JP3827000B2 - 記録紙切断装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、ファクシミリやコピー機、プリンタ等の記録装置に搭載され、記録紙を所望の長さに切断する記録紙切断装置、並びに該記録紙切断装置を搭載した記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、記録後の記録紙を所望の長さに切断する記録紙切断装置を搭載した記録装置の1つとして、長尺な記録紙をロール状に巻いたロール紙に記録実行可能な構成を有するインクジェット式記録装置が公知である。このインクジェット式記録装置は、主走査方向に往復動する記録ヘッドからロール紙にインクを吐出する動作と、ロール紙を副走査方向に搬送する動作を交互に繰り返す記録実行手段によって、ロール紙に記録を実行する。そして、記録実行手段より副走査方向下流側に配設された記録紙切断装置にて記録後のロール紙を所望の位置で切断する。
【0003】
このような記録紙切断装置は、一般的にロール紙の幅方向、つまり副走査方向に長尺な固定刃と、その固定刃に摺接して主走査方向に往復動する移動刃とによって、ロール紙を剪断する。移動刃は、丸刃を回転させつつ移動する、いわゆるロータリーカッターが一般的である。丸刃を搭載したホルダをモータ等の駆動力源によって往復動させ、ホルダに回転可能に軸支されている丸刃は、ホルダの往復動に連動して回転する回転機構によって回転しながらロール紙を剪断する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば一般的なインクジェット式記録装置には、ロール紙を副走査方向に搬送する手段としての搬送ローラ、及び記録後の記録紙を排出する手段としての排紙ローラが備えられている。この搬送ローラ及び排紙ローラは、回転駆動力源によって回転する駆動ローラと、その駆動ローラに付勢された状態で従動回転可能に軸支されている従動ローラとで構成されている。そして、ロール紙は、駆動ローラと従動ローラとの間に挟持された状態で、駆動ローラの回転駆動力によって搬送され、排出される。したがって、ロール紙は、この搬送ローラ及び排紙ローラに挟持された状態で、記録紙切断装置によって切断されることになる。
【0005】
しかし、搬送ローラ及び排紙ローラは、記録紙切断装置にてロール紙を切断する際の切断位置から、やや離れた位置に配設されているのが通常である。そのため、ロール紙の切断位置近傍は、比較的フリーな状態であり、記録紙切断装置によって剪断する際に、ロール紙の切断位置近傍に剪断力が作用してロール紙が撓んだり、ねじれたり、回転してずれてしまったりする虞がある。そして、それによって、ロール紙の剪断時に紙詰まりが発生したり、ロール紙への記録実行位置がずれてしまったりする虞がある。
【0006】
そこで、ロール紙の切断位置近傍をロール紙の両面側から挟持手段で挟持することによって、上記課題を解決することができる。具体的には、例えば、切断位置近傍の記録紙を上方に押し上げる挟持手段によって、切断位置近傍の記録紙を固定刃に押しつけて、挟持手段と固定刃との間に切断位置近傍の記録紙を挟持する。
【0007】
しかしながら、略水平な姿勢の記録紙の切断位置近傍を上方に押し上げることによって、切断位置近傍の記録紙の姿勢は、水平方向に対して斜めに傾いた状態になってしまうことになる。そして、切断位置近傍が斜めに傾いた状態で、固定刃と移動刃とによって記録紙を剪断すると、記録紙を垂直に剪断することができず、切断面が斜めになってしまったり、切断できずに切断位置で記録紙が折れ曲がって固定刃と移動刃との間に挟まってしまったり等の不具合が生じる虞がある。
【0008】
本願発明は、このような状況に鑑み成されたものであり、その課題は、切断位置近傍の記録紙を挟持した状態で記録紙を剪断する際に、その切断位置の切断面が斜めになってしまったり、切断できずに切断位置で記録紙が折れ曲がって固定刃と移動刃との間に挟まってしまったり等の不具合が生じる虞の少ない記録紙切断装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本願請求項1に記載の発明は、記録紙の幅方向に長尺な固定刃と、移動刃を搭載したホルダと、該ホルダを前記幅方向に往復動させるホルダ搬送手段と、切断位置近傍の前記記録紙を上方に押し上げながら前記固定刃に押しつけて、該記録紙を挟持する記録紙挟持手段とを備え、前記記録紙を前記記録紙挟持手段によって挟持した後に、前記固定刃と前記移動刃とで該記録紙を剪断する記録紙切断装置であって、剪断する直前の切断位置近傍において、前記記録紙の姿勢を略水平に規制する規制部が前記ホルダに形成されている、ことを特徴とした記録紙切断装置である。
