JP4035691B2 - ばね取付装置及び該ばね取付装置を備えた記録装置 - Google Patents

ばね取付装置及び該ばね取付装置を備えた記録装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被記録材を搬送する、回動駆動される搬送駆動ローラと、該搬送駆動ローラに圧接して従動回動する搬送従動ローラと、該搬送従動ローラを軸支する搬送従動ローラホルダと、該搬送従動ローラホルダを設けるフレーム部材と、前記搬送従動ローラホルダを付勢するねじりコイルばねと、を備えた記録装置において、前記ねじりコイルばねを前記フレーム部材に取り付けるばね取付装置に関する。また、本発明は、該ばね取付装置を備えた記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
FAX,プリンタ等に代表される記録装置には、被記録材に記録を行う記録部へ被記録材を一定ピッチで搬送する、回動駆動される搬送駆動ローラと、該搬送駆動ローラに圧接して従動回動する搬送従動ローラと、該搬送従動ローラを軸支する、回動可能に設けられる搬送従動ローラホルダと、被記録材の幅方向に長い板状体からなる、前記搬送従動ローラホルダを設けるフレーム部材と、一端が前記搬送従動ローラホルダを上方から付勢し、他端が前記フレーム部材に設けられたばね掛止部に掛止することにより、前記搬送従動ローラホルダを、前記搬送従動ローラが前記搬送駆動ローラに圧接する方向に回動付勢するねじりコイルばねと、を備えるものがある。
【0003】
この様な記録装置において、従来、前記ねじりコイルばねは、図10に示す様なばね取付装置によって設けられていた。ここで、図10は、従来技術に係る搬送従動ローラホルダ200の斜視図である。図10において、符号202は回動駆動される搬送駆動ローラを、符号201,201は搬送駆動ローラ202に圧接して従動回動する搬送従動ローラを、符号200は搬送従動ローラ201,201を軸支する搬送従動ローラホルダを、符号203は搬送従動ローラホルダ200を取り付ける、図示しない従来技術に係る記録装置の基体を構成するフレーム部材を、符号204は、搬送従動ローラホルダ200を付勢するねじりコイルばねを示している。
【0004】
図10において、垂直面に平行に立設されるフレーム部材203には、下端部に水平折り曲げ部203b,203b及び突起部203c,203cが形成されていて、搬送従動ローラホルダ200は、該折り曲げ部203b,203b及び突起部203c,203cによって軸支される回動軸205によって回動可能に設けられ、且つ、ねじりコイルばね204によって、搬送従動ローラ201,201が搬送駆動ローラ202に圧接する方向に回動付勢されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、ねじりコイルばね204は、以下の様に取り付けられる。即ち、回動軸205を、コイル部204aを挿通しつつ搬送従動ローラホルダ200に取り付け、これによってねじりコイルばね204を搬送従動ローラホルダ200へ取り付ける。次に、回動軸205を折り曲げ部203b,203b及び突起部203c、203cによって軸支し、ねじりコイルばね204の一端204bを、フレーム部材203に設けられたばね掛止部203aに掛止させる。この様に、ねじりコイルばね204の取付作業においては、回動軸205を予めコイル部204aに挿通させる必要があり、作業が繁雑なものとなっていた。
【0006】
