JP3835058B2 - 船外機の電装品取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、船外機の電装品取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、船外機に搭載されるエンジンはその一方の側面に吸気系部品を配置し、他方の側面に排気系部品を配置するエンジンレイアウトを採っている。排気系部品にはエンジンの側方に突出する排気マニフォールドまたは排気通路を塞ぐ排気カバーがあり、この突出部がエンジンの最大横幅となっている。
【0003】
また、この突出部はエンジン側面のほぼ中央を上下方向に向かって延びており、例えば突出部より前方のエンジン側面スペースには制御系電装品を内装した電装品ボックスが配置されている。また、イグニッションコイルやレクティファイヤおよびレギュレータからなる電装品を同スペースに配置したものや、突出部そのものにこれらの電装品を配置したものもある(例えば特開平7−77140号公報、特開平8−100671号公報、特開平10−47221号公報および特開平10−157693号公報等参照)。
【0004】
ところで、船外機に搭載される4サイクルエンジンは2サイクルエンジンに比べてエンジン温度が高いため、電装品をエンジンの熱害から守るため、例えば電装品をフライホイールの下部に設置してフライホイールが発生させる風で冷却したり(例えば特開平8−100645号公報参照)、電装品を排気通路に設けられた連脚通路の蓋部材、すなわち上記突出部に取り付けた例(例えば特開平8−100671号公報参照)がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、排気系部品の突出部に電装品を配置するとエンジンの横幅がさらに広がり、エンジンを覆うカバーが大型化して船外機のコンパクト化および軽量化に不利である。
【0006】
一方、突出部より前方のエンジン側面スペースにイグニッションコイルを配置した場合、突出部より後方のエンジン側面スペースに配置される点火プラグとイグニッションコイルとを繋ぐハイテンションコードが突出部を跨ぐことになり、ハイテンションコードが長くなってノイズを発生し易くなる。
【0007】
また、突出部とハイテンションコードとの接触を防ぐために両者間にクリアランスを設ける必要があり、エンジンの横幅が広がってしまう。
【0008】
さらに、イグニッションコイルを、制御系電装品を内装した電装品ボックスに接近して配置させる場合、制御系電装品の耐ノイズ性を高めなければならず、コストアップに繋がる。
【0009】
一方、フライホイールで電装品を冷却する場合、フライホイールの大型化が必至であると共に、電装品の配置場所が限定されてしまうので、レイアウト性が悪い。
【0010】
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、コンパクト化を図った船外機の電装品取付構造を提供することを目的とする。
【0011】
本発明の他の目的はノイズの低減を図った船外機の電装品取付構造を提供するにある。
【0012】
本発明のさらに他の目的は電装品の冷却性能の向上を図った船外機の電装品取付構造を提供するにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る船外機の電装品取付構造は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、点火プラグが平面視でシリンダヘッドの側面から後斜めに向けて取り付けられたシリンダヘッドおよびシリンダブロック等から構成されるエンジンの一方の側面に吸気系部品を配置し、他方の側面に排気系部品を配置すると共に、上記排気系部品が上記エンジンの側方に突出して突出部を形成した4 サイクルエンジン搭載の船外機において、上記突出部を挟んで上記シリンダヘッド側の側面に形成されるスペースの上記突出部と上記点火プラグとの間に、ハイテンションコードによって上記点火プラグのプラグキャップと繋がれた複数個のイグニッションコイルを上下方向に配置すると共に、上記イグニッションコイルと上記ハイテンションコードとの結合部および上記プラグキャップと上記ハイテンションコードとの結合部を側面視で後斜め下方に向けて配置したものである。
【0016】
さらにまた、上述した課題を解決するために、請求項2に記載したように、上記シリンダヘッドに上記イグニッションコイル取付用のボスを形成すると共に、上記ボスの上記イグニッションコイルとの接触面を広く確保したものである。
【0017】
そして、請求項3に記載したように、上記ボス近傍に冷却水ジャケットを配置したものである。
【0018】
そしてまた、請求項4に記載したように、上記エンジンの周囲を上下二分割可能なエンジンカバーで覆うと共に、熱を多く発生する電装系部品を上記イグニッションコイルの下方で、且つ上記エンジンカバーの分割面より下方に配置したものである。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0020】