【0010】
このように、剪断する直前の切断位置近傍において、記録紙の姿勢を略水平に規制する規制部がホルダに形成されているので、剪断する直前の切断位置近傍の記録紙の姿勢を略水平に保つことができる。
【0011】
これにより、本願請求項1に記載の発明に係る記録紙切断装置によれば、剪断する直前の切断位置近傍の記録紙の姿勢を略水平に保つことができるので、切断位置近傍の記録紙を挟持した状態で記録紙を剪断する際に、その切断位置の切断面が斜めになってしまったり、切断できずに切断位置で記録紙が折れ曲がって固定刃と移動刃との間に挟まってしまったり等の不具合が生じる虞を少なくすることができるという作用効果が得られる。
【0012】
また、本願請求項1に記載の発明は、前記移動刃が前記固定刃と前記規制部との間に位置する如く、前記ホルダに前記規制部が形成されており、前記規制部は、前記固定刃の剪断面と略水平な高さの規制面にて前記記録紙の姿勢を略水平に規制する形状を成している、ことを特徴とした記録紙切断装置である。
【0013】
このように、移動刃が固定刃と規制部との間に位置する如く、ホルダに規制部が形成されているので、移動刃の両側が、それぞれ固定刃と規制部とで略水平に姿勢を規制された状態で、切断位置近傍の記録紙を剪断することができる。つまり移動刃が移動する切断位置の両側において、記録紙の姿勢が略水平に規制されているので、記録紙の切断位置に作用する剪断力に対して、より強い規制力で切断位置近傍の記録紙の姿勢を略水平に規制することができる。
【0014】
これにより、本願請求項1に記載の発明に係る記録紙切断装置によれば、記録紙の切断位置に作用する剪断力に対して、より強い規制力で切断位置近傍の記録紙の姿勢を略水平に規制することができるので、記録紙の切断位置に作用する剪断力によって切断位置近傍の記録紙の姿勢を水平に維持できなくなる虞をより少なくすることができるという作用効果が得られる。
【0015】
本願請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記規制部は、剪断する直前の切断位置近傍において、前記記録紙を前記規制面に誘導する斜面を有している、ことを特徴とした記録紙切断装置である。
【0016】
本願請求項2に記載の発明に係る記録紙切断装置によれば、本願請求項1に記載の発明による作用効果に加えて、剪断する直前の切断位置近傍において、記録紙を規制面に誘導するので、剪断する直前の切断位置近傍の記録紙の姿勢を、確実に略水平状態に誘導して規制することができるという作用効果が得られる。
【0017】
本願請求項3に記載の発明は、請求項2において、前記規制部は、剪断した直後の切断位置近傍において、前記記録紙の姿勢を略水平に規制する形状を成している、ことを特徴とした記録紙切断装置である。
【0018】
本願請求項3に記載の発明に係る記録紙切断装置によれば、本願請求項2に記載の発明による作用効果に加えて、剪断した直後の切断位置近傍においても記録紙の姿勢を略水平に規制するので、切断直後の切断位置近傍の姿勢が切断直前の切断位置近傍の姿勢に影響する虞を少なくすることができ、それによって、より安定した記録紙の切断が可能になるという作用効果が得られる。
【0019】
本願請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項において、前記記録紙挟持手段は、前記記録紙を一点で挟持する構成を成している、ことを特徴とした記録紙切断装置である。
【0020】
ここで、本願発明における一点で挟持するというのは、記録紙の全幅にわたって挟持するのでもなく、記録紙の全幅において、複数箇所の挟持部分があるものでもないことを意味しており、記録紙を挟持可能な挟持力を得られる最小限の小さな接触面積にて記録紙に面接触した状態で記録紙を挟持する挟持部分が、1カ所のみであるということを意味しているものである。
【0021】
このように、記録紙の切断位置近傍を両面側から一点で挟持するので、記録紙の切断位置近傍に不均等な挟持力が作用することなく、記録紙を挟持することができる。そして、それによって、記録紙を剪断する際の記録紙の撓みやねじれを防止できるとともに、剪断力によって記録紙挟持手段と記録紙との間にすべりが生じる虞を少なくすることができる。
【0022】
これにより、本願請求項4に記載の発明に係る記録紙切断装置によれば、本願請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明による作用効果に加えて、記録紙を剪断する際の記録紙の撓みやねじれを防止できるとともに、剪断力によって記録紙挟持手段と記録紙との間にすべりが生じる虞を少なくすることができるので、記録紙を剪断する際の剪断力によって、紙詰まりや記録品質の低下が生じる虞を少なくすることができるという作用効果が得られる。