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その課題は、搬送従動ローラホルダを付勢するねじりコイルばねを、より簡易に且つ迅速に取り付け可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本願請求項1記載のばね取付装置は、被記録材に記録を行う記録部へ被記録材を一定ピッチで搬送する、回動駆動される搬送駆動ローラと、該搬送駆動ローラに圧接して従動回動する搬送従動ローラと、該搬送従動ローラを軸支する、回動可能に設けられる搬送従動ローラホルダと、被記録材の幅方向に長い板状体からなる、前記搬送従動ローラホルダを設けるフレーム部材と、一端が前記搬送従動ローラホルダを上方から付勢し、他端が前記フレーム部材に設けられたばね掛止部に掛止することにより、前記搬送従動ローラホルダを、前記搬送従動ローラが前記搬送駆動ローラに圧接する方向に回動付勢するねじりコイルばねと、を備えた記録装置において、前記ねじりコイルばねを前記フレーム部材に取り付けるばね取付装置であって、前記搬送従動ローラホルダの上方に位置し、前記搬送従動ローラホルダと対向する側に前記ねじりコイルばねのコイル部の上部を受け入れる開口を形成する凹形状をなし、被記録材搬送経路の側面視においては前記コイル部の上部が嵌合する半円形状をなす、前記コイル部を保持するコイル保持部を備え、前記搬送従動ローラが軸支された前記搬送従動ローラホルダが前記フレーム部材に設けられた状態において、前記ねじりコイルばねを前記記録装置の前方側又は後方側から前記搬送従動ローラホルダと前記コイル保持部との間に差し込み、当該ねじりコイルばねの一端によって前記搬送従動ローラホルダを上方から付勢しつつ前記コイル部を前記コイル保持部に下方から嵌合させ、当該ねじりコイルばねの他端を前記ばね掛止部に掛止させることによって取り付け可能であり、前記コイル部が、前記ねじりコイルばねのばね力によって前記コイル保持部を下方から押圧することにより、その中心軸線方向が前記搬送従動ローラの中心軸線方向に平行な状態で前記コイル保持部に保持されることを特徴とする。
【0008】
本願請求項1記載の発明によれば、搬送従動ローラホルダを付勢するねじりコイルばねは、コイル部の上部が嵌合する凹形状をなす、当該コイル部を保持するコイル保持部に下方から嵌合することによってフレーム部材に取り付けられる。従って、ねじりコイルばねを取り付ける際に、回動軸をねじりコイルばねのコイル部に挿通させる必要が無く、これによって搬送従動ローラホルダを付勢するねじりコイルばねを、より簡易に且つ迅速に取り付けることが可能となる。
【0009】
本願請求項2記載のばね取付装置は、請求項1において、垂直面に平行に立設された前記フレーム部材の下部が前記記録装置の前方側に向かって折り曲げられ、前記コイル保持部が、当該折り曲げられた部分に形成されることによって前記フレーム部材と一体的に設けられていることを特徴とする。
【0010】
本願請求項2記載の発明によれば、垂直面に平行に立設された前記フレーム部材の下部が前記記録装置の前方側に向かって折り曲げられ、前記コイル保持部が、当該折り曲げられた部分に形成されることによって前記フレーム部材と一体的に設けられているので、従ってこれにより、前記コイル保持部を別途に設ける必要が無く低コスト化を計ることが可能となる。
また、本願請求項3記載の発明は、請求項2において、前記コイル保持部は、前記フレーム部材の一部を切り欠いて上方に凸となる様に形成されており、前記コイル部の上部が前記コイル保持部に嵌合した状態において、前記コイル部の中心軸線方向両側には、前記フレーム部材の、前記切り欠いた部分の内側端面が位置していることを特徴とする。
【0011】
本願請求項4記載の記録装置は、被記録材に記録を行う記録部へ被記録材を一定ピッチで搬送する、回動駆動される搬送駆動ローラと、該搬送駆動ローラに圧接して従動回動する搬送従動ローラと、該搬送従動ローラを軸支する、回動可能に設けられる搬送従動ローラホルダと、被記録材の幅方向に長い板状体からなる、前記搬送従動ローラホルダを設けるフレーム部材と、一端が前記搬送従動ローラホルダを上方から付勢し、他端が前記フレーム部材に設けられたばね掛止部に掛止することにより、前記搬送従動ローラホルダを、前記搬送従動ローラが前記搬送駆動ローラに圧接する方向に回動付勢するねじりコイルばねと、を備えた記録装置であって、前記ねじりコイルばねが、請求項1から3のいずれか1項に記載のばね取付装置によって取り付けられていることを特徴とする。
