、扉開閉センサ31が設置されている。
【0025】ファンフィルタユニットFFUは、送風用
のファン22、化学吸着フィルタ23、ウルパフィルタ
24、および図5では省略されているが、INV21か
ら構成されている。化学吸着フィルタ23は、通過する
空気中のアンモニアを吸着して除去するフィルタであ
る。ウルパフィルタ24は、通過する空気からパーティ
クルを除去するフィルタである。ファン22が作動する
ことにより、ファンフィルタユニットFFU上方から空
気が取り込まれ、アンモニアやパーティクルが除去され
た清浄化空気が、処理ユニットUN内部に流入する。
【0026】図6は、閉扉時の、処理ユニットUNにお
ける気流の状態を示している。図6には、排気部60、
排気用のファン62、および搬送アームAMの出入口3
3が示されている。閉扉時、ファンフィルタユニットF
FUから処理ユニットUN内部に単位時間あたりQ10の
清浄化空気が流入し(以下、流量は全て単位時間あたり
の量とする)、排気部60から流量q10だけ排気されて
いるとする。また、搬送室10は処理ユニットよりもわ
ずかに陽圧に保たれており、出入口33を通じ、搬送室
10から処理ユニットUNに向けた微弱な気流が生じて
いる。その流量をQint1とする。
【0027】処理ユニットUN内部の気圧をPi1、処理
ユニットUN外部、すなわち基板処理装置1の外部の気
圧をPe1で表すと、閉扉時には、両者がほぼ同圧、すな
わち、 Pi1≒Pe1 (数1) となるように、流量Q10、q10は設定され、風量制御部
40によって調整されている。
【0028】仮にこの状態で扉30を開扉すると、処理
ユニットUNの内外でほとんど圧力差がないために、処
理ユニットUN内外の空気は混合が生じる。すなわち、
処理ユニットUN内部に、基板処理装置1外部の清浄度
の低い空気が拡散によって流入してしまうことになる
が、本実施形態の場合、次の一連の動作を行うことで、
その事態を回避している。
【0029】1)扉開閉センサ31が開扉を検知し、風
量制御部40に開扉検知信号を送る。
【0030】2)風量制御部40は、この開扉検知信号
に応答して、ファンフィルタユニットFFUから送られ
る風量を、あらかじめ定められた風量Q11まで増加させ
るように、INV21に出力制御信号を送る。
【0031】3)この出力制御信号に応答してINV2
1の出力が増加することによりファン22の回転数が増
し、ファンフィルタユニットFFUから処理ユニットU
N内部への清浄化空気の流入量が増加する。
【0032】扉30が開扉時された状態(図7)におい
ては、上記の1)〜3)の動作によりファンフィルタユ
ニットFFUからの清浄化空気の流入量は流量Q10から
流量Q11に増加する一方、流量q10および気圧Pe1は変
化せず、流量Qint1は減少あるいはわずかに負(逆向き
の気流を意味する)となる。これにより、処理ユニット
UN内部の気圧Pi1は閉扉時より増加する。すなわち、 Pi1>Pe1 (数2) が成り立つことになる。よって、基板処理装置1外部に
存在する、清浄度が低い空気の処理ユニットUN内部へ
の流入は阻止され、処理ユニット1内部の清浄度の低下
が回避される。
【0033】その後、扉30が閉扉されたときには、再
び数1が成り立つ状態に戻るように、次の一連の動作が
行われる。
【0034】4)扉開閉センサ31が閉扉を検知し、風
量制御部40に扉閉検知信号を送る。
【0035】5)扉閉検知信号に応答して風量制御部4
0は、ファンフィルタユニットFFUからユニット内部
への清浄化空気の流入が流量Q10まで減少するように、
INV21に出力制御信号を送る。
【0036】6)この出力制御信号に応答してINV2
1の出力が減少することにより、ファン22の回転数が
減り、ファンフィルタユニットFFUからユニット内部
への清浄化空気の流入量が流量Q10まで減少する。
【0037】以上のように、本実施形態においては、処
理ユニットUNの扉30が開扉された場合に、処理ユニ
ット内部への清浄化空気の流入量を増加させ、処理ユニ
ットUN内部の圧力を高めることで、基板処理装置1外
部から清浄度が低い空気が混入することを阻止してい
る。
【0038】ここでは塗布処理ユニットSC1について
説明したが、装置1内の他の処理ユニット(SC1,S
D1、SD2など)についても、同様である。
【0039】<2.第2の実施の形態>図8は、この発
明の第2の実施の形態に係る基板処理装置の制御ブロッ