【0023】
本願請求項5に記載の発明は、前記記録紙に記録実行可能な構成を有する記録装置であって、請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録紙切断装置を備える、ことを特徴とした記録装置である。
【0024】
本願請求項5に記載の発明に係る記録装置によれば、記録装置において、前述した本願請求項1〜4のいずれか1項に記載の発明による作用効果を得ることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0026】
図1は、本願発明に係る「記録装置」としてのインクジェット式記録装置の一実施の形態を示した概略の斜視図であり、図2は、その要部側面図である。
【0027】
インクジェット式記録装置50には、普通紙やフォト専用紙、あるいは長尺な記録紙をロール状に巻いたロール紙P等の記録紙に記録を実行する記録手段として、キャリッジガイド軸51に軸支され、主走査方向Xに移動するキャリッジ61が設けられている。キャリッジ61には、記録紙にインクを吐出して記録を行う記録ヘッド62が搭載されている。記録ヘッド62と対向して、記録ヘッド62のヘッド面62aと記録紙との間隔(ペーパー・ギャップ、以下PGとする)を規定するプラテン52が設けられている。そして、キャリッジ61を主走査方向Xに搬送し、キャリッジ61とプラテン52の間に記録紙を副走査方向Yに搬送しながら、記録ヘッド62のヘッド面62aから記録紙にインクを吐出することで記録紙に記録が行われる。
【0028】
また、インクジェット式記録装置50には、普通紙やフォト専用紙等の単票紙を給紙可能な構成を有する、図示していない自動給紙装置(ASF:オート・シート・フィーダ、以下ASF)が設けられている。ASFは、図示していない給紙ローラ及び分離パッド等を有する自動給紙機構である。この給紙ローラの回転駆動力と分離パッドの摩擦抵抗により、給紙トレイ57に置かれた複数の記録紙を給紙する際に、複数の記録紙が一度に給紙されることなく、1枚ずつ正確に自動給紙される。
【0029】
さらに、インクジェット式記録装置50には、給紙された記録紙を副走査方向Yに間欠的に搬送する記録紙搬送手段として、搬送駆動ローラ53と搬送従動ローラ54が設けられている。搬送駆動ローラ53は、回転駆動力源により回転制御され、搬送駆動ローラ53の回転により、記録紙は副走査方向Yに搬送される。搬送従動ローラ54は複数設けられており、それぞれ個々に搬送駆動ローラ53に付勢され、記録紙が搬送駆動ローラ53の回転により搬送される際に、記録紙に接して記録紙の搬送に従動して回転する。
【0030】
さらに、インクジェット式記録装置50には、記録された記録紙を排出する手段として、排紙駆動ローラ55と排紙従動ローラ56が設けられている。排紙駆動ローラ55は、回転駆動力源により回転制御され、排紙駆動ローラ55の回転により、記録紙は副走査方向Yに排出される。排紙従動ローラ56は、排紙フレーム63に複数設けられ、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が記録紙の記録面に点接触するように鋭角的に尖っている歯付きローラとなっている。排紙従動ローラ56は、それぞれ個々に排紙駆動ローラ55に、搬送従動ローラ54の付勢力よりも弱い付勢力で付勢され、記録紙が排紙駆動ローラ55の回転により排出される際に、記録紙に接して記録紙の排出に従動して回転する。尚、当該実施の形態においては、排紙フレーム63の上面は、キャリッジ61に形成されたPG規制部611が摺接し、キャリッジ61の高さを規制してPGを規制するPG規制面となっている。
【0031】
さらに、インクジェット式記録装置50は、給紙トレイ57に着脱可能なロール紙ホルダ59を備えている。インクジェット式記録装置50は、ロール紙ホルダ59にセットされたロール紙Pを、前述したASFによって、単票状の記録紙と同様に自動給紙して、自動給紙したロール紙Pに記録実行可能な構成を有している。
【0032】
排紙従動ローラ56より副走査方向Yの下流側には、排紙補助ローラ41が従動回転可能に軸支されて配設されている。排紙補助ローラ41は、排紙従動ローラ56と同様に、周囲に複数の歯を有し、各歯の先端が記録紙の記録面に点接触するように鋭角的に尖っている歯付きローラとなっている。そして、排紙補助ローラ41は、ロール紙Pの記録面に接する際に排紙補助ローラ41を軸視している棒ばねの付勢力によって、ロール紙Pの記録面に弱い付勢力にて付勢された状態で、ロール紙Pの排出に従動して回転する。