【0012】
本願請求項4記載の発明によれば、被記録材に記録を行う記録装置において、前記搬送従動ローラホルダを付勢する前記ねじりコイルばねが、請求項1から3のいずれか1項に記載のばね取付装置によって取り付けられているので、前述した本願請求項1から3のいずれか1項に記載の発明と同様な作用効果を得ることが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施形態について説明する。
<インクジェットプリンタの装置本体の構成>
以下、図1乃至図4を参照しつつ、本発明の一実施形態に係る、「記録装置」としてのインクジェットプリンタの装置本体の構成について説明する。ここで、図1は当該インクジェットプリンタ(以下「プリンタ」と略称する)100の装置本体の外観斜視図であり、図2は同分解斜視図、図3は同側断面図、図4は同正面図である。
【0014】
図1及び図2において、プリンタ100は装置本体が複数のユニットに分割され、且つ、当該複数のユニットが合体することによって装置本体が構成される。図中、符号1は被記録材としての用紙P(図3参照)或いはロール紙(図示せず)を給送可能な給紙装置としての給紙ユニットを、符号20はインクジェット記録ヘッド24(図3参照)を有するキャリッジ22を備えるキャリッジユニットを、符号60は被記録材を搬送する搬送ユニットを、符号80はインクジェット記録ヘッド24のメンテナンスを行うインクシステムユニットを示していて、プリンタ100の装置本体は図2に示す様にこれら4つのユニットに分割され、且つ、これら4つのユニットが図1に示す様に合体することによって構成される。尚、本実施形態においては、キャリッジユニット20及びインクシステムユニット80が、それぞれ搬送ユニット60の上側及び右側(図4において右側)に連結し、給紙ユニット1が、キャリッジユニット20の背面側に連結することによって4つのユニットが合体する様構成されている。
【0015】
次に、図3を参照しつつ、プリンタ100の用紙搬送経路について説明する。尚、以下では、図3の左側(プリンタ100の後方側)を「上流側」と言い、図3の右側(プリンタ100の前方側)を下流側と言うこととする。プリンタ100は上流にホッパ6を備え、該ホッパ6上に単票紙としての用紙Pを傾斜姿勢で堆積・収納する。ホッパ6は上部に位置する回動支点(図示せず)を中心に図3の時計方向及び反時計方向に回動可能に設けられ、回動することにより、下部が給紙ローラ3に対して圧接及び離間動作する様になっている。また、ホッパ6は用紙Pの幅方向にスライド可能な可動ガイド4を備え(図1参照)、固定ガイド5(図1参照)と共に、堆積された用紙Pの側端をガイドする。そして、堆積された用紙Pの最上位のものは、ホッパ6が給紙ローラ3に対して圧接動作を行い、当該圧接状態において給紙ローラ3が回動することによって下流側に繰り出される。給紙ローラ3は側面視略D形の形状をなし、回動軸3aが回動駆動されることによって回動する。当該給紙ローラ3は、印刷動作時にはその平坦部が用紙Pに対向する状態に制御され(図3の状態)、これによって用紙Pの搬送負荷の発生を防止する様になっている。
【0016】
次に、給紙ローラ3から下流の下側には板状体としての紙案内67が略水平に設けられ、給紙ローラ3によって繰り出された用紙Pの先端が該紙案内67に斜めに当接し、滑らかに下流側に案内される。紙案内67から下流には回動駆動される搬送駆動ローラ62と、該搬送駆動ローラ62に圧接する搬送従動ローラ63とが設けられ、用紙Pは、当該搬送駆動ローラ62と搬送従動ローラ63とにニップされて、一定ピッチで下流側に搬送される。