ク図である。また、図9は閉扉時におけるレジスト塗布
処理ユニットSC2を図3のY方向から見たIX-IX側断
面図であり、図10は開扉時における側断面図である。
【0040】図9に示すように、スピンコータSCは、
SC2の下部に配置されている。エアカーテン用ファン
フィルタユニットACFFUは、処理ユニットUNの上
方かつ扉30の近傍に配置されており、ファンフィルタ
ユニットFFUと同様に、送風用のファン72、化学吸
着フィルタ73,ウルパフィルタ74、および図9では
省略されているが、INV71から構成されている。さ
らに、ファン72から送られる清浄化空気にエアカーテ
ンACを形成させるために、ウルパフィルタ74の直下
に噴出口75が設けられている。エアカーテン用ファン
フィルタユニットACFFUは通常、扉30の閉扉時に
は動作せず、扉30の開扉時にこの扉30が開放された
ときにそれによる開放面30Pに沿って流れるエアカー
テンとして供給する。図8に示すように、風量制御部4
0は、エアカーテン用ファンフィルタユニットACFF
Uの制御にも使用される。レジスト塗布処理ユニットS
C2以外の処理ユニットも同様である。
【0041】本実施形態においては、図9に示すよう
に、扉30の閉扉時に処理ユニット内部に流量Q20の清
浄化空気が流入し、流量q20だけ排気されているとす
る。また、搬送室10との間の基板の出入口33を通
じ、搬送室10から処理ユニットUNに向けた微弱な気
流が生じており、これをQint2とする。
【0042】処理ユニット内部の気圧をPi2、基板処理
装置1の外部の気圧をPe2で表すと、第1の実施の形態
と同様に、扉30の閉扉時には、 Pi2≒Pe2 (数3) となるように、流量Q20と流量q20は設定され、風量制
御部40によって調整されている。
【0043】図10のように扉30が開扉されると、次
の一連の動作が行われる。
【0044】1)扉開閉センサ31が開扉を検知し、風
量制御部40に開扉検知信号を送る。
【0045】2)この開扉検知信号に応答して風量制御
部40は、エアカーテン用ファンフィルタユニットAC
FFUからあらかじめ定められた風量Qac2の清浄化空
気が送り出されるよう、INV71に出力制御信号を送
る。
【0046】3)この出力制御信号に応答してINV7
1の出力が発生することによりファン72が回転し、処
理ユニットUN内部の開扉部近傍に、清浄化空気が風量
Qac2のエアカーテンACを形成する。
【0047】開扉時にエアカーテンACが形成されるこ
とによって、基板処理装置外部からの清浄度が低い空気
の混入は阻止される。また、スピンコータSCに薬液な
ど有害な成分が残存しているような場合、それらの揮発
成分が基板処理装置外部に漏出することが阻止される。
【0048】その後、扉30が閉扉されたときには、再
び数3が成り立つ状態に戻るように、次の一連の動作が
行われる。
【0049】4)扉開閉センサ31が閉扉を検知し、風
量制御部40に閉扉検知信号を送る。
【0050】5)閉扉検知信号に応答して、風量制御部
40は、エアカーテンACを停止させるよう、INV7
1に出力制御信号を送る。
【0051】6)この出力制御信号に応答して、INV
71の出力がなくなることにより、ファン72が停止
し、エアカーテンACは停止する。
【0052】以上のように、本実施形態においては、処
理ユニットUNの扉30が開扉された場合に、処理ユニ
ットUN内部の開扉部近傍に清浄化空気によるエアカー
テンACを形成することで、基板処理装置外部から清浄
度が低い空気が混入することや、処理ユニットUN内部
に残存する物質に起因する有害な雰囲気が、基板処理装
置外部に漏出することを阻止している。
【0053】<3.第3の実施の形態>図11は、本発
明における第3の実施の形態の基板処理装置における現
像処理ユニットSD1を扉30の閉扉時において図3の
X方向から見たXI−XI側断面図であり、図12は扉30
の開扉時における側断面図である。この第3の実施の形
態の基板処理装置の制御ブロック図は図4と同様となる
が、風量制御部40の動作は第1の実施形態のものと異
なり、排気部60の制御を扉30の開閉と同期して行っ
ている。これは、現像処理ユニットSD1以外の他の処
理ユニットについても同様である。
【0054】本実施形態においては、図11に示すよう
に、扉30の閉扉時に処理ユニットUN内部に流量Q30