【0033】
排紙補助ローラ41より副走査方向Yの下流側には、本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターを構成する固定刃1と、「移動刃」としての丸刃2と、丸刃2を回転可能に軸支し、主走査方向Xに往復動可能に配設されているホルダ21とが配設されている。ホルダ21は、主走査方向Xに長尺なガイド板23に主走査方向Xに往復動可能に配設され、モータ等の回転駆動力源の回転駆動力が伝達される回転する無端ベルト22に取り付けられた状態で、無端ベルト22の回転によって副走査方向Yに往復動する構成を成している。
【0034】
ホルダ21の下流側には、単票紙や切断後のロール紙Pを最終的に排紙トレイ58に排出するための手段として、排出駆動ローラ42と排出従動ローラ43が配設されている。排出駆動ローラ42及び排出従動ローラ43は、前述の排紙駆動ローラ55及び排紙従動ローラ56と略同様の構成を成しており、切断後のロール紙Pは、排出駆動ローラ42と排出従動ローラ43とに挟持された状態で排出駆動ローラ42の回転駆動力によって排紙トレイ58に排出される。また、排出駆動ローラ42と排出従動ローラ43は、ロール紙Pをロール紙カッターにて切断する際には、副走査方向Yの下流側のロール紙Pを挟持して保持する。
【0035】
排紙駆動ローラ55と固定刃1との間には、排出される単票紙やロール紙Pを案内する排紙案内路44が配設されている。そして、排紙案内路44の下部には、本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターを構成する「記録紙挟持手段」としての揺動部材11が、軸64に揺動可能に軸支されて配設されている。揺動部材11は、符号Aの矢印で示した揺動方向に揺動する如く、ねじりコイルばね12によって付勢されている。揺動部材11は、押さえ部13を有する形状を成しており、押さえ部13の上面部には、ゴム部材等の高い摩擦抵抗を有する滑り止め部材14が取り付けられている。ロール紙カッターにてロール紙Pを切断する際に、揺動部材11は、符号Aの矢印で示した方向に揺動し、押さえ部13が、切断位置近傍のロール紙Pを上方に押し上げるように固定刃1に押しつけて、切断位置近傍のロール紙Pが挟持される。
【0036】
また、排紙案内路44の副走査方向Yの下流側には、本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターを構成する案内板45が、排出駆動ローラ42の回転軸に揺動可能に軸支されている。案内板45は、図2に示した揺動位置においては、排紙案内路44を搬送されてくるロール紙Pをロール紙カッターの切断位置まで誘導する。そして、ロール紙Pを切断する際には、符号Bの矢印で示した揺動方向に揺動し、ホルダ21の往復動経路から退避する。
【0037】
図3は、図2に示したインクジェット式記録装置50の要部側面図において、切断位置近傍のロール紙Pを挟持した状態を示したものである。
【0038】
ロール紙Pを切断すべくホルダ21が主走査方向Xに移動し始めると、ホルダ21の移動に連動したカム機構(後述)によって、揺動部材11が符号Aで示した方向に揺動し始め、押さえ部13が図示の如く、切断位置近傍のロール紙Pを上方に押し上げるように固定刃1に押しつけて、切断位置近傍のロール紙Pが挟持される。また、同じくホルダ21の移動に連動したカム機構によって、案内板45は、符号Bの矢印で示した方向に揺動し始め、ホルダ21の移動経路から退避する。
【0039】
そして、ロール紙Pは、固定刃1と図示していない回転機構によって回転しながら往復動する丸刃2とによって剪断される。剪断された側のロール紙Pは、排出駆動ローラ42及び排出従動ローラとによって排紙トレイ58(図1)向けて副走査方向Yへ排出される。
【0040】
図4は、本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部正面図であり、ホルダ21が移動し始める前の状態を示したものである。図5は、図4に示した状態からホルダ21が移動し始めた状態を示したものである。また、図6は、本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部斜視図であり、ホルダ21がロール紙Pを切断し終える位置まで移動した状態を示したものである。
【0041】
無端ベルト22は、駆動プーリー22aと従動プーリー22bとの間に配設され、図示していないモータの回転駆動力が駆動プーリー22aに歯車機構等を介して伝達され、駆動プーリー22aが回転することによって回転する。ホルダ21は、無端ベルト22の一部に取り付けられた状態で、ガイド板23に主走査方向Xに往復動可能に配設されているので、無端ベルト22が回転することによって主走査方向Xに往復動する。