図1は、この発明を適用した船外機の左側面図である。図1に示すように、この船外機1はエンジンホルダ2を備え、このエンジンホルダ2の上方にエンジン3が設置される。なお、このエンジン3はその内部にクランクシャフト4を略垂直に配置したバーティカル(縦)型のエンジンである。また、エンジンホルダ2の下方にはオイルパン5が配置されると共に、例えばエンジンホルダ2にはブラケット6が取付けられ、このブラケット6を介して船外機1が図示しない船体のトランサムに装着される。
【0021】
また、この船外機1のエンジン3、エンジンホルダ2およびオイルパン5の周囲はエンジンカバー7によって覆われる。エンジンカバー7は、エンジン3下部、エンジンホルダ2およびオイルパン5の周囲を覆うロアカバー7aと、エンジン3上部を覆うアッパーカバー7bとに上下に二分割されて構成される。
【0022】
オイルパン5の下部にはシャフトハウジング8が設置される。エンジンホルダ2、オイルパン5およびシャフトハウジング8内にはドライブシャフト9が略垂直に配置され、その上端部がクランクシャフト4の下端部に連結される。ドライブシャフト9はシャフトハウジング8内を下方に向かって延び、シャフトハウジング8の下部に設けられたギヤケース10内のベベルギヤ11およびプロペラシャフト12を介してプロペラ13を駆動するように構成される。
【0023】
図2は、図1に示す船外機1のエンジン3部分の拡大側面図であり、図3はこのエンジン3の平面図である。図1、図2および図3に示すように、この船外機1に搭載されるエンジン3は、例えばシリンダヘッド14、シリンダブロック15およびクランクケース16等を組み合わせて構成された水冷4サイクル三気筒エンジンである。
【0024】
エンジン3の最前部、図1および図2においては最も左側に配置されるクランクケース16の後方(右側)にはシリンダブロック15が配置される。また、シリンダブロック15の後方にはシリンダヘッド14が配置される。
【0025】
エンジン3の左側面にはスタータモータ17や、制御系電装品(図示せず)を内装した電装品ボックス18、気筒数(3ケ)のイグニッションコイル19や、冷却フィン20aを備えたレクティファイヤおよびレギュレータ20等の電装系部品21、さらに、排気系部品22が配置される。また、エンジン3の右側面にはキャブレタ23aや吸気パイプ23b、サイレンサ23c等の吸気系部品23が配置される。そして、電装系部品21のうち、熱を多く発生するレクティファイヤおよびレギュレータ20はエンジンカバー7の分割面7cより下方に、且つロアカバー7aとの隙間が小さくなるように配置される。
【0026】
ところで、この船外機1のエンジン3は水冷式であって、図1に示すように、ギヤケース10に設けられた取水口24から取り入れられた例えば海水を冷却水としてエンジン3の冷却に用いる。冷却水は、ドライブシャフト9によって駆動されるウォータポンプ25で取水口24から取り入れられ、送水管26を経由してオイルパン5内およびエンジンホルダ2内の冷却水通路27に導かれ、この冷却水通路27を経てエンジン3内に冷却水が導かれる。
【0027】
図4はシリンダヘッド14およびシリンダブロック15の左側面図であり、図5は図4のV矢視図(シリンダヘッド14の正面図)である。さらに、図6は図4のVI矢視図(シリンダブロック15の後面図)であり、図7は図4および図5のVII−VII線に沿う断面図である。そして、図8は図4のVIII−VIII線に沿う断面図である。
【0028】
図4〜図8に示すように、シリンダブロック15内にはシリンダヘッド14内に形成される排気ポート28とエンジンホルダ2内に形成される排気排出路(図示せず)とを繋ぐ排気通路29が形成される。この排気通路29の周囲には前記エンジンホルダ2内の冷却水通路27に繋がる排気通路29冷却用の冷却水ジャケット30が形成され、シリンダブロック15の側面に向かって開口したこの冷却水ジャケット30の開口部30aは排気系部品22を構成する排気カバー31によって塞がれる。
【0029】
そして、排気通路29冷却用の冷却水ジャケット30の下流にはシリンダブロック15内に形成されたシリンダ15a冷却用の冷却水ジャケット32およびシリンダヘッド14内に形成される排気ポート28冷却用の冷却水ジャケット33が設けられる。
【0030】
図2、図3および図7に示すように、排気通路29冷却用冷却水ジャケット30を塞ぐ排気カバー31(排気系部品22)はエンジン3の側方に突出して突出部34を形成し、この突出部34はエンジン3側面のほぼ中央を上下方向に向かって延びる(図2参照)。
【0031】