の清浄化空気が流入し、流量q30だけ排気されていると
する。また、出入口33を通じ、搬送室10から処理ユ
ニットに向けた微弱な気流が生じており、これをQint3
とする。
【0055】処理ユニット内部の気圧をPi3、基板処理
装置1の外部の気圧をPe3とすると、閉扉時には、 Pi3≒Pe3 (数4) が成り立つよう、流量Q30と流量q30は設定され、風量
制御部40により調整されている。
【0056】図12のように扉30が開扉されると、次
の一連の動作が行われる。
【0057】1)扉開閉センサ31が開扉を検知し、風
量制御部40に開扉検知信号を送る。
【0058】2)この開扉検知信号に応答して風量制御
部40は、ファンフィルタユニットFFUから送られる
風量を、あらかじめ定められた流量Q31まで増加させる
ように、INV21に第1出力制御信号を送ると同時
に、排気部からの排気量を、あらかじめ定められた値
(これをq31とする)まで減少させるように、INV6
1に第2出力制御信号を送る。
【0059】3)この第1出力制御信号に応答してIN
V21の出力が増加することによりファン22の回転数
が増し、ファンフィルタユニットFFUから処理ユニッ
トUN内部への清浄化空気の流入量がQ31まで増加す
る。これと同時に、第2出力制御信号に応答してINV
61の出力が減少することによりファン62の回転数が
減り、排気部60における処理ユニットUN内部からの
排気量が流量q31まで減少する。
【0060】上記の1)〜3)の動作によりファンフィ
ルタユニットFFUからの清浄化空気の流入量が流量Q
30から流量Q31に増加し、処理ユニットUNからの排気
量が流量q30から流量q31に減少する一方、圧力Pe3は
変化せず、圧力差Qint3は減少あるいはわずかに負とな
る。これにより、処理ユニットUN内部の気圧Pi3は開
扉時より増加する。すなわち、 Pi3>Pe3 (数5) が成り立つことになる。よって、基板処理装置外部に存
在する、清浄度が低い空気の処理ユニットUN内部への
流入は阻止され、処理ユニット内部の清浄度の低下が回
避される。
【0061】その後、扉30が閉扉されたときには、再
び数4が成り立つ状態に戻るように、次の一連の動作が
行われる。
【0062】4)扉開閉センサ31が閉扉を検知し、風
量制御部40に閉扉検知信号を送る。
【0063】5)この閉扉検知信号に応答して風量制御
部40は、ファンフィルタユニットFFUから処理ユニ
ットUN内部への清浄化空気の流入が流量Q30まで減少
するように、INV21に第1出力制御信号を送ると同
時に、排気部60からの排気量が流量q30まで増加する
ように、INV61に第2出力制御信号を送る。
【0064】6)この第1出力制御信号に応答してIN
V21の出力が減少することにより、ファン22の回転
数が減り、ファンフィルタユニットFFUからユニット
内部への清浄化空気の流入量がQ30まで減少すると同時
に、第2出力制御信号に応答してINV61の出力が増
加することにより、ファン62の回転数が増し、排気部
60における処理ユニットUNからの排気量が流量q30
まで増加する。
【0065】以上のように、本実施形態においては、処
理ユニットUNの扉が開扉された場合に、処理ユニット
UN内部への清浄化空気の流入量を増加させると同時
に、処理ユニットUNからの排気量を減少させることに
よって、処理ユニットUN内部の圧力を高め、基板処理
装置外部から清浄度が低い空気が混入することを阻止し
ている。
【0066】<4.第4の実施の形態>次に、本発明に
おける第4の実施の形態について説明する。前述した第
1の実施の形態ないし第3の実施の形態では、開扉時に
おけるファンフィルタユニットFFUからの清浄化空気
の流入量と、排気部60からの排気量とのバランスによ
っては、搬送アームAMの出入口33を通じた気流が、
処理ユニットUN側から搬送室10に向けて生じる場合
がある。その際、処理ユニットUN内部に薬液雰囲気が
残存していると、搬送室10に流入してしまい、搬送室
10が汚染されてしまう。第4の実施の形態の基板処理
装置は、これをも回避可能とされている。
【0067】図13は、第4の実施の形態の基板処理装
置の制御ブロック図である。また、図14は、扉30の
閉扉時において図3のX方向から現像処理ユニットSD
2を見たXIV−XIV側断面図であり、図15は扉30の開
扉時における側断面図である。スピンデベロッパSD
は、SD2の下部に配置されている。