【0017】
搬送従動ローラ63は搬送従動ローラホルダ64の下流側において軸支されていて、当該搬送従動ローラホルダ64は、回動軸64aを中心に図3の時計方向及び反時計方向に回動可能に設けられ、且つ、後述するばね取付装置によって取り付けられたねじりコイルばね70(図7参照)により、搬送従動ローラ63が常に搬送駆動ローラ62に圧接する方向(図3の時計方向)に回動付勢されている。尚、搬送駆動ローラ62は主走査方向に長い回動軸からなり、従って本実施形態においては搬送駆動ローラ62と、該搬送駆動ローラ62の回動軸とは同じものとなっている。また、本実施形態においては、搬送従動ローラホルダ64は搬送駆動ローラ62の軸方向に沿って4つ配設され、1つの搬送従動ローラホルダ64には、2つの搬送従動ローラ63が軸支されている。
【0018】
次に、最も一桁側(図2の右手前側)に位置する搬送従動ローラホルダ64近傍には、用紙Pの通過を検出する、センサ本体部36bと検出子36aとからなる用紙検出器36が配設されている。検出子36aは側面視略「く」の字の形状をなし、その中央付近の回動軸36cを中心に図2の時計方向及び反時計方向に回動可能に設けられている。検出子36aの上方に位置するセンサ本体部36bは発光部(図示せず)及び該発光部からの光を受ける受光部(図示せず)を備え、検出子36aの回動軸36cから上側が、その回動動作により、前記発光部から前記受光部に向かう光の遮断及び通過を行う様になっている。従って、図3に示す様に用紙Pの通過に伴って検出子36aが上方に押し上げられるように回動すると、検出子36aの上側がセンサ本体部36bから外れ、これによって前記受光部が受光状態となって、用紙Pの通過を検出する様になっている。
【0019】
続いて、搬送駆動ローラ62の下流には、プラテン66及びインクジェット記録ヘッド24が上下に対向する様に配設されている。プラテン66は主走査方向に長く(図2参照)、本実施形態においては金属材料によって形成され、これによって樹脂材料によって形成する場合と比して静電気の発生を防止可能となり、以て高速紙送り時においても円滑に用紙Pが通過可能となっている。
【0020】
そして、搬送駆動ローラ62の回動によってインクジェット記録ヘッド24の下へ搬送される用紙Pは、プラテン66によって下から支持される。インクジェット記録ヘッド24はインク・カートリッジ23を搭載するキャリッジ22の底部に設けられ、該キャリッジ22は、主走査方向に延びるキャリッジガイド軸25にガイドされながら主走査方向に往復動する。尚、本実施形態においてインク・カートリッジ23は図4に示す様に4つのカートリッジ、即ち、4色のインク(ブラック、イエロー、シアン、マゼンダ)がそれぞれ別個独立に充填された4つのカートリッジからなり、それぞれが別個独立に交換可能となっている。
【0021】
次に、インクジェット記録ヘッド24から下流はプリンタ100の排紙部となっていて、排紙駆動ローラ65と、排紙従動ローラ31と、排紙補助ローラ32とが配設されている。排紙駆動ローラ65は回動駆動される排紙駆動ローラ軸65aの軸方向に渡って複数個取り付けられ(図4参照)、排紙従動ローラホルダ31aに軸支される排紙従動ローラ31は、排紙駆動ローラ65に軽く圧接することによって従動回動する様に設けられている。従ってインクジェット記録ヘッド24によって印刷の行われた用紙Pは、排紙駆動ローラ65と排紙従動ローラ31とによってニップされた状態で排紙駆動ローラ65が回動することにより、排紙方向(図3の矢印方向)に排出される。尚、排紙補助ローラホルダ32aに軸支される排紙補助ローラ32は、排紙従動ローラ31のやや上流側に設けられ、用紙Pをやや下方に押しつける様にして用紙Pのプラテン66からの浮き上がりを防止し、以て用紙Pとインクジェット記録ヘッド24との距離を規制している。