【0042】
揺動部材11は、2つのねじりコイルばね12によって、符号Aの矢印で示した揺動方向に付勢されている。また、2つのねじりコイルばね12は、図示の如く揺動部材11の両端に縮設されており、揺動部材11の主走査方向Xのがたつきを防止する役割も成している。揺動部材11には、カム機構のカムフォロア部16が配設されている。揺動部材11は、カムフォロア部16がホルダ21のカム部25に押動された状態で、図示の揺動位置、つまり押さえ部13が排紙案内路44から退避した位置に下降した状態となる揺動位置となっている。
【0043】
また、押さえ部13は、当該実施の形態においては、ロール紙Pの切断位置の切断終了位置近傍を挟持する1カ所にのみ配設されている。さらに、揺動部材11には、支持部15が形成されており、支持部15は、押さえ部13と同様に、揺動部材11の揺動によって上下動する。支持部15は、当該実施の形態においては、図示の如く略等間隔にて4カ所に形成されている。
【0044】
図4に示した状態から、ロール紙Pを切断すべく、ホルダ21が符号Cの矢印で示した方向に移動し始めると、図5に示したように、カムフォロア部16からホルダ21のカム部25が離れるので、揺動部材11は、ねじりコイルばね12の付勢力によって、符号Aの矢印で示した揺動方向に揺動する。それによって、押さえ部13と支持部15は、排紙案内路44に突出するように上昇する。押さえ部13は、ロール紙Pを固定刃1に押しつけるように押し上げて、ロール紙Pは、固定刃1と押さえ部13の押さえ面に取り付けられている滑り止め部材14との間に挟持される。また、支持部15は、ロール紙Pを上方に押し上げて、非挟持状態で切断位置近傍のロール紙Pの姿勢を略水平に規制する。
【0045】
このように、ロール紙Pの全幅にわたって挟持するのでもなく、ロール紙Pの全幅において、複数箇所の挟持部分にて挟持するのでもなく、ロール紙Pを挟持可能な挟持力を得られる最小限の小さな接触面積にてロール紙Pに面接触した状態でロール紙Pを1カ所のみで挟持するので、ロール紙Pの切断位置近傍に不均等な挟持力が作用することなく、ロール紙Pを挟持することができる。そして、それによって、ロール紙Pを剪断する際のロール紙Pの撓みやねじれを防止できるとともに、剪断力によって押さえ部13とロール紙Pとの間にすべりが生じる虞を少なくすることができる。
【0046】
また、ロール紙Pの切断終点位置近傍でロール紙Pを挟持するので、ロール紙Pの切断が終了するまで、そのロール紙Pを挟持した状態を維持することができる。さらに、支持部15によって、ロール紙Pの切断位置近傍が略水平に支持されるので、ロール紙Pの切断位置近傍が斜めに傾くことによる切断位置のずれやロール紙Pの引っかかり等の虞を少なくすることができる。さらに、押さえ部13及び支持部15が下降している時、つまりロール紙Pが非挟持状態である時に、押さえ部13及び支持部15は、ロール紙Pが搬送される排紙案内路44の外に位置しているので、押さえ部13及び支持部15がロール紙Pの搬送を妨げない。
【0047】
図7は、本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部斜視図であり、ホルダ21が移動し始める前の案内板45の状態を示したものである。
【0048】
ホルダ21が移動し始める前の状態においては、案内板45は、図示の如くホルダ21の移動経路に位置しており、排紙案内路44を搬送されてきたロール紙Pを固定刃1の剪断面へと誘導する。案内板45には、カムフォロア部46が取り付けられており、ホルダ21のカム部26とで案内板45を揺動させるカム機構を構成している。また、案内板45は、カムフォロア部46に取り付けられたねじりコイルばね47によって、符号Bの矢印で示した揺動方向に付勢されている。
【0049】
図8は、本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部斜視図であり、図7に示した状態からホルダ21が移動し始めた状態を示したものである。
【0050】
図7に示した状態から、ロール紙Pを切断すべく、ホルダ21が符号Cの矢印で示した方向に移動し始めると、図8に示したように、カムフォロア部46からホルダ21のカム部26が離れるので、揺動部材11は、ねじりコイルばね47の付勢力によって、案内板45は、ホルダ21の移動経路から退避する如く、符号Bの矢印で示した揺動方向に揺動する。
【0051】
このように、ロール紙Pを固定刃1に向けて誘導する案内板45は、ロール紙Pを切断する際には、ホルダ21の移動に連動してホルダ21の移動経路から退避するので、ホルダ21の移動を妨げることがない。