【0068】この第4の実施の形態の基板処理装置で
は、第1の実施の形態の装置と比較して、エアカーテン
用ファンフィルタユニットACFFUのほか、図15に
示すように現像処理ユニットSD2の側壁面のうち、搬
送室10に面した搬送アームAMの出入口にシャッタ5
0を備えている。シャッタ50は、エアシリンダーなど
のシャッタ駆動部51(図13)によってシャッタ開閉
部52を上下に開閉駆動するものである。そして、風量
制御部40は扉30の開閉と同期してシャッタ駆動部5
1をも制御する。現像処理ユニットSD2以外の他の処
理ユニットのうち薬液を使用する処理ユニット、すなわ
ち他方の現像処理ユニットSD1および塗布処理ユニッ
トSC1,SC2についても同様である。
【0069】本実施形態においては、図14に示すよう
に、扉30の閉扉時にシャッタ開閉部52は開放されて
いる。また、処理ユニットUN内部に流量Q40の清浄化
空気が流入し、流量q40だけ排気されているとする。ま
た、出入口33を通じ、搬送室10から処理ユニットU
Nに向けた微弱な気流が生じており、これをQint4とす
る。
【0070】処理ユニット内部の気圧をPi4、基板処理
装置1の外部の気圧をPe4とすると、 Pi4≒Pe4 (数6) が成り立つよう、流量Q40と流量q40は設定され、風量
制御部40により調整されている。
【0071】図15のように扉30が開扉されると、次
の一連の動作が行われる。
【0072】1)扉開閉センサ31が開扉を検知し、風
量制御部40に開扉検知信号を送る。
【0073】2)この開扉検知信号に応答して風量制御
部40は、シャッタ50の駆動部51に、開閉部52を
閉鎖させるシャッタ閉鎖信号を送ると同時に、エアカー
テン用ファンフィルタユニッACFFUからあらかじめ
定められた風量Qac4の清浄化空気が送り出されるよ
う、INV71に出力制御信号を送る。
【0074】3)シャッタ閉鎖信号に応答して駆動部5
1がシャッタ開閉部52を閉鎖すると同時に、上記出力
制御信号に応答してINV21の出力が増加することに
よりファン22の回転数が増し、ファンフィルタユニッ
トFFUから処理ユニットUN内部への清浄化空気の流
入量が増加する。
【0075】開扉時にエアカーテンACが形成されるこ
とによって、基板処理装置外部からの清浄度が低い空気
の混入と、スピンコータSCに残存している有害な揮発
成分の、基板処理装置外部への漏出とが阻止される。同
時に、シャッタ開閉部52を閉鎖することで、処理ユニ
ットUNと搬送室10との間の気流は遮断され、有害成
分の搬送室10への漏出も阻止される。
【0076】その後、扉30が閉扉されたときには、再
び数6が成り立つ状態に戻るように、次の一連の動作が
行われる。
【0077】4)扉開閉センサ31が閉扉を検知し、風
量制御部40に閉扉検知信号を送る。
【0078】5)閉扉検知信号に応答して、風量制御部
40は、シャッタ50の駆動部51に、開閉部52を開
放させるシャッタ開放信号を送ると同時に、エアカーテ
ンACを停止するよう、INV71に出力制御信号を送
る。
【0079】6)シャッタ開放信号に応答して、駆動部
51がシャッタ開閉部52を開放させると同時に、上記
出力制御信号に応答してINV71の出力がなくなるこ
とにより、ファン72の動作が停止し、エアカーテンが
ACが停止する。
【0080】以上のように、本実施形態においては、処
理ユニットUNの扉30が開扉された場合に、処理ユニ
ットUN内部の開扉部近傍に清浄化空気によるエアカー
テンを形成すると同時に、搬送アームAMの出入口を閉
鎖することで、基板処理装置外部から清浄度が低い空気
が混入することや、処理ユニットUN内部に残存する物
質に起因する有害な雰囲気が、基板処理装置外部および
搬送室(一般には処理ユニットUNに隣接する部分空
間)に漏出することを阻止している。
【0081】<5.変形例>以上、本発明の実施の形態
について説明したが、この発明は上記実施の形態に限定
されるものではない。
【0082】例えば、正常化空気供給量の増加をファン
フィルタユニットFFUにおいて行う場合と、エアカー
テンとして行う場合とのいずれの場合についても、 1) それらを単独で行う、 2) 排気量の制御とシャッタの制御との一方または双
方と同期して行う、 という態様で実施できる。薬液処理ユニットについては
シャッタ制御を行い、他の処理ユニットについてはシャ
ッタ制御を行わないで正常化空気供給量の増加制御を実