【0022】
ここで、以上説明したホッパ6,可動ガイド4,固定ガイド5,給紙ローラ3は、図1及び図2に示す前述の給紙ユニット1に設けられている。給紙ユニット1は、図2に示す様にホッパ6を挟んで左右に立設配置される、略柱形状をなす取付部右2aと取付部左2bとを備えた給紙ユニットフレーム2によってその基体が構成され、前記ホッパ6,給紙ローラ3の回動軸3a等が、当該給紙ユニットフレーム2に設けられている。そして、給紙ユニット1は、取付部2a及び取付部2bの上部においてキャリッジユニット20の背面側に連結される。
【0023】
次に、前記紙案内67,搬送駆動ローラ62,搬送従動ローラホルダ64,排紙駆動ローラ軸65aは、図1及び図2に示す搬送ユニット60に設けられている。搬送ユニット60は図2に示す様に平面視略コの字形の形状をなす搬送ユニットフレーム61によって基体が構成され、後方にプリンタ100の電源供給部である電源ユニット68を備え、前方において排紙駆動ローラ軸65aを、本体中程において搬送駆動ローラ62を軸支し、また、前方上部にプラテン66を、中程上部に搬送従動ローラホルダ64を備えている。また、搬送ユニット60は左側下部に、給紙ローラ3と、搬送駆動ローラ62と、排紙駆動ローラ65と、後述するポンプ装置82と、ブレードユニット84とのこれらの共通の駆動源となる駆動モータ69(図4参照)を備えている。駆動モータ69から、給紙ローラ3、搬送駆動ローラ64、及び排紙駆動ローラ65への動力伝達は、搬送ユニット60の左側面に設けられる、後述する動力伝達装置50によって行われ、搬送ユニット60の右側面に設けられるポンプ装置82及びブレードユニット84への動力伝達は、排紙駆動ローラ軸65aを介して、該排紙駆動ローラ軸65aの右側端に設けられる図示しない動力伝達装置(歯車装置)によって行われる様になっている。
【0024】
搬送ユニット60の右側部に連結される、インクジェット記録ヘッド24のメンテナンス手段としてのインクシステムユニット80は、図2に示す様に搬送ユニットフレーム61の右側面に連結される、ユニットの基体となるフレーム81を備え、該フレーム81に、キャップ装置83,ポンプ装置82,ブレードユニット84を備えている。キャップ装置83はキャリッジ22がホームポジション(図4のa領域内)に移動した際にインクジェット記録ヘッド24をキャップしてノズル面(図示せず)を保護し、ポンプ装置82は当該キャップ状態のキャップ装置83に負圧を供給し、インクジェット記録ヘッド24のノズル開口からのインク吸引を行う。また、ブレードユニット84はキャリッジ22の往復動領域を横切る位置と往復動領域から退避する位置とを移動可能となっていて、キャリッジ22の往復動領域を横切る位置に移動し、そしてキャリッジ22が印字領域(図4のa領域)からホームポジション(図4のa領域内)に移動することにより、或いは、その逆方向に移動することにより、インクジェット記録ヘッド24のノズル面(図示せず)を払拭することによりクリーニングを行う。
【0025】
そして、前記キャリッジガイド軸25及び用紙検出器36は、キャリッジユニット20に設けられている。キャリッジユニット20は、図2に示す様に主フレーム21aと、該主フレーム21aの両サイドに立設されるサイドフレーム右21b及びサイドフレーム左21cとによって基体が構成され、後方において前記キャリッジガイド軸25を軸支している。
【0026】
また、図4に示す様にキャリッジユニット20はユニット左側背面にキャリッジモータ27を備え、該キャリッジモータ27には駆動プーリ28が取り付けられている。そして、ユニット右側には従動プーリ29を備え、駆動プーリ28と従動プーリ29との間にはキャリッジベルト26が掛架されていて、該キャリッジベルト26の一部が、キャリッジ22に固定されている。従ってキャリッジ22は、キャリッジモータ27の回動によって主走査方向(図4の左右方向)に往復動する。