この突出部34を挟んでシリンダブロック15側の側面に形成されるスペースには前記電装品ボックス18が配置される。また、この突出部34を挟んでシリンダヘッド14側の側面に形成されるスペースの突出部34とシリンダヘッド14に結合された点火プラグ35(図3参照)との間には前記イグニッションコイル19、レクティファイヤおよびレギュレータ20からなる電装系部品21が配置される。そして、点火プラグ35のプラグキャップ35aとイグニッションコイル19とはハイテンションコード36によって繋がれる。
【0032】
図9は、イグニッションコイル19、プラグキャップ35aおよびハイテンションコード36の拡大側面図である。図2および図9に示すように、イグニッションコイル19、プラグキャップ35aおよびハイテンションコード36は点火プラグ35の着脱スペースを避けて配置される。具体的には、イグニッションコイル19とハイテンションコード36との結合部36aおよびプラグキャップ35aとハイテンションコード36との結合部36bが後斜め下方に向けて配置される。
【0033】
図4、図7および図8に示すように、シリンダヘッド14の側面にはイグニッションコイル19、レクティファイヤおよびレギュレータ20からなる電装系部品21取付用のボス37,38が一体に形成される。また、これらのボス37,38は排気ポート28冷却用の冷却水ジャケット33近傍に配置される。そして、例えばレクティファイヤおよびレギュレータ20取付用のボス38はそのレクティファイヤおよびレギュレータ20との接触面39が可能な限り広く確保される。
【0034】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0035】
排気系部品22によって形成される突出部34を挟んでシリンダヘッド14側の側面に形成されるスペースの突出部34とシリンダヘッド14に結合された点火プラグ35との間にイグニッションコイル19、レクティファイヤおよびレギュレータ20等の電装系部品21を配置したことにより、従来使用されていなかったデッドスペースを有効利用でき、また、エンジン3の横幅が広がることもなく、船外機1のコンパクト化を図ることができる。
【0036】
さらに、イグニッションコイル19と点火プラグ35とを同じスペースに配置したので、ハイテンションコード36が短くなって点火性能(通電エネルギの上昇)および外観が向上し、ノイズも低減されると共に、ハイテンションコード36が突出部34を跨ぐこともないのでエンジン3の横幅が広がることはない。
【0037】
また、ハイテンションコード36の長さを統一することも可能になり、部品種類およびコストの削減を図ることができる。
【0038】
ところで、点火プラグ35のプラグキャップ35aとイグニッションコイル19とを繋ぐハイテンションコード36を例えば後方に向けて水平に配置した場合、エンジンカバー7の後方を絞り込んでコンパクト化させるデザインが不可能となる。また、ハイテンションコード36を例えば下方に向けて配置した場合、複数個のイグニッションコイル19を配置することが困難になる。
【0039】
そこで、上述したように、イグニッションコイル19とハイテンションコード36との結合部36aおよびプラグキャップ35aとハイテンションコード36との結合部36bを後斜め下方に向けて配置したことにより、点火プラグ35の着脱方向に部品が存在しなくなって点火プラグ35およびプラグキャップ35aの着脱性が向上すると共に、イグニッションコイル19やプラグキャップ35a、ハイテンションコード36のいずれが被水してもこれらの結合部36a,36bに水滴が達しにくくなる。
【0040】
さらにまた、突出部34を挟んでシリンダヘッド14側の側面に形成されるスペースに電装系部品21を配置したことにより、突出部34を挟んで反対側のシリンダブロック15側の側面に形成されるスペースに他の電装系部品(図示せず)を配置可能になると共に、制御系電装品を内装した電装品ボックス18をノイズの発生源(イグニッションコイル19およびハイテンションコード36)から遠避けることができ、ノイズ対応上有利になる。
【0041】
また、制御系電装品を内装した電装品ボックス18を熱の発生源(イグニッションコイル19、レクティファイヤおよびレギュレータ20)から遠避けることができ、制御系電装品への熱伝導が防止できる。
【0042】
そして、熱を多く発生する電装系部品21であるレクティファイヤおよびレギュレータ20をエンジンカバー7の分割面7cより下方に、且つロアカバー7aとの隙間が小さくなるように配置したことにより、ユーザーによる接触が防止され、接触防止カバーや表示ラベル等の部品が不要になる。
【0043】
一方、電装系部品21取付用のボス37,38の電装系部品21との接触面39を広く確保すると共に、これらのボス37,38近傍に例えば排気ポート28冷却用の冷却水ジャケットを設けて冷却水を導いたことにより、電装系部品21の発熱問題を解消できる。
【0044】