施するというような処理ユニット相互で異なる態様であ
ってもよい。
【0083】また、上記実施形態においては、ファンフ
ィルタユニットFFUから供給される清浄化空気につい
て、風量のみが制御されている例を示しているが、処理
ユニットUNによっては、風量だけでなく、温度、さら
には湿度が同時に制御されてもよい。装置内の環境を維
持する観点からは、ファンフィルタユニットFFUは各
処理ユニットごとに備わっているのが望ましいが、複数
の処理ユニットUNについて、1つのファンフィルタユ
ニットFFUで対応してもよい。また、ファンフィルタ
ユニットFFUは、各処理ユニットUN直上に配置され
る必要はなく、装置外にあって、ダクト等で清浄化空気
を供給する装置構成であってもよい。この場合、この発
明の構成要素としての「空気供給手段」とは、処理ユニ
ット内への正常化空気の放出部に対応するものである。
【0084】基板処理装置に含まれる処理ユニットの種
類、数、配置は、上記の実施形態に限定されるものでは
なく、適宜変更されてもよい。
【0085】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1ないし
請求項5の発明によれば、基板処理装置の処理ユニット
の扉の開扉時に、清浄化空気の供給量を閉扉時よりも増
加させることで当該処理ユニットの内圧を上昇させ、清
浄度が低い基板処理装置外部の空気中に含まれるパーテ
ィクルが、処理ユニット内部に混入することを阻止する
ことができる。これにより、開扉してメンテナンス作業
を行う場合に、作業終了後、閉扉して早期に開扉前の状
態に復旧することができ、基板処理装置の稼働時間を向
上することができる。
【0086】特に、請求項2の発明によれば、処理ユニ
ット内部の雰囲気が基板処理装置外に漏出することをエ
アカーテンによって阻止することができ、これにより、
処理ユニット内部に人体に有害な薬液雰囲気が存在する
場合、作業者がこれに曝されるのを回避することができ
る。
【0087】また、請求項3の発明によれば、開扉時に
清浄化空気の供給量を増加させるだけでなく処理ユニッ
トからの排気量を減少させることによって、処理ユニッ
ト内の気圧をより確実に増加させて、基板処理装置外部
の空気中に含まれるパーティクルが、処理ユニット内部
に混入することをさらに有効に阻止することができる。
【0088】また、請求項4の発明によれば、基板処理
装置の処理ユニットと、隣接する部分空間との境界にシ
ャッタを備えることで、処理ユニット内部の雰囲気が、
開扉時に上記部分空間に漏出することを阻止できる。
【0089】また、請求項5の発明によれば、処理ユニ
ット内部に薬液雰囲気が存在する場合、上記部分空間が
それによって汚染されてしまうことを阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における基板処理装置の上面
図である。
【図2】本発明の実施形態における基板処理装置の側断
面図である。
【図3】本発明の実施形態における基板処理装置の扉の
開閉を示す上面図である。
【図4】第1の実施形態における処理ユニットの風量制
御に関する機能ブロック図である。
【図5】第1の実施の形態の装置における処理ユニット
の閉扉時における正面図である。
【図6】第1の実施の形態の装置における処理ユニット
の、閉扉時における側断面図である。
【図7】第1の実施の形態態の装置における処理ユニッ
トの、開扉時における側断面図である。
【図8】第2の実施形態における処理ユニットの風量制
御に関する機能ブロック図である。
【図9】第2の実施の形態の装置における処理ユニット
の、閉扉時における側断面図である。
【図10】第2の実施の形態の装置における処理ユニッ
トの、開扉時における側断面図である。
【図11】第3の実施の形態の装置における処理ユニッ
トの、閉扉時における側断面図である。
【図12】第3の実施の形態の装置における処理ユニッ
トの、開扉時における側断面図である。
【図13】第4の実施形態における処理ユニットの風量
制御に関する機能ブロック図である。
【図14】第4の実施の形態の装置における処理ユニッ
トの、閉扉時における側断面図である。
【図15】第4の実施の形態の装置における処理ユニッ
トの、開扉時における側断面図である。
【符号の説明】