【0052】
図9〜図11は、本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部斜視図であり、ロール紙Pの切断位置近傍を拡大して示したものである。
【0053】
図9は、切断前の状態を示したものであり、ホルダ21は、符号Cの矢印で示した方向に移動し、丸刃2が符号Dの矢印で示した回転方向に回転しながらロール紙Pの側端に近づいていく。丸刃2は、図示していない回転機構によって、ホルダ21の移動に連動して回転する。ホルダ21には、丸刃2が固定刃1と規制部24との間に位置する如く、ホルダ21に規制部24が形成されている。規制部24は、斜面24aと規制面24bを有する形状を成している。切断位置近傍において、斜面24aは、丸刃2を挟んで固定刃1と反対側のロール紙Pを規制面24bに誘導し、規制面24bは、丸刃2を挟んで固定刃1と反対側のロール紙Pの姿勢を略水平に規制する。
【0054】
図10は、切断直前の状態を示したものである。ホルダ21が符号Cの矢印で示した方向にさらに移動し、丸刃2を挟んで固定刃1と反対側のロール紙Pは、規制部24に形成されている斜面24aによって、規制面24bに誘導されていく。そして、規制面24bによって切断位置近傍のロール紙Pの姿勢は、固定刃1と規制部の規制面24bとによって略水平に保たれる。図11は、切断中のロール紙Pの切断位置近傍を拡大して示したものである。ホルダ21が符号Cの矢印で示した方向にさらに移動し、ロール紙Pは、固定刃1と規制面24bとで略水平に姿勢を規制された状態で、その固定刃1と規制面24bとの間を、固定刃1と符号Dの矢印で示した方向に回転する丸刃2とによって剪断されていく。
【0055】
このように、剪断する直前の切断位置近傍におけるロール紙Pの姿勢を略水平に規制する規制部24がホルダ21に形成されているので、剪断する直前のロール紙Pの切断位置近傍が斜めに傾くことによる切断位置のずれやロール紙Pの引っかかり等の虞を少なくすることができる。
【0056】
また、丸刃2が固定刃1と規制部24との間に位置する如く、ホルダ21に規制部24が形成されているので、丸刃2の両側が、それぞれ固定刃1と規制部24の規制面24bとで略水平に姿勢を規制された状態で、切断位置近傍のロール紙Pを剪断することができる。つまり丸刃2が移動する切断位置の両側において、ロール紙Pの姿勢が略水平に規制されているので、ロール紙Pの切断位置に作用する剪断力に対して、より強い規制力で切断位置近傍のロール紙Pの姿勢を略水平に規制することができる。
【0057】
このようにして、当該実施の形態に示した本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターによれば、ロール紙Pを剪断する際のロール紙Pの撓みやねじれを防止できるとともに、剪断力によって記録紙挟持手段とロール紙Pとの間にすべりが生じる虞を少なくすることができるので、ロール紙Pを剪断する際の剪断力によって、紙詰まりや記録品質の低下が生じる虞を少なくすることができる。
【0058】
また、他の実施の形態としては、上記一実施の形態に加えて、ホルダ21に形成されている規制部24の規制面24bが切断直後のロール紙Pの姿勢を略水平に規制する形状を成しているものが挙げられる。
【0059】
図12は、本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの他の実施の形態を示した要部斜視図である。
【0060】
このように、規制面24bが丸刃2より切断方向の後方側に長く形成されているので、切断直後のロール紙Pの姿勢を略水平に規制することができる。そして、それによって、切断直後のロール紙Pの姿勢が傾くことによる切断直前のロール紙Pの姿勢への影響を少なくすることができるので、より安定したロール紙Pの切断が可能になる。
【0061】
尚、本願発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本願発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】
本願発明によれば、切断位置近傍の記録紙を挟持した状態で記録紙を剪断する際に、その切断位置の切断面が斜めになってしまったり、切断できずに切断位置で記録紙が折れ曲がって固定刃と移動刃との間に挟まってしまったり等の不具合が生じる虞の少ない記録紙切断装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る「記録装置」としてのインクジェット式記録装置の一実施の形態を示した概略の斜視図である。