すなわち、電装系部品21を冷却水によって間接的に冷却できるため、空冷式に比べて冷却効率が向上すると共に、冷却フィン20aなどを小型化でき、電装系部品21が小型・軽量化できると共に、レイアウトの自由度も増す。また、電装系部品21の信頼性が向上し、さらに、エンジンカバー7内の空気の温度上昇も防止できる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る船外機の電装品取付構造によれば、点火プラグが平面視でシリンダヘッドの側面から後斜めに向けて取り付けられたシリンダヘッドおよびシリンダブロック等から構成されるエンジンの一方の側面に吸気系部品を配置し、他方の側面に排気系部品を配置すると共に、上記排気系部品が上記エンジンの側方に突出して突出部を形成した4 サイクルエンジン搭載の船外機において、上記突出部を挟んで上記シリンダヘッド側の側面に形成されるスペースの上記突出部と上記点火プラグとの間に、ハイテンションコードによって上記点火プラグのプラグキャップと繋がれた複数個のイグニッションコイルを上下方向に配置すると共に、上記イグニッションコイルと上記ハイテンションコードとの結合部および上記プラグキャップと上記ハイテンションコードとの結合部を側面視で後斜め下方に向けて配置したため、デッドスペースが有効に利用できると共に、船外機のコンパクト化が可能になる。また、ノイズが低減すると共に、整備性も向上する。さらに、点火プラグおよびプラグキャップの着脱性が向上すると共に、これらの結合部に水滴が達しにくくなる。
【0048】
さらにまた、上記シリンダヘッドに上記イグニッションコイル取付用のボスを形成すると共に、上記ボスの上記イグニッションコイルとの接触面を広く確保したため、イグニッションコイルの発熱問題が解消される。
【0049】
そして、上記ボス近傍に冷却水ジャケットを配置したため、電装系部品の発熱問題が解消される。
【0050】
そしてまた、上記エンジンの周囲を上下二分割可能なエンジンカバーで覆うと共に、熱を多く発生する電装系部品を上記イグニッションコイルの下方で、且つ上記エンジンカバーの分割面より下方に配置したため、部品点数の削減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る船外機の電装品取付構造の一実施形態を示す船外機の左側面図。
【図2】図1に示す船外機のエンジン部分の拡大側面図。
【図3】図2に示すエンジンの平面図。
【図4】シリンダヘッドおよびシリンダブロックの左側面図。
【図5】図4のV矢視図(シリンダヘッドの正面図)。
【図6】図4のVI矢視図(シリンダブロックの後面図)。
【図7】図4および図5のVII−VII線に沿う断面図。
【図8】図4のVIII−VIII線に沿う断面図。
【図9】イグニッションコイル、プラグキャップおよびハイテンションコードの拡大側面図。
【符号の説明】
1 船外機
3 エンジン
7 エンジンカバー
7c エンジンカバーの分割面
14 シリンダヘッド
15 シリンダブロック
18 電装品ボックス
19 イグニッションコイル(電装系部品)
20 レクティファイヤおよびレギュレータ(電装系部品)
21 電装系部品
22 排気系部品
23 吸気系部品
29 排気通路
30 排気通路冷却用の冷却水ジャケット
31 排気カバー(排気系部品)
33 排気ポート冷却用の冷却水ジャケット
33a 冷却水ジャケットの延設部
34 突出部
35 点火プラグ
35a プラグキャップ
36 ハイテンションコード
36a イグニッションコイルとハイテンションコードとの結合部
36b プラグキャップとハイテンションコードとの結合部
37,38 電装系部品取付用のボス
39 ボスの電装系部品との接触面
Claims (4)
- 点火プラグが平面視でシリンダヘッドの側面から後斜めに向けて取り付けられたシリンダヘッドおよびシリンダブロック等から構成されるエンジンの一方の側面に吸気系部品を配置し、他方の側面に排気系部品を配置すると共に、上記排気系部品が上記エンジンの側方に突出して突出部を形成した4 サイクルエンジン搭載の船外機において、上記突出部を挟んで上記シリンダヘッド側の側面に形成されるスペースの上記突出部と上記点火プラグとの間に、ハイテンションコードによって上記点火プラグのプラグキャップと繋がれた複数個のイグニッションコイルを上下方向に配置すると共に、上記イグニッションコイルと上記ハイテンションコードとの結合部および上記プラグキャップと上記ハイテンションコードとの結合部を側面視で後斜め下方に向けて配置したことを特徴とする船外機の電装品取付構造。
- 上記シリンダヘッドに上記イグニッションコイル取付用のボスを形成すると共に、上記ボスの上記イグニッションコイルとの接触面を広く確保した請求項1に記載の船外機の電装品取付構造。
- 上記ボス近傍に冷却水ジャケットを配置した請求項2に記載の船外機の電装品取付構造。
- 上記エンジンの周囲を上下二分割可能なエンジンカバーで覆うと共に、熱を多く発生する電装系部品を上記イグニッションコイルの下方で、且つ上記エンジンカバーの分割面より下方に配置した請求項1、2または3に記載の船外機の電装品取付構造。
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