【0027】
尚、図2において排紙フレーム30はキャリッジユニット20側に取り付けられているが、排紙フレーム30はキャリッジユニット20側に取り付けることも、搬送ユニット60側に取り付けることも可能となっていて、いずれの側に属することも可能となっている。
以上がプリンタ100の装置本体の構成であり、前記4つのユニットが合体し、且つ、連結されることによってプリンタ100が可動となる。
【0028】
<ばね取付装置の構成>
次に、図5乃至図9を参照しつつ、前述した搬送従動ローラホルダ64を付勢するねじりコイルばね70の取付装置について詳説する。ここで、図5乃至図8は搬送ユニット60の部分拡大斜視図であり、図5及び図7は図2におけるx矢視図、図6及び図8は図2におけるy矢視図であって、ねじりコイルばね70の取付手順を示すものである。また、図9(A),(B)は、搬送ユニットフレーム61の側断面図(部分拡大図)である。ここで、本実施形態におけるプリンタ100は、前述の様に搬送駆動ローラ62の軸方向に搬送従動ローラホルダ64を4つ備えているが、以下では、最も80桁側(図4において左側)に設けられる搬送従動ローラホルダ64を付勢するねじりコイルばね70を例として説明する。尚、最も80桁側に設けられる当該搬送従動ローラホルダ64は、図5に示す様に、用紙Pの側端部を下流側に案内する紙案内部71が併設されている。紙案内部71は、側面視において、搬送従動ローラホルダ64の下流側部分と略同一形状をなしている(図3参照)。
【0029】
先ず、図5に示す様に、垂直面に平行に立設された搬送ユニットフレーム61において、搬送従動ローラホルダ64が取り付けられる部分は、符号61aで示す様に下流側(図9において右側)に向かって折り曲げられ、該折り曲げ部61aによって搬送従動ローラホルダ64が軸支され、且つ、ねじりコイルばね70のコイル部70aが保持される様になっている。
【0030】
より詳しくは、ねじりコイルばね70は図9に示す様にコイル部70aと、該コイル部70aから上方に延びる、側面視略「く」の字形の形状のフレーム掛止端70bと、該フレーム掛止端60bよりもやや緩やかに側面視略「く」の字形を形成するホルダ係合端70cとからなり、フレーム掛止端70bによって搬送ユニットフレーム61に形成された「ばね掛止部」としての鉤状フック部72(図6参照)に掛止し、ホルダ係合端70cによって搬送従動ローラホルダ64の下流側端部(図9において右側端部)上面と係合し、これによって搬送従動ローラホルダ64を、搬送従動ローラ63が搬送駆動ローラ62に圧接する方向に回動付勢する(図9における時計方向)。
【0031】
一方、折り曲げ部61aには、図9で示す様に上に凸となる様な、側面視において半円形状をなすコイル保持部61bが形成されていて、該コイル保持部61bに、図9(B)で示す様にねじりコイルばね70のコイル部70aが下方から嵌合し、これによってねじりコイルばね70が保持される様になっている。また、鉤状フック部72とコイル保持部61bとの間は図5及び図6に示す様にスリット61dが形成されていて、該スリット61dにより、コイル部70aがコイル保持部61bによって保持された状態で、フレーム掛止端70bを、鉤状フック部72へ掛止させることが可能となっている。加えて、折り曲げ部61aには凹部61c,61cが形成されていて、該凹部61c,61cにより、搬送従動ローラホルダ64に形成された回動軸64a,64aが軸支される様になっている。
【0032】