【図2】本願発明に係る「記録装置」としてのインクジェット式記録装置の一実施の形態を示した要部側面図である。
【図3】本願発明に係る「記録装置」としてのインクジェット式記録装置の一実施の形態を示した要部側面図であり、切断位置近傍のロール紙を挟持した状態を示したものである。
【図4】本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部正面図であり、ホルダが移動し始める前の状態を示したものである。
【図5】本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部正面図であり、図4に示した状態からホルダが移動し始めた状態を示したものである。
【図6】本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部斜視図であり、ホルダがロール紙を切断し終える位置まで移動した状態を示したものである。
【図7】本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部斜視図であり、ホルダが移動し始める前の案内板の状態を示したものである。
【図8】本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部斜視図であり、図7に示した状態からホルダが移動し始めた状態を示したものである。
【図9】本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部斜視図であり、切断前のロール紙の切断位置近傍を拡大して示したものである。
【図10】本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部斜視図であり、切断直前のロール紙の切断位置近傍を拡大して示したものである。
【図11】本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの要部斜視図であり、切断中のロール紙の切断位置近傍を拡大して示したものである。
【図12】本願発明に係る「記録紙切断装置」としてのロール紙カッターの他の実施の形態を示した要部斜視図である。
【符号の説明】
1 固定刃
2 丸刃
11 揺動部材
12、26 ねじりコイルばね
13 押さえ部
14 滑り止め部
15 支持部
16、46 カムフォロア部
21 ホルダ
22 無端ベルト
23 ガイド板
24 規制部
24a 斜面
24b 規制面
25、26 カム部
41 排紙補助ローラ
42 排出駆動ローラ
43 排出従動ローラ
44 排紙案内路
45 案内板
50 インクジェット式記録装置
51 キャリッジガイド軸
52 プラテン
53 搬送駆動ローラ
54 搬送従動ローラ
55 排紙駆動ローラ
56 排紙従動ローラ
57 給紙トレイ
58 排紙トレイ
61 キャリッジ
62 記録ヘッド
63 排紙フレーム
64 軸

Claims (5)

  1. 記録紙の幅方向に長尺な固定刃と、移動刃を搭載したホルダと、該ホルダを前記幅方向に往復動させるホルダ搬送手段と、切断位置近傍の前記記録紙を上方に押し上げながら前記固定刃に押しつけて、該記録紙を挟持する記録紙挟持手段とを備え、前記記録紙を前記記録紙挟持手段によって挟持した後に、前記固定刃と前記移動刃とで該記録紙を剪断する記録紙切断装置であって、
    剪断する直前の切断位置近傍において、前記記録紙の姿勢を略水平に規制する規制部が前記ホルダに形成されており、
    前記移動刃が前記固定刃と前記規制部との間に位置する如く、前記ホルダに前記規制部が形成されており、
    前記規制部は、前記固定刃の剪断面と略水平な高さの規制面にて前記記録紙の姿勢を略水平に規制する形状を成している、ことを特徴とした記録紙切断装置。
  2. 請求項1において、前記規制部は、剪断する直前の切断位置近傍において、前記記録紙を前記規制面に誘導する斜面を有している、ことを特徴とした記録紙切断装置。
  3. 請求項2において、前記規制部は、剪断した直後の切断位置近傍において、前記記録紙の姿勢を略水平に規制する形状を成している、ことを特徴とした記録紙切断装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、前記記録紙挟持手段は、前記記録紙を一点で挟持する構成を成している、ことを特徴とした記録紙切断装置。
  5. 前記記録紙に記録実行可能な構成を有する記録装置であって、請求項1〜4のいずれか1項に記載の記録紙切断装置を備える、ことを特徴とした記録装置。
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