1 基板処理装置 10 搬送室(搬送部分空間) 23、73 化学吸着フィルタ 24、74 ウルパフィルタ 30 開閉扉 31 扉開閉センサ 33 搬送アーム出入口 40 風量制御部 50 シャッタ 51 シャッタ駆動部 52 シャッタ開閉部 60 排気部 60a 排気口 FFU ファンフィルタユニット AC エアカーテン ACFFU エアカーテン用ファンフィルタユニット UN 処理ユニット(処理部分空間) SC1、SC2 レジスト塗布処理ユニット SD1、SD2 現像処理ユニット SS1 洗浄ユニット CP1〜CP4 冷却処理ユニット HP1〜HP4 加熱処理ユニット TR 搬送ロボット Q10、Q20、Q30、Q40 閉扉時にファンフィルタユニ
ットから供給される清浄化空気の流量 q10、q20、q30、q40 閉扉時に排気される空気の流
量 Q11、Q31 開扉時にファンフィルタユニットから供給
される清浄化空気の流量 Qac2、Qac4 エアカーテンを形成する清浄化空気の流
量 Qint1〜Qint4 搬送室から処理ユニットに流入する空
気の流量 Pi1〜Pi4 処理ユニット内部の気圧 Pe1〜Pe4 処理ユニット外部の気圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西村 讓一 京都市上京区堀川通寺之内上る4丁目天神 北町1番地の1 大日本スクリーン製造株 式会社内 Fターム(参考) 4F042 AA06 AA07 BA13 DA01 DE06 DE09 EB05 5F031 CA02 FA01 FA09 FA12 GA03 GA47 GA49 JA01 MA02 MA04 MA23 MA24 MA26 NA03 NA09 NA16 NA17 5F046 AA28 JA07 JA08 LA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが基板を処理する複数の処理ユ
    ニットを備えた基板処理装置において、前記基板処理装
    置がさらに、 前記基板処理装置の外部と前記複数の処理ユニットのう
    ち少なくとも1つの処理ユニットとを隔てる扉と、 前記扉の開閉を検知するセンサと、 前記少なくとも1つの処理ユニットに清浄化空気を供給
    する空気供給手段と、 前記センサからの検知信号に応答して、前記扉の開扉時
    における前記空気供給手段からの清浄化空気供給量を、
    前記扉の閉扉時における前記空気供給手段からの清浄化
    空気供給量よりも増加させる風量制御手段と、を備える
    ことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の基板処理装置におい
    て、 前記空気供給手段は、前記扉の閉扉時における清浄化空
    気供給量に対する、開扉時における清浄化空気供給量の
    増分に相当する清浄化空気を、前記扉による開放面に沿
    って流れるエアカーテンとして供給することを特徴とす
    る、基板処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の基板処
    理装置において、 前記少なくとも1つの処理ユニットが、前記少なくとも
    1つの処理ユニット内部の空気を前記基板処理装置の外
    部に排気する排気口を備え、 前記基板処理装置が、 前記センサからの検知信号に応答して、前記扉の開扉時
    における前記排気口からの排気量を前記扉の閉扉時より
    も減少させる排気制御手段と、をさらに備えることを特
    徴とする基板処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の基板処理装置において、 前記基板処理装置のうち前記少なくとも1つの処理ユニ
    ットに隣接した部分空間と、前記少なくとも1つの処理
    ユニットとの境界に設けられたシャッタと、 前記センサの検知信号に応答して、前記扉の開状態で前
    記シャッタを閉状態とするシャッタ制御手段と、をさら
    に備えることを特徴とする基板処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の基板処理装置におい
    て、 前記少なくとも1つの処理ユニットが基板を薬液で処理
    する薬液処理ユニットであることを特徴とする基板処理
    装置。
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