以下、図5乃至図8及び図9を参照しつつ、ねじりコイルばね70の取付手順について説明する。先ず、図5,図6,図9(A)に示す様に、搬送従動ローラホルダ64を折り曲げ部61aに取り付けた後に、搬送ユニットフレーム61の後方側(下流側:図9において左側)から前方側に向けてねじりコイルばね70を搬送従動ローラホルダ64と折り曲げ部61aとの間に差し込み、ホルダ係合端70cによって搬送従動ローラホルダ64の下流側端部(図9において右側端部)を上方から付勢しつつ、コイル部70aをコイル保持部61bに下方から嵌合させる。次に、ねじりコイルばね70のフレーム掛止端70bを鉤状フック部72に掛止させ、これによってねじりコイルばね70を取り付ける。当該ねじりコイルばね70を取り付けた状態が、図7,図8,図9(B)の状態となる。
【0033】
即ち、搬送従動ローラホルダ64を付勢するねじりコイルばね70は、コイル部70aの上部が嵌合する凹形状をなすコイル保持部61bに下方から嵌合することにより、搬送ユニットフレーム61に取り付けられる。従って、ねじりコイルばね70の取付作業は、搬送ユニットフレーム61の後方側からねじりコイルばね70を差し込んで、鉤状フック部72に掛止させるのみで足り、コイル部70aに回動軸を挿通させる等の作業が不要であり、以てねじりコイルばね70を、極めて簡易に且つ迅速に取り付けることが可能となっている。
【0034】
尚、本実施形態においては、コイル部70aを保持するコイル保持部61bが、フレーム部材61と一体的に設けられているので、従ってコイル保持部61bを別部材で設ける必要が無く、低コストにコイル保持部61bが配設可能となっている。また、本実施形態においては、ねじりコイルばね70を搬送ユニットフレーム61の後方側から差し込む様になっているが、搬送ユニットフレーム61の前方側から差し込むような構成としても良い。更に、コイル部70aを保持するコイル保持部61bは、本実施形態においては側面視において半円形状をなしているが、当該形状に限られず、コイル部70aが容易に外れない様に保持するものであれば、どの様な形状であっても構わない。尚この場合において、本実施形態の様にねじりコイルばね70のばね力を利用して、コイル部70aをコイル保持部61bに下方から押圧させた状態とする他に、例えばスナップフィット等の嵌合手段を用いて、コイル部70aがコイル保持部61bから下方へ落下しない様に嵌合させても良い。
【0035】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明によれば、搬送従動ローラホルダを付勢するねじりコイルばねは、コイル部の上部が嵌合する凹形状をなす、当該コイル部を保持するコイル保持部に下方から嵌合することによってフレーム部材に取り付けられる。従って、ねじりコイルばねを取り付ける際に、回動軸をねじりコイルばねのコイル部に挿通させる必要が無く、これによって搬送従動ローラホルダを付勢するねじりコイルばねを、より簡易に且つ迅速に取り付けることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインクジェットプリンタの装置本体の外観斜視図である。
【図2】本発明に係るインクジェットプリンタの装置本体の分解斜視図である。
【図3】本発明に係るインクジェットプリンタの側断面図である。
【図4】本発明に係るインクジェットプリンタの装置本体の正面図である。
【図5】本発明に係るインクジェットプリンタを構成する搬送ユニットの部分拡大斜視図(図2におけるx矢視図)である。
【図6】本発明に係るインクジェットプリンタを構成する搬送ユニットの部分拡大斜視図(図2におけるy矢視図)である。
【図7】本発明に係るインクジェットプリンタを構成する搬送ユニットの部分拡大斜視図(図2におけるx矢視図)である。
【図8】本発明に係るインクジェットプリンタを構成する搬送ユニットの部分拡大斜視図(図2におけるy矢視図)である。
【図9】本発明に係るインクジェットプリンタを構成する搬送ユニットフレームの側断面図(部分拡大図)である。
【図10】従来技術に係るばね取付装置を示す、搬送従動ローラホルダの斜視図である。
【符号の説明】
1 給紙ユニット
20 キャリッジユニット
22 キャリッジ
24 インクジェット記録ヘッド
60 搬送ユニット
61 搬送ユニットフレーム
62 搬送駆動ローラ
63 搬送従動ローラ
64 搬送従動ローラホルダ
70 ねじりコイルばね
72 鉤状フック部
100 インクジェットプリンタ
P 印刷用紙

Claims (4)

  1. 被記録材に記録を行う記録部へ被記録材を一定ピッチで搬送する、回動駆動される搬送駆動ローラと、
    該搬送駆動ローラに圧接して従動回動する搬送従動ローラと、
    該搬送従動ローラを軸支する、回動可能に設けられる搬送従動ローラホルダと、
    被記録材の幅方向に長い板状体からなる、前記搬送従動ローラホルダを設けるフレーム部材と、
    一端が前記搬送従動ローラホルダを上方から付勢し、他端が前記フレーム部材に設けられたばね掛止部に掛止することにより、前記搬送従動ローラホルダを、前記搬送従動ローラが前記搬送駆動ローラに圧接する方向に回動付勢するねじりコイルばねと、を備えた記録装置において、前記ねじりコイルばねを前記フレーム部材に取り付けるばね取付装置であって、
    前記搬送従動ローラホルダの上方に位置し、前記搬送従動ローラホルダと対向する側に前記ねじりコイルばねのコイル部の上部を受け入れる開口を形成する凹形状をなし、被記録材搬送経路の側面視においては前記コイル部の上部が嵌合する半円形状をなす、前記コイル部を保持するコイル保持部を備え、
    前記搬送従動ローラが軸支された前記搬送従動ローラホルダが前記フレーム部材に設けられた状態において、前記ねじりコイルばねを前記記録装置の前方側又は後方側から前記搬送従動ローラホルダと前記コイル保持部との間に差し込み、当該ねじりコイルばねの一端によって前記搬送従動ローラホルダを上方から付勢しつつ前記コイル部を前記コイル保持部に下方から嵌合させ、当該ねじりコイルばねの他端を前記ばね掛止部に掛止させることによって取り付け可能であり、
    前記コイル部が、前記ねじりコイルばねのばね力によって前記コイル保持部を下方から押圧することにより、その中心軸線方向が前記搬送従動ローラの中心軸線方向に平行な状態で前記コイル保持部に保持される、
    ことを特徴とするばね取付装置。
  2. 請求項1において、垂直面に平行に立設された前記フレーム部材の下部が前記記録装置の前方側に向かって折り曲げられ、
    前記コイル保持部が、当該折り曲げられた部分に形成されることによって前記フレーム部材と一体的に設けられていることを特徴とするばね取付装置。
  3. 請求項2において、前記コイル保持部は、前記フレーム部材の一部を切り欠いて上方に凸となる様に形成されており、
    前記コイル部の上部が前記コイル保持部に嵌合した状態において、前記コイル部の中心軸線方向両側には、前記フレーム部材の、前記切り欠いた部分の内側端面が位置している、
    ことを特徴とするばね取付装置。
  4. 被記録材に記録を行う記録部へ被記録材を一定ピッチで搬送する、回動駆動される搬送駆動ローラと、
    該搬送駆動ローラに圧接して従動回動する搬送従動ローラと、
    該搬送従動ローラを軸支する、回動可能に設けられる搬送従動ローラホルダと、被記録材の幅方向に長い板状体からなる、前記搬送従動ローラホルダを設けるフレーム部材と、
    一端が前記搬送従動ローラホルダを上方から付勢し、他端が前記フレーム部材に設けられたばね掛止部に掛止することにより、前記搬送従動ローラホルダを、前記搬送従動ローラが前記搬送駆動ローラに圧接する方向に回動付勢するねじりコイルばねと、を備えた記録装置であって、
    前記ねじりコイルばねが、請求項1から3のいずれか1項に記載のばね取付装置によって取り付けられていることを特徴とする記録装置。
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